JP2005240880A - 電食防止用シムの組付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電食防止用シムを、取付ボス部の形状に拘わらず、取付ボス部に良好に取り付けることができ、組み付け性の向上を図るとともに、組み付けの自動化も容易に行うことができ、製造コストを低減を図る。
【解決手段】 車体取付部3の取付ボス部3cのディスク回入側及びディスク回出側に、シム取付腕3a,3aを突設する。電食防止用シム7は、取付ボス部3cの一側面を覆う基部7aと、該基部7aからシム取付腕3aの反脚部側を回り込んで他側面へ延びる略U字状の弾性片7b,7bとを有し、各弾性片7bの先端には、電食防止用シム7を取付ボス部3cに組み付けたときに、シム取付腕3aに係合する係合部7cと、係合部7cの先端部で反シム取付腕側へ屈曲したガイド片7dとを設備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 車体取付部3の取付ボス部3cのディスク回入側及びディスク回出側に、シム取付腕3a,3aを突設する。電食防止用シム7は、取付ボス部3cの一側面を覆う基部7aと、該基部7aからシム取付腕3aの反脚部側を回り込んで他側面へ延びる略U字状の弾性片7b,7bとを有し、各弾性片7bの先端には、電食防止用シム7を取付ボス部3cに組み付けたときに、シム取付腕3aに係合する係合部7cと、係合部7cの先端部で反シム取付腕側へ屈曲したガイド片7dとを設備えている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車体側に突設した脚部の先端と、車両用制動装置側に突設した脚部の先端とにそれぞれ形成される取付ボス部同士をボルト止めする際に、いずれか一方の取付ボス部の一側面に組み付けられ、該一方の取付ボス部と他方の取付ボス部との間に介在させる電食防止用シムの組付構造に関する。
従来、車両用部品の一つであるディスクブレーキに突設した取付ボス部の一側面に組み付けられ、該取付ボス部をボルト止めする支持部材の取付ボス部との間に介在させる電食防止用シムは、ディスクブレーキの取付ボス部のボルト孔に遊嵌される爪片と、該取付ボス部の外側縁部に沿って、反取付面側に回り込むアームとを備え、これら爪片とアームとを取付ボス部に係合させて組み付けるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、ディスクブレーキの取付ボス部のディスク半径方向内側に凹部を形成し、取付ボス部一側面のボルト孔よりディスク半径方向外側に段部を形成するとともに、電食防止用シムには、前記凹部に先端が係合する弾性腕と、前記段部に係合する爪片とを形成し、電食防止用シムを前記弾性腕と爪片とで、前記取付ボス部に抱きつかせて組み付けるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照。)。
登録実用新案第3046179号公報
特開2002−295539号公報
しかし、上述の特許文献1のものでは、ディスクブレーキに突設した取付ボス部が、ディスクブレーキから突出する脚部と該脚部の先端に設けられる雌ねじ孔を備えた短円筒状の取付部とで形成されるものであると、両アームを取付ボス部に係合させ難く、電食防止用シムの組み付け性が悪くなっていた。また、特許文献2のものでは、爪片が段部から外れ易く、さらに、凹部や段部を寸法精度良く形成しないと、電食防止用シムを良好に組み付けることができなかった。また、これらの電食防止用シムは、組み付け方が複雑で、ワンタッチで組み付けることができず、組み付けの自動化を図ることができなかった。
そこで本発明は、電食防止用シムを、取付ボス部の形状に拘わらず、取付ボス部に良好に取り付けることができ、組み付け性の向上を図るとともに、組み付けの自動化も容易に行うことができ、製造コストを低減できる電食防止用シムの組付構造を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、第1発明は、異なる金属で形成された2種類の車両用部品に突設した脚部の先端にそれぞれ形成される取付ボス部のいずれか一方の一側面に組み付けられ、該一方の取付ボス部と、該一方の取付ボス部をボルト止めする他方の取付ボス部との間に介在させる電食防止用シムの組付構造において、前記一方の取付ボス部の外面にシム取付腕を突設するとともに、前記電食防止用シムには、前記一方の取付ボス部の一側面を覆う基部と、該基部から前記シム取付腕の反脚部側を回り込んで他側面へ延びる略U字状の弾性片とを有し、該弾性片の先端には、前記電食防止用シムを前記一方の取付ボス部に組み付けたときに、前記シム取付腕に係合する係合部と、該係合部の先端部で反シム取付腕側へ屈曲したガイド片とを設けたことを特徴としている。
第2発明は、前記2種類の車両用部品の一方がディスクブレーキ、他方が該ディスクブレーキを支持する支持部材であることを特徴としている。
第3発明は、前記シム取付腕は、前記一方の取付ボス部の外面に対向して突設されるとともに、前記電食防止用シムは、前記基部の外面対向位置に前記係合部とガイド片とを有する弾性片を備え、前記電食防止用シムと前記一方の取付ボス部の寸法は、該一方の取付ボス部に形成されるボルト孔の中心と、前記電食防止用シムに形成される取付ボルト挿通用の大径ボルト孔の中心とを合わせて、前記電食防止用シムを前記一方の取付ボス部に組み付けた状態で、前記ボルト孔の径と前記大径ボルト孔の径との差をL1,前記シム取付腕の基端から該基端と対向する前記弾性片の側端までの寸法をL2,前記シム取付腕の反脚部側面から、該反脚部側面と対向する前記弾性片までの寸法をL3,前記シム取付腕の脚部側面から前記係合部までの寸法をL4としたときに、L1>L2,L1>L3,L1>L4となるように設定したことを特徴としている。
第4発明は、前記シム取付腕は、前記一方の取付ボス部の外面1箇所に突設されるとともに、前記電食防止用シムは、前記基部の外面一箇所に前記係合部とガイド片とを有する弾性片を備え、前記基部の前記弾性片と対向する位置に、前記一方の取付ボス部側に突出する位置決め片を形成し、前記基部の挿入側先端に、前記一方の取付ボス部の脚部側に設けた段部に係合する係合部と、該係合部の先端部で前記他方の取付ボス部側へ屈曲したガイド片とを形成し、前記電食防止用シムと前記一方の取付ボス部の寸法は、該一方の取付ボス部に形成されるボルト孔の中心と前記電食防止用シムに形成される取付ボルト挿通用の大径ボルト孔の中心とを合わせて、前記電食防止用シムを前記一方の取付ボス部に組み付けた状態で、前記ボルト孔の径と前記大径ボルト孔の径との差をL11,前記シム取付腕の基端から該基端と対向する前記弾性片の側端までの寸法をL12,前記位置決め片から該位置決め片に対向する前記一方の取付ボス部側面までの寸法をL13,前記基部の挿入側先端の係合部から該係合部と係合する前記段部までの寸法をL14としたときに、L11>L12,L11>L13,L11>L14となるように設定したことを特徴としている。
上述の各発明のように形成することにより、電食防止用シムを一方の取付ボス部の反脚部側から挿入すれば、前記係合部がガイド片に案内されながらシム取付腕や前記一方の取付ボス部に係合し、弾性片が前記シム取付腕を包持するので、簡単に電食防止用シムを一方の取付ボス部に組み付けることができ、また、組み付けの自動化も容易に図ることができる。
第2発明では、ディスクブレーキと該ディスクブレーキを支持する支持部材の取付ボス部との間に介装される電食防止用シムの組み付けが容易になるとともに、組み付けの自動化も図れるようになり、ディスクブレーキの組み付けコストの低減を図ることができる。
第3発明では、シム取付腕と電食防止用シムの弾性片とを2箇所に設け、それぞれの弾性片と係合部とを、それぞれのシム取付腕に係合させるようにしているので、電食防止用シムを一方の取付ボス部に確実に組み付けられる。さらに、前記寸法をL1>L2,L1>L3,L1>L4となるように設定することにより、電食防止用シムが一方の取付ボス部に設定位置より多少ずれて組み付けられるようなことがあっても、電食防止用シムの基部が、一方の取付ボス部のボルト孔に掛かる虞がない。
第4発明では、電食防止用シムは、1つの弾性片と2つの係合部とで一方の取付ボス部に組み付けられ、位置決め片で組み付け位置が保持させるようにしているので、電食防止用シムを一方の取付ボス部に確実に取り付けることができる。また、前記寸法をL11>L12,L11>L13,L11>L14となるように設定することにより、電食防止用シムが一方の取付ボス部に設定位置より多少ずれて組み付けられるようなことがあっても、電食防止用シムの基部が、一方の取付ボス部のボルト孔に掛かる虞がない。
以下、本発明の各形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1乃至図6は、本発明の第1形態例を示すもので、図1は電食防止用シムの取付状態を示す分解斜視図、図2はディスクブレーキの取付状態を示す正面図、図3は図2のIII−III断面図、図4は電食防止用シムの取付状態を示す正面図、図5は同じく底面図、図6は同じく側面図である。
ディスクブレーキ1は、キャリパボディ2に突設した車体取付部3,3を、車体に固設される支持部材4のキャリパ取付部5,5に取付ボルト6,6でボルト止めすることにより車体に取り付けられ、各車体取付部3とキャリパ取付部5との間には電食防止用シム7を介在させている。
キャリパボディ2は、キャリパ半体2a,2bのシリンダ孔8,8に、ピストン9,9を対向して設けたピストン対向型で、キャリパボディ2は、キャリパ半体2a,2bの両側部を、それぞれ2本の連結ボルト10,10で連結して構成され、一方のキャリパ半体2aには、一対の車体取付部3,3が突設されている。キャリパ半体2a,2bの間には、一対の摩擦パッド11,11がディスクロータ12を挟んで対向配置され、これら摩擦パッド11,11はハンガーピン13に吊持されている。
車体取付部3は、キャリパ半体2aのディスク内周側端面から、ディスク内周側に突出する二股状の脚部3bと、該脚部3b先端に形成される短円筒状の取付ボス部3c(本発明の一方の取付ボス部)と、該取付ボス部3cのディスク回入側及びディスク回出側から突出する角柱状のシム取付腕3a,3aとを備えている。前記取付ボス部3cの中央には、取付ボルト6の雄ねじ部6aを螺着する雌ねじ孔14(本発明のボルト孔)が形成されている。
キャリパ取付部5は、ディスク外周側に向けて突設される脚部5aと、該脚部5aの先端に設けられる取付ボス部5b(本発明の他方の取付ボス部)とを備えている。取付ボス部5bには、取付ボルト6を挿通させるボルト挿通孔15が穿設されている。
電食防止用シム7は、予め車体取付部3の取付ボス部3c一側面に組み付けられるもので、金属の板材で形成される。この電食防止用シム7は、取付ボス部3cの取付面となる一側面に装着される基部7aと、該基部7aのディスク回入側及びディスク回出側に形成される一対の弾性片7b,7bと、該弾性片7b,7bの先端に形成される係合部7c,7cと、該係合部7c,7cの先端に形成されるガイド片7d,7dとで構成されている。
基部7aは、中央に、前記雌ねじ孔14より大径の大径ボルト孔16が設けられている。弾性片7b,7bは、基部7aを取り付ける車体取付部3の一側面からディスク回入側及びディスク回出側に突出し、シム取付腕3aの一側面3dに沿ってディスク内周側に延びる第1片7eと、該第1片7eの端部からシム取付腕3aの反脚部側面3eを回り込んで延びる第2片7fと、該第2片7fの端部からシム取付腕3aの他側面3fの上端部まで延びる第3片7gとを有する略U字状に形成される。第3片7gの先端部は基部7a側へ屈曲され、この屈曲された部分が前記係合部7c,7cとなり、さらに、該係合部7c,7cの先端は、反基部7a側へ折り返され、この折り返された部分が前記ガイド片7d,7dとなる。
電食防止用シム7と車体取付部3の寸法は、図4乃至図6に示すように、雌ねじ孔14の中心と大径ボルト孔16の中心とを中心軸C1に合わせた状態で、雌ねじ孔14の径と大径ボルト孔16の径との差(半径差)をL1,シム取付腕3aの基端から該基端と対向する第2片7fの側端部までの寸法をL2,シム取付腕3aの反脚部側面3eから弾性片7bの第2片7fまでの寸法をL3,シム取付腕3aの脚部側面3gから係合部7cまでの寸法をL4とした際に、L1>L2、L1>L3,L1>L4となるように設定しておく。
車体取付部3は、上述のように形成された電食防止用シム7を取付ボス部3cに予め組み付けた状態で、キャリパ取付部5の取付ボス部5bの一側面に重ねられ、取付ボス部5bの他側面からワッシャー17を介して、ボルト挿通孔15に取付ボルト6を差し込み、車体取付部3の雌ねじ孔14に取付ボルト6の雄ねじ6aをねじ込むことによって、車体取付部3とキャリパ取付部5とが取付面に電食防止用シム7を介在させた状態で連結される。
車体取付部3と電食防止用シム7とを上述のように形成することにより、電食防止用シム7を車体取付部3の反脚部側から挿入すれば、係合部7c,7cが、ガイド片7d,7dに案内されながら、シム取付腕3a,3aの脚部側面3g,3gに係合し、両弾性片7b,7bがシム取付腕3a,3aを包持するので、電食防止用シム7を車体取付部3に簡単に組み付けることができる。また、上述のように電食防止用シム7と車体取付部3の寸法が、L1>L2となっていることにより、電食防止用シム7がディスク回入回出方向にずれて組み付けられることがあっても、基部7aが雌ねじ孔14に掛かることはなく、L1>L3,L1>L4となっていることにより、電食防止用シム7がディスク半径方向にずれて組み付けられることがあっても、基部7aが雌ねじ孔14に掛かることがない。これらのことから、電食防止用シム7の組付けを自動化することも可能となり、製造コストの低減を図ることができる。
図7乃至図10は本発明の第2形態例を示すもので、図7は電食防止用シムの取付状態を示す分解斜視図、図8は電食防止用シムの取付状態を示す正面図、図9は同じく底面図、図10は図8のX−X断面図である。なお、第1形態例と同一箇所には同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
本形態例の車体取付部3には、ディスク回入側及びディスク回出側のいずれか一方、例えばディスク回出側にシム取付腕3aを備えた構造となっており、取付ボス部3cのディスク外周側には段部3hが形成されている。
電食防止用シム20は、中央に大径ボルト孔21を備えた基部20aのディスク回出側に、第1形態例と同様の第1片20b,第2片20c,第3片20dを備えた弾性片20eと、第3片20dの先端に形成される第1係合部20fと、該第1係合部20fの先端に形成されるガイド片20gとが設けられている。また、基部20aのディスク回入側には、前記取付ボス部3cのディスク回入側方向に突出する位置決め片20hが形成される。基部20aのディスク外周側には、車体取付部3側に屈曲して、前記段部3hに係合する第2係合部20iが形成されるとともに、該第2係合部20iの先端を反車体取付部3側に屈曲させてガイド片20jが形成されている。
この電食防止用シム20と車体取付部3の寸法は、図8乃至図10に示すように、雌ねじ孔14の中心と大径ボルト孔21の中心とを中心軸C2に合わせた状態で、雌ねじ孔14の径と大径ボルト孔21の径との差(半径差)をL11,シム取付腕3aの基端から該基端と対向する第2片20cの側端までの寸法をL12,位置決め片20hから該位置決め片20hに対向する取付ボス部3c側面までの寸法をL13とし、第2係合部20iから段部3hまでの寸法をL14とした際に、L11>L12,L11>L13,L11>L14となるように設定しておく。
車体取付部3と電食防止用シム20とを上述のように形成することにより、電食防止用シム20を車体取付部3の反脚部側から挿入すれば、第1係合部20fが、ガイド片20gに案内されながらシム取付腕3aの脚部側面3gに、第2係合部20iがガイド片20jに案内されながら段部3hに係合し、弾性片20eがシム取付腕3aを包持するとともに位置決め片20hが車体取付部3のディスク回入側面に当接するので、電食防止用シム20を車体取付部3に簡単に組み付けることができる。また、この電食防止用シム20と車体取付部3の寸法が、L11>L12,L11>L13となっていることから、電食防止用シム20がディスク回入回出方向にずれて組み付けられることがあっても、基部20aが雌ねじ孔14に掛かることはなく、L11>L14となっていることから、電食防止用シム20がディスク半径方向にずれて組み付けられることがあっても、基部20aが雌ねじ孔14に掛かることがない。
図11乃至図14は、本発明の第3形態例を示すもので、図11は電食防止用シムの取付状態を示す分解斜視図、図12は電食防止用シムの取付状態を示す正面図、図13は同じく平面図、図14は同じく側面図で、第1形態例と同一箇所には同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。本形態例では、キャリパ取付部5側の取付ボス部5bを本発明の一方の取付ボス部とし、車体取付部3側の取付ボス部3cを本発明の他方の取付ボス部とし、キャリパ取付部5側の取付ボス部5bのディスク回入側及びディスク回出側に、角柱状のシム取付腕5c,5cを突設している。
電食防止用シム7は、上記第1形態例で用いた電食防止用シム7と同一の構造を有するものを、反転させて使用できる。本形態例では電食防止用シム7は、基部7aを取付ボス部5bの取付面となる一側面に配置し、ガイド片7d,7dを脚部5a側に向けてキャリパ取付部5の反脚部側から挿入すると、係合部7c,7cがガイド片7d,7dに案内されながら、シム取付腕5cの脚部側面5d,5dに係合し、両弾性片7b,7bがシム取付腕5c,5cを包持する。
また、電食防止用シム7とキャリパ取付部5の寸法は、図12乃至図14に示すように、ボルト挿通孔15(本発明のボルト孔)の中心と大径ボルト孔16の中心とを中心軸C3に合わせた状態で、ボルト挿通孔15の径と大径ボルト孔16の径との差をL1’,シム取付腕5cの基端から該基端と対向する第2片7fの側端までの寸法をL2’,シム取付腕5cの反脚部側面5eから弾性片7bの第2片7fまでの寸法をL3’,シム取付腕5cの脚部側面5dから係合部7cまでの寸法をL4’とした際に、L1’>L2’、L1’>L3’,L1’>L4’となるように設定しておく。
このように、電食防止用シム7とキャリパ取付部5の寸法が、L1’>L2’となっていることにより、電食防止用シム7がディスク回入回出方向にずれて組み付けられることがあっても、基部7aがボルト挿通孔15に掛かることはなく、L1’>L3’,L1’>L4’となっていることにより、電食防止用シム7がディスク半径方向にずれて組み付けられることがあっても、基部7aがボルト挿通孔15に掛かることがない。
尚、本発明は上述の形態例に限らず、弾性片の弾性力や係合部の係合力を調整することによって、一方の取付ボス部には1つのシム取付腕を形成するとともに、電食防止用シムには、先端に係合部とガイド片とを備えた1つの弾性片を形成し、これら1つのシム取付腕と1つの弾性片とで電食防止用シムを一方の取付ボス部の一側面に組み付けるようにしたものでもよい。
また、本発明は、上述の形態例のように、対向型のキャリパボディと支持部材の取付ボス部間に介装される電食防止用シムの組み付け構造に限らず、ピンスライド型のキャリパボディ等、他のタイプのキャリパボディと支持部材の取付ボス部間に介装される電食防止用シムの組み付け構造にも適用することができる。
さらに、本発明は、キャリパボディと支持部材の取付ボス部間に介装される電食防止用シムの組み付け構造に限らず、異なる金属で形成された2種類の車両用部品に設けた取付ボス部間に介装される電食防止用シムの取付構造に広く適用できるものである。
1…ディスクブレーキ、2…キャリパボディ、2a,2b…キャリパ半体、3…車体取付部、3a,5c…シム取付腕、3b,5a…脚部、3c,5b…取付ボス部、3d…一側面、3e,5e…反脚部側面、3f…他側面、3g,5d…脚部側面、3h…段部、4…支持部材、5…キャリパ取付部、6…取付ボルト、7,20…電食防止用シム、7a,20a…基部、7b,20e…弾性片、7c…係合部、7d,20g,20j…ガイド片、7e,20b…第1片、7f,20c…第2片、7g,20d…第3片、14…雌ねじ孔、15…ボルト挿通孔、16,21…大径ボルト孔、17…ワッシャー、20f…第1係合部、20h…位置決め片、20i…第2係合部
Claims (4)
- 異なる金属で形成された2種類の車両用部品に突設した脚部の先端にそれぞれ形成される取付ボス部のいずれか一方の一側面に組み付けられ、該一方の取付ボス部と、該一方の取付ボス部をボルト止めする他方の取付ボス部との間に介在させる電食防止用シムの組付構造において、前記一方の取付ボス部の外面にシム取付腕を突設するとともに、前記電食防止用シムには、前記一方の取付ボス部の一側面を覆う基部と、該基部から前記シム取付腕の反脚部側を回り込んで他側面へ延びる略U字状の弾性片とを有し、該弾性片の先端には、前記電食防止用シムを前記一方の取付ボス部に組み付けたときに、前記シム取付腕に係合する係合部と、該係合部の先端部で反シム取付腕側へ屈曲したガイド片とを設けたことを特徴とする電食防止用シムの組付構造。
- 前記2種類の車両用部品の一方がディスクブレーキ、他方が該ディスクブレーキを支持する支持部材であることを特徴とする請求項1記載の電食防止用シムの組付構造。
- 前記シム取付腕は、前記一方の取付ボス部の外面に対向して突設されるとともに、前記電食防止用シムは、前記基部の外面対向位置に前記係合部とガイド片とを有する弾性片を備え、前記電食防止用シムと前記一方の取付ボス部の寸法は、該一方の取付ボス部に形成されるボルト孔の中心と、前記電食防止用シムに形成される取付ボルト挿通用の大径ボルト孔の中心とを合わせて、前記電食防止用シムを前記一方の取付ボス部に組み付けた状態で、前記ボルト孔の径と前記大径ボルト孔の径との差をL1,前記シム取付腕の基端から該基端と対向する前記弾性片の側端までの寸法をL2,前記シム取付腕の反脚部側面から、該反脚部側面と対向する前記弾性片までの寸法をL3,前記シム取付腕の脚部側面から前記係合部までの寸法をL4としたときに、L1>L2,L1>L3,L1>L4となるように設定したことを特徴とする請求項1又は2記載の電食防止用シムの組付構造。
- 前記シム取付腕は、前記一方の取付ボス部の外面1箇所に突設されるとともに、前記電食防止用シムは、前記基部の外面一箇所に前記係合部とガイド片とを有する弾性片を備え、前記基部の前記弾性片と対向する位置に、前記一方の取付ボス部側に突出する位置決め片を形成し、前記基部の挿入側先端に、前記一方の取付ボス部の脚部側に設けた段部に係合する係合部と、該係合部の先端部で前記他方の取付ボス部側へ屈曲したガイド片とを形成し、前記電食防止用シムと前記一方の取付ボス部の寸法は、該一方の取付ボス部に形成されるボルト孔の中心と前記電食防止用シムに形成される取付ボルト挿通用の大径ボルト孔の中心とを合わせて、前記電食防止用シムを前記一方の取付ボス部に組み付けた状態で、前記ボルト孔の径と前記大径ボルト孔の径との差をL11,前記シム取付腕の基端から該基端と対向する前記弾性片の側端までの寸法をL12,前記位置決め片から該位置決め片に対向する前記一方の取付ボス部側面までの寸法をL13,前記基部の挿入側先端の係合部から該係合部と係合する前記段部までの寸法をL14としたときに、L11>L12,L11>L13,L11>L14となるように設定したことを特徴とする請求項1又は2記載の電食防止用シムの組付構造。
Priority Applications (1)
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| JP2004049998A JP2005240880A (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | 電食防止用シムの組付構造 |
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| JP2005240880A true JP2005240880A (ja) | 2005-09-08 |
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ID=35022831
Family Applications (1)
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| JP2004049998A Pending JP2005240880A (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | 電食防止用シムの組付構造 |
Country Status (1)
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2004
- 2004-02-25 JP JP2004049998A patent/JP2005240880A/ja active Pending
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