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JP2005111678A - 被記録材の排出装置、記録装置、液体噴射装置及び被記録材の排出方法 - Google Patents

被記録材の排出装置、記録装置、液体噴射装置及び被記録材の排出方法 Download PDF

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JP2005111678A
JP2005111678A JP2003344956A JP2003344956A JP2005111678A JP 2005111678 A JP2005111678 A JP 2005111678A JP 2003344956 A JP2003344956 A JP 2003344956A JP 2003344956 A JP2003344956 A JP 2003344956A JP 2005111678 A JP2005111678 A JP 2005111678A
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Shigehiro Oki
成弘 隠岐
Yasuo Motohashi
靖夫 本橋
Yoshihiro Kobayashi
欣弘 小林
Naohiro Kamiyama
直浩 上山
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】既存の構造を大きく変更することなく、搬送経路途中に残留した最小記録可能サイズの被記録材を容易に取り出せるようにする。
【解決手段】上記課題を解決するために本発明の被記録材の排出装置1は、最小記録可能サイズの被記録材Sを横向きでセットした場合に生ずる搬送経路途中での被記録材Sの残留を新たな被記録材を利用して同時に排出するようにした。新たな被記録材として縦向きにセットした最小記録可能サイズの被記録材Sを使用した。また本発明の被記録材の排出方法は搬送経路途中での被記録材Sの残留の有無を一次検知手段31と二次検知手段32によって検知し、その検知結果に基づいて残留した被記録材の排出を実行するようにした。また本発明の記録装置100は上記構成の排出装置1を備える構成とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、給送用トレイ上に載置した被記録材を給送用ローラとホッパとによる挟圧送り作用によって、その下流に位置する搬送用ローラに向けて給送する際、給送用ローラと被記録材が圧接する第1ニップ点と、搬送用ローラにおける搬送用駆動ローラと搬送用従動ローラとが圧接する第2ニップ点との距離に対して長辺の長さが長く、短辺の長さが短い最小記録可能サイズの被記録材を使用する場合において、当該最小記録可能サイズの被記録材を横向きにセットすることによって生ずる搬送経路途中での被記録材の残留を回避する被記録材の排出装置、該排出装置を備えた記録装置及び被記録材の排出方法に関する。
更に本発明はインク等の液体をそのヘッドから吐出(噴射)して被記録材(被液体噴射材)に記録を実行する(液体を付着する)インクジェット式記録装置などの液体噴射装置及び該液体噴射装置において設けられる被液体噴射材の排出装置及び被液体噴射材の排出方法に関するものである。
ここで液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録材に記録を行なうプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録材に相当する被液体噴射材に噴射して、前記液体を前記被液体噴射材に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
以下、インクジェット式記録装置あるいは液体噴射装置の一例としてインクジェットプリンタを採り上げて説明する。主に単票紙に記録を実行する目的で使用される卓上設置式のインクジェットプリンタには単票紙を自動給送するための自動給送装置が設けられることが多い。またインクジェットプリンタには、記録情報を被記録材のサイズに応じて適切に記録できるように、給送用トレイ上に載置された被記録材のサイズを的確に特定できるサイズ判定装置が備えられているものが存在する(下記特許文献1参照)。
このうち自動給送装置は給送用トレイ上に載置した被記録材を給送用ローラとホッパとによる挟圧送り作用によって、その下流に位置する搬送用ローラに向けて給送する装置である。そしてホッパによって持ち上げられた被記録材と給送用ローラとが圧接する第1ニップ点と、搬送用ローラにおける搬送用駆動ローラと搬送用従動ローラとが圧接する第2ニップ点との距離が実質的に搬送できる被記録材の長さということになる。
一方、近年名刺サイズの被記録材に記録を実行したいというユーザからのニーズを受け、インクジェットプリンタにも名刺サイズのように極めて短寸の被記録材にも対応できる機種が登場してきている。この種のインクジェットプリンタでは、上記第1ニップ点と第2ニップ点との距離が名刺サイズの被記録材の長辺の長さよりも短くなるように設定されており、名刺サイズの被記録材の縦向きでの記録を可能にしている。
この場合、ユーザが誤って当該短寸の被記録材を横向きにセットすることが予想されるが、下記特許文献1に開示されたサイズ判定装置では、元々名刺サイズのような小さな被記録材の判定を想定していないため、これに対応することはできなかった。
特開平10−265059号公報
また短寸の被記録材を横向きにセットした状態で記録が実行されると、第1ニップ点と第2ニップ点との距離よりも被記録材の長さが短くなるため、第1ニップ点と第2ニップ点との間に被記録材が残留する事態が生ずる。このような事態が生ずると、当該部位に指を入れて被記録材を取り出すということは困難であり、一部部品の分解等が必要になってくるため、それをユーザに委ねることは好ましくない。
そこで本発明はこのような問題に鑑みなされたものであって、構造を大きく変更することなく、ユーザレベルで第1ニップ点と第2ニップ点との間に残留した最小記録可能サイズの被記録材を容易に取り出すことのできる被記録材の排出装置、当該排出装置を備えた記録装置等及び被記録材の排出方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の第1の態様に係る被記録材の排出装置は、給送用トレイ上に載置した被記録材を給送用ローラとホッパとによる挟圧送り作用によって、その下流に位置する搬送用ローラに向けて給送する際、給送用ローラと被記録材とが圧接する第1ニップ点と、搬送用ローラにおける搬送用駆動ローラと搬送用従動ローラとが圧接する第2ニップ点との距離に対して、長辺の長さが長く、短辺の長さが短い最小記録可能サイズの被記録材を使用する場合に、当該最小記録可能サイズの被記録材を横向きにセットすることによって生ずる搬送経路途中での被記録材の残留を回避する被記録材の排出装置であって、前記排出装置は残留した最小記録可能サイズの被記録材を第1ニップ点と第2ニップ点との距離よりも長くなるようにセットされた新たな被記録材を前記給送することにより、一緒に排出されるように構成されていることを特徴とするものである。
本発明の第1の態様によれば、基本的に構造を大きく変更することなく、新たな被記録材を送り込むことによる押出し力、ないし残留した被記録材と新たな被記録材との間の摩擦力を利用してユーザレベルで残留した被記録材を容易に排出することが可能となる。
本発明の第2の態様に係る被記録材の排出装置は、第1の態様において、前記新たな被記録材は縦向きにセットされた最小記録可能サイズの被記録材であることを特徴とするものである。
本発明の第2の態様によれば、残留した被記録材と同じ、最小記録可能サイズの被記録材を使用でき、残留した被記録材を排出した後は新たにセットした当該被記録材を使用してそのまま記録を実行することが可能となる。
本発明の第3の態様に係る被記録材の排出装置は、第1または第2の態様において、前記排出装置には、第1ニップ点と第2ニップ点との間に一次検知手段、搬送用ローラの下流近傍に二次検知手段が設けられており、これら2つの検知手段によって被記録材の通過ないし残留の有無を検知し、これに基づいて搬送経路内に残留した被記録材の排出を実行するようにしたことを特徴とするものである。
本発明の第3の態様によれば、一次検知手段と二次検知手段を設けるだけで、あるいはこれらが既存のものであれば、構造を何ら変更することなく、ユーザレベルで残留した被記録材の排出を容易に行うことができる。
本発明の第4の態様に係る被記録材の排出装置は、第1〜第3のいずれか1つの態様において、前記最小記録可能サイズの被記録材は名刺サイズの被記録材であることを特徴とするものである。
本発明の第4の態様によれば、名刺サイズの被記録材に対応した記録装置において、名刺サイズの被記録材が残留した場合に、当該名刺サイズの被記録材の排出をユーザレベルで容易に行うことが可能となる。
本発明の第5の態様に係る記録装置は、給送用トレイ上に載置した所定枚数の被記録材を給送用ローラとホッパとによる挟圧送り作用によって最上面に位置する被記録材から順番に単位数ずつピックアップして給送する自動給送装置と、給送されてきた被記録材を搬送用駆動ローラと搬送用従動ローラとによる挟圧送り作用によって被記録材を記録ポジションに導く搬送用ローラとを備えた記録装置であって、前記記録装置には、第1〜第4のいずれか1つの被記録材の排出装置が設けられていることを特徴とするものである。
本発明の第5の態様によれば、基本的に構造を大きく変更することなく、ユーザレベルで残留した被記録材を容易に排出することが可能となる。従って、ユーザは誤って最小記録可能サイズの被記録材を横向きでセットし、記録を実行した場合であっても、その被記録材を取り出すことができるから、安心して被記録材をセットできるようになる。
本発明の第6の態様に係る液体噴射装置は、給送用トレイ上に載置した所定枚数の被液体噴射材を給送用ローラとホッパとによる挟圧送り作用によって最上面に位置する被液体噴射材から順番に単位数ずつピックアップして給送する自動給送装置と、給送されてきた被液体噴射材を搬送用駆動ローラと搬送用従動ローラとによる挟圧送り作用によって被液体噴射材を記録ポジションに導く搬送用ローラとを備えた液体噴射装置であって、前記液体噴射装置には、給送用トレイ上に載置した被液体噴射材を給送用ローラとホッパとによる挟圧送り作用によって、その下流に位置する搬送用ローラに向けて給送する際、給送用ローラと被液体噴射材とが圧接する第1ニップ点と、搬送用駆動ローラと搬送用従動ローラとが圧接する第2ニップ点との距離に対して、長辺の長さが長く、短辺の長さが短い最小液体噴射可能サイズの被液体噴射材を使用する場合に、当該最小液体噴射可能サイズの被液体噴射材を横向きにセットすることによって生ずる搬送経路途中での被液体噴射材の残留を回避する被液体噴射材の排出装置が設けられており、当該排出装置は残留した最小液体噴射可能サイズの被液体噴射材を第1ニップ点と第2ニップ点との距離よりも長くなるようにセットされた新たな被液体噴射材を前記給送することにより、一緒に排出されるように構成されていることを特徴とするものである。
本発明の第7の態様に係る被記録材の排出方法は、給送用トレイ上に載置した被記録材を給送用ローラとホッパとによる挟圧送り作用によって、その下流に位置する搬送用ローラに向けて給送する際、搬送経路途中に残留した被記録材を外部に排出する被記録材の排出方法であって、前記排出方法は給送用ローラと被記録材とが圧接する第1ニップ点と、搬送用ローラにおける搬送用駆動ローラと搬送用従動ローラとが圧接する第2ニップ点との間に設けられる一次検知手段と、搬送用ローラの下流近傍に設けられる二次検知手段とによって被記録材の通過ないし残留の有無を検知し、一次検知手段がON、二次検知手段がOFFの場合において、給送用ローラが所定の回転数、回転したか否かを判断し、回転した場合には、残留した当該被記録材が上記ニップ点間の距離よりも長辺の長さは長いが、短辺の長さは短い最小記録可能サイズのものであるか否かを判断し、最小記録可能サイズの被記録材であるときに最小記録可能サイズ用の排出実行コントローラを起動するように設定したことを特徴とするものである。
本発明の第7の態様によれば、一次検知手段がONであり、尚且つ、二次検知手段がOFFであることと、給送用ローラが搬送用ローラに向けて被記録材を受け渡すのに十分な送り量分、回転したことによって、ニップ点間に被記録材が残留していると判断し、更に当該被記録材が最小記録可能サイズの被記録材であるときにのみ、最小記録可能サイズ用の排出実行コントローラを起動するようにしたから、当該コントローラを実行する場合が極めて明確になっており、残留した被記録材を確実に排出することができる。また通常サイズの被記録材が残留した場合には、通常サイズ用の既存の排出実行コントローラが起動される。
本発明の第8の態様に係る被記録材の排出方法は、第7の態様において、前記最小記録可能サイズ用の排出実行コントローラは新たな被記録材をセットする旨告知し、当該被記録材が最小記録可能サイズの被記録材である場合には、更に縦向きでセットする旨指示し、給送ボタンをONにすることで給送用ローラと搬送用ローラを所定の回転数、回転させ、二次検知手段において被記録材の通過を確認し、通過が確認された場合には残留していた被記録材はそのまま排出し、新たにセットした被記録材は記録開始に先立って、記録位置の頭出しを行う頭出し実行コントローラを起動するようにしたことを特徴とするものである。
本発明の第8の態様によれば、従来ユーザレベルでの取り出しが困難であった第1ニップ点と第2ニップ点間に残留した被記録材の排出が容易になり、新たにセットした被記録材はそのまま記録の実行に使用できるようになる。
以下、本願発明に係る被記録材の排出装置及び該排出装置を備えた液体噴射装置の一例である記録装置について説明する。最初に本願発明の液体噴射装置の一例である記録装置を実施するための最良の形態としてインクジェットプリンタを採り上げて、その全体構成の概略を図面に基づいて説明する。
図1は最小記録可能サイズの被記録材を横向きにセットし、搬送経路途中に残留している様子を示すインクジェットプリンタの内部構造の概略を示す側断面図、図2は縦向きにセットされた最小記録可能サイズの被記録材の先端が残留した被記録材に接触する瞬間の様子を示すインクジェットプリンタの内部構造の概略を示す側断面図である。また図3は残留した被記録材が押し出され、その先端が二次検出手段によって検知された瞬間の様子を示すインクジェットプリンタの内部構造の概略を示す側断面図である。
インクジェットプリンタ100には、被液体噴射材の一例である被記録材P(以下単に用紙Pともいう。)等に記録を実行する液体噴射実行手段の一例である記録実行手段の主たる構成要素として、主走査方向(図1〜図3において紙面に直交する方向)に往復可能にキャリッジガイド軸によって軸支された図示しないキャリッジが設けられている。そして、該キャリッジには用紙P等に液体の一例であるインクを吐出(噴射)して記録を行なう液体噴射ヘッドの一例である記録ヘッド13が搭載されている。またキャリッジには液体カートリッジの一例であるインクカートリッジが装着されている。
記録ヘッド13の下方には、記録ヘッド13と対向して記録ヘッド13のヘッド面と用紙P等との間のギャップを規定するプラテン28が設けられている。そしてキャリッジとプラテン28との間に用紙P等を主走査方向と直交する副走査方向(図1〜図3において左右方向)に所定の搬送量で搬送する動作と、記録ヘッド13を主走査方向に一往復させる間に記録ヘッド13から用紙P等にインクを噴射する動作とを交互に繰り返すことによって用紙P等に記録が行われる。
次に用紙P等の搬送経路に従ってインクジェットプリンタ100の構成を更に説明する。先ず最も搬送方向上流側に用紙P等を積畳する被液体噴射材積畳部の一例である図示しない給送用トレイが設けられている。また給送用トレイには用紙P等の側端面に当接し、副走査方向への円滑な搬送を案内する図示しないエッジガイドが設けられている。給送用トレイ上の用紙P等は給送用ローラ14の回転軸の回転に伴って、ホッパ16が所定のタイミングで上昇し、給送用ローラ14に向けて押し上げられる。
またこれらの給送用トレイ、給送用ローラ14及びホッパ16を含む装置が自動給送装置2であり、給送用ローラ14の回転に伴って最上面に位置する用紙P等から順番に給送用ローラ14近傍に設けられる分離作用部の一例であるリタードローラ3等や戻しレバー5等の力を借りて単位数ずつピックアップして搬送方向下流に向かって送られる。
給送用ローラ14の下流には、用紙P等の通過ないし残留を検知する一次検知手段31が設けられており、一次検知手段31の下流には搬送用駆動ローラ19aと搬送用従動ローラ19bとによって構成される搬送用ローラ19が設けられている。このうち搬送用従動ローラ19bは、搬送用従動ローラ用のローラホルダ18の下流側において軸支され、当該ローラホルダ18は、回転軸を中心に回動可能に設けられ、かつ図示しないねじりコイルばねによって搬送用従動ローラ19bが常に搬送用駆動ローラ19aに圧接したニップ状態になるように回動付勢されている。
搬送用ローラ19によって挟圧された状態で搬送される用紙P等は搬送用ローラ19の下流近傍に設けられる二次検知手段32によってその通過が検知され、記録ヘッド13の下方の記録ポジション26に導かれる。尚、上記一次検知手段31と二次検知手段32は用紙P等の通過ないし残留を検知する被液体噴射材検出手段の一例である被記録材検出手段30に属する。
記録ポジション26に導かれた用紙P等は、上述のキャリッジ及び用紙P等の動作によって用紙P等の記録面のほぼ全面に亘って所望の記録が実行される。記録ヘッド13とその下方において、これと対向して設けられるプラテン28とのギャップは高精度の記録を実行する上で極めて重要な要素となっており、用紙P等の厚さの変化に応じて適宜調節されるようになっている。
記録ヘッド13の下流には排出用駆動ローラ20aと、排出用ギザローラ20bとによって構成される被液体噴射材排出手段の一例である排出用ローラ20が設けられ、この排出用ローラ20によって排出された用紙P等は更に下流に位置する被液体噴射材受け部の一例である図示しない排出用スタッカ上の載置面に排出されるようになっている。
排出用ギザローラ20bは、その外周に複数の歯を有する歯付きローラであり、排出用ギザローラ用のローラホルダによって自由回転可能に軸支されている。排出用ギザローラ20bの上流には補助ギザローラ22が設けられ、用紙P等は該補助ギザローラ22によってやや下方に押し付けられるようになっている。また搬送用従動ローラ19bは搬送用駆動ローラ19aよりその軸芯位置がやや下流側に配設されていて、更に排出用ギザローラ20bは排出用駆動ローラ20aよりその軸芯位置がやや上流側に配設されている。
このような構成によって用紙P等は搬送用ローラ19と排出用ローラ20との間において僅かに下に凸となる俗に「逆ぞり」と呼ばれている湾曲状態となり、記録ヘッド13に対向する位置にある用紙P等はプラテン28に押し付けられ、これにより用紙P等の浮き上がりが防止され、正常に記録が実行されるようになっている。尚、補助ギザローラ22は排出用ギザローラ20bと同様に歯付きローラから構成されており、補助ギザローラ用のローラホルダに軸支されている。
また本形態に係るインクジェットプリンタ100はA4、B5サイズ等の通常サイズの用紙Pの他、名刺サイズ等の最小記録可能サイズの用紙Sにも対応できる構成になっている。因みに上述の説明の中で用紙P等と言ったのは、最小記録可能サイズの用紙Sを含める意味で使用したものである。尚、最小記録可能サイズの用紙Sとは、給送用ローラ14と当該用紙Sとが圧接する点を第1ニップ点N1、搬送用ローラ19における搬送用駆動ローラ19aと搬送用従動ローラ19bとが圧接する点を第2ニップ点N2とした場合に、第1ニップ点N1と第2ニップ点N2との距離Lに対して長辺の長さBが長く(B>L)、短辺の長さCが短い(C<L)用紙を意味する。
[実施例]
次にこのようなインクジェットプリンタ100に対して適用される本願発明に係る被記録材の排出装置の構成を中心にその作用態様と併せて本願発明に係る被記録材の排出方法を同時に説明する。図4は給送開始時の作動態様及び一次検知手段の検知情報に基づく作動態様を示すフローチャート、図5は二次検知手段の検知情報に基づく作動態様を示すフローチャートである。また図6はニップ点間に残留している最小記録可能サイズの被記録材の排出実行コントローラを示すフローチャートである。
本発明の被記録材の排出装置1は一般に広く使用されているA4、B5サイズ等の通常サイズの用紙Pにおける搬送経路途中での残留に対処できることは勿論のこと、名刺サイズ等の最小記録可能サイズの用紙Sにおける搬送経路途中での残留にも対応している点が特徴となっている。
即ち、本発明の被記録材の排出装置1は給送用トレイ上に横向きで最小記録可能サイズの用紙Sをセットすることによって生ずるニップ点N1、N2間での用紙Sの残留を第1ニップ点N1と第2ニップ点N2との距離Lよりも長くなるようにセットされた新たな用紙、具体的には縦向きにセットされた最小記録可能サイズの用紙Sによって、一緒に送り出すようにして排出するようにしたことを特徴としている。
被記録材の排出装置1は構成部材として一次検知手段31と二次検知手段32を有している。これら二基の検知手段によって、用紙Pまたは用紙Sの通過ないし残留の有無を検知し、その検知情報に基づいて第1ニップ点N1、第2ニップ点N2間に残留した用紙Pまたは用紙Sの排出を実行している。以下、図4〜図6に示すフローチャートに従って、本発明に係る被記録材の排出装置1の作動態様と併せて本発明に係る被記録材の排出方法について説明する。
(1)給送開始〜一次検知(図4参照)
先ずステップS1において、パネル操作または記録実行データの存在が確認されると、ステップS2において、用紙Pまたは用紙Sの給紙が開始され、ステップS3において、一次検知手段31により用紙Pまたは用紙Sの通過を検知する。そしてステップS4において、正規のタイミングで一次検知手段31がONしたか否かが判断される。尚、正規のタイミングか否かの判断は給送用ローラ14が所定のステップ数、回転したか否かによって行われる。
正規のタイミングで一次検知手段31がONしたと判断された場合は、ステップS5において、給紙を行なった後、動作を終了し、図5に示す二次検知手段32の検知情報に基づく作動態様へと移行する。一方、正規のタイミングで一次検知手段31がONしていないと判断された場合には、ステップS6において、通常サイズの用紙排出実行コントローラが起動され、用紙Pまたは用紙Sは排出される。
(2)二次検知(図5参照)
次にステップS7において、給送用ローラ14のカウンタの数値Nを0にし、ステップS8において、給送用ローラ14を所定の回転数で正転させる。そしてステップS9において、二次検知手段32での用紙Pまたは用紙Sの検知を確認し、用紙Pまたは用紙Sの通過が確認されれば、ステップS10において、記録実行に先立っての用紙Pまたは用紙Sの頭出し実行コントローラが起動される。
一方、用紙Pまたは用紙Sの通過が確認されなかった場合には、ステップS11において、給送用ローラ14が搬送用ローラ19に用紙Pまたは用紙Sを受け渡すのに十分な所定のステップ数、回転したか否かの判断が行なわれ、所定の回転数、回転していないと判断された場合には、ステップS8に戻って、給送用ローラ14の回転が継続される。
また所定のステップ数、回転したと判断された場合はステップS12において、ドライバー上の用紙サイズは最小記録可能サイズであるか否かの判断が行なわれ、最小記録可能サイズの用紙Sと判断された場合は図6に示す最小記録可能サイズ用の排出実行コントローラが起動される。一方、最小記録可能サイズの用紙Sでないと判断された場合には、ステップS13において、エラー表示され、通常サイズの用紙Pが残留した場合の排出実行コントローラに従って処理される。
(3)排出の実行(図6参照)
先ずステップS14において、新たな最小記録可能サイズの用紙Sをユーザが縦方向でセットする旨指示を出し、ステップS15においてセットし、ステップS16において給紙ボタンをONにする。そして給送用ローラ14と搬送用ローラ19を同時に起動し、給送用ローラ14、1回転分の回転をさせる。
次にステップS18において、二次検知手段32が用紙Sの有無を確認し、用紙Sがあると確認した場合には、ステップS19において、残留していた用紙Sはそのまま排出し、新たに縦向きでセットした用紙Sは記録開始に先立っての記録位置の頭出しを行うべく、頭出し実行コントローラを起動する。
一方、二次検知手段32が用紙Sが無いと判断した場合には、ステップS20において、搬送用ローラ19を正転させ、ステップS18に戻り、二次検知手段32による用紙Sの有無が判断される。
[他の実施例]
本願発明に係る被記録材の排出装置、該排出装置を備えた記録装置等及び被記録材の排出方法は以上述べたような構成を基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行なうことも勿論可能である。例えば、残留した被記録材Sを排出するために新たにセットする被記録材は最小記録可能サイズの用紙Sに限らず、通常サイズの用紙Pを使用することも可能である。
また新たにセットする被記録材は残留した被記録材Sを取り出すことのみを目的とする専用のものとすることも可能である。その意味では被記録材の名称にそぐわない感もするが、本明細書ではこのようなものをも包含した広範な意味で被記録材の名称を使用している。尚、このような被記録材を使用する場合には、当該被記録材の材質、厚さ及び表面の摩擦係数を適宜最適な状態に調整することが必用となる。
本発明は、インクジェットプリンタ等の記録装置の製造分野、より具体的には名刺サイズ等の最小記録可能サイズの被記録材に対応したインクジェットプリンタにおいて、搬送経路内に残留した最小記録可能サイズの被記録材を排出したい場合に利用できる。
用紙残留時のプリンタの内部構造を示す側断面図である。 用紙排出開始時のプリンタの内部構造を示す側断面図である。 用紙排出終了時のプリンタの内部構造を示す側断面図である。 給送開始〜一次検知の作動態様を示すフローチャートである。 二次検知時の作動態様を示すフローチャートである。 排出実行時の作動態様を示すフローチャートである。
符号の説明
1 (被記録材の)排出装置、 2 自動給送装置、
3 リタードローラ(分離作用部)、 5 戻しレバー、13 記録ヘッド、
14 給送用ローラ、16 ホッパ、18 ローラホルダ(搬送用従動ローラの)、
19 搬送用ローラ、19a 搬送用駆動ローラ、19b 搬送用従動ローラ、
20 排出用ローラ、20a 排出用駆動ローラ、20b 排出用ギザローラ、
22 補助ギザローラ、26 記録ポジション、28 プラテン、
30 被記録材検出手段、31 一次検知手段、32 二次検知手段、
100 インクジェットプリンタ(記録装置)、 P 通常サイズの用紙(被記録材)、
S 最小記録可能サイズの用紙(被記録材)、N1 第1ニップ点、N2 第2ニップ点、
L ニップ点間の距離、 B 長辺の長さ、 C 短辺の長さ

Claims (8)

  1. 給送用トレイ上に載置した被記録材を給送用ローラとホッパとによる挟圧送り作用によって、その下流に位置する搬送用ローラに向けて給送する際、給送用ローラと被記録材とが圧接する第1ニップ点と、搬送用ローラにおける搬送用駆動ローラと搬送用従動ローラとが圧接する第2ニップ点との距離に対して、長辺の長さが長く、短辺の長さが短い最小記録可能サイズの被記録材を使用する場合に、当該最小記録可能サイズの被記録材を横向きにセットすることによって生ずる搬送経路途中での被記録材の残留を回避する被記録材の排出装置であって、
    前記排出装置は、残留した最小記録可能サイズの被記録材を、第1ニップ点と第2ニップ点との距離よりも長くなるようにセットされた新たな被記録材を前記給送することにより、一緒に排出されるように構成されていることを特徴とする被記録材の排出装置。
  2. 請求項1において、前記新たな被記録材は縦向きにセットされた最小記録可能サイズの被記録材であることを特徴とする被記録材の排出装置。
  3. 請求項1または2において、前記排出装置には、第1ニップ点と第2ニップ点との間に一次検知手段、搬送用ローラの下流近傍に二次検知手段が設けられており、これら2つの検知手段によって被記録材の通過ないし残留の有無を検知し、これに基づいて搬送経路内に残留した被記録材の排出を実行するようにしたことを特徴とする被記録材の排出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、前記最小記録可能サイズの被記録材は名刺サイズの被記録材であることを特徴とする被記録材の排出装置。
  5. 給送用トレイ上に載置した所定枚数の被記録材を給送用ローラとホッパとによる挟圧送り作用によって最上面に位置する被記録材から順番に単位数ずつピックアップして給送する自動給送装置と、給送されてきた被記録材を搬送用駆動ローラと搬送用従動ローラとによる挟圧送り作用によって被記録材を記録ポジションに導く搬送用ローラとを備えた記録装置であって、
    前記記録装置には、請求項1〜4のいずれか1項に記載の被記録材の排出装置が設けられていることを特徴とする記録装置。
  6. 給送用トレイ上に載置した所定枚数の被液体噴射材を給送用ローラとホッパとによる挟圧送り作用によって最上面に位置する被液体噴射材から順番に単位数ずつピックアップして給送する自動給送装置と、給送されてきた被液体噴射材を搬送用駆動ローラと搬送用従動ローラとによる挟圧送り作用によって被液体噴射材を記録ポジションに導く搬送用ローラとを備えた液体噴射装置であって、
    前記液体噴射装置には、給送用トレイ上に載置した被液体噴射材を給送用ローラとホッパとによる挟圧送り作用によって、その下流に位置する搬送用ローラに向けて給送する際、給送用ローラと被液体噴射材とが圧接する第1ニップ点と、搬送用駆動ローラと搬送用従動ローラとが圧接する第2ニップ点との距離に対して、長辺の長さが長く、短辺の長さが短い最小液体噴射可能サイズの被液体噴射材を使用する場合に、当該最小液体噴射可能サイズの被液体噴射材を横向きにセットすることによって生ずる搬送経路途中での被液体噴射材の残留を回避する被液体噴射材の排出装置が設けられており、当該排出装置は残留した最小液体噴射可能サイズの被液体噴射材を第1ニップ点と第2ニップ点との距離よりも長くなるようにセットされた新たな被液体噴射材を前記給送することにより、一緒に排出されるように構成されていることを特徴とする液体噴射装置。
  7. 給送用トレイ上に載置した被記録材を給送用ローラとホッパとによる挟圧送り作用によって、その下流に位置する搬送用ローラに向けて給送する際、搬送経路途中に残留した被記録材を外部に排出する被記録材の排出方法であって、
    前記排出方法は、給送用ローラと被記録材とが圧接する第1ニップ点と、搬送用ローラにおける搬送用駆動ローラと搬送用従動ローラとが圧接する第2ニップ点との間に設けられる一次検知手段と、搬送用ローラの下流近傍に設けられる二次検知手段とによって被記録材の通過ないし残留の有無を検知し、一次検知手段がON、二次検知手段がOFFの場合において、給送用ローラが所定の回転数、回転したか否かを判断し、回転した場合には、残留した当該被記録材が上記ニップ点間の距離よりも長辺の長さは長いが、短辺の長さは短い最小記録可能サイズのものであるか否かを判断し、最小記録可能サイズの被記録材であるときに最小記録可能サイズ用の排出実行コントローラを起動するように設定したことを特徴とする被記録材の排出方法。
  8. 請求項7において、前記最小記録可能サイズ用の排出実行コントローラは、新たな被記録材をセットする旨告知し、当該被記録材が最小記録可能サイズの被記録材である場合には、更に縦向きでセットする旨指示し、給送ボタンをONにすることで給送用ローラと搬送用ローラを所定の回転数、回転させ、二次検知手段において被記録材の通過を確認し、通過が確認された場合には残留していた被記録材はそのまま排出し、新たにセットした被記録材は記録開始に先立って、記録位置の頭出しを行う頭出し実行コントローラを起動するようにしたことを特徴とする被記録材の排出方法。
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