JP2005168171A - 電力変換装置およびそれを備える自動車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 スイッチング動作に伴う電磁波ノイズを軽減して無線受信機の受信状況を改善する電力変換装置およびそれを搭載した自動車を提供する。
【解決手段】 スイッチング素子Qのゲート駆動回路GDは、無線受信機の作動・停止に対応して設定されるスイッチング制御信号SDCに応じて駆動ユニット302および312の一方を選択的に用いて、ゲート制御信号GSに応答してゲートNgをオン電圧Vcまたはオフ電圧Vsへ駆動するように構成されている。無線受信機の停止時には、駆動ユニット312が用いられて、ゲート抵抗(抵抗316)は小さくなる。一方、無線受信機の作動時には、駆動ユニット302が用いられて、ゲート抵抗(抵抗306)が大きくなるので、スイッチング速度が低下してサージ電圧の発生が抑制され、無線受信機に影響するスイッチングノイズも軽減される。
【選択図】 図7
【解決手段】 スイッチング素子Qのゲート駆動回路GDは、無線受信機の作動・停止に対応して設定されるスイッチング制御信号SDCに応じて駆動ユニット302および312の一方を選択的に用いて、ゲート制御信号GSに応答してゲートNgをオン電圧Vcまたはオフ電圧Vsへ駆動するように構成されている。無線受信機の停止時には、駆動ユニット312が用いられて、ゲート抵抗(抵抗316)は小さくなる。一方、無線受信機の作動時には、駆動ユニット302が用いられて、ゲート抵抗(抵抗306)が大きくなるので、スイッチング速度が低下してサージ電圧の発生が抑制され、無線受信機に影響するスイッチングノイズも軽減される。
【選択図】 図7
Description
この発明は電力変換装置に関し、より特定的には、ラジオ等の無線受信装置の近傍に配置される電力変換装置およびそれを備えた自動車に関する。
電力変換装置ではスイッチング素子の開閉動作時に電磁波ノイズが発生することが知られている。このため、ラジオ等の無線受信機と、ノイズ源となる電力変換装置とが接近して備えられるシステムでは、当該無線受信機での受信状態を改善するための技術が必要となる。
たとえば、自動車に搭載されるDC−DCコンバータについて、スイッチング周波数を車載ラジオ(無線受信機)の選局周波数に応じて変更する技術が開示されている(特許文献1)。
特開2002−335672号公報
特開2003−18829号公報
特開2003−88101号公報
特開平11−146641号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、ラジオの選局が切り替わるたびにスイッチング周波数が切り替わることになるので、スイッチング騒音の問題が新たに生じる可能性がある。
この発明はこのような問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、スイッチング動作に伴う電磁波ノイズを軽減して無線受信機での受信状況を改善する電力変換装置およびそれを搭載した自動車を提供することである。
この発明による電力変換装置は、無線受信機の近傍に配置される電力変換装置であって、スイッチング素子と、制御装置と、駆動回路とを備える。複数のスイッチング素子は、電力変換を行なう。制御装置は、無線受信機が作動中か否かを検知する機能を有し、かつ複数のスイッチング素子の開閉を制御する制御装置複数のスイッチング素子の開閉を制御する。駆動回路は、複数のスイッチング素子の各々に対応して設けられ、制御装置からの制御信号に応答して対応のスイッチング素子を開閉し、かつ、無線受信機の作動中における対応のスイッチング素子の開閉速度を、無線受信機の停止中よりも遅くなるように制御可能である。
好ましくは、駆動回路は、対応のスイッチング素子の駆動電源と対応のスイッチング素子の制御電極との間に電気的に接続される電気抵抗を、無線受信機の作動中と停止中との間で切換える。
また好ましくは、駆動回路は、作動中において、対応のスイッチング素子の開閉速度を無線受信機の停止中よりも遅くする程度を、無線受信機の受信電波の周波数帯に応じて決定する。
あるいは好ましくは、駆動回路は、作動中において、対応のスイッチング素子の開閉速度を無線受信機の停止中よりも遅くするかどうかを、無線受信機の受信電波強度に応じて決定する。
また好ましくは、駆動回路において対応のスイッチング素子の開閉速度を無線受信機の停止中よりも遅くするかどうかは、複数のスイッチング素子がそれぞれのスイッチング動作により無線受信機に及ぼすノイズレベルを予め評価したノイズ評価データに基づき、無線受信機での受信電波強度に応じて複数のスイッチング素子ごとに決定される。
この発明による自動車は、請求項1から5のいずれか1項に記載の電力変換装置と、無線受信機として設けられた車載チューナとを備える。
この発明の他の構成による自動車は、請求項3または4に記載の電力変換装置と、無線受信機として設けられた車載チューナと、自車位置を特定可能なカーナビゲーションシステムとを備え、カーナビゲーションシステムは、各地点における放送の電波強度を示すマップデータを有し、前無線受信機の受信電波強度は、マップデータに基づいて決定される。
この発明による電力変換装置は、無線受信機の作動中にスイッチング素子の開閉速度(スイッチング速度)を遅くすることができるので、スイッチング時のサージ電圧を抑制して発生ノイズレベルを軽減して、無線受信機の受信状況を改善できる。また、無線受信機の停止中にはスイッチング速度を遅くしないので、電力損失が増大することを防止できる。
また、無線受信機の動作に応じてスイッチング素子の制御電極へ接続される抵抗を切換える構成とすることで、簡易な構成の駆動回路によって、無線受信機作動時のスイッチング速度を遅くすることができる。
また、スイッチング速度を遅くする程度を受信電波の周波数帯に応じて決定することにより、比較的受信状況が良好な周波数帯(たとえばFM放送)の受信時にはスイッチング速度を遅くする程度を小さくする一方で、受信状況があまり良くない周波数帯(たとえばAM放送)の受信時には、スイッチング速度を遅くする程度を大きくする制御方式とすることができる。これにより、スイッチング素子での電力損失を受信周波数帯に応じて抑制しつつ、チューナの受信状況改善を図ることができる。
また、スイッチング速度の低下制御を行なうかどうかを無線受信機での受信電波強度に応じて決定することにより、電波強度がノイズ影響を受けない程度に大きい、あるいは、ノイズを軽減しても受信状況の改善が望めない程度に小さい場合には、スイッチング速度の低下制御を中止できる。したがって、スイッチング素子での電力損失を受信条件に応じて抑制しつつ、チューナの受信状況を改善できる。
さらに、スイッチング速度低下制御をスイッチング素子ごとに行なうことにより、必要なスイッチング素子のみでスイッチング速度を遅くする低下制御をスイッチング素子ごとに行なうので、電力損失を抑制しつつチューナの受信状況改善を図ることができる。
この発明の自動車では、電力変換装置でのスイッチング速度低下制御によって、電力変換装置での電力損失が無用に増大しないように考慮しつつ、車載チューナの受信状況を改善できる。
さらに、カーナビゲーションシステムのマップデータから、自車位置に対応した受信電波強度を求めることにより、電波強度測定システムを搭載することなく、スイッチング素子での電力損失を受信条件に応じて抑制しつつ、チューナの受信状況を改善できる。
この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰り返さない。
この発明による電力変換装置は、無線受信機と同一システム内に配置されることを前提としている。したがって、以下の実施の形態では、無線受信機として車載ラジオが備えられた自動車にこの発明による電力変換装置が搭載される構成例について代表的に説明する。しかしながら、以下の説明で明らかになるように、この発明は、スイッチング素子の駆動回路構成にその特徴を有するので、搭載される機器・システム等を限定することなく、無線受信機に対する電磁波ノイズ源となり得る電力変化装置に対して適用可能である。
図1は、この発明による電力変換装置を搭載したハイブリッド自動車の構成を示す概略ブロック図である。
図1を参照して、この発明の実施の形態によるハイブリッド自動車100は、バッテリ10と、PCU(Power Control Unit)20と、動力出力装置30と、ディファレンシャルギア(DG:Differential Gear)40と、前輪50L,50Rと、後輪60L,60Rと、フロントシート70L,70Rと、リアシート80とを備える。
バッテリ10は、たとえば、ニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池から成り、直流電圧をPCU20へ供給するとともに、PCU20からの直流電圧によって充電される。バッテリ10は、リアシート80の後方部に配置される。
動力出力装置30は、ダッシュボード90よりも前側のエンジンルームに配置される。PCU20は、動力出力装置30と電気的に接続される。動力出力装置30は、DG40と連結される。
PCU20は、バッテリ10からの直流電圧を昇圧し、その昇圧した直流電圧を交流電圧に変換して動力出力装置30に含まれるモータMTを駆動制御する。また、PCU20は、動力出力装置30に含まれるジェネレータGTが発電した交流電圧を直流電圧に変換してバッテリ10を充電する。すなわち、PCU20は、バッテリ10によって供給される直流電力と、モータMTを駆動制御する交流電力およびジェネレータGTによって発電される交流電力との間での電力変換を行なう「電力変換装置」に相当する。
動力出力装置30は、エンジンおよび/またはモータMTによる動力をDG40を介して前輪50L,50Rに伝達して前輪50L,50Rを駆動する。また、動力出力装置30は、前輪50L,50RによるジェネレータGTの回転力によって発電し、その発電した電力をPCU20へ供給する。あるいは、モータMTおよびジェネレータGTの機能を併せ持つモータジェネレータを動力出力装置30に設けることも可能である。
DG40は、動力出力装置30からの動力を前輪50L,50Rに伝達するとともに、前輪50L,50Rの回転力を動力出力装置30へ伝達する。
図2は、自動車100におけるオーディオシステムの配置を説明する図である。
図2を参照して、自動車100におけるオーディオシステムは、マルチディスプレイ110、電子チューナ(以下、単に「チューナ」と称する)120、アンテナ130およびスピーカ141〜144を含む。
マルチディスプレイ110およびチューナ120は、運転者からの操作入力を受けるために、フロントシート70R、70L(図1)の前に設けられる。
アンテナ130は、車外に配置されてAM放送波やFM放送波に代表される無線電波を受信する。なお、図2では、車外に配置されるポールアンテナを代表的に示したが、アンテナ130の形式・配置個所は特に限定されるものでない。
スピーカ141〜144は、左右フロントドアパネルおよびアッパーバックパネル左右にそれぞれ取り付けられる。
図3は、自動車100におけるオーディオシステムの構成を示すブロック図である。
図3を参照して、マルチディスプレイ110およびチューナ120に対して、運転者あるいは同乗者からの操作入力が与えられ、チューナ120は、アンテナ130で受信された無線電波から、操作入力に応答した選局周波数の信号を取出して増幅し、得られた音声をスピーカ141,143,144等から出力する。
オーディオシステムには、自動車100の自車位置を特定するためのナビゲーションコンピュータ150がさらに組み込まれ、特定された自車位置に基づく情報をマルチディスプレイ110およびスピーカ142から出力可能である。ナビゲーションコンピュータ150への操作入力は、マルチディスプレイ110や他に設けられたスイッチ類(図示せず)により与えられる。
図4は、図1に示されたPCU20の構成を説明する回路図である。
図4を参照して、PCU20は、平滑コンデンサ205と、昇圧用コンバータ210と、インバータ220と、DC−DCコンバータ230と、エアコンインバータ240とを備える。
平滑コンデンサ205は、バッテリ10からの電源ライン201および202の間に接続される。
昇圧用コンバータ210は、リアクトル215と、スイッチング素子Q1,Q2と、逆並列ダイオードD1,D2とを含む。スイッチング素子Q1およびQ2は、電源ライン203および202の間に直列に接続される。リアクトル215は、スイッチング素子Q1およびQ2の接続ノードと、電源ライン201との間に接続される。この実施の形態におけるスイッチング素子としては、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やMOS−FET(Metal Oxide Semiconductor-Field Effect Transistor)が適用可能である。
インバータ220は、モータMTに対応して設けられたインバータユニット221と、ジェネレータGTに対応して設けられたインバータユニット222と、平滑コンデンサ225とを含む。
平滑コンデンサ225は、電源ライン203および202の間に接続され、昇圧コンバータ210の出力電圧すなわちインバータユニット221,222の入力電圧を平滑する。
インバータユニット221は、一般的な3相インバータの構成を有し、U相アームを構成するスイッチング素子Q3,Q4と、V相アームを構成するスイッチング素子Q5,Q6と、W相アームを構成するスイッチング素子Q7,Q8とを含む。スイッチング素子Q3〜Q8のそれぞれに対応して、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すように逆並列ダイオードD3〜D8がそれぞれ接続されている。インバータユニット221の各相アームは、モータMTの対応相と接続される。
インバータユニット222の構成は、インバータユニット221と同様であるので詳細な説明は繰り返さない。インバータユニット222の各相アームは、ジェネレータGTの対応相と接続される。
コントローラ250は、モータMTでモータ指令値に応じたトルク・回転数等が生じるように、各種センサからの出力値に応じて、昇圧コンバータ210の動作を制御するコンバータ制御信号CVSおよびインバータユニット221の動作を制御するインバータ制御信号IVS1を生成する。具体的には、コンバータ制御信号CVSは、スイッチング素子Q1,Q2のオン・オフ制御信号であり、インバータ制御信号IVS1は、インバータユニット221中のスイッチング素子Q3〜Q8のオン・オフ制御信号である。スイッチング素子Q1〜Q8は、ゲート駆動回路GD1〜GD8によって、これらのオン・オフ制御信号に応答して、開閉される。各種センサからの出力値には、たとえば、モータジェネレータの位置センサ・速度センサからの出力値、電流センサ227からの出力値、平滑コンデンサ225の保持電圧検出センサからの出力が含まれる。
「制御装置」に相当するコントローラ250は、さらに、ジェネレータGTで発電された交流電圧が直流電圧に変換されるように、各種センサからの出力に応じてインバータユニット222の動作を制御するインバータ制御信号IVS2を生成する。具体的には、インバータ制御信号IVS2は、インバータユニット222中のスイッチング素子Q3〜Q8のオン・オフ制御信号である。
昇圧コンバータ210は、電源ライン201および202の間にバッテリ10から供給された直流電圧を受けて、スイッチング素子Q1,Q2のスイッチング動作によって、入力電圧を昇圧してコンデンサ225に供給する。コンバータ210での昇圧比は、スイッチング素子Q1およびQ2のオン期間比(デュ−ティ比)に応じて決まる。
インバータユニット221は、インバータ制御信号IVS1に応答したスイッチング動作によって、コンデンサ225によって平滑された昇圧コンバータ210からの直流電圧を交流電圧に変換してモータMTを駆動する。
また、インバータユニット222は、ジェネレータGTが発電した交流電圧を直流電圧に変換してコンデンサ225に供給する。コンデンサ225は、インバータユニット222からの直流電圧を平滑化して昇圧コンバータ210へ供給する。昇圧コンバータ210は、コンデンサ225からの直流電圧を降圧して、電源ライン201へ供給する。
DC−DCコンバータ230は、電源ライン201および202の間の直流電圧をレベル変換して、図示しない補機を駆動制御する。DC−DCコンバータ230は、詳細な構成は図示を省略しているが、スイッチング素子によって構成されたインバータブリッジと、変圧器と、整流器とから構成される。
エアコンインバータ240は、電源ライン201および202の間の直流電圧を交流電圧に変換して、エアコンを駆動制御する。すなわち、エアコンインバータ240にもインバータブリッジを構成する複数個のスイッチング素子が含まれる。
図4に示すように、PCU20内には、ハイブリッド自動車100の運転中に所定周波数で開閉されるスイッチング素子が多数設けられる。図1および図2に示された配置例のように、自動車100の全体レイアウト上、「電力変換装置」に相当するPCU20と、「無線受信機」に相当するチューナ120とが近接して配置されると、PCU20でのスイッチング動作に伴う電磁波ノイズによって、チューナ120での受信に悪影響を与えるおそれがある。すなわち、PCU20内の複数個のスイッチング素子がそれぞれノイズ源となる。
次に、スイッチング動作と電磁波ノイズの発生との関係を説明する。
図5は、スイッチング速度が高い場合のスイッチング動作を説明する図である。
図5を参照して、スイッチング素子のオン・オフを制御するゲート制御信号GSは、スイッチング素子のオン期間に論理ハイレベル(Hレベル)に設定され、オフ期間に論理ロール(Lベル)に設定される。
時刻t1以前においては、ゲート制御信号GS=Lベルであるので、コレクタ・エミッタ間のスイッチング電圧Vsw≠0である一方でスイッチング電流Isw=0である。
時刻t1において、ゲート制御信号GSがLレベルからHレベルへ変化すると、ゲート制御信号GSに応答したゲート電位の変化に応じて、スイッチング電流Iswが流れ始めるとともに、スイッチング電圧Vswは低下する。完全にターンオンされた状態では、スイッチング電圧Vswは、その素子の特性で決まるLレベル電圧となる。
一方時刻t2において、ゲート制御信号GSがHレベルからLレベルへ変化すると、ゲート制御信号GSに応答したゲート電位の変化に応じて、スイッチング電流Iswが下降し始めるとともに、スイッチング電圧Vswは上昇する。完全にターンオフされた状態では、スイッチング電流Isw=0となる。
実際のスイッチング動作時には、ゲート駆動回路によるゲート電位の変化速度に対応する一定レートに従って、スイッチング電流Iswおよびスイッチング電圧Vswが変化する。これにより、必然的に、スイッチング電流Iswおよびスイッチング電圧Vswの積に相当するスイッチング時の損失電力P1が発生する。上記のゲート駆動回路によるゲート電位の変化速度に対応する一定レートは、スイッチング素子の開閉速度に相当し、「スイッチング速度」とも呼ばれる。
損失電力P1を抑制するにはスイッチング速度を高めることが好ましいが、スイッチング速度を高めると、いわゆるサージ電圧が発生し易くなり、電磁波ノイズの発生が多くなる。
一方、図6は、スイッチング速度が低い場合のスイッチング動作を説明する図である。
図6を参照して、スイッチング速度を遅くすることにより、スイッチング電流Iswおよびスイッチング電圧Vswが変化するレートが小さくなり、サージ電圧の発生が抑えられる。これにより、電磁波ノイズの発生が抑制されるので、図5に示したスイッチング動作時と比較して、無線受信機(図2のチューナ120)での受信状況が改善される。
しかしながら、スイッチング電流Iswおよびスイッチング電圧Vswの積に相当するスイッチング時の損失電力P2は、図5における損失電力P2よりも大きくなってしまう。
このように、スイチッング速度は、電磁波ノイズの発生量および損失電力に影響がある。したがって、この発明による電力変換装置では、無線受信機の動作・非動作および動作時の受信状況等に応じてスイッチング速度を可変とする構成を、各スイッチング素子に対応して配置されるゲート駆動回路に持たせることとする。
次に、この発明による電力変換装置でのスイッチング速度制御のためのゲート駆動回路の構成例を説明する。
図7は、この発明によるゲート駆動回路の構成例を示す回路図である。
図7を参照して、この発明によるゲート駆動回路GDは、AND回路300,301,310,311と、駆動ユニット302,312と、抵抗306および316とを有する。ゲート駆動回路GDは、図4に示したゲート駆動回路GD1〜GD8および、図示しないスイッチング素子に対応して設けられたゲート駆動回路を総括的に示している。
AND回路300は、ゲート制御信号GSおよびスイッチング速度制御信号SDCの論理積(AND)演算結果を出力する。AND回路301は、ゲート制御信号GSの反転信号およびスイッチング速度制御信号SDCの論理積(AND)演算結果を出力する。
駆動ユニット302は、プルアップ用のn型トランジスタ303と、プルダウン用のn型トランジスタ304とを有する。n型トランジスタ303は、対応のスイッチング素子Qのオン電圧VcおよびノードN0の間に接続される。n型トランジスタ304は、対応のスイッチング素子Qのオフ電圧VsおよびノードN0の間に接続される。n型トランジスタ303のゲートへは、AND回路300の出力信号が与えられ、n型トランジスタ304のゲートへは、AND回路301の出力信号が与えられる。抵抗306は、ノードN0およびスイッチング素子QのゲートNgの間に接続される。
同様に、AND回路310は、ゲート制御信号GSおよびスイッチング速度制御信号SDCの反転信号の論理積(AND)演算結果を出力する。AND回路311は、ゲート制御信号GSの反転信号およびスイッチング速度制御信号SDCの反転信号の論理積(AND)演算結果を出力する。
駆動ユニット312は、プルアップ用のn型トランジスタ313と、プルダウン用のn型トランジスタ314とを有する。n型トランジスタ313は、オン電圧VcおよびノードN1の間に接続される。n型トランジスタ314は、オフ電圧VsおよびノードN1の間に接続される。n型トランジスタ313のゲートへは、AND回路310の出力信号が与えられ、n型トランジスタ314のゲートへは、AND回路311の出力信号が与えられる。抵抗316は、ノードN1およびゲートNgの間に接続される。抵抗316の抵抗値R2は、抵抗306の抵抗値R1よりも小さい。すなわち、R1>R2である。
スイッチング速度制御信号SDC=Lレベルの場合には、AND回路300および301の出力信号は、ゲート制御信号GSに関わらずLレベルに固定されるので、n型トランジスタ303,304の各々はターンオフされる。これにより、ノードN0は、オン電圧Vcおよびオフ電圧Vsのいずれとも接続されない。
一方、AND回路300および301の出力信号は、ゲート制御信号GSに応じて、一方がHレベルとなり、他方がLレベルとなる。ゲート制御信号GS=Hレベルのときには、n型トランジスタ313がターンオンする一方でn型トランジスタ314がターンオフするので、ノードN1はオン電圧Vcと接続される。反対に、ゲート制御信号GS=Lレベルのときには、n型トランジスタ314がターンオンする一方でn型トランジスタ313がターンオフするので、ノードN1はオフ電圧Vsと接続される。
したがって、スイッチング速度制御信号SDC=Lレベルの場合には、スイッチング素子Qの駆動電圧(オン電圧Vcおよびオフ電圧Vsを総称するもの)とゲートNgとの間に接続されるゲート抵抗はR2となる。
これに対して、スイッチング速度制御信号SDC=Hレベルの場合には、AND回路310および311の出力信号は、ゲート制御信号GSに関わらずLレベルに固定されるので、n型トランジスタ313,314の各々はターンオフされる。これにより、ノードN1は、オン電圧Vcおよびオフ電圧Vsのいずれとも接続されない。
一方、AND回路310および311の出力信号は、ゲート制御信号GSに応じて、一方がHレベルとなり、他方がLレベルとなる。ゲート制御信号GS=Hレベルのときには、n型トランジスタ303がターンオンする一方でn型トランジスタ304がターンオフするので、ノードN0はオン電圧Vcと接続される。反対に、ゲート制御信号GS=Lレベルのときには、n型トランジスタ304がターンオンする一方でn型トランジスタ303がターンオフするので、ノードN0はオフ電圧Vsと接続される。
この結果、スイッチング速度制御信号SDC=Hレベルの場合には、スイッチング素子Qの駆動電圧とゲートNgとの間に接続されるゲート抵抗はR1となる。
ゲート駆動回路GDによるゲート電位の変化速度、すなわちスイッチング速度は、ゲート抵抗に依存するので、スイッチング速度は、スイッチング速度制御信号SDC=Hレベルの場合に、スイッチング速度制御信号SDC=Lレベルの場合によりも遅くなる。
したがって、通常時には、電力損失を抑制するためにスイッチング速度制御信号SDC=Lレベルとして図5に示すようなスイッチング動作を行なう一方で、電磁波ノイズ抑制を優先したい場合には、スイッチング速度制御信号SDC=Hレベルとすることにより、図6に示すようなスイッチング動作を行なう構成とすることができる。
図8は、この発明によるゲート駆動回路の他の構成例を示す回路図である。
図8を参照して、ゲート駆動回路GDは、駆動ユニット330と、抵抗340,342,344と、バイパススイッチ350,355を有する。
駆動ユニット330は、プルアップ用のp型トランジスタ331と、プルダウン用のn型トランジスタ332とを有する。n型トランジスタ331は、オン電圧VcおよびノードN2の間に接続される。n型トランジスタ332は、オフ電圧VsおよびノードN2の間に接続される。p型トランジスタ331およびn型トランジスタ332のゲートへは、ゲート制御信号GSの反転信号が共通に与えられる。
抵抗340,342,344は、ゲートNgとノードN2との間に直列に接続される。バイパススイッチ350は、抵抗342の両端を、スイッチング速度制御信号SDC1のLレベル時に短絡し、Hレベル時に開放するように接続される。同様に、バイパススイッチ355は、抵抗344の両端を、スイッチング速度制御信号SDC2のLレベル時に短絡し、Hレベル時に開放するように接続される。
ゲート制御信号GSに応じて、p型トランジスタ331およびn型トランジスタ332の一方がターンオンする一方で、他方がターンオフされる。すなわち、ゲート制御信号GS=HレベルのときにはノードN2がオン電圧Vcと接続され、ゲート制御信号GS=LレベルのときにはノードN2がオフ電圧Vsと接続される。
図8の構成では、駆動電圧(オン電圧Vcまたはオフ電圧Vs)とゲートNgとの間に接続されるゲート抵抗は、スイッチング速度制御信号SDC1,SDC2の組合せに応じて、R1,R1+R2、R1+R3,R1+R2+R3の4段階に変化可能である。
したがって、通常時には、電力損失を抑制するためにスイッチング速度制御信号SDC1、SDC2=Lレベルとして図5に示すようなスイッチング動作を行なう一方で、電磁波ノイズ抑制を優先したい場合には、スイッチング速度制御信号SDC1およびSDC2の少なくとも一部をHレベルとすることにより、スイッチング速度を段階的に遅くすることができる。
図7および図8に例示したゲート駆動回路GDがPCU20内の各スイッチング素子に対応して配置される。図4に示したコントローラ250は、スイッチング速度制御信号SDC(SDC1,SDC2)を生成する。
次に、この発明による電力変換装置におけるスイッチング速度制御方式の具体例を説明する。
図9は、この発明によるスイッチング速度制御の第1の具体例を説明する図である。
図9を参照して、コントローラ250は、チューナ120が停止中/動作中のいずれであるかに応じて、スイッチング速度制御信号SDCを切換える。たとえば、チューナ120が停止中/動作中のいずれであるか示す信号をチューナ120からコントローラ250へ伝達する構成とすることにより、コントローラ250は、チューナ120が作動中か否かを検知する機能を有することができる。
すなわち、チューナの停止中には、スイッチング速度制御信号SDC(SDC1,SDC2)をLレベルとして、ゲート駆動回路GDのゲート抵抗を小さくして、図5に示したような電力損失低下を優先したスイッチング動作を行なう。
これに対して、チューナの動作中には、スイッチング速度制御信号SDC(SDC1,SDC2)をHレベルとして、ゲート駆動回路GDのゲート抵抗を大きくすることで、各スイッチング素子Qでのスイッチング速度を遅くして、図6に示したようなスイッチング動作を行なう。これにより、チューナ作動中には、PCU20内のスイッチング素子からの電磁波ノイズが抑制されるので、受信状況が改善される。
図10は、この発明によるスイッチング速度制御の第2の具体例を説明する図である。
図10では、図8に例示したように、複数のスイッチング速度制御信号SDC1,SDC2,…の組合せによって、各ゲート駆動回路でのゲート抵抗を段階的に設定可能とした場合に、無線受信機の作動中でのスイッチング速度を遅くする程度を、受信電波の周波数帯に応じて段階的に決定する。
図10を参照して、チューナの停止中には、スイッチング速度制御信号SDC1,SDC2をLレベルとすることにより、ゲート駆動回路GDのゲート抵抗を小さくして、図5に示したような電力損失低下を優先したスイッチング動作を行なう。
チューナの動作中には、比較的受信状況が良好なFM放送受信時には、一方のスイッチング速度制御信号(たとえばSDC1)のみをHレベルとする一方で、受信状況があまり良くないAM放送受信時には、スイッチング速度制御信号SDC1,SDC2の両方をHレベルとする。
これにより、ゲート駆動回路GDにおいて、チューナ作動時におけるゲート抵抗は、チューナ停止時よりも大きくなるが、チューナでの受信電波の周波数帯に応じて増大分が異なる。
この結果、チューナ(無線受信機)作動中において、比較的受信状況が良好な周波数帯(たとえばFM放送)の受信時にはスイッチング速度を遅くする程度を小さくする一方で、受信状況があまり良くない周波数帯(たとえばAM放送)の受信時には、スイッチング速度を遅くする程度を大きくする制御方式とすることができる。これにより、スイッチング素子での電力損失を受信周波数帯に応じて抑制しつつ、チューナの受信状況改善を図ることができる。
図11は、この発明によるスイッチング速度制御の第3の具体例を説明するフローチャートである。
図11を参照して、チューナ120が起動されて、受信選局が行なわれると(ステップS100)、選局周波数の受信電波強度Pinが求められる(ステップS110)。受信電波強度は、電界強度システムを自動車に搭載して実測してもよいし、ナビゲーションコンピュータ150によるナビゲーションシステムにおいて各地点に対応して予め設定されたマップデータに基づいて、現在の自車位置に対応して決定してもよい。
受信電波強度Pinが十分高い場合には、スイッチング動作による電磁波ノイズを抑制しなくても受信障害は発生せず、聴感が著しく悪化することはない。また、受信電波強度Pinがかなり低い場合には、スイッチング動作による電磁波ノイズを抑制しても、そもそもの受信状況が良くないので、聴感の改善効果は薄い。
したがって、受信電波強度Pinに、上限側および下限側のしきい値PmaxおよびPminを設け、受信電波強度Pinが上限値および下限値を外れていないかを判定する(ステップS120)。
受信電波強度Pinが上限Pmaxまたは下限Pminを超えた場合には、電磁波ノイズを抑制しても聴感の改善効果が小さいため、電力損失の増加を伴うスイッチング速度低下制御を行なわない(ステップS130)。一方、受信電波強度Pinが上限Pmaxおよび下限Pminの範囲内である場合には、電磁波ノイズの抑制によって聴感の改善効果が期待できるため、無線受信機の作動中においてスイッチング速度低下制御を実行する(ステップS140)。
これにより、スイッチング素子での電力損失を受信条件(受信電波強度)に応じて抑制しつつ、チューナの受信状況改善を図ることができる。
図12は、この発明によるスイッチング速度制御の第4の具体例を説明するフローチャートである。図12では、スイッチング速度制御をスイッチング素子ごとに設定可能な制御方式を説明する。
図12を参照して、チューナ120の起動により、図11で説明したのと同様のステップS100およびS110が実行され、選局周波数の受信電波強度Pinが求められる。
次に、受信電波強度Pinに応じて、PCU20(電力変換装置)からの許容スイッチングノイズレベルNlmが決定される(ステップS200)。具体的には、受信電波強度Pinが大きいときには許容スイッチングノイズレベルNlmも大きくなり、受信電波強度Pinが小さいときには許容スイッチングノイズレベルNlmも小さくなる。コントローラ250内には、受信電波強度Pinおよび許容スイッチングノイズレベルNlmを対応付けるマップあるいは演算式、ならびに以下に説明するノイズマップが予め格納されているものとする。
図13は、ノイズマップの構成例を説明する概念図である。
図13を参照して、電力変換装置を構成する各回路ごとに、動作時における受信妨害ノイズレベルのマップが予め作成される。たとえば、図4に示したPCU20では、昇圧コンバータ210,インバータユニット221,インバータユニット222,DC−DCコンバータ230,エアコンインバータ240ごとにノイズレベルが設定される。
マップ内のノイズレベルは、予め実験した測定値を用いてもよいし、スイッチング周波数、スイッチング電流およびチューナからの距離等に基づく計算値を用いてもよい。
また、各回路からのノイズレベルは、上述したスイッチング速度低下制御時についても予め設定される。図13の例では、通常時(チューナ停止時)でのスイッチング速度LV0に対して、インバータからのノイズレベルがNI0であり、スイッチング速度がLV1〜LV3へ遅くなるのに従って、ノイズレベルがNI1〜NI3へ改善されていく点が見積もられている(NI0>NI1>NI2>NI3)。同様に、コンバータに関しても、スイッチング速度制御信号SDC1,SDC2に応じて決まるスイッチング速度LV0〜LV3にそれぞれ対応させて、ノイズレベルNC0〜NC3が予め見積もられている
再び図12を参照して、許容スイッチングノイズレベルNlmが決定されると、次に、電力変換装置内の動作中の回路からのノイズレベルの総和ΣNsが図13に示したノイズマップに基づいて求められる(ステップS210)。
再び図12を参照して、許容スイッチングノイズレベルNlmが決定されると、次に、電力変換装置内の動作中の回路からのノイズレベルの総和ΣNsが図13に示したノイズマップに基づいて求められる(ステップS210)。
求められたΣNs≦Nlmであれば、スイッチング速度を遅らせる制御を行なう必要はないが、ΣNs>Nlmである場合には、コントローラ250は、ΣNs≦Nlmとできるようなスイッチング速度レベルをノイズマップに基づいて決定する(ステップS220)。
コントローラ250は、決定されたスイッチング速度レベルに対応して、それぞれの回路ごとにスイッチング速度制御信号SDC1,SDC2を生成する(ステップS230)。コントローラ250によって生成されたスイッチング速度制御信号SDC1,SDC2は、それぞれのスイッチング素子に対応するゲート駆動回路に送出される。各ゲート駆動回路により、対応のスイッチング素子のスイッチング速度を、伝達されたスイッチング速度制御信号SDC1,SDC2に応じて設定する(ステップS240)。
これにより、受信状況(受信電波強度)に応じてスイッチング速度低下制御をスイッチング素子ごとに行なうので、電力損失を抑制しつつチューナの受信状況改善を図ることができる。
なお、上述したスイッチング速度制御の第2〜第4の具体例は、適宜組み合わせることも可能である。たとえば、第4の具体例において、受信電波強度が所定範囲内でない場合にはスイッチング速度低下制御を行なわない構成としたり、許容スイッチングノイズレベルの算出に受信電波の周波数帯を反映してもよい。
また、この実施の形態では。各スイッチング素子におけるスイッチング速度を2段階あるいは4段階に設定可能な例を示したが、この段階数は任意の数とすることができる。たとえば、図7に示したゲート駆動回路においては、駆動ユニットおよび抵抗の組、ならびに対応のスイッチング速度制御信号をさらに多数設けることにより、スイッチング速度を遅くする程度を段階的に設定できる。また、図8に示したゲート駆動回路においては、ノードN2およびゲートNgの間に直列接続される新たな抵抗および当該抵抗のバイパススイッチの組、ならびに対応のスイッチング速度制御信号をさらに多数設けることにより、スイッチング速度を遅くする程度をさらに段階的に設定できる。
なお、上記の実施の形態では、スイッチング素子がIGBT,MOS−FET等の電圧駆動型素子であるものとしてゲート駆動回路の構成例を開示したが、パワートランジスタ等の電流駆動型素子をスイッチング素子として備えた電力変換装置に対しても、本発明を同様に適用することが可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 バッテリ、30 動力出力装置、50L,50R 前輪、60L,60R 後輪、70L,70R フロントシート、100 ハイブリッド自動車、110 マルチディスプレイ、120 電子チューナ、130 アンテナ、141〜144 スピーカ、150 ナビゲーションコンピュータ、201,202,203 電源ライン、210 昇圧用コンバータ、221,222 インバータユニット、230 DC−DCコンバータ、240 エアコンインバータ、250 コントローラ、306,316,340,342,344 抵抗(ゲート抵抗)、350,355 バイパススイッチ、GD,GD1〜GD8 ゲート駆動回路、GS ゲート制御信号、GT ジェネレータ、Q1〜Q8 スイッチング素子、SDC,SDC1,SDC2 スイッチング速度制御信号、Vc オン電圧(駆動電圧)、Vs オフ電圧(駆動電圧)。
Claims (7)
- 無線受信機の近傍に配置される電力変換装置であって、
電力変換を行なうための複数のスイッチング素子と、
前記無線受信機が作動中か否かを検知する機能を有し、かつ前記複数のスイッチング素子の開閉を制御する制御装置と、
前記複数のスイッチング素子の各々に対応して設けられ、前記制御装置からの制御信号に応答して対応のスイッチング素子を開閉する駆動回路とを備え、
前記駆動回路は、前記無線受信機の作動中における前記対応のスイッチング素子の開閉速度を、前記無線受信機の停止中よりも遅くなるように制御可能である、電力変換装置。 - 前記駆動回路は、前記対応のスイッチング素子の駆動電源と前記対応のスイッチング素子の制御電極との間に電気的に接続される電気抵抗を、前記無線受信機の作動中と停止中との間で切換える、請求項1に記載の電力変換装置。
- 前記駆動回路は、前記作動中において、前記対応のスイッチング素子の開閉速度を前記無線受信機の停止中よりも遅くする程度を、前記無線受信機の受信電波の周波数帯に応じて決定する、請求項1に記載の電力変換装置。
- 前記駆動回路は、前記作動中において、前記対応のスイッチング素子の開閉速度を前記無線受信機の停止中よりも遅くするかどうかを、前記無線受信機の受信電波強度に応じて決定する、請求項1に記載の電力変換装置。
- 前記駆動回路において前記対応のスイッチング素子の開閉速度を前記無線受信機の停止中よりも遅くするかどうかは、前記複数のスイッチング素子がそれぞれのスイッチング動作により前記無線受信機に及ぼすノイズレベルを予め評価したノイズ評価データに基づき、前記無線受信機での受信電波強度に応じて前記複数のスイッチング素子ごとに決定される、請求項1に記載の電力変換装置。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載の電力変換装置と、
前記無線受信機として設けられた車載チューナとを備える、自動車。 - 請求項3または4に記載の電力変換装置と、
前記無線受信機として設けられた車載チューナと、
自車位置を特定可能なカーナビゲーションシステムとを備え、
前記カーナビゲーションシステムは、各地点における放送の電波強度を示すマップデータを有し、
前無線受信機の受信電波強度は、前記マップデータに基づいて決定される、自動車。
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