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JP2005029014A - シートベルトリトラクタ - Google Patents

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JP2005029014A
JP2005029014A JP2003196594A JP2003196594A JP2005029014A JP 2005029014 A JP2005029014 A JP 2005029014A JP 2003196594 A JP2003196594 A JP 2003196594A JP 2003196594 A JP2003196594 A JP 2003196594A JP 2005029014 A JP2005029014 A JP 2005029014A
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Abstract

【課題】コンパクトに形成するとともに、モータの消費電力を低減しかつモータの制御をより簡単にしつつ、迅速なベルト巻取りおよび高トルクでのベルト巻取りの2つの巻取り性能を実現する。
【解決手段】モータ1のベルト巻取り方向の回転で、クラッチギヤ31と回転軸32が円弧状のガイド孔11gに沿って移動する。小ベルト張力時には、回転軸32がクラッチアーム33に当接すると、クラッチギヤ31がキャリヤギヤ17に噛合し、高速・低トルクの動力伝達経路が接続される。ベルト張力が大きくなると、回転軸32がクラッチアーム33に当接した後、更にクラッチアーム33を回動させつつ移動する。クラッチパウル34が回動してラチェット歯19bに係合してインターナルギヤ19aの回転が阻止され、クラッチギヤ31がキャリヤギヤ17から外れて、低速かつ高トルクの動力伝達経路が接続される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両に装備され、乗員を拘束保護するためのシートベルトをモータにより巻取るシートベルトリトラクタの技術分野に属し、特に、モータの限られた消費電力でベルト巻取りを効率よく行うことのできるシートベルトリトラクタの技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から自動車等の車両に装備されているシートベルト装置は、衝突時等の車両に大きな減速度が作用した場合のような緊急時に、シートベルトで乗員を拘束することにより乗員のシートからの飛び出しを阻止して、乗員を保護している。このようなシートベルト装置においては、シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタが設けられている。このシートベルトリトラクタは、シートベルトを巻き取るスプールを常時巻取り方向に付勢するうず巻きばね等の付勢力付与手段を備えている。この付勢力付与手段の付勢力により、シートベルトは非装着時にはスプールに巻き取られている。また、シートベルトは装着時には付勢力付与手段の付勢力に抗して引き出されて、乗員に装着される。そして、シートベルトリトラクタは、前述のような緊急時にロック手段が作動してスプールの引出し方向の回転を阻止することにより、シートベルトの引出しが阻止される。これにより、緊急時にシートベルトは乗員を確実に拘束し、保護するようになる。
【0003】
ところで、このような従来のシートベルト装置には、車両の衝突前に衝突不可避であると判断したとき、モータの駆動力を大きくしてシートベルトを巻き取り、シートベルトの張力を大きくすることで、乗員の拘束力を高め、車両衝突を検知したとき、プリテンショナのガス発生装置が作動してガスを発生し、発生したガスでシートベルトを急速に巻き取ることで、乗員の拘束力を更に高めるようにしたモータによるシートベルトリトラクタが提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
一方、モータの回転トルクを伝達する動力伝達経路として、一定の減速比でモータの回転トルクを前述の付勢力付与手段に伝達して付勢力付与手段を高める第1動力伝達経路と一定の減速比でモータの回転トルクをスプールに伝達する第2動力伝達経路とを設定し、第1ソレノイドで第1動力伝達経路を設定するとともに、第2ソレノイドで第2動力伝達経路を設定することで、ベルトテンションを制御するようにしたシートベルトリトラクタが提案されている(特許文献2参照)。
【特許文献1】
特開2000−95064号公報
【特許文献2】
特開2000−177535号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、シートベルトの巻取りモードには、シートベルトのスラック(弛み)除去や格納動作のための迅速なベルト巻取りや乗員を拘束するための大きな巻取り力でのベルト巻取りなどがあり、巻取りモードによって、スプールの回転速度およびスプールのベルト巻取りトルクがともに種々異なっている。
【0006】
しかし、前述の特許文献1に開示のシートベルトリトラクタでは、モータの駆動力をスプールに伝達する動力伝達機構が一定の減速比の動力伝達経路を1つ有しているだけである。このため、一定の減速比が1つだけ一義的に設定されてしまい、前述のような種々異なるスプールの回転速度およびスプールのベルト巻取りトルクに柔軟にかつ効率よく対応することは難しい。
【0007】
そこで、モータの回転速度およびスプールの巻取り力をきめ細かく制御することが考えれるが、このようにするとモータの制御が面倒になるばかりでなく、消費電力が大きくなってしまう。特に、車両衝突時のように緊急時での大きな拘束力を得るためにはモータの回転トルクを大きくする必要があるが、モータの回転トルクを大きくすると消費電力が増大するか、あるいはモータが大型になってしまう。
【0008】
一方、前述の特許文献2に開示のシートベルトリトラクタでは、一方の動力伝達経路はモータの回転トルクを前述の付勢力付与手段に伝達してこの付勢力付与手段の付勢力を制御するものであり、また、他方の動力伝達経路はモータの回転トルクをスプールに直接伝達してこのスプールの巻取り力をモータの回転トルクで直接制御するものである。このため、特許文献2に開示のシートベルトリトラクタは、動力伝達経路として減速比の異なる2つの動力伝達経路が設定されているものの、モータの回転トルクをスプールに直接伝達するために一定の減速比の動力伝達経路を1つ有しているだけである。このため、モータの回転トルクをスプールに直接伝達するうえで、前述の特許文献1の場合と同様に一定の減速比が1つだけ一義的に設定されてしまい、前述のような種々異なるスプールの回転速度およびスプールのベルト巻取りトルクに柔軟にかつ効率よく対応することは難しい。
【0009】
また、モータの回転トルクで付勢力付与手段の付勢力を制御し、制御された付勢力でスプールの巻取り力を制御することで、ある程度のベルト巻取り力の制御は可能であるが、モータの回転トルクをより効率よく利用することで、スプールの巻取り力をよりきめ細かく制御することが望ましい。
【0010】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、効果的にコンパクトに形成できるとともに、モータの消費電力を低減しかつモータの制御をより簡単にしつつ、シートベルトのスラック除去や格納動作のための迅速なベルト巻取りおよび乗員拘束のための大きな巻取り力でのベルト巻取りの2つの巻取り性能を効率よく実現できるシートベルトリトラクタを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために、請求項1の発明のシートベルトリトラクタは、シートベルトを巻取るスプールと、このスプールを回転させる回転トルクを発生するモータと、このモータの回転トルクを前記スプールに伝達する動力伝達機構とを少なくとも備え、モータの回転トルクにより前記シートベルトを前記スプールに巻き取るようになっているシートベルトリトラクタにおいて、前記動力伝達機構が、前記モータの回転トルクを低減速比減速機構で前記スプールに伝達する低減速比動力伝達モードと前記モータの回転トルクを高減速比減速機構で前記スプールに伝達する高減速比動力伝達モードとが設定されており、前記動力伝達機構を前記低減速比動力伝達モードと前記高減速比動力伝達モードとのいずれか一方に選択的に切り換え設定する動力伝達モード切換機構を備えていることを特徴としている。
【0012】
また、請求項2の発明は、前記動力伝達モード切換機構が、前記シートベルトの張力に応じて前記動力伝達機構を前記低減速比動力伝達モードと前記高減速比動力伝達モードとのいずれか一方に選択的に切り換え設定することを特徴としている。
更に、請求項3の発明は、前記動力伝達モード切換機構が、前記シートベルトの張力が所定値以下のとき、前記動力伝達機構を前記低減速比動力伝達モードに設定するとともに、前記シートベルトの張力が前記所定値より大きいとき、前記動力伝達機構を前記高減速比動力伝達モードに設定することを特徴としている。
【0013】
更に、請求項4の発明は、前記動力伝達機構が、更に前記モータの回転トルクを前記スプールに伝達しない動力伝達遮断モードが設定されており、前記動力伝達モード切換機構が、前記動力伝達機構を、前記低減速比動力伝達モード、前記高減速比動力伝達モードおよび動力伝達遮断モードのいずれか一つのモードに選択的に切り換え設定することを特徴としている。
【0014】
更に、請求項5の発明は、前記動力伝達モード切換機構が、前記シートベルトの張力に応じて前記動力伝達機構を前記低減速比動力伝達モードと前記高減速比動力伝達モードとのいずれか一方に選択的に切り換え設定するとともに、前記モータのシートベルト引出方向の回転に応じて前記動力伝達機構を前記動力伝達遮断モードに設定することを特徴としている。
【0015】
更に、請求項6の発明は、前記動力伝達モード切換機構が、前記動力伝達モード切換機構は、前記シートベルトの張力が所定値以下のとき、前記動力伝達機構を前記低減速比動力伝達モードに設定するとともに、前記シートベルトの張力が前記所定値より大きいとき、前記動力伝達機構を前記高減速比動力伝達モードに設定することを特徴としている。
【0016】
更に、請求項7の発明は、前記高減速比減速機構が、前記モータの回転トルクが伝達されるサンギヤと、インターナルギヤと、これらのサンギヤとインターナルギヤとに噛合する所定数のプラネットギヤと、前記プラネットギヤを支持しかつ前記スプールに回転的に連結されるキャリヤとを有する遊星歯車機構により構成され、 前記低減速比減速機構は、前記モータの回転トルクが伝達される小径ギヤと、前記スプールに回転的に連結され、前記小径ギヤに噛合可能でありかつこの小径ギヤより大径の大径ギヤとを有する歯車機構により構成されていることを特徴としている。
更に、請求項8の発明は、前記キャリヤと前記大径ギヤは、共通のキャリヤギヤからなることを特徴としている。
【0017】
更に、請求項9の発明は、前記インターナルギヤが回転可能に設けられており、前記動力伝達モード切換機構が、前記モータの一方向の低回転トルクに基づいて前記インターナルギヤの回転を自由にして前記高減速比動力伝達モードを解除しかつ前記小径ギヤを前記大径ギヤに噛合することで前記低減速比動力伝達モードを設定し、また、前記モータの一方向の高回転トルクに基づいて前記インターナルギヤの回転を阻止して前記高減速比動力伝達モードを設定しかつ前記小径ギヤを前記大径ギヤから外すことで前記低減速比動力伝達モードを解除することを特徴としている。
【0018】
【作用】
このように構成された請求項1ないし9の発明に係るシートベルトリトラクタにおいては、動力伝達機構に低減速比動力伝達モードと高減速比動力伝達モードとが設定される。したがって、低減速比動力伝達モードが設定されることで、動力伝達機構に高速かつ低トルク動力伝達経路が形成される。これにより、モータの回転トルクが高速でかつ低トルクでスプールに伝達され、シートベルトのスラック除去や格納動作のための迅速なベルト巻取りが可能となる。
【0019】
また、高減速比動力伝達モードが設定されることで、動力伝達機構に低速かつ高トルク動力伝達経路が形成される。これにより、モータの回転トルクが低速でかつ高トルクでスプールに伝達され、乗員拘束のための大きな巻き取り力でのベルト巻取りが可能となる。
このように2つの巻取り性能が実現されるので、シートベルトの巻取り時、その巻取りに求められる性能に応じてモータの回転トルクを制御することなく簡単な制御で、柔軟にかつ効率よく対応可能となる。
【0020】
しかも、これらの2つの動力伝達経路が設定されることで、モータの回転トルクが効率よくスプールに伝達可能となるので、限られた消費電力でこれらの2つの巻取り性能が確実に発揮されるようになる。特に、乗員拘束のための大きな巻き取り力でのベルト巻取りが低速かつ高トルク動力伝達経路で実現されるので、モータの回転トルクを従来に比して大きくする必要がない。したがって、モータの消費電力が低減されるとともに、より小型のモータが使用可能となり、その分シートベルトリトラクタがコンパクトになる。
また、前述の2つの巻取り性能が実現されることで、シートベルトリトラクタがモータの回転トルクによるプリテンショニング機能を有するようになる。
【0021】
特に、請求項2、3、5および6の発明に係るシートベルトリトラクタにおいては、シートベルトの張力に応じて動力伝達機構が低減速比動力伝達モードまたは高減速比動力伝達モードに設定可能となる。このように、モータの回転トルクを制御することなく、モード切換が簡単に行われるようになる。
また、請求項4の発明においては、動力伝達機構がモータの回転トルクをスプールに伝達しない動力伝達遮断モードが設定されるので、シートベルトの引出し、シートベルトの圧迫感のない通常装着、非装着時のシートベルトの格納が、モータに影響されることなく行われるようになる。
【0022】
更に、請求項7の発明においては、高減速比減速機構が遊星歯車機構により構成されるので、低速かつ高トルク伝達経路がコンパクトに形成することが可能となる。これにより、動力伝達機構が低減速比動力伝達モードまたは高減速比動力伝達モードを有するようにしても、リトラクタの大型化が抑制される。
【0023】
更に、請求項8の発明においては、低減速比減速機構の構成要素の一部と高減速比減速機構の構成要素の一部とが共通化されるので、部品点数が削減されるとともに、その分、よりコンパクトになる。
更に、請求項9の発明においては、動力伝達モード切換機構が遊星歯車機構のインターナルギヤの回転制御および小径ギヤと大径ギヤとの間の噛合制御を行うことで、動力伝達モードが簡単に切り換えられるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の一例を示す、分解斜視図、図2は、図1に示す例のシートベルトリトラクタをリテーナカバーを外した状態で示し、(a)は斜視図、(b)は左側面図である。なお、以下の説明において、特に断らない限り、「左」、「右」は説明に使用する図において「左」、「右」であり、また、「時計回り」、「反時計回り」は説明に使用する図において「時計回り」、「反時計回り」である。
【0025】
図1に示すように、この例のシートベルトリトラクタ1は、大きく分けてフレーム2と、必要時に乗員を拘束するシートベルト3と、このシートベルト3を巻き取るスプール4と、フレーム2の一側に配設され、衝突時等の所定減速度以上の大減速度時に作動してスプール4のベルト引出し方向αの回転を阻止するロック手段5と、スプール4に付与する回転トルクを発生するモータ6と、モータ6の回転を比較的高い減速比で減速してスプール4に伝達する高減速比減速機構7aとモータ6の回転を比較的低い減速比で減速してスプール4に伝達する低減速比減速機構7bとを有するとともに、第1動力伝達経路と第2動力伝達経路とが設定されて、モータ6の回転トルクをこれらの第1動力伝達経路および第2動力伝達経路のいずれか一方を選択的に介してスプール4に伝達する動力伝達歯車機構8と、動力伝達歯車機構8を第1動力伝達経路と第2動力伝達経路のいずれか一方に選択的に切り換え設定する動力伝達モード切換機構9とからなっている。
【0026】
フレーム2は、平行な一対の側壁2a,2bとこれらの側壁2a,2bを連結する背板2cとからなっている。このフレーム2内の両側壁2a,2b間には、シートベルト3を巻き取るためのスプール4が回転可能に配設されている。このスプール4は、シートベルトリトラクタ1において従来周知慣用のスプールを用いることができる。
【0027】
一方の側壁2aには、ロック手段5が取り付けられている。このロック手段5もシートベルトリトラクタにおいて従来周知慣用のロック手段を用いることができる。すなわち、ロック手段5は、車両に加えられる所定減速度以上の大減速度をヴィークルセンサ(減速度感知センサ)が感知して作動したとき、あるいはシートベルト3の所定速度以上の引出し速度をウェビングセンサ(ベルト引出し速度感知センサ)が感知して作動したとき作動して、スプール4の引出し方向αの回転を阻止するようになっている。
【0028】
なお、図示しないがスプール4とロック手段5との間には、ロック手段5の作動によりシートベルト3の引出しが阻止されたとき、シートベルト3の荷重を制限する従来周知慣用のフォースリミッタ機構(エネルギ吸収機構:以下、EA機構ともいう)が設けられている。このEA機構としては、例えば従来周知のトーションバーから構成することができ、ロック手段5の作動によりシートベルト3の引出しが阻止されたとき、このトーションバーがねじれ変形することで、シートベルト3の荷重が制限され、衝撃エネルギが吸収されるようになっている。
【0029】
図1および図2(a)に示すように、モータ6は、フレーム2の他方の側壁2bに3個のねじ10により取り付けられているリテーナ11のフレーム2取付面側に、一対のねじ12により取り付けられる。このモータ6のモータ回転軸6aがリテーナ11の貫通孔11aを貫通しており、リテーナ11のフレーム2側と反対側に突出したモータ回転軸6aに外歯を有するモータギヤ13がモータ回転軸6aと一体回転可能に取り付けられている。
【0030】
図1に示すように、スプール4および前述のEA機構(例えば、トーションバー)の両方と減速機構7a,7bとの間には、これらを回転方向に連結するコネクタ14が設けられている。このコネクタ14は、スプール4およびEA機構の両方と回転方向に連結する第1回転連結部14aと、コネクタ側軸受け17と回転方向に連結する第2回転連結部14bと、スプライン状に形成されて減速機構7a,7bと回転方向に連結する第3回転連結部14cとから構成されている。
【0031】
第1回転連結部14aは、図1に明瞭に示されていないが多角筒状に形成されており、その外面側がスプール4にこのスプール4と一体回転可能に連結されるとともに、その内面側がEA機構(例えば、トーションバー)にこのEA機構と一体回転可能に連結されるようになっている(なお、コネクタ14とスプール4およびEA機構との一体回転可能な連結構造は従来周知であるので、その具体的な説明は省略する)。
【0032】
第2回転連結部14bの外周面が断面多角形状に形成されているとともに、コネクタ側軸受け15の内周面が同じ断面多角形状に形成されている。そして、コネクタ側軸受け15が第2回転連結部14bに嵌合することで、コネクタ側軸受け15はコネクタ14に相対回転不能に取り付けられる。このコネクタ側軸受け15が、リテーナ11の孔11bに相対回転不能に取り付けられるリテーナ側軸受け16に相対回転可能に支持されることにより、コネクタ14がリテーナ11に回転可能に支持されている。
第3回転連結部14cには、例えばスプライン溝のような軸方向に延びる所定数の係合溝が周方向に等間隔をおいて形成されている。
【0033】
高減速比減速機構7aは、環状のキャリヤギヤ17と、このキャリヤギヤ17に回転可能に取り付けられる所定数(図示例では3個)のプラネットギヤ18と、円環状のリング部材19と、サンギヤ部材20とを備えている。
キャリヤギヤ17の内周面17aのコネクタ14側部分には、例えばスプライン溝のような軸方向に延びる所定数の係合溝が周方向に等間隔をおいて形成されている。この内周面17aの係合溝がコネクタ14の第3回転連結部14cの係合溝間の凸部に嵌合しかつ内周面17aの係合溝間の凸部がコネクタ14の第3回転連結部14cの係合溝に嵌合(スプライン嵌合と同様の嵌合)することで、キャリヤギヤ17がコネクタ14に相対回転不能に、つまりコネクタ14と一体回転可能に連結される。また、このキャリヤギヤ17の外周面には、外歯17bが形成されている。
【0034】
プラネットギヤ18は減速プレート21を介して減速ピン22によりキャリヤギヤ17に回転可能に取り付けられる。
リング部材19は、内周面に形成されたインターナルギヤ19aと外周面に形成されたラチェット歯19bとを備えており、これらのインターナルギヤ19aとラチェット歯19bは互いに一体に回転するようになっている。
【0035】
サンギヤ部材20は、図3(a)および(b)に示すように小径の外歯からなるサンギヤ20aと大径の外歯20bを備えており、これらのサンギヤ20aと外歯20bは互いに一体に回転するようになっている。
そして、キャリヤギヤ17に支持された各プラネットギヤ18がともにサンギヤ20aとインターナルギヤ19aとに常時噛合して、遊星歯車機構が構成されている。これにより、減速機構7は、サンギヤ20a入力でキャリヤギヤ17出力の遊星歯車減速機構として構成される。
【0036】
図1に示すように動力伝達機構8は、更に、コネクトギヤ23と、一対のクラッチスプリング24と、一対のプーリ25と、外歯を有する下側コネクトギヤ26と、外歯を有する上側コネクトギヤ27と、ガイドプレート28と、外歯を有するアイドルギヤ29とを備えている。
コネクトギヤ23は、リテーナ11に立設された回転軸11cに回転可能に支持され、大径の外歯からなる第1コネクトギヤ23aと小径の第2コネクトギヤ23bを備えており、これらの第1および第2コネクトギヤ23a,23bは互いに一体に回転するようになっている。その場合、図2(a)および(b)に示すように大径の第1コネクトギヤ23aはモータギヤ13に常時噛合されている。
【0037】
図1に示すように、下側コネクトギヤ26の両側面には回転軸26aがそれぞれ突設されており(図1には、一方の回転軸26aのみ図示)、これらの回転軸26aを軸方向に貫通する貫通孔26bが穿設されている。各回転軸26aには平坦部が形成されているとともに、各プーリ25の長孔25aが平坦部の平面に沿うようにして嵌合されている。これにより、各プーリ25がともに下側コネクトギヤ26の両側面に下側コネクトギヤ26と一体回転可能に支持されている。各プーリ25には、それぞれクラッチスプリング24が第1湾曲係止部24aが係止されている。更に、下側コネクトギヤ26の一側の回転軸26aには上側コネクトギヤ27が下側コネクトギヤ26と一体回転可能に支持されている。
そして、各プーリ25、下側コネクトギヤ26および上側コネクトギヤ27がリテーナ11に立設された回転軸11dに回転可能に支持される。
【0038】
ガイドプレート28は、その一対の孔28aがリテーナ11に立設された一対の支持軸11eにそれぞれ嵌合支持された状態で、一対のねじ30をガイドプレート28の対応するねじ孔28bを貫通させかつリテーナ11に穿設された一対のねじ孔11fに螺合することで、リテーナ11に取り付けられている。このガイドプレート28に立設された回転軸28cに、アイドルギヤ29が回転可能に支持されている。
図2(a)および(b)に示すように、このアイドルギヤ29は、サンギヤ部材20の外歯20b、コネクトギヤ23の小径の第2コネクトギヤ23bおよび上側コネクトギヤ27のいずれにも常時噛合されている。
【0039】
そして、低減速比減速機構7bは、上側コネクトギヤ27と、下側コネクトギヤ26と、クラッチギヤ31およびキャリヤギヤ17とを備えている。
したがって、アイドルギヤ29に伝達されたモータ6の回転トルクは、アイドルギヤ29から低減速比減速機構7bを介してスプール4に伝達されるか、あるいはアイドルギヤ29から高減速比減速機構7aを介してスプール4に伝達されるようになる。
【0040】
図1に示すように、動力伝達モード切換機構9は、外歯を有するクラッチギヤ31と、回転軸32と、クラッチアーム33と、クラッチパウル34と、抵抗スプリング35と、スプリングストッパ36とを備えている。
図5に示すようにクラッチギヤ31は、このクラッチギヤ31より大径のキャリヤギヤ17の外歯17bに噛合可能とされているとともに、図示しないが下側コネクトギヤ26に常時噛合されている。回転軸32は、クラッチギヤ31の中心孔31aを貫通してこのクラッチギヤ31を回転可能に支持している。
【0041】
クラッチアーム33は両側壁33a,33bと底部(不図示)とからなる断面コ字状に形成されている。両側壁33a,33bの一端側は底部が突出しており、これらの突出部に直線状の支持溝33cが形成されている。そして、両側壁33a,33bの両突出部の間にクラッチギヤ31が配置され、クラッチギヤ31の両側面から突出する回転軸32がそれぞれ対応する支持溝33cにこれらの溝33cに沿って移動可能に支持されている。更に、回転軸32の両側壁33a,33から突出する突出部分に各クラッチスプリング24の第2湾曲係止部24bが係止されている。更に、回転軸32の一端側は、リテーナ11に穿設されたガイド孔11gに嵌合支持されている。このガイド孔11gは、回転軸11dを中心とした円の円弧として形成されている。したがって、回転軸32はガイド孔11にガイドされて、回転軸11dを中心とした円の円周に沿って移動可能となっている。
【0042】
また、両側壁33a,33bの他端側には、それぞれ長孔33dが穿設されているとともにほぼ円弧状の係合部33eが突設されている。更に、両側壁33a,33bの長手方向中央部には、それぞれ支持孔33fが穿設されている。クラッチアーム33は、これらの支持孔33fがリテーナ11に立設された支持軸11hに嵌合されて回動可能に支持され、Eリング37を支持軸11hに組み付けることで抜け止めされている。
【0043】
クラッチパウル34は、一端側に支持孔34aが穿設されているとともに、他端側に係止爪34bが形成されている。また、クラッチパウル34の他端側つまり係止爪34b側には、係合ピン34cが立設されている。係合ピン34cはクラッチアーム33の長孔33dに嵌合されていて、クラッチアーム33に対して相対回動可能にかつ長孔33dに沿って相対移動可能とされている。図4に示すように、クラッチパウル34は、パウルピン38を支持孔34aに貫通させかつリテーナ11のピン孔11iに挿入係止させることで、リテーナ11に回動可能に取り付けられる。そして、図6に示すように係止爪34bがリング部材19の時計回り(スプール4のベルト引出し方向αに対応)の回転に対してラチェット歯19bに係止可能となっており、係止爪34bがラチェット歯19bに係止したときは、リング部材19の時計回りの回転が阻止される。
【0044】
抵抗スプリング35は帯状の板ばねから構成されており、下端部がL字状に形成された支持部35aとされているとともに、長手方向中央より上方位置にコ字状の凹部35bが形成されている。この凹部35bより下方の支持部35aまでが平面とされているとともに、凹部35bより上端までが湾曲面とされている。この凹部35bには、クラッチアーム33の係合部33eが係脱可能とされている。図4に示すように、この係合部33eが凹部35bに係合した状態では、支持溝33cの延設方向がガイド孔11gの円弧の接線方向となり、回転軸32がガイド孔11gから支持溝33cへおよび逆の支持溝33cからガイド孔11gへ移動可能となっている。
【0045】
スプリングストッパ36はL字状に形成されており、このスプリングストッパ36とリテーナ11に形成されたスプリング取付部11jとの間に支持部35aが挟持されることで、抵抗スプリング35がリテーナ11に上端を自由端とした片持ち支持で取り付けられている。
前述の減速機構7、動力伝達歯車機構8および動力伝達モード切換機構9の各構成要素が、リテーナ11のフレーム2取付側と反対側の面に形成された凹部内に組み付けられた状態で、この面にリテーナカバー39が所定数(図示例では4個)のねじ40で取り付けられて、これらの構成要素がカバーされる。
【0046】
このように構成された動力伝達歯車機構8は、次の3つの動力伝達モードが設定されている。
(1)動力伝達遮断モード
図4に示すように、動力伝達遮断モードでは動力伝達モード切換機構9におけるクラッチアーム33の係合部33eが抵抗スプリング35の凹部35bに係合した状態にされる。また、係合部33eが凹部35bに係合した状態では、クラッチパウル34の係止爪34bがリング部材19のラチェット歯19bに係合されなく、リング部材19は回転自由となっている。これにより、サンギヤ部材20とキャリヤギヤ17との間のトルク伝達経路(後述するように、低速かつ高トルク伝達経路)は遮断される。
【0047】
一方、回転軸32がガイド孔11gの右端に当接してクラッチギヤ31は最右位置に設定される。この最右位置では、クラッチギヤ31はキャリヤギヤ17の外歯17bから離れている。これにより、クラッチギヤ31とキャリヤギヤ17との間のトルク伝達経路(後述するように、高速かつ低トルク伝達経路)が遮断される。
したがって、動力伝達遮断モードはスプール4とモータ6が接続されず、モータ6の回転トルクがスプール4へ伝達されない、かつ、スプール4の回転トルクもモータ6へ伝達されない動力伝達モードである。
【0048】
(2)低減速比動力伝達モード
図5に示すように、低減速比動力伝達モードでは、動力伝達遮断モードと同様にクラッチアーム33の係合部33eが抵抗スプリング35の凹部35bに係合した状態にされる。また、係合部33eが凹部35bに係合した状態では、クラッチパウル34の係止爪34bが19のラチェット歯19bに係合されなく、リング部材19は回転自由となっている。これにより、サンギヤ部材20とキャリヤギヤ17との低速かつ高トルク伝達経路は遮断される。
【0049】
一方、回転軸32がガイド孔11gの中央の最高位置(スプール4の回転軸に最も接近した位置)に設定され、クラッチギヤ31も最高位置(スプール4の回転軸に最も接近した位置)に設定される。この最高位置では、クラッチギヤ31はキャリヤギヤ17の外歯17bに噛合する。これにより、クラッチギヤ31とキャリヤギヤ17との間の高速かつ低トルク伝達経路が接続される。すなわち、モータ6は、モータギヤ13、コネクトギヤ23、アイドルギヤ29、上側コネクトギヤ27、下側コネクトギヤ26、クラッチギヤ31、キャリヤギヤ17およびコネクタ14を介してスプール4に接続されている。したがって、低減速比の動力伝達経路が設定される。また、回転軸32の最高位置では、回転軸32はクラッチアーム33の支持溝33c内に進入してクラッチアーム33に当接している。
このように、この低減速比動力伝達モードは低減速比で、高速かつ低トルク伝達経路が設定される動力伝達モードである。この低減速比動力伝達モードでは、モータ6の駆動により迅速なベルト巻取りが可能となる。
【0050】
(3)高減速比動力伝達モード
図6に示すように、高減速比動力伝達モードでは、クラッチアーム33の係合部33eが抵抗スプリング35の凹部35bから脱出し、抵抗スプリング35の凹部35bより上方の湾曲部に位置した状態にされる。また、このように係合部33eが凹部35bから脱出した状態では、クラッチパウル34の係止爪34bがリング部材19のラチェット歯19bに時計回りに係合し、リング部材19は時計回りの回転が阻止されている。これにより、サンギヤ部材20とキャリヤギヤ17との低速かつ高トルク伝達経路が接続される。すなわち、モータ6は、モータギヤ13、コネクトギヤ23、アイドルギヤ29、サンギヤ部材20の外歯20b、サンギヤ20a、プラネットギヤ18、キャリヤギヤ17およびコネクタ14を介してスプール4に接続されている。したがって、遊星歯車機構により高減速比の動力伝達経路が設定される。
【0051】
一方、回転軸32がガイド孔11gの左端に当接してクラッチギヤ31は最左位置に設定される。この最左位置では、クラッチギヤ31はキャリヤギヤ17の外歯17bから離れている。これにより、クラッチギヤ31とキャリヤギヤ17との間の高速かつ低トルク伝達経路が遮断される。
このように、この高減速比動力伝達モードは高減速比で、低速かつ高トルク伝達経路が設定される動力伝達モードである。この高減速比動力伝達モードでは、モータ6の駆動により高ベルト張力でのベルト巻取りが行われる。
【0052】
これらの動力伝達遮断モード、低減速比動力伝達モード、高減速比動力伝達モード間の動力伝達モード切換は、動力伝達モード切換機構9によって行われる。
(1)動力伝達遮断モード→低減速比動力伝達モードの動力伝達モード切換
図4に示す動力伝達遮断モードの状態から、モータ6が正回転(図4においてモータ回転軸6aが時計回り:スプール4のベルト巻取り方向βの回転に対応)すると、モータギヤ13、コネクトギヤ23、アイドルギヤ29および上側クラッチギヤ27を介して下側クラッチギヤ26とプーリ25とがそれぞれスプール4のベルト巻取り方向βに対応した方向に回転する。すると、クラッチギヤ31はキャリヤギヤ17の外歯17bに噛合していないので空転するとともに、回転軸32が抵抗を受けないのでクラッチスプリング24がプーリ25と同方向に回動する。これにより、クラッチギヤ31および回転軸32がガイド孔11gに沿って左方に移動し、図5に示すように回転軸32がクラッチアーム33に当接する。
【0053】
この回転軸32がクラッチアーム33に当接した位置では、図5に示すようにクラッチギヤ31および回転軸32が前述の最高位置に設定されて、クラッチギヤ31がキャリヤギヤ17の外歯17bに噛合する。これにより、クラッチギヤ31の回転がキャリヤギヤ17に伝達され、キャリヤギヤ17が回転する。このとき、シートベルト3にスラックがあると、このキャリヤギヤ17の回転でシートベルト3がスプール4に巻き取られる。このスラックが除去されると、スプール4が回転しなくなるので、キャリヤギヤ17も回転しなくなる。このため、クラッチギヤ31もキャリヤギヤ17から抵抗を受けて回転しなくなる。
【0054】
しかし、モータ6の回転トルクにより下側コネクトギヤ26が回転しようとするので、下側コネクトギヤ26の回転トルクにより、回転軸32に前述の最左位置方向に向かう力が加えられる。このとき、回転軸32がクラッチアーム33に当接しているので、この力により回転軸32がクラッチアーム33を押圧する。しかし、このときシートベルト3の張力が所定値以下であるので、回転軸32の押圧力によるクラッチアーム33を時計回りに回転させようとするモーメントが、係合部33eと凹部35bとの係合力による、この時計回りのモーメントに対向するモーメントより小さい。したがって、係合部33eが凹部35bから脱出しなく、クラッチアーム33は回動しなく、回転軸32がこのクラッチアーム33に当接した位置に停止する。
【0055】
この回転軸32の停止により、クラッチギヤ31および回転軸32が図5に示す前述の最高位置に保持される。クラッチギヤ31が最高位置に保持されることで、クラッチギヤ31とキャリヤギヤ17の外歯17bとの噛合が保持され、クラッチギヤ31とキャリヤギヤ17との高速かつ低トルク伝達経路の接続が保持される。また、クラッチアーム33が回動しないので、クラッチパウル34も回動しなく、係止爪34bはラチェット歯19bに係合しない位置に保持される。これにより、リング部材19が自由となり、サンギヤ部材20とキャリヤギヤ17との低速かつ高トルク伝達経路の遮断が保持される。
こうして、動力伝達機構8の動力伝達遮断モードから低減速比動力伝達モードへの動力伝達モード切換が行われ、動力伝達機構8は低減速比動力伝達モードに設定される。
【0056】
(2)低減速比動力伝達モード→高減速比動力伝達モードの動力伝達モード切換
高減速比動力伝達モードはモータ6の比較的高い回転トルクにより設定される。その場合、高減速比動力伝達モードは、動力伝達遮断モードから低減速比動力伝達モードを介して設定される。
動力伝達遮断モードから低減速比動力伝達モードの動力伝達モード切換は前述と同じである。しかし、高減速比動力伝達モードの設定ではシートベルト3の張力が所定値より大きいので、図5に示す低減速比動力伝達モードの状態で、回転軸32の押圧力によりクラッチアーム33に加えられるモーメントが、係合部33eと凹部35bとの係合力による、この時計回りのモーメントに対向するモーメントより大きくなる。このため、係合部33eが凹部35bから脱出可能となる。
【0057】
したがって、クラッチスプリング24が反時計回りに更に回動すると、回転軸32がクラッチアーム33をその支持軸11hを中心に時計回りに回動させながら、ガイド孔11gに沿って左方へ移動する。これにより、クラッチギヤ31も更に左方へ移動する。回転軸32がガイド孔11gの左端に当接すると、それ以上の移動が阻止され、クラッチギヤ31、回転軸32およびクラッチスプリング24が停止する。これにより、図6に示すようにクラッチギヤ31および回転軸32は前述の最左位置に設定される。この最左位置では、クラッチギヤ31がキャリヤギヤ17の外歯17bから外れ、クラッチギヤ31とキャリヤギヤ17との高速かつ低トルク伝達経路は遮断される。
【0058】
一方、クラッチアーム33の回動に連動して、クラッチパウル34がクラッチパウルピン38を中心に反時計回りに回動し、図6に示すようにその係止爪34bがラチェット歯19bに係止可能な位置に設定される。このとき、モータ6の回転トルクでサンギヤ部材20が回転してリング部材19も時計回りに回転しているので、ラチェット歯19bが係止爪34bに係止する。これにより、リング部材19の回転が停止し、サンギヤ部材20とキャリヤギヤ17との低速かつ高トルク伝達経路が接続される。
こうして、動力伝達機構8の低減速比動力伝達モードから高減速比動力伝達モードへの動力伝達モード切換が行われ、動力伝達機構8は高減速比動力伝達モードに設定される。
【0059】
(3)高減速比動力伝達モード→(低減速比動力伝達モード)→動力伝達遮断モードの動力伝達モード切換
図6に示す高減速比動力伝達モードの状態で、モータ6が逆回転(図4においてモータ回転軸6aが反時計回り:スプール4のベルト引出し方向αの回転に対応)すると、下側コネクトギヤ26およびプーリ25も前述と逆回転する。すると、クラッチスプリング24も同様に前述と逆方向に回動するので、クラッチギヤ31および回転軸32がクラッチアーム33を反時計回りに回動させながらガイド孔11gに沿って右方へ移動する。
【0060】
クラッチアーム33の反時計回りの回動に連動してクラッチパウル34が時計回りに回動するので、クラッチパウル34はラチェット歯19bと係合しない非係合位置となる。これにより、リング部材19が回転自由になり、低速かつ高トルク伝達経路が遮断される。
【0061】
クラッチギヤ31および回転軸32が前述の最高位置になったとき、クラッチギヤ31がキャリヤギヤ17の外歯17bに噛合して一時的に図5に示す低減速比動力伝達モードとなるが、クラッチギヤ31および回転軸32の右方への移動が継続しているので、すぐにクラッチギヤ31は外歯17bから外れ、空転する。これにより、高速かつ低トルク伝達経路は一時的接続されるがすぐに遮断される。なお、高速かつ低トルク伝達経路が一時的接続されたとき、モータ6が逆回転しているので、スプール4はベルト引出し方向αに一時的に回転するが、すぐに停止する。
【0062】
回転軸32がガイド孔11gの右端に当接すると、それ以上の移動が阻止され、クラッチギヤ31、回転軸32およびクラッチスプリング24が停止する。これにより、クラッチギヤ31および回転軸32は前述の図4に示す最右位置に設定される。
こうして、動力伝達機構8の高減速比動力伝達モードから動力伝達遮断モードへの動力伝達モード切換が行われ、動力伝達機構8は動力伝達遮断モードに設定される。
【0063】
更に、この例のシートベルトリトラクタ1は、シートベルト3の次の7つのベルトモードが設定されている。
(1)ベルト格納モード
ベルト格納モードは、シートベルト3が使用されずスプール4に完全に巻き取られている状態のベルトモードである。このベルト格納モードでは、シートベルトリトラクタ1は、モータ6が駆動されず、かつ動力伝達機構8が動力伝達遮断モードに設定される。したがって、シートベルト3にごく弱いベルト張力が生じているだけであり(ごく弱いベルト張力が生じていることについては、後述の格納用ベルト巻取りモードで説明)、また消費電力がゼロである。
【0064】
(2)ベルト引出しモード
ベルト引出しモードは、シートベルト3を装着するためにスプール4から引き出す状態のベルトモードである。同様にこのベルト引出しモードでも、シートベルトリトラクタ1は動力伝達遮断モードに設定される。したがって、シートベルト3を弱い力で引き出すことが可能となっている。このときにも、モータ6が駆動されず、消費電力がゼロである。
【0065】
(3)フィッティング用ベルト巻取りモード
フィッティング用ベルト巻取りモードは、シートベルト3を引き出してタングをバックルに挿入係合してバックルスイッチがONした後、シートベルト3を乗員にフィットさせるために、余分に引き出されたシートベルト3を巻き取る状態、およびシートベルト3の通常装着状態(このとき、バックルスイッチはON状態となっている)で、乗員が動いてシートベルト3が所定量引き出された後、乗員が再び正規位置に着座したとき、引き出されたシートベルト3を巻き取る状態のベルトモードである。このフィッティング用ベルト巻取りモードでは、シートベルトリトラクタ1は、モータ6がベルト巻取り方向に駆動され、かつ動力伝達機構8が低減速比動力伝達モードに設定される。したがって、シートベルト3は低トルクで迅速に巻き取られ、ごく弱い所定のベルト張力が生じたときモータ6が停止することで、シートベルト3は乗員にフィットした状態で装着される。
【0066】
(4)通常装着モード(コンフォートモード)
通常装着モード(コンフォートモード)は、フィッティング用ベルト巻取りモード終了後に設定される、シートベルト3の通常装着状態のベルトモードである。この通常装着モードでは、シートベルトリトラクタ1は、モータ6が駆動されず、かつ動力伝達機構8が動力伝達遮断モードに設定される。したがって、シートベルト3にごく弱いベルト張力が生じているだけであるので、乗員はシートベルト3が装着されても圧迫感を抱くことはない。また、消費電力がゼロである。
【0067】
(5)警報モード
警報モードは、通常装着モードで車両走行中にドライバの居眠りや車輌進行方向前方の障害物を検知して、シートベルト3の巻取りを所定回数繰り返すことで、ドライバに警報を発する状態のベルトモードである。この警報モードでは、シートベルトリトラクタ1は、モータ6が繰り返し駆動されるように設定される。したがって、シートベルト3に比較的強いベルト張力(後述する緊急モードのベルト張力より弱い)とごく弱いベルト張力とが乗員に繰り返し加えられるので、ドライバは居眠りや車輌進行方向前方の障害物に対して注意を促される。
【0068】
(6)緊急モード
警報モードは、通常装着モードで車両走行中に車輌が障害物等に衝突するおそれがきわめて高い場合に設定されるベルトモードであり、次の2つの段階からなる。
(i) 初期段階
緊急モードの初期段階では、シートベルトリトラクタ1は、モータ6が比較的高い回転トルクで正回転される。すると、動力伝達遮断モードからクラッチスプリング24が回動して、クラッチギヤ31および回転軸32が前述の最高位置に移動し、クラッチギヤ31がキャリヤギヤ17の外歯17bに噛合する。この時点では、シートベルト3のスラックが除去されかつシートベルト3の張力が所定値以下であるので、キャリヤギヤ17からのクラッチギヤ31への抵抗が比較的小さい。このため、モータ6の回転トルクが比較的高くても、回転軸32はクラッチアーム33を回動させないので、動力伝達機構8は低減速比動力伝達モードに設定される。したがって、クラッチギヤ31の回転がキャリヤギヤ17に伝達されてキャリヤギヤ17が回転し、シートベルト3は低トルクで迅速に巻き取られて、シートベルト3のスラックが迅速に除去される。
【0069】
(ii) 後期段階
前述の初期段階においてシートベルト3のスラックが除去されると、この初期段階に続いて緊急モードの後期段階となる。この後期段階では、シートベルト3の張力が所定値より大きくなるのに伴い、キャリヤギヤ17からのクラッチギヤ31への抵抗が比較的大きくなるのでキャリヤギヤ17およびクラッチギヤ31が回転しなくなる。しかし、モータ6の回転トルクにより下側コネクトギヤ26が回転しようとするので、下側コネクトギヤ26の回転トルクにより、回転軸32に前述の最左位置方向に向かう力が加えられる。このとき、モータ6の回転トルクが比較的高いので、回転軸32の押圧力によるクラッチアーム33を時計回りに回転させようとするモーメントが、係合部33eと凹部35bとの係合力による、この時計回りのモーメントに対向するモーメントより大きくなる。このため、クラッチアーム33の係合部33eと抵抗スプリング35の凹部35aとの係合が解除されて、回転軸32がクラッチアーム33を回動させながら前述の最左位置の方へ移動する。このクラッチアーム33の回動に連動してクラッチパウル34が回動するので、クラッチパウル34の係止爪34bがラチェット歯19bに係合し、リング部材19の回転が阻止される。これにより、回動動力伝達機構8が高減速比動力伝達モードに設定される。したがって、シートベルト3は高トルクで巻き取られて、きわめて強いベルト張力で乗員が拘束される。
【0070】
(7)格納用ベルト巻取りモード
格納用ベルト巻取りモードは、シートベルト3の装着を解除するために、タングをバックルから抜き出し、バックルスイッチがOFFとなったとき、シートベルト3を格納状態にするために完全に巻き取る状態のベルトモードである。この格納用ベルト巻取りモードでは、シートベルトリトラクタ1は、モータ6が比較的低い回転トルクでベルト巻取り方向に駆動されて、動力伝達機構8が低減速比動力伝達モードに設定される。したがって、引き出されたシートベルト3は低トルクで迅速に巻き取られる。
そして、シートベルト3が完全に巻き取られて、ごく弱い所定のベルト張力が生じたときにモータ6が停止することで、シートベルト3は前述のごく弱いベルト張力が生じているベルト格納モードとなる。
【0071】
このように構成されたこの例のシートベルトリトラクタ1によれば、動力伝達機構8に高速かつ低トルク動力伝達経路からなる低減速比動力伝達モードと低速かつ高トルク動力伝達経路からなる高減速比動力伝達モードとの2つの動力伝達経路を設定しているので、低減速比動力伝達モードによる、シートベルト3のスラック除去のための迅速なベルト巻取りと、高減速比動力伝達モードによる、乗員拘束のための高トルクでのベルト巻取りという2つの巻取り性能を実現することができる。
【0072】
しかも、これらの2つの動力伝達経路が設定されることで、モータ6の回転トルクを効率よくスプール4に伝達することができるので、限られた消費電力でこれらの2つの巻取り性能を確実に発揮することができる。特に、乗員拘束のための高トルクでのベルト巻取りを低速かつ高トルク動力伝達経路で実現されるので、モータ6の回転トルクを従来に比して小さくすることができる。これにより、モータ6の消費電力を低減することができるとともに、より小型のモータを使用することができ、その分、シートベルトリトラクタ1をコンパクトにできる。
また、前述の2つの巻取り性能を実現できることで、シートベルトリトラクタ1にモータ6の回転トルクによるプリテンショニング機能を持たせることができる。したがって、従来のシートベルトリトラクタにおける反応ガスを用いたプリテンショナーを不要にできるので、コストを削減することができる。
【0073】
更に、シートベルト3の張力に応じて動力伝達機構8を低減速比動力伝達モードまたは高減速比動力伝達モードに設定しているので、モータ6の回転トルクを制御することなく、モード切換を簡単に行うことができるようになる。
更に、動力伝達機構8にモータ6の回転トルクをスプールに伝達しない動力伝達遮断モードを設定しているので、シートベルト3の引出し、シートベルト3の圧迫感のない通常装着、非装着時のシートベルト3の格納を、モータ6に影響されることなく行うことができる。
【0074】
更に、シートベルト3の格納巻取動作をモータ6の回転トルクのみで行っているので、シートベルト3に常時作用するうずまきばね等の巻取り手段によるシートベルト巻取方向の付勢力を、テンションレデューサ等の追加モジュールを用いることなく排除あるいはきわめて小さく設定することができる。
その場合、この巻取り手段による付勢力を、乗員がシートベルト3の装着時に行うフィッティング動作のために最低限必要な範囲内で設定した場合であっても、モータ6の回転を低減速比動力伝達モードでスプール4に伝達することによりシートベルト3の巻取りを補助することで、シートベルト3の格納巻取り動作を確実に行うことが可能となる。
【0075】
更に、高減速比減速機構7aを遊星歯車機構により構成しているので、低速かつ高トルク伝達経路をコンパクトに形成することができる。これにより、動力伝達機構8を低減速比動力伝達モードまたは高減速比動力伝達モードを有するようにしても、シートベルトリトラクタ1の大型化をより効果的に抑制することができる。
【0076】
更に、高減速比減速機構7aのキャリヤと低減速比減速機構7bの外歯17bとを1つの共通のキャリヤギヤ17で構成しているので、部品点数を削減できるとともに、その分、よりコンパクトになる。
更に、シートベルト3の張力に応じて動力伝達モード切換機構9により遊星歯車機構のインターナルギヤ19aの回転制御および小径のクラッチギヤ31と大径のキャリヤギヤ17の外歯17bとの間の噛合制御を行うことで、動力伝達モードを簡単に切り換えることができるようになる。
【0077】
なお、動力伝達モードの切換えは、モータ6の低トルクおよび高トルクの2つのトルクを用いた動力伝達モード切換機構9以外の、例えば前述の特許文献2に開示のソレノイド等の機構を用いることができる。
また、高減速比減速機構7aのキャリヤと低減速比減速機構7bの外歯17bとを1つの共通のキャリヤギヤ17で構成する必要はなく、別部材で構成することもできる。
【0078】
更に、前述の例のように、動力伝達モード切換時にはモータ6の回転トルクは一定であるが、フィッティング用ベルト巻取りモード、警報モード、緊急モード、格納用ベルト巻取りモード等の各モードにおいては、モータ6の回転トルクをそのモードに応じて変化するように制御することもできる。
【0079】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のシートベルトリトラクタによれば、動力伝達機構に高速かつ低トルク動力伝達経路を形成しているので、モータの回転トルクを高速でかつ低トルクでスプールに伝達するか、あるいはモータの回転トルクを低速でかつ高トルクでスプールに伝達するかすることができる。したがって、高速かつ低トルクでのスプールによるベルト巻取りで、シートベルトのスラック除去のための迅速なベルト巻取りが可能となり、また、低速かつ高トルクでのスプールによるベルト巻取りで、乗員拘束のための高トルクでのベルト巻取りが可能となる。
このように2つの巻取り性能を実現できるので、シートベルトの巻取り時、その巻取りに求められる性能に応じてモータの回転トルクをきめ細かく制御することなく簡単な制御で、柔軟にかつ効率よく対応することができる。
【0080】
しかも、これらの2つの動力伝達経路が設定されることで、モータの回転トルクを効率よくスプールに伝達することができるので、限られた消費電力でこれらの2つの巻取り性能を確実に発揮することができる。特に、乗員拘束のための高トルクでのベルト巻取りを低速かつ高トルク動力伝達経路で実現されるので、モータの回転トルクを従来に比して小さくすることができる。これにより、モータの消費電力を低減することができるとともに、より小型のモータを使用することができ、その分、シートベルトリトラクタをコンパクトにできる。
また、前述の2つの巻取り性能を実現できることで、シートベルトリトラクタにモータの回転トルクによるプリテンショニング機能を持たせることができる。したがって、従来の反応ガスを用いたプリテンショナーを不要にできるので、コストを削減することができる。
【0081】
特に、請求項2、3、5および6の発明に係るシートベルトリトラクタによれば、シートベルトの張力に応じて動力伝達機構を低減速比動力伝達モードまたは高減速比動力伝達モードに設定しているので、モータの回転トルクを制御することなく、モード切換を簡単に行うことができるようになる。
また、請求項4の発明によれば、動力伝達機構にモータの回転トルクをスプールに伝達しない動力伝達遮断モードを設定しているので、シートベルトの引出し、シートベルトの圧迫感のない通常装着、非装着時のシートベルトの格納を、モータに影響されることなく行うことができる。
【0082】
更に、請求項7の発明によれば、高減速比減速機構を遊星歯車機構により構成しているので、低速かつ高トルク伝達経路をコンパクトに形成することができる。これにより、動力伝達機構を低減速比動力伝達モードまたは高減速比動力伝達モードを有するようにしても、リトラクタの大型化をより効果的に抑制することができる。
【0083】
更に、請求項8の発明によれば、低減速比減速機構の構成要素の一部と高減速比減速機構の構成要素の一部とを共通化しているので、部品点数を削減できるとともに、その分、よりコンパクトになる。
更に、請求項9の発明によれば、動力伝達モード切換機構により遊星歯車機構のインターナルギヤの回転制御および小径ギヤと大径ギヤとの間の噛合制御を行うことで、動力伝達モードを簡単に切り換えることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の一例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す例のシートベルトリトラクタをリテーナカバーを外した状態で示し、(a)は斜視図、(b)は左側面図である。
【図3】図1に示す例のシートベルトリトラクタに用いられるサンギヤ部材を示し、(a)はその斜視図、(b)は(a)におけるIIIB方向から見た斜視図である。
【図4】図1に示す例のシートベルトリトラクタにおける動力伝達遮断モードの状態を、構成要素の一部を除いて示す左側面図である。
【図5】図1に示す例のシートベルトリトラクタにおける低減速比動力伝達モードの状態を、構成要素の一部を除いて示す左側面図である。
【図6】図1に示す例のシートベルトリトラクタにおける高減速比動力伝達モードの状態を、構成要素の一部を除いて示す左側面図である。
【符号の説明】
1…シートベルトリトラクタ、2…フレーム、3…シートベルト、4…スプール、5…ロック手段、6…モータ、6a…モータ回転軸、7…減速機構、7a…高減速比減速機構、7b…低減速比減速機構、8…動力伝達歯車機構、9…動力伝達モード切換機構、13…モータギヤ、17…キャリヤギヤ、18…プラネットギヤ、19…リング部材、19a…インターナルギヤ、19b…ラチェット歯、20…サンギヤ部材、20a…サンギヤ、23…コネクトギヤ、24…クラッチスプリング、25…プーリ、26…下側コネクトギヤ、27…上側コネクトギヤ、29…アイドルギヤ、31…クラッチギヤ、32…回転軸、33…クラッチアーム、33c…支持溝、33e…係合部、34…クラッチパウル、34b…係止爪、35…抵抗スプリング、35b…凹部

Claims (9)

  1. シートベルトを巻取るスプールと、このスプールを回転させる回転トルクを発生するモータと、このモータの回転トルクを前記スプールに伝達する動力伝達機構とを少なくとも備え、モータの回転トルクにより前記シートベルトを前記スプールに巻き取るようになっているシートベルトリトラクタにおいて、
    前記動力伝達機構は、前記モータの回転トルクを低減速比減速機構で前記スプールに伝達する低減速比動力伝達モードと前記モータの回転トルクを高減速比減速機構で前記スプールに伝達する高減速比動力伝達モードとが設定されており、
    前記動力伝達機構を前記低減速比動力伝達モードと前記高減速比動力伝達モードとのいずれか一方に選択的に切り換え設定する動力伝達モード切換機構を備えていることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  2. 前記動力伝達モード切換機構は、前記シートベルトの張力に応じて前記動力伝達機構を前記低減速比動力伝達モードと前記高減速比動力伝達モードとのいずれか一方に選択的に切り換え設定することを特徴とする請求項1記載のシートベルトリトラクタ。
  3. 前記動力伝達モード切換機構は、前記シートベルトの張力が所定値以下のとき、前記動力伝達機構を前記低減速比動力伝達モードに設定するとともに、前記シートベルトの張力が前記所定値より大きいとき、前記動力伝達機構を前記高減速比動力伝達モードに設定することを特徴とする請求項2記載のシートベルトリトラクタ。
  4. 前記動力伝達機構は、更に前記モータの回転トルクを前記スプールに伝達しない動力伝達遮断モードが設定されており、
    前記動力伝達モード切換機構は、前記動力伝達機構を、前記低減速比動力伝達モード、前記高減速比動力伝達モードおよび動力伝達遮断モードのいずれか一つのモードに選択的に切り換え設定することを特徴とする請求項1記載のシートベルトリトラクタ。
  5. 前記動力伝達モード切換機構は、前記シートベルトの張力に応じて前記動力伝達機構を前記低減速比動力伝達モードと前記高減速比動力伝達モードとのいずれか一方に選択的に切り換え設定するとともに、前記モータのシートベルト引出方向の回転に応じて前記動力伝達機構を前記動力伝達遮断モードに設定することを特徴とする請求項4記載のシートベルトリトラクタ。
  6. 前記動力伝達モード切換機構は、前記動力伝達モード切換機構は、前記シートベルトの張力が所定値以下のとき、前記動力伝達機構を前記低減速比動力伝達モードに設定するとともに、前記シートベルトの張力が前記所定値より大きいとき、前記動力伝達機構を前記高減速比動力伝達モードに設定することを特徴とする請求項5記載のシートベルトリトラクタ。
  7. 前記高減速比減速機構は、前記モータの回転トルクが伝達されるサンギヤと、インターナルギヤと、これらのサンギヤとインターナルギヤとに噛合する所定数のプラネットギヤと、前記プラネットギヤを支持しかつ前記スプールに回転的に連結されるキャリヤとを有する遊星歯車機構により構成され、
    前記低減速比減速機構は、前記モータの回転トルクが伝達される小径ギヤと、前記スプールに回転的に連結され、前記小径ギヤに噛合可能でありかつこの小径ギヤより大径の大径ギヤとを有する歯車機構により構成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1記載のシートベルトリトラクタ。
  8. 前記キャリヤと前記大径ギヤは、共通のキャリヤギヤからなることを特徴とする請求項7記載のシートベルトリトラクタ。
  9. 前記インターナルギヤは回転可能に設けられており、
    前記動力伝達モード切換機構は、前記モータの一方向の低回転トルクに基づいて前記インターナルギヤの回転を自由にして前記高減速比動力伝達モードを解除しかつ前記小径ギヤを前記大径ギヤに噛合することで前記低減速比動力伝達モードを設定し、また、前記モータの一方向の高回転トルクに基づいて前記インターナルギヤの回転を阻止して前記高減速比動力伝達モードを設定しかつ前記小径ギヤを前記大径ギヤから外すことで前記低減速比動力伝達モードを解除することを特徴とする請求項7または8記載のシートベルトリトラクタ。
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