JP2005012298A - スピーカ - Google Patents
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Abstract
【課題】スピーカの駆動範囲が大きくなった時においても、錦糸線が暴れることがなく、プラス側とマイナス側の錦糸線のショートおよび錦糸線と振動板との接触による異音の発生を防止すると共に、錦糸線への負担を軽減し、切断事故の発生を防止することができるスピーカを提供する。
【解決手段】給電端子6とボイスコイル7間を電気的に接続するための錦糸線9を備えたスピーカにおいて、プラス側とマイナス側の両錦糸線9へマグネット14を配置すると共に、錦糸線9と接触する虞のある振動板8の側面へマグネット15を配置し、マグネット14および15の反発力により両錦糸線9間のショートおよび錦糸線9と振動板8の接触を防止する。
【選択図】 図1
【解決手段】給電端子6とボイスコイル7間を電気的に接続するための錦糸線9を備えたスピーカにおいて、プラス側とマイナス側の両錦糸線9へマグネット14を配置すると共に、錦糸線9と接触する虞のある振動板8の側面へマグネット15を配置し、マグネット14および15の反発力により両錦糸線9間のショートおよび錦糸線9と振動板8の接触を防止する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種音響機器に使用するスピーカに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスピーカについて図4に示すスピーカの半断面図にもとづき説明する。
図4において、1は磁気回路で、ボトムプレート2と、マグネット3と、トッププレート4とによって構成している。この磁気回路1の上部にはスピーカフレーム5が結合され、スピーカフレーム5の外周側面には、給電端子6が装着されている。7はボイスコイルで、磁気ギャップ1aに挿入されたコイル部7aを備えている。8はコーン状の振動板である。
【0003】
9は可撓性導体からなる錦糸線であって、その一端部を給電端子6へ電気的に接続すると共に、他端部をボイスコイル7のリード線(図示しない)と振動板8に設けた接続部10においてハンダ付けを行ない電気的に接続し、給電端子6に入力されたオーディオ信号をボイスコイル7へ導くように配線している。11はボイスコイル7を支持するダンパー、12は振動板8を支持するエッジ、13はエッジ12を押さえて固定するガスケットである。
【0004】
図4のように構成した従来のスピーカでは、錦糸線9を用いて給電端子6とボイスコイル7との間を電気的に接続する場合、錦糸線9に振動板8の振動に見合ったたるみ寸法を持たせ、アーチを描くようにフォーミング形状を調整しながら接続を行なっていた。(例えば、特許文献1参照)
【0005】
【特許文献1】
特開平4−334300号公報(第2頁−3頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示す従来のスピーカは、上述したように、給電端子6とボイスコイル7との間を電気的に接続するための錦糸線9は、スピーカ駆動時における突っ張りを回避するために、配線寸法に余裕を設け、振動板8の振動に見合ったたるみを付けて形状のフォーミングを行なう必要があった。
【0007】
したがって、従来のこのような錦糸線9の構成では、振動板8の振動範囲が大きくなった時に錦糸線9の暴れが生じ、プラス側とマイナス側の錦糸線9が接触してショートが発生するという問題点があった。また、この錦糸線9の暴れによって、錦糸線9が振動板8の背面側へ接触して異音を発生するという問題点があった。さらに、錦糸線9が暴れることにより、錦糸線9へ負担がかかり、給電端子6との接続部分で切断事故が生じやすくなるという問題点があった。
【0008】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スピーカの駆動範囲が大きくなった時においても、錦糸線が暴れることがなく、プラス側とマイナス側の錦糸線のショートおよび錦糸線と振動板との接触による異音の発生を防止すると共に、錦糸線への負担を軽減し、切断事故の発生を防止することができるスピーカを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明におけるスピーカは、スピーカフレームへ装着した給電端子と、磁気ギャップへ挿入したボイスコイルと、スピーカフレームへ外周縁部を結合すると共にボイスコイルへ内周縁部を結合した振動板と、給電端子とボイスコイル間を電気的に接続するための錦糸線とを備えたスピーカにおいて、プラス側とマイナス側の両錦糸線へマグネットを配置し、マグネットの反発力により両錦糸線間のショートを防止するように構成したものである。
【0010】
また、スピーカフレームへ装着した給電端子と、磁気ギャップへ挿入したボイスコイルと、スピーカフレームへ外周縁部を結合すると共にボイスコイルへ内周縁部を結合した振動板と、給電端子とボイスコイル間を電気的に接続するための錦糸線とを備えたスピーカにおいて、プラス側とマイナス側の両錦糸線へマグネットを配置すると共に錦糸線と接触する虞のある振動板の側面へマグネットを配置し、マグネットの反発力により両錦糸線間のショートおよび錦糸線と振動板の接触を防止するように構成したものである。
【0011】
また、上記マグネットは、異方化配向磁界をもったマグネットであることが効果的である。
【0012】
さらに、上記プラス側とマイナス側の両錦糸線へ配置したマグネットは、錦糸線を挿通するための中空部を有する管状に形成したものであることが好ましい。
【0013】
また、上記プラス側とマイナス側の両錦糸線へ配置したマグネットは、連結部を介して一体的に形成したものであることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るスピーカの一実施の形態を示す半断面図である。図2(a)〜(b)は、図1のスピーカに使用する異方化配向を施したプラスチックマグネットの第1および第2の実施の形態を示す斜視図である。図3(a)〜(c)は、異方化配向磁界と極位置の関係を示す模式図である。
なお、図4に示した従来例と同一部分は、同一符号を付し、その共通するの箇所の詳細な説明は、重複するため省略する。
【0015】
図1に示す実施例は、錦糸線9側と振動板8側に、異方化配向磁界をもったプラスチックマグネット14とプラスチックマグネット15をそれぞれ配置したことを特徴としている。
まず、錦糸線9側に配置したプラスチックマグネット14について説明する。このプラスチックマグネット14は、錦糸線9が振動板8の背面側と接触する虞のある位置で、かつ錦糸線9自体の動きに影響を与えない場所に装着している。また、このプラスチックマグネット14は、プラス側とマイナス側の両方の錦糸線9に装着している。
【0016】
上記のプラスチックマグネット14に異方化配向を施す方法としては、例えば、図3(a)〜(c)に示すような異方化技術を用いて異方化配向磁界を形成している。
図3(a)の場合は、N/S極の作用面積を変えることで、配向磁界を絞り、使用作用面の磁束密度を増加させ、異方化配向磁界を形成する。(集束配向)
また、図3(b)の場合は、集束密度をさらに増加させた作用面の主極Nに対し、対極Sを側面に配し、異方化配向磁界を形成する。(側面集束配向)
さらに、図3(c)の場合は、同一面に同心円状にN/S極を配し、マグネット内で閉磁路(同心極閉磁路)を構成し、異方化配向磁界を形成する。(閉磁路型集束配向)
【0017】
プラスチックマグネット14は、上記のような異方化技術を用いて、図2(a)に示すように、管状に形成されている。管状に形成されたプラスチックマグネット14は、その中心部に設けた中空部14aへ錦糸線9を挿通する。この時、プラス側とマイナス側の錦糸線9へ装着した2つのプラスチックマグネット14は、対向する面の極位置を互いに反発するように配置する。
【0018】
以上のように、プラス側とマイナス側の錦糸線9へプラスチックマグネット14を互いに反発するように装着させたことにより、振動板8の振動が大きくなり、錦糸線9が大きく振幅した場合でも、プラス側とマイナス側へ装着したプラスチックマグネット14の反発力により、両錦糸線9の接触を防ぎ、錦糸線9間のショートを防止することができ、信頼性の向上を図ることができる。
【0019】
次に、振動板8側へ装着するプラスチックマグネット15について説明する。
プラスチックマグネット15は、図3(a)〜(c)に示すような異方化技術を用いて平板状に形成した部材に、異方化配向を施している。この異方化配向磁界をもったプラスチックマグネット15は、振動板8の背面側の錦糸線9と接触する虞のある場所へ貼り付けている。この時、プラスチックマグネット15は、錦糸線9へ装着したプラスチックマグネット14と対向する面の極位置を互いに反発するように配置して貼り付けを行なっている。
【0020】
以上のようにプラスチックマグネット15を振動板8へ装着することにより、振動板8の振動範囲が大きくなった時に、錦糸線9側のプラスチックマグネット14と反発し合うことによって、錦糸線9の暴れを防止することができるため、錦糸線9と振動板8との接触を回避することができ、異音の発生を防止することができる効果がある。また、錦糸線9の暴れを押さえることができるため、錦糸線9への負担が軽減され、給電端子6との接続部分における切断事故を防ぐことができ、信頼性を向上させることができる。
【0021】
図2(b)は、錦糸線9へ装着する異方化配向磁界をもったプラスチックマグネットの他の実施例を示すものである。
この図2(b)のプラスチックマグネット16は、プラス側とマイナス側の錦糸線9を挿通する中空部16cおよび16dを形成した一対の管状マグネット部16aおよび16bを設けると共に、この一対の管状マグネット部16aおよび16bとの間に連結部16eを設けて一対の管状マグネット部16aと16bを一体的に構成している。
【0022】
以上のように、プラス側とマイナス側の錦糸線9を挿通するプラスチックマグネット16を一体的に形成したことにより、プラス側とマイナス側の両錦糸線9が一定の間隔を置いて同じ動きをするため、両錦糸線9の接触をなくすことができ、ショートの発生を防止することができ、信頼性の向上を図ることができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、スピーカの駆動範囲が大きくなった時においても、錦糸線が暴れることがなく、プラス側とマイナス側の錦糸線のショートおよび錦糸線と振動板との接触による異音の発生を防止することができると共に、錦糸線への負担を軽減し、切断事故の発生を防止することができ、信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピーカの一実施の形態を示す半断面図である。
【図2】図1に示すスピーカに用いる異方化配向を施したプラスチックマグネットの実施の形態を示す斜視図である。
【図3】異方化配向磁界と極位置の関係を示す模式図である。
【図4】従来のスピーカを示す半断面図である。
【符号の説明】
1 磁気回路
1a 磁気ギャップ
2 ボトムプレート
3 マグネット
4 トッププレート
5 スピーカフレーム
6 給電端子
7 ボイスコイル
7a コイル部
8 振動板
9 錦糸線
10 接続部
11 ダンパー
12 エッジ
13 ガスケット
14、15、16 プラスチックマグネット
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種音響機器に使用するスピーカに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスピーカについて図4に示すスピーカの半断面図にもとづき説明する。
図4において、1は磁気回路で、ボトムプレート2と、マグネット3と、トッププレート4とによって構成している。この磁気回路1の上部にはスピーカフレーム5が結合され、スピーカフレーム5の外周側面には、給電端子6が装着されている。7はボイスコイルで、磁気ギャップ1aに挿入されたコイル部7aを備えている。8はコーン状の振動板である。
【0003】
9は可撓性導体からなる錦糸線であって、その一端部を給電端子6へ電気的に接続すると共に、他端部をボイスコイル7のリード線(図示しない)と振動板8に設けた接続部10においてハンダ付けを行ない電気的に接続し、給電端子6に入力されたオーディオ信号をボイスコイル7へ導くように配線している。11はボイスコイル7を支持するダンパー、12は振動板8を支持するエッジ、13はエッジ12を押さえて固定するガスケットである。
【0004】
図4のように構成した従来のスピーカでは、錦糸線9を用いて給電端子6とボイスコイル7との間を電気的に接続する場合、錦糸線9に振動板8の振動に見合ったたるみ寸法を持たせ、アーチを描くようにフォーミング形状を調整しながら接続を行なっていた。(例えば、特許文献1参照)
【0005】
【特許文献1】
特開平4−334300号公報(第2頁−3頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示す従来のスピーカは、上述したように、給電端子6とボイスコイル7との間を電気的に接続するための錦糸線9は、スピーカ駆動時における突っ張りを回避するために、配線寸法に余裕を設け、振動板8の振動に見合ったたるみを付けて形状のフォーミングを行なう必要があった。
【0007】
したがって、従来のこのような錦糸線9の構成では、振動板8の振動範囲が大きくなった時に錦糸線9の暴れが生じ、プラス側とマイナス側の錦糸線9が接触してショートが発生するという問題点があった。また、この錦糸線9の暴れによって、錦糸線9が振動板8の背面側へ接触して異音を発生するという問題点があった。さらに、錦糸線9が暴れることにより、錦糸線9へ負担がかかり、給電端子6との接続部分で切断事故が生じやすくなるという問題点があった。
【0008】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スピーカの駆動範囲が大きくなった時においても、錦糸線が暴れることがなく、プラス側とマイナス側の錦糸線のショートおよび錦糸線と振動板との接触による異音の発生を防止すると共に、錦糸線への負担を軽減し、切断事故の発生を防止することができるスピーカを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明におけるスピーカは、スピーカフレームへ装着した給電端子と、磁気ギャップへ挿入したボイスコイルと、スピーカフレームへ外周縁部を結合すると共にボイスコイルへ内周縁部を結合した振動板と、給電端子とボイスコイル間を電気的に接続するための錦糸線とを備えたスピーカにおいて、プラス側とマイナス側の両錦糸線へマグネットを配置し、マグネットの反発力により両錦糸線間のショートを防止するように構成したものである。
【0010】
また、スピーカフレームへ装着した給電端子と、磁気ギャップへ挿入したボイスコイルと、スピーカフレームへ外周縁部を結合すると共にボイスコイルへ内周縁部を結合した振動板と、給電端子とボイスコイル間を電気的に接続するための錦糸線とを備えたスピーカにおいて、プラス側とマイナス側の両錦糸線へマグネットを配置すると共に錦糸線と接触する虞のある振動板の側面へマグネットを配置し、マグネットの反発力により両錦糸線間のショートおよび錦糸線と振動板の接触を防止するように構成したものである。
【0011】
また、上記マグネットは、異方化配向磁界をもったマグネットであることが効果的である。
【0012】
さらに、上記プラス側とマイナス側の両錦糸線へ配置したマグネットは、錦糸線を挿通するための中空部を有する管状に形成したものであることが好ましい。
【0013】
また、上記プラス側とマイナス側の両錦糸線へ配置したマグネットは、連結部を介して一体的に形成したものであることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るスピーカの一実施の形態を示す半断面図である。図2(a)〜(b)は、図1のスピーカに使用する異方化配向を施したプラスチックマグネットの第1および第2の実施の形態を示す斜視図である。図3(a)〜(c)は、異方化配向磁界と極位置の関係を示す模式図である。
なお、図4に示した従来例と同一部分は、同一符号を付し、その共通するの箇所の詳細な説明は、重複するため省略する。
【0015】
図1に示す実施例は、錦糸線9側と振動板8側に、異方化配向磁界をもったプラスチックマグネット14とプラスチックマグネット15をそれぞれ配置したことを特徴としている。
まず、錦糸線9側に配置したプラスチックマグネット14について説明する。このプラスチックマグネット14は、錦糸線9が振動板8の背面側と接触する虞のある位置で、かつ錦糸線9自体の動きに影響を与えない場所に装着している。また、このプラスチックマグネット14は、プラス側とマイナス側の両方の錦糸線9に装着している。
【0016】
上記のプラスチックマグネット14に異方化配向を施す方法としては、例えば、図3(a)〜(c)に示すような異方化技術を用いて異方化配向磁界を形成している。
図3(a)の場合は、N/S極の作用面積を変えることで、配向磁界を絞り、使用作用面の磁束密度を増加させ、異方化配向磁界を形成する。(集束配向)
また、図3(b)の場合は、集束密度をさらに増加させた作用面の主極Nに対し、対極Sを側面に配し、異方化配向磁界を形成する。(側面集束配向)
さらに、図3(c)の場合は、同一面に同心円状にN/S極を配し、マグネット内で閉磁路(同心極閉磁路)を構成し、異方化配向磁界を形成する。(閉磁路型集束配向)
【0017】
プラスチックマグネット14は、上記のような異方化技術を用いて、図2(a)に示すように、管状に形成されている。管状に形成されたプラスチックマグネット14は、その中心部に設けた中空部14aへ錦糸線9を挿通する。この時、プラス側とマイナス側の錦糸線9へ装着した2つのプラスチックマグネット14は、対向する面の極位置を互いに反発するように配置する。
【0018】
以上のように、プラス側とマイナス側の錦糸線9へプラスチックマグネット14を互いに反発するように装着させたことにより、振動板8の振動が大きくなり、錦糸線9が大きく振幅した場合でも、プラス側とマイナス側へ装着したプラスチックマグネット14の反発力により、両錦糸線9の接触を防ぎ、錦糸線9間のショートを防止することができ、信頼性の向上を図ることができる。
【0019】
次に、振動板8側へ装着するプラスチックマグネット15について説明する。
プラスチックマグネット15は、図3(a)〜(c)に示すような異方化技術を用いて平板状に形成した部材に、異方化配向を施している。この異方化配向磁界をもったプラスチックマグネット15は、振動板8の背面側の錦糸線9と接触する虞のある場所へ貼り付けている。この時、プラスチックマグネット15は、錦糸線9へ装着したプラスチックマグネット14と対向する面の極位置を互いに反発するように配置して貼り付けを行なっている。
【0020】
以上のようにプラスチックマグネット15を振動板8へ装着することにより、振動板8の振動範囲が大きくなった時に、錦糸線9側のプラスチックマグネット14と反発し合うことによって、錦糸線9の暴れを防止することができるため、錦糸線9と振動板8との接触を回避することができ、異音の発生を防止することができる効果がある。また、錦糸線9の暴れを押さえることができるため、錦糸線9への負担が軽減され、給電端子6との接続部分における切断事故を防ぐことができ、信頼性を向上させることができる。
【0021】
図2(b)は、錦糸線9へ装着する異方化配向磁界をもったプラスチックマグネットの他の実施例を示すものである。
この図2(b)のプラスチックマグネット16は、プラス側とマイナス側の錦糸線9を挿通する中空部16cおよび16dを形成した一対の管状マグネット部16aおよび16bを設けると共に、この一対の管状マグネット部16aおよび16bとの間に連結部16eを設けて一対の管状マグネット部16aと16bを一体的に構成している。
【0022】
以上のように、プラス側とマイナス側の錦糸線9を挿通するプラスチックマグネット16を一体的に形成したことにより、プラス側とマイナス側の両錦糸線9が一定の間隔を置いて同じ動きをするため、両錦糸線9の接触をなくすことができ、ショートの発生を防止することができ、信頼性の向上を図ることができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、スピーカの駆動範囲が大きくなった時においても、錦糸線が暴れることがなく、プラス側とマイナス側の錦糸線のショートおよび錦糸線と振動板との接触による異音の発生を防止することができると共に、錦糸線への負担を軽減し、切断事故の発生を防止することができ、信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピーカの一実施の形態を示す半断面図である。
【図2】図1に示すスピーカに用いる異方化配向を施したプラスチックマグネットの実施の形態を示す斜視図である。
【図3】異方化配向磁界と極位置の関係を示す模式図である。
【図4】従来のスピーカを示す半断面図である。
【符号の説明】
1 磁気回路
1a 磁気ギャップ
2 ボトムプレート
3 マグネット
4 トッププレート
5 スピーカフレーム
6 給電端子
7 ボイスコイル
7a コイル部
8 振動板
9 錦糸線
10 接続部
11 ダンパー
12 エッジ
13 ガスケット
14、15、16 プラスチックマグネット
Claims (5)
- スピーカフレームへ装着した給電端子と、磁気ギャップへ挿入したボイスコイルと、スピーカフレームへ外周縁部を結合すると共にボイスコイルへ内周縁部を結合した振動板と、給電端子とボイスコイル間を電気的に接続するための錦糸線とを備えたスピーカにおいて、
プラス側とマイナス側の両錦糸線へマグネットを配置し、マグネットの反発力により両錦糸線間のショートを防止するように構成したことを特徴とするスピーカ。 - スピーカフレームへ装着した給電端子と、磁気ギャップへ挿入したボイスコイルと、スピーカフレームへ外周縁部を結合すると共にボイスコイルへ内周縁部を結合した振動板と、給電端子とボイスコイル間を電気的に接続するための錦糸線とを備えたスピーカにおいて、
プラス側とマイナス側の両錦糸線へマグネットを配置すると共に錦糸線と接触する虞のある振動板の側面へマグネットを配置し、マグネットの反発力により両錦糸線間のショートおよび錦糸線と振動板の接触を防止するように構成したことを特徴とするスピーカ。 - 上記マグネットは、異方化配向磁界をもったマグネットであることを特徴とする請求項1又は2記載のスピーカ。
- 上記プラス側とマイナス側の両錦糸線へ配置したマグネットは、錦糸線を挿通するための中空部を有する管状に形成したことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項記載のスピーカ。
- 上記プラス側とマイナス側の両錦糸線へ配置したマグネットは、連結部を介して一体的に形成したことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項記載のスピーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003171612A JP2005012298A (ja) | 2003-06-17 | 2003-06-17 | スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003171612A JP2005012298A (ja) | 2003-06-17 | 2003-06-17 | スピーカ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005012298A true JP2005012298A (ja) | 2005-01-13 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003171612A Pending JP2005012298A (ja) | 2003-06-17 | 2003-06-17 | スピーカ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005012298A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024080017A1 (ja) * | 2022-10-11 | 2024-04-18 | フォスター電機株式会社 | スピーカユニット |
-
2003
- 2003-06-17 JP JP2003171612A patent/JP2005012298A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024080017A1 (ja) * | 2022-10-11 | 2024-04-18 | フォスター電機株式会社 | スピーカユニット |
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