JP2005008220A - 易開封性ガセット袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】両側端にV字折込部を有し4箇所の側端縁に熱接着部が形成された構成からなり、V字折込フィルムを外側に引っ張って剥離させて開封することができる易開封性ガセット袋を提供することである。
【解決手段】4角形状の2枚の表裏フィルムの両側端にそれぞれV字折曲フィルムが挿入されて、2枚の表裏フィルムとV字折曲フィルムのそれぞれ対向する側端部が側端熱接着部により熱接着されて筒状にされ、上下の端縁に端縁熱接着部が形成された4箇所の側端熱接着部を有するガセット袋において、少なくとも一方の前記V字折曲フィルムが内面に易剥離性熱接着性樹脂層を備えた易剥離性フィルムからなり、前記端縁熱接着部の少なくとも一方が袋の上下の端縁より一定長さだけ内側の位置に形成されている構成の易開封性包装袋である。
【選択図】 図1
【解決手段】4角形状の2枚の表裏フィルムの両側端にそれぞれV字折曲フィルムが挿入されて、2枚の表裏フィルムとV字折曲フィルムのそれぞれ対向する側端部が側端熱接着部により熱接着されて筒状にされ、上下の端縁に端縁熱接着部が形成された4箇所の側端熱接着部を有するガセット袋において、少なくとも一方の前記V字折曲フィルムが内面に易剥離性熱接着性樹脂層を備えた易剥離性フィルムからなり、前記端縁熱接着部の少なくとも一方が袋の上下の端縁より一定長さだけ内側の位置に形成されている構成の易開封性包装袋である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バウムクーヘンやピザ等のようにトレーに収納された製品を包装するのに適した袋であって、袋の側端部のV字折込フィルムの熱接着部を剥離させて簡単に開封することのできる、4箇所の側端縁に側端熱接着部が形成された構成からなるガセット袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、熱接着部を剥離させて開封することのできる易開封性のガセット袋としては、両側端部にガセット折込部を形成したプラスチックフィルムのガセット折込部の端縁を折り返しその外面に易剥離性フィルムをヒートシールした構成からなり、易剥離性フィルムを折込部を形成するプラスチックフィルムの外面から剥離させることにより開封することができる開封容易な袋(例えば、特許文献1参照)が知られている。しかしながら、上記の開封容易な袋は、易剥離性フィルムを折込部を形成するプラスチックフィルムからなる袋の外面に熱接着した構成の袋であり、袋を構成するプラスチックフィルムの外面には延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等のベースフィルムが使用されるのが一般的であり、それらのフィルムは耐熱性が優れるため熱接着性が悪く、それらのフィルムの外面に熱接着できる易剥離性のプラスチックフィルムを選定するのが困難である上に、易剥離性のプラスチックフィルムとベースフィルムとの熱接着強度を強くすることがきわめて困難であるという欠点を有している。また、ガセット袋の構成が複雑であるため、ガセット袋の製袋工程が煩雑となり作業性が悪くなりコストアップになるという欠点を有している。
【0003】
【特許文献1】
実公昭57−43792号公報(第2欄16〜35行、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、袋の両側端部に挿入されて熱接着されているV字折込フィルムを袋の表裏を構成するフィルムから剥離させることにより簡単に開封することが可能な、袋の4箇所の側端縁に側端熱接着部が形成された構成の易開封性ガセット袋を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
4角形状の2枚の表裏フィルムの両側端にそれぞれV字折曲フィルムが挿入され、2枚の表裏フィルムとV字折曲フィルムのそれぞれ対向する側端部が側端熱接着部により熱接着され、上下の端縁に端縁熱接着部が形成された形状の側端の4箇所に側端熱接着部を有するガセット袋であって、少なくとも一方の前記V字折曲フィルムが内面に易剥離性熱接着性樹脂層を備えた易剥離性V字折曲フィルムとされ、前記端縁熱接着部の少なくとも一方が袋の端縁より一定長さだけ内側の位置に形成され、前記端縁熱接着部と袋の端縁間が非熱接着部とされている構成のガセット袋とすることにより、易剥離性V字折曲フィルムと表裏フィルムとの熱接着部が易剥離性熱接着部となっているので、端縁熱接着部と袋の端縁間に形成されている非熱接着部にて、易剥離性V字折曲フィルムの折目部を掴んで表裏フィルムと易剥離性V字折曲フィルムとの熱接着部を引き剥がすことにより、易剥離性V字折曲フィルムを表裏フィルムから剥離させて取り除き、袋の側端部を開封して開口を形成することができるので、バウムクーヘンやピザ等のようにトレーに収納された状態で包装される商品を包装するのに適しており内容物の取り出しがきわめて容易となるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を引用して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態のガセット袋に内容物を充填して端縁熱接着部を形成した状態の斜視図、図2は図1におけるI−I線断面図、図3は第1実施形態のガセット袋の易剥離性V字折込フィルムを剥離させて開封する状態を示す斜視図、図4は本発明の第2実施形態を示す図2に対応する断面図、図5は第2実施形態のガセット袋の易剥離性V字折込フィルムを剥離させて開封する状態を示す斜視図であって、2は表フィルム、3は裏フィルム、4は易剥離性V字折込フィルム、5はV字折込フィルム、6は易剥離性側端熱接着部、6’は剥離部、7は側端熱接着部、8は端縁熱接着部、8’は剥離部、9は非熱接着部を表す。
【0007】
本発明の第1実施形態は図1、図2に示すとおりである。内容物を充填し端縁熱接着部を形成した状態の斜視図は、図1に示すとおりであり、表フィルム2と裏フィルム3を重ね合わせ、一方の側端に易剥離性V字折込フィルム4を挿入して、表フィルム2及び裏フィルム3と易剥離性V字折込フィルム4の対向する端縁部間を熱接着して、易剥離性側端熱接着部6を形成するとともに、他方の側端にV字折込フィルム5を挿入して、表フィルム2及び裏フィルム3とV字折込フィルム5の対向する側端部間を熱接着して端熱接着部7を形成して筒状にし、筒状体の上端部及び下端部に袋の上端又は下端から一定長さ内側の位置に端縁熱接着部8をそれぞれ形成し、端縁熱接着部8と袋の上端ないし下端間が非熱接着部9とされた構成のガセット袋である。
【0008】
本発明の第1実施形態の断面構成は、図2に示すように、重なり合った表フィルム2と裏フィルム3の一方の側端部に易剥離性V字折込フィルム4を挿入し、易剥離性V字折込フィルム4の折目部と反対側の端縁と表フィルム2と裏フィルム3の端縁とを揃えた状態で熱接着して易剥離性側端熱接着部6が形成されるとともに、他方の側端部にV字折込フィルム5を挿入し、V字折込フィルム5の折目部と反対側の端縁と表フィルム2と裏フィルム3の端縁とを揃えた状態で熱接着して側端熱接着部7が形成された構成である。第1実施形態では、易剥離性V字折込フィルム4の折目部の箇所を掴んで外側に引っ張ることにより易剥離性側端熱接着部6を剥離させて、易剥離性V字折込フィルム4を表フィルム2及び裏フィルム3から分離することが可能となるものである。
【0009】
第1実施形態のガセット袋に内容物を充填して上下端部に端縁熱接着部8を形成した図1に示す状態から、非熱接着部9における易剥離性V字折込フィルム4の折目部の箇所を掴んで外側に引っ張って易剥離性側端熱接着部6を剥離させて易剥離性V字折込フィルム4を表フィルム2と裏フィルム3から剥がし取ることにより、ガセット袋の側端部を簡単に開封して大きい開口を形成することができるものである。第1実施形態のガセット袋に、バウムクーヘンやピザ等のトレー入り商品を収納して包装することにより、ガセット袋の側端部を開封して簡単に内容物を取り出すことができるのできわめて便利である。
【0010】
本発明の第2実施形態は、内容物を充填した状態の斜視図は図1に示すのと同じであり、断面構成は図3に示すとおりである。第2実施形態の断面構成は、重なり合った表フィルム2と裏フィルム3の両方の側端部に易剥離性V字折込フィルム4を挿入し、易剥離性V字折込フィルム4の折目部と反対側の端縁と表フィルム2と裏フィルム3の端縁とを揃えた状態で熱接着して易剥離性側端熱接着部6が形成された構成である。第2実施形態では、袋の両側の側端部に挿入されている易剥離性V字折込フィルム4の折目部の箇所を掴んで外側に引っ張ることにより、易剥離性側端熱接着部6が剥離して易剥離性V字折込フィルム4を表フィルム2及び裏フィルム3から剥がし取ることができるものである。
【0011】
第2実施形態のガセット袋に内容物を充填して上下端部に端縁熱接着部8を形成した状態から、非熱接着部9における易剥離性V字折込フィルム4の折目部の箇所を掴んで外側に引っ張って易剥離性側端熱接着部6を剥離させて、易剥離性V字折込フィルム4を表フィルム2と裏フィルム3から剥がし取ることにより、ガセット袋の両側端部を簡単に開封して大きい開口を形成することがてきる。第2実施形態のガセット袋に、バウムクーヘンやピザ等のトレー入り商品を収納しして包装することにより、ガセット袋の両側端部を開封することができるので、左右いずれの側端部からでも簡単に内容物を取り出すことができる。
【0012】
表裏フィルム及びV字折込フィルムの構成は特に限定されないが、基材層と熱接着性樹脂層からなる積層体、ないしは基材層と中間層と熱接着性樹脂層からなる積層体が使用される。易剥離性V字折込フィルムの構成は、基材層と易剥離性熱接着性樹脂層からなる積層体、ないしは基材層と中間層と易剥離性熱接着性樹脂層からなる積層体が使用される。
【0013】
フィルムを構成する基材層としては、2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)、2軸延伸ポリプロピレン(OPP)、ガスバリヤー性2軸延伸ナイロン(バリアON)、金属酸化物蒸着2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(VMPET)、金属酸化物蒸着2軸延伸ナイロン(VMON)等が使用でき、中間層としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、金属酸化物蒸着2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(VMPET)、金属酸化物蒸着2軸延伸ナイロン(VMON)等が使用できる。熱接着性樹脂層としては、低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、未延伸ポリプロピレン(CPP)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等が使用できる。また、易剥離性熱接着性樹脂層を構成する易剥離性熱接着性樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体を主成分とする変成ポリオレフィン系樹脂が使用できる。易剥離性熱接着性樹脂としては、例えば、TAF 650C(東セロ)、TP6(昭和電工)、9501E(東レ合成)等が使用できる。
【0014】
基材層と熱接着性樹脂層からなる2層構成のフィルムとしては、VMPET/LLDPE、VMPET/CPP、VMON/LLDPE、バリアON/LLDPE等であり、基材層と中間層と熱接着性樹脂層からなる3層構成のフィルムとしては、PET/VMPET/LLDPE、PET/VMPET/CPP、PET/VMON/LLDPE、PET/EVOH/LLDPE等である。上記フィルムの積層は、ウレタン系接着剤を使用したドライラミネーション、ポリエチレン等による押出ラミネーションにより行うことができる。
【0015】
【発明の効果】
4角形状の2枚の表裏フィルムの両側端にそれぞれV字折曲フィルムが挿入され、2枚の表裏フィルムとV字折曲フィルムのそれぞれ対向する側端部が側端熱接着部により熱接着され、上下の端縁に端縁熱接着部が形成された形状の側端の4箇所に側端熱接着部を有するガセット袋であって、少なくとも一方の前記V字折曲フィルムが内面に易剥離性熱接着性樹脂層を備えた易剥離性V字折曲フィルムとされ、前記端縁熱接着部の少なくとも一方が袋の端縁より一定長さだけ内側の位置に形成され、前記端縁熱接着部と袋の端縁間が非熱接着部とされている構成のガセット袋とすることにより、易剥離性V字折曲フィルムと表裏フィルムとの熱接着部が易剥離性熱接着部となっているので、端縁熱接着部と袋の端縁間に形成されている非熱接着部にて、易剥離性V字折曲フィルムの折目部を掴んで表裏フィルムと易剥離性V字折曲フィルムとの熱接着部を引き剥がすことにより、易剥離性V字折曲フィルムを表裏フィルムから剥離させて取り除き、袋の側端部を開封して開口を形成することができるので、バウムクーヘンやピザ等のようにトレーに収納された状態で包装される商品の包装袋として使用することにより、内容物の取り出しがきわめて容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のガセット袋に内容物を充填して端縁熱接着部を形成した状態の斜視図。
【図2】図1におけるI−I線断面図。
【図3】第1実施形態のガセット袋のV字折込フィルムを剥離させて開封する状態を示す斜視図。
【図4】本発明の第2実施形態を示す図2に対応する断面図。
【図5】第2実施形態のガセット袋のV字折込フィルムを剥離させて開封する状態を示す斜視図。
【符号の説明】
2 表フィルム
3 裏フィルム
4 易剥離性V字折込フィルム
5 V字折込フィルム
6 易剥離性側端熱接着部
6’ 剥離部
7 側端熱接着部
8 端縁熱接着部
8’ 剥離部
9 非熱接着部
【発明の属する技術分野】
本発明は、バウムクーヘンやピザ等のようにトレーに収納された製品を包装するのに適した袋であって、袋の側端部のV字折込フィルムの熱接着部を剥離させて簡単に開封することのできる、4箇所の側端縁に側端熱接着部が形成された構成からなるガセット袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、熱接着部を剥離させて開封することのできる易開封性のガセット袋としては、両側端部にガセット折込部を形成したプラスチックフィルムのガセット折込部の端縁を折り返しその外面に易剥離性フィルムをヒートシールした構成からなり、易剥離性フィルムを折込部を形成するプラスチックフィルムの外面から剥離させることにより開封することができる開封容易な袋(例えば、特許文献1参照)が知られている。しかしながら、上記の開封容易な袋は、易剥離性フィルムを折込部を形成するプラスチックフィルムからなる袋の外面に熱接着した構成の袋であり、袋を構成するプラスチックフィルムの外面には延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等のベースフィルムが使用されるのが一般的であり、それらのフィルムは耐熱性が優れるため熱接着性が悪く、それらのフィルムの外面に熱接着できる易剥離性のプラスチックフィルムを選定するのが困難である上に、易剥離性のプラスチックフィルムとベースフィルムとの熱接着強度を強くすることがきわめて困難であるという欠点を有している。また、ガセット袋の構成が複雑であるため、ガセット袋の製袋工程が煩雑となり作業性が悪くなりコストアップになるという欠点を有している。
【0003】
【特許文献1】
実公昭57−43792号公報(第2欄16〜35行、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、袋の両側端部に挿入されて熱接着されているV字折込フィルムを袋の表裏を構成するフィルムから剥離させることにより簡単に開封することが可能な、袋の4箇所の側端縁に側端熱接着部が形成された構成の易開封性ガセット袋を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
4角形状の2枚の表裏フィルムの両側端にそれぞれV字折曲フィルムが挿入され、2枚の表裏フィルムとV字折曲フィルムのそれぞれ対向する側端部が側端熱接着部により熱接着され、上下の端縁に端縁熱接着部が形成された形状の側端の4箇所に側端熱接着部を有するガセット袋であって、少なくとも一方の前記V字折曲フィルムが内面に易剥離性熱接着性樹脂層を備えた易剥離性V字折曲フィルムとされ、前記端縁熱接着部の少なくとも一方が袋の端縁より一定長さだけ内側の位置に形成され、前記端縁熱接着部と袋の端縁間が非熱接着部とされている構成のガセット袋とすることにより、易剥離性V字折曲フィルムと表裏フィルムとの熱接着部が易剥離性熱接着部となっているので、端縁熱接着部と袋の端縁間に形成されている非熱接着部にて、易剥離性V字折曲フィルムの折目部を掴んで表裏フィルムと易剥離性V字折曲フィルムとの熱接着部を引き剥がすことにより、易剥離性V字折曲フィルムを表裏フィルムから剥離させて取り除き、袋の側端部を開封して開口を形成することができるので、バウムクーヘンやピザ等のようにトレーに収納された状態で包装される商品を包装するのに適しており内容物の取り出しがきわめて容易となるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を引用して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態のガセット袋に内容物を充填して端縁熱接着部を形成した状態の斜視図、図2は図1におけるI−I線断面図、図3は第1実施形態のガセット袋の易剥離性V字折込フィルムを剥離させて開封する状態を示す斜視図、図4は本発明の第2実施形態を示す図2に対応する断面図、図5は第2実施形態のガセット袋の易剥離性V字折込フィルムを剥離させて開封する状態を示す斜視図であって、2は表フィルム、3は裏フィルム、4は易剥離性V字折込フィルム、5はV字折込フィルム、6は易剥離性側端熱接着部、6’は剥離部、7は側端熱接着部、8は端縁熱接着部、8’は剥離部、9は非熱接着部を表す。
【0007】
本発明の第1実施形態は図1、図2に示すとおりである。内容物を充填し端縁熱接着部を形成した状態の斜視図は、図1に示すとおりであり、表フィルム2と裏フィルム3を重ね合わせ、一方の側端に易剥離性V字折込フィルム4を挿入して、表フィルム2及び裏フィルム3と易剥離性V字折込フィルム4の対向する端縁部間を熱接着して、易剥離性側端熱接着部6を形成するとともに、他方の側端にV字折込フィルム5を挿入して、表フィルム2及び裏フィルム3とV字折込フィルム5の対向する側端部間を熱接着して端熱接着部7を形成して筒状にし、筒状体の上端部及び下端部に袋の上端又は下端から一定長さ内側の位置に端縁熱接着部8をそれぞれ形成し、端縁熱接着部8と袋の上端ないし下端間が非熱接着部9とされた構成のガセット袋である。
【0008】
本発明の第1実施形態の断面構成は、図2に示すように、重なり合った表フィルム2と裏フィルム3の一方の側端部に易剥離性V字折込フィルム4を挿入し、易剥離性V字折込フィルム4の折目部と反対側の端縁と表フィルム2と裏フィルム3の端縁とを揃えた状態で熱接着して易剥離性側端熱接着部6が形成されるとともに、他方の側端部にV字折込フィルム5を挿入し、V字折込フィルム5の折目部と反対側の端縁と表フィルム2と裏フィルム3の端縁とを揃えた状態で熱接着して側端熱接着部7が形成された構成である。第1実施形態では、易剥離性V字折込フィルム4の折目部の箇所を掴んで外側に引っ張ることにより易剥離性側端熱接着部6を剥離させて、易剥離性V字折込フィルム4を表フィルム2及び裏フィルム3から分離することが可能となるものである。
【0009】
第1実施形態のガセット袋に内容物を充填して上下端部に端縁熱接着部8を形成した図1に示す状態から、非熱接着部9における易剥離性V字折込フィルム4の折目部の箇所を掴んで外側に引っ張って易剥離性側端熱接着部6を剥離させて易剥離性V字折込フィルム4を表フィルム2と裏フィルム3から剥がし取ることにより、ガセット袋の側端部を簡単に開封して大きい開口を形成することができるものである。第1実施形態のガセット袋に、バウムクーヘンやピザ等のトレー入り商品を収納して包装することにより、ガセット袋の側端部を開封して簡単に内容物を取り出すことができるのできわめて便利である。
【0010】
本発明の第2実施形態は、内容物を充填した状態の斜視図は図1に示すのと同じであり、断面構成は図3に示すとおりである。第2実施形態の断面構成は、重なり合った表フィルム2と裏フィルム3の両方の側端部に易剥離性V字折込フィルム4を挿入し、易剥離性V字折込フィルム4の折目部と反対側の端縁と表フィルム2と裏フィルム3の端縁とを揃えた状態で熱接着して易剥離性側端熱接着部6が形成された構成である。第2実施形態では、袋の両側の側端部に挿入されている易剥離性V字折込フィルム4の折目部の箇所を掴んで外側に引っ張ることにより、易剥離性側端熱接着部6が剥離して易剥離性V字折込フィルム4を表フィルム2及び裏フィルム3から剥がし取ることができるものである。
【0011】
第2実施形態のガセット袋に内容物を充填して上下端部に端縁熱接着部8を形成した状態から、非熱接着部9における易剥離性V字折込フィルム4の折目部の箇所を掴んで外側に引っ張って易剥離性側端熱接着部6を剥離させて、易剥離性V字折込フィルム4を表フィルム2と裏フィルム3から剥がし取ることにより、ガセット袋の両側端部を簡単に開封して大きい開口を形成することがてきる。第2実施形態のガセット袋に、バウムクーヘンやピザ等のトレー入り商品を収納しして包装することにより、ガセット袋の両側端部を開封することができるので、左右いずれの側端部からでも簡単に内容物を取り出すことができる。
【0012】
表裏フィルム及びV字折込フィルムの構成は特に限定されないが、基材層と熱接着性樹脂層からなる積層体、ないしは基材層と中間層と熱接着性樹脂層からなる積層体が使用される。易剥離性V字折込フィルムの構成は、基材層と易剥離性熱接着性樹脂層からなる積層体、ないしは基材層と中間層と易剥離性熱接着性樹脂層からなる積層体が使用される。
【0013】
フィルムを構成する基材層としては、2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)、2軸延伸ポリプロピレン(OPP)、ガスバリヤー性2軸延伸ナイロン(バリアON)、金属酸化物蒸着2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(VMPET)、金属酸化物蒸着2軸延伸ナイロン(VMON)等が使用でき、中間層としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、金属酸化物蒸着2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(VMPET)、金属酸化物蒸着2軸延伸ナイロン(VMON)等が使用できる。熱接着性樹脂層としては、低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、未延伸ポリプロピレン(CPP)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等が使用できる。また、易剥離性熱接着性樹脂層を構成する易剥離性熱接着性樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体を主成分とする変成ポリオレフィン系樹脂が使用できる。易剥離性熱接着性樹脂としては、例えば、TAF 650C(東セロ)、TP6(昭和電工)、9501E(東レ合成)等が使用できる。
【0014】
基材層と熱接着性樹脂層からなる2層構成のフィルムとしては、VMPET/LLDPE、VMPET/CPP、VMON/LLDPE、バリアON/LLDPE等であり、基材層と中間層と熱接着性樹脂層からなる3層構成のフィルムとしては、PET/VMPET/LLDPE、PET/VMPET/CPP、PET/VMON/LLDPE、PET/EVOH/LLDPE等である。上記フィルムの積層は、ウレタン系接着剤を使用したドライラミネーション、ポリエチレン等による押出ラミネーションにより行うことができる。
【0015】
【発明の効果】
4角形状の2枚の表裏フィルムの両側端にそれぞれV字折曲フィルムが挿入され、2枚の表裏フィルムとV字折曲フィルムのそれぞれ対向する側端部が側端熱接着部により熱接着され、上下の端縁に端縁熱接着部が形成された形状の側端の4箇所に側端熱接着部を有するガセット袋であって、少なくとも一方の前記V字折曲フィルムが内面に易剥離性熱接着性樹脂層を備えた易剥離性V字折曲フィルムとされ、前記端縁熱接着部の少なくとも一方が袋の端縁より一定長さだけ内側の位置に形成され、前記端縁熱接着部と袋の端縁間が非熱接着部とされている構成のガセット袋とすることにより、易剥離性V字折曲フィルムと表裏フィルムとの熱接着部が易剥離性熱接着部となっているので、端縁熱接着部と袋の端縁間に形成されている非熱接着部にて、易剥離性V字折曲フィルムの折目部を掴んで表裏フィルムと易剥離性V字折曲フィルムとの熱接着部を引き剥がすことにより、易剥離性V字折曲フィルムを表裏フィルムから剥離させて取り除き、袋の側端部を開封して開口を形成することができるので、バウムクーヘンやピザ等のようにトレーに収納された状態で包装される商品の包装袋として使用することにより、内容物の取り出しがきわめて容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のガセット袋に内容物を充填して端縁熱接着部を形成した状態の斜視図。
【図2】図1におけるI−I線断面図。
【図3】第1実施形態のガセット袋のV字折込フィルムを剥離させて開封する状態を示す斜視図。
【図4】本発明の第2実施形態を示す図2に対応する断面図。
【図5】第2実施形態のガセット袋のV字折込フィルムを剥離させて開封する状態を示す斜視図。
【符号の説明】
2 表フィルム
3 裏フィルム
4 易剥離性V字折込フィルム
5 V字折込フィルム
6 易剥離性側端熱接着部
6’ 剥離部
7 側端熱接着部
8 端縁熱接着部
8’ 剥離部
9 非熱接着部
Claims (1)
- 4角形状の2枚の表裏フィルムの両側端にそれぞれV字折曲フィルムが挿入され、2枚の表裏フィルムとV字折曲フィルムのそれぞれ対向する側端部が側端熱接着部により熱接着され、上下の端縁に端縁熱接着部が形成された形状の側端の4箇所に側端熱接着部を有するガセット袋であって、少なくとも一方の前記V字折曲フィルムが内面に易剥離性熱接着性樹脂層を備えた易剥離性V字折曲フィルムとされ、前記端縁熱接着部の少なくとも一方が袋の端縁より一定長さだけ内側の位置に形成され、前記端縁熱接着部と袋の端縁間が非熱接着部とされている構成からなることを特徴とする易開封性ガセット袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003174620A JP2005008220A (ja) | 2003-06-19 | 2003-06-19 | 易開封性ガセット袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003174620A JP2005008220A (ja) | 2003-06-19 | 2003-06-19 | 易開封性ガセット袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005008220A true JP2005008220A (ja) | 2005-01-13 |
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ID=34098055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003174620A Withdrawn JP2005008220A (ja) | 2003-06-19 | 2003-06-19 | 易開封性ガセット袋 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2005008220A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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