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JP2005099748A - 光レセプタクル - Google Patents

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JP2005099748A JP2004235107A JP2004235107A JP2005099748A JP 2005099748 A JP2005099748 A JP 2005099748A JP 2004235107 A JP2004235107 A JP 2004235107A JP 2004235107 A JP2004235107 A JP 2004235107A JP 2005099748 A JP2005099748 A JP 2005099748A
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Masanori Wada
正紀 和田
Hirokazu Takeuchi
宏和 竹内
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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Abstract

【課題】高い精度及び高い信頼性を維持し、且つ小型で部品点数が少なく製造コストの安価な光レセプタクルを提供する。
【解決手段】本発明の光レセプタクル11は、精密スリーブ12と、精密スリーブ12の内孔12aの一端に接着剤16を介して挿着された光ファイバ付スタブ14と、精密スリーブ12の外周に圧入又は接着剤16で固定されたスリーブホルダ13を具備し、光ファイバ付スタブ14外周面および/または精密スリーブ12内孔12a表面の表面粗さのRa値が0.1μm以上で、かつ0.5μm以下であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバコネクタと受・発光素子との間で光信号を光学的に接続するために用いられる光レセプタクルに関する。
従来の光レセプタクル1は、図3(A)に示すように、割りスリーブ2を使用したタイプであり、スタブホルダー3に光ファイバ付スタブ4が圧入あるいは接着剤で固定されており、十分な弾性を有する割りスリーブ2に光ファイバ付スタブ4が把持され、割りスリーブ2の締まり代により閉じられて保持する構造を有している。この光レセプタクル1の割りスリーブキャップ5の開口部5aから光コネクタのフェルール7が挿入され、割りスリーブ2によって光ファイバ付スタブ4と同軸に精密にアライメントされることで、光レセプタクル1の後方に配設された光半導体6aとレンズ6bと、これらを保持するホルダ6cを具備した受・発光素子6と、フェルール7内の光ファイバ7aとが光ファイバ付スタブ4を介して光学的に結合される構造になっている。
図3(A)の光レセプタクル1は最もオーソドックスなものであり、光ファイバ付スタブを用いて光コネクタと同軸接続する為に考案された初期のスタイルである。最近では、伝送装置自体の小型化のニーズが高く、それに使われる光レセプタクルの短尺化の要求が厳しい。この小型化を達成する為にさまざまな形態が取られている。例えば、特許文献1には、図3(B)に示すように、短い光ファイバ付スタブ4を精密に同軸上にアライメントができ、かつ光ファイバ付スタブ4が短くても割りスリーブ2に強固に保持されて緩まないように、保持用リング8が割りスリーブ2と割りスリーブキャップ5との間に圧入される構造を持つ4つの部品からなる小型の光レセプタクル1aが開示されている。
また、特許文献2には、図3(C)に示すように、割りスリーブの全体に割りが入っているのではなく、光コネクタ用フェルール7の挿入側にのみ割りが入っており、光ファイバ付スタブ4側には割りがない割りスリーブ9に、光ファイバ付スタブ4が接着固定されており、上記と同様に光ファイバ付スタブ4の全長を短くし、かつ精密に同軸上にアライメントできるようにした小型のレセプタクル1bが開示されている。この光レセプタクル1bでは、光ファイバ付スタブ4がスタブホルダー3に圧入または接着剤で固定され、上記の特殊な割りスリーブ9が光ファイバ付スタブ4に固定され、割りスリーブ9を覆うように割りスリーブキャップ5が固定されており、合計4つの部品が用いられている。
一方で、本発明の発明者等による特許文献3には、光ファイバ用毛細管の内孔と光ファイバとの同心度を確保するために、内孔の表面粗さのRa値が0.1μmから0.5μmである光ファイバ用毛細管と、それを用いた光ファイバ付スタブが開示されている。
また、特許文献2及び特許文献4には、フェルールのスリーブ挿入性を確保するためにフェルールの外周面及びスリーブの内周面は、その表面粗さのRa値が0.2μm以下である光レプタクルが開示されている。
特開平10−332988号公報 特開2003−107288号公報 特開2003−149502号公報 特開2003−222764号公報
上記の従来の光レセプタクル1は、光ファイバ付スタブ4がスタブホルダー3に固定されており、光コネクタフェルール7と光ファイバ付スタブ4を同軸上にアライメントするための部品として割りが設けられた割りスリーブ2を使用している。しかしながら、割りスリーブ2は光ファイバ付スタブ4を把持しているだけで固定されていないので、光コネクタフェルール7が挿入抜去されたときに抜けないようにするために、割りスリーブキャップ5が必要となる。その結果、光レセプタクル1を構成する為には最低4つの部品を必要とする。これらの部品は、何れもこの形態の光レセプタクルを構成する為の必須要素であるのでこれ以上部品点数を少なくすることができず、コストの削減が困難であるという問題がある。
また、光デバイスの小型化を実現するために、高密度な導光部材の実装を図る上で、光ファイバ付スタブ4はできるだけ短くしたい。しかし、光ファイバ付スタブ4を短くすると、割りスリーブ2の把持力が弱くなり、光コネクタのフェルール7が割りスリーブ2に挿入された際に、横荷重がかかった場合、同軸のアライメントを保つことができなくなる。そのため、短い光ファイバ付スタブ4の光軸と光コネクタのフェルール7の光軸との間に角度ズレが生じて同軸上の精密なアライメントが維持できなくなる。従って、光ファイバスタブ4をこれ以上短くすることができない。
また、特許文献1の光レセプタクルは、小型化は達成できているが、短い光ファイバ付スタブ4の光軸とシングルモード光ファイバ用光コネクタのフェルール7の光軸との位置関係を安定維持させるために、補強用の保持リング8が必要となり、結果として高価な部品の点数が多くなってしまうという問題がある。
また、特許文献2の光レセプタクルは、小型化は達成できているが、途中までスリットが入った特殊な割りスリーブ9が必要であり、より複雑な加工が必要になるのでコストアップが避けられない。また、従来の光レセプタクル1と同様に割りスリーブキャップ5を必要とするので、部品点数をこれ以上少なくすることができない。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、高い精度及び高い信頼性を維持し、且つ小型で部品点数が少なく製造コストの安価な光レセプタクルを提供することを課題とする。
本発明に係る光レセプタクルは、精密スリーブと、該精密スリーブの内孔の一端に接着剤を介して固定された光ファイバ付スタブと、該精密スリーブの外周に圧入又は接着剤で固定されたスリーブホルダを具備し、該光ファイバ付スタブの外周および/または該精密スリーブ内孔の表面粗さのRa値が0.1μm以上で、かつ0.5μm以下であることを特徴とする。本発明で精密スリーブとは、割りスリーブのような割りが設けられておらず、挿入される光コネクタフェルールの外径よりもわずかに大きい内径の内孔を有する管状のスリーブを指す。
光ファイバ付スタブの外周および/または精密スリーブの内孔の表面粗さは、そのJIS−B−0601(ISO4287と同等の内容)で定義されている表面粗さのRa値が0.1μm以下であると、光ファイバ付スタブの外周または精密スリーブの内孔に塗布される接着剤が均等な厚さにならず、光ファイバ付スタブが精密スリーブの内孔壁面に近づいて偏心する傾向にある。
一方、光ファイバ付スタブの外周において、表面粗さのRa値が0.5μmを超えると最大粗さとして定義されているRy値も相当量大きくなることが予想され、外周の表面粗さの平均線によってできる円の中心に対し、外周の最小外接円筒の中心位置がずれてしまう場合が多くなって外周の本来の真円度自体が実質上悪くなる。
本発明において、光ファイバ付スタブ外周の表面粗さのRa値は、0.1μm以上で、かつ0.5μm以下であることが重要であり、塗布される接着剤を安定して均等な厚さにする上で、Ra値は0.2μmを超えていることが好ましい。また、外周の表面粗さの平均線によってできる円の中心に対し、同外周の最小外接円筒の中心位置のずれを抑制して、外周の本来の真円度を高める観点から、表面粗さのRy値は4.0μm以下であることが好ましく、さらに、表面粗さの平均線と山頂線との差δも2.0μm以下であることが好ましい。
また、精密スリーブの内孔の表面粗さのRa値が0.5μmを超えると、最大粗さとして定義されているRy値も相当量大きくなることが予想され、上記と同様に精密スリーブ内孔の表面粗さの平均線によってできる円の中心に対し、内孔の最大内接円筒の中心位置がずれてしまう場合が多くなって、内孔の本来の真円度自体が実質上悪くなる。
本発明で精密スリーブ内孔の表面粗さのRa値としては、0.1μm以上で、かつ0.5μm以下であることが重要であり、塗布される接着剤を安定して均等な厚さにする上で、Ra値は0.2μmを超えていることが好ましい。また、内孔の表面粗さの平均線によってできる円の中心に対し、同内孔の最小外接円筒の中心位置のずれを抑制して、内孔の本来の真円度を高める観点から、表面粗さのRy値は4.0μm以下であることが好ましく、さらに、表面粗さの平均線と山頂線との差δも2.0μm以下であることが好ましい。
このような表面粗さの外周の表面もしくは内孔の表面は、光ファイバ付スタブや精密スリーブの材料粒子の大きさや量を制御することにより達成できる。また、機械加工によって光ファイバ付スタブ外周の表面粗さのRa値を、0.1μm以上で、かつ0.5μm以下に調節することも可能である。
スリーブホルダの材料としては、金属または樹脂が使用可能である。特にステンレス鋼その他の金属材料で構成され、所望の剛性、形状安定性、及び耐候性を有するものであれば好適であり、光レセプタクルの後段に配置される受・発光素子部品が金属製であることが多いので、溶接性等を考慮するとSUS304、SUS430がより好ましい。
また、本発明において、光ファイバ付スタブの外周に対する光ファイバのコアの同心度は0.5μm以下であることが好ましい。
光ファイバ付スタブの外周に対する光ファイバのコアの同心度が0.5μmを超えると、精密スリーブにより光ファイバ付スタブの外周を保持した場合に、その内孔に保持された光ファイバの光軸が精密スリーブ内孔の中心から0.5μm以上ずれが生じる可能性があり、その他の偏心因子が累積すると、光ファイバ付スタブの光軸とシングルモード光ファイバ用光コネクタのフェルールの光軸に対して実用レベルに軸合わせすることができなくなる。
また、本発明は、精密スリーブの内孔が、光ファイバコネクタ用のフェルールの外径よりも0から1.5μm大きい内径を有することを特徴とする。
剛性の精密スリーブの内孔は、その内径が光ファイバコネクタ用のフェルールの外径よりも小さいと、その材料に十分な弾性がなく、割りも設けられていないので、フェルールを挿入することができない。また、接続損失を増大させないために、光コネクタのフェルール外径と精密スリーブの内孔の内径との差は小さい方が良い。好ましくは、精密スリーブの内孔の内径が光ファイバコネクタ用のフェルールの外径よりも大きく、その差が0から1.5μmであると光ファイバ付スタブの光ファイバコアと光コネクタフェルールの光ファイバコアの軸ずれ量が0.5μm以下となり、より安定した接続特性が達成できる。
また、本発明の光レセプタクルは、光ファイバ付スタブの毛細管が結晶化ガラス製であることが好ましい。本発明で光ファイバ付スタブを構成する毛細管とは、光ファイバ付スタブに突き合わせ接続される光コネクタのフェルールと同等の外径、内径、同心度等の寸法精度を有するものであることが好ましい。
結晶化ガラスは、本発明の光ファイバ付スタブの毛細管や精密スリーブ用の材料として最も好適な材質である。光ファイバ付スタブの毛細管や精密スリーブが結晶化ガラス製である場合、機械加工で表面粗さを調節する以外に、材料組成、熱処理温度などで表面粗さを自在にコントロールできるのでより好適である。本発明で使用する結晶化ガラスとしては、毛細管の外周面の表面粗さのRa値が0.1μm以上で、かつ0.5μm以下となるような結晶粒径や結晶量を有する結晶化ガラスであれば使用可能であり、たとえばその結晶粒径が0.1μmから1.0μm程度で、結晶量としては30から70質量%であれば好適である。
また、本発明において、精密スリーブは、ガラス製または結晶化ガラス製とすることができる。
精密スリーブが、ガラスあるいは結晶化ガラス材質の場合、機械加工で寸法を調節するのではなく、延伸成形技術を用いて製造可能なため、量産によりコストダウンを図る上で好適である。精密スリーブがガラス製の場合、幅広い組成範囲で延伸成形が可能なため、熱膨張係数を調整することが必要な場合に有利である。また、精密スリーブが結晶化ガラス製の場合、成形と表面粗さの調整が一度にできるので、材質としては最も好適である。一方、本発明で精密スリーブに使用する結晶化ガラスとしては、内孔の表面粗さのRa値が0.1μm以上で、かつ0.5μm以下となる結晶が析出していれば使用可能であり、特に非晶質ガラス中に析出させて結晶として、その結晶粒径が0.1μmから1.0μm程度であればよく、例えば、主結晶としてβ−スポジュメン固溶体等を含むものが好適である。
また、本発明の光レセプタクルは、接着剤が、最大粒径が0.5μm以下で、かつ平均粒径が0.3μm以下のフィラーを10体積%以上含んでいることが好ましい。
フィラーの最大粒径が0.5μm以上、あるいは、平均粒径が0.3μm以上であると、フィラー自体が精密スリーブと光ファイバ付スタブとの間隙に均等に入らなくなる。また、光ファイバ付スタブを細くして精密スリーブと光ファイバ付スタブとの間隙を大きくすると、接着剤の層の厚さ自体が厚くなりすぎて、光ファイバ付スタブを精密スリーブの内孔の中心位置に保持することが困難になるばかりか、接着剤が多くなることで耐候性や光学安定性等の信頼性が低下する可能性がある。フィラーが10体積%以下であると、接着剤の硬化時の体積収縮や、温度変化に伴う膨張収縮の影響を十分に抑制することが困難である。本発明で使用する接着剤としては、最大粒径が0.5μm以下で、且つ平均粒径が0.3μm以下のフィラーを10体積%以上含んでいることが重要である。なお、組立に用いられるエポキシ樹脂製の接着剤では、硬化の際におよそ20%程度の体積収縮が生じる。このような収縮による光ファイバ付スタブの位置ずれを防ぐには、接着剤にガラス、セラミックもしくは金属等からなる最大粒径が0.5μm以下で、かつ平均粒径が0.3μm以下のフィラーを混合することが効果的である。このようなフィラーを混合することにより、チクソトロピック性が付与されて、液ダレの防止効果や接着剤の強度向上にも効果がある。
本発明の光レセプタクルは、精密スリーブと、該精密スリーブの内孔の一端に接着剤を介して固定された光ファイバ付スタブと、該精密スリーブの外周に圧入又は接着剤で固定されたスリーブホルダを具備し、該光ファイバ付スタブの外周および/または該精密スリーブ内孔の表面粗さのRa値が0.1μm以上で、かつ0.5μm以下であるので、このような表面粗さを有する表面の性状に起因して、精密スリーブ内で光ファイバ付スタブの外周に一様に接着剤がいき亘り、光ファイバ付スタブを精密スリーブの中央に位置させることができる。このため、均等な厚さの接着剤の層を介して光ファイバ付スタブを従来よりも正確に精密スリーブの中心に安定して保持することが可能となり、割りスリーブを使用せずとも実質的に十分実用可能な低損失の光レセプタクルが構築できる。また、それぞれの部材は接着剤で固定しているので従来のような間隙を設けたルーズな割りスリーブキャップが不要となり、部品点数が削減されより安価な光レセプタクルが提供できる。
また、本発明の光レセプタクルは、精密スリーブ内孔の表面粗さのRa値が0.1μm以上で、かつ0.5μm以下である構成を採用することにより、精密スリーブ内孔の表面粗さ及び光ファイバ付スタブ外周の表面粗さを利用して、さらに均等な厚さの接着剤の層を介して光ファイバ付スタブを精密スリーブの中心位置に安定保持して固定することが可能となる。
さらに、接着剤により、それぞれの部材が割りスリーブの把持力にくらべて強固に固定されているので、光ファイバ付スタブ全長を短尺化することが容易であり、かつ性能を落とすことなく実現することができる。また、割りスリーブタイプの光レセプタクルのように補強用の保持用リング等の特殊な部材を追加して用いる必要がない。
また、本発明の光レセプタクルは、光ファイバ付スタブの外周に対する光ファイバのコアの同心度を0.5μm以下とすることが、光レセプタクル内を伝播する光信号の損失を抑える上で好ましく、精密スリーブの内孔が、光ファイバコネクタ用のフェルールの外径よりも0から1.5μm大きい内径を有するものであることが、さらに好ましい。
さらに、本発明の光レセプタクルは、光ファイバ付スタブの毛細管を結晶化ガラス製とすることにより、組成を工夫することで線引き成形により容易に高精度な寸法を有する毛細管を得ることができ、かつ結晶の析出状態を制御することにより、外周の表面粗さのRa値が0.1μm以上で、かつ0.5μm以下である毛細管を容易に得ることができる。
また、本発明の光レセプタクルは、精密スリーブをガラス製または結晶化ガラス製とすることにより、組成を工夫することで線引き成形により容易に形状、寸法を達成できる。また、結晶化ガラスの場合、結晶の析出状態により内孔の表面粗さのRa値が0.1μm以上で、かつ0.5μm以下である精密スリーブが容易に実現可能となる。
さらに、本発明の光レセプタクルは、接着剤が、最大粒径が0.5μm以下で、且つ平均粒径が0.3μm以下のフィラーを10体積%以上含んでいる構成とすることにより、精密スリーブと光ファイバ付スタブとの間の接着剤層を円周方向に渡って均一に形成し易く、光ファイバ付スタブを精密スリーブの中心に安定して保持することがより容易に達成可能となる。
さらに、本発明の光レセプタクルは、割りスリーブを使用せず、光ファイバ付スタブを所望の剛性を有する精密スリーブの内孔内で自己調心させた上で接着固定することにより、光コネクタのフェルールを挿入した際に、殆ど変形が無く、光ファイバ付スタブと光コネクタのフェルールとが高精度で同軸上に配置される。そのため、本発明の光レセプタクルは、性能を劣化させずに光ファイバ付スタブをできる限り短くすることが可能であり、より高密度の実装が可能となる。
上記構成のように、本発明は、高い精度及び高い信頼性を維持し、且つ小型で部品点数が少なく製造コストの安価な光レセプタクルを提供することが可能となる実用上優れた効果を奏するものである。
以下、本発明の実施の形態に係る一例について図1を用いて詳細に説明する。図中、11及び21は光レセプタクルを、12及び22は精密スリーブを、12a及び22aは内孔を、13及び23は金属製のスリーブホルダを、14は光ファイバ付スタブを、15は光コネクタのフェルールを、16は接着剤をそれぞれ示している。
光コネクタ用フェルールと光ファイバ付スタブの接続部の接続損失、即ちLoss(単位:dB)は、突き合わせられるそれぞれの端面の光ファイバコアの軸ずれ量で決まり、下記の数1で見積もられる。ここで、数1中のdは光ファイバコアの軸ずれ量を、wは光ファイバのモードフィールド径を示している。
従来の光レセプタクルでは、光ファイバ付スタブあるいはフェルールの外周と内孔内の光ファイバコアの同心度が最大1.0μm、光ファイバコアの偏心としては、それぞれ1/2の0.5μmづつであり、光ファイバ自身のコアの偏心は非常に小さいので、これを無視すると、光ファイバ付スタブあるいは光コネクタフェルールの内径内での光ファイバの偏心がそれぞれ最大0.5μmづつあるので、接続部の軸ずれ量は最大2.0μm発生し、モードフィールド径w=10μmでは、数1で算出すると接続損失(即ちLoss)としては約0.7dB発生する。割りスリーブタイプの光レセプタクルの場合、把持力によってのみ、上記の同軸アライメントを達成しているので、これを小型化のために光ファイバ付スタブを短尺化した場合、割りスリーブの把持力が弱くなり、横荷重がかかった場合、同軸のアライメントを保つことができなくなる。従って、接続損失は、上記の算出値よりもさらに悪くなる。
本実施形態の光レセプタクル11は、精密スリーブ12の内面12a及び/または光ファイバ付スタブ14の外周が上記の表面粗さを有することにより、介在する接着剤16の厚さが均等になって、その調心効果により光ファイバ付スタブ14の外周は精密スリーブ12の中央に位置するため、例えば、光ファイバ付スタブ14の外径と精密スリーブ12の内径との差が最大で1.5μmのとき、精密スリーブ12の中での光コネクタフェルール15の外周の偏心が0.75μm、光ファイバ付スタブ14の外周に対するの内孔の同心度を0.5μmとしているので、光ファイバ付スタブ14の外周に対する内孔の偏心が0.25μm、光コネクタフェルール15の外周に対する光ファイバ15a内孔の同心度は通常1.0μmであるので偏心は0.5μm、光コネクタフェルールの内径内での光ファイバの偏心が0.5μmで、その総和が2.0μmとなる。したがって、この例において、光コネクタフェルール15と光ファイバ付スタブ14の接続部での最大軸ずれ量は、2.0μmであり、上記の数1から、最大接続損失は0.7dBとなる。このように、この実施形態の光レセプタクル11は、従来と同等の性能を有し、十分使用可能である。精密スリーブ12の場合、同軸アライメントは寸法精度によって担保されているので、小型化のために光ファイバ付スタブを短尺化しても上記と同じ性能が維持される。
また、図1(B)に示す他の形態の光レセプタクル21は、短尺のスリーブホルダ23に内孔の表面の表面粗さがRa値で0.1μm以上であり、かつ0.5μmである結晶化ガラス製の精密スリーブ22を圧入により固定したものである。
本発明の光ファイバ付スタブ及び精密スリーブの例として、例えば、表1に示す組成を持つ結晶化ガラスを使用した。
本発明の光レセプタクル11は、図1(A)に示すように、光コネクタ用フェルール15の外径よりも0から1.5μm大きい内径の内孔を持つ結晶化ガラス製の精密スリーブ12と、内孔の一端に挿入されて接着剤16により接着固定された結晶化ガラス製の毛細管14bを用いた光ファイバ付スタブ14を具備している。この端面14cには、反射光がレーザーダイオード等に入ってノイズにならないように、光信号の入射軸に垂直な平面に対して8°の角度を成すように研磨加工が施されており、反対側の先端面は周縁部に面取が設けられて光ファイバ14aのコアを中心としたPC(physical contact即ち物理的接触の略称)接続用の凸球面に研磨されている。光ファイバ付スタブ14の外周に対する内孔の同心度が0.5μmであるので、光ファイバ14a自身のコアの偏心は非常に小さく無視できるので、内孔内で接着剤により自己調心されるため、光ファイバ付スタブ14の外周と光ファイバ14aのコアの同心度は0.5μm以下である。また、光ファイバ付スタブ14の外径は、挿入される光コネクタフェルール15と同じ外径及び公差を有している(外径2.499mm+/−0.0005mm、あるいは、外径1.249mm+/−0.0005mm)。
図2に本発明の光レセプタクル11を構成する部材の表面粗さを測定したチャートを示す。図2(A)は光ファイバ付スタブ14の外周の表面粗さを測定したチャートであり、そのRa値は0.29μmで、Ry値は2.17μm及び表面粗さの平均線と山頂線との差δは1.05μmであった。図2(B)は精密スリーブ12の内面12aの表面粗さを測定したチャートであり、そのRa値は0.30μmで、Ry値は2.18μm及び表面粗さの平均線と山頂線との差δは1.15μmであった。
また、光ファイバ付スタブ14に、内孔の表面の表面粗さがRa値で0.1μm以上であり、かつ0.5μmである結晶化ガラス製の毛細管14bを使用した場合、光ファイバ付スタブ14中の光ファイバ14aは光ファイバ付スタブ14の内孔の表面粗さの効果で、内孔内で接着剤により自己調心されるため、毛細管14bの内孔内での光ファイバ14aの偏心は無視できる。したがって、光ファイバ付スタブ14中の光ファイバ14aのコアの偏心は、光ファイバ付スタブ外周に対する内径の同心度0.5μmのみで決まり、同心度として0.5μm以下、偏心として0.25μm以下で、例えば0.175μmとなった。
本発明の光レセプタクル11では、光ファイバ付スタブ14の外周と、精密スリーブ12の内孔12aの表面粗さのRa値が上記の値になっており、この表面粗さの効果により、光ファイバ付スタブ14が精密スリーブ12の内孔12a内で接着剤16により自己調心されるため、精密スリーブ12の内孔12a内での光ファイバ付スタブ14の偏心は殆どなくなった。
また、精密スリーブ12と光ファイバ付スタブ14の毛細管14bを結晶化ガラス材質で形成することにより、精密スリーブ12の内孔12aの表面粗さをRa値が0.1μm以上で、かつ0.5μm以下に容易にすることができる。上記のように、光ファイバ付スタブ14が精密スリーブ12の内孔12a内で調心され、内孔12aの中央に位置するようになるので、接続部での光ファイバ14aのコアと光コネクタフェルール15の光ファイバ15aのコアとの軸ずれ量は最大でも2.0μmとなり、接続損失としては0.7dB以下が達成でき、短い光ファイバ付スタブを使用しても、従来品と同等の性能が得られた。
さらに、挿入される光コネクタのフェルール15を結晶化ガラスで形成し、その内孔の表面粗さがRa値で0.1μm以上であり、かつ0.5μmとした場合、この表面粗さの効果により、光ファイバ15aはフェルール15の内孔内で自己調心されて中央に位置するので、接続部での光ファイバ14aのコアと光コネクタフェルール15の光ファイバ15aのコアとの軸ずれ量は最大でも1.5μmとなり、接続損失としては0.4dB以下が達成でき、より優れた特性が得られた。
次に、内孔12aの表面粗さのRa値が0.3μm、外径1.80mm、内径1.2495+0.0005/−0mmの結晶化ガラス製の精密スリーブ12を作製した。また、内孔及び外周の表面粗さのRa値が0.3μm、外径1.2490+/−0.0005mm、同心度が0.5μmの結晶化ガラス製の毛細管14bに光ファイバ14aを挿入・固定して、光ファイバ付スタブ14を作製した。そして、精密スリーブ12の内孔12a内に光ファイバ付スタブ14をエポキシ系接着剤16で固定すると共に、精密スリーブ12をスリーブホルダ13の内孔にエポキシ系接着剤16で固定して光レセプタクル11を作製した。作製した光レセプタクル11のサンプル数は10個であった。このようにして作製した光レセプタクル11の精密スリーブ12の内孔12aに、光コネクタフェルール15を挿入して光ファイバ付スタブ14と突き合わせ、光ファイバ14aのコアと光コネクタフェルール15の光ファイバ15aのコアとをPC接続し、その状態で接続損失を測定した。接続損失の測定は、光レセプタクル11の各サンプルについて、光コネクタフェルール15の着脱を10回行い、10回の測定を行った。
光レセプタクル11に光コネクタフェルール15を接続した状態において、光コネクタフェルール15の外径と精密スリーブ12の内孔12aの内径との差は最大で1.5μmであり、精密スリーブ12の内孔12a内での光コネクタフェルール15の偏心として最大0.75μmとなる。これに光ファイバ付スタブ14の同心度による毛細管14bの外周中心に対する内孔中心の偏心0.25μmを加算し、さらに、光コネクタフェルール15の同心度によるフェルール外周中心に対する内孔中心の偏心Xμm、光コネクタフェルール15の内孔内での光ファイバ15aの偏心Yμmとを加算した(1.0+X+Y)μmが、PC接続部の最大の軸ずれ量となる。本発明では、光ファイバ付スタブ14は、精密スリーブ12の内孔12a内で調心されるので、両者の偏心は考慮に入れなくてよい。
光コネクタフェルール15を結晶化ガラスで形成し、その同心度を0.7μm、内孔の内径が光ファイバ15aの直径よりも0.5μm大きいものを用いた場合、平均接続損失0.14dB、最大接続損失0.31dBと優れた特性が得られた。測定データを表2に示す。
上記の測定結果と数1より、光ファイバ付スタブ14の光ファイバ14aのコアと光コネクタフェルール15の光ファイバ15aのコアとの軸ずれ量は平均で0.9μm、最大で1.34μmとなる。この場合、光コネクタフェルール15の同心度による内孔の偏心Xは0.35μmであり、また、光コネクタフェルール15の内孔内での光ファイバ15aの偏心Yは結晶化ガラス製としているため実質的に0となり、理論最大軸ずれ量は1.35μmとなる。軸ずれ量が最大でもこのような値になるので、本実施例の効果は大きいといえる。
また、光コネクタフェルール15としてジルコニアで形成し、その同心度を1.0μm、内孔の内径を光ファイバ15aの直径よりも0.5μm大きくした場合、平均接続損失0.25dB、最大接続損失0.43dBという特性が得られた。測定データを表3に示す。
上記の測定結果と数1より、光ファイバ付スタブ14の光ファイバ14aのコアと光コネクタフェルール15の光ファイバ15aのコアとの軸ずれ量は平均で1.2μm、最大で1.57μmである。この場合、光コネクタフェルール15の同心度による内孔の偏心Xは0.5μmであり、また、光コネクタフェルール15の内孔内での光ファイバ15の偏心Yは0.25μmとなり、理論最大軸ずれ量は1.75μmとなる。軸ずれ量が最大でもこのような値になるので、本実施例の効果は大である。
次に、外径1.80mm、内径1.2495+0.001/−0mmのホウケイ酸ガラス製の精密スリーブ12を作製した。また、内孔及び外周の表面粗さのRa値が0.3μm、外径1.2490+/−0.0005mm、同心度が0.5μmの結晶化ガラス製の毛細管14bに光ファイバ14aを挿入・固定して、光ファイバ付スタブ14を作製した。そして、精密スリーブ12の内孔12a内に光ファイバ付スタブ14をエポキシ系接着剤16で固定すると共に、精密スリーブ12をスリーブホルダ13の内孔にエポキシ系接着剤16で固定して光レセプタクル11を作製した。作製した光レセプタクル11のサンプル数は10個であった。このようにして作製した光レセプタクル11の精密スリーブ12の内孔12aに、光コネクタフェルール15を挿入して光ファイバ付スタブ14と突き合わせ、光ファイバ14aのコアと光コネクタフェルール15の光ファイバ15aのコアとをPC接続し、その状態で接続損失を測定した。接続損失の測定は、光レセプタクル11の各サンプルについて、光コネクタフェルール15の着脱を10回行い、10回の測定を行った。
光レセプタクル11に光コネクタフェルール15を接続した状態において、光コネクタフェルール15の外径と精密スリーブ12の内孔12aの内径との差は最大で2.0μmであり、精密スリーブ12の内孔12a内での光コネクタフェルール15の偏心として最大で1.0μmとなる。これに光ファイバ付スタブ14の同心度による毛細管14aの外周中心に対する内孔中心の偏心0.25μmを加算し、さらに、光コネクタフェルール15の同心度によるフェルール外周中心に対する内孔中心の偏心Xμm、光コネクタフェルール15の内孔内での光ファイバ15aの偏心Yμmとを加算した(1.25+X+Y)μmが、PC接続部の最大の軸ずれ量となる。本発明では、光ファイバ付スタブ14は、精密スリーブ12の内孔12a内で調心されるので、両者の偏心は考慮に入れなくてよい。
光コネクタのフェルール15として結晶化ガラスで形成し、その同心度0.7μmとした場合、平均接続損失0.18dB、最大接続損失0.35dBと優れた特性が得られた。測定データを表4に示す。
上記の測定結果と数1より、光ファイバ付スタブ14の光ファイバ14aのコアと光コネクタフェルール15の光ファイバ15aのコアとの軸ずれ量は平均で1.02μm、最大で1.42μmとなる。この場合、光コネクタフェルール15の同心度による内孔の偏心Xは0.35μmであり、また、光コネクタフェルール15の内孔内での光ファイバ15aの偏心Yは結晶化ガラス製としているため実質的に0となり、理論最大軸ずれ量は1.60μmとなる。軸ずれ量が最大でもこのような値になるので、この実施例の効果は大であったといえる。
また、光コネクタのフェルール15としてジルコニアで形成し、その同心度を1.0μmとした場合、平均接続損失0.25dB、最大接続損失0.50dBという特性が得られた。測定データを表5に示す。
上記の測定結果と数1より、光ファイバ付スタブ14の光ファイバ14aのコアと光コネクタフェルール15の光ファイバ15aのコアとの軸ずれ量は平均で1.2μm、最大で1.7μmとなる。この場合、光コネクタフェルール15の同心度による内孔の偏心Xは0.5μmであり、また、光コネクタフェルール15の内孔内での光ファイバ15aの偏心Yは0.25μmとなり、理論最大軸ずれ量は2.0μmとなる。軸ずれ量が最大でもこのような値になるので、この実施例の効果は大であったといえる。
光ファイバ付スタブ14とホウケイ酸ガラス製の精密スリーブ12との接着において平均粒径0.3μm、最大粒径0.5μmのフィラー入りの接着剤16を使用して固定した。また、光コネクタフェルール15として結晶化ガラスで形成し、その同心度0.7μmとした。そして、上記と同様にして接続損失を測定したところ、平均接続損失0.15dB、最大接続損失が0.31dBと優れた特性が得られた。測定データを表6に示す。
上記の測定結果と数1より、光ファイバ付スタブ14の光ファイバ14aのコアと光コネクタフェルール15の光ファイバ15aコアとの軸ずれ量は数1より平均で0.93μm、最大で1.34μmとなる。この場合、光コネクタフェルール15の同心度による内孔の偏心Xは0.35μmであり、また、光コネクタフェルール15の内孔内での光ファイバ15aの偏心Yは結晶化ガラス製としているため実質上0となり、理論最大軸ずれ量は1.35μmとなる。軸ずれ量が最大でもこのような値になるので、この実施例の効果は大であったといえる。
尚、フィラー入りの接着剤16としては、調心効果のほかに、熱膨張をフィラーの配合比を調節して、熱膨張を接着される結晶化ガラス製等のスタブ14やホウケイ酸ガラス製等の精密スリーブ12に合わせて固定強度の劣化を防ぐ効果や、接着部の耐水性を上げ、長期信頼性を高めるという効果もあった。
本発明の光レセプタクルの説明図であって、(A)は結晶化ガラス製またはガラス製の精密スリーブを使用した光レセプタクルに光コネクタが接続される要部断面説明図、(B)は結晶化ガラス製の精密スリーブをスリーブホルダに圧入した光レセプタクルの要部断面説明図。 本発明の光レセプタクルを構成部材の表面粗さを測定したチャートであって、(A)は光ファイバ付スタブの外周の表面粗さを測定したチャート、(B)は精密スリーブ内孔の表面粗さを測定したチャート。 従来の光レセプタクルの説明図であって、(A)は割りスリーブを使用した光レセプタクルに光コネクタが接続される要部断面説明図、(B)は割りスリーブを使用した場合で、保持リングを使用して小型化した光レセプタクルの要部断面説明図、(C)は部分的に割りが入ったスリーブを使用して小型化した光レセプタクルの要部断面説明図。
符号の説明
11、21 光レセプタクル
12、22 精密スリーブ
13、23 スリーブホルダ
14 光ファイバ付スタブ
14a、15a 光ファイバ
14b 毛細管
15 光コネクタのフェルール
16 接着剤

Claims (6)

  1. 精密スリーブと、該精密スリーブの内孔の一端に接着剤を介して固定された光ファイバ付スタブと、該精密スリーブの外周に圧入又は接着剤で固定されたスリーブホルダを具備し、該光ファイバ付スタブの外周および/または該精密スリーブ内孔の表面粗さのRa値が0.1μm以上で、かつ0.5μm以下であることを特徴とする光レセプタクル。
  2. 光ファイバ付スタブの外周に対する光ファイバのコアの同心度が0.5μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の光レセプタクル。
  3. 精密スリーブの内孔が、光ファイバコネクタ用のフェルールの外径よりも0から1.5μm大きい内径を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光レセプタクル。
  4. 光ファイバ付スタブの毛細管が結晶化ガラス製であることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の光レセプタクル。
  5. 精密スリーブがガラス製または結晶化ガラス製であることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の光レセプタクル。
  6. 接着剤が、最大粒径が0.5μm以下で、かつ平均粒径が0.3μm以下のフィラーを10体積%以上含んでいることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の光レセプタクル。
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