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JP2005079184A - 薄板搬送・保管容器 - Google Patents

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JP2005079184A
JP2005079184A JP2003305006A JP2003305006A JP2005079184A JP 2005079184 A JP2005079184 A JP 2005079184A JP 2003305006 A JP2003305006 A JP 2003305006A JP 2003305006 A JP2003305006 A JP 2003305006A JP 2005079184 A JP2005079184 A JP 2005079184A
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Japan
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thin plate
less
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JP2003305006A
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Yukitoo Hyobu
行遠 兵部
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Miraial Co Ltd
Original Assignee
Miraial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】 透明性、帯電防止性能及び紫外線遮蔽性能を備えた上で、有機性ガスの発生を最小限に抑え、内部に収納された薄板表面の汚染を極力低減させる。
【解決手段】 持続的な静電防止性能を有する透明なポリカーボネート樹脂からなる成形品であって、その表面抵抗値を1013Ωcm以下とした。380nmより短波長の光線透過率は4.0%以下、550nmより短波長の光線透過率が1.0%以下とした。ダイナミックヘッドスペース法により、80℃で1時間加熱、冷却捕集式で成形品からの発生ガス量は10.0ppm以下となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体用ウエハ、半導体ウエハ、マスクガラス、レチクル等の薄板を搬送、保管する際の容器で、透明性、帯電防止性及び紫外線吸収能力を必要とする薄板搬送・保管容器に関する。
半導体ウエハ等の薄板を搬送・保管する際に使用する容器に関しては、従来から薄板の大きさに応じたものが使用されてきた。例えば、8インチ以下のシリコンウエハに対しては、特許文献1に記載されているような容器(図1参照)が、300mmウエハに対しては、特許文献2に記載されているような容器(図2参照)が、ガラスマスクやレチクルには特許文献3に記載されているような枚葉式容器(図3参照)が実用に供されてきた。
ここで、図1の容器1は主に、蓋体2と、パッキン3と、ウエハ押え部材4と、カセット5と、ケース本体6とから構成されている。カセット5には半導体ウエハ7が複数枚収納される。この半導体ウエハ7を収納したカセット5はケース本体6内に収納され、蓋体2が取り付けられる。ケース本体6と蓋体2との間にはパッキン3が介在して、ケース本体6内が密封される。ウエハ押え部材4は、カセット5に収納された半導体ウエハ7を支持する。図2の容器11は主に、容器本体12と、蓋体13とを備え、内部が密閉されている。容器本体12には、搬送用フランジ部14、ハンドル15等が設けられている。図3の容器21は主に、ボックス22と、ボックス扉23と、ポートプレート24と、ポート組立体25と、ポート扉26とから構成され、内部を清浄な空間にして外部環境による汚染を受けないようにしている。
これらの容器の原料には軽量性、成形性等のバランスを考慮したものが使用されてきた。特に、容器本体と蓋体は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネートが使用されてきた。
一方、ガラスマスクやレチクル用のポッドやケースの場合は、透明性、帯電防止性能及び紫外線遮蔽性能という3つの性能が同時に要求されることが多くなってきた。しかし、これまでの材料では、上記3つの性能を同時に満たすのは困難という状況が発生している。
ところで、容器の壁の透明性(無色、有色を問わない)は、内部の被収納物の有無の確認にどうしても必要である。帯電防止性能は、静電気で器壁に付着した微細塵埃粒子が容器の開閉に伴って容器内に侵入して被収納物の表面を汚染することを防止するために必要である。また、紫外線遮蔽性能は、内部の被収納物の変質等の紫外線による影響を防止するために必要である。このため、上記3つの性能が要求される。
帯電防止性能を器壁に付与する方法としては、帯電防止剤を器壁に塗布、スプレーする簡便法と、帯電防止性能を有するポリマーを原料に混練する方法がある。前者の塗布、スプレー法では、容器使用前に行う純水洗浄の工程により、帯電防止性能は急速に低下するとともに器壁の帯電防止性能にムラが生じる。帯電防止性能を有するポリマーを混練すると、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネートでは材料が透明性を失うため、本発明の属する技術分野での容器材料として不適当である。
これらを勘案して、透明性及び帯電防止性能を合わせ持つ材料として、例えば、クレハ化学製のバイヨンで代表されるPMMA系樹脂がある。この樹脂に適当量の紫外線吸収剤と透明着色剤を添加し、光線透過率をを調整した材料が、ガラスマスクやレチクル用のポッドやケースの材科として賞用されてきた。
特開平7−307379号公報 特開2003−174080号公報 特許第2960540号公報
上述のように、クレハ化学製のバイヨンで代表される透明・帯電防止型のPMMA系樹脂に紫外線吸収剤及び透明着色剤を添加した材料が実用に供され、その成形品が本発明の属する技術分野でポッドやケースの材料として賞用されている。しかし、このPMMA系樹脂は、有機性の発生ガス量が極めて多いという本質的な問題を内包していた。
半導体生産技術の急速な向上に伴い描画線幅は急速に狭まり、生産工程で使用するガラスマスクやレチクル等にも高い精度が求められる。しかし、ガラスマスクやレチクル等の表面の微細汚染、特に微量有機物の付着により発生する薄膜状の汚染は、露光ムラ等を発生させる可能性がある。このように、ガラスマスクやレチクル等を搬送・収納する容器本体、蓋体を構成する樹脂材料からのアウトガス量が重大な問題となる。このため、透明・帯電防止型PMMA系樹脂に替わる新たな材料が求められている。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、透明性、帯電防止性能及び紫外線遮蔽性能という3つの性能を備えた上で、有機性ガスの発生が少なく、内部に収納された薄板表面の汚染を極力低減することができる薄板搬送・保管容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る薄板搬送・保管容器は、持続的な静電防止性能を有する透明なポリカーボネート樹脂からなる成形品であって、その表面抵抗値が1013Ωcm以下であり且つ380nmより短波長の光線透過率が4.0%以下になるように必要に応じて紫外線吸収剤と透明着色剤の添加量を調整する。また、550nmより短波長の光線透過率が1.0%以下になるように、紫外線吸収剤と透明着色剤の添加量を調整する。このとき、ダイナミックヘッドスペース法により、80℃で1時間加熱、冷却捕集式での成形品からの発生ガス量は10.0ppm以下になる。
これにより、透明性、帯電防止性能及び紫外線遮蔽性能という3つの性能を備えた上で、有機性ガスの発生量を減少させることができる。これにより、容器内に収納された薄板表面に有機性ガスが薄膜状に付着する等の汚染を極力低減することができる。
以上詳述したように、本発明の薄板搬送・保管容器によれば、次のような効果を奏する。
近年の半導体生産技術の急速な向上及び精密化に伴って薄板搬送・保管容器に要求される透明性、帯電防止性能及び紫外線遮蔽性能を備えた上で、有機性ガスの発生を最小限に抑え、内部に収納された薄板表面の汚染を極力低減させることができるようになる。
以下、本発明の最良の実施形態を説明する。本発明の薄板収納容器は、半導体ウエハ、記憶ディスク、液晶ガラス基板、マスクガラス、レチクル等の薄板を収納して、搬送・保管等に供するための容器である。
ポリカーボネート樹脂に、その本来の透明性を維持しつつ、持続的な帯電防止性能を付与する試みは広く行われ、各種の商品が各メーカーから上市されている。これらのコンパウンド樹脂の共通の問題点として、成形品でのゲート部分での白化や層状剥離が指摘されている。各社の銘柄にて、10cm×10cmの角板を成形し、ゲート部分の白化の少ない成形板について、ダイナミックヘッドスペース法にて80℃で1時間の加熱条件下のアウトガス量を測定し、最も少ない銘柄を以下の実施例の原材料とした。測定結果を下の表に示す。
Figure 2005079184
[実施例]
選定した帝人化成製のパンライトES−1000Bを使用し、この樹脂ペレットに紫外線吸収剤と透明着色剤を添加、混練し、押出して成形用ペレットを作成した。紫外線吸収剤と透明着色剤は、550nmより短波長での光線透過率が1.0%以下になる様に量を調整した。具体的には、紫外線吸収剤を200ppm、透明着色剤を120ppmの割合で添加した。
このペレットを使用して、図4に示すような枚葉式容器を成形した。なお、図4の容器は主に、底板31と、側壁32と、上蓋33と、支持部材34とから構成されている。内部は密閉され、支持部材34上にレチクル35が収納される。
この成形品から、光線透過率測定用とアウトガス測定用の切片を切出し、それぞれのテータを測定した。この結果、550nmより短波長での光線透過率は0.8%であった。また、アウトガス測定量は80℃×1時間の加熱条件下で、冷却捕集方式で実施した所、4.6ppmであった。
また、表面抵抗値は8.8×1O12Ωであった。
これにより、透明性、帯電防止性能及び紫外線遮蔽性能を要求される値に保った状態で、アウトガスの発生量を、問題にならない程度にまで減少させることができた。
[比較例]
選定した三菱エンジニアリングプラスチックス製のノバレックス7025E−TXを使用し、この樹脂ペレットに紫外線吸収剤と透明着色剤を添加、混練し、押出して成形用ペレットを作成した。紫外線吸収剤と透明着色剤は、上記実施例と同様に、550nmより短波長での光線透過率が1.0%以下になる様に量を調整した。
このペレットを使用して、図4に示すような枚棄式容器を成形した。
この成形品から、光線透過率測定用とアウトガス測定用の切片を切出し、それぞれのデータを測定した。550nmより短波長での光像透過率は、0.9%であった。また、アウトガス測定量は80%×1時間の加熱条件下で、冷却捕集方式で実施した所、11.3ppmであった。
また、表面抵抗値は706×1012Ωcmであった。
この場合、アウトガス測定量が11.3ppmとなり、汚染が問題になる。
8インチ以下のシリコンウエハ用容器の例を示す分解斜視図である。 300mmシリコンウエハ用容器の例を示す斜視図である。 ガラスマスクやレチクル用の枚葉式容器の例を示す分解斜視図である。 ガラスマスクやレチクル用の枚葉式容器の例を示す斜視図である。
符号の説明
1:容器、2:蓋体、3:パッキン、4:ウエハ押え部材、5:カセット、6:ケース本体、7:半導体ウエハ、11:容器、12:容器本体、13:蓋体、14:搬送用フランジ部、15:ハンドル、21:容器、22:ボックス、23:ボックス扉、24:ポートプレート、25:ポート組立体、26:ポート扉、31:底板、32:側壁、33:上蓋、34:支持部材、35:レチクル。

Claims (3)

  1. 持続的な静電防止性能を有する透明なポリカーボネート樹脂からなる成形品であって、その表面抵抗値が1013Ωcm以下であり且つ380nmより短波長の光線透過率が4.0%以下であることを特徴とする薄板搬送・保管容器。
  2. 請求項1記載の薄板搬送・保管容器において、
    550nmより短波長の光線透過率が1.0%以下であることを特徴とする薄板搬送・保管容器。
  3. 請求項2記載の薄板搬送・保管容器において、
    ダイナミックヘッドスペース法により、80℃で1時間加熱、冷却捕集式で成形品からの発生ガス量が10.0ppm以下であることを特徴とする薄板搬送・保管容器。
JP2003305006A 2003-08-28 2003-08-28 薄板搬送・保管容器 Pending JP2005079184A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011018771A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Shin Etsu Polymer Co Ltd 基板収納容器
JP2012099800A (ja) * 2010-10-06 2012-05-24 Gold Kogyo Kk 樹脂成形品、及び樹脂成形品の製造方法

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