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JP2005060790A - 熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材 - Google Patents

熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材 Download PDF

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JP2005060790A JP2003294179A JP2003294179A JP2005060790A JP 2005060790 A JP2005060790 A JP 2005060790A JP 2003294179 A JP2003294179 A JP 2003294179A JP 2003294179 A JP2003294179 A JP 2003294179A JP 2005060790 A JP2005060790 A JP 2005060790A
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Yuji Suzuki
祐治 鈴木
Yoshifusa Shoji
美房 正路
Toshihiko Fukuda
敏彦 福田
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Abstract

【目的】 Zn被覆層を形成したアルミニウム管体を使用し、クロメート処理行わない自動車用熱交換器用のアルミニウム合金ブレージングフィン材であって、成形性に優れ、苛酷な腐食環境下においてアルミニウム管体の孔食発生を抑制するとともに、ろう付け部の耐食性に優れ、フィンがアルミニウム管体から離脱するのを防止できる熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材を提供する。
【構成】 芯材の両面にAl−Si系合金ろう材をクラッドしてなり、前記芯材は、Mn:0.8〜2.5%、Si:0.1〜1.0%、Fe:0.06〜0.3%、Zn:0.8〜4.0%を含有し、残部Alおよび不純物からなるアルミニウム合金で構成され、前記ろう材は、Si:6〜13%、Cu:0.06〜0.4%を含有し、残部Alおよび不純物からなるアルミニウム合金で構成され、ろう材が芯材の両面にそれぞれ全体厚さの3〜20%の厚さでクラッドされていることを特徴とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材、詳しくは、ラジエータ、ヒータコア、オイルクーラ、インタークーラ、カーエアコンのコンデンサ、エバポレータ等のように、フィンと作動流体通路を構成するアルミニウム管体(アルミニウム合金管体を含む)をろう付け接合することにより形成されるアルミニウム合金製熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材、特にフィレットの耐食性に優れたアルミニウム合金ブレージングフィン材に関する。
アルミニウム合金製熱交換器は、ラジエータ、ヒータコア、オイルクーラ、インタークーラ、カーエアコンのエバポレータやコンデンサ等の自動車用熱交換器として広く使用されている。これらのアルミニウム合金製熱交換器は、純アルミニウム系、Al−Cu系合金、Al−Mn系合金、Al−Mn−Cu系合金等からなる押出偏平管等のアルミニウム管体(作動流体通路材)の表面に、JIS A3003、JISA3203等のAl−Mn系合金の芯材にAl−Si系合金ろう材をクラッドしたブレージングシートを波状に成形したフィンを、塩化物系フラックスを使用するフラックスろう付け、フッ化物系フラックスを用いる不活性ガス雰囲気ろう付け、あるいは真空ろう付けにより組付けることにより組み立てられている。
自動車用アルミニウム合金製熱交換器は、苛酷な環境で使用された場合、アルミニウム管体にアルミニウム材に特有の孔食が生じ、孔食が管体の内部まで達して熱交換機能が損失するという問題がある。この問題を解決するために、アルミニウム管体の表面にアルミニウム管体より電気化学的に卑なZn(Zn合金を含む)被覆層を形成してアルミニウム管体内部より管体表面の電位を卑にした材料が使用され、その上にフィンをろう付け接合する手法が採用されている。
通常、Zn被覆層は、押出成形されたアルミニウム偏平管等のアルミニウム管体の表面にZnまたはZn合金を溶射することにより形成されるが(特許文献1参照)、Znを溶射被覆したアルミニウム管体にブレージングからなるフィン材をろう付け接合して自動車用熱交換器を作製した場合、アルミニウム管体とフィンとのフィレット部が腐食し、フィンの腐食が軽度であるにもかかわらず、アルミニウム管体とフィンとが分離して熱交換器の伝熱性能が低下するという問題が生じることがある。
一方、近年、自動車のスパイクタイヤにより発生した粉塵により、健康上害をおよぼすことが懸念されるため、スパイクタイヤに代わってスタッドレスタイヤが使用されているが、スタッドレスタイヤは凍結路面における制動性能に劣るため、冬季の積雪時および路面凍結時において、自動車のスリップ事故防止のために、路面に塩化カルシウムや塩化ナトリウムなどの融雪剤を大量に路面に散布することが行われている。これらの融雪剤は走行中の自動車の熱交換器に付着して熱交換器の腐食を促進させるため、アルミニウム管体とフィンとが早期に分離して、苛酷な場合にはフィンが脱落するという問題も生じる。
また、熱交換器は、ろう付け後に塗装されるが、塗膜の密着性を高め耐食性を向上させるために、熱交換器を構成するアルミニウム部材の表面にクロム酸クロメートやリン酸クロメート処理が施されていたが、環境問題からクロメート処理が廃止されるようになってきたため、フィレットの腐食の進行が早くなり、フィンがアルミニウム管体からますます分離し易くなっている。
特開平2−138455号公報
発明者らは、この問題を解決するために、種々検討を行った結果、Znを溶射被覆したアルミニウム管体にフィン材をろう付け接合する際、アルミニウム管体とフィンとのフィレット部にZnが拡散して、フィレット部がアルミニウム管体およびフィンより電気化学的に卑となり、そのためフィレット部が優先腐食することがわかった。さらに試験検討を加えた結果、フィレット部へのZnの拡散は、とくに被覆層のZn付着量が多い場合に顕著となること、溶射被覆されるZnの量を少なくすると、ある程度の耐食性の改善は得られるが、Znの付着量を少なくしただけでは必ずしも優れた耐食性を得ることができないこと、アルミニウム管体、フィン材およびアルミニウム管体に被覆されるZn層の組成と、これらの組合わせが熱交換器の耐食性に影響することを見出した。
本発明は、上記の知見に基づいてなされたものであり、その目的は、とくに、Zn被覆層を形成したアルミニウム管体を使用し、クロメート処理を行わない自動車用熱交換器用のアルミニウム合金ブレージングフィン材であって、成形性に優れ、苛酷な腐食環境下においてアルミニウム管体の孔食発生を抑制するとともに、ろう付け部の耐食性に優れ、フィンがアルミニウム管体から離脱するのを防止できる熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の請求項1による熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材は、芯材の両面にAl−Si系合金ろう材をクラッドしてなり、作動流体通路を構成するZn被覆アルミニウム管体にろう付けにより組付けられるアルミニウム合金ブレージングフィン材であって、前記芯材は、Mn:0.8〜2.5%、Si:0.1〜1.0%、Fe:0.06〜0.3%、Zn:0.8〜4.0%を含有し、残部Alおよび不純物からなるアルミニウム合金で構成され、前記ろう材は、Si:6〜13%、Cu:0.06〜0.4%を含有し、残部Alおよび不純物からなるアルミニウム合金で構成され、ろう材が芯材の両面にそれぞれ全体厚さの3〜20%の厚さでクラッドされていることを特徴とする。
請求項2による熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材は、請求項1において、前記芯材が、さらにZr:0.05〜0.3%、Cr:0.05〜0.3%、Ti:0.05〜0.3%のうちの1種または2種以上を含有することを特徴とする。
請求項3による熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材は、請求項1または2において、引張強さが180〜250MPa、引張強さと耐力の差が20MPa以下であることを特徴とする。
請求項4による熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記Zn被覆アルミニウム管体のZn付着量をA(g/m2 )、前記フィン材の芯材中のZn量をB%、ろう材中のCu量をC%としたとき、−100≦−10×A+23×B−106×C≦20の関係を満足し、前記アルミニウム管体の内周部の自然電位とフィンの自然電位との差が80mV以上であることを特徴とする。
本発明によれば、成形性に優れ、フィレットの優先腐食を防止することを可能とする、とくに厚さが100μm (0.10mm)以下の熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材が提供される。当該アルミニウム合金ブレージングフィン材を使用することにより、熱交換器が腐食環境下に置かれても、フィンがアルミニウム管体から分離する問題が解消され、またフィンの犠牲陽極効果やアルミニウム管体表面の防食効果も十分に発揮されるため、熱交換器の長寿命化が達成できる。
本発明の熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材における(1)合金成分、(2)ろう材のクラッド率、(3)機械的性質、(4)電位差について説明する。
(1)合金成分
以下、本発明における合金成分の意義およびその限定理由について説明する。
(芯材)
芯材中のMnは、芯材の強度を向上させ、耐高温座屈性を改善するよう機能する。Mnの好ましい含有範囲は、0.8〜2.5%であり、0.8%未満ではその効果が小さく、2.5%を越えて含有すると、鋳造時に粗大な晶出物が生成して圧延加工性が害され、板材の製造が困難となる。Mnのさらに好ましい含有量は1.0〜1.7%である。
芯材中のFeは、Mnと共存して、ろう付け前及びろう付け後のフィン材の強度を向上させる。Feの好ましい含有量は0.06〜0.3%の範囲であり、0.06%未満ではその効果が小さく、0.3%を越えると、結晶粒が細かくなって、溶融ろうが芯材中に浸食し易くなり、耐高温座屈性が低下し、自己腐食性が増大する。Feのさらに好ましい含有量は0.06〜0.25%の範囲である。
芯材中のSiは、Mnと結合して微細なAl−Mn−Si系化合物を生成し、フィン材の強度を向上させるとともに、Mnの固溶量を減少させて熱伝導度(電気伝導度)を向上させる。また、ろう材のSiが芯材に拡散することを抑制するため十分なフィレットを形成することができる。Siの好ましい含有範囲は0.1〜1.0%であり、0.1%未満ではその効果が十分ではなく、1.0%を越えると、粒界に多く存在して、粒界近傍にSi濃度の低い領域を形成させるため粒界腐食が生じ易くなる。Siのさらに好ましい含有量は0.3〜0.7%の範囲である。
芯材中のZnは、芯材の電位を卑にして犠牲陽極効果を高める。Znの好ましい含有範囲は0.8〜4.0%であり、0.8%未満ではその効果が小さく、4.0%を越えて含有すると、芯材自体の自己耐食性が悪くなり、粒界腐食感受性も増加する。Znのさらに好ましい含有量は1.5〜3.0%の範囲である。
芯材中のZr、Cr及びTiは、ろう付け前及びろう付け後のフィン材の強度を向上させるとともに、高温座屈性を改良する。Zr、CrおよびTiの好ましい含有範囲は、共に0.05〜0.3%であり、0.05%未満ではその効果が小さく、0.3%を越えて含有すると、鋳造時に粗大な晶出物が生成して圧延加工性を害し、板材の製造が困難となる。
芯材中には、それぞれ0.3%以下のIn、Sn、Gaが添加されてもよく、これらの元素はいずれもフィン材の熱伝導度をほとんど低下させることなく電位を卑にし、犠牲陽極効果を与える。また、0.1%以下のPb、Li、Sr、Ca、Naが含有されていても本発明の効果が害されることはない。強度向上のために、それぞれ0.3%以下のV、Mo、Ni、酸化防止のために、0.1%以下のBeを添加することもできる。
(ろう材)
ろう材中のSiは、ろう材の融点を下げ、溶融ろうの流動性を高めるよう機能する。Siの好ましい含有範囲は6〜13%であり、6%未満ではその効果が小さく、13%を越えると融点が急激に高くなり、製造時の加工性も低下する。Siのさらに好ましい含有量は7〜12%の範囲である。
ろう材中のCuは、ろう付け後のフィレットの電位を貴にするよう機能する。Cuの好ましい含有範囲は0.06〜0.4%であり、0.06%未満ではその効果が小さく、0.4%を越えると、フィン自体の電位も貴となり、そのため犠牲陽極効果が低下する。また、自己耐食性が低下して粒界腐食が生じ易くなる。Cuのさらに好ましい含有量は0.1〜0.3%である。
ろう材中には、それぞれ0.3%以下のCr、Mn、それぞれ0.1%以下のPb、Li、Caが含まれていても、本発明の効果が損なわれることはない。鋳造組織の微細化のために、0.3%以下のTi、0.01%以下のB、ろう材中のSi粒子の微細化のために、それぞれ0.1%以下のSr、Na、電位を低くして犠牲陽極効果を与えるために、それぞれ0.1%以下のIn、Sn、Ga、表面酸化皮膜の成長を抑制するために、0.1%以下のBe、ろう材の流動性を向上させるために、0.4%以下のBiを添加することもできる。
ろう材中のFeは、多量に含まれると自己腐食が生じ易くなるため、0.8%以下に制限することが望ましい。また、ろう材中のMgは、フッ化物系のフラックスを使用する不活性雰囲気ろう付けを適用する場合には、フッ化物系のフラックスと反応してろう付け性を阻害するため、0.5%以下に制限するのが好ましい。
(ろう材のクラッド率)
フィン材におけるろう材のクラッド率は、厚さ100μm (0.10mm)以下のフィン材においては、片面で平均3〜20%とするのが好ましい。片面のクラッド率が3%未満では、芯材にクラッドされるろう材の厚さが小さ過ぎて均一なクラッド率が得難く、ろう材をクラッドされたフィン材の製造が困難となる。20%を越えると、ろうの溶融量が多くなり過ぎ、芯材が溶解、浸食され易くなるとともに、板厚が薄くなるため強度が低下する。さらに好ましいクラッド率は5〜15%である。
(機械的性質)
本発明の熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材は、成形前のフィン材(素材)の引張強さが180〜250MPaの範囲内にあり、(引張強さ−耐力)の値が20MPa以下であることが重要である。成形前のフィン材の引張強さおよび(引張強さ−耐力)の値を上記の範囲とすることにより、成形性に優れ、コルゲート成形時のフィン山高さのバラツキをなくすことができる。
素材の引張強さが180MPa未満では、コルゲート成形時の加工応力によって異常変形し易く、フィン山高さのバラツキが大きくなり、素材の引張強さが250MPaを越えると、コルゲート成形時のスプリングバックが大きくなって、フィン山高さのバラツキが大きくなり、いずれの場合も、ろう付け時にフィンとアルミニウム管体との間に接合不良が生じ易くなる。なお、素材の引張強さを180〜250MPaの範囲内とし、(引張強さ−耐力)の値が20MPa以下とするには、フィン材製造時の均質化処理温度、焼鈍処理温度、冷間圧延の加工度を調整する等の手法を用いることができる。
また、本発明の熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材においては、素材のマトリックスを繊維組織とするのが好ましく、繊維組織とすることによりフィン材の成形加工性が均一となり、コルゲート成形時のフィン山高さのバラツキをさらに低減することができる。素材のマトリックスが再結晶組織の場合には、フィン材の成形加工性が不均一となることがあり、フィン山高さのバラツキが大きくなり易く、ろう付け時にフィンとアルミニウム管体との間の接合不良が生じ易くなる。素材のマトリックスを繊維組織とするには、フィン材製造時の焼鈍処理温度を合金の再結晶温度より低い温度に調整する手法を用いるのが好ましい。
(電位差)
表面にZn被覆層を有する押出偏平多孔管等のアルミニウム管体とブレージングフィンを組合わせてろう付け加熱した場合、Znが溶融してアルミニウム管体中に拡散し、その結果、アルミニウム管体の電位は表面に近いほど卑となり、深さ方向に深くなるにつれて徐々に貴となる。このため、腐食は管体の表層部において優先的に進行するので、貫通腐食が生じ難くなり、熱交換器の寿命が向上する。Znの融点はろう材の融点よりも低温であるから、まず管体とフィンとの接合部にZnがフィレットを形成し、ついでろうが溶融してZnに混合するようになる。このため、フィレット中のZn濃度は、管体表面やフィンのZn濃度より高濃度となり、フィレットの電位は管体表面やフィンの電位よりきわめて卑となる。
熱交換器が腐食環境に置かれた場合、腐食は、最も卑な電位の部分において最も早く進行するから、管体表面やフィンよりもフィレットが先に腐食することとなり、フィレットとフィンの電位差およびフィレットと管体表面の電位差が大きいほどフィレットの腐食が促進されるため、フィンと管体が分離するという現象が生じることとなる。
従って、管体からのフィンの離脱を防止するためには、フィレットの電位を管体表面やフィンの電位に出来るだけ近づければよいが、低コストの溶射によりZn被覆層を形成する場合には、Zn被覆量が少ないと均一な被覆層の形成が困難で、ある程度以上のZn被覆量が必要となるため、フィレット中のZn量が多くなりフィレットの電位は管体表面やフィンの電位より卑となってしまう。また、フィンの電位をより卑にすると、フィンの自己腐食量が増大してフィンの消耗が著しくなるという問題がある。
この問題を解消し、フィレットの電位を管体表面やフィンの電位に出来るだけ近づける手段について検討を行った結果、フィン材のろう材にCuを添加することにより、フィン材の自己腐食を増大することなく、管体表面に均一なZn被覆層を形成した場合にも、フィレットの電位を貴にすることができることを見出した。更に試験検討を重ねた結果、フィレットの電位はアルミニウム管体表面のZn被覆量とフィン材の組成に影響されることがわかり、Zn被覆アルミニウム管体のZn付着量をA(g/m2 )、フィン材の芯材中のZn量をB%、ろう材中のCu量をC%としたとき、−100≦−10×A+23×B−106×C≦20の関係を満足し、アルミニウム管体の内周部(管体の表面を外周部としたとき管体の内周部、すなわち管体の厚さ方向の最下部)の自然電位とフィンの自然電位との差(管体の内周部の自然電位−フィンの自然電位)を80mV以上とした場合に、フィンの離脱現象が格段に改善されることを究明した。
(−10×A+23×B−106×C)の値が−100より小さい場合には、フィレットとフィンの電位差が大きくなり、フィレットが優先的に腐食して、早期にフィンの離脱が生じる。(−10×A+23×B−106×C)の値が20を越える場合には、フィンの離脱現象が生じないが、フィンが優先的に腐食して熱交換性能がきわめて早期に低下する。また、アルミニウム管体の内周部の自然電位とフィンの自然電位との差が80mV未満では、フィンの犠牲陽極効果が十分に発揮されず、アルミニウム管体の腐食深さが大きくなりやすく、短期間で貫通腐食が発生し、熱交換器としての機能が損失する。
本発明のブレージングフィン材は、ブレージングフィン材を構成するための所定の組成を有する芯材用アルミニウム合金およびろう材用アルミニウム合金を、例えば、半連続鋳造により造塊し、常法に従って均質化処理を行った後、ろう材については、さらに熱間圧延を行い、均質化処理後の芯材と熱間圧延後のろう材をクラッドして、熱間圧延、焼鈍、冷間圧延、あるいは熱間圧延後冷間圧延して、焼鈍、仕上げ冷間圧延を経て製造され、厚さ0.10mm(100μm)以下の板材とする。この板材を所定幅にスリッティングした後、コルゲート加工して、作動流体通路材(チューブ材)、例えば、JIS3003合金などのAl−Mn系合金で構成した偏平管偏平管と交互に積層し、ろう付け接合することにより、熱交換器コアとする。
以下、本発明の実施例を比較例と対比して説明する。これらの実施例は本発明の一実施態様を示すものであり、本発明はこれに限定されるものではない。
連続鋳造により、表1に示す組成を有する芯材用アルミニウム合金およびろう材用アルミニウム合金(組合せNo.A〜T)を造塊して、常法に従って均質化処理し、ろう材用アルミニウム合金鋳塊についてはさらに熱間圧延して、芯材用アルミニウム合金鋳塊の両面にクラッドした後、熱間圧延、ついで冷間圧延を行い、中間焼鈍を施した後、最終冷間圧延を経て、最終的に、表1に示すろう材クラッド率を有する厚さ0.08mmのクラッドフィン材(H14調質材)を製造した。
得られたフィン材について、コルゲート成形加工を行い、表面に10μmの厚さでZnを溶射した純アルミニウム系の多孔偏平管(50段)からなるチューブ材に組付けて、予め嵌合部を設けたヘッダタンクおよびサイドプレートと組合わせ、フッ化物系のフラックスを吹き付けた後、600℃(到達温度)に加熱して不活性雰囲気ろう付けを行った。
Figure 2005060790
芯材とろう材の組合わせNo.A〜Tの試験材について、H14材の機械的性質、フィンのコルゲート加工性、ろう付け後のコアの状態、ろう付け接合後のフィン、フィンとチューブの接合フィレットおよびチューブ表面の自然電位、コアの腐食試験後におけるフィンとチューブのフィン接合残存率、接合部の溶融座屈の有無、耐粒界腐食性、フィン材と接合されたチューブ材の耐孔食性を、以下の方法により評価した。結果を表2、表3に示す。
H14材の機械的性質:H14材からJIS5号試験片を作製して引張試験を行い、0.2%耐力、引張強さおよび伸びを測定した。
フィンのコルゲート加工性:H14材のコイルを20mm幅に条切断し、フィン成形機を用いてコルゲート成形を行い、正常に成形できたものを○、肌あれ、微小割れなどの異常が生じたものを△として判定した。
ろう付け後のコアの状態:組付けたコアをろう付け加熱し、形成されたコアについてフィンが座屈しているかどうかを目視で判定し、座屈が生じていないものは○、座屈を生じたものは×とした。
ろう付け接合後のフィン、フィンとチューブの接合フィレットおよびチューブ表面の自然電位:ろう付け加熱後のコアを切断し、各測定部のみを露出させ、他の部位を樹脂でマスキングした試料を作製し、酢酸でpHを3に調整した5%NaCl水溶液中に24時間浸漬して、飽和カロメル電極(SCE)に対する電位を測定した。
電位関係式の算出:偏平管表面のZn付着量A(g/mm2 )、フィン芯材中のZn濃度B%、フィンろう材中のCu量C%から、(−10×A+23×B−106×C)を計算した。
接合部の溶融座屈の有無:接合部の代表部分を採取して、樹脂に埋め込み、接合部が溶融座屈しているかどうかを観察した。
耐粒界腐食性:フィンとチューブを接合してなるコアについて、SWAAT腐食試験(ASTM G85−85)を4週間行った後、フィンの上下のチューブをつかんで引張試験を行って破断強度を測定し、その平均強度をフィン材の耐粒界腐食性判断の指標とした。
チューブ材の耐孔食性:上記の腐食試験でチューブに生じた最大孔食深さを測定して評価した。
フィンの接合残存率:上記の腐食試験後、フィンを機械的に切除し、フィンの接合率を下式により算出した。
フィン接合残存率(%)=腐食試験後のフィン接合率/腐食試験前のフィン接合率
Figure 2005060790
Figure 2005060790
表2にみられるように、本発明に従う試験材No.1〜23はいずれも、フィン成形が優れ、ろう付け後のコアの座屈も無く、腐食試験後のフィンの接合残存率も70%以上と良好であり、チューブの最大孔食深さは0.1mm未満の優れた耐孔食性を示した。また、SWAAT試験後の平均破断強度も40MPa以上であり、良好な耐粒界腐食性を示した。
比較例1
連続鋳造により、表4に示す組成を有する芯材用アルミニウム合金およびろう材用アルミニウム合金(組合せNo.a〜q)を造塊して、常法に従って均質化処理し、ろう材用アルミニウム合金鋳塊についてはさらに熱間圧延して、芯材用アルミニウム合金鋳塊の両面にクラッドした後、熱間圧延、ついで冷間圧延を行い、中間焼鈍を施した後、最終冷間圧延を経て、最終的に、表4に示すろう材クラッド率を有する厚さ0.08mmのクラッドフィン材(H14調質材)を製造した。
得られたフィン材について、実施例1と同様に、コルゲート成形加工を行い、表面にZn処理を施した純アルミニウム系の多孔偏平管(50段)からなるチューブ材に組付けて、予め嵌合部を設けたヘッダタンクおよびサイドプレートと組合わせ、フッ化物系のフラックスを吹き付けた後、600℃(到達温度)に加熱して不活性雰囲気ろう付けを行った。
Figure 2005060790
芯材とろう材の組合せNo.a〜qの試験材について、実施例1と同じ方法で、H14材の機械的性質、フィンのコルゲート加工性、ろう付け後のコアの状態、ろう付け接合後のフィン、フィンとチューブの接合フィレットおよびチューブ表面の自然電位、コアの腐食試験後におけるフィンとチューブのフィン接合残存率、接合部の溶融座屈の有無、耐粒界腐食性、フィン材と接合されたチューブ材の耐孔食性を評価した。結果を表5、表6に示す。
Figure 2005060790
Figure 2005060790
表5,6に示すように、試験材No.24は芯材のMn量が少ないため、フィンの引張強さが低くフィン成形性が劣る。試験材No.25は芯材のMn量が多いため、鋳造時の粗大な化合物が生じて圧延加工性が害され健全なフィン材の製造ができなかった。試験材No.26は芯材のSi量が少ないため、フィン材の引張強さが低くフィン成形性が劣る。試験材No.27は芯材のSi量が多いため、ろう付け接合部に局部溶融に起因する座屈が生じた。試験材No.28は芯材のFe量が少ないため、フィンの強度が低く、ろう付け時に座屈が生じた。試験材No.29は芯材のFe量が多いため、ろう付け後の芯材の結晶粒径が小さくなり、芯材の結晶粒界に溶融ろうが浸透してフィンに座屈が生じた。
試験材No.30は芯材のZn量がすくないため、犠牲陽極効果が十分でなく、チューブ材に深い孔食が生じた。試験材No.31は芯材のZn量が多く、電位関係式の値が適正範囲を越えるため、フィン自体の腐食が大きくなった。試験材No.32、No.33およびNo.34は、それぞれ芯材のZr量、Cr量およびTi量が多いため、鋳造時に粗大な化合物が生成して圧延加工性が害され、健全なフィン材の製造ができなかった。
試験材No.35はろう材のSi量が少ないため、流動するろうの量が不十分となって接合性が劣り、腐食試験ができなかった。試験材No.36はろう材のSi量が多いため、圧延加工で材料の切断が生じた。試験材No.37はろう材のCu量が少ないため、フィレットが優先的に腐食してフィン接合残存率が低下した。試験材No.38はろう材のCu量が多いため、フィンに粒界腐食が生じ、腐食試験後にフィンがぼろぼろになった。試験材No.39はろう材のクラッド率が低いため、流動するろうの量が不十分となり接合性が劣り、腐食試験ができなかった。試験材No.40はろう材のクラッド率が高いため、ろうの溶融量が多く芯材が浸食された結果、接合部で座屈が生じた。
本発明の熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材を使用し、ろう付けにより熱交換器を組立てた場合、熱交換器が腐食環境下に置かれてもフィンの離脱の問題を生じることがなく、フィンの犠牲陽極効果やチューブ表面の防食効果も十分に発揮されるため、熱交換器の長寿命化が達成される。

Claims (4)

  1. 芯材の両面にAl−Si系合金ろう材をクラッドしてなり、作動流体通路を構成するZn被覆アルミニウム管体にろう付けにより組付けられるアルミニウム合金ブレージングフィン材であって、前記芯材は、Mn:0.8〜2.5%(質量%、以下同じ)、Si:0.1〜1.0%、Fe:0.06〜0.3%、Zn:0.8〜4.0%を含有し、残部Alおよび不純物からなるアルミニウム合金で構成され、前記ろう材は、Si:6〜13%、Cu:0.06〜0.4%を含有し、残部Alおよび不純物からなるアルミニウム合金で構成され、ろう材が芯材の両面にそれぞれ全体厚さの3〜20%の厚さでクラッドされていることを特徴とする熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材。
  2. 前記芯材が、さらにZr:0.05〜0.3%、Cr:0.05〜0.3%、Ti:0.05〜0.3%のうちの1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1記載の熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材。
  3. 引張強さが180〜250MPa、引張強さと耐力の差が20MPa以下であることを特徴とする請求項1または2記載の熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材。
  4. 前記Zn被覆アルミニウム管体のZn付着量をA(g/m2 )、前記フィン材の芯材中のZn量をB%、ろう材中のCu量をC%としたとき、−100≦−10×A+23×B−106×C≦20の関係を満足し、前記アルミニウム管体の内周部の自然電位とフィンの自然電位との差が80mV以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材。
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