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JP2004505672A - 改良された締着装置を持つ吸収性の物品 - Google Patents

改良された締着装置を持つ吸収性の物品 Download PDF

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JP2004505672A
JP2004505672A JP2002516996A JP2002516996A JP2004505672A JP 2004505672 A JP2004505672 A JP 2004505672A JP 2002516996 A JP2002516996 A JP 2002516996A JP 2002516996 A JP2002516996 A JP 2002516996A JP 2004505672 A JP2004505672 A JP 2004505672A
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Japan
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article
fastening element
flap
receiving
fastening
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Pending
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JP2002516996A
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English (en)
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レイモンド、スコット、ハミルトン
ジョージ、クリストファー、ドブリン
マーク、ジェームズ、クライン
ジョージ、バートル、グラッキン、ザ.サード
ルーク、ロビンソン、マギー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
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Publication date
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Abstract

少なくとも第1受容締着要素、及び第2受容締着要素を有する受容部材を包含する、物品に結合される締着装置を包含する着用者に着用される物品。第1受容締着要素は、物品へ結合される近位部分、及び近位部分から延在する遠位部分を有するフラップ上に配置される。第2受容締着要素が、受容部材が閉鎖構成にある時、第1受容締着要素と概ね面と面が接する関係になるようには位置される。係合部材は、少なくとも第1係合締着要素、及び第2係合締着要素を包含する。第1係合締着要素は、少なくとも第1需要締着要素と係合可能であり、そして第2係合締着要素は少なくとも第2受容締着要素と係合可能である。締着装置は、不均衡であってもよく、第2フラップは実質的に物品に結合されなくともよく、受容部材は負荷を支える主要な方向に概ね平行に向いたヒンジを有してもよく、そして/又は締着装置は約1000g以上の負荷を支える主要な方向以外の方向に剥離抵抗を有してもよい。

Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は、おむつ、トレーニングパンツ、よだれ掛け、衛生ナプキン等の吸収性の物品に関する。特に本発明は、改良された締着装置を包含する吸収性の物品に関する。
【0002】
(発明の背景)
おむつ、トレーニングパンツ、よだれ掛け、衛生ナプキン等の吸収性の物品、及び使い捨て吸収性の物品は、当該技術分野において周知である。
【0003】
このような物品は、一般的に糞便、尿、及び/又は経血等の排泄物を吸収し、そして封じこめるのに使用される。かなり最近まで、上記で特定された吸収性の物品の多くは、綿、及びその他の吸収性ファブリックを包含する織布材料等の再利用可能な材料から作られていた。しかし最近、様々な理由から、多くの消費者は再利用可能な物品を使用することよりも、使い捨ての吸収性物品を使用することがより簡便であることを分かっている。それ故に、1992年9月22日にブエル(Buell)らへ発行された「予め配置された屈曲状態のヒンジを特性つ動的弾性腰部特徴を持つ吸収性の物品(AbsorbentArticle With Dynamic Elastic Waist Feature Having Predisposed Flexural Hinge)」という名称の米国特許第5,1510,92号に記載されているもの等の使い捨ておむつを包含する、多くの異なる種類の使い捨て吸収性の物品は、広く受け入れられそして商業的な成功を達成している。
【0004】
長年にわたり、、使い捨て吸収性の物品に関して締着装置、吸収性、及び美観においての改良を包含する多くの進歩がなされて来た。しかし、なおもこのような物品のフィット、快適さ、美観、及び全体的な性能に関しての改良の必要がある。例えば、使い捨ておむつは衣類のように見えない又は感じられないことが多い。更に、使い捨ておむつは、ユーザーにとって、それが介護人であっても、又は子供であっても、着用者に適切に締着するのが困難であることが多い。これは結果として、漏れ及び/又は着用者にとっての快適さの減少を生じさせ得るフィット不足を招き得る。更に、クライン(Kline)らへ発行された米国特許第5,987,545号に記載されるような再締着可能なプルオンおむつにおいて、製品が適用中に外れないように、製品を引き上げる間のファスナーの係合の維持を確実にするために脱係合への多方向的抵抗は重要である。
【0005】
吸収性の物品のための締着装置改良の試みの1つの実施例は、シーバース(Siebers)らへ発行された米国特許第5,984,911号に開示されている。前記特許は、物品の前側の基部固定部を有する折り畳み可能な捕捉パネル、及び基部から延びるフラップパネルを包含する締着装置を開示している。基部、及びフラップの双方は、フック・ループ式締着装置のループ構成成分を包含する。捕助的フック締着要素がおむつの後部へ付着される。この開示された装置は、フック・ループ式締着装置の改良された性能を提供するが、再締着可能なプルオンおむつ等の、全ての製品設計に必要とされる機能に必要な特定の性能を提供しないと考えられる。更に、このような装置がどのように働くかという根本的な理解は開示されておらず、その装置の完全な利益を活用する実施形態も又、開示されていない。
【0006】
それ故に、改良された締着装置を有する吸収性の物品を提供することが望ましいであろう。改良された美観を有する吸収性の物品を提供することも又、望ましいであろう。改良されたフィット及び全体的性能を有する吸収性の物品を提供することも又、望ましいであろう。更に、改良された美観、及びより容易で、より信頼できる好ましい締着性能を提供する、改良された締着装置を有する吸収性の物品を提供することが望ましいであろう。
【0007】
(発明の概要)
着用者へと着用される物品であり、少なくとも第1受容締着要素、及び第2受容締着要素を有する受容部材を包含する物品へ結合される締着装置を包含する。着第1受容締着要素は、物品へ結合される近位部分、及び近位部分から延在する遠位部分を有するフラップ上に配置される。第2受容締着要素は、受容部材が閉鎖構成にある時、第1受容締着要素と概ね向かい合うように配置されている。係合部材は、少なくとも第1係合締着要素、及び第2締着要素を包含する。第1係合締着要素は少なくとも第1受容締着要素と係合可能であり、第2係合締着要素は少なくとも第2受容締着要素と係合可能である。締着装置は不均衡であってもよく、第2フラップは実質的に物品に結合されなくてもよく、受容部材は負荷を支える主要な方向に実質的に平行に向いたヒンジを有してもよく、そして/又は締着装置は、負荷を支える主要な方向意外の方向に約1000グラムと同等か、又はそれより大きい剥離抵抗を有してもよい。
【0008】
(詳細な説明)
本明細書で使用する時、用語「吸収性物品」とは、身体排泄物を吸収して封じ込める装置を意味し、より具体的には着用者の身体に接触して、又は近接して配置し、身体から排出される種々の排泄物を吸収して封じ込める装置を意味する。用語「使い捨て」とは、一般的に洗濯することを意図しない、あるいは吸収性物品として修復又は再使用することを意図しない吸収性物品を本明細書で説明するのに使用する(即ち、1回の使用後に廃棄することを意図し、好ましくはリサイクルするか、堆肥化するか、あるいは環境に適した方法で廃棄することを意図する)。「一体型」吸収性物品とは、別々の部品を合体して形成され調和して働く統一体を形成し、その結果、別々のホルダー及び/又はライナーのような別々の操作部分を必要としない、吸収性物品をいう。本発明の吸収性物品の好ましい実施形態は、図1に示す一体型使い捨て吸収性物品、おむつ20である。本明細書で使用する時、用語「おむつ」とは、一般に幼児及び失禁者が胴体下部の周りに着用する、吸収性物品をいう。本発明は又、失禁用ブリーフ、失禁用下着、吸収用挿入部材、おむつホルダー及びライナー、女性用衛生衣類、拭き取り用品、モップ及び包帯等のような他の吸収性物品にも適用できる。本明細書の結論は、本発明を形成すると見なす主題を特に指摘して明確に請求する請求項に示すが、本発明は添付図面と関連させた次の説明で更に充分に理解されると考えられる。
【0009】
図1は、本発明のおむつ20の引き伸ばした状態の平面図であり、おむつ20の構造をより明確に示すために一部分を切り欠いている。おむつ20の着用者に面する部分を、こちら側に向けている。図1に示すように、おむつ20は、好ましくは、液体透過性トップシート24、液体不透過性バックシート26、好ましくは少なくともトップシート24の一部とバックシート26の間に位置する吸収性コア28、側部パネル30、弾性脚部カフス32、腰部特性34、及び概ね40に示される締着装置を含む。おむつ20は、図1に示すように、第1腰部領域36、第1腰部領域36と向かい合う第2腰部領域38、及び第1腰部領域36と第2腰部領域38の間に位置する股領域37を有する。おむつ20の周辺部は、おむつ20の外側端部により画定するが、この時長手方向端部50は概ねおむつ20の長手方向中心線100に平行して延びており、末端部52は概ねおむつ20の横方向中心線110に平行して長手方向端部50の間に延びている。
【0010】
おむつ20のシャーシ22は、おむつ20の本体を含む。シャーシ22は、吸収性コア28の少なくとも一部分、及び好ましくは、トップシート24及び/又はバックシート26を包含する、外側カバーを含む。吸収性物品が別々のホルダーとライナーを含む場合、シャーシ22は、一般にホルダーとライナーを含む。(例えば、ホルダーは、物品の外部カバーを形成する1つ又はそれ以上の材料層を含んでもよく、ライナーは、トップシート、バックシート及び吸収性コアを含む、吸収性組立体を含んでもよい。そのような場合、ホルダー及び/又はライナーは、使用期間中ライナーを所定位置に保持するのに使用する締結要素を含んでもよい。)一体型吸収性物品について、シャーシ22は、おむつ複合構造を形成するために付加された他の機能部分と共に、おむつの主要構造を含む。トップシート24、バックシート26、及び吸収性コア26は、様々な周知の構成に組み立てられてもよいが、好ましいおむつの構成は、1975年1月14日にブエル(Kenneth B.Buell)へ発行された「使い捨ておむつの収縮可能な側部分(Contractible Side Portions for Diposable Diaper)」という名称の米国特許第3,860,003号、1992年9月9日にブエルへ発行された米国特許第5,151,092号、1993年6月22日にブエルへ発行された米国特許第5,221,274号、1996年9月10日にロー(Roe)らへ発行された「多ゾーン構造の弾性様フィルムウェブの延伸性腰部機構を有する吸収性物品(Absorbent Article With Multiple Zone Structural Elastic−Like Film Web Extensible Waist Feature)」という名称の米国特許第5,554,145号、1996年10月29日にブエルらへ発行された「使い捨てプルオンパンツ(Disposable Pull−On Pant)」という名称の米国特許第5,569,234号と、1996年12月3日にニース(Nease)らへ発行された「吸収性物品用サイドパネルを製造するゼロスクラップ方法(Zero Scrap Method For Manufacturing Side Panels For Absorbent Articles)」という名称の米国特許第5,580,411号、1999年12月21日にローブル(Robles)らへ発行された「多方向延伸性サイドパネルを有する吸収性物品(Absorbent Article With Multi−Directional Extensible Side Panels)」という名称の米国特許第6,004,306号に概ね記載されており、各々は本明細書に参照によって組み入れられる。
【0011】
バックシート26は、ベッドシーツや下着等、おむつ20と接触することがある物品を、それに吸収して封じこめた排泄物が汚すのを防止する一般的に吸収性コア28の衣類に面する表面45に隣接して配置される、おむつ20の部分である。好ましい実施形態において、バックシート26は、液体(例えば尿)不透過性であり、厚さ約0.012mm(0.5ミル)〜約0.051mm(2.0ミル)を有する熱可塑性フィルムなどの薄いプラスチックフィルムを含む。好適なバックシートフィルムは、インディアナ州(Terre Haute,IN)のトレドガーインダストリー社(Tredegar Industries Inc.)により製造され、X15306、X10962及びX10964の商品名で販売されるものを包含する。その他の好適なバックシート材料は、蒸気はおむつ20から逃がすが、排泄物がバックシート26を通過するのを防止する、通気性材料を包含してもよい。代表的な通気性材料として、織布ウェブ、不織布ウェブ、フィルム被覆不織布ウェブといったような複合材料の微小多孔性フィルム、例えば、ESPOIR NOの名称で日本の三井東圧株式会社により、又EXXAIREの名称でテキサス州(Bay City, TX)のエクソンケミカル社(Exxon Chemical Co.)により製造されるものなどと、モノリシックフィルム、例えば、HYTRELブレンドP18−3097の名称でオハイオ州(Cincinnati, OH)のクロペイ社(Clopay Corporation)により製造されるもの、等の材料を含むことができる。一部の通気性複合材料は、1995年6月22日にデュポン(E.I.DuPont)の名で公開されたPCT特許公開WO95/16746、1999年8月17日にラボン(LaVon)らへ発行された米国特許第5,938,648号、1999年2月2日にキュロ(Curro)の名前で発行された米国特許第5,865,823号、及び1996年11月5日にドブリン(Dobrin)らに発行された米国特許第5,571,096号において、より詳細に記載されている。これらの参考特許の各々は参照として本明細書に組み入れられる。
【0012】
バックシート26、又はそのいずれかの部分は、1つ又はそれ以上の方向に弾性的に延伸性があってもよい。1つの実施形態において、バックシート26は、構造的に弾性様フィルム(「SELF」)ウェブを含んでもよい。構造的に弾性様フィルムウェブは、追加の弾性材料を使用せずに伸長方向に弾性様挙動を示す延伸性の材料であり、更に詳細には1996年5月21日にチャッペル(Chappell)らへ発行された「弾性的挙動を示すウェブ材料(Web Materials Exhibiting Elastic−Like Behavior)」という名称の米国特許第5,518,801号に記載されており、これは参照として本明細書に組み入れられる。別の実施形態では、バックシート26は、エラストマ材フィルム、発泡体、ストランド、又はこれら若しくは不織フィルム若しくは合成フィルムを持つ他の好適な材料ととの組合せを含んでもよい。
【0013】
バックシート26は、当技術分野で既知のいずれかの取付け手段により、トップシート24、吸収性コア28、又はおむつ20の他の要素に結合されてもよい。(本明細書で使用する時、用語「結合した」とは、1つの要素が、直接もう一方の要素へ付着することにより他の要素へ直接固定される構成、及び1つの要素が(1つ又は複数の)中間部材へ付着し、その中間部材が次いでもう一方の要素へ付着することにより他の要素に間接的に固定される構成を包含する。)例えば、取付け手段は、均一連続層の接着剤、パターン層の接着剤、分離した線、又は渦巻きもしくは点の配列の接着剤等を包含してもよい。好ましい取付けの一手段は、開放パターン網目の接着剤フィラメントを含み、1986年3月4日にミネトラ(Minetola)らへ発行された「使い捨て排泄物収容衣料(Disposable Waiste−Containment Garment)」という名称の米国特許第4,573,986号に開示されている。その他の好適な取り付け手段は、1975年10月7日にスプレーグJr.(Sprague, Jr.)へ発行された米国特許第3,911,173号、1978年11月22日にジーカー(Ziecker)らへ発行された米国特許第4,785,996号、及び1989年6月27日にウェレニクツ(Werenicz)へ発行された米国特許第4,842,666号に示される装置、及び方法によって説明されるように、螺旋模様へと渦を巻く接着剤フィラメントの数本の線を包含する。これら特許の各々は参照として本明細書に組み入れられる。有用性が認められている接着剤は、ミネソタ州(St. Paul, Minnesota)のH.B.フラー社(Fuller Company)によって製造され、HL−1620、及びHL−1358−XZPとして販売されている。あるいは、取付け手段は、当該技術分野で既知のように、熱接着、圧力接着、超音波接着、動的機械的接着、又は他のいずれかの適切な接着手段、あるいはこれら取り付け手段の組合せを含んでもよい。
【0014】
トップシート24は、好ましくは吸収性コア28の身体側表面47に隣接して位置し、又当技術分野で既知のいずれかの取付け手段により吸収性コア28及び/又はバックシート26に結合してもよい。好適な取付け手段は、バックシート26をおむつ20の他の要素へ結合する手段に関連して前述した。本発明の好ましい一実施形態では、トップシート24及びバックシート26は、幾つかの箇所で互いに直接結合し、又他の箇所において、おむつ20の1つ又はそれ以上の他の要素へこれらが直接接合することにより、相互に間接的に結合している。
【0015】
トップシート24は、順応性があり、柔らかな感触であり、着用者の皮膚を刺激しないことが好ましい。更にトップシート24の少なくとも一部分は液体透過性であり、液体がその厚さを容易に貫通させる。好適なトップシートは、広範囲の材料により製造することができ、例えば、多孔性発泡体、網状発泡体、孔あきプラスチックフィルム、又は天然繊維(例えば木材繊維もしくは綿繊維)、合成繊維(例えばポリエステル繊維もしくはポリプロピレン繊維)又は天然繊維及び合成繊維の組合せである織布又は不織布材料などがある。トップシート24が繊維を包含する場合、その繊維は、スパンボンド、カード、湿式、メルトブロー、水流交絡、又はそうでなければ当該技術分野で既知の他の方法で加工されてもよい。1つの好適なトップシート24は、ステープル長さのポリプロピレン繊維のウェブを含んでおり、マサチューセッツ州(Walpole,MA)のインターナショナルペーパー社(International Paper Company)の一部門であるベラテック社(Veratec,Inc.)によりP−8の名称で製造されている。
【0016】
好適な成形フィルムトップシートは、1975年12月30日にトンプソン(Thompson)へ発行された「テーパ付き毛細管を有する吸収性構造(Absorptive Structures Having Tapered Capillaries)」という名称の米国特第3,929,135号、1982年4月13日にムラン(Mullane)らへ発行された「ひずみ防止性トップシートを有する使い捨て吸収性物品(Disposable Absorbent Article Having A Stain Resistant Topsheet)」という名称の米国特許第4,324,246号、1982年8月3日にラデル(Radel)らへ発行された「繊維様特性を示す弾力性プラスチックウエブ(Resilient Plastic Web Exhibiting Fiber−Like Properties)」という名称の米国特許第4,342,314号、1984年7月31日にアール(Ahr)らへ発行された「艶消し外観表面と布様感触を示す巨視的に拡大された三次元プラスチックウエブ(Macroscopically Expanded Three−Dimensional Plastic Web Exhibiting Non−Glossy Visible Surface and Cloth−Like Tactile Impression)」という名称の米国特許第4,463,045号、1991年4月9日にベアード(Baird)へ発行された「多層ポリマーフィルム(Multilayer Polymeric Film)」という名称の米国特許第5,006,394号に記載されている。その他の好適なトップシート30は、1986年9月2日と1986年12月16日にキュロ(Curro)らにそれぞれ発行された米国特許第4,609,518号、及び第4,629,643号に従って作成されてもよく、これら二つの特許は参照として本明細書に組み入れられる。このように成形されたフィルムは、オハイオ州(Cincinnati,Ohio)のプロクターアンドギャンブル社(The Procter & Gamble Company)から「DRI−WEAVE」として入手でき、インディアナ州(Terre Haute,Indiana)のトレドガー社(Tredegar Corporation)から「CLIFF−T」として入手できる。
【0017】
トップシート24の少なくとも一部は、好ましくは吸収性コア28に収容された液体から着用者の皮膚を隔離するために、疎水性の材料で作るか、疎水性になるように処理する。トップシート24を疎水性材料により製造する場合、好ましくはトップシート24の上部表面の少なくとも一部は、液体がトップシート中をより速やかに移動するように、親水性に処理される。トップシート24は、界面活性剤で処理することにより、又は界面活性剤をトップシート中に組み入れることにより、親水性にすることができる。界面活性剤でトップシート24を処理する好適な方法は、トップシート24の材料に界面活性剤を噴霧すること、及び/又はその材料を界面活性剤中に浸漬することが包含される。このような処理、及び親水性のより詳細な検討は、1991年1月29日にレイシング(Reising)らへ発行された「多層吸収層を有する吸収性物品(Absorbent Articles with Multiple Layer Absorbent Layers)」という名称の米国特許第4,988,344号、及び1991年1月29日にレイシングへ発行された「急速に吸収する吸収性コアを有する吸収性物品(Absorbent Articles with Rapid Acquiring Absorbent Cores)」という名称の米国特許第4,988,345号に含まれる。トップシート24に界面活性剤を組込む幾つかの好適な方法のより詳細な検討は、アジズ(Aziz)らの名で1997年7月1日に公告された米国法定発明登録番号H1670に見出すことができる。これらの参考特許の各々は参照として本明細書に組み入れられる。あるいは、トップシート24は、疎水性の孔あきウェブ又はフィルムを包含してもよい。これは、生産工程から親水性化処理段階を無くすか、及び/又は後述するようにスコッチガード(SCOTCHGUARD)などのポリテトラフルオロエチレン化合物又は疎水性ローション組成物などの疎水性処理剤をトップシート24へ適用するかで達成することができる。このような実施形態では、開口は十分大きくて、尿のような水性流体が顕著な抵抗無しに通過できることが好ましい。
【0018】
トップシート24のあらゆる部分は、当該技術分野で既知のローションで被覆されてもよい。好適なローションの実施例としては、1997年3月4日にロー(Roe)へ発行された「皮膚軟化剤とポリオールポリエステル不動化剤を含有するローションで処理されたトップシートを有する使い捨て吸収性物品(Disposable Absorbent Article Having A Lotioned Topsheet Containing an Emollient and a Polyol Polyester Immobilizing Agent)」という名称の米国特許第5,607,760号、1997年3月11日にロー(Roe)へ発行された「液体ポリオールポリエステル皮膚軟化剤と不動化剤を含むローショントップシートを有するおむつ(Diaper Having A Lotion Topsheet Comprising A Liquid Polyol Polyester Emollient And An Immobilizing Agent)」という名称の米国特許第5,609,587号、1997年6月3日にロー(Roe)らへ発行された「ポリシロキサン皮膚軟化剤を含有するローションで処理されたトップシートを有するおむつ(Diaper Having A Lotioned Topsheet Containing A Polysiloxane Emollient)」という名称の米国特許第5,635,191号、1997年7月1日にロー(Roe)らへ発行された「ローション処理されたトップシートを有するおむつ(Diaper Having A Lotioned Topsheet)」という名称の米国特許第5,643,588号、1999年10月19日にロー(Roe)らへ発行された「ローション処理されたトップシートを有する吸収性物品(Absorbent Article Having A Lotioned Topsheet)」という名称の米国特許第5,968,025号に記載されるものを包含する。ローションは、単独に、又は上述の疎水性化処理などの他の薬剤と組合せて、機能してもよい。トップシート24は又、抗菌材を包含するか、又はそれで処理されてもよく、そのいくつかの実施例は「臭気制御のためトップシート内に抗菌材を含有する吸収性物品(Absorbent Articles Containing Antibacterial Agents in the Topsheet For Odor Control)」という名称のテレサ・ジョンソン(Theresa Johnson)の名前で1995年9月14日に公開されたPCT国際公開特許WO95/24173において開示される。更に、トップシート24、バックシート26、又はトップシートもしくはバックシートのあらゆる部分は、より布様な外観を更に提供するために、エンボス及び/又は艶消仕上を行ってもよい。
【0019】
吸収性コア28は、一般的に圧縮性であって、体型に合いやすく、着用者の皮膚に対して非刺激性であり、そして尿及び他のある種の身体排泄物などの液体を吸収して保持できる、あらゆる吸収性材料を含んでもよい。吸収性コア28は、多種多様な寸法と形状(例えば長方形、砂時計形状、「T」字形状、非対称形状等)に製造されてもよく、そして使い捨ておむつ及び他の吸収性物品に通常使用される広範囲の液体吸収性材料を含んでもよく、例えば、エアフェルトと一般に呼ばれる微粉砕木材パルプなどがある。他の好適な吸収性材料の実施例としては、縮みセルロース詰め物(creped cellulose wadding)、コフォーム(coform)を包含するメルトブローポリマー、化学的に剛化、変性、又は架橋されたセルロースファイバー、ティッシュラップ、及びティッシュラミネートを包含するティッシュ、吸収性フォーム、吸収性スポンジ、超吸収性ポリマー、吸収性ゲル材料、又は他のあらゆる既知の吸収性材料、もしくはこれらの材料の組み合わせを包含する。
【0020】
吸収性コア28の構成と構造も又、様々に変化してもよい(例えば、(1つ又複数の)吸収性コア又は他の(1つ又は複数の)吸収性構造部材は、変化する厚さのゾーン、(1つ又は複数の)親水性勾配、(1つ又は複数の)超吸収性勾配、又は低平均密度と低平均坪量の獲得領域を有してもよく、又は1つ以上の層又は構造を含んでもよい)。吸収性コア28として使用される代表的な吸収性構造物が、1986年9月9日にワイスマン(Weisman)らへ発行された「高密度吸収性構造物(High−Density Absorbent Structures)」という名称の米国特許第4,610,678号、1987年6月16日にワイスマン(Weisman)らへ発行された「二重層コアを有する吸収性物品(Absorbent Articles With Dual−Layered Cores)」という名称の米国特許第4,673,402号、1989年5月30日にアレマニー(Alemany)らへ発行された「低密度と低坪量の獲得帯を有する高密度吸収性部材(High Density Absorbent Members Having Lower Density and Lower Basis Weight Acquisition Zones)」という名称の米国特許第4,834,735号、1989年12月19日にアングスタト(Angstadt)へ発行された「粉末層を有する吸収性コア(Absorbent Core Having A Dusting Layer)」という名称の米国特許第4,888,231号、1992年8月11日にヘロン(Herron)らへ発行された「離解されたポリカルボン酸架橋木材パルプセルロース繊維を含有する吸収構造(Absorbent Structure Containing Individualized, Polycarboxylic Acid Crosslinked Wood Pulp Cellulose Fibers)」という名称の米国特許第5,137,537号と、1992年9月15日にヤング(Young)らへ発行された「失禁管理用の高効率吸収性物品(High Efficiency Absorbent Articles For Incontinence Management)」という名称の米国特許第5,147,345号、1994年8月30日にロー(Roe)へ発行された「低粘性便状物質用の使い捨て吸収性物品(Disposable Absorbent Article For Low−Viscosity Fecal Material)」という名称の米国特許第5,342,338号、1993年11月9日にデマレーズ(DesMarais)らへ発行された「水性身体排泄物用の吸収性発泡材料とかかる材料を含有する吸収性物品(Absorbent Foam Materials For Aqueous Body Fluids and Absorbent Articles Containing Such Materials)」という名称の米国特許第5,260,345号、1995年2月7日にディエル(Dyer)らへ発行された「水性身体流体用の濡れるまでは薄い吸収性発泡材料とその製造方法(Thin−Until−Wet Absorbent Foam Materials For Aqueous Body Fluids And Process For Making Same)」という名称の米国特許第5,387,207号、1997年7月22日にデマレーズ(DesMarais)らへ発行された「非常に高い水対油比を有する高内相エマルジョンから製造された水性流体用の吸収性発泡材料(Absorbent Foam Materials For Aqueous Fluids Made From high Internal Phase Emulsions Having Very High Water−To−Oil Ratios)」という名称の米国特許第5,625,222号に記載されている。これら特許のそれぞれを参考として本明細書に組み入れる。
【0021】
おむつ20は又、トップシート24とバックシート26の間に配置された、副層も包含してもよい。(本明細書で使用する時、用語「配置された」とは、おむつの(1つ又は複数の)要素がおむつの他の要素と共に一体の構造物として、又はおむつのもう1つの要素へ結合される別々の要素として、特定の場所又は位置に形成される(位置決めし結合される)ことを意味するのに使用する。)副層は、身体排泄物を受入れて、貯蔵し、又は不動化ができる、あらゆる材料又は構造であってもよい。従って、副層は、単一の材料、又は互いに作用可能に関連づけられた多くの材料を包含してもよい。更に、副層は、おむつ20のもう1つの要素と一体であってもよく、又はおむつ20の1つ又はそれ以上の要素と直接的又は間接的に結合された、1つ又はそれ以上の別々の要素であってもよい。更に副層は、コア28から分離された構造を包含してもよく、又はコア28の少なくとも一部を包含しても、もしくはその一部であってもよい。
【0022】
副層として使用する好適な材料は、連続大気泡発泡体、マクロ孔質耐圧縮性不織布嵩高品、連続及び独立気泡発泡材の大形粒状成形物(マクロ及び/又はミクロ孔質)、嵩高不織布、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリウレタン発泡体もしくは粒状物、多数の垂直配向のループ状繊維ストランドを有する構造部材、打ち抜き穴もしくは窪みを有する上述の吸収性コア構造部材、等を包含してもよい。
【0023】
(本明細書で使用する時、用語「ミクロ孔質」とは毛管作用により流体移送ができる材料をいう。用語「マクロ孔質」とは、細孔が大きいので流体の毛管移送ができない材料をいい、一般に径が約0.5mmよりも大きい細孔を有し、更に具体的には径が約1.0mmよりも大きい細孔を有する。)副層の一実施形態は、機械的に締着するループランディング着床要素を包含し、非圧縮厚さ約1.5mmを有し、ミネソタ州(Minneapolis,Minnesota)の3M社からXPL−7124として入手可能である。他の実施形態は、6デニールの織縮して樹脂接着した嵩高不織布を包含し、坪量が平方メートル当たり110グラムで非圧縮厚さ7.9mmを有し、ジョージア州(Wrens,Georgia)のグリット社(Glit Company)から入手可能である。その他の好適な吸収性及び非吸収性副層は、1998年6月17日にロー(Roe)の名で公開された「低粘性糞便を貯蔵する容量を有する使い捨て吸収性物品(Disposable Absorbent Article Having Capacity to Store Low−Viscosity Fecal Material)」という名称の欧州特許出願EP0847738A1、199年8月24日にロー(Roe)へ発行された「糞便貯蔵を改良した使い捨て吸収性物品(Disposable Absorbent Article Having Improved Fecal Storage)」という名称の米国特許第5,941,864号に記載され、その両方は本明細書に参照として組み入れられる。更に副層は、又はそれらのいずれの部分も、ローション又は他の既知の添加される物質を包含して、又は被覆してもよく、その要素の性能又は他の特徴を、付加、強化又は変更する。
【0024】
おむつ20は、改良されたフィット、及び快適さを提供するのに役立つ、少なくとも1つの腰部特性34を含んでもよい。腰部特性34は、弾性、及び/もしくは延伸性であるか、又は弾性でも延伸性でもなくてもよい。もし腰部特性34が弾性があるか、又は延伸性がある場合、それは着用者の腰部に力学的にフィットするように概ね設計されている。腰部特性34は、好ましくは吸収性コア28の少なくとも1つの腰部端部から少なくとも長手方向に外側に延長し、おむつ20の末端部52の少なくとも一部を概ね形成する。使い捨ておむつは、しばしば2つの腰部特性を有するように構成され、1つは第1腰部領域36に位置し、及び一つが第2腰部領域38に位置する。更に、腰部特性34、又はそのいずれかの構成要素が1又はそれ以上のおむつに取り付けられる別々の要素を含んでもよいと同時に、腰部特性34はバックシート26、トップシート24、又はバックシート26とトップシート24の双方といったようなおむつ20のその他の要素の延長部分として構成されてもよい。
【0025】
腰部特性34は、1985年5月7日にキーヴィット(Kievit)らへ発行された米国特許第4,515,595号、1987年12月1日にラッシュ(Lash)へ発行された米国特許第4,710,189号、1992年9月9日にブエル(Buell)へ発行された米国特許第5,151,092号、1993年6月22日にブエルへ発行された第5,221,274号に記載される、それら開示を包含する多数の異なる構成で作り上げられてもよい。他の好適な腰部構成は、ウエストキャップ特性を包含してもよく、例えば、1991年6月25日にロバートソン(Robertson)へ発行された米国特許第5,026,364号、及び1989年3月28日にフォアマン(Foreman)へ発行された米国特許第4,816,025号に記載されるものなどがある。上述文献のすべてを本明細書に参照として組み入れられる。
【0026】
おむつ20は、サイドパネル30も又含んでもよい。サイドパネル30は弾性又は延伸性があってもよく、着用者におむつ20を先ずぴったりとフィットさせることにより快適で体形に合ったフィット感を提供し、そして弾性を持たせたサイドパネル30によりおむつ20の側部が伸張及び収縮するのでおむつ20が排泄物の負荷を受けたかなり後の着用期間中もフィット性が維持される。使用中に、おむつ着用者が一方のサイドパネル30を他方のサイドパネル30よりも更に引っ張る場合でも、着用中、おむつ20が「自己調節」するので、サイドパネル30によっておむつ20の更なる有効利用が提供することがある。
【0027】
本発明のおむつ20は好ましくは、第2の腰部領域38に配設されるサイドパネル30を有するが、おむつ20には、第1の腰部領域36又は第1の腰部領域36と第2の腰部領域38の両方に配設されるサイドパネル30を提供してもよい。サイドパネル30は、好適なあらゆる構成に作り上げられてもよい。弾性化されたサイドパネル30を有するおむつの実施例は、1989年8月15日にウッド(Wood)らへ発行された「シャーリングを付けた耳パネルを有する使い捨ておむつ(Disposable Diaper Having Shirred Ears)」という名称の米国特許第4,857,067号、1983年5月3日にシアラファ(Sciaraffa)らへ発行された米国特許第4,381,781号、1990年7月3日にバンゴンペル(Van Gompel)らへ発行された米国特許第4,938,753号と、本明細書前段で引用した1992年9月9日にブエル(Buell)へ発行された米国特許第5,151,092号、1993年6月22日にブエル(Buell)へ発行された米国特許第5,221,274号、1997年9月23日にラボン(LaVon)らへ発行された「動的な合わせ具合を維持する吸収性物品(Absorbent Articles Providing Sustained Dynamic Fit)」という名称の米国特許第5,669,897号、1999年12月21日にローブル(Robles)らへ発行された「多方向延伸性のサイドパネルを有する吸収性物品(Absorbent Article With Multi−Directional Extensible Side Panels)」という名称の米国特許第6,004,306号に記載され、各々の特許は参照として本明細書に取り入れられる。
【0028】
おむつ20は好ましくは、改良された液体及び他の身体排泄物の封じ込め性を提供する、脚部カフス32を更に包含する。脚部カフス32は、脚部バンド、サイドフラップ、バリアカフス、又は弾性カフスとも呼ばれることもある。米国特許第3,860,003号に、弾性化された脚部カフ(ガスケットカフ)を提供する1つ又はそれ以上の弾性部材とサイドフラップを有する、収縮可能な脚部開口を提供する、使い捨ておむつが記載されている。1989年2月28日及び1990年3月20日にそれぞれアジズ(Aziz)らに発行された米国特許第4,808,178号、及び第4,909,803号には、脚部領域の封じ込め性を改良する「立ち上がった」弾性化されたフラップ(バリアカフス)を有する、使い捨ておむつが記載されている。1987年9月22日にローソン(Lawson)に発行された米国特許第4,695,278号、及び1989年1月3日にドラグー(Dragoo)に発行された米国特許第4,795,454号には、ガスケットカフス、及びバリアカフスを包含する二重カフスを有する、使い捨ておむつが記載されている。幾つかの実施形態では、上述のように、脚部カフス32の全て又は一部分をローションで処理するのが望ましいことがある。
【0029】
本発明の実施形態は又、排泄物を受けて封じ込めるポケット、排泄物用の空洞を提供するスペーサ、物品内での排泄物の移動を制限するバリヤ、おむつ20内に置かれた排泄物を受けて収容する隔室もしくは空洞など、あるいはそれらのあらゆる組み合せをも包含してもよい。吸収性製品に使用するポケットとスペーサの実施例は、1996年5月7日にロー(Roe)らへ発行された「排除スペーサを備えるおむつ(Diaper Having Expulsive Spacer)」という名称の米国特許第5,514,121号、1992年12月15日にドレイル(Dreier)らへ発行された「コアスペーサを備える使い捨て吸収性物品(Disposable Absorbent Article Having Core Spacers)」という名称の米国特許第5,171,236号、1995年3月14日にドレイル(Dreier)へ発行された「ポケットカフを備えた吸収性物品(Absorbent Article Having A Pocket Cuff)」という名称の米国特許第5,397,318号、1996年7月30日にドレイル(Dreier)へ発行された「頂点を有するポケットカフを備えた吸収性物品(Absorbent Article Having A Pocket Cuff With An Apex)」という名称の米国特許第5,540,671号、1993年12月3日に公告された「吸収性衛生物品に使用されるスペーサ及びかかるスペーサを備える使い捨て吸収性物品(Spacers For Use In Hygienic Absorbent Articles And Disposable Absorbent Articles Having Such Spacer)」という名称のPCT公開特許WO93/25172と、1994年4月26日にフリーランド(Freeland)へ発行された「使い捨て吸収性物品に使用される可撓性スペーサ(Flexible Spacers For Use In Disposable Absorbent Articles)」という名称の米国特許第5,306,266号、1999年12月7日にアール(Ahr)らに発行された「選択的に拡大可能又は膨張可能な構成要素を有する使い捨て吸収性物品(Disposable Absorbent Article With Selectively Expandable or Inflatable Component)」という名称の米国特許第5,997,520号に記載されている。隔室又は空洞の実施例は、1990年11月6日にカーン(Khan)へ発行された「糞便を隔室へ入れる使い捨ておむつ(Disposable Fecal Compartmenting Diaper)」という名称の米国特許第4,968,312号、1991年2月5日にフリーランド(Freeland)へ発行された「身体排出物隔離用の弾性ライナーを有する吸収性物品(Absorbent Article With Elastic Liner For Waste Material Isolation)」という名称の米国特許第4,990,147号、1991年11月5日にホルツ(Holt)らへ発行された「使い捨ておむつ(Disposable Diapers)」という名称の米国特許第5,62,840号、1993年12月14日にフリーランド(Freeland)らへ発行された「使い捨て吸収性物品に使用される3セクションのトップシート及びかかる3セクションのトップシートを有する使い捨て吸収性物品(Trisection Topsheets For Disposable Absorbent Articles And Disposable Absorbent Articles Having Such Trisection Topsheets)」という名称の米国特許第5,269,755号とに開示されている。好適な横断方向バリヤの実施例は、1996年9月10日にドレイル(Dreier)らの名で発行された「複数の有効高さの横断方向仕切りを有する吸収性物品(Absorbent Article Having Multiple Effective Height Transverse Partition)」という名称の米国特許第5,554,142号、1994年7月7日にフリーランド(Freeland)らの名で公開された「立ち上がった横断方向仕切りを有する吸収性物品(Absorbent Article Having An Upstanding Transverse Partition)」という名称のPCT公開特許WO94/14395、1997年8月5日にロー(Roe)らへ発行された「斜めに立ち上がった横断方向仕切りを有する吸収性物品(Absorbent Article Having Angular Upstanding Transverse Partition)」という名称の米国特許第5,653,703号に記載されている。低粘性糞便の管理に特に好適な他の構造の実施例が、1999年8月24日にロー(Roe)らへ発行された米国特許第5,941,864号、1999年11月2日にロー(Roe)らへ発行された米国特許第5,977,430号、2000年1月11日にロー(Roe)らへ発行された米国特許第6,013,063号に開示されている。上記引用した参照の全てを本明細書に参照として組み入れる。
【0030】
おむつ20は又、締結装置40を包含してもよい。締着装置40は、おむつ20を着用者に保持するために、おむつ20の周囲付近で横方向に引っ張った状態を提供するような構成に、第1腰部領域36及び第2腰部領域38を保つことが好ましい。締結装置40は、他の既知のいかなる締結手段も一般的には受け入れられるが、テープ状タブ及び/又は面ファスナー構成要素を含むのが好ましい。いくつかの代表的な締結装置が開示される特許には、1974年11月19日にブエル(Buell)へ発行された「使い捨ておむつ用テープ締結装置(Tape Fastening System for Disposable Diaper)」という名称の米国特許第3,848,594号、1987年5月5日にヒロツ(Hirotsu)らへ発行された「吸収性の物品(Absorbent Article)」という名称の米国特許第4,662,875B1号と、1989年7月11日にスクリップス(Scripps)へ発行された「改良された締結装置を備える使い捨ておむつ(Disposable Diaper Having An Improved Fastening Device)」という名称の米国特許第4,846,815号、1990年1月16日にネストガード(Nestegard)へ発行された「改良されたホックファスナー部分を有する使い捨ておむつ(Disposable Diaper With Improved Hook Fastener Portion)」という名称の米国特許第4,894,060号、1990年8月7日にバットレル(Battrell)へ発行された「感圧接着剤ファスナー及びその製造方法(Pressure−Sensitive Adhesive Fastener And Method of Making Same)」という名称の米国特許第4,946,527号、本明細書において上記引用した1992年9月9日にブエル(Buell)へ発行された米国特許第5,151,092号、1993年6月22日にブエル(Buell)へ発行された米国特許第5,221,274号がある。もう1つの代表的な締着装置は、1998年8月8日にクライン(Kline)らの名で出願された「吸収性の物品締着装置(Absorbent Article Fastening Device)」という名称の、同時係属の米国特許出願シリアル番号09/143184に開示されている。締結装置40は、1990年10月16日にロバートソン(Robertson)らへ発行された米国特許第4,963,140号に開示されているように、その物品を処分する構成に保持する手段を提供してもよい。締着装置は又、1993年9月7日にウェイル(Weil)らへ発行された「動的に伸縮性を持たせた腰部バンド適合を提供する締着装置を持つ吸収性の物品(Absorbent Article With Fastening System Providing Dynamic Elasticized Waistband Fit)」という名称の米国特許第5,242,436号、1996年3月19日にブエル(Buell)らへ発行された「予め配置された弾力のある屈曲状態のヒンジを有する動的弾性腰部特性を有する吸収性の物品(Absorbent Article With Dynamic Elastic Waist Feature Having A Predisposed Resilient Flexural Hinge)」という名称の米国特許第5,499,978号、1996年4月16日にクリア(Clear)らへ発行された「拡大する腹部パネルを含む動的弾性腰部特性を有する吸収性の物品(Absorbent Article With Dynamic Elastic Waist Feature Comprising An Expansive Tummy Panel)」という名称の米国特許第5,507,736号、1997年1月7日にブエル(Buell)らへ発行された「予め配置された弾力のある屈曲状態のヒンジを有する力学的弾性腰部特性を有する吸収性の物品(Absorbent Article With Dynamic Elastic Waist Feature Having A Predisposed Resilient Flexural Hinge)」という名称の米国特許第5,591,152号において開示されているように、重なり合う部分の移動を減少し、フィットを改良するために、1987年10月13日にトゥーサン(Toussant)らへ発行された「改良された側部閉鎖を有する使い捨ておむつ(Disposable Diaper HavingAn Improved Side Closure)」という名称の、米国特許第4,699,622号に開示されているような、主要な、及び二次的な締着装置を包含してもよい。これら特許の各々、及び同時係属の出願は本明細書に参照によって組み入れられる。別の実施形態では、物品の向かい合う面同士を縫い合わせるか、又は結合して、パンツ状にしてもよい。これにより、物品をトレーニングパンツのようなプルオン式おむつとして使用できる。
【0031】
1つの好ましい本発明の実施形態においては、締着装置40は受容部材、及び係合部材を包含する。図2に示されるように、受容部材60は第2腰部領域の少なくとも一部に置かれてもよく、第1フラップ64、及び第2フラップ66等の2つ又はそれ以上のフラップ62を包含してもよい。フラップの各々は、内側表面67、外側表面69、近位部分61、及び遠位部分63を有する。フラップ62の近位部分61は、物品20へ直接、又は間接のどちらかで結合されるフラップ62のその部分である。フラップ62の遠位部分63は近位部分61から延在し、物品20の下層構造へと一般的に恒久的にではなく結合される。例えば、図1に示されるように、フラップ62の近位部分61は、物品へ結合されてもよく、フラップ62の遠位部分63はシャーシ22の下層構造に結合されなくてもよく、近位部分61から横へ延びてもよい。しかし、物品20上の受容部材60の配向によって、遠位部分63が近位部分61から長手方向に外側へ、側方内側へ、及び/又は長手方向内側へ延びてもよいという実施形態が熟慮され、更に開示されることに注意する必要がある。
【0032】
本発明のいくつかの好ましい実施態形態おいて、締着装置40の受容部材60も又、1つ又はそれ以上のヒンジ90を包含してもよい。ヒンジ90は、おむつ20への、フラップ62の1つ又はそれ以上のおむつ20への連結部に、又はフラップ同士の連結部に位置してもよい。図1に示すように、ヒンジ90は第1フラップ64、及び第2フラップ66の間に位置してもよい。別の実施形態において、図6に示すように、ヒンジ90は、フラップ62が物品20ヘ結合される、又はそこから延びる位置に隣接して配置されてもよい。いずれの場合も、ヒンジ90は概ね、負荷を支える主要な平面に、負荷を支える主要な方向95に概ね垂直、概ね平行な方向で、又は概ね垂直と概ね平行の間の角度で配向されてもよい。着用者へ締着された配置構成のおむつの負荷を支える主要な方向95は、図23に示されるような締着された構成における第1、及び第2腰部領域によって形成された腰部周辺の周りに概ね向けられる。着用者に締着された構成におけるおむつの負荷を支える主要な平面は、着用のための構成において締着される時のいずれかの所与の点において着用者の体の表面へ、製品の表面によって形成される概ね平行な平面に概ね向けられる。
【0033】
負荷を支える主要な方向に関して、傾斜した、あるいは、非垂直な方向にヒンジ90を構成することはいくつかの利点を提供することがある。例えば、ヒンジ90はフラップ締着要素68の底部端部、又はフラップ締着要素の最上部端部へと向けられる力のような、多方向剥離力からフラップ締着要素68を更に隔離するように配向されてもよい。このような構成はおむつのプルオン適用にとって特に有益である。これは、着用者上の位置へとおむつを引っ張る動作が多数の異なる方向からの剥離力でおむつの締着装置に提供されることがあるためである。例えば、ユーザーはサイドパネル30を下方端部から把持して製品を引き上げてもよい。ヒンジ90を負荷を支える主要な方向に平行に配向させフラップ締着要素68の下方端部の付近に置くことは、そうしないとこのような筋書きでフラップ締着要素68を外し得る力から締着要素68を隔離させる。更に、以下により詳しく記載されるように、ヒンジ90を負荷を支える主要な方向に関して傾斜した方向に構成することは、フィットを高め、皮膚上に跡がつく恐れを減少させることができる。このようにヒンジ90を、物品上の特定の方向に配置することはフィットを高め、及び/又は皮膚上の跡の減少、並びに特定の製品構成についてより剥離抵抗を大きくさせることがある。
【0034】
ある実施形態において、受容部材60は独特なヒンジ91、及び93を各々有する多重フラップ64を包含する。ヒンジ91、及び93は、位置において、及び/又は負荷を支える主要な方向に関しての配向において変化し得る。例えば、受容部材60の1つのフラップは、少なくとも1つの他のフラップ66のヒンジ93に関して負荷を支える主要な方向に関して異なる方向に向いてもよい。あるいは、少なくとも1つのフラップ64は、1つの位置、及び/又は負荷を支える主要な方向に関する配向を包含してもよく、少なくとも1つの他のフラップ66は少なくとも1つの他のフラップ64のヒンジ91から横方向へ、及び/又は長手方向へずれるヒンジ93を包含してもよく、及び/又は少なくとも1つの他のフラップ64のヒンジ91ではなく負荷を支える主要な方向について異なって配向されてもよい。
【0035】
図24、及び25に示される実施形態において、例えば、受容部材60は2つのフラップ64、及び66、及び基部92を包含する。基部92は、少なくとも部分的に物品の下層構造に結合される。あるいは、基部92はバックシートの一部分、又は物品のもう1つの構造に入れ替えられてもよく、又は物品20に結合される分離した要素であってもよい。フラップ64、及び66はヒンジ91、及び93において基部92から外側へ、それぞれ延在する。この実施形態において、ヒンジ91、及び93は負荷を支える主要な方向95に平行に向いており、相互に長手方向へずれる。フラップ64、及び66の少なくとも1つは、図25に示されるように締着構成において少なくとも部分的に係合部材70と重なり合う。好ましくは、フラップ64、及び66は締着構成において、少なくとも部分的に相互に重なり合う。フラップ64、及び66の各々は、係合部材70の締着要素72と、又はもう1つのフラップの捕足的な締着要素65と係合してもよい、少なくとも1つの締着要素68を包含する。あらゆる好適なファスーナは、フック、ループ、スナップ、接着剤、粘着、磁石、雌雄ファスナー、タブ及びスロットファスナー、相互固定突起及び受容器ファスナー、バックル、又はこれらのいずれかの、又はその他のファスナーのあらゆる組み合わせといったような捕足的なファスナとして使用されてもよい。雌雄ファスナーの実施例は、例えば、1998年12月8日にミラー(Miller)らへ発行された米国特許第5,845,375号、及び1998年2月3日にハットリ(Hattori)らへ発行された米国特許第5,713,111号に記載される。相互固定突起及び受容器ファスナの実施例は、1994年6月28日にランカスタ(Lancaster)らへ発行された米国特許第5,324,279号、1993年12月14日にランカスタらへ発行された米国特許第5,269,776号、ランカスタらへ1996年8月13日に発行された米国特許番号5,545,159、1994年8月30日にランカスタらへ発行された米国特許第5342344号、PCT国際公開特許WO98/47781(1998年10月29日メイ(May)によって公開)、WO98/03328(1998年1月29日ジョンソン(Johnson)によって公開)に記載されている。この実施形態においてヒンジ91、及び93は、負荷を支える主要な方向95に垂直な方向へ主として向く力のために、剥離形態において係合部材70が受容部材60から外れるのを防止する。
【0036】
あるいは、受容部材60は、図26及び27に示されるように、負荷を支える主要な方向95に関して変化する方向に向いたヒンジを包含してもよい。この実施形態において、受容部材60は、図24、及び25に関して示され、記載されたものと同様のフラップ64及び66、基部92を包含する。受容部材60は更に、第3のヒンジ97を有する第3のフラップ98を包含する。ヒンジ97は、負荷を支える主要な方向95に垂直に向き、そして主として負荷を支える主要な方向95に平行な方向に向いた力のために、剥離形態において、ヒンジ97において係合部材が受容部材60から外れるのを防止するのに役立つ。あるいは、受容部材60はより少ない、又はより多いフラップを包含してもよい。例えば、受容部材60はフラップ64、及びフラップ66なしの98を包含してもよく、又はフラップ66、及びフラップ64なしの98を包含してもよい。
【0037】
受容部材60の第1、及び第2フラップ64、及び66は、寸法、形状、材料、及び/又は構造において同一又は異ってもよい。更に、第1フラップ64、及び第2フラップ66のどちらか、もしくは双方は、シャーシ22に結合された材料の分離片であってもよく、又はトップシート、バックシート、カフ材料、腰部部材、他といったような物品の異なる部品の部分を含んでもよい。いずれの場合でも、第1、及び第2フラップ64及び66の全ての、又はどちらかの一部、又は双方は、延伸性の、非延伸性の、又はエラストマ材であってもよい。例えば、1997年3月14日に出願された米国特許出願シリアル番号08/816106に記載されたもの等の真空形成エラストマ材は使用されてもよく、それは参照によって組み入れられる。前に本明細書に参照されたそれらを包含する、あらゆるその他の延伸性の、及び/又はエラストマ材の/弾性の材料も又、使用されてもよい。更に、フラップ62の1つ、又は双方は、少なくとも部分的に通気性で、そして/又は水蒸気透過性、液体透過性、又は非透過性であってもよい。
【0038】
受容部材60のフラップ62は、好ましくは少なくともフラップ62の内側表面の一部分上に配置されている1つ、又はそれ以上のフラップ締着要素68を包含してもよい。フラップ締着要素68は、フック、ループ、スナップ、接着剤、粘着、磁石、雌雄ファスナ、タブ及びスロットファスナー、バックル、又はこれらの、又はその他のファスナーのいずれかの組み合わせ等のあらゆる既知の締着手段を含んでもよい。更に、フラップ締着要素68は、フラップ62に取り付ける材料の分離した片であってもよく、又はフラップ62の全て、又は一部分を作り上げる材料から一体に形成されてもよい。図2に示すように、フラップ締着要素68は、寸法、形状、及び材料において互いに実質的に同様であってもよく、フラップ62の各々の内側表面上に配置されてもよい。あるいは、フラップ締着要素68は、種類、形状、寸法、位置、及び/又は締着特徴において互いに異なってもよい。別の実施形態の1つの実施例が図5に示され、ここで受容部材60はループタイプ82フラップ締着要素68を含む第1フラップ64、及びフックタイプ80フラップ締着要素68を含む第2フラップ66を包含する。もう1つの実施例が図3に示され、ここで第1フラップ64に配置されるフラップ締着要素68の位置は第2フラップ66上に配置されるフラップ締着要素68から少なくとも部分的にずれている。図3は、フラップ締着要素68の位置が側面方向にずれているのを示すが(即ち、物品20の横方向中央線110に平行)、締着要素68の位置は、記載のように長手方向、又は横方向のいずれか、又は双方で変化し得る。
【0039】
図1、及び2に示されるように、本発明の締着装置は又、好ましくは少なくとも1つの係合部材70も包含する。係合部材70は、物品20を着用者の周りに締着させるため、又は廃棄のための構成配置で、受容部材60と係合するように構成されてもよい。いずれの場合でも、係合部材は物品に結合される、又は一体であるあらゆる好適な要素であってもよい。1つの好ましい実施形態において、図1に示されるように、物品20は第1腰部領域36において長手方向端部50の各々から横方向外側へ延在する係合部材70を包含してもよい。しかし、受容部材60と一緒であれば、係合部材70は意図する締着目的を提供するよう、物品上のどこに配置されてもよい。少なくとも1つの好ましい実施形態において、少なくとも1つの受容部材60は第2腰部領域38に配置され、そして少なくとも1つの係合部材70は第1腰部領域36に配置されてもよい。この構成において、対応する受容部材60、及び係合部材70は締結されるか、もしくは係合して物品20を着用者の周りに閉鎖を形成して締結するか、又は物品の廃棄に簡便な手段を提供することができる。
【0040】
係合部材70は、受容部分60の第1、及び第2フラップ64、及び66と寸法、形状、材料、及び/又は構造において同一であっても、又は異なってもよい。係合部材はシャーシ22に結合される分離した材料片であってもよく、又はトップシート、バックシート、カフ材料、腰部部材、他といったような部品の異なる部分を含んでもよい。いずれの場合でも、全ての、又は一部の係合部材70は、延伸性、非延伸性、又はエラストマ材であってもよい。再び、真空形成エラストマ、又はその他の延伸性、及び/又はエラストマ材の/延伸性材料が使用されてもよい。更に、係合部材70は、少なくとも部分的に通気性、及び/又は水蒸気透過性、並びに液体透過性、又は非透過性であってもよい。
【0041】
受容部材60と同様に、締着装置40の係合部材70は、使い捨て締着装置等の主要な締着装置、及び/又は二次的締着装置の全て、又は一部を形成してもよい。上に言及した通り、廃棄特性は、使用後に物品を簡便に廃棄するための手段を提供するよう設計されてもよい。このような場合は、廃棄特性のための係合部材70は主たる締着装置40の(1つ又は複数の)係合部材70のいずれかと同一であっても、又は異なってもよい。
【0042】
係合部材70は、受容部材60の締着要素68と係合する1つ、又はそれ以上の締着要素72を包含してもよい。締着要素は係合部材70の1つ、又はそれ以上の表面の少なくとも一部に配置されてもよい。締着要素72は、フック、ループ、スナップ、接着剤、粘着、磁石、雌雄ファスナ、タブ及びスロットファスナ、バックル、又はこれら、又はその他のファスナのあらゆる組み合わせ等のあらゆる既知の締着手段を含んでもよい。更に、締着要素72は、係合部材70に取り付けられる分離した材料片であってもよく、又は係合部材70の全て、又は一部を作り上げる材料から一体に形成されてもよい。図2に示すように、締着要素72は寸法、形状、及び材料において相互に実質的に同様であってもよく、係合部材70の1つ、又はそれ以上の表面上に配置されてもよい。あるいは、締着要素72は、種類、形状、寸法、位置、及び/又は締着特徴において相互に異なってもよい。別の実施形態の1つの実施例が図5に示され、ここで係合部材70はフックタイプ80締着要素72を含む第1表面74、及びループタイプ82締着要素72を含む第2表面76を包含する。もう1つの実施例が図3に示され、ここで第1表面上に配置される締着要素72の位置は第2表面76上に配置される締着要素72から少なくとも部分的にずれている。図3は締着要素72の位置が側面方向においてずれているのを示すが(即ち、物品20の横方向中央線に平行)、記載のように、締着要素72の位置は長手方向、又は側面方向のどちらか、又は双方へ変化し得る。
【0043】
本発明の締着装置40の性能は、特定の適用への締着装置40の性能を最適化するために変化してもよい。例えば、締着装置40は1つ又はそれ以上のフラップ62、及び/又は係合部材70上の締着要素68、及び/又は72の異なる種類、1つ又はそれ以上のフラップ62、及び/又は係合部材70の異なる位置に配置された締着要素68、及び/又は72、及び/又は1つ又はそれ以上のフラップ68、及び/又は係合部材70上に配置された異なる寸法の締着要素68、及び/又は72を包含してもよい。
【0044】
同様の種類の締着要素68が第1、及び第2フラップ64、及び66に使用されるかどうかに関係なく、第1フラップ64の締着要素68の締着特徴は第2フラップ66の締着要素68のそれらと異なってもよい。例えば、多重ループ、及びフックタイプの締着要素68を包含する締着装置は、係合部材の係合要素72と係合する時、少なくとも締着要素68の1つが、1つ、又はそれ以上の残りの締着要素68よりも剥離、剪断、又はその他の締着性能を有するように構成されてもよい。1つの特定の実施形態において、例えば、M&W(#PK6048.010スタイル)から入手可能なループと組み合わせたアプリックススタイル(Aplix style)960e等のフックファスナの使用は、5000グラム/インチ超過した剪断負荷において脱係合に対する抵抗を結果として生じる。その他の組み合わせによって、結果としてより原価の低いループ、及び/又はフック材料となってもよく、ループ及び/又はフックの的確な選択によって変化する剪断負荷能力をもたらすように調整されてもよい。例えば、1997年1月21日にキング(King)らへ発行された「再締着可能な締着装置のための不織布雌部材(Nonwoven Female Component For Refastenable Fastening Device)」という名称の米国特許第5,595,567号、1997年4月29日にバーグマン(Bergman)らへ発行された「最締着可能な締着装置のための雌部材(Female Component For Refastenable Fastening Device)」という名称の米国特許第5624427号、1998年4月7日にクライン(Kline)らへ発行された「一体型バックシート着床ゾーンを持つ使い捨ておむつ(Disposable Diaper With Integral Backsheet Landing Zone)」という名称の米国特許第5,735,840号が記載され、各々は参照によって組み入れられるそれらループ材料は、性能レベルの範囲、及び原価の範囲を与えるように調整されてもよい。例えば、性能は、種類及び使用する不織布の坪量、ひずみの量、及びフックの種類における変化によって1000g/インチより下まで減少することができる。
【0045】
図23は、着用者に取り付けられたおむつ20を示す。締着装置40は、おむつ20を着用者に保持するために、おむつ20の周囲付近で横方向に引っ張った状態を提供するような構成に、第1腰部領域36及び第2腰部領域38を保つことが好ましい。図23は、2つの軸線、立位において概ね着用者の腰部に向いたx軸、着用者に概ね垂直に向いたy軸を示す。z軸は、x軸、y軸に概ね垂直であり、図の平面から伸びる。1つの実施形態において、x軸は負荷を支える主要な方向を画定する(即ち、着用者上におむつを保持する着用者の腰部の周りのおむつ周辺の側方への張力)。
【0046】
フック及びループ、雌雄、接着剤、粘着、及び/又は磁石締着要素といったような表面平面締着要素を有するおむつにおいて、表面締着要素がx軸に沿ったxz平面における剥離によって徐々に外されるように、xz平面で表面締着要素を剥離することによって、おむつは一般に着用者から取り外される。このように、締着装置40は好ましくは、おむつが着用者から容易に取り外されてもよいようにxz平面で剥離することは難しくない。あるいは、締着要素の遠位端部の少なくとも一部は、好ましくはxz平面において剥離動作を始めるために容易に取り外される。こうして、締着要素の遠位端部の少なくとも一部が、締着要素の係合領域の少なくとも一部について、実質的にxz平面に位置する力によって剥離形態において外すのは難しくないが、表面締着装置は剥離形態の脱係合が進行するにつれて次第に外すのが難しくなっていく。着用者が活動している時、又はおむつが着用者上へと引っ張られる時、締着装置40も又、xz平面内で締着装置40の少なくとも一部を外す剥離力よりも大きいxz平面内以外の方向における剥離力の存在において締着を維持するのが好ましい。
【0047】
図23は、y軸のいずれかの側部のいずれかの角αによってy軸からずれる、軸線y’、及びy’’を描く。好ましい実施形態において、xz平面において締着装置40を外すのに必要な剥離力よりも大きい剥離力が締着装置40に作用する時、yz平面を包含するy’z平面、及びy’’z平面の間の全ての平面内の剥離力にさらされる時、締着装置40は締着を維持することができる。締着装置40は、好ましくはxz平面内以外の方向において剥離力にさらされる時、締着を維持することができ、最も好ましくはy’’z平面を通してy’z平面を包含して、それは約1000グラムよりも大きく、より好ましくは約1300グラムよりも大きく、更により好ましくは約1600グラムよりも大きく、更に一層好ましくは約2000グラムよりも大きい。角度αは、好ましくは約20度、より好ましくは約30度、更により好ましくは約40度、更に一層好ましくは約50度、最も好ましくは約60度である。しかし、好ましくは締着装置40の締着要素の少なくとも一部はxz平面内以外の方向の力によって剥離形態において締着装置40を外れるようにする力よりも小さいxz平面内に向いた力によって剥離形態において外されるようになってもよく、より好ましくは締着装置40の締着要素の少なくとも一部が約1000グラム以下のxz平面内に向けられた力によって剥離様式において外されるようになってもよく、更により好ましくは締着装置40の締着要素の少なくとも一部が約750グラム以下のxz平面内に向けられた力によって剥離様式において外されるようになってもよく、更に一層好ましくは、締着装置40の締着要素の少なくとも一部が約500グラム以下のxz平面内に向けられた力によって剥離形態において外されるようになってもよい。
【0048】
2000年8月7日にクライン(J. Kline)らによって出願された同時係属米国特許連続番号________(P&Gケース番号8194)において記載されたもの等の多くの要因は、参照によって組み入れられており、上記の所望の性能の必要性に従って、本明細書に記載される締着装置の締着性能を最適化するのに使用されてもよい。例えば、ファスナ要素を有する締着装置40は、yzへ平面内に約1000グラムより大きい剥離抵抗力有するように設計されてもよい。1つの特定の実施形態において、図6において示される締着装置40は係合部材70上のフック締着要素(3M #XPH−98112)、及び受容部材60上のループ締着要素(3M #XPL−98237)を包含し得る。もしファスナ要素がx方向に0.5インチ、y方向に1.5インチの方形の共通係合領域を有する場合、締着装置40は以下に記載される試験方法に従って試験されており、2100グラム超過のyz平面内の剥離抵抗を有する。
【0049】
締着装置40は、不均衡な装置を含んでもよい。不均衡な装置は締着装置40の全体の原価、及び性能をより最適化させることがあるため、不均衡な装置は均衡の取れた装置よりも有益であることがある。不均衡な装置は、閉鎖構成における受容部材60の第1フラップ64と係合部材70の第1表面74の間の連結が、閉鎖構成における受容部材60の第1フラップ66と係合部材70の第2表面76の間の連結に対して少なくともいくらかの性能の相違を有する装置である。性能の相違は、次のいずれかにおける相違に関するあらゆるものであってもよく、それは、1つ又はそれ以上の締着要素68及び72が、1つ又はそれ以上のその他の締着要素68、及び72の性能レベル、技術の種類、寸法、形状、又は位置に関して、性能特徴、技術の種類、寸法、形状、位置に関して変化してもよいことである。例えば、締着装置40は、図3に示すように、互いに関して締着要素68、及び72をずらすことによって不均衡であってもよい。
【0050】
あるいは、締着装置40は、第1フラップ64上の(1つ又は複数の)締着要素を選択することによって不均衡になって、係合部材70の第2表面76に結合された時、第2フラップ66上の(1つ又は複数の)締着要素68の性能特徴とは異なる係合部材70の第1表面74の(1つ又は複数の)締着要素72へ結合された時の性能特徴を有してもよい。例えば、不均衡な装置の特定の1つの実施形態において、第1フラップ64上の締着要素68は、1998年12月8日にクライン(Kline)らへ発行された米国特許第5,846,365号に記載されるような方法において、機械的に予備歪みを付与され、薄層状にされるペンシルバニア州ルイスバーグ(Lewisburg)のBBA社から入手可能なもの(スタイル#L581.8)に、インディアナ州テレホート(Terre Haute)のトレデガー社(Tredegar)より入手可能なフィルム(スタイル#25229)といったような不織布を組み合わせることによって作り出された不織布ループタイプのファスナであってもよい。係合部材70の第1表面74上に締着要素72が、約500グラム/インチのみであってもよい装置の剪断能力の3Mスタイル#KN0561等のフックを含む。もし前に言及されたアプリックス(Aplix)960eフックが第2フラップ66上の締着要素68として使用され、そして係合部材70の第2表面76上のM&Wループスタイル#PK6048.010と噛み合う場合、5000グラム/インチ超過の装置の第2側部剪断能力であると同時に、装置の一つの側部の締着要素68、及び72の剪断能力が約500グラム/インチであることから、不均衡な装置が作り出される。装置の側部間の性能特徴が変化する時、あらゆる性能特徴は変化することが可能で、それは締着要素68、及び72の間の剪断能力、及び締着要素68、及び72を外す剥離力を包含するが、それに限定されない。性能特徴が装置の側部から側部まで変化する不均衡な装置において、「不均衡率」は性能が高い方の側部の性能レベルから性能が低い方の側部のそれまでの間の比率として定義することができる。不均衡率は、好ましくは1.1を超え、より好ましくは約1.25を超え、更により好ましくは約1.5を超え、最も好ましくは1.75を超える。性能が高い方の側部は着用者の表面に最も近くの側部上に、又は着用者の表面から最も離れた側部上にあるように構成することができる。
【0051】
更に、締着装置40は、係合部材70の第2表面76上の締着要素72の技術の種類に関して、係合部材70の第1表面74上の締着要素72上の異なる技術種類を使用することによって不均衡であってもよい。例えば、第1表面74締着要素72は、第2表面76締着要素72が図5に示すようなループタイプファスナを包含するのに反して、フックタイプファスナを包含してもよい。あるいは、第1表面74締着要素72が接着剤タイプファスナを包含してもよく、そして第2表面76締着要素72がループタイプファスナを包含してもよい。第1表面74締着要素72、及び第2表面76締着要素72の間の技術の種類のあらゆる変形が考慮される不均衡な装置である。
【0052】
更に、締着装置40は、係合部材70の第2表面76上の締着要素72の技術の種類に関して、係合部材70の第1表面74上の締着要素72上に異なる寸法、及び/又は形状を使用することによって不均衡であってもよい。例えば、第1表面74締着要素72は、第2表面76締着要素72よりも、全体の長さ、幅、又は面積においてより小さくてもよい。第1表面74締着要素72、及び第2表面76締着要素72の間の寸法、又は形状におけるあらゆる変更が、考慮される不均衡な装置である。寸法が変化する時、「不均衡率」は大きい方の側から小さい方の側の間の比率として定義することができる。不均衡率は、好ましくは1.1を超え、より好ましくは約1.25を超え、更により好ましくは約1.5を超え、最も好ましくは1.75を超える。大きい方の側は、着用者の表面に最も近い側上に、又は着用者の表面から最も遠い側上に構成されてもよい。
【0053】
締着装置40の受容部材60は、物品20のどこに配置されてもよい。例えば、受容部材60は、第1腰部領域36、第2腰部領域38、又は物品に所望の締着機能を提供するのに簡便な物品上の他のどこかに配置されてもよい。受容部材60は主要な締着装置の一部を形成してもよいが(即ち、使用中一般に着用者に物品をしっかり固定するのに使用される締着装置)、受容部材60も又、あるいは廃棄特性の部分を形成してもよい。上に言及した通り、廃棄特性は、使用後簡便に物品を廃棄する手段を提供するように設計されてもよい。このような場合、廃棄特性は主要な締着装置40の(1つ又は複数の)受容部材のいずれかと同じ、又は異なる、1つ、又はそれ以上の受容部材60を包含してもよい。
【0054】
1つの実施形態において、図1に示すように、受容部材60は物品20の各長手方向端部50に隣接の第2腰部領域に位置する。各フラップ62の近位部分61は物品のシャーシ22に結合され、遠位部分63は近位部分61から横方向外側へ延在する。各フラップ62の遠位部分63は物品のいずれの下層部分にも直接結合されず、そのため近位部分61がシャーシ22に結合される位置へ自由に離れて移動する、又はそこで回旋する。それ故に、示される実施形態において、第1フラップ、及び第2フラップ66の遠位部分63は、図2に示される実施例、その向かい合う閉鎖構成から分離し、開放構成へと分離される。開放構成において、受容部材60のフラップ62は分離され、それらの内側表面67は暴露される。この開放構成において、フラップ締着要素68は対応する係合部材70を受容することができる。
【0055】
もう1つの実施形態において、図8、及び8Aに示すように、受容部材60は、ヒンジ90に沿って基部92へ結合される2つ又はそれ以上のフラップ62を含んでもよく、図1に示されるような物品20のシャーシ22に順番に結合される。図8、及び8Aに示すように、ヒンジ90、及びフラップ62は物品22の側方端部52、又は長手方向端部50の完全に内側に配置されてもよい。しかしその他の実施形態において、基部92の少なくとも一部、ヒンジ90、又はフラップ62の1つ、又はそれ以上の一部は、物品20の側方端部52、又は長手方向端部50の外側に位置してもよい。図8、及び8Aに示す実施形態において、受容部材60は物品20のシャーシ22に結合される基部92、及び2つのフラップ62、第1フラップ64、及び第2フラップ66を包含する。第1、及び第2フラップ64、及び66は基部92から横方向、及び/又は長手方向、外側へ延在してもよい。フラップ62の各々は基部92に隣接して、そして結合して配置される近位部分61を有してもよい。締着構成にある時、少なくとも第1フラップ64の遠位部分63は物品の下層構造から結合を外されている。第2フラップ66の遠位部分63は物品の構造から結合を外されてもよく、又はあらゆる既知の手段によって部分的に、もしくは全体的にシャーシ22へ結合されてもよい。第1、及び第2フラップ64、及び66は、基部へ、及び/又は物品へ、相互に結合される材料の同一片、又は異なる片々から作られてもよい。
【0056】
更にもう1つの実施形態において、受容部材60は、物品20のシャーシ22へ結合される近位部分61、及び近位部分61から延在して物品の下層構造に結合されない遠位部分63を有する単一フラップ62を包含してもよい。このような場合、いくつかの別の実施形態の第2フラップ66が物品20のバックシートの一部、もしくは別の構造、又は物品20に結合する分離した要素に置き替えられてもよい。このような実施形態の1つの実施例を図6、及び7に示す。図6、及び7において、受容部材60は物品20に結合する基部92、及び材料の各末端部で基部から横方向外側へ延在する1つのフラップ62を包含する。(側方末端部で示されるが、受容部材は長手方向末端部から延在してもよい。この特定の実施形態において、材料の単一片は、基部92、及び少なくとも2つの受容部材60のフラップ62を形成してもよい。)あるいは、各受容部材60は基部92、及びフラップ62を包含する分離した材料片を包含してもよい。しかし、(1つ又は複数の)材料片々が一緒に結合される沢山の片々、又は層を包含してもよいということは、言及される必要がある。フラップ62は相互に離れて配置されてもよく、そしてシャーシ22といったような物品へ結合される材料の基部92によって分離させられてもよい。
【0057】
別の実施形態において、受容部材60はバックシート26等の物品20の下層構造の一部から作り上げられる第1フラップ64を包含してもよい。この構成は、バックシート26、又は第1フラップ64を形成するその他の材料を切断することによって提供されてもよい。フラップ62のヒンジ90は、フラップ62の、下層材料から切断されていない、又は分離されていない部分である。結果としてできるバックシート、もしくはその他の材料内の開口部、又は開口部によって暴露される材料は、締着装置40内の締着構成成分(例:係合部材70を捕獲)、又は所望の締着機能を提供する開口部の近辺の物品に取り付けることができる締着要素として作用するよう構成されることができる。
【0058】
図9、11、及び12は本発明の実施形態を示し、ここでヒンジは負荷を支える主要な方向に概ね平行な方向に向いている。このような構成において、ヒンジ90はフラップ62の長手方向に中央寄りであってもよく、又はフラップ62の長手方向の外側寄りであってもよい。図9において、例えば、ヒンジ90は負荷を支える主要な方向95に概ね平行な方向に向いており、そしてフラップ62の長手方向外側寄りに位置する。図11、及び12は、負荷を支える主要な方向95に概ね平行な方向に向き、そしてフラップ62の長手方向外側寄りのヒンジ90を有する受容部材の別の実施形態を示す。図11に示される実施形態において、ヒンジ90は物品20の腰部端部において形成され、それは末端部52から離れて折り畳まれてフラップ62を形成してもよい。フラップ62はバックシート、トップシート、バックシート、及びトップシートを包含する積層体、又はバックシート、及び/又はトップシートに結合する材料の一部を含んでもよい。図12は、受容部材がおむつのバックシートに付着する材料、又は材料の積層体を包含する、別の実施形態を示す。より具体的には、材料の又は材料の積層体一部はバックシートに付着して第1フラップ64を形成してもよく、そしてバックシートに直接付着しない材料の、又は積層体の一部は第2フラップ66を形成してもよい。ヒンジ90は、第1フラップ64の第2フラップ66への連結において形成される。あるいは、第1、及び第2フラップ64はバックシートから各々自由に、ヒンジ90に沿ってバックシートへ結合される。
【0059】
図10は本発明の実施形態の実施例を示し、ここでヒンジ90は負荷を支える主要な方向95対して傾斜した方向に配向されている。フラップ締着要素68も又、負荷を支える主要な方向に関して傾斜した方向に配向されてもよい。ヒンジ90はフラップ締着要素68と同じ、又は異なる角度に向いてもよい。例えば、フラップ締着要素68が負荷を支える主要な方向に関して傾斜して向いてもよいと同時に、ヒンジ90は負荷を支える主要な方向に垂直であってもよい。あるいは、フラップ締着要素68が負荷を支える主要な方向に垂直に向いてもよいと同時に、ヒンジ90は負荷を支える主要な方向に関して傾斜してもよい。あらゆるその他の組み合わせも又、可能である。いずれの場合でも、製品が着用者の前から着用者へ取りつけられるのを見る時、いずれかが負荷を支える主要な方向の角度に向いている場合、好ましくは下方端部は最上部よりも更に中央寄りである。これは又、フラップ締着要素68の底部を着用者の大腿に接触するような領域から取り除かれるようにして、フラップファスナの最上部を外側よりに移動させることも又、製品の端部近くの腰部領域の制御をより広い幅にすると同時に、皮膚上の跡を防止することもある。しかし、ヒンジ90、及び/又はフラップ締着要素68は結果として底部が最上部よりも更に外側寄りとなる角度を包含する、負荷を支える主要な方向のあらゆる角度に向いてもよい。フラップ締着要素68は、フック材料、又はループ材料の2つ、それ以上の貼付剤等の1つより多いファスナ副要素68aを包含してよい。このような場合、副要素は1999年4月27日にクライン(Kline)らへ発行された「変換可能な吸収性の物品と共に使用されるエラストマ材のサイドパネル(Elastomeric side panel for use with convertible absorbent articles)」という名称の米国特許第5,897,545号において開示され、本明細書に参照によって組み入れられるような「閉鎖部材長軸A」を形成する。閉鎖部材長軸Aは、負荷を支える主要な方向に関してのあらゆる角度であってもよいが、好ましくは閉鎖部材長軸Aは着用者の前側から着用者に取りつけるような製品を見る時に、長手方向最も中央寄りのファスナ副要素68aの横方向最も外側寄り端部が、より長手方向外側寄りに位置する少なくとも1つのファスナ副要素68aの横方向最も外側寄りの端部である。
【0060】
本発明の別の実施形態において、本発明の締着要素40は、着用者の大腿上の皮膚に跡を残すのを減少させ、剥離抵抗を増大させる、図28に示すような受容部材60を包含してもよい。この実施形態において、締着装置は好ましくは、少なくとも締着された構成において、物品20の下層構造に結合されない遠位部分を有する第1フラップ、及び物品20の下層構造に結合される近位端部61の外側寄りに位置する第2フラップ66の少なくとも一部を有する第2フラップ、及び少なくとも締着構成において物品20の下層構造に結合されない第2フラップ66の遠位角部の少なくとも1つを包含する。好ましくは、図28に示されるように、側方端部52の長手方向中央寄りに位置する第2フラップの遠位角部は物品20の下層構造に結合されない。この実施形態において、第2フラップ66の角部、並びに着用者の脚部に隣接して位置する締着装置40の残部は、着用者が彼の、又は彼女の脚部を動かす時、物品の下層構造から、及び着用者の脚部の経路の外側を離れて動かすか、又は持ち上げることができる。このやり方で、締着装置が着用者の脚部に対して押しつけることによる皮膚上の跡の発生を最小限にすることがある。加えて、第2フラップ66の角部、又は側方端部を物品20の下層構造から離れて動かす、又は持ち上げられるようにすることは又、締着装置40の締着要素を外す剥離への抵抗を増大してもよい。増加を招く特定の理論に限定されることなく、これは第2フラップ66の角部、又は側方端部を持ち上げさせることで剥離形態脱係合から剪断形態脱係合へ変化させることができるからである、と考えられている。剥離形態脱係合がファスナの表面の平面に概ね垂直に作用する力によるのに反して、剪断形態脱係合はファスナの表面の平面内で作用する力を介しての脱係合である。フック及びループファスナ等の多くのファスナにおいて、剥離形態においてよりも剪断形態においてファスナを外すのが一般に困難である。このように、剥離形態脱係合の代わりに、剪断形態を介して脱係合する装置上に作用する力を生じさせる形態での構造を創造することによって、ファスナの脱係合への抵抗が1つ又はそれ以上の方向において増加されてもよい。
【0061】
1つ又はそれ以上の受容部材60のフラップ62は又、係合部材70の(1又は複数の)締着要素72が1つ又はそれ以上のその他のフラップ62の(1つ又は複数の)フラップ締着要素とより容易に係合するような予め締着された構成においての1つ又はそれ以上のその他のフラップから離れて折り畳まれてもよい。例えば、図13、14、及び16は第1フラップ64が受容要部材60の第2フラップ66から離れて折り畳まれる実施形態を示す。係合部材70の第2締着要素73が第2フラップ66の締着要素69に締着された後に、第1フラップ64は第1フラップ64の締着要素68を第1締着要素72と接触するように至らせ、そして第1フラップ64を係合部材70に締着させて、係合部材70に折り重ねてもよい。受容部分60の第1フラップ64は第2フラップ66から離れて折り畳まれ、そして第2フラップ66へと自由に移動可能であるか、又は第1フラップ64は第2フラップ66から離れて保持されてもよい。例えば、図14に示されるように、第1フラップ64は、第1フラップ64の自然な配置が開放構成において第2フラップ66から離れて向けられるように、構成内の第2フラップ66に結合されてもよい。図15は、図14で示される締着構成における受容部材60を示す。この構成において、第1フラップ64は係合部材70の締着要素を持つ第1フラップ64の締着要素を締着するために固着95で折り返されてもよいし、又はある構成において、第1フラップ64、及び第2フラップ66が単一材料で作られてもよい。あるいは、第1フラップ64は、機械的固着、接着剤又は粘着ボンド、フック及びループ、スナップ、磁石、雌雄ファスナ、タブ及びスロット、バックル、又はその他のあらゆる種類のファスナといったような補足的ファスナ等のあらゆる機構によって予め締着された構成において第2フラップ66から離れて保持されてもよい。例えば、図13はボンド94によって第2フラップ66から離れて保持される第1フラップ64を示す。
【0062】
更にもう1つの実施形態において、第1フラップ64は又、刻み目の、又は穿孔の空いた区分等の予め弱化された区分においておむつ20の一部の代わりに保持されてもよい。第1フラップ64は、予め弱化された区分において第1フラップ64をおむつ20から引き裂いて離さすことによって取り除かれてもよい。例えば、図16は第1フラップ64が第2フラップ66から離れて保持され、おむつの一部分に付着している1つの実施形態を示す。この実施形態において、第1フラップ64は刻み目、又は穿孔96において第1フラップを引き裂いて離すことによって解放されてもよい。好ましくは、保持機構は、第1フラップ64を、第1フラップ64又はおむつ20の予め弱化した区分に沿った部分以外はおむつ20の第1フラップ、又はその他の部分を損傷する、又は引き裂くことなく自由にする。
【0063】
図17から19に示されるように、本発明の締着装置40は、受容部材60の締着要素68、及び係合部材の締着要素72を包含する主要ファスナに加えて、補足的ファスナ44も又、包含してもよい。補足的ファスナ44は、ファスナの異なる利点が利用されるように、主要ファスナとは異なる種類のファスナを包含してもよい。例えば、高い剥離抵抗を有するファスナは、もし主要ファスナが高い剪断抵抗を有する場合、そしてそのため締着装置40全体が高い剥離へ、及び高い剪断への抵抗の双方を有することがある場合、二次的なファスナとして使用されてもよい。二次的ファスナは、フック、ループ、スナップ、接着剤、粘着、磁石、タブ及びスロットファスナ、相互固定突起及び受容器ファスナ、バックル、又はこれらの組み合わせ、又はその他のファスナといったような、1つ、又はそれ以上のあらゆる既知の締着手段を包含してもよい。二次的ファスナは、受容部材60、及び係合部材70上に位置する主要ファスナに垂直に、及び/又は水平に整列させる手段も又、提供してもよい。
【0064】
1つの特定の実施形態において、本発明の締着装置40は二次的ファスナとして相互固定タブ及びスロットファスナを包含してもよい。この実施形態において、受容部材60はスロット及びタブを包含してもよく、そして係合部材70は受容部材60のスロット又はタブと、それぞれ係合するタブ又はスロットを包含してもよい。例えば、図17に示すように、受容部材は1つ、又はそれ以上のフラップ62内に配置されるスロット84を包含し、そして係合部材は受容部材60のスロット84を通過してもよいタブ102を包含してもよい。スロット84は中央寄り端部83、及び外側寄り端部85を包含する。スロット84の中央寄り端部83は、スロットの外側寄り端部85の横方向中央寄りに位置する。タブ102は長さ103、近位端部104、遠位端部105、及びリップ部分106を包含する。タブ102は、締着装置40の相互固定タブ及びスロットファスナと係合するスロット84を通過してもよい。締着構成において、タブ102の少なくともリップ部分106は、タブ102がスロット84から外れるのを防止するスロット84の外側寄り端部85に重なり合う。本発明の締着装置40に使用されてもよいタブ及びスロットファスナの実施例は、クライン(Mark J. Kline)らによって出願され、プロクター&ギャンブル社(Procter & Gamble Company)へ譲渡された「吸収性の物品締着装置(Absorbent Article Fastening Device)」という名称の、同時係属の米国特許出願シリアル番号09/143184に詳細に記載され、これは本明細書に参照によって組み入れられる。
【0065】
図19は、本発明の締着装置40において二次的ファスナとして使用されてもよいタブ及びスロットファスナのもう1つの実施形態である。この実施形態において、受容部材60は、図17の実施例に示され、説明されるようなスロット84を包含してもよい。スロット84は中央寄り端部83、外側寄り端部85、及び2つの側方端部86を有してもよい。係合部材70は、首部107、及び頭部112を有するタブを包含してもよい。首部107は、遠位端部75、近位端部、第1側方端部78、又は第2側方端部77等の係合部材70の端部に沿って係合部材70に付着してもよい。あるいは、首部107は係合部材70の第1表面74、又は第2表面76のあらゆる部分上で係合部材70に連結されてもよい。首部107は、頭部112に隣接して位置する首幅108を有し、そして頭部112は首部に隣接して位置する頭部幅113を有する。図19に示されるものといったような1つの実施形態において、頭部幅113は、タブが首部107の側方端部109を超えて延在する少なくとも1つのリップ101を包含してもよいように、首部幅108よりも大きくてもよい。(図19は2つのリップ101を包含するタブの実施形態を示す。)このように、タブ102及びスロット84が締着構成にある時、頭部112の少なくとも1つのリップ101はスロット84の少なくとも1つの側方端部86に係合し、タブ102がスロット84から外れるのを防止してもよい。図19A、及び19Bに示されるように、タブ102は、タブ102から横方向外側へ延在し、そして/又はタブ102の1つ、又は双方の面114に垂直な、少なくとも1つのフランジ111を包含してもよく、そして側方端部86、中央寄り端部83、及び/又はスロット84の外側寄り端部85の少なくとも1つに係合して、タブ102がスロット84から外れるのを防止してもよい。
【0066】
更にもう1つの実施形態において、本発明の締着装置40は二次的ファスナとして相互固定突起及び受容器を包含してもよい。この実施形態において、受容部材60は突起、又は受容器を包含してもよく、そして係合部材70は受容部材60の突起及び受容器にそれぞれ係合する突起、又は受容器を包含する。例えば、図18は受容部材60が受容部材60のヒンジ90に隣接して位置する受容器54を包含してもよい、実施形態を示す。しかし、受容器54は別の方法として、又はそれに加えて、1つ、又はそれ以上のフラップ62のどこかに位置してもよい。図18に示される係合部材70は、受容部材60の受容器54とスライドできるように係合可能であってもよいし、又はそこへ嵌め込んでもよい、突起56を包含する。受容器54は更に、キャップ58、又は突起がキャップを超えてスライドするのを防止する、受容器54の1つ、又はそれ以上の末端部上のその他の形状の停止を包含してもよい。例えば、突起56が受容器54の最上部端部へとスライドして行ってもよく、そして突起56の底部端部が受容器54の底部端部上のキャップ58と接触するようになるまで受容器54へとスライドして行ってもよいように、受容器54は受容器54の底部端部上のキャップ58を包含してもよい。受容器54は又、双方の末端部上のキャップ58をも包含してもよく、そして突起部56は受容器54へと嵌め込んでもよく、そしてキャップは突起56が受容器54の外へと滑り出すのを防止してもよい。これらの実施形態において、係合部材70の締着要素72は受容部材の締着要素68と水平、及び垂直のいずれか、又は両方において一列に整列してもよく、これによって締着要素68、及び72の適切な接触を確実にする。
【0067】
ある実施形態において、フラップ締着要素68は第1フラップ64、及び/又は第2フラップ66と一体であってもよい。同様に、係合部材70の締着要素72は係合部材70と一体であってもよい。例えば、第1フラップ64、第2フラップ66、又は係合部材70のいずれかは、締着材料で作られてもよく、それはループ材料、フック材料、又は締着テープを包含するが、それに限定されない。ある好ましい実施形態において、製品の外側表面の少なくとも一部は締着材料であってもよく、そして少なくとも1つの締着要素68、又は締着装置40の係合部材締着要素72を形成してもよい。例えば、耳部、又は側部パネルの外側表面は、フック又はループ材料等の締着材料で作られてもよく、そして係合部材70を形成してもよい。一体型バックシートランディング領域として好適な代表的なループタイプ材料は、前に参照された1997年1月21日にキング(King)らへ発行された「再締着可能な締着装置のための不織布雌部材(Nonwoven Female Component For Refastenable Fastening Device)」という名称の米国特許第5,595,567号、1997年4月29日にバーグマン(Bergman)らへ発行された「再締着可能な締着装置のための雌部材(Female Component For Refastenable Fastening Device)」という名称の米国特許第5,624,427号、及び1998年4月7日にクライン(Kline)らへ発行された「一体のバックシートランディング領域を有する使いすておむつ(Disposable Diaper With Integral Backsheet Landing Zone)」という名称の米国特許第5,735,840号において開示される。
【0068】
更にもう1つの実施形態において、受容部材60、及び/又は係合部材70は、少なくとも延伸性のある部分、そして好ましくはエラストマ材の部分を包含してもよい。延伸性のある、又はエラストマ材の部分は、受容部材60の1つ、又は両方のフラップ62であってもよく、そして好ましくは延伸性の、及び/又はエラストマ材の部分が、一度係合部材70、及び受容部材60が着用構成において構成されるように、フラップ締着要素68の横方向中央寄りに位置し、延伸性の、及び/又はエラストマ材の部分は、着用者が動くにつれて伸ばされ、そして着用者に順応するように自由に離れて伸び、そして/又は縮小する。同様に、もし延伸性の、及び/又はエラストマ材の部分が受容部材60上にある場合、好ましくは一旦係合部材70、及び受容部材60が着用構成において構成されるように、締着要素72の横方向中央寄りに位置し、延伸性の、及び/又はエラストマ材の部分は、着用者が動くにつれて伸ばされ、そして着用者に順応した後に自由に離れて伸び、そして/又は縮小する。
【0069】
更にその他の好ましい実施形態において、受容部材60のフラップ62は、ロブルス(Robles)に発行された米国特許第6,004,306号、及び第5,997,521号、及びダンロー(Don Roe)の名前で公開されたPCT国際特許公開WO95/13775に記載されるような、分離した腰部、及び大腿パネルを形成してもよく、これらの各々は参照によって組み入れられる。腰部、及び大腿パネルは非延伸性、延伸性、又はエラストマ材であってもよい。最も好ましくは、腰部、又は大腿パネルの少なくとも1つのパネルがエラストマ材である。いずれの場合でも、フラップ62は腰部、及び大腿パネルを形成し、係合部材70の締着要素72は、第2腰部領域へ第1腰部領域をしっかりと固定すると本明細書で既に説明されたように、腰部パネルフラップ62、及び大腿パネルフラップ62条のフラップ締着要素68と噛み合う。このような実施形態において、フラップが物品へ付着する位置は、同一の長手方向、又は側方空間の少なくとも一部を占めてもよく、又はいずれの共通の長手方向、又は側方空間を共有しなくてもよい。このように、第1フラップ64が物品に結合される位置は、第2フラップ66が物品に結合される位置から、少なくとも部分的に横方向に、及び/又は長手方向にずれる位置であってもよい。いずれの場合でも、腰部、及び大腿パネルを包含する実施形態において、好ましくは受容部材60は着用者の身体の腰部後方に対して置かれることを意図とする製品の腰部領域に付着される。
【0070】
その他の好ましい実施形態において、製品は少なくとも部分的に予め締着されて消費者へと届けられてもよい。例えば、少なくとも1つの受容部材60の少なくとも1つのフラップ62のフラップ締着要素68は、物品製造の間、少なくとも1つの係合部材70の締着要素72に結合されてもよい。好ましくは、物品製造の間、第1フラップ64のフラップ締着要素68は、係合部材70の第1表面74上の締着要素72に結合され、第2フラップ66のフラップ締着要素68は係合部材70の第2表面76上の締着要素72に結合される。その製造の間、製品を予め締着させることで、消費者は製品を着用者の足の上から滑らせ、そして伝統的なプルオン製品にするように、それを胴体の周りの場所に引き上げることができるようになる。更に、ユーザーがそうして選択して、パンツ、ストッキング、又は靴等の下半身に着用する衣類を取り去る必要なしに着用者の周りに物品を締着する場合、ファスナはユーザーにファスナを外すことを可能にする。
【0071】
図20、及び21は、本発明の締着装置140を包含して衛生ナプキン、又は軽度の失禁パッドを着用者のパンティ、又は下着で周りを包まれる構成において保持する、衛生ナプキン、又は軽度の失禁用パッドといったような、本発明の別の実施形態の実施例を示す。例えば、締着装置140は、衛生ナプキン120の締着ウィング121を着用者のパンティへと締着するのに使用されてもよい。衛生ナプキンのウィング121を着用者の下着へ締着することで、衛生ナプキン120が使用中適所に留まること、及び衛生ナプキン120のコアが漏れた場合に下着が汚れる恐れを減少する手段を提供することを確実にする助けとなり得る。例えば、衛生ナプキン120の締着装置140は受容部分、及び係合部分を包含してもよい。図20、及び21に示すように、例えば、受容部材160、及び係合部材170は衛生ナプキン120の長手方向端部150から外側へ延在してもよい。あるいは、受容部材160、又は係合部材170は、おむつに関して上に記載される、及び/又は図6から11に示されるいずれかの実施形態と同様の構成における衛生ナプキン120のバックシート126の一部に配置されてもよい。本発明のその他の実施形態について上述されたように、1つ、又はそれ以上の受容部材160のフラップ162は、1つ、又はそれ以上のフラップ162の1つ又はそれ以上の表面を配置する1つ、又はそれ以上のフラップ締着要素168を包含してもよく、フラップ締着要素168はフック、ループ、スナップ、接着剤、粘着、磁石、タブ及びスロットファスナ、バックル、又はこれら、又はその他のファスナのあらゆる組み合わせ等のあらゆる既知の締着手段を含んでもよい。受容部材160、及び/又は係合部材170は又、図1から14に示されるファスナに関して上に記載されるあらゆる実施形態を包含してもよい。締着装置140は主要締着装置として図20に示されるが、本発明の締着装置140は、接着剤、粘着、機械的ファスナ、ボタン、スナップ、摩擦、静電気、磁石、及び/又は当該技術分野において既知のあらゆるその他の手段等の、下着、又は下着の周りにナプキンをしっかりと固定するためのその他の手段と共同して使用されてもよい。締着装置140は又、ベルト、又はその他の衛生防具等のその他の装置へ衛生ナプキン120を締着するのに使用されてもよいし、又は廃棄構成において衛生ナプキン120を包むための手段として使用されてもよい。本発明の締着装置140が共に使用されてもよい衛生ナプキンの実施例は、1993年12月7日にヴァンティルバーグ(Van Tilburg)へ発行された「フラップを持つ形造られた衛生ナプキン(Shaped Sanitary Napkin With Flaps)」という名称の米国特許第5,267,992号、及び1995年2月14日にラバッシュ(Lavash)らへ発行された「特異な伸長性のフラップ、及び領域を有する吸収性の物品(Absorbent Article Having Flaps and Zones of Differential Extensibility)」という名称の米国特許第5,389,094号に詳細に記載され、それらの各々は本明細書に参照によって組み入れられる。
【0072】
更にもう1つの実施形態において、身体ラップは、本発明の締着装置240を包含して、着用者の腰部、胴体、脚部、足首、足、腕、手首、手、首、頭部等といったような着用者の身体部分の周りに締着する構成における身体ラップを保持してもよい。例えば、図22は、受容部分、及び係合部分を包含する締着装置240を有する本発明の身体ラップ220の1つの可能な実施形態を示す。受容部材260、及び係合部材270は、身体ラップ220の末端部250から外側へ延在してもよい。あるいは、受容部材260、及び/又は係合部材270は、おむつ、又は衛生ナプキンに関して上述された、及び/又は図に示される、いずれかの実施形態と同様な構成における身体ラップ220の内側表面224、又は外側表面224の一部の上に配置されてもよい。受容部材260の1つ、又はそれ以上のフラップ262は、1つ、又はそれ以上のフラップ262の1つ、又はそれ以上の表面に配置する1つ、又はそれ以上のフラップ締着要素268を包含してもよく、フラップ締着要素268は上述されたものなどのあらゆる既知の締着手段を含んでもよい。更に、受容部材260、及び/又は係合部材270は、図1から16に示されるファスナに関して上述された実施形態のいずれかを包含してもよい。本発明の締着装置240と共に使用されてもよい身体ラップの実施例は、1998年4月21日にオーレット(Oullette)らヘ発行された「ひし形の熱様式、及び滑り止め手段を有する弾性後方ラップ(Elastic Back Wrap Having Diamond−Shaped Thermal Pattern and Anti−slip Means)」という名称の米国特許第5,741,318号、及び1999年1月19日にクレイマー(Cramer)らへ発行された「使い捨て熱弾性ヒザラップ(Disposable Elastic Thermal Knee Wrap)」という名称の米国特許第5,860,945号に詳細に記載され、それらの各々は本明細書に参照によって組み入れられる。
【0073】
試験方法
T−剥離強度方法
剥離形態脱係合力は、次に記載されるASTM指定D5170−91の適合である「フック及びループ接触ファスナの剥離強度のための標準試験方法(「T」方法)(Standard Test Method for Peel strength (”T” method) of hook and loop touch fasteners.)」を改変した方法に従って測定される。張力試験機械を使用する剥離形態脱係合力試験を行うことに関係するその他の参照は、ASTM指定D76、「織地用張力試験のための仕様(Specifications for Tensile testing Machines for Textiles)」、及びASTM指定E4「試験機械の検証のための標準実施(Standard Practice for verification of Testing Machines)」を包含する。この方法は、Tタイプ試料によって表面締着装置の相対的剥離抵抗を測定することを意図する。T−剥離は2つの固着された、可撓性の接着剤の漸進的分離を作る負荷である。
【0074】
試験方法は、(製品の引き上げ、又は着用の間に発生可能といったような)負荷を支える主要な方向以外の方向からの、又は(製品を取り外す時といったような)負荷を支える主要な方向における、剥離形態脱係合を測定するのに使用することができる。
【0075】
装置
以下の装置が使用される:一定速度の伸展引張り試験機、ジョー、ハサミ、ロードセル、及び11ポンド(11lb.)手動ローラ。伸展引張り試験機の一定速度は、ASTM D76の要件に準じた普遍定数速度の張力試験機械である。ジョーは、同一平面内の中心を持ち、応力を加えるクランプの運動の方向に平行で、それらが完全に同一平面内に試料末端部を保持するうように整列した、2つのクランプを包含する。面は、試料全体を包含するのに十分に広くなくてはならない。試験において、ロードセルは試験されたストリップについての張力の結果が、使用された負荷範囲の20%〜80%であるように選択される。ロードセルはASTM指定E−4の仕様に合致するのが好ましい。11ポンド(11lb.)手動ローラは、直径82.6mm(3.35インチ)±2.5mm(0.1インチ)、幅44.4mm(1.75インチ)±1.3mm(0.05インチ)の寸法のスチールローラで、厚さおよそ6.4mm(0.25インチ)のゴムで被覆され、ジュロ硬度80±5のショアスケールAを有する。ローラの表面は、凹部、又は凸部偏位のいずれもない真円筒形である必要がある。ローラの質量は11ポンド±0.1ポンドである。
【0076】
設備
本試験方法の目的のために、調湿された室内とは、23.0°±1.0℃(73.4°±1.8°F)及び相対湿度50%±2%に管理された室内をいう。
【0077】
計器の準備、及び補正
以下の手順によって計器は準備され、そして補正される;
(1)製造者の指示に従って引っ張り試験機を補正する。試験されたストリップについての引っ張り試験結果が20%〜80%の使用される負荷範囲となるようにロードセルを選ぶ。
(2)ゲージの長さを38mm(1.5インチ)に設定する。
(3)計器クロスヘッドを254mm/分(10.0インチ/分)に設定する。
(4)引っ張り試験機がコンピュータインターフェイスである場合、ピーク負荷を示すようにプログラム設定する。
【0078】
試料準備
負荷を支える主要な方向以外への試験剥離について、試験される試料は次の手順に従って準備される:
(1)剥離形態が、測定される方向から可能であるかどうか判定する。もし剥離様式形態が可能でない場合は、結果は「無限剥離」として記録され、試験は行われない。例えば、ヒンジ91、及び93が、いずれかの長手方向端部からのyz平面における剥離から係合部材70を保護するため、剥離様式形態は図24乃至27に示される構造上のyz平面からは不可能である。しかし、yz平面内の剥離は、図1、2、6〜12、17〜19、21〜23、及び28に示される構造上で可能である。
(2)この方法の設備区分において述べられた条件に従って、最小限試験の前2時間試料を調湿する。
(3)第1リーダーを係合部材へ付着する。リーダーは、y方向(又は測定される負荷を支える主要な方向以外の方向)においてファスナの端部から約3インチ延在し、締着装置の最も幅広い部分とおよそ同じ幅である必要がある。リーダーは、製品上でファスナが取り付けられる材料の延長部である必要がある。これが不可能な場合、好適な材料は、物品上でファスナが付けられる材料と同様の率(modulus)、及び屈曲剛性で選択される必要がある。
(4)第2リーダーを受容部材構造に付着させる。第2フラップが物品の端部から延在する場合、リーダーは第2フラップへ付着する。あるいは、製品内で意図されるように、リーダーは、下層構造へ付着されるあらゆるフラップ、及び/又は締着要素を持つ、物品の下層構造へ付着される。リーダーは、y方向(又は測定される負荷を支える主要な方向意外の方向)においてファスナの端部から約3インチ延在し、締着装置の最も幅広い部分とおよそ同じ幅である必要がある。リーダーは、すぐ前に論ぜられたような製品のフラップ、又は下層構造等の、製品上のファスナが付けられる材料の延長部である必要がある。これが不可能な場合、好適な材料は、物品上でファスナが取り付けられる材料と同様の率(modulus)、及び屈曲剛性で選択される必要がある。
(4)係合部材を、それらの端部が製品の使用のための構成において締着された時、意図されたように整列するように、そして使用のために意図したように受容部材のあらゆるフラップを閉鎖位置へと折り畳むように、受容部材の最上部上に係合部材を置く。11ポンドローラを使用して、組み合わせた係合、及び受容部材を締着要素を包含する領域で、305mm/分の速度(12インチ/分)でローラへ追加重量を加えずに同じ方向に4回回転させて巻き込む。注:自動機械ローラは手動ローラに置き換えられてもよいが、上に記載された回転動作は実行されなくてはならない。
【0079】
負荷を支える主要な方向における試験剥離について、試験される試料は次の手順に従って準備される:
(1)この剥離の方向は、製品の意図的な取り外しを表すように主に意図され、そして試料は係合部材、及び受容部材が完全に外されるまで受容部材、及び係合部材の個別の層がばらばらに剥離されるよう準備される。このように、多重試験が行われて、相互にばらばらな全層の剥離が行われる。例えば、図2の第1フラップ64締着要素68は第1xz方向(第1フラップ64の遠位末端部から第1フラップ64の近位末端部へ)において係合部材70締着要素72から剥離されるであろう。その後、係合部材70締着要素72は第1xz方向の反対、第2xz方向(即ち、係合部材70の遠位末端部から係合部材70の近位末端部へ)における第2フラップ66締着要素68から剥離されるであろう。(図9、11、12、及び図24、及び26のフラップ64及び64に示されるように)フラップが負荷を支える主要な方向に実質的に平行なヒンジ線を包含する場合、その層は試験されない。このように、負荷を支える主要な方向に剥離されることができる層のみが試験される。
(2)この方法の設備の欄で述べられる条件に従って、試験の前最小限2時間、試料を調湿する。
(3)第1リーダーをファスナの第1部分に付着してファスナの第2部分から剥離する。どの層が剥離されるかによって、第1部分は、例えば、受容部材、又は係合部材のフラップであり得る。リーダーは、剥離が始められるよう意図され、そして締着装置の最も幅広い部分とおよそ同じ幅の端部からx方向においてファスナの端部から約3インチ延在する必要がある。リーダーは、ファスナが製品上で上に取り付けられる材料の延長部である必要がある。これが不可能な場合、好適な材料は物品上でファスナが取り付けられる材料と同様の率(modulus)、及び屈曲剛性で選択される必要がある。
(4)第2リーダーを第2部分へ付着して第1部分から剥離する。どの層が剥離されるかによって、第2部分は、例えば、係合部材、受容部材のフラップ、又は物品の下層構造であり得る。物品が物品の端部から延在する第2フラップを包含し、剥離される層が第2フラップからの係合部材である場合、リーダーは第2フラップへ取り付けられる。剥離される層が第2フラップからの係合部材(又は第2フラップのない構造における第2受容締着要素)であるあらゆるその他の場合、リーダーは、製品内に意図されるような下層構造へ付着されるあらゆるフラップ、及び/又は締着要素を有する、物品の下層構造に付着する。リーダーは、剥離が始められるよう意図され、そして締着装置の最も幅広い部分とおよそ同じ幅の端部からx方向においてファスナの端部から約3インチ延在する必要がある。リーダーは、すぐ上で論ぜられたように、物品のフラップ、又は下層構造といったような製品上でファスナが取り付けられる材料の延長部である必要がある。これが不可能な場合、好適な材料は、物品上でファスナがその上に取り付けられる材料と同様な率(modulus)、及び屈曲剛性で選択される必要がある。
(4)製品の使用のための構成において締着された時、それらの端部が意図されたように整列するように、第2部分の最上部上に第1部分を置く。11ポンドローラを使用して、組み合わせた第1、及び第2部分を締着要素を包含する領域で、速度305mm/分(12インチ/分)でローラへの追加重量を加えずに同じ方向に4回回転させ、巻き込む。注:自動機械ローラは、手動ローラに置き換えられてもよいが、上に記載の巻き動作は実行されなくてはならない。
【0080】
手順
試験手順は以下の工程に従って実行される:
(1)製造者の指示に従って計器の目盛りを修正する。
(2)リーダーの約0.75インチ(ゲージ長さ1/2)が底部クランプと連結された試料の第1端部の間にあるように、底部クランプへと第1リーダーを挿入し、クランプを閉じる。
(3)リーダーの約0.75インチ(ゲージ長さ1/2)がクランプ最上部と5gの力を超えないのに十分な張力を持つ連結された試料の間にあるように、クランプ最上部へと第2リーダーを挿入する。連結された試料の第1端部は、クランプ最上部と底部の間の大体中程である必要がある。試料はこの点で図29に示されるように見える必要があり、試験の準備ができる。
(4)張力テストを開始し、剥離の間データを収集する。
(5)資料が全部揃った時、クロスヘッドを最初の開始点(ゲージ長さ)へ戻す。
【0081】
計算
ピーク負荷を計算し、湾曲/データからニュートンで負荷を読み取る。ピーク負荷は湾曲/データでの最高点である。
本発明の特定の実施形態及び/又は個別の特性を例示し記述しているが、本発明の趣旨と範囲から逸脱することなく様々な変化と変形が可能であることは、当業者にとり明白であると考える。更に、このような実施形態及び特性の全ての組み合わせが可能であること、又これにより本発明を好ましく実施できることも明らかである。従って、付随するクレームは、本発明の範囲内にある全てのこのような変化と変形を包括するように意図したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】引き伸ばされ、物品の構造をより明確に示すように構造の一部を切り取った状態の本発明の1つの実施形態の平面図である。
【図2】本発明の締着装置の1つの実施形態の部分の部分的平面図である。
【図3】本発明の締着装置の1つの実施形態の部分的横断面図である。
【図4】本発明の締着装置の1つの実施形態の部分的横断面図である。
【図5】本発明の締着装置の1つの実施形態の部分的横断面図である。
【図6】本発明の締着装置の1つの実施形態を包含する吸収性の物品の平面図である。
【図7】区分線A−Aにおける図6の物品の横断面である。
【図8】本発明の締着装置の別の実施形態の部分的平面図である。
【図8A】区分線B−Bにおける図8の物品の横断面である。
【図9】本発明の締着装置の別の実施形態の部分的平面図である。
【図10】本発明の締着装置の別の実施形態の部分的平面図である。
【図11】本発明の締着装置の別の実施形態を包含する吸収性の物品の等測図である。
【図12】本発明の締着装置の別の実施形態を包含する吸収性の物品の等測図である。
【図13】本発明の締着装置の別の実施形態の部分的横断面図である。
【図14】本発明の締着装置の別の実施形態の部分的横断面図である。
【図15】本発明の締着装置の別の実施形態の部分的横断面図である。
【図16】本発明の締着装置の別の実施形態の部分的横断面図である。
【図17】本発明の締着装置の1つの実施形態の一部の部分的平面図である。
【図18】本発明の締着装置の1つの実施形態の一部の部分的平面図である。
【図19】本発明の締着装置の1つの実施形態の一部の部分的平面図である。
【図19A】本発明の締着装置の1つの実施形態の部分的斜視図である。
【図19B】図19Aに示される実施形態の区分線19B−19Bにおける横断面図である。
【図20】本発明の締着装置を包含する衛生ナプキン実施形態の平面図である。
【図21】図15に示される物品の区分線C−Cにおける横断面図である。
【図22】本発明の締着装置の1つの実施形態を包含する身体ラップ物品である。
【図23】着用者に締着される本発明の1つの実施形態の斜視図である。
【図24】本発明の締着装置の1つの実施形態の非締着構成における斜視図である。
【図25】図24に示される締着装置の締着構成における斜視図である。
【図26】本発明の締着装置の1つの実施形態の非締着構成における斜視図である。
【図27】図26に示される締着装置の締着構成における斜視図である。
【図28】本発明の締着装置の斜視図である。
【図29】本明細書に記載されている試験方法に従って試験された本発明の代表的な締着装置の斜視図である。

Claims (48)

  1. 少なくとも第1受容締着要素、及び第2受容締着要素を有する受容部材であって、前記第1受容締着要素は、物品へと結合される近位部分及び前記近位部分から延在する遠位部分を有するフラップ上に配置され、前記第2受容締着要素は、前記受容部材が閉鎖構成にある時に前記第1受容締着要素と概ね向かい合う関係になるよう配置される、受容部材、及び少なくとも第1係合締着要素、及びその上に配置される第2係合締着要素を有する係合部材であって、前記第1係合締着要素が少なくとも前記第1受容締着要素と係合可能であり、前記第2係合締着要素が少なくとも前記第2受容締着要素と係合可能である、係合部材、を包含する前記物品へ結合される不均衡な締着装置を含む、着用者の周りへ着用される物品。
  2. 前記第1受容締着要素が前記第2受容締着要素とは異なる種類のファスナーである、請求項1に記載の物品。
  3. 前記第1受容締着要素はフックを包含し、前記第1係合締着要素はループを包含する、請求項1に記載の物品。
  4. 前記第1受容締着要素がループを包含し、前記第1係合締着要素がフックを包含する、請求項1に記載の物品。
  5. 前記第1受容締着要素がフックを包含し、前記第1係合締着要素がフックを包含する、請求項1に記載の物品。
  6. 前記締着装置が、1つ又はそれ以上の締着要素の性能特徴、1つ又はそれ以上の締着要素の技術の種類、寸法、形状、及び位置の群の、1つ又はそれ以上において不均衡である、請求項1に記載の物品。
  7. 前記締着装置が少なくとも1.1の不均衡率を有する、請求項1に記載の物品。
  8. 前記締着装置が少なくとも1.5の不均衡率を有する、請求項1に記載の物品。
  9. 前記フラップがヒンジを包含する、請求項1に記載の物品。
  10. 前記フラップの少なくとも一部分が、延伸性及びエラストマ材の群の、1つ又はそれ以上から選択される、請求項1に記載の物品。
  11. 前記物品に結合する第2近位部分、及び前記第2近位部分から延在する第2遠位部分を有する第2フラップ、前記受容部材が閉鎖構成にある時前記第1受容締着要素と実質的に向かい合う関係になるように前記第2フラップ上に配置される、前記第2受容締着要素を更に含む、請求項1に記載の物品。
  12. 前記フラップ、及び前記第2フラップが前記物品の端部から外側へ延在する、請求項11に記載の物品。
  13. 前記第2フラップが、トップシート及びバックシートから選択される、1つ又はそれ以上の群の一部分から作られる、請求項11に記載の物品。
  14. 前記フラップ及び前記第2フラップがヒンジを包含する、請求項11に記載の物品。
  15. 前記第2フラップの前記ヒンジが前記フラップの前記ヒンジに関して異なる方向に向いている、請求項14に記載の物品。
  16. 前記ヒンジが、負荷を支える主要な方向に実質上垂直、負荷支える主要な方向に実質上平行、又は負荷支える主要な方向に実質上垂直と実質上平行の間の角度、の群の1つから選択される方向を向いていてもよい、請求項11に記載の物品。
  17. 前記物品が吸収性の物品であり、前記フラップが、トップシート及びバックシートから選択される1つ又はそれ以上の群から作られる、請求項1に記載の物品。
  18. 前記フラップが前記物品のベルトに結合されている、請求項1に記載の物品。
  19. 前記第1受容締着要素、及び前記第2受容締着要素が横方向にずれている、請求項1に記載の物品。
  20. 前記第1受容締着要素、及び前記第2受容締着要素が長手方向にずれている、請求項1に記載の物品。
  21. 前記締着装置が二次的な締着部材を包含する、請求項1に記載の物品。
  22. 前記二次的締着部材が、タブ及びスロットファスナ、相互固定突起及び受容器ファスナ、スナップ、フック、ループ、接着剤、粘着、磁石及びバックルから選択される群からの1つ又はそれ以上を包含する、請求項21に記載の物品。
  23. 前記フラップの遠位部分が使用の前に開放構成において物品へと結合される、請求項1に記載の物品。
  24. 前記フラップが、使用の前に穿孔、刻み目、ボンド、及びスリットから選択される、1つ又はそれ以上の群によって物品上に開放構成において保持される、請求項1に記載の物品。
  25. 前記物品が、吸収性の物品、使い捨ておむつ、衛生ナプキン、及び身体ラップから選択される、1つ又はそれ以上の群である、請求項1に記載の物品。
  26. 前記締着装置が負荷を支える主要な方向を有し、及び負荷を支える主要な方向以外の方向に約1000グラム以上の剥離抵抗を有する、請求項1に記載の物品。
  27. 前記締着装置が、前記負荷支える主要な方向以外の方向における前記剥離抵抗より小さい、前記負荷支える主要な方向における剥離抵抗を有する、請求項26に記載の物品。
  28. 前記係合部材が少なくとも部分的に延伸性、又は弾性である、請求項1に記載の物品。
  29. 締着要素の少なくとも1つの閉鎖部材主要軸線が負荷を支える主要な方向に傾斜した向きに向いている、請求項1に記載の物品。
  30. 前記締着要素がフックである、請求項29に記載の物品。
  31. 前記物品の前記締着装置が予め締着されている、請求項1に記載の物品。
  32. 少なくとも第1受容締着要素、及び第2受容締着要素を有する受容部材であって、前記第1受容締着要素は、物品に結合される近位部分、及び前記近位部分から延在する遠位部分を有するフラップ上に配置され、前記フラップは実質的に前記物品へ結合されておらず、前記第2受容締着要素は、前記受容部材が閉鎖構成にある時、前記第1受容締着要素と実質上向かい合う関係になるように第2フラップ上に配置される、受容部材、及び少なくとも第1係合締着要素、及びその上に配置される第2係合締着要素を有する係合部材であって、第1係合締着要素は少なくとも前記第1受容締着要素と係合可能であり、第2係合締着要素は少なくとも前記第2受容締着要素と係合可能である、係合部材、を包含する、記物品に結合される締着装置を含む、着用者の周りへ着用される物品。
  33. 前記フラップ、及び前記第2フラップが前記物品の長手方向端部から外方に延在する、請求項32に記載の物品。
  34. 前記第2フラップの多くの部分が前記物品から自由に離れて持ち上げられる、請求項32に記載の物品。
  35. 前記第2フラップの前記遠位端部が実質的に前記物品に結合されない、請求項34に記載の物品。
  36. 前記締着装置が、負荷を支える主要な方向を有し、前記負荷を支える主要な方向以外の方向に約1000グラム以上の剥離抵抗を有する、請求項32に記載の物品。
  37. 前記締着装置が、1つ又はそれ以上の締着要素の性能特徴、1つ、又はそれ上の締着要素の技術の種類、寸法形状、及び位置の群の、1つ又はそれ以上において不均衡である、請求項32に記載の物品。
  38. 少なくとも1つの締着要素が負荷を支える主要な方向に対して傾斜した向きに向いている、請求項32に記載の物品。
  39. 前記締着要素がフックである、請求項38に記載の物品。
  40. 前記受容部材の少なくとも一部分が、延伸性及びエラストマ材の群の、1つ又はそれ以上である、請求項32に記載の物品。
  41. 前記係合部材の少なくとも一部分が、延伸性及びエラストマ材の群の、1つ又はそれ以上である、請求項32に記載の物品。
  42. 少なくとも第1受容締着要素、及び第2受容締着要素を有する受容部材であって、前記第1受容締着要素は、物品へ結合される近位部分、及び前記近位部分から延在する遠位部分を有するフラップ上に配置され、前記第2受容締着要素は、前記受容部材が閉鎖構成にある時前記第1受容締着要素と実質的に向かい合うように配置され、前記受容部材は、負荷を支える主要な方向に実質上平行に向いたヒンジを有する、受容部材、及び少なくとも第1係合締着要素、及びその上に配置される第2係合締着要素を有する係合部材であって、前記第1係合締着要素が少なくとも前記第1受容締着要素と係合可能であり、前記第2係合締着要素が少なくとも前記第2受容締着要素と係合可能である、係合部材、を包含する、物品に結合される締着装置を含む、着用者の周りへ着用される吸収性の物品。
  43. 着用者の周りへ着用される物品であって、前記物品は、少なくとも第1受容締着要素、及び第2締着要素を有する受容部材であって、前記第1受容締着要素は、物品へ結合される近位部分、及び前記近位部分から延在する遠位部分を有するフラップ上に配置され、前記第2受容締着要素は、前記受容部材が閉鎖構成にある時前記第1受容締着要素と概ね向かい合う関係に配置される、受容部材、及び
    少なくとも第1係合締着要素、及びその上に配置される第2係合締着要素を有する係合部材であって、前記第1係合締着要素は、少なくとも第1受容締着要素と係合可能であり、第2係合締着要素は、少なくとも前記第2受容締着要素と締着可能である、係合部材、を包含する、物品に結合される締着装置を含み、
    前記締着装置が、負荷を支える主要な方向を有し、前記負荷を支える主要な方向以外の方向に約1000グラム以上の剥離抵抗を有する、物品。
  44. 前記締着装置が前記負荷を支える主要な方向以外の方向に約1300グラム以上の剥離抵抗を有する、請求項43に記載の物品。
  45. 前記締着装置が前記負荷を支える主要な方向以外の方向に約1600グラム以上の剥離抵抗を有する、請求項43に記載の物品。
  46. 前記締着装置が前記負荷を支える主要な方向以外の方向に約2000グラム以上の剥離抵抗を有する、請求項43に記載の物品。
  47. 前記締着装置が前記負荷を支える主要な方向以外の方向の剥離抵抗よりも小さい前記負荷を支える主要な方向における剥離抵抗を有する、請求項43に記載の物品。
  48. 前記負荷を支える主要な方向以外の前記方向が、少なくとも前記負荷を支える主要な方向から70度の角度から、前記負荷を支える主要な方向から110度の角度までの範囲を包含する、請求項43に記載の物品。
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