JP2004335634A - Esd保護ダイオード - Google Patents
Esd保護ダイオード Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004335634A JP2004335634A JP2003127840A JP2003127840A JP2004335634A JP 2004335634 A JP2004335634 A JP 2004335634A JP 2003127840 A JP2003127840 A JP 2003127840A JP 2003127840 A JP2003127840 A JP 2003127840A JP 2004335634 A JP2004335634 A JP 2004335634A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diffusion layer
- layer
- esd protection
- protection diode
- distance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Bipolar Transistors (AREA)
Abstract
【課題】電界集中による発熱に起因した電極材料の融解が抑制された、高いESD耐量を有するESD保護ダイオードを提供することを目的とする。
【解決手段】ESD保護ダイオードにおいて、コレクタ層2の幅を距離aとし、コレクタ層2のベース層3側の端とコンタクト領域8との距離を距離bとした場合、距離bが距離aの半分以上であることを特徴としている。
【選択図】 図1
【解決手段】ESD保護ダイオードにおいて、コレクタ層2の幅を距離aとし、コレクタ層2のベース層3側の端とコンタクト領域8との距離を距離bとした場合、距離bが距離aの半分以上であることを特徴としている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置に関し、特に、静電気保護回路などに用いられるESD保護ダイオードに関する。
【0002】
【従来の技術】
静電気を蓄積した人体などが半導体装置に触れた場合、電荷が半導体装置の入出力端子を介して内部に放電され、半導体装置内の素子が破壊されることがある。この静電気放電による素子の破壊現象は、静電破壊(ESD:Electro Static Destruction)と呼ばれる。
【0003】
このため、半導体装置においては、通常、静電破壊を防止するために、入出力端子と内部回路との間に保護回路が設けられている。この保護回路の構成を示す概略図を図3に示す。
【0004】
電源電圧Vccよりも高い過電圧が入力端子102に印加されたときには、ダイオード105が正方向に電流を逃し、過電圧を減衰する。また、接地電位GNDよりも低い過電圧が入力端子102に印加されたときには、ダイオード107が正方向に電流を逃し、過電圧を減衰する。そして、この減衰された過電圧が抵抗103を介して内部回路101に入力されることで、内部回路101の静電破壊保護が実現されている。この過電圧を減衰するために保護回路内に設けられたダイオード105、107は、ESD保護ダイオードと呼ばれる。
【0005】
次に、この従来のESD保護ダイオードの構造について図13および図14を参照して説明する(例えば、特許文献1参照)。図13は、従来のESD保護ダイオードの構造を示す断面図であり、図14は、従来のESD保護ダイオードの構造を示す平面図である。図14中のA−A線に沿った断面図が図13に対応している。なお、以下では、バイポーラトランジスタのコレクタとベースとによりダイオードを形成した場合を説明する。
【0006】
N型シリコン基板201の上部にコレクタ層202が設けられている。このコレクタ層202は、N型シリコン基板201よりも不純物濃度が高いN型である。また、N型シリコン基板201の上部に、P型のベース層203がコレクタ層202に離間して設けられている。そして、このベース層203の上部に、P型のベースコンタクト層204、および、N型のエミッタ層205が離間して設けられている。また、このコレクタ層202とベース層203との間には、LOCOS酸化膜206が設けられている。
【0007】
N型シリコン基板201の上面には、シリコン酸化膜207が設けられている。このシリコン酸化膜207は、コレクタコンタクト領域208、ベースコンタクト領域209、および、エミッタコンタクト領域210に開口が設けられている。コレクタコンタクト領域208には、コレクタ電極211がコレクタ層202と接続して設けられている。また、ベースコンタクト領域209、および、エミッタコンタクト領域210には、ベース/エミッタ電極212がベースコンタクト層204およびエミッタ層205と接続して設けられ、これにより、バイポーラトランジスタのベースとエミッタとの電位が等しくなっている。
【0008】
また、以上に説明した従来のESD保護ダイオードにおいては、素子面積を小さくし、かつ、抵抗を低減するため、コレクタコンタクト領域208は、コレクタ層202のベース層203側の端から、コレクタコンタクト領域208とコレクタ層202との合わせ誤差を考慮した最小寸法で配置されている。
【特許文献1】
実開平4−130436号公報(第1頁、図2)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図3に示した保護回路においては、入力端子102に正の電圧が印加されても負の電圧が印加されても、常に、2つのダイオードのうちの1つは順方向動作するが、他の一つのダイオードは逆方向動作する。すなわち、保護回路においてはダイオードの逆方向動作が必然的になされ、図13および図14に示したESD保護ダイオードのコレクタ−ベース間に逆方向の電圧が印加される。
【0010】
静電気放電によりコレクタ−ベース間に逆方向の電圧が印加されると、不純物濃度の勾配が急峻なN型シリコン基板201とコレクタ層202との境界のうち、コレクタからベースまでの電流経路上であるコレクタ層202のベース層203側に電界集中が生じ、この点を起点にして発熱が起こる。
【0011】
従来のESD保護ダイオードにおいては、この発熱によりコレクタ電極211の金属材料が融点温度まで達し、コレクタ電極211の金属材料がシリコン基板表面に溶け込むことで素子が破壊されるという問題があった。
【0012】
本発明は、以上の背景からなされたもので、電界集中による発熱に起因した電極材料の融解が抑制された、高いESD耐量を有するESD保護ダイオードを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成させるために、本発明に係るESD保護ダイオードは、第1導電型の半導体基体と、前記半導体基体の上部に設けられた、不純物濃度が前記半導体基体の不純物濃度よりも高い第1導電型の第1の拡散層と、前記半導体基体の上部において前記第1の拡散層に離間して設けられた第2導電型の第2の拡散層と、前記第2の拡散層の上部に設けられた、不純物濃度が前記第2の拡散層の不純物濃度よりも高い第2導電型のコンタクト層と、前記第1の拡散層上の第1のコンタクト領域において前記第1の拡散層と接続して設けられた第1の電極と、前記コンタクト層上の第2のコンタクト領域において前記コンタクト層と接続して設けられた第2の電極とを具備し、前記第1の拡散層の幅を距離aとし、前記第1の拡散層の前記第2の拡散層側の端と前記第1のコンタクト領域との距離を距離bとした場合、前記距離bが前記距離aの半分以上であることを特徴としている。
【0014】
また、本発明に係るESD保護ダイオードは、第1導電型の半導体基体と、前記半導体基体の上部に設けられた、不純物濃度が前記半導体基体の不純物濃度よりも高い第1導電型の第1の拡散層と、前記半導体基体の上部において前記第1の拡散層に離間して設けられた第2導電型の第2の拡散層と、前記第1の拡散層上の第1のコンタクト領域において前記第1の拡散層と接続して設けられた第1の電極と、前記第2の拡散層上の第2のコンタクト領域において前記第2の拡散層と接続して設けられた第2の電極とを具備し、前記第1の拡散層の幅を距離aとし、前記第1の拡散層の前記第2の拡散層側の端と前記第1のコンタクト領域との距離を距離bとした場合、前記距離bが前記距離aの半分以上であることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下に、本発明に係るESD保護ダイオードについての第1の実施の形態を図1乃至7を参照しながら説明する。
【0016】
まず、本実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を図1および図2を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図であり、図2は、本実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図である。図2中のA−A´線に沿った断面図が図1に対応している。なお、以下においては、半導体基体としてN型シリコン基板を例に挙げて説明する。また、以下では、バイポーラトランジスタのコレクタとベースとによりダイオードを形成した場合を説明する。
【0017】
N型シリコン基板1の上部にコレクタ層2(第1の拡散層)が設けられている。このコレクタ層2は、N型シリコン基板1よりも不純物濃度が高いN型である。また、N型シリコン基板1の上部に、P型のベース層3(第2の拡散層)がコレクタ層2に離間して設けられている。そして、このベース層3の上部に、P型のベースコンタクト層4(コンタクト層)、および、N型のエミッタ層5(第3の拡散層)が離間して設けられている。また、このコレクタ層2とベース層3との間には、素子分離層であるLOCOS酸化膜6が設けられている。コレクタ層2とベース層3との間にLOCOS酸化膜6を設けると、コレクタからベースまでの電流経路をLOCOS酸化膜6の下へと迂回させることで、コレクタ層2とN型シリコン基板1との境界における電界集中を緩和し、電界集中による発熱を抑制することができる。
【0018】
N型シリコン基板1の上面には、シリコン酸化膜7が設けられている。このシリコン酸化膜7は、コレクタコンタクト領域8(第1のコンタクト領域)、ベースコンタクト領域9(第2のコンタクト領域)、および、エミッタコンタクト領域10に開口が設けられている。コレクタコンタクト領域8には、コレクタ電極11(第1の電極)がコレクタ層2と接続して設けられている。また、ベースコンタクト領域9、および、エミッタコンタクト領域10には、ベース/エミッタ電極12(第2の電極)がベースコンタクト層4およびエミッタ層5と接続して設けられ、これにより、バイポーラトランジスタのベースとエミッタとの電位が等しくなっている。
【0019】
ここで、コレクタ層2のコレクタ−ベース方向の幅をaとし、コレクタ層2のベース層3側の端とコレクタコンタクト領域8との距離をbとすると、距離bが距離aの半分以上となっている。すなわち、コレクタ層2が設けられた領域(以下、コレクタ領域)をベース層3からの距離によりベース層3から遠い領域と近い領域とに二等分した場合、コレクタコンタクト領域8が、コレクタ領域のうちのベース層3から遠い領域に設けられている。
【0020】
また、以上に説明した本実施の形態に係るESD保護ダイオードにおいては、バイポーラトランジスタのP型のベース(ベース層3)とN型のコレクタ(N型シリコン基板1およびコレクタ層2)によりダイオードが形成されている。
【0021】
次に、本実施の形態に係るESD保護ダイオードが設けられた保護回路の構成について図3を参照しながら説明する。図3は、本実施の形態に係る保護回路の構成を示す概略図である。
【0022】
静電気放電から保護しようとする内部回路101と入力端子102との間に、入力端子101から入力される過電圧が直接に内部回路101に印加されることを防止する抵抗103が設けられている。そして、入力端子102と電極104との間にダイオード105が設けられ、入力端子102と電極106との間にダイオード107が設けられている。また、電極104には電源電圧Vccが印加され、電極106は接地電位GNDに接地されている。ここで、ダイオード105、107がESD保護ダイオードである。
【0023】
本実施の形態に係るESD保護ダイオードを、図3に示した保護回路においてダイオード105として用いる場合には、ベース/エミッタ電極12を入力端子102に接続し、コレクタ電極11を電極104に接続する。一方、ダイオード107として用いる場合には、コレクタ電極11を入力端子102に接続し、ベース/エミッタ電極12を電極106に接続する。
【0024】
次に、本実施の形態に係るESD保護ダイオードのESD試験結果を図4に示す。斜線を施していないものは、マシンモデル(MM:Machine Model)により試験したものを示し、斜線を施したものは、人体モデル(HBM:Human Body Model)により試験したものを示している。縦軸は、それぞれのモデルにおけるESD耐量を示している。なお、このESD試験においては、ベース−コレクタ間に対して逆方向に印加する電圧を徐々に上げていき、ESD試験前のダイオード特性からダイオード特性が変化した時点の電圧をESD耐量としている。また、上述した距離aと距離bとの関係を、本実施の形態に係るESD保護ダイオードはb/a≒0.78とし、図13および図14に示した従来のESD保護ダイオードはb/a≒0.08としている。従来のESD保護ダイオードに比較して、本実施の形態に係るESD保護ダイオードは、マシンモデル、人体モデルともに、ESD耐量が大幅に向上されている。
【0025】
静電気放電によりコレクタ−ベース間に逆方向の電圧が印加された場合、不純物濃度の勾配が急峻なコレクタ層2とN型シリコン基板1との境界のうち、コレクタからベースまでの電流経路上であるコレクタ層2のベース側に電界集中が生じ、この点を起点にして発熱が起こる。しかし、本実施の形態に係るESD保護ダイオードは、発熱の起点となるコレクタ層2のベース側の端からコレクタ電極11が十分に離間して設けられ、従来のESD保護ダイオードに比較して、コレクタ電極11の金属材料が融解温度まで到達しにくい。このため、本実施の形態に係るESD保護ダイオードは、コレクタ電極11の融解により素子が破壊されにくく、結果的に、高いESD耐量を実現している。ESD保護ダイオードのESD耐量が向上すると、高い過電圧が入力端子102に印加された場合にもESD保護ダイオードが破壊されることなく過電圧を減衰するため、より静電気の生じやすい環境において、静電気放電による過電圧から内部回路101を保護することが可能となる。
【0026】
また、本実施の形態に係るESD保護ダイオードは、バイポーラトランジスタをダイオードとして用いている。このため、回路構成に使用されていない予備のバイポーラトランジスタへの配線の追加により、本実施の形態に係るESD保護ダイオードを容易に設けることができる。
【0027】
次に、本実施の形態の第1の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を図5を参照しながら説明する。図5は、本実施の形態の第1の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図である。なお、図5中のA−A´線に沿った断面図は図1に示したものと同一である。
【0028】
コレクタ層2がベース層3を囲んで設けられている。コレクタ層2をベース層3を囲んで設けると、コレクタ層2とN型シリコン基板1との接触面積が大きくなり、順方向動作時の電流量を増大させることができる。
【0029】
次に、本実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を図6および図7を参照しながら説明する。図6は、本実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図であり、図7は、本実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図である。図7中のA−A´線に沿った断面図が図6に対応している。
【0030】
図1および図2中に示したベース層3およびベースコンタクト層4に代えて、ベース層13(第2の拡散層)が設けられている。そして、ベースコンタクト領域9、および、エミッタコンタクト領域10には、ベース/エミッタ電極12(第2の電極)がベース層13およびエミッタ層5と接続して設けられている。なお、ベース層13の不純物濃度は、ベース層13とベース/エミッタ電極12とのコンタクト抵抗を低減するため、ベース層3の不純物濃度よりも高くする方が望ましい。
【0031】
なお、本実施の形態の説明においては、本実施の形態に係るESD保護ダイオードが設けられる保護回路の構成を図3に示しているが、保護回路の回路構成は、これに限られない。
【0032】
また、本実施の形態においては、N型シリコン基板1を半導体基体としているが、これに限られない。例えば、P型シリコン基板を半導体基体としても構わない。この場合、各層の導電型を反対にすることにより、本実施の形態に説明した場合と同様の効果が得られる。また、N型シリコン基板1の上部にP型埋め込み層を設け、このP型埋め込み層の上に形成したN型エピタキシャル層を半導体基体としても構わない。
【0033】
更に、本実施の形態においては、エミッタとベースとの電位を共通としているが、これに限られない。例えば、本実施の形態においてエミッタとベースとを等電位としない場合でも、以上に説明したバイポーラトランジスタはダイオードとして動作し、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0034】
更に、本実施の形態においては、コレクタコンタクト領域8が複数箇所に設けられ、コレクタ電極11がコレクタ層2と複数箇所において接続しているが、これに限られない。コレクタコンタクト領域8が1箇所にのみ設けられ、コレクタ電極11がコレクタ層2と1箇所において接続していても構わない。
【0035】
更に、本実施の形態においては、コレクタ電極11の電極材料を金属材料としているが、これに限られない。
(第2の実施の形態)
以下に、本発明に係るESD保護ダイオードについての第2の実施の形態を図8乃至12を参照しながら説明する。なお、本実施の形態に係るESD保護ダイオードも、第1の実施の形態同様、図3に例示した保護回路内に設けられる。
【0036】
まず、本実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を図8および図9を参照しながら説明する。図8は、本実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図であり、図9は、本実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図である。図9中のA−A´線に沿った断面図が図8に対応している。
【0037】
N型シリコン基板14の上部にN型拡散層15(第1の拡散層)が設けられている。このN型拡散層15は、N型シリコン基板14よりも不純物濃度が高いN型である。また、N型シリコン基板14の上部に、P型拡散層16(第2の拡散層)がN型拡散層15に離間して設けられている。
【0038】
N型シリコン基板14の上面には、シリコン酸化膜17が設けられている。このシリコン酸化膜17は、コンタクト領域18、19に開口が設けられている。コンタクト領域18(第1のコンタクト領域)には、電極20(第1の電極)がN型拡散層15と接続して設けられ、コンタクト領域19(第2のコンタクト領域)には、電極21(第2の電極)がP型拡散層16と接続して設けられている。
【0039】
ここで、N型拡散層15の幅をaとし、N型拡散層15のP型拡散層16側の端とコンタクト領域との距離をbとすると、距離bが距離aの半分以上となっている。すなわち、N型拡散層15が設けられた領域(以下、N+半導体領域)をP型拡散層16からの距離によりP型拡散層から遠い領域と近い領域とに二等分した場合、電極20が、N+半導体領域のうちのP型拡散層16から遠い領域に設けられている。
【0040】
また、本実施の形態に係るESD保護ダイオードを、図1に例示した保護回路においてダイオード105として用いる場合には、電極21を入力端子102に接続し、電極20を電極104に接続する。一方、ダイオード107として用いる場合には、電極20を入力端子102に接続し、電極21を電極106に接続する。
【0041】
以上において説明した本実施の形態に係るESD保護ダイオードは、発熱の起点となるN型拡散層15のP型拡散層16側の端から電極20が十分に離間して設けられている。このため、本実施の形態に係るESD保護ダイオードは、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0042】
また、本実施の形態に係るESD保護ダイオードは、バイポーラトランジスタをダイオードとして用いる場合に比較して、素子面積を小さくすることができる。
【0043】
次に、本実施の形態の第1の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を図10を参照しながら説明する。図10は、本実施の形態の第1の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図である。なお、図10中のA−A´線に沿った断面図は図8に示したものと同一である。
【0044】
N型拡散層15がP型拡散層16を囲んで設けられている。N型拡散層15をP型拡散層16を囲んで設けると、N型拡散層15とN型シリコン基板14との接触面積が大きくなり、順方向動作時の電流量を増大させることができる。
【0045】
次に、本実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を図11および図12を参照しながら説明する。図11は、本実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図であり、図12は、本実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図である。図12中のA−A´線に沿った断面図が図11に対応している。
【0046】
図8および図9中に示したP型拡散層16に代えて、P型拡散層22(第2の拡散層)およびコンタクト層23が設けられている。そして、コンタクト領域19には、電極21(第2の電極)がコンタクト層23と接続して設けられている。ここで、コンタクト層23は、P型拡散層22よりも不純物濃度が高いP型である。
【0047】
なお、本実施の形態においては、N型シリコン基板1を半導体基体としているが、第1の実施の形態同様、これに限られない。例えば、N型シリコン基板1の上部に設けられたP型の拡散層を半導体基体としても構わない。
【0048】
また、本実施の形態においては、N型拡散層15とP型拡散層16との間に素子分離層を設けていないが、第1の実施の形態におけるLOCOS酸化膜6のような素子分離層をN型拡散層15とP型拡散層16との間に設けてもよい。N型拡散層15とP型拡散層16との間に素子分離層を設けると、N型拡散層15からP型拡散層16までの電流経路を素子分離層の下へと迂回させることで、N型拡散層15とN型シリコン基板14との境界における電界集中を緩和し、電界集中による発熱を抑制することができる。
【0049】
更に、本実施の形態においては、コンタクト領域18が複数箇所に設けられ、電極20がN型拡散層15と複数箇所において接続しているが、これに限られない。コンタクト領域18が1箇所にのみ設けられ、電極20がN型拡散層15と1箇所において接続していても構わない。
【0050】
更に、本実施の形態においては、コレクタ電極11の電極材料を金属材料としているが、第1の実施の形態同様、これに限られない。
【0051】
本発明は、実施段階ではその要旨を変更しない範囲で種々に変形することが可能である。
【0052】
以上、詳述したように、本発明に係るESD保護ダイオードの特徴をまとめると以下の通りになる。
【0053】
本発明に係るESD保護ダイオードは、第1導電型の半導体基体と、前記半導体基体の上部に設けられた、不純物濃度が前記半導体基体の不純物濃度よりも高い第1導電型の第1の拡散層と、前記半導体基体の上部において前記第1の拡散層に離間して設けられた第2導電型の第2の拡散層と、前記第2の拡散層の上部に設けられた、不純物濃度が前記第2の拡散層の不純物濃度よりも高い第2導電型のコンタクト層と、前記第1の拡散層上の第1のコンタクト領域において前記第1の拡散層と接続して設けられた第1の電極と、前記コンタクト層上の第2のコンタクト領域において前記コンタクト層と接続して設けられた第2の電極とを具備し、前記第1の拡散層の幅を距離aとし、前記第1の拡散層の前記第2の拡散層側の端と前記第1のコンタクト領域との距離を距離bとした場合、前記距離bが前記距離aの半分以上であることを特徴としている。
【0054】
また、本発明に係るESD保護ダイオードは、第1導電型の半導体基体と、前記半導体基体の上部に設けられた、不純物濃度が前記半導体基体の不純物濃度よりも高い第1導電型の第1の拡散層と、前記半導体基体の上部において前記第1の拡散層に離間して設けられた第2導電型の第2の拡散層と、前記第1の拡散層上の第1のコンタクト領域において前記第1の拡散層と接続して設けられた第1の電極と、前記第2の拡散層上の第2のコンタクト領域において前記第2の拡散層と接続して設けられた第2の電極とを具備し、前記第1の拡散層の幅を距離aとし、前記第1の拡散層の前記第2の拡散層側の端と前記第1のコンタクト領域との距離を距離bとした場合、前記距離bが前記距離aの半分以上であることを特徴としている。
【0055】
更に、本発明に係るESD保護ダイオードは、前記第2の拡散層の上部に設けられた第1導電型の第3の拡散層を更に具備することを特徴としている。
【0056】
更に、本発明に係るESD保護ダイオードは、前記第1の拡散層と前記第2の拡散層との間に設けられた素子分離層を更に具備することを特徴としている。
【0057】
更に、本発明に係るESD保護ダイオードは、前記第1の拡散層が前記第2の拡散層を囲んで設けられたことを特徴としている。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、電界集中による発熱に起因した電極材料の融解が抑制された、高いESD耐量を有するESD保護ダイオードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る保護回路の構成を示す概略図。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るESD保護ダイオードの静電破壊試験結果を示すグラフ。
【図5】本発明の第1の実施の形態の第1の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図。
【図10】本発明の第2の実施の形態の第1の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図。
【図11】本発明の第2の実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図。
【図12】本発明の第2の実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図。
【図13】従来のESD保護ダイオードの構造を示す断面図。
【図14】従来のESD保護ダイオードの構造を示す平面図。
【符号の説明】
1、14…N型シリコン基板
2…コレクタ層
3…ベース層
4…ベースコンタクト層
5…エミッタ層
6…LOCOS酸化膜
7…シリコン酸化膜
8…コレクタコンタクト領域
9…ベースコンタクト領域
10…エミッタコンタクト領域
11…コレクタ電極
12…ベース/エミッタ電極
15…N型拡散層
16、22…P型拡散層
17…シリコン酸化膜
18、19…コンタクト領域
20、21…電極
23…コンタクト層
101…内部回路
102…入力端子
103…抵抗
104、106…電極
105、107…ダイオード
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置に関し、特に、静電気保護回路などに用いられるESD保護ダイオードに関する。
【0002】
【従来の技術】
静電気を蓄積した人体などが半導体装置に触れた場合、電荷が半導体装置の入出力端子を介して内部に放電され、半導体装置内の素子が破壊されることがある。この静電気放電による素子の破壊現象は、静電破壊(ESD:Electro Static Destruction)と呼ばれる。
【0003】
このため、半導体装置においては、通常、静電破壊を防止するために、入出力端子と内部回路との間に保護回路が設けられている。この保護回路の構成を示す概略図を図3に示す。
【0004】
電源電圧Vccよりも高い過電圧が入力端子102に印加されたときには、ダイオード105が正方向に電流を逃し、過電圧を減衰する。また、接地電位GNDよりも低い過電圧が入力端子102に印加されたときには、ダイオード107が正方向に電流を逃し、過電圧を減衰する。そして、この減衰された過電圧が抵抗103を介して内部回路101に入力されることで、内部回路101の静電破壊保護が実現されている。この過電圧を減衰するために保護回路内に設けられたダイオード105、107は、ESD保護ダイオードと呼ばれる。
【0005】
次に、この従来のESD保護ダイオードの構造について図13および図14を参照して説明する(例えば、特許文献1参照)。図13は、従来のESD保護ダイオードの構造を示す断面図であり、図14は、従来のESD保護ダイオードの構造を示す平面図である。図14中のA−A線に沿った断面図が図13に対応している。なお、以下では、バイポーラトランジスタのコレクタとベースとによりダイオードを形成した場合を説明する。
【0006】
N型シリコン基板201の上部にコレクタ層202が設けられている。このコレクタ層202は、N型シリコン基板201よりも不純物濃度が高いN型である。また、N型シリコン基板201の上部に、P型のベース層203がコレクタ層202に離間して設けられている。そして、このベース層203の上部に、P型のベースコンタクト層204、および、N型のエミッタ層205が離間して設けられている。また、このコレクタ層202とベース層203との間には、LOCOS酸化膜206が設けられている。
【0007】
N型シリコン基板201の上面には、シリコン酸化膜207が設けられている。このシリコン酸化膜207は、コレクタコンタクト領域208、ベースコンタクト領域209、および、エミッタコンタクト領域210に開口が設けられている。コレクタコンタクト領域208には、コレクタ電極211がコレクタ層202と接続して設けられている。また、ベースコンタクト領域209、および、エミッタコンタクト領域210には、ベース/エミッタ電極212がベースコンタクト層204およびエミッタ層205と接続して設けられ、これにより、バイポーラトランジスタのベースとエミッタとの電位が等しくなっている。
【0008】
また、以上に説明した従来のESD保護ダイオードにおいては、素子面積を小さくし、かつ、抵抗を低減するため、コレクタコンタクト領域208は、コレクタ層202のベース層203側の端から、コレクタコンタクト領域208とコレクタ層202との合わせ誤差を考慮した最小寸法で配置されている。
【特許文献1】
実開平4−130436号公報(第1頁、図2)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図3に示した保護回路においては、入力端子102に正の電圧が印加されても負の電圧が印加されても、常に、2つのダイオードのうちの1つは順方向動作するが、他の一つのダイオードは逆方向動作する。すなわち、保護回路においてはダイオードの逆方向動作が必然的になされ、図13および図14に示したESD保護ダイオードのコレクタ−ベース間に逆方向の電圧が印加される。
【0010】
静電気放電によりコレクタ−ベース間に逆方向の電圧が印加されると、不純物濃度の勾配が急峻なN型シリコン基板201とコレクタ層202との境界のうち、コレクタからベースまでの電流経路上であるコレクタ層202のベース層203側に電界集中が生じ、この点を起点にして発熱が起こる。
【0011】
従来のESD保護ダイオードにおいては、この発熱によりコレクタ電極211の金属材料が融点温度まで達し、コレクタ電極211の金属材料がシリコン基板表面に溶け込むことで素子が破壊されるという問題があった。
【0012】
本発明は、以上の背景からなされたもので、電界集中による発熱に起因した電極材料の融解が抑制された、高いESD耐量を有するESD保護ダイオードを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成させるために、本発明に係るESD保護ダイオードは、第1導電型の半導体基体と、前記半導体基体の上部に設けられた、不純物濃度が前記半導体基体の不純物濃度よりも高い第1導電型の第1の拡散層と、前記半導体基体の上部において前記第1の拡散層に離間して設けられた第2導電型の第2の拡散層と、前記第2の拡散層の上部に設けられた、不純物濃度が前記第2の拡散層の不純物濃度よりも高い第2導電型のコンタクト層と、前記第1の拡散層上の第1のコンタクト領域において前記第1の拡散層と接続して設けられた第1の電極と、前記コンタクト層上の第2のコンタクト領域において前記コンタクト層と接続して設けられた第2の電極とを具備し、前記第1の拡散層の幅を距離aとし、前記第1の拡散層の前記第2の拡散層側の端と前記第1のコンタクト領域との距離を距離bとした場合、前記距離bが前記距離aの半分以上であることを特徴としている。
【0014】
また、本発明に係るESD保護ダイオードは、第1導電型の半導体基体と、前記半導体基体の上部に設けられた、不純物濃度が前記半導体基体の不純物濃度よりも高い第1導電型の第1の拡散層と、前記半導体基体の上部において前記第1の拡散層に離間して設けられた第2導電型の第2の拡散層と、前記第1の拡散層上の第1のコンタクト領域において前記第1の拡散層と接続して設けられた第1の電極と、前記第2の拡散層上の第2のコンタクト領域において前記第2の拡散層と接続して設けられた第2の電極とを具備し、前記第1の拡散層の幅を距離aとし、前記第1の拡散層の前記第2の拡散層側の端と前記第1のコンタクト領域との距離を距離bとした場合、前記距離bが前記距離aの半分以上であることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下に、本発明に係るESD保護ダイオードについての第1の実施の形態を図1乃至7を参照しながら説明する。
【0016】
まず、本実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を図1および図2を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図であり、図2は、本実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図である。図2中のA−A´線に沿った断面図が図1に対応している。なお、以下においては、半導体基体としてN型シリコン基板を例に挙げて説明する。また、以下では、バイポーラトランジスタのコレクタとベースとによりダイオードを形成した場合を説明する。
【0017】
N型シリコン基板1の上部にコレクタ層2(第1の拡散層)が設けられている。このコレクタ層2は、N型シリコン基板1よりも不純物濃度が高いN型である。また、N型シリコン基板1の上部に、P型のベース層3(第2の拡散層)がコレクタ層2に離間して設けられている。そして、このベース層3の上部に、P型のベースコンタクト層4(コンタクト層)、および、N型のエミッタ層5(第3の拡散層)が離間して設けられている。また、このコレクタ層2とベース層3との間には、素子分離層であるLOCOS酸化膜6が設けられている。コレクタ層2とベース層3との間にLOCOS酸化膜6を設けると、コレクタからベースまでの電流経路をLOCOS酸化膜6の下へと迂回させることで、コレクタ層2とN型シリコン基板1との境界における電界集中を緩和し、電界集中による発熱を抑制することができる。
【0018】
N型シリコン基板1の上面には、シリコン酸化膜7が設けられている。このシリコン酸化膜7は、コレクタコンタクト領域8(第1のコンタクト領域)、ベースコンタクト領域9(第2のコンタクト領域)、および、エミッタコンタクト領域10に開口が設けられている。コレクタコンタクト領域8には、コレクタ電極11(第1の電極)がコレクタ層2と接続して設けられている。また、ベースコンタクト領域9、および、エミッタコンタクト領域10には、ベース/エミッタ電極12(第2の電極)がベースコンタクト層4およびエミッタ層5と接続して設けられ、これにより、バイポーラトランジスタのベースとエミッタとの電位が等しくなっている。
【0019】
ここで、コレクタ層2のコレクタ−ベース方向の幅をaとし、コレクタ層2のベース層3側の端とコレクタコンタクト領域8との距離をbとすると、距離bが距離aの半分以上となっている。すなわち、コレクタ層2が設けられた領域(以下、コレクタ領域)をベース層3からの距離によりベース層3から遠い領域と近い領域とに二等分した場合、コレクタコンタクト領域8が、コレクタ領域のうちのベース層3から遠い領域に設けられている。
【0020】
また、以上に説明した本実施の形態に係るESD保護ダイオードにおいては、バイポーラトランジスタのP型のベース(ベース層3)とN型のコレクタ(N型シリコン基板1およびコレクタ層2)によりダイオードが形成されている。
【0021】
次に、本実施の形態に係るESD保護ダイオードが設けられた保護回路の構成について図3を参照しながら説明する。図3は、本実施の形態に係る保護回路の構成を示す概略図である。
【0022】
静電気放電から保護しようとする内部回路101と入力端子102との間に、入力端子101から入力される過電圧が直接に内部回路101に印加されることを防止する抵抗103が設けられている。そして、入力端子102と電極104との間にダイオード105が設けられ、入力端子102と電極106との間にダイオード107が設けられている。また、電極104には電源電圧Vccが印加され、電極106は接地電位GNDに接地されている。ここで、ダイオード105、107がESD保護ダイオードである。
【0023】
本実施の形態に係るESD保護ダイオードを、図3に示した保護回路においてダイオード105として用いる場合には、ベース/エミッタ電極12を入力端子102に接続し、コレクタ電極11を電極104に接続する。一方、ダイオード107として用いる場合には、コレクタ電極11を入力端子102に接続し、ベース/エミッタ電極12を電極106に接続する。
【0024】
次に、本実施の形態に係るESD保護ダイオードのESD試験結果を図4に示す。斜線を施していないものは、マシンモデル(MM:Machine Model)により試験したものを示し、斜線を施したものは、人体モデル(HBM:Human Body Model)により試験したものを示している。縦軸は、それぞれのモデルにおけるESD耐量を示している。なお、このESD試験においては、ベース−コレクタ間に対して逆方向に印加する電圧を徐々に上げていき、ESD試験前のダイオード特性からダイオード特性が変化した時点の電圧をESD耐量としている。また、上述した距離aと距離bとの関係を、本実施の形態に係るESD保護ダイオードはb/a≒0.78とし、図13および図14に示した従来のESD保護ダイオードはb/a≒0.08としている。従来のESD保護ダイオードに比較して、本実施の形態に係るESD保護ダイオードは、マシンモデル、人体モデルともに、ESD耐量が大幅に向上されている。
【0025】
静電気放電によりコレクタ−ベース間に逆方向の電圧が印加された場合、不純物濃度の勾配が急峻なコレクタ層2とN型シリコン基板1との境界のうち、コレクタからベースまでの電流経路上であるコレクタ層2のベース側に電界集中が生じ、この点を起点にして発熱が起こる。しかし、本実施の形態に係るESD保護ダイオードは、発熱の起点となるコレクタ層2のベース側の端からコレクタ電極11が十分に離間して設けられ、従来のESD保護ダイオードに比較して、コレクタ電極11の金属材料が融解温度まで到達しにくい。このため、本実施の形態に係るESD保護ダイオードは、コレクタ電極11の融解により素子が破壊されにくく、結果的に、高いESD耐量を実現している。ESD保護ダイオードのESD耐量が向上すると、高い過電圧が入力端子102に印加された場合にもESD保護ダイオードが破壊されることなく過電圧を減衰するため、より静電気の生じやすい環境において、静電気放電による過電圧から内部回路101を保護することが可能となる。
【0026】
また、本実施の形態に係るESD保護ダイオードは、バイポーラトランジスタをダイオードとして用いている。このため、回路構成に使用されていない予備のバイポーラトランジスタへの配線の追加により、本実施の形態に係るESD保護ダイオードを容易に設けることができる。
【0027】
次に、本実施の形態の第1の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を図5を参照しながら説明する。図5は、本実施の形態の第1の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図である。なお、図5中のA−A´線に沿った断面図は図1に示したものと同一である。
【0028】
コレクタ層2がベース層3を囲んで設けられている。コレクタ層2をベース層3を囲んで設けると、コレクタ層2とN型シリコン基板1との接触面積が大きくなり、順方向動作時の電流量を増大させることができる。
【0029】
次に、本実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を図6および図7を参照しながら説明する。図6は、本実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図であり、図7は、本実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図である。図7中のA−A´線に沿った断面図が図6に対応している。
【0030】
図1および図2中に示したベース層3およびベースコンタクト層4に代えて、ベース層13(第2の拡散層)が設けられている。そして、ベースコンタクト領域9、および、エミッタコンタクト領域10には、ベース/エミッタ電極12(第2の電極)がベース層13およびエミッタ層5と接続して設けられている。なお、ベース層13の不純物濃度は、ベース層13とベース/エミッタ電極12とのコンタクト抵抗を低減するため、ベース層3の不純物濃度よりも高くする方が望ましい。
【0031】
なお、本実施の形態の説明においては、本実施の形態に係るESD保護ダイオードが設けられる保護回路の構成を図3に示しているが、保護回路の回路構成は、これに限られない。
【0032】
また、本実施の形態においては、N型シリコン基板1を半導体基体としているが、これに限られない。例えば、P型シリコン基板を半導体基体としても構わない。この場合、各層の導電型を反対にすることにより、本実施の形態に説明した場合と同様の効果が得られる。また、N型シリコン基板1の上部にP型埋め込み層を設け、このP型埋め込み層の上に形成したN型エピタキシャル層を半導体基体としても構わない。
【0033】
更に、本実施の形態においては、エミッタとベースとの電位を共通としているが、これに限られない。例えば、本実施の形態においてエミッタとベースとを等電位としない場合でも、以上に説明したバイポーラトランジスタはダイオードとして動作し、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0034】
更に、本実施の形態においては、コレクタコンタクト領域8が複数箇所に設けられ、コレクタ電極11がコレクタ層2と複数箇所において接続しているが、これに限られない。コレクタコンタクト領域8が1箇所にのみ設けられ、コレクタ電極11がコレクタ層2と1箇所において接続していても構わない。
【0035】
更に、本実施の形態においては、コレクタ電極11の電極材料を金属材料としているが、これに限られない。
(第2の実施の形態)
以下に、本発明に係るESD保護ダイオードについての第2の実施の形態を図8乃至12を参照しながら説明する。なお、本実施の形態に係るESD保護ダイオードも、第1の実施の形態同様、図3に例示した保護回路内に設けられる。
【0036】
まず、本実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を図8および図9を参照しながら説明する。図8は、本実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図であり、図9は、本実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図である。図9中のA−A´線に沿った断面図が図8に対応している。
【0037】
N型シリコン基板14の上部にN型拡散層15(第1の拡散層)が設けられている。このN型拡散層15は、N型シリコン基板14よりも不純物濃度が高いN型である。また、N型シリコン基板14の上部に、P型拡散層16(第2の拡散層)がN型拡散層15に離間して設けられている。
【0038】
N型シリコン基板14の上面には、シリコン酸化膜17が設けられている。このシリコン酸化膜17は、コンタクト領域18、19に開口が設けられている。コンタクト領域18(第1のコンタクト領域)には、電極20(第1の電極)がN型拡散層15と接続して設けられ、コンタクト領域19(第2のコンタクト領域)には、電極21(第2の電極)がP型拡散層16と接続して設けられている。
【0039】
ここで、N型拡散層15の幅をaとし、N型拡散層15のP型拡散層16側の端とコンタクト領域との距離をbとすると、距離bが距離aの半分以上となっている。すなわち、N型拡散層15が設けられた領域(以下、N+半導体領域)をP型拡散層16からの距離によりP型拡散層から遠い領域と近い領域とに二等分した場合、電極20が、N+半導体領域のうちのP型拡散層16から遠い領域に設けられている。
【0040】
また、本実施の形態に係るESD保護ダイオードを、図1に例示した保護回路においてダイオード105として用いる場合には、電極21を入力端子102に接続し、電極20を電極104に接続する。一方、ダイオード107として用いる場合には、電極20を入力端子102に接続し、電極21を電極106に接続する。
【0041】
以上において説明した本実施の形態に係るESD保護ダイオードは、発熱の起点となるN型拡散層15のP型拡散層16側の端から電極20が十分に離間して設けられている。このため、本実施の形態に係るESD保護ダイオードは、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0042】
また、本実施の形態に係るESD保護ダイオードは、バイポーラトランジスタをダイオードとして用いる場合に比較して、素子面積を小さくすることができる。
【0043】
次に、本実施の形態の第1の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を図10を参照しながら説明する。図10は、本実施の形態の第1の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図である。なお、図10中のA−A´線に沿った断面図は図8に示したものと同一である。
【0044】
N型拡散層15がP型拡散層16を囲んで設けられている。N型拡散層15をP型拡散層16を囲んで設けると、N型拡散層15とN型シリコン基板14との接触面積が大きくなり、順方向動作時の電流量を増大させることができる。
【0045】
次に、本実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を図11および図12を参照しながら説明する。図11は、本実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図であり、図12は、本実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図である。図12中のA−A´線に沿った断面図が図11に対応している。
【0046】
図8および図9中に示したP型拡散層16に代えて、P型拡散層22(第2の拡散層)およびコンタクト層23が設けられている。そして、コンタクト領域19には、電極21(第2の電極)がコンタクト層23と接続して設けられている。ここで、コンタクト層23は、P型拡散層22よりも不純物濃度が高いP型である。
【0047】
なお、本実施の形態においては、N型シリコン基板1を半導体基体としているが、第1の実施の形態同様、これに限られない。例えば、N型シリコン基板1の上部に設けられたP型の拡散層を半導体基体としても構わない。
【0048】
また、本実施の形態においては、N型拡散層15とP型拡散層16との間に素子分離層を設けていないが、第1の実施の形態におけるLOCOS酸化膜6のような素子分離層をN型拡散層15とP型拡散層16との間に設けてもよい。N型拡散層15とP型拡散層16との間に素子分離層を設けると、N型拡散層15からP型拡散層16までの電流経路を素子分離層の下へと迂回させることで、N型拡散層15とN型シリコン基板14との境界における電界集中を緩和し、電界集中による発熱を抑制することができる。
【0049】
更に、本実施の形態においては、コンタクト領域18が複数箇所に設けられ、電極20がN型拡散層15と複数箇所において接続しているが、これに限られない。コンタクト領域18が1箇所にのみ設けられ、電極20がN型拡散層15と1箇所において接続していても構わない。
【0050】
更に、本実施の形態においては、コレクタ電極11の電極材料を金属材料としているが、第1の実施の形態同様、これに限られない。
【0051】
本発明は、実施段階ではその要旨を変更しない範囲で種々に変形することが可能である。
【0052】
以上、詳述したように、本発明に係るESD保護ダイオードの特徴をまとめると以下の通りになる。
【0053】
本発明に係るESD保護ダイオードは、第1導電型の半導体基体と、前記半導体基体の上部に設けられた、不純物濃度が前記半導体基体の不純物濃度よりも高い第1導電型の第1の拡散層と、前記半導体基体の上部において前記第1の拡散層に離間して設けられた第2導電型の第2の拡散層と、前記第2の拡散層の上部に設けられた、不純物濃度が前記第2の拡散層の不純物濃度よりも高い第2導電型のコンタクト層と、前記第1の拡散層上の第1のコンタクト領域において前記第1の拡散層と接続して設けられた第1の電極と、前記コンタクト層上の第2のコンタクト領域において前記コンタクト層と接続して設けられた第2の電極とを具備し、前記第1の拡散層の幅を距離aとし、前記第1の拡散層の前記第2の拡散層側の端と前記第1のコンタクト領域との距離を距離bとした場合、前記距離bが前記距離aの半分以上であることを特徴としている。
【0054】
また、本発明に係るESD保護ダイオードは、第1導電型の半導体基体と、前記半導体基体の上部に設けられた、不純物濃度が前記半導体基体の不純物濃度よりも高い第1導電型の第1の拡散層と、前記半導体基体の上部において前記第1の拡散層に離間して設けられた第2導電型の第2の拡散層と、前記第1の拡散層上の第1のコンタクト領域において前記第1の拡散層と接続して設けられた第1の電極と、前記第2の拡散層上の第2のコンタクト領域において前記第2の拡散層と接続して設けられた第2の電極とを具備し、前記第1の拡散層の幅を距離aとし、前記第1の拡散層の前記第2の拡散層側の端と前記第1のコンタクト領域との距離を距離bとした場合、前記距離bが前記距離aの半分以上であることを特徴としている。
【0055】
更に、本発明に係るESD保護ダイオードは、前記第2の拡散層の上部に設けられた第1導電型の第3の拡散層を更に具備することを特徴としている。
【0056】
更に、本発明に係るESD保護ダイオードは、前記第1の拡散層と前記第2の拡散層との間に設けられた素子分離層を更に具備することを特徴としている。
【0057】
更に、本発明に係るESD保護ダイオードは、前記第1の拡散層が前記第2の拡散層を囲んで設けられたことを特徴としている。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、電界集中による発熱に起因した電極材料の融解が抑制された、高いESD耐量を有するESD保護ダイオードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る保護回路の構成を示す概略図。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るESD保護ダイオードの静電破壊試験結果を示すグラフ。
【図5】本発明の第1の実施の形態の第1の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図。
【図10】本発明の第2の実施の形態の第1の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図。
【図11】本発明の第2の実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す断面図。
【図12】本発明の第2の実施の形態の第2の変形例に係るESD保護ダイオードの構造を示す平面図。
【図13】従来のESD保護ダイオードの構造を示す断面図。
【図14】従来のESD保護ダイオードの構造を示す平面図。
【符号の説明】
1、14…N型シリコン基板
2…コレクタ層
3…ベース層
4…ベースコンタクト層
5…エミッタ層
6…LOCOS酸化膜
7…シリコン酸化膜
8…コレクタコンタクト領域
9…ベースコンタクト領域
10…エミッタコンタクト領域
11…コレクタ電極
12…ベース/エミッタ電極
15…N型拡散層
16、22…P型拡散層
17…シリコン酸化膜
18、19…コンタクト領域
20、21…電極
23…コンタクト層
101…内部回路
102…入力端子
103…抵抗
104、106…電極
105、107…ダイオード
Claims (5)
- 第1導電型の半導体基体と、
前記半導体基体の上部に設けられた、不純物濃度が前記半導体基体の不純物濃度よりも高い第1導電型の第1の拡散層と、
前記半導体基体の上部において前記第1の拡散層に離間して設けられた第2導電型の第2の拡散層と、
前記第2の拡散層の上部に設けられた、不純物濃度が前記第2の拡散層の不純物濃度よりも高い第2導電型のコンタクト層と、
前記第1の拡散層上の第1のコンタクト領域において前記第1の拡散層と接続して設けられた第1の電極と、
前記コンタクト層上の第2のコンタクト領域において前記コンタクト層と接続して設けられた第2の電極とを具備し、
前記第1の拡散層の幅を距離aとし、前記第1の拡散層の前記第2の拡散層側の端と前記第1のコンタクト領域との距離を距離bとした場合、前記距離bが前記距離aの半分以上であることを特徴とするESD保護ダイオード。 - 第1導電型の半導体基体と、
前記半導体基体の上部に設けられた、不純物濃度が前記半導体基体の不純物濃度よりも高い第1導電型の第1の拡散層と、
前記半導体基体の上部において前記第1の拡散層に離間して設けられた第2導電型の第2の拡散層と、
前記第1の拡散層上の第1のコンタクト領域において前記第1の拡散層と接続して設けられた第1の電極と、
前記第2の拡散層上の第2のコンタクト領域において前記第2の拡散層と接続して設けられた第2の電極とを具備し、
前記第1の拡散層の幅を距離aとし、前記第1の拡散層の前記第2の拡散層側の端と前記第1のコンタクト領域との距離を距離bとした場合、前記距離bが前記距離aの半分以上であることを特徴とするESD保護ダイオード。 - 前記第2の拡散層の上部に設けられた第1導電型の第3の拡散層を更に具備することを特徴とする請求項1または2のいずれか1項記載のESD保護ダイオード。
- 前記第1の拡散層と前記第2の拡散層との間に設けられた素子分離層を更に具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のESD保護ダイオード。
- 前記第1の拡散層が前記第2の拡散層を囲んで設けられたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のESD保護ダイオード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003127840A JP2004335634A (ja) | 2003-05-06 | 2003-05-06 | Esd保護ダイオード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003127840A JP2004335634A (ja) | 2003-05-06 | 2003-05-06 | Esd保護ダイオード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004335634A true JP2004335634A (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=33504205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003127840A Pending JP2004335634A (ja) | 2003-05-06 | 2003-05-06 | Esd保護ダイオード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004335634A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20100088087A (ko) * | 2009-01-29 | 2010-08-06 | 세이코 인스트루 가부시키가이샤 | 반도체 디바이스 |
| KR100993404B1 (ko) | 2009-03-23 | 2010-11-09 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 정전기 보호회로 및 이를 구비한 유기전계발광 표시장치 |
| US8188568B2 (en) | 2010-04-20 | 2012-05-29 | Panasonic Corporation | Semiconductor integrated circuit |
| JP2019195041A (ja) * | 2018-05-01 | 2019-11-07 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 静電気保護素子及び電子機器 |
| WO2019211989A1 (ja) * | 2018-05-01 | 2019-11-07 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 静電気保護素子及び電子機器 |
-
2003
- 2003-05-06 JP JP2003127840A patent/JP2004335634A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20100088087A (ko) * | 2009-01-29 | 2010-08-06 | 세이코 인스트루 가부시키가이샤 | 반도체 디바이스 |
| JP2010177434A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Seiko Instruments Inc | 半導体装置 |
| US8324687B2 (en) | 2009-01-29 | 2012-12-04 | Seiko Instruments Inc. | Semiconductor device |
| US8618606B2 (en) | 2009-01-29 | 2013-12-31 | Seiko Instruments Inc. | Semiconductor device |
| KR101634812B1 (ko) * | 2009-01-29 | 2016-06-29 | 에스아이아이 세미컨덕터 가부시키가이샤 | 반도체 디바이스 |
| KR100993404B1 (ko) | 2009-03-23 | 2010-11-09 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 정전기 보호회로 및 이를 구비한 유기전계발광 표시장치 |
| US8188568B2 (en) | 2010-04-20 | 2012-05-29 | Panasonic Corporation | Semiconductor integrated circuit |
| JP2019195041A (ja) * | 2018-05-01 | 2019-11-07 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 静電気保護素子及び電子機器 |
| WO2019211989A1 (ja) * | 2018-05-01 | 2019-11-07 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 静電気保護素子及び電子機器 |
| US11581301B2 (en) | 2018-05-01 | 2023-02-14 | Sony Corporation | Electrostatic protective element and electronic device |
| JP7258533B2 (ja) | 2018-05-01 | 2023-04-17 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 静電気保護素子及び電子機器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101097915B (zh) | 用于半导体器件的静电放电保护方法及器件 | |
| JP3949251B2 (ja) | 静電気保護回路 | |
| US6861711B2 (en) | Thick gate oxide transistor and electrostatic discharge protection utilizing thick gate oxide transistors | |
| JP2006303110A (ja) | 半導体装置 | |
| CN102844863B (zh) | 用作静电放电保护措施的晶体管组件 | |
| JP4209433B2 (ja) | 静電破壊保護装置 | |
| JP2003060059A (ja) | 保護回路および保護素子 | |
| JP2004335634A (ja) | Esd保護ダイオード | |
| JP5156331B2 (ja) | 半導体装置 | |
| US6680493B1 (en) | ESD protective transistor | |
| JP6838504B2 (ja) | 半導体装置および半導体回路装置 | |
| JP2006128293A (ja) | 半導体集積回路の静電気保護素子 | |
| JP4376348B2 (ja) | 半導体装置 | |
| JPH05505060A (ja) | 低トリガ電圧scr保護装置及び構造 | |
| JP4423466B2 (ja) | 半導体装置 | |
| JP4074074B2 (ja) | 半導体装置 | |
| JP4457620B2 (ja) | 静電破壊保護回路 | |
| JP4795613B2 (ja) | 半導体装置 | |
| JP4380215B2 (ja) | 制御ic | |
| CN213212165U (zh) | 静电放电保护结构 | |
| JP2007287919A (ja) | 温度検出機能付き半導体装置 | |
| US6597021B2 (en) | Protection circuit and semiconductor device | |
| JP3539368B2 (ja) | 半導体装置 | |
| JP2009146977A (ja) | 半導体装置 | |
| JP2021150355A (ja) | 半導体装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050415 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050606 |