JP2004332078A - 切屑処理性に優れた機械構造用快削鋼 - Google Patents
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Abstract
【課題】Pbのような有害物質を含有することなく、非常に良好な切屑処理性を得ることが可能な機械構造用快削鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.70%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.20〜3.50%、Ca:0.0003〜0.01%、S:0.020〜0.300%、Al:0.002〜0.300%、N:0.003〜0.035%、O:0.0010〜0.0080%、残部がFeおよび不可避不純物からなり、熱間圧延あるいは熱間鍛伸を実施した材料において、長径が0.5μm以上、かつ、20μm未満のMnSを主体とする硫化物の全硫化物個数に占める割合が30%以上であり、さらに、硫化物と複合あるいは単独で存在する長径が0.5μm以上、かつ、50μm未満の酸化物系介在物の個数が被検面積1mm2中において10個以上含有する切屑処理性に優れる快削鋼。
【選択図】 なし
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.70%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.20〜3.50%、Ca:0.0003〜0.01%、S:0.020〜0.300%、Al:0.002〜0.300%、N:0.003〜0.035%、O:0.0010〜0.0080%、残部がFeおよび不可避不純物からなり、熱間圧延あるいは熱間鍛伸を実施した材料において、長径が0.5μm以上、かつ、20μm未満のMnSを主体とする硫化物の全硫化物個数に占める割合が30%以上であり、さらに、硫化物と複合あるいは単独で存在する長径が0.5μm以上、かつ、50μm未満の酸化物系介在物の個数が被検面積1mm2中において10個以上含有する切屑処理性に優れる快削鋼。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
切削加工コスト削減を目的として種々の快削物質を含有させた自動車用部品をはじめとする部品用の機械構造用快削鋼に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から自動車用部品をはじめとする機械構造用鋼は、切削加工コスト削減を目的として種々の快削物質を含有させる場合が多い。代表的な快削鋼としてPb快削鋼、S快削鋼、Ca脱酸快削鋼、および、これらの複合快削鋼がある。Pb快削鋼はその基本となる鋼と比較して機械的性質の劣化が小さく、被削性改善効果、特に低速切削時の工具寿命や切屑処理性が良好であることから、最も一般的に用いられている。しかし、Pbは人体に有害であるため、近年の環境問題への関心の高まりから、世界的に使用量削減の方向にあり、Pb快削鋼においてもそれに代わる快削鋼の要求が高まっている。その場合、S快削鋼への移行が考えられるが、Sは圧延方向に延伸するMnS介在物として鋼中に存在するため多量のSを添加させると機械的性質の異方性が増大するという欠点がある。また、Ca脱酸快削鋼は、鋼中に低融点のCaO−Al2O3−SiO2系酸化物を含有しており、この酸化物が工具刃先に保護膜を生成して切屑と工具の直接接触を妨げることにより被削性を改善するものである。しかし、Ca脱酸快削鋼は超硬工具旋削等の比較的高速切削時にしか効果が認められない。さらに、Pb、S、Caをすべて複合したPb三元快削鋼も多く使用されているが、被削性は非常に優れているものの上述のPbとSの欠点は改善されたものではなく、新たな快削鋼が要求されている。
【0003】
上記のS快削鋼の機械的性質を改善するために、Caを含有させている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。この場合、さらに硬質のAl2O3をCaO−Al2O3に変化させたり硫化物で覆うため無害化されることも報告されている。
【0004】
また、六方晶BN、CaO−Al2O3、Ca−Mn−Sを含有させ、被削性改善を図っているものもある(例えば、特許文献4参照)。しかし、これらの場合、機械的性質の異方性は硫化物の形態制御により基本鋼からの劣化度合は改善されるが、被削性については種々の切削条件において必ずしも十分な結果が得られるものではなく、特にPb快削鋼の代替において最も重要な特性である切屑処理性については、必ずしもPb鋼レベルに到達していないのが現状である。
【0005】
さらに、硫化物の大きさを制御することにより、ドリル寿命を主とした被削性と強度異方性を改善した構造用鋼が発明されている(例えば、特許文献5参照)が、切屑処理性の点ではPb快削鋼代替には十分な特性が得られているとはいえない。
【0006】
【特許文献1】
特許第1981560号公報参照
【特許文献2】
特開平11−350065号公報参照
【特許文献3】
特開2000−34538号公報参照
【特許文献4】
特開平6−145889号公報参照
【特許文献5】
特開2002−180184号公報参照
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、Pbのような有害物質を含有することなく、非常に良好な切屑処理性を得ることが可能な機械構造用快削鋼を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための本発明の手段は、請求項1の発明では、質量%で、C:0.01〜0.70%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.20〜3.50%、Ca:0.0003〜0.01%、S:0.020〜0.300%、Al:0.002〜0.300%、N:0.003〜0.035%、O:0.0010〜0.0080%、残部がFeおよび不可避不純物からなり、熱間圧延あるいは熱間鍛伸を実施した材料において、長径が0.5μm以上、かつ、20μm未満のMnSを主体とする硫化物の全硫化物個数に占める割合が30%以上であり、さらに硫化物と複合あるいは単独で存在する長径が0.5μm以上、かつ、50μm未満の酸化物系介在物の個数が被検面積1mm2中において10個以上含有することを特徴とする切屑処理性に優れる快削鋼である。
【0009】
請求項2の発明では、請求項1の手段の快削鋼において、該鋼成分に加えて、質量%で、Cr:0.20〜2.50%、Mo:0.05〜1.50%、Ni:0.05〜3.50%、V:0.01〜0.50%、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.01〜0.50%のうち1種または2種以上を含有することを特徴とする切屑処理性に優れる快削鋼である。
【0010】
請求項3の発明では、請求項1または2の手段の快削鋼において、該鋼成分加えて、質量%で、Mg:0.0003〜0.01%、Zr:0.0005〜0.30%、Bi:0.01〜0.30%、B:0.0003〜0.015%のうち1種または2種以上を含有することを特徴とする切屑処理性に優れる快削鋼である。
【0011】
上記の本発明の手段の切屑処理性に優れた機械構造用快削鋼の成分限定理由を次に述べる。なお、成分の%は質量%を示す。
【0012】
(必須元素)
C:0.01〜0.70%
Cは、鋼の強度を確保するために添加する元素であるが、0.01%未満では不十分であり、0.70%超えると靭性が低下する。そこでCは0.01〜0.70%とする。
【0013】
Si:0.05〜2.00%
Siは、製鋼での脱酸のためおよび強度確保のために添加するが、0.05%未満では脱酸効果が不十分であり、2.00%超えると熱間加工性が低下する。そこでSiは0.05〜2.00%とする。
【0014】
Mn:0.20〜3.50%
Mnは、焼入性を向上させるために添加し、また、Sと硫化物を生成して被削性を向上させるために不可欠な元素であり、また、MnSはオーステナイト粒成長を抑制し組織を微細化する効果もある。しかし、0.20%未満ではこの効果が小さく、3.50%を超えると加工性が低下する。そこでMnは0.20〜3.50%とする。
【0015】
Ca:0.0003〜0.01%
Caは、硫化物形態制御による異方性改善の効果、切屑処理性改善の効果および工具上に(Mn、Ca)SとAINの保護膜を付着させることによる工具寿命の改善効果を有する。さらに、Ca系酸化物を生成し切屑処理性を改善する効果を有する。この効果は0.0003%以上で得られ、望ましくは0.001%以上であり、0.01%を超えて含有させても効果は飽和し、むしろCa添加歩留が悪くなる。そこでCaは0.0003〜0.01%とする。
【0016】
S:0.020〜0.300%
Sは、MnSや(Mn、Ca)Sなどの硫化物を形成して被削性を改善させる効果を有する。また、熱間加工のために1000℃以上に加熱した場合、オーステナイト粒成長を抑制するため非調質鋼では靭性を高める効果もある。これらの効果を得るには最低0.020%以上必要であり、望ましくは0.050%以上必要である。しかし、0.300%を超えると硫化物の応力集中効果により靭性を劣化させる。そこでSは0.020〜0.300%とする。
【0017】
Al:0.002〜0.300%
Alは、Siと同様に製鋼での脱酸のために添加し、さらに生成した複合酸化物は切屑処理性に有効に作用する。また、AlNを形成しオーステナイト粒微細化に寄与する。それらの効果を得るには0.002%以上必要であり、0.300%を超えて添加するとAl酸化物により靭性や被削性が劣化する。そこでAlは0.002〜0.300%とする。望ましくは0.003〜0.015%とする。
【0018】
N:0.003〜0.035%
Nは、強靭化のために添加する。さらにAlNなどの窒化物を生成してオーステナイト粒微細化の効果がある。その効果を得るには0.003%以上必要であり、0.035%を超えて添加してもその効果は飽和する。そこでNは0.003〜0.035%とする。望ましくは0.005〜0.020%とする。
【0019】
O:0.0010〜0.0080%
Oは、被削性に有効な酸化物を生成し、さらに硫化物の核として微細分散化させるためにも添加する。この効果を得るには0.0010%以上必要であり、0.0080%を超えて添加すると機械的性質が低下する。そこでOは0.0010〜0.0080%とする。望ましくは0.0015〜0.0050%とする。
【0020】
(選択元素)
Cr:0.20〜2.50%
Crは、Mnと同様の働きをし、焼入性を高め強度を向上させる。0.20%未満ではその効果が小さく、2.50%を超えるとコスト高となる。そこでCrは0.20〜2.50%とする。
【0021】
Mo:0.05〜1.50%
Moは、Crと同様の働きをし、焼入性を高め強度を向上させる。0.05%未満ではその効果が小さく、1.50%を超えるとコスト高となる。そこでMoは0.05〜1.50%とする。
【0022】
Ni:0.05〜3.50%
Niは、Moと同様の働きをし、焼入性を高め強度を向上させる。0.05%未満ではその効果が小さく、3.50%を超えるとコスト高となる。そこでNiは0.05〜3.50%とする。
【0023】
V:0.01〜0.50%
Nb:0.01〜0.10%
Ti:0.01〜0.50%
V、Nb、Tiは、鋼中に微細な炭窒化物を生成し、これらの析出物により熱間加工時のオーステナイト粒径を微細化し靭性を向上させる。さらにこれらの析出物の分散強化あるいは析出強化による強度向上効果もある。この効果はV、Nb、Tiともに0.01%以下では効果がない。ただし、多量に添加すると靭性が劣化するため、Vは0.50%、Nbは0.10%、Tiは0.50%を上限とする。そこでVは0.01〜0.50%、Nbは0.01〜0.10%、Tiは0.01〜0.50%とする。
【0024】
Mg:0.0003〜0.01%
Zr:0.0005〜0.30%
Bi:0.01〜0.30%
B:0.0003〜0.015%
Mg、Zrは、Caと同様に硫化物あるいは酸化物として、Biは単独または他の介在物と共存で、Bは窒化物として存在し、本発明鋼の切屑処理性をさらに改善する。さらに、Mg、Zrは硫化物形態制御元素であり、機械的異方性を改善する効果もある。これらの効果は、それぞれMg0.0003%、Zr0.0005%、Bi0.01%、B0.0003%未満では効果が小さく、Mg0.01%、Zr0.30%、Bi0.30%、B0.015%を超えて含有させても効果は飽和し、コスト高となる。そこでMg:0.0003〜0.01%、Zr:0.0005〜0.30%、Bi:0.01〜0.30%、B:0.0003〜0.015%とする。
【0025】
本発明は、Pb快削鋼と比較した場合に機械的性質はほぼ同等で、良好な被削性が得られる、特に切屑処理性がPb鋼と同等である機械構造用快削鋼を得るものであり、産業上非常に有益である。
【0026】
本発明の被削性改善効果について説明する。本発明では、製鋼工程において成分調整の他にAlやSi脱酸で溶存酸素量を15〜90ppmの間に調整し、Caを添加することで、その後の熱間圧延あるいは熱間鍛伸を施した材料中において長径が0.5μm以上、かつ、20μm未満の硫化物が全硫化物個数に占める割合が30%以上となり、さらに、硫化物と複合あるいは単独で存在する長径が0.5μm以上、かつ、50μm未満の酸化物系介在物の個数が被検面積1mm2中において10個以上含有させることが可能となる。この材料を切削加工する際、長径が20μm以上の比較的大型のMnSを主体とする硫化物で亀裂を発生させて、その周辺に存在する長径が0.5μm以上、かつ、20μm未満の比較的微細で数の多い硫化物(全硫化物中で30%以上を占める)で亀裂を伝播させる。この際、硫化物のみでは効果は小さいが、長径が0.5μm以上、かつ、50μm未満の酸化物系介在物が被検面積1mm2中において10個以上存在する場合に、飛躍的に切屑中の亀裂伝播が促進され、切屑処理性が上昇する。
【0027】
なお、本発明鋼中の酸化物は、CaOやAl2O3を含有しており、さらには、酸化物形成能の高い不純物元素あるいは合金元素の存在によって生成するMgO、MnO、SiO、TiO、ZrO、REM酸化物等を複合で含有する場合もある。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の発明の実施の形態を以下に示す実施例を通じて説明する。
【0029】
【実施例】
100kg真空溶解炉で、表1に示す成分からなる、No.1〜20の鋼種を溶製した。常法により得られたこれらの鋼塊は、1200℃で直径45mmの棒鋼に鍛伸した。
【0030】
【表1】
【0031】
表1の比較鋼における網掛け部は、本発明の各請求項の範囲からから外れている成分を示す。
【0032】
その後、上記の鍛伸した棒鋼を焼入焼戻し処理を行い、全鋼種共に硬さを25±2HRCに調整し、下記の切屑処理性試験に供した。その結果を硫化物および酸化物の大きさと個数、切屑処理性試験結果として以下の表2に示す。
【0033】
なお、上記の切屑処理性試験は、旋削超硬工具のP20工具により、切削速度:150m/min、送り:0.1mm/rev、切込み:0.5mmで、行った。評価方法は切屑1g当たりの個数で切屑処理性指数として示す。
【0034】
【表2】
【0035】
上記の表2において、小型硫化物とは長径が0.5μm以上、かつ、5μm未満のMnSを主体とする硫化物で、酸化物とは長径が0.5μm以上、かつ、50μm未満の酸化物系介在物をいう。
【0036】
発明鋼1〜13は本発明の請求項の範囲にあるものである。本発明鋼中に存在する小型硫化物の割合は30%以上であり、酸化物個数は10個/mm2以上である。
【0037】
本発明鋼の切屑処理性指数は少なくとも10以上であるが、比較材のNo.14、15、17、18、20はこれに達しない。No.16、19の切屑処理性指数は10以上であるが、これは有害物質であるPbを含有しているためである。
以上に示したように、本発明の機械構造用快削鋼は、Pbのような有害物質を含有すること無く非常に良好な切屑処理性を得ることが可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の機械構造用快削鋼は、Pbのような有害物質を含有すること無く非常に良好な切屑処理性を得ることができる機械構造用快削鋼である。
【発明の属する技術分野】
切削加工コスト削減を目的として種々の快削物質を含有させた自動車用部品をはじめとする部品用の機械構造用快削鋼に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から自動車用部品をはじめとする機械構造用鋼は、切削加工コスト削減を目的として種々の快削物質を含有させる場合が多い。代表的な快削鋼としてPb快削鋼、S快削鋼、Ca脱酸快削鋼、および、これらの複合快削鋼がある。Pb快削鋼はその基本となる鋼と比較して機械的性質の劣化が小さく、被削性改善効果、特に低速切削時の工具寿命や切屑処理性が良好であることから、最も一般的に用いられている。しかし、Pbは人体に有害であるため、近年の環境問題への関心の高まりから、世界的に使用量削減の方向にあり、Pb快削鋼においてもそれに代わる快削鋼の要求が高まっている。その場合、S快削鋼への移行が考えられるが、Sは圧延方向に延伸するMnS介在物として鋼中に存在するため多量のSを添加させると機械的性質の異方性が増大するという欠点がある。また、Ca脱酸快削鋼は、鋼中に低融点のCaO−Al2O3−SiO2系酸化物を含有しており、この酸化物が工具刃先に保護膜を生成して切屑と工具の直接接触を妨げることにより被削性を改善するものである。しかし、Ca脱酸快削鋼は超硬工具旋削等の比較的高速切削時にしか効果が認められない。さらに、Pb、S、Caをすべて複合したPb三元快削鋼も多く使用されているが、被削性は非常に優れているものの上述のPbとSの欠点は改善されたものではなく、新たな快削鋼が要求されている。
【0003】
上記のS快削鋼の機械的性質を改善するために、Caを含有させている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。この場合、さらに硬質のAl2O3をCaO−Al2O3に変化させたり硫化物で覆うため無害化されることも報告されている。
【0004】
また、六方晶BN、CaO−Al2O3、Ca−Mn−Sを含有させ、被削性改善を図っているものもある(例えば、特許文献4参照)。しかし、これらの場合、機械的性質の異方性は硫化物の形態制御により基本鋼からの劣化度合は改善されるが、被削性については種々の切削条件において必ずしも十分な結果が得られるものではなく、特にPb快削鋼の代替において最も重要な特性である切屑処理性については、必ずしもPb鋼レベルに到達していないのが現状である。
【0005】
さらに、硫化物の大きさを制御することにより、ドリル寿命を主とした被削性と強度異方性を改善した構造用鋼が発明されている(例えば、特許文献5参照)が、切屑処理性の点ではPb快削鋼代替には十分な特性が得られているとはいえない。
【0006】
【特許文献1】
特許第1981560号公報参照
【特許文献2】
特開平11−350065号公報参照
【特許文献3】
特開2000−34538号公報参照
【特許文献4】
特開平6−145889号公報参照
【特許文献5】
特開2002−180184号公報参照
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、Pbのような有害物質を含有することなく、非常に良好な切屑処理性を得ることが可能な機械構造用快削鋼を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための本発明の手段は、請求項1の発明では、質量%で、C:0.01〜0.70%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.20〜3.50%、Ca:0.0003〜0.01%、S:0.020〜0.300%、Al:0.002〜0.300%、N:0.003〜0.035%、O:0.0010〜0.0080%、残部がFeおよび不可避不純物からなり、熱間圧延あるいは熱間鍛伸を実施した材料において、長径が0.5μm以上、かつ、20μm未満のMnSを主体とする硫化物の全硫化物個数に占める割合が30%以上であり、さらに硫化物と複合あるいは単独で存在する長径が0.5μm以上、かつ、50μm未満の酸化物系介在物の個数が被検面積1mm2中において10個以上含有することを特徴とする切屑処理性に優れる快削鋼である。
【0009】
請求項2の発明では、請求項1の手段の快削鋼において、該鋼成分に加えて、質量%で、Cr:0.20〜2.50%、Mo:0.05〜1.50%、Ni:0.05〜3.50%、V:0.01〜0.50%、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.01〜0.50%のうち1種または2種以上を含有することを特徴とする切屑処理性に優れる快削鋼である。
【0010】
請求項3の発明では、請求項1または2の手段の快削鋼において、該鋼成分加えて、質量%で、Mg:0.0003〜0.01%、Zr:0.0005〜0.30%、Bi:0.01〜0.30%、B:0.0003〜0.015%のうち1種または2種以上を含有することを特徴とする切屑処理性に優れる快削鋼である。
【0011】
上記の本発明の手段の切屑処理性に優れた機械構造用快削鋼の成分限定理由を次に述べる。なお、成分の%は質量%を示す。
【0012】
(必須元素)
C:0.01〜0.70%
Cは、鋼の強度を確保するために添加する元素であるが、0.01%未満では不十分であり、0.70%超えると靭性が低下する。そこでCは0.01〜0.70%とする。
【0013】
Si:0.05〜2.00%
Siは、製鋼での脱酸のためおよび強度確保のために添加するが、0.05%未満では脱酸効果が不十分であり、2.00%超えると熱間加工性が低下する。そこでSiは0.05〜2.00%とする。
【0014】
Mn:0.20〜3.50%
Mnは、焼入性を向上させるために添加し、また、Sと硫化物を生成して被削性を向上させるために不可欠な元素であり、また、MnSはオーステナイト粒成長を抑制し組織を微細化する効果もある。しかし、0.20%未満ではこの効果が小さく、3.50%を超えると加工性が低下する。そこでMnは0.20〜3.50%とする。
【0015】
Ca:0.0003〜0.01%
Caは、硫化物形態制御による異方性改善の効果、切屑処理性改善の効果および工具上に(Mn、Ca)SとAINの保護膜を付着させることによる工具寿命の改善効果を有する。さらに、Ca系酸化物を生成し切屑処理性を改善する効果を有する。この効果は0.0003%以上で得られ、望ましくは0.001%以上であり、0.01%を超えて含有させても効果は飽和し、むしろCa添加歩留が悪くなる。そこでCaは0.0003〜0.01%とする。
【0016】
S:0.020〜0.300%
Sは、MnSや(Mn、Ca)Sなどの硫化物を形成して被削性を改善させる効果を有する。また、熱間加工のために1000℃以上に加熱した場合、オーステナイト粒成長を抑制するため非調質鋼では靭性を高める効果もある。これらの効果を得るには最低0.020%以上必要であり、望ましくは0.050%以上必要である。しかし、0.300%を超えると硫化物の応力集中効果により靭性を劣化させる。そこでSは0.020〜0.300%とする。
【0017】
Al:0.002〜0.300%
Alは、Siと同様に製鋼での脱酸のために添加し、さらに生成した複合酸化物は切屑処理性に有効に作用する。また、AlNを形成しオーステナイト粒微細化に寄与する。それらの効果を得るには0.002%以上必要であり、0.300%を超えて添加するとAl酸化物により靭性や被削性が劣化する。そこでAlは0.002〜0.300%とする。望ましくは0.003〜0.015%とする。
【0018】
N:0.003〜0.035%
Nは、強靭化のために添加する。さらにAlNなどの窒化物を生成してオーステナイト粒微細化の効果がある。その効果を得るには0.003%以上必要であり、0.035%を超えて添加してもその効果は飽和する。そこでNは0.003〜0.035%とする。望ましくは0.005〜0.020%とする。
【0019】
O:0.0010〜0.0080%
Oは、被削性に有効な酸化物を生成し、さらに硫化物の核として微細分散化させるためにも添加する。この効果を得るには0.0010%以上必要であり、0.0080%を超えて添加すると機械的性質が低下する。そこでOは0.0010〜0.0080%とする。望ましくは0.0015〜0.0050%とする。
【0020】
(選択元素)
Cr:0.20〜2.50%
Crは、Mnと同様の働きをし、焼入性を高め強度を向上させる。0.20%未満ではその効果が小さく、2.50%を超えるとコスト高となる。そこでCrは0.20〜2.50%とする。
【0021】
Mo:0.05〜1.50%
Moは、Crと同様の働きをし、焼入性を高め強度を向上させる。0.05%未満ではその効果が小さく、1.50%を超えるとコスト高となる。そこでMoは0.05〜1.50%とする。
【0022】
Ni:0.05〜3.50%
Niは、Moと同様の働きをし、焼入性を高め強度を向上させる。0.05%未満ではその効果が小さく、3.50%を超えるとコスト高となる。そこでNiは0.05〜3.50%とする。
【0023】
V:0.01〜0.50%
Nb:0.01〜0.10%
Ti:0.01〜0.50%
V、Nb、Tiは、鋼中に微細な炭窒化物を生成し、これらの析出物により熱間加工時のオーステナイト粒径を微細化し靭性を向上させる。さらにこれらの析出物の分散強化あるいは析出強化による強度向上効果もある。この効果はV、Nb、Tiともに0.01%以下では効果がない。ただし、多量に添加すると靭性が劣化するため、Vは0.50%、Nbは0.10%、Tiは0.50%を上限とする。そこでVは0.01〜0.50%、Nbは0.01〜0.10%、Tiは0.01〜0.50%とする。
【0024】
Mg:0.0003〜0.01%
Zr:0.0005〜0.30%
Bi:0.01〜0.30%
B:0.0003〜0.015%
Mg、Zrは、Caと同様に硫化物あるいは酸化物として、Biは単独または他の介在物と共存で、Bは窒化物として存在し、本発明鋼の切屑処理性をさらに改善する。さらに、Mg、Zrは硫化物形態制御元素であり、機械的異方性を改善する効果もある。これらの効果は、それぞれMg0.0003%、Zr0.0005%、Bi0.01%、B0.0003%未満では効果が小さく、Mg0.01%、Zr0.30%、Bi0.30%、B0.015%を超えて含有させても効果は飽和し、コスト高となる。そこでMg:0.0003〜0.01%、Zr:0.0005〜0.30%、Bi:0.01〜0.30%、B:0.0003〜0.015%とする。
【0025】
本発明は、Pb快削鋼と比較した場合に機械的性質はほぼ同等で、良好な被削性が得られる、特に切屑処理性がPb鋼と同等である機械構造用快削鋼を得るものであり、産業上非常に有益である。
【0026】
本発明の被削性改善効果について説明する。本発明では、製鋼工程において成分調整の他にAlやSi脱酸で溶存酸素量を15〜90ppmの間に調整し、Caを添加することで、その後の熱間圧延あるいは熱間鍛伸を施した材料中において長径が0.5μm以上、かつ、20μm未満の硫化物が全硫化物個数に占める割合が30%以上となり、さらに、硫化物と複合あるいは単独で存在する長径が0.5μm以上、かつ、50μm未満の酸化物系介在物の個数が被検面積1mm2中において10個以上含有させることが可能となる。この材料を切削加工する際、長径が20μm以上の比較的大型のMnSを主体とする硫化物で亀裂を発生させて、その周辺に存在する長径が0.5μm以上、かつ、20μm未満の比較的微細で数の多い硫化物(全硫化物中で30%以上を占める)で亀裂を伝播させる。この際、硫化物のみでは効果は小さいが、長径が0.5μm以上、かつ、50μm未満の酸化物系介在物が被検面積1mm2中において10個以上存在する場合に、飛躍的に切屑中の亀裂伝播が促進され、切屑処理性が上昇する。
【0027】
なお、本発明鋼中の酸化物は、CaOやAl2O3を含有しており、さらには、酸化物形成能の高い不純物元素あるいは合金元素の存在によって生成するMgO、MnO、SiO、TiO、ZrO、REM酸化物等を複合で含有する場合もある。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の発明の実施の形態を以下に示す実施例を通じて説明する。
【0029】
【実施例】
100kg真空溶解炉で、表1に示す成分からなる、No.1〜20の鋼種を溶製した。常法により得られたこれらの鋼塊は、1200℃で直径45mmの棒鋼に鍛伸した。
【0030】
【表1】
【0031】
表1の比較鋼における網掛け部は、本発明の各請求項の範囲からから外れている成分を示す。
【0032】
その後、上記の鍛伸した棒鋼を焼入焼戻し処理を行い、全鋼種共に硬さを25±2HRCに調整し、下記の切屑処理性試験に供した。その結果を硫化物および酸化物の大きさと個数、切屑処理性試験結果として以下の表2に示す。
【0033】
なお、上記の切屑処理性試験は、旋削超硬工具のP20工具により、切削速度:150m/min、送り:0.1mm/rev、切込み:0.5mmで、行った。評価方法は切屑1g当たりの個数で切屑処理性指数として示す。
【0034】
【表2】
【0035】
上記の表2において、小型硫化物とは長径が0.5μm以上、かつ、5μm未満のMnSを主体とする硫化物で、酸化物とは長径が0.5μm以上、かつ、50μm未満の酸化物系介在物をいう。
【0036】
発明鋼1〜13は本発明の請求項の範囲にあるものである。本発明鋼中に存在する小型硫化物の割合は30%以上であり、酸化物個数は10個/mm2以上である。
【0037】
本発明鋼の切屑処理性指数は少なくとも10以上であるが、比較材のNo.14、15、17、18、20はこれに達しない。No.16、19の切屑処理性指数は10以上であるが、これは有害物質であるPbを含有しているためである。
以上に示したように、本発明の機械構造用快削鋼は、Pbのような有害物質を含有すること無く非常に良好な切屑処理性を得ることが可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の機械構造用快削鋼は、Pbのような有害物質を含有すること無く非常に良好な切屑処理性を得ることができる機械構造用快削鋼である。
Claims (3)
- 質量%で、C:0.01〜0.70%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.20〜3.50%、Ca:0.0003〜0.01%、S:0.020〜0.300%、Al:0.002〜0.300%、N:0.003〜0.035%、O:0.0010〜0.0080%、残部がFeおよび不可避不純物からなり、熱間圧延あるいは熱間鍛伸を実施した材料において、長径が0.5μm以上、かつ、20μm未満のMnSを主体とする硫化物の全硫化物個数に占める割合が30%以上であり、さらに、硫化物と複合あるいは単独で存在する長径が0.5μm以上、かつ、50μm未満の酸化物系介在物の個数が被検面積1mm2中において10個以上含有することを特徴とする切屑処理性に優れる快削鋼。
- 請求項1に記載の快削鋼において、該鋼成分に加えて、質量%で、Cr:0.20〜2.50%、Mo:0.05〜1.50%、Ni:0.05〜3.50%、V:0.01〜0.50%、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.01〜0.50%のうち1種または2種以上を含有することを特徴とする切屑処理性に優れる快削鋼。
- 請求項1または2に記載の快削鋼において、該鋼成分加えて、質量%で、Mg:0.0003〜0.01%、Zr:0.0005〜0.30%、Bi:0.01〜0.30%、B:0.0003〜0.015%のうち1種または2種以上を含有することを特徴とする切屑処理性に優れる快削鋼。
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