JP2004331751A - インクジェット用インク - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水性インクの溶媒成分に、少なくともジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール及びペンタエチレングリコールを用いる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録に用いられるインクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録装置としては、従来より、主走査方向に移動可能なキャリッジ上に、記録手段としての記録ヘッドと、インク容器としてのインクタンクを交換可能に搭載したいわゆるシリアルスキャン方式のものがある.この記録方式では、記録ヘッド及びインクタンクが搭載されたキャリッジの主走査と、記録媒体の副走査送りとの繰り返しによって、記録媒体上に順次画像が記録される。
【0003】
このようなシリアルスキャンの記録方式を用いて、デジタルカメラ用に特化した小型プリンタや(この場合は最大印字幅がA6幅程度で写真のいわゆるL版サイズ等も印字可能)、あるいはPDA(Personal Digital Assistants:個人用情報端末)用やカメラ用などに適したさらに小型のプリンタ(この場合は最大印字幅が名刺やカードサイズ程度)を実現することを考えた場合、キャリッジ自体の大きさが小さくなるので、これに搭載されるインクタンクのインク容量も極端に小さくする必要が生じる。しかしキャリッジ上のインクタンクの容量が極端に小さい場合は、インクタンクの交換頻度が頻繁になったり、あるいは記録動作途中においてインクタンクを交換しなければならないような事態が発生する可能性がある。
【0004】
そこで、このような問題を解決するべく、キャリッジが所定の待機位置に移動するたびに、これとは別に設けられたインク収容部材(以下メインタンクと呼ぶ。通常メインタンクはキャリッジ上のインクタンクよりははるかに大きい)からキャリッジ上のインク収容部材(以下サブタンクと呼ぶ)にインクを適宜のタイミングで補給するインク供給方式(以下便宜上「ピットインインク供給方式」と称する)が特開2000−334982号公報(特許文献1)等で提案されている。
【0005】
このピットインインク供給方式によれば、例えば1枚の記録媒体に印刷をする度に、キャリッジを所定の待機位置に移動させて、キャリッジ上のサブタンクとメインタンクとをジョイント部材にて連結し、この連結状態でメインタンクからサブタンクにインクを供給するようにし、少なくとも1枚の印字で用いられる可能性のある最大インク量分のインクをサブタンクに保持するようになっているので、上述したキャリッジ上のサブタンクのインク容量が極めて小さいことに起因する問題は解消される。
【0006】
また、インクに関しては、長期保存性やプリントヘッドからのインクの吐出性、さらに最近ではプリント画像の光堅牢性などの観点から検討が行われている。たとえば、特開2002−179958号公報(特許文献2)、特開2002−285055号公報(特許文献3)などには、インク中に使用される溶剤が開示されている。さらに、特開2002−240323号公報(特許文献4)には前記のピットインシステムに有効なインクが開示されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−334982号公報
【特許文献2】
特開2002−179958号公報
【特許文献3】
特開2002−285055号公報
【特許文献4】
特開2002−240323号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らが、ピットインシステムに有効なインクについてさらに鋭意検討を行ったところ、以下に示すような新たな課題が発生した。
【0009】
ピットインシステムでは、メインインクタンクとサブタンクとの間の供給流路に、特開2002−240323号公報に示すようなニードル(中空の針)が使用される場合がある。本発明者らが、インクジェットヘッドに適したインクをこれらのシステムに装填し、高温低湿環境下に長期間放置を行ったところ、インク供給路が分離状態でニードルの一方の端にある開口部(開口端)が大気開放となる構成である場合に、ニードルの開口部に染料がせり出すように析出し、最悪の場合開口部が詰まってしまいインクの供給が不可能になってしまうという問題が発生する場合あった。
【0010】
また、非常に高温環境下に長期的に放置されたときのプリントヘッドのノズル部分の固着性に関しても、必ずしも十分ではなかった。
【0011】
特に写真プリントを目的とした高発色性、高耐候堅牢性を有する染料を使用したインクにおいてこれらの現象は顕著であった。
【0012】
これらのインクは、オフィスやホームといった屋内据え置きを前提としたプリンタに対して、プリントヘッドの耐固着性を評価するという点に関しては優れたものであった。すなわち、今回の問題はこれまでのインクの水分蒸発現象とインク成分の固着という単純な関係では説明がつかないものだった。
【0013】
この発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、ピットインシステムにおいて、これまでのインクジェット記録に関する信頼性を満足するだけでなく、耐候性に優れ、さらにピットインシステムにおけるインク供給路の長期保存安定性に優れたインクを提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかるインクジェット記録ユニット用のインクは、インクを貯留するメインタンクと、メインタンクとインク供給路を介して分離及び接続が可能であるサブタンクと、サブタンクから供給されるインクを吐出するための記録ヘッドと、を有して構成され、前記メインタンクと前記サブタンクが分離状態である場合には、前記インク供給路に大気開放された部分が生じるインクジェット記録ユニットに使用されるインクであって、
該インクが、水性媒体と、色材と、エチレングリコール化合物として、少なくともジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール及びペンタエチレングリコールを含むことを特徴とするインクである。
【0015】
なお、このインクにはエチレングリコールが更に含まれていてもよい。さらに、これらのエチレングリコール化合物の熱分解温度が180℃で熱分解しないものであることが好ましい。
【0016】
一方、上記インクの色材としては、下記(I)及び(II)で表される染料並びにC.I.ダイレクトイエロー132(染料(III))の少なくとも一種類が好適に利用される。
【0017】
【化3】
【0018】
(上記一般式(I)中、R1は、アルコキシ基、置換アルコキシ基、アリール基又は置換アリール基を表し、R2及びR4は、各々独立に、水素原子、アルキル基又は置換アルキル基を表し、R3は、水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アルコキシ基、置換アルコキシ基、アリールオキシ基、置換アリールオキシ基又はハロゲン原子を表す。X1は、カルボキシル基若しくはその塩、又はスルホン酸基若しくはその塩を表す。nは、1又は2を表す。)
【0019】
【化4】
【0020】
(上記一般式(II)中、Ar1は、置換若しくは未置換のフェニル基、或いは置換若しくは未置換のナフチル基を表わし、Ar2は、アセチル基、ベンゾイル基、1,3,5−トリアジニル基、SO2−C6H5基或いはSO2−C6H4−CH3基のいずれかを表す。Mはスルホン酸基の対イオンであり、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム或いは有機アンモニウムのいずれかを表す)。
【0021】
一方、それぞれのエチレングリコール化合物の含有量は、0.2質量%≦トリエチレングリコール含有量、ペンタエチレングリコール含有量≦テトラエチレングリコール含有量≦3質量%≦ジエチレングリコール含有量≦10質量%であり、各エチレングリコール化合物の含有量総和が5〜15質量%であることが好ましい。
【0022】
また、前記インク供給路の大気開放となる部分が、内径0.1mm以上0.4mm以下の内径の中空のニードル状構造の開口端である場合に上記構成のインクの効果はより顕著なものとなる。
【0023】
本発明にかかるインクの構成によれば、このような大気開放された細管内で60℃48時間(湿度20%RH以下)の条件下で色材やその他の成分の結晶形成がなく、粘性の液体の状態を維持し得るものである。このインクの液体状態での維持は、エチレングリコール化合物として分子量の異なる少なくとも3種の化合物が含有されていることで、ニードルの開口部におけるインクと大気との界面において水分等の蒸発とともにこれらの分子量の異なるエチレングリコール化合物の分子がバランスよく緻密な混合状態で含まれる相が形成され、この相が障壁となって水分の蒸発が抑えられるとともに、これらのエチレングリコール化合物自体にも染料などの析出の可能性のある成分が溶解していることによって得られるものと考えられる。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、好ましい実施の形態を挙げて、本発明をより詳細に説明する。
【0025】
まず、本発明の主内容を説明する前に、本発明を適用するインクジェット記録装置の構成を説明する。
〔基本構成〕
図1は本発明に係る装置の基本構成を示す斜視図である。図1において、100は記録ヘッドを含むキャリッジで、矢印A方向に往復移動する。200はプリンタ本体である。記録媒体である紙等は矢印B方向から送り込まれ、LFローラ201と対となるLFピンチローラ(図示せず)との間に挟まれつつ、プラテン202上を、矢印BからCの方向(副走査方向)に搬送され、排紙ローラ(図示せず)に挟まれながら矢印C方向へ排紙される。
【0026】
記録ヘッドは、キャリッジ100と共に矢印A方向に(主走査方向に)移動しつつ、画像信号に応じてインク吐出口からインクを吐出することにより、プラテン202上の記録媒体に一行分の画像を記録する。この記録ヘッドによる一行分の記録動作と、搬送系による矢印C方向への(副走査方向への)記録媒体の所定量の搬送動作とを繰り返すことによって、記録媒体上に順次画像を記録する。
【0027】
記録ヘッドを含むキャリッジ100は、ガイド軸203とリードスクリュー204に沿って矢印Aの主走査方向に往復移動しながら、インクを吐出する。キャリッジ100のリードスクリュー204に対する軸受けの内側には突出するスクリューピンがバネによって取り付けられている.そして、リードスクリュー204の外周部に形成された螺旋溝に対して、スクリューピンの先端がはまり合うことによって、リードスクリュー204の回転がキャリッジ100の往復移動に変換される.
キャリッジ100は、図2で後述するが、この場合Y,M,Cのインクを吐出可能なインクジェット記録ヘッド110(図2参照)と、その記録ヘッド110にインクを供給するインク収容部材であるサブタンク111とからなっている。記録ヘッド110には、矢印A方向(主走査方向)と交差する方向に沿って並ぶ、複数のインク吐出口112が形成されている。インク吐出口は、サブタンクから供給されたインクを吐出することが可能な、複数のノズルにて構成されている。インクを吐出させるためのエネルギーの発生手段としては、ノズル毎に備えた電気熱変換体を用いることができる。その電気熱変換体は、発熱駆動されることによってノズル内のインク中に気泡を発生させ、その発泡エネルギーによってインク吐出口からインク滴を吐出させる。
【0028】
サブタンクは、小さな容積で設計されており、少なくとも記録媒体1枚分の画像記録に必要な量のインクを収容する大きさとなっている。
【0029】
キャリッジ100の主走査移動に関して、その位置はキャリッジに搭載されたエンコーダセンサ(図示せず)と、プリンタ本体側のリニアスケール(図示せず)とによって検出される。また、キャリッジ100がホームポジションに移動したことは、本体側のHPセンサー(図示せず)とによって検出される。
【0030】
キャリッジ100とプラテン202の間隙の距離は図示しない調整機構により調整されて、インク吐出口112とプラテン202上の記録媒体との間の距離(「ノズル〜紙間距離」ともいう)は、所定の用紙を使用した場合には約0.8mmとなるように調整されている。
【0031】
また動力源として、リードスクリュー204は、スクリューギア、アイドラギア、およびモータギアを介して、キャリッジモータ205によって回転駆動される。またキャリッジはフレキシブルケーブル(図示せず)を通じて本体基板に接続されている。LFローラ201やLFピンチローラ、排紙ローラも、スクリューギア、アイドラギア、およびモータギアを介して、LFモータ(図示せず)によって回転駆動される。他にインクの吸引等を行うためのピストンポンプ400が動力源としてある。
【0032】
プラテン202の下には図示しないインクパック300がセットされている。インクパックは矢印D方向から本体にセットされ、通常はキャリッジ100のサブタンク111とは分離された状態であるが、インク供給動作時には後述する機構によって両者は接続され、インクパックからサブタンクへとインクが供給される。
【0033】
また図1中、記録ヘッドの下には記録ヘッドのノズル面の乾燥を防止するキャップ(図示せず、図2中では206)があり、キャップはインクの吸引手段でもあるので以下吸引キャップと称す。吸引キャップ内にはインク吸収体が敷かれている。吸引キャップ下面からは大気連通用のチューブと、吸引用のチューブとが配管されていて、大気連通チューブは大気連通弁に、吸引チューブはピストンポンプ400につながっている。(図2参照)
なお、記録ヘッドをワイプするためのワイパー部材等に関しては、図示していないが必要に応じて適宜設けるようにしても良い。
【0034】
〔ピットインインク供給系・回復系の動作説明〕
図2はピットインインク供給系と吸引回復系の構成を概念的に説明する図である。図2のインクパック300は、本体に対して着脱可能であり、本例の場合は、図1で示したようにインクパック300は本体のプラテン203の下方に矢印D方向から差し込まれることにより本体に装着される。
【0035】
インクパック300には、従来例で述べたメインタンクに相当するインク袋301がインク色分(Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)の3色のインクを個別に収容するように3つ)と、廃インク吸収体302が収容されている。
【0036】
以降、ピットインインク供給系、及び回復系の動作概念を、図2を用いて詳細に説明する。
〔ピットインインク供給系〕
本体に装着されたインクパック300のジョイントゴム303は、ホームポジションに移動したキャリッジ100側の中空ニードル113の直下に位置するようになっている。本体には、ジョイントゴム303の下方に位置するジョイントフォーク(図示せず)が備えられており、そのジョイントフォークがジョイントゴム303を上に動かすことにより、ニードル113がジョイントゴム303に挿入される。これにより、インクパック300側のインク袋301と、キャリッジ100側のサブタンク111との間でインク供給路が形成される。
(この図では、マゼンタのインク袋が、マゼンタのサブタンクに連結している様子を示している。)
また本体にはホームポジション位置にて、キャリッジ100のエアー吸引口114に接続するためのエアーキャップ401が備えられている。サブタンク111はその上の気液分離膜116と、気液分離膜上部のエアー室115を介してエアー吸引口114へとつながっている。一方エアーキャップ401は、エアー吸引チューブ402を通して、負圧発生源としてのピストンポンプ400の一方の側に接続されている。エアーキャップ401は、図示しない別の動力によってインク供給時にキャリッジ100のエアー吸引口114周囲に密着される。これにより、キャリッジ100側のエアー室115とピストンポンプ400とが連結し、エアー吸引路が形成される。
【0037】
このようにインク袋301とサブタンク111との間のインク供給路が形成され、またエアー室115とピストンポンプ400との間のエアー吸引路が形成されたならば、ピストンポンプ400内のシリンダが図中矢印E方向に移動することで、エアー室のエアーを吸引する。すると、気液分離膜116を介してサブタンク111内のエアーが引かれてサブタンク内が減圧され、インク袋301からサブタンクへとインクが供給される。
【0038】
そして、サブタンク内のインクが気液分離膜116に達するまでインクが充分に補給されたときに、その気液分離膜がインクの通過を阻止するため、インクの補給は自動的に停止する。気液分離膜は、各色サブタンクの上部に備えられており、各色毎にインクの補給を自動的に停止させる。
【0039】
インクの供給が終了したキャリッジ100の記録ヘッド110に対しては、エアーキャップ401が離脱する。またジョイントフォークが下降することによって、ニードルもジョインドゴムから抜去される。
【0040】
〔回復系〕
ホームポジション位置にて記録ヘッドに対して吸引キャップ206をキャッピングする。吸引キャップ206は、吸引チューブ403を通してピストンポンプ400の他方に連結されている。記録ヘッドに対して吸引キャップをしてから、ピストンポンプ400内のシリンダを図中矢印F方向へと移動することで、吸引キャップ内のエアーを吸引し負圧を発生させて記録ヘッド110のインク吐出口112からインクを吸引排出(いわゆる吸引回復)させることができる。
【0041】
また、記録ヘッド110は、必要に応じて画像の記録に寄与しないインクを吸引キャップ206内に吐出させる(いわゆる予備吐出)こともできる。吸引キャップ206内のインクは、ピストンポンプ400から、廃液チューブ404と廃液ジョイント(図示せず)を通して、インクパック300内の廃インク吸収体302に排出される。
【0042】
402、403、404等のチューブに対しては必要に応じて、図示しない弁が設けられていて、各動作時には、それらの弁を開閉し所望の動作を行い、他の吸引や排出動作に影響を与えないようになっている。
【0043】
ピストンポンプ400は、ポンプの動作位置がホームポジションにあることを検出するポンプHPセンサ(図示せず)により、プリンタのスタンバイ状態ではポンプのHP側、ここでは図中右側に待機している。
【0044】
なお吸引キャップには大気連通チューブ405とその開閉を制御する大気連通弁406が備えられている。
【0045】
〔補足説明〕
以上が一般的なピットインインク供給方式を用いたインク供給・回復系の動作の概略説明であるが、以下に補足的にこれらの構成部品に関して説明する。
【0046】
図2において、インクパック300内には、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)の3色のインクが充填されている3つのインク袋301が収容されている。これら3つのインク袋はポリプロピレン製の袋に対してアルミラミネートされており、インクの蒸発をほぼゼロに防いでいる。
【0047】
キャリッジ100には、Y,M,Cのインクを別々に貯留するサブタンク111が形成されており、ここではサブタンクの材質は成形性の良いポリサルフォンを用いている。
【0048】
サブタンク111の各インクの収容部(サブタンク内部)には、ポリプロピレン繊維などのインクを吸収保持するインク吸収体(スポンジ)117がほぼ充塞されている。
サブタンク111の各インクの導入部には、図2で説明したように、下方に突出された貫通孔を有するニードル(インク供給針)113が各色ごとに設けられている。ニードル113の材質はSUSで、中空構造となっており、先端部分に穴が開いていてメインタンクからサブタンクにインク供給が可能となっている。
【0049】
サブタンク111の上方には気液分離膜(多孔質膜とも言う)が設けられており、撥水、撥油処理が施され、空気の通過を許容しかつインクの通過を阻止する膜が各色ごとに備えられている。この気液分離膜によれば、インクの通過が阻止されるので、サブタンク111内のインクの液面が膜まで達したとき、インクの補給は自動的に停止される。
【0050】
サブタンク111の気液分離膜上部のエアー室115はエアー吸引口114に連通されている。このエアー吸引口114は、インク供給時にキャリッジ100がホームポジションに移動したときに、エアーキャップ401と連結可能になり、ピストンポンプ400の一方のシリンダ室と接続可能となる。エアーキャップ401の材質はシリコンゴムなどが好ましく、キャリッジ側のエアー吸引口114周囲を密閉する必要がある。
【0051】
吸引キャップ103は記録ヘッドのノズルからのインクの蒸発を防ぐために水蒸気透過率の低い塩素化ブチルゴム等が好ましい。
【0052】
ピストンポンプ400に接続される、エアー吸引チューブ402、吸引チューブ403および廃液チューブ404等のチューブはシリコンゴムなどが用いられるが、水蒸気透過率の低い塩素化ブチルゴムを用いてもよい。
【0053】
〔インクの構成〕
これ以降は、本発明にかかるインクについて説明する。本発明のインクは、前述したようなピットインのシステムに使用され、特にメインタンクとサブタンクが分離状態である場合には、サブタンクに接続されたインク供給路が大気開放構成となることによって水成分の蒸発が進行するインクジェット記録ユニットに使用されるインクであって、水性媒体と、色材と、エチレングリコール化合物として、少なくともジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール及びペンタエチレングリコールを含むものである。低分子量成分としては、更にエチレングリコールが含まれていてもよい。
【0054】
インクに用いる水溶性色剤としては、先に挙げた(I)、(II)及び(III)の染料の少なくとも一種類を用いることが好ましい。これらの染料は、デジタルカメラのモバイルプリンタなどの写真プリント用途を考えた場合に、発色性と耐候堅牢性の観点から好ましく使用される染料である。これらの染料のインク中での濃度は0.1質量%以上10.0質量%以下であることが好ましく、さらに好ましくは0.5質量%以上6質量%以下である。
【0055】
上記先に挙げた一般式(I)の染料の好ましい具体例は、以下の構造を有する。
【0056】
【化5】
【0057】
【化6】
【0058】
【化7】
【0059】
上記一般式(II)の染料の好ましい具体例は、以下の構造を有する。
【0060】
【化8】
【0061】
【化9】
【0062】
【化10】
【0063】
本発明にかかるインクに含まれるエチレングリコール化合物は溶媒として作用するものであり、ピットインシステムにおけるインク供給路の長期保存安定性のため、より詳しくは、サブタンクに接続されたインク供給路が大気開放構成で放置された場合でも、染料の析出固着を抑制するために使用される。さらに、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール及びペンタエチレングリコールの4種のすべての成分が共存することによって本発明にかかる効果が発現される。
【0064】
この溶剤セットによる染料析出抑制機構は以下のように推測される。
【0065】
開口状態にあるニードル中には、少量ではあるが、内壁にインクが残留することやサブタンク内の自由インクがニードルの先端に移動してくることがありうる。ここで、ニードルが開口状態であるために、インク中の水分が蒸発し、染料が溶剤と共に濃縮される。一般的には、インクジェットインクでは染料に対する溶解性を有する溶剤が使用されることが多い。しかしながら、溶剤のみによって染料を完全に溶解し続けるためには、染料量に対して多量の溶剤を必要とする。多量の溶剤をインクに使用することが可能であれば問題はないが、インクの吐出特性の観点から、溶剤量を増やしインク粘度を上昇させることが難しい場合も多い。そのため溶剤量を減らすと染料の析出が起こってしまう。そこで、本発明では、染料溶解性を有する、分子量の異なる少なくとも4種類のエチレングリコール化合物を必要とする。この効果は、4種類の溶剤としてのエチレングリコール化合物がそれぞれのエチレンオキサイドユニット数による分子量の違いによって、水分の蒸発に伴う溶剤の濃縮の過程における拡散の速度が異なり、濃縮インク中における存在分布に偏りが生じることによると推察される。
【0066】
濃縮の結果、分子量が大きく拡散の遅い、ペンタエチレングリコールがインク濃縮滴の最外殻に多く分布し、次いでテトラエチレングリコール、トリエチレングリコール、最も内側にはジエチレングリコールが多く存在するようになると考えられる。染料(I)、(II)、(III)の溶解度という点では、相対的に分子量の小さいエチレングリコール化合物の方が染料溶解性が高く、染料はより親和性の高い分子量の低いジエチレングリコール相に比較的選択的に封入されるように濃縮されていくと考えられる。
【0067】
さらに詳しく説明すると、この特異的な効果は以下の2点に集約されると推測される。
1.濃縮インク滴には外側(空気界面)に向かって、分子量が異なるエチレングリコール化合物(具体的にはエチレンオキサイドユニット数の異なるグリコール)がより連続的に分布することによって、染料の溶解と濃縮状態にムラが生じず、さらに最外殻に多く存在し、揮発性に乏しい、ペンタエチレングリコールやテトラエチレングリコールにも染料溶解性があることで、特異的に少量の溶剤で染料の析出を抑制できる。
2.実際には各エチレングリコール化合物はそれぞれの層で混在しながら分布しているが、染料と親和性が高いジエチレングリコールなどに染料は主に封入され、さらにその周りをテトラ、ペンタエチレングリコールが囲い込む構成であると考えられる。このような構成によって染料相互の相互作用が起きづらく、結晶生成が阻害され、析出を抑制できる。
【0068】
さらに、これら以外の染料を可溶化することのできるグリコール類を更にインクに含有させることができる。その化合物としてはエチレングリコールを挙げることができる。
【0069】
各エチレングリコール化合物のインク中での含有割合は、少なくとも0.2質量%とすることが好ましい。更に、それぞれのエチレングリコール化合物の含有量は0.2質量%≦トリエチレングリコール含有量、ペンタエチレングリコール含有量≦テトラエチレングリコール含有量≦3質量%≦ジエチレングリコール含有量≦10質量%であり、偶数のエチレンオキサイドを有するエチレングリコール化合物を主機能溶剤とし、奇数のエチレンオキサイドを有する化合物を副(層間連結)溶剤とする構成にすると少量で機能を発現させることが可能である。
【0070】
また、各エチレングリコールの含有量総和が5〜15質量%であると、発明の効果という点と、インク吐出性やその他のインクジェットインクとしての信頼性を向上させることがさらに可能になる。
【0071】
各エチレングリコール化合物の染料溶解度は、10質量%以上であることが好ましい。さらに、これらのエチレングリコール化合物の熱分解温度が180℃で熱分解しないものであることが好ましい。
【0072】
さらに、インクの水性媒体は、水単独、あるいは水と水溶性有機溶剤との混合物から構成することができる。水のインク中での含有量は、インク全量に対して50〜85質量%、好ましくは 60〜80質量%の範囲とすることができる。また、上記エチレングリコール化合物以外の水溶性有機溶剤のインク中での含有量は、インク全量に対して0.0〜45質量%、好ましくは5.0〜20.0質量%の範囲とすることができる。
【0073】
なお、上記水溶性有機溶剤としては、具体的には、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、n−ペンタノール等の炭素数1−5のアルキルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のオキシエチレン又はオキシプロピレン付加重合体;プロピレングリコール、トリメチレングリコール、ブチレングリコール、ペンタンジオール、へキシレングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコール類;グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,2,6−ヘキサントリオール等のトリオール類;チオジグリコール;ビスヒドロキシエチルスルホン;エチレングリコールモノメチル(又はエチル、ブチル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(又はエチル、ブチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(又はエチル、ブチル)エーテル等の低級アルキルグリコールエーテル類;トリエチレングリコールジメチル(又はエチル)エーテル、テトラエチレングリコールジメチル(又はエチル)エーテル等の低級ジアルキルグリコールエーテル類;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン類;スルホラン、N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン及び1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が挙げられる。上記のごとき水溶性有機溶剤は、単独でも或いは混合物としても使用することができる。
【0074】
また、インクには、必要に応じて、インクに所望の性能を与えるための、消泡剤、表面張力調整剤、pH調整剤、粘度調整剤、蛍光促進剤、酸化防止剤、蒸発促進剤、防錆剤、防カビ剤等の添加剤を配合してもよい。
【0075】
以上のようなエチレングリコール化合物の特性を十分に生かすために、インクの粘度は1.5mPa・s〜4.0mPa・s、特に好ましくは2.0mPa・s〜3.0mPa・sの範囲であることが望ましい。
【0076】
【実施例】
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、これらは本発明の範囲を限定するものではない。尚、文中、%とあるのは特に断りのない限り質量基準である。下記表1の各成分を充分混合溶解した後、ポアサイズ0.2μmフィルター(富士フィルム製)で加圧濾過し、インクを調製した。
【0077】
インクの粘度は2.0mPa・s〜2.5mPa・sの間である。
【0078】
【表1】
【0079】
【表2】
【0080】
(評価)
以下の評価の結果を表2に示す。
(1)ピットインシステムにおけるインク供給路開口部での長期保存信頼性(染料析出有無)
図1に示すプリンタに各実施例および比較例のインクをそれぞれ充填し、印字チェック用のパターンを印字後、60℃(湿度5〜20%RH)環境下にプリントヘッドはキャップし、ニードルは開口状態で放置した。1ヶ月、2ヶ月。3ヶ月放置後ニードル先端観察を行い、その後ピットインインク供給を行いピットイン動作確認および印字チェックを行った。
◎:3ヶ月の保存まで析出が発生せず、インク供給も問題なく行える。
○:2ヶ月以上の保存試験において、若干の析出が発生しているが、インク供給自体は問題ない。
×:1ヶ月時点で析出が発生し、場合によっては閉塞状態になりインク供給ができないことがある。また、インク供給はできても印字に乱れが生じている場合がある。
【0081】
(2)耐光堅牢性
プリンタに各実施例および比較例のインクを充填して、フォト光沢紙(PR−101;キヤノン製)に100%デューティのベタ印字を行った後、印字物を24時間自然乾燥させ、紫外線カットフィルターを装着したキセノンフェードメーターCi3000(アトラス社製)にて(槽内温度35℃、相対湿度60%)100時間曝露照射した。試験前後の印字物のベタ部の濃度を反射濃度計マクベスRD−918(商品名:マクベス社製)で測定し、濃度残存率を求め、下記基準にて耐光性の評価をした。
◎:濃度残存率が80%以上
○:濃度残存率が60%以上80%未満
×:濃度残存率が60%未満
【0082】
【表3】
【0083】
【発明の効果】
本発明にかかるインクを用いることによって、ピットインシステムにおいて、これまでのインクジェット記録に関する信頼性を満足するだけでなく、耐候性に優れ、さらにピットインシステムにおけるインク供給路の長期保存安定性に優れたインクを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型プリンタの斜視図である。
【図2】図1のプリンタのインク供給回復系を説明するための概略図である。
【符号の説明】
100 キャリッジ
110 記録ヘッド
111 サブタンク
112 インク吐出ノズル
113 ニードル
114 エアー吸引口
115 エアー室
116 気液分離膜
200 プリンタ本体
300 インクパック
301 インク袋
302 廃インク吸収体
302 ジョイントゴム
400 ピストンポンプ
401 エアーキャップ
402 エアー吸引チューブ
403 吸引チューブ
404 廃液チューブ
405 大気連通チューブ
406 大気連通弁
500 ASIC
509 EEPROM
515 内部電池
501 ポンプモータードライバ
Claims (6)
- インクを貯留するメインタンクと、メインタンクとインク供給路を介して分離及び接続が可能であるサブタンクと、サブタンクから供給されるインクを吐出するための記録ヘッドと、を有して構成され、前記メインタンクと前記サブタンクが分離状態である場合には、前記インク供給路に大気開放された部分が生じるインクジェット記録ユニットに使用されるインクであって、
該インクが、水性媒体と、色材と、エチレングリコール化合物として、少なくともジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール及びペンタエチレングリコールを含むことを特徴とするインク。 - 前記エチレングリコール化合物の熱分解温度が180℃で熱分解しないものである請求項1に記載のインク。
- 前記色材が、下記(I)、(II)及びC.I.ダイレクトイエロー132で表される染料の少なくとも一種類である請求項1に記載のインク。
(上記一般式(I)中、R1は、アルコキシ基、置換アルコキシ基、アリール基又は置換アリール基を表し、R2及びR4は、各々独立に、水素原子、アルキル基又は置換アルキル基を表し、R3は、水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アルコキシ基、置換アルコキシ基、アリールオキシ基、置換アリールオキシ基又はハロゲン原子を表す。X1は、カルボキシル基若しくはその塩、又はスルホン酸基若しくはその塩を表す。nは、1又は2を表す。)
(上記一般式(II)中、Ar1は、置換若しくは未置換のフェニル基、或いは置換若しくは未置換のナフチル基を表わし、Ar2は、アセチル基、ベンゾイル基、1,3,5−トリアジニル基、SO2−C6H5基或いはSO2−C6H4−CH3基のいずれかを表す。Mはスルホン酸基の対イオンであり、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム或いは有機アンモニウムのいずれかを表す)。 - それぞれのエチレングリコール化合物の含有量が0.2質量%≦トリエチレングリコール含有量、ペンタエチレングリコール含有量≦テトラエチレングリコール含有量≦3質量%≦ジエチレングリコール含有量≦10質量%であり、各エチレングリコール化合物の含有量総和が5〜15質量%である請求項1〜3のいずれかに記載のインク。
- 前記インク供給路の大気開放となる部分が、内径0.1mm以上0.4mm以下の内径の中空のニードル状構造の開口端である請求項1〜4のいずれかに記載のインク。
- インクの粘度が2.0mPa・s〜3.0mPa・sの範囲である請求項1〜5のいずれかに記載のインク。
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