[go: up one dir, main page]

JP2004302112A - 光学薄膜、光学部材、光学系、及び投影露光装置、並びに光学薄膜の製造方法 - Google Patents

光学薄膜、光学部材、光学系、及び投影露光装置、並びに光学薄膜の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004302112A
JP2004302112A JP2003094722A JP2003094722A JP2004302112A JP 2004302112 A JP2004302112 A JP 2004302112A JP 2003094722 A JP2003094722 A JP 2003094722A JP 2003094722 A JP2003094722 A JP 2003094722A JP 2004302112 A JP2004302112 A JP 2004302112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
thin film
layer
optical thin
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003094722A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Murata
剛 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2003094722A priority Critical patent/JP2004302112A/ja
Publication of JP2004302112A publication Critical patent/JP2004302112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】汚染物質の固相析出が生じても干渉条件の変化が緩やかで透過率等の光学特性の低下の少ない光学薄膜を得る。
【解決手段】屈折率の異なる少なくとも2つの層11、12、13が基材上に積層された多層構造の光学薄膜10であって、入射媒質と接する第一層11が空間充填密度70%以下の多孔質層からなり、この多孔質層の空隙16が開気孔となっている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンズ、プリズム、反射ミラー等の表面に積層される光学薄膜、この光学薄膜を備えた光学部材、この光学部材を備えた光学系及び投影露光装置、並びに前記光学薄膜を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から投影露光装置用光学部材に限らず、レンズやプリズム等の光学部材では、入射媒質中に存在する物質が表面に付着し、この付着物が光線の透過率低下や照度ムラ等の原因となって、本来の光学性能が得られなくなることが知られている。従来、このような付着物による光学性能の低下を抑制するために種々の対策が講じられてきた。
【0003】
光学部材の表面に付着する付着物は、付着状態により大きく2つに分類することができる。一つは、付着物が単純に物理的に光学部材表面に付着している場合であり、もう一つは、付着物同士あるいは付着物と光学部材とが化学的に反応する場合である。
【0004】
前者の場合、光学部材表面に付着物が付着しにくくなるような表面処理を施すことにより、効果的に付着を防止することができる。例えば、眼鏡レンズや自動車のフロントガラスといった主に水滴による曇りを嫌う部材では、最上層に界面活性剤含有防曇剤を塗布したり(下記特許文献1参照)、表面粗さを粗にして表面積を大きくすることによって濡れ性を増加させて防曇したり(下記特許文献2参照)、逆に、フッ素を有する物質や疎水性ポリマーでコーティングすることによって水滴の付着を防止する方法(下記特許文献3参照)も採られてきた。
【0005】
また、カメラや投影露光装置に組み込まれる光学部材のように、水分だけでなく有機系汚染物質の付着を嫌う部材には、光触媒である酸化チタン膜を成膜し有機系汚染物質を分解する作用を備えたり(下記特許文献4参照)、酸化珪素膜を緻密に成膜して表面積を小さくすることにより、汚染物質の減量を試みたり、フッ化炭素基を有する有機物膜を成膜して汚染物質との密着性を小さくしていた(下記特許文献5参照)。
【0006】
一方、後者の化学反応を伴う現象の場合、光学部材と付着物との反応を防止するには、光学部材の材質に化学的安定性の高い物を選択したり、表面に化学的に安定な保護膜を設けたりすることにより防止することが考えられる。
【0007】
【特許文献1】
特開昭56−90876号公報。
【0008】
【特許文献2】
特開昭55−154348号公報。
【0009】
【特許文献3】
特開昭54−74291号公報。
【0010】
【特許文献4】
特開平08−313705号公報。
【0011】
【特許文献5】
特開平6−5324号公報。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、後者のうち、付着物同士が反応して固相を形成して光学部材表面に堆積する場合には、保護膜等で付着を完全に防止することは難しく、多くの場合、光学部材が接している入射媒質中の付着物を形成する物質そのものの濃度を下げる以外に根本的な解決策がないのが実状である。
【0013】
図15に付着物が付着した状態の光学薄膜を模式的に示す。図において、20は基材24に積層された光学薄膜であり、3層構造の反射防止膜となっている。入射媒質側の第1層21、第2層22、及び基材24側の第3層23の各層は、何れも抵抗加熱蒸着で緻密に形成されている。このような光学薄膜20では、入射媒質に含有されている各種の物質が第1層21の表面に析出することにより、付着物25が堆積する。
【0014】
半導体露光装置などでは、入射媒質中に存在するハイドロカーボン系の付着物25が光学部材20の表面に物理吸着して堆積し、露光光の透過率を減少させる。しかし、使用される露光光が紫外光等の短波長の光であるため、光照射を行うことにより付着したハイドロカーボンを分解・脱離することができ、透過率低下を可逆的に回復させることが可能である。
【0015】
これに対し、入射媒質中に含有されているシロキサン等の場合、光により生じる分解生成物が露光光に対して安定な固相であるため、光照射を繰り返しても曇りの原因となる付着物25を除去することができず、この分解生成物が光学部材の表面に堆積し、透過率等の光学特性が急激に低下し易いという不可逆で大きな問題が存在していた。
【0016】
そこで、本発明はこれらの問題点に鑑み、入射媒質中の物質から固相が析出しても透過率等の光学特性の急激な低下が生じにくい光学薄膜を提供し、更に、透過率等の光学特性の低下により使用不能となるまでの寿命を延ばすことが可能な光学部材、光学系、及び投影露光装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前記のような光学部材表面に安定な固相として析出して曇りの原因となる付着物は、使用される光の波長において小さな吸収係数を有するにも拘わらず、この付着物が堆積すると反射率や透過率等の光学特性が急激に低下することに着目し、上記問題点の解決を図った。
【0018】
通常、光学薄膜は単層若しくは屈折率の異なる2種以上の層を複数積層して形成されるが、各層は所望の屈折率或いは反射率等の光学特性が得られるように、層数、材質、厚さ等が調整されて、光の干渉条件が最適化されている。ところが、このような光学薄膜の入射媒質と接する面に付着物が堆積すると、入射媒質側に付着物からなる新たな層が形成され、光学薄膜と付着物層との界面で反射等の新たな現象が生じる。すると、最適化されていた光学薄膜の光の干渉条件が大きく崩れ、反射率や透過率等の光学特性が急激に低下することを見出した。
【0019】
そこで、固相の析出そのものを抑制するのではなく、固相が析出しても付着物による新たな層を形成し難くすることにより、光の干渉条件の変化を小さくすることで付着物による光学特性の急激な低下を抑制することを可能とした。
【0020】
このような本発明の請求項1に記載の光学薄膜は、基材上に積層された光学薄膜であって、入射媒質と接する位置に空間充填密度が70%以下の多孔質層を備え、該多孔質層の空隙が開気孔であることを特徴とする。
【0021】
また、請求項2に記載の光学薄膜は、屈折率の異なる少なくとも2つの層が基材上に積層された多層構造の光学薄膜であって、入射媒質と接する第一層が空間充填密度70%以下の多孔質層からなり、該多孔質層の空隙が開気孔であることを特徴とする。
【0022】
更に、請求項3に記載の光学薄膜は、請求項1又は2記載の構成に加え、前記光学薄膜が、波長140nm〜370nmの紫外線用に使用される反射防止膜であることを特徴とする。
【0023】
また、請求項4に記載の光学部材は、基材の少なくとも一方の面に請求項1乃至3の何れか一つに記載の光学薄膜が積層されていることを特徴とする。
【0024】
更に、請求項5に記載の光学部材は、請求項4に記載の構成に加え、前記基材が、石英又は蛍石からなることを特徴とする。
【0025】
また、請求項6に記載の光学系は、請求項4又は5に記載の光学部材を備え、NA≧0.80(NAは開口数を示す)であることを特徴とする。
【0026】
更に、請求項7に記載の投影露光装置は、紫外線を露光光としてマスクを照明する照明光学系と、前記マスクのパターン像を被露光基板上に投影露光する投影光学系とを備えた装置であって、前記投 影光学系又は照明光学系に請求項4に記載の光学部材を備えたことを特徴とする。
【0027】
また、請求項8に記載のデバイスの製造方法では、請求項7に記載の投影露光装置を用いてマスクのパターン像を被露光基板上に転写する工程を有することを特徴とする。
【0028】
さらに、請求項9に記載の光学薄膜の製造方法は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の光学薄膜の製造方法であって、前記多孔質層をゾルゲル法により形成することを特徴とする。
【0029】
また、請求項10に記載の光学薄膜の製造方法は、請求項9に記載の構成に加え、前記多孔質層はフッ化物から構成されることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0031】
まず、本発明の光学薄膜は、レンズ、プリズム、フィルター、ミラーなどの光学部材の基材の表面に積層される薄膜であり、例えば、レンズ、プリズム、フィルターの反射防止膜、ミラーの反射膜などである。
【0032】
ここで基材は、光学ガラス等の基材材料を光学部材の形状に成形したものである。基材材料は特に限定されないが、対象光が紫外線の場合には、使用波長に対する吸収が少ないという理由で、合成石英ガラス、蛍石等を用いるのが好ましい。
【0033】
また、光学薄膜は、成膜材料を単層又は多層に積層して構成され、光学部材が配置される周囲の気体である入射媒質に接する層を有している。この光学薄膜の厚さ及び層数等は、光学薄膜の用途、使用波長等に基づいて、適宜設定される必要がある。
【0034】
この光学薄膜の成膜材料は、一般に光学薄膜として使用される材料であればよく、例えば、SiO、TiO、NdF、LaF、GdF、DyF、Al、PbF、HfO、MgF、AlF、NaF、LiF、CaF、BaF、SrF、YF、NaAlF、NaAl14などを例示できる。短波長領域、特に、200nm以下の波長領域で吸収が少くて、後述するウエットプロセスにより調製し易いという理由で、入射媒質と接する層の成膜材料としては、SiO、又はMgF、CaF、BaF、SrF、NaAlF、NaAl14、AlF等のフッ化物が好ましい。
【0035】
そして、本発明の光学薄膜では、入射媒質と接する第1層が、多孔質層からなるとともに、その空隙が開気孔であることが必要である。入射媒質中に含有されて固層として析出するシロキサン等の物質を多孔質層の空隙内に析出させて、空隙の内面に付着物を付着させるためである。
【0036】
また、この多孔質層は空間充填密度を70%以下にする必要がある。空間充填密度が70%以下であれば、入射媒質中の固層として析出する物質の分子径よりも十分に大きくて該付着物質を内部に析出させ易い空隙を形成することができるからである。この空間充填密度が大きいと、空隙が少なくなるため空隙が付着物で充たされやすくなり、空隙が付着物で充たされた後、多孔質層の上に付着物からなる層が形成されてしまう。そのため、空間充填密度は小さい程よく、具体的には70%以下が好ましいのである。
【0037】
更に、空間充填密度を70%以下とするのは、波長140nm〜370nmの紫外線を用いた半導体露光装置において、開口数NAを0.80以上にすることを可能にするためである。
【0038】
即ち、多孔質の薄膜は、複数の微少孔が固体物質で隔てられている構造体としてモデル化できるため、膜の空間充填密度と屈折率との関係が(1)式のように表すことができる。
【0039】
【数1】
=n×p+n×(1−p) ・・・(1)
ここで、nは微少孔を充たす物質(例えば空気、水等)の屈折率であり、nとnはそれぞれ空間充填密度に依存する現実の屈折率と、層を構成する固体物質の屈折率であり、pは膜の空間充填密度である。
【0040】
この空間充填密度は(2)式のように定義される。
【0041】
【数2】
p=(膜の固体部分の体積)/(膜の総体積) ・・・(2)
ここで、膜の総体積は膜の固体部分の体積と膜の微少孔部分の体積の総和である。
【0042】
これら2つの式から、所望のnを得るために必要な空間充填密度が求められる。
【0043】
空間充填密度を低下させると、多孔質の薄膜は本来の膜物質固有の屈折率よりも低い屈折率を実現でき、光学薄膜の分光帯域を広げ、角度特性を改善することができる。例えば、半導体露光装置の投影レンズ用の反射防止膜を例に挙げると、従来解像度向上のための大開口数NA化に対応できる反射防止膜を形成することは不可能であったが、多孔質層を形成して空間充填密度を低下させることによりNA≧0.80に必要な入射角度特性を充たす反射防止膜を形成することが可能となる。
【0044】
このNA=0.80の時の最大入射角θは、θ=sin−1NAより、θ=53°となる。一方、反射防止膜は、残存反射Raがおよそ1.0%以下となれば満足できる反射防止効果が得られる。そこで、露光波長である紫外領域の光に対して透明なMgF、LaF等を用いて反射防止膜を形成し、入射媒質に接する第1層に多孔質層を配置する場合、θ≦53°で、Ra≦1.0%にするには、最上層の屈折率nを1.3以下にすればよいことになる。
【0045】
そして、多孔質層を構成する物質がMgFである場合、nを1.3以下にするには、上記(1)式より、空間充填密度pを70%以下にすることにより可能である。なお、ここでは、空間充填密度100%のMgFの屈折率は1.428として計算した。
【0046】
従って、本発明では、空間充填密度を70%以下とすることにより、曇りを形成する付着物に対する空隙の十分な容積を確保することができるとともに、このように光学薄膜の光学特性の向上を図ることができるのである。
【0047】
光学薄膜の各層は、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、およびCVD法等のドライプロセス、ゾルゲル法等のウェットプロセスから選ばれた何れか一つ以上の方法により成膜することができる。入射媒質と接する第1層を成膜するには、ドライプロセスで行ってもよいが、ゾルゲル法等のウエットプロセスを用いれば多孔室層を形成し易くて好ましい。
【0048】
ゾルゲル法により多孔質層を形成するには、例えば、成膜材料の原料となる金属ハライド、金属オキシハライド、金属有機化合物等の出発原料を、水、アルコール、フッ酸等の溶媒に混合して成膜材料ゾルを作成し、このゾルを加熱等により熟成処理した後、スプレー法、スピンコート法、ディップコート法等により基材に塗布し、ゲル膜を基材に堆積させ、その後、加熱することにより形成すればよい。
【0049】
このように成膜された3層構造の光学薄膜を図1に模式的に示す。
【0050】
この光学薄膜10は、基材14の入射媒質側に積層された反射防止膜である。入射媒質に接する第1層11が多孔質層からなり、第2層12及び第3層13は抵抗加熱蒸着で形成された緻密な層となっている。第1層11は、図1中に拡大して示されるように、内部に多数の空隙16が形成されており、この空隙16が入射媒質側の表面に開口した状態の開気孔となっている。
【0051】
このような光学薄膜10を有する光学部材では、固相として析出して光学部材の曇りを形成する物質の分子径よりも大きな開気孔からなる空隙16を多数第1層11に有するので、付着物15が主に膜内部に入り込んで空隙16の内面に分散して付着する。
【0052】
これに対し、図15に示すような従来の光学薄膜では、第1層21が緻密な構造の層であったため、付着物25が第1層21の表面に新たな層を形成する形で堆積していた。そのため、本来の層数より1層多い光学多層膜として機能し、付着物層が厚くなるにつれて反射防止となる干渉条件から大きくずれていたのである。
【0053】
ところが、この実施の形態の光学薄膜10の場合、図1に示すように、付着物15が膜内部にも入り込んで曇りを形成するため、緻密膜の単純積層型析出と異なり空隙充填型析出と言える析出形態となり、空隙16が堆積物で満たされるまでは、付着物からなる層は形成されない。そのため反射防止膜の層数が増えることはなく、新たな界面は形成されない。その結果、第1層11の屈折率が連続的に上昇する形で干渉条件が徐々に変化するため、干渉条件の変化は単純積層型に比べて緩やかであり、同じ析出条件で比較した場合、透過率等の光学特性の低下は従来の光学薄膜に比べて小さな値となる。
【0054】
これは分光反射防止特性だけでなく、角度反射防止特性についても言えることであり、この実施の形態の光学薄膜10は、帯域が広く、曇りによる特性変化を少なくできるとともに、角度反射防止特性においても、広い入射角度域に渡り低反射でかつ曇りによる特性変化を少なくできる。
【0055】
次に、このような光学薄膜10を有する光学部材を備えた投影露光装置30について説明する。
【0056】
図2は、この投影露光装置の基本構造を示し、ウェハー上にマスクのパターンのイメージを投影するための、ステッパと呼ばれるような投影露光装置に特に応用される。
【0057】
この投影露光装置30は少なくとも、表面に感光剤を塗布した被露光基板Wを置くことのできるウェハーステージ31,露光光としての真空紫外光を照射し、被露光基板W上にマスクRのパターンを転写するための照明光学系32,照明光学系32に露光光を供給するための光源33,被露光基板W上にマスクRのパターンのイメージを投影するための投影光学系34とを含む。投影光学系34はマスクRが配された最初の表面P1(物体面)と、被露光基板Wの表面に一致させた二番目の表面P2(像面)との間に配置されている。
【0058】
ウェハーステージ31はステージ制御系35により位置が制御される。照明光学系32は、マスクRと被露光基板Wとの間の相対位置を調節するための、アライメント光学系36を含んでいる。マスクRはウェハーステージ31の表面に対して平行に動くことのできるマスクステージ37に配置されている。マスク交換系38は、マスクステージ37にセットされたマスクRを交換し運搬する。マスク交換系38はウェハーステージ31の表面に対してマスクステージ37を平行に動かすためのステージドライバーを含んでいる。投影光学系34は、スキャンタイプの露光装置に応用されるアライメント光学系を持っている。更に、光源33、ステージ制御系35、アライメント光学系36、マスク交換系38は主制御部39によって制御されている。
【0059】
この投影露光装置30では、前記のような光学薄膜10を有するレンズ等の光学部材1が、詳細な図示は省略されているが、投影光学系34に使用されている。即ち、投影光学系34において、光路に光学薄膜10を有するレンズ等が配置されている。
【0060】
この投影露光装置30では、光源33からの照射光によりマスクRのパターン像を被露光基板W上に転写される。そして、この被露光基板Wに各種の後処理を施すことにより、半導体デバイス等のデバイスを製造する。この転写工程では、光学薄膜10を有するレンズ等では、周囲の入射媒質中に含有されているシロキサン等が固相として析出することにより、レンズ等に付着物による曇りが生じるが、光学特性が急激に低下しないため、転写を継続することができる。
【0061】
従って、このような光学薄膜10を備えた光学部材を有する光学系及び投影露光装置によれば、光学部材の光学薄膜10の曇りによる透過率低下の進行をより遅らせることができ、光学部材や、この光学部材を用いた光学系及び半導体露光装置等の光学装置において、寿命を飛躍的に向上させることが可能である。
【0062】
なお、上記の実施の形態では、光学薄膜10として主に反射防止膜について説明したが、ミラー等に積層される反射膜であっても、この発明を適用することができる。
【0063】
また、上記では、光学薄膜10を投影露光装置の投影光学系に用いた例について説明したが、照明光学系に本発明の光学部材を配置することも可能である。
【0064】
【実施例】
以下、この発明の実施例について説明する。実施例は実例に依って説明されているが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0065】
[実施例1]
実施例1は、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)に対する3層反射防止膜であり、設計中心波長λ=193nmである。その膜構成を表1に示す。この反射防止膜は合成石英ガラス基材(193nmにて屈折率1.55)上に積層されている。入射媒質は空気である。第一層は波長193nmの光にて屈折率1.21、光学的膜厚0.134λを有するウエットプロセスにて形成したMgFからなり、第二層は波長193nmの光にて屈折率1.69、光学的膜厚0.572λを有するドライプロセスにて形成したLaFからなり、第三層は波長193nmの光にて屈折率1.42、光学的膜厚0.293λを有するドライプロセスにて形成したMgFから成る。
【0066】
【表1】
Figure 2004302112
【0067】
この反射防止膜の最上層である第一層のMgF薄膜は、フッ酸/酢酸マグネシウム法により調製したゾル液を用いて以下の手順で形成された。まず、予めφ40mmの平行平板に研磨された合成石英ガラス基材の両面に、ドライプロセスにより第3層となるMgF層と第2層となるLaF層を形成し、次いでフッ酸/酢酸マグネシウム法により調製したゾル液にオートクレーブで140℃,24時間高温加圧熟成処理を施した後、スピンコート法により第1層となるMgF層を形成した。第1層の形成は基材の片面ずつ行い、両面を成膜した後、大気中で150℃,1時間加熱処理して完成させた。第1層の屈折率は1.21であり、空間充填密度は49%である。
【0068】
このサンプルをシロキサン飽和蒸気に暴露しながら、ArFレーザを照射し、所定時間照射後に取り出して、付着物の析出厚さが0Å〜200Åの間の各厚さにおける照射部の透過率および反射率を分光光度計により測定した。各測定結果をそれぞれ図3及び図4に示す。また、入射角0°における付着物厚さと反射率との関係を図5に、入射角58°における関係を図6に、それぞれ実線で示した。
【0069】
図3より明らかなように、この実施例の反射防止膜は優れた分光反射防止特性を有する上、シロキサンの分解生成物である酸化ケイ素が析出しても分光反射防止特性の変化が少なく、析出厚さが200Å相当に達してもなお193nmにて95%以上の透過率を有していた。さらに、図4、図5及び図6より明らかなように、本反射防止膜は広い入射角範囲に渡って優れた角度反射防止特性を有しており、析出厚さが200Å相当に達しても、反射率は入射角0度及び58度において、それぞれ2%と8%であった。
【0070】
[比較例1]
比較例1としてArFエキシマレーザ光(波長193nm)に対する3層反射防止膜を作成した。その膜構成を表2に示す。この反射防止膜は合成石英ガラス基材(193nmにて屈折率1.55)上に積層されている。媒質は空気である。第一層は波長193nmの光にて屈折率1.42、光学的膜厚0.262λを有するドライプロセスのMgFから成り、第二層は波長193nmの光にて屈折率1.69、光学的膜厚0.266λを有するドライプロセスのLaFから成り、第三層は波長193nmの光にて屈折率1.42、光学的膜厚0.605λを有するドライプロセスのMgFから成る。設計中心波長λは設計膜厚の基準となる波長であり、ここでは193nmを選択した。
【0071】
【表2】
Figure 2004302112
【0072】
この反射防止膜は、3層全てがドライプロセスで形成された。ドライプロセスの薄膜は真空蒸着法により膜材料を乗せたボートに通電し、抵抗加熱蒸着により形成された。基材にはφ40mmの平行平板に研磨された石英ガラスを用い、成膜は基材両面に行った。この反射防止膜の第1層の屈折率は1.42であり、空間充填密度は98%であった。
【0073】
このサンプルを、実施例1と同様に、シロキサン飽和蒸気に暴露しながら、ArFレーザを照射し、所定時間照射後に取り出し、照射部の透過率および反射率を分光光度計により測定した。各測定結果をそれぞれ図7及び図8に示した。また、入射角0°における付着物厚さと反射率との関係を図5に、入射角58°における関係を図6に、それぞれ破線で示した。
【0074】
図7より明らかなように、従来技術による3層反射防止膜は、シロキサンの分解生成物である酸化ケイ素がわずか50Å析出するだけで、透過率が98%以下まで低下してしまう。これは本発明による3層反射防止膜に、100Å相当の曇りが発生した場合よりも悪い値である。さらに、曇りを形成する付着物の堆積が100Åになると透過率は92%を下回り、200Åでは78%まで低下した。
【0075】
また、図5、図6及び図8より明らかなように、従来技術による反射防止膜は角度反射防止特性においても曇りを形成する付着物の堆積による特性変化が大きく、例えば入射角度58度においては、曇りの堆積が進行するにつれて一旦は本発明の反射防止膜と同程度まで反射率が低下するが、さらに堆積が進むと再び増加に転じ、200Åでは反射率が9%以上にまで増加した。
【0076】
[実施例2]
実施例2は、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)に対する5層反射防止膜であり、設計中心波長λ=193nmである。その膜構成を表3に示す。この反射防止膜は合成石英ガラス基材(193nmにて屈折率1.55)上に積層されている。媒質は空気である。第一層は波長193nmの光にて屈折率1.21、光学的膜厚0.322λを有するウエットプロセスにて形成したMgFから成り、第二層は波長193nmの光にて屈折率1.69、光学的膜厚0.191λを有するドライプロセスにて形成したLaFから成り、第三層は波長193nmの光にて屈折率1.42、光学的膜厚0.113λを有するドライプロセスにて形成したMgFから成り、第四層は波長193nmの光にて屈折率1.69、光学的膜厚0.188λを有するドライプロセスにて形成したLaFから成り、第五層は波長193nmの光にて屈折率1.42、光学的膜厚0.172λを有するドライプロセスにて形成したMgFから成る。
【0077】
【表3】
Figure 2004302112
【0078】
この反射防止膜の入射媒質と接する第一層はウエットプロセスにより成膜され、フッ酸/酢酸マグネシウム法により調製したゾル液を用いて以下の手順で形成された。まず、予めφ40mmの平行平板に研磨された合成石英ガラス基材の両面に、ドライプロセスにより第4層となるLaF層、第3層となるMgF層、第2層となるLaF層を順に形成し、次いでフッ酸/酢酸マグネシウム法により調製したゾル液にオートクレーブで140℃,24時間高温加圧熟成処理を施した後、スピンコート法により第1層となるMgF層を形成した。第1層の形成は基材の片面ずつ行い、両面を成膜した後、大気中で150℃,1時間加熱処理して完成させた。第1層の屈折率は1.21であり、空間充填密度は49%である。
【0079】
このサンプルをシロキサン飽和蒸気に暴露しながら、ArFレーザを照射し、所定時間照射後に取り出して、照射部の透過率および反射率を分光光度計により測定した。各測定結果をそれぞれ図9及び図10に示した。また、入射角0°における付着物厚さと反射率との関係を図11に、入射角58°における関係を図12に、それぞれ実線で示した。
【0080】
図9より明らかなように、本発明の反射防止膜は優れた分光反射防止特性を有する上に、シロキサンの分解生成物である酸化ケイ素が析出しても分光反射防止特性の変化が少なく、析出厚さが200Å相当に達してもなお193nmにて97%以上の透過率を有していた。さらに、図10、図11及び図12より明らかなように、本発明の反射防止膜は広い入射角範囲に渡って優れた角度反射防止特性を有しており、析出厚さが200Å相当に達しても、反射率は入射角0度及び58度において、それぞれ1%と7%であった。
【0081】
[比較例2]
比較例2として同じArFエキシマレーザ光(波長193nm)に対する5層反射防止膜を示した。その膜構成を表4に示す。この反射防止膜は合成石英ガラス基材(193nmにて屈折率1.55)上に積層されている。媒質は空気である。第一層は波長193nmの光にて屈折率1.42、光学的膜厚0.263λを有するドライプロセスのMgFから成り、第二層は波長193nmの光にて屈折率1.69、光学的膜厚0.294λを有するドライプロセスのLaFから成り、第三層は波長193nmの光にて屈折率1.42、光学的膜厚0.239λを有するドライプロセスのMgFから成り、第四層は波長193nmの光にて屈折率1.69、光学的膜厚0.549λを有するドライプロセスのLaFから成り、第五層は波長193nmの光にて屈折率1.42、光学的膜厚0.243λを有するドライプロセスのMgFから成る。ここで設計中心波長λは設計膜厚の基準となる波長であり、ここでは193nmに選ばれた。この反射防止膜は5層全てがドライプロセスで形成された。ドライプロセスの薄膜は真空蒸着法により膜材料を乗せたボートに通電し、抵抗加熱蒸着により形成された。基材にはφ40mmの平行平板に研磨された石英ガラスを用い、成膜は基材両面に行った。第1層の屈折率は1.42であり、空間充填密度は98%である。
【0082】
【表4】
Figure 2004302112
【0083】
このサンプルをシロキサン飽和蒸気に暴露しながら、ArFレーザを照射し、所定時間照射後に取り出して、照射部の透過率および反射率を分光光度計により測定した。各測定結果をそれぞれ図13及び図14に示した。また、入射角0°における付着物厚さと反射率との関係を図11に、入射角58°における関係を図12に、それぞれ破線で示した。
【0084】
図13より明らかなように、従来技術による5層反射防止膜は、シロキサンの分解生成物である酸化ケイ素がわずか50Å析出するだけで、透過率が98%以下まで低下してしまう。これは本発明による5層反射防止膜に、150Å相当の曇りが発生した場合よりも悪い値である。さらに、曇りの堆積が100Åになると透過率は92%を下回り、200Åでは78%まで低下した。
【0085】
また、図11、図12及び図14より明らかなように、従来技術による反射防止膜は角度反射防止特性においても曇りを形成する付着物の堆積による特性変化が大きく、例えば入射角度58°においては、曇り厚さ20Åまではわずかに反射率が低下するが、さらに堆積が進むと再び増加に転じ、200Åでは反射率が15%近くにまで増加した。
【0086】
【発明の効果】
以上詳述の通り、請求項1乃至3に記載の発明によれば、基材上に積層された光学薄膜の入射媒質と接する位置に、空間充填密度が70%以下で、空隙が開気孔である多孔質層を備えているので、入射媒質に含有されている物質が光学膜厚の空隙の内部に析出して付着するため、付着物による層が形成されにくく、光学膜厚の干渉条件の急激な変化を抑制することができ、透過率等の光学特性の低下を少なく抑えることが可能である。
【0087】
また、請求項4又は5に記載の発明によれば、基材の少なくとも一方の面に上記のような光学薄膜が積層されているので、入射媒質中に含有される付着物質により曇りが形成されても、光学特性が低下し難く、光学部材の寿命を延ばし易い。
【0088】
更に、請求項6に記載の発明によれば、上記のような光学薄膜を有する光学部材を有するため、光学薄膜の多孔質層の空間充填密度を調整することにより、屈折率を調整することができ、開口数を0.8以上にすることにより、より解像度を向上させ易い。
【0089】
また、請求項7及び8に記載の発明によれば、投影光学系に前記のような光学部材を有するので、光学部材の光学特性が低下し難く、寿命を延ばすことができ、投影露光装置を使用する期間を長期化し易い。
【0090】
更に、請求項9又は請求項10に記載の発明によれば、光学薄膜の多孔質層をゾルゲル法により形成するので、空間充填密度を容易に調整して均一な光学薄膜を製造し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の光学薄膜を模式的に示す断面図である。
【図2】この発明の実施の形態の投影露光装置の基本構成を示す構成図である。
【図3】実施例1の測定結果を示すグラフであり、分光反射特性を示す。
【図4】実施例1の測定結果を示すグラフであり、反射率角度特性を示す。
【図5】実施例1及び比較例1の測定結果を示すグラフであり、入射角0°における曇り厚さに対する反射率の変化を示す。
【図6】実施例1及び比較例1の測定結果を示すグラフであり、入射角58°における曇り厚さに対する反射率の変化を示す。
【図7】比較例1の測定結果を示すグラフであり、分光反射特性を示す。
【図8】比較例1の測定結果を示すグラフであり、反射率角度特性を示す。
【図9】実施例2の測定結果を示すグラフであり、分光反射特性を示す。
【図10】実施例2の測定結果を示すグラフであり、反射率角度特性を示す。
【図11】実施例2及び比較例2の測定結果を示すグラフであり、入射角0°における曇り厚さに対する反射率の変化を示す。
【図12】実施例2及び比較例2の測定結果を示すグラフであり、入射角58°における曇り厚さに対する反射率の変化を示す。
【図13】比較例2の測定結果を示すグラフであり、分光反射特性を示す。
【図14】比較例2の測定結果を示すグラフであり、反射率角度特性を示す。
【図15】従来の光学薄膜を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
10 光学薄膜
11 第1層
12 第2層
13 第3層
15 付着物
16 空隙

Claims (10)

  1. 基材上に積層された光学薄膜であって、入射媒質と接する位置に空間充填密度が70%以下の多孔質層を備え、該多孔質層の空隙が開気孔であることを特徴とする光学薄膜。
  2. 屈折率の異なる少なくとも2つの層が基材上に積層された多層構造の光学薄膜であって、入射媒質と接する第一層が空間充填密度70%以下の多孔質層からなり、該多孔質層の空隙が開気孔であることを特徴とする光学薄膜。
  3. 波長140nm〜370nmの紫外線用に使用される反射防止膜であることを特徴とする請求項1又は2記載の光学薄膜。
  4. 基材の少なくとも一方の面に請求項1乃至3の何れか一つに記載の光学薄膜が積層されていることを特徴とする光学部材。
  5. 前記基材が、石英又は蛍石からなることを特徴とする請求項4に記載の光学部材。
  6. 請求項4又は5に記載の光学部材を備え、NA≧0.80(NAは開口数を示す)であることを特徴とする光学系。
  7. 紫外線を露光光としてマスクを照明する照明光学系と、前記マスクのパターン像を被露光基板上に投影露光する投影光学系とを備えた装置であって、前記投影光学系又は前記照明光学系に請求項4に記載の光学部材を備えたことを特徴とする投影露光装置。
  8. 請求項7に記載の投影露光装置を用いてマスクのパターン像を被露光基板上に転写する工程を有することを特徴とするデバイスの製造方法。
  9. 請求項1乃至3の何れか一つに記載の光学薄膜の製造方法であって、前記多孔質層をゾルゲル法により形成することを特徴とする光学薄膜の製造方法。
  10. 前記多孔質層は、フッ化物から構成されることを特徴とする請求項9に記載の光学薄膜の製造方法。
JP2003094722A 2003-03-31 2003-03-31 光学薄膜、光学部材、光学系、及び投影露光装置、並びに光学薄膜の製造方法 Pending JP2004302112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003094722A JP2004302112A (ja) 2003-03-31 2003-03-31 光学薄膜、光学部材、光学系、及び投影露光装置、並びに光学薄膜の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003094722A JP2004302112A (ja) 2003-03-31 2003-03-31 光学薄膜、光学部材、光学系、及び投影露光装置、並びに光学薄膜の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004302112A true JP2004302112A (ja) 2004-10-28

Family

ID=33407223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003094722A Pending JP2004302112A (ja) 2003-03-31 2003-03-31 光学薄膜、光学部材、光学系、及び投影露光装置、並びに光学薄膜の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004302112A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009128844A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Canon Inc 光学系及びそれを有する光学機器
JP2009210733A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Hoya Corp 反射防止膜及びこれを有する光学部品、交換レンズ及び撮像装置
JP2012186252A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Canon Inc フォトニック結晶面発光レーザ
KR101395454B1 (ko) * 2007-09-20 2014-05-15 삼성전자주식회사 그레이디드 굴절률을 갖는 광학 필름 및 이의 제조방법
JP2014215402A (ja) * 2013-04-24 2014-11-17 株式会社大真空 光学デバイス
US9188708B2 (en) 2008-10-17 2015-11-17 Hitachi Chemical Company, Ltd. Film having low refractive index film and method for producing the same, anti-reflection film and method for producing the same, coating liquid set for low refractive index film, substrate having microparticle-laminated thin film and method for producing the same, and optical member
JP2021148902A (ja) * 2020-03-18 2021-09-27 信越化学工業株式会社 反射防止膜付き合成石英ガラス基板、窓材、光学素子パッケージ用リッド、光学素子パッケージおよび光照射装置
JP2023014241A (ja) * 2017-03-10 2023-01-26 キヤノン株式会社 光学部材及び光学部材の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002018982A1 (en) * 2000-08-30 2002-03-07 Nikon Corporation Method of forming optical thin film and optical element provided with optical thin film

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002018982A1 (en) * 2000-08-30 2002-03-07 Nikon Corporation Method of forming optical thin film and optical element provided with optical thin film

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101395454B1 (ko) * 2007-09-20 2014-05-15 삼성전자주식회사 그레이디드 굴절률을 갖는 광학 필름 및 이의 제조방법
JP2009128844A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Canon Inc 光学系及びそれを有する光学機器
US7626772B2 (en) 2007-11-28 2009-12-01 Canon Kabushiki Kaisha Optical system and optical apparatus having the same
JP2009210733A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Hoya Corp 反射防止膜及びこれを有する光学部品、交換レンズ及び撮像装置
US9188708B2 (en) 2008-10-17 2015-11-17 Hitachi Chemical Company, Ltd. Film having low refractive index film and method for producing the same, anti-reflection film and method for producing the same, coating liquid set for low refractive index film, substrate having microparticle-laminated thin film and method for producing the same, and optical member
JP2012186252A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Canon Inc フォトニック結晶面発光レーザ
JP2014215402A (ja) * 2013-04-24 2014-11-17 株式会社大真空 光学デバイス
JP2023014241A (ja) * 2017-03-10 2023-01-26 キヤノン株式会社 光学部材及び光学部材の製造方法
JP2021148902A (ja) * 2020-03-18 2021-09-27 信越化学工業株式会社 反射防止膜付き合成石英ガラス基板、窓材、光学素子パッケージ用リッド、光学素子パッケージおよび光照射装置
JP7136151B2 (ja) 2020-03-18 2022-09-13 信越化学工業株式会社 反射防止膜付き合成石英ガラス基板、窓材、光学素子パッケージ用リッド、光学素子パッケージおよび光照射装置
US12242025B2 (en) 2020-03-18 2025-03-04 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Synthetic quartz glass substrate with antireflection film, window material, lid for optical element package, optical element package, and light irradiation device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3509804B2 (ja) 多層薄膜付き光学素子及びそれを備える露光装置
JPWO2001023914A1 (ja) 多層薄膜付き光学素子及びそれを備える露光装置
CN100440432C (zh) 光学元件和曝光装置
CN101925837B (zh) 用于duv元件的致密均匀氟化物膜及其制备方法
CN106663602B (zh) 具吸收剂的平面化极紫外光刻基底及其制造系统
TWI410676B (zh) 多層膜反射鏡、多層膜反射鏡的製造方法、光學系統、曝光裝置以及元件的製造方法
JP4161387B2 (ja) 多層反射防止膜
WO2001035125A1 (en) Antireflection base for ultraviolet and vacuum ultraviolet regions
WO2000058761A1 (en) Multilayer antireflection film, optical component, and reduction projection exposure system
JP2004302113A (ja) 反射防止膜、光学部材、光学系及び投影露光装置、並びに反射防止膜の製造方法
US20120038897A1 (en) Optical Element With An Antireflection Coating, Projection Objective, And Exposure Apparatus Comprising Such An Element
WO2002018981A1 (en) Method of forming optical thin film
JP2004302112A (ja) 光学薄膜、光学部材、光学系、及び投影露光装置、並びに光学薄膜の製造方法
KR20250174579A (ko) 광학 부품 및 광학 장치
US20170139083A1 (en) Silica-modified-fluoride broad angle antireflection coatings
JPH10160915A (ja) エキシマレーザー用ミラー
JPH07107563B2 (ja) 反射防止膜
JPH077124B2 (ja) 反射防止膜
JPH10253802A (ja) 反射防止膜
JP2000357654A (ja) 反射防止膜、光学素子、露光装置、及び電子物品
JPH06160602A (ja) 2波長反射防止膜
JP2010066681A (ja) 光学素子及びそれを有する光学系
JPH11248903A (ja) 反射防止膜
JP2005345489A (ja) 反射防止膜及び光学素子
JP2004085975A (ja) 酸化物多層膜光学素子およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090602

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091110