JP2004342660A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】オン抵抗の低下と耐圧の向上を両立でき、しかも安定的に量産が可能なパワーMOSFET型の半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】n+型ピラー層16とp型ピラー層18を交互に配置することにより、パワーMOSFETの4つのセルを隣接して形成することができる。またこれらピラー層をトレンチ側壁にエピタキシャル成長により形成すると、ピラー層の幅を従来よりも大幅に縮小することが可能となり、チャネル密度をさらに上げることが可能となる。その結果として、素子のオン抵抗をさらに低減できる。
【選択図】 図1
【解決手段】n+型ピラー層16とp型ピラー層18を交互に配置することにより、パワーMOSFETの4つのセルを隣接して形成することができる。またこれらピラー層をトレンチ側壁にエピタキシャル成長により形成すると、ピラー層の幅を従来よりも大幅に縮小することが可能となり、チャネル密度をさらに上げることが可能となる。その結果として、素子のオン抵抗をさらに低減できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、パワーMOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field Effect Transistor)型の構造を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパワーMOSFETは、例えば、高濃度n+型基板の上にn−型エピタキシャル成長層を形成し、その表層にMOSFET構造を形成することにより製造されている。この構造においては、n−型エピタキシャル成長層に空乏層をのばすことによって、高耐圧化を実現できる。しかしながら、高耐圧化のためのn−型エピタキシャル成長層は高抵抗であるため、オン状態における素子抵抗(Ron:「オン抵抗」などと呼ばれる)が高くなってしまう。
【0003】
そこで、このトレードオフを改善するため、pnストライプやピラー構造を設けたMOSFETが提案されている。これらのMOSFETにおいては、pnストライプやp型ピラーの上部にMOSFETが形成されている。比較的高濃度のn層を電流経路とすることで、Ronを下げ、pnピラーが完全空乏化することにより耐圧を上げることができる。
【0004】
ただしこれらの構造の場合、イオン注入とエピタキシャル成長とを繰り返し行うことによってピラー構造を少しずつ積み上げ、最後に高温で長時間の活性化処理を施すことにより、ピラー構造が形成されていた。このため、イオン注入やエピタキシャル成長の工程間での位置合わせ精度の制限や、活性化処理によるピラーの拡張などにより、高密度にピラーを形成することが困難であった。
【0005】
これに対して、本発明者らは、n−型半導体層にトレンチを開口し、その側面にAs(ヒ素)及びB(ホウ素)を注入し、活性化熱処理を施すことにより形成した半導体装置を提案した(特許文献1)。この方法によれば、AsとBの拡散係数の違いを利用して、隣接するトレンチ間にn型ピラーとp型ピラーとn型ピラーをこの順に形成することができる。その結果として、オン抵抗の低下と耐圧の上昇を両立できるパワーMOSFETを実現できる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−170955号公報(例えば、図3及び図4)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、隣接するトレンチ間にn型ピラー及びp型ピラーを形成した構造のパワーMOSFETにおいては、トレンチの形成された領域がその結果として電流経路として利用できないことになる。しかしながら、もし、ピラーをさらに高い密度で形成することができれば、パワーMOSFETのオン抵抗をさらに下げることは可能である。
【0008】
本発明は、かかる認識に基づいてなされたものであり、その目的は、オン抵抗のさらなる低下と、耐圧の上昇とが両立でき、しかも安定的に量産が可能なパワーMOSFET型の半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様によれば、第1導電型の半導体層と、前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第1の半導体ピラー層と、前記第1の半導体ピラー層に隣接して前記半導体層の主面上に設けられた第2導電型の第2の半導体ピラー層と、前記第2の半導体ピラー層に隣接して前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第3の半導体ピラー層と、前記第3の半導体ピラー層に隣接して前記半導体層の主面上に設けられた第2導電型の第4の半導体ピラー層と、前記第4の半導体ピラー層に隣接して前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第5の半導体ピラー層と、前記第2の半導体ピラー層の上に設けられた第2導電型の第1の半導体ベース層と、前記第4の半導体ピラー層の上に設けられた第2導電型の第2の半導体ベース層と、前記第1の半導体ベース層の表面に選択的に設けられた第1導電型の第1の半導体ソース領域と、前記第2の半導体ベース層の表面に選択的に設けられた第1導電型の第2の半導体ソース領域と、前記第1の半導体ソース領域と前記第1及び第3の半導体ピラー層との間の前記第1の半導体ベース層の上、並びに、前記第2の半導体ソース領域と前記第3及び第5の半導体ピラー層との間の前記第2の半導体ベース層の上に設けられたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の上に設けられたゲート電極と、を備え、前記第1乃至第5の半導体ピラー層の間にそれぞれ形成されるpn接合面に対して垂直な方向に見たこれらピラー層のそれぞれの幅は、10ミクロン以下であることを特徴とする半導体装置が提供される。
【0010】
また、本発明の第2の態様によれば、第1導電型の半導体層と、前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第1の半導体ピラー層と、前記第1の半導体ピラー層に隣接してその周囲を取り囲むように前記半導体層の主面上に設けられた第2導電型の第2の半導体ピラー層と、前記第2の半導体ピラー層に隣接してその周囲を取り囲むように前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第3の半導体ピラー層と、前記第2の半導体ピラー層の上に設けられた第2導電型の半導体ベース層と、前記半導体ベース層の表面に選択的に設けられた第1導電型の半導体ソース領域と、前記半導体ソース領域と前記第1及び第3の半導体ピラー層との間の前記半導体ベース層の上に設けられたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の上に設けられたゲート電極と、を備え、前記第1乃至第3の半導体ピラー層の間にそれぞれ形成されるpn接合面に対して垂直な方向に見たこれらピラー層のそれぞれの幅は、10ミクロン以下であることを特徴とする半導体装置が提供される。
【0011】
また、本発明の第3の態様によれば、第1導電型の第1の半導体層にトレンチを形成する工程と、前記トレンチの側壁に第1導電型の不純物を導入する工程と、前記トレンチの前記側壁及び底面上に第2導電型の第2の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、前記底面上の前記第2の半導体層に第1導電型の不純物を導入する工程と、前記第2の半導体層により取り囲まれた前記トレンチ内の残余の空間に第1導電型の第3の半導体層をエピタキシャル成長させて充填する工程と、前記第2の半導体層の上部に第2導電型のベース層を形成する工程と、前記ベース層の表面に第1導電型のソース領域を選択的に形成する工程と、前記ベース層の上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成する工程と、を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
【0012】
また、本発明の第4の態様によれば、第1導電型の第1の半導体層にトレンチを形成する工程と、前記トレンチの側壁面にエピタキシャル成長による第1導電型の第2の半導体層を形成する工程と、前記トレンチ内に露出した前記第2の半導体層の側壁面にエピタキシャル成長による第2導電型の第3の半導体層を形成する工程と、前記トレンチ内に露出した前記第3の半導体層の側壁面にエピタキシャル成長による第1導電型の第4の半導体層を形成する工程と、前記第3の半導体層の上部に第2導電型のベース層を形成する工程と、前記ベース層の表面に第1導電型のソース領域を選択的に形成する工程と、前記ベース層の上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成する工程と、を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態にかかる半導体装置の要部断面構造を例示する模式図である。
また、図2は、そのゲート電極の付近を拡大した模式断面図である。なお、図1においては、ゲート電極側の電極構造は、省略されている。
【0015】
図1及び図2に表した具体例は、パワーMOSFET型の半導体装置であり、n+型基板12の上に、n+型ピラー層16とp型ピラー層18とが略垂直方向に延伸して設けられた構造を有する。これらピラー層は、n−型中間層14により適宜分離されている。
【0016】
p型ピラー層18の上には、p+型ベース領域20が形成され、その表面に、一対のn+型ソース領域22が形成されている。その上の電極構造は図2に表した如くであり、絶縁層24により絶縁されたゲート電極26が形成されている。ゲート電極26は、ソース領域22から隣接するn+型ピラー層16にまたがるように形成されている。また、ソース領域22とp+型ベース領域20には、ソース電極28が接続されている。一方、図1に表したように、n+型基板12の裏面には、ドレイン電極30が形成されている。
【0017】
ゲート電極26に所定のゲート電圧を印加すると、その直下のp+型ベース領域20の表面付近にチャネルが形成され、n+型ソース領域22と隣接するn型ピラー層16とが導通する。そして、ソース電極28とドレイン電極30間がオン状態とされる。つまり、各n+型ピラー層16において、それぞれのMOSFETの電流経路が形成される。n+型ピラー層16の不純物濃度を高くすることにより、オン抵抗(Ron)を下げることができる。図2に表したように、これら電流経路に対応した素子単位を「セル」と称することとする。
【0018】
本具体例においては、4つのセルC1〜C4が隣接して形成されている。これら4つのセルC1〜C4からなる複数の集団が、n−型中間層14により互いに分離されて設けられている。このように、4つのセルC1〜C4を隣接して形成することにより、セルの形成密度を大幅に上げて、オン抵抗(Ron)を低下させることができる。
【0019】
またさらに、本発明によれば、後にその製造方法に関して詳述するように、n+型ピラー層16の幅W1と、p型ピラー層18の幅W2を、従来よりも大幅に縮小することが可能となる。具体的には、例えば、前述したように、イオン注入とエピタキシャル成長とを繰り返し行うことによってピラー構造を少しずつ積み上げ、最後に高温で長時間の活性化処理を施すことにより、ピラー構造を形成するような場合には、ピラーの幅を10ミクロン以下に縮小することは困難であった。
【0020】
これに対して、本実施形態においては、ピラー層16、18をエピタキシャル成長により形成することができる。その結果として、それらの幅W1、W2を10ミクロン以下に縮小することは極めて容易となる。さらに、これら幅W1、W2を1ミクロンあるいはそれ以下に縮小することも可能である。つまり、電流経路となるn+型ピラー層16を従来よりも大幅に高密度に形成することが可能となる。その結果として、チャネル密度を上げてオン抵抗(Ron)を大きく下げることが可能となる。
また、素子の端部にn−型中間層14を設けて終端させることにより、セルの部分の不純物濃度に関係なく、中間層14の濃度を下げて、素子の耐圧を上げることができる。つまり、本実施形態によれば、従来の構造と比較して、さらなるオン抵抗(Ron)の低下と、耐圧の維持と、を達成できる。
【0021】
図3は、本実施形態の半導体装置の平面パターンの一例を表す模式図である。すなわち、同図は、半導体装置のゲート側の電極を取り除いた状態を表す一部断面斜視図である。同図については、図1及び図2に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0022】
本具体例の場合、n型ピラー層16とp型ピラー層18は、略ストライプ状の平面パターンを有する。そして、n+型ソース領域22もこれに合わせて略ストライプ状に形成されている。図示しないゲート電極及びソース電極は、このストライプパターンに合わせて適宜形成される。このように各ピラー層16、18をストライプ状に形成すると、チャネル密度を極めて高くすることが容易となる。
【0023】
図4は、本実施形態の半導体装置の平面パターンのもうひとつの例を表す模式図である。すなわち、同図も、半導体装置のゲート側の電極を取り除いた状態を表す一部断面斜視図である。同図についても、図1〜図3に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0024】
本具体例の場合、n−型中間層14により分離されたn+型ピラー層16とp型ピラー層18の集団は、略同心円状に形成されている。すなわち、中心にn型ピラー層16が設けられ、その外側に、p型ピラー層18、n+型ピラー層16がこの順に同心円状に設けられている。
【0025】
このように同心円状に形成されたセルC1〜C4の集団は、平面的に見たときに、正方格子状(メッシュ状)に配置してもよいし、千鳥格子状(オフセットメッシュ状)または六角格子状など、各種のパターンに基づいて配置することができる。
このような同心円状のパターン配列とした場合、素子の形状や寸法によっては、効果的にチャネル密度を上げることが可能となる。また、図4に表した構造は、一例に過ぎず、同心円状の代わりに、同心楕円状や、同心扁平円状など、ピラー層16と18とを交互に同心環状に配置した各種の構造も本発明の範囲に包含される。
【0026】
図5は、ピラー層16、18を同心環状に配置した他の具体例を表す一部断面斜視図である。すなわち、一方向に延在したn+型ピラー層16を中心としてその周囲に、同心環状に、p型ピラー層18、n+型ピラー層16が配置されている。このような構造においても、セルC1〜C4を高い密度で形成することができ、オン抵抗の低減効果が得られる。
【0027】
次に、本実施形態の半導体装置の製造方法について説明する。
図6乃至図13は、本実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【0028】
まず、図6に表したように、n+型半導体基板12(不純物濃度:1×1018cm−3)の表面に、n−−型半導体層14(不純物(As)濃度:1×1015cm−3)をエピタキシャル成長によって約50μmの厚みに成長させる。さらに、トレンチエッチング用のマスク材として、例えば酸化シリコン膜を形成し、トレンチエッチングをする部分(幅:約18μm)を選択的にエッチングしてマスクM1を形成する。
【0029】
次に、図7に表したように、エピタキシャル成長層14の厚みと同じ深さ程度エッチングすることにより、トレンチTを形成する。さらに、斜めイオン注入法により、トレンチTの側壁と底部のみにn+型半導体を形成するためのイオンを注入する。イオン注入の条件は、例えばイオン種としてP(リン)を用い、ドーズ量は1×1013cm−2とすることができる。但し、イオン種やドーズ量などはこれに限定されず、例えばAs(ヒ素)をはじめとした各種の元素を用いることができる。この点については、他の全てのイオン注入に関しても同様である。
【0030】
次に、図8に表したように、エピタキシャル成長により、p型半導体層18(不純物(B)濃度:2×1015cm−3、膜厚6μm)を成長させる。この場合のエピタキシャル成長法は、選択エピタキシャル成長法でもよく、または非選択エピタキシャル成長法でもよい。
【0031】
次に、図9に表したように、イオン注入法により、トレンチの底部のみにn+型の半導体を形成するためのイオンを注入する。この時のイオン注入は、基板主面に対して略垂直方向にイオンを入射させる垂直イオン注入とすることが望ましい。イオン注入の条件としては、例えばイオン種をP(リン)、ドーズ量を1×1013cm−2とすることができる。
【0032】
次に、図10に表したように、エピタキシャル成長により、n+型半導体層16(不純物(As)濃度:2×1015cm−3、膜厚:6μm)をトレンチ内部を埋め込むように形成する。その後、熱拡散処理を施し、イオン注入を行ったトレンチ側壁部(図7)と、埋め込み層の底部(図9)において、注入されたドーパントの拡散・活性化を施す。その結果、図11に表したように、トレンチ側壁部においては、n型ピラー層16が形成される。また、p+型半導体層18の底部においても、n+型半導体領域が形成され、基板12と上側のn+型半導体層16とが接触する。
【0033】
次に、図12に表したように、CMP(chemical mechanical polishing)技術により表面を研磨して、半導体結晶面を露出させる。その後、図13に表したように、従来のパワーMOSFETと同様に、p型ピラー層18の表面にp+型ベース層20を形成し、さらにその表面にn+型ソース領域22を選択的に形成する。そして、ソース領域22とn+型ピラー層16をまたぐようにゲート絶縁膜24、ゲート電極26を形成する。さらに、層間絶縁膜を形成後、ソース電極28を形成し、一方、基板12の裏面側には、ドレイン電極30を形成することにより、本実施形態の半導体装置の要部が完成する。
【0034】
以上説明したように、本実施形態の製造方法によれば、高濃度のn+型ピラー層16とp型ピラー層18を高密度に形成することが可能となる。特に、p型ピラー層18と、これらの間に形成されるn+型ピラー層16は、エピタキシャル成長により形成されるので、その幅(図2における幅W1及びW2)を極めて小さくすることができる。その結果として、セルの形成密度を上げて、オン抵抗を低減できる。また、終端部は、セルの半導体層の濃度に関係なく中間層14の低濃度化が可能であるため、高耐圧化が容易である。
【0035】
次に、本実施形態の第2の製造方法について説明する。
【0036】
図14乃至図20は、本実施形態の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【0037】
すなわち、まず図14に表したように、n+型半導体基板12(不純物濃度:1×1018cm−3)の表面に、n−−型半導体層14(不純物(As)濃度:1×1015cm−3)をエピタキシャル成長によって約50μmの厚みに成長させる。そして、トレンチエッチング用のマスク材として例えば酸化シリコン膜を形成し、トレンチエッチングをする部分(幅:約30μm)を選択的にエッチングしてマスクM2を形成する。
【0038】
次に、図15に表したように、その後、マスクM2の開口部に露出する半導体層14をエッチングしてトレンチTを形成する。この際に、トレンチをエピタキシャル成長層14よりも、例えば、約6μmほど深くオーバーエッチングする。但し、後に詳述するように、このオーバーエッチング量は、この次の工程で形成するn+型半導体層16の厚みに対応する。従って、n+型半導体層16を例えば、1μm程度の厚みに成長する場合には、図15に表した工程におけるオーバーエッチング量も、これに合わせて約1μmとする。
【0039】
次に、図16に表したように、エピタキシャル成長により、n+型半導体層16(不純物(As)濃度:2×1015cm−3、膜厚6μm)を形成する。前述の如く、このn+型半導体層16の厚みは、さらに薄くすることも可能である。この半導体層16を薄くすることにより、n+型ピラー層16をさらに高密度に形成することができる。この点については、後に詳述する。
【0040】
次に、図17に表したように、p型半導体層18(不純物(B)濃度:2×1015cm−3、膜厚6μm)を成長させる。この場合のエピタキシャル成長法は、選択エピタキシャル成長法でもよく、非選択エピタキシャル成長法でもよい。なお、この工程においても、後に詳述するように、半導体層18の厚みを薄くすると、さらに高密度にチャネルを形成することができる。
【0041】
次に、図18に表したように、基板12の主面に対して略垂直な方向からのイオン注入により、トレンチの底部のみにn+型の半導体を形成させるためのイオンを注入する。この時のイオン注入条件としては、例えばイオン種をP(リン)、ドーズ量を1×1013cm−2とすることができる。
【0042】
次に、図19に表したように、エピタキシャル成長により、n+型半導体層16(不純物(As)濃度:2×1015cm−3、膜厚6μm)をトレンチ内部を埋め込むように形成する。その後、熱拡散処理を施して、p型半導体層18の底部に注入されたn型不純物を拡散・活性化させる。その結果、p型半導体層18の底部をn+型半導体領域に反転させ、n+型半導体基板12とその上のn+型半導体層16とが接触するように形成する。
【0043】
その後、図20に表したように、CMP技術により表面が半導体結晶面が露出するまでエッチバックを行う。その後、従来のパワーMOSFETと同様に、p型ピラー層18の表面にp+型ベース層20を形成し、さらにその表面にn+型ソース領域22を選択的に形成する。そして、ソース領域22とn+型ピラー層16をまたぐようにゲート絶縁膜24、ゲート電極26を形成する。さらに、層間絶縁膜を形成後、ソース電極28を形成し、一方、基板12の裏面側には、ドレイン電極30を形成することにより、本実施形態の半導体装置の要部が完成する。
【0044】
以上説明したように、本実施形態の製造方法によっても、高濃度のn+型ピラー層16とp型ピラー層18を高密度に形成することが可能となる。特に、本具体例の場合、n+型ピラー層16とp型ピラー層18をそれぞれエピタキシャル成長により形成する。その結果として、それらの幅(図2における幅W1およびW2)を10ミクロン以下に形成することが容易となり、さらには1ミクロン程度あるいはそれ以下に形成することも可能となる。その結果として、セルの集積密度を大幅に上げて、オン抵抗を顕著に低減することも可能となる。また、終端部は、セルの半導体層の濃度に関係なく中間層14の低濃度化が可能であるため、高耐圧化が容易である。
【0045】
次に、本実施形態の第3の製造方法について説明する。
【0046】
図21乃至図28は、本実施形態の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【0047】
すなわち、まず図21に表したように、n+型半導体基板12(不純物濃度:1×1018cm−3)の表面に、n−−型半導体層14(不純物(As)濃度:1×1015cm−3)をエピタキシャル成長によって約50μmの厚みに成長させる。そして、トレンチエッチング用のマスク材として例えば酸化シリコン膜を形成し、トレンチエッチングをする部分(幅:約30μm)を選択的にエッチングしてマスクM3を形成する。
【0048】
次に、図22に表したように、その後、マスクM3の開口部に露出する半導体層14をエッチングしてトレンチTを形成する。この際に、トレンチTは、エピタキシャル成長層14と同程度の深さとなるように形成する。
【0049】
次に、図23に表したように、エピタキシャル成長により、n+型半導体層16(不純物(As)濃度:2×1015cm−3、膜厚6μm)を形成する。
【0050】
次に、図24に表したように、異方性エッチング法により、トレンチTの底部に形成されたn+型半導体層16と、マスクM3の上に形成された多結晶状のn+型半導体層16をエッチングする。そして、トレンチ底部においてn+型半導体基板12を露出させる。
【0051】
次に、図25に表したように、p型半導体層18(不純物(B)濃度:2×1015cm−3、膜厚6μm)を成長させる。この工程におけるエピタキシャル成長法は、選択エピタキシャル成長法でも非選択エピタキシャル成長法でもよい。
【0052】
そして、図24に関して前述した工程と同様に異方性エッチングを実施することにより、図26に表したように、トレンチの底にn+型基板12を露出させる。
【0053】
その後、図27に表したように、エピタキシャル成長により、n+型半導体層16(不純物(As)濃度:2×1015cm−3、膜厚6μm)をトレンチ内部を埋め込むように形成する。その後、CMP技術により半導体結晶面が露出するまでエッチバックを行うことにより、図28に表した構造が得られる。
【0054】
その後、従来のパワーMOSFETと同様に、p型ピラー層18の表面にp+型ベース層20を形成し、さらにその表面にn+型ソース領域22を選択的に形成する。そして、ソース領域22とn+型ピラー層16をまたぐようにゲート絶縁膜24、ゲート電極26を形成する。さらに、層間絶縁膜を形成後、ソース電極28を形成し、一方、基板12の裏面側には、ドレイン電極30を形成することにより、本実施形態の半導体装置の要部が完成する。
【0055】
以上説明したように、本実施形態の製造方法によっても、高濃度のn+型ピラー層16とp型ピラー層18を高密度に形成することが可能となる。特に、本具体例の場合も、n+型ピラー層16とp型ピラー層18をそれぞれエピタキシャル成長により形成する。その結果として、それらの幅(図2における幅W1およびW2)を10ミクロン以下に形成することが容易となり、さらには1ミクロン程度あるいはそれ以下に形成することも可能となる。すなわち、図23、図25、図27においてエピタキシャル成長させるそれぞれの半導体層の厚みを10ミクロン以下、さらには1ミクロン以下とすればよい。
【0056】
その結果として、セルの集積密度を大幅に上げて、オン抵抗を顕著に低減することも可能となる。また、終端部は、セルの半導体層の濃度に関係なく中間層14の低濃度化が可能であるため、高耐圧化が容易である。
また、本具体例の製造方法においては、イオン注入工程と、それに付随する熱拡散工程が不要であり、工程を簡略化できる。
【0057】
次に、本発明の半導体装置のもうひとつの具体例について説明する。
図29は、本具体例にかかる半導体装置の断面を表す模式図である。
【0058】
すなわち、同図は、パワーMOSFETの終端部の付近を表し、ゲート電極などの電極や絶縁膜は、便宜上省略した。
【0059】
本具体例においては、半導体装置の終端部に低濃度のn−型中間層14が設けられ、その内側には、n+型ピラー層16とp型ピラー層18とが交互に配置されている。そして、これらピラー層に対応して、セルC1、C2、・・・が連続的に形成されている。このようにすれば、図1乃至図5に表した半導体装置と比較して、さらに高密度にセルを形成することができる。つまり、オン抵抗(Ron)をさらに低減することができる。同時に、終端部には、低濃度のn−型中間層14を設けることにより、耐圧も確保できる。
【0060】
このような超高密度のセル配置は、例えば、前述した第3の製造方法により実現可能である。
図30及び図31は、本具体例の半導体装置の製造方法の一部を例示する工程断面図である。すなわち、同図は、半導体装置の終端部の付近において前述した第3の製造方法を応用した例を表す。
【0061】
まず、図30(a)に表したように、n+型基板12の上に、n−型中間層14をパターニング形成する。この時、中間層14の上にはマスクM4が適宜形成されている。これは、例えば、図21及び図22に関して前述した工程に対応する。
【0062】
次に、図30(b)に表したように、1層目のn+型半導体層16Aをエピタキシャル成長させる。これは、例えば、図23に関して前述した工程に対応する。この時に半導体層16Aの膜厚を10ミクロン以下、さらには1ミクロン以下に形成することも可能である。
【0063】
その後、異方性エッチングにより図30(c)に表したように1層目のn+型ピラー層16Aを形成する。これは、例えば、図24に関して前述した工程に対応する。
【0064】
その後、図30(d)に表したように、一層目のp型半導体層18Aをエピタキシャル成長させ、異方性エッチングにより図30(e)に表したように、1層目のp型ピラー層18Aを形成する。さらに、図31(f)に表したように、2層目のn+型半導体層16Aを形成し、異方性エッチングにより図31(g)に表したように、2層目のn+型ピラー層16Bを形成する。
その後、同様の工程を繰り返すことにより、2層目のp型ピラー層18B、3層目のn型ピラー層・・・を順に隣接させて形成することができる。
【0065】
以上説明した製造方法によれば、n+型ピラー層16とp型ピラー層18をそれぞれエピタキシャル成長により形成するので、前述の如く、その幅(図2におけるW1およびW2)を10ミクロン以下、さらには1ミクロン以下にまで縮小することが可能である。しかも、本具体例においては、このように微細化させた多数のピラー層を隣接させて形成することができる。その結果として、セルの高密度な集積が可能となり、オン抵抗(Ron)を大幅に下げることが可能となる。
【0066】
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
【0067】
例えば、以上説明した半導体装置の各要素の材料、導電型、キャリア濃度、不純物、厚み、配置関係、製造方法の各工程における方法や条件などに関して当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を有する限りにおいて本発明の範囲に包含される。
【0068】
その他、上述した半導体装置とその製造方法の構成については、当業者が公知の範囲から適宜選択したものも、本発明の要旨を含む限り本発明の範囲に包含される。
【0069】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、オン抵抗の低下と耐圧の向上を両立でき、しかも安定的に量産が可能なパワーMOSFET型の半導体装置及びその製造方法を提供することができ、産業上のメリットは多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる半導体装置の要部断面構造を例示する模式図である。
【図2】図1の半導体装置のゲート電極の付近を拡大した模式断面図である。
【図3】本発明の実施形態の半導体装置の平面パターンの一例を表す模式図である。
【図4】本発明の実施形態の半導体装置の平面パターンのもうひとつの例を表す模式図である。
【図5】本発明の実施形態の半導体装置の平面パターンのもうひとつの例を表す模式図である。
【図6】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図7】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図8】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図9】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図10】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図11】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図12】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図13】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図14】本発明の実施形態の半導体装置の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図15】本発明の実施形態の半導体装置の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図16】本発明の実施形態の半導体装置の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図17】本発明の実施形態の半導体装置の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図18】本発明の実施形態の半導体装置の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図19】本発明の実施形態の半導体装置の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図20】本発明の実施形態の半導体装置の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図21】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図22】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図23】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図24】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図25】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図26】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図27】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図28】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図29】本発明の他の具体例にかかる半導体装置の断面を表す模式図である。
【図30】図29の半導体装置の製造方法の一部を例示する工程断面図である。
【図31】図29の半導体装置の製造方法の一部を例示する工程断面図である。
【符号の説明】
12 n+型半導体基板
14 n−型中間層
16、16A、16B、n+型ピラー層(n+型半導体層)
18、18A、18B p型ピラー層(p型半導体層)
20 p+型ベース層
22 n+型ソース領域
24 絶縁層
26 ゲート電極
28 ソース電極
30 ドレイン電極
C1〜C4 セル
M1〜M4 マスク
T トレンチ
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、パワーMOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field Effect Transistor)型の構造を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパワーMOSFETは、例えば、高濃度n+型基板の上にn−型エピタキシャル成長層を形成し、その表層にMOSFET構造を形成することにより製造されている。この構造においては、n−型エピタキシャル成長層に空乏層をのばすことによって、高耐圧化を実現できる。しかしながら、高耐圧化のためのn−型エピタキシャル成長層は高抵抗であるため、オン状態における素子抵抗(Ron:「オン抵抗」などと呼ばれる)が高くなってしまう。
【0003】
そこで、このトレードオフを改善するため、pnストライプやピラー構造を設けたMOSFETが提案されている。これらのMOSFETにおいては、pnストライプやp型ピラーの上部にMOSFETが形成されている。比較的高濃度のn層を電流経路とすることで、Ronを下げ、pnピラーが完全空乏化することにより耐圧を上げることができる。
【0004】
ただしこれらの構造の場合、イオン注入とエピタキシャル成長とを繰り返し行うことによってピラー構造を少しずつ積み上げ、最後に高温で長時間の活性化処理を施すことにより、ピラー構造が形成されていた。このため、イオン注入やエピタキシャル成長の工程間での位置合わせ精度の制限や、活性化処理によるピラーの拡張などにより、高密度にピラーを形成することが困難であった。
【0005】
これに対して、本発明者らは、n−型半導体層にトレンチを開口し、その側面にAs(ヒ素)及びB(ホウ素)を注入し、活性化熱処理を施すことにより形成した半導体装置を提案した(特許文献1)。この方法によれば、AsとBの拡散係数の違いを利用して、隣接するトレンチ間にn型ピラーとp型ピラーとn型ピラーをこの順に形成することができる。その結果として、オン抵抗の低下と耐圧の上昇を両立できるパワーMOSFETを実現できる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−170955号公報(例えば、図3及び図4)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、隣接するトレンチ間にn型ピラー及びp型ピラーを形成した構造のパワーMOSFETにおいては、トレンチの形成された領域がその結果として電流経路として利用できないことになる。しかしながら、もし、ピラーをさらに高い密度で形成することができれば、パワーMOSFETのオン抵抗をさらに下げることは可能である。
【0008】
本発明は、かかる認識に基づいてなされたものであり、その目的は、オン抵抗のさらなる低下と、耐圧の上昇とが両立でき、しかも安定的に量産が可能なパワーMOSFET型の半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様によれば、第1導電型の半導体層と、前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第1の半導体ピラー層と、前記第1の半導体ピラー層に隣接して前記半導体層の主面上に設けられた第2導電型の第2の半導体ピラー層と、前記第2の半導体ピラー層に隣接して前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第3の半導体ピラー層と、前記第3の半導体ピラー層に隣接して前記半導体層の主面上に設けられた第2導電型の第4の半導体ピラー層と、前記第4の半導体ピラー層に隣接して前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第5の半導体ピラー層と、前記第2の半導体ピラー層の上に設けられた第2導電型の第1の半導体ベース層と、前記第4の半導体ピラー層の上に設けられた第2導電型の第2の半導体ベース層と、前記第1の半導体ベース層の表面に選択的に設けられた第1導電型の第1の半導体ソース領域と、前記第2の半導体ベース層の表面に選択的に設けられた第1導電型の第2の半導体ソース領域と、前記第1の半導体ソース領域と前記第1及び第3の半導体ピラー層との間の前記第1の半導体ベース層の上、並びに、前記第2の半導体ソース領域と前記第3及び第5の半導体ピラー層との間の前記第2の半導体ベース層の上に設けられたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の上に設けられたゲート電極と、を備え、前記第1乃至第5の半導体ピラー層の間にそれぞれ形成されるpn接合面に対して垂直な方向に見たこれらピラー層のそれぞれの幅は、10ミクロン以下であることを特徴とする半導体装置が提供される。
【0010】
また、本発明の第2の態様によれば、第1導電型の半導体層と、前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第1の半導体ピラー層と、前記第1の半導体ピラー層に隣接してその周囲を取り囲むように前記半導体層の主面上に設けられた第2導電型の第2の半導体ピラー層と、前記第2の半導体ピラー層に隣接してその周囲を取り囲むように前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第3の半導体ピラー層と、前記第2の半導体ピラー層の上に設けられた第2導電型の半導体ベース層と、前記半導体ベース層の表面に選択的に設けられた第1導電型の半導体ソース領域と、前記半導体ソース領域と前記第1及び第3の半導体ピラー層との間の前記半導体ベース層の上に設けられたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の上に設けられたゲート電極と、を備え、前記第1乃至第3の半導体ピラー層の間にそれぞれ形成されるpn接合面に対して垂直な方向に見たこれらピラー層のそれぞれの幅は、10ミクロン以下であることを特徴とする半導体装置が提供される。
【0011】
また、本発明の第3の態様によれば、第1導電型の第1の半導体層にトレンチを形成する工程と、前記トレンチの側壁に第1導電型の不純物を導入する工程と、前記トレンチの前記側壁及び底面上に第2導電型の第2の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、前記底面上の前記第2の半導体層に第1導電型の不純物を導入する工程と、前記第2の半導体層により取り囲まれた前記トレンチ内の残余の空間に第1導電型の第3の半導体層をエピタキシャル成長させて充填する工程と、前記第2の半導体層の上部に第2導電型のベース層を形成する工程と、前記ベース層の表面に第1導電型のソース領域を選択的に形成する工程と、前記ベース層の上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成する工程と、を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
【0012】
また、本発明の第4の態様によれば、第1導電型の第1の半導体層にトレンチを形成する工程と、前記トレンチの側壁面にエピタキシャル成長による第1導電型の第2の半導体層を形成する工程と、前記トレンチ内に露出した前記第2の半導体層の側壁面にエピタキシャル成長による第2導電型の第3の半導体層を形成する工程と、前記トレンチ内に露出した前記第3の半導体層の側壁面にエピタキシャル成長による第1導電型の第4の半導体層を形成する工程と、前記第3の半導体層の上部に第2導電型のベース層を形成する工程と、前記ベース層の表面に第1導電型のソース領域を選択的に形成する工程と、前記ベース層の上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成する工程と、を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態にかかる半導体装置の要部断面構造を例示する模式図である。
また、図2は、そのゲート電極の付近を拡大した模式断面図である。なお、図1においては、ゲート電極側の電極構造は、省略されている。
【0015】
図1及び図2に表した具体例は、パワーMOSFET型の半導体装置であり、n+型基板12の上に、n+型ピラー層16とp型ピラー層18とが略垂直方向に延伸して設けられた構造を有する。これらピラー層は、n−型中間層14により適宜分離されている。
【0016】
p型ピラー層18の上には、p+型ベース領域20が形成され、その表面に、一対のn+型ソース領域22が形成されている。その上の電極構造は図2に表した如くであり、絶縁層24により絶縁されたゲート電極26が形成されている。ゲート電極26は、ソース領域22から隣接するn+型ピラー層16にまたがるように形成されている。また、ソース領域22とp+型ベース領域20には、ソース電極28が接続されている。一方、図1に表したように、n+型基板12の裏面には、ドレイン電極30が形成されている。
【0017】
ゲート電極26に所定のゲート電圧を印加すると、その直下のp+型ベース領域20の表面付近にチャネルが形成され、n+型ソース領域22と隣接するn型ピラー層16とが導通する。そして、ソース電極28とドレイン電極30間がオン状態とされる。つまり、各n+型ピラー層16において、それぞれのMOSFETの電流経路が形成される。n+型ピラー層16の不純物濃度を高くすることにより、オン抵抗(Ron)を下げることができる。図2に表したように、これら電流経路に対応した素子単位を「セル」と称することとする。
【0018】
本具体例においては、4つのセルC1〜C4が隣接して形成されている。これら4つのセルC1〜C4からなる複数の集団が、n−型中間層14により互いに分離されて設けられている。このように、4つのセルC1〜C4を隣接して形成することにより、セルの形成密度を大幅に上げて、オン抵抗(Ron)を低下させることができる。
【0019】
またさらに、本発明によれば、後にその製造方法に関して詳述するように、n+型ピラー層16の幅W1と、p型ピラー層18の幅W2を、従来よりも大幅に縮小することが可能となる。具体的には、例えば、前述したように、イオン注入とエピタキシャル成長とを繰り返し行うことによってピラー構造を少しずつ積み上げ、最後に高温で長時間の活性化処理を施すことにより、ピラー構造を形成するような場合には、ピラーの幅を10ミクロン以下に縮小することは困難であった。
【0020】
これに対して、本実施形態においては、ピラー層16、18をエピタキシャル成長により形成することができる。その結果として、それらの幅W1、W2を10ミクロン以下に縮小することは極めて容易となる。さらに、これら幅W1、W2を1ミクロンあるいはそれ以下に縮小することも可能である。つまり、電流経路となるn+型ピラー層16を従来よりも大幅に高密度に形成することが可能となる。その結果として、チャネル密度を上げてオン抵抗(Ron)を大きく下げることが可能となる。
また、素子の端部にn−型中間層14を設けて終端させることにより、セルの部分の不純物濃度に関係なく、中間層14の濃度を下げて、素子の耐圧を上げることができる。つまり、本実施形態によれば、従来の構造と比較して、さらなるオン抵抗(Ron)の低下と、耐圧の維持と、を達成できる。
【0021】
図3は、本実施形態の半導体装置の平面パターンの一例を表す模式図である。すなわち、同図は、半導体装置のゲート側の電極を取り除いた状態を表す一部断面斜視図である。同図については、図1及び図2に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0022】
本具体例の場合、n型ピラー層16とp型ピラー層18は、略ストライプ状の平面パターンを有する。そして、n+型ソース領域22もこれに合わせて略ストライプ状に形成されている。図示しないゲート電極及びソース電極は、このストライプパターンに合わせて適宜形成される。このように各ピラー層16、18をストライプ状に形成すると、チャネル密度を極めて高くすることが容易となる。
【0023】
図4は、本実施形態の半導体装置の平面パターンのもうひとつの例を表す模式図である。すなわち、同図も、半導体装置のゲート側の電極を取り除いた状態を表す一部断面斜視図である。同図についても、図1〜図3に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0024】
本具体例の場合、n−型中間層14により分離されたn+型ピラー層16とp型ピラー層18の集団は、略同心円状に形成されている。すなわち、中心にn型ピラー層16が設けられ、その外側に、p型ピラー層18、n+型ピラー層16がこの順に同心円状に設けられている。
【0025】
このように同心円状に形成されたセルC1〜C4の集団は、平面的に見たときに、正方格子状(メッシュ状)に配置してもよいし、千鳥格子状(オフセットメッシュ状)または六角格子状など、各種のパターンに基づいて配置することができる。
このような同心円状のパターン配列とした場合、素子の形状や寸法によっては、効果的にチャネル密度を上げることが可能となる。また、図4に表した構造は、一例に過ぎず、同心円状の代わりに、同心楕円状や、同心扁平円状など、ピラー層16と18とを交互に同心環状に配置した各種の構造も本発明の範囲に包含される。
【0026】
図5は、ピラー層16、18を同心環状に配置した他の具体例を表す一部断面斜視図である。すなわち、一方向に延在したn+型ピラー層16を中心としてその周囲に、同心環状に、p型ピラー層18、n+型ピラー層16が配置されている。このような構造においても、セルC1〜C4を高い密度で形成することができ、オン抵抗の低減効果が得られる。
【0027】
次に、本実施形態の半導体装置の製造方法について説明する。
図6乃至図13は、本実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【0028】
まず、図6に表したように、n+型半導体基板12(不純物濃度:1×1018cm−3)の表面に、n−−型半導体層14(不純物(As)濃度:1×1015cm−3)をエピタキシャル成長によって約50μmの厚みに成長させる。さらに、トレンチエッチング用のマスク材として、例えば酸化シリコン膜を形成し、トレンチエッチングをする部分(幅:約18μm)を選択的にエッチングしてマスクM1を形成する。
【0029】
次に、図7に表したように、エピタキシャル成長層14の厚みと同じ深さ程度エッチングすることにより、トレンチTを形成する。さらに、斜めイオン注入法により、トレンチTの側壁と底部のみにn+型半導体を形成するためのイオンを注入する。イオン注入の条件は、例えばイオン種としてP(リン)を用い、ドーズ量は1×1013cm−2とすることができる。但し、イオン種やドーズ量などはこれに限定されず、例えばAs(ヒ素)をはじめとした各種の元素を用いることができる。この点については、他の全てのイオン注入に関しても同様である。
【0030】
次に、図8に表したように、エピタキシャル成長により、p型半導体層18(不純物(B)濃度:2×1015cm−3、膜厚6μm)を成長させる。この場合のエピタキシャル成長法は、選択エピタキシャル成長法でもよく、または非選択エピタキシャル成長法でもよい。
【0031】
次に、図9に表したように、イオン注入法により、トレンチの底部のみにn+型の半導体を形成するためのイオンを注入する。この時のイオン注入は、基板主面に対して略垂直方向にイオンを入射させる垂直イオン注入とすることが望ましい。イオン注入の条件としては、例えばイオン種をP(リン)、ドーズ量を1×1013cm−2とすることができる。
【0032】
次に、図10に表したように、エピタキシャル成長により、n+型半導体層16(不純物(As)濃度:2×1015cm−3、膜厚:6μm)をトレンチ内部を埋め込むように形成する。その後、熱拡散処理を施し、イオン注入を行ったトレンチ側壁部(図7)と、埋め込み層の底部(図9)において、注入されたドーパントの拡散・活性化を施す。その結果、図11に表したように、トレンチ側壁部においては、n型ピラー層16が形成される。また、p+型半導体層18の底部においても、n+型半導体領域が形成され、基板12と上側のn+型半導体層16とが接触する。
【0033】
次に、図12に表したように、CMP(chemical mechanical polishing)技術により表面を研磨して、半導体結晶面を露出させる。その後、図13に表したように、従来のパワーMOSFETと同様に、p型ピラー層18の表面にp+型ベース層20を形成し、さらにその表面にn+型ソース領域22を選択的に形成する。そして、ソース領域22とn+型ピラー層16をまたぐようにゲート絶縁膜24、ゲート電極26を形成する。さらに、層間絶縁膜を形成後、ソース電極28を形成し、一方、基板12の裏面側には、ドレイン電極30を形成することにより、本実施形態の半導体装置の要部が完成する。
【0034】
以上説明したように、本実施形態の製造方法によれば、高濃度のn+型ピラー層16とp型ピラー層18を高密度に形成することが可能となる。特に、p型ピラー層18と、これらの間に形成されるn+型ピラー層16は、エピタキシャル成長により形成されるので、その幅(図2における幅W1及びW2)を極めて小さくすることができる。その結果として、セルの形成密度を上げて、オン抵抗を低減できる。また、終端部は、セルの半導体層の濃度に関係なく中間層14の低濃度化が可能であるため、高耐圧化が容易である。
【0035】
次に、本実施形態の第2の製造方法について説明する。
【0036】
図14乃至図20は、本実施形態の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【0037】
すなわち、まず図14に表したように、n+型半導体基板12(不純物濃度:1×1018cm−3)の表面に、n−−型半導体層14(不純物(As)濃度:1×1015cm−3)をエピタキシャル成長によって約50μmの厚みに成長させる。そして、トレンチエッチング用のマスク材として例えば酸化シリコン膜を形成し、トレンチエッチングをする部分(幅:約30μm)を選択的にエッチングしてマスクM2を形成する。
【0038】
次に、図15に表したように、その後、マスクM2の開口部に露出する半導体層14をエッチングしてトレンチTを形成する。この際に、トレンチをエピタキシャル成長層14よりも、例えば、約6μmほど深くオーバーエッチングする。但し、後に詳述するように、このオーバーエッチング量は、この次の工程で形成するn+型半導体層16の厚みに対応する。従って、n+型半導体層16を例えば、1μm程度の厚みに成長する場合には、図15に表した工程におけるオーバーエッチング量も、これに合わせて約1μmとする。
【0039】
次に、図16に表したように、エピタキシャル成長により、n+型半導体層16(不純物(As)濃度:2×1015cm−3、膜厚6μm)を形成する。前述の如く、このn+型半導体層16の厚みは、さらに薄くすることも可能である。この半導体層16を薄くすることにより、n+型ピラー層16をさらに高密度に形成することができる。この点については、後に詳述する。
【0040】
次に、図17に表したように、p型半導体層18(不純物(B)濃度:2×1015cm−3、膜厚6μm)を成長させる。この場合のエピタキシャル成長法は、選択エピタキシャル成長法でもよく、非選択エピタキシャル成長法でもよい。なお、この工程においても、後に詳述するように、半導体層18の厚みを薄くすると、さらに高密度にチャネルを形成することができる。
【0041】
次に、図18に表したように、基板12の主面に対して略垂直な方向からのイオン注入により、トレンチの底部のみにn+型の半導体を形成させるためのイオンを注入する。この時のイオン注入条件としては、例えばイオン種をP(リン)、ドーズ量を1×1013cm−2とすることができる。
【0042】
次に、図19に表したように、エピタキシャル成長により、n+型半導体層16(不純物(As)濃度:2×1015cm−3、膜厚6μm)をトレンチ内部を埋め込むように形成する。その後、熱拡散処理を施して、p型半導体層18の底部に注入されたn型不純物を拡散・活性化させる。その結果、p型半導体層18の底部をn+型半導体領域に反転させ、n+型半導体基板12とその上のn+型半導体層16とが接触するように形成する。
【0043】
その後、図20に表したように、CMP技術により表面が半導体結晶面が露出するまでエッチバックを行う。その後、従来のパワーMOSFETと同様に、p型ピラー層18の表面にp+型ベース層20を形成し、さらにその表面にn+型ソース領域22を選択的に形成する。そして、ソース領域22とn+型ピラー層16をまたぐようにゲート絶縁膜24、ゲート電極26を形成する。さらに、層間絶縁膜を形成後、ソース電極28を形成し、一方、基板12の裏面側には、ドレイン電極30を形成することにより、本実施形態の半導体装置の要部が完成する。
【0044】
以上説明したように、本実施形態の製造方法によっても、高濃度のn+型ピラー層16とp型ピラー層18を高密度に形成することが可能となる。特に、本具体例の場合、n+型ピラー層16とp型ピラー層18をそれぞれエピタキシャル成長により形成する。その結果として、それらの幅(図2における幅W1およびW2)を10ミクロン以下に形成することが容易となり、さらには1ミクロン程度あるいはそれ以下に形成することも可能となる。その結果として、セルの集積密度を大幅に上げて、オン抵抗を顕著に低減することも可能となる。また、終端部は、セルの半導体層の濃度に関係なく中間層14の低濃度化が可能であるため、高耐圧化が容易である。
【0045】
次に、本実施形態の第3の製造方法について説明する。
【0046】
図21乃至図28は、本実施形態の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【0047】
すなわち、まず図21に表したように、n+型半導体基板12(不純物濃度:1×1018cm−3)の表面に、n−−型半導体層14(不純物(As)濃度:1×1015cm−3)をエピタキシャル成長によって約50μmの厚みに成長させる。そして、トレンチエッチング用のマスク材として例えば酸化シリコン膜を形成し、トレンチエッチングをする部分(幅:約30μm)を選択的にエッチングしてマスクM3を形成する。
【0048】
次に、図22に表したように、その後、マスクM3の開口部に露出する半導体層14をエッチングしてトレンチTを形成する。この際に、トレンチTは、エピタキシャル成長層14と同程度の深さとなるように形成する。
【0049】
次に、図23に表したように、エピタキシャル成長により、n+型半導体層16(不純物(As)濃度:2×1015cm−3、膜厚6μm)を形成する。
【0050】
次に、図24に表したように、異方性エッチング法により、トレンチTの底部に形成されたn+型半導体層16と、マスクM3の上に形成された多結晶状のn+型半導体層16をエッチングする。そして、トレンチ底部においてn+型半導体基板12を露出させる。
【0051】
次に、図25に表したように、p型半導体層18(不純物(B)濃度:2×1015cm−3、膜厚6μm)を成長させる。この工程におけるエピタキシャル成長法は、選択エピタキシャル成長法でも非選択エピタキシャル成長法でもよい。
【0052】
そして、図24に関して前述した工程と同様に異方性エッチングを実施することにより、図26に表したように、トレンチの底にn+型基板12を露出させる。
【0053】
その後、図27に表したように、エピタキシャル成長により、n+型半導体層16(不純物(As)濃度:2×1015cm−3、膜厚6μm)をトレンチ内部を埋め込むように形成する。その後、CMP技術により半導体結晶面が露出するまでエッチバックを行うことにより、図28に表した構造が得られる。
【0054】
その後、従来のパワーMOSFETと同様に、p型ピラー層18の表面にp+型ベース層20を形成し、さらにその表面にn+型ソース領域22を選択的に形成する。そして、ソース領域22とn+型ピラー層16をまたぐようにゲート絶縁膜24、ゲート電極26を形成する。さらに、層間絶縁膜を形成後、ソース電極28を形成し、一方、基板12の裏面側には、ドレイン電極30を形成することにより、本実施形態の半導体装置の要部が完成する。
【0055】
以上説明したように、本実施形態の製造方法によっても、高濃度のn+型ピラー層16とp型ピラー層18を高密度に形成することが可能となる。特に、本具体例の場合も、n+型ピラー層16とp型ピラー層18をそれぞれエピタキシャル成長により形成する。その結果として、それらの幅(図2における幅W1およびW2)を10ミクロン以下に形成することが容易となり、さらには1ミクロン程度あるいはそれ以下に形成することも可能となる。すなわち、図23、図25、図27においてエピタキシャル成長させるそれぞれの半導体層の厚みを10ミクロン以下、さらには1ミクロン以下とすればよい。
【0056】
その結果として、セルの集積密度を大幅に上げて、オン抵抗を顕著に低減することも可能となる。また、終端部は、セルの半導体層の濃度に関係なく中間層14の低濃度化が可能であるため、高耐圧化が容易である。
また、本具体例の製造方法においては、イオン注入工程と、それに付随する熱拡散工程が不要であり、工程を簡略化できる。
【0057】
次に、本発明の半導体装置のもうひとつの具体例について説明する。
図29は、本具体例にかかる半導体装置の断面を表す模式図である。
【0058】
すなわち、同図は、パワーMOSFETの終端部の付近を表し、ゲート電極などの電極や絶縁膜は、便宜上省略した。
【0059】
本具体例においては、半導体装置の終端部に低濃度のn−型中間層14が設けられ、その内側には、n+型ピラー層16とp型ピラー層18とが交互に配置されている。そして、これらピラー層に対応して、セルC1、C2、・・・が連続的に形成されている。このようにすれば、図1乃至図5に表した半導体装置と比較して、さらに高密度にセルを形成することができる。つまり、オン抵抗(Ron)をさらに低減することができる。同時に、終端部には、低濃度のn−型中間層14を設けることにより、耐圧も確保できる。
【0060】
このような超高密度のセル配置は、例えば、前述した第3の製造方法により実現可能である。
図30及び図31は、本具体例の半導体装置の製造方法の一部を例示する工程断面図である。すなわち、同図は、半導体装置の終端部の付近において前述した第3の製造方法を応用した例を表す。
【0061】
まず、図30(a)に表したように、n+型基板12の上に、n−型中間層14をパターニング形成する。この時、中間層14の上にはマスクM4が適宜形成されている。これは、例えば、図21及び図22に関して前述した工程に対応する。
【0062】
次に、図30(b)に表したように、1層目のn+型半導体層16Aをエピタキシャル成長させる。これは、例えば、図23に関して前述した工程に対応する。この時に半導体層16Aの膜厚を10ミクロン以下、さらには1ミクロン以下に形成することも可能である。
【0063】
その後、異方性エッチングにより図30(c)に表したように1層目のn+型ピラー層16Aを形成する。これは、例えば、図24に関して前述した工程に対応する。
【0064】
その後、図30(d)に表したように、一層目のp型半導体層18Aをエピタキシャル成長させ、異方性エッチングにより図30(e)に表したように、1層目のp型ピラー層18Aを形成する。さらに、図31(f)に表したように、2層目のn+型半導体層16Aを形成し、異方性エッチングにより図31(g)に表したように、2層目のn+型ピラー層16Bを形成する。
その後、同様の工程を繰り返すことにより、2層目のp型ピラー層18B、3層目のn型ピラー層・・・を順に隣接させて形成することができる。
【0065】
以上説明した製造方法によれば、n+型ピラー層16とp型ピラー層18をそれぞれエピタキシャル成長により形成するので、前述の如く、その幅(図2におけるW1およびW2)を10ミクロン以下、さらには1ミクロン以下にまで縮小することが可能である。しかも、本具体例においては、このように微細化させた多数のピラー層を隣接させて形成することができる。その結果として、セルの高密度な集積が可能となり、オン抵抗(Ron)を大幅に下げることが可能となる。
【0066】
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
【0067】
例えば、以上説明した半導体装置の各要素の材料、導電型、キャリア濃度、不純物、厚み、配置関係、製造方法の各工程における方法や条件などに関して当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を有する限りにおいて本発明の範囲に包含される。
【0068】
その他、上述した半導体装置とその製造方法の構成については、当業者が公知の範囲から適宜選択したものも、本発明の要旨を含む限り本発明の範囲に包含される。
【0069】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、オン抵抗の低下と耐圧の向上を両立でき、しかも安定的に量産が可能なパワーMOSFET型の半導体装置及びその製造方法を提供することができ、産業上のメリットは多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる半導体装置の要部断面構造を例示する模式図である。
【図2】図1の半導体装置のゲート電極の付近を拡大した模式断面図である。
【図3】本発明の実施形態の半導体装置の平面パターンの一例を表す模式図である。
【図4】本発明の実施形態の半導体装置の平面パターンのもうひとつの例を表す模式図である。
【図5】本発明の実施形態の半導体装置の平面パターンのもうひとつの例を表す模式図である。
【図6】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図7】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図8】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図9】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図10】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図11】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図12】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図13】本発明の実施形態の半導体装置の第1の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図14】本発明の実施形態の半導体装置の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図15】本発明の実施形態の半導体装置の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図16】本発明の実施形態の半導体装置の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図17】本発明の実施形態の半導体装置の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図18】本発明の実施形態の半導体装置の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図19】本発明の実施形態の半導体装置の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図20】本発明の実施形態の半導体装置の第2の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図21】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図22】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図23】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図24】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図25】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図26】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図27】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図28】本発明の実施形態の半導体装置の第3の製造方法の要部を表す工程断面図である。
【図29】本発明の他の具体例にかかる半導体装置の断面を表す模式図である。
【図30】図29の半導体装置の製造方法の一部を例示する工程断面図である。
【図31】図29の半導体装置の製造方法の一部を例示する工程断面図である。
【符号の説明】
12 n+型半導体基板
14 n−型中間層
16、16A、16B、n+型ピラー層(n+型半導体層)
18、18A、18B p型ピラー層(p型半導体層)
20 p+型ベース層
22 n+型ソース領域
24 絶縁層
26 ゲート電極
28 ソース電極
30 ドレイン電極
C1〜C4 セル
M1〜M4 マスク
T トレンチ
Claims (13)
- 第1導電型の半導体層と、
前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第1の半導体ピラー層と、
前記第1の半導体ピラー層に隣接して前記半導体層の主面上に設けられた第2導電型の第2の半導体ピラー層と、
前記第2の半導体ピラー層に隣接して前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第3の半導体ピラー層と、
前記第3の半導体ピラー層に隣接して前記半導体層の主面上に設けられた第2導電型の第4の半導体ピラー層と、
前記第4の半導体ピラー層に隣接して前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第5の半導体ピラー層と、
前記第2の半導体ピラー層の上に設けられた第2導電型の第1の半導体ベース層と、
前記第4の半導体ピラー層の上に設けられた第2導電型の第2の半導体ベース層と、
前記第1の半導体ベース層の表面に選択的に設けられた第1導電型の第1の半導体ソース領域と、
前記第2の半導体ベース層の表面に選択的に設けられた第1導電型の第2の半導体ソース領域と、
前記第1の半導体ソース領域と前記第1及び第3の半導体ピラー層との間の前記第1の半導体ベース層の上、並びに、前記第2の半導体ソース領域と前記第3及び第5の半導体ピラー層との間の前記第2の半導体ベース層の上に設けられたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜の上に設けられたゲート電極と、
を備え、
前記第1乃至第5の半導体ピラー層の間にそれぞれ形成されるpn接合面に対して垂直な方向に見たこれらピラー層のそれぞれの幅は、10ミクロン以下であることを特徴とする半導体装置。 - 前記第1乃至第5の半導体ピラー層のそれぞれは、前記半導体層の主面に対して平行な方向に延在する略ストライプ状に形成されてなることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 前記第1乃至第5の半導体ピラー層の間にそれぞれ形成されるpn接合面は、前記半導体層の主面に対して略垂直であることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
- 前記第1乃至第5の半導体ピラー層の周囲の前記半導体層の主面上に設けられ、前記第1、第3及び第5の半導体ピラー層よりも低い不純物濃度の第1導電型の半導体中間層をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の半導体装置。
- 前記第1乃至第5の半導体ピラー層は、エピタキシャル成長により形成されてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体装置。
- 第1導電型の半導体層と、
前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第1の半導体ピラー層と、
前記第1の半導体ピラー層に隣接してその周囲を取り囲むように前記半導体層の主面上に設けられた第2導電型の第2の半導体ピラー層と、
前記第2の半導体ピラー層に隣接してその周囲を取り囲むように前記半導体層の主面上に設けられた第1導電型の第3の半導体ピラー層と、
前記第2の半導体ピラー層の上に設けられた第2導電型の半導体ベース層と、前記半導体ベース層の表面に選択的に設けられた第1導電型の半導体ソース領域と、
前記半導体ソース領域と前記第1及び第3の半導体ピラー層との間の前記半導体ベース層の上に設けられたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜の上に設けられたゲート電極と、
を備え、
前記第1乃至第3の半導体ピラー層の間にそれぞれ形成されるpn接合面に対して垂直な方向に見たこれらピラー層のそれぞれの幅は、10ミクロン以下であることを特徴とする半導体装置。 - 前記第1乃至第3の半導体ピラー層のそれぞれは、前記第1の半導体ピラー層を中心とした同心円状に形成されてなることを特徴とする請求項6記載の半導体装置。
- 前記第1乃至第3の半導体ピラー層の間にそれぞれ形成されるpn接合面は、前記半導体層の主面に対して略垂直であることを特徴とする請求項6または7に記載の半導体装置。
- 前記第3の半導体ピラー層の周囲の前記半導体層の主面上に設けられ前記第1及び第3の半導体ピラー層よりも低い不純物濃度の第1導電型の半導体中間層をさらに備えたことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1つに記載の半導体装置。
- 前記第1乃至第3の半導体ピラー層は、エピタキシャル成長により形成されてなることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1つに記載の半導体装置。
- 前記半導体層の主面上の端部に、前記半導体中間層が設けられたことを特徴とする請求項4または9に記載の半導体装置。
- 第1導電型の第1の半導体層にトレンチを形成する工程と、
前記トレンチの側壁に第1導電型の不純物を導入する工程と、
前記トレンチの前記側壁及び底面上に第2導電型の第2の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、
前記底面上の前記第2の半導体層に第1導電型の不純物を導入する工程と、
前記第2の半導体層により取り囲まれた前記トレンチ内の残余の空間に第1導電型の第3の半導体層をエピタキシャル成長させて充填する工程と、
前記第2の半導体層の上部に第2導電型のベース層を形成する工程と、
前記ベース層の表面に第1導電型のソース領域を選択的に形成する工程と、
前記ベース層の上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成する工程と、
を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 第1導電型の第1の半導体層にトレンチを形成する工程と、
前記トレンチの側壁面にエピタキシャル成長による第1導電型の第2の半導体層を形成する工程と、
前記トレンチ内に露出した前記第2の半導体層の側壁面にエピタキシャル成長による第2導電型の第3の半導体層を形成する工程と、
前記トレンチ内に露出した前記第3の半導体層の側壁面にエピタキシャル成長による第1導電型の第4の半導体層を形成する工程と、
前記第3の半導体層の上部に第2導電型のベース層を形成する工程と、
前記ベース層の表面に第1導電型のソース領域を選択的に形成する工程と、
前記ベース層の上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成する工程と、
を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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