JP2004231671A - 洗浄剤組成物及び除菌・洗浄力評価方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】酵素及びアニオン界面活性剤を含有し、バイオフィルム分解活性が40FU(布バイオフィルム分解活性)以上又は40HU(硬質表面バイオフィルム分解活性)以上であることを特徴とする洗浄剤組成物。
【効果】本発明の洗浄剤組成物によれば、汚れを放置したままの衣料、台所及び浴槽等の悪臭の原因となるバイオフィルムを分解・除去することができる。また、本発明の除菌・洗浄力評価方法によれば、汚れが付着したまま放置した衣類の汚れや、汚れが付着したまま放置した台所や浴槽等の汚れに対する、除菌・洗浄力評価がより実際に近い形でできる。
【選択図】 なし
【効果】本発明の洗浄剤組成物によれば、汚れを放置したままの衣料、台所及び浴槽等の悪臭の原因となるバイオフィルムを分解・除去することができる。また、本発明の除菌・洗浄力評価方法によれば、汚れが付着したまま放置した衣類の汚れや、汚れが付着したまま放置した台所や浴槽等の汚れに対する、除菌・洗浄力評価がより実際に近い形でできる。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衣料用及び硬質表面用に適した洗浄剤組成物及び除菌・洗浄力評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
様々な生活の場面で、人に不具合や不都合を与える菌類を除菌する方法としては、殺菌剤を使用する方法や漂白剤を使用する方法が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。また、菌類を除去する又は、バイオフィルムを分解するために酵素を利用したものとして、微生物の細胞壁や細胞膜に作用する酵素、抗菌性タンパク質を配合したコンタクトレンズの洗浄及び消毒用組成物(例えば、特許文献3参照)、バイオフィルムの酵素的処理方法(例えば、特許文献4)が知られている。
【0003】
さらに、出願人は特願2001−245988号において、界面活性剤を酵素と組み合わせることにより菌活性阻害及び汚れ分解作用により洗濯後における繊維類の乾燥時の悪臭発生を抑制することを既に報告している。一方、毎日洗濯ができず、汚れた衣類を放置した場合には、衣類に付着した汚れと菌の相乗作用により、悪臭が発生することや、同様に台所や浴室の汚れを放置することにより悪臭が発生することが知られている。この場合、生活環境中に存在する菌は菌自身と菌が代謝生産する代謝物と一体となり粘性を持ち、洗浄除去しにくいバイオフィルムを形成している場合が多くみられ、ここでは菌はバイオフィルム内に保護される形で生息しており、バイオフィルムを形成している菌は除菌・殺菌剤等からの作用を受けにくくなることから、このようにしてできた汚れ(バイオフィルム)は落ちにくいものであった。そこでバイオフィルムを除去し、菌を除菌しやすくできるようなものが望まれていた。
【0004】
また、上述したような、汚れた衣類や汚れた台所、浴槽を放置した場合における汚れに対する、洗浄剤組成物の除菌・洗浄力評価方法について、より実際の効果に近い評価ができるものが望まれていた。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−26894号公報(第2〜3頁)
【特許文献2】
特開平11−29797号公報(第2頁)
【特許文献3】
特開平9−10288号公報(第3〜4頁)
【特許文献4】
特表2001−508677号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、酵素及びアニオン界面活性剤を用いることにより刺激が低く効率的に菌体及び菌代謝物であるバイオフィルムを分解・除去できる洗浄剤組成物、及び汚れた衣類や汚れた台所、浴槽を放置した場合における汚れに対する、洗浄剤組成物の除菌・洗浄力評価方法について、より実際の効果に近い評価方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、特定の酵素及びアニオン界面活性剤を用いて、バイオフィルムを処理することにより、菌体及び代謝物であるバイオフィルムを効率的に分解・除去できること、布帛又は硬質表面を有する物体を汚れ成分及び培地に接触させて菌類を培養することにより、バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を調製し、前記バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を洗浄剤組成物で洗浄し、洗浄後のバイオフィルム分解量を測定することにより、汚れた衣類、台所及び浴槽等の汚れを放置した場合の、洗浄剤組成物の除菌・洗浄力評価方法について、より実際の効果に近い評価ができることを見出し、本発明をなすに至ったものである。
【0008】
従って、本発明は、酵素及びアニオン界面活性剤を含有し、バイオフィルム分解活性が40FU(布バイオフィルム分解活性)以上又は40HU(硬質表面バイオフィルム分解活性)以上であることを特徴とする洗浄剤組成物、及び布帛又は硬質表面を有する物体を汚れ成分培地に接触させて菌類を培養することにより、バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を調製し、前記バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を洗浄剤組成物で洗浄し、洗浄後のバイオフィルム分解量を測定することを特徴とする洗浄剤組成物の除菌・洗浄力評価方法を提供する。
【0009】
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の構成は以下のとおりである。
(1)酵素及びアニオン界面活性剤を含有し、バイオフィルム分解活性が衣料用では、40FU(布バイオフィルム分解活性)以上、又は硬質表面用では40HU(硬質表面バイオフィルム分解活性)以上であることを特徴とする洗浄剤組成物。
(2)酵素がオキシドレダクターゼ(酸化還元酵素:Oxidoreductases、EC(Enzyme Class(EC)1群に属する酵素、基質Aを酸化し基質Bを還元する酵素))、トランスフェラーゼ(転移酵素:Transferases、EC2群に属する酵素、基質A−XからXを他の基質Bに移してB−Xを作る酵素))、ヒドロラーゼ(加水分解酵素:Hydrolases、EC3群に属する酵素、基質A−BをH2Oで、A−OHとBHに分解する酵素)、リアーゼ(Lyases、EC4群に属する酵素、基質A−BをAとBに分解する酵素、加水分解酵素とは異なり、他分子の関与なし))、イソメラーゼ(異性化酵素:Isomerases、EC5群に属する酵素、分子の分子内原子配置を変化させる酵素)、及びリガーゼ(Ligases、EC6群に属する酵素、分解反応と共役して二つの分子の結合反応を触媒する酵素)からなる群から選ばれる1種以上の酵素であることを特徴とする(1)に記載の洗浄剤組成物。
(3)酵素が、上記(2)に記載の酵素2種類以上を含有することを特徴とする上記(1)に記載の洗浄剤組成物。
(4)酵素が、ヒドロラーゼ(加水分解酵素)及びオキシドレダクターゼ(酸化還元酵素)から選ばれる2種以上を含有する上記(3)に記載の洗浄剤組成物。
(5)酵素が、上記(2)に記載のヒドロラーゼ(加水分解酵素)のうちプロテアーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、及びオキシドレダクターゼ(酸化還元酵素)のうちラッカーゼ、ペルオキシダーゼから選ばれる2種以上を含有する上記(3)に記載の洗浄剤組成物。
(6)アニオン界面活性剤を3〜30質量%、特に15〜30質量%含有することを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
(7)アニオン界面活性剤として、ベンゾシクロアルカン誘導体の含有量が3質量%未満の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩3〜30質量%を含有することを特徴とする上記(6)に記載の洗浄剤組成物。
(8)アニオン界面活性剤が、上記直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の他に、アルファオレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、アルファスルホ脂肪酸メチルエステル塩、高級脂肪酸塩、及び二級アルカンスルホン酸塩のアルカリ金属塩からなる群から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤を含有することを特徴とする上記(6)に記載の洗浄剤組成物。
(9)アニオン界面活性剤が、上記直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の他に、アルファオレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、アルファスルホ脂肪酸メチルエステル塩、高級脂肪酸塩、及び二級アルカンスルホン酸塩のアルカリ金属塩からなる群から選ばれる2種以上のアニオン界面活性剤を含有することを特徴とする上記(8)に記載の洗浄剤組成物。
(10)アニオン界面活性剤の対イオンが、ナトリウム、カリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、又はトリエタノールアミンであることを特徴とする上記(1)〜(9)のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
(11)さらに、ノニオン界面活性剤を1〜40質量%、特に1〜20質量%含有することを特徴とする上記(1)〜(10)のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
(12)ノニオン界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルコールEO/PO付加物、オキシアルキレンの付加モル数が3以上の脂肪酸ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(MEE)、オキシアルキレンの付加モル数が3以上の脂肪酸ポリオキシアルキレンエーテル(FAE)及び脂肪酸アルカノールアミドからなる群から選ばれる1種又は2種以上のノニオン界面活性剤であることを特徴とする上記(11)に記載の洗浄剤組成物。
(13)さらに、アミノカルボン酸誘導体型カルシウム捕捉剤、アルミノケイ酸塩(A型ゼオライト、P型ゼオライト)、ポリカルボン酸/塩、及びリン酸塩からなる群から選ばれる1種又は2種以上のカルシウム捕捉剤を含有することを特徴とする上記(1)〜(12)のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
(14)アミノカルボン酸誘導体型カルシウム捕捉剤が、アミノメチルグリシンジ酢酸塩、β−アラニンジ酢酸塩、イミノジコハク酸塩、ヒドロキシイミノジコハク酸塩(HIDS)、セリンジ酢酸塩、イソセリンジ酢酸塩、アスパラギン酸ジ酢酸塩(ASDA)、エチレンジアミン四酢酸塩(EDTA)、ニトリロトリ酢酸塩(NTA)、ヒドロキシエチレンジアミン5酢酸塩(HEDTA)、及びジエチレントリアミン5酢酸塩(DTPA)からなる群から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする上記(13)に記載の洗浄剤組成物。
(15)ポリカルボン酸及び/又はその塩が、ポリアクリル酸、マレイン酸とアクリル酸の共重合体、及び多糖類系ポリカルボキシレートの高分子電解質からなる群から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする上記(13)又は(14)に記載の洗浄剤組成物。
(16)リン酸塩が、トリポリリン酸塩、オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、及びフイチン酸からなる群から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする上記(13)〜(15)のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
(17)アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤及び上記(5)に記載の酵素を含有する洗浄剤組成物。
(18)アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、カルシウム捕捉剤及び上記(5)に記載の酵素を含有する洗浄剤組成物。
(19)上記(1)〜(18)のいずれかに記載の衣料用洗浄剤組成物。
(20)上記(1)〜(18)のいずれかに記載の硬質表面用洗浄剤組成物。
【0010】
本発明の組成物に用いられる酵素としては、オキシドレダクターゼ(酸化還元酵素)、トランスフェラーゼ(転移酵素)、ヒドロラーゼ(加水分解酵素)、リアーゼ、イソメラーゼ(異性化酵素)、及びリガーゼ等が挙げられる。
【0011】
オキシドレダクターゼ(酸化還元酵素)としては、ペルオキシダーゼ(POD)、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、乳酸デヒドロゲナーゼ、グリセルアルデヒドリン酸デヒドロゲナーゼ等が挙げられる。
【0012】
トランスフェラーゼ(転移酵素)としては、セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ、ヘキソキナーゼ等が挙げられる。
【0013】
ヒドロラーゼ(加水分解酵素)としては、糖質分解酵素、タンパク分解酵素、脂質分解酵素等が挙げられ、糖質分解酵素としては、アミラーゼ、セルラーゼ、デキストラナーゼ、グルコシダーゼ、ガラクトシダーゼ、マンノシダーゼ、アガラーゼ、ラクトーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、キチナーゼ、キトサナーゼ等が挙げられる。市販品としては、アミラーゼの「ターマミル」、「デュラミル」(いずれもノボザイムズ製)、「α−アミラーゼ」(生化学工業製)、「プライマーゼ LC」、「プライマーゼ HT」(いずれもエイチビィアイ製)、セルラーゼの「セルザイム」、「ケアザイム」(いずれもノボザイムズ製)、デキストラナーゼの「デキストラナーゼ L「アマノ」」(天野エンザイム製)が好適である。
【0014】
タンパク分解酵素としては、ペプシン、トリプシン、キモトリプシン、コラゲナーゼ、ゼラチナーゼ、ケラチナーゼ、エラスターゼ、スブチリシン、パパイン、プロメリン、カルボキシペプチダーゼA及びB、アミノペプチダーゼ、サーモリシン、アクロモペプチダーゼ等が挙げられる。市販品としては、「サビナーゼ12T」、「サビナーゼ16L」、「エスペラーゼ4T」、「エバラーゼ8T」、「デュラザイム6T」、「アルカラーゼ2T」(いずれもノボザイムズ製)、ズブチリシンカールズベルグ(Subtilisin Carlsberg、Type VIII:Bacterial、P5380)(シグマ製)、「アルカリプロテアーゼ」(生化学工業製)が好ましい。さらに、「サビナーゼ12T」、「サビナーゼ16L」、「エスペラーゼ4T」、「エバラーゼ8T」、「ズブチリシン カールズベルグ(Subtilisin Carlsberg)」、「アルカリプロテアーゼ」が好ましい。
【0015】
脂質分解酵素としては、リパーゼ類、植物リパーゼ類、クチナーゼ、ホスホリパーゼ類が挙げられる。なかでも、微生物起源のシュードモナス属、アスペルギルス属、フミコラ属、及びアクロモベクター属から誘導されるリパーゼが好ましく、特に、「リポラーゼ100T」、「リポラーゼ100L」、「リポラーゼウルトラ50T」(ノボザイムズ製)、「アルカリリパーゼ」(生化学工業製)が好ましい。その他の加水分解酵素としては、アルカリホスファターゼ等が挙げられる。
【0016】
リアーゼとしては、アルドラーゼ、セリンデヒドラターゼ等が挙げられ、イソメラーゼ(異性化酵素)としては、UDP−グルコース−4−エピメラーゼ、グルコースリン酸イソメラーゼ等が挙げられる。リガーゼとしては、リジン−tRNAシンテターゼ、グルタミンシンテターゼ、DNAリガーゼ等が挙げられる。これら酵素は1種を単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。
【0017】
酵素の配合量は、特に制限されるものではなく、その種類によって適宜選択できるが、通常、組成物中に、酵素タンパク質として0.0001〜2質量%、好ましくは0.001〜0.2質量%、より好ましくは0.005〜0.1質量%となるように配合すると好適である。また、上記市販の酵素造粒物としては、通常、組成物中に0.001〜20質量%、0.01〜10質量%、より好ましくは0.05〜5質量%となるように配合すると、好適である。上記酵素の配合量が少なすぎると、本発明の目的とするバイオフィルムの分解・除去、悪臭抑制効果が十分に得られ難くなる場合があり、多すぎると、それ以上の配合による効果の増強が得られず、不経済となる場合がある。
【0018】
本発明のアニオン界面活性剤は、特に制限されないが、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルファオレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルケニルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルケニルエーテルカルボン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩、石鹸等が挙げられる。これらのアニオン界面活性剤は、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が好ましい。アニオン界面活性剤としては、直鎖のアルキルベンゼンスルホン酸塩が好ましい。
【0019】
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の製造に用いられる直鎖アルキルベンゼンは、通常軽灯油を分留して得られた直鎖パラフィンを出発物質として用い、このものを塩素化パラフィン法もしくはオレフィン法と呼ばれる手法でハロゲンを導入したのちベンゼンを付加することにより合成することができる。この直鎖アルキルベンゼンは混合物で得られ、アルキル基の炭素数は8〜22のものが好ましく、10〜14のものが更に好ましい。また、ベンゼン置換位置は直鎖パラフィンの2位から7位まで分布する。直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩は、上記直鎖アルキルベンゼンに例えばSO3ガスを吹き込んでスルホン化し、更に中和することにより得られるものであるが、入手し得る商業ベースの直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩は、アルキル基の炭素数・ベンゼン置換位置とも分布を持ち、かつベンゾシクロアルカン誘導体(スルホン化物も含む)等の副生物の不純分を含むものである。
【0020】
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩としては、バイオフィルムに対し浸透性が良く、酵素との併用によりその除去効果をさらに向上させる点で、ベンゾシクロアルカン誘導体の含有量が3質量%未満である直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩であることが好ましい。この直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を得る方法としては、直鎖アルキルベンゼンを精製してベンゾシクロアルカン誘導体の含有量を低減させたものをスルホン化し、更に必要により中和してベンゾシクロアルカン誘導体の含有量を3質量%未満とする方法で得ることができる。ベンゾシクロアルカン誘導体としては、インダン、テトラリンもしくはその誘導体等のベンゾシクロアルカン誘導体が含まれる。
【0021】
またアニオン界面活性剤の対イオンが、ナトリウム、カリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、又はトリエタノールアミンであることが好ましい。
【0022】
アニオン界面活性剤の配合量は、組成物中に3〜30質量%が好ましく、特に15〜30質量%が好ましい。特に、アニオン界面活性剤として、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を用いた場合は、その配合量は、組成物中に3〜30質量%が好ましく、特に5〜20質量%が好ましい。
【0023】
本発明の組成物には、アニオン界面活性剤の他に、本発明の目的を損なわない範囲でその他の界面活性剤を配合することができ、界面活性剤としては、ノニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤及び両性界面活性剤が挙げられる。本発明の組成物においては、特にノニオン界面活性剤を配合することが好ましい。
【0024】
ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エステル、高級脂肪酸アルカノールアミド、アルキルグリコシド、アルキルアミンオキサイド等が挙げられる。カチオン界面活性剤としては、ジアルキル型4級アンモニウム塩、モノアルキル型4級アンモニウム塩が挙げられる。両性界面活性剤としては、カルボキシベタイン、スルホベタイン等が挙げられる。なお、本発明に配合し得る界面活性剤は上記に限定されるものではなく、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。アニオン界面活性剤以外の界面活性剤の配合量は、組成物中に1〜40質量%が好ましく、特に1〜20質量%が好ましい。
【0025】
本発明の組成物は、上記必須成分以外に、本発明の目的を損なわない範囲で、通常、洗浄剤組成物に配合される各種成分を配合することができ、例えばアルカリビルダー、カルシウム捕捉剤、溶剤、香料、着色剤、蛍光剤、ソイルリリース剤、漂白剤、漂白活性化剤、乳濁剤、酸化防止剤、防腐剤、粘度調整剤、殺菌剤、消炎剤、薬効成分等を配合することができる。
【0026】
アルカリビルダーとしては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ケイ酸ナトリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等が挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。
【0027】
カルシウム捕捉剤としては、アミノカルボン酸誘導体型カルシウム捕捉剤、ポリカルボン酸/塩、リン酸塩、アルミノケイ酸塩等及びその他のカルシウム捕捉剤が挙げられる。アミノカルボン酸誘導体型カルシウム捕捉剤としては、アミノメチルグリシンジ酢酸塩、β−アラニンジ酢酸塩、イミノジコハク酸塩、ヒドロキシイミノジコハク酸塩(HIDS)、セリンジ酢酸塩、イソセリンジ酢酸塩、アスパラギン酸ジ酢酸塩(ASDA)、エチレンジアミン四酢酸塩(EDTA)、ニトリロトリ酢酸塩(NTA)、ヒドロキシエチレンジアミン5酢酸塩(HEDTA)、ジエチレントリアミン5酢酸塩(DTPA)等が挙げられる。これらは、ナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。
【0028】
ポリカルボン酸及び/又はその塩としては、ポリアクリル酸、マレイン酸とアクリル酸の共重合体、多糖類系ポリカルボキシレート等の高分子電解質が挙げられる。ポリアクリル酸、マレイン酸とアクリル酸の共重合体の平均分子量は、好ましくは1,000〜1,000,000であり、さらに好ましくは1,000〜100,000であり、ナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。
【0029】
リン酸塩としては、トリポリリン酸塩、オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、フイチン酸等が挙げられる。これらは、ナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。前記アルミノケイ酸塩としては、A型ゼオライト、P型ゼオライトが挙げられる。その他のカルシウム捕捉剤としては、アルミノケイ酸塩、層状ケイ酸塩、クエン酸、アスパラギン酸やグルタミン酸等のアミノ酸塩等が挙げられる。また、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。
【0030】
溶剤としては、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ブチルカルビトール、フェノキシエタノール、フェニルポリオキシエチレンアルコール、グリセリン等が挙げられる。これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。
【0031】
本発明の組成物は、バイオフィルム分解活性が40FU(布バイオフィルム分解活性)以上又は40HU(硬質表面バイオフィルム分解活性)以上である。この範囲になるように、酵素及びアニオン界面活性剤を配合する。なお、衣料用としては40FU以上が好ましく、硬質表面用としては40HU以上が好ましい。布バイオフィルム分解活性は、45FU以上が好ましく、特に50FU以上が好ましい。硬質表面バイオフィルム分解活性は、45HU以上が好ましく、特に50HU以上が好ましい。FU及びHUの上限は特に限定されないが、通常75FU以下、75HU以下である。FU、HU値が小さ過ぎると、本発明の目的であるバイオフィルム分解が十分に得られなくなる場合がある。また、大きすぎると効果の増強が得られず、不経済となる場合がある。本発明のバイオフィルム分解活性の測定方法については、後述する。
【0032】
本発明の洗浄剤組成物の剤型は、特に限定されないが、粉末状、粒状、固形状、液状、ゲル状、ペースト状のいずれもとることができる。
【0033】
本発明の洗浄剤組成物は、その調製方法が特に制限されるものではなく、上記の各剤型の常法に準じて製造することができる。
【0034】
本発明の洗浄剤組成物は、衣料用洗浄剤として好適に使用されるものであり、その使用方法は、特に制限されず、常法により使用することができるが、本発明の洗浄剤組成物は、特に、汚れた衣料を長期間洗濯せずに放置した後の洗浄剤組成物として使用すると、より効果的である。
【0035】
また、繊維類(被洗物)を洗濯する際の条件は特に制限されず、例えば上記洗浄剤組成物の濃度が通常の洗濯では好ましくは500〜1000ppm、漬け置き洗いでは好ましくは3000〜6000ppmとして洗濯することが好ましい。
【0036】
さらに、本発明の洗浄剤組成物は、硬質表面用洗浄剤として好適に使用されるものであり、その使用方法は、特に制限されず、常法により使用することができるが、本発明の洗浄剤組成物は、特に、台所や浴槽等の汚れを長期間洗わずに放置した後の洗浄剤組成物として使用すると、より効果的である。
【0037】
また、硬質表面を洗浄する際の条件は特に制限されず、洗浄剤組成物の濃度が好ましくは50〜100質量%で用いることが好ましい。
【0038】
本発明の洗浄剤組成物の除菌・洗浄力評価方法は、布帛又は硬質表面を有する物体を汚れ成分及び培地に接触させて菌類を培養することにより、バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を調製し、前記バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を洗浄剤組成物で洗浄し、洗浄後のバイオフィルム分解量を測定することを特徴とする洗浄剤組成物の除菌・洗浄力評価方法である。この方法によれば、布帛又は硬質表面を有する物体を汚れ成分及び培地に接触させて菌類を培養することにより、バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を調製することから、洗濯をせずに汚れが付着したままの衣類の汚れや、汚れが付着したままの台所や浴槽等の汚れに対する、除菌・洗浄力評価がより実際に近い形でできるものである。
【0039】
ここで、汚れ成分としては、衣類、台所及び浴槽等に付着するさまざまな汚れ成分を用いることができ、例えば、土壌、金属酸化粉、カーボンブラック等の粒子汚れや皮脂、タンパク質、糖類、石けんカス、血液等を用いることができる。
【0040】
布帛又は硬質表面を有する物体としては、特に限定されるものではなく、布帛の材料としては、木綿、絹、麻、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ポリウレタン、レーヨン、キュプラが挙げられ、布帛の形状や大きさとしては好ましくは、厚さ0.3〜1.0mm、大きさ2.5〜10.0cm×2.5〜10.0cmが好ましい。硬質表面を有する物体としては台所、浴槽、洗濯機など身の回りに用いられるもので、金属、プラスチック、ゴム、板、ガラス、木材、コンクリート、鉱物、岩、大理石、石膏、セラミック等が挙げられ、大きさは、厚さ0.1〜10mm、大きさ1.0〜10.0cm×1.0〜10.0cmが好ましい。形状は、円板、長方形又は正方形の板等が挙げられる。
【0041】
菌及び培地としては、特に限定されるものではなく、布帛及び硬質表面上でバイオフィルムを形成する菌類及び培地であればよい。これらの菌としては、エシェリキア、シュードモナス、アシネトバクター、クレブシエラ、コリネバクテリウム、ミクロコッカス、バチルス、スタフィロコッカス属に属し、物体に付着し、粘性のある代謝物を産生する能力のあるものが挙げられる。好ましくは、エシェリキア コリ、シュードモナス アエルギノーサ、シュードモナス ランデンシス、シュードモナス ペルツシノゲーナ、シュードモナス フルオレッセンス、シュードモナス プチダ、スタフィロコッカス アウレルス、スタフィロコッカス エピデルミディスが好ましい。より好ましくは、スタフィロコッカス エピデルミディスが好ましい。その中でもスタフィロコッカス エピデルミディスATCC12228が好ましい。また、培地としては、普通ブイヨン培地、ハートインフュージョンブイヨン培地、トリプトソイ(SCD)ブイヨン培地、SCDLPブイヨン培地、乳糖ブイヨンJP培地(以上栄研社製)、ブレインハートインフュージョン(BHI)培地、ニュートリエントブイヨン培地(以上DIFCO社製)が挙げられるが、なかでもBHI培地が好ましい。
【0042】
洗浄方法としては、布帛又は硬質表面を有する物体を洗浄剤組成物に浸漬する方法や、布帛又は硬質表面を有する物体に洗浄剤組成物を直接塗布する方法等が挙げられる。
【0043】
除菌・洗浄力評価方法としては、色差計を用いて反射率を求めたり、バイオフィルムの重量を測定したり、菌を抽出・培養することにより生菌数を求めるなどして求めることができる。
【0044】
本発明におけるバイオフィルム分解活性は、下記方法によるものである。
5〜100mLの培地をその2〜10倍容積の容器に入れ、そこに0.5〜5白金耳分の菌類を添加し、30〜38℃,50〜200rpmで18〜48時間振盪培養器を用い前培養し、菌類の培養液を得る。
【0045】
汚れ成分を0.001〜10質量%、特に0.01〜5質量%含む培地に、前述の菌類の培養液を終濃度0.1〜10質量%、特に1〜5質量%になるように添加する。予め布帛及び硬質表面を有する物体をシャーレに敷き、前述の菌類を添加した培地をシャーレ当たり、10〜30mL、特に15〜25mLとなるように注ぎ、35〜38℃で3〜10日間静置してバイオフィルム汚垢試料を作製する。
【0046】
バイオフィルム汚垢試料が布帛である場合は、得られたバイオフィルム汚垢布帛を、水0.5〜2Lに入れ、スターラーバーの回転速度100〜200rpmで0.5〜2分間回転させて濯ぎ、濯ぎ後のバイオフィルム汚垢布帛を得る。試験する洗浄液を500〜1000ppmとなるように水を用いて調製した液200〜300mLを、その液の1.5〜3倍容量の容器に添加し、容器に前述の濯ぎ後のバイオフィルム汚垢布帛を入れる。
【0047】
その容器を、回転装置を用いて15〜25℃で、40〜80回/分、特に50〜70回/分で、8〜12分間、特に9〜11分間回転させることにより洗浄し、洗浄後の布帛の反射率を測定し、洗浄前の布帛の反射率と比較して、バイオフィルム分解率を求める。
【0048】
図1は、回転装置に容器をセットした1例の側面図を示す。図中1は台板で、この台板上に固定された台柱2に回転軸3が回転可能に固定されている。
4は、内部が仕切り板5で仕切られた上部に開口部を有する箱状の回転箱であり、その片側面中心部に上記回転軸3が固定されている。反対側面中心部には、モーター側台柱6を貫通してモーター7の回転軸8が取り付けられ、回転箱4に取り付けられたモーター回転軸8を回転させることで回転箱4を回転させることができる。マヨネーズ瓶9を回転箱4に高さ方向に収納し、図中にない蓋をしてセットし、モーター7を回転させることで、マヨネーズ瓶9の重心付近を中心とし垂直円軌道に回転させることができる。
【0049】
一方、Tween80を上述の試験する洗浄液と同じ濃度で用いて、同様に洗浄を行い、バイオフィルム分解率を求め、Tween80のバイオフィルム分解率に対して、1%のバイオフィルム分解率の向上を1FU(布バイオフィルム分解活性)とする。
【0050】
一方、バイオフィルム汚垢試料が硬質表面を有する物体である場合は、得られたバイオフィルム汚垢硬質表面を有する物体を、0.5〜2Lの水を入れたその水の1〜3倍容積の容器内で濯ぎ余分なバイオフィルムを除く。水をかるく切り、バイオフィルム汚垢硬質表面を有する物体に、試験する洗浄液原液を0.05〜0.5g滴下し、できるだけ均一に塗布し、5〜20分間静置する。
【0051】
静置後のバイオフィルム汚垢硬質表面を有する物体を、500〜2000mLの水を入れたその水の1〜3倍容積の容器内で、スターラーを用い200〜300rpmの回転速度で2〜5分間回転洗浄したのち、乾燥機で80〜100℃,5〜10時間乾燥させ、その後シリカゲルの入ったデシケーターに入れ室温にて5〜10時間保管し、保管後の質量を測定し、洗浄後の硬質表面を有する物体の乾燥質量とした。洗浄前のバイオフィルム汚垢硬質表面を有する物体の乾燥重量と比較してバイオフィルム分解率を測定する。
【0052】
一方、Tween80原液を用い同様に洗浄を行い、バイオフィルム分解率を求め、Tween80のバイオフィルム分解率に対して、1%のバイオフィルム分解率の向上を1HU(硬質表面バイオフィルム分解活性)とした。
【0053】
【発明の効果】
本発明の洗浄剤組成物によれば、汚れを放置したままの衣料、台所及び浴槽等の悪臭の原因となるバイオフィルムを分解・除去することができる。また、本発明の除菌・洗浄力評価方法によれば、汚れが付着したまま放置した衣類の汚れや、汚れが付着したまま放置した台所や浴槽等の汚れに対する、除菌・洗浄力評価がより実際に近い形でできる。
【0054】
【実施例】
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において%は質量%を示す。
【0055】
バイオフィルム分解活性の測定方法
1.布上及び硬質表面上のバイオフィルムの作製
1−1.前培養
20mLのブレインハートインフュージョン(BHI)培地(DIFCO社製)が入った100mL容の三角フラスコに、1白金耳分の表皮ブドウ球菌を添加し、37℃110rpmで18時間振盪培養器を用い(振盪恒温水槽、ファイン製)培養した。
1−2.バイオフィルム作製
表皮ブドウ球菌の前培養した液を、静岡県三方が原より採取した赤土を5質量%又は玉川圧縮C級カーボンを0.01質量%含むBHI培地に終濃度2質量%となるように添加した。予め高圧蒸気滅菌した平織り綿布(品番12000、柄色番DFシタザラシ、カネボウ繊維製、大きさ5cm×5cm)又は、スライドガラス(品番S1111、旭テクノガラス社製)をプラスチックシャーレ(商品名バイオビックI−90G、バイオビック製)に敷き、菌の入った培地をプラスチックシャーレ1枚当り正確に20mLとなるようにそれぞれ注いだ。
その後、プラスチックシャーレを37℃の恒温槽(ヤマト科学製)にて4日静置した。布及びスライドガラス上に細菌が増殖し、ゼラチン状のバイオフィルムが形成され、バイオフィルム汚垢布(FU評価用)、又は、バイオフィルム汚垢ガラス(HU評価用)を作製した。
【0056】
2.バイオフィルム分解活性の測定
2−1.汚垢布上のバイオフィルム分解活性測定法
1−2で調製した汚垢布を2Lのビーカーにて3゜DH硬水(塩化カルシウムでCaOとして30mg/L、以下水とは3゜DH硬水を指す)1Lに入れ、スターラー(多連式マグネチックスターラー、アドバンテック製)の回転速度150rpmでスターラーバー(攪拌子 長さ50mm、直径8mm)を用いて1分間回転させて濯いだ。次いで、500mL容のマヨネーズ瓶(マヨネーズ450、日本山村硝子製)に予め試験洗浄液を666ppmとなるように水を用いて調製した液を250mL添加し、そこに汚垢布を1枚添加し蓋をした。
【0057】
マヨネーズ瓶を回転装置(マツシタ工業社製 品名タンブラー)を用いてマヨネーズ瓶の重心付近を中心とし垂直円軌道に、回転速度60回/分で10分間回転させ、汚垢布を洗浄した。洗浄時の温度は、25℃で行なった。
【0058】
マヨネーズ瓶から洗浄後の布を取りだし、色差計(形式Σ90;日本電色製)を用いて洗浄後の布の反射率を求めた。反射率の測定においては、洗浄し濡れたままの布を気泡が入らない様に測定器付属のガラスケースに入れ、色差計で反射率を測定した。同時に未洗浄の汚垢布の反射率、バイオフィルムを形成させていない清浄布の反射率を求め、洗浄後の布反射率と比較し以下に示す式から布のバイオフィルム分解率を求めた。
布のバイオフィルム分解率(%)=(A/B)×100
A:未洗浄の汚染布のR−洗浄後の布のR
B:未洗浄の汚染布のR−清浄布のR
R:色差計で測定した反射率
【0059】
なお、同時に標準洗剤としてTween80(ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート)666ppmを用いて、同様に洗浄を行い、標準洗剤のバイオフィルム分解率を求めた。標準洗剤のバイオフィルム分解率に対して、1%のバイオフィルム分解率の向上を1FU(布バイオフィルム分解活性)とした。
【0060】
2−2.バイオフィルム汚垢ガラス上のバイオフィルム分解活性測定法
1−2で調製したバイオフィルム汚垢ガラスを、2Lのビーカー中の1Lの水で濯ぎ余分なバイオフィルムを除いた。水をかるく切り、汚垢ガラスに試験洗浄液原液を0.1g滴下し、できるだけ均一に塗布し、10分間静置した。
1Lのビーカーを用いて、700mLの水でスターラーを用い250rpmの回転速度で3分間回転洗浄したのち、乾燥機(東京理化器械社製 型式NDO−SD型)で100℃5時間乾燥させ、その後シリカゲルの入ったデシケーターに入れ室温にて5時間保管したものの質量を測定し、洗浄後の汚垢ガラスの乾燥質量とした。
【0061】
また、予めバイオフィルム汚垢ガラスを水で濯ぎ、乾燥機で100℃,5時間乾燥させ、その後シリカゲルの入ったデシケーターに入れ室温にて5時間保管したものの質量を測定し、洗浄前の汚垢ガラスの乾燥質量とした。また、未処理のガラスの質量を測定したものをガラス乾燥質量とし、得られた質量から、下記式を用いて硬質表面のバイオフィルム分解率(%)を求めた。
硬質表面のバイオフィルム分解率(%)={1−(W2−W0)/(W1−W0)}×100
W0:ガラス乾燥質量
W1:洗浄前バイオフィルム汚垢ガラス乾燥質量
W2:洗浄後バイオフィルム汚垢ガラス乾燥質量
【0062】
なお同時に標準洗剤としてTween80(ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート)原液を用い同様に洗浄を行い、標準洗剤のバイオフィルム分解率に対し、1%のバイオフィルム分解率の向上を1HU(硬質表面バイオフィルム分解活性)とした。
【0063】
[実施例1〜10、比較例1,2]
表1に示す組成の洗浄剤組成物を常法に基づいて調製した。即ち、粒状洗剤(実施例4〜9、比較例1)については、捏和破砕造粒法で作製し、平均粒径500μm、嵩密度0.85g/mLの高嵩密度洗剤を得た。液状洗剤(実施例1〜3、10、比較例2)は、全成分を配合後、硫酸又は水酸化ナトリウムを用いてpHを9.5に調整した。得られた洗浄剤組成物について、上記評価方法に基づいてFU(布バイオフィルム分解活性)、下記評価方法に基づいて汚垢布の除菌洗浄力の評価をした。結果を表1に併記する。
【0064】
[実施例11〜18、比較例3,4]
表2に示す組成の洗浄剤組成物を常法に基づいて調製した。即ち、全成分を配合後、硫酸又は水酸化ナトリウムを用いて、pHを6.7に調整した。得られた洗浄剤組成物について、上記評価方法に基づいてHU(硬質表面バイオフィルム分解活性)、下記評価方法に基づいて汚垢硬質表面の除菌洗浄力の評価をした。結果を表2に併記する。
【0065】
除菌洗浄力評価
▲1▼汚垢布の除菌評価法
FU(布バイオフィルム分解活性)で調製した汚垢布を水で濯いだ後、500mL容のマヨネーズ瓶に、表1に記載の洗浄剤組成物を予め666ppmに水を用いて調製した洗浄液を250mL添加し、布を挿入した後に蓋をした。その後、回転装置(マツシタ工業社製)を用いて回転速度60±3回/分で10分間回転させた。
布を取りだし、ビニール袋に移し、SCDLP液体培地(DIFCO社製)50mLを加え、ストマッカー(ELMEX社製 形式SH−IIM)により1分間抽出操作をした。その後、抽出液を順次希釈しBHI培地に塗抹し37℃で48時間培養し、生菌数をカウントした。洗浄剤組成物と同様に標準洗剤(Tween80、666ppm)でも処理し、標準洗剤と洗浄剤組成物との生菌数の対数値の差を布に対する除菌力とし、下記評価基準で評価した。
除菌力:生菌数の対数値の差
◎:2以上
○:1以上〜2未満
×:1未満
▲2▼汚垢硬質表面の除菌評価法
HU(硬質表面バイオフィルム分解活性)で調製したバイオフィルム汚垢ガラスを水で濯ぎ、汚垢ガラスに表2に記載の洗浄剤組成物(液状)を0.1g滴下し、出来るだけ均一に塗布し、10分間静置した。プラスチックシャーレにBHI培地を10mL添加し、その容器に10分間静置した板を挿入した。その後、ガラスビーズ5g及びBHI培地を5mL添加し、手で毎分150回転を最大として1分間攪拌した。
得られた菌懸濁液を順次希釈し、BHI寒天培地に塗抹し37℃で48時間培養し、生菌数を測定した。洗浄剤組成物と同様に標準洗剤(Tween80原液)で洗ったものも生菌数を測定した。標準洗剤と洗浄剤組成物との生菌数の対数値の差を布に対する除菌力とし、下記評価基準で評価した。
除菌力:生菌数の対数値の差
◎:2以上
○:1以上〜2未満
×:1未満
【0066】
【表1】
【0067】
【表2】
組成物のpHは水酸化ナトリウムにて全て6.7に調整した。
【0068】
なお、上記例で使用した成分は、下記の通りである。
α−SF−Na:炭素数12〜18の脂肪酸のα−スルホ脂肪酸メチルエステルのナトリウム塩(ライオン製)
LAS−TEA*1:C10〜13のアルキル鎖を持つ直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(原料アルキルべンゼン:協和油化(株)製、商品名ナルケンN−500由来の精製物)(ベンゾシクロアルカン誘導体含量:1.0%)をトリエタノールアミン(トリエタノールアミンS−80(日本触媒製))で中和したもの。
LAS−TEA*2:C10〜13のアルキル鎖を持つ直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(原料アルキルべンゼン:協和油化(株)製、商品名ナルケンN−500、ベンゾシクロアルカン誘導体含量:8.0%)をトリエタノールアミンS−80(日本触媒製)で中和したもの。
LAS−K:C10〜13のアルキル鎖を持つ直鎖アルキルベンゼンスルホン酸カリウム(原料アルキルべンゼン:協和油化(株)製、商品名ナルケンN−500由来の精製物、ベンゾシクロアルカン誘導体含量:1.0%)
LAS−Na*1:C10〜13のアルキル鎖を持つ直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(原料アルキルべンゼン:協和油化(株)製、商品名ナルケンN−500由来の精製物、ベンゾシクロアルカン誘導体含量:2.0%)
LAS−Na*2:C10〜13のアルキル鎖を持つ直鎖アルキルベンゼンスルホン酸カリウム(原料アルキルべンゼン:協和油化(株)製、商品名ナルケンN−500、ベンゾシクロアルカン誘導体含量:8.0%)
石けん:炭素数12〜18の脂肪酸(不飽和度60%)のナトリウム塩(ライオン製)
AOS−Na:炭素数14〜18のアルキル基をもつα−オレフィンスルホン酸ナトリウム(ライオン製)
AEt1:ダイアドール13(三菱化学製)の酸化エチレン平均15モル付加体(ライオン化学製)
AEt2:直鎖アルコール(炭素数12〜14)の酸化エチレン平均9モル付加体(ライオン化学製)
AEt3:コノール20DK(ラウリルアルコール、新日本理化製)の酸化エチレン平均15モル付加体(ライオン化学製)
APG:APG400、C10〜C13アルキルポリグリコシド(コグニスジャパン製)
FAEE:炭素数12〜18脂肪酸メチルエステルの酸化エチレン平均15モル付加体(ライオン化学製)
AEP:ダイアドール13(三菱化学製)の酸化エチレン平均15モル及び酸化プロピレン平均3モル付加体(ライオン化学製)
AES:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(ライオン製)
AX:ラウリルジメチルアミンオキシド(ライオン製)
ゼオライト:A型ゼオライト(水澤化学製 シルトンB)
AA/MA共重合体:アクリル酸/マレイン酸共重合体のナトリウム塩、商品名ソカランCP7(BASF社製)
トリポリリン酸Na:試薬(家田化学製)
ポリアクリル酸Na:ポリアクリル酸ナトリウム、商品名 AC−10HN(日本純薬製)
炭酸Na:炭酸ナトリウム(旭硝子製)
炭酸K:炭酸カリウム(旭硝子製)
ケイ酸Na:JIS1号ケイ酸ナトリウム(日本化学製)
ラウリン酸ジエタノールアミド:LDE−100(ライオン化学製)
過酸化水素:試薬 純度30%(関東化学製)
クエン酸Na:試薬(純正化学製)
安息香酸Na:試薬(純正化学製)
ジエタノールアミン:ジエタノールアミン−80日本触媒化学製
アミラーゼ1:試薬(商品番号100200、生化学工業製)
アミラーゼ2:試薬(商品番号A4551、シグマ製)
セルラーゼ:試薬(商品番号C8546、シグマ製)
プロテアーゼ1:試薬(商品番号100174、生化学工業製)
プロテアーゼ2:試薬(商品番号P5380、シグマ製)
リパーゼ1:試薬(商品番号100148、生化学工業製)
リパーゼ2:試薬(商品番号L0763、シグマ製)
POD:ペルオキシダーゼ 試薬(商品番号P6782、シグマ製)
硫酸Na:中性無水芒硝(日本化学製)
塩化Na:塩化ナトリウム(試薬)
亜硫酸Na:亜硫酸ナトリウム(試薬)
ポリエチレングリコール#1000:(ライオン化学製)
蛍光剤CBS:チノパールCBS−X(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
蛍光剤AMS:チノパールAMS−GX(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
過炭酸Na:被覆化過炭酸ナトリウム(三菱ガス化学製 SPC−D)
漂白活性化剤OBC:ホソカワミクロン社製エクストルード・オーミックスEM−6型に、漂白活性化剤である4−デカノイルオキシ安息香酸とポリエチレングリコール(PEG)#6000(ライオン製)とC14アルファオレフィンスルホン酸ナトリウム粉末品(リポランPB−800、ライオン製)を質量比で70/25/5になるように混合した後、投入し、混練押し出しすることにより径が0.8mmφのヌードル状の押し出し品を得た。この押し出し品(60℃)を、ホソカワミクロン社製フィッツミルDKA−3型により、混練押し出し造粒品を導入するのと同じ方向から導入し、また助剤としてA型ゼオライト粉末5質量%を同様に供給し、粉砕して得られた平均粒径700μmの漂白活性化造粒物。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の評価方法の1例に用いられる回転装置の側面図
【符号の説明】
1 台板
2 台柱
3 回転軸
4 回転箱
5 仕切り板
6 モーター側台柱
7 モーター
8 モーター回転軸
9 マヨネーズ瓶
【発明の属する技術分野】
本発明は、衣料用及び硬質表面用に適した洗浄剤組成物及び除菌・洗浄力評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
様々な生活の場面で、人に不具合や不都合を与える菌類を除菌する方法としては、殺菌剤を使用する方法や漂白剤を使用する方法が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。また、菌類を除去する又は、バイオフィルムを分解するために酵素を利用したものとして、微生物の細胞壁や細胞膜に作用する酵素、抗菌性タンパク質を配合したコンタクトレンズの洗浄及び消毒用組成物(例えば、特許文献3参照)、バイオフィルムの酵素的処理方法(例えば、特許文献4)が知られている。
【0003】
さらに、出願人は特願2001−245988号において、界面活性剤を酵素と組み合わせることにより菌活性阻害及び汚れ分解作用により洗濯後における繊維類の乾燥時の悪臭発生を抑制することを既に報告している。一方、毎日洗濯ができず、汚れた衣類を放置した場合には、衣類に付着した汚れと菌の相乗作用により、悪臭が発生することや、同様に台所や浴室の汚れを放置することにより悪臭が発生することが知られている。この場合、生活環境中に存在する菌は菌自身と菌が代謝生産する代謝物と一体となり粘性を持ち、洗浄除去しにくいバイオフィルムを形成している場合が多くみられ、ここでは菌はバイオフィルム内に保護される形で生息しており、バイオフィルムを形成している菌は除菌・殺菌剤等からの作用を受けにくくなることから、このようにしてできた汚れ(バイオフィルム)は落ちにくいものであった。そこでバイオフィルムを除去し、菌を除菌しやすくできるようなものが望まれていた。
【0004】
また、上述したような、汚れた衣類や汚れた台所、浴槽を放置した場合における汚れに対する、洗浄剤組成物の除菌・洗浄力評価方法について、より実際の効果に近い評価ができるものが望まれていた。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−26894号公報(第2〜3頁)
【特許文献2】
特開平11−29797号公報(第2頁)
【特許文献3】
特開平9−10288号公報(第3〜4頁)
【特許文献4】
特表2001−508677号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、酵素及びアニオン界面活性剤を用いることにより刺激が低く効率的に菌体及び菌代謝物であるバイオフィルムを分解・除去できる洗浄剤組成物、及び汚れた衣類や汚れた台所、浴槽を放置した場合における汚れに対する、洗浄剤組成物の除菌・洗浄力評価方法について、より実際の効果に近い評価方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、特定の酵素及びアニオン界面活性剤を用いて、バイオフィルムを処理することにより、菌体及び代謝物であるバイオフィルムを効率的に分解・除去できること、布帛又は硬質表面を有する物体を汚れ成分及び培地に接触させて菌類を培養することにより、バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を調製し、前記バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を洗浄剤組成物で洗浄し、洗浄後のバイオフィルム分解量を測定することにより、汚れた衣類、台所及び浴槽等の汚れを放置した場合の、洗浄剤組成物の除菌・洗浄力評価方法について、より実際の効果に近い評価ができることを見出し、本発明をなすに至ったものである。
【0008】
従って、本発明は、酵素及びアニオン界面活性剤を含有し、バイオフィルム分解活性が40FU(布バイオフィルム分解活性)以上又は40HU(硬質表面バイオフィルム分解活性)以上であることを特徴とする洗浄剤組成物、及び布帛又は硬質表面を有する物体を汚れ成分培地に接触させて菌類を培養することにより、バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を調製し、前記バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を洗浄剤組成物で洗浄し、洗浄後のバイオフィルム分解量を測定することを特徴とする洗浄剤組成物の除菌・洗浄力評価方法を提供する。
【0009】
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の構成は以下のとおりである。
(1)酵素及びアニオン界面活性剤を含有し、バイオフィルム分解活性が衣料用では、40FU(布バイオフィルム分解活性)以上、又は硬質表面用では40HU(硬質表面バイオフィルム分解活性)以上であることを特徴とする洗浄剤組成物。
(2)酵素がオキシドレダクターゼ(酸化還元酵素:Oxidoreductases、EC(Enzyme Class(EC)1群に属する酵素、基質Aを酸化し基質Bを還元する酵素))、トランスフェラーゼ(転移酵素:Transferases、EC2群に属する酵素、基質A−XからXを他の基質Bに移してB−Xを作る酵素))、ヒドロラーゼ(加水分解酵素:Hydrolases、EC3群に属する酵素、基質A−BをH2Oで、A−OHとBHに分解する酵素)、リアーゼ(Lyases、EC4群に属する酵素、基質A−BをAとBに分解する酵素、加水分解酵素とは異なり、他分子の関与なし))、イソメラーゼ(異性化酵素:Isomerases、EC5群に属する酵素、分子の分子内原子配置を変化させる酵素)、及びリガーゼ(Ligases、EC6群に属する酵素、分解反応と共役して二つの分子の結合反応を触媒する酵素)からなる群から選ばれる1種以上の酵素であることを特徴とする(1)に記載の洗浄剤組成物。
(3)酵素が、上記(2)に記載の酵素2種類以上を含有することを特徴とする上記(1)に記載の洗浄剤組成物。
(4)酵素が、ヒドロラーゼ(加水分解酵素)及びオキシドレダクターゼ(酸化還元酵素)から選ばれる2種以上を含有する上記(3)に記載の洗浄剤組成物。
(5)酵素が、上記(2)に記載のヒドロラーゼ(加水分解酵素)のうちプロテアーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、及びオキシドレダクターゼ(酸化還元酵素)のうちラッカーゼ、ペルオキシダーゼから選ばれる2種以上を含有する上記(3)に記載の洗浄剤組成物。
(6)アニオン界面活性剤を3〜30質量%、特に15〜30質量%含有することを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
(7)アニオン界面活性剤として、ベンゾシクロアルカン誘導体の含有量が3質量%未満の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩3〜30質量%を含有することを特徴とする上記(6)に記載の洗浄剤組成物。
(8)アニオン界面活性剤が、上記直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の他に、アルファオレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、アルファスルホ脂肪酸メチルエステル塩、高級脂肪酸塩、及び二級アルカンスルホン酸塩のアルカリ金属塩からなる群から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤を含有することを特徴とする上記(6)に記載の洗浄剤組成物。
(9)アニオン界面活性剤が、上記直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の他に、アルファオレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、アルファスルホ脂肪酸メチルエステル塩、高級脂肪酸塩、及び二級アルカンスルホン酸塩のアルカリ金属塩からなる群から選ばれる2種以上のアニオン界面活性剤を含有することを特徴とする上記(8)に記載の洗浄剤組成物。
(10)アニオン界面活性剤の対イオンが、ナトリウム、カリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、又はトリエタノールアミンであることを特徴とする上記(1)〜(9)のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
(11)さらに、ノニオン界面活性剤を1〜40質量%、特に1〜20質量%含有することを特徴とする上記(1)〜(10)のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
(12)ノニオン界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルコールEO/PO付加物、オキシアルキレンの付加モル数が3以上の脂肪酸ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(MEE)、オキシアルキレンの付加モル数が3以上の脂肪酸ポリオキシアルキレンエーテル(FAE)及び脂肪酸アルカノールアミドからなる群から選ばれる1種又は2種以上のノニオン界面活性剤であることを特徴とする上記(11)に記載の洗浄剤組成物。
(13)さらに、アミノカルボン酸誘導体型カルシウム捕捉剤、アルミノケイ酸塩(A型ゼオライト、P型ゼオライト)、ポリカルボン酸/塩、及びリン酸塩からなる群から選ばれる1種又は2種以上のカルシウム捕捉剤を含有することを特徴とする上記(1)〜(12)のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
(14)アミノカルボン酸誘導体型カルシウム捕捉剤が、アミノメチルグリシンジ酢酸塩、β−アラニンジ酢酸塩、イミノジコハク酸塩、ヒドロキシイミノジコハク酸塩(HIDS)、セリンジ酢酸塩、イソセリンジ酢酸塩、アスパラギン酸ジ酢酸塩(ASDA)、エチレンジアミン四酢酸塩(EDTA)、ニトリロトリ酢酸塩(NTA)、ヒドロキシエチレンジアミン5酢酸塩(HEDTA)、及びジエチレントリアミン5酢酸塩(DTPA)からなる群から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする上記(13)に記載の洗浄剤組成物。
(15)ポリカルボン酸及び/又はその塩が、ポリアクリル酸、マレイン酸とアクリル酸の共重合体、及び多糖類系ポリカルボキシレートの高分子電解質からなる群から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする上記(13)又は(14)に記載の洗浄剤組成物。
(16)リン酸塩が、トリポリリン酸塩、オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、及びフイチン酸からなる群から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする上記(13)〜(15)のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
(17)アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤及び上記(5)に記載の酵素を含有する洗浄剤組成物。
(18)アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、カルシウム捕捉剤及び上記(5)に記載の酵素を含有する洗浄剤組成物。
(19)上記(1)〜(18)のいずれかに記載の衣料用洗浄剤組成物。
(20)上記(1)〜(18)のいずれかに記載の硬質表面用洗浄剤組成物。
【0010】
本発明の組成物に用いられる酵素としては、オキシドレダクターゼ(酸化還元酵素)、トランスフェラーゼ(転移酵素)、ヒドロラーゼ(加水分解酵素)、リアーゼ、イソメラーゼ(異性化酵素)、及びリガーゼ等が挙げられる。
【0011】
オキシドレダクターゼ(酸化還元酵素)としては、ペルオキシダーゼ(POD)、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、乳酸デヒドロゲナーゼ、グリセルアルデヒドリン酸デヒドロゲナーゼ等が挙げられる。
【0012】
トランスフェラーゼ(転移酵素)としては、セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ、ヘキソキナーゼ等が挙げられる。
【0013】
ヒドロラーゼ(加水分解酵素)としては、糖質分解酵素、タンパク分解酵素、脂質分解酵素等が挙げられ、糖質分解酵素としては、アミラーゼ、セルラーゼ、デキストラナーゼ、グルコシダーゼ、ガラクトシダーゼ、マンノシダーゼ、アガラーゼ、ラクトーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、キチナーゼ、キトサナーゼ等が挙げられる。市販品としては、アミラーゼの「ターマミル」、「デュラミル」(いずれもノボザイムズ製)、「α−アミラーゼ」(生化学工業製)、「プライマーゼ LC」、「プライマーゼ HT」(いずれもエイチビィアイ製)、セルラーゼの「セルザイム」、「ケアザイム」(いずれもノボザイムズ製)、デキストラナーゼの「デキストラナーゼ L「アマノ」」(天野エンザイム製)が好適である。
【0014】
タンパク分解酵素としては、ペプシン、トリプシン、キモトリプシン、コラゲナーゼ、ゼラチナーゼ、ケラチナーゼ、エラスターゼ、スブチリシン、パパイン、プロメリン、カルボキシペプチダーゼA及びB、アミノペプチダーゼ、サーモリシン、アクロモペプチダーゼ等が挙げられる。市販品としては、「サビナーゼ12T」、「サビナーゼ16L」、「エスペラーゼ4T」、「エバラーゼ8T」、「デュラザイム6T」、「アルカラーゼ2T」(いずれもノボザイムズ製)、ズブチリシンカールズベルグ(Subtilisin Carlsberg、Type VIII:Bacterial、P5380)(シグマ製)、「アルカリプロテアーゼ」(生化学工業製)が好ましい。さらに、「サビナーゼ12T」、「サビナーゼ16L」、「エスペラーゼ4T」、「エバラーゼ8T」、「ズブチリシン カールズベルグ(Subtilisin Carlsberg)」、「アルカリプロテアーゼ」が好ましい。
【0015】
脂質分解酵素としては、リパーゼ類、植物リパーゼ類、クチナーゼ、ホスホリパーゼ類が挙げられる。なかでも、微生物起源のシュードモナス属、アスペルギルス属、フミコラ属、及びアクロモベクター属から誘導されるリパーゼが好ましく、特に、「リポラーゼ100T」、「リポラーゼ100L」、「リポラーゼウルトラ50T」(ノボザイムズ製)、「アルカリリパーゼ」(生化学工業製)が好ましい。その他の加水分解酵素としては、アルカリホスファターゼ等が挙げられる。
【0016】
リアーゼとしては、アルドラーゼ、セリンデヒドラターゼ等が挙げられ、イソメラーゼ(異性化酵素)としては、UDP−グルコース−4−エピメラーゼ、グルコースリン酸イソメラーゼ等が挙げられる。リガーゼとしては、リジン−tRNAシンテターゼ、グルタミンシンテターゼ、DNAリガーゼ等が挙げられる。これら酵素は1種を単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。
【0017】
酵素の配合量は、特に制限されるものではなく、その種類によって適宜選択できるが、通常、組成物中に、酵素タンパク質として0.0001〜2質量%、好ましくは0.001〜0.2質量%、より好ましくは0.005〜0.1質量%となるように配合すると好適である。また、上記市販の酵素造粒物としては、通常、組成物中に0.001〜20質量%、0.01〜10質量%、より好ましくは0.05〜5質量%となるように配合すると、好適である。上記酵素の配合量が少なすぎると、本発明の目的とするバイオフィルムの分解・除去、悪臭抑制効果が十分に得られ難くなる場合があり、多すぎると、それ以上の配合による効果の増強が得られず、不経済となる場合がある。
【0018】
本発明のアニオン界面活性剤は、特に制限されないが、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルファオレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルケニルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルケニルエーテルカルボン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩、石鹸等が挙げられる。これらのアニオン界面活性剤は、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が好ましい。アニオン界面活性剤としては、直鎖のアルキルベンゼンスルホン酸塩が好ましい。
【0019】
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の製造に用いられる直鎖アルキルベンゼンは、通常軽灯油を分留して得られた直鎖パラフィンを出発物質として用い、このものを塩素化パラフィン法もしくはオレフィン法と呼ばれる手法でハロゲンを導入したのちベンゼンを付加することにより合成することができる。この直鎖アルキルベンゼンは混合物で得られ、アルキル基の炭素数は8〜22のものが好ましく、10〜14のものが更に好ましい。また、ベンゼン置換位置は直鎖パラフィンの2位から7位まで分布する。直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩は、上記直鎖アルキルベンゼンに例えばSO3ガスを吹き込んでスルホン化し、更に中和することにより得られるものであるが、入手し得る商業ベースの直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩は、アルキル基の炭素数・ベンゼン置換位置とも分布を持ち、かつベンゾシクロアルカン誘導体(スルホン化物も含む)等の副生物の不純分を含むものである。
【0020】
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩としては、バイオフィルムに対し浸透性が良く、酵素との併用によりその除去効果をさらに向上させる点で、ベンゾシクロアルカン誘導体の含有量が3質量%未満である直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩であることが好ましい。この直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を得る方法としては、直鎖アルキルベンゼンを精製してベンゾシクロアルカン誘導体の含有量を低減させたものをスルホン化し、更に必要により中和してベンゾシクロアルカン誘導体の含有量を3質量%未満とする方法で得ることができる。ベンゾシクロアルカン誘導体としては、インダン、テトラリンもしくはその誘導体等のベンゾシクロアルカン誘導体が含まれる。
【0021】
またアニオン界面活性剤の対イオンが、ナトリウム、カリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、又はトリエタノールアミンであることが好ましい。
【0022】
アニオン界面活性剤の配合量は、組成物中に3〜30質量%が好ましく、特に15〜30質量%が好ましい。特に、アニオン界面活性剤として、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を用いた場合は、その配合量は、組成物中に3〜30質量%が好ましく、特に5〜20質量%が好ましい。
【0023】
本発明の組成物には、アニオン界面活性剤の他に、本発明の目的を損なわない範囲でその他の界面活性剤を配合することができ、界面活性剤としては、ノニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤及び両性界面活性剤が挙げられる。本発明の組成物においては、特にノニオン界面活性剤を配合することが好ましい。
【0024】
ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エステル、高級脂肪酸アルカノールアミド、アルキルグリコシド、アルキルアミンオキサイド等が挙げられる。カチオン界面活性剤としては、ジアルキル型4級アンモニウム塩、モノアルキル型4級アンモニウム塩が挙げられる。両性界面活性剤としては、カルボキシベタイン、スルホベタイン等が挙げられる。なお、本発明に配合し得る界面活性剤は上記に限定されるものではなく、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。アニオン界面活性剤以外の界面活性剤の配合量は、組成物中に1〜40質量%が好ましく、特に1〜20質量%が好ましい。
【0025】
本発明の組成物は、上記必須成分以外に、本発明の目的を損なわない範囲で、通常、洗浄剤組成物に配合される各種成分を配合することができ、例えばアルカリビルダー、カルシウム捕捉剤、溶剤、香料、着色剤、蛍光剤、ソイルリリース剤、漂白剤、漂白活性化剤、乳濁剤、酸化防止剤、防腐剤、粘度調整剤、殺菌剤、消炎剤、薬効成分等を配合することができる。
【0026】
アルカリビルダーとしては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ケイ酸ナトリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等が挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。
【0027】
カルシウム捕捉剤としては、アミノカルボン酸誘導体型カルシウム捕捉剤、ポリカルボン酸/塩、リン酸塩、アルミノケイ酸塩等及びその他のカルシウム捕捉剤が挙げられる。アミノカルボン酸誘導体型カルシウム捕捉剤としては、アミノメチルグリシンジ酢酸塩、β−アラニンジ酢酸塩、イミノジコハク酸塩、ヒドロキシイミノジコハク酸塩(HIDS)、セリンジ酢酸塩、イソセリンジ酢酸塩、アスパラギン酸ジ酢酸塩(ASDA)、エチレンジアミン四酢酸塩(EDTA)、ニトリロトリ酢酸塩(NTA)、ヒドロキシエチレンジアミン5酢酸塩(HEDTA)、ジエチレントリアミン5酢酸塩(DTPA)等が挙げられる。これらは、ナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。
【0028】
ポリカルボン酸及び/又はその塩としては、ポリアクリル酸、マレイン酸とアクリル酸の共重合体、多糖類系ポリカルボキシレート等の高分子電解質が挙げられる。ポリアクリル酸、マレイン酸とアクリル酸の共重合体の平均分子量は、好ましくは1,000〜1,000,000であり、さらに好ましくは1,000〜100,000であり、ナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。
【0029】
リン酸塩としては、トリポリリン酸塩、オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、フイチン酸等が挙げられる。これらは、ナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。前記アルミノケイ酸塩としては、A型ゼオライト、P型ゼオライトが挙げられる。その他のカルシウム捕捉剤としては、アルミノケイ酸塩、層状ケイ酸塩、クエン酸、アスパラギン酸やグルタミン酸等のアミノ酸塩等が挙げられる。また、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。
【0030】
溶剤としては、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ブチルカルビトール、フェノキシエタノール、フェニルポリオキシエチレンアルコール、グリセリン等が挙げられる。これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。
【0031】
本発明の組成物は、バイオフィルム分解活性が40FU(布バイオフィルム分解活性)以上又は40HU(硬質表面バイオフィルム分解活性)以上である。この範囲になるように、酵素及びアニオン界面活性剤を配合する。なお、衣料用としては40FU以上が好ましく、硬質表面用としては40HU以上が好ましい。布バイオフィルム分解活性は、45FU以上が好ましく、特に50FU以上が好ましい。硬質表面バイオフィルム分解活性は、45HU以上が好ましく、特に50HU以上が好ましい。FU及びHUの上限は特に限定されないが、通常75FU以下、75HU以下である。FU、HU値が小さ過ぎると、本発明の目的であるバイオフィルム分解が十分に得られなくなる場合がある。また、大きすぎると効果の増強が得られず、不経済となる場合がある。本発明のバイオフィルム分解活性の測定方法については、後述する。
【0032】
本発明の洗浄剤組成物の剤型は、特に限定されないが、粉末状、粒状、固形状、液状、ゲル状、ペースト状のいずれもとることができる。
【0033】
本発明の洗浄剤組成物は、その調製方法が特に制限されるものではなく、上記の各剤型の常法に準じて製造することができる。
【0034】
本発明の洗浄剤組成物は、衣料用洗浄剤として好適に使用されるものであり、その使用方法は、特に制限されず、常法により使用することができるが、本発明の洗浄剤組成物は、特に、汚れた衣料を長期間洗濯せずに放置した後の洗浄剤組成物として使用すると、より効果的である。
【0035】
また、繊維類(被洗物)を洗濯する際の条件は特に制限されず、例えば上記洗浄剤組成物の濃度が通常の洗濯では好ましくは500〜1000ppm、漬け置き洗いでは好ましくは3000〜6000ppmとして洗濯することが好ましい。
【0036】
さらに、本発明の洗浄剤組成物は、硬質表面用洗浄剤として好適に使用されるものであり、その使用方法は、特に制限されず、常法により使用することができるが、本発明の洗浄剤組成物は、特に、台所や浴槽等の汚れを長期間洗わずに放置した後の洗浄剤組成物として使用すると、より効果的である。
【0037】
また、硬質表面を洗浄する際の条件は特に制限されず、洗浄剤組成物の濃度が好ましくは50〜100質量%で用いることが好ましい。
【0038】
本発明の洗浄剤組成物の除菌・洗浄力評価方法は、布帛又は硬質表面を有する物体を汚れ成分及び培地に接触させて菌類を培養することにより、バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を調製し、前記バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を洗浄剤組成物で洗浄し、洗浄後のバイオフィルム分解量を測定することを特徴とする洗浄剤組成物の除菌・洗浄力評価方法である。この方法によれば、布帛又は硬質表面を有する物体を汚れ成分及び培地に接触させて菌類を培養することにより、バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を調製することから、洗濯をせずに汚れが付着したままの衣類の汚れや、汚れが付着したままの台所や浴槽等の汚れに対する、除菌・洗浄力評価がより実際に近い形でできるものである。
【0039】
ここで、汚れ成分としては、衣類、台所及び浴槽等に付着するさまざまな汚れ成分を用いることができ、例えば、土壌、金属酸化粉、カーボンブラック等の粒子汚れや皮脂、タンパク質、糖類、石けんカス、血液等を用いることができる。
【0040】
布帛又は硬質表面を有する物体としては、特に限定されるものではなく、布帛の材料としては、木綿、絹、麻、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ポリウレタン、レーヨン、キュプラが挙げられ、布帛の形状や大きさとしては好ましくは、厚さ0.3〜1.0mm、大きさ2.5〜10.0cm×2.5〜10.0cmが好ましい。硬質表面を有する物体としては台所、浴槽、洗濯機など身の回りに用いられるもので、金属、プラスチック、ゴム、板、ガラス、木材、コンクリート、鉱物、岩、大理石、石膏、セラミック等が挙げられ、大きさは、厚さ0.1〜10mm、大きさ1.0〜10.0cm×1.0〜10.0cmが好ましい。形状は、円板、長方形又は正方形の板等が挙げられる。
【0041】
菌及び培地としては、特に限定されるものではなく、布帛及び硬質表面上でバイオフィルムを形成する菌類及び培地であればよい。これらの菌としては、エシェリキア、シュードモナス、アシネトバクター、クレブシエラ、コリネバクテリウム、ミクロコッカス、バチルス、スタフィロコッカス属に属し、物体に付着し、粘性のある代謝物を産生する能力のあるものが挙げられる。好ましくは、エシェリキア コリ、シュードモナス アエルギノーサ、シュードモナス ランデンシス、シュードモナス ペルツシノゲーナ、シュードモナス フルオレッセンス、シュードモナス プチダ、スタフィロコッカス アウレルス、スタフィロコッカス エピデルミディスが好ましい。より好ましくは、スタフィロコッカス エピデルミディスが好ましい。その中でもスタフィロコッカス エピデルミディスATCC12228が好ましい。また、培地としては、普通ブイヨン培地、ハートインフュージョンブイヨン培地、トリプトソイ(SCD)ブイヨン培地、SCDLPブイヨン培地、乳糖ブイヨンJP培地(以上栄研社製)、ブレインハートインフュージョン(BHI)培地、ニュートリエントブイヨン培地(以上DIFCO社製)が挙げられるが、なかでもBHI培地が好ましい。
【0042】
洗浄方法としては、布帛又は硬質表面を有する物体を洗浄剤組成物に浸漬する方法や、布帛又は硬質表面を有する物体に洗浄剤組成物を直接塗布する方法等が挙げられる。
【0043】
除菌・洗浄力評価方法としては、色差計を用いて反射率を求めたり、バイオフィルムの重量を測定したり、菌を抽出・培養することにより生菌数を求めるなどして求めることができる。
【0044】
本発明におけるバイオフィルム分解活性は、下記方法によるものである。
5〜100mLの培地をその2〜10倍容積の容器に入れ、そこに0.5〜5白金耳分の菌類を添加し、30〜38℃,50〜200rpmで18〜48時間振盪培養器を用い前培養し、菌類の培養液を得る。
【0045】
汚れ成分を0.001〜10質量%、特に0.01〜5質量%含む培地に、前述の菌類の培養液を終濃度0.1〜10質量%、特に1〜5質量%になるように添加する。予め布帛及び硬質表面を有する物体をシャーレに敷き、前述の菌類を添加した培地をシャーレ当たり、10〜30mL、特に15〜25mLとなるように注ぎ、35〜38℃で3〜10日間静置してバイオフィルム汚垢試料を作製する。
【0046】
バイオフィルム汚垢試料が布帛である場合は、得られたバイオフィルム汚垢布帛を、水0.5〜2Lに入れ、スターラーバーの回転速度100〜200rpmで0.5〜2分間回転させて濯ぎ、濯ぎ後のバイオフィルム汚垢布帛を得る。試験する洗浄液を500〜1000ppmとなるように水を用いて調製した液200〜300mLを、その液の1.5〜3倍容量の容器に添加し、容器に前述の濯ぎ後のバイオフィルム汚垢布帛を入れる。
【0047】
その容器を、回転装置を用いて15〜25℃で、40〜80回/分、特に50〜70回/分で、8〜12分間、特に9〜11分間回転させることにより洗浄し、洗浄後の布帛の反射率を測定し、洗浄前の布帛の反射率と比較して、バイオフィルム分解率を求める。
【0048】
図1は、回転装置に容器をセットした1例の側面図を示す。図中1は台板で、この台板上に固定された台柱2に回転軸3が回転可能に固定されている。
4は、内部が仕切り板5で仕切られた上部に開口部を有する箱状の回転箱であり、その片側面中心部に上記回転軸3が固定されている。反対側面中心部には、モーター側台柱6を貫通してモーター7の回転軸8が取り付けられ、回転箱4に取り付けられたモーター回転軸8を回転させることで回転箱4を回転させることができる。マヨネーズ瓶9を回転箱4に高さ方向に収納し、図中にない蓋をしてセットし、モーター7を回転させることで、マヨネーズ瓶9の重心付近を中心とし垂直円軌道に回転させることができる。
【0049】
一方、Tween80を上述の試験する洗浄液と同じ濃度で用いて、同様に洗浄を行い、バイオフィルム分解率を求め、Tween80のバイオフィルム分解率に対して、1%のバイオフィルム分解率の向上を1FU(布バイオフィルム分解活性)とする。
【0050】
一方、バイオフィルム汚垢試料が硬質表面を有する物体である場合は、得られたバイオフィルム汚垢硬質表面を有する物体を、0.5〜2Lの水を入れたその水の1〜3倍容積の容器内で濯ぎ余分なバイオフィルムを除く。水をかるく切り、バイオフィルム汚垢硬質表面を有する物体に、試験する洗浄液原液を0.05〜0.5g滴下し、できるだけ均一に塗布し、5〜20分間静置する。
【0051】
静置後のバイオフィルム汚垢硬質表面を有する物体を、500〜2000mLの水を入れたその水の1〜3倍容積の容器内で、スターラーを用い200〜300rpmの回転速度で2〜5分間回転洗浄したのち、乾燥機で80〜100℃,5〜10時間乾燥させ、その後シリカゲルの入ったデシケーターに入れ室温にて5〜10時間保管し、保管後の質量を測定し、洗浄後の硬質表面を有する物体の乾燥質量とした。洗浄前のバイオフィルム汚垢硬質表面を有する物体の乾燥重量と比較してバイオフィルム分解率を測定する。
【0052】
一方、Tween80原液を用い同様に洗浄を行い、バイオフィルム分解率を求め、Tween80のバイオフィルム分解率に対して、1%のバイオフィルム分解率の向上を1HU(硬質表面バイオフィルム分解活性)とした。
【0053】
【発明の効果】
本発明の洗浄剤組成物によれば、汚れを放置したままの衣料、台所及び浴槽等の悪臭の原因となるバイオフィルムを分解・除去することができる。また、本発明の除菌・洗浄力評価方法によれば、汚れが付着したまま放置した衣類の汚れや、汚れが付着したまま放置した台所や浴槽等の汚れに対する、除菌・洗浄力評価がより実際に近い形でできる。
【0054】
【実施例】
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において%は質量%を示す。
【0055】
バイオフィルム分解活性の測定方法
1.布上及び硬質表面上のバイオフィルムの作製
1−1.前培養
20mLのブレインハートインフュージョン(BHI)培地(DIFCO社製)が入った100mL容の三角フラスコに、1白金耳分の表皮ブドウ球菌を添加し、37℃110rpmで18時間振盪培養器を用い(振盪恒温水槽、ファイン製)培養した。
1−2.バイオフィルム作製
表皮ブドウ球菌の前培養した液を、静岡県三方が原より採取した赤土を5質量%又は玉川圧縮C級カーボンを0.01質量%含むBHI培地に終濃度2質量%となるように添加した。予め高圧蒸気滅菌した平織り綿布(品番12000、柄色番DFシタザラシ、カネボウ繊維製、大きさ5cm×5cm)又は、スライドガラス(品番S1111、旭テクノガラス社製)をプラスチックシャーレ(商品名バイオビックI−90G、バイオビック製)に敷き、菌の入った培地をプラスチックシャーレ1枚当り正確に20mLとなるようにそれぞれ注いだ。
その後、プラスチックシャーレを37℃の恒温槽(ヤマト科学製)にて4日静置した。布及びスライドガラス上に細菌が増殖し、ゼラチン状のバイオフィルムが形成され、バイオフィルム汚垢布(FU評価用)、又は、バイオフィルム汚垢ガラス(HU評価用)を作製した。
【0056】
2.バイオフィルム分解活性の測定
2−1.汚垢布上のバイオフィルム分解活性測定法
1−2で調製した汚垢布を2Lのビーカーにて3゜DH硬水(塩化カルシウムでCaOとして30mg/L、以下水とは3゜DH硬水を指す)1Lに入れ、スターラー(多連式マグネチックスターラー、アドバンテック製)の回転速度150rpmでスターラーバー(攪拌子 長さ50mm、直径8mm)を用いて1分間回転させて濯いだ。次いで、500mL容のマヨネーズ瓶(マヨネーズ450、日本山村硝子製)に予め試験洗浄液を666ppmとなるように水を用いて調製した液を250mL添加し、そこに汚垢布を1枚添加し蓋をした。
【0057】
マヨネーズ瓶を回転装置(マツシタ工業社製 品名タンブラー)を用いてマヨネーズ瓶の重心付近を中心とし垂直円軌道に、回転速度60回/分で10分間回転させ、汚垢布を洗浄した。洗浄時の温度は、25℃で行なった。
【0058】
マヨネーズ瓶から洗浄後の布を取りだし、色差計(形式Σ90;日本電色製)を用いて洗浄後の布の反射率を求めた。反射率の測定においては、洗浄し濡れたままの布を気泡が入らない様に測定器付属のガラスケースに入れ、色差計で反射率を測定した。同時に未洗浄の汚垢布の反射率、バイオフィルムを形成させていない清浄布の反射率を求め、洗浄後の布反射率と比較し以下に示す式から布のバイオフィルム分解率を求めた。
布のバイオフィルム分解率(%)=(A/B)×100
A:未洗浄の汚染布のR−洗浄後の布のR
B:未洗浄の汚染布のR−清浄布のR
R:色差計で測定した反射率
【0059】
なお、同時に標準洗剤としてTween80(ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート)666ppmを用いて、同様に洗浄を行い、標準洗剤のバイオフィルム分解率を求めた。標準洗剤のバイオフィルム分解率に対して、1%のバイオフィルム分解率の向上を1FU(布バイオフィルム分解活性)とした。
【0060】
2−2.バイオフィルム汚垢ガラス上のバイオフィルム分解活性測定法
1−2で調製したバイオフィルム汚垢ガラスを、2Lのビーカー中の1Lの水で濯ぎ余分なバイオフィルムを除いた。水をかるく切り、汚垢ガラスに試験洗浄液原液を0.1g滴下し、できるだけ均一に塗布し、10分間静置した。
1Lのビーカーを用いて、700mLの水でスターラーを用い250rpmの回転速度で3分間回転洗浄したのち、乾燥機(東京理化器械社製 型式NDO−SD型)で100℃5時間乾燥させ、その後シリカゲルの入ったデシケーターに入れ室温にて5時間保管したものの質量を測定し、洗浄後の汚垢ガラスの乾燥質量とした。
【0061】
また、予めバイオフィルム汚垢ガラスを水で濯ぎ、乾燥機で100℃,5時間乾燥させ、その後シリカゲルの入ったデシケーターに入れ室温にて5時間保管したものの質量を測定し、洗浄前の汚垢ガラスの乾燥質量とした。また、未処理のガラスの質量を測定したものをガラス乾燥質量とし、得られた質量から、下記式を用いて硬質表面のバイオフィルム分解率(%)を求めた。
硬質表面のバイオフィルム分解率(%)={1−(W2−W0)/(W1−W0)}×100
W0:ガラス乾燥質量
W1:洗浄前バイオフィルム汚垢ガラス乾燥質量
W2:洗浄後バイオフィルム汚垢ガラス乾燥質量
【0062】
なお同時に標準洗剤としてTween80(ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート)原液を用い同様に洗浄を行い、標準洗剤のバイオフィルム分解率に対し、1%のバイオフィルム分解率の向上を1HU(硬質表面バイオフィルム分解活性)とした。
【0063】
[実施例1〜10、比較例1,2]
表1に示す組成の洗浄剤組成物を常法に基づいて調製した。即ち、粒状洗剤(実施例4〜9、比較例1)については、捏和破砕造粒法で作製し、平均粒径500μm、嵩密度0.85g/mLの高嵩密度洗剤を得た。液状洗剤(実施例1〜3、10、比較例2)は、全成分を配合後、硫酸又は水酸化ナトリウムを用いてpHを9.5に調整した。得られた洗浄剤組成物について、上記評価方法に基づいてFU(布バイオフィルム分解活性)、下記評価方法に基づいて汚垢布の除菌洗浄力の評価をした。結果を表1に併記する。
【0064】
[実施例11〜18、比較例3,4]
表2に示す組成の洗浄剤組成物を常法に基づいて調製した。即ち、全成分を配合後、硫酸又は水酸化ナトリウムを用いて、pHを6.7に調整した。得られた洗浄剤組成物について、上記評価方法に基づいてHU(硬質表面バイオフィルム分解活性)、下記評価方法に基づいて汚垢硬質表面の除菌洗浄力の評価をした。結果を表2に併記する。
【0065】
除菌洗浄力評価
▲1▼汚垢布の除菌評価法
FU(布バイオフィルム分解活性)で調製した汚垢布を水で濯いだ後、500mL容のマヨネーズ瓶に、表1に記載の洗浄剤組成物を予め666ppmに水を用いて調製した洗浄液を250mL添加し、布を挿入した後に蓋をした。その後、回転装置(マツシタ工業社製)を用いて回転速度60±3回/分で10分間回転させた。
布を取りだし、ビニール袋に移し、SCDLP液体培地(DIFCO社製)50mLを加え、ストマッカー(ELMEX社製 形式SH−IIM)により1分間抽出操作をした。その後、抽出液を順次希釈しBHI培地に塗抹し37℃で48時間培養し、生菌数をカウントした。洗浄剤組成物と同様に標準洗剤(Tween80、666ppm)でも処理し、標準洗剤と洗浄剤組成物との生菌数の対数値の差を布に対する除菌力とし、下記評価基準で評価した。
除菌力:生菌数の対数値の差
◎:2以上
○:1以上〜2未満
×:1未満
▲2▼汚垢硬質表面の除菌評価法
HU(硬質表面バイオフィルム分解活性)で調製したバイオフィルム汚垢ガラスを水で濯ぎ、汚垢ガラスに表2に記載の洗浄剤組成物(液状)を0.1g滴下し、出来るだけ均一に塗布し、10分間静置した。プラスチックシャーレにBHI培地を10mL添加し、その容器に10分間静置した板を挿入した。その後、ガラスビーズ5g及びBHI培地を5mL添加し、手で毎分150回転を最大として1分間攪拌した。
得られた菌懸濁液を順次希釈し、BHI寒天培地に塗抹し37℃で48時間培養し、生菌数を測定した。洗浄剤組成物と同様に標準洗剤(Tween80原液)で洗ったものも生菌数を測定した。標準洗剤と洗浄剤組成物との生菌数の対数値の差を布に対する除菌力とし、下記評価基準で評価した。
除菌力:生菌数の対数値の差
◎:2以上
○:1以上〜2未満
×:1未満
【0066】
【表1】
【0067】
【表2】
組成物のpHは水酸化ナトリウムにて全て6.7に調整した。
【0068】
なお、上記例で使用した成分は、下記の通りである。
α−SF−Na:炭素数12〜18の脂肪酸のα−スルホ脂肪酸メチルエステルのナトリウム塩(ライオン製)
LAS−TEA*1:C10〜13のアルキル鎖を持つ直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(原料アルキルべンゼン:協和油化(株)製、商品名ナルケンN−500由来の精製物)(ベンゾシクロアルカン誘導体含量:1.0%)をトリエタノールアミン(トリエタノールアミンS−80(日本触媒製))で中和したもの。
LAS−TEA*2:C10〜13のアルキル鎖を持つ直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(原料アルキルべンゼン:協和油化(株)製、商品名ナルケンN−500、ベンゾシクロアルカン誘導体含量:8.0%)をトリエタノールアミンS−80(日本触媒製)で中和したもの。
LAS−K:C10〜13のアルキル鎖を持つ直鎖アルキルベンゼンスルホン酸カリウム(原料アルキルべンゼン:協和油化(株)製、商品名ナルケンN−500由来の精製物、ベンゾシクロアルカン誘導体含量:1.0%)
LAS−Na*1:C10〜13のアルキル鎖を持つ直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(原料アルキルべンゼン:協和油化(株)製、商品名ナルケンN−500由来の精製物、ベンゾシクロアルカン誘導体含量:2.0%)
LAS−Na*2:C10〜13のアルキル鎖を持つ直鎖アルキルベンゼンスルホン酸カリウム(原料アルキルべンゼン:協和油化(株)製、商品名ナルケンN−500、ベンゾシクロアルカン誘導体含量:8.0%)
石けん:炭素数12〜18の脂肪酸(不飽和度60%)のナトリウム塩(ライオン製)
AOS−Na:炭素数14〜18のアルキル基をもつα−オレフィンスルホン酸ナトリウム(ライオン製)
AEt1:ダイアドール13(三菱化学製)の酸化エチレン平均15モル付加体(ライオン化学製)
AEt2:直鎖アルコール(炭素数12〜14)の酸化エチレン平均9モル付加体(ライオン化学製)
AEt3:コノール20DK(ラウリルアルコール、新日本理化製)の酸化エチレン平均15モル付加体(ライオン化学製)
APG:APG400、C10〜C13アルキルポリグリコシド(コグニスジャパン製)
FAEE:炭素数12〜18脂肪酸メチルエステルの酸化エチレン平均15モル付加体(ライオン化学製)
AEP:ダイアドール13(三菱化学製)の酸化エチレン平均15モル及び酸化プロピレン平均3モル付加体(ライオン化学製)
AES:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(ライオン製)
AX:ラウリルジメチルアミンオキシド(ライオン製)
ゼオライト:A型ゼオライト(水澤化学製 シルトンB)
AA/MA共重合体:アクリル酸/マレイン酸共重合体のナトリウム塩、商品名ソカランCP7(BASF社製)
トリポリリン酸Na:試薬(家田化学製)
ポリアクリル酸Na:ポリアクリル酸ナトリウム、商品名 AC−10HN(日本純薬製)
炭酸Na:炭酸ナトリウム(旭硝子製)
炭酸K:炭酸カリウム(旭硝子製)
ケイ酸Na:JIS1号ケイ酸ナトリウム(日本化学製)
ラウリン酸ジエタノールアミド:LDE−100(ライオン化学製)
過酸化水素:試薬 純度30%(関東化学製)
クエン酸Na:試薬(純正化学製)
安息香酸Na:試薬(純正化学製)
ジエタノールアミン:ジエタノールアミン−80日本触媒化学製
アミラーゼ1:試薬(商品番号100200、生化学工業製)
アミラーゼ2:試薬(商品番号A4551、シグマ製)
セルラーゼ:試薬(商品番号C8546、シグマ製)
プロテアーゼ1:試薬(商品番号100174、生化学工業製)
プロテアーゼ2:試薬(商品番号P5380、シグマ製)
リパーゼ1:試薬(商品番号100148、生化学工業製)
リパーゼ2:試薬(商品番号L0763、シグマ製)
POD:ペルオキシダーゼ 試薬(商品番号P6782、シグマ製)
硫酸Na:中性無水芒硝(日本化学製)
塩化Na:塩化ナトリウム(試薬)
亜硫酸Na:亜硫酸ナトリウム(試薬)
ポリエチレングリコール#1000:(ライオン化学製)
蛍光剤CBS:チノパールCBS−X(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
蛍光剤AMS:チノパールAMS−GX(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
過炭酸Na:被覆化過炭酸ナトリウム(三菱ガス化学製 SPC−D)
漂白活性化剤OBC:ホソカワミクロン社製エクストルード・オーミックスEM−6型に、漂白活性化剤である4−デカノイルオキシ安息香酸とポリエチレングリコール(PEG)#6000(ライオン製)とC14アルファオレフィンスルホン酸ナトリウム粉末品(リポランPB−800、ライオン製)を質量比で70/25/5になるように混合した後、投入し、混練押し出しすることにより径が0.8mmφのヌードル状の押し出し品を得た。この押し出し品(60℃)を、ホソカワミクロン社製フィッツミルDKA−3型により、混練押し出し造粒品を導入するのと同じ方向から導入し、また助剤としてA型ゼオライト粉末5質量%を同様に供給し、粉砕して得られた平均粒径700μmの漂白活性化造粒物。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の評価方法の1例に用いられる回転装置の側面図
【符号の説明】
1 台板
2 台柱
3 回転軸
4 回転箱
5 仕切り板
6 モーター側台柱
7 モーター
8 モーター回転軸
9 マヨネーズ瓶
Claims (3)
- 酵素及びアニオン界面活性剤を含有し、バイオフィルム分解活性が40FU(布バイオフィルム分解活性)以上又は40HU(硬質表面バイオフィルム分解活性)以上であることを特徴とする洗浄剤組成物。
- 酵素がオキシドレダクターゼ(酸化還元酵素:Oxidoreductases)、トランスフェラーゼ(転移酵素:Transferases)、ヒドロラーゼ(加水分解酵素:Hydrolases)、リアーゼ(Lyases)、イソメラーゼ(異性化酵素:Isomerases)、及びリガーゼ(Ligases)からなる群から選ばれる1種又は2種以上の酵素であることを特徴とする請求項1に記載の洗浄剤組成物。
- 布帛又は硬質表面を有する物体を汚れ成分培地に接触させて菌類を培養することにより、バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を調製し、前記バイオフィルムの付着した布帛又は硬質表面を有する物体を洗浄剤組成物で洗浄し、洗浄後のバイオフィルム分解量を測定することを特徴とする洗浄剤組成物の除菌・洗浄力評価方法。
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