JP2004272989A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プッシュプルトラッキング誤差信号変調度の異なる光ディスクに対して、光ディスクの種類の判別を容易に行うことができる光ディスク装置および光ディスク判別処理を提供する。
【解決手段】本光ディスク装置は、光検出器より出力される受光信号に基づいてプッシュプルトラッキング誤差信号を生成する手段を備え、フォーカスサーボ引込み処理を行った後、対物レンズを光ディスクの半径方向に所定距離移動する。このとき、対物レンズを移動する前と移動した後では、プッシュプルトラッキング誤差信号変調度の異なる光ディスクにおいて変調度の小さい光ディスクのほうが、プッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量が大きくなることを利用して、光ディスクの種類を判別する。
【選択図】 図3
【解決手段】本光ディスク装置は、光検出器より出力される受光信号に基づいてプッシュプルトラッキング誤差信号を生成する手段を備え、フォーカスサーボ引込み処理を行った後、対物レンズを光ディスクの半径方向に所定距離移動する。このとき、対物レンズを移動する前と移動した後では、プッシュプルトラッキング誤差信号変調度の異なる光ディスクにおいて変調度の小さい光ディスクのほうが、プッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量が大きくなることを利用して、光ディスクの種類を判別する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プッシュプルトラッキング誤差信号変調度の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生を行う光ディスク装置および光ディスクの種類の判別処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクにはCDおよびDVDなどの種類が存在し、例えばCDにおいては、CD−ROM、CD−R、CD−RWが挙げられる。これらのディスクでは、反射率、変調度、トラック形状などのディスク特性が異なっており、複数種類の光ディスクに対して情報の記録または再生を行う光ディスク装置においては、各々のディスクに対応したレーザ発光制御回路に係わるパラメータおよびサーボ回路に係わるパラメータを設定する必要がある。そのため、ユーザが記録または再生を行おうとする光ディスクの種類を正確に判別しなければならない。
【0003】
これまで光ディスクの種類としてCDとDVDとを判別する方法として、フォーカス誤差信号を検出する手段を備え、得られたフォーカス誤差信号のレベルと、あらかじめ設定された基準レベルとを比較して光ディスクの種類を判別する方法が報告されている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−106617号公報(第13頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術における手段に対して、例えばCDの判別を考えた場合に、一般的にCD−ROMおよびCD−Rの反射率がCD−RWと比較して大きいことから、フォーカス誤差信号のレベルに基づいた種類の判別を行うことができる。
【0006】
しかしながら、近年の光ディスクの普及に伴って、ディスク特性にバラツキが見られるようになり、例えばCD−RWの反射率に近いCD−ROMなどが存在し、このCD−ROMにおいてフォーカス誤差信号のレベルに基づいた種類の判別を行うとCD−RWであると誤判別してしまうという問題が生じていた。そこで、フォーカス誤差信号のレベルに基づいた判別処理とは異なる、プッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量に基づいた判別処理を採用する。
【0007】
本発明の目的は、プッシュプルトラッキング誤差信号変調度の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生を行う光ディスク装置において、プッシュプルトラッキング誤差信号変調度の小さい光ディスクのほうが、対物レンズを光ディスクの半径方向に所定距離移動させた前後におけるプッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量が大きくなることを利用して、光ディスクの種類の判別を容易に行う方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明における光ディスク装置は、プッシュプルトラッキング誤差信号変調度の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生を行い、対物レンズを光ディスクの半径方向に所定距離移動させた前後におけるプッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量に対して設定された基準値に基づいて、光ディスクの種類の判別することを特徴とする。
【0009】
このため、本光ディスク装置は、光ディスクを回転させるディスクモータと、レーザ光を照射するレーザ発光制御回路と、レーザ光を光ディスク面上に集光させる対物レンズと、対物レンズにより集光したレーザ光の光ディスクからの反射光に基づいて受光信号を生成する光検出器と、対物レンズを光ディスクの半径方向に駆動するトラッキングアクチュエータおよび垂直方向に駆動するフォーカスアクチュエータと、光検出器より出力される受光信号に基づいてプッシュプル方式により対物レンズのトラック追従位置と所定トラックとの誤差であるトラッキング誤差信号(以下、プッシュプルトラッキング誤差信号と記す。)を生成するトラッキング誤差信号検出手段と、トラッキング誤差信号検出手段の出力に基づいて、対物レンズがディスク上のトラックを追従するためのトラッキングサーボ信号を生成するトラッキング駆動信号生成手段と、トラッキングアクチュエータを駆動するトラッキングアクチュエータドライバと、光検出器より出力される受光信号に基づいて対物レンズの合焦点と所定位置との誤差であるフォーカス誤差信号を生成するフォーカス誤差信号検出手段と、フォーカス誤差信号検出手段の出力に基づいて、対物レンズがディスク面に焦点を合わせるためのフォーカスサーボ信号を生成するフォーカス駆動信号生成手段と、フォーカスアクチュエータを駆動するフォーカスアクチュエータドライバと、マイコンとを備える。
【0010】
ここで、プッシュプルトラッキング誤差信号の最大レベル(Ya)と最小レベル(Yb)の差を信号振幅で規定した式([(Ya)−(Yb)]/[(Ya)+(Yb)])より得られる値を振幅バランスと定義する。
【0011】
このとき、本光ディスク装置の特徴は、フォーカスサーボ引き込み処理を行った後、対物レンズを光ディスクの半径方向に所定距離移動させ、対物レンズを移動する前と移動した後で、プッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量に対して設定された基準値に基づいて、マイコンにて光ディスクの種類を判別するプッシュプル変調度判別処理を実施することである。
また、プッシュプル変調度判別処理により得られたディスク種類情報を記憶するメモリを備え、マイコンにてメモリ内のディスク種類情報に基づいたレーザ発光制御回路に係わるパラメータまたはサーボ回路に係わるパラメータを設定することを特徴とする。
【0012】
上記の光ディスク判別処理に加えて、本光ディスク装置は、フォーカス誤差信号検出手段の出力信号であるフォーカス誤差信号の振幅に基づいて、マイコンにて光ディスクの種類を判別する処理を実施し、このときのディスク種類情報を記憶するメモリを備える。また、所定のディスク情報を検出するディスク情報検出手段を備え、トラッキングサーボ引き込み処理を行った後、ディスク情報検出手段の出力に基づいて、マイコンにて光ディスクの種類を判別する処理を実施し、このときのディスク種類情報を記憶するメモリを備える。
【0013】
フォーカス誤差信号の振幅に基づく判別処理により得られたディスク種類情報を記憶するメモリを第一メモリとし、プッシュプル変調度判別処理により得られたディスク種類情報を記憶するメモリを第二メモリとし、ディスク情報検出手段の出力に基づく判別処理により得られたディスク種類情報を記憶するメモリを第三メモリとする。
【0014】
このとき、本光ディスク装置は、第一メモリ内のディスク種類情報と第二メモリ内のディスク種類情報が異なる場合に、マイコンにて第二のメモリ内のディスク種類情報に基づいたレーザ発光制御回路に係わるパラメータまたはサーボ回路に係わるパラメータを設定する。また、第二メモリ内のディスク種類情報と第三メモリ内のディスク種類情報が異なる場合に、第三メモリ内のディスク種類情報に基づいて、マイコンにてレーザ発光制御回路に係わるパラメータまたはサーボ回路に係わるパラメータを設定することを特徴とする。
【0015】
ここで、ディスク種類情報を記憶する第一メモリ、第二メモリ、第三メモリは、マイコン内部に備えることも可能である。
【0016】
また、本光ディスク装置は、光ディスクが排出されるまでの間は、メモリで記憶されたディスク種類情報を管理し、ディスク判別処理を行わないことを特徴とする。
【0017】
以上の手段により本光ディスク装置は、対物レンズを光ディスクの半径方向に所定距離移動させた前後におけるプッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量に対して設定された基準値に基づいて、光ディスクの種類の判別を容易に行うことが可能となる。また、本プッシュプル変調度判別処理とフォーカス誤差信号の振幅に基づく判別処理とディスク情報検出手段の出力に基づく判別処理とを組み合せることで、より正確な光ディスクの種類の判別を実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、実施例としてCDにおける判別処理について記述するが、本発明の判別はプッシュプルトラッキング誤差信号変調度に基づいて行うものであり、この変調度が異なる光ディスク(例えば、DVD)においても適用が可能である。
【0019】
図1は、本発明における一構成である。以下、図1に従って具体的に各ブロックおよび動作について説明する。
【0020】
本光ディスク装置は、光ディスク1に対して情報を記録または再生するものである。ディスクモータ2は、光ディスク1を所定の速度で回転させる。レーザ発光制御回路3は、光ディスク1に対してレーザ光を照射する。対物レンズ4は、照射されたレーザ光を集光させる。光検出器5は、光ディスク1からの反射光に基づいて受光信号を生成する。トラッキングアクチュエータ6は、対物レンズ4をディスク1の半径方向に駆動する。フォーカスアクチュエータ7は、対物レンズ4を光ディスク1の垂直方向に駆動する。
【0021】
トラッキング誤差信号検出回路(TE信号検出回路)8は、光検出器5における受光信号に基づいてプッシュプル方式により対物レンズ4のトラック追従位置と所定位置との誤差であるトラッキング誤差信号を生成する。トラッキング駆動信号生成回路(TRD信号生成回路)9は、トラッキング誤差信号検出回路8の出力に基づいて、対物レンズ4がディスク1上のトラックを追従するためのトラッキングサーボ信号を生成する。トラッキングアクチュエータドライバ(TR_ACTドライバ)10は、トラッキング駆動信号生成回路9より送られた信号に基づいて、トラッキングアクチュエータ6を駆動する。
【0022】
また、フォーカス誤差信号検出回路(FE信号検出回路)11は、光検出器5における受光信号に基づいて対物レンズ4の合焦点と所定位置との誤差であるフォーカス誤差信号を生成する。フォーカス駆動信号生成回路(FOD信号生成回路)12は、フォーカス誤差信号検出回路11の出力に基づいて、対物レンズ4が光ディスク1との合焦点距離を維持するためのフォーカスサーボ信号を生成する。フォーカスアクチュエータドライバ(FO_ACTドライバ)13は、フォーカス駆動信号生成回路12より送られた信号に基づいて、フォーカスアクチュエータ7を駆動する。
【0023】
さらに、マイコン14を備え、フォーカスサーボ引き込み処理を行った後、マイコン14において、対物レンズ4を光ディスク1の半径方向に所定距離(A)移動させ、対物レンズ4を移動する前と移動した後のトラッキング誤差信号検出回路8の出力信号であるプッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量に対して設定された基準値に基づいて、光ディスク1の種類を判別するプッシュプル変調度判別処理を実施する。
【0024】
図2における(a)図は、光検出器における受光信号に基づいてプッシュプル方式によるトラッキング誤差信号を生成する回路を示す。また、(b)図は、CD−ROM、CD−R、CD−RWの光学的溝深さとプッシュプルトラッキング誤差信号振幅(変調度)の関係を示し、光学的溝深さがλ/8に近いほど信号振幅が大きくなる。また、CD−RとCD−RWとでは、ほぼ同特性となる。
【0025】
図3は、CD−ROM、CD−R、CD−RWにおける対物レンズを移動する前と所定距離A移動した後のプッシュプルトラッキング誤差信号を示す。
【0026】
ここで、プッシュプルトラッキング誤差信号の最大レベル(Ya)と最小レベル(Yb)の差を信号振幅で規定した次式(PB)、
PB=[(Ya)−(Yb)]/[(Ya)+(Yb)]
より得られる値を振幅バランスと定義すると、振幅バランス変動量(TB)は、
と表される。
【0027】
このとき、図2の(b)図において、CD−RおよびCD−RWと比較してCD−ROMでは、プッシュプルトラッキング誤差信号振幅(変調度)が小さく、対物レンズを光ディスクの半径方向に所定距離A移動させた前後におけるプッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランス変動量が大きくなる(TB(CD−ROM) > TB(CD−R、CD−RW))。これを利用して、振幅バランス変動量に対して設定された基準値に基づいて、CD−ROMとCD−R、もしくはCD−ROMとCD−RWについての判別を行うことが可能となる。
【0028】
図4は、本発明における一構成である。以下、図4に従って具体的に各ブロックおよび動作について説明する。
【0029】
図4において、マイコン14とディスク情報検出回路15と第一メモリ16と第二メモリ17と第三メモリ18とを除いた各ブロックの動作は、上記図1の説明と同様である。
【0030】
本光ディスク装置は、マイコン14において、フォーカス誤差信号検出回路11の出力信号であるフォーカス誤差信号の振幅に基づいて、光ディスクの種類を判別する処理を実施する。また、ディスク情報検出回路15は、光検出器5より出力される受光信号に基づいて所定のディスク情報を検出し、トラッキングサーボ引き込み処理を行った後、マイコン14において、ディスク情報検出回路15の出力に基づいて、光ディスクの種類を判別する処理を実施する。
【0031】
第一メモリ16は、フォーカス誤差信号の振幅に基づく判別処理により得られたディスク種類情報を記憶する。第二メモリ17は、プッシュプル変調度判別処理により得られたディスク種類情報を記憶する。第三メモリ18は、ディスク情報検出回路15の出力に基づく判別処理により得られたディスク種類情報を記憶する。ここで、ディスク種類情報を記憶する各メモリ(16〜18)は、マイコン内部に備えることも可能である。
【0032】
さらに、マイコン14は、各メモリ(16〜18)内のディスク種類情報に基づいて、レーザ発光制御回路3に係わるパラメータまたはトラッキングサーボおよびフォーカスサーボに係わるパラメータを設定する。
【0033】
図5は、本ディスク種類判別処理であるプッシュプル変調度判別処理のフローチャートである。
【0034】
以下、図5の各ステップの処理について説明する。
【0035】
ステップS1において、光ディスク装置には、CD−ROMもしくはCD−RもしくはCD−RWが装着されている。ステップS2では、フォーカスサーボ引き込み処理を行い、ステップS3では、対物レンズを半径方向に所定距離移動させる。ステップS4において、対物レンズ移動前後でのプッシュプルトラッキング誤差信号(プッシュプルTE信号)の振幅バランスの変動量が、設定された基準値内である場合は、ステップS5でCD−RもしくはCD−RWと判別し、設定された基準値内でない場合は、ステップS6でCD−ROMと判別する。ステップS7では、ステップS5あるいはステップS6で判別されたディスクに応じた装置のパラメータを設定する。
【0036】
図6は、本ディスク種類判別処理であるプッシュプル変調度判別処理とフォーカス誤差信号の振幅に基づく判別処理とディスク情報検出回路の出力に基づく判別処理の三つの判別処理を組み合せた場合のフローチャートである。
【0037】
以下、図6の各ステップの処理について説明する。
【0038】
ステップS101において、レーザ光を点灯する。ステップS102において、フォーカス誤差信号(FE信号)の振幅が、設定された基準値内である場合は、ステップS103でCD−RWと判別し、設定された基準値内でない場合は、ステップS104でCD−RもしくはCD−ROMと判別する。ステップS105では、フォーカスサーボ引き込み処理を行い、ステップS106では、対物レンズを半径方向に所定距離移動させる。ステップS107において、対物レンズ移動前後でのプッシュプルトラッキング誤差信号(プッシュプルTE信号)の振幅バランスの変動量が、設定された基準値内である場合は、ステップS108でCD−Rと判別し、設定された基準値内でない場合は、ステップS109でCD−ROMと判別する。ステップS110では、ステップS103あるいはステップS108あるいはステップS109で判別されたディスクに応じた装置のパラメータを設定する。さらに、ステップS111では、トラッキング引き込み処理を行い、ステップS112において、ディスク情報に基づいた判別処理を行い、ステップS113でCD−RもしくはCD−RWと判別し、ステップ114でCD−ROMと判別する。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明により、プッシュプルトラッキング誤差信号変調度の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生を行う光ディスク装置において、対物レンズを光ディスクの半径方向に所定距離移動させた前後におけるプッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量に対して設定された基準値に基づいて、光ディスクの種類の判別を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図である。
【図2】プッシュプルトラッキング誤差信号生成回路と光学的溝深さとプッシュプルトラッキング誤差信号振幅(変調度)の関係図である。
【図3】CD−ROM、CD−R、CD−RWにおける対物レンズ移動前後のプッシュプルトラッキング誤差信号の図である。
【図4】本発明のブロック図である。
【図5】本ディスク種類判別処理のフローチャート図である。
【図6】本ディスク種類判別処理のフローチャート図である。
【符号の説明】
1…光ディスク、2…ディスクモータ、3…レーザ発光制御回路、4…対物レンズ、5…光検出器、6…トラッキングアクチュエータ、7…フォーカスアクチュエータ、8…トラッキング誤差信号検出回路、9…トラッキング駆動信号生成回路、10…トラッキングアクチュエータドライバ、11…フォーカス誤差信号検出回路、12…フォーカス駆動信号生成回路、13…フォーカスアクチュエータドライバ、14…マイコン、15…ディスク情報検出回路、16…第一メモリ、17…第二メモリ、18…第三メモリ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、プッシュプルトラッキング誤差信号変調度の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生を行う光ディスク装置および光ディスクの種類の判別処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクにはCDおよびDVDなどの種類が存在し、例えばCDにおいては、CD−ROM、CD−R、CD−RWが挙げられる。これらのディスクでは、反射率、変調度、トラック形状などのディスク特性が異なっており、複数種類の光ディスクに対して情報の記録または再生を行う光ディスク装置においては、各々のディスクに対応したレーザ発光制御回路に係わるパラメータおよびサーボ回路に係わるパラメータを設定する必要がある。そのため、ユーザが記録または再生を行おうとする光ディスクの種類を正確に判別しなければならない。
【0003】
これまで光ディスクの種類としてCDとDVDとを判別する方法として、フォーカス誤差信号を検出する手段を備え、得られたフォーカス誤差信号のレベルと、あらかじめ設定された基準レベルとを比較して光ディスクの種類を判別する方法が報告されている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−106617号公報(第13頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術における手段に対して、例えばCDの判別を考えた場合に、一般的にCD−ROMおよびCD−Rの反射率がCD−RWと比較して大きいことから、フォーカス誤差信号のレベルに基づいた種類の判別を行うことができる。
【0006】
しかしながら、近年の光ディスクの普及に伴って、ディスク特性にバラツキが見られるようになり、例えばCD−RWの反射率に近いCD−ROMなどが存在し、このCD−ROMにおいてフォーカス誤差信号のレベルに基づいた種類の判別を行うとCD−RWであると誤判別してしまうという問題が生じていた。そこで、フォーカス誤差信号のレベルに基づいた判別処理とは異なる、プッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量に基づいた判別処理を採用する。
【0007】
本発明の目的は、プッシュプルトラッキング誤差信号変調度の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生を行う光ディスク装置において、プッシュプルトラッキング誤差信号変調度の小さい光ディスクのほうが、対物レンズを光ディスクの半径方向に所定距離移動させた前後におけるプッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量が大きくなることを利用して、光ディスクの種類の判別を容易に行う方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明における光ディスク装置は、プッシュプルトラッキング誤差信号変調度の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生を行い、対物レンズを光ディスクの半径方向に所定距離移動させた前後におけるプッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量に対して設定された基準値に基づいて、光ディスクの種類の判別することを特徴とする。
【0009】
このため、本光ディスク装置は、光ディスクを回転させるディスクモータと、レーザ光を照射するレーザ発光制御回路と、レーザ光を光ディスク面上に集光させる対物レンズと、対物レンズにより集光したレーザ光の光ディスクからの反射光に基づいて受光信号を生成する光検出器と、対物レンズを光ディスクの半径方向に駆動するトラッキングアクチュエータおよび垂直方向に駆動するフォーカスアクチュエータと、光検出器より出力される受光信号に基づいてプッシュプル方式により対物レンズのトラック追従位置と所定トラックとの誤差であるトラッキング誤差信号(以下、プッシュプルトラッキング誤差信号と記す。)を生成するトラッキング誤差信号検出手段と、トラッキング誤差信号検出手段の出力に基づいて、対物レンズがディスク上のトラックを追従するためのトラッキングサーボ信号を生成するトラッキング駆動信号生成手段と、トラッキングアクチュエータを駆動するトラッキングアクチュエータドライバと、光検出器より出力される受光信号に基づいて対物レンズの合焦点と所定位置との誤差であるフォーカス誤差信号を生成するフォーカス誤差信号検出手段と、フォーカス誤差信号検出手段の出力に基づいて、対物レンズがディスク面に焦点を合わせるためのフォーカスサーボ信号を生成するフォーカス駆動信号生成手段と、フォーカスアクチュエータを駆動するフォーカスアクチュエータドライバと、マイコンとを備える。
【0010】
ここで、プッシュプルトラッキング誤差信号の最大レベル(Ya)と最小レベル(Yb)の差を信号振幅で規定した式([(Ya)−(Yb)]/[(Ya)+(Yb)])より得られる値を振幅バランスと定義する。
【0011】
このとき、本光ディスク装置の特徴は、フォーカスサーボ引き込み処理を行った後、対物レンズを光ディスクの半径方向に所定距離移動させ、対物レンズを移動する前と移動した後で、プッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量に対して設定された基準値に基づいて、マイコンにて光ディスクの種類を判別するプッシュプル変調度判別処理を実施することである。
また、プッシュプル変調度判別処理により得られたディスク種類情報を記憶するメモリを備え、マイコンにてメモリ内のディスク種類情報に基づいたレーザ発光制御回路に係わるパラメータまたはサーボ回路に係わるパラメータを設定することを特徴とする。
【0012】
上記の光ディスク判別処理に加えて、本光ディスク装置は、フォーカス誤差信号検出手段の出力信号であるフォーカス誤差信号の振幅に基づいて、マイコンにて光ディスクの種類を判別する処理を実施し、このときのディスク種類情報を記憶するメモリを備える。また、所定のディスク情報を検出するディスク情報検出手段を備え、トラッキングサーボ引き込み処理を行った後、ディスク情報検出手段の出力に基づいて、マイコンにて光ディスクの種類を判別する処理を実施し、このときのディスク種類情報を記憶するメモリを備える。
【0013】
フォーカス誤差信号の振幅に基づく判別処理により得られたディスク種類情報を記憶するメモリを第一メモリとし、プッシュプル変調度判別処理により得られたディスク種類情報を記憶するメモリを第二メモリとし、ディスク情報検出手段の出力に基づく判別処理により得られたディスク種類情報を記憶するメモリを第三メモリとする。
【0014】
このとき、本光ディスク装置は、第一メモリ内のディスク種類情報と第二メモリ内のディスク種類情報が異なる場合に、マイコンにて第二のメモリ内のディスク種類情報に基づいたレーザ発光制御回路に係わるパラメータまたはサーボ回路に係わるパラメータを設定する。また、第二メモリ内のディスク種類情報と第三メモリ内のディスク種類情報が異なる場合に、第三メモリ内のディスク種類情報に基づいて、マイコンにてレーザ発光制御回路に係わるパラメータまたはサーボ回路に係わるパラメータを設定することを特徴とする。
【0015】
ここで、ディスク種類情報を記憶する第一メモリ、第二メモリ、第三メモリは、マイコン内部に備えることも可能である。
【0016】
また、本光ディスク装置は、光ディスクが排出されるまでの間は、メモリで記憶されたディスク種類情報を管理し、ディスク判別処理を行わないことを特徴とする。
【0017】
以上の手段により本光ディスク装置は、対物レンズを光ディスクの半径方向に所定距離移動させた前後におけるプッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量に対して設定された基準値に基づいて、光ディスクの種類の判別を容易に行うことが可能となる。また、本プッシュプル変調度判別処理とフォーカス誤差信号の振幅に基づく判別処理とディスク情報検出手段の出力に基づく判別処理とを組み合せることで、より正確な光ディスクの種類の判別を実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、実施例としてCDにおける判別処理について記述するが、本発明の判別はプッシュプルトラッキング誤差信号変調度に基づいて行うものであり、この変調度が異なる光ディスク(例えば、DVD)においても適用が可能である。
【0019】
図1は、本発明における一構成である。以下、図1に従って具体的に各ブロックおよび動作について説明する。
【0020】
本光ディスク装置は、光ディスク1に対して情報を記録または再生するものである。ディスクモータ2は、光ディスク1を所定の速度で回転させる。レーザ発光制御回路3は、光ディスク1に対してレーザ光を照射する。対物レンズ4は、照射されたレーザ光を集光させる。光検出器5は、光ディスク1からの反射光に基づいて受光信号を生成する。トラッキングアクチュエータ6は、対物レンズ4をディスク1の半径方向に駆動する。フォーカスアクチュエータ7は、対物レンズ4を光ディスク1の垂直方向に駆動する。
【0021】
トラッキング誤差信号検出回路(TE信号検出回路)8は、光検出器5における受光信号に基づいてプッシュプル方式により対物レンズ4のトラック追従位置と所定位置との誤差であるトラッキング誤差信号を生成する。トラッキング駆動信号生成回路(TRD信号生成回路)9は、トラッキング誤差信号検出回路8の出力に基づいて、対物レンズ4がディスク1上のトラックを追従するためのトラッキングサーボ信号を生成する。トラッキングアクチュエータドライバ(TR_ACTドライバ)10は、トラッキング駆動信号生成回路9より送られた信号に基づいて、トラッキングアクチュエータ6を駆動する。
【0022】
また、フォーカス誤差信号検出回路(FE信号検出回路)11は、光検出器5における受光信号に基づいて対物レンズ4の合焦点と所定位置との誤差であるフォーカス誤差信号を生成する。フォーカス駆動信号生成回路(FOD信号生成回路)12は、フォーカス誤差信号検出回路11の出力に基づいて、対物レンズ4が光ディスク1との合焦点距離を維持するためのフォーカスサーボ信号を生成する。フォーカスアクチュエータドライバ(FO_ACTドライバ)13は、フォーカス駆動信号生成回路12より送られた信号に基づいて、フォーカスアクチュエータ7を駆動する。
【0023】
さらに、マイコン14を備え、フォーカスサーボ引き込み処理を行った後、マイコン14において、対物レンズ4を光ディスク1の半径方向に所定距離(A)移動させ、対物レンズ4を移動する前と移動した後のトラッキング誤差信号検出回路8の出力信号であるプッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量に対して設定された基準値に基づいて、光ディスク1の種類を判別するプッシュプル変調度判別処理を実施する。
【0024】
図2における(a)図は、光検出器における受光信号に基づいてプッシュプル方式によるトラッキング誤差信号を生成する回路を示す。また、(b)図は、CD−ROM、CD−R、CD−RWの光学的溝深さとプッシュプルトラッキング誤差信号振幅(変調度)の関係を示し、光学的溝深さがλ/8に近いほど信号振幅が大きくなる。また、CD−RとCD−RWとでは、ほぼ同特性となる。
【0025】
図3は、CD−ROM、CD−R、CD−RWにおける対物レンズを移動する前と所定距離A移動した後のプッシュプルトラッキング誤差信号を示す。
【0026】
ここで、プッシュプルトラッキング誤差信号の最大レベル(Ya)と最小レベル(Yb)の差を信号振幅で規定した次式(PB)、
PB=[(Ya)−(Yb)]/[(Ya)+(Yb)]
より得られる値を振幅バランスと定義すると、振幅バランス変動量(TB)は、
と表される。
【0027】
このとき、図2の(b)図において、CD−RおよびCD−RWと比較してCD−ROMでは、プッシュプルトラッキング誤差信号振幅(変調度)が小さく、対物レンズを光ディスクの半径方向に所定距離A移動させた前後におけるプッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランス変動量が大きくなる(TB(CD−ROM) > TB(CD−R、CD−RW))。これを利用して、振幅バランス変動量に対して設定された基準値に基づいて、CD−ROMとCD−R、もしくはCD−ROMとCD−RWについての判別を行うことが可能となる。
【0028】
図4は、本発明における一構成である。以下、図4に従って具体的に各ブロックおよび動作について説明する。
【0029】
図4において、マイコン14とディスク情報検出回路15と第一メモリ16と第二メモリ17と第三メモリ18とを除いた各ブロックの動作は、上記図1の説明と同様である。
【0030】
本光ディスク装置は、マイコン14において、フォーカス誤差信号検出回路11の出力信号であるフォーカス誤差信号の振幅に基づいて、光ディスクの種類を判別する処理を実施する。また、ディスク情報検出回路15は、光検出器5より出力される受光信号に基づいて所定のディスク情報を検出し、トラッキングサーボ引き込み処理を行った後、マイコン14において、ディスク情報検出回路15の出力に基づいて、光ディスクの種類を判別する処理を実施する。
【0031】
第一メモリ16は、フォーカス誤差信号の振幅に基づく判別処理により得られたディスク種類情報を記憶する。第二メモリ17は、プッシュプル変調度判別処理により得られたディスク種類情報を記憶する。第三メモリ18は、ディスク情報検出回路15の出力に基づく判別処理により得られたディスク種類情報を記憶する。ここで、ディスク種類情報を記憶する各メモリ(16〜18)は、マイコン内部に備えることも可能である。
【0032】
さらに、マイコン14は、各メモリ(16〜18)内のディスク種類情報に基づいて、レーザ発光制御回路3に係わるパラメータまたはトラッキングサーボおよびフォーカスサーボに係わるパラメータを設定する。
【0033】
図5は、本ディスク種類判別処理であるプッシュプル変調度判別処理のフローチャートである。
【0034】
以下、図5の各ステップの処理について説明する。
【0035】
ステップS1において、光ディスク装置には、CD−ROMもしくはCD−RもしくはCD−RWが装着されている。ステップS2では、フォーカスサーボ引き込み処理を行い、ステップS3では、対物レンズを半径方向に所定距離移動させる。ステップS4において、対物レンズ移動前後でのプッシュプルトラッキング誤差信号(プッシュプルTE信号)の振幅バランスの変動量が、設定された基準値内である場合は、ステップS5でCD−RもしくはCD−RWと判別し、設定された基準値内でない場合は、ステップS6でCD−ROMと判別する。ステップS7では、ステップS5あるいはステップS6で判別されたディスクに応じた装置のパラメータを設定する。
【0036】
図6は、本ディスク種類判別処理であるプッシュプル変調度判別処理とフォーカス誤差信号の振幅に基づく判別処理とディスク情報検出回路の出力に基づく判別処理の三つの判別処理を組み合せた場合のフローチャートである。
【0037】
以下、図6の各ステップの処理について説明する。
【0038】
ステップS101において、レーザ光を点灯する。ステップS102において、フォーカス誤差信号(FE信号)の振幅が、設定された基準値内である場合は、ステップS103でCD−RWと判別し、設定された基準値内でない場合は、ステップS104でCD−RもしくはCD−ROMと判別する。ステップS105では、フォーカスサーボ引き込み処理を行い、ステップS106では、対物レンズを半径方向に所定距離移動させる。ステップS107において、対物レンズ移動前後でのプッシュプルトラッキング誤差信号(プッシュプルTE信号)の振幅バランスの変動量が、設定された基準値内である場合は、ステップS108でCD−Rと判別し、設定された基準値内でない場合は、ステップS109でCD−ROMと判別する。ステップS110では、ステップS103あるいはステップS108あるいはステップS109で判別されたディスクに応じた装置のパラメータを設定する。さらに、ステップS111では、トラッキング引き込み処理を行い、ステップS112において、ディスク情報に基づいた判別処理を行い、ステップS113でCD−RもしくはCD−RWと判別し、ステップ114でCD−ROMと判別する。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明により、プッシュプルトラッキング誤差信号変調度の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生を行う光ディスク装置において、対物レンズを光ディスクの半径方向に所定距離移動させた前後におけるプッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量に対して設定された基準値に基づいて、光ディスクの種類の判別を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図である。
【図2】プッシュプルトラッキング誤差信号生成回路と光学的溝深さとプッシュプルトラッキング誤差信号振幅(変調度)の関係図である。
【図3】CD−ROM、CD−R、CD−RWにおける対物レンズ移動前後のプッシュプルトラッキング誤差信号の図である。
【図4】本発明のブロック図である。
【図5】本ディスク種類判別処理のフローチャート図である。
【図6】本ディスク種類判別処理のフローチャート図である。
【符号の説明】
1…光ディスク、2…ディスクモータ、3…レーザ発光制御回路、4…対物レンズ、5…光検出器、6…トラッキングアクチュエータ、7…フォーカスアクチュエータ、8…トラッキング誤差信号検出回路、9…トラッキング駆動信号生成回路、10…トラッキングアクチュエータドライバ、11…フォーカス誤差信号検出回路、12…フォーカス駆動信号生成回路、13…フォーカスアクチュエータドライバ、14…マイコン、15…ディスク情報検出回路、16…第一メモリ、17…第二メモリ、18…第三メモリ。
Claims (11)
- 光ディスクに対して情報の記録または再生を行う光ディスク装置において、前記光ディスクを回転させるディスクモータと、レーザ光を照射するレーザ発光制御回路と、前記レーザ光を前記光ディスク面上に集光させる対物レンズと、該対物レンズにより集光したレーザ光の前記光ディスクからの反射光に基づいて受光信号を生成する光検出器と、前記対物レンズを前記光ディスクの半径方向に駆動するトラッキングアクチュエータおよび垂直方向に駆動するフォーカスアクチュエータと、前記光検出器より出力される受光信号に基づいてプッシュプル方式により前記対物レンズのトラック追従位置と所定トラックとの誤差であるプッシュプルトラッキング誤差信号を生成するトラッキング誤差信号検出手段と、前記プッシュプルトラッキング誤差信号の該トラッキング誤差信号検出手段の出力に基づいて、前記対物レンズが前記ディスク上のトラックを追従するためのトラッキングサーボ信号を生成するトラッキング駆動信号生成手段と、前記トラッキングアクチュエータを駆動するトラッキングアクチュエータドライバと、前記光検出器より出力される受光信号に基づいて前記対物レンズの合焦点と所定位置との誤差であるフォーカス誤差信号を生成するフォーカス誤差信号検出手段と、該フォーカス誤差信号検出手段の出力に基づいて、前記対物レンズが前記ディスク面に焦点を合わせるためのフォーカスサーボ信号を生成するフォーカス駆動信号生成手段と、前記フォーカスアクチュエータを駆動するフォーカスアクチュエータドライバと、マイコンとを備え、前記プッシュプルトラッキング誤差信号の最大レベル(Ya)と最小レベル(Yb)の差を信号振幅で規定した式([(Ya)−(Yb)]/[(Ya)+(Yb)])より得られる値を振幅バランスと定義すると、フォーカスサーボ引き込み処理を行った後、前記対物レンズを前記光ディスクの半径方向に所定距離移動させ、前記対物レンズを移動する前と移動した後で、前記トラッキング誤差信号検出手段の出力信号である前記プッシュプルトラッキング誤差信号の振幅バランスの変動量に対して設定された基準値に基づいて、前記マイコンにて、前記光ディスクの種類を判別するプッシュプル変調度判別処理を実施することを特徴とする光ディスク装置。
- 請求項1記載の光ディスク装置において、前記プッシュプル変調度判別処理により得られたディスク種類情報を記憶するメモリを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
- 請求項2記載の光ディスク装置において、前記メモリ内のディスク種類情報に基づいて、前記マイコンにて前記レーザ発光制御回路に係わるパラメータまたは前記トラッキングサーボおよび前記フォーカスサーボに係わるパラメータを設定することを特徴とする光ディスク装置。
- 請求項1記載の光ディスク装置において、前記フォーカス誤差信号検出手段の出力信号であるフォーカス誤差信号の振幅に基づいて、前記マイコンにて前記光ディスクの種類を判別する第一のディスク判別処理と、フォーカスサーボ引き込み処理を行った後、前記プッシュプル変調度判別処理に基づいて、光ディスクの種類を判別する第二のディスク判別処理とを備えた光ディスク装置。
- 請求項4記載の光ディスク装置において、前記第一のディスク判別処理により得られたディスク種類情報を記憶する第一のメモリと、前記第二のディスク判別処理により得られたディスク種類情報を記憶する第二のメモリとを備えた光ディスク装置。
- 請求項5記載の光ディスク装置において、前記第一のメモリ内のディスク種類情報と前記第二のメモリ内のディスク種類情報が異なる場合に、前記マイコンにて前記第二のメモリ内のディスク種類情報に基づいた前記レーザ発光制御回路に係わるパラメータまたは前記トラッキングサーボおよび前記フォーカスサーボに係わるパラメータを設定することを特徴とする光ディスク装置。
- 請求項4乃至6何れか記載の光ディスク装置において、前記光検出器より出力される受光信号に基づいて、所定のディスク情報を検出するディスク情報検出手段を備え、トラッキングサーボ引き込み処理を行った後、前記ディスク情報検出手段の出力に基づいて、前記マイコンにて前記光ディスクの種類を判別する第三のディスク判別処理とを備えた光ディスク装置。
- 請求項7記載の光ディスク装置において、前記第三のディスク判別処理により得られたディスク種類情報を記憶する第三のメモリとを備えた光ディスク装置。
- 請求項8記載の光ディスク装置において、前記第二のメモリ内のディスク種類情報と前記第三のメモリ内のディスク種類情報が異なる場合に、前記第三のメモリ内のディスク種類情報に基づいて、前記マイコンにて前記レーザ発光制御回路に係わるパラメータまたは前記トラッキングサーボおよび前記フォーカスサーボに係わるパラメータを設定することを特徴とする光ディスク装置。
- 請求項2、5、8の何れか記載の光ディスク装置において、ディスク種類情報を記憶する前記メモリを前記マイコン内部に備えた光ディスク装置。
- 請求項2、5、8の何れか記載の光ディスク装置において、前記光ディスクが排出されるまでの間は、前記メモリで記憶されたディスク種類情報を管理し、前記ディスク判別処理を行わないことを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
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| JP2003060789A JP2004272989A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2003060789A JP2004272989A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 光ディスク装置 |
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|---|---|
| JP2004272989A true JP2004272989A (ja) | 2004-09-30 |
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Family Applications (1)
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| JP2003060789A Pending JP2004272989A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 光ディスク装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004272989A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7466639B2 (en) | 2005-04-26 | 2008-12-16 | Hitachi, Ltd. | Optical disk device and optical disk discriminating method |
-
2003
- 2003-03-07 JP JP2003060789A patent/JP2004272989A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7466639B2 (en) | 2005-04-26 | 2008-12-16 | Hitachi, Ltd. | Optical disk device and optical disk discriminating method |
| US7869321B2 (en) | 2005-04-26 | 2011-01-11 | Hitachi, Ltd. | Optical disk device and optical disk discriminating method |
| US8107345B2 (en) | 2005-04-26 | 2012-01-31 | Hitachi, Ltd. | Optical disk device and optical disk discriminating method |
| US8385179B2 (en) | 2005-04-26 | 2013-02-26 | Hitachi, Ltd. | Optical disk device and optical disk discriminating method |
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