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JP2004193860A - 電子機器 - Google Patents

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JP2004193860A
JP2004193860A JP2002358023A JP2002358023A JP2004193860A JP 2004193860 A JP2004193860 A JP 2004193860A JP 2002358023 A JP2002358023 A JP 2002358023A JP 2002358023 A JP2002358023 A JP 2002358023A JP 2004193860 A JP2004193860 A JP 2004193860A
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horizontal
image
screen
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JP2002358023A
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Inventor
Takashi Arai
崇 荒井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

【課題】操作者と対向側の風景を同時に撮影できる電子機器を提供する。
【解決手段】縦横スイッチA115がONである場合、カメラAのモニタ画面110に表示される撮影画像を90度回転させる。縦横スイッチB116がONである場合、カメラBの切り出し方向を90度回転させる。カメラA、Bを搭載した携帯電話では、初期状態(横位置)で、回転リングA107を90度回転させてカメラAを縦位置にセットし、縦横スイッチB116をONにしてカメラBの画像切り出しを縦位置切り出しエリアに切り替えると、カメラAの撮影画像は横転した状態、かつカメラBの撮影画像は縦位置状態の画面表示となる。この状態で、縦横スイッチA115をONにすると、カメラAの画面だけが90度回転し、正立した状態の画面表示となる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影方向の異なる少なくとも2つのカメラを搭載した電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1は、180度回転可能なカメラ部を有するカメラ付き電子機器を開示している。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−205761号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカメラ付き電子機器では、以下に掲げる問題があり、その改善が要望されていた。すなわち、カメラ部が1つしか設けられていないため、操作者自身あるいは風景のどちらか一方を選択して撮影しなければならなかった。したがって、操作者と風景を同時に撮影して画像を伝送することができなかった。また、同一の姿勢を保持した状態で、撮影位置(撮影角度)を変えることができなかった。さらに、同一の姿勢を保持した状態で、縦位置あるいは横位置の切り替えができなかった。また、傾斜方向の撮影位置(撮影角度)を変えることができなかった。
【0005】
そこで、本発明は、操作者と対向側の風景を同時に撮影することができる電子機器を提供することを目的とする。また、本発明は、同一の姿勢を保持した状態で、撮影位置(撮影角度)を変えることができる電子機器を提供することを他の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、撮影方向の異なる少なくとも2つのカメラを搭載した電子機器において、第1のカメラで撮影された第1の撮影画像および第2のカメラで略同時に撮影された第2の撮影画像を出力する画像出力手段と、前記第1のカメラにおける光軸を中心とする回転方向の撮影角度を操作する第1の撮影角度操作手段と、前記第2のカメラにおける光軸を中心とする回転方向の撮影角度を操作する第2の撮影角度操作手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の電子機器の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の電子機器は、2つのカメラ(カメラA、B)を搭載した携帯電話(カメラ付き携帯電話)に適用された場合を示す。
【0008】
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態におけるカメラ付き携帯電話の外観を示す図である。同図(A)は横持ちの使用状態を示す。同図(B)は縦持ちの使用状態を示す。図2はカメラ付き携帯電話の内部構造を示す部分断面図である。図において、101は風景などを撮影するためのレンズユニットAである。レンズユニットA101は、カメラAのレンズユニットである。102は画像や音声を送受信するためのアンテナである。103は携帯電話本体の外装である。105は使用者を撮影するためのレンズユニットBである。レンズユニットB105は、カメラBのレンズユニットである。ここで、レンズユニットA101は高倍率ズームレンズからなり、レンズユニットB105はパンフォーカスの単焦点ワイドズームレンズからなる。また、レンズユニットB105は矢印e方向に回動自在であり、その光軸を中心する回転方向の撮影角度を調節することができる。
【0009】
104はレンズユニットB105を内蔵し、矢印cに示す撮影方向(チルト方向)を可変するための回転部材である。106は回転部材104を指で回し易くするための回転リングBである。回転リングB106には、ローレットが施されている。また、回転部材104には、回転方向にフリクションが付加されており、使用者は回転部材104を所望の角度で停止させることができる。さらに、回転部材104には、90度毎にクリック機構(図示せず)が設けられており、使用頻度の高いポジションで確実に停止させることができる。
【0010】
107は光軸を中心に撮像素子A205を矢印d方向に回転させ、回転方向の撮影角度を調節する回転リングAである。回転リングA107には、回転方向にフリクションが付加されており、使用者は回転リングA107を所望の角度で停止させることができる。さらに、回転リングA107には、90度毎にクリック機構(図示せず)が設けられており、使用頻度の高い縦位置および横位置で確実に停止させることができる。
【0011】
108は撮影の開始/停止を切り替えるスタート/ストップSWである。109は電話機能用スピーカである。110はLCD等を利用したモニタ画面である。111はモニタ画面110や表示回路等を内蔵するモニタユニットである。モニタユニット111は、同図(B)に示す矢印a方向およびb方向に回動自在であり、携帯電話本体内に収納されたり、飛び出した状態で様々なアングルの撮影を可能にする。
【0012】
112は撮影者の手である。113は操作SWである。114は電話機能用マイクである。115は縦横スイッチAであり、回転リングA107を用いて撮影角度を縦位置/横位置に変更した際、それぞれの撮影画像をモニタ画面110上に縦正立/横正立の状態で表示させるため、画像を90度回転させるものである。
【0013】
116は縦横スイッチBであり、撮像素子B203で撮像された正方形の画像を、縦長あるいは横長のどちらに切り出すかを選択するSWである。201はカメラA用レンズ(撮影レンズA)である。202はカメラB用レンズ(撮影レンズB)である。203は撮像素子Bである。204は止めねじである。205は撮像素子Aであり、画素数の多い高画質用撮像素子である。また、撮像素子A205は回転リングA107に固定されている。一方、撮像素子B203は、画素数の比較的少ない撮像素子である。ここで、カメラAはレンズユニットAおよび撮像素子Aを含むものである。一方、カメラBはレンズユニットBおよび撮像素子Bを含むものである。
【0014】
上記構成を有する携帯電話では、撮影者自身を撮影する場合のように、撮影画角が大きく、画質が比較的要求されない場合には、カメラBが使用される。一方、画角が可変であるかあるいは小さく、高画質が要求される風景等を撮影するような場合には、カメラAが使用される。これにより、それぞれの被写体に対して最適な撮影が可能となる。
【0015】
また、カメラAとカメラBの撮影方向を互いに直角に設置する、つまりカメラAとカメラBの光軸が略直交することにより、撮影者自身と風景等の画像を、同時に撮影することが可能となる。尚、前述したように、図1(A)は横持ち使用状態を示し、風景等を撮影すると同時に使用者の顔を撮影して同時に画像伝送を行う場合に適する。一方、図1(B)は縦持ち使用状態を示し、風景等の撮影に専念する場合に適する。この縦持ちの使用形態では、ホールディングし易く、特に長時間の動画撮影に適する。
【0016】
図3は携帯電話の電気的構成を示すブロック図である。図において、201は前述した撮影レンズAである。205は前述した撮像素子Aである。同様に、202は前述した撮影レンズBである。203は前述した撮像素子Bである。また、303、306は画像処理回路である。307はシステム全体を制御する制御部であり、周知のCPU、ROM、RAM等から構成される。111はモニタユニットである。109はスピーカである。114はマイクである。311は前述した複数の操作SW113を有する操作部である。312は記憶部である。313は通信部である。115は前述した縦横スイッチAである。116は前述した縦横スイッチBである。
【0017】
このような電気的構成を有する携帯電話では、2個の撮像素子A205、B203からの出力信号は、それぞれ画像処理回路303、306を介し、画像信号として制御部307に取り込まれる。制御部307は、取り込まれた画像を加工したり、記憶部312および通信部313に送出するとともに、モニタユニット111に出力してモニタ画面110上に画像を表示させる。また、制御部307は、操作部311、縦横スイッチA115あるいは縦横スイッチB116からの情報に基づく制御や、スピーカ109およびマイク114の制御を行う。
【0018】
図4は制御部307における縦横切り替え時の処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは制御部307内のROMに格納されており、同じく制御部307内のCPUによって実行される。まず、縦横スイッチA115がONであるか否かを判別する(ステップS1)。縦横スイッチA115がONである場合、カメラAのモニタ画面110に表示される撮影画像を90度回転させる(ステップS2)。一方、縦横スイッチA115がOFFである場合、そのままステップS3の処理に進む。
【0019】
つづいて、縦横スイッチB116がONであるか否かを判別する(ステップS3)。縦横スイッチB116がONである場合、カメラBの切り出し方向を90度回転させて縦方向切り出しとする、縦横切り出し切り替えを行う(ステップS4)。この後、ステップS1の処理に戻る。一方、ステップS3で、縦横スイッチB116がOFFである場合、そのままステップS1の処理に戻る。
【0020】
図5はモニタ画面110上の表示状態を示す図である。図において、401は撮影者モニタ用画面である。402は風景撮影モニタ用画面である。画面401は、画面402の子画面として表示される。この画面401が携帯TV電話として使用される際、この表示画面が相手の携帯TV電話に表示されるとともに、確認のため自分の携帯TV電話にも表示される。
【0021】
同図(D)は撮像素子Bの撮像エリアを示す。図において、404は撮像素子Bの有効エリアである。405は縦位置切り出しエリアである。406は横位置切り出しエリアである。縦横スイッチB116のON/OFF動作により、切り出しエリアの縦/横位置が切り替わる。同図(A)は初期状態(横位置)である。この状態で、回転リングA107を90度回転させてカメラAを縦位置にセットし、縦横スイッチB116をONにしてカメラBの画像切り出しを縦位置切り出しエリアに切り替えると、同図(B)に示すように、カメラAの撮影画像は横転した状態で、かつカメラBの撮影画像は縦位置である状態の画面表示となる。さらに、この状態で、縦横スイッチA115をONにすると、カメラAの画面だけが90度回転し、同図(C)のような正立した状態の画面表示となる。尚、ここでは、縦横スイッチA115および縦横スイッチB116の両方をONにしたが、片方のカメラだけを縦位置にすることも可能である。
【0022】
このように、第1の実施形態のカメラ付き携帯電話では、撮影者自身を撮影して画像を伝送する等、高画質が要求されない場合、カメラBを使用し、撮像素子B203で撮影された画像の一部を切り出すことにより、縦/横位置の切り替えを容易に行うことが可能である。しかも、低コストで実現できる。一方、重要な風景等を撮影する場合、カメラAを使用し、撮像素子A205で撮影された画像を回転させることにより、高画質を維持したまま、縦/横位置の切り替えを容易に行うことが可能である。これにより、それぞれの被写体の構図を考慮し、縦位置または横位置を選択することで、バランスのとれた画像を撮影することができる。
【0023】
[第2の実施形態]
図6は第2の実施形態におけるカメラ付き携帯電話の外観を示す図である。第2の実施形態の携帯電話は2つのカメラ(カメラA,B)を有する。図7はカメラ付き携帯電話の内部構造を示す部分断面図である。
【0024】
図において、601は風景などを撮影するためのレンズユニットAである。レンズユニットA601は、カメラAのレンズユニットである。607は使用者を撮影するためのレンズユニットBである。レンズユニットB607は、カメラBのレンズユニットである。レンズユニットA601は高倍率ズームレンズからなる。一方、レンズユニットB607はパンフォーカスの単焦点ワイドズームレンズからなる。
【0025】
また、602は画像や音声を送受信するためのアンテナである。603は携帯電話本体の外装である。604は撮像素子A709をその光軸を中心に回転させ、回転方向の撮影角度を調節する回転リングAである。回転リングA604には、回転方向にフリクション(図示せず)が付加されており、所望の角度で停止させることができる。また、回転リングA604には、90度毎にクリック機構(図示せず)が設けられており、使用頻度の高い縦位置および横位置では、更に確実に停止させることができる。608は回転リングBである。
【0026】
609は撮影の開始/停止を切り替えるスタート/ストップSWである。611は電話機能用スピーカである。614はLCD等を利用したモニタ画面である。615はモニタ画面614を有し、表示回路等を内蔵したモニタユニットである。このモニタユニット615は、図中矢印a方向およびb方向に回動自在であり、携帯電話本体内に収納されたり、飛び出した状態で様々なアングルの撮影を可能にする。610は撮影者の手である。613は操作SWである。612は電話機能用マイクである。702はカメラA用レンズ(撮影レンズA)である。704はカメラB用レンズ(撮影レンズB)である。705は撮像素子Bである。709は撮像素子Aであり、画素数の多い高画質用撮像素子からなる。撮像素子A709は回転リングA604に固定されている。一方、撮像素子B705は、画素数の比較的少ない撮像素子である。
【0027】
710は止めねじである。605は接眼状態で画像をモニタするファインダユニットである。707は表示用LCDユニットである。706はLCDの駆動回路である。708はLCD用のバックライトである。606はファインダユニット605を矢印g方向に回動して、チルト方向の撮影角度を調整するためのヒンジである。701はヒンジ606のヒンジ軸である。607は使用者を撮影するためのレンズユニットBである。712は回転リングA604に設置された反射板である。711は反射板712の位置を検出し、カメラAの縦/横位置を検出する光センサである。ここで、反射板712は、縦位置および横位置に相当する位置に2種類の異なる反射パターンで設置されており、撮影角度としての縦/横位置を検出できる。尚、後述する縦横センサA801は光センサ711および反射板712から構成される。また、図7に示すように、回転リングB608には、反射板714が設けられ、ファインダユニット605には、光センサ713が設けられおり、これらは、後述する第4の実施形態における縦横センサB802Aを構成するが、第2の実施形態では、使用されない。
【0028】
上記構成を有するカメラ付き携帯電話では、撮影者自身を撮影する場合など、撮影画角が大きく、画質が比較的要求されない場合、カメラBが使用される。一方、画角可変あるいは小さい画角で、高画質が要求される風景等を撮影する場合、カメラAが使用される。これにより、それぞれの被写体において、最適な撮影が可能となる。また、カメラAの撮影方向とカメラBの撮影方向を互いに略180度、つまり略反対方向に設置することにより、撮影者自身と風景等の画像を、同時に撮影することが可能である。
【0029】
図8は携帯電話の電気的構成を示すブロック図である。図において、702は前述した撮影レンズAである。709は前述した撮像素子Aである。同様に、704は前述した撮影レンズBである。705は前述した撮像素子Bである。また、303、306は画像処理回路である。307はシステム全体を制御する制御部であり、周知のCPU、ROM、RAM等から構成される。615はモニタユニットである。611はスピーカである。612はマイクである。311は前述した複数の操作SW613を有する操作部である。312は記憶部である。313は通信部である。801は縦横センサAである。縦横センサAの出力は制御部307に取り込まれる。802は縦横スイッチBである。この縦横スイッチB802は、操作部311における操作SW613の1つとして実現される。
【0030】
図9は制御部307における縦横切り替え時の処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは制御部307内のROMに格納されており、同じく制御部307内のCPUによって実行される。まず、縦横センサA801の出力が縦位置であるか否かを判別する(ステップS11)。縦位置である場合、カメラAのモニタ表示を縦位置にセットし(ステップS13)、一方、横位置である場合、カメラAのモニタ表示を横位置にセットする(ステップS12)。
【0031】
つづいて、縦横スイッチB802がONであるか否かを判別する(ステップS14)。縦横スイッチB802がONである場合、カメラBの切り出し方向を90度回転させて縦方向切り出しとする、縦/横切り出し切り替えを行う(ステップS15)。この後、ステップS11の処理に戻る。一方、ステップS14で縦横スイッチB802がOFFである場合、そのままステップS11の処理に戻る。
【0032】
図10はモニタ画面614上の表示状態を示す図である。図において、401は撮影者モニタ用画面である。402は風景撮影モニタ用画面である。画面401は、画面402の子画面として表示される。この画面401が携帯TV電話として使用される際、この表示画面が相手の携帯TV電話に表示されるとともに、確認のため自分の携帯TV電話にも表示される。
【0033】
同図(C)は撮像素子Bの撮像エリアを示す。図において、404は撮像素子Bの有効エリアである。405は縦位置切り出しエリアである。406は横位置切り出しエリアである。これらの切り出しエリアは、縦横スイッチB802のON/OFF動作により切り替わる。同図(A)は初期状態(横位置)を示す。この状態で、回転リングA604を90度回転させ、縦横スイッチB802を操作して縦位置にセットすると、画面402が90度回転して正立した状態となり、画面401が縦位置である同図(B)に示す画面表示となる。尚、ここでは、回転リングA604を90度回転させ、縦横スイッチB802を操作し、カメラAおよびカメラBがともに縦位置となるようにしたが、片方だけ縦位置となるように切り替えてもよい。
【0034】
このように、第2の実施形態の携帯電話では、撮影者自身を撮影して伝送する等、高画質が要求されない場合、カメラBを使用し、撮像素子B705によって撮影された画像を一部切り出すことにより、縦/横位置を容易に切り替えることが可能である。しかも、低コストで実現できる。一方、重要な風景等を撮影する場合、カメラAを使用し、撮像素子A709を回転させることにより、高画質を維持したまま、縦/横位置を切り替えることが可能である。これにより、それぞれの被写体の構図を考慮し、縦位置または横位置を選択することで、バランスのとれた画像を撮影することができる。
【0035】
[第3の実施形態]
図11は第3の実施形態における携帯電話の電気的構成を示すブロック図である。第3の実施形態における携帯電話は、前記第1の実施形態とほぼ同様の構成を有するので、同一の構成要素には同一の符号を用いて説明する。第3の実施形態では、前記第1の実施形態の縦横スイッチB116の代わりに、縦横スイッチB116Aが設けられている。尚、縦横スイッチB116Aの配置は、前記第1の実施形態における図1の縦横スイッチB116と同じ配置である。その他の構成は前記第1の実施形態と同じである。この縦横スイッチB116Aは、レンズユニットB105を回動させて、撮影角度を縦/横位置に変更した際、それぞれの撮影画像をモニタユニット111のモニタ画面110上に縦/横正立した状態で表示させるために、画像を90度回転させるものである。
【0036】
図12は制御部307における縦横切り替え時の処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは制御部307内のROMに格納されており、同じく制御部307内のCPUによって実行される。まず、縦横スイッチA115がONであるか否かを判別する(ステップS21)。縦横スイッチA115がONである場合、モニタ画面110上におけるカメラAのモニタ表示を90度回転させる(ステップS22)。一方、縦横スイッチA115がOFFである場合、そのままステップS23の処理に進む。
【0037】
つづいて、縦横スイッチB116AがONであるか否かを判別する(ステップS23)。縦横スイッチB116AがONである場合、モニタ画面110上におけるカメラBのモニタ表示を90度回転させる(ステップS24)。この後、ステップS21の処理に戻る。一方、ステップS23で、縦横スイッチB116AがOFFである場合、ステップS21の処理に戻る。
【0038】
図13はモニタ画面110の表示状態を示す図である。図において、401は撮影者モニタ用画面である。402は風景撮影モニタ用画面である。画面401は、画面402の子画面として表示される。この画面401が携帯TV電話として使用される際、この表示画面が相手の携帯TV電話に表示されるとともに、確認のため自分の携帯TV電話にも表示される。
【0039】
同図(A)は初期状態(横位置)である。この状態で、回転リングA107および回転リングB106を90度回転させて、カメラAおよびカメラBを縦位置にセットすると、同図(B)の画面表示となる。さらに、この状態で、縦横スイッチA115および縦横スイッチB116AをONにすると、カメラAおよびカメラBの両画面が90度回転し、同図(C)のような正立した状態の画面表示となる。尚、ここでは、縦横スイッチA115および縦横スイッチB116Aの両方をONにしたが、片方のカメラだけを回して、その縦横スイッチをONにした場合、そのカメラの縦/横位置が切り替わり、その片方の画面表示だけが90度回転するようにしてもよい。
【0040】
このように、第3の実施形態のカメラ付き携帯電話では、撮影者自身を撮影して画像を伝送する等、高画質が要求されない場合、カメラBを使用して、撮像素子B203で撮影された画像を回転させることにより、縦/横位置の切り替えを容易に行うことが可能である。しかも、低コストで実現できる。一方、重要な風景等を撮影する場合、カメラAを使用し、撮像素子A205で撮影された画像を回転させることにより、高画質を維持したまま、縦/横位置の切り替えを容易に行うことが可能である。これにより、それぞれの被写体の構図を考慮し、縦位置または横位置を選択することで、バランスのとれた画像を撮影することができる。
【0041】
[第4の実施形態]
図14は第4の実施形態における携帯電話の電気的構成を示すブロック図である。第4の実施形態における携帯電話は、前記第2の実施形態とほぼ同様の構成を有するので、同一の構成要素には同一の符号を用いて説明する。第4の実施形態では、前記第2の実施形態の縦横スイッチB802の代わりに、縦横センサB802Aが使用される。この縦横センサB802Aは、レンズユニットB605を回動させて撮影角度を縦/横位置に変更した際、それぞれの撮影画像をモニタ615のモニタ画面614上に縦/横正立した状態で表示させるために、画像を90度回転させるために使用される。
【0042】
また、前述したように、図7において、714は回転リングB608に設置された反射板である。713はファインダユニット605に設置され、反射板714の位置を検出し、カメラBの縦/横位置を検出する光センサである。反射板714は縦位置および横位置に相当する位置に2種類の異なる反射パターンで設置されており、撮影角度としての縦位置/横位置を検出することが可能である。尚、縦横センサB802Aは光センサ713および反射板714から構成される。
【0043】
図15は制御部307における縦横切り替え時の処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは制御部307内のROMに格納されており、同じく制御部307内のCPUによって実行される。まず、縦横センサA801の出力が縦位置であるか否かを判別する(ステップS31)。縦位置である場合、モニタ画面614におけるカメラAのモニタ表示を縦位置にセットし(ステップS33)、一方、横位置である場合、モニタ画面614におけるカメラAのモニタ表示を横位置にセットする(ステップS32)。
【0044】
つづいて、縦横センサB802Aの出力が縦位置であるか否かを判別する(ステップS34)。縦横センサB802Aの出力が縦位置である場合、カメラBのモニタ表示を縦位置にセットする(ステップS35)。この後、ステップS31の処理に戻る。一方、ステップS34で縦横センサB802Aの出力が横位置である場合、カメラBのモニタ表示を横位置にセットする(ステップS36)。この後、ステップS31の処理に戻る。
【0045】
図16はモニタ画面614上の表示状態を示す図である。図において、401は撮影者モニタ用画面である。402は風景撮影モニタ用画面である。画面401は、画面402の子画面として表示される。この画面401が携帯TV電話として使用される際、この表示画面が相手の携帯TV電話に表示されるとともに、確認のため自分の携帯TV電話にも表示される。
【0046】
同図(A)は初期状態(横位置)を示す。この状態で、回転リングA604および回転リングB608を90度回転させて縦位置にセットすると、画面401および画面402が90度回転し、同図(B)に示す画面表示となる。尚、ここでは、回転リングA604および回転リングB608の両方を90度回転させて縦位置となるようにしたが、片方だけ90度回転させた場合、片方だけ90度回転した表示に切り替わる。
【0047】
第4の実施形態の携帯電話では、撮影者自身を撮影して伝送する等、高画質が要求されない場合、カメラBを使用し、撮像素子B705を回転させることにより、縦/横位置を容易に切り替えることが可能である。しかも、低コストで実現できる。一方、重要な風景等を撮影する場合、カメラAを使用し、撮像素子A709を回転させることにより、高画質を維持したまま、縦/横位置を切り替えることが可能である。これにより、それぞれの被写体の構図を考慮し、縦位置または横位置を選択することで、バランスのとれた画像を撮影することができる。
【0048】
このように、上記実施形態によれば、操作者と対向側の風景を同時に撮影することができる。また、同一の姿勢を保持した状態で、撮影位置(撮影角度)を変えることができる。具体的に、縦位置/横位置を切り替えることができる。さらに、カメラを2個搭載しても、外形をコンパクトにできる。また、カメラ部を2個搭載しても、操作者自身と対向側の風景とを同時に撮影する際、一方だけの撮影角度を変えることができる。
【0049】
また、レンズの先細りとなっている部分を有効に利用して、製品を小型化できる。さらに、使用者の顔を正確な角度で撮影可能である。また、チルト方向の傾き調整を、ファインダユニットの傾き調整と兼用させることで、製品を小型化できる。さらに、同一姿勢で保持した状態で傾斜方向の撮影位置(撮影角度)を変更することができる。また、撮影角度の切り替えを迅速に行うことができる。
【0050】
以上が本発明の実施の形態の説明であるが、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
【0051】
例えば、上記実施形態では、光軸を中心とする回転方向の撮影角度は縦位置および横位置の2つに設定された場合を示したが、傾斜地等に合わせて任意の角度に設定してもよいことは勿論である。
【0052】
また、上記実施形態では、携帯電話に適用された場合を示したが、PDA(携帯情報端末)やノート型PC等に適用してもよいことは勿論である。
【0053】
本発明の実施形態を以下に列挙する。
【0054】
[実施態様1] 撮影方向の異なる少なくとも2つのカメラを搭載した電子機器において、第1のカメラで撮影された第1の撮影画像および第2のカメラで略同時に撮影された第2の撮影画像を出力する画像出力手段と、前記第1のカメラにおける光軸を中心とする回転方向の撮影角度を操作する第1の撮影角度操作手段と、前記第2のカメラにおける光軸を中心とする回転方向の撮影角度を操作する第2の撮影角度操作手段とを備えたことを特徴とする電子機器。
【0055】
[実施態様2] 撮影方向の異なる少なくとも2つのカメラを搭載した電子機器において、第1の撮影画像を生成する第1のカメラと、前記第1の撮影画像の生成と略同時に、第2の撮影画像を生成する第2のカメラと、前記生成された第1の撮影画像および第2の撮影画像の少なくとも一方を切り出す画像切出手段と、該少なくとも一方が切り出された前記第1の撮影画像および第2の撮影画像を出力する画像出力手段とを備えたことを特徴とする電子機器。
【0056】
[実施態様3] 前記出力された第1の撮影画像および第2の撮影画像を同一の画面上に重ねて表示する画像表示手段と、前記画面上における前記第1の撮影画像の表示角度を変更する第1の表示角度変更手段と、前記画面上における前記第2の撮影画像の表示角度を変更する第2の表示角度変更手段とを備え、前記第1および第2の変更手段は、それぞれ前記撮影角度に合わせて前記表示角度を変更することを特徴とする実施態様1記載の電子機器。
【0057】
[実施態様4] 前記出力される第2の撮影画像を切り出す画像切出手段と、該切り出された第2の撮影画像および前記出力された第1の撮影画像を同一の画面上に重ねて表示する画像表示手段と、前記第2の撮影画像の切り出し方向を変更する切出変更手段と、前記画面上における前記第1の撮影画像の表示角度を変更する第1の表示角度変更手段とを備え、前記切出変更手段は、前記第2の撮影角度操作手段により操作された撮影角度に合わせて前記切り出し方向を変更し、前記第1の表示角度変更手段は前記第1の撮影角度操作手段により操作された撮影角度に合わせて前記表示角度を変更することを特徴とする実施態様1記載の電子機器。
【0058】
[実施態様5] 前記第1および第2の表示角度変更手段は、それぞれ使用者によって操作されるスイッチを有し、該スイッチの切替にしたがって、前記表示角度を変更することを特徴とする実施態様3記載の電子機器。
【0059】
[実施態様6] 前記第1および第2の表示角度変更手段は、それぞれ前記撮影角度を検出するセンサを有し、該センサ出力にしたがって、前記表示角度を変更することを特徴とする実施態様3記載の電子機器。
【0060】
[実施態様7] 前記切出変更手段は、前記第2の撮影角度操作手段によって操作された撮影角度を検出するセンサを有し、該センサ出力にしたがって、前記切り出し方向を変更し、前記第1の表示角度変更手段は、使用者によって操作されるスイッチを有し、該スイッチの切替によって前記表示角度を変更することを特徴とする実施態様4記載の電子機器。
【0061】
[実施態様8] 前記第2のカメラは、前記第1のカメラの光軸を中心に、該第1のカメラの筐体側面に回動自在に支持されるものであり、前記第2のカメラの光軸と前記第1のカメラの光軸は略直交することを特徴とする実施態様1記載の電子機器。
【0062】
[実施態様9] 前記第1のカメラの光軸を中心に、前記第2のカメラを回動自在に操作する回動操作手段を備えたことを特徴とする実施態様8記載の電子機器。
【0063】
[実施態様10] 前記第2のカメラは、前記第1のカメラの光軸に対して傾斜自在であり、前記第2のカメラと前記第1のカメラの撮影方向は、互いに反対向きであることを特徴とする実施態様1記載の電子機器。
【0064】
[実施態様11] 前記第2のカメラの傾斜角度を操作する傾斜操作手段を備えたことを特徴とする実施態様10記載の電子機器。
【0065】
[実施態様12] 前記第2のカメラは、ファインダユニットに内蔵されたことを特徴とする実施態様10記載の電子機器。
【0066】
[実施態様13] 前記第1および第2の撮影角度操作手段によってそれぞれ操作される前記撮影角度は、縦位置あるいは横位置に相当する角度であることを特徴とする実施態様1記載の電子機器。
【0067】
[実施態様14] 前記第1および第2の表示角度変更手段によってそれぞれ変更される前記表示角度は、縦位置あるいは横位置に相当する角度であることを特徴とする実施態様3記載の電子機器。
【0068】
[実施態様15] 前記切出変更手段によって変更される前記切り出し方向は、縦位置あるいは横位置に相当する方向であり、前記第1の表示角度変更手段によって変更される前記表示角度は、縦位置あるいは横位置に相当する角度であることを特徴とする実施態様4記載の電子機器。
【0069】
[実施態様16] 前記第1のカメラの画素数は、前記第2のカメラの画素数に比べて多いことを特徴とする実施態様1記載の電子機器。
【0070】
[実施態様17] 前記第2のカメラの撮影画角は、前記第1のカメラの撮影画角に比べて大きいことを特徴とする実施態様1記載の電子機器。
【0071】
[実施態様18] 電子機器に搭載された、撮影方向の異なる少なくとも2つのカメラで撮影された画像を出力する撮影画像出力方法において、第1のカメラにおける光軸を中心とする回転方向の撮影角度を操作する第1の撮影角度操作ステップと、第2のカメラにおける光軸を中心とする回転方向の撮影角度を操作する第2の撮影角度操作ステップと、前記第1のカメラで撮影された第1の撮影画像および前記第2のカメラで略同時に撮影された第2の撮影画像を出力する画像出力ステップとを有することを特徴とする撮影画像出力方法。
【0072】
[実施態様19] 電子機器に搭載された、撮影方向の異なる少なくとも2つのカメラで撮影された画像を出力する撮影画像出力方法において、第1のカメラで第1の撮影画像を生成する第1の生成ステップと、前記第1の撮影画像の生成と略同時に、第2のカメラで第2の撮影画像を生成する第2の生成ステップと、前記生成された第1の撮影画像および第2の撮影画像の少なくとも一方を切り出す画像切出ステップと、該少なくとも一方が切り出された前記第1の撮影画像および第2の撮影画像を出力する画像出力ステップとを有することを特徴とする撮影画像出力方法。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば、操作者と対向側の風景を同時に撮影することができる。同一の姿勢を保持した状態で、撮影位置(撮影角度)を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるカメラ付き携帯電話の外観を示す図である。
【図2】カメラ付き携帯電話の内部構造を示す部分断面図である。
【図3】携帯電話の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】制御部307における縦横切り替え時の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】モニタ画面110上の表示状態を示す図である。
【図6】第2の実施形態におけるカメラ付き携帯電話の外観を示す図である。
【図7】カメラ付き携帯電話の内部構造を示す部分断面図である。
【図8】携帯電話の電気的構成を示すブロック図である。
【図9】制御部307における縦横切り替え時の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】モニタ画面614上の表示状態を示す図である。
【図11】第3の実施形態における携帯電話の電気的構成を示すブロック図である。
【図12】制御部307における縦横切り替え時の処理手順を示すフローチャートである。
【図13】モニタ画面110の表示状態を示す図である。
【図14】第4の実施形態における携帯電話の電気的構成を示すブロック図である。
【図15】制御部307における縦横切り替え時の処理手順を示すフローチャートである。
【図16】モニタ画面614上の表示状態を示す図である。
【符号の説明】
101 レンズユニットA
104 回転部材
105 レンズユニットB
106 回転リングB
107 回転リングA
110、614 モニタ画面
115 縦横スイッチA
116、116A、802 縦横スイッチB
203、705 撮像素子B
205、709 撮像素子A
307 制御部
605 ファインダユニット
801 縦横センサA
802A 縦横センサB

Claims (1)

  1. 撮影方向の異なる少なくとも2つのカメラを搭載した電子機器において、
    第1のカメラで撮影された第1の撮影画像および第2のカメラで略同時に撮影された第2の撮影画像を出力する画像出力手段と、
    前記第1のカメラにおける光軸を中心とする回転方向の撮影角度を操作する第1の撮影角度操作手段と、
    前記第2のカメラにおける光軸を中心とする回転方向の撮影角度を操作する第2の撮影角度操作手段とを備えたことを特徴とする電子機器。
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