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JP2004020943A - 偏光選択膜、偏光形成方法、偏光形成装置、偏光板および液晶表示装置 - Google Patents

偏光選択膜、偏光形成方法、偏光形成装置、偏光板および液晶表示装置 Download PDF

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JP2004020943A
JP2004020943A JP2002175930A JP2002175930A JP2004020943A JP 2004020943 A JP2004020943 A JP 2004020943A JP 2002175930 A JP2002175930 A JP 2002175930A JP 2002175930 A JP2002175930 A JP 2002175930A JP 2004020943 A JP2004020943 A JP 2004020943A
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JP2002175930A
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Michio Nagai
永井 道夫
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】吸収型偏光板の光利用効率の向上に寄与し、且つ偏光選択機能を示す波長領域が広い偏光選択膜を提供する。
【解決手段】所定の偏光を選択的に透過し、他の偏光を選択的に反射する偏光選択層が複数積層されてなる偏光選択膜であって、前記複数の偏光選択層の各々の選択反射波長域が互いに異なり、前記複数の偏光選択層が各々螺旋構造を有する液晶分子からなり、前記螺旋構造の螺旋軸方向が前記層平面の略法線方向にあり、且つ前記螺旋構造の螺旋軸方向と前記液晶分子の長軸方向のなす角が5°〜85°であることを特徴とする偏光選択膜である。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の偏光を選択的に透過し、他の偏光を選択的に反射する偏光選択膜、偏光選択性光学フィルム、ならびにこれらを用いた偏光形成方法、偏光形成装置、偏光板および液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
太陽光のような自然光やランプのような通常の人為的光源からの光は無偏光(ランダム偏光)であるが、偏光板を用いることで偏光(直線偏光、円偏光、楕円偏光)成分を取り出すことができる。取り出した偏光は、様々な光学機器に利用できる。現在広く普及している液晶表示装置は、偏光の性質を利用して画像を表示する装置であるとも言える。
図4に、一般的な液晶表示装置の模式図を示す。
図4に示す一般的な液晶表示装置では、光源として最裏面にエッジライト方式のバックライト光源11と、裏面より順にバックライトの光を上方に出射させる反射板12および導光板13とからなる板状発光体が配置されている。光源の上方には両側を2枚の従来の光吸収型偏光板14および15により挟持されてなる液晶セル16が配置され、この構成により画像表示機能を有する。
【0003】
図4の光吸収型偏光板14および15としては、一般にポリビニルアルコール系フィルムからなる光吸収型偏光板が用いられている。ポリビニルアルコール系偏光板は、ポリビニルアルコール系フィルムを延伸し、ヨウ素または二色性染料を吸着することにより製造することができる。偏光板の透過軸(偏光軸)は、フィルムの延伸方向に垂直な方向に相当する。光吸収型偏光板は、偏光軸に平行な偏光成分のみを透過して、それと直交方向の偏光成分を吸収する。従って、光の利用効率は理論的に50%以下(実際にはさらに低い値)であり、図4の液晶表示装置でも、光源から出射された光は下側光吸収型偏光板14によって、少なくとも50%吸収されるため、この構成では理論上50%以上の光の利用効率は得られない。
この様に、従来の液晶表示装置では、光吸収型の偏光板を使用していることが、光の利用効率を低下させ、表示画像の輝度を低下させる一因になっている。従って、液晶表示装置等、種々の光学装置において、自然光や無偏光を所望の直線偏光に効率良く変換し、光の利用効率を高める技術の開発が強く求められている。
【0004】
偏光板の光の利用効率を向上させるため、光吸収型偏光板に代えて、または光吸収型偏光板に加えて、光反射型偏光板を使用することが提案されている。光反射型偏光板としては2種類に大別できる。一つは屈折率の異なる層を多数積層した方式が、特表平9−506985号公報、同9−507308号明細書等に提案されている。しかしながらこの方法では積層膜の作成が難しいこと、他の機能性フィルムとの張り合わせによる高機能化や加工が難しいという問題があった。またコレステリック液晶の選択反射を利用した方式が特開平8−271892号公報および、同8−271837号公報等に開示されている。この方式の光反射方偏光板では、先ほどの問題の多くは解決されているが、入射する光の角度依存性が大きく、また可視域全体にわたって均一な反射特性を得ることが難しいという問題があった。またコレステリック液晶の多くは温度による螺旋ピッチの変動が大きく、それに伴って選択反射の波長域が変動するために製造時の温度管理を精密に行う必要があるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記諸問題に鑑みなされたものであって、吸収型偏光板の光利用効率を向上させるのに寄与する新規な偏光選択膜を提供することを課題とする。本発明は、特に偏光選択機能を示す波長領域が広い偏光選択膜を提供することを課題とする。さらに、本発明は、光利用効率に優れた偏光形成方法、偏光形成装置、偏光板および液晶表示装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段は以下の通りである。
(1) 所定の偏光を選択的に透過し、他の偏光を選択的に反射する偏光選択層が複数積層されてなる偏光選択膜であって、前記複数の偏光選択層の各々の選択反射波長域が互いに異なり、前記複数の偏光選択層が各々螺旋構造を有する液晶分子からなり、前記螺旋構造の螺旋軸方向が前記層平面の略法線方向にあり、且つ前記螺旋構造の螺旋軸方向と前記液晶分子の長軸方向のなす角が5°〜85°であることを特徴とする偏光選択膜。
(2) 前記複数の偏光選択層のうち、少なくとも一つの偏光選択層が400〜550nm未満に選択反射波長域の中心波長を有し、且つ少なくとも一つの偏光選択層が550nm〜700nmに選択反射波長域の中心波長を有することを特徴とする(1)に記載の偏光選択膜。
(3) 膜面に垂直な偏光面における最大の全光線透過率が75%以上、最小の全光線透過率が60%未満であることを特徴とする(1)または(2)に記載の偏光選択膜。
(4) 前記螺旋構造を有する液晶分子からなる層が、キラルスメクティック相を有することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の偏光選択膜。
【0007】
(5) 透明支持体上に、(1)〜(4)のいずれかに記載の偏光選択膜を層状の偏光選択層として形成したことを特徴とする偏光選択性光学フィルム。
(6) 透明支持体上に(1)〜(4)のいずれかの偏光選択膜を形成した偏光選択性光学フィルムに光を入射し、該入射光中の所定の円偏光を透過させるとともに、所定外の円偏光を反射させ、その反射光を偏光変換層を兼ねる反射板により反射して再び前記偏光選択性光学フィルムに入射させ、該偏光選択性光学フィルムより出射した円偏光を位相差層を介して直線偏光に変換することを特徴とする偏光形成方法。
(7) 板状発光体、偏光選択性光学フィルム、位相差板がこの順序で配置された偏光形成装置において、該板状発光体が側面に光源を、底面に反射層を有する導光板から構成され、該偏光選択性光学フィルムが透明支持体上に(1)〜(4)のいずれかの偏光選択膜を形成した偏光選択性光学フィルムであり、該位相差板の位相差が100〜200nmであることを特徴とする偏光形成装置。
(8) 透明支持体上に(1)〜(4)のいずれかの偏光選択膜を形成した偏光選択性光学フィルム、位相差が100〜200nmである位相差板および光吸収型偏光板がこの順に積層された偏光板であり、該偏光選択性光学フィルムの全光線透過率が最大となる偏光面を有する方向と、光吸収型偏光板の透過軸方向とが実質的に平行であることを特徴とする偏光板。
【0008】
(9) バックライト、偏光選択性光学フィルム、位相差板、一対の光吸収型偏光板に挟持された液晶セルがこの順序で配置された液晶表示装置において、該バックライトが側面に光源を、底面に反射層を有する導光板から構成され、該偏光選択性光学フィルムが透明支持体上に(1)〜(4)のいずれかの偏光選択膜を形成した偏光選択性光学フィルムであり、該位相差板の位相差が100〜200nmであり、該偏光選択性光学フィルムの全光線透過率が最大となる偏光面を有する方向と、該液晶セルのバックライト側光吸収型偏光板の透過軸方向とが実質的に平行であることを特徴とする液晶表示装置。
(10) 該偏光選択性光学フィルム、該位相差板、該液晶セルのバックライト側の光吸収型偏光板が一体化されていることを特徴とする(9)に記載の液晶表示装置。
(11) 該バックライトと、該偏光選択性光学フィルムの間に散乱シート、集光フィルムが配置されたことを特徴とする(9)または(10)に記載の液晶表示装置。
(12) 該偏光選択性光学フィルムが、バックライト側に反射防止層を有することを特徴とする(9)〜(11)のいずれかに記載の液晶表示装置。
(13) 偏光選択性光学フィルムの全光線透過率が最大となる偏光面を有する方向と、該液晶セルのバックライト側光吸収型偏光板の透過軸方向とが実質的に平行であることを特徴とする(9)〜(12)のいずれかに記載の液晶表示装置。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の偏光選択膜は、所定の偏光を選択的に透過するとともに、他の偏光を選択的に反射する偏光選択層が複数積層されてなる。前記複数の偏光選択層は、その選択反射波長域が互いに異なる。本発明では、選択反射波長域が互いに異なる複数の偏光選択層を積層することで、偏光選択膜として機能する波長域を拡大している。
なお、本明細書において「選択反射波長域が互いに異なる」とは、選択反射波長域が完全には一致していないことを意味し、選択反射波長域の一部が互いに重複していてもよい。
【0010】
本発明の偏光選択膜を構成している複数の偏光選択層は、同じ偏光方向の円偏光を反射し、反射光の中心波長が異なる組合せであるのが好ましい。特に、画像表示装置に利用する場合など、可視光波長全域において偏光選択能を持たせるためには、同じ偏光方向の円偏光を反射し、選択反射の中心波長が300〜900nmの範囲にあり、かつ選択反射の中心波長がそれぞれ50nm以上異なる2〜6種類の偏光選択層を積層するのが好ましい。中でも、400〜550nm未満に選択反射波長域の中心波長を有する少なくとも一つの偏光選択層と、550nm〜700nmに選択反射波長域の中心波長を有する少なくとも一つの偏光選択層とを積層した偏光選択膜が好ましい。
【0011】
本発明において、各偏光選択層は、螺旋構造を有する液晶分子からなり、該螺旋構造の螺旋軸方向が該膜平面の略法線方向にあり、該螺旋構造の螺旋軸方向と該液晶分子の長軸方向のなす角が5°〜85°である。各偏光選択層は、螺旋構造に基づいて発現された偏光選択能を有し、所定の偏光を選択的に透過するとともに、他の偏光を選択的に反射する。
【0012】
各偏光選択層において、液晶分子は、螺旋軸方位と該液晶分子の長軸方位のなす角を5°〜85°(好ましくは15°〜80°であり、より好ましくは20°〜80°)で配向し、螺旋構造を形成している。螺旋構造は単独の液晶分子により発現していても、複数の液晶分子の混合もしくは液晶分子と非液晶化合物との混合物により発現していてもよい。これらの液晶分子または混合物の示す液晶相としてはスメクチック相が好ましく、特にキラルスメクチック相が好ましい。キラルスメクチック相の中でも好ましくはキラルスメクチックC相、キラルスメクチックF相、キラルスメクチックI相が挙げられ、特に好ましくはキラルスメクチックC相である。ただし、螺旋構造をとるために光学活性であることは必須ではなく、たとえば、J.Mat.Chem.,7巻、1307頁(1997年)にあるような光学活性部位を持たずに螺旋構造をとる液晶を用いてもよい。
【0013】
なお、螺旋構造を有するスメクチック液晶相は、通常のスメクチック液晶相と同様、スメクチック層が積層した構造を有するが、液晶分子の長軸方位が各スメクチック層に垂直な方向から一定の角度傾いていて、且つ傾きの方向がある層から次の層へと少しずつずれて並び、螺旋構造となっている。本発明の偏光選択膜は、螺旋構造を有するスメクチック相を保持した液晶層からなる態様が好ましく、即ち、液晶分子が、その長軸方位を螺旋軸に対して5〜85°傾けて配向し、且つ傾きの方向があるスメクチック層から次のスメクチック層へと少しずつずれることによって螺旋構造を形成している態様が好ましい。
【0014】
各偏光選択層を形成する際に用いる材料として、液晶化合物にキラル剤を配合又は光学活性単位を導入した材料を用いると、所望の螺旋構造を有するスメクチック液晶相を容易に発現できるので好ましい。例えば、スメクチックC相、スメクチックI相、スメクチックF相等を示す液晶化合物に、キラル剤を配合するか、又は光学活性単位を当該液晶化合物に導入することにより、キラルスメクチックC相、キラルスメクチックI相、キラルスメックチックF相等の、より螺旋構造を形成し易いキラルスメクチック相を発現し得る材料とすることができる。このようなキラル剤の配合量、光学活性単位の導入量、光学純度、配向させる際の温度条件等を適宜調節することによって、液晶性分子が形成している螺旋構造の螺旋ピッチを調節することができる。この螺旋ピッチを調節することで、各偏光選択層の選択反射波長域を所望の範囲に調節することができる。
【0015】
螺旋構造が右螺旋になるか左螺旋になるかは、使用するキラル剤や光学活性単位の掌性に依存するので、どちらの掌性のものを選択するかで右螺旋および左螺旋いずれの構造のものも作製することができる。
(キラル)スメクチック相を示す液晶およびキラル剤としては、“強誘電性液晶ディスプレイと材料”(シーエムシー発行、福田敦夫監修、1992年)や“液晶便覧“(丸善、液晶便覧編集委員会編、2000年、267〜330ページ)に記載されているもの等が挙げられる。以下に、本発明に使用可能な液晶の具体例を挙げるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0016】
【化1】
Figure 2004020943
【0017】
【化2】
Figure 2004020943
【0018】
本発明の偏光選択膜は、各偏光選択層を順次形成することにより作製することができる。各偏光選択層は、偏光分離性能の均一化や斜め入射光の波長シフトに対処する点などより、平坦な層として形成されていることが好ましい。各偏光選択層を積層するには、製造効率や薄膜化などの点より液晶ポリマーの使用が特に有利である。偏光選択層の積層は、単なる重ね置きや、粘着剤等の接着剤を介した接着などの適宜な方式を採ることができる。
【0019】
本発明の偏光選択膜の製造方法の一例は、支持体上に、液晶化合物(および所望によりキラル剤等の他の添加剤)を展開する第1の展開工程と、前記支持体上に展開させた液晶化合物を配向させて、所望の螺旋構造を形成し、偏光選択能を発現させて第1の偏光選択層を形成する第1の配向工程と、前記第1の偏光選択層上に、液晶化合物(および所望によりキラル剤等の他の添加剤)を展開する第2の展開工程と、前記第1の偏光選択層上に展開させた液晶化合物を配向させて、所望の螺旋構造を形成し、偏光選択能を発現させて第2の偏光選択層を形成する第2の配向工程とを含む製造方法である。さらに、展開工程および配向工程を順次繰り返すことによって、3層以上の偏光選択層を積層した偏光選択膜を作製することができる。
【0020】
前記液晶化合物は、溶媒を使用せずに直接支持体上に展開することができる。また、液晶化合物を(所望により他の添加剤とともに)適当な溶媒に溶解させ、該溶液を塗布した後、溶媒を蒸発させることによって、液晶化合物からなる支持体上に展開することもできる。前記溶媒としては、前記液晶化合物の種類、組成等に応じて適切な溶媒を選択することができるが、通常はクロロホルム、ジクロロメタン、四塩化炭素、ジクロロエタン、テトラクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、クロロベンゼン、オルソジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類;フェノール、パラクロロフェノール等のフェノール類;ベンゼン、トルエン、キシレン、メトキシベンゼン、1,2−ジメトキベンゼン等の芳香族炭化水素類;イソプロピルアルコール、tert−ブチルアルコール等のアルコール類;グリセリン、エチレングリコール、トリエチレングリコール等のグリコール類;エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、エチルセルソルブ、ブチルセルソルブ等のグリコールエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸エチル、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、ピリジン、トリエチルアミン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル、ブチロニトリル、二硫化炭素、及びこれらの混合溶媒等が用いられる。
また前記溶媒には、溶液の表面張力を調整し、塗工性を向上させる等のために、必要に応じて界面活性剤を添加してもよい。
【0021】
前記溶液中の前記液晶化合物の濃度は、用いる液晶化合物の種類や溶解性、製造するフィルムの膜厚等に応じて適宜調節することができるが、通常3〜50質量%であるのが好ましく、5〜40質量%であるのがより好ましく、10〜30質量%であるのがさらに好ましい。
【0022】
各偏光選択層の形成に用いられる塗布液については、特に制限はないが、配向処理効率が良好になる点から、塗布液中の液晶化合物の種類は、各層において同一であるのが好ましい。また、所望により添加されるキラル剤についても、同種のものを用いるのが好ましい。なお、層中の各成分の濃度によって螺旋構造のピッチに差を持たせ、選択反射波長域をシフトさせる場合は、同種の化合物を用いて、各成分の濃度のみを変えた塗布液を各偏光選択層の形成に用いることもできる。
【0023】
前記塗布の方法は、特に限定されないが、スピンコート法、ロールコート法、プリント法、浸漬引き上げ法、カーテンコート法、マイヤーバーコート法、ドクターブレード法、ナイフコート法、ダイコート法、グラビアコート法、マイクログラビアコート法、オフセットグラビアコート法、リップコート法、スプレーコート法やエクストルージョンコート法(米国特許2681294号明細書)等の塗布方法により形成することができる。二以上の層を同時に塗布してもよい。同時塗布の方法については、米国特許2761791号、同2941898号、同3508947号、同3526528号の各明細書および原崎勇次著、コーティング工学、253頁、朝倉書店(1973)に記載がある。塗布後、必要に応じて溶媒を除去し、前記液晶材料を、均一な層とすることができる。
【0024】
次に、配向処理により、螺旋構造の螺旋軸方位と該液晶分子の長軸方位のなす角が5°〜85°となるように液晶分子を配向(好ましくは螺旋構造を有するスメクチック液晶相に配向)させる。該螺旋構造の螺旋軸方位と該液晶分子の長軸方位のなす角度として好ましくは15°〜80°であり、より好ましくは20°〜80°である。
【0025】
前記液晶分子を配向させる方法については特に制限はないが、例えば、前記液晶分子が螺旋構造を有するスメクチック液晶相をとり得る温度において展開を行った場合、展開と同時に螺旋構造を有するスメクチック液晶相が得られる場合がある。また、展開された液晶材料を一度加熱し、螺旋構造を有するスメクチック液晶相よりも高い温度で発現する相、例えばスメクチックA相、キラルネマチック相、等方相等を発現させてから、螺旋構造を有するスメクチック液晶相が発現する温度まで冷却することにより配向させることもできる。なお、この加熱処理は、支持体上で行うこともできるし、支持体から剥ぎ取って、他の支持体に転写した後に行うこともできる。また、2枚のプラスチック基板で狭持した液晶材料を2本の加熱されたロール間を通過させることや熱処理炉を通過させること等により行うこともできる。また、この配向処理は、偏光選択層の全面に施されてもよいし、一部のみに施されてもよい。
【0026】
スメクチック液晶相は、温度に応じて異なる螺旋構造(螺旋ピッチなどが互いに異なる螺旋構造)を呈する場合がある。該スメクチック液晶相を利用する場合は、第1の配向処理で、支持体上に展開した液晶化合物を高温まで加熱し、等方性相等とした後、T℃まで冷却して、T℃に固有の螺旋構造を有するスメクチック液晶相とし、その後、その配向に液晶化合物を固定化して、第1の偏光選択層を形成する。次に、前記第1の偏光選択層上で、前記第2の展開工程を実施した後、前記第2の配向処理を行う。前記第2の配向処理では、展開した液晶化合物を高温まで加熱し、等方性相等とした後、T℃(T≠T)まで冷却して、T℃に固有の螺旋構造を有するスメクチック液晶相とし、第2の偏光選択層を形成する。前記第1および第2の偏光選択層は、それぞれの温度TおよびTに固有な螺旋構造を有し、それぞれの螺旋構造の違い(例えば螺旋ピッチの違い)により、選択反射波長域が互いに異なる。
【0027】
ここでは、配向処理の温度を変えることで、選択反射波長域が互いに異なる偏光選択層を形成する製造方法を示したが、例えば、上記した様に、液晶化合物の濃度および所望により添加されるキラル剤の濃度を変えることで、選択反射波長域に違いを持たせてもよい。また、用いる液晶化合物もしくはキラル剤の種類を変えることによって、選択反射波長域に違いを持たせてもよい。
【0028】
液晶化合物を溶媒に溶解した溶液を塗布液として、該塗布液を支持体上に液晶化合物を展開する場合は、配向処理を施す前に30℃以下の送風により乾燥させて残存溶剤量を20%以下とするのが好ましい。かかる乾燥状態とした後に、加熱配向処理に供することが好ましい。
【0029】
液晶化合物を支持体上に展開する工程において、又はその後の任意の段階、例えば前記配向の工程等において、必要に応じて、界面間に展開した液晶材料に磁場や電場、ずり応力、流動、延伸、温度勾配等を作用させることができる。このような操作を行うことにより、螺旋軸方位を偏光選択膜および偏光選択性光学フィルム面に略垂直に配向させる工程を、より短時間で達成できる。
【0030】
経時および熱等での性能変動を抑える必要がある場合、各偏光選択層中の液晶化合物の配向を固定化するのが好ましい。配向を固定化するために、例えば、(A)配向させた前記液晶分子を冷却してガラス状態とする工程;又は(B)配向させた前記液晶分子の配向を保持したまま重合する工程等を実施することができる。
【0031】
前記工程(A)は、前記液晶分子として、前記高分子液晶物質を主成分とするもの等の、ガラス転移温度以上の温度において所望の螺旋構造を有するスメクチック液晶相を呈し、冷却することによってガラス状態となりうる液晶分子を用いて行うことができる。
【0032】
前記工程(A)では、前記配向工程を、前記液晶分子のガラス転移温度以上の温度において行った後、配向させた前記液晶材料を冷却しガラス状態となる温度まで降温させることにより、前記液晶分子を結晶状態とすることなく、ガラス状態として配向を固定化することができる。前記冷却の手段は、特に制限はなく、展開又は配向の工程における加熱雰囲気中からガラス転移点以下の雰囲気中、例えば室温中に出すだけで固定化に十分な所望の冷却を行うことができる。また、生産の効率等を高めるために、空冷、水冷等の強制冷却を行ってもよい。
【0033】
また前記工程(B)は、前記液晶分子として、紫外光や可視光、電子線、熱等によって反応しうる置換基を有する物質を含むものを用いて行うことができる。前記置換基としては、ビニル基、アクリル基、メタクリル基、ビニルエーテル基、シンナモイル基、アリル基、アセチレニル基、クロトニル基、アジリジニル基、エポキシ基、イソシアネート基、チオイソシアネート基、アミノ基、水酸基、メルカプト基、カルボン酸基、アシル基、ハロカルボニル基、アルデヒド基、スルホン酸基、シラノール基等を挙げることができ、好ましくはこれらのうち多重結合を有する基やエポキシ基、アジリジニル基等を挙げることができ、より好ましくはアクリル基、メタクリル基、ビニル基、ビニルエーテル基、エポキシ基、シンナモイル基等を挙げることができる。重合後、熱等による各種性能の変動を小さくする点では2以上のエチレン性不飽和重合性基を含む化合物を用いることが好ましい。2以上のエチレン性不飽和重合性基を含む化合物の例としては、多価アルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル(例、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ジクロヘキサンジアクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート)、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、1,3,5−シクロヘキサントリオールトリアクリレート、ポリウレタンポリアクリレート、ポリエステルポリアクリレート)、ビニルベンゼンおよびその誘導体(例、1,4−ジビニルベンゼン、4−ビニル安息香酸−2−アクリロイルエチルエステル、1,4−ジビニルシクロヘキサノン)、ビニルスルホン(例、ジビニルスルホン)、アクリルアミド(例、メチレンビスアクリルアミド)およびメタクリルアミドが挙げられる。これら置換基は前記液晶物質及び/又は非液晶物質及び/又は添加剤の1種以上のいずれに含まれていてもよく、2種以上の物質の場合、同種及び/又は異種の置換基が含まれていてもよい。また、1種類の物質中に同種及び/又は異種の置換基が2つ以上含まれていてもよい。
【0034】
前記工程(B)では、配向させた前記液晶分子の配向を保持したまま重合させる。重合法としては特に制限はないが、熱重合や光重合、γ線等の放射線重合、電子線重合、重縮合、重付加等の反応を用いることができる。中でも反応制御が容易で、製造上有利な可視光や紫外光を利用した光重合あるいは電子線重合を利用することが好ましい。
【0035】
また、本発明の偏光選択膜の他の製造方法として、別々の支持体上で、展開工程、配向工程および所望により固定化工程を実施して2以上の偏光選択層を各々作製し、作製した2以上の偏光選択層を揮発性液体を介して接着する接着工程を含む製造方法が挙げられる。前記揮発性液体としては、液晶化合物(重合により固定している場合は液晶ポリマー)を膨潤または溶解させ得るアルコール類、炭化水素類、エーテル類、ケトン類等を用いることができる。配向状態に影響を与えないためには、液晶化合物(重合により固定化している場合は液晶ポリマー)の溶解度が20質量%以下の低溶解性の揮発性液体を用いることが好ましい。
【0036】
前記揮発性液体には、液晶化合物を溶解させてもよい。前記液晶化合物としては、層間の密着力などの点より、接着させる上下の層を構成している液晶化合物(重合により固定化している場合は液晶ポリマー)の一方又は両方が好ましく用いられる。なお揮発性液体は、塗布方式や噴霧方式等の適宜な方式により層間に介在させることができる。
【0037】
本発明の偏光選択膜は、該膜面または該偏光選択層に垂直入射させた透過側の円偏光の最大の全光線透過率が75%以上であることが好ましく、85%以上であるのがより好ましい。この値が75%未満であると膜の透過率が低いことにより大幅な輝度向上効果は得られない。また該膜面に垂直入射させた遮光側の円偏光の最大の全光線透過率が60%未満であることが好ましく、更に好ましくは40%未満である。この値が60%以上であると、本来透過させずに後方に戻すべき光を透過させたことになり、この場合にも大幅な輝度向上効果は得られなくなる。これら性能は液晶をはじめとする化合物自体の性能や、液晶の配向制御、膜の均一性等の様々な要因により変動する。
【0038】
本発明の偏光選択膜において、各偏光選択層が、60%以上、より好ましくは65%以上、さらに好ましくは70%以上の鏡面反射分率を示すものであることが好ましい。なお鏡面反射分率は、選択反射された全反射光に占める鏡面反射成分(正反射方向の成分)の割合を意味し、鏡面反射率/全反射率×100にて算出される。
【0039】
本発明の偏光選択膜は、透明支持体上に形成することができる。前記透明支持体としては、プラスチック基板が好ましい。前記プラスチック基板としては、特に限定されないが、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルケトン、ポリケトンサルファイド、ポリエーテルスルフォン、ポリスルフォン、ポリフェニレンサルファイド、ポリフェニレンオキサイド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリアリレート、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ−4−メチルペンテン−1樹脂、トリアセチルセルロース等のセルロース系プラスチックス、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、高分子液晶等のプラスチックフィルム基板、上記基板上に他の被膜、例えばポリイミド膜、ポリアミド膜、ポリビニルアルコール膜、シリコーン膜の薄膜を設けたものや、シランカップリング剤、クロム等の金属錯体、レシチンやCTAB(cetyltrimethylammonium bromide)等で表面処理したプラスチック基板等が挙げられる。また複数のプラスチック基板の間に液晶を挟んで製造する場合、複数のプラスチック基板は同種の組合せでも、異種のプラスチック基板の組合せでもよい。これらのプラスチック基板の中では、フィルム状の基板を用いることが好ましい。また、これらのプラスチック基板は、ラビング等に代表される配向処理を施されていても、施されていなくてもよい。
【0040】
本発明の偏光選択膜の膜厚は、特に限定されないが、実用性の観点から、各偏光選択層の厚さが0.1〜20μmであるのが好ましく、0.2〜15μmであるのがより好ましく、0.3〜10μmであるのがさらに好ましい。また、偏光選択膜の全体の厚みとしては、0.5〜50μmであるのが好ましく、1〜15μmであるのがより好ましい。
【0041】
以下においては、本発明の偏光形成方法、偏光形成装置、偏光板および液晶表示装置につき、模式図を用いて説明する。なお、以下の図において、偏光選択性光学フィルム及び位相差板の各部品は、積層一体化されていてもよいし、分離状態にあってもよい。配置位置は、板状発光体の光出射側と位相差板との間に偏光選択性光学フィルムが介在する状態とされる。
図1は、本発明の偏光選択膜を備えた偏光選択性光学フィルムを用いた最も基本的な液晶表示装置の構成を示す模式図である。
液晶表示装置10は、バックライト光源11と、裏面より順にバックライトの光を表面に出射させる反射板12と、導光板13とを含む板状に発光する光源を備えている。光源の上方には、偏光選択性光学フィルム18、位相差板17および2枚の光吸収型偏光板14および15により挟持されてなる液晶セル16とがこの順序で配置されている。位相差板17と光吸収型偏光板14および15とは、位相差板17から出射する直線偏光の透過率が最大となるように、光吸収型偏光板14および15を配置されている。偏光選択性光学フィルム18は、透明支持体上に本発明の多層構造の偏光選択膜を形成してなる(但し、図中、多層構造については図示していない)。
【0042】
バックライト光源11からの光は、反射板12によって反射され、導光板13により導かれて、上方に配置された偏光選択性光学フィルム18に入射する。入射した光のうち所定の円偏光は、本発明の偏光選択性光学フィルム18を透過し位相差板17を介して外部に透過する。一方、所定外の円偏光は、偏光選択性光学フィルム18で反射され、その反射光は、導光板等で偏光解消されて反射板で反射し、再び偏光選択性光学フィルム18に戻って再利用される。
【0043】
偏光選択性光学フィルム18による反射光は、反射板12で反射される際に偏光状態が変化させられ、一部又は全部の反射光が偏光選択性光学フィルム18を透過しうる所定の円偏光となる。従って前記の反射光は、偏光選択性光学フィルム18を透過しうる所定の円偏光となるまで偏光選択性光学フィルム18と反射板12との間に閉じ込められて反射を繰り返す。一方、偏光選択性光学フィルム18より出射した円偏光は、位相差板17に入射して位相変化を受け、その位相変化が1/4波長に相当する波長の光は直線偏光に変換され、その他の波長の光は楕円偏光に変換される。その楕円偏光は、前記の直線偏光に変換された光の波長に近いほど扁平な楕円偏光となる。かかる結果、光吸収型偏光板14を透過しうる直線偏光成分を多く含む状態の光が位相差板17より出射され、位相差板17から出射した光は、光吸収型偏光板14および13に挟持される液晶セル16に入射して画像表示に利用される。
このように、液晶表示装置10では、従来の構成の液晶表示装置(例えば図4の液晶表示装置)と比較して画像表示に用いられる光の利用効率が格段に高くなっている。
【0044】
液晶表示装置10では、偏光選択性光学フィルム18による反射光を偏光変換による出射光として再利用することで反射ロスを防止し、さらにその出射光を位相差板17を介し位相制御して、光吸収型偏光板14および15を透過可能な直線偏光成分を多く含む光状態に変換することで、光吸収型偏光板14および15による吸収ロスを防止し、光利用効率を向上させている。さらに、偏光選択性光学フィルム18は、本発明の多層構造の偏光選択膜を備えているので、広い波長域に偏光選択能を有し、広い波長域において光利用効率を向上させることができる。
【0045】
さらに、液晶表示装置10では、バックライト光源11と反射板12と導光板13とからなる板状発光体、偏光選択性光学フィルム18、および位相差板17からなる構成を、偏光形成装置として利用している。偏光形成装置19は、上述の如く、高い光利用効率で、偏光板を透過しやすい偏光を形成するものである。大面積化等も容易であることより液晶表示装置以外にも、種々の装置のバックライトシステムなどとして好ましく適用することができる。
【0046】
図2は、本発明の偏光選択性光学フィルムを偏光板の保護膜として用いた液晶表示装置の模式図である。
図2の液晶表示装置10’では、光吸収型偏光板14に偏光選択性光学フィルム18’および位相差フィルム17’を貼り合せた構成になっている。偏光選択性光学フィルム18’および位相差フィルム17’は、図1中の偏光選択性光学フィルム18および位相差フィルム17と同様にそれぞれ機能するとともに、光吸収型偏光板14の保護膜としても機能する。図1の液晶表示装置では、偏光選択性光学フィルム18の偏光選択層と反対側の面および位相差フィルム17、光吸収型偏光板14および15の表面で反射があるため光の利用効率が約10%減少するが、図2の液晶表示装置10’では、偏光選択性光学フィルム18’、位相差フィルム17’および光吸収型偏光板14が貼り合わされているので上記反射面が無く、光の利用効率が図1の液晶表示装置と比較して約10%増加する。
【0047】
さらに、液晶装置10’は、散乱シート21および集光性フィルム22を備えている。散乱シート21は、半透明なシートであり、板状発光体からの入射光を拡散して、面全体を均一に明るくするのに主に寄与する。さらに、集光性フィルム22は、入射光を集光して、光の利用効率をさらに向上するのに寄与する。
【0048】
図3は、本発明の偏光選択性光学フィルムあるいは偏光板の輝度向上機能を更に良化した液晶表示装置の構成例である。
図3の液晶表示装置10’’では、図2の液晶表示装置10’に加えて、偏光選択性光学フィルム18’の偏光選択層の表面に、直接または他の層を介して反射防止層21が貼り合わせられている。反射防止層21を貼り合わすことにより、図2の液晶表示装置10’よりさらに偏光選択層表面における反射を減少させ、偏光選択層内に入射する光量を増加させることができる。反射防止層19としては、例えば日本写真学会誌,29巻,P.137(1966)に記載されているような、低屈折率層と高屈折率層の積層体でも、低屈折率層を1層のみ設けたものでもよい。
【0049】
図2および図3の液晶表示装置10’および10’’では、偏光選択性光学フィルム18’と、位相差板17’と、光吸収型偏光板14とをこの順序で積層した積層体20および20’を、偏光板として利用している。偏光選択性光学フィルム18’および位相差板17’を通過することにより、光吸収型偏光板14に入射する光は、光吸収型偏光板14を通過可能な直線偏光成分に変換されているので、偏光選択性光学フィルム18’に入射し、光吸収型偏光板14から出射する光の損失は、単に光吸収型偏光板14のみを透過させた場合と比較して、格段に低減されている。従って、偏光板20および20’では、入射光を高い利用効率で特定の偏光に変換できる。
【0050】
本発明の偏光選択性光学フィルムを液晶表示装置に用いることにより、光の利用効率が高くなり、結果としてディスプレイの輝度が上昇する。輝度を上昇させるためには、全光線透過率が最大となる偏光面での透過率Tmaxが75%以上、最小となる偏光面での透過率Tminが60%未満であることが好ましく、Tmaxが80%以上、Tminが50%以下であることがより好ましく、Tmaxが85%以上、Tminが40%以下であることが特に好ましい。
また、本発明の偏光選択性光学フィルムは、特開平2−160204号公報や特登2587398号に記載されているような視野角補償フィルムと併用することもできる。
【0051】
図1〜3では、光源として、側面にバックライト光源を、底面に反射板を有する導光板から構成された板状発光体を用いたが、本発明に用いる光源は、板状に発光し、偏光変換層としても機能する反射層を有する限り、特にこの構成に限られない。例えば、導光板を用いない直下型バックライトを使用することもできる。
【0052】
本発明において、偏光選択性光学フィルムが所定外の円偏光として反射する光の波長域は、併用する光源である板状発光体に基づく出射光の波長域と、実質的に一致しているのが好ましい。当該出射光に輝線スペクトル等の主波長がある場合には、その1種又は2種以上の主波長と、偏光選択性光学フィルムのスメクチック液晶相等に基づく反射光の波長とを一致させることが、偏光選択の効率性等の点でより有利となる。偏光選択膜を積層構造にすることにより、広い波長域の光に対応することもできるが、要重畳数を減少化させることができ、偏光選択層の薄層化にも有利である。なお、反射光の波長の一致の程度は、板状発光体の1種又は2種以上の主波長光に対してそれぞれ20nm以内の範囲とすることが好ましい。
【0053】
本発明において、偏光選択性光学フィルムの上方に配置する位相差板は、上記の如く偏光選択性光学フィルムより出射した円偏光の位相を変化させて直線偏光成分の多い状態に変換し、偏光板を透過しやすい光とすることを目的とする。従って位相差板としては、偏光選択性光学フィルムより出射した円偏光を、1/4波長の位相差に相当して直線偏光を多く形成しうると共に、他の波長の光を前記直線偏光と可及的にパラレルな方向に長径方向を有し、かつ可及的に直線偏光に近い扁平な楕円偏光に変換しうるものが好ましく用いうる。
前記の如き位相差板を用いることにより、その出射光の直線偏光方向や楕円偏光の長径方向が偏光板の透過軸と可及的に平行になるように配置して、偏光板を透過しうる直線偏光成分の多い状態の光を得ることができる。
【0054】
本発明に用いられる位相差板は、適宜な材質で形成でき、透明で均一な位相差を与えるものが好ましい。位相差板の位相差は、偏光選択性光学フィルムより出射される円偏光の波長域などに応じて適宜に決定しうる。ちなみに可視光域では波長特性や実用性等の点より、殆どの位相差板がその材質特性より正の複屈折の波長分散を示すものであることも加味して、その位相差が小さいもの、具体的には100〜200nmの位相差を与えるものが好ましく用いうる場合が多い。
【0055】
位相差板は、1層又は2層以上形成することができる。1層からなる位相差板の場合には、複屈折の波長分散が小さいものほど波長毎の偏光状態の均一化をはかることができて好ましい。一方、位相差板の重畳層化は、波長域における波長特性の改良に有効であり、その組合せは波長域などに応じて適宜に決定してよい。
【0056】
上記した100〜200nmの位相差を与える位相差板の場合、左円偏光が入射するときには、偏光板の偏光軸を基準(0°)として位相差板の進相軸の配置角度を0〜90°、好ましくは35〜55°、特に45°とすることで偏光板透過光を向上させることができる。一方、右円偏光が入射する場合には位相差板の遅相軸に基づいて前記の角度設定をすることにより偏光板透過光を向上させることができる。2層以上の位相差板からなる場合、特にその外部側表面層を100〜200nmの位相差を与える層が占める場合にはその層に基づいて、当該配置角度に設定することが好ましい。
【0057】
なお可視光域を対象に2層以上の位相差板とする場合、上記の如く100〜200nmの位相差を与える層を1層以上の奇数層として含ませることが直線偏光成分の多い光を得る点より好ましい。100〜200nmの位相差を与える層以外の層は、通例200〜400nmの位相差を与える層で形成することが波長特性の改良等の点より好ましいが、これに限定するものではない。
【0058】
【実施例】
以下、実施例にて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0059】
[実施例1]
液晶化合物として下記化合物(1)を70質量%と、キラル剤(BDH社製CE7)30質量%とを混合し、7μmのITO電極付き水平配向セル(株式会社EHC社製、KSRO―07/A107NINSS)に注入し、温度を130℃まで上げてから−5℃/分の速度で徐々に下げていくことで等方相からスメクチックC相への転移温度を測定した結果、転移温度(Tc)は60.9℃であった。
温度を58℃まで下げて、直流電源に接続し、5Vの電圧を印加したセルを偏光顕微鏡下で観察した。クロスニコル下で消光位を確認し、セルの上下で逆の電圧をかけて再び消光位を確認し、その角度から液晶化合物のチルト角(液晶分子の長軸方向と層の法線方向とがなす角度)を計算した結果、39.2°であった。同様の測定を48℃および38℃でそれぞれ行ったところ、41.3°および41.7°であった。
【0060】
化合物(1)
【化3】
Figure 2004020943
【0061】
この液晶混合物の10質量%クロロホルム溶液を、厚さ95μmのポリエチレンテレフタレートフィルムのポリビニルアルコールラビング処理面に、ワイヤーバーにて塗布し、58℃で2分間配向処理を行った。この液晶層を偏光顕微鏡のクロスニコル下で観察したところ、グランジャンテクスチャーが確認され、螺旋軸が平面の法線方向にあることがわかった。
【0062】
前記液晶層をUV光照射により重合し、厚さ2μmのスメクチックC層(S−1)を得た。この層は波長650〜800nm(中心波長725nm)の右回り円偏光を選択反射するものである。
【0063】
次に、前記液晶混合物の10質量%クロロホルム溶液を、前記スメクチックC層上にワイヤーバーにて塗布し、130℃まで昇温して−5℃/分で降温した。その後、48℃で2分間配向処理を行い、さらにUV光照射により重合して、厚さ2μmの新たなスメクチックC層(S−2)を、前記スメクチックC層(S−1)上に形成した。この新たな(S−2)層は、波長510〜620nm(中心波長565nm)の右回り円偏光を選択反射するものであった。
この様にして、(S−1)層と(S−2)層とが密着して積層されてなる積層体を得た。
【0064】
さらに、前記液晶混合物の10質量%クロロホルム溶液を、前記積層体上にワイヤーバーにて塗布し、130℃まで昇温し−5℃/分で降温度した。その後、38℃で2分間配向処理を行い、さらに、UV光照射により重合して、新たな厚さ2μmのスメクチックC層(S−3)を、前記積層体上に形成した。この新たな(S−3)層は、波長400〜490nm(中心波長445nm)の右回り円偏光を選択反射するものであった。
この様にして、(S−1)層、(S−2)層および(S−3)層が密着して積層されてなる円偏光選択膜を得た。
【0065】
[実施例2]
円偏光選択反射の測定には島津製作所製分光光度計UV−3100PCを用いた。測定系としては光源、吸収型直線偏光板(サンリッツ製)、λ/4板(帝人製)、サンプル、受光器の順に配置した。サンプルの代わりにガラス板を置きベースラインを測定した。右回り円偏光を選択反射させるサンプルを配置した場合は、左回り円偏光を入射させたときの透過率をもって透過側透過率とし、右回り円偏光を入射させたときの透過率をもって遮光側透過率とした。一方、左回り円偏光を選択反射させるサンプルを配置した場合は、右回り円偏光を入射させたときの透過率をもって透過側透過率とし、左回り円偏光を入射させたときの透過率をもって遮光側透過率とした。サンプルに入射させる右回り円偏光および左回り円偏光は、吸収型直線偏光板の次に配置したλ/4板の遅相軸を90度回転させることで作り出した。
【0066】
実施例1で得た円偏光選択反射フィルムの透過特性は400nm〜800nmまでの波長域の左回り円偏光に対し90%以上、右回り円偏光に対し10%以下となった。
【0067】
[実施例3]
作製した円偏光選択反射フィルムと、λ/4板(帝人製ピュアエースWR,W−159)とを貼り合わせることで直線偏光素子を作製した。この直線偏光素子の全光線透過率が最大となる偏光面を有する方向と、ヨウ素/PVAの吸収型偏光層の透過軸が平行となるように積層し、さらにトリアセチルセルロースフィルムによる保護層を積層した吸収型偏光一体化直線偏光素子を作製した。
【0068】
[実施例4]
側面に光源を有し、底面に反射層を有する板状発光体と、実施例1に記載の偏光選択性光学フィルムと、波長550nmに対する位相差が154.3nmである位相差板を配置し、偏光形成装置を作製した。
この偏光形成装置から出射した全光線透過光量のうち透過光量が最大となる偏光面での透過光量と、最小となる偏光面での透過光量との比が9対1であり、偏光分離能があることが確認できた。
【0069】
[実施例5]
液晶セルの光源側の偏光板として、実施例3で作製した吸収型偏光層一体化直線偏光素子を用いてSHARP製液晶表示装置に実装した。この吸収型偏光光層一体化直線偏光子を用いたときの正面方向の輝度を、TOPCON製輝度計「BM−7」で測定したところ、通常の吸収型偏光板を用いたときの輝度と比較して1.40倍の輝度から得られ、本発明の光学フィルムがLCD用の輝度向上膜として機能することが確認できた。
【0070】
【発明の効果】
本発明によれば、吸収型偏光板の光利用効率を向上するのに寄与する新規な偏光選択膜、ならびにこれを用いた偏光形成方法、偏光板および液晶表示装置を提供することができる。特に偏光選択機能を示す波長領域が広い偏光選択膜、ならびにこれを利用した、光利用率に優れた偏光形成方法、偏光形成装置、偏光板および液晶表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏光選択性光学フィルムを利用した液晶表示装置の一実施形態を示す模式図である。
【図2】本発明の偏光選択性光学フィルムを利用した液晶表示装置の他の実施形態を示す模式図である。
【図3】本発明の偏光選択性光学フィルムを利用した液晶表示装置の他の実施形態を示す模式図である。
【図4】従来の液晶表示装置の構成を示す模式図である。
【符号の説明】
10、10’、10’’ 液晶表示装置
11 バックライト光源
12 反射板
13 導光板
14 下側光吸収型偏光板
15 上側光吸収型偏光板
16 液晶セル
17、17’ 位相差層
18、18’ 偏光選択性光学フィルム(本発明)
19 偏光形成装置(本発明)
20 偏光板(本発明)
21 散乱シート
22 集光性フィルム
23 反射防止層

Claims (6)

  1. 所定の偏光を選択的に透過し、他の偏光を選択的に反射する偏光選択層が複数積層されてなる偏光選択膜であって、前記複数の偏光選択層の各々の選択反射波長域が互いに異なり、前記複数の偏光選択層が各々螺旋構造を有する液晶分子からなり、前記螺旋構造の螺旋軸方向が前記層平面の略法線方向にあり、且つ前記螺旋構造の螺旋軸方向と前記液晶分子の長軸方向のなす角が5°〜85°であることを特徴とする偏光選択膜。
  2. 前記複数の偏光選択層のうち、少なくとも一つの偏光選択層が400〜550nm未満に選択反射波長域の中心波長を有し、且つ少なくとも一つの偏光選択層が550nm〜700nmに選択反射波長域の中心波長を有することを特徴とする請求項1に記載の偏光選択膜。
  3. 透明支持体上に請求項1または2に記載の偏光選択膜を形成した偏光選択性光学フィルムに光を入射し、該入射光中の所定の円偏光を透過させるとともに、所定外の円偏光を反射させ、その反射光を偏光変換層を兼ねる反射板により反射して再び前記偏光選択性光学フィルムに入射させ、該偏光選択性光学フィルムより出射した円偏光を位相差層を介して直線偏光に変換することを特徴とする偏光形成方法。
  4. 板状発光体、偏光選択性光学フィルム、位相差板がこの順序で配置された偏光形成装置において、該板状発光体が側面に光源を、底面に反射層を有する導光板から構成され、該偏光選択性光学フィルムが請求項1または2に記載の偏光選択膜と透明支持体とからなる偏光選択性光学フィルムであり、該位相差板の波長550nmに対する位相差が100〜200nmであることを特徴とする偏光形成装置。
  5. 請求項1または2に記載の偏光選択膜と透明支持体とからなる偏光選択性光学フィルム、位相差が100〜200nmの位相差板および光吸収型偏光板がこの順に積層された偏光板であって、該偏光選択性光学フィルムと位相差板の積層部分の全光線透過率が最大となる偏光面を有する方向と、光吸収型偏光板の透過軸方向とが実質的に平行であることを特徴とする偏光板。
  6. バックライト、偏光選択性光学フィルム、位相差板、一対の光吸収型偏光板に狭持された液晶セルがこの順序で配置された液晶表示装置において、該バックライトが側面に光源を、底面に反射層を有する導光板から構成され、該偏光選択性光学フィルムが請求項1または2に記載の偏光選択膜と透明支持体からなる光学フィルムであり、該位相差板の波長550nmに対する位相差が100〜200nmである液晶表示装置。
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