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JP2004020377A - 接触燃焼式ガスセンサ - Google Patents

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JP2004020377A
JP2004020377A JP2002175622A JP2002175622A JP2004020377A JP 2004020377 A JP2004020377 A JP 2004020377A JP 2002175622 A JP2002175622 A JP 2002175622A JP 2002175622 A JP2002175622 A JP 2002175622A JP 2004020377 A JP2004020377 A JP 2004020377A
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JP
Japan
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gas
catalyst
silicon
combustion type
gas sensor
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JP2002175622A
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English (en)
Inventor
Takashi Sasaki
佐々木 孝
Tsutomu Eguchi
江口 強
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】シリコン化合物による触媒の被毒を防止し、可燃性ガスの検出感度を良好に維持することが可能な接触燃焼式ガスセンサを提供する。
【解決手段】触媒を担持する金属酸化物焼結体を測温抵抗体に付着させてなるガス検知素子と、触媒を担持しない金属酸化物を測温抵抗体に付着させてなる補償素子と、ガス検知素子および補償素子とに一定の電圧を印加する電源と、ガス検知素子および補償素子が収められ、かつ可燃性ガスの入口が設けられた容器とからなる接触式ガスセンサにおいて、シリコンまたはシリコン化合物に被毒される材料を含んだシリコントラップフィルタを、可燃性ガスの入口に設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水素ガス等の可燃性ガスを検知する接触燃焼式ガスセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的な接触燃焼式ガスセンサとしては、例えば、図2に示すような構成のものが知られている。筒状容器11の各端部には、ベース部12と焼結フィルタ13がそれぞれに配置されている。そして、このベース部12には、筒状容器11の内部に向かって、可燃性ガスを検知する素子等から構成されたブリッジ回路部14が固定され、電源15にこのブリッジ回路部14が接続されている。このブリッジ回路部14には、可燃性ガスに対して活性な触媒を担持した金属酸化物焼結体により白金コイル等の測温抵抗体を覆った構造のガス検知素子と、可燃性ガスに対して活性な触媒を含まない以外はガス検知素子と同様の構造の補償素子とが用いられており、図3に示すように、ガス検知素子21、補償素子22および2つの固定抵抗23,24が各枝辺に組み込まれ、さらに検出部25に接続されたブリッジ回路を構成している。
【0003】
この接触燃焼式ガスセンサには、電源15により一定の電圧が印加されており、可燃性ガスの非存在下においては、ブリッジ回路は平衡が保たれるように設計されているので、検出部25では電流が検出されない。そして、可燃性ガスが焼結フィルタ13から接触燃焼式ガスセンサ内に入り込み、ガス検知素子21に接触すると、可燃性ガスの燃焼が起こり、その燃焼熱により測温抵抗体の電気抵抗値が増加する。これに対し、補償素子22においては、可燃性ガスが接触しても燃焼が起こらず温度変化が生じない。その結果、ブリッジ回路の平衡がくずれて、可燃性ガスの濃度に比例した不平衡電流が検出部25に流れるため、この電流の測定により可燃性ガス濃度を検出することができる。
【0004】
このような接触燃焼式ガスセンサは、環境温度および湿度の影響をほとんど受けることが無く、広い濃度範囲でほぼ直線的に検出でき、可燃性ガス検出の精度および再現性が優れており、さらに、消費電力が小さく、機器を小型化することができるため、各分野に広く利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の接触燃焼式ガスセンサは、雰囲気中のシリコン化合物、特に、車両に用いた場合には、車両内の様々な部品から飛散してくるシリコン化合物によって検知素子の触媒が被毒され、可燃性ガスの検出感度が低下してしまうという問題を有していた。また、上記のシリコン化合物による被毒は、接触燃焼式ガスセンサへの通電により、触媒で選択的に生じるという問題もあった。
【0006】
したがって、本発明は、シリコン化合物による触媒の被毒を防止し、可燃性ガスの検出感度を良好に維持することが可能な接触燃焼式ガスセンサを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の接触燃焼式ガスセンサは、触媒を担持する金属酸化物焼結体を測温抵抗体に付着させてなるガス検知素子と、触媒を担持しない金属酸化物を測温抵抗体に付着させてなる補償素子と、ガス検知素子および補償素子とに一定の電圧を印加する電源と、ガス検知素子および補償素子が収められ、かつ可燃性ガスの入口が設けられた容器と、可燃性ガスの入口に設けられた、シリコンまたはシリコン化合物に被毒される材料を含んだシリコントラップフィルタとからなることを特徴としている。
【0008】
また、本発明の接触燃焼式ガスセンサにおいては、シリコントラップフィルタ中に抵抗体が設けられており、この抵抗体が、ガス検知素子および補償素子と並列に、電源に接続されていることが好ましい。
【0009】
本発明によれば、シリコンまたはシリコン化合物に被毒される材料を含んだシリコントラップフィルタを、可燃性ガスの入口に設けることによって、雰囲気中のシリコン化合物がシリコントラップフィルタにおける触媒の被毒に消費されるため、ガス検知素子における触媒が被毒されることがなく、可燃性ガスの検出感度を良好に維持することができるという効果を奏する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の接触燃焼式ガスセンサについてさらに詳細に説明する。
本発明の接触燃焼式ガスセンサにおいては、触媒を担持する金属酸化物焼結体の担体を測温抵抗体に付着させてなるガス検知素子と、触媒を担持しない金属酸化物を測温抵抗体に付着させてなる補償素子とが用いられている。これらの素子に用いられる金属酸化物としては、アルミナまたはゼオライトから選ばれた少なくとも1種類が挙げられるが、同じ金属酸化物である必要はない。また、ガス検知素子に用いられる触媒としては、検出する可燃性ガスの種類によって、白金、ルテニウム、およびロジウムの群から適宜選択することが好ましい。
【0011】
上記のガス検知素子および補償素子を作製する方法としては、例えば、まず、直径60μmの白金線を、外径0.6mmに10回巻いて長さ1.5mmのコイルを作製する。次いで、この白金コイルに、アルミナのペーストを付着させ、800℃で焼成して白金コイルにアルミナ担体を固着させることにより、補償素子が作製される。次に、このアルミナ焼結担体を塩化白金酸水溶液に浸漬し、引き上げた後、600℃で加熱分解して白金触媒をアルミナ焼結担体に担持させることにより、ガス検知素子が作製される。
【0012】
上記のようにして得られたガス検知素子および補償素子は、前述したように、2つの固定抵抗とともに、電源により一定の電圧が印加された状態で平衡が保たれたブリッジ回路を構成し、本発明の接触燃焼式ガスセンサが形成される。この接触燃焼式ガスセンサにおいては、焼結フィルタからセンサ内部に可燃性ガスが入り込み、ガス検知素子に接触すると、触媒の存在により燃焼され、その燃焼熱により測温抵抗体の電気抵抗値を増加させる。一方、補償素子には触媒が含まれていないため、可燃性ガスが接触しても燃焼が起こらない。その結果、ブリッジ回路における平衡がくずれ、この時可燃性ガスの濃度に比例して生じる不平衡電流によって、可燃性ガス濃度が検出される。
【0013】
ここで、本発明の接触燃焼式ガスセンサは、図1に示すように、ガス検知素子および補償素子等からなるブリッジ回路14が収められ、かつ可燃性ガスの入口部に焼結フィルタ13を設けた筒状容器11からなり、この焼結フィルタ上に、シリコントラップフィルタ16が設けられている。このシリコントラップフィルタ16は、シリコンまたはシリコン化合物に被毒される材料を含んで形成され、ポーラス状に構成されている。そして、本発明の接触燃焼式ガスセンサ内に入り込む全てのガスは、このトラップフィルタ16を通過するため、ガス検知素子における触媒を被毒し得るシリコン化合物がこのシリコントラップフィルタ16における触媒の被毒に消費される。そのため、本発明の接触燃焼式ガスセンサ内にシリコン化合物17が入り込むことを防止することができ、ガス検知素子における触媒が被毒されることがなく、可燃性ガスの検出感度を良好に維持することができる。
【0014】
また、本発明の接触燃焼式ガスセンサにおけるシリコントラップフィルタ16には、導電線18等の通電機能を備えることが好ましい。このようにして、シリコントラップフィルタ16を通電させ、温度を上げることにより、シリコントラップフィルタ16における触媒を通電状態のガス検知素子における触媒とほぼ同等の環境条件とし、トラップフィルタ16における触媒の被毒をさらに促進することができ、ガス検知素子における触媒を被毒し得るシリコン化合物を確実に捉えることができる。
【0015】
本発明の接触燃焼式ガスセンサは、このような特徴を有するものであれば、図1に示した構成に限定されるものではなく、一般公知の接触燃焼式ガスセンサの構成に適用することも可能である。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の接触燃焼式ガスセンサによれば、シリコンまたはシリコン化合物に被毒される材料を含んだシリコントラップフィルタを可燃性ガスの入口に設けることによって、雰囲気中のシリコン化合物がシリコントラップフィルタにおける触媒の被毒に消費されるため、ガス検知素子における触媒が被毒されることがなく、可燃性ガスの検出感度を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接触燃焼式ガスセンサの一例の構成を模式的に示した図である。
【図2】従来の接触燃焼式ガスセンサの一例を模式的に示した図である。
【図3】接触燃焼式ガスセンサのブリッジ回路を示した図である。
【符号の説明】
11…筒状容器、12…ベース、13…焼結フィルタ、14…ブリッジ回路部、15…電源、16…シリコントラップフィルタ、
17…トラップされたシリコン化合物、18…導電線、21…ガス検知素子、
22…補償素子、23,24…固定抵抗、25…検出部。

Claims (2)

  1. 触媒を担持する金属酸化物焼結体を測温抵抗体に付着させてなるガス検知素子と、
    触媒を担持しない金属酸化物を測温抵抗体に付着させてなる補償素子と、
    前記ガス検知素子および前記補償素子とに一定の電圧を印加する電源と、
    前記ガス検知素子および前記補償素子が収められ、かつ可燃性ガスの入口が設けられた容器と、
    前記可燃性ガスの入口に設けられた、シリコンまたはシリコン化合物に被毒される材料を含んだシリコントラップフィルタとからなることを特徴とする接触燃焼式ガスセンサ。
  2. 前記シリコントラップフィルタ中には、抵抗体が設けられており、この抵抗体は、前記ガス検知素子および前記補償素子と並列に、電源に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の接触燃焼式ガスセンサ。
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