JP2004014981A - 基板処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】化学汚染物質による汚染の評価を自動化することができる。
【解決手段】ダクト33に設置された化学汚染物質検査装置60は筐体の側壁11aに挿入された支持台61に支持されダクト33を流れるクリーンエア53の有機物を検出する水晶振動子62と、水晶振動子の発振回路63と、振動数検出部64と、化学汚染物質量演算部65と、コントローラ66と、出力装置67と、水晶振動子62を加熱するヒータ68と、温湿度計70とを備えている。
【効果】ダクトのクリーンエア中の化学汚染物質量の増加を化学汚染物質検査装置で測定することにより、ケミカルフィルタの化学汚染物質の除去能力の低下の有無を自動的に検査するとともに、検査の結果、ケミカルフィルタの化学汚染物質の除去能力の低下が有ると判定された場合にはその旨を警報しICの製造方法の歩留りの低下等の発生を未然に防止する。
【選択図】 図3
【解決手段】ダクト33に設置された化学汚染物質検査装置60は筐体の側壁11aに挿入された支持台61に支持されダクト33を流れるクリーンエア53の有機物を検出する水晶振動子62と、水晶振動子の発振回路63と、振動数検出部64と、化学汚染物質量演算部65と、コントローラ66と、出力装置67と、水晶振動子62を加熱するヒータ68と、温湿度計70とを備えている。
【効果】ダクトのクリーンエア中の化学汚染物質量の増加を化学汚染物質検査装置で測定することにより、ケミカルフィルタの化学汚染物質の除去能力の低下の有無を自動的に検査するとともに、検査の結果、ケミカルフィルタの化学汚染物質の除去能力の低下が有ると判定された場合にはその旨を警報しICの製造方法の歩留りの低下等の発生を未然に防止する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板処理装置に関し、特に、有機物による汚染防止技術に係り、例えば、半導体集積回路装置(以下、ICという。)の製造方法において半導体素子を含む半導体集積回路が作り込まれる半導体ウエハ(以下、ウエハという。)に絶縁膜や金属膜等のCVD膜を形成したり不純物を拡散したりするバッチ式縦形拡散・CVD装置に利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
ICの製造方法においてウエハに絶縁膜や金属膜等のCVD膜を形成したり不純物を拡散したりする工程には、バッチ式縦形拡散・CVD装置(以下、単にCVD装置という。)が広く使用されている。従来のこの種のCVD装置においては、ウエハの表面を汚染しICの製造方法の歩留りに悪影響を及ぼすパーティクル(塵埃)を抑えるために、筐体の内部にクリーンエアを吹き出すクリーンユニットが設置されている。
【0003】
近年、反応性の高いガス状汚染化学物質である酸性ガスやアルカリ性ガスおよび有機ガスもウエハを汚染することが解明されている。例えば、REALIZE社発行の「ULSI製造における汚染の実態・製造現場の実態と今後の課題」においては、DOP(ジオクチルフタル酸)、DBP(ジブチルフタル酸)、多価アルコールといった有機物のウエハへの付着を低減することにより、ICの電気的不良数が低減することが明らかにされている。そこで、これらの物質(以下、化学汚染物質という。)を吸着して除去するためのフィルタ(以下、ケミカルフィルタという。)のCVD装置への設置が要求されて来ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ケミカルフィルタは濾過材に化学添着剤を担持させた活性繊維を使用して物理的吸着と化学反応とにより、酸やアルカリ、有機物といった化学汚染物質を除去するものであるため、物理的吸着能力および化学反応能力が経時劣化する。したがって、ケミカルフィルタが設置されたCVD装置においても、筐体内の雰囲気中の化学汚染物質の量や濃度を定期的または不定期的に評価する必要がある。ちなみに、化学汚染物質はケミカルフィルタの経時劣化による侵入に限らず、筐体の内部にウエハキャリアの筐体内への搬入搬出時に流入したり、筐体の隙間から侵入したりすることもある。
【0005】
筐体内の化学汚染物質の量や濃度を評価する方法としては、筐体内の雰囲気中に存在する化学汚染物質を筐体内に存置した吸着材(例えば、活性炭やウエハ)に吸着させてサンプリングして専用の分析器によってオフラインで評価する方法が、一般的に考えられる。しかしながら、このオフラインで評価する方法においては、次のような問題点がある。専用の評価システムの構築が必要になる。サンプリングのための吸着材の設置がCVD装置の稼働に影響を及ぼす。サンプリング時間の間隔が長時間にわたる場合もあり、評価結果が得られるまでに時間を要する。
【0006】
本発明の目的は、化学汚染物質による汚染の評価の自動化を実現させることができる基板処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る基板処理装置は、基板を処理する処理室を形成したプロセスチューブを収容する筐体と、この筐体の内部または外部に設置されて筐体の内部または外部の雰囲気の化学汚染物質の増加を検出する水晶振動子または表面弾性波素子と、この水晶振動子または表面弾性波素子に吸着した物質を加熱して除去するヒータとを備えていることを特徴とする。
【0008】
前記した手段によれば、水晶振動子または表面弾性波素子によって化学汚染物質の増加を検出することができるため、その検出結果に基づいて化学汚染物質の評価を自動化することができる。また、水晶振動子または表面弾性波素子に吸着した化学汚染物質はヒータによって除去することができるため、化学汚染物質の増加の検出およびそれに基づく評価を自動的に継続することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
【0010】
本実施の形態において、本発明に係る基板処理装置は、図1に示されているように、CVD装置(バッチ式縦形拡散・CVD装置)として構成されており、CVD装置10は気密室構造に構築された筐体11を備えている。一般に、ウエハを収容して搬送するためのキャリア(搬送治具)としては、互いに対向する一対の面が開口された略立方体の箱形状に形成されているオープンカセット(以下、カセットという。)と、一つの面が開口された略立方体の箱形状に形成され開口面にキャップが着脱自在に装着されているFOUP(front opening unified pod 。)とがある。本実施の形態に係るCVD装置10においては、ウエハ1のキャリアとしてはカセット2が使用されている。
【0011】
筐体11の正面の下部にはカセット2を筐体11の内部に対して搬入搬出するためのカセット搬入搬出ポート(以下、カセットポートという。)12が構築されており、カセットポート12に対応する筐体11の正面壁には、フロントシャッタ13によって開閉されるカセット搬入搬出口14が開設されている。カセットポート12に対してはカセット2が工程内搬送装置(図示せず)によって搬入搬出されるようになっている。筐体11の内部のカセットポート12の後方には、複数個のカセット2を保管する複数段の保管棚15が水平に敷設されている。筐体11のカセットポート12と保管棚15との間にはカセット移載装置設置室16が設定されており、この設置室16にはスカラ形ロボット(selective compliance assembly robot arm 。SCARA)によって構成されたカセット移載装置17が設置されている。カセット移載装置17はカセットポート12と、保管棚15と、ウエハ1をローディングおよびアンローディングするためのポート(以下、ウエハポートという。)18との間でカセット2を搬送するように構成されている。
【0012】
ウエハポート18の後方の空間にはボート23がプロセスチューブ26への搬入搬出に対して待機する待機室19が設定されており、待機室19の前側の空間にはウエハ移載装置20が設置されている。ウエハ移載装置20はウエハポート18とボート23との間でウエハ1を搬送してカセット2およびボート23に受け渡すように構成されている。待機室19の後側の空間にはボートエレベータ21が垂直に設置されており、ボートエレベータ21はボート23を支持したシールキャップ22を垂直方向に昇降させるように構成されている。すなわち、シールキャップ22はマニホールド27を介してプロセスチューブ26を気密封止することができる円盤形状に形成されており、シールキャップ22の上にはボート23が垂直に立脚されている。ボート23は多数枚のウエハ1を中心を揃えて水平に配置した状態で保持するように構成されており、シールキャップ22のボートエレベータ21による昇降によってプロセスチューブ26の処理室25に対して搬入搬出されるようになっている。
【0013】
筐体11の後端部の上部にはプロセスチューブ設置室24が設定されており、プロセスチューブ設置室24には処理室25を形成するプロセスチューブ26がマニホールド27を介して垂直に立脚され待機室19の上に設置されている。マニホールド27には処理室25に原料ガスやパージガス等を導入するためのガス導入管28と、処理室25を真空排気するための排気管29が接続されている。プロセスチューブ26の外側にはヒータユニット30が同心円に配されて筐体11に支持されており、ヒータユニット30は処理室25を全体にわたって均一または所定の温度分布を維持するように加熱するように構成されている。
【0014】
なお、筐体11の内部におけるカセットポート12の下部および上部には電気機器や電気配線および制御機器等を設置するための下側配電盤部31および上側配電盤部32がそれぞれ形成されている。
【0015】
上側配電盤部32とプロセスチューブ設置室24との間にはダクト33が垂直方向に延在するように敷設されており、このダクト33の吸入口34は筐体11の上面において開口され、ダクト33の吹出口35は保管棚15の後側において開口されている。ダクト33の吸入口34にはケミカルフィルタユニット36が設置されている。ケミカルフィルタユニット36はケミカルフィルタ37と複数のファン38とを備えており、ケミカルフィルタ37がファン38群の下流側になるように構成されている。ちなみに、ケミカルフィルタ37は濾過材に化学添着剤を担持させた活性繊維を使用して、物理的吸着と化学反応とによって酸やアルカリおよび有機物といった化学汚染物質を除去するように構成されている。
【0016】
ダクト33の吹出口35にはカセット移載装置室用クリーンユニット(以下、第一クリーンユニットという。)40が、垂直に配置されて全面をカバーするように建て込まれている。第一クリーンユニット40はパーティクルを捕集するフィルタ(以下、パーティクルフィルタという。)41と複数のファン42とを備えており、パーティクルフィルタ41がファン42群の下流側になるように構成されている。ダクト33の中間部からはサブダクト43が水平に分岐されており、サブダクト43の吹出口44はカセットポート12の真上において下向きに開口されている。サブダクト43の吹出口44にはカセットポート用クリーンユニット(以下、第二クリーンユニットという。)45が、水平に配置されて全面をカバーするように建て込まれている。第二クリーンユニット45はパーティクルフィルタ46と複数のファン47とを備えており、パーティクルフィルタ46がファン47群の下流側になるように構成されている。ダクト33の下端部からは第二のサブダクト48が斜め下方向に分岐されており、第二のサブダクト43の吹出口は待機室用クリーンユニット(以下、第三クリーンユニットという。)49に接続されている。第三クリーンユニット49は待機室19の略全面をカバーするように垂直に設置されている。詳細な図示は省略するが、第三クリーンユニット49もパーティクルフィルタと複数のファンとを備えており、パーティクルフィルタがファン群の下流側になるように構成されている。
【0017】
図2に示されているように、カセット移載装置設置室16の床面にはフロント排気ファン50が左右方向に延在するように水平に敷設されており、待機室19の床面には一対の排気ダクト51、51が左右に並べられて敷設されている。フロント排気ファン50の吹出口は左右の排気ダクト51、51の吸入口にそれぞれ接続されており、左右の排気ダクト51、51の吹出口は筐体11の外部において開口されている。待機室19の後端部の第三クリーンユニット49と反対側の片隅には、三台のリア排気ファン52、52、52が垂直線上において上中下段に並べられて設置されており、リア排気ファン52は待機室19の雰囲気を吸い込んで待機室19の外部に吹き出すように構成されている。
【0018】
図1に示されているように、ダクト33の中間部、第二クリーンユニット45の吹出口付近、カセット移載装置設置室16の下部および待機室19の下部には、図3に示された化学汚染物質検査装置60がそれぞれ設置されている。図3に示されているように、化学汚染物質検査装置60はセラミック等の絶縁材料が使用されて形成された支持台61を備えており、支持台61は筐体11の側壁11aに筐体11の外側から挿入されている。支持台61の挿入側の端面にはダクト33等の雰囲気の有機物の増加を検出する水晶振動子(quartz crystal microbalance ) 62が支持されており、水晶振動子62の端子は支持台61を貫通して筐体11の外部に引き出されている。水晶振動子62の端子が接続された発振回路63には振動数検出部64が接続されており、振動数検出部64の出力側は化学汚染物質量演算部(以下、演算部という。)65に接続されている。演算部65の出力側はコントローラ66に接続されており、コントローラ66の出力側にはブザーやランプおよびプリンタ等の出力装置67が接続されている。
【0019】
支持台61の水晶振動子62の下側にはヒータ68が水晶振動子62を加熱するように設置されており、ヒータ68の端子は支持台61を貫通して筐体11の外部に引き出されている。ヒータ68の端子が接続されたヒータ駆動回路69にはコントローラ66が接続されている。さらに、支持台61のヒータ68の下側には温湿度計70が設置されており、温湿度計70の端子は支持台61を貫通して筐体11の外部に引き出されている。温湿度計70の端子が接続された温湿度計駆動回路71には温湿度検出部72が接続されており、温湿度検出部72の出力側は演算部65に接続されている。
【0020】
次に、前記構成に係るCVD装置の作用を説明する。
【0021】
図1に示されているように、カセット搬入搬出口14からカセットポート12に供給されたカセット2は、保管棚15へカセット移載装置設置室16のカセット移載装置17によって搬送されて一時的に保管される。保管棚15に保管されたカセット2はカセット移載装置17によって適宜にピックアップされて、ウエハポート18に搬送され移載される。ウエハポート18のカセット2に収納された複数枚のウエハ1は、ウエハ移載装置20によってボート23に移載されて装填(チャージング)される。
【0022】
指定された枚数のウエハ1がボート23に装填されると、ボート23はボートエレベータ21によって上昇されてプロセスチューブ26の処理室25に搬入される。ボート23が上限に達すると、ボート23を保持したシールキャップ22の上面の周辺部がプロセスチューブ26をシール状態に閉塞するため、処理室25は気密に閉じられた状態になる。
【0023】
次いで、プロセスチューブ26の処理室25が気密に閉じられた状態で、所定の真空度に排気管29によって真空排気され、ヒータユニット30によって所定の温度に加熱され、所定の原料ガスがガス導入管28によって所定の流量だけ供給される。これにより、所定のCVD膜がウエハ1に形成される。
【0024】
そして、予め設定された処理時間が経過すると、ボート23がボートエレベータ21によって下降されることにより、処理済みウエハ1を保持したボート23が待機室19における元の待機位置に搬出(ボートアンローディング)される。
【0025】
待機室19に搬出されたボート23の処理済みウエハ1は、ボート23からウエハ移載装置20によってピックアップされてウエハポート18に搬送され、ウエハポート18に移載された空のカセット2に収納される。処理済みのウエハ1が収納されたカセット2は、保管棚15の指定された位置にカセット移載装置17によって搬送されて一時的に保管される。処理済みウエハ1を収納したカセット2は、保管棚15からカセットポート12へカセット移載装置17によって搬送される。カセットポート12に移載されたカセット2は次工程へ搬送される。
【0026】
以降、前述した作用が繰り返されてウエハ1がCVD装置10によってバッチ処理されて行く。
【0027】
以上のバッチ処理が実施されている際には、図2に矢印で示されているように、カセット移載装置設置室16、カセットポート12および待機室19にはクリーンエア53が第一クリーンユニット40、第二クリーンユニット45および第三クリーンユニット49から吹き出され、フロント排気ファン50およびリア排気ファン52によって吸い込まれて排気ダクト51、51から筐体11の外部に排気される。このクリーンエア53の流れにより、カセット2やウエハ1の表面に付着したパーティクル、カセット移載装置17やウエハ移載装置20およびボートエレベータ21の稼働によって発生したパーティクル等が吹き落とされる。
【0028】
この際、第一クリーンユニット40、第二クリーンユニット45および第三クリーンユニット49に接続されたダクト33の吸入口34にはケミカルフィルタユニット36が設置されているため、第一クリーンユニット40、第二クリーンユニット45および第三クリーンユニット49から吹き出されるクリーンエア53は酸性ガスやアルカリ性ガスおよび有機ガス等の化学汚染物質を予め除去された状態になっている。
【0029】
ところで、ケミカルフィルタ37は濾過材に化学添着剤を担持させた活性繊維を使用して物理的吸着と化学反応とにより、酸やアルカリ、有機物といった化学汚染物質を除去するものであるため、物理的吸着能力および化学反応能力が経時劣化する。ケミカルフィルタ37の物理的吸着能力および化学反応能力が劣化すると、ケミカルフィルタ37が化学汚染物質を充分に除去することができなくなるため、ウエハ1が化学汚染物質によって汚染される事態が発生し、ICの製造方法の歩留りの低下等が引き起こされる。
【0030】
そこで、本実施の形態においては、ダクト33のクリーンエア53中の化学汚染物質量の増加をケミカルフィルタユニット36の下流に設置された化学汚染物質検査装置60によって測定することにより、ケミカルフィルタ37の化学汚染物質の除去能力の低下の有無を自動的に検査するとともに、検査の結果、ケミカルフィルタ37の化学汚染物質の除去能力の低下が有ると判定された場合には、その旨を警報し、もって、ICの製造方法の歩留りの低下等の発生を未然に防止することとしている。
【0031】
以下、化学汚染物質検査装置60の作用および効果を説明する。
水晶振動子62の振動数変化量は、次式(1)によって与えられる。
−Δf=Δm×(f2 /N×A×ρ)・・・(1)
(1)式中、fは基本発振周波数、Δfは振動数変化量、Δmは振動子質量変化値、Nは振動数定数、Aは振動子表面積、ρは水晶の密度である。
ここで、振動子質量変化値Δmは雰囲気中に存在する水分および化学汚染物質が振動子表面に付着することで変化するため、化学汚染物質の変化量はΔmを演算することにより求めることができる。 ここで、ケミカルフィルタユニット36から化学汚染物質が吹き出されると、ケミカルフィルタユニット36の下流に設置された化学汚染物質検査装置60の水晶振動子62には化学汚染物質が付着するため、基本振動数fは減少する。すなわち、化学汚染物質検査装置60の一定のサンプリング時間において、化学汚染物質の濃度が高いほど水晶振動子62の表面に付着する化学汚染物質の付着レートが高いため、低濃度の化学汚染物質の汚染環境下では振動数変化量Δfは小さいが、高濃度の化学汚染物質の汚染環境下では振動数変化量Δfは大きくなる。したがって、一定のサンプリング時間における振動数変化量Δfの値を演算することにより、次の(2)式から化学汚染物質の濃度を求めることができる。
表面汚染量=係数×雰囲気濃度×{1−exp(−a×t)}・・・(2)
(2)式中、aは係数、tは時間である。よって、化学汚染物質検査装置60のコントローラ66にサンプリング時間における振動数変化量Δfに基準値を設定しておき、演算部65からの振動数変化量Δfがその基準値を超えた場合には、コントローラ66は出力装置67に警報を発生させる信号を指令する。また、化学汚染物質検査装置60は雰囲気濃度レベルを数段階(例えば、高・中・低)をもって告知するように構築することもできる。
【0032】
ところで、水晶振動子62に付着した化学汚染物質をサンプリング後も付着したままにしておくと、基本発振周波数fが変動したままの状態になっているため、水晶振動子62の化学汚染物質の検出精度が低下してしまう。そこで、本実施の形態に係る化学汚染物質検査装置60においては、サンプリング後の適当な時期にヒータ68によって水晶振動子62を加熱することにより、水晶振動子62に付着した化学汚染物質を加熱脱離させて清浄化し、基本発振周波数fを初期値に戻し、もって、水晶振動子62による検出精度の低下を防止し、水晶振動子62による繰り返しの検出を可能にする。この水晶振動子62に付着した化学汚染物質を加熱脱離して水晶振動子62を清浄化するための加熱温度としては、250℃以上で水晶振動子62の耐熱温度以下の任意の温度が好ましい。
【0033】
また、前述した化学汚染物質の検査作業を実行する前に、水晶振動子62をヒータ68によって水晶振動子62の清浄化温度すなわち水晶振動子62に付着した化学汚染物質を加熱脱離させる温度よりも低い温度をもって加熱することにより、水晶振動子62の表面に付着した水分を化学汚染物質の検出作業以前に予め除去し、もって、化学汚染物質検査装置60による検査の精度を高めることができる。この水晶振動子62の表面に付着した水分を除去するための加熱温度としては、室温以上で100℃以下の任意の温度が好ましい。
【0034】
さらに、ヒータ68の加熱温度を予め求められた所定の温度に設定することにより、ICの製造方法の歩留りに大きな影響を及ぼすことが知られているDBPやDOPといった高沸点の有機物を残し、影響が比較的に少ないと認定されている低沸点の有機物を予め除去し、もって、高沸点の有機物だけの検出を実現することもできる。この低沸点有機物除去のための加熱温度としては、室温以上で250℃以下の任意の温度とするのが好ましい。
【0035】
また、ダクト33を流通するクリーンエア53の温度および湿度を温湿度計70によって測定し、この測定値を演算部65に入力することにより、演算部65の演算結果を補償することができる。
【0036】
以上のようにしてダクト33に設置された化学汚染物質検査装置60によれば、ケミカルフィルタ37の化学汚染物質の除去能力の低下の有無を自動的に検査することができる。
【0037】
ところで、化学汚染物質の筐体11の内部への侵入としては、ケミカルフィルタ37の経時劣化による侵入に限らず、筐体11の囲い壁の継ぎ目や隙間からの侵入、カセットポート12のカセット搬入搬出口14からの侵入、待機室19のメンテナンス口19aからの侵入等がある。したがって、カセットポート12、カセット移載装置設置室16、待機室19における化学汚染物質量の変化を自動的にモニタリングすることが望ましい。
【0038】
そこで、本実施の形態にかかるCVD装置10においては、化学汚染物質検査装置60が第二クリーンユニット45の吹出口付近、カセット移載装置設置室16の下部および待機室19の下部にそれぞれ設置されている。これらの化学汚染物質検査装置60によってカセットポート12やカセット移載装置設置室16および待機室19における化学汚染物質の量を検査することができるため、これらに侵入した化学汚染物質によるウエハ1の汚染を防止することができ、ICの製造方法における歩留りの低下を未然に防止することができる。なお、これらの化学汚染物質検査装置60の作用は前述したダクト33に設置された化学汚染物質検査装置60と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0039】
図4は第二の実施の形態に係る化学汚染物質検査装置を示す模式図である。
本実施の形態が前記実施の形態と異なる点は、温湿度計の代わりに除湿器73が水晶振動子62の上流側に設置されている点と、雰囲気分離壁74が支持台61に支持されている点である。
【0040】
本実施の形態によれば、水晶振動子62に接触するクリーンエア53の湿度の影響を除湿器73によって低減することができるため、化学汚染物質検査装置60の検査精度をより一層向上させることができる。
【0041】
図5は第三の実施の形態に係る化学汚染物質検査装置を示す模式図である。
本実施の形態が前記実施の形態と異なる点は、化学汚染物質検査装置60が筐体11の外部(オフライン)に設置されており、水晶振動子62が支持台61に着脱自在に装着されるように構成されている点である。
【0042】
本実施の形態においては、化学汚染物質のサンプリングに際しては、水晶振動子62が支持台61から脱装され、例えば、図5(a)に示されているように、サンプリング用支持台75に装着されて筐体11の側壁に挿入され、ダクト33の途中に存置される。一般に、ダクト33を流れるクリーンエア53は湿度および温度が厳格に管理されているため、化学汚染物質のサンプリングに際して温湿度計が省略されていても、化学汚染物質のサンプリングに支障は殆どない。予め設定されたサンプリング期間が経過すると、化学汚染物質が付着した水晶振動子62はダクト33から取り出されて、図5(b)に示されているように、筐体11の外部に設置された化学汚染物質検査装置60の支持台61に装着され、前述した化学汚染物質の検査作業が実施される。
【0043】
図6は本発明の他の実施の形態である枚葉式CVD装置を示す側面断面図である。
【0044】
図6に示された枚葉式CVD装置80は筐体81を備えており、筐体81の正面の下部にはカセット2を筐体81内に搬入搬出するためのカセットポート82が構築されている。カセットポート82に対応する筐体81の正面壁にはフロントシャッタ83によって開閉されるカセット搬入搬出口84が開設されている。カセットポート82に対してはカセット2が工程内搬送装置(図示せず)によって搬入搬出されるようになっている。筐体81の内部のカセットポート82の後方には予備室85が設置されており、予備室85にはゲートバルブ87によって開閉されるカセット搬入搬出口86が開設されている。予備室85の後方にはウエハ移載装置設置室88が設置されており、ウエハ移載装置設置室88にはゲートバルブ90によって開閉されるウエハ搬入搬出口89が開設されている。ウエハ移載装置設置室88にはウエハ移載装置91が設置されている。ウエハ移載装置設置室88の後方にはプロセスチューブ92が設置されており、プロセスチューブ92とウエハ移載装置設置室88との間にはゲートバルブ93が介設されている。
【0045】
カセットポート82の上側にはクリーンユニット94が下向きに設置されており、クリーンユニット94の吹出口付近には化学汚染物質検査装置60が設置されている。本実施の形態によれば、カセットポート82における化学汚染物質の変化量を化学汚染物質検査装置60によってモニタリングすることができるため、化学汚染物質による枚葉式CVD装置80の歩留りの低下を防止することができる。
【0046】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
【0047】
例えば、化学汚染物質の検出子としては、水晶振動子を使用するに限らず、表面弾性波(surface acoustic wave)素子を使用してもよい。また、前記実施の形態では化学汚染物質検査装置を筐体内部に設置した場合について説明したが、化学汚染物質検査装置は、筐体外部に設置して、筐体外部の化学汚染物質の変化量をモニタリングするようにしてもよい。
【0048】
前記実施の形態ではバッチ式縦形CVD装置および枚葉式CVD装置の場合について説明したが、本発明はこれに限らず、バッチ式縦形拡散装置や枚葉式拡散装置やアニール装置等の熱処理装置(furnace )や枚葉式プラズマCVD装置等の基板処理装置全般に適用することができる。
【0049】
なお、前記した実施の形態には基板処理装置に限らず、次のような基板処理装置を用いた方法が含まれる。
1.基板処理装置の内部または外部の有機物量や濃度を水晶振動子または表面弾性波素子を用いて測定する工程と、水晶振動子または表面弾性波素子に吸着した有機物を加熱して除去する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
2.基板処理装置の内部または外部の有機物量や濃度を水晶振動子または表面弾性波素子を用いて測定する工程と、前記測定前に水晶振動子または表面弾性波素子をそれに吸着した有機物を除去する温度よりも低い温度で加熱する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
3.前記2.において、前記水晶振動子または表面弾性波素子に吸着した有機物を除去する温度よりも低い温度とは、水晶振動子または表面弾性波素子の表面に付着した水分または特定有機物の除去を行うことが可能な温度であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
4.基板処理装置の内部または外部の有機物量や濃度を水晶振動子または表面弾性波素子を用いて測定する工程と、水晶振動子または表面弾性波素子に吸着した有機物を加熱して除去する工程と、を有することを特徴とする有機物量や濃度の測定方法。
5.基板処理装置の内部または外部の有機物量や濃度を水晶振動子または表面弾性波素子を用いて測定する工程と、前記測定前に水晶振動子または表面弾性波素子をそれに吸着した有機物を除去する温度よりも低い温度で加熱する工程と、を有することを特徴とする有機物量や濃度の測定方法。
6.前記5.において、前記水晶振動子または表面弾性波素子に吸着した有機物を除去する温度よりも低い温度とは、水晶振動子または表面弾性波素子の表面に付着した水分または特定有機物の除去を行うことが可能な温度であることを特徴とする有機物量や濃度の測定方法。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、化学汚染物質による汚染の評価の自動化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるCVD装置を示す側面断面図である。
【図2】そのクリーンエアの流れを示す一部省略斜視図である。
【図3】それに使用された化学汚染物質検査装置を示す模式図である。
【図4】第二の実施の形態に係る化学汚染物質検査装置を示す模式図である。
【図5】第三の実施の形態に係る化学汚染物質検査装置を示す模式図である。
【図6】本発明の他の実施の形態である枚葉式CVD装置を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1…ウエハ(基板)、2…カセット(ウエハキャリア)、10…CVD装置(基板処理装置)、11…筐体、11a…側壁、12…カセットポート(カセット搬入搬出ポート)、13…フロントシャッタ、14…カセット搬入搬出口、15…保管棚、16…カセット移載装置設置室、17…カセット移載装置、18…ウエハポート、19…待機室、19a…メンテナンス口、20…ウエハ移載装置、21…ボートエレベータ、22…シールキャップ、23…ボート、24…プロセスチューブ設置室、25…処理室、26…プロセスチューブ、27…マニホールド、28…ガス導入管、29…排気管、30…ヒータユニット、31…下側配電盤部、32…上側配電盤部、33…ダクト、34…吸入口、35…吹出口、36…ケミカルフィルタユニット、37…ケミカルフィルタ、38…ファン、40…第一クリーンユニット(カセット移載装置室用クリーンユニット)、41…パーティクルフィルタ、42…ファン、43…サブダクト、44…吹出口、45…第二クリーンユニット(カセットポート用クリーンユニット)、46…パーティクルフィルタ、47…ファン、48…サブダクト、49…第三クリーンユニット(待機室用クリーンユニット)、50…フロント排気ファン、51…排気ダクト、52…リア排気ファン、53…クリーンエア、60…化学汚染物質検査装置、61…支持台、62…水晶振動子、63…発振回路、64…振動数検出部、65…化学汚染物質量演算部、66…コントローラ、67…出力装置、68…ヒータ、69…ヒータ駆動回路、70…温湿度計、71…温湿度計駆動回路、72…温湿度検出部、73…除湿器、74…雰囲気分離壁、75…サンプリング用支持台、80…枚葉式CVD装置(基板処理装置)、81…筐体、82…カセットポート、83…フロントシャッタ、84…カセット搬入搬出口、85…予備室、86…カセット搬入搬出口、87…ゲートバルブ、88…ウエハ移載装置設置室、89…ウエハ搬入搬出口、90…ゲートバルブ、91…ウエハ移載装置、92…プロセスチューブ、93…ゲートバルブ、94…クリーンユニット。
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板処理装置に関し、特に、有機物による汚染防止技術に係り、例えば、半導体集積回路装置(以下、ICという。)の製造方法において半導体素子を含む半導体集積回路が作り込まれる半導体ウエハ(以下、ウエハという。)に絶縁膜や金属膜等のCVD膜を形成したり不純物を拡散したりするバッチ式縦形拡散・CVD装置に利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
ICの製造方法においてウエハに絶縁膜や金属膜等のCVD膜を形成したり不純物を拡散したりする工程には、バッチ式縦形拡散・CVD装置(以下、単にCVD装置という。)が広く使用されている。従来のこの種のCVD装置においては、ウエハの表面を汚染しICの製造方法の歩留りに悪影響を及ぼすパーティクル(塵埃)を抑えるために、筐体の内部にクリーンエアを吹き出すクリーンユニットが設置されている。
【0003】
近年、反応性の高いガス状汚染化学物質である酸性ガスやアルカリ性ガスおよび有機ガスもウエハを汚染することが解明されている。例えば、REALIZE社発行の「ULSI製造における汚染の実態・製造現場の実態と今後の課題」においては、DOP(ジオクチルフタル酸)、DBP(ジブチルフタル酸)、多価アルコールといった有機物のウエハへの付着を低減することにより、ICの電気的不良数が低減することが明らかにされている。そこで、これらの物質(以下、化学汚染物質という。)を吸着して除去するためのフィルタ(以下、ケミカルフィルタという。)のCVD装置への設置が要求されて来ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ケミカルフィルタは濾過材に化学添着剤を担持させた活性繊維を使用して物理的吸着と化学反応とにより、酸やアルカリ、有機物といった化学汚染物質を除去するものであるため、物理的吸着能力および化学反応能力が経時劣化する。したがって、ケミカルフィルタが設置されたCVD装置においても、筐体内の雰囲気中の化学汚染物質の量や濃度を定期的または不定期的に評価する必要がある。ちなみに、化学汚染物質はケミカルフィルタの経時劣化による侵入に限らず、筐体の内部にウエハキャリアの筐体内への搬入搬出時に流入したり、筐体の隙間から侵入したりすることもある。
【0005】
筐体内の化学汚染物質の量や濃度を評価する方法としては、筐体内の雰囲気中に存在する化学汚染物質を筐体内に存置した吸着材(例えば、活性炭やウエハ)に吸着させてサンプリングして専用の分析器によってオフラインで評価する方法が、一般的に考えられる。しかしながら、このオフラインで評価する方法においては、次のような問題点がある。専用の評価システムの構築が必要になる。サンプリングのための吸着材の設置がCVD装置の稼働に影響を及ぼす。サンプリング時間の間隔が長時間にわたる場合もあり、評価結果が得られるまでに時間を要する。
【0006】
本発明の目的は、化学汚染物質による汚染の評価の自動化を実現させることができる基板処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る基板処理装置は、基板を処理する処理室を形成したプロセスチューブを収容する筐体と、この筐体の内部または外部に設置されて筐体の内部または外部の雰囲気の化学汚染物質の増加を検出する水晶振動子または表面弾性波素子と、この水晶振動子または表面弾性波素子に吸着した物質を加熱して除去するヒータとを備えていることを特徴とする。
【0008】
前記した手段によれば、水晶振動子または表面弾性波素子によって化学汚染物質の増加を検出することができるため、その検出結果に基づいて化学汚染物質の評価を自動化することができる。また、水晶振動子または表面弾性波素子に吸着した化学汚染物質はヒータによって除去することができるため、化学汚染物質の増加の検出およびそれに基づく評価を自動的に継続することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
【0010】
本実施の形態において、本発明に係る基板処理装置は、図1に示されているように、CVD装置(バッチ式縦形拡散・CVD装置)として構成されており、CVD装置10は気密室構造に構築された筐体11を備えている。一般に、ウエハを収容して搬送するためのキャリア(搬送治具)としては、互いに対向する一対の面が開口された略立方体の箱形状に形成されているオープンカセット(以下、カセットという。)と、一つの面が開口された略立方体の箱形状に形成され開口面にキャップが着脱自在に装着されているFOUP(front opening unified pod 。)とがある。本実施の形態に係るCVD装置10においては、ウエハ1のキャリアとしてはカセット2が使用されている。
【0011】
筐体11の正面の下部にはカセット2を筐体11の内部に対して搬入搬出するためのカセット搬入搬出ポート(以下、カセットポートという。)12が構築されており、カセットポート12に対応する筐体11の正面壁には、フロントシャッタ13によって開閉されるカセット搬入搬出口14が開設されている。カセットポート12に対してはカセット2が工程内搬送装置(図示せず)によって搬入搬出されるようになっている。筐体11の内部のカセットポート12の後方には、複数個のカセット2を保管する複数段の保管棚15が水平に敷設されている。筐体11のカセットポート12と保管棚15との間にはカセット移載装置設置室16が設定されており、この設置室16にはスカラ形ロボット(selective compliance assembly robot arm 。SCARA)によって構成されたカセット移載装置17が設置されている。カセット移載装置17はカセットポート12と、保管棚15と、ウエハ1をローディングおよびアンローディングするためのポート(以下、ウエハポートという。)18との間でカセット2を搬送するように構成されている。
【0012】
ウエハポート18の後方の空間にはボート23がプロセスチューブ26への搬入搬出に対して待機する待機室19が設定されており、待機室19の前側の空間にはウエハ移載装置20が設置されている。ウエハ移載装置20はウエハポート18とボート23との間でウエハ1を搬送してカセット2およびボート23に受け渡すように構成されている。待機室19の後側の空間にはボートエレベータ21が垂直に設置されており、ボートエレベータ21はボート23を支持したシールキャップ22を垂直方向に昇降させるように構成されている。すなわち、シールキャップ22はマニホールド27を介してプロセスチューブ26を気密封止することができる円盤形状に形成されており、シールキャップ22の上にはボート23が垂直に立脚されている。ボート23は多数枚のウエハ1を中心を揃えて水平に配置した状態で保持するように構成されており、シールキャップ22のボートエレベータ21による昇降によってプロセスチューブ26の処理室25に対して搬入搬出されるようになっている。
【0013】
筐体11の後端部の上部にはプロセスチューブ設置室24が設定されており、プロセスチューブ設置室24には処理室25を形成するプロセスチューブ26がマニホールド27を介して垂直に立脚され待機室19の上に設置されている。マニホールド27には処理室25に原料ガスやパージガス等を導入するためのガス導入管28と、処理室25を真空排気するための排気管29が接続されている。プロセスチューブ26の外側にはヒータユニット30が同心円に配されて筐体11に支持されており、ヒータユニット30は処理室25を全体にわたって均一または所定の温度分布を維持するように加熱するように構成されている。
【0014】
なお、筐体11の内部におけるカセットポート12の下部および上部には電気機器や電気配線および制御機器等を設置するための下側配電盤部31および上側配電盤部32がそれぞれ形成されている。
【0015】
上側配電盤部32とプロセスチューブ設置室24との間にはダクト33が垂直方向に延在するように敷設されており、このダクト33の吸入口34は筐体11の上面において開口され、ダクト33の吹出口35は保管棚15の後側において開口されている。ダクト33の吸入口34にはケミカルフィルタユニット36が設置されている。ケミカルフィルタユニット36はケミカルフィルタ37と複数のファン38とを備えており、ケミカルフィルタ37がファン38群の下流側になるように構成されている。ちなみに、ケミカルフィルタ37は濾過材に化学添着剤を担持させた活性繊維を使用して、物理的吸着と化学反応とによって酸やアルカリおよび有機物といった化学汚染物質を除去するように構成されている。
【0016】
ダクト33の吹出口35にはカセット移載装置室用クリーンユニット(以下、第一クリーンユニットという。)40が、垂直に配置されて全面をカバーするように建て込まれている。第一クリーンユニット40はパーティクルを捕集するフィルタ(以下、パーティクルフィルタという。)41と複数のファン42とを備えており、パーティクルフィルタ41がファン42群の下流側になるように構成されている。ダクト33の中間部からはサブダクト43が水平に分岐されており、サブダクト43の吹出口44はカセットポート12の真上において下向きに開口されている。サブダクト43の吹出口44にはカセットポート用クリーンユニット(以下、第二クリーンユニットという。)45が、水平に配置されて全面をカバーするように建て込まれている。第二クリーンユニット45はパーティクルフィルタ46と複数のファン47とを備えており、パーティクルフィルタ46がファン47群の下流側になるように構成されている。ダクト33の下端部からは第二のサブダクト48が斜め下方向に分岐されており、第二のサブダクト43の吹出口は待機室用クリーンユニット(以下、第三クリーンユニットという。)49に接続されている。第三クリーンユニット49は待機室19の略全面をカバーするように垂直に設置されている。詳細な図示は省略するが、第三クリーンユニット49もパーティクルフィルタと複数のファンとを備えており、パーティクルフィルタがファン群の下流側になるように構成されている。
【0017】
図2に示されているように、カセット移載装置設置室16の床面にはフロント排気ファン50が左右方向に延在するように水平に敷設されており、待機室19の床面には一対の排気ダクト51、51が左右に並べられて敷設されている。フロント排気ファン50の吹出口は左右の排気ダクト51、51の吸入口にそれぞれ接続されており、左右の排気ダクト51、51の吹出口は筐体11の外部において開口されている。待機室19の後端部の第三クリーンユニット49と反対側の片隅には、三台のリア排気ファン52、52、52が垂直線上において上中下段に並べられて設置されており、リア排気ファン52は待機室19の雰囲気を吸い込んで待機室19の外部に吹き出すように構成されている。
【0018】
図1に示されているように、ダクト33の中間部、第二クリーンユニット45の吹出口付近、カセット移載装置設置室16の下部および待機室19の下部には、図3に示された化学汚染物質検査装置60がそれぞれ設置されている。図3に示されているように、化学汚染物質検査装置60はセラミック等の絶縁材料が使用されて形成された支持台61を備えており、支持台61は筐体11の側壁11aに筐体11の外側から挿入されている。支持台61の挿入側の端面にはダクト33等の雰囲気の有機物の増加を検出する水晶振動子(quartz crystal microbalance ) 62が支持されており、水晶振動子62の端子は支持台61を貫通して筐体11の外部に引き出されている。水晶振動子62の端子が接続された発振回路63には振動数検出部64が接続されており、振動数検出部64の出力側は化学汚染物質量演算部(以下、演算部という。)65に接続されている。演算部65の出力側はコントローラ66に接続されており、コントローラ66の出力側にはブザーやランプおよびプリンタ等の出力装置67が接続されている。
【0019】
支持台61の水晶振動子62の下側にはヒータ68が水晶振動子62を加熱するように設置されており、ヒータ68の端子は支持台61を貫通して筐体11の外部に引き出されている。ヒータ68の端子が接続されたヒータ駆動回路69にはコントローラ66が接続されている。さらに、支持台61のヒータ68の下側には温湿度計70が設置されており、温湿度計70の端子は支持台61を貫通して筐体11の外部に引き出されている。温湿度計70の端子が接続された温湿度計駆動回路71には温湿度検出部72が接続されており、温湿度検出部72の出力側は演算部65に接続されている。
【0020】
次に、前記構成に係るCVD装置の作用を説明する。
【0021】
図1に示されているように、カセット搬入搬出口14からカセットポート12に供給されたカセット2は、保管棚15へカセット移載装置設置室16のカセット移載装置17によって搬送されて一時的に保管される。保管棚15に保管されたカセット2はカセット移載装置17によって適宜にピックアップされて、ウエハポート18に搬送され移載される。ウエハポート18のカセット2に収納された複数枚のウエハ1は、ウエハ移載装置20によってボート23に移載されて装填(チャージング)される。
【0022】
指定された枚数のウエハ1がボート23に装填されると、ボート23はボートエレベータ21によって上昇されてプロセスチューブ26の処理室25に搬入される。ボート23が上限に達すると、ボート23を保持したシールキャップ22の上面の周辺部がプロセスチューブ26をシール状態に閉塞するため、処理室25は気密に閉じられた状態になる。
【0023】
次いで、プロセスチューブ26の処理室25が気密に閉じられた状態で、所定の真空度に排気管29によって真空排気され、ヒータユニット30によって所定の温度に加熱され、所定の原料ガスがガス導入管28によって所定の流量だけ供給される。これにより、所定のCVD膜がウエハ1に形成される。
【0024】
そして、予め設定された処理時間が経過すると、ボート23がボートエレベータ21によって下降されることにより、処理済みウエハ1を保持したボート23が待機室19における元の待機位置に搬出(ボートアンローディング)される。
【0025】
待機室19に搬出されたボート23の処理済みウエハ1は、ボート23からウエハ移載装置20によってピックアップされてウエハポート18に搬送され、ウエハポート18に移載された空のカセット2に収納される。処理済みのウエハ1が収納されたカセット2は、保管棚15の指定された位置にカセット移載装置17によって搬送されて一時的に保管される。処理済みウエハ1を収納したカセット2は、保管棚15からカセットポート12へカセット移載装置17によって搬送される。カセットポート12に移載されたカセット2は次工程へ搬送される。
【0026】
以降、前述した作用が繰り返されてウエハ1がCVD装置10によってバッチ処理されて行く。
【0027】
以上のバッチ処理が実施されている際には、図2に矢印で示されているように、カセット移載装置設置室16、カセットポート12および待機室19にはクリーンエア53が第一クリーンユニット40、第二クリーンユニット45および第三クリーンユニット49から吹き出され、フロント排気ファン50およびリア排気ファン52によって吸い込まれて排気ダクト51、51から筐体11の外部に排気される。このクリーンエア53の流れにより、カセット2やウエハ1の表面に付着したパーティクル、カセット移載装置17やウエハ移載装置20およびボートエレベータ21の稼働によって発生したパーティクル等が吹き落とされる。
【0028】
この際、第一クリーンユニット40、第二クリーンユニット45および第三クリーンユニット49に接続されたダクト33の吸入口34にはケミカルフィルタユニット36が設置されているため、第一クリーンユニット40、第二クリーンユニット45および第三クリーンユニット49から吹き出されるクリーンエア53は酸性ガスやアルカリ性ガスおよび有機ガス等の化学汚染物質を予め除去された状態になっている。
【0029】
ところで、ケミカルフィルタ37は濾過材に化学添着剤を担持させた活性繊維を使用して物理的吸着と化学反応とにより、酸やアルカリ、有機物といった化学汚染物質を除去するものであるため、物理的吸着能力および化学反応能力が経時劣化する。ケミカルフィルタ37の物理的吸着能力および化学反応能力が劣化すると、ケミカルフィルタ37が化学汚染物質を充分に除去することができなくなるため、ウエハ1が化学汚染物質によって汚染される事態が発生し、ICの製造方法の歩留りの低下等が引き起こされる。
【0030】
そこで、本実施の形態においては、ダクト33のクリーンエア53中の化学汚染物質量の増加をケミカルフィルタユニット36の下流に設置された化学汚染物質検査装置60によって測定することにより、ケミカルフィルタ37の化学汚染物質の除去能力の低下の有無を自動的に検査するとともに、検査の結果、ケミカルフィルタ37の化学汚染物質の除去能力の低下が有ると判定された場合には、その旨を警報し、もって、ICの製造方法の歩留りの低下等の発生を未然に防止することとしている。
【0031】
以下、化学汚染物質検査装置60の作用および効果を説明する。
水晶振動子62の振動数変化量は、次式(1)によって与えられる。
−Δf=Δm×(f2 /N×A×ρ)・・・(1)
(1)式中、fは基本発振周波数、Δfは振動数変化量、Δmは振動子質量変化値、Nは振動数定数、Aは振動子表面積、ρは水晶の密度である。
ここで、振動子質量変化値Δmは雰囲気中に存在する水分および化学汚染物質が振動子表面に付着することで変化するため、化学汚染物質の変化量はΔmを演算することにより求めることができる。 ここで、ケミカルフィルタユニット36から化学汚染物質が吹き出されると、ケミカルフィルタユニット36の下流に設置された化学汚染物質検査装置60の水晶振動子62には化学汚染物質が付着するため、基本振動数fは減少する。すなわち、化学汚染物質検査装置60の一定のサンプリング時間において、化学汚染物質の濃度が高いほど水晶振動子62の表面に付着する化学汚染物質の付着レートが高いため、低濃度の化学汚染物質の汚染環境下では振動数変化量Δfは小さいが、高濃度の化学汚染物質の汚染環境下では振動数変化量Δfは大きくなる。したがって、一定のサンプリング時間における振動数変化量Δfの値を演算することにより、次の(2)式から化学汚染物質の濃度を求めることができる。
表面汚染量=係数×雰囲気濃度×{1−exp(−a×t)}・・・(2)
(2)式中、aは係数、tは時間である。よって、化学汚染物質検査装置60のコントローラ66にサンプリング時間における振動数変化量Δfに基準値を設定しておき、演算部65からの振動数変化量Δfがその基準値を超えた場合には、コントローラ66は出力装置67に警報を発生させる信号を指令する。また、化学汚染物質検査装置60は雰囲気濃度レベルを数段階(例えば、高・中・低)をもって告知するように構築することもできる。
【0032】
ところで、水晶振動子62に付着した化学汚染物質をサンプリング後も付着したままにしておくと、基本発振周波数fが変動したままの状態になっているため、水晶振動子62の化学汚染物質の検出精度が低下してしまう。そこで、本実施の形態に係る化学汚染物質検査装置60においては、サンプリング後の適当な時期にヒータ68によって水晶振動子62を加熱することにより、水晶振動子62に付着した化学汚染物質を加熱脱離させて清浄化し、基本発振周波数fを初期値に戻し、もって、水晶振動子62による検出精度の低下を防止し、水晶振動子62による繰り返しの検出を可能にする。この水晶振動子62に付着した化学汚染物質を加熱脱離して水晶振動子62を清浄化するための加熱温度としては、250℃以上で水晶振動子62の耐熱温度以下の任意の温度が好ましい。
【0033】
また、前述した化学汚染物質の検査作業を実行する前に、水晶振動子62をヒータ68によって水晶振動子62の清浄化温度すなわち水晶振動子62に付着した化学汚染物質を加熱脱離させる温度よりも低い温度をもって加熱することにより、水晶振動子62の表面に付着した水分を化学汚染物質の検出作業以前に予め除去し、もって、化学汚染物質検査装置60による検査の精度を高めることができる。この水晶振動子62の表面に付着した水分を除去するための加熱温度としては、室温以上で100℃以下の任意の温度が好ましい。
【0034】
さらに、ヒータ68の加熱温度を予め求められた所定の温度に設定することにより、ICの製造方法の歩留りに大きな影響を及ぼすことが知られているDBPやDOPといった高沸点の有機物を残し、影響が比較的に少ないと認定されている低沸点の有機物を予め除去し、もって、高沸点の有機物だけの検出を実現することもできる。この低沸点有機物除去のための加熱温度としては、室温以上で250℃以下の任意の温度とするのが好ましい。
【0035】
また、ダクト33を流通するクリーンエア53の温度および湿度を温湿度計70によって測定し、この測定値を演算部65に入力することにより、演算部65の演算結果を補償することができる。
【0036】
以上のようにしてダクト33に設置された化学汚染物質検査装置60によれば、ケミカルフィルタ37の化学汚染物質の除去能力の低下の有無を自動的に検査することができる。
【0037】
ところで、化学汚染物質の筐体11の内部への侵入としては、ケミカルフィルタ37の経時劣化による侵入に限らず、筐体11の囲い壁の継ぎ目や隙間からの侵入、カセットポート12のカセット搬入搬出口14からの侵入、待機室19のメンテナンス口19aからの侵入等がある。したがって、カセットポート12、カセット移載装置設置室16、待機室19における化学汚染物質量の変化を自動的にモニタリングすることが望ましい。
【0038】
そこで、本実施の形態にかかるCVD装置10においては、化学汚染物質検査装置60が第二クリーンユニット45の吹出口付近、カセット移載装置設置室16の下部および待機室19の下部にそれぞれ設置されている。これらの化学汚染物質検査装置60によってカセットポート12やカセット移載装置設置室16および待機室19における化学汚染物質の量を検査することができるため、これらに侵入した化学汚染物質によるウエハ1の汚染を防止することができ、ICの製造方法における歩留りの低下を未然に防止することができる。なお、これらの化学汚染物質検査装置60の作用は前述したダクト33に設置された化学汚染物質検査装置60と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0039】
図4は第二の実施の形態に係る化学汚染物質検査装置を示す模式図である。
本実施の形態が前記実施の形態と異なる点は、温湿度計の代わりに除湿器73が水晶振動子62の上流側に設置されている点と、雰囲気分離壁74が支持台61に支持されている点である。
【0040】
本実施の形態によれば、水晶振動子62に接触するクリーンエア53の湿度の影響を除湿器73によって低減することができるため、化学汚染物質検査装置60の検査精度をより一層向上させることができる。
【0041】
図5は第三の実施の形態に係る化学汚染物質検査装置を示す模式図である。
本実施の形態が前記実施の形態と異なる点は、化学汚染物質検査装置60が筐体11の外部(オフライン)に設置されており、水晶振動子62が支持台61に着脱自在に装着されるように構成されている点である。
【0042】
本実施の形態においては、化学汚染物質のサンプリングに際しては、水晶振動子62が支持台61から脱装され、例えば、図5(a)に示されているように、サンプリング用支持台75に装着されて筐体11の側壁に挿入され、ダクト33の途中に存置される。一般に、ダクト33を流れるクリーンエア53は湿度および温度が厳格に管理されているため、化学汚染物質のサンプリングに際して温湿度計が省略されていても、化学汚染物質のサンプリングに支障は殆どない。予め設定されたサンプリング期間が経過すると、化学汚染物質が付着した水晶振動子62はダクト33から取り出されて、図5(b)に示されているように、筐体11の外部に設置された化学汚染物質検査装置60の支持台61に装着され、前述した化学汚染物質の検査作業が実施される。
【0043】
図6は本発明の他の実施の形態である枚葉式CVD装置を示す側面断面図である。
【0044】
図6に示された枚葉式CVD装置80は筐体81を備えており、筐体81の正面の下部にはカセット2を筐体81内に搬入搬出するためのカセットポート82が構築されている。カセットポート82に対応する筐体81の正面壁にはフロントシャッタ83によって開閉されるカセット搬入搬出口84が開設されている。カセットポート82に対してはカセット2が工程内搬送装置(図示せず)によって搬入搬出されるようになっている。筐体81の内部のカセットポート82の後方には予備室85が設置されており、予備室85にはゲートバルブ87によって開閉されるカセット搬入搬出口86が開設されている。予備室85の後方にはウエハ移載装置設置室88が設置されており、ウエハ移載装置設置室88にはゲートバルブ90によって開閉されるウエハ搬入搬出口89が開設されている。ウエハ移載装置設置室88にはウエハ移載装置91が設置されている。ウエハ移載装置設置室88の後方にはプロセスチューブ92が設置されており、プロセスチューブ92とウエハ移載装置設置室88との間にはゲートバルブ93が介設されている。
【0045】
カセットポート82の上側にはクリーンユニット94が下向きに設置されており、クリーンユニット94の吹出口付近には化学汚染物質検査装置60が設置されている。本実施の形態によれば、カセットポート82における化学汚染物質の変化量を化学汚染物質検査装置60によってモニタリングすることができるため、化学汚染物質による枚葉式CVD装置80の歩留りの低下を防止することができる。
【0046】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
【0047】
例えば、化学汚染物質の検出子としては、水晶振動子を使用するに限らず、表面弾性波(surface acoustic wave)素子を使用してもよい。また、前記実施の形態では化学汚染物質検査装置を筐体内部に設置した場合について説明したが、化学汚染物質検査装置は、筐体外部に設置して、筐体外部の化学汚染物質の変化量をモニタリングするようにしてもよい。
【0048】
前記実施の形態ではバッチ式縦形CVD装置および枚葉式CVD装置の場合について説明したが、本発明はこれに限らず、バッチ式縦形拡散装置や枚葉式拡散装置やアニール装置等の熱処理装置(furnace )や枚葉式プラズマCVD装置等の基板処理装置全般に適用することができる。
【0049】
なお、前記した実施の形態には基板処理装置に限らず、次のような基板処理装置を用いた方法が含まれる。
1.基板処理装置の内部または外部の有機物量や濃度を水晶振動子または表面弾性波素子を用いて測定する工程と、水晶振動子または表面弾性波素子に吸着した有機物を加熱して除去する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
2.基板処理装置の内部または外部の有機物量や濃度を水晶振動子または表面弾性波素子を用いて測定する工程と、前記測定前に水晶振動子または表面弾性波素子をそれに吸着した有機物を除去する温度よりも低い温度で加熱する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
3.前記2.において、前記水晶振動子または表面弾性波素子に吸着した有機物を除去する温度よりも低い温度とは、水晶振動子または表面弾性波素子の表面に付着した水分または特定有機物の除去を行うことが可能な温度であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
4.基板処理装置の内部または外部の有機物量や濃度を水晶振動子または表面弾性波素子を用いて測定する工程と、水晶振動子または表面弾性波素子に吸着した有機物を加熱して除去する工程と、を有することを特徴とする有機物量や濃度の測定方法。
5.基板処理装置の内部または外部の有機物量や濃度を水晶振動子または表面弾性波素子を用いて測定する工程と、前記測定前に水晶振動子または表面弾性波素子をそれに吸着した有機物を除去する温度よりも低い温度で加熱する工程と、を有することを特徴とする有機物量や濃度の測定方法。
6.前記5.において、前記水晶振動子または表面弾性波素子に吸着した有機物を除去する温度よりも低い温度とは、水晶振動子または表面弾性波素子の表面に付着した水分または特定有機物の除去を行うことが可能な温度であることを特徴とする有機物量や濃度の測定方法。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、化学汚染物質による汚染の評価の自動化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるCVD装置を示す側面断面図である。
【図2】そのクリーンエアの流れを示す一部省略斜視図である。
【図3】それに使用された化学汚染物質検査装置を示す模式図である。
【図4】第二の実施の形態に係る化学汚染物質検査装置を示す模式図である。
【図5】第三の実施の形態に係る化学汚染物質検査装置を示す模式図である。
【図6】本発明の他の実施の形態である枚葉式CVD装置を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1…ウエハ(基板)、2…カセット(ウエハキャリア)、10…CVD装置(基板処理装置)、11…筐体、11a…側壁、12…カセットポート(カセット搬入搬出ポート)、13…フロントシャッタ、14…カセット搬入搬出口、15…保管棚、16…カセット移載装置設置室、17…カセット移載装置、18…ウエハポート、19…待機室、19a…メンテナンス口、20…ウエハ移載装置、21…ボートエレベータ、22…シールキャップ、23…ボート、24…プロセスチューブ設置室、25…処理室、26…プロセスチューブ、27…マニホールド、28…ガス導入管、29…排気管、30…ヒータユニット、31…下側配電盤部、32…上側配電盤部、33…ダクト、34…吸入口、35…吹出口、36…ケミカルフィルタユニット、37…ケミカルフィルタ、38…ファン、40…第一クリーンユニット(カセット移載装置室用クリーンユニット)、41…パーティクルフィルタ、42…ファン、43…サブダクト、44…吹出口、45…第二クリーンユニット(カセットポート用クリーンユニット)、46…パーティクルフィルタ、47…ファン、48…サブダクト、49…第三クリーンユニット(待機室用クリーンユニット)、50…フロント排気ファン、51…排気ダクト、52…リア排気ファン、53…クリーンエア、60…化学汚染物質検査装置、61…支持台、62…水晶振動子、63…発振回路、64…振動数検出部、65…化学汚染物質量演算部、66…コントローラ、67…出力装置、68…ヒータ、69…ヒータ駆動回路、70…温湿度計、71…温湿度計駆動回路、72…温湿度検出部、73…除湿器、74…雰囲気分離壁、75…サンプリング用支持台、80…枚葉式CVD装置(基板処理装置)、81…筐体、82…カセットポート、83…フロントシャッタ、84…カセット搬入搬出口、85…予備室、86…カセット搬入搬出口、87…ゲートバルブ、88…ウエハ移載装置設置室、89…ウエハ搬入搬出口、90…ゲートバルブ、91…ウエハ移載装置、92…プロセスチューブ、93…ゲートバルブ、94…クリーンユニット。
Claims (3)
- 基板を処理する処理室を形成したプロセスチューブを収容する筐体と、この筐体の内部または外部に設置されて筐体の内部または外部の雰囲気の有機物の増加を検出する水晶振動子または表面弾性波素子と、この水晶振動子または表面弾性波素子に吸着した物質を加熱して除去するヒータとを備えていることを特徴とする基板処理装置。
- 前記水晶振動子または表面弾性波素子が設置された筐体の内部または外部の雰囲気の温度および湿度を測定する温湿度計を備えていることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
- 前記水晶振動子または表面弾性波素子が設置された筐体の内部または外部の雰囲気中の湿気を除去する除湿器を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理装置。
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