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JP2004091382A - 有機金属錯体、およびこれを用いた有機電界発光素子 - Google Patents

有機金属錯体、およびこれを用いた有機電界発光素子 Download PDF

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JP2004091382A
JP2004091382A JP2002254770A JP2002254770A JP2004091382A JP 2004091382 A JP2004091382 A JP 2004091382A JP 2002254770 A JP2002254770 A JP 2002254770A JP 2002254770 A JP2002254770 A JP 2002254770A JP 2004091382 A JP2004091382 A JP 2004091382A
Authority
JP
Japan
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group
organic electroluminescent
organometallic complex
emitting layer
electroluminescent device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002254770A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayo Fugono
畚野 真代
Yoshiharu Sato
佐藤 佳晴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP2002254770A priority Critical patent/JP2004091382A/ja
Publication of JP2004091382A publication Critical patent/JP2004091382A/ja
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Abstract

【課題】高い耐熱性を有し、色純度のよい青色発光を示すことができる有機電界発光素子を提供する。
【解決手段】一般式(I)で表される有機金属錯体。陽極、陰極、およびこれらの間に設けられた発光層とを有する有機電界発光素子において、発光層がこの有機金属錯体を含有する有機電界発光素子。
【化19】
Figure 2004091382

【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有機金属錯体およびこれを用いた有機電界発光素子に関するものであり、詳しくは、特定の構造を有することにより、ガラス転移温度が高く、また高輝度保持率を示し、色純度の高い青色発光を示す有機電界発光素子を提供しうる有機金属錯体と、この有機金属錯体を発光層に含有することにより、高い耐熱性を有し、色純度のよい青色発光を示すことができる有機電界発光素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、有機物を用いた電界発光(EL)素子は、その最も簡単な構造としては発光層及び該層を挟んだ一対の対向電極から構成されている。即ち、有機電界発光素子では、両電極間に電界が印加されると、陰極から電子が注入され、陽極から正孔が注入され、これらが発光層において再結合してエネルギー準位が伝導帯から価電子帯に戻る際にエネルギーとして光を放出する現象を利用する。
【0003】
有機電界発光素子をフラットパネル・ディスプレイ等の表示素子に応用するためには、素子の信頼性を十分に確保する必要がある。しかしながら、従来の有機電界発光素子では耐熱性が不十分であり、素子の環境温度やプロセス温度の上昇により電流−電圧特性が高電圧側にシフトしたり、素子駆動時の局所的なジュール発熱により寿命が低下したり、非発光部分(ダークスポット)の発生及び増加等の劣化が避けられなかった。特に、青色発光素子に関しては、有機電界発光素子として最も一般的な、8−ヒドロキシキノリンのアルミニウム錯体を用いた緑色発光素子と比較して、さらに素子の安定性が劣っているのが現状である。
【0004】
上記の素子劣化の主原因は、有機層の薄膜形状の劣化である。この薄膜形状の劣化は、素子駆動時の発熱等による有機非晶質薄膜の結晶化(または凝集)等に起因すると考えられている。この耐熱性の低さは材料のガラス転移温度(以下Tgと略す)の低さに由来すると考えられる。Tgは一般的に融点と直線相関がある。
【0005】
従来の青色発光素子の発光層に用いる化合物に関しては、パイ電子共役を拡げられないという制約から、分子量が小さく融点及びTgが低いものが多い。また、化学的にも十分安定とは言えない化合物が多いのが現状である。
【0006】
例えば、車載用の表示パネルに使用される有機電界発光素子の場合、その材料のTgは80℃以上であることが求められるが、これを満足する化合物は数少なく、さらに輝度保持率や発光効率など、素子としての各種特性をも満たす材料は殆ど見出されていない。
【0007】
これまで、青色有機電界発光素子の発光層に用いる化合物としては、アントラセン、テトラフェニルブタジエン、ペンタフェニルシクロペンタジエン、ジスチリルベンゼン誘導体、オキサジアゾール誘導体、アゾメチン亜鉛錯体、ベンズアゾール金属錯体(特開平8− 81472号公報)、混合配位子型アルミニウム錯体(J. SID,  5巻, 11頁, 1997年)、N,N’−ジフェニル−N,N’−(3−メチルフェニル)−1,1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン 、ポリビニルカルバゾール、1,2,4−トリアゾール誘導体、アミノピレン二量体、ジスチリルビフェニル誘導体(Appl. Phys. Lett., 67巻,3853頁,1995年)、シロール誘導体等が報告されている。
【0008】
上記の青色発光材料のなかで、素子特性がよく検討されている代表的な化合物を以下に示す。
【0009】
【化3】
Figure 2004091382
【0010】
上記化合物のうち、ジスチリルビフェニル誘導体(B−1)は、蛍光強度が強く素子に用いた時にもエキサイプレックスを形成せず、青色発光を示すことが報告されているが(Appl. Phys. Lett., 67巻,3853頁,1995年 )、薄膜状態でのイオン化ポテンシャルが 5.9eVと高く、正孔輸送層から正孔を注入しにくく、また、ELスペクトルでは波長 480nm付近に発光極大を有するブロードなピークを示し、青色の色純度がよくないとう問題がある。この色純度はドーピングを行っても改善されていない。
【0011】
ビス(2−メチル−8−キノリノラト)(p−フェニルフェノラト)アルミニウム錯体(B−2)も青色の色純度が不十分で、ペリレンをドープすることで色純度は改善されるものの、駆動時の安定性が実用レベルには達していない(特開平5−198377号公報)。
【0012】
芳香族ジアミンであるN,N’−ジフェニル−N,N’−(3−メチルフェニル)−1,1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン (通常TPDと呼ばれる)(B−3)は、正孔阻止層としてのトリアゾール誘導体と組み合わせた時に波長 464nmに発光ピークを有するELスペクトルを示すが(Jpn. J. Appl. Phys., 32巻,L917頁,1993年)、TPDのTgは63℃と低いために結晶化等の熱的不安定性を有する。
【0013】
また、特開2000−239291号公報には、2−メチル−8−ヒドロキシキノリン等の置換8−キノリノラート配位子を有し、かつ−OAr、−OCOAr−OSiAr(Ar=アリール基)等が結合してなる混合配位子型Al錯体を、発光層に使用した有機電界発光素子が記載されている。しかし、該錯体化合物自体のTgの向上、および該化合物を使用した有機電界発光素子における輝度保持率の改善など、幾つかの点で更なる改善が求められている。
【0014】
上述の理由から、有機電界発光素子は実用化に向けて、素子の耐熱性さらには青色発光の色純度に大きな問題を抱えているのが実状である。
【0015】
有機電界発光素子の耐熱性と駆動特性が不安定で、青色純度が改善されないことは、フルカラー化を目指すフラットパネル・ディスプレイ等の表示素子として望ましくない特性である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来の実状に鑑みてなされたものであって、高い耐熱性を有し、さらには、色純度のよい青色発光を示すことができる有機電界発光素子を提供することを目的とする。
【0017】
本発明はまた、このような有機電界発光素子を実現し得る高Tgで高輝度保持率の青色発光材料を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の有機金属錯体は、下記一般式(I)で表されることを特徴とする。
【0019】
【化4】
Figure 2004091382
【0020】
(式中、10−ヒドロキシベンゾ〔h〕キノリン骨格は置換基を有していてもよい。R〜Rは、各々独立に、アルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シアノ基、アミノ基、アミド基、ニトロ基、アシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、アルコキシ基、アルキルスルホニル基、芳香族炭化水素基または芳香族複素環基を表し、これらはいずれも更に置換されていてもよい。
Mは2価または3価の金属イオンを表す。
nおよびmはいずれも1以上の整数を表し、n+m=(Mの価数)である。)
【0021】
本発明の有機電界発光素子は、陽極、陰極、およびこれらの間に設けられた発光層とを有する有機電界発光素子において、該発光層が、上記本発明の有機金属錯体を含有することを特徴とする。
【0022】
即ち、本発明者らは、高耐熱性で、色純度のよい青色発光を示す有機電界発光素子を提供するべく鋭意検討した結果、10−ヒドロキシベンゾ〔h〕キノリン骨格を有する配位子と、シラノール系置換基を併せ持つことにより、Tgが高く、また高輝度保持率を示し、色純度の高い青色発光を示す有機電界発光素子を提供しうる有機金属錯体が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、本発明の有機金属錯体について説明する。
本発明の有機金属錯体は、前記一般式(I)で表されるものである。
【0024】
前記一般式(I)において、R〜Rは、各々独立に、アルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シアノ基、アミノ基、アミド基、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、アルコキシ基、アルキルスルホニル基、芳香族炭化水素基または芳香族複素環基を表し、より具体的には以下のようなものが挙げられ、これらはいずれも更に置換されていてもよい。
【0025】
[R〜R
メチル基、エチル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ヘキシル基等の炭素数1〜8のアルキル基
ベンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、ジフェニルメチル基などのアラルキル基
ビニル基、プロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基等の炭素数2〜7のアルケニル基
エチニル基、プロピニル基等の炭素数2〜7のアルキニル基
シアノ基
アミノ基(置換基を有するアミノ基として、メチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、ブチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロピルアミノ基、ジブチルアミノ基等の、炭素数1〜10のアルキルアミノ基;ジフェニルアミノ基、フェニルナフチルアミノ基、ビナフチルアミノ基、フェニルフェナントリルアミノ基等のアリールアミノ基;ベンジルアミノ基、ジベンジルアミノ基、ジフェネチルアミノ基などのアラルキルアミノ基)
アミド基(置換基を有するアミド基として、メチルアミド、ジメチルアミド基、ジエチルアミド基等の炭素数2〜7のアルキルアミド基;ベンジルアミド基、ジベンジルアミド基等のアリールアミド基)
ニトロ基
アセチル基、プロピオニル基等のアシル基
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等の炭素数2〜6のアルコキシカルボニル基
カルボキシル基
メトキシ基、エトキシ基等の炭素数1〜6のアルコキシ基
メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、ブチルスルホニル基、ヘキシルスルホニル基等の炭素数1〜6のアルキルスルホニル基
フェニル基、ビフェニル基、ナフチル基などの芳香族炭化水素基
ピリジル基、トリアジル基などの芳香族複素環基
【0026】
〜Rは、好ましくは芳香族炭化水素基または芳香族複素環基であり、いずれも置換されていてもよい。
【0027】
〜Rがさらに置換されている場合の置換基は、上記したR〜Rに結合する基と同様のものが挙げられる。特に好ましくはメチル基、メトキシ基、ジメチルアミノ基が挙げられる。
【0028】
前記一般式(I)において、Mは2価または3価の金属イオンを表し、例えばAl、Ga、In、Zn、Cu、Ni、Mg等のイオンが挙げられる。Mは、好ましくは3価の金属イオンであり、より好ましくはAlイオンまたはGaイオン、特に好ましくはAlイオンである。
【0029】
前記一般式(I)において、nおよびmは、いずれも1以上の整数を表し、n+m=(Mの価数)である。
【0030】
前記一般式(I)において、10−ヒドロキシベンゾ〔h〕キノリン骨格(配位子の部分)は、任意の置換基を有していても良いが、好ましくは、下記一般式(II)で表される構造である。
【0031】
【化5】
Figure 2004091382
【0032】
上記一般式(II)中、R〜R11は各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シアノ基、アミノ基、アミド基、ニトロ基、アシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、水酸基、芳香族炭化水素基または芳香族複素環基を表し、より具体的には以下のようなものが挙げられ、これらはいずれも更に置換されていてもよい。
【0033】
[R〜R11
水素原子
フッ素原子、塩素原子、臭素原子などのハロゲン原子
メチル基、エチル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ヘキシル基等の炭素数1〜8のアルキル基
ベンジル基、フェネチル基などのアラルキル基
ビニル基、プロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基等の炭素数2〜7のアルケニル基
エチニル基、プロピニル基等の炭素数2〜7のアルキニル基
シアノ基
アミノ基(置換基を有するアミノ基として、メチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、ブチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロピルアミノ基、ジブチルアミノ基等の、炭素数1〜10のアルキルアミノ基;ジフェニルアミノ基、フェニルナフチルアミノ基、ビナフチルアミノ基、フェニルフェナントリルアミノ基等のアリールアミノ基;ベンジルアミノ基、ジベンジルアミノ基、ジフェネチルアミノ基などのアラルキルアミノ基)
アミド基(置換基を有するアミド基として、メチルアミド、ジメチルアミド基、ジエチルアミド基等の炭素数2〜7のアルキルアミド基;ベンジルアミド基、ジベンジルアミド基等のアリールアミド基)
ニトロ基
アセチル基、プロピオニル基等のアシル基
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等の炭素数2〜6のアルコキシカルボニル基
カルボキシル基
メトキシ基、エトキシ基等の炭素数1〜6のアルコキシ基
フェノキシ基、ベンジルオキシ基などのアリールオキシ基
メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、ブチルスルホニル基、ヘキシルスルホニル基等の炭素数1〜6のアルキルスルホニル基
フェニルスルホニル基等のアリールスルホニル基
水酸基
フェニル基、ビフェニル基、ナフチル基などの芳香族炭化水素基
ピリジル基、トリアジル基などの芳香族複素環基
【0034】
〜R11がさらに置換されている場合の置換基は、任意であるが、例えば次のようなものが挙げられる。
【0035】
[R〜R11の置換基]
フッ素原子、塩素原子、臭素原子などのハロゲン原子
水酸基
ベンジル基、フェネチル基などのアラルキル基
メトキシ基、エトキシ基等の炭素数1〜6のアルコキシ基
フェノキシ基、ベンジルオキシ基などのアリールオキシ基
フェニル基、ビフェニル基、ナフチル基などの芳香族炭化水素基
ピリジル基、トリアジル基などの芳香族複素環基
〜R11が環状の基の場合には、更に、メチル基、エチル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ヘキシル基等の炭素数1〜8のアルキル基;アミノ基、炭素数1〜10のアルキルアミノ基、炭素数6〜12のアリールアミノ基などの1〜3級のアミノ基等で置換されていてもよい。
【0036】
また、R〜R11は、隣接する基同士が結合して、10−ヒドロキシベンゾ〔h〕キノリン骨格に縮合する環を形成していてもよい。このような環は、員数5〜6の芳香族環が好ましく、より好ましくはベンゼン環である。R〜R11のうち隣接する基同士が結合し、10−ヒドロキシベンゾ〔h〕キノリン骨格への縮合環を形成した構造の例としては、次のようなものが挙げられる。
【0037】
【化6】
Figure 2004091382
【0038】
なお、R〜R11のうち隣接する基同士が結合して形成する環も、置換されていてもよく、該置換基としては、例えばR〜R11或いはその置換基として前述した基が挙げられる。
【0039】
〜R11として好ましくは、水素原子またはアルキル基である。
【0040】
前記一般式(I)で表される本発明の有機金属錯体の分子量は、通常2000以下程度、好ましくは1500以下程度である。
【0041】
以下に、前記一般式(I)で表される本発明の有機金属錯体の具体例を挙げるが、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
【0042】
【表1】
Figure 2004091382
【0043】
【表2】
Figure 2004091382
【0044】
【表3】
Figure 2004091382
【0045】
【表4】
Figure 2004091382
【0046】
【表5】
Figure 2004091382
【0047】
【表6】
Figure 2004091382
【0048】
【表7】
Figure 2004091382
【0049】
【表8】
Figure 2004091382
【0050】
【表9】
Figure 2004091382
【0051】
【表10】
Figure 2004091382
【0052】
【表11】
Figure 2004091382
【0053】
【表12】
Figure 2004091382
【0054】
【表13】
Figure 2004091382
【0055】
【表14】
Figure 2004091382
【0056】
【表15】
Figure 2004091382
【0057】
【表16】
Figure 2004091382
【0058】
このような本発明の有機金属錯体は、高Tgである上に、色純度が高く、発光効率および耐久性など様々な点において優れており、レーザー用色素、有機EL用色素、近赤外有機金属錯体などの光学部材、特に有機電界発光素子に有用である。
【0059】
次に、前記一般式(I)で示される本発明の有機金属錯体を用いた、本発明の有機電界発光素子について説明する。
【0060】
本発明の有機電界発光素子は、基板上に、陽極および陰極と、これらの間に設けられた発光層とを有し、該発光層が一般式(I)で表される本発明の有機金属錯体を含有することを特徴とする。
【0061】
前記一般式(I)で表される本発明の有機金属錯体は、発光層における主成分であることが好ましく、特に、この発光層は、該有機金属錯体をホスト材料とし、該ホスト材料に対して発光色素をドープしてなる発光層であることが好ましい。
【0062】
次に、本発明の有機電界発光素子の構造について、図面を参照しながら説明するが、本発明の有機電界発光素子の構造は何ら図示のものに限定されるものではない。
【0063】
図1〜3は本発明の有機電界発光素子の実施の形態を模式的に示す断面図であり、1は基板、2は陽極、3は陽極バッファ層、4は正孔輸送層、5は発光層、6は正孔阻止層、7は電子輸送層、8は陰極を各々表わす。以下、図1に示す素子を中心に説明する。
【0064】
基板1は有機電界発光素子の支持体となるものであり、石英やガラスの板、金属板や金属箔、プラスチックフィルムやシートなどが用いられる。特にガラス板や、ポリエステル、ポリメタクリレート、ポリカーボネート、ポリスルホンなどの透明な合成樹脂の板が好ましい。合成樹脂基板を使用する場合にはガスバリア性に留意する必要がある。基板のガスバリア性が小さすぎると、基板を通過した外気により有機電界発光素子が劣化する虞がある。このため、合成樹脂基板の少なくとも片面に緻密なシリコン酸化膜等を設けてガスバリア性を確保してもよい。
【0065】
基板1上には陽極2が設けられる。陽極2は正孔輸送層4への正孔注入の役割を果たすものである。この陽極2は、通常、アルミニウム、金、銀、ニッケル、パラジウム、白金等の金属、インジウムおよび/またはスズの酸化物などの金属酸化物、ヨウ化銅などのハロゲン化金属、カーボンブラック、あるいは、ポリ(3−メチルチオフェン)、ポリピロール、ポリアニリン等の導電性高分子などにより構成される。陽極2の形成は通常、スパッタリング法、真空蒸着法などにより行われることが多い。また、銀などの金属微粒子、ヨウ化銅などの微粒子、カーボンブラック、導電性の金属酸化物微粒子、導電性高分子微粉末などを用いる場合には、適当なバインダー樹脂溶液に分散し、基板1上に塗布することにより陽極2を形成することもできる。さらに、導電性高分子の場合は、電解重合により直接基板1上に薄膜を形成したり、基板1上に導電性高分子を塗布して陽極2を形成することもできる(Appl.Phys.Lett.,60巻,2711頁,1992年)。
【0066】
陽極2は、異なる2種類以上の物質からなる層を積層して形成することも可能である。
【0067】
陽極2の厚みは、必要とする透明性により異なる。透明性が必要とされる場合は、可視光の透過率を、通常60%以上、好ましくは80%以上とすることが望ましく、この場合、厚みの下限は通常5nm、好ましくは10nm程度であり、上限は通常1000nm、好ましくは500nm程度である。不透明でよい場合は陽極2の厚みは基板1と同程度でもよい。また、さらには上記の陽極2の上に異なる導電材料を積層することも可能である。
【0068】
図1に示す素子において、陽極2の上には正孔輸送層4が設けられる。
【0069】
正孔輸送層4に用いられる正孔輸送材料に要求される条件としては、陽極2からの正孔注入効率が高く、かつ、注入された正孔を効率よく輸送することができる材料であることが挙げられる。そのためには、イオン化ポテンシャルが小さく、可視光の光に対して透明性が高く、しかも正孔移動度が大きく、さらに安定性に優れ、トラップとなる不純物が製造時や使用時に発生しにくいことが要求される。また、正孔輸送層4と接する発光層5の発光を消光するような物質を含まないことが必要とされる。上記の一般的要求以外に、車載表示用の応用を考えた場合、素子にはさらに耐熱性が要求されるため、Tgとして80℃以上の値を有する材料が望ましい。
【0070】
このような正孔輸送材料としては、例えば、4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニルで代表される2個以上の3級アミンを含み2個以上の縮合芳香族環が窒素原子に置換した芳香族ジアミン(特開平5−234681号公報)、4,4’,4”−トリス(1−ナフチルフェニルアミノ)トリフェニルアミン等のスターバースト構造を有する芳香族アミン化合物(J. Lumin., 72−74巻、985頁、1997年)、トリフェニルアミンの四量体から成る芳香族アミン化合物(Chem. Commun., 2175頁、1996年)、2,2’,7,7’−テトラキス−(ジフェニルアミノ)−9,9’−スピロビフルオレン等のスピロ化合物(Synth. Metals, 91巻、209頁、1997年)等が挙げられる。これらの化合物は、単独で用いてもよく、必要に応じて、各々混合して用いてもよい。
【0071】
また上記の化合物以外にも、正孔輸送材料としては、ポリビニルカルバゾールやポリシラン(Appl. Phys. Lett. ,59巻,2760頁,1991年)、ポリフォスファゼン(特開平5−310949号公報)、ポリアミド(特開平5−310949号公報)、ポリビニルトリフェニルアミン(特開平7−53953 号公報)、トリフェニルアミン骨格を有する高分子(特開平4−133065号公報)、トリフェニルアミン単位をメチレン基等で連結した高分子(Synthetic Metals,55−57 巻,4163頁,1993年)、芳香族アミンを含有するポリメタクリレート(J. Polym. Sci., Polym. Chem.Ed. ,21巻,969 頁,1983年)等の高分子材料が挙げられる。
【0072】
正孔輸送層4は、上記の正孔輸送材料を、塗布法あるいは真空蒸着法により前記陽極2上に積層することにより形成される。
【0073】
正孔輸送層4を塗布法で形成する場合は、例えば正孔輸送材料の1種または2種以上に、必要により正孔のトラップにならないバインダー樹脂や塗布性改良剤などの添加剤を添加し、溶解して塗布溶液を調製し、スプレー法、印刷法、スピンコート法、ディップコート法、ダイコート法などの通常のコーティング法や、インクジェット法等により陽極2上に塗布し、乾燥して正孔輸送層4を薄膜形成する。ここで、バインダー樹脂としては、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエステル等が挙げられる。バインダー樹脂は、添加量が多いと正孔移動度を低下させるので少ない方が望ましく、正孔輸送層4中の含有量で50重量%以下が好ましい。
【0074】
また正孔輸送層4は、フィルム、基板、ロール等の媒体に、前述の薄膜形成方法によってあらかじめ薄膜を形成しておき、媒体上の薄膜を熱転写または圧力転写することにより薄膜形成することもできる。
【0075】
正孔輸送層4を真空蒸着法にて形成する場合には、正孔輸送材料を真空容器内に設置されたるつぼに入れ、真空容器内を適当な真空ポンプで10−4Pa程度にまで排気した後、るつぼを加熱して、正孔輸送材料を蒸発させ、るつぼと向き合って置かれた、陽極2が形成された基板1上に正孔輸送層4を形成させる。
【0076】
正孔輸送層4の膜厚の下限は、通常1nm、好ましくは5nm程度であり、上限は通常300nm、好ましくは100nm程度である。この様に薄い膜を一様に形成するためには、一般に真空蒸着法がよく用いられる。
【0077】
正孔輸送層4の上には、発光層5が設けられる。
【0078】
発光層5は、前記一般式(I)で表される本発明の有機金属錯体を含有する。前記一般式(I)で表される有機金属錯体は、発光層5中に1種類のみ含まれていてもよく、複数種含まれていてもよい。発光層5は、実質的に本発明の有機金属錯体のみからなる層であってもよいし、この有機金属錯体をホスト材料とし、これに蛍光色素や燐光色素など各種発光色素をドープしてなる層であってもよい。
【0079】
発光層5にドープする発光色素としては、例えば、ペリレン系化合物誘導体、ピレン系化合物誘導体、アントラセン系化合物誘導体、クマリン系化合物誘導体、キナクリドン系化合物誘導体、ナフタル酸系化合物誘導体等の蛍光色素や、従来の技術の項に前述した文献等に記載された各種Ir錯体をはじめ、公知の燐光色素などが挙げられるが、これらに限定されない。
【0080】
発光色素がドープされる領域は、発光層5の層全体であってもその一部分であってもよく、発光層の膜厚方向において均一にドープされても、膜厚方向において濃度分布があっても構わない。なお、発光色素のドープされる量は、ホスト材料の総量に対して10−3重量%以上が好ましく、0.1重量%以上であればなお好ましい。また、ホスト材料に対して20重量%以下が好ましく、10重量%以下であればより好ましい。
【0081】
発光色素の発光層へのドープは、前述した正孔輸送層4または後述する電子輸送層7の形成方法と同様に、塗布法あるいは真空蒸着法などより形成される発光層の成膜時に行われる。
【0082】
塗布法の場合は、発光層形成用の塗布溶液中に、前記一般式(I)で表される有機金属錯体と、必要に応じてこれと併用される発光色素などを含有させ、前述した正孔輸送層4または後述する電子輸送層7と同様に形成することができる。
【0083】
また、真空蒸着法の場合には、例えば、前記一般式(I)で表される有機金属錯体と発光色素を別のるつぼに入れて、これらを共蒸着させたり、上記の材料を予め所定比で混合し、同一のるつぼを用いて蒸発させてもよい。
【0084】
これらの層形成方法のうち、通常は真空蒸着法が用いられる。
【0085】
発光層5は、ホスト材料として本発明の有機金属錯体のみを含有していてもよいが、他のホスト材料を含有(併用)しても良い。この場合、併用し得るホスト材料としては、正孔輸送層4の材料として前述した各種化合物や、電子輸送層7の材料として後述する各種化合物など、本願明細書記載の電荷輸送材料から選択してもよく、また公知のホスト材料から選択してもよく、特に制限されない。
【0086】
併用するホスト材料は、低分子材料、高分子材料のいずれであってもよく、両者を併用してもよい。なお、高分子材料を使用する場合は、発光層には、例えば正孔輸送層4の材料の例として挙げたような、正孔輸送性の高分子材料と、さらに電子輸送性化合物を含有していてもよい。
【0087】
なお、併用するホスト材料は、正孔輸送層4または電子輸送層7の材料と同一の材料を使用しても良く、両層のいずれとも異なる材料を使用してもよい。
【0088】
発光層5の膜厚の下限は、通常1nm、好ましくは5nm程度であり、上限は通常300nm、好ましくは100nm程度である。
【0089】
図1に示す構造の有機電界発光素子において、発光層5の上には電子輸送層7が設けられる。
【0090】
電子輸送層7に用いられる電子輸送材料としては、陰極8からの電子注入効率が高く、かつ、注入された電子を効率よく正孔輸送層4の方向へ輸送することができることが必要である。そのためには、電子親和力が大きく、しかも電子移動度が大きく、さらに安定性に優れトラップとなる不純物が製造時や使用時に発生しにくい化合物であることが要求される。
【0091】
このような条件を満たす材料としては、8−ヒドロキシキノリンのアルミニウム錯体などの金属錯体(特開昭59−194393号公報)、10−ヒドロキシベンゾ[h]キノリンの金属錯体、オキサジアゾール誘導体、ジスチリルビフェニル誘導体、シロール誘導体、3−または5−ヒドロキシフラボン金属錯体、ベンズオキサゾール金属錯体、ベンゾチアゾール金属錯体、トリスベンズイミダゾリルベンゼン(米国特許第 5,645,948号)、キノキサリン化合物(特開平6−207169号公報)、フェナントロリン誘導体(特開平5−331459号公報)、2−t−ブチル−9,10−N,N’−ジシアノアントラキノンジイミン、n型水素化非晶質炭化シリコン、n型硫化亜鉛、n型セレン化亜鉛等が挙げられる。
【0092】
また、上述のような電子輸送材料に、アルカリ金属をドープする(特開平10−270171号公報、特願2000−285656号、特願2000−285657号などに記載)ことにより、電子輸送性が向上するため好ましい。
【0093】
電子輸送層7の膜厚の下限は、通常1nm、好ましくは5nm程度であり、上限は通常300nm、好ましくは100nm程度である。
【0094】
電子輸送層7も正孔輸送層4と同様の方法で形成することができるが、通常は真空蒸着法が用いられる。
【0095】
陰極8は、電子輸送層7を介して発光層5に電子を注入する役割を果たす。陰極8として用いられる材料は、前記陽極2に使用される材料から選択することが可能であるが、効率よく電子注入を行うには、仕事関数の低い金属が好ましく、スズ、マグネシウム、インジウム、カルシウム、アルミニウム、銀等の適当な金属またはそれらの合金が用いられる。具体例としては、マグネシウム−銀合金、マグネシウム−インジウム合金、アルミニウム−リチウム合金等の低仕事関数合金電極が挙げられる。
【0096】
陰極8の膜厚は通常、陽極2と同様である。低仕事関数金属から成る陰極を保護する目的で、この上にさらに、仕事関数が高く大気に対して安定な金属層を積層することは素子の安定性を増すため、好ましい。この目的のために、アルミニウム、銀、銅、ニッケル、クロム、金、白金等の金属が使われる。
【0097】
素子の発光効率をさらに向上させることを目的として、図2および図3に示す如く、電子輸送層7と発光層5との間に正孔阻止層6を設けてもよい。
【0098】
正孔阻止層6は発光層5の上に、発光層5の陰極側の界面に接するように積層され、発光層5から移動してくる正孔が陰極8に到達するのを阻止し、陰極8から注入された電子を効率よく発光層5の方向に輸送することができる化合物より形成される。また、発光層5で再結合によって生成するエキシトンを発光層5内に閉じこめるために、発光層5の材料よりは広いバンドギャップを有することが必要である。この場合のバンドギャップは、電気化学的に決定される酸化電位−還元電位の差、または、光吸収端から求められる。正孔阻止層6は電荷キャリアとエキシトンの両方を発光層5内に閉じこめて、発光効率を向上させる機能を有する。
【0099】
このような条件を満たす正孔阻止材料として、好ましくは、下記一般式(VI)で表わされる混合配位子錯体が挙げられる。
【0100】
【化7】
Figure 2004091382
【0101】
((VI)式中、R101〜R106は、水素原子または任意の置換基を表わす。Qはアルミニウム、ガリウム、インジウムから選ばれる金属原子を表わす。Yは以下に示す一般式(VI−1)、(VI−2)、(VI−3)のいずれかで表わされる。
【化8】
Figure 2004091382
(式中、Ar21〜Ar25は、置換基を有していても良い芳香族炭化水素基または置換基を有していても良い芳香族複素環基を表し、Yはシリコンまたはゲルマニウムを表わす。))
【0102】
前記一般式(VI)において、R101〜R106は各々独立に水素原子または任意の置換基を表すが、好ましくは水素原子;塩素、臭素等のハロゲン原子;メチル基、エチル基等の炭素数1〜6のアルキル基;ベンジル基等のアラルキル基;ビニル基等の炭素数2〜6のアルケニル基;シアノ基;アミノ基;アシル基;メトキシ基、エトキシ基等の炭素数1〜6のアルコキシ基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等の炭素数2〜6のアルコキシカルボニル基;カルボキシル基;フェノキシ基、ベンジルオキシ基などのアリールオキシ基;ジエチルアミノ基、ジイソプロピルアミノ基等のアルキルアミノ基;ジベンジルアミノ基、ジフェネチルアミノ基などのアラルキルアミノ基;トリフルオロメチル基等のハロアルキル基;水酸基;置換基を有していても良いフェニル基、ナフチル基等の芳香族炭化水素基;置換基を有していても良いチエニル基、ピリジル基等の芳香族複素環基を表わす。
【0103】
前記芳香族炭化水素基および芳香族複素環基が有しうる置換基としては、フッ素原子等のハロゲン原子;メチル基、エチル基等の炭素数1〜6のアルキル基;ビニル基等の炭素数2〜6のアルケニル基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等の炭素数2〜6のアルコキシカルボニル基;メトキシ基、エトキシ基等の炭素数1〜6のアルコキシ基;フェノキシ基、ベンジルオキシ基などのアリールオキシ基;ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基等のアルキルアミノ基;アセチル基等のアシル基;トリフルオロメチル基等のハロアルキル基;シアノ基等が挙げられる。
【0104】
101〜R106としてより好ましくは水素原子、アルキル基、ハロゲン原子またはシアノ基が挙げられる。またR104としては、シアノ基が特に好ましい。
【0105】
上記一般式(VI)中、Ar21〜Ar25として、具体的には、置換基を有していても良いフェニル基、ビフェニル基、ナフチル基等の芳香族炭化水素基またはチエニル基、ピリジル基等の芳香族複素環基が挙げられる。中でも5員環、6員環、5員環および/または6員環が2個または3個縮合したもの、あるいはこれらが直接結合で2個または3個結合したものが好ましい。芳香族炭化水素基と芳香族複素環基では、芳香族炭化水素基が好ましい。
【0106】
なおAr21〜Ar25が有しうる置換基としては、例えばR101〜R106が芳香族炭化水素基または芳香族複素環基の場合に有しうる置換基として、前述したものと同様の基が挙げられる。
【0107】
前記一般式(VI)で表わされる化合物の好ましい具体例を以下に示すが、これらに限定するものではない。
【0108】
【化9】
Figure 2004091382
【0109】
【化10】
Figure 2004091382
【0110】
正孔阻止材料としては、前記一般式(VI)の混合配位子錯体の他に、以下の構造式で示される1,2,4−トリアゾール環残基を少なくとも1個有する化合物も用いることができる。
【0111】
【化11】
Figure 2004091382
【0112】
上記構造式で表わされる1,2,4−トリアゾール環残基を少なくとも1個有する化合物の具体例を以下に示すが、これらに限定されるものではない。
【0113】
【化12】
Figure 2004091382
【0114】
なお、上記構造式中には記載していないが、これらの化合物におけるベンゼン環およびナフタレン環は、更に置換基を有していても良い。該置換基としては、例えばR101〜R106が芳香族炭化水素基または芳香族複素環基である場合に有しうる置換基として、前述したものと同様の基が挙げられる。
【0115】
正孔阻止材料として、さらに、以下の構造式で示されるフェナントロリン環を少なくとも1個有する化合物も用いることができる。
【0116】
【化13】
Figure 2004091382
【0117】
上記構造式で表わされるフェナントロリン環を少なくとも1個有する化合物の具体例を以下に示すが、これらに限定されるものではない。
【0118】
【化14】
Figure 2004091382
【0119】
これらの化合物についても、前記1,2,4−トリアゾール環残基を有する化合物の場合と同様、構造式中に明記したもの以外にも置換基を有していても良く、この場合の置換基としては、例えばR101〜R106が芳香族炭化水素基または芳香族複素環基である場合に有しうる置換基として、前述したものと同様の基が挙げられる。
【0120】
なお、上述した各々の正孔阻止材料の化合物は正孔阻止層6中に、単独で用いてもよいし、必要に応じて、2種以上を混合して用いてもよい。
【0121】
正孔阻止層6の膜厚の上限は通常100nm、好ましくは50nmであり、下限は通常 0.3nm、好ましくは 0.5nmである。正孔阻止層6も正孔輸送層4や電子輸送層7と同様の方法で形成することができるが、通常は真空蒸着法が用いられる。
【0122】
また、正孔注入の効率をさらに向上させ、かつ、有機層全体の陽極2への付着力を改善させる目的で、図3に示す如く、正孔輸送層4と陽極2との間に陽極バッファ層3を挿入することも行われている。陽極バッファ層3を挿入することで、初期の素子の駆動電圧が下げると同時に、素子を定電流で連続駆動した時の電圧上昇も抑制される効果が得られる。
【0123】
陽極バッファ層3に用いられる材料に要求される条件としては、陽極2とのコンタクトがよく均一な薄膜が形成でき、熱的に安定、すなわち、融点及びガラス転移温度Tgが高く、融点としては 300℃以上、ガラス転移温度Tgとしては100℃以上が要求される。さらに、イオン化ポテンシャルが低く陽極2からの正孔注入が容易なこと、正孔移動度が大きいことが挙げられる。
【0124】
この目的のために、陽極バッファ層3の材料として、これまでにポルフィン誘導体やフタロシアニン化合物(特開昭63−295695号公報)、ヒドラゾン化合物、アルコキシ置換の芳香族ジアミン誘導体、p−(9−アントリル)−N,N’−ジ−p−トリルアニリン、ポリチエニレンビニレンやポリ−p−フェニレンビニレン、ポリアニリン(Appl. Phys. Lett., 64巻、1245頁,1994年)、ポリチオフェン(Optical Materials, 9巻、125頁、1998年)、スターバスト型芳香族トリアミン(特開平4−308688号公報)等の有機化合物や、スパッタ・カーボン膜(Synth. Met., 91巻、73頁、1997年)や、バナジウム酸化物、ルテニウム酸化物、モリブデン酸化物等の金属酸化物(J.Phys. D, 29巻、2750頁、1996年)が報告されている。
【0125】
また、陽極バッファ層3としては、正孔注入・輸送性の低分子有機化合物と電子受容性化合物を含有する層(特開平11−251067号公報、特開2000−159221号公報等に記載)や、芳香族アミノ基等を含有する非共役系高分子化合物に、必要に応じて電子受容性化合物をドープしてなる層(特開平11−135262号公報、特開平11−283750号公報、特開2000−36390号公報、特開2000−150168号公報、特開平2001−223084号公報、およびWO97/33193号公報など)、またはポリチオフェン等の導電性ポリマーを含む層(特開平10−92584号公報)なども挙げられる。
【0126】
上記陽極バッファ層3の材料としては、低分子、高分子いずれの化合物を用いることも可能である。
【0127】
低分子化合物のうち、よく使用されるものとしては、ポルフィン化合物またはフタロシアニン化合物が挙げられる。これらの化合物は中心金属を有していてもよいし、無金属のものでもよい。これらの化合物の好ましい例としては、以下の化合物が挙げられる:
ポルフィン
5,10,15,20−テトラフェニル−21H,23H−ポルフィン
5,10,15,20−テトラフェニル−21H,23H−ポルフィンコバルト(II)
5,10,15,20−テトラフェニル−21H,23H−ポルフィン銅(II)
5,10,15,20−テトラフェニル−21H,23H−ポルフィン亜鉛(II)
5,10,15,20−テトラフェニル−21H,23H−ポルフィンバナジウム(IV)オキシド
5,10,15,20−テトラ(4−ピリジル)−21H,23H−ポルフィン
29H,31H−フタロシアニン
銅(II)フタロシアニン
亜鉛(II)フタロシアニン
チタンフタロシアニンオキシド
マグネシウムフタロシアニン
鉛フタロシアニン
銅(II)4,4’4’’,4’’’−テトラアザ−29H,31H−フタロシアニン
【0128】
陽極バッファ層3の場合も、低分子化合物の場合は、前述の正孔輸送層4と同様にして薄膜形成可能であるが、無機物の場合には、さらに、スパッタ法や電子ビーム蒸着法、プラズマCVD法が用いられる。
【0129】
以上の様にして、低分子化合物を用いて形成される陽極バッファ層3の膜厚の下限は通常3nm、好ましくは10nm程度であり、上限は通常100nm、好ましくは50nm程度である。
【0130】
陽極バッファ層3に高分子化合物を用いる場合は、例えば、前記高分子化合物や電子受容性化合物、さらに必要により、正孔のトラップとならない、バインダー樹脂やレベリング剤等の塗布性改良剤などの添加剤を添加し溶解した塗布溶液を調製し、スプレー法、印刷法、スピンコート法、ディップコート法、ダイコート法などの通常のコーティング法や、インクジェット法等により陽極2上に塗布し、乾燥することにより陽極バッファ層3を薄膜形成することができる。
【0131】
ここで、バインダー樹脂としては、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエステル等を用いることができる。バインダー樹脂は陽極バッファ層3中の含有量が多いと正孔移動度を低下させる虞があるので、少ない方が望ましく、50重量%以下が好ましい。
【0132】
また、フィルム、支持基板、ロール等の媒体に、前述の薄膜形成方法によってあらかじめ薄膜を形成しておき、媒体上の薄膜を、陽極2上に熱転写または圧力転写することにより、陽極バッファ層3を薄膜形成することも出来る。
【0133】
以上の様にして、高分子化合物を用いて形成される陽極バッファ層3の、膜厚の下限は通常5nm、好ましくは10nm程度であり、上限は通常1000nm、好ましくは500nm程度である。
【0134】
以上、図1に示す層構成の素子を中心に説明してきたが、本発明の有機電界発光素子における陽極および陰極と発光層との間には、その性能を損なわない限り、上記説明にある層の他に、他の任意の層を有していてもよく、また発光層以外の任意の層を省略してもよい。
【0135】
なお、図1とは逆の構造、すなわち、基板1上に陰極8、電子輸送層7、発光層5、正孔輸送層4、陽極2の順に積層することも可能であり、既述したように少なくとも一方が透明性の高い2枚の基板の間に本発明の有機電界発光素子を設けることも可能である。同様に、図2および図3に示した前記各層構成とは逆の構造に積層することも可能である。
【0136】
本発明は、有機電界発光素子が、単一の素子、アレイ状に配置された構造からなる素子、陽極と陰極がX−Yマトリックス状に配置された構造のいずれにおいても適用することができる。
【0137】
本発明の有機電界発光素子によれば、有機層に特定の構造を有する有機金属錯体を含むために、色純度が高く、発光効率および安定性に優れた有機電界発光素子が得られる。
【0138】
【実施例】
次に、実施例及び比較例を挙げて、本発明をより具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例の記載に何ら限定されるものではない。
【0139】
<実施例1>
ビス(10−ベンゾキノリノラト)(トリフェニルシラノラト)アルミニウム(化合物(1))の合成;
窒素雰囲気下で、乾燥トルエン20mlに、10−ヒドロキシベンゾキノリン1.98g(10mmol) とアルミニウムイソプロポキシド 1.28g(6.2mmol)を加え、室温で20分間攪拌して溶解させた。この溶液に、乾燥トルエン10mlに溶解させたトリフェニルクロロシラノール 1.38g(5mmol)溶液を滴下した。次いで攪拌下に3時間還流したのち放冷した。生成した沈澱を濾取し、乾燥させて淡黄色の結晶 2.5gを得た。この結晶を昇華精製したところ、乳白色の結晶 2.00gが得られた。このものの融点は235℃、ガラス転移温度Tgは84℃であった。また、質量分析による分子量は 691であり、下記化合物(1)であることを確認した。
【0140】
【化15】
Figure 2004091382
【0141】
また、この化合物(1)の固体での蛍光測定において、吸収スペクトルを測定し、その吸収極大の波長(吸収極大366nm)を用いて化合物を励起させたものを測定した。その結果、極大蛍光波長(λmax )は489nmで、青色の強い蛍光を示した。光吸収端から求めたこの化合物(1)のバンドギャップは2.76eV、理研計器製の大気下光電子分光装置(「AC−1」)を用いて決定したイオン化ポテンシャルは5.26eVであった。
【0142】
<実施例2>
図1に示される構造を有する有機電界発光素子を以下の方法で作製した。
【0143】
ガラス基板1上に厚さ120nm のインジウム・スズ酸化物の透明導電膜の陽極2が形成されている電極付基板(ジオマテック社製、電子ビーム成膜品、シート抵抗15Ω)を、常用のフォトリソグラフィと塩酸エッチングにより2mm幅のストライプにパターニングした。これにアセトン中での超音波洗浄、純水での洗浄、およびイソプロピルアルコール中での超音波洗浄を順次施し、窒素ガスを吹きつけて乾燥させたのち、大気中で紫外線を照射することによって発生させたオゾンを用いて洗浄した。
【0144】
次に、以下に示す4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニルを、タンタル線ヒーターを備えたセラミック製るつぼに入れて真空蒸着装置内に設置し、このるつぼに対向させて上記の処理を経た基板の電極面を配置した。
【0145】
【化16】
Figure 2004091382
【0146】
真空蒸着装置を油回転ポンプで排気したのち、液体窒素トラップを備えた油拡散ポンプで装置内の真空度が2×10−6Torr(約2.7×10−4Pa)以下になるまで排気した。るつぼのタンタル線ヒーターに通電してるつぼを 261〜 270℃に加熱して、4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニルの蒸着を行った。この蒸着時の真空度は 1.2×10−6Torr(約1.6×10−4Pa)であった。4分3秒間の蒸着で膜厚60nmの正孔輸送層4を陽極2上に形成させた。
【0147】
引続き、実施例1で製造した化合物(1)を温度 220〜 243℃、真空度1.1×10−6Torr(約1.5×10−4Pa)で1分56秒間蒸着して、正孔輸送層4の上に膜厚30nmの発光層5を形成させ、さらに以下に示すアルミニウムの8−ヒドロキシキノリン錯体を温度 303〜 322℃、真空度 1.1×10−6Torr(約1.5×10−4Pa)で2分12秒間蒸着させて、発光層5の上に膜厚45nmの電子輸送層7を形成させた。
【0148】
【化17】
Figure 2004091382
【0149】
上記の正孔輸送層4、発光層5、および電子輸送層7を真空蒸着する時の基板温度は室温に保持した。
【0150】
ここで、電子輸送層7までの蒸着を行った素子を一度前記真空蒸着装置内より大気中に取り出して、陰極蒸着用のマスクとして 2mm幅のストライプ状シャドーマスクを、陽極2のITOストライプとは直交するように素子に密着させて、真空蒸着装置に装入した。この装置内を2×10−6Torr(約2.7×10−4Pa)以下になるまで排気した後、陰極8として、まず、フッ化マグネシウムを、モリブデンボードを用いて真空度7.0×10−6Torr(約9.3×10−4Pa)、蒸着速度0.1nm/秒で蒸着し、膜厚1.5nmの膜厚で電子輸送層7の上に成膜した。引続き、アルミニウムを、モリブデンボードを用いて真空度 1.0×10−5Torr(約1.3×10−3Pa)、蒸着速度0.5nm/秒で蒸着し、厚さ40nmのアルミニウム層を形成させた。さらに、その上に陰極の導電性を高めるために銀を、同様にモリブデンボードにより加熱して、真空度1.0×10−5torr(約1.3×10−3Pa)、蒸着速度0.3nm/秒で膜厚40nmの銀層を形成して陰極8を完成させた。以上の三層型陰極8の蒸着時の基板温度は室温に保持した。
【0151】
上記により2mm×2mmの発光面積を有する有機電界発光素子が得られた。この素子の発光特性を表1に示す。表1において発光輝度保持率は250mA/cmでの輝度の経時変化を観察したものである。
【0152】
<比較例1>
発光層5の材料として下記式で表わされるビス(2−メチル−8−キノリノラト)(トリフェニルシラノラト)アルミニウム(Tgは74℃)を用い、温度 168〜185 ℃、真空度 2.3×10−6Torr(約3.1×10−4Pa)で2分58秒間蒸着して膜厚45nmの発光層5を形成させたこと以外は、実施例2と全く同様にして有機電界発光素子を作成した。この素子の特性は表1に示される通りである。
【0153】
【化18】
Figure 2004091382
【0154】
【表17】
Figure 2004091382
【0155】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の有機金属錯体は、高Tgで高輝度保持率の青色発光材料であるため、この有機金属錯体を用いた本発明の有機電界発光素子によれば、高い耐熱性を有し、色純度のよい青色発光を示す、発光効率および安定性に優れた有機電界発光素子が提供される。
【0156】
従って、本発明による有機電界発光素子は、フラットパネル・ディスプレイ(例えばOAコンピュータ用や壁掛けテレビ)やマルチカラー表示素子、あるいは面発光体としての特長を生かした光源(例えば、複写機の光源、液晶ディスプレイや計器類のバックライト光源)、表示板、標識灯への応用が考えられ、特に、高耐熱性が要求される車載用、屋外用表示素子としては、その技術的価値が大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機電界発光素子の実施の形態の一例を示した模式的断面図である。
【図2】本発明の有機電界発光素子の実施の形態の別の例を示した模式的断面図である。
【図3】本発明の有機電界発光素子の実施の形態の別の例を示した模式的断面図である。
【符号の説明】
1 基板
2 陽極
3 陽極バッファ層
4 正孔輸送層
5 発光層
6 正孔阻止層
7 電子輸送層
8 陰極

Claims (8)

  1. 下記一般式(I)で表されることを特徴とする、有機金属錯体。
    Figure 2004091382
    (式中、10−ヒドロキシベンゾ〔h〕キノリン骨格は置換基を有していてもよい。R〜Rは、各々独立に、アルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シアノ基、アミノ基、アミド基、ニトロ基、アシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、アルコキシ基、アルキルスルホニル基、芳香族炭化水素基または芳香族複素環基を表し、これらはいずれも更に置換されていてもよい。
    Mは2価または3価の金属イオンを表す。
    nおよびmはいずれも1以上の整数を表し、n+m=(Mの価数)である。)
  2. 一般式(I)において、10−ヒドロキシベンゾ〔h〕キノリン骨格が下記式(II)で表される構造である、請求項1記載の有機金属錯体。
    Figure 2004091382
    (式中、R〜R11は各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シアノ基、アミノ基、アミド基、ニトロ基、アシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、水酸基、芳香族炭化水素基または芳香族複素環基を表し、これらはいずれも更に置換されていてもよい。
    また、R〜R11のうち隣接する基同士が結合し、10−ヒドロキシベンゾ〔h〕キノリン骨格に縮合する環を形成していてもよい。)
  3. 一般式(I)において、R〜Rが、置換されていてもよい芳香族炭化水素基または置換されていてもよい芳香族複素環基である、請求項1または2記載の有機金属錯体。
  4. 一般式(I)において、Mが3価の金属イオンである、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の有機金属錯体。
  5. 陽極、陰極、およびこれらの間に設けられた発光層とを有する有機電界発光素子において、該発光層が、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の有機金属錯体を含有することを特徴とする、有機電界発光素子。
  6. 該発光層は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の有機金属錯体を主成分として含有する、請求項5記載の有機電界発光素子。
  7. 該発光層は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の有機金属錯体をホスト材料として含有し、該ホスト材料に対して蛍光色素をドープしてなる、請求項6記載の有機電界発光素子。
  8. 該発光層において、ホスト材料に対する蛍光色素の含有量が0.1〜10重量%である、請求項7記載の有機電界発光素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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