JP2004085648A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDFInfo
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Abstract
【目的】トナー漏れを抑制してコンパクトで高画質、低コスト及びユーザビリティの向上を実現することができる現像装置を提供すること。
【構成】現像剤を収容する現像容器と、現像剤を担時する現像担持体と、短手方向の一端を該現像容器の枠対に取り付けられ、他端を該現像担持体に当接するように配置された現像剤規制部材とを有し、前記現像剤規制部材は、弾性ブレードがブレード支持部材に固定された部材であり、前記現像剤規制部材が取り付けられる前記現像枠体側には、前記現像担持体端部からの現像剤の漏れを規制するために前記現像担持体の長手方向両端部にオーバーラップする形で接触するシール部材が取り付けられた現像装置において、前記弾性ブレード長手両端における短手方向ブレード支持部材側に切り込みを入れ、前記切り込みは前記シール部材の内側まで切り込まれている。
【選択図】 図6
【構成】現像剤を収容する現像容器と、現像剤を担時する現像担持体と、短手方向の一端を該現像容器の枠対に取り付けられ、他端を該現像担持体に当接するように配置された現像剤規制部材とを有し、前記現像剤規制部材は、弾性ブレードがブレード支持部材に固定された部材であり、前記現像剤規制部材が取り付けられる前記現像枠体側には、前記現像担持体端部からの現像剤の漏れを規制するために前記現像担持体の長手方向両端部にオーバーラップする形で接触するシール部材が取り付けられた現像装置において、前記弾性ブレード長手両端における短手方向ブレード支持部材側に切り込みを入れ、前記切り込みは前記シール部材の内側まで切り込まれている。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式を採用した複写機やプリンタ等に使用される現像剤規制部材を有した現像装置、プロセスカートリッジ及びこれらを用いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、像担持体及びこれに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことができ、格段に操作性を向上させることができる。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、画像形成装置において広く採用されるに至っている。
【0003】
又、例えば図11に示すように、複数のプロセスカートリッジを一列に並べたインライン型の画像形成装置200が提供されている。こうしたインライン型の画像形成装置に使用されるプロセスカートリッジにおいて、トナー漏れを防止する事は画像品質及びユーザビリティの向上において重要な課題の1つに挙げられる。この課題に対し例えば、特開平6−11958号公報に示されるような対策が考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、より低コスト、高画質、高速印刷及びコンパクト化に発展する画像形成装置において、更に従来技術を発展される必要がある。例えば、現像担時体の長手方向両端部にオーバーラップする形で接触するシール部材(端部シール)が取り付けられた現像装置において、前記端部シールとオーバーラップした領域での現像剤規制部材の現像担時体への当接圧は、前記端部シールのシール圧も付与された構成になり、結果として現像領域よりも高い当接圧となる。
【0005】
このことにより、前記領域に差し込んだトナーが耐久において、前記当接圧及び現像担持体が回転することで生じる摩擦熱によりトナーの凝固体を形成し、この前記凝固体が現像剤規制部材を現像担持体から浮かす場合があり、このことにより前記凝固体内側近傍の現像剤担持量の増大を招き、現像剤担持力を失う程現像剤担時量が増した場合現像容器内への現像剤回収が困難になり、トナー漏れに至る場合がある。従って、シール部材とオーバーラップした領域の現像剤規制部材の当接圧を極力下げることが課題となる。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、トナー漏れを抑制してコンパクトで高画質、低コスト及びユーザビリティの向上を実現することができる現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、現像剤を収容する現像容器と、現像剤を担時する現像担持体と、短手方向の一端を該現像容器の枠対に取り付けられ、他端を該現像担持体に当接するように配置された現像剤規制部材とを有し、前記現像剤規制部材は、弾性ブレードがブレード支持部材に固定された部材であり、前記現像剤規制部材が取り付けられる前記現像枠体側には、前記現像担持体端部からの現像剤の漏れを規制するために前記現像担持体の長手方向両端部にオーバーラップする形で接触するシール部材が取り付けられた現像装置において、前記弾性ブレード長手両端における短手方向ブレード支持部材側に切り込みを入れ、前記切り込みは前記シール部材の内側まで切り込まれていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、プロセスカートリッジを、請求項1記載の現像装置を有し、画像形成装置に着脱自在なものとして構成したことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の現像装置又は請求項2記載のプロセスカートリッジの少なくとも一方を含んで画像形成装置を構成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明に係る現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置の実施形態について、多色現像装置におけるプロセスカートリッジの実施の形態について図を用いて説明する。
【0010】
図1は本実施形態に係る画像形成装置の全体構成図、図2はプロセスカートリッジの断面説明図、図3はプロセスカートリッジの分解斜視図、図4及び図5は装置本体における部分説明図、図6〜図10は本発明における詳細説明図である。
【0011】
(画像形成装置の全体構成)
先ず、画像形成装置の全体構成について図1を参照して概要説明する。
【0012】
図1に示す画像形成装置100は、垂直方向に並設された像担持体である4個の感光体ドラム1a〜1dを備えている。感光体ドラム1は、駆動手段(不図示)によって、同図中、反時計回りに回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電装置2a〜2d、画像情報に基づいてレーザービームを照射して感光体ドラム1上の静電潜像を形成するスキャナユニット3a〜3d、静電潜像に現像剤であるトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置4a〜4d、感光体ドラム1上のトナー像を転写材Sに転写させる静電転写装置5、転写後の感光体ドラム1表面に残った転写残トナーを除去するクリーニング装置6a〜6d等が配設されている。ここで、感光体ドラム1と帯電装置2、現像装置4、クリーニング装置6は一体的にカートリッジ化され、プロセスカートリッジ7を形成している。
【0013】
感光体ドラム1は、例えば直径30mmのアルミシリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC感光体)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に不図示の駆動モータからの駆動力が伝達されることにより、反時計回りに回転駆動される。
【0014】
帯電装置2としては、図2に示すような接触帯電方式のものを使用することができる。帯電部材は、ローラ状に形成された導電性ローラであり、このローラを感光体ドラム1表面に当接させるとともに、このローラに帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものである。
【0015】
スキャナユニット3は、感光体ドラム1の略水平方向に配置され、レーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光が、スキャナモーター(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー9a〜9dに照射される。ポリゴンミラー9に反射した画像光は、結像レンズ10a〜10dを介して帯電済みの感光体ドラム1表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように構成している。
【0016】
又、スキャナユニット3は、図5に示すように、長手方向において左右側板間ピッチより長く形成され、左右側板32の開口穴35a〜35hから突起部33が外側に飛び出すように取り付けられる。その際のスキャナユニットの押圧方法は、圧縮バネ36によって矢印で示す約45°下方に約9.8Nの力で押圧されている。これにより確実に突き当てに押し付け、位置決めがなされている。
【0017】
図2に示すように、現像装置4はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーをそれぞれ収納したトナー容器41a〜41d及び現像枠体45から構成され、トナー容器41内のトナー搬送機構42によってトナー供給ローラ43へ送り込み、図示時計方向に回転するトナー供給ローラ43及び現像ローラ40の外周に圧接された現像剤規制部材44によって図示時計方向に回転する現像ローラ40の外周にトナーを塗布し、且つ、トナーに電荷を付与する。そして、潜像が形成された感光体ドラム1と対向した現像ローラ40に現像バイアスを印加することにより、潜像に応じて感光体ドラム1上にトナー現像を行うものである。
【0018】
一方、画像形成装置には、図1に示すように、全ての感光体ドラム1a〜1dに対向して接するように循環移動する静電転写ベルト11が配設される。静電転写ベルト11は10×11〜10×14Ω・cmの体積固有抵抗を持たせた厚さ約15
0μmのフィルム状部材で構成される。この静電転写ベルト11は、垂直方向に4軸でローラに支持され、図中左側の外周面に転写材Sを静電吸着して上記感光体ドラム1に転写材Sを接触させるべく循環移動する。これにより、転写材Sは静電転写ベルト11により転写位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー像を転写される。
【0019】
この静電転写ベルト11の内側に当接し、4個の感光体ドラム1a〜1dに対向した位置に転写ローラ12a〜12dが並設される。これら転写ローラ12から正極性の電荷が静電転写ベルト11を介して転写材Sに印加され、この電荷による電界により、感光体ドラム1に接触中の用紙に、感光体ドラム1上の負極性のトナー像が転写される。静電転写ベルト11は周長約700mm、厚み約150μmのベルトであり、駆動ローラ13、従動ローラ14a,14b、テンションローラ15の4本のローラにより掛け渡され、図1の矢印方向に回転する。これにより、上述した静電転写ベルト11が循環移動して転写材Sが従動ローラ14a側から駆動ローラ13側へ搬送される間にトナー像を転写される。
【0020】
給送部16は、画像形成部に転写材Sを給送搬送するものであり、複数枚の転写材Sが給送カセット17に収納されている。画像形成時には給送ローラ(半月ローラ)18、レジストローラ対19が画像形成動作に応じて駆動回転し、給送カセット17内の転写材Sを1枚毎分離給送するとともに、転写材S先端はレジストローラ対19に突き当たり一旦停止し、ループを形成した後静電転写ベルト11の回転と画像書出し位置の同期を取ってレジストローラ対19によって静電転写ベルト11へと給送されていく。
【0021】
定着部20は、転写材Sに転写された複数色のトナー画像を定着させるものであり、回転する加熱ローラ21aと、これに圧接して転写材Sに熱及び圧力を与える加圧ローラ21bとから成る。即ち、感光体ドラム1上のトナー像を転写した転写材Sは定着部20を通過する際に定着ローラ対21で搬送されるとともに、定着ローラ対21によって熱及び圧力を与えられる。これによって複数色のトナー像が転写材S表面に定着される。
【0022】
画像形成の動作としては、プロセスカートリッジ7a〜7dが、画像形成のタイミングに合わせて順次駆動され、その駆動に応じて感光体ドラム1a〜1dが反時計回り方向に回転駆動される。そして、各々のプロセスカートリッジ7に対応するスキャナユニット3が順次駆動される。この駆動により、帯電装置2は感光体ドラム1の周面に一様な電荷を付与し、スキャナユニット3は、その感光体ドラム1周面に画像信号に応じて露光を行って感光体ドラム1周面上に静電潜像を形成する。現像装置4内の現像ローラ40は、静電潜像の低電位部にトナーを転移させて感光体ドラム1周面上にトナー像を形成(現像)する。
【0023】
最上流の感光体ドラム1周面上のトナー像の先端が、静電転写ベルト11との対向点に回転搬送されてくるタイミングで、その対向点に転写材Sの画像形成開始位置が一致するように、レジストローラ対19が回転を開始して転写材Sを静電転写ベルト11へ給送する。転写材Sは静電吸着ローラ22と静電転写ベルト11とによって挟み込むようにして静電転写ベルト11の外周に圧接し、且つ、静電転写ベルト11と静電吸着ローラ22との間に電圧を印加することにより、誘電体である転写材Sと静電転写ベルト11の誘電体層に電荷を誘起し、転写材を静電転写ベルト11の外周に静電吸着するように構成している。これにより、転写材Sは静電転写ベルト11に安定して吸着され、最下流の転写部まで搬送される。
【0024】
このように搬送されながら転写材Sは、各感光体ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電界によって、各感光体ドラム1のトナー像を順次転写される。4色のトナー像を転写された転写材Sは、駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト11から曲率分離され、定着部20に搬入される。転写材Sは、定着部20で上記トナー像を熱定着された後、排出ローラ対23によって、排出部24から画像面を下にした状態で本体外に排出される。
【0025】
(プロセスカートリッジ)
次に、本発明を実施したプロセスカートリッジについて図2及び図3により詳細に説明する。図2及び図3はトナーを収納したプロセスカートリッジ7の主断面及び斜視図を示している。尚、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各プロセスカートリッジ7a〜7dは同一構成である。
【0026】
プロセスカートリッジ7は、像担持体であるドラム状の像担持体即ち感光体ドラム1と、帯電手段及びクリーニング手段を備えた像担持体ユニット50及び感光体ドラム1上の静電潜像を現像する現像手段を有する現像装置4に分かれている。
【0027】
像担持体ユニット50は、感光体ドラム1が軸受31a,31b(ベアリング)を介してクリーニング枠体51に回転自在に取り付けてられている。感光体ドラム1の周上には、感光体ドラム1の表面を一様に帯電させるための帯電装置2及び感光体ドラム1上に残った現像剤(トナー)を除去するためのクリーニングブレード60が配置され、更にクリーニングブレード60によって感光体ドラム1表面から除去された残留トナーは、トナー送り機構52によってクリーニング枠体後方に設けられた廃トナー室53に順次送られる。そして、図示後方の一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達することにより、感光体ドラム1を画像形成動作に応じて図示反時計回りに回転駆動させるようにしている。
【0028】
現像装置4は、感光体ドラム1と接触して矢印Y方向に回転する現像ローラ40及びトナーが収容されたトナー容器41と現像枠体45とから構成される。現像ローラ40は、軸受部材を介して回転自在に現像枠体45に支持され、又、現像ローラ40の周上には、現像ローラ40と接触して矢印Z方向に回転するトナー供給ローラ43と現像剤規制部材44がそれぞれ配置されている。更に、トナー容器41内には、収容されたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ43に搬送するためのトナー搬送機構42が設けられている。
【0029】
そして、現像装置4は、現像装置4の両端に取り付けられた軸受部材47,48にそれぞれ設けられた揺動中心である支持軸49を中心に、ピン49aによって現像装置4全体が像担持体ユニット50に対して揺動自在に支持された吊り構造となっており、プロセスカートリッジ7単体(プリンタ本体に装着しない)状態においては、支持軸49を中心に回転モーメントにより現像ローラ40が感光体ドラム1に接触するよう、付勢部材である加圧バネ54によって現像装置4が常に付勢されている。
【0030】
更に、現像装置4のトナー容器41には、現像ローラ40を感光体ドラム1から離間させる際に装置本体100の離間手段(後述)が当接するための作用受け部46が一体的に設けられている。ここで、支持軸49は現像ローラ40とトナー容器41の後端部との間に配置されており、作用受け部46を押し上げることにより現像ローラ40は感光体ドラム1と所定間隙だけ離間された状態となる。
【0031】
現像時、トナー搬送機構42によって収納されたトナーがトナー供給ローラ43へ搬送されると、矢印Y方向に回転するトナー供給ローラ43が、そのトナーを矢印Z方向に回転する現像ローラ40との摺擦によって現像ローラ40に供給し、現像ローラ40上に担持させる。現像ローラ40上に担持されたトナーは、現像ローラ40の回転に伴い現像剤規制部材44の所に至り、現像剤規制部材44がトナーを規制して所望の帯電電荷量を付与するとともに、所定のトナー薄層に形成する。
【0032】
規制されたトナーは、現像ローラ40の回転に連れて、感光体ドラム1と現像ローラ40とが接触した現像部に搬送され、現像部において、図示しない電源から現像ローラ40に印加した直流現像バイアスにより、感光体ドラム1の表面に形成されている静電潜像に付着して潜像を現像する。尚、現像に寄与せずに現像ローラ40の表面に残留したトナーは、現像ローラ40の回転に伴い現像枠体内に戻され、トナー供給ローラ43との摺擦部で現像ローラ40から剥離、回収される。そして、回収されたトナーは、トナー搬送機構42により残りのトナーと撹拌混合される。
【0033】
本発明のように感光体ドラム1と現像ローラ40が接触して現像を行う接触現像方式においては、感光体ドラム1は剛体とし、現像ローラ40は弾性体を有するローラとすることが好ましい。この弾性体としては、ソリッドゴム単層やトナーへの帯電付与性を考慮してソリッドゴム層上に樹脂コーティングを施したもの等が用いられる。
【0034】
(現像剤規制部材)
次に、本発明の現像剤規制部材44の詳細を図6、図7及び図10を用いて説明する。
【0035】
図において、支持部材44aは、弾性ブレード44b取り付けのための支持部材であり、例えば板金部材等の剛性を有するものが用いられる。又、弾性ブレード44bは、支持部材44aに対し例えばYAGレーザ溶接等の方法で強固に固定される。この弾性ブレード44bについては、例えばリン青銅やSUSの薄板等を用いて弾性を確保している。このとき、図6及び図10に示すように、現像剤規制部材44において前記端部シール55とオーバーラップ44cしている両端部のおける現像剤規制部材44に対する当接圧Fは弾性ブレード44bの弾性によって得られる現像剤規制部材44に対する当接圧に、前記端部シール55の現像剤規制部材44に対する当接圧が付加された形となる。
【0036】
このとき、本発明の弾性ブレード44bの長手両端における短手方向ブレード支持部材44a側に切り込み56を入れ、前記切り込み56は前記前記端部シール55の内側まで切り込まれていることにより前記領域の弾性ブレード44bは、支持部材44aから開放された形態を取ることになる。つまり、この領域においては支持部材44aを固定端としたばね形態から開放されることになる。このことにより前記領域の現像担持体40への当接圧の低下が可能となる。
【0037】
又、切り込み56を入れても長手シール部材57によりシール性は確保される。本発明における実際の効果検証として弾性ブレード44bに対する端部シール55のオーバーラップ量44cを2mmとし、切り込み56の形状を幅1mm、長さを3.5mmとした場合、約30%の当接圧ダウンが確認されている。又、実際の耐久において、寿命末期までのトナー漏れを抑制することが可能となった。図7〜図9に本実施の形態と同様の効果を成す形状例を示す。
【0038】
本発明の意図する処が弾性ブレード44bにおいて、端部シール55にオーバーラップ44cした領域のやや内側まで切り込み56を入れることで、ばね性を得る1つの要素である固定端に相当する支持部材44aから開放することにあるので同等の効果を得られることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】
上記の説明で明らかなように、本発明によれば、弾性ブレード長手両端における短手方向ブレード支持部材側に切り込みを入れ、前記切り込みは前記シール部材の内側まで切り込まれていることで、シール部材とオーバーラップした領域の現像剤規制部材の当接圧を極力下げることが可能となる。このことにより、前記端部シールとオーバーラップした領域での現像剤規制部の現像担持体への当接圧は、端部シールのシール圧も付与された構成にも拘らず、現像担持体への当接圧を下げることが可能になり、現像担持体が回転することで生じる摩擦熱によりトナーの凝固体を形成し、この凝固体が現像剤規制部材を現像担持体から浮かすことにより前記凝固体内側近傍の現像剤担時量の増大を招き、現像剤担時力を失う程現像剤担時量が増した場合、現像容器内への現像剤回収が困難になり、トナー漏れに至る現象の抑制が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の全体構成図である。
【図2】プロセスカートリッジの断面説明図である。
【図3】プロセスカートリッジの分解斜視図である。
【図4】装置本体における部分説明図である。
【図5】装置本体における部分説明図である。
【図6】本発明に関する現像剤規制部材を説明する図である。
【図7】本発明に関する現像剤規制部材を説明する図である。
【図8】本発明に関する現像剤規制部材を説明する図である。
【図9】本発明に関する現像剤規制部材を説明する図である。
【図10】本発明に関する現像剤規制部材を説明する図である。
【図11】従来の画像形成装置を説明する図である。
【符号の説明】
S 転写材
F 当接圧
1 感光体ドラム
2 帯電装置
3 スキャナユニット
4 現像装置
5 静電転写装置
6 クリーニング装置
7 プロセスカートリッジ
8 離間手段
9 ポリゴンミラー
10 結像レンズ
11 静電転写ベルト
12 転写ローラ
13 駆動ローラ
14a 従動ローラ
14b 従動ローラ
15 テンションローラ
16 給送部
17 給送カセット
18 給送ローラ
19 レジストローラ対
20 定着部
21 定着ローラ対
21a 加熱ローラ
21b 加圧ローラ
22 静電吸着ローラ
23 排出ローラ対
24 排出部
30 ねじりコイルバネ
30a 端部
31 軸受
31a 軸受
31b 軸受
32 左右側板
33 突起部
34 ガイド溝
35 開口穴
36 圧縮バネ
39 軸
40 現像担持体
41 トナー容器
42 トナー搬送機構
43 トナー供給ローラ
44 現像剤規制部材
44a 支持部材
44b 弾性ブレード
44c オーバーラップ部
45 現像枠体
46 リブ
47 軸受部材
48 軸受部材
49 支持軸
50 像担持体ユニット
51 クリーニング枠体
52 トナー送り機構
53 廃トナー室
54 加圧バネ
55 端部シール
56 切り込み
57 長手シール部材
60 クリーニングブレード
80 作用部(離間板)
100 装置本体
200 画像形成装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式を採用した複写機やプリンタ等に使用される現像剤規制部材を有した現像装置、プロセスカートリッジ及びこれらを用いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、像担持体及びこれに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことができ、格段に操作性を向上させることができる。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、画像形成装置において広く採用されるに至っている。
【0003】
又、例えば図11に示すように、複数のプロセスカートリッジを一列に並べたインライン型の画像形成装置200が提供されている。こうしたインライン型の画像形成装置に使用されるプロセスカートリッジにおいて、トナー漏れを防止する事は画像品質及びユーザビリティの向上において重要な課題の1つに挙げられる。この課題に対し例えば、特開平6−11958号公報に示されるような対策が考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、より低コスト、高画質、高速印刷及びコンパクト化に発展する画像形成装置において、更に従来技術を発展される必要がある。例えば、現像担時体の長手方向両端部にオーバーラップする形で接触するシール部材(端部シール)が取り付けられた現像装置において、前記端部シールとオーバーラップした領域での現像剤規制部材の現像担時体への当接圧は、前記端部シールのシール圧も付与された構成になり、結果として現像領域よりも高い当接圧となる。
【0005】
このことにより、前記領域に差し込んだトナーが耐久において、前記当接圧及び現像担持体が回転することで生じる摩擦熱によりトナーの凝固体を形成し、この前記凝固体が現像剤規制部材を現像担持体から浮かす場合があり、このことにより前記凝固体内側近傍の現像剤担持量の増大を招き、現像剤担持力を失う程現像剤担時量が増した場合現像容器内への現像剤回収が困難になり、トナー漏れに至る場合がある。従って、シール部材とオーバーラップした領域の現像剤規制部材の当接圧を極力下げることが課題となる。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、トナー漏れを抑制してコンパクトで高画質、低コスト及びユーザビリティの向上を実現することができる現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、現像剤を収容する現像容器と、現像剤を担時する現像担持体と、短手方向の一端を該現像容器の枠対に取り付けられ、他端を該現像担持体に当接するように配置された現像剤規制部材とを有し、前記現像剤規制部材は、弾性ブレードがブレード支持部材に固定された部材であり、前記現像剤規制部材が取り付けられる前記現像枠体側には、前記現像担持体端部からの現像剤の漏れを規制するために前記現像担持体の長手方向両端部にオーバーラップする形で接触するシール部材が取り付けられた現像装置において、前記弾性ブレード長手両端における短手方向ブレード支持部材側に切り込みを入れ、前記切り込みは前記シール部材の内側まで切り込まれていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、プロセスカートリッジを、請求項1記載の現像装置を有し、画像形成装置に着脱自在なものとして構成したことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の現像装置又は請求項2記載のプロセスカートリッジの少なくとも一方を含んで画像形成装置を構成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明に係る現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置の実施形態について、多色現像装置におけるプロセスカートリッジの実施の形態について図を用いて説明する。
【0010】
図1は本実施形態に係る画像形成装置の全体構成図、図2はプロセスカートリッジの断面説明図、図3はプロセスカートリッジの分解斜視図、図4及び図5は装置本体における部分説明図、図6〜図10は本発明における詳細説明図である。
【0011】
(画像形成装置の全体構成)
先ず、画像形成装置の全体構成について図1を参照して概要説明する。
【0012】
図1に示す画像形成装置100は、垂直方向に並設された像担持体である4個の感光体ドラム1a〜1dを備えている。感光体ドラム1は、駆動手段(不図示)によって、同図中、反時計回りに回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電装置2a〜2d、画像情報に基づいてレーザービームを照射して感光体ドラム1上の静電潜像を形成するスキャナユニット3a〜3d、静電潜像に現像剤であるトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置4a〜4d、感光体ドラム1上のトナー像を転写材Sに転写させる静電転写装置5、転写後の感光体ドラム1表面に残った転写残トナーを除去するクリーニング装置6a〜6d等が配設されている。ここで、感光体ドラム1と帯電装置2、現像装置4、クリーニング装置6は一体的にカートリッジ化され、プロセスカートリッジ7を形成している。
【0013】
感光体ドラム1は、例えば直径30mmのアルミシリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC感光体)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に不図示の駆動モータからの駆動力が伝達されることにより、反時計回りに回転駆動される。
【0014】
帯電装置2としては、図2に示すような接触帯電方式のものを使用することができる。帯電部材は、ローラ状に形成された導電性ローラであり、このローラを感光体ドラム1表面に当接させるとともに、このローラに帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものである。
【0015】
スキャナユニット3は、感光体ドラム1の略水平方向に配置され、レーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光が、スキャナモーター(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー9a〜9dに照射される。ポリゴンミラー9に反射した画像光は、結像レンズ10a〜10dを介して帯電済みの感光体ドラム1表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように構成している。
【0016】
又、スキャナユニット3は、図5に示すように、長手方向において左右側板間ピッチより長く形成され、左右側板32の開口穴35a〜35hから突起部33が外側に飛び出すように取り付けられる。その際のスキャナユニットの押圧方法は、圧縮バネ36によって矢印で示す約45°下方に約9.8Nの力で押圧されている。これにより確実に突き当てに押し付け、位置決めがなされている。
【0017】
図2に示すように、現像装置4はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーをそれぞれ収納したトナー容器41a〜41d及び現像枠体45から構成され、トナー容器41内のトナー搬送機構42によってトナー供給ローラ43へ送り込み、図示時計方向に回転するトナー供給ローラ43及び現像ローラ40の外周に圧接された現像剤規制部材44によって図示時計方向に回転する現像ローラ40の外周にトナーを塗布し、且つ、トナーに電荷を付与する。そして、潜像が形成された感光体ドラム1と対向した現像ローラ40に現像バイアスを印加することにより、潜像に応じて感光体ドラム1上にトナー現像を行うものである。
【0018】
一方、画像形成装置には、図1に示すように、全ての感光体ドラム1a〜1dに対向して接するように循環移動する静電転写ベルト11が配設される。静電転写ベルト11は10×11〜10×14Ω・cmの体積固有抵抗を持たせた厚さ約15
0μmのフィルム状部材で構成される。この静電転写ベルト11は、垂直方向に4軸でローラに支持され、図中左側の外周面に転写材Sを静電吸着して上記感光体ドラム1に転写材Sを接触させるべく循環移動する。これにより、転写材Sは静電転写ベルト11により転写位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー像を転写される。
【0019】
この静電転写ベルト11の内側に当接し、4個の感光体ドラム1a〜1dに対向した位置に転写ローラ12a〜12dが並設される。これら転写ローラ12から正極性の電荷が静電転写ベルト11を介して転写材Sに印加され、この電荷による電界により、感光体ドラム1に接触中の用紙に、感光体ドラム1上の負極性のトナー像が転写される。静電転写ベルト11は周長約700mm、厚み約150μmのベルトであり、駆動ローラ13、従動ローラ14a,14b、テンションローラ15の4本のローラにより掛け渡され、図1の矢印方向に回転する。これにより、上述した静電転写ベルト11が循環移動して転写材Sが従動ローラ14a側から駆動ローラ13側へ搬送される間にトナー像を転写される。
【0020】
給送部16は、画像形成部に転写材Sを給送搬送するものであり、複数枚の転写材Sが給送カセット17に収納されている。画像形成時には給送ローラ(半月ローラ)18、レジストローラ対19が画像形成動作に応じて駆動回転し、給送カセット17内の転写材Sを1枚毎分離給送するとともに、転写材S先端はレジストローラ対19に突き当たり一旦停止し、ループを形成した後静電転写ベルト11の回転と画像書出し位置の同期を取ってレジストローラ対19によって静電転写ベルト11へと給送されていく。
【0021】
定着部20は、転写材Sに転写された複数色のトナー画像を定着させるものであり、回転する加熱ローラ21aと、これに圧接して転写材Sに熱及び圧力を与える加圧ローラ21bとから成る。即ち、感光体ドラム1上のトナー像を転写した転写材Sは定着部20を通過する際に定着ローラ対21で搬送されるとともに、定着ローラ対21によって熱及び圧力を与えられる。これによって複数色のトナー像が転写材S表面に定着される。
【0022】
画像形成の動作としては、プロセスカートリッジ7a〜7dが、画像形成のタイミングに合わせて順次駆動され、その駆動に応じて感光体ドラム1a〜1dが反時計回り方向に回転駆動される。そして、各々のプロセスカートリッジ7に対応するスキャナユニット3が順次駆動される。この駆動により、帯電装置2は感光体ドラム1の周面に一様な電荷を付与し、スキャナユニット3は、その感光体ドラム1周面に画像信号に応じて露光を行って感光体ドラム1周面上に静電潜像を形成する。現像装置4内の現像ローラ40は、静電潜像の低電位部にトナーを転移させて感光体ドラム1周面上にトナー像を形成(現像)する。
【0023】
最上流の感光体ドラム1周面上のトナー像の先端が、静電転写ベルト11との対向点に回転搬送されてくるタイミングで、その対向点に転写材Sの画像形成開始位置が一致するように、レジストローラ対19が回転を開始して転写材Sを静電転写ベルト11へ給送する。転写材Sは静電吸着ローラ22と静電転写ベルト11とによって挟み込むようにして静電転写ベルト11の外周に圧接し、且つ、静電転写ベルト11と静電吸着ローラ22との間に電圧を印加することにより、誘電体である転写材Sと静電転写ベルト11の誘電体層に電荷を誘起し、転写材を静電転写ベルト11の外周に静電吸着するように構成している。これにより、転写材Sは静電転写ベルト11に安定して吸着され、最下流の転写部まで搬送される。
【0024】
このように搬送されながら転写材Sは、各感光体ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電界によって、各感光体ドラム1のトナー像を順次転写される。4色のトナー像を転写された転写材Sは、駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト11から曲率分離され、定着部20に搬入される。転写材Sは、定着部20で上記トナー像を熱定着された後、排出ローラ対23によって、排出部24から画像面を下にした状態で本体外に排出される。
【0025】
(プロセスカートリッジ)
次に、本発明を実施したプロセスカートリッジについて図2及び図3により詳細に説明する。図2及び図3はトナーを収納したプロセスカートリッジ7の主断面及び斜視図を示している。尚、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各プロセスカートリッジ7a〜7dは同一構成である。
【0026】
プロセスカートリッジ7は、像担持体であるドラム状の像担持体即ち感光体ドラム1と、帯電手段及びクリーニング手段を備えた像担持体ユニット50及び感光体ドラム1上の静電潜像を現像する現像手段を有する現像装置4に分かれている。
【0027】
像担持体ユニット50は、感光体ドラム1が軸受31a,31b(ベアリング)を介してクリーニング枠体51に回転自在に取り付けてられている。感光体ドラム1の周上には、感光体ドラム1の表面を一様に帯電させるための帯電装置2及び感光体ドラム1上に残った現像剤(トナー)を除去するためのクリーニングブレード60が配置され、更にクリーニングブレード60によって感光体ドラム1表面から除去された残留トナーは、トナー送り機構52によってクリーニング枠体後方に設けられた廃トナー室53に順次送られる。そして、図示後方の一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達することにより、感光体ドラム1を画像形成動作に応じて図示反時計回りに回転駆動させるようにしている。
【0028】
現像装置4は、感光体ドラム1と接触して矢印Y方向に回転する現像ローラ40及びトナーが収容されたトナー容器41と現像枠体45とから構成される。現像ローラ40は、軸受部材を介して回転自在に現像枠体45に支持され、又、現像ローラ40の周上には、現像ローラ40と接触して矢印Z方向に回転するトナー供給ローラ43と現像剤規制部材44がそれぞれ配置されている。更に、トナー容器41内には、収容されたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ43に搬送するためのトナー搬送機構42が設けられている。
【0029】
そして、現像装置4は、現像装置4の両端に取り付けられた軸受部材47,48にそれぞれ設けられた揺動中心である支持軸49を中心に、ピン49aによって現像装置4全体が像担持体ユニット50に対して揺動自在に支持された吊り構造となっており、プロセスカートリッジ7単体(プリンタ本体に装着しない)状態においては、支持軸49を中心に回転モーメントにより現像ローラ40が感光体ドラム1に接触するよう、付勢部材である加圧バネ54によって現像装置4が常に付勢されている。
【0030】
更に、現像装置4のトナー容器41には、現像ローラ40を感光体ドラム1から離間させる際に装置本体100の離間手段(後述)が当接するための作用受け部46が一体的に設けられている。ここで、支持軸49は現像ローラ40とトナー容器41の後端部との間に配置されており、作用受け部46を押し上げることにより現像ローラ40は感光体ドラム1と所定間隙だけ離間された状態となる。
【0031】
現像時、トナー搬送機構42によって収納されたトナーがトナー供給ローラ43へ搬送されると、矢印Y方向に回転するトナー供給ローラ43が、そのトナーを矢印Z方向に回転する現像ローラ40との摺擦によって現像ローラ40に供給し、現像ローラ40上に担持させる。現像ローラ40上に担持されたトナーは、現像ローラ40の回転に伴い現像剤規制部材44の所に至り、現像剤規制部材44がトナーを規制して所望の帯電電荷量を付与するとともに、所定のトナー薄層に形成する。
【0032】
規制されたトナーは、現像ローラ40の回転に連れて、感光体ドラム1と現像ローラ40とが接触した現像部に搬送され、現像部において、図示しない電源から現像ローラ40に印加した直流現像バイアスにより、感光体ドラム1の表面に形成されている静電潜像に付着して潜像を現像する。尚、現像に寄与せずに現像ローラ40の表面に残留したトナーは、現像ローラ40の回転に伴い現像枠体内に戻され、トナー供給ローラ43との摺擦部で現像ローラ40から剥離、回収される。そして、回収されたトナーは、トナー搬送機構42により残りのトナーと撹拌混合される。
【0033】
本発明のように感光体ドラム1と現像ローラ40が接触して現像を行う接触現像方式においては、感光体ドラム1は剛体とし、現像ローラ40は弾性体を有するローラとすることが好ましい。この弾性体としては、ソリッドゴム単層やトナーへの帯電付与性を考慮してソリッドゴム層上に樹脂コーティングを施したもの等が用いられる。
【0034】
(現像剤規制部材)
次に、本発明の現像剤規制部材44の詳細を図6、図7及び図10を用いて説明する。
【0035】
図において、支持部材44aは、弾性ブレード44b取り付けのための支持部材であり、例えば板金部材等の剛性を有するものが用いられる。又、弾性ブレード44bは、支持部材44aに対し例えばYAGレーザ溶接等の方法で強固に固定される。この弾性ブレード44bについては、例えばリン青銅やSUSの薄板等を用いて弾性を確保している。このとき、図6及び図10に示すように、現像剤規制部材44において前記端部シール55とオーバーラップ44cしている両端部のおける現像剤規制部材44に対する当接圧Fは弾性ブレード44bの弾性によって得られる現像剤規制部材44に対する当接圧に、前記端部シール55の現像剤規制部材44に対する当接圧が付加された形となる。
【0036】
このとき、本発明の弾性ブレード44bの長手両端における短手方向ブレード支持部材44a側に切り込み56を入れ、前記切り込み56は前記前記端部シール55の内側まで切り込まれていることにより前記領域の弾性ブレード44bは、支持部材44aから開放された形態を取ることになる。つまり、この領域においては支持部材44aを固定端としたばね形態から開放されることになる。このことにより前記領域の現像担持体40への当接圧の低下が可能となる。
【0037】
又、切り込み56を入れても長手シール部材57によりシール性は確保される。本発明における実際の効果検証として弾性ブレード44bに対する端部シール55のオーバーラップ量44cを2mmとし、切り込み56の形状を幅1mm、長さを3.5mmとした場合、約30%の当接圧ダウンが確認されている。又、実際の耐久において、寿命末期までのトナー漏れを抑制することが可能となった。図7〜図9に本実施の形態と同様の効果を成す形状例を示す。
【0038】
本発明の意図する処が弾性ブレード44bにおいて、端部シール55にオーバーラップ44cした領域のやや内側まで切り込み56を入れることで、ばね性を得る1つの要素である固定端に相当する支持部材44aから開放することにあるので同等の効果を得られることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】
上記の説明で明らかなように、本発明によれば、弾性ブレード長手両端における短手方向ブレード支持部材側に切り込みを入れ、前記切り込みは前記シール部材の内側まで切り込まれていることで、シール部材とオーバーラップした領域の現像剤規制部材の当接圧を極力下げることが可能となる。このことにより、前記端部シールとオーバーラップした領域での現像剤規制部の現像担持体への当接圧は、端部シールのシール圧も付与された構成にも拘らず、現像担持体への当接圧を下げることが可能になり、現像担持体が回転することで生じる摩擦熱によりトナーの凝固体を形成し、この凝固体が現像剤規制部材を現像担持体から浮かすことにより前記凝固体内側近傍の現像剤担時量の増大を招き、現像剤担時力を失う程現像剤担時量が増した場合、現像容器内への現像剤回収が困難になり、トナー漏れに至る現象の抑制が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の全体構成図である。
【図2】プロセスカートリッジの断面説明図である。
【図3】プロセスカートリッジの分解斜視図である。
【図4】装置本体における部分説明図である。
【図5】装置本体における部分説明図である。
【図6】本発明に関する現像剤規制部材を説明する図である。
【図7】本発明に関する現像剤規制部材を説明する図である。
【図8】本発明に関する現像剤規制部材を説明する図である。
【図9】本発明に関する現像剤規制部材を説明する図である。
【図10】本発明に関する現像剤規制部材を説明する図である。
【図11】従来の画像形成装置を説明する図である。
【符号の説明】
S 転写材
F 当接圧
1 感光体ドラム
2 帯電装置
3 スキャナユニット
4 現像装置
5 静電転写装置
6 クリーニング装置
7 プロセスカートリッジ
8 離間手段
9 ポリゴンミラー
10 結像レンズ
11 静電転写ベルト
12 転写ローラ
13 駆動ローラ
14a 従動ローラ
14b 従動ローラ
15 テンションローラ
16 給送部
17 給送カセット
18 給送ローラ
19 レジストローラ対
20 定着部
21 定着ローラ対
21a 加熱ローラ
21b 加圧ローラ
22 静電吸着ローラ
23 排出ローラ対
24 排出部
30 ねじりコイルバネ
30a 端部
31 軸受
31a 軸受
31b 軸受
32 左右側板
33 突起部
34 ガイド溝
35 開口穴
36 圧縮バネ
39 軸
40 現像担持体
41 トナー容器
42 トナー搬送機構
43 トナー供給ローラ
44 現像剤規制部材
44a 支持部材
44b 弾性ブレード
44c オーバーラップ部
45 現像枠体
46 リブ
47 軸受部材
48 軸受部材
49 支持軸
50 像担持体ユニット
51 クリーニング枠体
52 トナー送り機構
53 廃トナー室
54 加圧バネ
55 端部シール
56 切り込み
57 長手シール部材
60 クリーニングブレード
80 作用部(離間板)
100 装置本体
200 画像形成装置
Claims (3)
- 現像剤を収容する現像容器と、現像剤を担時する現像担持体と、短手方向の一端を該現像容器の枠対に取り付けられ、他端を該現像担持体に当接するように配置された現像剤規制部材とを有し、前記現像剤規制部材は、弾性ブレードがブレード支持部材に固定された部材であり、前記現像剤規制部材が取り付けられる前記現像枠体側には、前記現像担持体端部からの現像剤の漏れを規制するために前記現像担持体の長手方向両端部にオーバーラップする形で接触するシール部材が取り付けられた現像装置において、
前記弾性ブレード長手両端における短手方向ブレード支持部材側に切り込みを入れ、前記切り込みは前記シール部材の内側まで切り込まれていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置を有し、画像形成装置に着脱自在なことを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 請求項1記載の現像装置又は請求項2記載のプロセスカートリッジの少なくとも一方を有することを特徴とする画像形成装置。
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