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JP2004078660A - 半導体装置およびシステム - Google Patents

半導体装置およびシステム Download PDF

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JP2004078660A
JP2004078660A JP2002239198A JP2002239198A JP2004078660A JP 2004078660 A JP2004078660 A JP 2004078660A JP 2002239198 A JP2002239198 A JP 2002239198A JP 2002239198 A JP2002239198 A JP 2002239198A JP 2004078660 A JP2004078660 A JP 2004078660A
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circuit
semiconductor device
clock signal
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JP2002239198A
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Yoshio Sato
佐藤 喜男
Hirotaka Hara
原 博隆
Kazushige Yamagishi
山岸 一繁
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Renesas Technology Corp
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Renesas Technology Corp
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Abstract

【課題】実チップ完成後も任意にACタイミングを変更可能とし、それに加え、可変遅延量を自動で補正可能とすることで、基板実装後にACタイミングをチップ毎に自動補正し、実装環境に合わせた最適なACタイミングを実現することができる半導体装置、およびそれを実装したシステムを提供する。
【解決手段】外部からのクロック信号を入力として内部クロック信号を再生するクロック再生回路17と、外部に対してデータ信号を入出力する入出力回路12と、クロック再生回路17により再生する内部クロック信号と入出力回路12により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整する位相調整回路18とを有するLSI1において、外部にはCPU2が接続され、このCPU2との間で、実チップ完成後も任意にACタイミングを変更することができ、それに加え、可変遅延量を自動で補正することができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置、およびそれを実装したシステムに関し、特にインタフェース用のクロック信号の位相を自動補正するACタイミング調整に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明者が検討したところによれば、半導体装置のACタイミング調整技術に関しては、以下のような技術が考えられる。
【0003】
たとえば、CPUやメモリなどの半導体装置においては、入出力端子間の伝搬遅延時間、セットアップ時間、ホールド時間などのACタイミングが規定されている。このために、デバイスの製造ばらつき・温度条件・電圧条件などを考慮した条件下において、規定のACタイミングを満たすようにタイミング設計が行われる。
【0004】
なお、このような半導体装置のACタイミング調整に関する技術としては、たとえば特開平11−289322号公報に記載される技術などが挙げられる。この公報には、JTAG回路を用いて、AC特性を任意に可変することにより信号のタイミング調整をフレキシブルに行い、基板設計を短期間で容易に行う技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記のような半導体装置のACタイミング調整技術について、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
【0006】
たとえば、前記特開平11−289322号公報の技術では、タイミング調整を自動で行うことができず、また実使用条件毎、チップ毎に最適化したタイミング調整が不可能である。さらに、ACタイミングを遅延することはできるが、早めることができない。
【0007】
また、前記のような半導体装置においては、ACタイミングの規定を満たすためにタイミング設計を行うが、デバイスの製造ばらつき・温度条件・電圧条件などを全て考慮した条件下において規定のACタイミングを満たすことが、特に高速動作するインタフェースでは困難となりつつある。
【0008】
さらに、半導体装置の量産工程では、この厳しいACタイミング条件と製造ばらつきを踏まえた選別はテストの精度的にも困難であり、歩留まり低下の原因となり得る。それに加えて、実装機上で始めてタイミングの問題が明るみになる場合があり、これもテスタによる評価のみでは限界がある。
【0009】
そこで、本発明の目的は、実チップ完成後も任意にACタイミングを変更可能とし、それに加え、可変遅延量を自動で補正可能とすることで、基板実装後にACタイミングをチップ毎に自動補正し、実装環境に合わせた最適なACタイミングを実現することができる半導体装置、およびそれを実装したシステムを提供することにある。
【0010】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【0012】
(1)本発明による半導体装置は、外部からのクロック信号を入力として内部クロック信号を再生するクロック再生回路と、外部に対してデータ信号を入出力する入出力回路と、クロック再生回路により再生する内部クロック信号と入出力回路により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整する位相調整回路とを有するものである。この構成において、外部(上位)には、クロック信号を発生する手段と、データ信号を入出力する手段とを有するCPUが接続されるものである。あるいは、クロック信号を発生する回路と、データ信号を入出力する回路とを有する第1の半導体装置が接続されるものである。
【0013】
よって、前記(1)の半導体装置によれば、上位のCPUあるいは第1の半導体装置との間において、実チップ完成後も任意にACタイミングを変更することができるようになり、それに加え、可変遅延量を自動で補正することができるようになる。その結果、半導体装置の基板実装後にACタイミングをチップ毎に自動補正し、実装環境に合わせた最適なACタイミングを実現することができるようになる。
【0014】
(2)本発明による半導体装置は、外部に対してクロック信号を再生して外部クロック信号として出力するクロック再生回路と、外部に対してデータ信号を入出力する入出力回路と、クロック再生回路により再生する外部クロック信号と入出力回路により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整する位相調整回路とを有するものである。この構成において、外部(下位)には、外部クロック信号に同期してデータ信号を入出力する回路を有する第2の半導体装置が接続されるものである。
【0015】
よって、前記(2)の半導体装置によれば、下位の第2の半導体装置との間において、前記(1)の半導体装置と同様に、実チップ完成後も任意にACタイミングを変更可能とし、それに加え、可変遅延量を自動で補正可能とすることで、半導体装置の基板実装後にACタイミングをチップ毎に自動補正し、実装環境に合わせた最適なACタイミングを実現することができるようになる。
【0016】
(3)前記(1),(2)の半導体装置において、位相調整回路は、クロック再生回路により再生する内部クロック信号の位相を、入出力回路により入出力するデータ信号のセットアップ時間、ホールド時間、ディレイ時間に合わせて調整するようにしたものである。クロック再生回路は、内部クロック信号の遅延時間を可変に調整するPLLまたはDLLまたはSMDからなるものである。内部クロック信号の位相の調整は、BIOSまたはOSにより制御され、調整前の初期値はBIOSに記憶されているようにしたものである。内部クロック信号の位相の調整は、パワーオンリセット時または一定時間周期毎または環境条件変動時または信号伝送エラー検出時に行い、さらに使用環境に合わせて行うものであり、進/遅の両方を可能とするようにしたものである。
【0017】
よって、前記(3)の半導体装置によれば、内部クロック信号の位相を、データ信号のセットアップ時間、ホールド時間、ディレイ時間に合わせて調整することができるようになる。また、内部クロック信号の位相の調整を、パワーオンリセット時または一定時間周期毎または環境条件変動時または信号伝送エラー検出時に行うことができ、さらに使用環境に合わせて行うことができるようになり、この際に、位相を進める方向あるいは遅らせる方向に調整することができるようになる。
【0018】
(4)本発明によるシステムは、クロック信号を発生する手段、データ信号を入出力する手段を有するCPUと、外部クロック信号に同期してデータ信号を入出力する回路を有する第2の半導体装置と、CPUと第2の半導体装置との間に接続される第3の半導体装置とを有するものである。この第3の半導体装置は、前記(1)の半導体装置(さらに前記(3)の半導体装置)と同様の構成を有するものである。
【0019】
よって、前記(4)のシステムによれば、CPU、第2の半導体装置、第3の半導体装置を基板上に実装後にACタイミングをチップ毎に自動補正し、実装環境に合わせた最適なACタイミングを実現することができるようになる。
【0020】
(5)本発明によるシステムは、クロック信号を発生する回路、データ信号を入出力する回路を有する第1の半導体装置と、外部クロック信号に同期してデータ信号を入出力する回路を有する第2の半導体装置と、第1の半導体装置と第2の半導体装置との間に接続される第3の半導体装置とを有するものである。この第3の半導体装置は、前記(2)の半導体装置(さらに前記(3)の半導体装置)と同様の構成を有するものである。
【0021】
よって、前記(5)のシステムによれば、第1の半導体装置、第2の半導体装置、第3の半導体装置を基板上に実装後にACタイミングをチップ毎に自動補正し、実装環境に合わせた最適なACタイミングを実現することができるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0023】
(実施の形態1)
まず、図1により、本発明の実施の形態1の半導体装置の構成の一例を説明する。図1は本実施の形態の半導体装置の構成図を示す。
【0024】
本実施の形態の半導体装置は、たとえば外部に接続されるCPUとの信号伝送についてタイミング補正を行うLSI1とされ、データ信号を論理演算する内部論理回路11と、外部に対してデータ信号を入出力する入出力回路12と、外部との信号伝送のタイミングを補正する自動タイミング補正回路13などから構成される。このLSI1には、クロック信号を発生する手段、データ信号を入出力する手段などを有するCPU2が接続されている。
【0025】
このLSI1には、システムクロック入力端子、複数のデータ入出力端子などが設けられ、外部のCPU2からシステムクロック信号が入力され、またCPU2との間でデータ信号が入出力される。また、このLSI1には、受信データ出力端子、遅延制御値入力端子が設けられており、CPU2が送信したデータがLSI1で受信できているかを受信データ格納レジスタ14の値を受信データ出力端子から読むことで確認し、自動タイミング補正回路13を制御しながら、遅延制御値入力端子から最適な遅延制御値を入力することでLSI1のACタイミングが補正される。
【0026】
入出力回路12には、たとえばデータ入出力端子に接続され、複数のバッファおよびフリップフロップからなる入力回路15と、複数のバッファおよびフリップフロップからなる出力回路16などが備えられ、入力回路15および出力回路16から内部論理回路11に接続されている。この入出力回路12における入力回路15の初段フリップフロップには、自動タイミング補正回路13から補正後の入力用クロック信号が供給され、システムクロック信号に対する入力データの同期がとられている。同様に、出力回路16の終段フリップフロップにも、自動タイミング補正回路13から補正後の出力用クロック信号が供給され、システムクロック信号に対する出力データの同期がとられている。
【0027】
また、入出力回路12には、入力回路15の初段フリップフロップの後に受信データ格納レジスタ14が設けられ、CPU2が送信したデータが格納される。この受信データ格納レジスタ14は、CPU2により直接読み書きが可能となっている。
【0028】
自動タイミング補正回路13には、CPU2からのクロック信号を入力として内部クロック信号を再生するクロック再生回路17と、このクロック再生回路17により再生する内部クロック信号と、入出力回路12により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整する位相調整回路18などが備えられている。
【0029】
クロック再生回路17は、たとえばPLL(Phase Locked Loop)またはDLL(Delay Locked Loop)またはSMD(Synchronous Mirror Delay)などからなり、このレプリカ遅延時間を可変に調整する回路である。このクロック再生回路17には、基準クロック入力端子RFCLK、帰還クロック入力端子FBCLK、クロック出力端子CLKOUTが設けられている。
【0030】
位相調整回路18は、たとえばクロック再生回路17の各入力端子、出力端子に接続される複数の回路からなり、4つの可変遅延回路(A)19,(B)20,(C)21,(D)22と、各可変遅延回路19〜22を制御する4つのデコーダ23〜26と、クロック信号を分周する2つの分周回路(A)27,(B)28と、遅延量を制御する遅延制御値格納レジスタ29などから構成される。
【0031】
以上のように、クロック再生回路17および位相調整回路18などから構成される自動タイミング補正回路13において、タイミングの調整は以下の4つの経路において行われる。
【0032】
(1)CPU2からシステムクロック信号が供給されるシステムクロック入力端子から可変遅延回路(A)19、分周回路(A)27を通り、クロック再生回路17への基準クロック入力端子RFCLKへの入力のパスを設ける。可変遅延回路(A)19は、遅延制御値格納レジスタ29にてデコーダ23を介して設定され、任意の遅延時間(T1+TA)を実現できる。ここで、遅延時間TAを除いたこのパス固有の遅延時間をT1とする。
【0033】
(2)クロック再生回路17のクロック出力端子CLKOUTから可変遅延回路(B)20、分周回路(B)28を通り、クロック再生回路17の帰還クロック入力端子FBCLKへの入力のパスを設ける。可変遅延回路(B)20は、遅延制御値格納レジスタ29にてデコーダ24を介して設定され、任意の遅延時間(T2+TB)を実現できる。ここで、遅延時間TBを除いたこのパス固有の遅延時間をT2とする。
【0034】
(3)クロック再生回路17のクロック出力端子CLKOUTから可変遅延回路(C)21を通り、入力回路15の初段フリップフロップへのパスを設ける。可変遅延回路(C)21は、遅延制御値格納レジスタ29にてデコーダ25を介して設定され、任意の遅延時間(T3+TC)を実現できる。ここで、遅延時間TCを除いたこのパス固有の遅延時間をT3とする。
【0035】
(4)クロック再生回路17のクロック出力端子CLKOUTから可変遅延回路(D)22を通り、出力回路16の終段フリップフロップへのパスを設ける。可変遅延回路(D)は、遅延制御値格納レジスタ29にてデコーダ26を介して設定され、任意の遅延時間(T4+TD)を実現できる。ここで、遅延時間TDを除いたこのパス固有の遅延時間をT4とする。
【0036】
本実施の形態において、LSI1の外部に接続されるCPU2は、LSI1の自動タイミング補正回路13を直接制御可能となっている。このCPU2は、自ら送信したデータがLSI1で受信できているかを受信データ格納レジスタ14の値を読むことで確認し、自動タイミング補正回路13を制御しながら、LSI1のACタイミングを補正する。
【0037】
次に、図2および図3により、本実施の形態のLSIにおいて、クロック再生回路の構成の一例を説明する。図2はPLL回路の構成図、図3はDLL回路の構成図をそれぞれ示す。
【0038】
PLL回路は、図2に示すように、基本構成が位相比較器51、低域フィルタ52、VCO53などから構成され、基準クロック信号RFCLKとVCO53の出力の帰還クロック信号FBCLKの位相差を位相比較器51により比較し、この位相差に応じた出力を低域フィルタ52によりDC電圧にフィルタリングし、VCO53へ制御電圧として入力する。このVCO53は、制御電圧によって出力周波数が変化する発振回路であり、この出力クロック信号CLKOUTは再び位相比較器51に帰還クロック信号FBCLKとして入力される。このように、基準クロック信号RFCLKの位相にVCO53の出力クロック信号CLKOUTの位相が同期するように働く帰還ループ構成となっている。この基本的なPLL回路の低域フィルタ52とVCO53の間に、たとえば1/N分周器54を接続した場合には、基準クロック信号RFCLKのN倍の周波数の出力クロック信号CLKOUTを得ることができる。
【0039】
DLL回路は、図3に示すように、可変遅延回路61、位相比較器62、バイアスコントローラ63、レプリカ遅延回路64などから構成され、前記PLL回路と類似で、基準クロック信号RFCLKが可変遅延回路61に入力され、この出力クロック信号CLKOUTがレプリカ遅延回路64、位相比較器62およびバイアスコントローラ63を介して可変遅延回路61に帰還クロック信号FBCLKとして入力される帰還ループにおいて、レプリカ遅延回路64を介した位相比較器62の出力に基づいて可変遅延回路61の遅延量がバイアスコントローラ63により制御される。
【0040】
次に、図4により、本実施の形態のLSIを用いたシステムの構成の一例を説明する。図4はシステムの構成図を示す。
【0041】
システムは、前述したLSI1およびCPU2の各デバイスと、CPU用システムクロック発生回路3のデバイスと、下位デバイスとしてのUSB(Universal Serial Bus)対応デバイス4(以下単にUSBと称する)、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)対応デバイス5(以下単にATAPIと称する)、メモリデバイス6(以下単にメモリと称する)、USBクロック生成用の水晶発振器7などから構成される。本実施の形態のLSI1は、CPU2との間のインタフェースに使用され、また複数種の下位デバイス4〜6との間のインタフェースにも使用される。
【0042】
LSI1には、内部論理回路11と、CPU2との間の入出力回路12および自動タイミング補正回路13と、USB4との間の入出力回路12a、自動タイミング補正回路13aおよびクロック生成回路30aと、ATAPI5との間の入出力回路12b、自動タイミング補正回路13bおよびクロック生成回路30bと、メモリ6との間の入出力回路12c、自動タイミング補正回路13cおよびクロック生成回路30cなどが設けられている。内部論理回路11は、動作に必要なクロック信号に対応して、CPU2およびメモリ6用の動作部、USB4用の動作部、ATAPI5用の動作部に分かれている。各入出力回路12,12a〜12cおよび各自動タイミング補正回路13,13a〜13cは、前述した図1と同様の回路構成となっている。
【0043】
このシステムにおいては、これに限定されるものではないが、たとえばCPU用システムクロック発生回路3から100MHzのシステムクロック信号が発生され、この100MHzのシステムクロック信号に同期してCPU2は動作する。また、100MHzのシステムクロック信号は、クロック生成回路30bにより50MHzに分周されてATAPI5に供給され、クロック生成回路30cにより100MHzのままメモリ6に供給される。また、USB4に対しては、水晶発振器7で発振されたクロック信号からクロック生成回路30aにより48MHzを生成してUSB4に供給される。
【0044】
次に、図5により、本実施の形態のLSIにおけるクロック信号の位相関係の一例を説明する。図5(a),(b)はLSIにおけるクロック信号の位相関係の説明図を示す。この図5は、可変遅延回路(A),(B),(C),(D)の遅延時間を補正しない場合の位相関係を示している。
【0045】
LSI1において、チップ端子のクロック入力端子の信号を(C)とし、さらにクロック再生回路17における、基準クロック入力端子RFCLKの信号を(R)、帰還クロック入力端子FBCLKの信号を(F)、クロック出力端子CLKOUTの信号を(A)とし、また入出力回路12における、入力回路15の初段フリップフロップのクロック入力端子の信号を(I)、出力回路16の終段フリップフロップのクロック入力端子の信号を(O)とする。
【0046】
また、可変遅延回路(A)19の遅延時間をT1、可変遅延回路(B)20の遅延時間をT2、可変遅延回路(C)21の遅延時間をT3、可変遅延回路(D)22の遅延時間をT4とする。
【0047】
クロック再生回路17は、(R)と(F)の位相を合わせるように動作するので、T2>T1ならば(A)の位相は(C)の位相よりも早まる。また、T2<T1ならば(A)の位相は(C)の位相よりも遅れる。
【0048】
T2とT1の関係より、(I),(O)の位相は(C)の位相に対して前後に制御可能である。すなわち、(I),(O)の位相を、進める方向または遅らせる方向に制御することができる。
【0049】
T3とT4の関係より、データ入力のACタイミングとデータ出力のACタイミングとはそれぞれ別に制御可能である。
【0050】
次に、図6により、本実施の形態のLSIにおけるクロック信号とデータ信号とのタイミング関係の一例を説明する。図6はLSIにおけるクロック信号とデータ信号とのタイミング関係の説明図を示す。
【0051】
LSI1について、システムクロック信号(C)に対するデータ信号の入力において、(I)のクロック信号の位相を補正しない場合のセットアップとホールドを初期セットアップ値、初期ホールド値として、以下のようにタイミングを調整することが可能となる。
【0052】
たとえば、データ信号の入力において、可変遅延回路(B)20による遅延時間TBを発生させることにより、(I)のクロック信号の位相がTB分早まり、セットアップを初期セットアップ値より小さく、ホールドを初期ホールド値より大きくできる。
【0053】
または、データ信号の入力において、可変遅延回路(A)19による遅延時間TAを発生させることにより、(I)のクロック信号の位相がTA分遅れ、セットアップを初期セットアップ値より大きく、ホールドを初期ホールド値より小さくできる。
【0054】
また、データ信号の出力において、(O)のクロック信号の位相を補正しない場合のディレイ値を初期ディレイ値として、以下のようにタイミングを調整することが可能となる。
【0055】
たとえば、データ信号の出力において、可変遅延回路(B)20による遅延時間TBを発生させることにより、(O)のクロック信号の位相がTB分早まり、ディレイ値をTB分早くできる。
【0056】
または、データ信号の出力において、可変遅延回路(A)19による遅延時間TAを発生させることにより、(O)のクロック信号の位相がTA分遅れ、ディレイ値をTA分遅くできる。
【0057】
次に、図7および図8により、本実施の形態のLSIにおける自動タイミング補正の手順の一例を説明する。図7および図8はLSIにおける自動タイミング補正のフロー図を示す。
【0058】
この自動タイミング補正は、BIOSまたはOSにより制御され、調整前の初期値はBIOSに記憶されている。また、位相調整を行うタイミングは、パワーオンリセット時、タイマにより設定される一定時間周期毎、センサにより検知される環境条件変動時、信号伝送エラー検出時などに行い、さらに使用環境に合わせて行われる。
【0059】
自動タイミング補正のスタート時には、システムクロック信号は入力状態であり、また各レジスタは初期化済みの状態である。
【0060】
スタート後は、まず遅延制御値格納レジスタ29の値を最小値に設定し(ステップS1)、接続先のCPU2からのデータを入力した後(ステップS2)、受信データ格納レジスタ14の値をCPU2が読み出し(ステップS3)、受信データ格納レジスタ14の値と期待値とを比較する(ステップS4)。
【0061】
このステップS4の比較の結果、受信データ格納レジスタ14の値と期待値とが異なる場合は遅延制御値格納レジスタ29の値を+1加えて(ステップS5)、ステップS3からの処理を繰り返し、一方、比較結果が同じ場合にはCPU2が遅延制御値格納レジスタ29の値を入力初期パス値としてメモリに保存する(ステップS6)。
【0062】
さらに、遅延制御値格納レジスタ29の値を+1加えた後(ステップS7)、受信データ格納レジスタ14の値をCPU2が読み出し(ステップS8)、受信データ格納レジスタ14の値と期待値とを比較する(ステップS9)。
【0063】
このステップS9の比較の結果、受信データ格納レジスタ14の値と期待値とが同じ場合は遅延制御値格納レジスタ29の値を+1加えて(ステップS10)、ステップS8からの処理を繰り返し、一方、比較結果が異なる場合にはCPU2が遅延制御値格納レジスタ29の−1の値を入力最終パス値としてメモリに保存する(ステップS11)。
【0064】
そして、メモリに保存された入力初期パス値と入力最終パス値の中間値を入力最適値とする(ステップS12)。以上により、入力についての最適値が求められる。
【0065】
続けて、出力についての最適値を求める場合は、まず遅延制御値格納レジスタ29の値を最小値に設定し(ステップS13)、本LSI1からデータを出力し(ステップS14)、接続先のCPU2からデータを入力した後(ステップS15)、受信データ格納レジスタ14の値をCPU2が読み出し(ステップS16)、受信データ格納レジスタ14の値と期待値とを比較する(ステップS17)。なお、ステップS15においては、入力時のみ遅延制御値格納レジスタ29の値を入力最適値に戻す。
【0066】
このステップS17の比較の結果、受信データ格納レジスタ14の値と期待値とが異なる場合は遅延制御値格納レジスタ29の値を+1加えて(ステップS18)、ステップS14からの処理を繰り返し、一方、比較結果が同じ場合にはCPU2が遅延制御値格納レジスタ29の値を出力初期パス値としてメモリに保存する(ステップS19)。
【0067】
さらに、遅延制御値格納レジスタ29の値を+1加え(ステップS20)、本LSI1からデータを出力し(ステップS21)、接続先のCPU2からデータを入力した後(ステップS22)、受信データ格納レジスタ14の値をCPU2が読み出し(ステップS23)、受信データ格納レジスタ14の値と期待値とを比較する(ステップS24)。なお、ステップS22においては、読み出す時のみ遅延制御値格納レジスタ29の値を入力最適値に戻す。
【0068】
このステップS24の比較の結果、受信データ格納レジスタ14の値と期待値とが同じ場合は遅延制御値格納レジスタ29の値を+1加えて(ステップS25)、ステップS21からの処理を繰り返し、一方、比較結果が異なる場合にはCPU2が遅延制御値格納レジスタ29の−1の値を出力最終パス値としてメモリに保存する(ステップS26)。
【0069】
そして、メモリに保存された出力初期パス値と出力最終パス値の中間値を出力最適値とする(ステップS27)。最後に、入力最適値と出力最適値との間の差分は、可変遅延回路(C)21と可変遅延回路(D)22にて調整する(ステップS28)。
【0070】
以上のように、本実施の形態のLSI1によれば、PLL回路、DLL回路あるいはSMD回路などのクロック再生回路17と位相調整回路18などからなる所望のACタイミングを実現する自動タイミング補正回路13において、クロック再生回路17の入力クロック遅延パスおよび帰還ループ内遅延パスの2箇所に設けた可変遅延回路19,20と、クロック再生回路17の出力パスに設けた可変遅延回路21,22と、CPU2から直接制御可能な遅延制御値格納レジスタ29と可変遅延回路制御用デコーダ23〜26と受信データ格納レジスタ14を内蔵することで、実チップ完成後も任意にACタイミングを変更可能とし、それに加え、可変遅延量を自動で補正可能とすることで、基板実装後にACタイミングをチップ毎に自動補正し、実装環境に合わせた最適なACタイミングを実現することができる。
【0071】
(実施の形態2)
図9により、本発明の実施の形態2の半導体装置の構成の一例を説明する。図9は本実施の形態の半導体装置の構成図を示す。
【0072】
本実施の形態の半導体装置は、たとえば外部に接続されるLSIあるいはメモリなどの下位デバイスとの信号伝送についてタイミング補正を行うLSI1aとされ、データ信号を論理演算する内部論理回路11と、外部に対してデータ信号を入出力する入出力回路12と、外部のLSI(あるいはメモリなど)8の下位デバイスとの信号伝送のタイミングを補正する自動タイミング補正回路13などから構成され、自動タイミング補正回路13はCPU2aにより制御されるようになっている。
【0073】
すなわち、本実施の形態のLSI1aは、前記実施の形態1のLSI1の構成に対して内部論理用クロック生成回路31が追加され、この内部論理用クロック生成回路31において、外部に接続されたCPU2aから入力されたクロック信号が内部論理用クロック信号として生成され、外部に接続されたLSI(あるいはメモリなど)8の下位デバイスに供給される。なお、他の構成については、前記実施の形態1と同様の機能を有する。
【0074】
また、本実施の形態においては、入力回路15の初段フリップフロップの後に設けられる受信データ格納レジスタ14には、LSI(あるいはメモリなど)8の下位デバイスが送信したデータが格納される。この受信データ格納レジスタ14は、CPU2aにより直接読み書きが可能となっている。
【0075】
さらに、LSI1aの外部に接続されるCPU2aは、LSI1aの自動補正タイミング回路13を直接制御可能となっている。このCPU2aは、LSI(あるいはメモリなど)8の下位デバイスが送信したデータがLSI1aで受信できているかを受信データ格納レジスタ14の値を読むことで確認し、自動タイミング補正回路13を制御しながら、LSI1aのACタイミングを補正することができる。
【0076】
よって、本実施の形態のLSI1aによれば、特にLSI(あるいはメモリなど)8の下位デバイスとの間で、前記実施の形態1と同様に、実チップ完成後も任意にACタイミングを変更可能とし、それに加え、可変遅延量を自動で補正可能とすることで、基板実装後にACタイミングをチップ毎に自動補正し、実装環境に合わせた最適なACタイミングを実現することができる。
【0077】
(実施の形態3)
図10により、本発明の実施の形態3の半導体装置の構成の一例を説明する。図10は本実施の形態の半導体装置の構成図を示す。
【0078】
本実施の形態の半導体装置は、たとえば外部に接続されるLSIとの信号伝送についてタイミング補正を行うLSI1bとされ、データ信号を論理演算する内部論理回路11と、外部に対してデータ信号を入出力する入出力回路12と、外部のLSI9との信号伝送のタイミングを補正する自動タイミング補正回路13などから構成される。
【0079】
すなわち、本実施の形態のLSI1bは、前記実施の形態1のLSI1の構成に対して、期待値を格納する期待値回路32、受信データ格納レジスタ14に格納された受信データと期待値回路の期待値とを比較する比較回路33、テストデータを発生するテストデータ発生回路34、入力最適値を格納する入力最適値格納レジスタ35、出力最適値を格納する出力最適値格納レジスタ36、補正値を決定する補正値決定回路37、初期パス値を格納する初期パス値格納レジスタ38、最終パス値を格納する最終パス値格納レジスタ39が追加されている。この構成において、期待値回路32、受信データ格納レジスタ14、比較回路33を含めて期待値比較回路と称する。
【0080】
また、本実施の形態のLSI1bの外部に接続されるLSI9には、起動信号発生回路41、システムクロック発生回路42、テストデータ発生回路43、内部論理回路44、入出力回路45、期待値比較回路(期待値回路、受信データ格納レジスタ、比較回路を含む)46などが設けられている。起動信号発生回路41は、LSI9およびLSI1bを起動するための信号を発生するための回路である。システムクロック発生回路42は、システムクロック信号を発生するための回路である。また、テストデータ発生回路43、内部論理回路44、入出力回路45および期待値比較回路46はLSI1bと同様な機能を有する。
【0081】
本実施の形態において、LSI1bにおける入力回路15の初段フリップフロップの後には受信データ格納レジスタ14が設けられ、LSI9が送信したデータが格納される。逆に、LSI9における入力回路の初段フリップフロップの後にも受信データ格納レジスタが設けられ、LSI1bが送信したデータが格納される。また、LSI9はテストデータ発生回路43を有し、LSI1bが所有する期待値と同じ値をLSI1bへ送る。逆に、LSI1bもテストデータ発生回路34を有し、LSI9が所有する期待値と同じ値をLSI9へ送る。
【0082】
以上のように構成されるLSI1bとLSI9との接続において、自動タイミング補正回路13におけるタイミングの調整は、接続構成が異なる以外は前記実施の形態1と同様である。このタイミングの調整後に、LSI1bの補正値決定回路37は、LSI1bとLSI9から送信されるテストデータに基づく、LSI1bとLSI9の期待値比較回路33,46の結果を得ることで、比較結果を初期パス値格納レジスタ38と最終パス値格納レジスタ39に格納し、最終的に入力最適値と出力最適値を決定することができる。
【0083】
次に、図11および図12により、本実施の形態のLSIにおける自動タイミング補正の手順の一例を説明する。図11および図12はLSIにおける自動タイミング補正のフロー図を示す。
【0084】
自動タイミング補正のスタート時には、まずLSI9のシステムクロック発生回路42からシステムクロック信号を入力し(ステップS31)、さらに起動信号発生回路41から起動信号を入力し(ステップS32)、そしてLSI1b内の各レジスタを初期化する(ステップS33)。
【0085】
続けて、遅延制御値格納レジスタ29の値を最小値に設定し(ステップS34)、接続先のLSI9からのテストデータを入力した後(ステップS35)、LSI1bの期待値と比較する(ステップ36)。
【0086】
このステップS36の比較の結果、LSI1bの期待値と異なる場合は遅延制御値格納レジスタ29の値を+1加えて(ステップS37)、ステップS36からの処理を繰り返し、一方、比較結果が同じ場合には補正値決定回路37が遅延制御値格納レジスタ29の値を初期パス値格納レジスタ38に保存する(ステップS38)。
【0087】
さらに、LSI1bの期待値と比較する(ステップS40)。このステップS40の比較の結果、受信データ格納レジスタ14の値と期待値回路32の期待値とが同じ場合は遅延制御値格納レジスタ29の値を+1加えて(ステップS41)、ステップS40からの処理を繰り返し、一方、比較結果が異なる場合には補正値決定回路37が遅延制御値格納レジスタ29の−1の値を最終パス値格納レジスタ39に保存する(ステップS42)。
【0088】
そして、初期パス値格納レジスタ38の値と最終パス値格納レジスタ39の値の中間値を入力最適値格納レジスタ35に保存する(ステップS43)。以上により、入力についての最適値が求められる。
【0089】
続けて、出力についての最適値を求める場合は、まず遅延制御値格納レジスタ29の値を最小値に設定し(ステップS44)、本LSI1bからテストデータを出力し(ステップS45)、LSI1bの補正値決定回路37が接続先のLSI9の期待値比較結果を得た後(ステップS46)、LSI9の期待値と比較する(ステップS47)。
【0090】
このステップS47の比較の結果、LSI9の期待値と異なる場合は遅延制御値格納レジスタ29の値を+1加えて(ステップS48)、ステップS45からの処理を繰り返し、一方、比較結果が同じ場合には補正値決定回路37が遅延制御値格納レジスタ29の値を初期パス値格納レジスタ38に保存する(ステップS49)。
【0091】
さらに、遅延制御値格納レジスタ29の値を+1加え(ステップS50)、本LSI1bからテストデータを出力し(ステップS51)、LSI1bの補正値決定回路37が接続先のLSI9の期待値比較結果を得た後(ステップS52)、LSI9の期待値と比較する(ステップS53)。
【0092】
このステップS53の比較の結果、LSI9の期待値と同じ場合は遅延制御値格納レジスタ29の値を+1加えて(ステップS54)、ステップS51からの処理を繰り返し、一方、比較結果が異なる場合には補正値決定回路37が遅延制御値格納レジスタ29の−1の値を最終パス値格納レジスタ39に保存する(ステップS55)。
【0093】
そして、初期パス値格納レジスタ38の値と最終パス値格納レジスタ39の値の中間値を出力最適値格納レジスタ36に保存する(ステップS56)。最後に、入力最適値と出力最適値との間の差分は、可変遅延回路Cと可変遅延回路Dにて調整する(ステップS57)。
【0094】
以上のように、本実施の形態のLSI1bによれば、PLL回路、DLL回路あるいはSMD回路などのクロック再生回路17と位相調整回路18などからなる所望のACタイミングを実現する自動タイミング補正回路13において、クロック再生回路17の入力クロック遅延パスおよび帰還ループ内遅延パスの2箇所に設けた可変遅延回路19,20と、クロック再生回路17の出力パスに設けた可変遅延回路21,22と、遅延制御値格納レジスタ29、初期パス値格納レジスタ38、最終パス値格納レジスタ39、入力最適値格納レジスタ35、出力最適値格納レジスタ36および可変遅延回路制御用デコーダ23〜26と、外部起動信号より起動可能な補正値決定回路37と、期待値回路32、受信データ格納レジスタ14および比較回路33と、テストデータ発生回路34を内蔵することで、接続先のLSI9との間で、前記実施の形態1と同様に、実チップ完成後も任意にACタイミングを変更可能とし、それに加え、可変遅延量を自動で補正可能とすることで、基板実装後にACタイミングをチップ毎に自動補正し、実装環境に合わせた最適なACタイミングを実現することができる。
【0095】
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0096】
たとえば、本発明は、前述したように、ACタイミングが厳しく、高速動作するインタフェースを有する製品に好適であり、さらにピン数が限定されており、ピンマルチプレクスなどを用いて、共通ピンで複数のモジュール組み合わせを実現する必要がある製品(たとえばピン機能が変化しても自動で任意のACタイミングを実現する製品)などに応用することができる。
【0097】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0098】
(1)上位のCPUあるいは第1の半導体装置に接続される半導体装置において、クロック再生回路により再生する内部クロック信号と入出力回路により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整する位相調整回路を有することで、上位のCPUあるいは第1の半導体装置との間で、実チップ完成後も任意にACタイミングを変更することができ、それに加え、可変遅延量を自動で補正することができるので、半導体装置の基板実装後にACタイミングをチップ毎に自動補正し、実装環境に合わせた最適なACタイミングを実現することが可能となる。
【0099】
(2)下位の第2の半導体装置に接続される半導体装置において、クロック再生回路により再生する外部クロック信号と入出力回路により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整する位相調整回路とを有することで、下位の第2の半導体装置との間で、実チップ完成後も任意にACタイミングを変更することができ、それに加え、可変遅延量を自動で補正することができるので、半導体装置の基板実装後にACタイミングをチップ毎に自動補正し、実装環境に合わせた最適なACタイミングを実現することが可能となる。
【0100】
(3)前記(1),(2)の半導体装置によれば、内部クロック信号の位相を、データ信号のセットアップ時間、ホールド時間、ディレイ時間に合わせて調整することが可能となる。また、内部クロック信号の位相の調整を、パワーオンリセット時または一定時間周期毎または環境条件変動時または信号伝送エラー検出時に行うことができ、さらに使用環境に合わせて行うことができるようになり、この際に、位相を進める方向あるいは遅らせる方向に調整することが可能となる。
【0101】
(4)CPU、第2の半導体装置、第3の半導体装置を基板上に実装したシステムにおいて、これらを基板上に実装後にACタイミングをチップ毎に自動補正し、実装環境に合わせた最適なACタイミングを実現することができるので、システムとして最適化した信号伝送を実現することが可能となる。
【0102】
(5)第1の半導体装置、第2の半導体装置、第3の半導体装置を基板上に実装したシステムにおいて、これらを基板上に実装後にACタイミングをチップ毎に自動補正し、実装環境に合わせた最適なACタイミングを実現することができるので、システムとして最適化した信号伝送を実現することが可能となる。
【0103】
(6)前記(1)〜(5)により、チップ毎に最適化した信号伝送を実現することができるので、チップ製造ばらつきを許容することが可能となる。また、実装環境毎に最適化した信号伝送を実現することができるので、ACタイミング規定が厳しい高速なインタフェースを実現することが可能となり、さらに環境の変化に応じて動的なACタイミングの補正を実現することが可能となる。また、チップ毎にACタイミングを自動補正することができるので、量産的に高精度なテスタを必要とすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の半導体装置を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1の半導体装置において、クロック再生回路を構成するPLL回路を示す構成図である。
【図3】本発明の実施の形態1の半導体装置において、クロック再生回路を構成するDLL回路を示す構成図である。
【図4】本発明の実施の形態1の半導体装置を用いたシステムを示す構成図を示す。
【図5】(a),(b)は本発明の実施の形態1の半導体装置におけるクロック信号の位相関係を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態1の半導体装置におけるクロック信号とデータ信号とのタイミング関係を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態1の半導体装置における自動タイミング補正を示すフロー図である。
【図8】本発明の実施の形態1の半導体装置における、図7に続く自動タイミング補正を示すフロー図である。
【図9】本発明の実施の形態2の半導体装置を示す構成図である。
【図10】本発明の実施の形態3の半導体装置を示す構成図である。
【図11】本発明の実施の形態3の半導体装置における自動タイミング補正を示すフロー図である。
【図12】本発明の実施の形態3の半導体装置における、図11に続く自動タイミング補正を示すフロー図である。
【符号の説明】
1,1a,1b LSI
2,2a CPU
3 CPU用システムクロック発生回路
4 USB
5 ATAPI
6 メモリ
7 水晶発振器
8 LSI(あるいはメモリなど)
9 LSI
11 内部論理回路
12,12a〜12c 入出力回路
13,13a〜13c 自動タイミング補正回路
14 受信データ格納レジスタ
15 入力回路
16 出力回路
17 クロック再生回路
18 位相調整回路
19〜22 可変遅延回路
23〜26 デコーダ
27,28 分周回路
29 遅延制御値格納レジスタ
30a〜30c クロック生成回路
31 内部論理用クロック生成回路
32 期待値回路
33 比較回路
34 テストデータ発生回路
35 入力最適値格納レジスタ
36 出力最適値格納レジスタ
37 補正値決定回路
38 初期パス値格納レジスタ
39 最終パス値格納レジスタ
41 起動信号発生回路
42 システムクロック発生回路
43 テストデータ発生回路
44 内部論理回路
45 入出力回路
46 期待値比較回路
51 基本構成が位相比較器
52 低域フィルタ
53 VCO
54 1/N分周器
61 可変遅延回路
62 位相比較器
63 バイアスコントローラ
64 レプリカ遅延回路

Claims (19)

  1. 外部からのクロック信号を入力として内部クロック信号を再生するクロック再生回路と、
    外部に対してデータ信号を入出力する入出力回路と、
    前記クロック再生回路により再生する内部クロック信号と、前記入出力回路により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整する位相調整回路とを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記外部には、前記クロック信号を発生する手段と、前記データ信号を入出力する手段とを有するCPUが接続され、
    前記クロック再生回路は、前記CPUから出力されるクロック信号を入力として内部クロック信号を再生し、
    前記入出力回路は、前記CPUに対してデータ信号を入出力し、
    前記位相調整回路は、前記クロック再生回路により再生する内部クロック信号と、前記入出力回路により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整することを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記外部には、前記クロック信号を発生する回路と、前記データ信号を入出力する回路とを有する第1の半導体装置が接続され、
    前記クロック再生回路は、前記第1の半導体装置から出力されるクロック信号を入力として内部クロック信号を再生し、
    前記入出力回路は、前記第1の半導体装置に対してデータ信号を入出力し、
    前記位相調整回路は、前記クロック再生回路により再生する内部クロック信号と、前記入出力回路により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整することを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記位相調整回路は、前記クロック再生回路により再生する内部クロック信号の位相を、前記入出力回路により入出力するデータ信号のセットアップ時間、ホールド時間、ディレイ時間に合わせて調整することを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記クロック再生回路は、前記内部クロック信号の遅延時間を可変に調整するPLLまたはDLLまたはSMDであることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記内部クロック信号の位相の調整は、BIOSまたはOSにより制御され、調整前の初期値はBIOSに記憶されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記内部クロック信号の位相の調整は、パワーオンリセット時または一定時間周期毎または環境条件変動時または信号伝送エラー検出時に行うことを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記内部クロック信号の位相の調整は、使用環境に合わせて行うことを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記内部クロック信号の位相の調整は、進/遅の両方を可能とすることを特徴とする半導体装置。
  10. 外部に対してクロック信号を再生して外部クロック信号として出力するクロック再生回路と、
    外部に対してデータ信号を入出力する入出力回路と、
    前記クロック再生回路により再生する外部クロック信号と、前記入出力回路により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整する位相調整回路とを有することを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項10記載の半導体装置において、
    前記外部には、前記外部クロック信号に同期して前記データ信号を入出力する回路を有する第2の半導体装置が接続され、
    前記クロック再生回路は、前記第2の半導体装置に対してクロック信号を再生して外部クロック信号として出力し、
    前記入出力回路は、前記第2の半導体装置に対してデータ信号を入出力し、
    前記位相調整回路は、前記クロック再生回路により再生する外部クロック信号と、前記入出力回路により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整することを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項10記載の半導体装置において、
    前記位相調整回路は、前記クロック再生回路により再生する外部クロック信号の位相を、前記入出力回路により入出力するデータ信号のセットアップ時間、ホールド時間、ディレイ時間に合わせて調整することを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項10記載の半導体装置において、
    前記クロック再生回路は、前記外部クロック信号の遅延時間を可変に調整するPLLまたはDLLまたはSMDであることを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項10記載の半導体装置において、
    前記外部クロック信号の位相の調整は、BIOSまたはOSにより制御され、調整前の初期値はBIOSに記憶されていることを特徴とする半導体装置。
  15. 請求項10記載の半導体装置において、
    前記外部クロック信号の位相の調整は、パワーオンリセット時または一定時間周期毎または環境条件変動時または信号伝送エラー検出時に行うことを特徴とする半導体装置。
  16. 請求項10記載の半導体装置において、
    前記外部クロック信号の位相の調整は、使用環境に合わせて行うことを特徴とする半導体装置。
  17. 請求項10記載の半導体装置において、
    前記外部クロック信号の位相の調整は、進/遅の両方を可能とすることを特徴とする半導体装置。
  18. クロック信号を発生する手段と、データ信号を入出力する手段とを有するCPUと、
    外部クロック信号に同期してデータ信号を入出力する回路を有する第2の半導体装置と、
    前記CPUと前記第2の半導体装置との間に接続され、前記CPUからのクロック信号を入力として内部クロック信号を再生し、外部クロック信号として出力するクロック再生回路と、前記CPUおよび前記第2の半導体装置に対してデータ信号を入出力する入出力回路と、前記クロック再生回路により再生する内部クロック信号と、前記CPUに対して前記入出力回路により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整し、前記クロック再生回路により再生する外部クロック信号と、前記第2の半導体装置に対して前記入出力回路により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整する位相調整回路とを有する第3の半導体装置とを有することを特徴とするシステム。
  19. クロック信号を発生する回路と、データ信号を入出力する回路とを有する第1の半導体装置と、
    外部クロック信号に同期してデータ信号を入出力する回路を有する第2の半導体装置と、
    前記第1の半導体装置と前記第2の半導体装置との間に接続され、前記第1の半導体装置からのクロック信号を入力として内部クロック信号を再生し、外部クロック信号として出力するクロック再生回路と、前記第1の半導体装置および前記第2の半導体装置に対してデータ信号を入出力する入出力回路と、前記クロック再生回路により再生する内部クロック信号と、前記第1の半導体装置に対して前記入出力回路により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整し、前記クロック再生回路により再生する外部クロック信号と、前記第2の半導体装置に対して前記入出力回路により入出力するデータ信号との間の相対的な位相を調整する位相調整回路とを有する第3の半導体装置とを有することを特徴とするシステム。
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