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JP2004076682A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置 Download PDF

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JP2004076682A
JP2004076682A JP2002240442A JP2002240442A JP2004076682A JP 2004076682 A JP2004076682 A JP 2004076682A JP 2002240442 A JP2002240442 A JP 2002240442A JP 2002240442 A JP2002240442 A JP 2002240442A JP 2004076682 A JP2004076682 A JP 2004076682A
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catalyst
air
exhaust gas
passage
exhaust
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Application number
JP2002240442A
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English (en)
Inventor
Koji Yoshizaki
吉▲崎▼ 康二
Shizuo Sasaki
佐々木 静夫
Kazuhiro Ito
伊藤 和浩
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】簡単な構成でもって二次空気を供給する。
【解決手段】燃焼室内で燃焼せしめられる混合気の空燃比がリーンに維持される内燃機関の排気通路内にNO触媒22を配置し、NO触媒22下流の排気通路内に酸化能を有する補助触媒23を配置する。排気ターボチャージャのコンプレッサ15と、コンプレッサ15から吐出された空気を冷却するための冷却装置18との間の吸気ダクト13と、NO触媒22と補助触媒23間の排気管20bとを二次空気通路31により互いに連結し、二次空気通路31内に二次空気制御弁33を配置する。機関減速運転時の燃料供給停止時に、NO触媒22内の蓄積SO量を減少させるために、NO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比を一時的にリッチに保持しながら、二次空気制御弁33を開弁してコンプレッサ15から吐出された空気を補助触媒23に二次空気通路31を介して供給する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内燃機関の排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、燃焼室内で燃焼せしめられる混合気の空燃比がリーンに維持される内燃機関の排気通路内に、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに流入する排気ガス中のNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量が減少するNO触媒を配置し、NO触媒内に蓄えられているイオウの量を減少させるために、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比を一時的にリッチに保持するようにした内燃機関の排気浄化装置が知られている。
【0003】
この場合、NO触媒内の蓄積イオウ量を確実にかつ速やかに減少させるためには、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比のリッチ度合いを大きくするの好ましい。ところが、リッチ度合いを大きくするとNO触媒には過剰のHC,COが供給されることになり、従ってNO触媒から多量のHC,COが排出され、大気中に排出される恐れがある。また、リッチ度合いを大きくすると、NO触媒から排出される硫化水素HSの量が増大する恐れもある。
【0004】
そこで、NO触媒下流の排気通路内に酸化能を有する補助触媒を配置し、NO触媒内の蓄積イオウ量を減少させるために、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比を一時的にリッチに保持しながら、NO触媒と補助触媒間の排気通路内に二次空気を供給するようにした内燃機関の排気浄化装置が公知である(特開2000−110552号公報参照)。このようにすると補助触媒において多量のHC,CO,HSが酸化され、従って大気中に排出されるHC,CO,HSの量を低減することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の排気浄化装置では空気ポンプを用いて二次空気を供給するようにしており、即ち空気ポンプを新たに設けなければならない。従って、排気浄化装置の構成が複雑になるばかりかコストも増大するという問題点がある。
【0006】
そこで本発明の目的は、簡単な構成でもって二次空気を供給することができる内燃機関の排気浄化装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために1番目の発明によれば、燃焼室内で燃焼せしめられる混合気の空燃比がリーンに維持される内燃機関の排気通路内に、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに流入する排気ガス中のNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量が減少するNO触媒を配置すると共に、該NO触媒下流の排気通路内に酸化能を有する補助触媒を配置した内燃機関の排気浄化装置において、吸気通路内に過給機のコンプレッサが配置されており、コンプレッサ下流の吸気通路と、NO触媒と補助触媒間の排気通路とを互いに連通する二次空気通路を設けると共に該二次空気通路内に二次空気制御弁を配置し、機関減速運転時の燃料供給停止時に、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比を一時的にリッチに保持しながら、二次空気制御弁を開弁してコンプレッサから吐出された空気をNO触媒と補助触媒間の排気通路内に二次空気通路を介して供給するようにしている。
【0008】
また、2番目の発明によれば1番目の発明において、前記コンプレッサ下流の吸気通路内に、コンプレッサから吐出された空気を冷却するための冷却装置が配置されており、前記二次空気通路の流入端をコンプレッサと冷却装置間の吸気通路内に開口させしている。
【0009】
前記課題を解決するために3番目の発明によれば、燃焼室内で燃焼せしめられる混合気の空燃比がリーンに維持される内燃機関の排気通路内に、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに流入する排気ガス中のNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量が減少するNO触媒を配置すると共に、該NO触媒下流の排気通路内に酸化能を有する補助触媒を配置した内燃機関の排気浄化装置において、スロットル弁上流の吸気通路と、NO触媒と補助触媒間の排気通路とを互いに連通する二次空気通路を設けると共に該二次空気通路内に二次空気制御弁を配置し、排気通路内を流通する排気ガスの流量が予め定められた許容最大量よりも少ないときに、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比を一時的にリッチに保持しながら、二次空気制御弁を開弁しつつスロットル弁を一時的に開閉駆動してスロットル弁上流の吸気通路内に吸気脈動を強制的に発生せしめることにより、スロットル弁上流の吸気通路内の空気をNO触媒と補助触媒間の排気通路内に二次空気通路を介して供給するようにしている。
【0010】
また、4番目の発明によれば3番目の発明において、前記コンプレッサとスロットル弁間の吸気通路内に、コンプレッサから吐出された空気を冷却するための冷却装置が配置されており、前記二次空気通路の流入端を冷却装置とスロットル弁間の吸気通路内に開口させている。
【0011】
前記課題を解決するために5番目の発明によれば、燃焼室内で燃焼せしめられる混合気の空燃比がリーンに維持される内燃機関の排気通路内に、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに流入する排気ガス中のNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量が減少するNO触媒を配置すると共に、該NO触媒下流の排気通路内に酸化能を有する補助触媒を配置した内燃機関の排気浄化装置において、加圧空気を蓄える空気タンクを具備すると共に、該空気タンクを、二次空気制御弁を介してNO触媒と補助触媒間の排気通路に接続し、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比を一時的にリッチに保持しながら、二次空気制御弁を開弁して空気タンク内の加圧空気をNO触媒と補助触媒間の排気通路内に供給するようにしている。
【0012】
また、6番目の発明によれば5番目の発明において、負圧タンク内に負圧を形成するための負圧ポンプが設けられており、該負圧ポンプを作動させたときに負圧ポンプから吐出される空気を空気タンク内に蓄えるようにしている。
【0013】
また、7番目の発明によれば1、3、又は5番目の発明において、NO触媒内に蓄えられているイオウの量を減少させるために、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比を一時的にリッチに保持するようにしている。
【0014】
また、8番目の発明によれば1、3、又は5番目の発明において、補助触媒内に流入する排気ガスの空燃比がリーンになるように二次空気を供給している。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明を圧縮着火式内燃機関に適用した場合を示している。なお、本発明は火花点火式内燃機関にも適用することもできる。
【0016】
図1を参照すると、1は機関本体、2はシリンダブロック、3はシリンダヘッド、4はピストン、5は燃焼室、6は電気制御式燃料噴射弁、7は吸気弁、8は吸気ポート、9は排気弁、10は排気ポートをそれぞれ示す。吸気ポート8は対応する吸気枝管11を介してサージタンク12に連結され、サージタンク12は吸気ダクト13を介して排気ターボチャージャ14のコンプレッサ15の出口に連結される。吸気ダクト13内にはステップモータ16により駆動されるスロットル弁17が配置され、更にスロットル弁17上流の吸気ダクト13内には吸気ダクト13内を流れる吸入空気を冷却するための冷却装置18が配置される。本発明による実施例では、スロットル開度DTはほぼ全ての運転領域において最大開度DTmに維持され、要求負荷Lがかなり小さくなると最大開度DTmよりも小さくされ、要求負荷Lがゼロになると小さなアイドル開度DTiにされる。
【0017】
一方、排気ポート10は排気マニホルド19及び排気管20を介して排気ターボチャージャ14の排気タービン21の入口に連結され、排気タービン21の出口は排気管20aを介してケーシング22aに連結される。ケーシング22a内には、排気ガス中の微粒子を捕集するためのパティキュレートフィルタ22bが収容され、パティキュレートフィルタ22b上には後述するようにNO触媒22が担持されている。また、触媒コンバータ22は排気管20bを介してケーシング23aに連結され、このケーシング23a内には酸化能を有する補助触媒23が収容される。
【0018】
更に図1を参照すると、排気マニホルド19とサージタンク12とは排気ガス再循環(以下、EGRと称す)通路24を介して互いに連結され、EGR通路24内には電気制御式EGR制御弁25が配置される。また、EGR通路24周りにはEGR通路24内を流れるEGRガスを冷却するための冷却装置26が配置される。
【0019】
一方、各燃料噴射弁6は燃料供給管6aを介して燃料リザーバ、いわゆるコモンレール27に連結される。このコモンレール27内へは電気制御式の吐出量可変な燃料ポンプ28から燃料が供給され、コモンレール27内に供給された燃料は各燃料供給管6aを介して燃料噴射弁6に供給される。コモンレール27にはコモンレール27内の燃料圧を検出するための燃料圧センサ29が取付けられ、燃料圧センサ29の出力信号に基づいてコモンレール27内の燃料圧が目標燃料圧となるように燃料ポンプ28の吐出量が制御される。
【0020】
更に、NO触媒22と補助触媒23間の排気管20b内には、排気管20b内に二次空気を供給するための二次空気供給ノズル30が取り付けられる。二次空気供給ノズル30は二次空気通路31を介し、排気ターボチャージャ14のコンプレッサ15と冷却装置18間の吸気ダクト13に接続される。この二次空気通路31内には、吸気ダクト13から排気管20bに向けてのみ流通可能な逆止弁32と、通常閉弁状態に保持されている電気制御式二次空気制御弁33とが配置される。
【0021】
電子制御ユニット40はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス41によって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)42、RAM(ランダムアクセスメモリ)43、CPU(マイクロプロセッサ)44、入力ポート45及び出力ポート46を具備する。燃料圧センサ29の出力信号は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。排気管20bにはNO触媒22から流出した排気ガスの温度を検出するための温度センサ48が取り付けられ、温度センサ48の出力電圧は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。また、アクセルペダル50にはアクセルペダル50の踏み込み量に比例した出力電圧を発生する負荷センサ51が接続され、負荷センサ51の出力電圧は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。ここで、NO触媒22から流出した排気ガスの温度はNO触媒22の温度を表しており、アクセルペダル50の踏み込み量は要求負荷を表している。更に入力ポート45にはクランクシャフトが例えば30°回転する毎に出力パルスを発生するクランク角センサ52が接続される。CPU44ではこの出力パルスに基づいて機関回転数が算出される。
【0022】
一方、出力ポート46は対応する駆動回路53を介して燃料噴射弁6、スロットル弁駆動用ステップモータ16、EGR制御弁25、燃料ポンプ28、及び二次空気制御弁33にそれぞれ接続される。
【0023】
本発明による実施例では、機関減速運転時に、機関出力を得るための燃料の供給が一時的に停止される。このことを図2に示される減速運転時制御ルーチンを参照しながら簡単に説明する。
【0024】
図2を参照すると、まずステップ100では燃料供給が停止されていることを表すフラグXFCがセットされている(XFC=1)か否かが判別される。フラグXFCは通常リセットされている(XFC=0)ので次いでステップ101に進み、要求負荷Lがゼロであるか否か、即ち機関減速運転時であるか否かが判別される。L>0のときには処理サイクルを終了し、燃料供給を継続する。これに対し、L=0のときには次いでステップ102に進み、機関回転数Nが第1のしきい値N1よりも高いか否かが判別される。N≦N1のときには処理サイクルを終了し、燃料供給を継続する。これに対し、N>N1のときには次いでステップ103に進み、燃料供給が停止される。続くステップ104ではEGR制御弁25が全開にされ、続くステップ105ではフラグXFCがセットされる(XFC=1)。
【0025】
フラグXFCがセットされたときにはステップ100からステップ106に進み、要求負荷Lがゼロよりも大きいか又は機関回転数Nが第2のしきい値N2(<N1)よりも低いか否か、即ち機関減速運転時でなくなったか又は機関回転数Nがかなり低くなったか否かが判別される。L=0かつN≧N2のときには処理サイクルを終了し、燃料供給を継続して停止する。これに対し、L>0又はN<N2のときには次いでステップ107に進み、燃料供給が再開される。続くステップ108ではEGR制御弁25の開度が通常制御される。即ち、機関運転状態例えば要求負荷L及び機関回転数Nに応じてEGR制御弁25の開度が制御される。続くステップ109ではフラグXFCがリセットされる(XFC=0)。
【0026】
一方、パティキュレートフィルタ22aの隔壁の両側面及び細孔内壁面上にはNO触媒22がそれぞれ担持されている。このNO触媒22は例えばアルミナを担体とし、この担体上に例えばカリウムK、ナトリウムNa、リチウムLi、セシウムCsのようなアルカリ金属、バリウムBa、カルシウムCaのようなアルカリ土類、ランタンLa、イットリウムYのような希土類から選ばれた少なくとも一つと、白金Pt、パラジウムPd、ロジウムRh、イリジウムIrのような貴金属とが担持されている。
【0027】
NO触媒は流入する排気ガスの平均空燃比がリーンのときにはNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量を減少させる蓄積還元作用を行う。
【0028】
NO触媒の蓄積還元作用の詳細なメカニズムについては完全には明らかにされていない。しかしながら、現在考えられているメカニズムを、担体上に白金Pt及びバリウムBaを担持させた場合を例にとって簡単に説明すると次のようになる。
【0029】
即ち、NO触媒に流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比よりもかなりリーンになると流入する排気ガス中の酸素濃度が大巾に増大し、酸素OがO 又はO2−の形で白金Ptの表面に付着する。一方、流入する排気ガス中のNOは白金Ptの表面に付着し白金Ptの表面上でO 又はO2−と反応し、NOとなる(NO+O→NO+O、ここでOは活性酸素)。次いで生成されたNOの一部は白金Pt上でさらに酸化されつつNO触媒内に吸収されて酸化バリウムBaOと結合しながら、硝酸イオンNO の形でNO触媒内に拡散する。このようにしてNOがNO触媒内に蓄えられる。
【0030】
これに対し、NO触媒に流入する排気ガスの空燃比がリッチ又は理論空燃比になると、排気ガス中の酸素濃度が低下してNOの生成量が低下し、反応が逆方向(NO →NO+2O)に進み、斯くしてNO触媒内の硝酸イオンNO がNOの形でNO触媒から放出される。この放出されたNOは排気ガス中に還元剤即ちHC,COが含まれているとこれらHC,COと反応して還元せしめられる。このようにして白金Ptの表面上にNOが存在しなくなるとNO触媒から次から次へとNOが放出されて還元され、NO触媒内に蓄えられているNOの量が次第に減少する。
【0031】
なお、硝酸塩を形成することなくNOを蓄え、NOを放出することなくNOを還元するという見解もある。また、活性酸素Oに着目すれば、NO触媒はNOの蓄積及び放出に伴って活性酸素Oを生成する活性酸素生成触媒と見ることもできる。
【0032】
一方、補助触媒23は酸化能を有する限りどのような触媒から形成してもよく、上述したNO触媒から形成することもできるし、蓄積還元作用を有することなく例えば白金Ptを担持した貴金属触媒から形成することもできる。また、補助触媒23もパティキュレートフィルタ上に担持してもよい。
【0033】
さて、本発明による実施例において内燃機関はリーン空燃比のもとでの燃焼が継続して行われており、従ってNO触媒22内に流入する排気ガスの空燃比はリーンに維持されている。その結果、排気ガス中のNOはNO触媒22内に蓄えられる。
【0034】
時間の経過と共にNO触媒22内の蓄積NO量は次第に増大する。そこで本発明による実施例では、例えばNO触媒22内の蓄積NO量が許容量を越えたときにはNO触媒22内に蓄えられているNOを還元しNO触媒22内の蓄積NO量を減少させるために、NO触媒22内に流入する排気ガスの空燃比を一時的にリッチに切り替えるようにしている。
【0035】
ところで、排気ガス中にはイオウ分がSOの形で含まれており、NO触媒22内にはNOばかりでなくSOも蓄えられる。このSOのNO触媒22内への蓄積メカニズムはNOの蓄積メカニズムと同じであると考えられる。即ち、担体上に白金Pt及びバリウムBaを担持させた場合を例にとって簡単に説明すると、NO触媒22に流入する排気ガスの空燃比がリーンのときには上述したように酸素OがO 又はO2−の形で白金Ptの表面に付着しており、流入する排気ガス中のSOは白金Ptの表面に付着し白金Ptの表面上でO 又はO2−と反応し、SOとなる。次いで生成されたSOは白金Pt上でさらに酸化されつつNO触媒22内に吸収されて酸化バリウムBaOと結合しながら、硫酸イオンSO の形でNO触媒22内に拡散する。この硫酸イオンSO は次いでバリウムイオンBaと結合して硫酸塩BaSOを生成する。
【0036】
この硫酸塩BaSOは分解しにくく、NO触媒22内に流入する排気ガスの空燃比をただ単にリッチにしてもNO触媒22内の硫酸塩BaSOの量は減少しない。このため、時間が経過するにつれてNO触媒22内の硫酸塩BaSOの量が増大し、その結果NO触媒22が蓄えうるNOの量が減少することになる。
【0037】
ところが、NO触媒22の温度を例えば600℃以上に維持しつつNO触媒22に流入する排気ガスの平均空燃比を理論空燃比又はリッチにすると、NO触媒22内の硫酸塩BaSOが分解してSOの形でNO触媒22から放出される。この放出されたSOは排気ガス中に還元剤即ちHC,COが含まれているとこれらHC,COと反応してSOに還元せしめられる。このようにしてNO触媒22内に硫酸塩BaSOの形で蓄えられているSOの量が次第に減少し、このときNO触媒22からSOがSOの形で流出することがない。
【0038】
そこで本発明による実施例では、例えばNO触媒22内の蓄積SO量が許容量を越えたときには、NO触媒22内の蓄積SO量を減少させるために、NO触媒22の温度Tを要求温度TS例えば600℃以上に維持しつつ、NO触媒22に流入する排気ガスの平均空燃比を一時的にリッチに保持する蓄積SO量減少制御を行うようにしている。なお、NO触媒22内の蓄積SO量が許容量を越えたか否かは例えば燃料噴射弁6から供給された燃料及び追加の燃料の量の積算値に基づいて判断することができる。
【0039】
NO触媒22の温度Tを要求温度TS以上まで上昇させ要求温度TS以上に維持するには様々な方法がある。例えばNO触媒22の上流端に電気ヒータを配置して電気ヒータによりNO触媒22又はNO触媒22に流入する排気ガスを加熱する方法や、NO触媒22上流の排気通路内に燃料を二次的に噴射してこの燃料を燃焼させることによりNO触媒22を加熱する方法や、内燃機関から排出される排気ガスの温度を上昇させてNO触媒22の温度を上昇させる方法がある。
【0040】
一方、NO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比AFEを理論空燃比又はリッチに切り替えるために、燃焼室5から排出される排気ガスの平均空燃比を理論空燃比又はリッチに切り替えることもできるし、又はNO触媒22上流の排気通路内に追加の燃料ないし還元剤を二次的に噴射することもできる。ここで、燃焼室5から排出される排気ガスの平均空燃比を理論空燃比又はリッチに切り替えるために、燃焼室5内で燃焼せしめられる混合気の平均空燃比を理論空燃比又はリッチに切り替えることもできるし、又は膨張行程中又は排気行程中に追加の燃料を噴射することもできる。
【0041】
本発明による実施例では、燃料噴射弁6から膨張行程又は排気行程に追加の燃料を噴射することにより燃焼室5から排出される排気ガスの空燃比をリッチに切り替え、それによりNO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比がリッチに切り替えられるようにしている。
【0042】
どのような方法を採るにしても、蓄積SO量を確実にかつ速やかに減少させるためには、冒頭で述べたように、NO触媒22内に排気ガスの平均空燃比AFEをできるだけリッチにするのが好ましく、しかしながら排気ガスの平均空燃比AFEを大幅にリッチにするとNO触媒22から多量のHC,CO,HSが排出される恐れがある。
【0043】
そこで本発明による実施例では、NO触媒22下流に補助触媒23を配置し、NO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比AFEがリッチに切り替えられているときには、補助触媒23内に流入する排気ガスの平均空燃比AFAがリーンになるように補助触媒23に二次空気を供給し、これらHC,CO,HSを例えばHO,CO,SOに酸化するようにしている。
【0044】
次に、図1に示される本発明による第1実施例を、図3を参照しながら詳しく説明する。
【0045】
図3において矢印Xは例えばNO触媒22内の蓄積SO量が許容量を越えたときを示している。蓄積SO量が許容量を越えると、NO触媒22の温度Tが要求温度TS以上まで上昇され、要求温度TS以上に保持される。次いで、図3において矢印Yで示されるように、要求負荷Lがゼロになりこのとき機関回転数Nが第1のしきい値N1よりも高いので、燃料供給が停止される。
【0046】
燃料供給が停止されると、NO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比AFEがリッチに切り替えられる。機関減速運転時の燃料供給停止時には、スロットル開度DTが小さなアイドル開度DTiに維持されており、しかも図2を参照して説明したようにEGR制御弁25が全開にされているので、このときの吸入空気量はかなり少なくなっている。従って、排気ガスの平均空燃比AFEをリッチに切り替えるのに必要な追加の燃料の量を低減することができる。
【0047】
NO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比AFEがリッチに切り替えられると、二次空気制御弁33が開弁される。機関減速運転時と言えども、排気ターボチャージャ14のコンプレッサ15は作動しており、即ちコンプレッサ15から吸気ダクト13内に加圧空気が吐出されている。また、冷却通路18内の流路抵抗は比較的高く、従ってコンプレッサ15と冷却装置18間の吸気ダクト13内の圧力は排気管20b内の圧力よりも高くなっている。従って、このとき二次空気制御弁33を開弁すれば、吸気ダクト13内の加圧空気を二次空気通路31及び二次空気供給ノズル30を介し、二次空気として補助触媒23に供給できることになる。
【0048】
この場合、図3に示されるように、補助触媒23内に流入する排気ガスの平均空燃比AFAがリーンになるように二次空気が供給される。その結果、NO触媒22内の蓄積SO量が確実にかつ速やかに減少し、しかしながら大気中に排出されるHC,CO,HSの量が低減されている。
【0049】
次いで、図3において矢印Zで示されるように、例えば機関回転数Nが第2のしきい値N2以下になり燃料供給が再開されると、NO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比AFEがリーンに戻される。また、このとき二次空気制御弁33が閉弁され、従って二次空気の供給が停止される。
【0050】
ここで、二次空気制御弁33を開弁して吸気ダクト13内の空気を補助触媒23に供給するということは、機関に供給される空気の量が減少するということを意味している。しかしながら本発明による第1実施例では、燃料供給停止時に吸気ダクト13から二次空気を供給するようにしているので、燃焼に何ら影響を与えない。
【0051】
図4は上述した本発明による第1実施例の蓄積SO量減少制御を行うためのルーチンを示している。このルーチンは予め定められた設定時間毎の割り込みによって実行される。
【0052】
図4を参照すると、まずステップ120では蓄積SO量減少制御を実行すべきか否かが判別される。本発明による実施例では、NO触媒22内の蓄積SO量が許容量を越えてから、蓄積SO量が下限量例えばゼロになるまで、蓄積SO量減少制御を実行すべきと判断される。更に、パティキュレートフィルタ22bの微粒子酸化制御が完了してからNO触媒22の温度Tが要求温度TS以上に維持されているときにも、蓄積SO量減少制御を実行すべきと判断される。蓄積SO量減少制御を実行すべきでないときには次いでステップ121に進み、二次空気制御弁33が閉弁され又は閉弁状態に保持される。
【0053】
これに対し、蓄積SO量減少制御を実行すべきときにはステップ120からステップ122に進み、NO触媒22の温度Tが要求温度TS以上か否かが判別される。T<TSのときには次いでステップ123に進み、NO触媒22の温度Tを要求温度TS以上まで上昇させ要求温度TS以上に維持する昇温制御が行われる。次いでステップ121に進む。
【0054】
次いでT≧TSになるとステップ122からステップ124に進み、図2を参照して説明したフラグXFCがセットされている(XFC=1)か否かが判別される。フラグXFCがリセットされている(XFC=0)とき、即ち燃料供給が停止されていないときには次いでステップ121に進む。
【0055】
これに対し、フラグXFCがセットされている(XFC=1)とき、即ち燃料供給が停止されているときにはステップ124からステップ125に進み、NO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比AFEがリッチに切り替えられ保持される。続くステップ126では二次空気制御弁33が開弁される。その結果、コンプレッサ15から吐出された空気が二次空気として補助触媒23に供給される。
【0056】
なお、図1に示される第1実施例では、二次空気通路31の流入端をコンプレッサ15と冷却装置18間の吸気ダクト13内に開口させている。二次空気通路31の流入端を冷却通路18とスロットル弁17間の吸気ダクト13内に開口させることも可能であるが、この場合には二次空気供給圧が若干低くなる。
【0057】
図5は本発明による第2実施例を示している。第2実施例は二次空気通路31の流入端がコンプレッサ15とスロットル弁17間の吸気ダクト13のうち、冷却装置18とスロットル弁17間の吸気ダクト13内に開口している点で、図1に示される第1実施例と構成を異にしている。次に、本発明による第2実施例を、図6を参照しながら詳しく説明する。
【0058】
図6において矢印Xは例えばNO触媒22内の蓄積SO量が許容量を越えたときを示している。蓄積SO量が許容量を越えると、NO触媒22の温度Tが要求温度TS以上まで上昇され、要求温度TS以上に保持される。次いで、図6において矢印Yで示されるように、要求負荷Lがゼロになりこのとき機関回転数Nが第1のしきい値N1よりも高いので、燃料供給が停止される。
【0059】
機関減速運転が開始されると、NO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比AFEがリッチに切り替えられる。機関減速運転時には、スロットル開度DTが小さなアイドル開度DTiに維持されており、特に燃料供給停止時には図2を参照して説明したようにEGR制御弁25が全開にされているので、このときの吸入空気量はかなり少なくなっている。従って、排気ガスの平均空燃比AFEをリッチに切り替えるのに必要な追加の燃料の量を低減することができる。
【0060】
NO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比AFEがリッチに切り替えられると、二次空気制御弁33が開弁される。更に、このときスロットル弁17がアイドル開度DTiから例えば最大開度DTmまで高速で開弁されアイドル開度DTiまで高速で閉弁される、スロットル弁の開閉駆動が間欠的に行われる。このようにすると、スロットル弁17上流の吸気ダクト13内に吸気脈動が強制的に形成され、具体的にはスロットル弁17において正圧波が形成される。この正圧波は二次空気通路31を介し二次空気供給ノズル30に到達し、斯くして補助触媒23に二次空気が間欠的に供給される。或いは、二次空気通路31内にも、二次空気通路31の流路面積や長さに応じた周波数を有する吸気脈動が形成され、これによっても補助触媒23に二次空気が間欠的に供給される。
【0061】
この場合、図6に示されるように、補助触媒23内に流入する排気ガスの平均空燃比AFAがリーンになるように二次空気が供給される。その結果、NO触媒22内の蓄積SO量が確実にかつ速やかに減少し、しかしながら大気中に排出されるHC,CO,HSの量が低減されている。
【0062】
また、燃焼室5内に供給される空気量が変動しないように、スロットル弁17の開閉駆動における駆動速度及び時間間隔などが設定されており、即ちスロットル弁17の開閉駆動が行われても、スロットル開度DTが実質的にアイドル開度DTiに維持されているのと同じになっている。その結果、機関減速運転時の燃料供給停止時はもちろん、燃料供給が再開された後にも、燃焼には影響がほとんど与えられない。図6に示される例では、例えば機関回転数Nが第2のしきい値N2よりも低くなって燃料供給が再開された後にも、NO触媒23内に流入する排気ガスの平均空燃比AFEが継続してリッチにされ、補助触媒23へ二次空気供給が継続して供給される。
【0063】
次いで、図6において矢印Zで示されるように、例えば機関減速運転でなくなると、NO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比AFEがリーンに戻される。また、このとき二次空気制御弁33が閉弁され、スロットル弁17の開閉駆動も停止され、従って二次空気の供給が停止される。
【0064】
図7は上述した本発明による第2実施例の蓄積SO量減少制御を行うためのルーチンを示している。このルーチンは予め定められた設定時間毎の割り込みによって実行される。
【0065】
図7を参照すると、まずステップ140では蓄積SO量減少制御を実行すべきか否かが判別される。蓄積SO量減少制御を実行すべきでないときには次いでステップ141に進み、二次空気制御弁33が閉弁され又は閉弁状態に保持される。これに対し、蓄積SO量減少制御を実行すべきときにはステップ140からステップ142に進み、NO触媒22の温度Tが要求温度TS以上か否かが判別される。T<TSのときには次いでステップ143に進み、NO触媒22の温度Tを要求温度TS以上まで上昇させ要求温度TS以上に維持する昇温制御が行われる。次いでステップ141に進む。
【0066】
次いでT≧TSになるとステップ142からステップ144に進み、要求負荷Lがゼロであるか否かが判別される。L>0のとき、即ち機関減速運転でないときには次いでステップ141に進む。これに対し、L=0のとき、即ち機関減速運転時にはステップ144からステップ145に進み、NO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比AFEがリッチに切り替えられ保持される。続くステップ146では二次空気制御弁33が開弁され、続くステップ147ではスロットル弁17が開閉弁駆動される。その結果、コンプレッサ15から吐出された空気が二次空気として補助触媒23に供給される。
【0067】
なお、図5に示される第2実施例では、二次空気通路31の流入端を冷却通路18とスロットル弁17間の吸気ダクト13内に開口させている。二次空気通路31の流入端をコンプレッサ15と冷却装置18間の吸気ダクト13内に開口させることも可能であるが、この場合には二次空気供給圧が若干低くなる。
【0068】
図8は本発明による第3実施例を示している。
【0069】
この第3実施例では、加圧空気を蓄えておくための空気タンク34が設けられ、この空気タンク34に二次空気通路31の流入端が連結されている。空気タンク34には逆止弁35を介し負圧ポンプ36の吐出口が連結され、負圧ポンプ36の吸込口は逆止弁37を介して負圧タンク38に連結されている。逆止弁35は負圧ポンプ36から空気タンク34に向けてのみ流通可能になっており、逆止弁37は負圧タンク38から負圧ポンプ36に向けてのみ流通可能になっている。
【0070】
負圧ポンプ36は例えば機関駆動式のポンプから構成され、負圧タンク38内に負圧を形成する。負圧を蓄えておくための負圧タンク38には例えばブレーキ倍力装置(図示しない)の負圧室が連結されており、従ってブレーキが操作される毎に負圧タンク38からブレーキ倍力装置に負圧が供給される。
【0071】
負圧タンク38内の負圧が増大されるときには負圧ポンプ36の吐出口から空気が吐き出され、この空気が空気タンク34内に蓄えられる。その結果、空気タンク34内の空気圧が次第に上昇する。なお、負圧ポンプ36の吐出口から空気が潤滑油と共に吐出される場合には、負圧ポンプ36と逆止弁35間にオイルセパレータを設けることもできる。
【0072】
空気タンク34内の空気圧が十分に高くなったときには、二次空気制御弁33を開弁すれば二次空気通路31及び二次空気供給ノズル30を介し、空気タンク34内の加圧空気が補助触媒23に供給される。この場合、空気タンク34は吸気通路及び排気通路から独立しており、従って空気圧が高い限り、あらゆるタイミングで補助触媒23に二次空気を供給することができる。しかしながら、NO触媒22内に流入する排気ガスの流量が少ないときに排気ガスの平均空燃比AFEをリッチに切り替えるのが好ましいのは上述したとおりであり、従って本発明による第3実施例では、機関減速運転時に補助触媒23に二次空気を供給しながら、NO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比AFEがリッチに維持される。
【0073】
図9は上述した本発明による第3実施例の蓄積SO量減少制御を行うためのルーチンを示している。このルーチンは予め定められた設定時間毎の割り込みによって実行される。
【0074】
図9を参照すると、まずステップ160では蓄積SO量減少制御を実行すべきか否かが判別される。蓄積SO量減少制御を実行すべきでないときには次いでステップ161に進み、二次空気制御弁33が閉弁され又は閉弁状態に保持される。これに対し、蓄積SO量減少制御を実行すべきときにはステップ160からステップ162に進み、NO触媒22の温度Tが要求温度TS以上か否かが判別される。T<TSのときには次いでステップ163に進み、NO触媒22の温度Tを要求温度TS以上まで上昇させ要求温度TS以上に維持する昇温制御が行われる。次いでステップ161に進む。
【0075】
次いでT≧TSになるとステップ162からステップ164に進み、要求負荷Lがゼロであるか否かが判別される。L>0のとき、即ち機関減速運転でないときには次いでステップ161に進む。これに対し、L=0のとき、即ち機関減速運転時にはステップ164からステップ165に進み、NO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比AFEがリッチに切り替えられ保持される。続くステップ166では二次空気制御弁33が開弁される。その結果、空気タンク34内の加圧空気が二次空気として補助触媒23に供給される。
【0076】
これまで述べてきた本発明による各実施例では、NO触媒22の蓄積SO量を減少させるためにNO触媒22内に流入する排気ガスの平均空燃比AFEをリッチにするときに、本発明を適用した場合を示している。しかしながら、NO触媒22内に蓄えられているNOを還元し蓄えられているNOの量を減少させるために排気ガスの平均空燃比AFEをリッチにするときにも、本発明を適用することができる。
【0077】
【発明の効果】
簡単な構成でもって二次空気を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の全体図である。
【図2】減速運転時制御ルーチンを実行するためのフローチャートである。
【図3】本発明による第1実施例を説明するためのタイムチャートである。
【図4】本発明による第1実施例の蓄積SO量減少制御を実行するためのフローチャートである。
【図5】本発明による第2実施例を示す内燃機関の全体図である。
【図6】本発明による第2実施例を説明するためのタイムチャートである。
【図7】本発明による第2実施例の蓄積SO量減少制御を実行するためのフローチャートである。
【図8】本発明による第3実施例を示す内燃機関の全体図である。
【図9】本発明による第3実施例の蓄積SO量減少制御を実行するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…機関本体
13…吸気ダクト
15…排気ターボチャージャのコンプレッサ
17…スロットル弁
18…冷却装置
20a,20b…排気管
22…NO触媒
23…補助触媒
30…二次空気供給ノズル
31…二次空気通路
33…二次空気制御弁
34…空気タンク
36…負圧ポンプ

Claims (8)

  1. 燃焼室内で燃焼せしめられる混合気の空燃比がリーンに維持される内燃機関の排気通路内に、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに流入する排気ガス中のNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量が減少するNO触媒を配置すると共に、該NO触媒下流の排気通路内に酸化能を有する補助触媒を配置した内燃機関の排気浄化装置において、吸気通路内に過給機のコンプレッサが配置されており、コンプレッサ下流の吸気通路と、NO触媒と補助触媒間の排気通路とを互いに連通する二次空気通路を設けると共に該二次空気通路内に二次空気制御弁を配置し、機関減速運転時の燃料供給停止時に、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比を一時的にリッチに保持しながら、二次空気制御弁を開弁してコンプレッサから吐出された空気をNO触媒と補助触媒間の排気通路内に二次空気通路を介して供給するようにした内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記コンプレッサ下流の吸気通路内に、コンプレッサから吐出された空気を冷却するための冷却装置が配置されており、前記二次空気通路の流入端をコンプレッサと冷却装置間の吸気通路内に開口させた請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 燃焼室内で燃焼せしめられる混合気の空燃比がリーンに維持される内燃機関の排気通路内に、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに流入する排気ガス中のNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量が減少するNO触媒を配置すると共に、該NO触媒下流の排気通路内に酸化能を有する補助触媒を配置した内燃機関の排気浄化装置において、スロットル弁上流の吸気通路と、NO触媒と補助触媒間の排気通路とを互いに連通する二次空気通路を設けると共に該二次空気通路内に二次空気制御弁を配置し、排気通路内を流通する排気ガスの流量が予め定められた許容最大量よりも少ないときに、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比を一時的にリッチに保持しながら、二次空気制御弁を開弁しつつスロットル弁を一時的に開閉駆動してスロットル弁上流の吸気通路内に吸気脈動を強制的に発生せしめることにより、スロットル弁上流の吸気通路内の空気をNO触媒と補助触媒間の排気通路内に二次空気通路を介して供給するようにした内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記コンプレッサとスロットル弁間の吸気通路内に、コンプレッサから吐出された空気を冷却するための冷却装置が配置されており、前記二次空気通路の流入端を冷却装置とスロットル弁間の吸気通路内に開口させた請求項3に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 燃焼室内で燃焼せしめられる混合気の空燃比がリーンに維持される内燃機関の排気通路内に、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに流入する排気ガス中のNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量が減少するNO触媒を配置すると共に、該NO触媒下流の排気通路内に酸化能を有する補助触媒を配置した内燃機関の排気浄化装置において、加圧空気を蓄える空気タンクを具備すると共に、該空気タンクを、二次空気制御弁を介してNO触媒と補助触媒間の排気通路に接続し、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比を一時的にリッチに保持しながら、二次空気制御弁を開弁して空気タンク内の加圧空気をNO触媒と補助触媒間の排気通路内に供給するようにした内燃機関の排気浄化装置。
  6. 負圧タンク内に負圧を形成するための負圧ポンプが設けられており、該負圧ポンプを作動させたときに負圧ポンプから吐出される空気を空気タンク内に蓄えるようにした請求項5に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  7. NO触媒内に蓄えられているイオウの量を減少させるために、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比を一時的にリッチに保持するようにした請求項1、3、又は5に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  8. 補助触媒内に流入する排気ガスの空燃比がリーンになるように二次空気を供給する請求項1、3、又は5に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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