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JP2004066455A - 容器蓋材 - Google Patents

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JP2004066455A
JP2004066455A JP2002224510A JP2002224510A JP2004066455A JP 2004066455 A JP2004066455 A JP 2004066455A JP 2002224510 A JP2002224510 A JP 2002224510A JP 2002224510 A JP2002224510 A JP 2002224510A JP 2004066455 A JP2004066455 A JP 2004066455A
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JP
Japan
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film
layer
lid material
container lid
resin film
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Application number
JP2002224510A
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English (en)
Inventor
Minoru Nagae
永江 実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】耐熱性、強靱性に優れ、環境上の問題もない容器蓋材を提供すること。
【解決手段】フランジ付き容器本体(20)の開口部を覆い、フランジ部(21)に熱封緘される蓋材(10)であって、少なくとも外層(11)にポリブチレンテレフタレート樹脂フィルム層と内層(12)にイージーピール性を持つ熱接着性樹脂フィルム層とから成る。ポリブチレンテレフタレート樹脂フィルム層と熱接着性樹脂フィルム層の間にバリア性樹脂層(13)を設けても良い。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カップ状容器、トレー状容器に適した蓋材に関し、特には、熱成形が可能で、かつ、ヒートシール性を有する耐熱性の容器蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、熱成形が可能で、かつ、ヒートシール性を有する耐熱性に優れたカップ状容器やトレー状容器用の蓋材としては、外側より、ポリカーボネート樹脂フィルム/エチレンビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)フィルム/未延伸ナイロン樹脂(CNy)フィルム/イージーピールフィルム、ポリカーボネート樹脂フィルム/二軸延伸ポリプロピレン樹脂フィルム/EVOHフィルム/イージーピールフィルム、未延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂(A−PET)フィルム/EVOHフィルム/CNyフィルム/イージーピールフィルムのような複合フィルムから成るものであった。
【0003】
しかしながら、上記の蓋材は、厚さが100μm以下になると、引き裂き性が悪く、開封時にちぎれてしまう可能性が高いため、CNyフィルムのような引っ張り強度に優れた基材を積層していた。
また、成形基材として用いるA−PETフィルムは耐熱性がなく、加熱時に結晶化が進んでフィルムが白化してしまうことがある。
【0004】
さらに、成形基材として用いるポリカーボネート樹脂フィルムの原料に含まれる「ビスフェノールA」が環境ホルモン様物質になっており、食品用途の蓋材には使用しない方が好ましいという問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、熱成形が可能で、かつ、ヒートシール性を有する耐熱性に優れたカップ状容器やトレー状容器用の蓋材に関する以上のような問題を解決するためいになされたもので、耐熱性、強靱性に優れ、環境上の問題もない容器蓋材を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の発明は、フランジ付き容器本体の開口部を覆い、フランジ部に熱封緘される容器蓋材であって、少なくとも外層にポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)フィルム層と内層にイージーピール性を持つ熱接着性樹脂フィルム層から成ることを特徴とする、容器蓋材である。
【0007】
このように請求項1記載の発明によれば、少なくとも外層にPBTフィルム層と内層にイージーピール性を持つ熱接着性樹脂フィルム層からなるので、耐熱性に優れシート成形が可能であるし、被接着物であるフランジ付き容器との接着性があり、かつ、イージーピール性を有する。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記PBTフィルム層と熱接着性樹脂フィルム層の間にバリア性樹脂フィルム層を設けたことを特徴とする、容器蓋材である。
【0009】
このように請求項2記載の発明によれば、PBTフィルム層と熱接着性樹脂フィルム層の間にバリア性樹脂フィルム層を設けることにより、容器蓋材のバリア性が向上する。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記各層がドライラミネート法により積層されていることを特徴とする、容器蓋材である。
【0011】
このように請求項3記載の発明によれば、各層がドライラミネート法により積層されているので、比較的耐熱性のないポリエチレンやポリプロピレンのようなポリオレフィン系樹脂を用いた溶融押し出しラミネーションをしなくて良いので、充填後のシール等で耐熱が足りなくて剥離することもない。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の容器蓋材を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
図1は本発明の容器蓋材の層構成の一実施例を示す、断面説明図である。
【0013】
本発明の容器蓋材は、例えば図1に示すように、フランジ付き容器本体(20)の開口部を覆い、フランジ部(21)に熱封緘される蓋材であって、少なくとも外層(11)にPBTフィルム層と内層(12)にイージーピール性を持つ熱接着性樹脂フィルム層とから成ることを特徴とする、容器蓋材(10)である。
【0014】
外層(11)は成形基材であって、耐熱性が必要なため、PBTフィルムが好ましく使用できる。必要に応じて印刷層を設けることができる。
好適に使用できる厚さは10μm〜400μm程度である。
【0015】
外層(11)に使用するポリブチレンテレフタレート樹脂の製膜方法は、インフレーション法、キャスティング法、押し出しラミネーション法等の公知の製膜方法が使用できる。但し、押し出しラミネーション法の場合は印刷基材が別途必要になる。また、成形性を上げるためには結晶化度を高くすることが望ましい。
【0016】
内層(12)は、容器本体(20)とヒートシールが可能で、かつ、イージーピール性が必要なため、ポリエチレン樹脂系、ポリプロピレン樹脂系などのシーラント層が好ましく使用できる。ホットメルト樹脂、コールドシール材としても良い。好適に使用できる厚さは2μm〜100μm程度である。
【0017】
外層(11)と内層(12)の間にバリア性樹脂フィルム層(13)を設けても良い(図2参照)。バリア性樹脂フィルム層は熱成形可能なフィルムが望ましく、CNyフィルム、EVOHフィルム、ポリビニルアルコール樹脂フィルム、ポリアクリロニトリル樹脂フィルムなどの単体フィルムあるいはこれらの複合フィルムが好ましく使用できる。好適に使用できる厚さは10μm〜50μm程度である。
【0018】
外層(11)と内層(12)、あるいは、外層(11)とバリア性樹脂フィルム層(13)と内層(12)の貼り合わせは、耐熱性の点からドライラミネーション法によることが好ましい。
【0019】
このようにして作製した積層材料は、上述のような材料とラミネート方法を用いているため、真空成形法、熱板圧空成形法、真空圧空成形法等のシート成形法により容易に容器蓋材(10)に成形することができる。
【0020】
【実施例】
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
〈実施例1〉
外層(11)として、厚さ120μmのPBTフィルムを準備し、片面に印刷層(図示せず)を設けた。
内層(12)として、厚さ30μmのポリエチレン樹脂系イージーピール材を準備した。
バリア性樹脂フィルム層(13)として、厚さ25μmのEVOHフィルムを準備した。
【0021】
印刷層を内側にして外層(11)のPBTフィルムとバリア性樹脂フィルム層(13)のEVOHフィルムを二液反応型のポリエステル樹脂系接着剤を介してドライラミネート法により貼り合わせ、二層フィルムを作製した。
【0022】
この二層フィルムのEVOHフィルム面に二液反応型のポリエステル樹脂系接着剤を介して内層(12)であるポリエチレン樹脂系イージーピール材をドライラミネート法により貼り合わせ、PBTフィルム(厚さ120μm)(印刷層)(11)/EVOHフィルム(厚さ25μm)(13)/ポリエチレン樹脂系イージーピール材(厚さ30μm)(12)からなる3層構成の容器蓋材用積層フィルムを作製した。
【0023】
この3層構成の容器蓋材用積層フィルムを加熱時間;3秒、圧空圧力;0.6MPaで圧空成形して、実施例1の容器蓋材とした。
【0024】
〈実施例2〉
外層(11)のPBTフィルムの厚さを100μmとし、バリア性樹脂フィルム層(13)のEVOHフィルムの厚さを30μmとした以外は、実施例1と同じ材料、方法を用いて、PBTフィルム(厚さ100μm)(印刷層)(11)/EVOHフィルム(厚さ30μm)(13)/ポリエチレン樹脂系イージーピール材(厚さ30μm)(12)からなる3層構成の容器蓋材用積層フィルムを作製した。
【0025】
この3層構成の容器蓋材用積層フィルムを加熱時間;3秒、圧空圧力;0.6MPaで圧空成形して、実施例2の容器蓋材とした。
【0026】
〈実施例3〉
外層(11)のPBTフィルムの厚さを80μmとし、バリア性樹脂フィルム層(13)として厚さ25μmのEVOHフィルムと厚さ30μmのCNyフィルムを二液反応型のポリエステル樹脂系接着剤を用いてドライラミネート法により貼り合わせた複合フィルムを用いた以外は、実施例1と同じ材料、方法を用いて、PBTフィルム(厚さ80μm)(印刷層)(11)/(EVOHフィルム(厚さ25μm)/CNyフィルム(厚さ30μm))(13)/ポリエチレン樹脂系イージーピール材(厚さ30μm)(12)からなる4層構成の容器蓋材用積層フィルムを作製した。
【0027】
この4層構成の容器蓋材用積層フィルムを加熱時間;5秒、圧空圧力;0.6MPaで圧空成形して、実施例3の容器蓋材とした。
【0028】
〈比較例1〉
外層(11)に厚さ80μmのポリカーボネート樹脂フィルム、バリア樹脂フィルム層(13)として実施例3に用いたのと同じ厚さ25μmのEVOHフィルムと厚さ30μmのCNyフィルムを二液反応型のポリエステル樹脂系接着剤を用いてドライラミネート法により貼り合わせた複合フィルムを用いた以外は、実施例1と同じ材料、方法を用いて、ポリカーボネート樹脂フィルム(厚さ80μm)(印刷層)(11)/(EVOHフィルム(厚さ25μm)/CNyフィルム(厚さ30μm))(13)/ポリエチレン樹脂系イージーピール材(厚さ30μm)(12)からなる4層構成の容器蓋材用積層フィルムを作製した。
【0029】
この4層構成の容器蓋材用積層フィルムを加熱時間;5秒、圧空圧力;0.6MPaで圧空成形して、比較例1の容器蓋材とした。
【0030】
〈比較例2〉
外層(11)として厚さ80μmのポリカーボネート樹脂フィルムの代わりに厚さ80μmのA−PETフィルムを用いた以外は、比較例1と同じ材料、方法を用いて、A−PETフィルム(厚さ80μm)(印刷層)(11)/(EVOHフィルム(厚さ25μm)/CNyフィルム(厚さ30μm))(13)/ポリエチレン樹脂系イージーピール材(厚さ30μm)(12)からなる4層構成の容器蓋材用積層フィルムを作製した。
【0031】
この4層構成の容器蓋材用積層フィルムを加熱時間;5秒、圧空圧力;0.6MPaで圧空成形して、比較例2の容器蓋材とした。
【0032】
このようにして作製した実施例3種類、比較例2種類、合計5種類の容器蓋材について、印刷適性、成形性、金型再現性、シールバー耐熱性を下記する方法によってチェック観察した。その結果を表1、表2に示す。
印刷適性 ‥ 外層のフィルムを印刷した際の印刷適性を目視観察
成形性  ‥ 各容器蓋材用積層フィルムを圧空成形する際の成形性を目視観察
金型再現性‥ 3次元トレースによりどれだけ金型を再現しているかを目視観察
シールバー耐熱性‥フランジ付き容器本体とシールした際のシール部分の状態を目視観察
【0033】
【表1】
Figure 2004066455
【0034】
【表2】
Figure 2004066455
【0035】
【発明の効果】
上記のように、外層にポリブチレンテレフタレートフィルムを用いることにより、蓋材の強靱さを出すために使用していた未延伸ナイロンフィルムを除去することができ、コストダウン、工程の短縮化が可能になった。
また、ポリブチレンテレフタレートフィルムはポリカーボネートフィルムより耐熱温度、耐用材適性も優れており、蓋材の表基材、印刷基材として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器蓋材の一実施例を示す、断面説明図である。
【図2】本発明の容器蓋材の別の実施例を示す、断面説明図である。
【図3】本発明の容器蓋材を容器本体と熱封緘した状態の一実施例を示す、部分断面説明図である。
【符号の説明】
10‥‥容器蓋材
11‥‥外層
12‥‥内層
13‥‥バリア性樹脂フィルム層
20‥‥容器本体
21‥‥フランジ部

Claims (3)

  1. フランジ付き容器本体の開口部を覆い、フランジ部に熱封緘される蓋材であって、少なくとも外層にポリブチレンテレフタレート樹脂フィルム層と内層にイージーピール性を持つ熱接着性樹脂フィルム層とから成ることを特徴とする、容器蓋材。
  2. 前記ポリブチレンテレフタレート樹脂フィルム層と熱接着性樹脂フィルム層の間にバリア性樹脂フィルム層を設けたことを特徴とする、請求項1記載の容器蓋材。
  3. 前記各層がドライラミネート法により積層されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の容器蓋材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009125364A1 (en) * 2008-04-07 2009-10-15 Protomed Limited A packaging system
JP2020111004A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 興人フィルム&ケミカルズ株式会社 二軸延伸ポリブチレンテレフタレート系フィルムを含む深絞り包装用蓋材

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