JP2004063160A - モジュラプラグ - Google Patents
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Abstract
【課題】各対のよりを戻した場合に、各対の2本の心線の長さが異なり、漏話減衰量特性が劣化し易い。又、プラグハウジング製品毎の対のより戻し長が不均一になり、反射減衰量特性が劣化し易く、結線作業性に劣る。
【解決手段】第1に、45度以下のテーパ内壁面を有するワイヤガイドに絶縁心線を装着したケーブルをプラグハウジングに嵌合させたモジュラプラグであって、対より部がテーパ内壁面に突き当たり、常に各対の2本線の長さが同一。第2に、セパレータハウジングに絶縁心線を装着したケーブル端末をプラグハウジングに嵌合させたモジュラプラグで、セパレータハウジングに3箇所の離隔用孔を一列に形成し、かつ、その中央上部に1箇所の離隔用溝を配置し、その中央に形成された離隔用孔と溝の前方に、対より心線のよりを戻して配列する為のスペースを設けたセパレータハウジングと前記のワイヤガイドを係止させて一体化させた高速LAN用モジュラプラグ。
【選択図】 図1
【解決手段】第1に、45度以下のテーパ内壁面を有するワイヤガイドに絶縁心線を装着したケーブルをプラグハウジングに嵌合させたモジュラプラグであって、対より部がテーパ内壁面に突き当たり、常に各対の2本線の長さが同一。第2に、セパレータハウジングに絶縁心線を装着したケーブル端末をプラグハウジングに嵌合させたモジュラプラグで、セパレータハウジングに3箇所の離隔用孔を一列に形成し、かつ、その中央上部に1箇所の離隔用溝を配置し、その中央に形成された離隔用孔と溝の前方に、対より心線のよりを戻して配列する為のスペースを設けたセパレータハウジングと前記のワイヤガイドを係止させて一体化させた高速LAN用モジュラプラグ。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ワイヤガイド付きケーブルとセパレータ付きワイヤガイドケーブルをプラグハウジングに嵌合させたモジュラプラグに関し、特に、LAN等に使用される高速伝送特性を有するモジュラプラグで、漏話減衰量(クロストーク)特性の安定化と反射減衰量(リターンロス)特性の劣化防止をはかり、絶縁心線の結線作業性の向上だけでなく、LAN用コネクタ等に使用することにより、誰にでも容易に安定した性能を維持することを可能にするモジュラプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のモジュラプラグ1″は、図5(ハ)に示すように導電性を有する金属接触端子26″を装備したプラグハウジング2″と絶縁心線19″を1列に整列させる心線整列部品29″から構成されている。対より心線20″のよりを戻して、各心線を並行状に仮整列して心線整列部品29″に挿入し、整列が崩れないように固定した後、モジュラプラグハウジングの開口部3″へ挿入して接続させる。心線配列作業を容易にする為には、各対より心線20″を1列に並列させることが必要であった。LAN用プラグにおいては、心線の配列が規定されており、対より心線のよりを戻した場合、対よりを構成する2本の心線の長さが一定とならず、漏話減衰量を均一化させることが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来構造は、図4に示すように、絶縁心線19′の各対のよりを戻した場合、各対の2本の心線の長さが異なってしまう。これにより、対の平衡度が悪化し、漏話減衰量特性が劣化してしまうという欠点があった。又、対よりの戻し位置が一定でない為、漏話減衰量の低減化には構造的に限界があった。一方、プラグハウジング製品毎の対のより戻し長が不均一になる為、各対より心線の配置がケーブルと同一に維持することが出来ず、各対のインピーダンスが変化することによって、反射減衰量特性が劣化し易い構造であった。これに対して、我々は、同日に特許出願した図5(イ)、(ロ)に示すようなセパレータハウジング15′を発明することにより、ほぼ解決することが出来た。しかしながら、新たに作業性や技術面で更に高速性能化をはかったモジュラプラグの出現が要望されている。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
本発明は、これらの問題を解決する為に、鋭意検討した結果、第1に、4条の対より心線からなる絶縁心線をワイヤガイドで配列保持したワイヤガイド付きケーブルをプラグハウジングに嵌合させたモジュラプラグにおいて、ワイヤガイドの後方の上下方向に心線が挿入される水平方向に対して45度以下のテーパ内壁面と両側の側壁を設け、絶縁心線の挿入と並列誘導を容易にする為に、後方に行く程、上下方向が幅広となる絶縁心線受入れ開口部を形成し、かつ、前記絶縁心線受入れ開口部の上下の内壁面には絶縁心線を誘導する為の突状のガイドレールがそれぞれ並行に形成され、上側内壁面に形成された突状のガイドレールは、上方壁の先端部迄延長して形成され、他方、下側内壁面に形成された突状のガイドレールは、ワイヤガイドの先端部迄延長して形成されており、かつ、絶縁心線を保持する為に前記上方のテーパ内壁面につなげて形成した上方壁と両側の側壁で箱状構造を形成し、前記上方壁の前方には壁なし開放部を形成し、壁なし開放部の両側には絶縁心線を保持する為の側壁が形成された構造を有するワイヤガイドに、4条の対より心線のよりを戻した後、並行整列部を形成し、その先端側をワイヤガイドの後方から挿入し、ワイヤガイド先端面から余長心線を引き出し、テーパ内壁面に対より部を突き当てることで、常により戻しの開始位置を一定に出来、かつ、ワイヤガイドの前端面を基準に容易に心線の切断が行え、更に、プラグハウジングの内部にはワイヤガイドをプラグハウジングに装着された金属接触端子の下部迄収容出来るワイヤガイド受容部が形成されており、ワイヤガイドの壁なし開放部で金属接触端子を圧入して導通を得るモジュラプラグで、第2に、第1のプラグハウジングのワイヤガイド受容部の上方内壁面に、ワイヤガイドの収容時に、ワイヤガイドの上方壁に形成された突状のガイドレールと同じライン上に突状のガイドレールをそれぞれ配置させ、ワイヤガイドの壁なし開放部に配列されている心線を並行に整列して誘導させ、ワイヤガイドの壁なし開放部で金属接触端子を圧入して導通を得るモジュラプラグで、第3に、第1の上方壁の前方には壁なし開放部と絶縁心線を保持する為の両側の側壁が形成されており、前記両側の側壁につなげて心線の脱落防止用上方壁を形成したモジュラプラグで、第4に、4条の対より心線からなる絶縁心線をセパレータ付きワイヤガイドで配列保持したセパレータ付きワイヤガイドケーブルをプラグハウジングに嵌合させたモジュラプラグにおいて、セパレータハウジングに3箇所の離隔用孔を一列に形成し、かつ、その中央上部に1箇所の離隔用溝を配置し、前記3個所の離隔用孔の内、中央に位置する離隔用孔と中央上部に形成された離隔用溝の前方に、装着された対より心線のよりを戻し、配列する為のスペースを設けたセパレータハウジングを形成し、セパレータハウジングの後方から4条の対より心線を前記離隔用孔と離隔用溝に装着した後、4条の対より心線のよりを戻して、8本の絶縁心線を、前記離隔用孔の水平前方方向に一列に整列して並行整列部を形成し、その並行整列部を先端側にしたケーブル端末をワイヤガイドの後方側から挿入してワイヤガイドの後方側に形成された心線収容スペースに整列した心線を収容し、かつ、ワイヤガイドの後端にセパレータハウジングの前端面を合わせてセパレータとワイヤガイドを係止させて一体化させたモジュラプラグである。
【0005】
【発明の実施の形態】
【発明の実施形態】
本発明のモジュラプラグ1について具体的に説明する。
【0006】
始めに、本発明の第1実施例であるワイヤガイド付きケーブル5について図1を参照して説明する。図1(イ)は、本発明のワイヤガイド4とワイヤガイド付きケーブル5の斜視図であり、図1(ロ)は、本発明のワイヤガイド4がプラグハウジング2の開口部3へ挿入した後の状態をモジュラプラグ1の側面からみた断面図である。図から明らかなように、第1に、ワイヤガイド4の後方の上下方向に心線が挿入される水平方向に対して45度以下のテーパ内壁面8と両側の側壁13を設け、絶縁心線19の挿入と並列誘導を容易にする為に、後方に行く程、上下方向が幅広となる絶縁心線受入れ開口部7を形成し、かつ、前記絶縁心線受入れ開口部7の上下の内壁面には絶縁心線を誘導する為の突状のガイドレール10がそれぞれ並行に形成され、上側内壁面に形成された突状のガイドレール10は、上方壁11の先端部迄延長して形成され、他方、下側内壁面に形成された突状のガイドレール10は、ワイヤガイド4の先端部迄延長して形成されており、かつ、絶縁心線19を保持する為に前記上方のテーパ内壁面につなげて形成した上方壁11と両側の側壁13で箱状構造を形成し、前記上方壁11の前方には壁なし開放部12を形成し、壁なし開放部12の両側には絶縁心線19を保持する為の側壁13が形成された構造を有するワイヤガイド4に、4条の対より心線20のよりを戻した後、並行整列部Bを形成し、その先端側をワイヤガイド4の後方から挿入し、ワイヤガイド4先端面から余長心線を引き出し、テーパ内壁面8に対より部を突き当てることで、常により戻しの開始位置を一定に出来、かつ、ワイヤガイド4の前端面を基準に容易に心線の切断が行え、更に、プラグハウジング2の内部にはワイヤガイド4をプラグハウジング2に装着された金属接触端子26の下部迄収容出来るワイヤガイド受容部6が形成されており、ワイヤガイド4の壁なし開放部12で金属接触端子26を圧入して導通を得るモジュラプラグ1である。次に、第2としては、第1のプラグハウジング2のワイヤガイド受容部6の上方内壁面には、ワイヤガイド4の収容時に、ワイヤガイドの上方壁に形成された突状のガイドレール10と同じライン上に突状のガイドレール27をそれぞれ配置させ、ワイヤガイド4の壁なし開放部12に配列されている心線を並行に整列して誘導させ、ワイヤガイドの壁なし開放部12で金属接触端子26を圧入して導通を得るモジュラプラグ1である。更に、第3として、第1の上方壁11の前方には壁なし開放部12と絶縁心線を保持する為の両側の側壁13が形成されており、前記両側の側壁13につなげて心線の脱落防止用上方壁14を形成したモジュラプラグ1である。ここで、心線の脱落防止用上方壁14を設けた方が心線が脱落せず、好ましい結果を示したが、単に直線状に形成した側壁でも使用することは可能である。
次に、本発明の第2実施例であるセパレータ付きワイヤガイドケーブル21について図2を参照して説明する。図2(イ)は、本発明の対より心線20をセパレータハウジング15に装着後ワイヤガイドに係止させて一体化したセパレータ付きワイヤガイドケーブル21の構造で、図2(ロ)は、セパレータ付きワイヤガイドケーブル21を側面からみた断面図である。図から明らかなように、4条の対より心線20からなる絶縁心線19をセパレータ付きワイヤガイドで配列保持したセパレータ付きワイヤガイドケーブル21をプラグハウジング2に嵌合させたモジュラプラグ1において、セパレータハウジング15に3箇所の離隔用孔22を一列に形成し、かつ、その中央上部に1箇所の離隔用溝23を配置し、前記3個所の離隔用孔の内、中央に位置する離隔用孔と中央上部に形成された離隔用溝の前方に、装着された対より心線20のよりを戻し、配列する為のスペース24を設けたセパレータハウジング15を形成し、セパレータハウジング15の後方から4条の対より心線20を前記離隔用孔22と離隔用溝23に装着した後、4条の対より心線20のよりを戻して、8本の絶縁心線19を、前記離隔用孔22の水平前方方向に一列に整列して並行整列部Bを形成し、その並行整列部Bを先端側にしたケーブル端末18をワイヤガイド4の後方側から挿入してワイヤガイド4の後方側に形成された心線収容スペースCに整列した心線を収容し、かつ、ワイヤガイド4の後端にセパレータハウジング15の前端面を合わせてセパレータハウジング15とワイヤガイド4を係止させて一体化させたモジュラプラグ1である。ここで、中央に位置する離隔用孔22と中央上部に形成された離隔用溝23の前方に、対より心線20のよりを戻して配列する為のスペース24を設けた構造であるので、
1.4条の対より心線20のより戻し開始位置がセパレータハウジング15の前端面で常に一定になり、かつ、各対より心線20の中心線上に対してそれぞれ左右対称に配列される為、各対を構成する2本の心線の長さが常に同一。(図2の拡大平面図と図4参照)
2.中央上部から下がってくる2本の心線は、他の6本の心線と常に一定の角度(ほぼ45度)を持って配列される。
3.中央上部の2本の心線は、他の6本の心線と、常にセパレータハウジングの前方の定位置で整列される。
又、セパレータハウジング15とワイヤガイド4を係止させて一体化させた例として、ロック部17を設けた例を図示したが、単に挿入し、突き当てて一体化させたものでも構わない。次に、図3は、本発明の第2実施例で、セパレータハウジング15をロック部17で係止させて一体化したワイヤガイド4をプラグハウジング2の開部部3に挿入する前と挿入後の状態を側面からみた断面図である。ここで、プラグハウジング2の内壁には、突状のガイドレール27が設けられている為、剥き出しになっている整列心線が多少ばらけていても心線を再整列する機能を有し、金属接触端子26の接続位置に整列され、確実な接触が得られることになる。次に、本発明のモジュラプラグへの結線方法について、具体的実施例下記に説明する。
1.心線毎に色付けされた4条の対より心線11からなるケーブルのシース(図示せず)を剥き、対より心線20を取り出し、各対より心線20を1列に配置された3個所の孔22及びその中央上部に配置された1個所の溝23に各々挿入して保持させる。
2.前記の各孔22及び溝23で離隔された各対より心線20をケーブルのシース端がセパレータハウジング15の後端面に突き当たる迄引張って位置決めし、セパレータハウジング15の前端面を基準に各対より心線20のよりを戻す。
3.前記3個所の孔22で保持され、よりを戻した6本の心線を、決められた順(例えば、図4の12,45,78)に1列の並行状に仮整列する。
4.前記中央上部の溝23で保持され、スペース9の部分で対より心線20のよりを戻すので、先に水平方向に配列された他の6本の心線に対して常に一定の角度(ほぼ45度)を持って配線されると同時に他の6本の心線間の決められた位置(例えば、図4の36)に配列され、かつ、常にセパレータハウジング15の前方の定位置で整列されることになる。
5.1列の並行状に仮整列されたケーブル端末18をワイヤガイド4に挿入し、整列が崩れないように保持する。(セパレータハウジング15とワイヤガイド4を係止させて一体化して組み立てることにより、整列構造を保持、固定する)
6.ワイヤガイド4の前端面を基準に心線を切断する。
7.導電性を有する金属接続端子26を装備したプラグハウジング2のワイヤガイド誘導機能を有するプラグハウジング2の内壁面に沿わせるようにワイヤガイド受容部6に挿入する。
8.この時、各対より心線20を離隔し、位置決めされたセパレータハウジング15は、ケーブルシース端にその後端面を突き当てて位置決めされているので、セパレータハウジング15の後端面に突き当てたケーブルシースでセパレータハウジング15を押すことにより、導電性を有する金属接続端子26を装備したプラグハウジング4の心線挿入部に容易に挿入することが出来る。
9.プラグハウジング4の心線挿入部に心線を挿入後、各心線の上部に位置されている金属接続端子26を各心線に圧入させて結線が完了する。
更に、本発明のワイヤガイド4やセパレータハウジング15は、以上のような構造である為、下記の効果が得られる。
1.ワイヤガイド4の効果
1−1.ワイヤガイド4のテーパ内面壁8に対より部を突き当てることで、常により戻しの開始位置を一定に出来、よりを戻し並行に配列される各対の2本の心線の長さを一定長に保持したまま容易にプラグハウジング2へ嵌合出来、漏話減衰量を均一化することが可能になる。
2.セパレータハウジング15の効果
2−1.セパレータハウジング15により、セパレータハウジング15の前端面まで対より心線20の配置がケーブルと同一に維持される為、対より心線20の配列の乱れによるインピーダンスの変動が最小限に抑えられ、反射減衰量の劣化を防止することが出来る。
2−2.セパレータハウジング15を使用することによって、対より心線20の距離を離隔すると同時に、配置を均一に出来る為、対より心線20間の漏話減衰量を均一に抑えられる。又、対のより戻し位置をセパレータハウジング15の前端面で揃えられる為、対のより戻し長を容易に一定にすることが出来、漏話減衰量を安定化させることが出来る。
2−3.セパレータハウジング15の離隔用孔22又は溝23の配置により、各対より心線20は、各々中心線上に対して左右対称に配置され、各対の2本線の長さを同一とすることが出来、心線の長さの差により生じる平衡度の劣化を抑え、漏話減衰量を低減させることが出来る。
3.ワイヤガイド4とセパレータハウジング15の組み合わせの効果
3−1.並行整列部Bを先端側にしたケーブル端末18をワイヤガイド4の後端側から挿入し、ワイヤガイド4の後端に形成された心線収容スペースCでセパレータハウジング15の前方で配列された心線を収容した後、ワイヤガイド4とセパレータハウジング15を係合させて一体化させたので、心線のくずれがなく、常に安定した配列状態を維持することが出来るので、漏話減衰量を均一化することが出来る。
3−2.ワイヤガイド4とセパレータハウジング15が係合されて一体化されているので、セパレータ付きワイヤガイドケーブル21がワンセットでプラグハウジング2に嵌合されるので、結線作業性がより容易になる。
【0007】
本発明品と従来品並びに他社品との漏話減衰量特性に関する性能比較を行った結果を以下の表1に示す。ここで、本発明品は、ワイヤガイド4とセパレータハウジング14の組み合わせからなる本発明の第2実施例を使用した。
【0008】
【表1】
【0009】
このことから、本発明品は、従来品や他社品に比べて、要求特性範囲に入っているばかでなく、バラツキの幅が小さいことがわかる。
【0010】
今迄、代表的な例として、プラグハウジングに3個所の孔やその中央上部に形成された1個所の離隔用溝を挙げたが、それぞれを溝や孔にしても使用することは可能である。又、ワイヤガイドのテーパ内壁面をやや丸みを帯びた形状の内壁面にしても構わない。このように、ハウジング・セパレータハウジング・ワイヤガイド・突状のガイドレールレール・金属接触端子の形状等これに限らず、設計変更に伴う多少の変形例でも一向に構わず、本発明の範囲内であることはいうまでもない。
【0011】
【発明の効果】
以上の説明の様に、本発明のモジュラプラグ1によれば、
1.漏話減衰量特性の安定化がはかれる。
2.反射減衰量特性の劣化防止がはかれる。
3.絶縁心線の結線作業性の向上をはかれる。
4.LAN等の高速伝送のコネクタ製品に使用した場合、誰でも容易に安定した性能を維持させることが出来ので、その工業的価値は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)本発明の第1実施例で、ワイヤガイド4の断面図と斜視図並びにワイヤガイド付きケーブル5の斜視図である。
(ロ)本発明のワイヤガイド4がプラグハウジング2の開口部3へ挿入した後の状態をモジュラプラグ1の側面からみた断面図である。
【図2】(イ)本発明の第2実施例で、対より心線20をセパレータハウジング15に装着した後、4条の対より心線20のよりを戻して、並行整列部Bを形成し、一列に整列した絶縁心線19を先端側にしたケーブル端末18をワイヤガイド4に挿入し、ロック部17で固定する構造の斜視図並びにケーブル端末18の拡大平面図と拡大側面図である。
(ロ)本発明の第2実施例で、対より心線20をセパレータハウジング15に装着したケーブル端末18をワイヤガイド4に挿入した後の状態のセパレータ付きワイヤガイドケーブル21を側面からみた断面図である。
【図3】本発明の第2実施例で、セパレータハウジング15を係止させて一体化したワイヤガイド4をプラグハウジング2の開口部3に挿入する前と挿入後の状態を側面からみた断面図である。
【図4】本発明と従来の絶縁心線の配列構造の比較説明図である。
【図5】(イ)従来のセパレータハウジング15′の斜視図並びに対より心線20′をセパレータハウジング15′に装着した後のケーブル端末18′の斜視図である。
(ロ)従来のセパレータハウジング15′に対より心線20′を装着したケーブル端末18′がプラグハウジング2′の開口部3′へ挿入した後の状態をモジュラプラグ1′の側面からみた断面図である。
(ハ)従来の心線整列部品29″の斜視図と心線整列部品29″がプラグハウジング2″の開口部3″に挿入された後の状態をモジュラプラグ1″の側面からみた断面図である。
【符号の説明】
1 本発明のモジュラプラグ
2 プラグハウジング
3 開口部
4 ワイヤガイド
5 ワイヤガイド付きケーブル
6 ワイヤガイド受容部
7 絶縁心線受入れ開口部
8 テーパ内壁面
9 絶縁心線挿入孔
10 突状のガイドレール(ワイヤガイド内壁)
11 上方壁
12 壁なし開開放部
13 側壁(ワイヤガイド)
14 心線の脱落防止用上方壁
15 セパレータハウジング
16 セパレータ付きワイヤガイド
17 ロック部
18 ケーブル端末
19 絶縁心線
20 対より心線
21 セパレータ付きワイヤガイドケーブル
22 離隔用孔
23 離隔用溝
24 スペース
25 側壁(セパレータハウジング)
26 金属接触端子
27 突状のガイドレール(プラグハウジング内壁)
28 レバー
A 対より部
B 並行整列部
C 心線収容スペース
1′ 従来のモジュラプラグ
2′ プラグハウジング
3′ 開口部
15′ セパレータハウジング
18′ ケーブル端末
19′ 絶縁心線
20′ 対より心線
22′ 離隔用孔
23′ 離隔用溝
24′ スペース
25′ 側壁
26′ 金属接触端子
27′ 突状のガイドレール(プラグハウジング内壁)
28′ レバー
1″ 従来のモジュラプラグ
2″ プラグハウジング
3″ 開口部
9″ 絶縁心線挿入孔
19″ 絶縁心線
20″ 対より心線
26″ 金属接触端子
29″ 心線整列部品
【発明が属する技術分野】
本発明は、ワイヤガイド付きケーブルとセパレータ付きワイヤガイドケーブルをプラグハウジングに嵌合させたモジュラプラグに関し、特に、LAN等に使用される高速伝送特性を有するモジュラプラグで、漏話減衰量(クロストーク)特性の安定化と反射減衰量(リターンロス)特性の劣化防止をはかり、絶縁心線の結線作業性の向上だけでなく、LAN用コネクタ等に使用することにより、誰にでも容易に安定した性能を維持することを可能にするモジュラプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のモジュラプラグ1″は、図5(ハ)に示すように導電性を有する金属接触端子26″を装備したプラグハウジング2″と絶縁心線19″を1列に整列させる心線整列部品29″から構成されている。対より心線20″のよりを戻して、各心線を並行状に仮整列して心線整列部品29″に挿入し、整列が崩れないように固定した後、モジュラプラグハウジングの開口部3″へ挿入して接続させる。心線配列作業を容易にする為には、各対より心線20″を1列に並列させることが必要であった。LAN用プラグにおいては、心線の配列が規定されており、対より心線のよりを戻した場合、対よりを構成する2本の心線の長さが一定とならず、漏話減衰量を均一化させることが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来構造は、図4に示すように、絶縁心線19′の各対のよりを戻した場合、各対の2本の心線の長さが異なってしまう。これにより、対の平衡度が悪化し、漏話減衰量特性が劣化してしまうという欠点があった。又、対よりの戻し位置が一定でない為、漏話減衰量の低減化には構造的に限界があった。一方、プラグハウジング製品毎の対のより戻し長が不均一になる為、各対より心線の配置がケーブルと同一に維持することが出来ず、各対のインピーダンスが変化することによって、反射減衰量特性が劣化し易い構造であった。これに対して、我々は、同日に特許出願した図5(イ)、(ロ)に示すようなセパレータハウジング15′を発明することにより、ほぼ解決することが出来た。しかしながら、新たに作業性や技術面で更に高速性能化をはかったモジュラプラグの出現が要望されている。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
本発明は、これらの問題を解決する為に、鋭意検討した結果、第1に、4条の対より心線からなる絶縁心線をワイヤガイドで配列保持したワイヤガイド付きケーブルをプラグハウジングに嵌合させたモジュラプラグにおいて、ワイヤガイドの後方の上下方向に心線が挿入される水平方向に対して45度以下のテーパ内壁面と両側の側壁を設け、絶縁心線の挿入と並列誘導を容易にする為に、後方に行く程、上下方向が幅広となる絶縁心線受入れ開口部を形成し、かつ、前記絶縁心線受入れ開口部の上下の内壁面には絶縁心線を誘導する為の突状のガイドレールがそれぞれ並行に形成され、上側内壁面に形成された突状のガイドレールは、上方壁の先端部迄延長して形成され、他方、下側内壁面に形成された突状のガイドレールは、ワイヤガイドの先端部迄延長して形成されており、かつ、絶縁心線を保持する為に前記上方のテーパ内壁面につなげて形成した上方壁と両側の側壁で箱状構造を形成し、前記上方壁の前方には壁なし開放部を形成し、壁なし開放部の両側には絶縁心線を保持する為の側壁が形成された構造を有するワイヤガイドに、4条の対より心線のよりを戻した後、並行整列部を形成し、その先端側をワイヤガイドの後方から挿入し、ワイヤガイド先端面から余長心線を引き出し、テーパ内壁面に対より部を突き当てることで、常により戻しの開始位置を一定に出来、かつ、ワイヤガイドの前端面を基準に容易に心線の切断が行え、更に、プラグハウジングの内部にはワイヤガイドをプラグハウジングに装着された金属接触端子の下部迄収容出来るワイヤガイド受容部が形成されており、ワイヤガイドの壁なし開放部で金属接触端子を圧入して導通を得るモジュラプラグで、第2に、第1のプラグハウジングのワイヤガイド受容部の上方内壁面に、ワイヤガイドの収容時に、ワイヤガイドの上方壁に形成された突状のガイドレールと同じライン上に突状のガイドレールをそれぞれ配置させ、ワイヤガイドの壁なし開放部に配列されている心線を並行に整列して誘導させ、ワイヤガイドの壁なし開放部で金属接触端子を圧入して導通を得るモジュラプラグで、第3に、第1の上方壁の前方には壁なし開放部と絶縁心線を保持する為の両側の側壁が形成されており、前記両側の側壁につなげて心線の脱落防止用上方壁を形成したモジュラプラグで、第4に、4条の対より心線からなる絶縁心線をセパレータ付きワイヤガイドで配列保持したセパレータ付きワイヤガイドケーブルをプラグハウジングに嵌合させたモジュラプラグにおいて、セパレータハウジングに3箇所の離隔用孔を一列に形成し、かつ、その中央上部に1箇所の離隔用溝を配置し、前記3個所の離隔用孔の内、中央に位置する離隔用孔と中央上部に形成された離隔用溝の前方に、装着された対より心線のよりを戻し、配列する為のスペースを設けたセパレータハウジングを形成し、セパレータハウジングの後方から4条の対より心線を前記離隔用孔と離隔用溝に装着した後、4条の対より心線のよりを戻して、8本の絶縁心線を、前記離隔用孔の水平前方方向に一列に整列して並行整列部を形成し、その並行整列部を先端側にしたケーブル端末をワイヤガイドの後方側から挿入してワイヤガイドの後方側に形成された心線収容スペースに整列した心線を収容し、かつ、ワイヤガイドの後端にセパレータハウジングの前端面を合わせてセパレータとワイヤガイドを係止させて一体化させたモジュラプラグである。
【0005】
【発明の実施の形態】
【発明の実施形態】
本発明のモジュラプラグ1について具体的に説明する。
【0006】
始めに、本発明の第1実施例であるワイヤガイド付きケーブル5について図1を参照して説明する。図1(イ)は、本発明のワイヤガイド4とワイヤガイド付きケーブル5の斜視図であり、図1(ロ)は、本発明のワイヤガイド4がプラグハウジング2の開口部3へ挿入した後の状態をモジュラプラグ1の側面からみた断面図である。図から明らかなように、第1に、ワイヤガイド4の後方の上下方向に心線が挿入される水平方向に対して45度以下のテーパ内壁面8と両側の側壁13を設け、絶縁心線19の挿入と並列誘導を容易にする為に、後方に行く程、上下方向が幅広となる絶縁心線受入れ開口部7を形成し、かつ、前記絶縁心線受入れ開口部7の上下の内壁面には絶縁心線を誘導する為の突状のガイドレール10がそれぞれ並行に形成され、上側内壁面に形成された突状のガイドレール10は、上方壁11の先端部迄延長して形成され、他方、下側内壁面に形成された突状のガイドレール10は、ワイヤガイド4の先端部迄延長して形成されており、かつ、絶縁心線19を保持する為に前記上方のテーパ内壁面につなげて形成した上方壁11と両側の側壁13で箱状構造を形成し、前記上方壁11の前方には壁なし開放部12を形成し、壁なし開放部12の両側には絶縁心線19を保持する為の側壁13が形成された構造を有するワイヤガイド4に、4条の対より心線20のよりを戻した後、並行整列部Bを形成し、その先端側をワイヤガイド4の後方から挿入し、ワイヤガイド4先端面から余長心線を引き出し、テーパ内壁面8に対より部を突き当てることで、常により戻しの開始位置を一定に出来、かつ、ワイヤガイド4の前端面を基準に容易に心線の切断が行え、更に、プラグハウジング2の内部にはワイヤガイド4をプラグハウジング2に装着された金属接触端子26の下部迄収容出来るワイヤガイド受容部6が形成されており、ワイヤガイド4の壁なし開放部12で金属接触端子26を圧入して導通を得るモジュラプラグ1である。次に、第2としては、第1のプラグハウジング2のワイヤガイド受容部6の上方内壁面には、ワイヤガイド4の収容時に、ワイヤガイドの上方壁に形成された突状のガイドレール10と同じライン上に突状のガイドレール27をそれぞれ配置させ、ワイヤガイド4の壁なし開放部12に配列されている心線を並行に整列して誘導させ、ワイヤガイドの壁なし開放部12で金属接触端子26を圧入して導通を得るモジュラプラグ1である。更に、第3として、第1の上方壁11の前方には壁なし開放部12と絶縁心線を保持する為の両側の側壁13が形成されており、前記両側の側壁13につなげて心線の脱落防止用上方壁14を形成したモジュラプラグ1である。ここで、心線の脱落防止用上方壁14を設けた方が心線が脱落せず、好ましい結果を示したが、単に直線状に形成した側壁でも使用することは可能である。
次に、本発明の第2実施例であるセパレータ付きワイヤガイドケーブル21について図2を参照して説明する。図2(イ)は、本発明の対より心線20をセパレータハウジング15に装着後ワイヤガイドに係止させて一体化したセパレータ付きワイヤガイドケーブル21の構造で、図2(ロ)は、セパレータ付きワイヤガイドケーブル21を側面からみた断面図である。図から明らかなように、4条の対より心線20からなる絶縁心線19をセパレータ付きワイヤガイドで配列保持したセパレータ付きワイヤガイドケーブル21をプラグハウジング2に嵌合させたモジュラプラグ1において、セパレータハウジング15に3箇所の離隔用孔22を一列に形成し、かつ、その中央上部に1箇所の離隔用溝23を配置し、前記3個所の離隔用孔の内、中央に位置する離隔用孔と中央上部に形成された離隔用溝の前方に、装着された対より心線20のよりを戻し、配列する為のスペース24を設けたセパレータハウジング15を形成し、セパレータハウジング15の後方から4条の対より心線20を前記離隔用孔22と離隔用溝23に装着した後、4条の対より心線20のよりを戻して、8本の絶縁心線19を、前記離隔用孔22の水平前方方向に一列に整列して並行整列部Bを形成し、その並行整列部Bを先端側にしたケーブル端末18をワイヤガイド4の後方側から挿入してワイヤガイド4の後方側に形成された心線収容スペースCに整列した心線を収容し、かつ、ワイヤガイド4の後端にセパレータハウジング15の前端面を合わせてセパレータハウジング15とワイヤガイド4を係止させて一体化させたモジュラプラグ1である。ここで、中央に位置する離隔用孔22と中央上部に形成された離隔用溝23の前方に、対より心線20のよりを戻して配列する為のスペース24を設けた構造であるので、
1.4条の対より心線20のより戻し開始位置がセパレータハウジング15の前端面で常に一定になり、かつ、各対より心線20の中心線上に対してそれぞれ左右対称に配列される為、各対を構成する2本の心線の長さが常に同一。(図2の拡大平面図と図4参照)
2.中央上部から下がってくる2本の心線は、他の6本の心線と常に一定の角度(ほぼ45度)を持って配列される。
3.中央上部の2本の心線は、他の6本の心線と、常にセパレータハウジングの前方の定位置で整列される。
又、セパレータハウジング15とワイヤガイド4を係止させて一体化させた例として、ロック部17を設けた例を図示したが、単に挿入し、突き当てて一体化させたものでも構わない。次に、図3は、本発明の第2実施例で、セパレータハウジング15をロック部17で係止させて一体化したワイヤガイド4をプラグハウジング2の開部部3に挿入する前と挿入後の状態を側面からみた断面図である。ここで、プラグハウジング2の内壁には、突状のガイドレール27が設けられている為、剥き出しになっている整列心線が多少ばらけていても心線を再整列する機能を有し、金属接触端子26の接続位置に整列され、確実な接触が得られることになる。次に、本発明のモジュラプラグへの結線方法について、具体的実施例下記に説明する。
1.心線毎に色付けされた4条の対より心線11からなるケーブルのシース(図示せず)を剥き、対より心線20を取り出し、各対より心線20を1列に配置された3個所の孔22及びその中央上部に配置された1個所の溝23に各々挿入して保持させる。
2.前記の各孔22及び溝23で離隔された各対より心線20をケーブルのシース端がセパレータハウジング15の後端面に突き当たる迄引張って位置決めし、セパレータハウジング15の前端面を基準に各対より心線20のよりを戻す。
3.前記3個所の孔22で保持され、よりを戻した6本の心線を、決められた順(例えば、図4の12,45,78)に1列の並行状に仮整列する。
4.前記中央上部の溝23で保持され、スペース9の部分で対より心線20のよりを戻すので、先に水平方向に配列された他の6本の心線に対して常に一定の角度(ほぼ45度)を持って配線されると同時に他の6本の心線間の決められた位置(例えば、図4の36)に配列され、かつ、常にセパレータハウジング15の前方の定位置で整列されることになる。
5.1列の並行状に仮整列されたケーブル端末18をワイヤガイド4に挿入し、整列が崩れないように保持する。(セパレータハウジング15とワイヤガイド4を係止させて一体化して組み立てることにより、整列構造を保持、固定する)
6.ワイヤガイド4の前端面を基準に心線を切断する。
7.導電性を有する金属接続端子26を装備したプラグハウジング2のワイヤガイド誘導機能を有するプラグハウジング2の内壁面に沿わせるようにワイヤガイド受容部6に挿入する。
8.この時、各対より心線20を離隔し、位置決めされたセパレータハウジング15は、ケーブルシース端にその後端面を突き当てて位置決めされているので、セパレータハウジング15の後端面に突き当てたケーブルシースでセパレータハウジング15を押すことにより、導電性を有する金属接続端子26を装備したプラグハウジング4の心線挿入部に容易に挿入することが出来る。
9.プラグハウジング4の心線挿入部に心線を挿入後、各心線の上部に位置されている金属接続端子26を各心線に圧入させて結線が完了する。
更に、本発明のワイヤガイド4やセパレータハウジング15は、以上のような構造である為、下記の効果が得られる。
1.ワイヤガイド4の効果
1−1.ワイヤガイド4のテーパ内面壁8に対より部を突き当てることで、常により戻しの開始位置を一定に出来、よりを戻し並行に配列される各対の2本の心線の長さを一定長に保持したまま容易にプラグハウジング2へ嵌合出来、漏話減衰量を均一化することが可能になる。
2.セパレータハウジング15の効果
2−1.セパレータハウジング15により、セパレータハウジング15の前端面まで対より心線20の配置がケーブルと同一に維持される為、対より心線20の配列の乱れによるインピーダンスの変動が最小限に抑えられ、反射減衰量の劣化を防止することが出来る。
2−2.セパレータハウジング15を使用することによって、対より心線20の距離を離隔すると同時に、配置を均一に出来る為、対より心線20間の漏話減衰量を均一に抑えられる。又、対のより戻し位置をセパレータハウジング15の前端面で揃えられる為、対のより戻し長を容易に一定にすることが出来、漏話減衰量を安定化させることが出来る。
2−3.セパレータハウジング15の離隔用孔22又は溝23の配置により、各対より心線20は、各々中心線上に対して左右対称に配置され、各対の2本線の長さを同一とすることが出来、心線の長さの差により生じる平衡度の劣化を抑え、漏話減衰量を低減させることが出来る。
3.ワイヤガイド4とセパレータハウジング15の組み合わせの効果
3−1.並行整列部Bを先端側にしたケーブル端末18をワイヤガイド4の後端側から挿入し、ワイヤガイド4の後端に形成された心線収容スペースCでセパレータハウジング15の前方で配列された心線を収容した後、ワイヤガイド4とセパレータハウジング15を係合させて一体化させたので、心線のくずれがなく、常に安定した配列状態を維持することが出来るので、漏話減衰量を均一化することが出来る。
3−2.ワイヤガイド4とセパレータハウジング15が係合されて一体化されているので、セパレータ付きワイヤガイドケーブル21がワンセットでプラグハウジング2に嵌合されるので、結線作業性がより容易になる。
【0007】
本発明品と従来品並びに他社品との漏話減衰量特性に関する性能比較を行った結果を以下の表1に示す。ここで、本発明品は、ワイヤガイド4とセパレータハウジング14の組み合わせからなる本発明の第2実施例を使用した。
【0008】
【表1】
【0009】
このことから、本発明品は、従来品や他社品に比べて、要求特性範囲に入っているばかでなく、バラツキの幅が小さいことがわかる。
【0010】
今迄、代表的な例として、プラグハウジングに3個所の孔やその中央上部に形成された1個所の離隔用溝を挙げたが、それぞれを溝や孔にしても使用することは可能である。又、ワイヤガイドのテーパ内壁面をやや丸みを帯びた形状の内壁面にしても構わない。このように、ハウジング・セパレータハウジング・ワイヤガイド・突状のガイドレールレール・金属接触端子の形状等これに限らず、設計変更に伴う多少の変形例でも一向に構わず、本発明の範囲内であることはいうまでもない。
【0011】
【発明の効果】
以上の説明の様に、本発明のモジュラプラグ1によれば、
1.漏話減衰量特性の安定化がはかれる。
2.反射減衰量特性の劣化防止がはかれる。
3.絶縁心線の結線作業性の向上をはかれる。
4.LAN等の高速伝送のコネクタ製品に使用した場合、誰でも容易に安定した性能を維持させることが出来ので、その工業的価値は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)本発明の第1実施例で、ワイヤガイド4の断面図と斜視図並びにワイヤガイド付きケーブル5の斜視図である。
(ロ)本発明のワイヤガイド4がプラグハウジング2の開口部3へ挿入した後の状態をモジュラプラグ1の側面からみた断面図である。
【図2】(イ)本発明の第2実施例で、対より心線20をセパレータハウジング15に装着した後、4条の対より心線20のよりを戻して、並行整列部Bを形成し、一列に整列した絶縁心線19を先端側にしたケーブル端末18をワイヤガイド4に挿入し、ロック部17で固定する構造の斜視図並びにケーブル端末18の拡大平面図と拡大側面図である。
(ロ)本発明の第2実施例で、対より心線20をセパレータハウジング15に装着したケーブル端末18をワイヤガイド4に挿入した後の状態のセパレータ付きワイヤガイドケーブル21を側面からみた断面図である。
【図3】本発明の第2実施例で、セパレータハウジング15を係止させて一体化したワイヤガイド4をプラグハウジング2の開口部3に挿入する前と挿入後の状態を側面からみた断面図である。
【図4】本発明と従来の絶縁心線の配列構造の比較説明図である。
【図5】(イ)従来のセパレータハウジング15′の斜視図並びに対より心線20′をセパレータハウジング15′に装着した後のケーブル端末18′の斜視図である。
(ロ)従来のセパレータハウジング15′に対より心線20′を装着したケーブル端末18′がプラグハウジング2′の開口部3′へ挿入した後の状態をモジュラプラグ1′の側面からみた断面図である。
(ハ)従来の心線整列部品29″の斜視図と心線整列部品29″がプラグハウジング2″の開口部3″に挿入された後の状態をモジュラプラグ1″の側面からみた断面図である。
【符号の説明】
1 本発明のモジュラプラグ
2 プラグハウジング
3 開口部
4 ワイヤガイド
5 ワイヤガイド付きケーブル
6 ワイヤガイド受容部
7 絶縁心線受入れ開口部
8 テーパ内壁面
9 絶縁心線挿入孔
10 突状のガイドレール(ワイヤガイド内壁)
11 上方壁
12 壁なし開開放部
13 側壁(ワイヤガイド)
14 心線の脱落防止用上方壁
15 セパレータハウジング
16 セパレータ付きワイヤガイド
17 ロック部
18 ケーブル端末
19 絶縁心線
20 対より心線
21 セパレータ付きワイヤガイドケーブル
22 離隔用孔
23 離隔用溝
24 スペース
25 側壁(セパレータハウジング)
26 金属接触端子
27 突状のガイドレール(プラグハウジング内壁)
28 レバー
A 対より部
B 並行整列部
C 心線収容スペース
1′ 従来のモジュラプラグ
2′ プラグハウジング
3′ 開口部
15′ セパレータハウジング
18′ ケーブル端末
19′ 絶縁心線
20′ 対より心線
22′ 離隔用孔
23′ 離隔用溝
24′ スペース
25′ 側壁
26′ 金属接触端子
27′ 突状のガイドレール(プラグハウジング内壁)
28′ レバー
1″ 従来のモジュラプラグ
2″ プラグハウジング
3″ 開口部
9″ 絶縁心線挿入孔
19″ 絶縁心線
20″ 対より心線
26″ 金属接触端子
29″ 心線整列部品
Claims (4)
- 4条の対より心線からなる絶縁心線をワイヤガイドで配列保持したワイヤガイド付きケーブルをプラグハウジングに嵌合させたモジュラプラグにおいて、ワイヤガイドの後方の上下方向に心線が挿入される水平方向に対して45度以下のテーパ内壁面と両側の側壁を設け、絶縁心線の挿入と並列誘導を容易にする為に、後方に行く程、上下方向が幅広となる絶縁心線受入れ開口部を形成し、かつ、前記絶縁心線受入れ開口部の上下の内壁面には絶縁心線を誘導する為の突状のガイドレールがそれぞれ並行に形成され、上側内壁面に形成された突状のガイドレールは、上方壁の先端部迄延長して形成され、他方、下側内壁面に形成された突状のガイドレールは、ワイヤガイドの先端部迄延長して形成されており、かつ、絶縁心線を保持する為に前記上方のテーパ内壁面につなげて形成した上方壁と両側の側壁で箱状構造を形成し、前記上方壁の前方には壁なし開放部を形成し、壁なし開放部の両側には絶縁心線を保持する為の側壁が形成された構造を有するワイヤガイドに、4条の対より心線のよりを戻した後、並行整列部を形成し、その先端側をワイヤガイドの後方から挿入し、ワイヤガイド先端面から余長心線を引き出し、テーパ内壁面に対より部を突き当てることで、常により戻しの開始位置を一定に出来、かつ、ワイヤガイドの前端面を基準に容易に心線の切断が行え、更に、プラグハウジングの内部にはワイヤガイドをプラグハウジングに装着された金属接触端子の下部迄収容出来るワイヤガイド受容部が形成されており、ワイヤガイドの壁なし開放部で金属接触端子を圧入して導通を得ることを特徴とするモジュラプラグ。
- 請求項1において、プラグハウジングのワイヤガイド受容部の上方内壁面に、ワイヤガイドの収容時に、ワイヤガイドの上方壁に形成された突状のガイドレールと同じライン上に突状のガイドレールをそれぞれ配置させ、ワイヤガイドの壁なし開放部に配列されている心線を並行に整列して誘導させ、ワイヤガイドの壁なし開放部で金属接触端子を圧入して導通を得ることを特徴とするモジュラプラグ。
- 請求項1において、上方壁の前方には壁なし開放部と絶縁心線を保持する為の両側の側壁が形成されており、前記両側の側壁につなげて心線の脱落防止用上方壁を形成したことを特徴とするモジュラプラグ。
- 4条の対より心線からなる絶縁心線をセパレータ付きワイヤガイドで配列保持したセパレータ付きワイヤガイドケーブルをプラグハウジングに嵌合させたモジュラプラグにおいて、セパレータハウジングに3箇所の離隔用孔を一列に形成し、かつ、その中央上部に1箇所の離隔用溝を配置し、前記3個所の離隔用孔の内、中央に位置する離隔用孔と中央上部に形成された離隔用溝の前方に、装着された対より心線のよりを戻し、配列する為のスペースを設けたセパレータハウジングを形成し、セパレータハウジングの後方から4条の対より心線を前記離隔用孔と離隔用溝に装着した後、4条の対より心線のよりを戻して、8本の絶縁心線を、前記離隔用孔の水平前方方向に一列に整列して並行整列部を形成し、その並行整列部を先端側にしたケーブル端末をワイヤガイドの後方側から挿入してワイヤガイドの後方側に形成された心線収容スペースに整列した心線を収容し、かつ、ワイヤガイドの後端にセパレータハウジングの前端面を合わせてセパレータとワイヤガイドを係止させて一体化させたことを特徴とするモジュラプラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002217353A JP2004063160A (ja) | 2002-07-26 | 2002-07-26 | モジュラプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111600160A (zh) * | 2020-06-29 | 2020-08-28 | 广东胜高通信有限公司 | 一种新型网线分线装置 |
-
2002
- 2002-07-26 JP JP2002217353A patent/JP2004063160A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN111600160A (zh) * | 2020-06-29 | 2020-08-28 | 广东胜高通信有限公司 | 一种新型网线分线装置 |
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