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JP2004055590A - 固体撮像素子 - Google Patents

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JP2004055590A JP2002206899A JP2002206899A JP2004055590A JP 2004055590 A JP2004055590 A JP 2004055590A JP 2002206899 A JP2002206899 A JP 2002206899A JP 2002206899 A JP2002206899 A JP 2002206899A JP 2004055590 A JP2004055590 A JP 2004055590A
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Abstract

【課題】固体撮像素子の光電変換部の開口率を大きくし、高感度化を図る。
【解決手段】素子基板に貼り合わせSOI基板80A、80Bを用いることにより、光電変換部70と電荷読み出し部(トランジスタ32、36等)をSOI絶縁層60の上下両側(つまり別平面)に配置する構造とし、光電変換部と電荷読み出し部を光入射方向に対して垂直方向(板厚方向)に積層した構造によって開口率の向上を図る。また、貼り合わせSOI基板にコンタクトホール94を形成し、その内周端面に熱酸化により形成した絶縁膜66を形成し、その絶縁膜を利用してキャパシタC1を形成し、そのキャパシタを信号線の一部に利用する。光電変換部70の上部に透明電極64が接続された構造とすることにより、グローバルシャッタ動作と、余剰電荷の排出をできるようにした。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の撮像システムに用いられるCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子が提供されている。
図11は、CCDイメージセンサの光電変換部周辺の素子構造の一例を示す断面図である。
このCCDイメージセンサは、シリコン基板10のN+層12上に設けたPウェル領域14に、光電変換部となるフォトダイオード16や電荷転送部18等を設けたものである。
フォトダイオード16は、上層のP+領域16Aと下層のN領域16Bとからなり、シリコン基板10の表面から受光した光を電荷に変換してN領域16Bに蓄積する。
【0003】
また、フォトダイオード16の一方の側部には、N+領域18Aよりなる電荷転送部18が設けられており、フォトダイオード16のN領域16Bと電荷転送部18のN+領域18Aの一部は読み出し部20として接続されている。
また、フォトダイオード16の他方の側部には、P+領域による素子分離領域22が形成され、隣接画素への電荷の漏洩を防止している。
また、シリコン基板10の上面には、絶縁膜24Aを介して電荷転送部18の転送電極26が配置され、その上に絶縁膜24Bを介して遮光膜28が設けられ、フォトダイオード16の受光領域に対応して開口されている。
【0004】
図12は、CMOSイメージセンサの画素回路の一例を示す回路図である。なお、図12では、4つの画素を示しているが、実際には、より多数の画素が2次元配列されて画素領域を構成しているものとする。
このCMOSイメージセンサは、各画素毎に、1つの光電変換部となるフォトダイオード30と、4つの画素トランジスタ(MOSトランジスタ)32、34、36、38を設けたものである。
また、画素領域の外側には、各画素トランジスタ32、34、36、38を駆動制御して、信号の読み出し動作を行う垂直シフトレジスタ40及び水平シフトレジスタ42が設けられている。
【0005】
読み出しトランジスタ32は、読み出しパルスに基づいてフォトダイオード30によって生成した信号電荷を読み出して電荷検出部(FD;フローティングデフュージョン)に転送するものであり、リセットトランジスタ34は、リセットパルスに基づいて電荷検出部の電位を電源電位にリセットするものである。
また、アンプトランジスタ36は、電荷検出部の電位をゲート入力し、その電位に対応した電圧信号を出力する電荷電圧変換部として機能するものであり、アドレストランジスタ38は、アドレスパルスに基づいて該当する画素行が選択されたタイミングでアンプトランジスタ36の出力信号を信号線に出力するものである。
また、垂直シフトレジスタ40及び水平シフトレジスタ42は、各トランジスタ32、34、36、38に対する各駆動パルスを所定のタイミングで出力し、画素信号の出力動作を制御するものであり、垂直シフトレジスタ40で画素行を選択し、水平シフトレジスタ42で画素列を選択することにより、各画素信号を画素列毎にトランジスタ44を介して垂直信号線46から水平信号線48に出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した図11に示すCCDイメージセンサにおいては、光電変換領域(フォトダイオード16)、電荷読み出し部20、及び電荷転送部18の各領域は2次元的な平面に配置されていたために、それぞれを独立して配置することができず、配置スペース等の制約を受けるという問題があった。特に、電荷読み出し部20と電荷転送部18が隣接していたために、光電変換部の面積を大きくすることができず、飽和出力、感度の低下を招いていた。
【0007】
また、上述した図12に示すCMOSイメージセンサにおいても、各画素トランジスタが2次元的な平面に配置され、それぞれのトランジスタを3次元的な多層配線で接続していたために、光電変換部の面積を大きくすることができない、また、光電変換部上の配線が集光を阻害するなどの問題があった。また、図12に示すように、全画素一斉にリセット動作(グローバルシャッタ動作)を行って読み出すような動作が行なえず、各画素(各画素行)毎に蓄積時間が異なるという問題もあった。
【0008】
本発明は、このような実情に鑑み、光電変換部とその読み出し用の素子等を別平面に形成でき、受光感度の向上やノイズ低減、さらにはグローバルシャッタ動作等の機能向上を実現できる固体撮像素子を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、第1シリコン基板の片面にSOI絶縁層を設けたSOI基板と、前記SOI基板のSOI絶縁層側に接合された第2シリコン基板と、前記第1シリコン基板または第2シリコン基板のいずれか一方に設けられた光電変換部と、前記第1シリコン基板または第2シリコン基板のいずれか他方に設けられた電荷読み出し部と、前記第1シリコン基板から第2シリコン基板にわたって前記SOI絶縁層を貫通する状態で形成され、前記光電変換部によって生成された信号電荷を前記電荷読み出し部側に伝送するプラグ部とを有することを特徴とする。
また本発明は、第1シリコン基板と、前記第1シリコン基板の片面に形成されたSOI絶縁層と、前記SOI絶縁層を通して前記第1シリコン基板に不純物イオンの打ち込みを行うことによって形成された高濃度不純物層とを有するSOI基板を備えたことを特徴とする。
【0010】
本発明の固体撮像素子では、SOI基板のSOI絶縁層の両側に配置された2つのシリコン基板に光電変換部と電荷読み出し部を分けて配置し、SOI絶縁層を貫通するプラグ部によって光電変換部の信号電荷を電荷読み出し部側に伝送するようにした。
このため、光電変換部とその読み出し用の素子等を別平面に形成でき、光電変換部の開口率を向上でき、受光感度の向上やノイズ低減を実現できる。
また、本発明の固体撮像素子では、光電変換部や電荷読み出し部の各素子を形成する基板にSOI基板を用いることから、各素子を形成するためのウェル領域等を形成する工程を省略でき、製造が容易で、低消費電力で高速動作に適した固体撮像素子を提供することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による固体撮像素子の実施の形態例について説明する。
本実施の形態例による固体撮像素子は、素子基板に貼り合わせSOI(Silicon On Insulator)基板を用いることにより、光電変換部と電荷読み出し部を積層構造とし、光電変換部と電荷読み出し部を光入射方向に対して垂直に積層した構造によって開口率の向上を図るものである。
また、貼り合わせSOI基板にコンタクトホールを形成し、その内周端面に熱酸化により形成した絶縁膜を形成し、その絶縁膜を利用してキャパシタを形成し、そのキャパシタを信号線の一部に利用する。また、ポリシリコンを配線材料として使用することにより、高温のSOI貼り合わせ工程を利用できるようにした。
また、光電変換部の上部に透明電極が接続された構造とすることにより、グローバルシャッタ動作を実現できるようにし、また、余剰電荷を排出できるようにしたものである。
さらに、光電変換部と電荷電圧変換部の間にキャパシタを直列に配した構造により、暗時出力の低減を可能としたものである。
【0012】
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施例による固体撮像素子の画素回路を示す回路図である。図示のように本例の固体撮像素子は、図12に示したCMOSイメージセンサを変更したものであり、図12と同一の構成については同一符号を付し、ここでは図12との相違点を中心に説明する。
【0013】
本例のCMOSイメージセンサにおいて、光電変換部70はアノード側を共通接続された一対のダイオード70A、70Bよりなり、一方のダイオード70Aのカソードがグランドに接地され、他方のダイオード70Bのカソードがリセット端子RSTに接続されている。
したがって、本例においては、リセット端子RSTからのリセットパルス入力によってダイオード70A、70Bを直接リセットすることができる。また、これにより、図12に示した画素構成からリセットトランジスタを削除した構成となっている。
そして、この光電変換部70は、各ダイオード70A、70Bのアノード接続点がコンデンサC1、C2を介してアドレストランジスタ38のソースに接続されている。したがって、アドレストランジスタ38がオンすると、光電変換部70の電位がアンプトランジスタ36のゲートに印加され、この電位変動が負荷トランジスタ50を介したソースフォロワ回路の出力として垂直信号線46に伝えられる。この電位を水平シフトレジスタ42を順次走査させることにより出力させる。
【0014】
図2は、図1に示すCMOSイメージセンサの素子構造の一例を示す断面図である。
本例のCMOSイメージセンサは、貼り合わせ型のSOI基板を用いたものであり、SOI絶縁層60の上面側(上層Si基板80A)に光電変換部70を形成し、下面側に読み出し回路及び駆動回路を構成する各種トランジスタ32、36、38等の素子を形成したものである。
本例の光電変換部70の各フォトダイオード70A、70Bは、SOI絶縁層60の上部に、下層から順番にN+領域71、P領域72、表面N+領域73の各不純物層を設けたものである。また、各フォトダイオード70A、70Bの境界領域には、N型の不純物層62が設けられ、隣接する素子と電気的に分離されている。
【0015】
また、各フォトダイオード70A、70Bの表面は、表面N+領域73を介して一層の透明電極64に接続されている。
さらに、一対のフォトダイオード70A、70Bの境界部には、絶縁膜66を介して多結晶シリコン縦配線(ポリシリコンプラグ)68が配置されている。
この多結晶シリコン縦配線68は、キャパシタ(コンデンサC1)を構成するものであり、SOI絶縁層60を上下に貫通する状態で形成され、SOI絶縁層60の下面側に配置された底部で下層多結晶シリコン電極82に接続されている。
この下層多結晶シリコン電極82は、下層Si基板80Bに設けられたN+層84と絶縁膜86を介して配置されており、この下層多結晶シリコン電極82とN+層84とでキャパシタ(コンデンサC2)が構成されている。
なお、多結晶シリコン縦配線68の上端と透明電極64との間は、絶縁膜67によって分離されている。
【0016】
また、下層Si基板80Bには、絶縁膜86の下側に各トランジスタ32、36、38のソース及びドレインを構成するN+層84、85が形成されており、そのうち読み出しトランジスタ32のソースとして働くN+層84が上述した下層多結晶シリコン電極82に対応して配置されたものである。
また、絶縁膜86の上面には、上述した下層多結晶シリコン電極82以外にも、各トランジスタ32、36、38等のゲートに対応して下層多結晶シリコンゲート電極83が設けられており、また、各トランジスタ32、36、38等の配線は、一層のポリシリコン配線89で構成され、図1に示した回路構成を実現している。
また、絶縁膜86の一部は下層に延在され、素子分離領域86Aを構成している。さらに、絶縁膜86の上層は、CVD等による酸化膜90が積層され、下層多結晶シリコン電極82、83やポリシリコン配線89等を絶縁状態で包囲している。
【0017】
次に、以上のような本実施の形態例によるCMOSイメージセンサの動作について説明する。
光電変換部70のフォトダイオード70A、70Bに入射した光により、各フォトダイオード70A、70Bに電荷が発生し、P領域72に蓄積される。
この時、フォトダイオード70A、70Bの表面に接続された透明電極64の電位を適宜変化させることにより、最大蓄積量が決定されるとともに、Si表面のN+層73と透明電極64の界面で発生した界面順位に起因するノイズ成分は透明電極64側へ排出される。
また、この透明電極64にP領域72よりも低い電位を与えることにより、フォトダイオード70A、70Bの光電変換領域に蓄積された電荷は全て透明電極64側へ排出され、フォトダイオード70A、70Bのリセットが行なえる。
この時、全フォトダイオードに対し一斉に電圧を加えると、グローバルシャッタ動作が行なえる。
【0018】
また、透明電極64の電位を保ちつつ、一定期間の光を当てると、光電変換により発生した電荷によって、フォトダイオード70A、70Bの電位、すなわちポリシリコンプラグ68の電位を変動させ、この電位が読み出しトランジスタ32のソース部分(N+層84)の電位を変化させ、この変化した電位をアンプトランジスタ36のゲートに伝え、ソースフォロワ回路を介して出力させる。
また、この構造は、光電変換部70と電位伝達の配線(ポリシリコンプラグ68)とが良質の絶縁膜(熱酸化膜)を介して絶縁されているため、界面準位等に代表されるノイズ発生源が少ないため、信号電荷に対するノイズ量の小さな構造になっている。
【0019】
次に、以上のような本実施の形態例によるCMOSイメージセンサの製造方法について説明する。
図3〜図10は、図2に示す素子構造を作製する場合の各段階における素子構造を示す断面図である。
まず、図3は、SOI絶縁層60と上層Si基板80Aを構成する第1基板を示している。この第1基板は、N型Si基板の表面に熱酸化等の方法を用いて酸化膜を形成し、SOI絶縁層60とする。そして、このSOI絶縁層60側から、Si基板側にイオン打ち込みを行うことにより、そのSi基板の表面にN+層を形成する。
これにより、上層Si基板80AとSOI絶縁層60の境界に上述したフォトダイオードのN+領域71を有する第1基板を作製できる。
【0020】
また、図4は下層Si基板80Bを構成する第2基板を示している。この第2基板は、Si基板に一般的な半導体工程を用いて所望のトランジスタを形成し、さらに、後のSOI貼り合わせ工程での高温処理に耐えられるよう、ポリシリコン膜で配線(ポリシリコン配線89)を形成し、全ての形成物を被うように酸化膜90をCVD等の手法により成膜したものである。
そして、この第2基板では、酸化膜90の表面をCMP等の手法を用いて平坦化している。
【0021】
次に、図3及び図4に示した第1基板と第2基板を、図5に示すように、互いの酸化膜、すなわち、SOI絶縁層60と酸化膜90が正対するように一般的なSOI貼り合わせ手法により貼り合わせる。
そして、トランジスタが形成されていないSi基板、すなわち上層Si基板80Aを表面にしてCMP等の方法を用いて所望の厚さになるまでN型Si基板層を薄くする。
【0022】
次に、図6に示すように、研磨されたSi基板表面の除去と、その後のイオン打ち込み制御を目的として、熱酸化によりSi基板80Aの表面を酸化し、酸化膜92を形成する。
そして、この酸化膜92を通して、Si基板80Aの深部にP型イオンを打ち込み、P領域72を形成した後、最表面にN+型イオンを打ち込み、N+領域73を形成する。
次に、図7に示すように、フォトレジストをマスクに画素分離(N型不純物層62)用のN型イオン打ち込みを行い、その後、再びフォトレジストをマスクにコンタクトホール94をエッチング法によって形成する。
次に、図8に示すように、コンタクトホール94の形成直後に、コンタクトホール94の内周面に露呈した上層Si基板80AのSi面に熱酸化による酸化膜(絶縁膜66)を形成し、次いでポリシリコンプラグ68を形成するための電極材料96をCVD等の方法で成膜する。
【0023】
次に、図9に示すように、電極材料96をCMP、エッチバック等の方法で酸化膜92の部分まで除去する。
そして、図10に示すように、最表面の酸化膜92を除去した後に酸化、CVD、あるいはその双方の方法を用いて絶縁膜65となる酸化膜(図示せず)を形成し、フォトレジストを用いて画素分離領域、プラグ表面部分以外の酸化膜を除去し、絶縁膜65を形成する。ただし、出力端子として使用するプラグ部表面の酸化膜は一緒に除去しておくものとする。
最後に、図2に示したように、ITO、ZnO等の透明電極64を成膜する。なお、必要に応じて、この後、絶縁膜(酸化膜等)や電極材料を成膜してエッチングを行い、上部配線(図示せず)を形成する。
【0024】
以上のように、本実施の形態例では、電荷読み出し回路部と光電変換部を別平面に配置でき、その結果として光電変換部を大きくすることができるので、最大電荷蓄積量、感度等の撮像素子としての基本特性が大幅に向上できる。
また、透明電極をフォトダイオード表面に接続したことにより、入射光量の低減を招くことなく電荷蓄積量を制御できるようになり、場合によっては、全画素一斉の電荷排出が行なえる。しかも、各画素のフォトダイオードのリセット動作がフォトダイオード単体で行なえるため、リセット動作に必要であったリセットトランジスタが不要になり、読み出し回路の構成が単純化でき、その結果として多層の配線が必要で無くなり、一層のポリシリコン配線で全ての配線が形成できる。
さらに、信号読み出し経路に良質な酸化膜によって形成されたキャパシタを直列に配置することにより、フォトダイオードの完全リセットとノイズの発生抑制が同時に行なえ、ノイズ成分の少ない信号が取り出せる。
【0025】
なお、以上の実施例において、光電変換部で取り扱う電荷を電子ではなく正孔とし、排出する正孔を電子とした場合には、説明図のP型がN型に、N型がP型にそれぞれ入れ替わるものとする。
また、以上の例は、CMOSイメージセンサについて説明したが、上述したSOI基板を用いて光電変換部と電荷転送部とを別平面に形成する構成及び製造方法は、CCDイメージセンサ等においても応用が可能である。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の固体撮像素子によれば、SOI基板のSOI絶縁層の両側に配置された2つのシリコン基板に光電変換部と電荷読み出し部を分けて配置し、SOI絶縁層を貫通するプラグ部によって光電変換部の信号電荷を電荷読み出し部側に伝送するようにしたことから、光電変換部とその読み出し用の素子等を別平面に形成でき、光電変換部の開口率を向上でき、受光感度の向上やノイズ低減を実現できる効果がある。
また、光電変換部の受光側に透明電極を配置すれば、グローバルシャッタ動作を実行したり、余剰電荷の排出等を行うことも容易に行える利点がある。
また、本発明の固体撮像素子によれば、光電変換部や電荷読み出し部の各素子を形成する基板にSOI基板を用いることから、各素子を形成するためのウェル領域等を形成する工程を省略でき、製造が容易で、低消費電力で高速動作に適した固体撮像素子を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の画素回路を示す回路図である。
【図2】図1に示すCMOSイメージセンサの素子構造の一例を示す断面図である。
【図3】図2に示す素子構造を作製する場合の各段階における素子構造を示す断面図である。
【図4】図2に示す素子構造を作製する場合の各段階における素子構造を示す断面図である。
【図5】図2に示す素子構造を作製する場合の各段階における素子構造を示す断面図である。
【図6】図2に示す素子構造を作製する場合の各段階における素子構造を示す断面図である。
【図7】図2に示す素子構造を作製する場合の各段階における素子構造を示す断面図である。
【図8】図2に示す素子構造を作製する場合の各段階における素子構造を示す断面図である。
【図9】図2に示す素子構造を作製する場合の各段階における素子構造を示す断面図である。
【図10】図2に示す素子構造を作製する場合の各段階における素子構造を示す断面図である。
【図11】従来のCCDイメージセンサの光電変換部周辺の素子構造の一例を示す断面図である。
【図12】従来のCMOSイメージセンサの画素回路の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
32……読み出しトランジスタ、36……アンプトランジスタ、38……アドレストランジスタ、60……SOI絶縁層、64……透明電極、68……多結晶シリコン縦配線(ポリシリコンプラグ)、70……光電変換部、70A、70B……フォトダイオード、71……N+領域、72……P領域、73……表面N+領域、80A……上層Si基板、80B……下層Si基板、82、83……多結晶シリコン電極、94……コンタクトホール。

Claims (13)

  1. 第1シリコン基板の片面にSOI絶縁層を設けたSOI基板と、
    前記SOI基板のSOI絶縁層側に接合された第2シリコン基板と、
    前記第1シリコン基板または第2シリコン基板のいずれか一方に設けられた光電変換部と、
    前記第1シリコン基板または第2シリコン基板のいずれか他方に設けられた電荷読み出し部と、
    前記第1シリコン基板から第2シリコン基板にわたって前記SOI絶縁層を貫通する状態で形成され、前記光電変換部によって生成された信号電荷を前記電荷読み出し部側に伝送するプラグ部と、
    を有することを特徴とする固体撮像素子。
  2. 前記光電変換部と電荷読み出し部が前記光電変換部の光入射方向に対して垂直に積層されていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 前記プラグ部が埋め込まれたコンタクトホールの内周部にシリコン面の熱酸化による絶縁膜が形成され、前記絶縁膜によって形成されるキャパシタを前記光電変換部と電荷読み出し部との間の信号線の一部として構成したことを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  4. 前記SOI基板と第2シリコン基板がSOIの高温貼り付けによって接合されていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  5. 前記電荷読み出し部の配線材料にポリシリコン膜を用いたことを特徴とする請求項4記載の固体撮像素子。
  6. 前記光電変換部の表面に透明電極を配置したことを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  7. 前記透明電極を通してグローバルシャッタ動作を行うことを特徴とする請求項6記載の固体撮像素子。
  8. 前記透明電極を通して余剰電荷を排出することを特徴とする請求項6記載の固体撮像素子。
  9. 前記光電変換部と前記電荷読み出し部の電荷電圧変換部との間に暗時出力低減用のキャパシタを直列に配置したことを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  10. 前記光電変換部は一対のフォトダイオードを有し、各フォトダイオードの第1極端子同士が接続され、その接続点が電荷電圧変換部に接続されるとともに、一方のフォトダイオードの第2極端子が基準電位に接続され、他方のフォトダイオードの第2極端子がリセット制御線に接続されていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  11. 第1シリコン基板と、
    前記第1シリコン基板の片面に形成されたSOI絶縁層と、
    前記SOI絶縁層を通して前記第1シリコン基板に不純物イオンの打ち込みを行うことによって形成された高濃度不純物層と、
    を有するSOI基板を備えたことを特徴とする固体撮像素子。
  12. 前記SOI絶縁層は、前記第1シリコン基板の片面を熱酸化することにより形成されていることを特徴とする請求項11記載の固体撮像素子。
  13. 前記SOI基板のSOI絶縁層側に接合された第2シリコン基板と、前記第1シリコン基板または第2シリコン基板のいずれか一方に設けられた光電変換部と、前記第1シリコン基板または第2シリコン基板のいずれか他方に設けられた電荷読み出し部と、前記第1シリコン基板から第2シリコン基板にわたって前記SOI絶縁層を貫通する状態で形成され、前記光電変換部によって生成された信号電荷を前記電荷読み出し部側に伝送するプラグ部とを有することを特徴とする請求項11記載の固体撮像素子。
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