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JP2004052728A - 車両のエンジン始動制御装置 - Google Patents

車両のエンジン始動制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エンジン自動再始動時にオーバーシュートトルクに起因して乗員に不快感を与えるおそれがある。
【解決手段】アイドルストップ中にエンジン再始動要求が有ると、先ずモータジェネレータを力行運転してエンジンをクランキングする(S1〜3)。次いで、燃焼噴射を再開するとともに(S5)、推定したオーバーシュートトルクや回生トルクに基づいて冷媒圧縮機の負荷を設定し、この冷媒圧縮機の駆動を開始する(S6〜9)。次いでモータジェネレータの力行運転を回生運転又は停止状態へ切り換える(S11)。上記冷媒圧縮機の負荷とモータジェネレータの回生トルクとにより、エンジンのオーバーシュートトルクを吸収・相殺する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両、特に、エンジンの自動停止及び自動再始動を行うアイドルストップ車両に好適なエンジン始動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の燃費や排気エミッションの改善を図るために、エンジン自動停止・自動再始動装置を備えたアイドルストップ車両が従来より知られている。このエンジン自動停止・自動再始動装置は、信号待ちなどで車両が一時的に停止する場合に、エンジンを自動的に停止し、車両が再び発進する際にはエンジンを自動的に再始動するものである。しかしながら、例えば自動変速機のセレクトレバーがDポジションの状態で車両が自動停止している場合のように、エンジンの前進方向の駆動力が車軸に伝達可能な状態で、エンジンの自動再始動を行うと、エンジン吸気通路内の負圧が小さい(大気圧に近い)ため、実際にエンジンが起動する完爆時にエンジン回転数が急激に上昇すなわちオーバーシュートすることにより、いわゆるオーバーシュートトルクの分の車両加速度が急激に上昇し、車両乗員に不快なトルクショックを与えるという課題がある。
【0003】
特開2000−274273号公報には、このようなエンジン再始動時のトルクショックを軽減するために、エンジン自動再始動を行う際には、エンジンと同期して回転するモータージェネレータ(電動発電機)を所定の目標回転数に回転数制御することにより回生発電を行い、エンジン起動時のオーバーシュートトルクを抑制する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、モータジェネレータのみによりオーバーシュートトルクを吸収・相殺するためには、モータジェネレータの力行/回生制御を高精度に行う必要があるので、以下に列記するような課題がある。第1に、モータジェネレータを駆動制御するパワーヘッドやコントロールユニットの制御の複雑化を招いてしまう。第2に、オーバーシュートを確実に相殺し得る定格出力を持った高出力モータを採用しなければならず、モータの大型化やコストの上昇を招くおそれがある。第3に、バッテリの満充電等によりモータの回生運転が抑制・禁止されている場合、オーバーシュートを吸収・相殺することができなくなってしまう。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、大半の自動車に採用されている空調装置のエアコンプレッサのような冷媒圧縮機を有効に利用して、オーバシュートトルクを確実に吸収・相殺するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るエンジン始動制御装置は、エンジンと空調装置の冷媒圧縮機とを備える車両に適用され、所定のエンジン始動時に、エンジンのオーバーシュートトルクを吸収するオーバーシュートトルク吸収手段を有し、このオーバーシュートトルク吸収手段が、上記冷媒圧縮機を一時的に駆動する冷媒圧縮機駆動手段を含むことを特徴としている。
【0007】
【発明の効果】
本発明によれば、大半の自動車に採用されている冷媒圧縮機を有効に利用して、オーバシュートトルクを確実に吸収・相殺することができる。従って、例えば上述したようなモータジェネレータのみによりオーバーシュートトルクを吸収する場合に比して、制御の簡素化を図ることが可能となる。また、モータジェネレータを併用し、バッテリ側の制約等によりモータジェネレータの回生運転ができない状況でも、冷媒圧縮機の負荷によりオーバーシュートトルクを良好に吸収・相殺することができ、かつ、冷媒圧縮機の負荷の分、モータジェネレータの回生トルクを抑制することができるので、モータジェネレータの小型化・低出力化等を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例に係るエンジン始動制御装置が適用されるハイブリッド車両を概略的に示すシステム構成図である。この車両は、エンジン1と、このエンジン1と同期して回転するモータージェネレータ(電動発電機)2と、このモータジェネレータ2と車両の駆動輪とを結ぶ動力伝達経路に設けられるトルクコンバータ4及び無段変速機3と、を有している。
【0009】
エンジン1は、周知のように、ガソリンや軽油等の燃料を燃焼することにより駆動力を発生するガソリンエンジンやディーゼルエンジンである。
【0010】
モータジェネレータ2は、インバータ6を介してバッテリ5に接続する三相交流型モータジェネレータであり、力行運転及び回生運転の双方が可能である。例えば、エンジン1を始動するときには力行運転を行うことにより始動用電動機として機能し、バッテリ5を充電するときには回生運転を行うことにより発電機として機能する。この実施例では、エンジン1の出力軸(クランクシャフト)の後端にモータジェネレータ2のロータを直結しているが、プーリ及びベルトやスプロケット及びチェーン等を介して両者を連繋してもよい。
【0011】
この実施例ではトルクコンバータ4及び無段変速機3により動力伝達機構を構成している。なお、動力伝達機構として、トルクコンバータ及び有段式自動変速機、もしくは電磁クラッチ付きの有段式自動変速機を採用することもできる。無段変速機3は、2つの可変プーリ3a,3bのプーリ比を変えることにより、金属ベルト3cを介して伝達される速度比が変化するベルト式の無段変速機である。なお、このベルト式無段変速機に代えて、周知のトロイダル式無段変速機を用いることもできる。
【0012】
この車両の空調装置は、冷房装置として、冷媒ガスを圧縮する冷媒圧縮機11と、この冷媒圧縮機11から送られる高温高圧の冷媒ガスを放熱して液化するコンデンサ12と、このコンデンサ12から送られる液化冷媒を一時的に蓄えるリキッドタンク13と、上記の液化冷媒が気化するときの蒸発の潜熱を低熱源として冷却に利用するエバポレータ14と、を有し、かつ、暖房装置としてヒータコア15を有している。これらエバポレータ14及びヒータコア15が設けられるブロアユニット16には、インテークドア17、ブロアファンモータ18及びエアミックスドア19等が設けられている。
【0013】
冷媒圧縮機11は、プーリ1a,11a及び補機駆動ベルト7を介してエンジン1のクランクシャフトに連繋され、エンジン1により回転駆動されるもので、負荷を連続的あるいは段階的に調整可能な斜板式等の可変容量式圧縮機である。この冷媒圧縮機11は、エンジン1との動力伝達を断続する電磁クラッチ11bを備えている。
【0014】
この車両は、車両状態を検出する各種センサ類として、無段変速機3の油温を検出する油温センサ21と、モータジェネレータ2の温度を検出するモータ温度センサ22と、エンジン1の冷却水温を検出する水温センサ23と、ブレーキペダルの開度(ストローク量)及びON−OFFを検出するブレーキストロークセンサ24と、車両の勾配を検出するスロープセンサ25と、車両加速度を検出する加速度センサ26と、車速を検出する車速センサ27、等を備えている。
【0015】
この車両は、CPU,ROM,RAM等を備え、様々な制御処理を記憶及び実行する制御装置(マイクロコンピュータシステム)として、エンジン1の燃料噴射量や点火時期等を制御するエンジン制御モジュール32と、冷媒圧縮機11の負荷を調整・制御するとともに電磁クラッチ11bのON−OFFを切換制御するA/C制御モジュール33と、バッテリ5の蓄電量(SOC)を演算・検出するバッテリコントローラ34と、車両全体の動作を制御する車両コントロールユニット31と、を有している。この車両コントロールユニット31は、上記の各種センサ類等により検出・演算される車両状態に基づいて、エンジン制御モジュール32やA/C制御モジュール33へ指令信号を出力したり、インバータ6へ指令信号を出力してモータジェネレータ2の回転数制御又はトルク制御を行う。
【0016】
車両コントロールユニット31は、交差点などで車両が一時的に停車するようなときにエンジン1の自動停止、すなわちアイドルストップを行い、かつ、このアイドルストップからの車両発進時にはエンジン1を自動的に再始動するというエンジンの自動停止・自動再始動制御を行う。つまり、車速がゼロ、バッテリ5のSOCが基準値以上等を含む所定のエンジン自動停止条件が成立すると、エンジンコントロールモジュール7を介してエンジン1の燃料噴射(及びガソリンエンジンの場合には火花点火)を停止してアイドルストップを行い、所定のエンジン自動再始動条件が成立すると、モータジェネレータ2を力行運転してエンジン1をクランキングし、かつ、燃料噴射(及びガソリンエンジンの場合には火花点火)を再開してエンジンの自動再始動を行う。
【0017】
図2及び図3を参照して、エンジン自動再始動時にエンジンのオーバーシュートトルクを吸収する制御の流れを詳細に説明する(オーバーシュートトルク吸収手段)。図2は、車両コントロールユニット31により実行されるフローチャートで、図3は、このエンジン自動再始動時のタイムチャートである。
【0018】
ステップS1では、まず、アイドルストップ中であるか否かが判定される。具体的には、無段変速機3のシフトポジションがドライブ(D)レンジ、つまりトルクコンバータ4及び無段変速機3を介してエンジン1及びモータジェネレータ2から駆動輪へ駆動力が伝達可能な状態にあり、ブレーキペダルが踏み込まれており(ブレーキSWのON)、車速がほぼ0(ゼロ)で、車両のドアが閉じており、かつ、ボンネットが閉じている等の条件が全て成立するときに、アイドルストップ中であると判定されて、S2へ進む。
【0019】
S2では、エンジン1をクランキングするためのモータジェネレータ2の駆動要求があるか否かの判断が行われる。具体的には、アクセルペダルの踏み込み(アクセルペダルのON)やブレーキペダルのOFF(あるいは緩み)を検出したときや、上記の各種センサ類より検出されるバッテリ電圧・ブレーキブースタ負圧・エンジン水温・変速機油温・変速機油圧のいずれかがその規定値以下に低下したときに、エンジン1のクランキング要求が有ると判定されて、S3へ進む。図3の第1の時期T1が、S2の判定が肯定されるタイミングに相当する。
【0020】
S3では、モータジェネレータ2の力行運転を開始し、このモータジェネレータ2によりエンジン1の回転駆動すなわちクランキングを開始する。これにより、図3(a)に示すように、エンジン回転数がアイドル目標回転数へ向けて上昇していく。モータジェネレータ2は、例えば図3(e)に示すように、エンジン回転数がアイドル目標回転数よりも低い所定の回転数になるまでは定トルク制御され(直線E1)、この所定の回転数からアイドル目標回転数に達するまでは定出力制御される(曲線E2)。
【0021】
S4では、第1のエンジン始動条件が成立したか否かが判定される。この第1のエンジン始動条件は、エンジン1の燃料噴射及び火花点火の開始要求に相当するとともに、冷媒圧縮機11の駆動要求に相当する条件であり、エンジン回転数が所定のアイドル目標回転数に達する前に肯定される。この実施例では気筒判別信号の入力を検知した時点で、S4の判定を肯定する。なお、エンジン回転数やモータ起動時間が所定のしきい値に達した時点で、S4の判定を肯定するようにしても良い。図3の第2の時期T2が、S4の判定が肯定されるタイミングに相当する。
【0022】
S4の判定が肯定されると、S5へ進み、エンジンの燃焼噴射及び火花点火を再開する。続くS6〜S9では、エンジンのオーバーシュートトルクを低減・吸収するために、電磁クラッチ11bをONとして、冷媒圧縮機11の駆動を開始する(冷媒圧縮機駆動手段)。このときにエンジン1側へ作用することとなる冷媒圧縮機11の負荷は、オーバーシュートトルクを精度良く相殺・吸収するように、オーバーシュートトルク及びモータジェネレータ2の回生トルクを勘案して設定される。
【0023】
具体的には、S6では、エンジンのクランキング経過時間(T1〜T2の時間)、エンジン水温、吸気負圧等に基づいて、エンジンオーバーシュートトルクを推定する。なお、制御の簡素化のために、エンジンオーバーシュートトルクを固定値としても良い。S7では、このオーバーシュートトルクの他、バッテリのSOCやバッテリ温度等に基づいて回生トルクを推定する。例えばSOCが大きく、充電量すなわち回生電力が制限または禁止されている状況では、回生トルクは制限又は0とされる。S8では、これらオーバーシュートトルクと回生トルクとに基づいて、冷媒圧縮機11の負荷を設定する。具体的には、オーバーシュートトルクから回生トルクを差し引いた余剰トルクを吸収するように、冷媒圧縮機11の負荷を設定し、続くS9において電磁クラッチ11bをONとし、実際に冷媒圧縮機11の駆動を開始する。一例として、4気筒1.8LエンジンのDレンジアイドルストップ解除時のオーバーシュートトルクを吸収するには、ほぼ2〜3kw程度の負荷が必要となる。
【0024】
図3を参照して、仮にバッテリ5のSOCが大きくモータジェネレータ2による回生・充電が禁止されている場合、実線E3に示すように回生トルクが全く得られないので、冷媒圧縮機の負荷のみによりオーバーシュートトルクを吸収する必要がある。従って、実線F1で示すように、冷媒圧縮機11の負荷を相対的に大きく設定する。一方、SOCが小さくモータジェネレータ2の回生トルクを付与できる状況では(破線E4)、モータジェネレータ2の出力を差し引いた残りの出力が冷媒圧縮機の負荷となり、破線F2に示すように冷媒圧縮機11の負荷は相対的に小さく設定される。
【0025】
冷媒圧縮機11が吸収したエネルギーは、エバポレータ14の蓄冷に用いられるために、万が一バッテリが満充電で回生トルクを付与することができないような状況でも、冷媒圧縮機11の負荷によりオーバーシュートトルクを有効に吸収・相殺することができる。
【0026】
S10では、第2のエンジン始動条件が成立したかを判定する。具体的には、エンジン回転数が目標アイドル回転数に達したか、言い換えると、エンジンが自立運転可能な状態に達したかを判定する。図3の第3の時期T3が、このS10の判定が肯定されるタイミングに相当する。
【0027】
このS10が肯定されるとS11へ進み、モータジェネレータ2を力行運転から回生運転又は停止状態へ切り換える(モータ切換手段)。SOCが大きく回生運転が禁止されている状況では、図3の実線E3に示すようにモータジェネレータ2が停止状態すなわち無負荷回転状態とされ、それ以外の状況では、図3の破線E4に示すようにモータジェネレータ2を回生運転へ切り換える。このときの回生トルクは上述したようにオーバーシュートトルクを吸収するために利用される。
【0028】
S12では、エンジン再始動が完了したかを判定する。例えばエンジン回転数がアイドル目標回転数に達している状態が所定期間継続すると、エンジン再始動が完了、すなわち完爆したと判定し、S12の判定を肯定して、S13以降へ進む。図3の第4の時期T4が、このS12の判定が肯定されるタイミングに相当する。
【0029】
S13〜15では、冷媒圧縮機11を通常の運転状態へ復帰させる。具体的には、運転席近傍等に設けられるエアコンスイッチがONであれば、S14へ進み、現在の空調要求に基づいて冷媒圧縮機11の負荷を再設定する(図3の実線F3参照)。エアコンスイッチがOFFである場合には、S15へ進み、電磁クラッチ11bをOFFへ戻し、冷媒圧縮機11の作動を停止する(図3のF4参照)。
【0030】
以上のように本実施例では、モータジェネレータ2による回生トルクに加えて、冷媒圧縮機11の負荷を併用してオーバーシュートトルクを吸収・相殺するようにしているので、冷媒圧縮機11のみでオーバーシュートトルクを吸収・相殺する場合に比して、モータジェネレータ2の小型化・低出力化を図ることができ、コスト的にも有利である。
【0031】
また、オーバーシュートトルクを可能な限り回生トルクにより回生してエネルギー効率の向上を図りつつ、SOCの制約等により回生トルクを付与できないような状況でも、冷媒圧縮機11の負荷によりオーバーシュートトルクを確実に低減・解消することができる。
【0032】
更に、冷媒圧縮機11の応答遅れを見越して、冷媒圧縮機の駆動開始タイミングT2を、モータジェネレータの運転切換タイミングT3、すなわちオーバーシュートトルクの発生タイミングT3よりも前に設定している。このため、冷媒圧縮機11の応答遅れを相殺し、精度良くオーバーシュートトルクを吸収することができる。
【0033】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形・変更を含むものである。例えば上記実施例では主として制御の簡素化の目的でエンジンの燃料噴射の再開と冷媒圧縮機11の駆動開始とを同じタイミングT2で行っているが、それぞれ異なるタイミングで行うようにしても良い。
【0034】
また、上記実施例ではエンジンの駆動力が車軸に伝達可能な状態、すなわちオーバーシュートトルクが車両の推進力に影響を与える状況でのみ、オーバーシュートトルクを吸収する図2のルーチンを実行するようにしているが、エンジンの駆動力が車軸に伝達されない状態、例えば変速機のシフトポジションがNレンジやPレンジのときにも、上述した図2のルーチンを実行するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両のエンジン始動制御装置を示す概略構成図。
【図2】本実施例に係るエンジン自動再始動時の制御の流れを示すフローチャート。
【図3】本実施例に係るエンジン自動再始動時のタイムチャート。
【符号の説明】
1…エンジン
2…モータジェネレータ
11…冷媒圧縮機
11b…電磁クラッチ

Claims (5)

  1. エンジンと、空調装置の冷媒圧縮機と、を備える車両において、
    所定のエンジン始動時に、エンジンのオーバーシュートトルクを吸収するオーバーシュートトルク吸収手段を有し、
    このオーバーシュートトルク吸収手段が、上記冷媒圧縮機を一時的に駆動する冷媒圧縮機駆動手段を含むことを特徴とする車両のエンジン始動制御装置。
  2. 上記車両が、エンジンの自動停止及び自動再始動を行うアイドルストップ車両であり、
    上記所定のエンジン始動時が、エンジンの自動再始動時であることを特徴とする請求項1に記載の車両のエンジン始動制御装置。
  3. 上記冷媒圧縮機が可変容量式であり、
    上記冷媒圧縮機駆動手段が、車両状態に基づいて、上記冷媒圧縮機の負荷を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のエンジン始動制御装置。
  4. エンジン及びバッテリに連繋され、力行運転及び回生運転の双方が可能で、かつ、上記エンジン始動時に力行運転を行いエンジンのクランキングを行うモータジェネレータを備え、
    上記オーバーシュートトルク吸収手段が、上記バッテリの充電状態に基づいて、
    上記モータジェネレータを力行運転から回生運転又は停止状態へ切り換えるモータ切換手段を含み、
    上記冷媒圧縮機駆動手段が、
    上記モータジェネレータの回生トルクを推定する手段と、
    上記オーバーシュートトルクと回生トルクとに基づいて、上記冷媒圧縮機の負荷を算出する手段と、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の車両のエンジン始動制御装置。
  5. 上記モータ切換手段によりモータジェネレータの運転を切り換える前に、上記冷媒圧縮機駆動手段による冷媒圧縮機の駆動を開始することを特徴とする請求項4に記載の車両のエンジン始動制御装置。
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