[go: up one dir, main page]

JP2003329181A - 管継手 - Google Patents

管継手

Info

Publication number
JP2003329181A
JP2003329181A JP2002140622A JP2002140622A JP2003329181A JP 2003329181 A JP2003329181 A JP 2003329181A JP 2002140622 A JP2002140622 A JP 2002140622A JP 2002140622 A JP2002140622 A JP 2002140622A JP 2003329181 A JP2003329181 A JP 2003329181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
cylinder
holding piece
diameter
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002140622A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Mizuguchi
憲男 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nasco Fitting Co Ltd
Original Assignee
Nasco Fitting Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nasco Fitting Co Ltd filed Critical Nasco Fitting Co Ltd
Priority to JP2002140622A priority Critical patent/JP2003329181A/ja
Publication of JP2003329181A publication Critical patent/JP2003329181A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプを保持する機能を損なうことなく、パ
イプを確実に外せるようにする。 【解決手段】 保持片32の食い込み突起35をパイプ
Pに食い込ませてパイプPを抜止保持している状態か
ら、可動筒30を継手本体10内に押し込んでパイプ挿
入方向に移動させると、保持片32は拡径筒27によっ
て径方向外側へ強制的に変位させられるため、食い込み
突起35がパイプPの外周から確実に外れてパイプPを
抜き取ることができる。また、保持片32の一部は必ず
拡径筒27よりも径方向外側に位置するので、可動筒3
0が移動する際に保持片32が拡径筒27の内側に潜り
込む、ということがない。したがって、保持片32をパ
イプPから外す機能の信頼性が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅における水回
り設備の配管等に用いられるパイプを接続するための管
継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅において台所・浴室などへ湯水を供
給するためのパイプや床暖房用に温水を流通させるため
のパイプを配管する場合には、そのパイプを給水元管や
給湯器に接続する作業を行う。このとき、給水元管や給
湯器には予め管継手が取り付けられ、この管継手にパイ
プを接続するようになっている。
【0003】この種の管継手としては、特開平6−19
3787号に開示されているものがある。これは、継手
本体内に可動筒を収容するとともに、継手本体の内周
に、可動筒に形成した保持片の外周が係合されるテーパ
状の締付け部を設けた構造になる。パイプを可動筒に奥
深く挿入してから引き戻すと、パイプとの摩擦により可
動筒が移動し、それに伴って、保持片が締付け部の傾斜
により縮径してパイプを締め付け、もってパイプが抜止
め状態となる。
【0004】この状態からパイプを外す際には、可動筒
を押し込み操作する。すると、保持片が締付け部による
縮径状態から解放されるため、この保持片によるパイプ
の保持が解除される。あとは、この可動筒を押し込んで
パイプ保持を解除した状態を保ったままでパイプを引き
抜けばよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の管継手で
は、パイプに対する保持片の食い込みが強力であるほど
パイプ保持力が向上する。ところが、保持片の食い込み
が強すぎると、可動筒を押し込んでパイプを外す際に、
保持片の食い込みが解除されず、パイプを外せなくな
る、という虞がある。特に、保持片が金属製であってパ
イプが合成樹脂材である場合には、保持片の食い込みが
強くなり易くて、上記問題の解決が望まれていた。
【0006】本願発明は上記事情に鑑みて創案されたも
のであって、パイプを確実に外すことのできる管継手を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、パイ
プが挿入される継手本体と、この継手本体内において前
記パイプの挿入・抜取り方向に沿って移動可能とされた
可動筒とを備えてなり、前記可動筒には、前記継手本体
に挿入された前記パイプの外周と対応する食込み突起を
有し、径方向への変位を可能とされた保持片が形成さ
れ、前記継手本体の内周と前記保持片の外周とには、少
なくとも一方が前記パイプの抜き方向に向かって縮径し
たテーパ状をなし、前記可動筒が前記パイプの抜取り方
向へ移動するのに伴って互いに当接することにより前記
保持片を径方向内側へ変位させる締付け部が設けられて
いるものにおいて、前記継手本体内には、前記可動筒が
前記パイプの挿入方向へ移動するのに伴なって前記保持
片を径方向外側へ変位させる拡径筒が設けられ、前記保
持片は、その少なくとも一部を前記拡径筒よりも径方向
外側に位置させている構成とした。
【0008】尚、上記発明において、正規挿入されたパ
イプの挿入端部が拡径筒の内側に位置するようにすると
ともに、継手本体に拡径筒と対応する窓孔を形成し、そ
の拡径筒を透光性を有する材質のものとしてもよい。こ
のようにすると、パイプが正しく挿入されたか否かを継
手本体の外部から目視によって確認することができる。
また、窓孔を設ける場合、パイプの挿入端部に内嵌され
る(パイプの挿入端部を外嵌させる)ガイド筒を設け、
そのガイド筒の外周にシール部材を設けてもよい。この
ようにすれば、継手本体及びパイプ内を流れる流体がパ
イプの外周側、即ち拡径筒や窓孔側へ漏出することを阻
止することができる。請求項2の発明は、請求項1の発
明において、前記可動筒を、前記パイプの抜取り方向へ
付勢する付勢手段を備えている構成とした。請求項3の
発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記パ
イプの周面に密着するシール部材を備えている構成とし
た。
【0009】
【発明の作用及び効果】
[請求項1の発明]保持片の食い込み突起をパイプに食
い込ませてパイプを抜止保持している状態から、可動筒
を継手本体内に押し込んでパイプ挿入方向に移動させる
と、保持片は拡径筒によって径方向外側へ強制的に変位
させられるため、保持片の食い込み突起がパイプの外周
から確実に外れてパイプを抜き取ることができる。ま
た、保持片の一部は必ず拡径筒よりも径方向外側に位置
するので、可動筒が移動する際に保持片が拡径筒の内側
に潜り込む、ということがない。したがって、保持片を
パイプから外す機能の信頼性が高い。 [請求項2の発明]可動筒に対してパイプ抜き方向に付
与される付勢力は、保持片に対して締付け方向の付勢力
として作用するのであり、言い換えると保持片はパイプ
を保持する縮径方向へ付勢されていることになる。した
がって、パイプ保持機能の信頼性が高い。 [請求項3の発明]パイプの周面にはシール部材が密着
されているので、パイプ内を流れる流体がパイプの外部
へ漏出することが防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]以下、本発明を具体化した実施形態1を
図1乃至図4を参照して説明する。本実施形態の管継手
Aは、住宅において給水元管や給湯器から合成樹脂製の
パイプPを通して台所・浴室・洗面所などへ水や湯を供
給したり、床暖房用に張り巡らした温水用の合成樹脂製
のパイプPに温水を供給したりするための水回りの配管
設備として用いられる。かかる管継手Aは、継手本体1
0と可動筒30とを備えて構成されている。
【0011】継手本体10は、全体として円筒状をな
し、金属製の前部筒11と同じく金属製の後部筒19と
から構成される。尚、以下の説明において、前後方向に
ついては、図1〜2における右側を前側ということにす
る。また、以下の説明において、継手本体10の軸線方
向と、パイプPの挿入・抜取り方向と、前後方向は、い
ずれも同義で用いる。前部筒11の外周においては、前
端部に接続用雄ネジ部12が形成され、この接続用雄ネ
ジ部12の後方に隣接して六角形断面の治具嵌合部13
が形成され、治具嵌合部13の後方に隣接して合体用雄
ネジ部14が形成されている。また、合体用雄ネジ部1
4の後方には、合体用雄ネジ部14よりも小径の円筒形
をなすガイド筒15が延出されている。このガイド筒1
5は継手本体10と一体部品化され、ガイド筒15の中
空部は前部筒11の中空部と連通しており、継手本体1
0内を流れる流体はこのガイド筒15内を通過する。ガ
イド筒15の外径はパイプPの内径と同じかそれよりも
僅かに小さい寸法とされている。ガイド筒15の外周に
は、周方向に延びる前後2つのシール溝16が形成され
ており、各シール溝16には、夫々、ゴム製のリング状
をなすシール部材17が装着されている。また、ガイド
筒15の前端と合体用雄ネジ部14との境界部には、ガ
イド筒15の外周よりも大径の段差部18が形成されて
いる。この段差部18の外径はパイプPの外径と同じか
それよりも僅かに大きい寸法とされている。
【0012】継手本体10を構成する後部筒19の内周
前端部には雌ネジ部20が形成され、この雌ネジ部20
を合体用雄ネジ部14に螺合することにより後部筒19
と前部筒11とが同心状に合体され、継手本体10が構
成されている。後部筒19は、ガイド筒15に対して同
心状に包囲する形態とされ、両筒15,19の間の円筒
状の空間は、パイプ挿入空間21となっている。後部筒
19の内周には縮径部22が形成され、この縮径部22
よりも前方の領域は、後方即ち継手本体10からパイプ
Pを抜き取る方向に向かって縮径した形態のテーパ状を
なす締付け面23(本発明の構成要件である締付部)と
なっている。締付け面23の後端の内径、即ち締付け面
23の最小径は、縮径部22の内径よりも大きく、縮径
部22が締付け面23の後端に対して段差状に縮径した
形態となっている。
【0013】また、後部筒19には、その外周面から内
周面のうちの締付け面23の前端部まで貫通する円形の
窓孔24が、周方向において適当間隔を空けて複数形成
されている。窓孔24は、前後方向において、パイプ挿
入空間21の前端部と対応し、且つ2つのシール部材1
7よりも前方(パイプPの挿入端部側)となるように位
置している。さらに、後部筒19の内周における窓孔2
4の前方に隣接した位置には、段差状に縮径したストッ
パ25が形成されている。このストッパ25の内径は、
後部筒19の雌ネジ部20の内径よりも小径とされてお
り、換言するとストッパ25は雌ネジ部20よりも径方
向内側へ突出している。また、ストッパ25の後端面
は、前後方向において前部筒11の段差部18の後端面
に対して面一となっている。
【0014】このストッパ25の内周と前部筒11の段
差部18の外周との間には、円筒状空間26が前方に開
口して形成されており、この円筒状空間26には、透明
又は透光性を有する合成樹脂材料からなり、内径がパイ
プPの外径よりも僅かに大きい寸法とされた拡径筒27
の前端部が嵌合されている。この拡径筒27の前端部外
周には抜止部28が形成されており、この抜止部28が
ストッパ25に対して前方から(円筒状空間26の内側
から)係止することにより、拡径筒27は後方への抜け
を規制され、継手本体10に対して固定されている。こ
の拡径筒27は、前後方向において窓孔24と対応する
ように位置し、パイプPの前端部が段差部18に突き当
たった状態(パイプPが最も深く挿入された状態)、及
びこの状態から少し後方へ戻った正規挿入状態では、継
手本体10の外部から窓孔24及び拡径筒27を通して
そのパイプPの前端部の存在を目視により確認すること
ができるようになっている。さらに、拡径筒27の後端
部外周には後方へ向かって縮径するテーパ状ガイド面2
9が形成されている。
【0015】可動筒30は、金属材料からなり、全体と
して円筒状をなしている。可動筒30は、円環形の本体
部31の前端縁から複数の保持片32を前方へ片持ち状
に延出させた形態とされている。保持片32は、その後
端側を支点として姿勢を傾けつつ、径方向へ撓み変形す
ることが可能となっている。この保持片32の撓みは弾
性を伴うものである。各保持片32の前端部外周には突
部33(本発明の構成要件である締付け部)が形成さ
れ、この突部33の外周後端縁の外径は、上記した継手
本体10の締付け面23の後端の最小内径よりも大き
く、且つ締付け面23の前端の最大内径よりも小さい寸
法とされている。
【0016】また、各保持片32の前端部(延出端部)
の内周は、前方に向かって拡径するテーパ状摺動面34
となっている。このテーパ状摺動面34の前端の内径
(テーパ状摺動面34の最大内径)は、拡径筒27のテ
ーパ状ガイド面29の後端の内径(テーパ状ガイド面2
9の最小外径)よりも大きい寸法とされている。そし
て、各保持片32の内周におけるテーパ状摺動面34の
後端位置には、夫々、食い込み突起35が径方向内側へ
楔状に突出するように形成されている。かかる食い込み
突起35は、パイプPの外周に食い込むことによってそ
のパイプPの軸方向(管継手Aに対する挿入及び抜取り
方向)への移動を規制するようになっている。本体部3
1の内径は、パイプPの外径よりも僅かに大きい寸法に
設定されている。また、保持片32が弾性変形しない自
由状態では、食い込み突起35の先端の内径(最小径)
はパイプPの外径よりも僅かに小さい寸法とされてい
る。
【0017】可動筒30は、後部筒19に対し後方から
挿入させることによって組み付けられる。このとき、保
持片32は弾性的に縮径変形させられることで、後部筒
19の縮径部22を通過する。また、組付けに際して
は、可動筒30の本体部31の前端面と縮径部22の後
端面との間に圧縮コイルバネ36(本発明の構成要件で
ある付勢手段)が装着される。後部筒19に取り付けら
れた可動筒30は、圧縮コイルバネ36の弾拡力によ
り、保持片32の突部33を縮径部22に対して前方か
ら係止させた状態(可動筒30が最も後方に位置し、保
持片32が最も径方向内側へ変位した状態)に保持され
るが、圧縮コイルバネ36を弾縮させつつ前方へ移動す
ることが可能となっている。また、可動筒30の本体部
31の後端部外周は継手本体10よりも後方へ突出され
ており、この突出した後端部外周には、過度押し込み規
制部37がフランジ状に形成されている。
【0018】また、可動筒30が組み付けられた状態の
後部筒19を前部筒11に組み付ける際には、拡径筒2
7を前部筒11の段差部18に嵌合させ、前後両筒1
1,19を接近させて螺合する。そして、両筒11,1
9が完全に組み付けられた状態では、保持片32のテー
パ状摺動面34の前端部は、拡径筒27のテーパ状ガイ
ド面29の後端部よりも径方向外側に位置する。つま
り、保持片32の前端部と拡径筒27の後端部とは、前
後方向において同じ位置にある。このとき、可動筒30
は、その前後方向への移動領域内における最も後退した
位置にあるため、可動筒30がこれよりも前方へ移動し
ても、保持片32と拡径筒27とは必ず径方向において
重なる状態を維持する。
【0019】また、可動筒30が最も後端に位置する状
態では、保持片32の食い込み突起35は、ガイド筒1
5のシール部材17よりも前方に位置している。したが
って、可動筒30がこれよりも前方へ移動しても、食い
込み突起35がシール部材17と対応することはない。
かかる継手本体10は、治具嵌合部13に治具(図示せ
ず)を嵌め、給水元管、給湯器などの供給装置(図示せ
ず)の雌ねじ部に接続用雄ネジ部12を螺合させること
によってその供給装置に予め取り付けられている。
【0020】次に、本実施形態の作用について説明す
る。上記のようにして組み付けた管継手Aに対してパイ
プPを接続する際には、後方からパイプ挿入空間21内
にパイプPを挿入する。挿入されたパイプPの挿入端部
(前端部)は、ガイド筒15に外嵌することで継手本体
10に対して同心状に位置決めされつつ、可動筒30の
本体部31を通過して保持片32の食い込み突起35に
当接し、これ以降は、この食い込み突起35の先端とパ
イプPの外周との引っ掛かりにより可動筒30がパイプ
Pと一体となって前方へ移動する。可動筒30が移動す
る過程では、保持片32が拡径筒27に当接して拡径変
形させられ、これ以降は、可動筒30の移動がほぼ停止
し、食い込み突起35がパイプPの外周上で摺接しつ
つ、パイプPのみが挿入動作(前進)を続ける。そし
て、パイプPの前端が拡径筒27の内周に進入してパイ
プ挿入空間21の奥端(前端)の段差部18に突き当た
ったところで、パイプPの挿入動作が完了する。このと
き、窓孔24から継手本体10内を覗くと、透明又は透
光性を有する拡径筒27を通し、パイプPの前端部が段
差部18に突き当たっている状態を目視によって確認す
ることができる。
【0021】この後、パイプPを後方へ引っ張ると、食
い込み突起35の先端とパイプPの外周との間の摩擦又
は引っ掛かりにより、パイプPと一体となって可動筒3
0も後方へ移動する。可動筒30が後方へ移動する過程
では、保持片32の突部33がテーパ状の締付け面23
に摺接し、その締付け面23の傾斜によって保持片32
が強制的に縮径状(径方向内側)に変位させられ、この
変位に伴って食い込み突起35がパイプPの外周に食い
込む。そして、この食い込みが限界に達して保持片32
の径方向内側への変位が規制されるか、若しくは保持片
32の突部33が縮径部22に突き当たると、可動筒3
0のそれ以上の後退が規制される。
【0022】この移動規制された可動筒30の食い込み
突起35は、パイプPの外周に食い込むことによってパ
イプPの可動筒30に対する相対移動を規制しているの
で、パイプPの後方、即ち継手本体10から抜き取られ
る方向への移動が規制され、もって、パイプPが管継手
Aに接続される。また、可動筒30は、圧縮コイルバネ
36によって後方へ付勢されることにより、保持片32
が締付け面23に押し付けられ、食い込み突起35がパ
イプPに食い込む方向に付勢されているので、食い込み
作用の信頼性が高い。このパイプPが接続された状態に
おいても、窓孔24から継手本体10内を覗くと、透明
又は透光性を有する拡径筒27を通して、パイプPの前
端部が拡径筒27の後端部と対応するように位置してい
ることを目視によって確認することができる。
【0023】さて、パイプPを継手本体10から抜き取
る際には、継手本体10の後端から突出している可動筒
30の本体部31を、圧縮コイルバネ36の付勢に抗し
て指又は治具を用いて前方(継手本体10内)に押し込
む。すると、保持片32のテーパ状摺動面34が拡径筒
27の後端部に当接し、そのテーパ状摺動面34とテー
パ状ガイド面29の傾斜により、可動筒30の前進に伴
なって保持片32が拡径筒27に乗りあがるようにして
拡径変位する。この保持片32の拡径変位により、食い
込み突起35がパイプPの外周から強制的に離間させら
れ、もって、保持片32によるパイプPの抜止保持状態
が解除される。あとは、この抜止解除状態を保ったまま
で、パイプPを継手本体10から引き抜けばよい。
【0024】上述のように本実施形態においては、可動
筒30を継手本体10内に押し込んだときには、保持片
32が拡径筒27により径方向外側へ強制的に変位させ
られて食い込み突起35がパイプPの外周から外れるよ
うになっているので、保持片32によるパイプPの抜止
保持状態を確実に解除してパイプPを抜き取ることがで
きる。また、保持片32の前端部は必ず拡径筒27より
も径方向外側に位置するようになっているので、可動筒
30が移動する際に保持片32が拡径筒27の内側に潜
り込む、ということがない。したがって、拡径筒27に
よって保持片32を拡径変形させる機能、即ち保持片3
2をパイプPから外す機能の信頼性に優れている。
【0025】また、可動筒30の押し込みは、過度押し
込み規制部37が後部筒19の後端面に当接したところ
で最大となるが、この状態では、保持片32の前端は後
部筒19内のストッパ25には到達しないため、ストッ
パ25に突き当たることに起因して保持片32が破損や
変形を来たすことはない。また、食い込み突起35はガ
イド筒15と対応するように位置しているので、食い込
み突起35によるパイプPへの食い込み力は、内側から
ガイド筒15によって受け止められる。したがって、パ
イプPが食い込み突起35から逃げることがなく、食い
込み突起35の食い込みによる抜止め機能の信頼性が高
い。
【0026】また、本実施形態では後部筒19に窓孔2
4が開口されているのであるが、その窓孔24から継手
本体10の外部へ流体が漏出する虞はない。何故なら、
パイプPの内周とガイド筒15の外周との隙間は2つの
シール部材17によってシールされているので、ガイド
筒15の内部を流れる流体がガイド筒15とパイプPと
の隙間を通ってパイプPの外部、即ち後部筒19の内側
のパイプ挿入空間21へ漏出しないようになっているか
らである。
【0027】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)本発明によれば、パイプを合成樹脂製とせず、保
持片よりも軟質の金属材料としてもよい。 (2)本発明によれば、可動筒を金属製とせず、パイプ
よりも硬質の合成樹脂材料としてもよい。
【0028】(3)上記実施形態において可動筒の内周
にシール部材を装着してもよい。 (4)上記実施形態において窓孔を設けない構造とする
こともできる。この場合、拡径筒は不透明であっても構
わない。 (5)上記実施形態におけるガイド筒のシール部材の数
は、1つだけとしてもよく、3つ以上としてもよい。 (6)上記実施形態において前部筒と後部筒との螺合部
分にシール部材を介装してもよい。
【0029】(7)上記実施形態においてガイド筒を継
手本体とは別体の部品としてもよい。 (8)上記実施形態においては、締付け面と突部のうち
締付け面のみをテーパ状としたが、本発明によれば、突
部のみをテーパ状としてもよく、締付け面と突部の両方
をテーパ状としてもよい。 (9)本発明は、住宅において水・湯を供給するための
配管設備に限らず、他の用途の配管設備に用いられる管
継手にも適用することができる。
【0030】(10)上記実施形態において拡径筒を継
手本体(の前部筒)に一体に形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1においてパイプを挿入して抜け止め
した状態の断面図
【図2】保持片によるパイプの保持を解除した状態の断
面図
【図3】可動筒の断面図
【図4】可動筒の正面図
【符号の説明】
A…管継手 P…パイプ 10…継手本体 23…締め付け面(締付け部) 27…拡径筒 30…可動筒 32…保持片 33…突部(締付け部) 35…食い込み突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプが挿入される継手本体と、 この継手本体内において前記パイプの挿入・抜取り方向
    に沿って移動可能とされた可動筒とを備えてなり、 前記可動筒には、前記継手本体に挿入された前記パイプ
    の外周と対応する食込み突起を有し、径方向への変位を
    可能とされた保持片が形成され、 前記継手本体の内周と前記保持片の外周とには、少なく
    とも一方が前記パイプの抜き方向に向かって縮径したテ
    ーパ状をなし、前記可動筒が前記パイプの抜取り方向へ
    移動するのに伴って互いに当接することにより前記保持
    片を径方向内側へ変位させる締付け部が設けられている
    ものにおいて、 前記継手本体内には、前記可動筒が前記パイプの挿入方
    向へ移動するのに伴なって前記保持片を径方向外側へ変
    位させる拡径筒が設けられ、 前記保持片は、その少なくとも一部を前記拡径筒よりも
    径方向外側に位置させていることを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 前記可動筒を、前記パイプの抜取り方向
    へ付勢する付勢手段を備えていることを特徴とする請求
    項1記載の管継手。
  3. 【請求項3】 前記パイプの周面に密着するシール部材
    を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の管継手。
JP2002140622A 2002-05-15 2002-05-15 管継手 Pending JP2003329181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002140622A JP2003329181A (ja) 2002-05-15 2002-05-15 管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002140622A JP2003329181A (ja) 2002-05-15 2002-05-15 管継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003329181A true JP2003329181A (ja) 2003-11-19

Family

ID=29701458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002140622A Pending JP2003329181A (ja) 2002-05-15 2002-05-15 管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003329181A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009250277A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Danrei:Kk 配管接続部材
JP2010139053A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Piolax Inc 管継手
WO2013115044A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 株式会社トヨックス 管継手
WO2014021271A1 (ja) * 2012-08-02 2014-02-06 住友ベークライト株式会社 医療用コネクタ及び医療用貯液器
JP2016161076A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 日東工器株式会社 管継手
JP2019173835A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 前澤給装工業株式会社 配管検査用継手
WO2019230061A1 (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 有限会社浜インターナショナル 管継手
JP2023097042A (ja) * 2021-12-27 2023-07-07 株式会社オンダ製作所 管継手
US20250237339A1 (en) * 2022-04-15 2025-07-24 Toyox Co., Ltd. Hose joint

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009250277A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Danrei:Kk 配管接続部材
JP2010139053A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Piolax Inc 管継手
WO2013115044A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 株式会社トヨックス 管継手
JP2013155859A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Toyox Co Ltd 管接続構造
WO2014021271A1 (ja) * 2012-08-02 2014-02-06 住友ベークライト株式会社 医療用コネクタ及び医療用貯液器
JP2014030540A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Sumitomo Bakelite Co Ltd 医療用コネクタ及び医療用貯液器
JP2016161076A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 日東工器株式会社 管継手
JP2019173835A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 前澤給装工業株式会社 配管検査用継手
JP7099845B2 (ja) 2018-03-28 2022-07-12 前澤給装工業株式会社 配管検査用継手
WO2019230061A1 (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 有限会社浜インターナショナル 管継手
JP2019207002A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 有限会社浜インターナショナル 管継手
JP2023097042A (ja) * 2021-12-27 2023-07-07 株式会社オンダ製作所 管継手
JP7760912B2 (ja) 2021-12-27 2025-10-28 株式会社オンダ製作所 管継手
US20250237339A1 (en) * 2022-04-15 2025-07-24 Toyox Co., Ltd. Hose joint

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2706629B2 (ja) 管継手
JP2003329181A (ja) 管継手
JP4474043B2 (ja) 差込み式管継手、及び差込み式管継手への管差込み方法
JP4145183B2 (ja) 管継手
JP2001193883A (ja) 差し込み継手
JP2003343783A (ja) 管継手
WO2009150739A1 (ja) 管継手
JP5671112B2 (ja) コルゲート管用差込み継手
JP3098221B2 (ja) 管継手
JP4649524B2 (ja) 管継手
JPH11201347A (ja) 管継手
JP4227081B2 (ja) 管継手
JP2000310384A (ja) 管継手
JP2001221386A (ja) 差込式管継手
JP2005282621A (ja) 管接続装置および管接続具
JP2006322575A (ja) 配管継手
JP3711224B2 (ja) 迅速管継手
JP2009127759A (ja) フレキシブル管用継手
JP3713114B2 (ja) 管継手
JP4213055B2 (ja) 配管接続部のシール構造
JP4699286B2 (ja) コルゲート管用差込み継手及びストッパー
JP5300539B2 (ja) パイプ継手
JP3845383B2 (ja) 可撓管継手
JP2004293702A (ja) 可撓管継手
JP7136644B2 (ja) 管継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050303

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080529