JP2003328199A - 銅メッキ方法およびその装置,銅製造方法およびその装置,金属メッキ方法およびその装置,金属製造方法およびその装置 - Google Patents
銅メッキ方法およびその装置,銅製造方法およびその装置,金属メッキ方法およびその装置,金属製造方法およびその装置Info
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- JP2003328199A JP2003328199A JP2002136149A JP2002136149A JP2003328199A JP 2003328199 A JP2003328199 A JP 2003328199A JP 2002136149 A JP2002136149 A JP 2002136149A JP 2002136149 A JP2002136149 A JP 2002136149A JP 2003328199 A JP2003328199 A JP 2003328199A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 純度が高く効率的な銅イオンの発生を可能と
する 【解決手段】 イオン発生槽2を水素イオン交換膜23
で陽極室21と陰極室22とに区画し、前記陰極室22
において、陰極24表面から水素ガスを放出し、前記陽
極室21において、陽極25から銅イオンを前記陽極室
21内に溶出するとともに、前記イオン発生槽2の前記
陽極室21から銅イオンをメッキ槽3に供給し、前記メ
ッキ槽3において、被メッキ体をメッキ陰極34として
銅メッキをおこなう。
する 【解決手段】 イオン発生槽2を水素イオン交換膜23
で陽極室21と陰極室22とに区画し、前記陰極室22
において、陰極24表面から水素ガスを放出し、前記陽
極室21において、陽極25から銅イオンを前記陽極室
21内に溶出するとともに、前記イオン発生槽2の前記
陽極室21から銅イオンをメッキ槽3に供給し、前記メ
ッキ槽3において、被メッキ体をメッキ陰極34として
銅メッキをおこなう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銅メッキ方法およ
びその装置,銅製造方法およびその装置,金属メッキ方
法およびその装置,金属製造方法およびその装置に係
り、特に、高純度の必要な銅メッキ等に用いて好適な技
術に関する。
びその装置,銅製造方法およびその装置,金属メッキ方
法およびその装置,金属製造方法およびその装置に係
り、特に、高純度の必要な銅メッキ等に用いて好適な技
術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】電気メ
ッキをおこなう際には、目的金属を陽極とし、これを電
気化学的に溶解して陰極の被メッキ体にメッキする方法
(ソリュブルアノード法)と、不溶性陽極を用い、メッ
キ液中の金属イオンを消耗して陰極の被メッキ体にメッ
キする方法(インソリュブルアノード法)とがある。イ
ンソリュブルアノード法では、メッキ液中のイオンが消
耗するため、それに相当する金属イオンを常時供給する
必要がある。そのため従来は、目的金属の塩を酸性水溶
液に溶解するか、または、目的金属を酸化させながら酸
性溶液に溶解する方法が用いられてきた。
ッキをおこなう際には、目的金属を陽極とし、これを電
気化学的に溶解して陰極の被メッキ体にメッキする方法
(ソリュブルアノード法)と、不溶性陽極を用い、メッ
キ液中の金属イオンを消耗して陰極の被メッキ体にメッ
キする方法(インソリュブルアノード法)とがある。イ
ンソリュブルアノード法では、メッキ液中のイオンが消
耗するため、それに相当する金属イオンを常時供給する
必要がある。そのため従来は、目的金属の塩を酸性水溶
液に溶解するか、または、目的金属を酸化させながら酸
性溶液に溶解する方法が用いられてきた。
【0003】電子工業の高度化により、高品質、高精度
のメッキがますます要求されており、インソリュブルア
ノード法によるメッキが今後ますます増加することが予
想されている。ここで、例えば銅メッキをする場合に
は、必要な銅イオンを得るために、硫酸銅水和物を溶解
したものがメッキ液として適用されていたが、銅イオン
以外の不純物があると、メッキ層の膜特性が低下してし
まうという問題があった。このため、原料としての硫酸
銅に対して高純度が要求されているとともに、より良好
な電力効率を得たいという要求があった。この際、特に
長時間安定した濃度および純度を維持して銅イオンを供
給することが必要であるとともに、銅イオンを供給され
たメッキ液中において均一な銅イオン濃度を維持するこ
とが必要である。しかし、上記のインソリュブルアノー
ド法では、陰極近傍におけるイオン濃度を均一に保つこ
とが難しいため、これを改善したいという要求があっ
た。
のメッキがますます要求されており、インソリュブルア
ノード法によるメッキが今後ますます増加することが予
想されている。ここで、例えば銅メッキをする場合に
は、必要な銅イオンを得るために、硫酸銅水和物を溶解
したものがメッキ液として適用されていたが、銅イオン
以外の不純物があると、メッキ層の膜特性が低下してし
まうという問題があった。このため、原料としての硫酸
銅に対して高純度が要求されているとともに、より良好
な電力効率を得たいという要求があった。この際、特に
長時間安定した濃度および純度を維持して銅イオンを供
給することが必要であるとともに、銅イオンを供給され
たメッキ液中において均一な銅イオン濃度を維持するこ
とが必要である。しかし、上記のインソリュブルアノー
ド法では、陰極近傍におけるイオン濃度を均一に保つこ
とが難しいため、これを改善したいという要求があっ
た。
【0004】また、メッキ液中に銅イオンを供給するた
めに金属銅塊(銅板、銅片)を適用して銅イオンを溶出
していたが、メッキ性を向上するために銅中にリンを混
入する必要があり、メッキ液中の不純物としてリンが存
在する。しかし、銅中のリンの存在により、メッキ層の
膜特性が低下するためこれを改善したいという要求があ
った。また、ソリュブルアノード法における陽極として
の金属銅塊としては、銅ボールを用いることが多かった
が、平板状のメッキ体にメッキをしようとした場合に
は、陽極から被メッキ体各点までの距離が一定にならな
いため、電位が一定とならず、均一なメッキをおこなう
ことが困難であるという問題があった。
めに金属銅塊(銅板、銅片)を適用して銅イオンを溶出
していたが、メッキ性を向上するために銅中にリンを混
入する必要があり、メッキ液中の不純物としてリンが存
在する。しかし、銅中のリンの存在により、メッキ層の
膜特性が低下するためこれを改善したいという要求があ
った。また、ソリュブルアノード法における陽極として
の金属銅塊としては、銅ボールを用いることが多かった
が、平板状のメッキ体にメッキをしようとした場合に
は、陽極から被メッキ体各点までの距離が一定にならな
いため、電位が一定とならず、均一なメッキをおこなう
ことが困難であるという問題があった。
【0005】また、最近、半導体素子において、配線層
に電気抵抗率が低い銅を使用することにより、配線の電
気抵抗に起因する配線遅延および発熱による抵抗率の増
大を軽減することができ素子内における信号伝達速度が
向上し、結果的に処理速度を向上することができるた
め、半導体素子において処理速度を向上するために、配
線層に銅(Cu)を採用することが検討されているが、
このような場合適用する銅としては、高純度であるもの
が要求されていた。
に電気抵抗率が低い銅を使用することにより、配線の電
気抵抗に起因する配線遅延および発熱による抵抗率の増
大を軽減することができ素子内における信号伝達速度が
向上し、結果的に処理速度を向上することができるた
め、半導体素子において処理速度を向上するために、配
線層に銅(Cu)を採用することが検討されているが、
このような場合適用する銅としては、高純度であるもの
が要求されていた。
【0006】また、銅以外にも、銀、金、白金等、水素
よりもイオン化傾向の小さい金属に関しては、その金属
イオンを製造してメッキすることが困難であり、安価で
簡便な方法が求められていた。
よりもイオン化傾向の小さい金属に関しては、その金属
イオンを製造してメッキすることが困難であり、安価で
簡便な方法が求められていた。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、以下の目的を達成しようとするものである。 効率的で、より高精度の金属メッキを可能とするこ
と。 特に効率的な銅メッキを可能とすること。 上記の際、メッキ状態の制御性の向上を図ること。 装置のコストおよびランニングコストの低減を図る
こと。 効率的で、より高純度の金属製造を可能とするこ
と。 特に効率的な銅精製を可能とすること。
ので、以下の目的を達成しようとするものである。 効率的で、より高精度の金属メッキを可能とするこ
と。 特に効率的な銅メッキを可能とすること。 上記の際、メッキ状態の制御性の向上を図ること。 装置のコストおよびランニングコストの低減を図る
こと。 効率的で、より高純度の金属製造を可能とするこ
と。 特に効率的な銅精製を可能とすること。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の銅メッキ方法
は、イオン発生槽を水素イオン交換膜で陽極室と陰極室
とに区画し、前記陰極室において、陰極表面から水素ガ
スを放出し、前記陽極室において、陽極から銅イオンを
前記陽極室内に溶出するとともに、前記イオン発生槽の
前記陽極室から銅イオンをメッキ槽に供給し、前記メッ
キ槽において、被メッキ体をメッキ陰極として銅メッキ
をおこなうことにより上記課題を解決した。また、前記
陽極室と前記メッキ槽との間で、循環する液流を形成す
ることができる。本発明において、前記陽極室および前
記メッキ槽には、酸溶液を貯溜する手段か、または、前
記陽極として、籠状の導電体内部に原料銅を載置する手
段を採用することもできる。本発明の銅メッキ装置は、
イオン発生槽と、前記イオン発生槽内部を陽極室と陰極
室とに区画する水素イオン交換膜と、前記陰極室内に設
けられ通電されて水素ガスを表面から放出する陰極と、
前記陽極室に設けられ通電されて前記陽極室内に銅イオ
ンを溶出する陽極と、前記イオン発生槽の前記陽極室に
接続されるメッキ槽と、前記メッキ槽内部に設けられ通
電されて水素イオンを発生するメッキ陽極と、前記メッ
キ槽内に設けられ通電されて表面に銅をメッキするメッ
キ陰極と、を具備してなることにより上記課題を解決し
た。また、前記陽極室と前記メッキ槽との間で、循環す
る液流を形成する循環手段が設けられてなることができ
る。本発明において、前記陽極室および前記メッキ槽に
は、酸溶液を貯溜する手段か、または、前記陽極とし
て、籠状の導電体内部に原料銅を載置する手段を採用す
ることもできる。本発明の銅製造方法は、イオン発生槽
を水素イオン交換膜で陽極室と陰極室とに区画し、前記
陰極室において、陰極表面から水素ガスを放出し、硫酸
を供給した前記陽極室において、陽極から銅イオンを前
記陽極室内に溶出するとともに、前記イオン発生槽から
銅イオンをメッキ槽に供給し、前記メッキ槽において、
メッキ陰極表面に銅を析出して銅を製造することにより
上記課題を解決した。本発明において、前記陽極とし
て、籠状の導電体内部に原料無リン銅を載置することが
望ましい。本発明の銅製造装置は、イオン発生槽と、該
イオン発生槽内部を陽極室と陰極室とに区画する水素イ
オン交換膜と、前記陰極室内に設けられ通電されて水素
ガスを表面から放出する陰極と、硫酸を供給した前記陽
極室に設けられ通電されて前記陽極室内に銅イオンを溶
出する陽極と、前記イオン発生槽の前記陽極室に接続さ
れるメッキ槽と、前記メッキ槽内部に設けられ通電され
て水素イオンを発生するメッキ陽極と、前記メッキ槽内
に設けられ通電されて表面に銅を製造するメッキ陰極
と、を具備してなることにより上記課題を解決した。ま
た、本発明において、前記陽極が、籠状の導電体と、該
導体籠内部に載置された原料無リン銅とを有してなる手
段を採用することもできる。本発明の金属メッキ方法
は、イオン発生槽を水素イオン交換膜で陽極室と陰極室
とに区画し、前記陰極室において、陰極表面から水素ガ
スを放出し、前記陽極室において、陽極から金属イオン
を前記陽極室内に溶出するとともに、前記イオン発生槽
の前記陽極室から金属イオンをメッキ槽に供給し、前記
メッキ槽において、被メッキ体をメッキ陰極として金属
メッキをおこなうことにより上記課題を解決した。本発
明において、前記陽極室および前記メッキ槽には、酸溶
液を貯溜する手段か、または、前記陽極として、籠状の
導電体内部に原料金属を載置する手段を採用することも
できる。本発明の金属メッキ装置は、イオン発生槽と、
該イオン発生槽内部を陽極室と陰極室とに区画する水素
イオン交換膜と、前記陰極室内に設けられ通電されて水
素ガスを表面から放出する陰極と、前記陽極室に設けら
れ通電されて前記陽極室内に金属イオンを溶出する陽極
と、前記イオン発生槽の前記陽極室に接続されるメッキ
槽と、前記メッキ槽内部に設けられ通電されて水素イオ
ンを発生するメッキ陽極と、前記メッキ槽内に設けられ
通電されて表面に金属をメッキするメッキ陰極と、を具
備してなることにより上記課題を解決した。本発明にお
いて、前記陽極室および前記メッキ槽には、酸溶液を貯
溜する手段か、または、前記陽極として、籠状の導電体
内部に原料金属を載置する手段を採用することもでき
る。本発明の金属製造方法は、イオン発生槽を水素イオ
ン交換膜で陽極室と陰極室とに区画し、前記陰極室にお
いて、陰極表面から水素ガスを放出し、前記陽極室にお
いて、陽極から金属イオンを前記陽極室内に溶出すると
ともに、前記イオン発生槽から金属イオンをメッキ槽に
供給し、前記メッキ槽において、メッキ陰極表面に金属
を析出して金属を製造することにより上記課題を解決し
た。本発明の金属製造装置は、イオン発生槽と、該イオ
ン発生槽内部を陽極室と陰極室とに区画する水素イオン
交換膜と、前記陰極室内に設けられ通電されて水素ガス
を表面から放出する陰極と、前記陽極室に設けられ通電
されて前記陽極室内に金属イオンを溶出する陽極と、前
記イオン発生槽の前記陽極室に接続されるメッキ槽と、
前記メッキ槽内部に設けられ通電されて水素イオンを発
生するメッキ陽極と、前記メッキ槽内に設けられ通電さ
れて表面に金属を製造するメッキ陰極と、を具備してな
ることにより上記課題を解決した。本発明における前記
陽極が、籠状の導電体と、該導体籠内部に載置された原
料金属とを有してなることができる。
は、イオン発生槽を水素イオン交換膜で陽極室と陰極室
とに区画し、前記陰極室において、陰極表面から水素ガ
スを放出し、前記陽極室において、陽極から銅イオンを
前記陽極室内に溶出するとともに、前記イオン発生槽の
前記陽極室から銅イオンをメッキ槽に供給し、前記メッ
キ槽において、被メッキ体をメッキ陰極として銅メッキ
をおこなうことにより上記課題を解決した。また、前記
陽極室と前記メッキ槽との間で、循環する液流を形成す
ることができる。本発明において、前記陽極室および前
記メッキ槽には、酸溶液を貯溜する手段か、または、前
記陽極として、籠状の導電体内部に原料銅を載置する手
段を採用することもできる。本発明の銅メッキ装置は、
イオン発生槽と、前記イオン発生槽内部を陽極室と陰極
室とに区画する水素イオン交換膜と、前記陰極室内に設
けられ通電されて水素ガスを表面から放出する陰極と、
前記陽極室に設けられ通電されて前記陽極室内に銅イオ
ンを溶出する陽極と、前記イオン発生槽の前記陽極室に
接続されるメッキ槽と、前記メッキ槽内部に設けられ通
電されて水素イオンを発生するメッキ陽極と、前記メッ
キ槽内に設けられ通電されて表面に銅をメッキするメッ
キ陰極と、を具備してなることにより上記課題を解決し
た。また、前記陽極室と前記メッキ槽との間で、循環す
る液流を形成する循環手段が設けられてなることができ
る。本発明において、前記陽極室および前記メッキ槽に
は、酸溶液を貯溜する手段か、または、前記陽極とし
て、籠状の導電体内部に原料銅を載置する手段を採用す
ることもできる。本発明の銅製造方法は、イオン発生槽
を水素イオン交換膜で陽極室と陰極室とに区画し、前記
陰極室において、陰極表面から水素ガスを放出し、硫酸
を供給した前記陽極室において、陽極から銅イオンを前
記陽極室内に溶出するとともに、前記イオン発生槽から
銅イオンをメッキ槽に供給し、前記メッキ槽において、
メッキ陰極表面に銅を析出して銅を製造することにより
上記課題を解決した。本発明において、前記陽極とし
て、籠状の導電体内部に原料無リン銅を載置することが
望ましい。本発明の銅製造装置は、イオン発生槽と、該
イオン発生槽内部を陽極室と陰極室とに区画する水素イ
オン交換膜と、前記陰極室内に設けられ通電されて水素
ガスを表面から放出する陰極と、硫酸を供給した前記陽
極室に設けられ通電されて前記陽極室内に銅イオンを溶
出する陽極と、前記イオン発生槽の前記陽極室に接続さ
れるメッキ槽と、前記メッキ槽内部に設けられ通電され
て水素イオンを発生するメッキ陽極と、前記メッキ槽内
に設けられ通電されて表面に銅を製造するメッキ陰極
と、を具備してなることにより上記課題を解決した。ま
た、本発明において、前記陽極が、籠状の導電体と、該
導体籠内部に載置された原料無リン銅とを有してなる手
段を採用することもできる。本発明の金属メッキ方法
は、イオン発生槽を水素イオン交換膜で陽極室と陰極室
とに区画し、前記陰極室において、陰極表面から水素ガ
スを放出し、前記陽極室において、陽極から金属イオン
を前記陽極室内に溶出するとともに、前記イオン発生槽
の前記陽極室から金属イオンをメッキ槽に供給し、前記
メッキ槽において、被メッキ体をメッキ陰極として金属
メッキをおこなうことにより上記課題を解決した。本発
明において、前記陽極室および前記メッキ槽には、酸溶
液を貯溜する手段か、または、前記陽極として、籠状の
導電体内部に原料金属を載置する手段を採用することも
できる。本発明の金属メッキ装置は、イオン発生槽と、
該イオン発生槽内部を陽極室と陰極室とに区画する水素
イオン交換膜と、前記陰極室内に設けられ通電されて水
素ガスを表面から放出する陰極と、前記陽極室に設けら
れ通電されて前記陽極室内に金属イオンを溶出する陽極
と、前記イオン発生槽の前記陽極室に接続されるメッキ
槽と、前記メッキ槽内部に設けられ通電されて水素イオ
ンを発生するメッキ陽極と、前記メッキ槽内に設けられ
通電されて表面に金属をメッキするメッキ陰極と、を具
備してなることにより上記課題を解決した。本発明にお
いて、前記陽極室および前記メッキ槽には、酸溶液を貯
溜する手段か、または、前記陽極として、籠状の導電体
内部に原料金属を載置する手段を採用することもでき
る。本発明の金属製造方法は、イオン発生槽を水素イオ
ン交換膜で陽極室と陰極室とに区画し、前記陰極室にお
いて、陰極表面から水素ガスを放出し、前記陽極室にお
いて、陽極から金属イオンを前記陽極室内に溶出すると
ともに、前記イオン発生槽から金属イオンをメッキ槽に
供給し、前記メッキ槽において、メッキ陰極表面に金属
を析出して金属を製造することにより上記課題を解決し
た。本発明の金属製造装置は、イオン発生槽と、該イオ
ン発生槽内部を陽極室と陰極室とに区画する水素イオン
交換膜と、前記陰極室内に設けられ通電されて水素ガス
を表面から放出する陰極と、前記陽極室に設けられ通電
されて前記陽極室内に金属イオンを溶出する陽極と、前
記イオン発生槽の前記陽極室に接続されるメッキ槽と、
前記メッキ槽内部に設けられ通電されて水素イオンを発
生するメッキ陽極と、前記メッキ槽内に設けられ通電さ
れて表面に金属を製造するメッキ陰極と、を具備してな
ることにより上記課題を解決した。本発明における前記
陽極が、籠状の導電体と、該導体籠内部に載置された原
料金属とを有してなることができる。
【0009】本発明のイオン発生槽においては、その内
部を水素イオン交換膜で陽極室と陰極室とに区画し、前
記陰極室において陰極に通電して、陰極室中の水素イオ
ンを陰極表面から水素ガスとして放出して、この陰極室
中の水素イオン濃度を低減する。これにより、水素イオ
ン交換膜を介して、陽極室内部の水素イオンだけが陰極
室に移動する。従って、陽極室内の陽イオンが低減し、
この状態で前記陽極室の陽極に通電していることによ
り、陽極から銅イオン等の金属イオンを前記陽極室内に
溶出し、陽極室内の金属イオン濃度を高める。この陽極
室内の銅イオン等の金属イオンをメッキ槽に供給すると
ともに、メッキ陽極およびメッキ陰極に通電することに
より、メッキ陽極では酸素ガスを発生するとともに水素
イオンを発生し、メッキ陰極表面に銅等の金属が析出す
る。これにより、銅、銀、金、白金等、水素よりもイオ
ン化傾向の小さい金属であっても、容易にその金属イオ
ンのメッキをおこなうことが可能となる。同時に、陰極
室において、水素イオンにより酸性水を製造することが
可能となる。
部を水素イオン交換膜で陽極室と陰極室とに区画し、前
記陰極室において陰極に通電して、陰極室中の水素イオ
ンを陰極表面から水素ガスとして放出して、この陰極室
中の水素イオン濃度を低減する。これにより、水素イオ
ン交換膜を介して、陽極室内部の水素イオンだけが陰極
室に移動する。従って、陽極室内の陽イオンが低減し、
この状態で前記陽極室の陽極に通電していることによ
り、陽極から銅イオン等の金属イオンを前記陽極室内に
溶出し、陽極室内の金属イオン濃度を高める。この陽極
室内の銅イオン等の金属イオンをメッキ槽に供給すると
ともに、メッキ陽極およびメッキ陰極に通電することに
より、メッキ陽極では酸素ガスを発生するとともに水素
イオンを発生し、メッキ陰極表面に銅等の金属が析出す
る。これにより、銅、銀、金、白金等、水素よりもイオ
ン化傾向の小さい金属であっても、容易にその金属イオ
ンのメッキをおこなうことが可能となる。同時に、陰極
室において、水素イオンにより酸性水を製造することが
可能となる。
【0010】本発明においては上記の方法を実現するた
めに具体的な構成として、イオン発生槽内部を陽極室と
陰極室とに区画する水素イオン交換膜と、陰極室内に設
けられた陰極と、陽極室内に設けられた陽極と、陽極室
で発生した銅イオンを供給されるメッキ槽と、メッキ槽
内部に設けられるメッキ陽極およびメッキ陰極と、を具
備する構成を採用する。この陰極は、通電されること
で、陰極室内部の水素イオンを水素ガスとして放出す
る。陽極は、通電されることで、前記陽極室内に銅イオ
ン等の金属イオンを溶出する。また、水素イオン交換膜
は、両極室間で水素イオンを選択的に透過するものとさ
れる。これにより、陰極と陽極に通電して前記陽極室内
部の水素イオンを陰極室に移動させることで、陽極室内
の水素イオンを低減して陽極から銅イオン等の金属イオ
ンを前記陽極室内に溶出する。メッキ槽では、陽極室内
の銅イオン等の金属イオンを供給されるとともに、メッ
キ陽極およびメッキ陰極に通電されて、メッキ陰極を被
メッキ体としてその表面に銅イオン等の金属イオンを析
出しメッキをおこなう。
めに具体的な構成として、イオン発生槽内部を陽極室と
陰極室とに区画する水素イオン交換膜と、陰極室内に設
けられた陰極と、陽極室内に設けられた陽極と、陽極室
で発生した銅イオンを供給されるメッキ槽と、メッキ槽
内部に設けられるメッキ陽極およびメッキ陰極と、を具
備する構成を採用する。この陰極は、通電されること
で、陰極室内部の水素イオンを水素ガスとして放出す
る。陽極は、通電されることで、前記陽極室内に銅イオ
ン等の金属イオンを溶出する。また、水素イオン交換膜
は、両極室間で水素イオンを選択的に透過するものとさ
れる。これにより、陰極と陽極に通電して前記陽極室内
部の水素イオンを陰極室に移動させることで、陽極室内
の水素イオンを低減して陽極から銅イオン等の金属イオ
ンを前記陽極室内に溶出する。メッキ槽では、陽極室内
の銅イオン等の金属イオンを供給されるとともに、メッ
キ陽極およびメッキ陰極に通電されて、メッキ陰極を被
メッキ体としてその表面に銅イオン等の金属イオンを析
出しメッキをおこなう。
【0011】このとき、メッキ陽極表面においては酸素
ガスが発生するとともに、水素イオンができ、この水素
イオンを陽極室経由で陰極室に移動させる。具体的に
は、陽極室とメッキ槽とを、銅イオン等の金属イオンを
陽極室からメッキ槽へ供給する金属イオン供給管(銅イ
オン供給管)と、水素イオンをメッキ槽から陽極室に移
動するための水素イオン供給管とが設けられ、さらに、
銅イオン供給管にはポンプ等の液供給手段を設けること
ができる。これにより、銅、銀、金、白金等、水素より
もイオン化傾向の小さい金属であっても、容易にその金
属イオンのメッキをおこなうことが可能となる。
ガスが発生するとともに、水素イオンができ、この水素
イオンを陽極室経由で陰極室に移動させる。具体的に
は、陽極室とメッキ槽とを、銅イオン等の金属イオンを
陽極室からメッキ槽へ供給する金属イオン供給管(銅イ
オン供給管)と、水素イオンをメッキ槽から陽極室に移
動するための水素イオン供給管とが設けられ、さらに、
銅イオン供給管にはポンプ等の液供給手段を設けること
ができる。これにより、銅、銀、金、白金等、水素より
もイオン化傾向の小さい金属であっても、容易にその金
属イオンのメッキをおこなうことが可能となる。
【0012】ここで、水素イオン交換膜は、水素イオン
を選択的に透過するもの、つまり、陽極室に溶出した金
属イオンを陰極室に通過することなく水素イオンのみを
通過するものであればよく、例えば、カチオン樹脂、水
素イオン選択透過膜等を適用することができる。また、
イオン発生槽の陰極としては、陰極室内の液および水素
に対して反応性の低いものであればよく、例えば、C
u、Ti、C、Pb、Pb合金(Pb−Ca、Pb−S
b、Pb−Sb−Ag等)、Ti表面にRuなどの白金
族酸化物を被覆した構造等が適応可能である。また、メ
ッキ陽極としては、メッキ槽内の液および酸素に対して
反応性の低いものであればよく、例えば、Pb、Pb合
金、Ti表面にRuなどの白金族酸化物を被覆した構造
等が適応可能である。
を選択的に透過するもの、つまり、陽極室に溶出した金
属イオンを陰極室に通過することなく水素イオンのみを
通過するものであればよく、例えば、カチオン樹脂、水
素イオン選択透過膜等を適用することができる。また、
イオン発生槽の陰極としては、陰極室内の液および水素
に対して反応性の低いものであればよく、例えば、C
u、Ti、C、Pb、Pb合金(Pb−Ca、Pb−S
b、Pb−Sb−Ag等)、Ti表面にRuなどの白金
族酸化物を被覆した構造等が適応可能である。また、メ
ッキ陽極としては、メッキ槽内の液および酸素に対して
反応性の低いものであればよく、例えば、Pb、Pb合
金、Ti表面にRuなどの白金族酸化物を被覆した構造
等が適応可能である。
【0013】本発明において、陽極室およびメッキ槽に
酸溶液を貯溜することにより、水素イオンを陰極室に移
動して、銅等の金属イオンを製造し、この金属イオンを
メッキ槽に移動してメッキすることが可能となる。ここ
で、適応する酸としては、製造する金属イオンによって
その種類が異なるが、銅メッキする場合は硫酸,硝酸,
塩酸等を適応することができる。また、銀メッキの場合
には硝酸が適応可能であり、それ以外にも、塩酸、青酸
(HCN)やリンゴ酸などの弱酸等が適応可能である。
なお、陽極室と同程度の濃度とされる酸溶液を陰極室に
も貯留することが好ましい。
酸溶液を貯溜することにより、水素イオンを陰極室に移
動して、銅等の金属イオンを製造し、この金属イオンを
メッキ槽に移動してメッキすることが可能となる。ここ
で、適応する酸としては、製造する金属イオンによって
その種類が異なるが、銅メッキする場合は硫酸,硝酸,
塩酸等を適応することができる。また、銀メッキの場合
には硝酸が適応可能であり、それ以外にも、塩酸、青酸
(HCN)やリンゴ酸などの弱酸等が適応可能である。
なお、陽極室と同程度の濃度とされる酸溶液を陰極室に
も貯留することが好ましい。
【0014】また、本発明において、前記陽極として、
籠状の導電体内部に原料銅を載置する構成を採用するこ
とにより、導体籠を配線として銅イオンとして溶出する
原料銅に通電することが可能になるとともに、原料銅が
溶出により切断されて、通電されない部分が陽極室底部
に落下することや、銅イオンが溶出することにより原料
銅が小さくなって通電できなくなること、等を防止し
て、効率よく原料銅を銅イオンとすることができる。こ
こで、導体籠を適用しないで、銅板に直接配線を接続し
てこれを陽極とした場合には、液面付近においてより多
くの銅イオンが溶出し、液面付近の銅板が切断されてし
まい、液中に未反応の銅板が残ってしまう。本発明によ
れば、このようなことを防止することができる。また、
導体籠としては、陽極室内の酸に対して耐性があるもの
が好ましく、例えば、ステンレス鋼、白金、チタン、ま
たは、Ti表面にRuなどの白金族酸化物を被覆した構
造等からなることが好ましい。
籠状の導電体内部に原料銅を載置する構成を採用するこ
とにより、導体籠を配線として銅イオンとして溶出する
原料銅に通電することが可能になるとともに、原料銅が
溶出により切断されて、通電されない部分が陽極室底部
に落下することや、銅イオンが溶出することにより原料
銅が小さくなって通電できなくなること、等を防止し
て、効率よく原料銅を銅イオンとすることができる。こ
こで、導体籠を適用しないで、銅板に直接配線を接続し
てこれを陽極とした場合には、液面付近においてより多
くの銅イオンが溶出し、液面付近の銅板が切断されてし
まい、液中に未反応の銅板が残ってしまう。本発明によ
れば、このようなことを防止することができる。また、
導体籠としては、陽極室内の酸に対して耐性があるもの
が好ましく、例えば、ステンレス鋼、白金、チタン、ま
たは、Ti表面にRuなどの白金族酸化物を被覆した構
造等からなることが好ましい。
【0015】本発明において、メッキ陰極として被メッ
キ体を適応してメッキをおこなうが、このとき、ポリイ
ミドフィルム表面にスパッタリング等により銅等のメッ
キ金属と同じ金属層を形成したものを用いることができ
る。これにより、ポリイミドフィルム表面の導通をとり
このポリイミドフィルム表面に金属層を形成することが
できる。ここで、スパッタリングのみで10μm程度の
金属層を形成した場合、処理時間が数日程度必要なのに
比べて、1時間程度の短時間で同程度の均一な金属層を
形成することが可能となる。
キ体を適応してメッキをおこなうが、このとき、ポリイ
ミドフィルム表面にスパッタリング等により銅等のメッ
キ金属と同じ金属層を形成したものを用いることができ
る。これにより、ポリイミドフィルム表面の導通をとり
このポリイミドフィルム表面に金属層を形成することが
できる。ここで、スパッタリングのみで10μm程度の
金属層を形成した場合、処理時間が数日程度必要なのに
比べて、1時間程度の短時間で同程度の均一な金属層を
形成することが可能となる。
【0016】本発明の銅製造装置または金属製造装置と
しては、陽極室底部表面に硫酸銅溶液あるいは金属イオ
ン溶解液を外部に送出するための硫酸銅供給管(銅イオ
ン供給管または金属イオン供給管)等を設けることがで
きる。これにより水、又は酸溶液よりも比重が重く陽極
室底部表面により高い濃度で溜まっている硫酸銅溶液等
を速やかに外部に供給することが可能となる。さらに、
陽極表面の銅イオンを速やかに移動して陽極室内の陽イ
オン濃度を低減し、電極反応における限界電流が低減す
ることを防止して、銅イオンの生成速度の低減を防止す
ることができるとともに、効率よく銅等の金属製造をメ
ッキ陰極においておこなうことが可能となる。
しては、陽極室底部表面に硫酸銅溶液あるいは金属イオ
ン溶解液を外部に送出するための硫酸銅供給管(銅イオ
ン供給管または金属イオン供給管)等を設けることがで
きる。これにより水、又は酸溶液よりも比重が重く陽極
室底部表面により高い濃度で溜まっている硫酸銅溶液等
を速やかに外部に供給することが可能となる。さらに、
陽極表面の銅イオンを速やかに移動して陽極室内の陽イ
オン濃度を低減し、電極反応における限界電流が低減す
ることを防止して、銅イオンの生成速度の低減を防止す
ることができるとともに、効率よく銅等の金属製造をメ
ッキ陰極においておこなうことが可能となる。
【0017】また、銅イオン等の金属イオンおよび硫酸
銅の供給先がメッキ槽とされ、当該メッキ槽にメッキ用
のメッキ陽極及びメッキ陰極を設けて、メッキ陽極表面
で発生する水素イオンをイオン発生槽の陽極室に戻すこ
とにより、陽極の原料銅等の原料金属が無くならない限
り銅イオン等の金属イオンを製造し続けて、メッキ陰極
表面に銅を析出し続けることができる。また、この場
合、原料銅等の原料金属を追加して導体籠内に補給する
ことにより、連続状態で銅イオン等の金属イオンの製造
をおこない、連続して銅等の金属製造をおこなうことが
できる。ここで、銅製造の場合には、酸溶液として硫酸
溶液や硝酸溶液に塩素等のハロゲンイオンを混入するこ
とにより、不純物として存在する銀イオンを沈殿させ、
銅純度を向上し精製することが可能となる
銅の供給先がメッキ槽とされ、当該メッキ槽にメッキ用
のメッキ陽極及びメッキ陰極を設けて、メッキ陽極表面
で発生する水素イオンをイオン発生槽の陽極室に戻すこ
とにより、陽極の原料銅等の原料金属が無くならない限
り銅イオン等の金属イオンを製造し続けて、メッキ陰極
表面に銅を析出し続けることができる。また、この場
合、原料銅等の原料金属を追加して導体籠内に補給する
ことにより、連続状態で銅イオン等の金属イオンの製造
をおこない、連続して銅等の金属製造をおこなうことが
できる。ここで、銅製造の場合には、酸溶液として硫酸
溶液や硝酸溶液に塩素等のハロゲンイオンを混入するこ
とにより、不純物として存在する銀イオンを沈殿させ、
銅純度を向上し精製することが可能となる
【0018】上述したように、本発明は電気分解により
金属を水溶液中に溶解するものであり、従来法に比べて
溶解速度の制御が容易にでき、プラントとしての各装置
の運転における無人化が容易であり、製錬装置またはメ
ッキ装置としての設備をコンパクトにでき、原料および
副原料コストが安く、また、ランニングコストを削減で
き、溶解時に精製機能が期待できる、等多くの利点があ
る。また、メッキに必要な高純度の金属塩類を製造する
場合、蒸発等による濃縮工程がよく用いられるが、この
工程または原料溶液から本法に置き換えれば、電気、熱
エネルギー、冷却水等、ユーティリティーコストが飛躍
的に安くなり、設備費はコンパクトで安く、運転は容易
でコントロールしやすく、通常の濃縮と異なり元の液に
含まれる微量の不純物まで濃縮することがさけられるた
め、相対的により高純度の薬品の安価な製造が期待でき
る。また、発生した水素を捕集することで、水素発生器
として使用することも可能である。
金属を水溶液中に溶解するものであり、従来法に比べて
溶解速度の制御が容易にでき、プラントとしての各装置
の運転における無人化が容易であり、製錬装置またはメ
ッキ装置としての設備をコンパクトにでき、原料および
副原料コストが安く、また、ランニングコストを削減で
き、溶解時に精製機能が期待できる、等多くの利点があ
る。また、メッキに必要な高純度の金属塩類を製造する
場合、蒸発等による濃縮工程がよく用いられるが、この
工程または原料溶液から本法に置き換えれば、電気、熱
エネルギー、冷却水等、ユーティリティーコストが飛躍
的に安くなり、設備費はコンパクトで安く、運転は容易
でコントロールしやすく、通常の濃縮と異なり元の液に
含まれる微量の不純物まで濃縮することがさけられるた
め、相対的により高純度の薬品の安価な製造が期待でき
る。また、発生した水素を捕集することで、水素発生器
として使用することも可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る銅メッキ方法
およびその装置の第1実施形態を、図面に基づいて説明
する。図1は、本実施形態の銅メッキ装置を示す模式
図、図2は、本実施形態のイオン発生槽を示す模式図、
図3は、本実施形態のメッキ槽を示す模式図である。こ
れらの図において、符号1は銅メッキ装置、2はイオン
発生槽、3はメッキ槽である。
およびその装置の第1実施形態を、図面に基づいて説明
する。図1は、本実施形態の銅メッキ装置を示す模式
図、図2は、本実施形態のイオン発生槽を示す模式図、
図3は、本実施形態のメッキ槽を示す模式図である。こ
れらの図において、符号1は銅メッキ装置、2はイオン
発生槽、3はメッキ槽である。
【0020】本実施形態における銅メッキ装置1は、図
1〜図3に示すように、イオン発生槽2と、該イオン発
生槽2内部を陽極室21と陰極室22とに区画する水素
イオン交換膜23と、陰極室22内に設けられ通電され
て水素ガスH2 を表面から放出する陰極24と、陽極室
21に設けられ通電されて前記陽極室21内に銅イオン
Cu2+を溶出する陽極25と、イオン発生槽2の陽極室
21に接続されるメッキ槽3と、メッキ槽3内部に設け
られ通電されて水素イオンH+ を発生するメッキ陽極3
5と、メッキ槽3内に設けられ通電されて表面に銅Cu
をメッキするメッキ陰極34と、を具備してなる構成と
される。
1〜図3に示すように、イオン発生槽2と、該イオン発
生槽2内部を陽極室21と陰極室22とに区画する水素
イオン交換膜23と、陰極室22内に設けられ通電され
て水素ガスH2 を表面から放出する陰極24と、陽極室
21に設けられ通電されて前記陽極室21内に銅イオン
Cu2+を溶出する陽極25と、イオン発生槽2の陽極室
21に接続されるメッキ槽3と、メッキ槽3内部に設け
られ通電されて水素イオンH+ を発生するメッキ陽極3
5と、メッキ槽3内に設けられ通電されて表面に銅Cu
をメッキするメッキ陰極34と、を具備してなる構成と
される。
【0021】イオン発生槽2は、図1,図2に示すよう
に、上面の開口した箱状とされ、その底部表面の側壁に
は、後述する陽極室22位置に配管26が接続されてお
り、内部に所定の酸溶液が貯留される。本実施形態にお
いて、この酸溶液は、90〜220g/l(電離度を1
として0.9〜2.2N)程度の硫酸H2SO4とされて
いる。
に、上面の開口した箱状とされ、その底部表面の側壁に
は、後述する陽極室22位置に配管26が接続されてお
り、内部に所定の酸溶液が貯留される。本実施形態にお
いて、この酸溶液は、90〜220g/l(電離度を1
として0.9〜2.2N)程度の硫酸H2SO4とされて
いる。
【0022】水素イオン交換膜23は、イオン発生槽2
の中央に垂設され、その端部がそれぞれイオン発生槽2
の向かい合った側壁および底部に密着接続されて、イオ
ン発生槽2内部を陽極室21および陰極室22に分離し
ている。この水素イオン交換膜23は、水素イオンH+
を選択的に透過するいわば、半透膜のような働きをする
ものとされ、水分子および水素イオンH+ を透過する
が、後述する銅イオンCu2+等の金属イオンおよび、硫
酸イオンSO4 2- 等のマイナスイオンは透過しないよう
になっている。
の中央に垂設され、その端部がそれぞれイオン発生槽2
の向かい合った側壁および底部に密着接続されて、イオ
ン発生槽2内部を陽極室21および陰極室22に分離し
ている。この水素イオン交換膜23は、水素イオンH+
を選択的に透過するいわば、半透膜のような働きをする
ものとされ、水分子および水素イオンH+ を透過する
が、後述する銅イオンCu2+等の金属イオンおよび、硫
酸イオンSO4 2- 等のマイナスイオンは透過しないよう
になっている。
【0023】水素イオン交換膜23は、水素イオンH+
を選択的に透過するものであればよく、例えば、カチオ
ン樹脂、水素イオン選択透過膜等を適用することができ
る。この水素イオン交換膜23としては、市販品でもよ
く、本実施形態においては、旭硝子株式会社製のセレミ
オン(登録商標)の特殊カチオン膜HSV,HSF等を
適応することができる。
を選択的に透過するものであればよく、例えば、カチオ
ン樹脂、水素イオン選択透過膜等を適用することができ
る。この水素イオン交換膜23としては、市販品でもよ
く、本実施形態においては、旭硝子株式会社製のセレミ
オン(登録商標)の特殊カチオン膜HSV,HSF等を
適応することができる。
【0024】陽極室21には、その中央付近に、図示し
ない直流電流供給装置の陽極側に接続される陽極25が
設けられている。陽極25は、電源に接続される籠状の
導電体25Aと、導体籠25Aを介して通電可能なよう
に導体籠25A内部に載置される原料銅25Bとを具備
する構成とされる。
ない直流電流供給装置の陽極側に接続される陽極25が
設けられている。陽極25は、電源に接続される籠状の
導電体25Aと、導体籠25Aを介して通電可能なよう
に導体籠25A内部に載置される原料銅25Bとを具備
する構成とされる。
【0025】導体籠25Aは、立設される有底円筒状の
籠体とされている。導体籠25Aの上端が後述するよう
に陽極室21に貯留される液面よりも上側に位置してお
り、導体籠25Aの底部は銅イオンCu2+を効率的に溶
出するために陽極室21の底部から離間した状態とされ
ている。この導体籠25Aの内径は後述する原料銅25
Bの径寸法よりも大きく設定されることが好ましく、具
体的には、使用する原料銅25Bに対応して30〜60
mm程度に設定されている。また、導体籠25Aにおけ
る籠状のメッシュ間隔寸法は、後述するように銅イオン
Cu2+を溶出して小さくなった原料銅25Bが導体籠2
5A内に停留可能なように設定されており、具体的に
は、6〜10mm程度に設定されている。また、導体籠
25Aとしては、陽極室21内の酸に対して耐性がある
ものが好ましく、例えば、ステンレス鋼、白金、チタ
ン、チタン(Ti)材表面にRuなどの白金族酸化物を
被覆した構造等からなることが好ましい。
籠体とされている。導体籠25Aの上端が後述するよう
に陽極室21に貯留される液面よりも上側に位置してお
り、導体籠25Aの底部は銅イオンCu2+を効率的に溶
出するために陽極室21の底部から離間した状態とされ
ている。この導体籠25Aの内径は後述する原料銅25
Bの径寸法よりも大きく設定されることが好ましく、具
体的には、使用する原料銅25Bに対応して30〜60
mm程度に設定されている。また、導体籠25Aにおけ
る籠状のメッシュ間隔寸法は、後述するように銅イオン
Cu2+を溶出して小さくなった原料銅25Bが導体籠2
5A内に停留可能なように設定されており、具体的に
は、6〜10mm程度に設定されている。また、導体籠
25Aとしては、陽極室21内の酸に対して耐性がある
ものが好ましく、例えば、ステンレス鋼、白金、チタ
ン、チタン(Ti)材表面にRuなどの白金族酸化物を
被覆した構造等からなることが好ましい。
【0026】原料銅25Bとしては、不純物の少ない略
球形の銅アノードボールとされることが好ましく、特
に、リンを含まないものが好ましい。また、原料銅25
Bの径寸法は、φ11mm〜φ55mm程度とされるこ
とが好ましく、具体的には、φ55mmのものを使用し
た。
球形の銅アノードボールとされることが好ましく、特
に、リンを含まないものが好ましい。また、原料銅25
Bの径寸法は、φ11mm〜φ55mm程度とされるこ
とが好ましく、具体的には、φ55mmのものを使用し
た。
【0027】陰極室22には、図示しない直流電流供給
装置の陰極側に接続される陰極24が設けられている。
板状の陰極24は、陰極室22の中央表面に垂設されて
おり、反応性を高めるために、表面積を増大する形状と
されることが好ましい。また、陰極24としては、酸溶
液および水素との反応性の低いものであればよく、例え
ば、Cu、Pb、Pb合金、チタン(Ti)材表面にR
uなどの白金族酸化物を被覆した構造等が適応可能であ
る。
装置の陰極側に接続される陰極24が設けられている。
板状の陰極24は、陰極室22の中央表面に垂設されて
おり、反応性を高めるために、表面積を増大する形状と
されることが好ましい。また、陰極24としては、酸溶
液および水素との反応性の低いものであればよく、例え
ば、Cu、Pb、Pb合金、チタン(Ti)材表面にR
uなどの白金族酸化物を被覆した構造等が適応可能であ
る。
【0028】メッキ槽3は、図1,図3に示すように、
銅イオン供給管26および水素イオン供給管36とによ
ってイオン発生槽2の陽極室21に接続されている。メ
ッキ槽3の中央付近には、図示しない直流電流供給装置
の陰極側に接続される被メッキ体としてのメッキ陰極3
4が設けられている。メッキ陰極34は、電源に接続さ
れる導電体34Aを具備する構成とされる。なお、図3
においては、導電体34A表面には後述するように形成
された銅メッキ層34Bを記載してある。メッキ陽極3
5の導電体35Aは例えばポリイミドフィルム表面に銅
からなる導電層を形成したものとされる。
銅イオン供給管26および水素イオン供給管36とによ
ってイオン発生槽2の陽極室21に接続されている。メ
ッキ槽3の中央付近には、図示しない直流電流供給装置
の陰極側に接続される被メッキ体としてのメッキ陰極3
4が設けられている。メッキ陰極34は、電源に接続さ
れる導電体34Aを具備する構成とされる。なお、図3
においては、導電体34A表面には後述するように形成
された銅メッキ層34Bを記載してある。メッキ陽極3
5の導電体35Aは例えばポリイミドフィルム表面に銅
からなる導電層を形成したものとされる。
【0029】メッキ槽3には、また、図示しない直流電
流供給装置の陽極側に接続されるメッキ陽極35が設け
られている。板状のメッキ陽極35は、メッキ槽3の中
央付近に垂設されており、反応性を高めるために、表面
積を増大する形状とされることが好ましい。また、メッ
キ陽極35としては、不溶性陽極として使用可能な酸溶
液との反応性の低いものであればよく、例えば、Ti、
C、Pb、Pb合金、チタン(Ti)材表面にRuなど
の白金族酸化物を被覆した構造等が適応可能である。こ
こで、メッキ陽極35の形状としては、メッキ陰極34
の形状に対応して、このメッキ陰極34との電位が均等
になるように設定することができる。具体的には、両メ
ッキ極34,35が平板である場合、双方を平行状態と
してメッキ槽3内部に位置することが好ましい。
流供給装置の陽極側に接続されるメッキ陽極35が設け
られている。板状のメッキ陽極35は、メッキ槽3の中
央付近に垂設されており、反応性を高めるために、表面
積を増大する形状とされることが好ましい。また、メッ
キ陽極35としては、不溶性陽極として使用可能な酸溶
液との反応性の低いものであればよく、例えば、Ti、
C、Pb、Pb合金、チタン(Ti)材表面にRuなど
の白金族酸化物を被覆した構造等が適応可能である。こ
こで、メッキ陽極35の形状としては、メッキ陰極34
の形状に対応して、このメッキ陰極34との電位が均等
になるように設定することができる。具体的には、両メ
ッキ極34,35が平板である場合、双方を平行状態と
してメッキ槽3内部に位置することが好ましい。
【0030】銅イオン供給管(配管)26は、陽極室2
1の底部付近に接続され、銅イオンCu2+を陽極室21
からメッキ槽3へ供給するために陽極室21からメッキ
槽3への液流をつくる図示しないポンプ等の液供給手段
(循環手段)が設けられる。この銅イオン供給管26の
メッキ槽3内への接続位置としては、この配管26内か
ら供給された銅イオン溶液(硫酸銅溶液)が、被メッキ
体であるメッキ陰極34に対して濃度勾配を形成しない
ようにすることが好ましい。水素供給管(配管)36は
後述するようにメッキ陽極35で発生する水素イオンH
+ をメッキ槽3から陽極室21に移動するため、銅イオ
ン供給管26よりも上側の水面付近の陽極室21に接続
される。この水素供給管36のメッキ槽3への接続位置
としては、できるだけメッキ陽極35に近接することが
好ましく、これにより、メッキ陰極34に水素イオンH
+ が近づきメッキ陰極34から水素ガスが発生してしま
うことを低減できる。上記の図示しないポンプ等の循環
手段により陽極室21からメッキ槽3へ、またメッキ槽
3から陽極室21へ液流が形成される。
1の底部付近に接続され、銅イオンCu2+を陽極室21
からメッキ槽3へ供給するために陽極室21からメッキ
槽3への液流をつくる図示しないポンプ等の液供給手段
(循環手段)が設けられる。この銅イオン供給管26の
メッキ槽3内への接続位置としては、この配管26内か
ら供給された銅イオン溶液(硫酸銅溶液)が、被メッキ
体であるメッキ陰極34に対して濃度勾配を形成しない
ようにすることが好ましい。水素供給管(配管)36は
後述するようにメッキ陽極35で発生する水素イオンH
+ をメッキ槽3から陽極室21に移動するため、銅イオ
ン供給管26よりも上側の水面付近の陽極室21に接続
される。この水素供給管36のメッキ槽3への接続位置
としては、できるだけメッキ陽極35に近接することが
好ましく、これにより、メッキ陰極34に水素イオンH
+ が近づきメッキ陰極34から水素ガスが発生してしま
うことを低減できる。上記の図示しないポンプ等の循環
手段により陽極室21からメッキ槽3へ、またメッキ槽
3から陽極室21へ液流が形成される。
【0031】次に、上記の銅メッキ装置における銅メッ
キについて説明する。
キについて説明する。
【0032】銅イオンを製造する際には、先ず、被メッ
キ体としてメッキ槽3内にメッキ陰極34をセットす
る。そして、イオン発生槽2およびメッキ槽3の内部に
硫酸水溶液を満たすとともに、導体籠25A中に原料銅
25Bを供給する。この状態では、陰極室22内には、
水分子、硫酸イオンSO4 2- 、および、水素イオンH+
が存在し、陽極室21およびメッキ槽3内には、水分
子、硫酸イオンSO4 2- 、水酸化物イオンOH- 、水素
イオンH+ 、および、微量の銅イオンCu2+が存在して
いる。
キ体としてメッキ槽3内にメッキ陰極34をセットす
る。そして、イオン発生槽2およびメッキ槽3の内部に
硫酸水溶液を満たすとともに、導体籠25A中に原料銅
25Bを供給する。この状態では、陰極室22内には、
水分子、硫酸イオンSO4 2- 、および、水素イオンH+
が存在し、陽極室21およびメッキ槽3内には、水分
子、硫酸イオンSO4 2- 、水酸化物イオンOH- 、水素
イオンH+ 、および、微量の銅イオンCu2+が存在して
いる。
【0033】次いで、陽極25および陰極24に図示し
ない電流供給装置から、2×10+2〜6×10+2A/m
2 ,2〜7Vの電解電流を印加する。すると、陰極24
表面において、陰極室22中の水素イオンH+ が水素ガ
スH 2 として放出される。このため、陰極室22の電気
的中性を保つために陽極室21からプラスイオンが陰極
室22に移動しなければならないが、両室21,22間
は水素イオン交換膜23で仕切られているので、陽極室
21内部の水素イオンH+ だけが陰極室22に移動す
る。このとき、銅イオンCu2+は透過できず、陽極室2
1内に留まっている。ここで、印加する電解電圧の上限
は陽極液の攪拌条件や、濃度、温度等により変化する
が、陽極25表面において酸素が発生しない程度の範囲
に設定する。
ない電流供給装置から、2×10+2〜6×10+2A/m
2 ,2〜7Vの電解電流を印加する。すると、陰極24
表面において、陰極室22中の水素イオンH+ が水素ガ
スH 2 として放出される。このため、陰極室22の電気
的中性を保つために陽極室21からプラスイオンが陰極
室22に移動しなければならないが、両室21,22間
は水素イオン交換膜23で仕切られているので、陽極室
21内部の水素イオンH+ だけが陰極室22に移動す
る。このとき、銅イオンCu2+は透過できず、陽極室2
1内に留まっている。ここで、印加する電解電圧の上限
は陽極液の攪拌条件や、濃度、温度等により変化する
が、陽極25表面において酸素が発生しない程度の範囲
に設定する。
【0034】この結果、陽極室21内の水素イオン濃度
が低減する、つまり、陽極室21内の陽イオンが低減す
る。陽極25においては、導体籠25Aを介してこの導
体籠25Aに接触している原料銅25Bに電解電圧が印
加されている。陽極室21内の陽イオン(水素イオンH
+ )が低減した状態において、陽極室21の陽極25に
通電していることにより、通電する前の初期状態の陽イ
オン濃度まで、銅イオンCu2+が陽極25から陽極室2
1内に溶出することで、陽極室21内の電気的中性が保
たれることになる。このとき、陽極25に印加される電
解電流の大きさと溶出する銅イオンCu2+の量とが比例
している。
が低減する、つまり、陽極室21内の陽イオンが低減す
る。陽極25においては、導体籠25Aを介してこの導
体籠25Aに接触している原料銅25Bに電解電圧が印
加されている。陽極室21内の陽イオン(水素イオンH
+ )が低減した状態において、陽極室21の陽極25に
通電していることにより、通電する前の初期状態の陽イ
オン濃度まで、銅イオンCu2+が陽極25から陽極室2
1内に溶出することで、陽極室21内の電気的中性が保
たれることになる。このとき、陽極25に印加される電
解電流の大きさと溶出する銅イオンCu2+の量とが比例
している。
【0035】この状態で陽極25および陰極24に対す
る通電を持続することにより、連続的に陰極から水素ガ
スH2 が発生し、陰極室22中の水素イオン濃度が連続
的に低減する。これにより、水素イオン交換膜23を介
して、陽極室21内部の水素イオンH+ だけが陰極室2
2に連続的に移動して、陽極室21内の水素イオン濃度
つまり陽イオン濃度が低減し、その結果、原料銅25B
から連続的に銅イオンCu2+が溶出することになる。こ
れにより、水素よりもイオン化傾向の小さい銅イオンC
u2+を製造する。
る通電を持続することにより、連続的に陰極から水素ガ
スH2 が発生し、陰極室22中の水素イオン濃度が連続
的に低減する。これにより、水素イオン交換膜23を介
して、陽極室21内部の水素イオンH+ だけが陰極室2
2に連続的に移動して、陽極室21内の水素イオン濃度
つまり陽イオン濃度が低減し、その結果、原料銅25B
から連続的に銅イオンCu2+が溶出することになる。こ
れにより、水素よりもイオン化傾向の小さい銅イオンC
u2+を製造する。
【0036】ここで、図示しないポンプ等の液供給手段
を作動させることによって、銅イオン供給管(配管)2
6から陽極室21の銅イオンCu2+をメッキ槽3へ供給
する。
を作動させることによって、銅イオン供給管(配管)2
6から陽極室21の銅イオンCu2+をメッキ槽3へ供給
する。
【0037】次いで、Cu2+が所定の濃度に達すれば酸
濃度をチェックし調整して、メッキ陽極35およびメッ
キ陰極34に図示しない電流供給装置から、2×10+2
〜6×10+2A/m2 の電解電流を印加する。すると、
メッキ陰極34においては、導電体34Aに電解電流が
印加されている。メッキ槽3内に銅イオンCu2+が供給
された状態において、メッキ陰極34に通電しているこ
とにより、メッキ陰極34表面において、(1)式のよ
うな反応が起こる。 Cu2+ + 2e- →Cu (1) これにより銅イオンCu2+がメッキ陰極34表面に析出
することで、メッキ槽3内の電気的中性が保たれること
になるとともに、被メッキ体であるメッキ陰極34表面
に銅からなるメッキ層34Bが形成される。ここで、メ
ッキ陰極34に印加される電解電流の大きさと析出する
銅イオンCu2+の量とが比例している。
濃度をチェックし調整して、メッキ陽極35およびメッ
キ陰極34に図示しない電流供給装置から、2×10+2
〜6×10+2A/m2 の電解電流を印加する。すると、
メッキ陰極34においては、導電体34Aに電解電流が
印加されている。メッキ槽3内に銅イオンCu2+が供給
された状態において、メッキ陰極34に通電しているこ
とにより、メッキ陰極34表面において、(1)式のよ
うな反応が起こる。 Cu2+ + 2e- →Cu (1) これにより銅イオンCu2+がメッキ陰極34表面に析出
することで、メッキ槽3内の電気的中性が保たれること
になるとともに、被メッキ体であるメッキ陰極34表面
に銅からなるメッキ層34Bが形成される。ここで、メ
ッキ陰極34に印加される電解電流の大きさと析出する
銅イオンCu2+の量とが比例している。
【0038】同時に、メッキ陽極35に電解電流が印加
されていることにより、メッキ陽極35表面付近におい
て、(2a)(2b)式のような反応が起こる。 H2O → OH- + H+ (2a) 4OH- → 2H2O + O2↑ + 4e- (2b) これによりメッキ陽極35表面から酸素O2 が発生する
とともに、水素イオンH + が生成する。
されていることにより、メッキ陽極35表面付近におい
て、(2a)(2b)式のような反応が起こる。 H2O → OH- + H+ (2a) 4OH- → 2H2O + O2↑ + 4e- (2b) これによりメッキ陽極35表面から酸素O2 が発生する
とともに、水素イオンH + が生成する。
【0039】ここで、図示しないポンプ等の液供給手段
によって、銅イオン供給管(配管)26から陽極室21
の銅イオンCu2+をメッキ槽3へ供給しているために水
素イオン供給管36にメッキ槽3から陽極室21への流
れができ、これにより、メッキ陽極35表面で発生した
水素イオンH+ がメッキ槽3から陽極室21へ移動す
る。陽極室21に移動した水素イオンH+ は、陽極室2
1から水素イオン交換膜23を介して陰極室22に移動
し、前述したように、陰極24表面において、水素ガス
H2 として放出される。
によって、銅イオン供給管(配管)26から陽極室21
の銅イオンCu2+をメッキ槽3へ供給しているために水
素イオン供給管36にメッキ槽3から陽極室21への流
れができ、これにより、メッキ陽極35表面で発生した
水素イオンH+ がメッキ槽3から陽極室21へ移動す
る。陽極室21に移動した水素イオンH+ は、陽極室2
1から水素イオン交換膜23を介して陰極室22に移動
し、前述したように、陰極24表面において、水素ガス
H2 として放出される。
【0040】このような反応が持続することで、所定の
厚さまで連続して銅メッキがおこなわれる。同時に、原
料銅25Bを追加して導体籠25A内に供給することに
より、さらに連続的に銅メッキをおこなうことができ
る。
厚さまで連続して銅メッキがおこなわれる。同時に、原
料銅25Bを追加して導体籠25A内に供給することに
より、さらに連続的に銅メッキをおこなうことができ
る。
【0041】本実施形態の銅メッキ方法およびその装置
によれば、イオン発生槽2内部を陽極室21と陰極室2
2とに区画する水素イオン交換膜23と、陰極室22内
に設けられた陰極24と、陽極室21内に設けられた陽
極25と、を具備する構成とされ、陽極25および陰極
24に図示しない電流供給装置から、電解電流を印加す
ることにより、通電された陰極24で、陰極室22内部
の水素イオンH+ を水素ガスH2 として放出して、陰極
室22内部の水素イオン濃度を低下し、水素イオン交換
膜23を介して陽極室21内の水素イオンH+ のみを陰
極室22に移動して、陽極室21内の陽イオン濃度を低
減し、原料銅25Bから連続的に銅イオンCu2+が溶出
し、この銅イオンCu2+をメッキ槽3へ供給した状態
で、メッキ陽極35およびメッキ陰極34に電解電流を
印加することで、メッキ陽極35から発生した水素イオ
ンH+ を陽極室21の水素イオン交換膜23を透過して
陰極室22に移動するとともに、被メッキ体とされるメ
ッキ陰極34表面に銅メッキすることが可能となる。
によれば、イオン発生槽2内部を陽極室21と陰極室2
2とに区画する水素イオン交換膜23と、陰極室22内
に設けられた陰極24と、陽極室21内に設けられた陽
極25と、を具備する構成とされ、陽極25および陰極
24に図示しない電流供給装置から、電解電流を印加す
ることにより、通電された陰極24で、陰極室22内部
の水素イオンH+ を水素ガスH2 として放出して、陰極
室22内部の水素イオン濃度を低下し、水素イオン交換
膜23を介して陽極室21内の水素イオンH+ のみを陰
極室22に移動して、陽極室21内の陽イオン濃度を低
減し、原料銅25Bから連続的に銅イオンCu2+が溶出
し、この銅イオンCu2+をメッキ槽3へ供給した状態
で、メッキ陽極35およびメッキ陰極34に電解電流を
印加することで、メッキ陽極35から発生した水素イオ
ンH+ を陽極室21の水素イオン交換膜23を透過して
陰極室22に移動するとともに、被メッキ体とされるメ
ッキ陰極34表面に銅メッキすることが可能となる。
【0042】これにより、水素よりイオン化傾向の小さ
い銅であっても、容易に銅イオンCu2+を製造し、メッ
キ品質のよい不溶性アノードによる銅メッキをすること
が可能となる。従って、原料銅25Bを溶解するために
この原料銅25Bにリン等の不純物を混ぜる必要がない
ため、得られた銅イオンCu2+にはリン等の不純物が含
まれず、高純度の銅イオンCu2+を得ることが可能とな
る。従って、形成された銅メッキ層34Bは、半導体等
の銅配線に適用することが可能な高純度とすることがで
きる。
い銅であっても、容易に銅イオンCu2+を製造し、メッ
キ品質のよい不溶性アノードによる銅メッキをすること
が可能となる。従って、原料銅25Bを溶解するために
この原料銅25Bにリン等の不純物を混ぜる必要がない
ため、得られた銅イオンCu2+にはリン等の不純物が含
まれず、高純度の銅イオンCu2+を得ることが可能とな
る。従って、形成された銅メッキ層34Bは、半導体等
の銅配線に適用することが可能な高純度とすることがで
きる。
【0043】同時に、この銅メッキ方法によれば、陽極
25に印加する電解電流に比例して陽極25から銅イオ
ンCu2+が溶出するため、印加する電解電流の大きさに
よって、製造する銅イオンCu2+の量を容易に設定する
ことができる。このため、印加する電解電流の大きさを
制御することによってメッキ陰極34に析出する銅Cu
の量、すなわち、銅メッキ層34Bの厚さを容易に設定
することが可能となる。
25に印加する電解電流に比例して陽極25から銅イオ
ンCu2+が溶出するため、印加する電解電流の大きさに
よって、製造する銅イオンCu2+の量を容易に設定する
ことができる。このため、印加する電解電流の大きさを
制御することによってメッキ陰極34に析出する銅Cu
の量、すなわち、銅メッキ層34Bの厚さを容易に設定
することが可能となる。
【0044】また、本実施形態において、陽極25とし
て、籠状の導電体25A内部に原料銅25Bを載置する
構成を採用することにより、導体籠25Aを介して原料
銅25Bに通電することが可能になるとともに、原料銅
25Bが溶出により縮小したとしても通電を維持し、か
つ、最後まで、原料銅25Bを溶出してしまうことが可
能となる。このため、陽極を銅板等とした場合に発生す
る、銅板が切断されて通電されない部分が陽極室底部に
落下することや、溶出により銅板が小さくなって通電で
きなくなること、などを防止して、効率よく原料銅を銅
イオンとして銅メッキすることができる。
て、籠状の導電体25A内部に原料銅25Bを載置する
構成を採用することにより、導体籠25Aを介して原料
銅25Bに通電することが可能になるとともに、原料銅
25Bが溶出により縮小したとしても通電を維持し、か
つ、最後まで、原料銅25Bを溶出してしまうことが可
能となる。このため、陽極を銅板等とした場合に発生す
る、銅板が切断されて通電されない部分が陽極室底部に
落下することや、溶出により銅板が小さくなって通電で
きなくなること、などを防止して、効率よく原料銅を銅
イオンとして銅メッキすることができる。
【0045】また、陽極室21底部表面の銅イオン供給
管26をメッキ槽3に接続することにより、陽極室21
で生成した銅イオンCu2+が硫酸溶液より比重が大きい
ため陽極室21底部付近に停留している銅イオンCu2+
を、この配管26を介して速やかにメッキ槽3に供給す
ることが可能となる。これにより、配管26によって銅
イオンCu2+をメッキ槽3に送出することにより、陽極
室21内の陽イオン濃度の上昇を低減して、速やかに銅
イオンCu2+を製造するとともに、同時に、メッキ槽3
のメッキ陰極34付近に製造した銅イオンCu2+を速や
かに供給して、効率的に銅メッキをおこなうことができ
る。
管26をメッキ槽3に接続することにより、陽極室21
で生成した銅イオンCu2+が硫酸溶液より比重が大きい
ため陽極室21底部付近に停留している銅イオンCu2+
を、この配管26を介して速やかにメッキ槽3に供給す
ることが可能となる。これにより、配管26によって銅
イオンCu2+をメッキ槽3に送出することにより、陽極
室21内の陽イオン濃度の上昇を低減して、速やかに銅
イオンCu2+を製造するとともに、同時に、メッキ槽3
のメッキ陰極34付近に製造した銅イオンCu2+を速や
かに供給して、効率的に銅メッキをおこなうことができ
る。
【0046】同時に、陽極室21の配管26よりも水面
側の位置において、水素イオン供給管36によってメッ
キ槽3と陽極室21とを接続することにより、メッキ槽
3から水素イオン供給管36を介して陽極室21へ向か
う流れを形成することが可能となり、これにより、メッ
キ槽3のメッキ陽極35表面で発生した水素イオンH +
を速やかに陽極室21に移動することが可能となる。こ
れにより、メッキ陽極35およびメッキ陰極34におけ
る電極反応の限界電流が低減してしまうことを防止し
て、メッキ速度が低減してしまうことを防止できる。ま
た、メッキ陽極35表面で発生する水素イオンH+ をイ
オン発生槽2の陽極室21に戻すことにより、陽極25
における原料銅25Bが無くならない限り銅イオンCu
2+を製造し、銅メッキを連続しておこなうことができ
る。ここで、銅イオン供給管26には液供給手段として
のポンプ等を設けないこともできる。
側の位置において、水素イオン供給管36によってメッ
キ槽3と陽極室21とを接続することにより、メッキ槽
3から水素イオン供給管36を介して陽極室21へ向か
う流れを形成することが可能となり、これにより、メッ
キ槽3のメッキ陽極35表面で発生した水素イオンH +
を速やかに陽極室21に移動することが可能となる。こ
れにより、メッキ陽極35およびメッキ陰極34におけ
る電極反応の限界電流が低減してしまうことを防止し
て、メッキ速度が低減してしまうことを防止できる。ま
た、メッキ陽極35表面で発生する水素イオンH+ をイ
オン発生槽2の陽極室21に戻すことにより、陽極25
における原料銅25Bが無くならない限り銅イオンCu
2+を製造し、銅メッキを連続しておこなうことができ
る。ここで、銅イオン供給管26には液供給手段として
のポンプ等を設けないこともできる。
【0047】本実施形態において、メッキ陰極34とし
てポリイミドフィルム表面にスパッタリング等により銅
層を形成したものを用いたことにより、ポリイミドフィ
ルム表面の導通をとりこのポリイミドフィルム表面に金
属層を形成する際に必要な時間をスパッタリング等のみ
でおこなった場合に比べて短縮することができる。ここ
で、スパッタリングのみで10μm程度の金属層を形成
した場合、処理時間が数日程度必要なのに比べて、1時
間程度の短時間で同程度の均一な金属層を形成すること
が可能となる。
てポリイミドフィルム表面にスパッタリング等により銅
層を形成したものを用いたことにより、ポリイミドフィ
ルム表面の導通をとりこのポリイミドフィルム表面に金
属層を形成する際に必要な時間をスパッタリング等のみ
でおこなった場合に比べて短縮することができる。ここ
で、スパッタリングのみで10μm程度の金属層を形成
した場合、処理時間が数日程度必要なのに比べて、1時
間程度の短時間で同程度の均一な金属層を形成すること
が可能となる。
【0048】ここで、陽極室21およびメッキ槽3内に
貯留する酸溶液として硫酸溶液に塩素等のハロゲンイオ
ンを混入することにより、原料銅25Bに不純物として
銀イオンが存在した場合でもこれを沈殿させ、銅メッキ
層34Bの銅純度を向上することが可能となる。
貯留する酸溶液として硫酸溶液に塩素等のハロゲンイオ
ンを混入することにより、原料銅25Bに不純物として
銀イオンが存在した場合でもこれを沈殿させ、銅メッキ
層34Bの銅純度を向上することが可能となる。
【0049】以下、本発明に係る銅製造方法およびその
装置の第2実施形態を、図面に基づいて説明する。
装置の第2実施形態を、図面に基づいて説明する。
【0050】本実施形態の銅製造装置は、前述した図1
ないし図3に示す第1実施形態における銅メッキ装置と
略同等の構成を有するものとされる。
ないし図3に示す第1実施形態における銅メッキ装置と
略同等の構成を有するものとされる。
【0051】本実施形態においては、前述の第1実施形
態と同様にして銅イオンCu2+を製造して、メッキ陰極
34で銅を析出することにより、効率的に銅を製錬する
ことが可能となる。同時に、原料銅25Bを追加して導
体籠25A内に供給することにより、連続して所定量の
銅の製造をおこなうことが可能となる。このとき、メッ
キ陰極34の導電体34Aとしては種銅を使用すること
により、被メッキ体として最終的に銅塊を製造すること
ができる。ここで、陽極室21およびメッキ槽3内に貯
留する酸溶液として硫酸溶液に塩素等のハロゲンイオン
を混入することにより、原料銅25Bに不純物として銀
イオンが存在した場合でもこれを沈殿させ、銅メッキ層
34Bの銅純度を向上してメッキすることで、製造する
銅をさらに高純度なものとすることができる。また、原
料銅25Bを溶解するためにこの原料銅25Bにリン等
の不純物を混ぜる必要がないため、得られた銅にはリン
等の不純物が含まれず、純度99.999%以上の高純
度の銅を得ることが可能となる。従って、半導体などの
銅配線等の原料銅に適用することが可能な高純度の銅を
容易に得ることができる。
態と同様にして銅イオンCu2+を製造して、メッキ陰極
34で銅を析出することにより、効率的に銅を製錬する
ことが可能となる。同時に、原料銅25Bを追加して導
体籠25A内に供給することにより、連続して所定量の
銅の製造をおこなうことが可能となる。このとき、メッ
キ陰極34の導電体34Aとしては種銅を使用すること
により、被メッキ体として最終的に銅塊を製造すること
ができる。ここで、陽極室21およびメッキ槽3内に貯
留する酸溶液として硫酸溶液に塩素等のハロゲンイオン
を混入することにより、原料銅25Bに不純物として銀
イオンが存在した場合でもこれを沈殿させ、銅メッキ層
34Bの銅純度を向上してメッキすることで、製造する
銅をさらに高純度なものとすることができる。また、原
料銅25Bを溶解するためにこの原料銅25Bにリン等
の不純物を混ぜる必要がないため、得られた銅にはリン
等の不純物が含まれず、純度99.999%以上の高純
度の銅を得ることが可能となる。従って、半導体などの
銅配線等の原料銅に適用することが可能な高純度の銅を
容易に得ることができる。
【0052】なお、上記の各実施形態においては、各装
置を酸性水製造装置として適応することができる。この
場合においては、陰極室22内に硫酸溶液ではなく純水
を貯留する。次いで、第1,第2実施形態と同様にし
て、陽極25および陰極24に図示しない電流供給装置
から電解電流を印加するとともに、メッキ陽極35およ
びメッキ陰極34に図示しない電流供給装置から電解電
流を印加する。すると、陰極24表面において、陰極室
22中の水素イオンH+ が水素ガスH 2 として放出され
るとともに、水素イオン交換膜23を介して、陽極室2
1内部およびメッキ槽3内部の水素イオンH+ が陰極室
22に移動する。このとき、水素イオン交換膜23は、
水素イオンH+ を選択的に透過する。これにより、陰極
室22内の水素イオン濃度が上昇し、陰極室22内にお
いて酸性水を製造することができる。
置を酸性水製造装置として適応することができる。この
場合においては、陰極室22内に硫酸溶液ではなく純水
を貯留する。次いで、第1,第2実施形態と同様にし
て、陽極25および陰極24に図示しない電流供給装置
から電解電流を印加するとともに、メッキ陽極35およ
びメッキ陰極34に図示しない電流供給装置から電解電
流を印加する。すると、陰極24表面において、陰極室
22中の水素イオンH+ が水素ガスH 2 として放出され
るとともに、水素イオン交換膜23を介して、陽極室2
1内部およびメッキ槽3内部の水素イオンH+ が陰極室
22に移動する。このとき、水素イオン交換膜23は、
水素イオンH+ を選択的に透過する。これにより、陰極
室22内の水素イオン濃度が上昇し、陰極室22内にお
いて酸性水を製造することができる。
【0053】また、このとき、陰極室から発生する水素
ガスを捕集することにより水素発生装置として使用する
ことが可能になるとともに、メッキ槽3のメッキ陽極3
5から発生する酸素ガスを捕集することにより、酸素発
生器として使用することもできる。
ガスを捕集することにより水素発生装置として使用する
ことが可能になるとともに、メッキ槽3のメッキ陽極3
5から発生する酸素ガスを捕集することにより、酸素発
生器として使用することもできる。
【0054】なお、上記の各実施形態においては、陽極
25の導体籠25A中に原料銅25Bを載置して、銅イ
オンCu2+を溶出したが、銅以外の金属、例えば、Ni
等の卑な金属ばかりでなく、銀、金、白金等、水素より
もイオン化傾向の小さい金属を載置して、その金属によ
る金属メッキ、および、その金属イオン製造をおこなう
ことができる。この場合、陽極25および陰極24に図
示しない電流供給装置から、直流電流を印加することに
より、通電された陰極24で、陰極室22内部の水素イ
オンH + を水素ガスH2 として放出して、陰極室22内
部の水素イオン濃度を低下し、水素イオン交換膜23を
介して陽極室21内の水素イオンH+ のみを陰極室に移
動して、陽極室21内の陽イオン濃度を低減し、その結
果、原料金属から連続的に金属イオンが溶出し、金属メ
ッキあるいは金属精製をおこなうことが可能となる。こ
こで、適応する酸としては、適応する金属イオンによっ
てその種類が異なるが、銅イオン製造における硫酸に適
応して、銀イオンの場合には硝酸が適応可能であり、そ
れ以外にも、塩酸、青酸(HCN)やリンゴ酸などの弱
酸等が適応可能である。また、金属精製のために混入す
る液もそれぞれ不純物として存在するものによって異な
り、たとえば、第1,第2実施形態で説明したように、
不純物として存在する銀に対しては塩素等のハロゲンイ
オンが適応可能である。なお、陽極室21内の陽極25
としては、金属銅等の金属からなる板状、棒状等の形状
のものを適応することも可能である。
25の導体籠25A中に原料銅25Bを載置して、銅イ
オンCu2+を溶出したが、銅以外の金属、例えば、Ni
等の卑な金属ばかりでなく、銀、金、白金等、水素より
もイオン化傾向の小さい金属を載置して、その金属によ
る金属メッキ、および、その金属イオン製造をおこなう
ことができる。この場合、陽極25および陰極24に図
示しない電流供給装置から、直流電流を印加することに
より、通電された陰極24で、陰極室22内部の水素イ
オンH + を水素ガスH2 として放出して、陰極室22内
部の水素イオン濃度を低下し、水素イオン交換膜23を
介して陽極室21内の水素イオンH+ のみを陰極室に移
動して、陽極室21内の陽イオン濃度を低減し、その結
果、原料金属から連続的に金属イオンが溶出し、金属メ
ッキあるいは金属精製をおこなうことが可能となる。こ
こで、適応する酸としては、適応する金属イオンによっ
てその種類が異なるが、銅イオン製造における硫酸に適
応して、銀イオンの場合には硝酸が適応可能であり、そ
れ以外にも、塩酸、青酸(HCN)やリンゴ酸などの弱
酸等が適応可能である。また、金属精製のために混入す
る液もそれぞれ不純物として存在するものによって異な
り、たとえば、第1,第2実施形態で説明したように、
不純物として存在する銀に対しては塩素等のハロゲンイ
オンが適応可能である。なお、陽極室21内の陽極25
としては、金属銅等の金属からなる板状、棒状等の形状
のものを適応することも可能である。
【0055】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。本実
施例では、上述した第1実施形態と同様の構成とされる
銅メッキ装置において、水素イオン交換膜23として前
述のセレミオン膜;HSVを選択し、原料銅25Bとし
て、φ55mmのDC銅ボールおよびOF銅ボールをそ
れぞれ使用した。また、電解電流として、1.9A,
4.3A,6.4Aを選択した。ここで、DC銅とは、
銅の純度99.93%程度にリンが0.035〜0.0
6%はいったものであり、OF銅とは、無酸素銅で純度
99.99%以上で酸素が10ppm以下のものをい
う。その結果を表1,図4および図5に示す。
施例では、上述した第1実施形態と同様の構成とされる
銅メッキ装置において、水素イオン交換膜23として前
述のセレミオン膜;HSVを選択し、原料銅25Bとし
て、φ55mmのDC銅ボールおよびOF銅ボールをそ
れぞれ使用した。また、電解電流として、1.9A,
4.3A,6.4Aを選択した。ここで、DC銅とは、
銅の純度99.93%程度にリンが0.035〜0.0
6%はいったものであり、OF銅とは、無酸素銅で純度
99.99%以上で酸素が10ppm以下のものをい
う。その結果を表1,図4および図5に示す。
【0056】
【表1】
【0057】図4は時間と銅溶解量との関係を示すグラ
フであり、図5は電流値と銅溶解量との関係を示すグラ
フである。これらの結果から、電流を流した時間に銅溶
解量が比例しており、電流値と銅溶解量とが比例してお
り、また、DC銅とOF銅とで溶解量に殆ど差が無いこ
とがわかる。
フであり、図5は電流値と銅溶解量との関係を示すグラ
フである。これらの結果から、電流を流した時間に銅溶
解量が比例しており、電流値と銅溶解量とが比例してお
り、また、DC銅とOF銅とで溶解量に殆ど差が無いこ
とがわかる。
【0058】また、上記の銅イオンを使用し、メッキ陰
極としてポリイミドフィルムにスパッタリングにより銅
膜を0.01μm形成したものを使用して、銅メッキを
おこない、厚さ10μmの銅メッキ層を得た。以下に処
理の諸元を示す。 ○電解電流 陽極25陰極24:2×10+2A/m2 メッキ陽極35メッキ陰極34:2×10+2A/m2 メッキ処理時間:0.5Hr ○メッキ陽極寸法:60mm巾×80mm長さ メッキ陰極寸法:同上 ○硫酸溶液濃度:220g/l ○ハロゲンイオン濃度:200mg/l ○原料銅 銅純度:99.99% 不純物としての銀含有量:7〜12ppm ○生成した銅(銅メッキ層) 銅純度:99.9999% 不純物としての銀含有量:0.1ppm以下 銅メッキ層の厚み分布:
極としてポリイミドフィルムにスパッタリングにより銅
膜を0.01μm形成したものを使用して、銅メッキを
おこない、厚さ10μmの銅メッキ層を得た。以下に処
理の諸元を示す。 ○電解電流 陽極25陰極24:2×10+2A/m2 メッキ陽極35メッキ陰極34:2×10+2A/m2 メッキ処理時間:0.5Hr ○メッキ陽極寸法:60mm巾×80mm長さ メッキ陰極寸法:同上 ○硫酸溶液濃度:220g/l ○ハロゲンイオン濃度:200mg/l ○原料銅 銅純度:99.99% 不純物としての銀含有量:7〜12ppm ○生成した銅(銅メッキ層) 銅純度:99.9999% 不純物としての銀含有量:0.1ppm以下 銅メッキ層の厚み分布:
【0059】上記の結果から、製造された銅においては
その純度が非常に高く、また、不純物としての銀が極め
て少なくなっていることが解る。
その純度が非常に高く、また、不純物としての銀が極め
て少なくなっていることが解る。
【0060】
【発明の効果】本発明の銅メッキ方法およびその装置,
銅製造方法およびその装置,金属メッキ方法およびその
装置,金属製造方法およびその装置によれば、イオン発
生槽においては、その内部を水素イオン交換膜で陽極室
と陰極室とに区画し、前記陰極室において陰極に通電し
て、陰極室中の水素イオンを陰極表面から水素ガスとし
て放出して、この陰極室中の水素イオン濃度を低減し、
水素イオン交換膜を介して、陽極室内部の水素イオンだ
けを陰極室に移動させ、陽極室内の陽イオンが低減した
状態で陽極に通電して、この陽極から銅イオン等の金属
イオンを前記陽極室内に溶出し、陽極室内の金属イオン
濃度を高め、この銅イオン等の金属イオンをメッキ槽に
供給するとともに、メッキ陽極およびメッキ陰極に通電
することにより、メッキ陽極では水素イオンを発生し、
メッキ陰極表面に銅等の金属を析出させることにより、
銅、銀、金、白金等、水素よりもイオン化傾向の小さい
金属であっても、容易にその金属イオンのメッキ、およ
び、純度を向上してその金属の製造をおこなうことが可
能となるという効果を奏することができる。同時に、酸
性水製造、水素ガスおよび酸素ガスの製造をおこなうこ
とも可能となる。
銅製造方法およびその装置,金属メッキ方法およびその
装置,金属製造方法およびその装置によれば、イオン発
生槽においては、その内部を水素イオン交換膜で陽極室
と陰極室とに区画し、前記陰極室において陰極に通電し
て、陰極室中の水素イオンを陰極表面から水素ガスとし
て放出して、この陰極室中の水素イオン濃度を低減し、
水素イオン交換膜を介して、陽極室内部の水素イオンだ
けを陰極室に移動させ、陽極室内の陽イオンが低減した
状態で陽極に通電して、この陽極から銅イオン等の金属
イオンを前記陽極室内に溶出し、陽極室内の金属イオン
濃度を高め、この銅イオン等の金属イオンをメッキ槽に
供給するとともに、メッキ陽極およびメッキ陰極に通電
することにより、メッキ陽極では水素イオンを発生し、
メッキ陰極表面に銅等の金属を析出させることにより、
銅、銀、金、白金等、水素よりもイオン化傾向の小さい
金属であっても、容易にその金属イオンのメッキ、およ
び、純度を向上してその金属の製造をおこなうことが可
能となるという効果を奏することができる。同時に、酸
性水製造、水素ガスおよび酸素ガスの製造をおこなうこ
とも可能となる。
【図1】 本発明に係る銅メッキ装置の第1実施形態
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図2】 図1におけるイオン発生槽を示す模式図で
ある。
ある。
【図3】 図1におけるメッキ槽を示す模式図であ
る。
る。
【図4】 本発明の実施例における時間と銅溶解量と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図5】 本発明の実施例における電流値と銅溶解量
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
1 銅イオン発生装置
2 イオン発生槽
3 メッキ槽
21 陽極室
22 陰極室
23 水素イオン交換膜
24 陰極
25B 原料銅
25A 導体籠
25 陽極
26 配管(銅イオン供給管)
34 メッキ陰極
34A 導電体
34B 銅メッキ層
35 メッキ陽極
36 水素イオン供給管
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 藤原 和雄
東京都千代田区九段北1丁目14番16号 株
式会社テクノ大手内
(72)発明者 松原 幸男
東京都千代田区九段北1丁目14番16号 株
式会社テクノ大手内
Fターム(参考) 4K058 AA11 BA21 BB04 CA04 DD22
Claims (11)
- 【請求項1】 イオン発生槽を水素イオン交換膜で陽
極室と陰極室とに区画し、 前記陰極室において、陰極表面から水素ガスを放出し、 前記陽極室において、陽極から銅イオンを前記陽極室内
に溶出するとともに、 前記イオン発生槽の前記陽極室から銅イオンをメッキ槽
に供給し、 前記メッキ槽において、被メッキ体をメッキ陰極として
銅メッキをおこなうことを特徴とする銅メッキ方法。 - 【請求項2】 前記陽極室と前記メッキ槽との間で、
循環する液流を形成することを特徴とする請求項1記載
の銅メッキ方法。 - 【請求項3】 イオン発生槽と、 前記イオン発生槽内部を陽極室と陰極室とに区画する水
素イオン交換膜と、 前記陰極室内に設けられ通電されて水素ガスを表面から
放出する陰極と、 前記陽極室に設けられ通電されて前記陽極室内に銅イオ
ンを溶出する陽極と、 前記イオン発生槽の前記陽極室に接続されるメッキ槽
と、 前記メッキ槽内部に設けられ通電されて水素イオンを発
生するメッキ陽極と、 前記メッキ槽内に設けられ通電されて表面に銅をメッキ
するメッキ陰極と、を具備してなることを特徴とする銅
メッキ装置。 - 【請求項4】 前記陽極室と前記メッキ槽との間で、
循環する液流を形成する循環手段が設けられてなること
を特徴とする請求項3記載の銅メッキ装置。 - 【請求項5】 イオン発生槽を水素イオン交換膜で陽
極室と陰極室とに区画し、 前記陰極室において、陰極表面から水素ガスを放出し、 硫酸を供給した前記陽極室において、陽極から銅イオン
を前記陽極室内に溶出するとともに、 前記イオン発生槽から銅イオンをメッキ槽に供給し、 前記メッキ槽において、メッキ陰極表面に銅を析出して
銅を製造することを特徴とする銅製造方法。 - 【請求項6】 イオン発生槽と、 該イオン発生槽内部を陽極室と陰極室とに区画する水素
イオン交換膜と、 前記陰極室内に設けられ通電されて水素ガスを表面から
放出する陰極と、 硫酸を供給した前記陽極室に設けられ通電されて前記陽
極室内に銅イオンを溶出する陽極と、 前記イオン発生槽の前記陽極室に接続されるメッキ槽
と、 前記メッキ槽内部に設けられ通電されて水素イオンを発
生するメッキ陽極と、 前記メッキ槽内に設けられ通電されて表面に銅を製造す
るメッキ陰極と、を具備してなることを特徴とする銅製
造装置。 - 【請求項7】 前記陽極が、原料無リン銅を有してな
ることを特徴とする請求項6記載の銅製造装置。 - 【請求項8】 イオン発生槽を水素イオン交換膜で陽
極室と陰極室とに区画し、 前記陰極室において、陰極表面から水素ガスを放出し、 前記陽極室において、陽極から金属イオンを前記陽極室
内に溶出するとともに、 前記イオン発生槽の前記陽極室から金属イオンをメッキ
槽に供給し、 前記メッキ槽において、被メッキ体をメッキ陰極として
金属メッキをおこなうことを特徴とする金属メッキ方
法。 - 【請求項9】 イオン発生槽と、 該イオン発生槽内部を陽極室と陰極室とに区画する水素
イオン交換膜と、 前記陰極室内に設けられ通電されて水素ガスを表面から
放出する陰極と、 前記陽極室に設けられ通電されて前記陽極室内に金属イ
オンを溶出する陽極と、 前記イオン発生槽の前記陽極室に接続されるメッキ槽
と、 前記メッキ槽内部に設けられ通電されて水素イオンを発
生するメッキ陽極と、 前記メッキ槽内に設けられ通電されて表面に金属をメッ
キするメッキ陰極と、を具備してなることを特徴とする
金属メッキ装置。 - 【請求項10】 イオン発生槽を水素イオン交換膜で
陽極室と陰極室とに区画し、 前記陰極室において、陰極表面から水素ガスを放出し、 前記陽極室において、陽極から金属イオンを前記陽極室
内に溶出するとともに、 前記イオン発生槽から金属イオンをメッキ槽に供給し、 前記メッキ槽において、メッキ陰極表面に金属を析出し
て金属を製造することを特徴とする金属製造方法。 - 【請求項11】 イオン発生槽と、 該イオン発生槽内部を陽極室と陰極室とに区画する水素
イオン交換膜と、 前記陰極室内に設けられ通電されて水素ガスを表面から
放出する陰極と、 前記陽極室に設けられ通電されて前記陽極室内に金属イ
オンを溶出する陽極と、 前記イオン発生槽の前記陽極室に接続されるメッキ槽
と、 前記メッキ槽内部に設けられ通電されて水素イオンを発
生するメッキ陽極と、 前記メッキ槽内に設けられ通電されて表面に金属を製造
するメッキ陰極と、を具備してなることを特徴とする金
属製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002136149A JP2003328199A (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | 銅メッキ方法およびその装置,銅製造方法およびその装置,金属メッキ方法およびその装置,金属製造方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002136149A JP2003328199A (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | 銅メッキ方法およびその装置,銅製造方法およびその装置,金属メッキ方法およびその装置,金属製造方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003328199A true JP2003328199A (ja) | 2003-11-19 |
Family
ID=29698276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002136149A Pending JP2003328199A (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | 銅メッキ方法およびその装置,銅製造方法およびその装置,金属メッキ方法およびその装置,金属製造方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003328199A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008038213A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Mitsubishi Materials Corp | 特に高純度な硫酸銅水溶液又は硫酸鉄を含む硫酸銅水溶液の製造方法及び製造装置、並びに特に高純度な硫酸銅水溶液又は硫酸鉄を含む硫酸銅水溶液 |
| JP2015054982A (ja) * | 2013-09-11 | 2015-03-23 | アサヒプリテック株式会社 | Agの電解精製装置、および該装置を用いたAgの電解精製方法 |
| JP2017155343A (ja) * | 2017-06-15 | 2017-09-07 | アサヒプリテック株式会社 | Agの電解精製装置 |
| JP2017179533A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 国立大学法人秋田大学 | 銅イオン含有水溶液の製造方法及び製造装置 |
| JP2021046604A (ja) * | 2019-09-19 | 2021-03-25 | 鐘瑩瑩 | 金属被覆装置 |
-
2002
- 2002-05-10 JP JP2002136149A patent/JP2003328199A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008038213A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Mitsubishi Materials Corp | 特に高純度な硫酸銅水溶液又は硫酸鉄を含む硫酸銅水溶液の製造方法及び製造装置、並びに特に高純度な硫酸銅水溶液又は硫酸鉄を含む硫酸銅水溶液 |
| JP2015054982A (ja) * | 2013-09-11 | 2015-03-23 | アサヒプリテック株式会社 | Agの電解精製装置、および該装置を用いたAgの電解精製方法 |
| JP2017179533A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 国立大学法人秋田大学 | 銅イオン含有水溶液の製造方法及び製造装置 |
| JP2017155343A (ja) * | 2017-06-15 | 2017-09-07 | アサヒプリテック株式会社 | Agの電解精製装置 |
| JP2021046604A (ja) * | 2019-09-19 | 2021-03-25 | 鐘瑩瑩 | 金属被覆装置 |
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