JP2003346768A - 非水電解質二次電池 - Google Patents
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Abstract
制し、発電要素の変形を未然に防ぎ、高い安全性を有す
る非水電解質二次電池を提供する。 【解決手段】正極板と負極板とがセパレータを介して配
されてなる発電要素が金属箔層と樹脂フィルム層とから
構成される金属ラミネート樹脂フィルム製の単電池ケー
スに収納された非水電解質二次電池において、正極リー
ドと負極リードと、前記発電要素の集電体と前記単電池
ケースの溶着部とを接続する第3のリードを少なくとも
1つ備え、前記第3のリードの熱伝導率が前記正極リー
ドおよび負極リードの熱伝導率以上であることを特徴と
する。
Description
ミネート樹脂フィルム製の単電池ケースに収納された非
水電解質二次電池に関するものである。
子機器の小形・軽量化を次々と実現させている。それに
伴い、電源である電池に対しても、一層の小型化、軽量
化、高エネルギー密度化が求められるようになってい
る。
池、ニッケルカドミウム電池等の水溶液系電池が主流で
あった。しかし、これらの水溶液系電池は、信頼性には
優れるものの、電池重量やエネルギー密度の点では十分
に満足できるものとは言えない。
ギー密度を有する非水電解質二次電池が使用され始めて
いる。非水電解質二次電池の代表的なものとしては、リ
チウムイオンの可逆的インターカレーションが可能な物
質を負極材料に用いたリチウムイオン二次電池がある。
極材料をその支持体である負極集電体に保持してなる負
極板、リチウムコバルト複合酸化物のようにリチウムイ
オンと可逆的に電気化学反応をする正極活物質をその支
持体である正極集電体に保持してなる正極板、電解液を
保持するとともに負極板と正極板との間に介在して両極
の短絡を防止するセパレータからなっている。
も薄いシートないし箔状に成形されたものを、セパレー
タを介して順に積層又は渦巻き状に巻回し、発電要素と
する。そしてこの発電要素を、ステンレス、ニッケルメ
ッキを施した鉄、又はアルミニウム製等の金属缶からな
る電池容器に収納され、電解液を注液後、蓋板で密封固
着して、電池が組み立てられる。
気密性が高く、かつ機械的強度に優れてはいるものの、
電池の軽量化や電池容器の材料、デザインには大きな制
約となる。
ースの材質に金属箔を樹脂フィルムでラミネートした、
金属ラミネート樹脂フィルムを用いる方法が提案されて
いる。その例が特願2001−212541号に開示さ
れている。
示す。図10において、1は金属ラミネート樹脂フィル
ムケース、2は発電要素、3は正極リード、4は負極リ
ードである。この非水電解質二次電池では、金属ラミネ
ート樹脂フィルムに深絞り加工をすることによりあらか
じめ溝部を作っておき、この溝部に発電要素を収納した
後、残りの3辺を熱溶着することにより封口したもので
ある。
の漏液や電池外部からの水分等の侵入がなく、かつ非水
電解質二次電池の軽量化を図ることができる。
うな金属ラミネート樹脂フィルムの単電池ケースを用い
た非水電解質二次電池は、過充電等において、温度上昇
とともに電池内部で合剤および電解液の分解が起き、ガ
スが発生した場合、金属ラミネート樹脂フィルムケース
が膨張することがあり、その結果、発電要素の変形を起
こし、発煙するという問題があった。
上昇とともに電池内部にガスが発生した場合、発生した
熱により金属ラミネート樹脂フィルムケースの溶着部分
を開口させ、ガスを電池外部にすみやかに放出すること
により、金属ラミネート樹脂フィルムケースの膨張を抑
制し、発電要素の変形を未然に防ぎ、高い安全性を有す
る非水電解質二次電池を提供することを目的とするもの
である。
板と負極板とがセパレータを介して配されてなる発電要
素が金属箔層と樹脂フィルム層とから構成される金属ラ
ミネート樹脂フィルム製の単電池ケースに収納された非
水電解質二次電池において、正極リードと負極リード
と、前記発電要素の集電体と前記単電池ケースの溶着部
とを接続する第3のリードを少なくとも1つ備え、前記
第3のリードの熱伝導率が前記正極リードおよび負極リ
ードの熱伝導率以上であることを特徴とする。
で発生した熱を、第3のリードを通じて単電池ケースの
溶着部に伝達することにより、溶着部の樹脂フィルム層
を溶融し、電池内で発生したガスを放出することで内圧
を開放し、単電池ケースの膨張を抑制し、発電要素の変
形を未然に防ぎ、高い安全性を有する非水電解質二次電
池を提供することができる。
池において、金属ラミネート樹脂フィルムの樹脂フィル
ム層より低融点である樹脂層を、前記第3のリードと接
するように、単電池ケース溶着部の前記金属ラミネート
樹脂フィルムの樹脂フィルム層と前記第3のリードとの
間に備えることを特徴とする。
で発生した熱を、第3のリードを通じて単電池ケースの
溶着部に伝達することにより、金属ラミネート樹脂フィ
ルムの樹脂フィルム層と前記第3のリードとの間に備え
た低融点樹脂層を溶融し、電池内で発生したガスを容易
に放出することで内圧を開放し、単電池ケースの膨張を
抑制し、発電要素の変形を未然に防ぎ、高い安全性を有
する非水電解質二次電池を提供することができる。
パレータを介して配されてなる発電要素が金属箔層と樹
脂フィルム層とから構成される金属ラミネート樹脂フィ
ルム製の単電池ケースに収納された非水電解質二次電池
において、前記金属ラミネート樹脂フィルムを構成する
樹脂フィルム層より低融点である樹脂層を、正極リード
または負極リードの少なくとも一方と接するように、単
電池ケース溶着部の前記金属ラミネート樹脂フィルムの
樹脂フィルム層と前記正極リードまたは負極リードの少
なくとも一方との間に備えることを特徴とする。
で発生した熱を、正極リードまたは負極リードの少なく
とも一方を通じて単電池ケースの溶着部に伝達すること
により、前記金属ラミネート樹脂フィルムの樹脂フィル
ム層と前記正極リードまたは負極リードの少なくとも一
方との間に備え備えた低融点樹脂層を溶融し、電池内で
発生したガスを放出することで内圧を開放し、単電池ケ
ースの膨張を抑制し、発電要素の変形を未然に防ぎ、高
い安全性を有する非水電解質二次電池を提供することが
できる。
照して説明する。図1〜図9にその構造を示す。図1〜
図9において、1は金属ラミネート樹脂フィルムケー
ス、2は発電要素、3は正極端子、4は負極端子、5は
金属ラミネート樹脂フィルムケースの溶着部分、6は正
極端子のリード、7は低融点樹脂層、8は金属ラミネー
ト樹脂フィルムの樹脂フィルム層、9は金属ラミネート
樹脂フィルムの金属箔層である。
構造の一例を示す斜視図、図2は、図1に示した非水電
解質二次電池の溶着部分(図1のA−A’断面)を示す
断面図、図3は、図1に示した非水電解質二次電池の溶
着部分(図1のB−B’断面)を示す断面図である。
に示したように、金属ラミネート樹脂フィルムケース1
に発電要素2が収納されたものである。金属ラミネート
樹脂フィルムは溶着部分5で溶着され、この溶着部5か
ら、正極端子3と負極端子4とが引き出されている。そ
して、正極端子3および負極端子4以外に第3のリード
6を備えており、この第3のリード6は、一方の端が発
電要素2の正極集電体あるいは負極集電体に接合されて
おり、また他方の端は金属ラミネート樹脂フィルムケー
ス1の溶着部分5の、樹脂フィルム層の間に挟み込んで
溶着されている。
電池の溶着部分(図1のA−A’断面)の断面は図2に
示したように、樹脂フィルム層/金属層/樹脂フィルム
層の3層からなる金属ラミネート樹脂フィルムの間に、
正極端子3、負極端子4および第3のリード6が挟み込
まれている。そして、正極端子3、負極端子4および第
3のリード6が挟み込まれていない溶着部分は、樹脂フ
ィルム層/金属層/樹脂フィルム層の3層からなる金属
ラミネート樹脂フィルムを2枚溶着させ、一方の樹脂フ
ィルム層と他方の樹脂フィルム層が一体化されているた
め、その断面は見かけ上、図2に示したように、樹脂フ
ィルム層/金属層/樹脂フィルム層/金属層/樹脂フィ
ルム層の5層構造となっている。
電池の溶着部分(図1のB−B’断面)の断面は図3に
示したように、樹脂フィルム層/金属層/樹脂フィルム
層の3層からなる2枚の金属ラミネート樹脂フィルムの
間に、第3のリード6が挟み込まれている。
電池においては、発電要素の内部で発生した熱を、第3
のリードを通じて単電池ケースの溶着部にすばやく伝達
することにより、溶着部の樹脂フィルム層を溶融し、溶
着部分を開口し、電池内の温度上昇によって電池内で発
生したガスを放出することで内圧を開放し、単電池ケー
スの膨張を抑制し、発電要素の変形を未然に防ぎ、高い
安全性を有する非水電解質二次電池を提供することがで
きる。
3のリードを通じて単電池ケースの溶着部にすばやく伝
達するためには、第3のリードの熱伝導率が、正極リー
ドまたは負極リードのいずれか一方の熱伝導率と同程度
か、または大きいことが好ましい。
の、構造の他の例を示す斜視図、図5は、図4に示した
非水電解質二次電池の溶着部分(図4のA−A’断面)
を示す断面図、図6は、図4に示した非水電解質二次電
池の溶着部分(図4のB−B’断面)を示す断面図であ
る。
電池では、第3のリード6を備えた金属ラミネート樹脂
フィルムケースの溶着部に、金属ラミネート樹脂フィル
ムを構成する樹脂フィルム層より低融点である樹脂層
(以下、低融点樹脂層とする)7を備えている。
脂層7は、金属ラミネート樹脂フィルムを構成する樹脂
フィルム層8と第3のリード6との間に備えられてい
る。この低融点樹脂層7は、金属ラミネート樹脂フィル
ムケースの溶着時に、溶着部に挟み込み、熱溶着等によ
り接合したものである。
電池においては、発電要素の内部で発生した熱を、第3
のリードを通じて単電池ケースの溶着部に伝達すること
により、金属ラミネート樹脂フィルムの樹脂フィルム層
8と第3のリード6との間に備えた低融点樹脂層7を溶
融し、溶着部分を開口し、電池内の温度上昇によって電
池内で発生したガスを容易に放出することで内圧を開放
し、単電池ケースの膨張を抑制し、発電要素の変形を未
然に防ぎ、高い安全性を有する非水電解質二次電池を提
供することができる。
7は樹脂フィルム層8と第3のリード6との間の、第3
のリード6の片面にのみ備えたが、低融点樹脂層7を第
3のリード6の両面に備えることもできる。また、低融
点樹脂層7は、樹脂フィルム層8と第3のリード6との
間の全面に備えてもよいし、樹脂フィルム層8と第3の
リード6との間の少なくとも一部に備えてもよい。
構造のもうひとつの例を示す斜視図、図8は、図7に示
した非水電解質二次電池の溶着部分(図7のA−A’断
面)を示す断面図、図9は、図7に示した非水電解質二
次電池の溶着部分(図7のB−B’断面)を示す断面図
である。
電池では、金属ラミネート樹脂フィルムを構成する樹脂
フィルム層より低融点である樹脂層を、正極リードと接
するように、単電池ケース溶着部の金属ラミネート樹脂
フィルムの樹脂フィルム層と正極リードとの間に備えて
いる。
脂層7は、金属ラミネート樹脂フィルムを構成する樹脂
フィルム層8と正極リード3との間に備えられている。
この低融点樹脂層7は、金属ラミネート樹脂フィルムケ
ースの溶着時に、溶着部に挟み込み、熱溶着等により接
合したものである。
電池においては、発電要素の内部で発生した熱を、正極
リードを通じて単電池ケースの溶着部に伝達することに
より、金属ラミネート樹脂フィルムの樹脂フィルム層と
正極リードとの間に備え備えた低融点樹脂層を溶融し、
溶着部分を開口し、電池内で発生したガスを放出するこ
とで内圧を開放し、単電池ケースの膨張を抑制し、発電
要素の変形を未然に防ぎ、高い安全性を有する非水電解
質二次電池を提供することができる。
層7は、金属ラミネート樹脂フィルムを構成する樹脂フ
ィルム層8と正極リード3との間に備えた例を示した
が、、低融点樹脂層7は、金属ラミネート樹脂フィルム
を構成する樹脂フィルム層8と負極リード4との間に備
えてもよく、また、樹脂フィルム層8と正極リード3と
の間および樹脂フィルム層8と負極リード4との間に備
えてもよい。
7は樹脂フィルム層8と正極リード6との間の、正極リ
ード6の片面にのみ備えたが、低融点樹脂層7を正極リ
ード6の両面に備えることもできる。また、低融点樹脂
層7は、樹脂フィルム層8と正極リード6との間の全面
に備えてもよいし、樹脂フィルム層8と正極リード6と
の間の少なくとも一部に備えてもよい。このことは、負
極リードについてもあてはまる。
は、正極リードおよび負極リードが取り付けられている
金属ラミネート樹脂フィルムの溶着部に取り付けたが、
第3のリードの取り付け場所は特に限定されるものでは
なく、発電要素の形状やリードの位置により、取り付け
やすい場所に取り付けることができる。
び負極板を、いずれも薄いシートないし箔状に成形した
ものを、順に積層したもの又は渦巻き状に巻回したもの
のどちらであってもよい。
としては、銅、アルミニウム、アルミニウム合金、チタ
ン箔などを使用することができる。また金属ラミネート
樹脂フィルムの樹脂部の材質としては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの熱
可塑性高分子材料であればどのような物質でもよい。
フィルム層や金属箔層は、それぞれ1層に限定されるも
のではなく、2層以上であってもかまわない。
る第3のリードの材質としては、銅、アルミニウムなど
の伝熱性のよい金属であればどのような金属でも良い。
しては、金属ラミネート樹脂フィルムを熱溶着すること
によって封筒状に成形したり、2枚の金属ラミネート樹
脂フィルムの4辺を熱溶着したり、1枚のシートを2つ
折りにして3辺を熱溶着したもの、金属ラミネート樹脂
フィルムをプレス成形してカップ状にしたものに発電要
素を入れるようなケースなど、あらゆる形状のものを適
用することができる。
は、ポリ塩化ビニル、アイオノマー、ポリエチレンな
ど、融点が電池ケースを構成する樹脂フィルム層より低
融点である熱可塑性高分子材料であればどのような物質
でもよい。
解液溶媒としては、エチレンカーボネート、プロピレン
カーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボ
ネート、エチルメチルカーボネート、γ−ブチロラクト
ン、スルホラン、ジメチルスルホキシド、アセトニトリ
ル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタ
ン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラ
ン、ジオキソラン、メチルアセテート等の極性溶媒、も
しくはこれらの混合物を使用してもよい。
ては、LiPF6、LiClO4、LiBF4、LiA
sF6、LiCF3CO2、LiCF3SO3、LiN
(SO2CF3)2、LiN(SO2CF2C
F3)2、LiN(COCF3)2およびLiN(CO
CF2CF3)2などの塩もしくはこれらの混合物でも
よい。
体としては、絶縁性のポリエチレン微多孔膜に電解液を
含浸したものや、高分子固体電解質、高分子固体電解質
に電解液を含有させたゲル状電解質等も使用できる。ま
た、絶縁性の微多孔膜と高分子固体電解質等を組み合わ
せて使用してもよい。さらに、高分子固体電解質として
有孔性高分子固体電解質膜を使用する場合、高分子中に
含有させる電解液と、細孔中に含有させる電解液とが異
なっていてもよい。
可能な化合物としては、無機化合物としては、組成式L
ixMO2、またはLiyM2O4(ただしM は遷移
金属、0≦x≦1、0≦y≦2 )で表される、複合酸
化物、トンネル状の空孔を有する酸化物、層状構造の金
属カルコゲン化物を用いることができる。その具体例と
しては、LiCoO2、LiNiO2、LiMn
2O4、Li2Mn2O4、MnO2、FeO2、V2
O5、V6O13、TiO2、TiS2等が挙げられ
る。また、有機化合物としては、例えばポリアニリン等
の導電性ポリマー等が挙げられる。さらに、無機化合
物、有機化合物を問わず、上記各種活物質を混合して用
いてもよい。
l、Si、Pb、Sn、Zn、Cd等とリチウムとの合
金、LiFe2O3、WO2、MoO2等の遷移金属酸
化物、グラファイト、カーボン等の炭素質材料、Li5
(Li3N)等の窒化リチウム、もしくは金属リチウム
箔、又はこれらの混合物を用いてもよい。
以下はあくまでも実施例として示したものに過ぎず、本
発明の範囲を限定するものではない。
のと同じ構造の、発電要素の集電体と金属ラミネート樹
脂フィルムケースの溶着部とを接続する第3のリードを
備えた非水電解質二次電池を、以下に示したようにして
作製した。
て、外側からポリエチレンテレフタレート(PET)フ
ィルム/アルミニウム箔/ポリエチレンフィルムからな
る、厚みが200μmの積層フィルムを用いた。
量部と、導電材のアセチレンブラック5重量部と、結着
剤のポリフッ化ビニリデン5重量部とを混合し、N−メ
チル−2−ピロリドンを適宜加えて分散させ、スラリー
を調製した。このスラリーを厚み30μmのアルミニウ
ム集電体に均一に塗布、乾燥させた後、ロールプレスで
圧縮し、所望の大きさに切断することにより正極板を作
製した。得られた正極板は、厚さ200μm、幅50m
m、長さ200mmとした。
リフッ化ビニリデン10重量部とを混合し、N−メチル
−2−ピロリドンを適宜加えて分散させ、スラリーを調
製した。このスラリーを厚み20μmの銅集電体に均一
に塗布、乾燥させた後、ロールプレスで圧縮し、所望の
大きさに切断することにより負極板を作製した。得られ
た負極板は、厚さ150μm、幅52mm、長さ250
mmとした。
ポリエチレンフィルムを用いた。非水電解液には、エチ
レンカーボネート(EC)とエチルメチルカーボネート
(EMC)の容積比50:50の混合液にLiPF6を
1モル/リットル溶解したものを用いた。
正極集電体の最内周部に接合し、またもう一方の端をラ
ミネートケースのリード部溶着時に、ラミネートケース
溶着部分の樹脂フィルム層の間に挟み込み溶着した。第
3のリードとしては厚み30μm、幅20mm、長さ5
0mmのアルミニウム箔を用いた。
とを、セパレータを介して、負極、セパレータ、正極、
セパレータの順に積層してから多数回巻回し、巻回型発
電要素とした。この巻回型発電要素を金属ラミネート樹
脂フィルムケースに収納し、幅40mm、高さ60m
m、厚み5mmの非水電解質二次電池を製作し、この電
池を電池Aとした。
0mA定電流で4.1Vまで、さらに4.1V定電圧
で、合計3時間充電し、その後、500mA定電流で
2.75Vまで放電した際の放電容量は500mAhで
あった。
のと同じ構造の、金属ラミネート樹脂フィルムケースの
リード部溶着時に、低融点樹脂を第3のリードと接する
ように、単電池ケース溶着部分の金属ラミネート樹脂フ
ィルムの樹脂フィルム層と第3のリードとの間に備えた
以外は電池Aと同じ構成の、電池Bを製作した。低融点
樹脂としては厚みが100μm、大きさ10mm×10
mmのポリ塩化ビニルの単層フィルムを用いた。
のと同じ構造の、第3のリードを備えていない点および
低融点樹脂を正極リードと接するように金属ラミネート
樹脂フィルムケース溶着部分の金属ラミネート樹脂フィ
ルムの樹脂フィルム層と正極リードとの間に備えた点以
外は電池Aと同じ構成の、電池Cを製作した。低融点樹
脂としては厚みが100μm、大きさ10mm×10m
mのポリ塩化ビニルの単層フィルムを用いた。
のと同じ構造の、第3のリードを備えていない点および
低融点樹脂を負極リードと接するように金属ラミネート
樹脂フィルムケース溶着部分の金属ラミネート樹脂フィ
ルムの樹脂フィルム層と負極リードとの間に備えている
点以外は電池Aと同じ構成の、電池Dを製作した。低融
点樹脂としては厚みが100μm、大きさ10mm×1
0mmのポリ塩化ビニルの単層フィルムを用いた。
のと同じ構造の、金属ラミネート樹脂フィルムケースと
して外側からPETフィルム/アルミニウム箔/ポリプ
ロピレンフィルムからなる、厚みが200μmの積層フ
ィルムを用いた点以外は電池Aと同じ構成の、電池Eを
製作した。
のと同じ構造の、金属ラミネート樹脂フィルムケースと
して、外側からPETフィルム/アルミニウム箔/ポリ
プロピレンフィルムからなる、厚みが200μmの積層
フィルムを用いた点、および低融点樹脂として、厚みが
100μm、大きさ10mm×10mmのポリエチレン
の単層フィルムを用いた点以外は電池Bと同じ構成の、
電池Fを製作した。
のと同じ構造の、金属ラミネート樹脂フィルムケースと
して、外側からPETフィルム/アルミニウム箔/ポリ
プロピレンフィルムからなる、厚みが200μmの積層
フィルムを用いた点、および低融点樹脂として、厚みが
100μm、大きさ10mm×10mmのポリエチレン
の単層フィルムを用いた点以外は電池Cと同じ構成の、
電池Gを製作した。
のと同じ構造の、金属ラミネート樹脂フィルムケースと
して、外側からPETフィルム/アルミニウム箔/ポリ
プロピレンフィルムからなる、厚みが200μmの積層
フィルムを用いた点、および低融点樹脂として、厚みが
100μm、大きさ10mm×10mmのポリエチレン
の単層フィルムを用いた点以外は電池Dと同じ構成の、
電池Hを製作した。
外は電池Aと同じ構成の、電池Iを製作した。
ケースとして、外側からPETフィルム/アルミニウム
箔/ポリプロピレンフィルムからなる、厚みが200μ
mの積層フィルムを用いた点以外は電池Iと同じ構成
の、電池Jを製作した。
C、D、E、F、GおよびHおよび比較例1の電池Iお
よび比較例2の電池Jを各100セルづつ製作し、各電
池について2A定電流で1時間の過充電試験をおこなっ
た。そして、金属ラミネート樹脂フィルムケースの状態
を観察した。
1において、「未開口」とは、1時間の過充電試験終了
後も金属ラミネート樹脂フィルムケースが元の状態であ
る電池、「開口」とは、過充電試験開始後1時間以内に
金属ラミネート樹脂フィルムケース開口し、電池内のガ
スが放出された電池、また、「発煙」とは、過充電試験
開始後1時間以内に金属ラミネート樹脂フィルムケース
開口し、電池内のガスが吹き出し、発煙が見られた、安
全性に劣る電池を示す。数字は、試験した100セルの
内訳を示す。
溶着部分に備えていない比較例1の電池Iおよび比較例
2の電池Jの場合、過充電試験において、10セル以上
で発煙が見られたが、第3のリードを備えた実施例1の
電池A、実施例2の電池B、実施例5の電池E、実施例
6の電池Fの場合、発煙する電池が生じないことがわか
った。
フィルムケースの溶着部分に備えていない場合であって
も、低融点樹脂を正極リードまたは負極リードの少なく
とも一方と接するように、金属ラミネート樹脂フィルム
ケースの樹脂フィルム層と正極リードまたは負極リード
との間に備えた実施例3の電池C、実施例4の電池D、
実施例7の電池G、実施例8の電池Hの場合、発煙する
電池が生じないことがわかった。
塩化ビニルまたはポリエチレンを使用したが、融点が金
属ラミネート樹脂フィルムケースを構成する樹脂フィル
ム層より低融点である熱可塑性高分子材料を用いても同
じ効果が得られる。
て、温度上昇とともに発電要素の内部で発生した熱を、
第3のリードを通じて単電池ケースの溶着部に伝達する
ことにより、溶着部の樹脂フィルム層を溶融し、電池内
で発生したガスを放出することで内圧を開放し、単電池
ケースの膨張・破裂を未然に防ぎ、高い安全性を有する
非水電解質二次電池を提供することができる。
示す斜視図。
(図1のA−A’面)を示す断面図。
(図1のB−B’断面)を示す断面図。
を示す斜視図。
(図4のA−A’断面)を示す断面図。
(図4のB−B’断面)を示す断面図。
とつの例を示す斜視図。
(図7のA−A’断面)を示す断面図。
(図7のB−B’断面)を示す断面図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 正極板と負極板とがセパレータを介して
配されてなる発電要素が金属箔層と樹脂フィルム層とか
ら構成される金属ラミネート樹脂フィルム製の単電池ケ
ースに収納された非水電解質二次電池において、正極リ
ードと負極リードと、前記発電要素の集電体と前記単電
池ケースの溶着部とを接続する第3のリードを少なくと
も1つ備え、前記第3のリードの熱伝導率が前記正極リ
ードおよび負極リードの熱伝導率以上であることを特徴
とする非水電解質二次電池。 - 【請求項2】 前記金属ラミネート樹脂フィルムの樹脂
フィルム層より低融点である樹脂層を、前記第3のリー
ドと接するように、単電池ケース溶着部の前記金属ラミ
ネート樹脂フィルムの樹脂フィルム層と前記第3のリー
ドとの間に備えることを特徴とする請求項1記載の非水
電解質二次電池。 - 【請求項3】 正極板と負極板とがセパレータを介して
配されてなる発電要素が金属箔層と樹脂フィルム層とか
ら構成される金属ラミネート樹脂フィルム製の単電池ケ
ースに収納された非水電解質二次電池において、前記金
属ラミネート樹脂フィルムを構成する樹脂フィルム層よ
り低融点である樹脂層を、正極リードまたは負極リード
の少なくとも一方と接するように、単電池ケース溶着部
の前記金属ラミネート樹脂フィルムの樹脂フィルム層と
前記正極リードまたは負極リードの少なくとも一方との
間に備えることを特徴とする非水電解質二次電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002156275A JP2003346768A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 非水電解質二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002156275A JP2003346768A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 非水電解質二次電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003346768A true JP2003346768A (ja) | 2003-12-05 |
Family
ID=29772566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002156275A Pending JP2003346768A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 非水電解質二次電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003346768A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US12218376B2 (en) | 2021-02-18 | 2025-02-04 | Prime Planet Energy & Solutions, Inc. | Battery pack |
-
2002
- 2002-05-29 JP JP2002156275A patent/JP2003346768A/ja active Pending
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