JP2003231870A - ポリオレフィン系樹脂発泡体シート - Google Patents
ポリオレフィン系樹脂発泡体シートInfo
- Publication number
- JP2003231870A JP2003231870A JP2002032796A JP2002032796A JP2003231870A JP 2003231870 A JP2003231870 A JP 2003231870A JP 2002032796 A JP2002032796 A JP 2002032796A JP 2002032796 A JP2002032796 A JP 2002032796A JP 2003231870 A JP2003231870 A JP 2003231870A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- styrene
- foam sheet
- resin foam
- polyolefin resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 在庫時における接着性の低下が少なく、長期
に保管された場合でも屋根材などの生産性が良好なポリ
オレフィン系樹脂発泡体シートを提供する。 【解決手段】 表面にホットメルト接着剤が塗布されて
なるポリオレフィン系樹脂発泡体シートであって、該接
着剤が合成ゴム及び粘着付与樹脂からなり、合成ゴムが
SIS(スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重
合体)と、SBS(スチレン−ブタジエン−スチレンブ
ロック共重合体)及び/またはSEBS(スチレン−エ
チレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体)との混
合物からなる、好ましくはポリオレフィン系樹脂発泡性
シートの原反の表面にホットメルト接着剤を塗布した
後、該発泡性シートの原反を加熱して発泡させたポリオ
レフィン系樹脂発泡体シート
に保管された場合でも屋根材などの生産性が良好なポリ
オレフィン系樹脂発泡体シートを提供する。 【解決手段】 表面にホットメルト接着剤が塗布されて
なるポリオレフィン系樹脂発泡体シートであって、該接
着剤が合成ゴム及び粘着付与樹脂からなり、合成ゴムが
SIS(スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重
合体)と、SBS(スチレン−ブタジエン−スチレンブ
ロック共重合体)及び/またはSEBS(スチレン−エ
チレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体)との混
合物からなる、好ましくはポリオレフィン系樹脂発泡性
シートの原反の表面にホットメルト接着剤を塗布した
後、該発泡性シートの原反を加熱して発泡させたポリオ
レフィン系樹脂発泡体シート
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリオレフィン系
樹脂発泡体シートに関し、特に断熱効果や防音効果を付
与するために好適に用いられる接着剤付きのポリオレフ
ィン系樹脂発泡体シートに関する。
樹脂発泡体シートに関し、特に断熱効果や防音効果を付
与するために好適に用いられる接着剤付きのポリオレフ
ィン系樹脂発泡体シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋根材などに断熱効果や防音効果
を付与するために、金属製の屋根材にポリオレフィン系
樹脂発泡体シートを積層する方法が実施されている。上
記積層体を得るにあたっては、表面に接着剤が塗布され
たポリオレフィン系樹脂発泡体シートが多用されてい
る。このような接着剤付きポリオレフィン系樹脂発泡体
シートとしては、例えば溶剤系接着剤を塗布したものや
水系エマルジョン接着剤を塗布したもの等が従来用いら
れてきた。このようなシートを、工場などの鋼板製の屋
根の裏側に断熱材や防音材として接着して用いる場合、
シートに接着剤が塗布されていないものは、鋼板とシー
トとを別途接着剤などを用いて貼り合わせる必要があ
る。一方、最近提案された加熱再活性可能なホットメル
ト接着剤付きのシートを用いる場合は、予め鋼板を加熱
してその熱で塗布された接着剤を再活性して貼り合わせ
ること等が出来る点で好適である(特開2001−26
1872号公報参照)。しかし、このような加熱再活性
型の接着剤を用いる場合には、できるだけ低温の加熱で
接着可能なものが要望されている。
を付与するために、金属製の屋根材にポリオレフィン系
樹脂発泡体シートを積層する方法が実施されている。上
記積層体を得るにあたっては、表面に接着剤が塗布され
たポリオレフィン系樹脂発泡体シートが多用されてい
る。このような接着剤付きポリオレフィン系樹脂発泡体
シートとしては、例えば溶剤系接着剤を塗布したものや
水系エマルジョン接着剤を塗布したもの等が従来用いら
れてきた。このようなシートを、工場などの鋼板製の屋
根の裏側に断熱材や防音材として接着して用いる場合、
シートに接着剤が塗布されていないものは、鋼板とシー
トとを別途接着剤などを用いて貼り合わせる必要があ
る。一方、最近提案された加熱再活性可能なホットメル
ト接着剤付きのシートを用いる場合は、予め鋼板を加熱
してその熱で塗布された接着剤を再活性して貼り合わせ
ること等が出来る点で好適である(特開2001−26
1872号公報参照)。しかし、このような加熱再活性
型の接着剤を用いる場合には、できるだけ低温の加熱で
接着可能なものが要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらのシートは製造
後実際に接着して使用されるまでに長期に保管されるこ
とが多く、本発明者の検討によれば、従来の加熱再活性
型ホットメルト接着剤付きのポリオレフィン系樹脂発泡
体シートを使用する場合には、時間の経過と共に接着性
が低下する場合があった。そのため、屋根材等の生産に
使用される際に、鋼板の温度を通常よりも高温にして接
着する必要性が生じ生産性が低下する場合があった。
後実際に接着して使用されるまでに長期に保管されるこ
とが多く、本発明者の検討によれば、従来の加熱再活性
型ホットメルト接着剤付きのポリオレフィン系樹脂発泡
体シートを使用する場合には、時間の経過と共に接着性
が低下する場合があった。そのため、屋根材等の生産に
使用される際に、鋼板の温度を通常よりも高温にして接
着する必要性が生じ生産性が低下する場合があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来のポリオレフィ
ン系樹脂発泡体シートの問題点に鑑み、在庫時における
接着性の低下が少なく、長期に保管された場合でも屋根
材などの生産性が良好なポリオレフィン系樹脂発泡体シ
ートを提供することにある。
ン系樹脂発泡体シートの問題点に鑑み、在庫時における
接着性の低下が少なく、長期に保管された場合でも屋根
材などの生産性が良好なポリオレフィン系樹脂発泡体シ
ートを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のポリオレ
フィン系樹脂発泡体シートは、表面にホットメルト接着
剤が塗布されてなるポリオレフィン系樹脂発泡体シート
であって、該接着剤が合成ゴム及び粘着付与樹脂からな
り、合成ゴムがスチレン−イソプレン−スチレンブロッ
ク共重合体と、スチレン−ブタジエン−スチレンブロッ
ク共重合体及び/またはスチレン−エチレン−ブチレン
−スチレンブロック共重合体との混合物からなることを
特徴とする。請求項2記載のポリオレフィン系樹脂発泡
体シートは、ポリオレフィン系樹脂発泡性シートの原反
の表面にホットメルト接着剤を塗布した後、該発泡性シ
ートの原反を加熱して発泡させたポリオレフィン系樹脂
発泡体シートであって、該接着剤が合成ゴム及び粘着付
与樹脂からなり、合成ゴムがスチレン−イソプレン−ス
チレンブロック共重合体と、スチレン−ブタジエン−ス
チレンブロック共重合体及び/またはスチレン−エチレ
ン−ブチレン−スチレンブロック共重合体との混合物か
らなることを特徴とする。
フィン系樹脂発泡体シートは、表面にホットメルト接着
剤が塗布されてなるポリオレフィン系樹脂発泡体シート
であって、該接着剤が合成ゴム及び粘着付与樹脂からな
り、合成ゴムがスチレン−イソプレン−スチレンブロッ
ク共重合体と、スチレン−ブタジエン−スチレンブロッ
ク共重合体及び/またはスチレン−エチレン−ブチレン
−スチレンブロック共重合体との混合物からなることを
特徴とする。請求項2記載のポリオレフィン系樹脂発泡
体シートは、ポリオレフィン系樹脂発泡性シートの原反
の表面にホットメルト接着剤を塗布した後、該発泡性シ
ートの原反を加熱して発泡させたポリオレフィン系樹脂
発泡体シートであって、該接着剤が合成ゴム及び粘着付
与樹脂からなり、合成ゴムがスチレン−イソプレン−ス
チレンブロック共重合体と、スチレン−ブタジエン−ス
チレンブロック共重合体及び/またはスチレン−エチレ
ン−ブチレン−スチレンブロック共重合体との混合物か
らなることを特徴とする。
【0006】以下に本発明をさらに詳細に説明する。本
発明のポリオレフィン系樹脂発泡体シートは、ポリオレ
フィン系樹脂を主成分とする発泡体シートの表面にホッ
トメルト接着剤が塗布されてなるものである。上記ポリ
オレフィン系樹脂としては、特に特に限定されず、例え
ば、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポ
リプロピレン等が挙げられ、これらは単独で用いられて
もよいし、2種以上併用されてもよい。
発明のポリオレフィン系樹脂発泡体シートは、ポリオレ
フィン系樹脂を主成分とする発泡体シートの表面にホッ
トメルト接着剤が塗布されてなるものである。上記ポリ
オレフィン系樹脂としては、特に特に限定されず、例え
ば、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポ
リプロピレン等が挙げられ、これらは単独で用いられて
もよいし、2種以上併用されてもよい。
【0007】上記ポリオレフィン系樹脂を主成分とする
発泡体シートは、例えば、上記ポリオレフィン系樹脂の
1種もしくは2種以上の混合物からなるポリオレフィン
系樹脂を主成分とし、これに発泡剤、架橋剤、必要に応
じて多官能モノマー、着色剤、充填剤等を添加してなる
発泡性樹脂組成物を所定の形状に成形して、ポリオレフ
ィン系樹脂発泡性シートの原反を作製した後、放射線照
射を行ったり、発泡剤の分解温度以下の温度で加熱する
ことにより、この発泡性シート原反を架橋させ、次い
で、発泡剤の分解温度以上の温度に加熱することによ
り、この架橋した発泡性シートを発泡させる工程を経る
ことにより得られる。上記工程において、架橋と発泡と
を同時に行って発泡体シートを得てもよい。
発泡体シートは、例えば、上記ポリオレフィン系樹脂の
1種もしくは2種以上の混合物からなるポリオレフィン
系樹脂を主成分とし、これに発泡剤、架橋剤、必要に応
じて多官能モノマー、着色剤、充填剤等を添加してなる
発泡性樹脂組成物を所定の形状に成形して、ポリオレフ
ィン系樹脂発泡性シートの原反を作製した後、放射線照
射を行ったり、発泡剤の分解温度以下の温度で加熱する
ことにより、この発泡性シート原反を架橋させ、次い
で、発泡剤の分解温度以上の温度に加熱することによ
り、この架橋した発泡性シートを発泡させる工程を経る
ことにより得られる。上記工程において、架橋と発泡と
を同時に行って発泡体シートを得てもよい。
【0008】上記ポリオレフィン系樹脂を主成分とする
発泡体シートは、特に限定されるものではないが、その
発泡倍率が2〜100倍であることが好ましい。また、
その厚みが2〜100mmであることが好ましい。上記
発泡倍率が2未満であるか、厚みが2mm未満である
と、断熱性や防音性が不充分となることがあり、発泡倍
率が100倍を越えたり、厚みが100mmを越える
と、強度や加工性が低下することがある。
発泡体シートは、特に限定されるものではないが、その
発泡倍率が2〜100倍であることが好ましい。また、
その厚みが2〜100mmであることが好ましい。上記
発泡倍率が2未満であるか、厚みが2mm未満である
と、断熱性や防音性が不充分となることがあり、発泡倍
率が100倍を越えたり、厚みが100mmを越える
と、強度や加工性が低下することがある。
【0009】上記ポリオレフィン系樹脂を主成分とする
発泡体シートの気泡構造は、特に限定されるものではな
いが、独立気泡であることが好ましい。気泡構造が独立
気泡であると、断熱性やクッション性に優れるものとな
り、表面にホットメルト接着剤を塗布しても接着剤が発
泡体シートの内部まで浸透することがないため好ましい
が、性能を損なわない範囲で連続気泡が存在していても
差し支えない。
発泡体シートの気泡構造は、特に限定されるものではな
いが、独立気泡であることが好ましい。気泡構造が独立
気泡であると、断熱性やクッション性に優れるものとな
り、表面にホットメルト接着剤を塗布しても接着剤が発
泡体シートの内部まで浸透することがないため好ましい
が、性能を損なわない範囲で連続気泡が存在していても
差し支えない。
【0010】本発明において用いられるホットメルト接
着剤は、合成ゴム及び粘着付与樹脂からなり、合成ゴム
がスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体
(以下、「SIS」と記す)と、スチレン−ブタジエン
−スチレンブロック共重合体(以下、「SBS」と記
す)及び/またはスチレン−エチレン−ブチレン−スチ
レンブロック共重合体(以下、「SEBS」と記す)と
の混合物からなるものである。
着剤は、合成ゴム及び粘着付与樹脂からなり、合成ゴム
がスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体
(以下、「SIS」と記す)と、スチレン−ブタジエン
−スチレンブロック共重合体(以下、「SBS」と記
す)及び/またはスチレン−エチレン−ブチレン−スチ
レンブロック共重合体(以下、「SEBS」と記す)と
の混合物からなるものである。
【0011】上記合成ゴムにおけるSISと、SBS及
び/またはSEBSとの配合比率としては、特に限定さ
れないが、合成ゴム中の(SIS):(SBS及び/ま
たはSEBS)の重量比として1:2〜1:7の範囲が
好ましい。SISの重量比が多くなりすぎるとSISの
劣化が起こりやすくなり経時的に接着強度が低下し易く
なることがある。またSISの重量比が少なすぎると経
時的な接着性の確保が出来なくなることがある。
び/またはSEBSとの配合比率としては、特に限定さ
れないが、合成ゴム中の(SIS):(SBS及び/ま
たはSEBS)の重量比として1:2〜1:7の範囲が
好ましい。SISの重量比が多くなりすぎるとSISの
劣化が起こりやすくなり経時的に接着強度が低下し易く
なることがある。またSISの重量比が少なすぎると経
時的な接着性の確保が出来なくなることがある。
【0012】本発明のポリオレフィン系樹脂発泡体シー
トは、上記ホットメルト接着剤が表面に塗布されてなる
ものであれば特に限定されず、例えば、ポリオレフィン
系樹脂発泡性シートの原反を加熱して発泡させた発泡体
シートの表面に塗布されたものであってもよいし、ポリ
オレフィン系樹脂発泡性シートの原反の表面にホットメ
ルト接着剤を塗布した後、該発泡性シートの原反を加熱
して発泡させたものであってもよい。この場合、後者の
ホットメルト接着剤を塗布した後、該発泡性シートの原
反を加熱して発泡させたものは、得られるポリオレフィ
ン系樹脂発泡体シートにおけるホットメルト接着剤の密
着性や固着性が向上する点で好ましい。
トは、上記ホットメルト接着剤が表面に塗布されてなる
ものであれば特に限定されず、例えば、ポリオレフィン
系樹脂発泡性シートの原反を加熱して発泡させた発泡体
シートの表面に塗布されたものであってもよいし、ポリ
オレフィン系樹脂発泡性シートの原反の表面にホットメ
ルト接着剤を塗布した後、該発泡性シートの原反を加熱
して発泡させたものであってもよい。この場合、後者の
ホットメルト接着剤を塗布した後、該発泡性シートの原
反を加熱して発泡させたものは、得られるポリオレフィ
ン系樹脂発泡体シートにおけるホットメルト接着剤の密
着性や固着性が向上する点で好ましい。
【0013】上記ホットメルト接着剤に用いられる粘着
付与樹脂としては、特に限定されるものではなく、例え
ば、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、脂肪族石油樹脂及
び芳香族石油樹脂等が挙げられ、好適に用いられるが、
好ましくは、環球式軟化点が100〜150℃のものが
より好適に用いられる。これらの粘着付与樹脂は他の接
着剤成分との相溶性や被着体の種類により適宜選択さ
れ、単独で用いられてもよいし、2種類以上が混合され
て用いられてもよい。
付与樹脂としては、特に限定されるものではなく、例え
ば、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、脂肪族石油樹脂及
び芳香族石油樹脂等が挙げられ、好適に用いられるが、
好ましくは、環球式軟化点が100〜150℃のものが
より好適に用いられる。これらの粘着付与樹脂は他の接
着剤成分との相溶性や被着体の種類により適宜選択さ
れ、単独で用いられてもよいし、2種類以上が混合され
て用いられてもよい。
【0014】上記粘着付与樹脂のホットメルト接着剤中
の含有量としては、特に限定されないが、30〜85重
量%であることが好ましい。30重量%未満では溶融粘
度が高くなりすぎ、ホットメルト接着剤の塗布が困難に
なることがあり、85重量%を越える場合はホットメル
ト接着剤が脆くなり、接着強度が低下することがある。
の含有量としては、特に限定されないが、30〜85重
量%であることが好ましい。30重量%未満では溶融粘
度が高くなりすぎ、ホットメルト接着剤の塗布が困難に
なることがあり、85重量%を越える場合はホットメル
ト接着剤が脆くなり、接着強度が低下することがある。
【0015】上記ホットメルト接着剤には、本発明の効
果を損なわない限り、必要に応じてワックス類、充填
剤、軟化剤、カップリング剤、安定剤などの各種添加剤
の1種もしくは2種以上が添加されたものであってもよ
い。
果を損なわない限り、必要に応じてワックス類、充填
剤、軟化剤、カップリング剤、安定剤などの各種添加剤
の1種もしくは2種以上が添加されたものであってもよ
い。
【0016】上記ワックス類としては、例えば、パラフ
ィンワックス、精製パラフィンワックス、フィッシャー
トロプシュワックスなどが挙げられる。上記ワックス類
の融点としては、特に限定されないが、低すぎるとブロ
ッキングが発生し易くなり、高すぎると加熱再活性する
温度が高温になり易いので、70〜110℃であること
が好ましい。上記ワックス類の添加量としては、ホット
メルト接着剤の1〜10重量%であることが好ましい。
添加量が1重量%未満ではブロッキングの抑制効果が低
くなることがあり、添加量が10重量%を超えると接着
性が低下し易くなる。
ィンワックス、精製パラフィンワックス、フィッシャー
トロプシュワックスなどが挙げられる。上記ワックス類
の融点としては、特に限定されないが、低すぎるとブロ
ッキングが発生し易くなり、高すぎると加熱再活性する
温度が高温になり易いので、70〜110℃であること
が好ましい。上記ワックス類の添加量としては、ホット
メルト接着剤の1〜10重量%であることが好ましい。
添加量が1重量%未満ではブロッキングの抑制効果が低
くなることがあり、添加量が10重量%を超えると接着
性が低下し易くなる。
【0017】上記安定剤としては、例えば、フェノール
系、リン系、硫黄系などの各種熱安定剤や酸化防止剤な
どが挙げられる。
系、リン系、硫黄系などの各種熱安定剤や酸化防止剤な
どが挙げられる。
【0018】本発明のポリオレフィン系樹脂発泡体シー
トは、上記ホットメルト接着剤が表面に塗布されてなる
ものであり、例えば、ポリオレフィン系樹脂発泡性シー
トの原反を加熱して発泡させた発泡体シートの表面に塗
布されたものであってもよいし、ポリオレフィン系樹脂
発泡性シートの原反の表面にホットメルト接着剤を塗布
した後、該発泡性シートの原反を加熱して発泡させたも
のであってもよい。なかでも、後者のホットメルト接着
剤を塗布した後、該発泡性シートの原反を加熱して発泡
させたものは、得られるポリオレフィン系樹脂発泡体シ
ートにおけるホットメルト接着剤の密着性や固着性が向
上する点で好ましい。
トは、上記ホットメルト接着剤が表面に塗布されてなる
ものであり、例えば、ポリオレフィン系樹脂発泡性シー
トの原反を加熱して発泡させた発泡体シートの表面に塗
布されたものであってもよいし、ポリオレフィン系樹脂
発泡性シートの原反の表面にホットメルト接着剤を塗布
した後、該発泡性シートの原反を加熱して発泡させたも
のであってもよい。なかでも、後者のホットメルト接着
剤を塗布した後、該発泡性シートの原反を加熱して発泡
させたものは、得られるポリオレフィン系樹脂発泡体シ
ートにおけるホットメルト接着剤の密着性や固着性が向
上する点で好ましい。
【0019】上記ホットメルト接着剤の塗布方法として
は、特に限定されず、例えば、ダイコーター、ロールコ
ーター、スプレーなどの塗布機を用いた方法等が挙げら
れる。上記ホットメルト接着剤の塗布量としては、特に
限定されないが、接着性や経済性の点で3〜25g/m
2であることが好ましい。
は、特に限定されず、例えば、ダイコーター、ロールコ
ーター、スプレーなどの塗布機を用いた方法等が挙げら
れる。上記ホットメルト接着剤の塗布量としては、特に
限定されないが、接着性や経済性の点で3〜25g/m
2であることが好ましい。
【0020】(作用)本発明のポリオレフィン系樹脂発
泡体シートは、表面にホットメルト接着剤が塗布され、
特に該接着剤を構成する合成ゴムにSISが含有される
ので、その作用機構は必ずしも明らかではないものの、
在庫時における接着性の低下を抑制することが可能とな
るものと考えられる。
泡体シートは、表面にホットメルト接着剤が塗布され、
特に該接着剤を構成する合成ゴムにSISが含有される
ので、その作用機構は必ずしも明らかではないものの、
在庫時における接着性の低下を抑制することが可能とな
るものと考えられる。
【0021】
【実施例】以下に、実施例、比較例を挙げて本発明を更
に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限
定されるものではない。
に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限
定されるものではない。
【0022】(実施例1、2及び比較例1、2)
<ホットメルト接着剤の作製>表1に示す配合組成の各
原料を、180℃で加熱溶融して均一に混合しホットメ
ルト接着剤を作製した。 <ポリオレフィン系樹脂発泡体シートの作製>得られた
ホットメルト接着剤を200℃に加熱溶融し、ポリエチ
レン系樹脂を主成分とするポリオレフィン系樹脂発泡性
シートの原反(未発泡)の表面にナイフコーターで塗布
した後、300℃のオーブン中で加熱発泡させて、接着
剤が塗布されたポリオレフィン系樹脂発泡体シート[ホ
ットメルト接着剤塗布量(発泡後)12g/m2、シー
トの発泡倍率:30倍]を作製した。
原料を、180℃で加熱溶融して均一に混合しホットメ
ルト接着剤を作製した。 <ポリオレフィン系樹脂発泡体シートの作製>得られた
ホットメルト接着剤を200℃に加熱溶融し、ポリエチ
レン系樹脂を主成分とするポリオレフィン系樹脂発泡性
シートの原反(未発泡)の表面にナイフコーターで塗布
した後、300℃のオーブン中で加熱発泡させて、接着
剤が塗布されたポリオレフィン系樹脂発泡体シート[ホ
ットメルト接着剤塗布量(発泡後)12g/m2、シー
トの発泡倍率:30倍]を作製した。
【0023】得られたポリオレフィン系樹脂発泡体シー
トについて、以下の測定を行い、経時的な接着性を評価
した。 <接着性評価>100℃の熱板上に載置され加熱された
カラー鋼板(5×15cm)上に、ポリオレフィン系樹
脂発泡体シートの接着剤が塗布された面が接するように
載置しホットメルト接着剤を再活性させた後、4kgロ
ーラーにて圧着(1回片道圧着)し貼り合わせた。その
後直ちに熱板上からポリオレフィン系樹脂発泡体シート
が接着されたカラー鋼板を取り除いて放冷し、鋼板温度
が室温になった状態でポリオレフィン系樹脂発泡体シー
トを鋼板から引き剥がし、破壊状況を目視観察すると共
に、シートの材破率(面積%)を以下の基準で評価し
た。 ○:材破率70%以上 △:材破率40%以上〜70%未満 ×:材破率40%未満 なお、上記評価は、ポリオレフィン系樹脂発泡体シート
の作製時、保管期間1ヶ月経過後、保管期間3ヶ月経過
後について各々評価した。上記評価結果について表1に
示した。
トについて、以下の測定を行い、経時的な接着性を評価
した。 <接着性評価>100℃の熱板上に載置され加熱された
カラー鋼板(5×15cm)上に、ポリオレフィン系樹
脂発泡体シートの接着剤が塗布された面が接するように
載置しホットメルト接着剤を再活性させた後、4kgロ
ーラーにて圧着(1回片道圧着)し貼り合わせた。その
後直ちに熱板上からポリオレフィン系樹脂発泡体シート
が接着されたカラー鋼板を取り除いて放冷し、鋼板温度
が室温になった状態でポリオレフィン系樹脂発泡体シー
トを鋼板から引き剥がし、破壊状況を目視観察すると共
に、シートの材破率(面積%)を以下の基準で評価し
た。 ○:材破率70%以上 △:材破率40%以上〜70%未満 ×:材破率40%未満 なお、上記評価は、ポリオレフィン系樹脂発泡体シート
の作製時、保管期間1ヶ月経過後、保管期間3ヶ月経過
後について各々評価した。上記評価結果について表1に
示した。
【0024】
【表1】
【0025】表1より明らかなように、本発明の実施例
においては、接着性の低下が抑制され、3ヶ月間保管後
の測定においても良好な接着性を有することが判明し
た。
においては、接着性の低下が抑制され、3ヶ月間保管後
の測定においても良好な接着性を有することが判明し
た。
【0026】
【発明の効果】本発明のポリオレフィン系樹脂発泡体シ
ートは、表面にホットメルト接着剤が塗布されてなるポ
リオレフィン系樹脂発泡体シートであって、該接着剤が
合成ゴム及び粘着付与樹脂からなり、合成ゴムが特定の
ブロック共重合体の混合物からなるので、在庫時におけ
るホットメルト接着剤の接着性の低下が少なく、屋根材
などに断熱効果や防音効果を付与するために好適に用い
られる接着剤付きのポリオレフィン系樹脂発泡体シート
を提供することができる。上記ポリオレフィン系樹脂発
泡体シートが、ポリオレフィン系樹脂発泡性シートの原
反の表面にホットメルト接着剤を塗布した後、該発泡性
シートの原反を加熱して発泡させたポリオレフィン系樹
脂発泡体シートであると、上記効果はさらに確実なもの
となる。
ートは、表面にホットメルト接着剤が塗布されてなるポ
リオレフィン系樹脂発泡体シートであって、該接着剤が
合成ゴム及び粘着付与樹脂からなり、合成ゴムが特定の
ブロック共重合体の混合物からなるので、在庫時におけ
るホットメルト接着剤の接着性の低下が少なく、屋根材
などに断熱効果や防音効果を付与するために好適に用い
られる接着剤付きのポリオレフィン系樹脂発泡体シート
を提供することができる。上記ポリオレフィン系樹脂発
泡体シートが、ポリオレフィン系樹脂発泡性シートの原
反の表面にホットメルト接着剤を塗布した後、該発泡性
シートの原反を加熱して発泡させたポリオレフィン系樹
脂発泡体シートであると、上記効果はさらに確実なもの
となる。
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
E04B 1/90 E04B 1/90 K
Fターム(参考) 2E001 DD01 DF01 FA16 GA24 HD01
HE01 HF11 HF14 LA04
4F100 AK03B AK04 AK12A AK28A
AL02A AL05A AN02A BA02
CA16A CB03A DJ01B EH46A
EH462 EJ022 EJ422 GB07
JH01 JJ03 JL12A
4J004 AA05 AA07 AB03 CA04 CB04
CC02 FA07
4J040 BA172 BA202 DM001 DN032
JA09 JB01 NA22
Claims (2)
- 【請求項1】 表面にホットメルト接着剤が塗布されて
なるポリオレフィン系樹脂発泡体シートであって、該接
着剤が合成ゴム及び粘着付与樹脂からなり、合成ゴムが
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体と、
スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体及び
/またはスチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロ
ック共重合体との混合物からなるポリオレフィン系樹脂
発泡体シート。 - 【請求項2】 ポリオレフィン系樹脂発泡性シートの原
反の表面にホットメルト接着剤を塗布した後、該発泡性
シートの原反を加熱して発泡させたポリオレフィン系樹
脂発泡体シートであって、該接着剤が合成ゴム及び粘着
付与樹脂からなり、合成ゴムがスチレン−イソプレン−
スチレンブロック共重合体と、スチレン−ブタジエン−
スチレンブロック共重合体及び/またはスチレン−エチ
レン−ブチレン−スチレンブロック共重合体との混合物
からなるポリオレフィン系樹脂発泡体シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002032796A JP2003231870A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | ポリオレフィン系樹脂発泡体シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002032796A JP2003231870A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | ポリオレフィン系樹脂発泡体シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003231870A true JP2003231870A (ja) | 2003-08-19 |
Family
ID=27775810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002032796A Pending JP2003231870A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | ポリオレフィン系樹脂発泡体シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003231870A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011045856A1 (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-21 | 株式会社アシックス | レーザー接着用積層体、シューズ、及びシューズの製造方法 |
| JP2011525446A (ja) * | 2008-06-27 | 2011-09-22 | シェーリング−プラウ ヘルスケア プロダクツ,インコーポレイテッド | クッションデバイス |
| KR101464811B1 (ko) * | 2011-10-28 | 2014-11-25 | (주)엘지하우시스 | 터치스크린 고정용 양면 점착 테이프 |
| JPWO2017170941A1 (ja) * | 2016-03-30 | 2018-12-06 | 積水化学工業株式会社 | ポリオレフィン系樹脂発泡シート及び粘着テープ |
-
2002
- 2002-02-08 JP JP2002032796A patent/JP2003231870A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011525446A (ja) * | 2008-06-27 | 2011-09-22 | シェーリング−プラウ ヘルスケア プロダクツ,インコーポレイテッド | クッションデバイス |
| WO2011045856A1 (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-21 | 株式会社アシックス | レーザー接着用積層体、シューズ、及びシューズの製造方法 |
| US9192212B2 (en) | 2009-10-15 | 2015-11-24 | Asics Corporation | Laminate for laser bonding, shoe, and method for producing shoe |
| KR101464811B1 (ko) * | 2011-10-28 | 2014-11-25 | (주)엘지하우시스 | 터치스크린 고정용 양면 점착 테이프 |
| JPWO2017170941A1 (ja) * | 2016-03-30 | 2018-12-06 | 積水化学工業株式会社 | ポリオレフィン系樹脂発泡シート及び粘着テープ |
| JP2019178341A (ja) * | 2016-03-30 | 2019-10-17 | 積水化学工業株式会社 | ポリオレフィン系樹脂発泡シート及び粘着テープ |
| JP2019218563A (ja) * | 2016-03-30 | 2019-12-26 | 積水化学工業株式会社 | ポリオレフィン系樹脂発泡シート及び粘着テープ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4865716B2 (ja) | 接着剤組成物 | |
| US20110021102A1 (en) | Hot Melt Adhesive | |
| JP2009242533A (ja) | ホットメルト接着剤 | |
| MX2010011247A (es) | Cinta adhesiva. | |
| EP2319886A2 (en) | Sheet composition and sheet produced from same | |
| CN103124777A (zh) | 利用热熔粘合剂的粘合 | |
| JP2004284575A (ja) | 自動車内装材用プレコート表皮材および自動車内装材の製造方法 | |
| JP2009012309A (ja) | 透湿性積層シートの製造方法、透湿性積層シート用ホットメルト接着剤組成物及び透湿性積層シート | |
| JP2003231870A (ja) | ポリオレフィン系樹脂発泡体シート | |
| TWI694130B (zh) | 黏著片及電子設備 | |
| JP7020984B2 (ja) | 粘着テープ | |
| JP2020200410A (ja) | 発泡シート、積層体、及び印刷版胴用固定部材 | |
| TW202219210A (zh) | 雙面黏著帶 | |
| JP3950215B2 (ja) | ホットメルト接着剤組成物および自動車用内装材の製造方法 | |
| JP2006143870A (ja) | ホットメルト型粘着剤組成物及びその製造方法並びに粘着シート | |
| JP2980423B2 (ja) | 感圧接着性両面テープおよび両面テープ貼着品 | |
| CN110325596B (zh) | 热交联性组合物 | |
| JP2012162623A (ja) | 剥離剤およびその製造方法、並びに離型材および粘着テープ | |
| JP6810898B2 (ja) | ホットメルト接着剤組成物、ホットメルト接着剤組成物の使用方法、自動車内装材、自動車内装用プレコート表皮材、及び、自動車内装材の製造方法 | |
| JP2009102538A (ja) | ポリフェニレンエーテル系樹脂用接着剤組成物 | |
| JP2001139898A (ja) | 表面保護フィルム | |
| TWI875799B (zh) | 黏著帶 | |
| JP2001349377A (ja) | 制振シート及び制振材 | |
| JP2003105284A (ja) | 接着剤付きポリオレフィン系発泡シート | |
| CN118414393A (zh) | 粘着带、使用粘着带得到的物品及物品解体方法 |