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JP2003289264A - 受信機 - Google Patents

受信機

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Publication number
JP2003289264A
JP2003289264A JP2002091835A JP2002091835A JP2003289264A JP 2003289264 A JP2003289264 A JP 2003289264A JP 2002091835 A JP2002091835 A JP 2002091835A JP 2002091835 A JP2002091835 A JP 2002091835A JP 2003289264 A JP2003289264 A JP 2003289264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
switched capacitor
frequency
receiver
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002091835A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Miyagi
弘 宮城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
NSC Co Ltd
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Nigata Semitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp, Nigata Semitsu Co Ltd filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2002091835A priority Critical patent/JP2003289264A/ja
Priority to EP03708663A priority patent/EP1489752A1/en
Priority to US10/508,915 priority patent/US20050176396A1/en
Priority to CNA038071940A priority patent/CN1643802A/zh
Priority to PCT/JP2003/003274 priority patent/WO2003084085A1/ja
Priority to KR10-2004-7015081A priority patent/KR20040104544A/ko
Priority to TW092106867A priority patent/TW200401512A/zh
Publication of JP2003289264A publication Critical patent/JP2003289264A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
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    • H04B1/30Circuits for homodyne or synchrodyne receivers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D3/00Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
    • H03D3/007Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by converting the oscillations into two quadrature related signals
    • HELECTRICITY
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    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H19/00Networks using time-varying elements, e.g. N-path filters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H19/00Networks using time-varying elements, e.g. N-path filters
    • H03H19/004Switched capacitor networks
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    • H04BTRANSMISSION
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 さまざまな受信信号帯域に容易に適応するこ
とが可能で、且つ、半導体集積化に適した受信機を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 受信信号を直接ベースバンド信号に変換
する受信機であって、スイッチドキャパシタ素子に与え
られる制御信号に基づいて上記ベースバンド信号をフィ
ルタリングする際のカットオフ周波数が制御されるスイ
ッチドキャパシタフィルタと、周期信号を生成する発振
器と、上記受信信号に基づいて上記発振器により生成さ
れた周期信号を分周する分周器とを備え、上記分周器か
らの出力信号が上記制御信号として上記スイッチドキャ
パシタ素子に与えられることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やラジオ
などさまざまな受信信号を受信するための受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話やラジオなどさまざまな受信帯
域に対して1つの受信方式で対応することができる受信
機は存在する。無線信号を受信する方式としては、スー
パーヘテロダイン方式やダイレクトコンバージョンなど
いろいろな受信方式があり、その内のスーパーヘテロダ
イン方式は、受信信号を一旦中間周波数の信号に落とし
てからベースバンド信号に変換する受信方式である。
【0003】スーパーヘテロダイン受信機を、さまざま
な受信帯域に対応させる受信機に適応させた場合、その
スーパーヘテロダイン受信機の受信信号を復調する前の
前段の処理(受信信号をベースバンド信号に変換するま
での処理)は、中間周波数を利用しているために、扱われ
る受信信号帯域に応じて、処理すべき信号帯域は広くな
る。
【0004】すなわち、例えば、我が国におけるAM受信
およびFM受信兼用のスーパーヘテロダイン受信機を考
えた場合、AM受信用とFM受信用の2つの中間周波数
帯域を通過させるためのバンドパスフィルタを用意する
必要があり、回路構成が複雑で、且つ、回路全体が大きく
なってしまうという問題があった。
【0005】簡単な構成で、回路を小型化できる受信方
式としては、ダイレクトコンバージョン方式の受信が知
られている。このダイレクトコンバージョン受信機は、
受信信号と、受信信号と同じ周波数の信号とを混合する
ことによって、受信信号を直接、ベースバンド信号に変換
する受信方式である。中間周波数を利用せず、直接ベー
スバンド信号に周波数変換することにより、スーパーヘ
テロダイン方式のRF段に通常使用されているイメージ
除去用のフィルタが不要であることなどにより、受信機
の小形化を実現できる受信方式として注目されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ダイレクトコ
ンバージョン受信機においても、さまざまな受信信号帯
域に対応した処理(受信信号をベースバンド信号に変換
するまでの処理)が、処理すべき受信信号帯域の数だけ
必要であった。
【0007】すなわち、従来の受信機においては、いろい
ろな受信信号帯域に応じて、その受信信号帯域毎に個別
に不要な信号を除去するためのフィルタを用意する必要
があった。そして、それらのフィルタを受信信号帯域に
応じて制御する際の制御回路は、設定する受信信号帯域
の数が増えるにつれてその構成が、複雑になり、大型化の
原因にもなっていた。
【0008】また、それらのフィルタの制御動作自体も、
設定する受信信号帯域の数が増えるにつれて、複雑とな
り大変であった。さらに、抵抗やコンデンサの受動素子
でフィルタを構成するとフィルタ特性のばらつきが大き
くなるという問題点もあった。
【0009】そこで、本発明では、上記問題点を考慮し、
さまざまな受信信号帯域に容易に適応することが可能
で、且つ、半導体集積化に適した受信機を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、以下のような構成を採用した。すなわ
ち、本発明の受信機は、受信信号を直接ベースバンド信号
に変換する受信機であって、スイッチドキャパシタ素子
に与えられる制御信号に基づいて上記ベースバンド信号
をフィルタリングする際のカットオフ周波数が制御され
るスイッチドキャパシタフィルタと、周期信号を生成す
る発振器と、上記受信信号に基づいて上記発振器により
生成された周期信号を分周する分周器と、を備え、上記分
周器からの出力信号が上記制御信号として上記スイッチ
ドキャパシタ素子に与えられることを特徴とする。
【0011】このように、受信信号を直接ベースバンド
信号に変換する受信機において、その変換されたベース
バンド信号のための周波数フィルタにスイッチドキャパ
シタフィルタを用いることによって、そのスイッチドキ
ャパシタフィルタのカットオフ周波数を可変するだけ
で、いろいろな受信信号帯域に対応することが可能とな
り、受信帯域毎に個別のフィルタ処理を設ける必要がな
くなり、小型化することが可能となる。
【0012】そして、更に、そのスイッチドキャパシタフ
ィルタのカットオフ周波数を制御する制御手段(プログ
ラマブルカウンタなど)に受信信号帯域に基づいた入力
値(バイナリ値など)を入力することによって、任意の
カットオフ周波数が得られ、いろいろな受信帯域に容易
に適応することが可能となる。
【0013】また、上記受信機は、上記第1の分周器が、
プログラマブルカウンタであって、整数またはフラクシ
ョナル−N方式の分周器であることが望ましい。このよ
うに、スイッチドキャパシタフィルタの通過帯域を可変
するために、そのスイッチドキャパシタフィルタに制御
用として入力される周波数を、整数またはフラクショナ
ル−N方式のプログラマブルカウンタを用いて、可変す
ることによって、任意の入力値で周波数を可変すること
ができるので、カットオフ周波数の細かい制御が可能と
なる。
【0014】また、上記受信機は、上記スイッチドキャパ
シタフィルタが、少なくとも増幅器を備え、上記増幅器の
帰還抵抗としての抵抗成分が、上記スイッチドキャパシ
タ素子により実現されることが望ましい。また、本発明
の受信機は、受信信号を直接ベースバンド信号に変換す
る受信機であって、周期信号を生成する発振器と、上記発
振器で生成された周期信号と上記受信信号とを混合し、
ベースバンド信号を出力するミキサと、スイッチドキャ
パシタ素子に与えられる制御信号に基づいて上記ミキサ
から出力されるベースバンド信号をフィルタリングする
際のカットオフ周波数が制御されるスイッチドキャパシ
タフィルタと、上記受信信号に基づいて上記発振器によ
り生成された周期信号を分周する分周器とを備え、上記
分周器からの出力信号が上記制御信号として上記スイッ
チドキャパシタ素子に与えられることを特徴とする。
【0015】このように、受信信号を直接ベースバンド
信号に変換するための電圧制御発振器から出力される信
号を、プログラマブルカウンタなどの分周器で分周し、そ
の分周された信号を使ってスイッチドキャパシタの通過
帯域を可変することによって、スイッチドキャパシタフ
ィルタの通過帯域を可変するために必要な基準周波数信
号が不要となり、更に、受信機を小型化することが可能と
なる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は、本発明にかかる受信機を示
す図である。図1において、11は、ダイレクトコンバー
ジョン受信機であり、12は、アンテナを、13は、バンド
パスフィルタを、14は、高周波信号増幅器を、15は、ミ
キサを、16は、90°位相器を、17は、局部発振器(図
示ではOSL)を、18は、アンチエリアシングフィルタ
を、19は、スイッチドキャパシタフィルタを、20は、ベ
ースバンド信号増幅器を、21は、A/Dコンバータを、
22は、信号処理部を、23は、制御信号発生器をそれぞ
れ示している。
【0017】なお、信号処理部22は、1つの機能ブロッ
クで示されているが、受信信号がベースバンド信号に変
換された後のいろいろな処理(例えば、検波処理やデジ
タルフィルタ処理など)を示している。また、ベースバ
ンド信号に変換後もアナログ信号で処理される場合は、
A/Dコンバータ21は省略される。
【0018】また、上記スイッチドキャパシタフィルタ
19は、ベースバンド信号の高周波成分を除去するロー
パスフィルタの機能を備えており、そのカットオフ周波
数は、制御信号発生器23からの制御信号に応じて可変
することができる。また、上記ダイレクトコンバージョ
ン受信機11は、1チップに集積化することが可能であ
る。
【0019】まず、上記ダイレクトコンバージョン受信
機11は、アンテナ12で受信信号を受信すると、バンド
パスフィルタ13によって、不要な信号を除去し、高周波
信号増幅器14によって、受信信号を増幅する。そして、
増幅された受信信号は、ミキサ15、90°位相器1
6、および局部発振器17によって、互いに位相が90
°異なる2つの直交信号に変換される。なお、局部発振
器17からミキサ15に入力される信号は、受信信号と
同一周波数の信号となっている。次に、その2つの直交
信号は、アンチエリアシングフィルタ18によって、この
後の処理で発生する折り返し雑音を防止するために、余
分な信号が除去され、スイッチドキャパシタフィルタ1
9に入力される。スイッチドキャパシタフィルタ19に
入力された信号は、スイッチドキャパシタフィルタ19
によって、高周波成分が除去され、ベースバンド信号増幅
器20で増幅される。ベースバンド信号増幅器20にお
いて増幅された信号は、A/Dコンバータ21でデジタ
ル信号に変換され、信号処理部22で検波処理などの所
定のデジタル信号処理が行われる。
【0020】このように、ダイレクトコンバージョン受
信機11は、AMやFMなどのさまざまな受信信号帯域
にかかわらず直接ベースバンド信号に変換するので、ベ
ースバンド信号変換時に発生する不要信号(イメージ信
号など)をローパスフィルタで除去すればよい。そのと
き、受信される受信帯域に応じてそのローパスフィルタ
の通過帯域も変える必要がある。そこで、通過帯域を可
変することが可能なスイッチドキャパシタフィルタ19
をダイレクトコンバージョン受信機に備えることによっ
て、受信信号帯域毎のフィルタ処理が必要なくなり、回路
構成を簡単なものとすることが可能となる。
【0021】すなわち、上記実施形態のように、ダイレク
トコンバージョン受信機11にローパスフィルタ機能の
カットオフ周波数を変えることが可能なスイッチドキャ
パシタフィルタ19を備える構成とすることによって、
受信信号帯域に応じてスイッチドキャパシタフィルタ1
9のカットオフ周波数を設定すれば、対応する受信信号
のための周波数フィルタが実現される。よって、1つの
スイッチドキャパシタフィルタ19で所望の受信信号帯
域の信号を受信できる。
【0022】次に、上記スイッチドキャパシタ19にお
いて、受信信号帯域に応じて、そのカットオフ周波数を変
化させることが可能な構成を説明する。図2(a)は、ス
イッチドキャパシタフィルタ19の回路構成を示す図で
ある。図2(a)において、スイッチドキャパシタフィル
タ19は、一般的に知られている状態変数型アクティブ
LPF(または、バイクワァド型ローパスフィルタとい
う)であり、オペアンプの入力に直列に抵抗が接続され
る2次バイクワァドアクティブLPF24に積分器25
および反転増幅器26を加え、閉ループを構成してい
る。このスイッチドキャパシタフィルタ19における積
分器25の出力がLPFの出力と同等な機能を果たして
いる。
【0023】一般に、スイッチドキャパシタフィルタ1
9における3dB降下通過帯域幅ωは、以下のような式
が成り立つ。 ω=1/RC (1) なお、上記RおよびCは、2次バイクワッドアクティブL
PF24における帰還抵抗とコンデンサを示している。
【0024】そして、上記3dB降下通過帯域幅ωが大
きくなれば、カットオフ周波数fcが高くなり、3dB降
下通過帯域幅ωが小さくなれば、カットオフ周波数fc
は低くなる。図2(b)は、スイッチドキャパシタフィル
タ19におけるカットオフ周波数fcと2次バイクワッ
ドアクティブLPF24における帰還抵抗Rの抵抗値と
の関係を示す図である。
【0025】図2(b)に示すように、高いカットオフ周
波数fcを設定したい場合は、2次バイクワッドアクテ
ィブLPF24における帰還抵抗Rの抵抗値を小さく
し、低いカットオフ周波数fcを設定したい場合は、2次
バイクワッドアクティブLPF24における期間抵抗R
の抵抗値を大きくする。
【0026】このように、スイッチドキャパシタフィル
タ19のカットオフ周波数fcを可変させる場合は、2
次バイクワッドアクティブLPF24の帰還抵抗Rの抵
抗値を可変させればよい。次に、2次バイクワッドアク
ティブLPF24における帰還抵抗Rの抵抗値を可変さ
せる方法を説明する。
【0027】図2(c)は、2次バイクワッドアクティブ
LPF24における帰還抵抗Rとして使用されるスイッ
チドキャパシタ素子27を示す図である。図2(c)に
示すように、スイッチドキャパシタ素子27は、コンデ
ンサ28と2つのスイッチT1およびスイッチT2とか
らなり、コンデンサ28に接続されるスイッチT1およ
びスイッチT2をある制御信号foで交互にスイッチン
グすることによって、制御信号foに応じた抵抗値を示
す抵抗素子となる。ここで、スイッチドキャパシタ素子
27の等価抵抗REは、RE=1/(f0・C)で表せ
る。
【0028】そして、上記帰還抵抗Rとしてのスイッチ
ドキャパシタ素子27の抵抗値を可変させるには、この
制御信号の周波数を可変し、スイッチT1およびスイッ
チT2によるスイッチング動作を遅くしたり、早くした
りすることによって可能となる。
【0029】一般に、C1,R1におけるカットオフ周
波数fcは、fc=1/(2π・C1・R1)である
が、スイッチドキャパシタフィルタで構成した場合、f
c=(f0・C)/(2πC1)となる。同じICチッ
プ上に容量を作ると同じ方向に容量がばらつく。すなわ
ち、ばらつき係数をkとすると、 fc=(f0・k・C)/(2π・k・C1)=(f0
・C)/(2πC1) となり、コンデンサC、C1の容量のばらつきが打ち消
され、カットオフ周波数の精度が高まる。
【0030】次に、上記スイッチドキャパシタ素子27
のスイッチT1およびスイッチT2に与える制御信号f
oを生成する方法を説明する。図3は、上記スイッチド
キャパシタ素子27のスイッチT1およびスイッチT2
に与える制御信号foを生成する方法を説明する図であ
る。
【0031】図3(a)において、31は、プログラマブル
カウンタを示している。プログラマブルカウンタ31
は、入力信号の周波数fckをバイナリ値Np1(整数
倍の値)で割り、その割り算によって得られる周波数f
o1の周波数を制御信号として出力している。そして、
このとき、プログラマブルカウンタ31から出力される
制御信号は、受信信号帯域に基づいて出力される。
【0032】すなわち、プログラマブルカウンタ31に
入力される基準信号fckは、受信信号帯域に応じて、f
o1=fck/Np1の信号に分周され、このfo1が
制御信号としてスイッチドキャパシタフィルタ19にお
ける上記スイッチング動作を制御する。
【0033】例えば、プログラマブルカウンタ31から
出力される制御信号fo1において、制御信号fo1が
Hレベルのときは、スイッチT1を閉じさせ(スイッチ
T1がON状態)、スイッチT2を開かせるので(スイ
ッチT1がOFF状態)、コンデンサには電荷が貯ま
る。そして、制御信号fo1がLレベルのときは、スイッ
チT1を開かせ(スイッチT1がOFF状態)、スイッ
チT2を閉じさせるので(スイッチT2がON状態)、コ
ンデンサに貯まっていた電荷がスイッチT2側に放出さ
れる。そして、このスイッチT1およびスイッチT2の
ON、OFFの切り替えを速くすることによって、帰還抵
抗Rとしてのスイッチドキャパシタ素子27の抵抗値
は、小さくなり、切り替えを遅くすることによって、帰還
抵抗Rとしてのスイッチドキャパシタ素子27の抵抗値
は、大きくなる。
【0034】異なる受信信号帯域の受信信号を受信する
場合を考える。異なる受信信号帯域毎にフィルタのカッ
トオフ周波数を可変する必要がある。低いカットオフ周
波数にするためには、上記ω=1/RC(1)より、スイッ
チドキャパシタ素子27における抵抗値を大きくさせる
ように、スイッチドキャパシタ素子27に入力される制
御信号foの周波数を低くする。このとき、プログラマ
ブルカウンタ31には、周波数が低い制御信号foが出
力されるように、バイナリ値を入力する。
【0035】反対に、高いカットオフ周波数にするため
には、上記ω=1/RC(1)より、スイッチドキャパシ
タ素子27における抵抗値を小さくさせるように、スイ
ッチドキャパシタ素子27に入力される制御信号foの
周波数を高くする。このように、スイッチT1およびス
イッチT2の開閉の速さを上記プログラマブルカウンタ
31の出力する制御信号fo1によって可変させれば、
帰還抵抗Rとしてのスイッチドキャパシタ素子27の抵
抗値を変えることが可能となる。そして、帰還抵抗Rと
してのスイッチドキャパシタ素子27の抵抗値を可変す
ることによって、スイッチドキャパシタフィルタ19の
カットオフ周波数fcを可変することが可能となる。
【0036】次に、図3(b)において、32は、少数点以
下の値を含む分周値を有する、フラクショナル−N(F
ractional Number)方式の分周器であ
り、1/Nに限らず所望の分周比を任意な値に設定する
ことが可能なものである。プログラマブルカウンタ31
による分周比は、基準信号の整数倍に決まってしまうが、
このフラクショナル−N方式の分周器32は、入力され
る基準信号fckのパルスを任意に抜いたり足したりす
ることによって、分周比を任意な値に設定することを可
能としている。すなわち、所望の分周比を設定すること
ができる。
【0037】このフラクショナル−N方式の分周器32
の出力する信号fo2を制御信号としてスイッチドキャ
パシタフィルタ19におけるスイッチドキャパシタ素子
27に入力することにより、スイッチング動作を制御す
る。スイッチドキャパシタ素子27のスイッチング動作
の制御をフラクショナル−N方式の分周器32から出力
される信号で制御することによって、プログラマブルカ
ウンタで制御するよりも細かい制御が可能となる。
【0038】このように、ダイレクトコンバージョン受
信機において、ベースバンド信号の不要な信号を除去す
るローパスフィルタにスイッチドキャパシタフィルタを
利用することにより、簡単な構成でいろいろな帯域の受
信信号を受信することができる。また、スイッチドキャ
パシタフィルタは、半導体集積回路内に作ることが可能
なので、回路全体を小型化することが可能となる。そし
て、更に、プログラマブルカウンタにおいて、整数型やフ
ラクショナル−N方式の分周器32からの出力信号をカ
ットオフ周波数を可変するための制御信号とすることに
よって、プログラマブルカウンタやフラクショナル−N
方式の分周器32の分周比を変えるためのデータ値を変
えるだけで、容易にカットオフ周波数を可変することが
可能となる。
【0039】なお、本実施形態のダイレクトコンバージ
ョン受信機11は、その形態は上記形態に限定されな
い。例えば、上記スイッチドキャパシタフィルタ19の
カットオフ周波数を可変する制御信号foは、上記局部
発振機17の出力信号を分周させた信号としてもよい。
【0040】図4は、上記ダイレクトコンバージョン受
信機11における局部発振器17の発振信号の周波数を
可変するためのPLL(Phase Locked L
oop)方式のシンセサイザ41の構成を示す図であ
る。図4において、42は、電圧制御発振器(VCO:V
oltage Controlled Oscilla
tor)を、43は、入力されるバイナリ値(整数倍の
値)に応じて電圧制御発振器42から入力される信号の
周波数を整数分の1に分周するプログラマブルカウンタ
を、44は、プログラマブルカウンタ43から出力された
信号と基準信号fxとを比較し、その位相差に応じた電
圧値を出力する位相比較器を、45は、位相比較器44か
ら出力された電圧値から不要周波数成分を取り除き、直
流制御電圧を作り出すローパスフィルタを示している。
【0041】また、46は、電圧制御発振器42から出
力される信号の周波数を1/Pに分周するプログラマブ
ルカウンタを、47は、水晶振動子などから出力される
基準信号fxの周波数を1/Nに固定分周する分周器を
示しており、分周器47から出力される基準信号frは、
fr=fx/Nとなる。
【0042】図4におけるシンセサイザ41は、一般的
に、知られているプログラマブルカウンタ43を使った
PLLシンセサイザであり、水晶発振器などを用いた基
準発振器の周波数を分周して得られる基準周波数frと
電圧制御発振器42の出力fvをプログラマブルカウン
タ43で1/kに分周した周波数とが、位相比較器44
に入力され、fr=fv/Kの状態でループが安定し、出
力fvは、fv=fr・Kとなる。
【0043】そして、電圧制御発振器42から出力され
る信号をプログラマブルカウンタ46で1/Pに分周
し、その分周された信号を上記スイッチドキャパシタフ
ィルタ19におけるスイッチドキャパシタ素子27のス
イッチT1およびスイッチT2の開閉の制御に利用す
る。
【0044】このとき、プログラマブルカウンタ46か
ら出力される制御信号は、受信信号を直接ベースバンド
信号に変換するための発振信号としても使用するので、
プログラマブルカウンタ46に入力されるバイナリ値
は、受信信号と一定の関係をもつ値となっている。
【0045】なお、上記プログラマブルカウンタ43ま
たはプログラマブルカウンタ46を、フラクショナル−
N方式の分周器として構成してもよい。このように、プ
ログラマブルカウンタ46をフラクショナル−N方式の
分周器とした場合は、スイッチドキャパシタフィルタ1
9に入力される制御信号の周波数を任意の値に設定する
ことが可能となる。
【0046】
【発明の効果】本発明の受信機によれば、受信信号を直
接ベースバンド信号に変換する受信機のローパスフィル
タとしてスイッチドキャパシタフィルタを用い、そのカ
ットオフ周波数を変化させることで、種々の周波数に対
応できる受信機を簡素な構成で実現できる。また、分周
器として整数またはフラクショナル−N方式のプログラ
マブルカウンタを用いることで、スイッチドキャパシタ
フィルタのカットオフ周波数を任意の周波数に設定でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる受信機を示す図である。
【図2】スイッチドキャパシタフィルタの回路構成を示
す図である。
【図3】スイッチドキャパシタ素子のスイッチング動作
の制御動作を説明する。
【図4】局部発振器の発振信号の周波数を可変するため
のPLL方式のシンセサイザの構成を示す図である。
【符号の説明】
11 ダイレクトコンバージョン受信機 12 アンテナ 13 バンドパスフィルタ 14 高周波信号増幅器 15 ミキサ 16 90°位相器 17 局部発振器 18 アンチエリアシングフィルタ 19 スイッチドキャパシタフィルタ 20 ベースバンド信号増幅器 21 A/Dコンバータ 22 信号処理部 23 制御信号発生器 24 2次バイクワッドアクティブLPF 25 積分器 26 反転増幅器 27 スイッチドキャパシタ素子 28 コンデンサ 31 プログラマブルカウンタ 32 フラクショナル−Nの分周器 41 シンセサイザ 42 電圧制御 43 プログラマブルカウンタ(シンセサイザ用) 44 位相比較器 45 ローパスフィルタ 46 プログラマブルカウンタ(SCFクロック用) 47 分周器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を直接ベースバンド信号に変換
    する受信機であって、スイッチドキャパシタ素子に与え
    られる制御信号に基づいて上記ベースバンド信号をフィ
    ルタリングする際のカットオフ周波数が制御されるスイ
    ッチドキャパシタフィルタと、周期信号を生成する発振
    器と、上記受信信号に基づいて上記発振器により生成さ
    れた周期信号を分周する分周器と、を備え、上記分周器か
    らの出力信号が上記制御信号として上記スイッチドキャ
    パシタ素子に与えられることを特徴とする受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の受信機であって、上記
    分周器は、プログラマブルカウンタであって、整数また
    はフラクショナル−N方式の分周器であることを特徴と
    する受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の受信機であって、上記
    スイッチドキャパシタフィルタは、少なくとも増幅器を
    備え、上記増幅器の帰還抵抗としての抵抗成分が、上記ス
    イッチドキャパシタ素子により実現されることを特徴と
    する受信機。
  4. 【請求項4】 受信信号を直接ベースバンド信号に変換
    する受信機であって、周期信号を生成する発振器と、上記
    発振器で生成された周期信号と上記受信信号とを混合
    し、ベースバンド信号を出力するミキサと、スイッチドキ
    ャパシタ素子に与えられる制御信号に基づいて上記ミキ
    サから出力されるベースバンド信号をフィルタリングす
    る際のカットオフ周波数が制御されるスイッチドキャパ
    シタフィルタと、上記受信信号に基づいて上記発振器に
    より生成された周期信号を分周する分周器と、を備え、上
    記分周器からの出力信号が上記制御信号として上記スイ
    ッチドキャパシタ素子に与えられることを特徴とする受
    信機。
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