JP2003280744A - 振動制御装置及びその制御方法、並びに、該振動制御装置を有する露光装置及び半導体デバイスの製造方法 - Google Patents
振動制御装置及びその制御方法、並びに、該振動制御装置を有する露光装置及び半導体デバイスの製造方法Info
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- JP2003280744A JP2003280744A JP2002076755A JP2002076755A JP2003280744A JP 2003280744 A JP2003280744 A JP 2003280744A JP 2002076755 A JP2002076755 A JP 2002076755A JP 2002076755 A JP2002076755 A JP 2002076755A JP 2003280744 A JP2003280744 A JP 2003280744A
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Abstract
より、該制御対象を高精度に位置決めすること。 【解決手段】 微動ステージ100を駆動するリニアモ
ータ46、49と、微動ステージ100の位置を測定す
るレーザ計測器51a、51bと、リニアモータ46、
49が微動ステージ100上に駆動力を作用させる位置
の近傍における振動を計測する加速度センサSと、レー
ザ計測器51a、51b及び加速度センサSの計測結果
に基づいて、微動ステージ100の振動を低減しながら
微動ステージ100を駆動するようにリニアモータ4
6、49を制御する補償器11a、11bとを備えるこ
とを特徴とする振動制御装置により、微動ステージ10
0の弾性振動を抑え、微動ステージ100を高精度に位
置決めすることができる。
Description
その制御方法、並びに、該振動制御装置を有する露光装
置及び半導体デバイスの製造方法に関する。
ウエハ等の基板を載せて位置決めするウエハステージを
備えた露光装置が知られている。露光装置においては露
光線幅の微細化に伴い、露光装置のウエハステージに求
められる位置制御精度は数nmのオーダーに達してい
る。また、生産性の向上の観点から、ステージの移動加
速度および移動速度は年々増大の傾向にある。更に、こ
のような高速・高精度のウエハステージの位置制御を実
現するためには、ウエハステージの位置制御系が高いサ
ーボ帯域を持つことが必要である。高いサーボ帯域を実
現することにより、目標値への応答性が高く、外乱など
の影響にも頑健なシステムを得ることができる。従っ
て、可能な限り高いサーボ帯域を持つウエハステージ及
びそれを有する装置等の設計が望まれている。
の構成を示す概略図である。なお、以下では基準座標系
に対する並進3軸(X,Y,Z)と並進3軸の各軸周りの
回転3軸(θx、θy、θz)を合わせて6自由度と呼
ぶことにする。図7を参照しながら、従来のウエハステ
ージの位置制御系の構成とその動作を説明する。
介して支持されている定盤41、定盤41に固定された
固定ガイド42に沿ってY方向に駆動力(推力)を発生
するYリニアモータ46、Yリニアモータ46により定
盤41の基準面上をY方向に移動可能なYステージ4
3、Yステージ43に備えられたX方向のガイドにより
X方向に案内されるXステージ45等を備えている。
を発生するXリニアモータ固定子(不図示)が設けられ
ており、Xステージ45に設けられたXリニアモータ可
動子(不図示)と共に、Xステージ45をX方向に駆動
させる。定盤41及びXガイドとXステージ45との間
は静圧軸受であるエアパッド44cを介してエアで結合
されており、非接触である。定盤41及び固定ガイド4
2とYステージ43との間も静圧軸受であるエアパッド
44a、44bを介してエアで結合されており、非接触
である。
搭載されている。チルトステージ48は不図示のリニア
モータによる駆動力(推力)でZ方向の移動と3軸(θ
x、θy、θz)方向の回転を行う。チルトステージ4
8上に被露光体であるウエハ53を保持する。また、チ
ルトステージ48上のステージ基板49上には、X方向
およびY方向の位置計測に用いる計測ミラー50が設け
られている。
定盤41の基準面に対して面内方向(X、Y、θz)お
よび垂直方向(Z、θx、θy)の6自由度の位置決め
が行われ、その都度1チップ分の露光が行われる。面内
方向(X、Y、θz)の位置は不図示のレンズ鏡筒と一
体化されたレーザ干渉計51を用いて計測され、垂直方
向(Z、θx、θy)についてはレンズ鏡筒と一体化さ
れたアライメント計測系(不図示)によりZ方向の位置
と回転成分の角度が計測される。
あると仮定して、レーザ干渉計51が定盤41に接続さ
れている。なお、Z方向の計測系は省略したが、ステー
ジ基板49上もしくはウエハ53上の3点をレンズ鏡筒
から計測することにより垂直方向(Z、θx、θy)の
位置の計測が可能である。
ぞれサーボ系を構成することにより実現される。レーザ
干渉計51によって計測された位置情報に基づいて、不
図示の補償器がステージ基板49をX方向、Y方向に駆
動するためのアクチュエータである不図示のX方向のX
リニアモータとY方向のYリニアモータ46に対する駆
動指令値を演算し、各々のリニアモータへ送る。これに
よりXステージ45、Yステージ43が駆動される。ま
た、補償器はZ方向の位置と回転方向(θx、θy)の
角度とθz方向の計測値に応じて、チルトステージ48
に対する駆動指令値を演算し、これによりチルトステー
ジ48を駆動する。
により、ウエハステージは制御対象を与えられた目標位
置に移動することができる。
幅の縮小に伴い、露光装置に具備されるウエハステージ
には高い位置制御精度が要求される。また、露光装置に
は、生産性の観点から高いスループットが要求される。
これらの要求を満たすためには、ウエハステージが持つ
位置制御系(サーボ系)の応答性が高く、かつステージ
基板を高速で駆動できることが必要である。
制御精度を高めるため、位置制御系のゲインを可能な限
り高く設定し、高いサーボ帯域を実現していた。
御系(サーボ系)のゲインを高く設定しようとしても、
サーボ系の発振によりその上限は制約される。特に、制
御ループ内に存在する機械系の弾性振動はその大きな要
因である。
は弾性振動が存在するため、サーボ系は不安定になる
か、或いは、制御誤差が大きくなり、制御仕様を満たさ
ない可能性がある。通常、サーボ帯域はこの弾性振動が
持つ最低次の共振周波数の1/3から1/4程度に制限
される。その結果、従来の位置決め装置の位置制御系に
おいては、制御対象(例えばステージ基板)を駆動する
ときに生じる弾性振動の共振周波数により、位置制御系
のサーボ帯域が制限される。
ためには、弾性振動の共振周波数を高める、あるいは弾
性振動を減衰させる必要がある。そのために、ステージ
基板を含む制御対象の剛性を高くする、制御対象の質量
を軽くする、弾性振動の減衰性を高める、などの手段が
とられてきた。しかしながら、ステージ基板を含む制御
対象の軽量化、高剛性化、高減衰化などの機械的な手段
には限界があった。
ル化することにより、サーボ帯域を高める試みもなされ
ているが、制御対象の計測位置および制御対象を駆動す
るための駆動力が作用される位置が固定されている場合
がほとんどであり、例えば、ウエハステージのように連
続的に計測位置が変わる制御対象に対してモデル化する
のは困難であるという問題点があった。
なされたものであり、例えば、制御対象に存在する弾性
振動を抑えることにより、該制御対象を高精度に位置決
めすることを目的とする。
振動制御装置に係り、制御対象を駆動する駆動器と、前
記制御対象の位置を測定する位置計測器と、前記駆動器
が前記制御対象に駆動力を作用させる位置の近傍におけ
る振動を計測する振動計測器と、前記位置計測器及び前
記振動計測器の計測結果に基づいて、前記制御対象の振
動を低減しながら前記制御対象を駆動するように前記駆
動器を制御する補償器とを備えることを特徴とする。
位置計測器は、所定方向における前記制御対象の位置を
計測し、前記振動計測器は、前記所定方向における前記
制御対象の振動を計測する。
補償器は、前記振動の速度成分に基づいて、前記制御対
象の振動を低減するように前記駆動器を制御する。
補償器は、4次ローパスフィルタを含む。
駆動器はリニアモータを有する。
駆動器は、目標位置に前記制御対象を駆動するための第
1の力を発生する位置制御駆動器と、前記制御対象の振
動を低減するための第2の力を発生する振動制御駆動器
とを含む。
補償器は、前記位置計測器の計測結果に基づいて、目標
位置に前記制御対象を駆動するように前記位置制御駆動
器を制御する位置補償器と、前記振動計測器の計測結果
に基づいて、前記制御対象の振動を低減するように前記
制御対象を駆動するように前記振動制御駆動器を制御す
る振動補償器とを含む。
振動補償器は、4次ローパスフィルタを含む。
振動補償器は、前記振動の速度成分に基づいて、前記制
御対象の振動を低減するように振動制御駆動器を制御す
る。
位置制御駆動器及び前記振動制御駆動器の少なくとも1
つは、リニアモータを有する。
制御対象は弾性体により他の構造体に連結されている。
制御対象は6自由度を有する。
係り、物体を駆動する駆動工程と、前記物体の位置を測
定する位置計測工程と、前記駆動工程において前記物体
に駆動力が作用する位置の近傍における振動を計測する
振動計測工程と、前記位置計測工程及び前記振動計測工
程による計測結果に基づいて、前記物体の振動を低減し
ながら前記物体を駆動するように制御する補償工程とを
含むことを特徴とする。
パターンを形成した原版に照射される露光光を基板に投
影するための光学系と、前記基板または前記原版を保持
し位置決めを行うステージ装置とを備え、前記ステージ
装置は、ステージと、制御対象を駆動する駆動器と、前
記制御対象の位置を測定する位置計測器と、前記駆動器
が前記制御対象に駆動力を作用させる位置の近傍におけ
る振動を計測する振動計測器と、前記位置計測器及び前
記振動計測器の計測結果に基づいて、前記制御対象の振
動を低減しながら前記制御対象を駆動するように前記駆
動器を制御する補償器とを備えることを特徴とする。
製造方法に係り、半導体デバイスの製造方法であって、
基板に感光材を塗布する塗布工程と、前記塗布工程で前
記感光材が塗布された前記基板に請求項14に記載の露
光装置を利用してパターンを転写する露光工程と、前記
露光工程で前記パターンが転写された前記基板の前記感
光材を現像する現像工程とを有することを特徴とする。
好適な実施の形態に係る振動制御装置の構成を示す図で
ある。以下、図1を用いて、高速・高精度の振動制御装
置の構成及びその制御方法について説明する。
動ステージ)を所定方向に駆動するための駆動力を制御
対象に作用させる駆動器(例えばリニアモータ)、所定
方向における制御対象の位置を計測する位置計測器(例
えばレーザ干渉計、アライメント計測系)、駆動器によ
り駆動力が作用される制御対象上の位置近傍の振動を計
測する振動計測器(例えば加速度センサ)、位置計測器
及び振動計測器のうちの少なくとも1つの計測結果に基
づいて制御対象を駆動するように駆動器を制御する補償
器11a、11bを備える。
して支持されている。Yステージ43は、定盤41に固
定された固定ガイド42に沿ってY方向に駆動力(推
力)を発生するYリニアモータ(アクチュエータ)46
により、定盤41の基準面上をY方向に移動可能であ
る。定盤41および固定ガイド42とYステージ43と
の間は静圧軸受であるエアパッド44a、44bを介し
てエアで結合されており、非接触である。Yステージ4
3はX方向のXガイド47を備えており、Yステージ4
3に搭載されたXステージ45をX方向に案内する。ま
た、Yステージ43にはX方向に駆動力を発生するXリ
ニアモータ(アクチュエータ)49の固定子が設けら
れ、Xステージ45に設けられた可動子と共に、Xステ
ージ45をX方向に駆動させる。定盤41及びXガイド
47とXステージ45とは静圧軸受であるエアパッド4
4cを介してエアで結合されており、非接触である。
搭載されている。微動ステージ100はXY方向に作用
する複数のリニアモータによる駆動力(推力)で、X、
Y方向の移動およびθz方向の回転を行い、Z方向に作
用する複数のリニアモータによる駆動力(推力)でZ方
向の移動およびθx、θy方向の回転を行う。Cx1、
Cx2、Cy1、Cy2はXY方向のX、Yリニアモー
タ固定子、Cz1、Cz2、Cz3はZ方向のリニアモ
ータ固定子、Mx1、Mx2、My1、My2、Mz
1、Mz2、Mz3はそれぞれに対応するリニアモータ
可動子である。本実施形態では電流が流れるコイルを固
定側、永久磁石を可動側に設定しているが、この組み合
わせはどちらでも効果は変わらない。微動ステージ10
0上には被露光体であるウエハ53が保持され、また、
微動ステージ100にはX方向およびY方向の位置計測
に用いられる計測ミラー50a、50bが設けられてい
る。
り、定盤41の基準面に対して面内方向(X、Y、θ
z)および垂直方向(Z、θx、θy)の6自由度の位
置決めを行い、その都度ウエハに対して1チップ分の露
光が行われる。面内方向(X、Y、θz)の位置はレン
ズ鏡筒(不図示)と一体であるレーザ干渉計51a、5
1bを用いて測定され、垂直方向(Z、θx、θy)に
ついてはレンズ鏡筒と一体のアライメント計測系(不図
示)によりZ方向の位置と回転成分の角度が計測され
る。さらに、微動ステージ100に固定されたリニアモ
ータ可動子Mx1、Mx2、Mx1、My2、My1、
Mz2、Mz3(以下では、これらを代表してMと示
す)の近傍には、加速度センサSx1、Sx2、Sy
1、Sy2、Sz1、Sz2、Sz3(以下では、これ
らを代表してSと示す)が各々駆動力(推力)の作用方
向の微動ステージ100の加速度を検出できるように配
置されている。これによって、加速度センサSは、リニ
アモータ可動子Mが駆動力(推力)を作用させる微動ス
テージ100上の位置近傍の振動を計測することができ
る。なお、Mx1、My2、Mz1、Sx1、Sy2、
Sz1については作図上の制約から図示されていない。
一体であると仮定して、レーザ干渉計51a、51bは
定盤41に接続されているとしたが、レンズ鏡筒と定盤
41とが別である場合は、レーザ干渉計51a、51b
はレンズ鏡筒に接続されていても本実施形態による効果
は変わらない。また、Z方向の計測系は省略したが、微
動ステージ100基板上もしくはウエハ53上の3点を
レンズ鏡筒から計測することにより垂直方向(Z、θ
x、θy)の計測が可能である。6自由度の位置決め
は、6軸のそれぞれについてサーボ系を構成することに
よって行われる。レーザ干渉計51a、51bの位置情
報の計測結果及びアライメント計測系(不図示)の垂直
方向における位置情報の計測結果に基づいて、補償器1
1a、11bは微動ステージ100を駆動するように各
リニアモータを制御する。すなわち、補償器11a、1
1bは、各リニアモータへの指令値を演算し、各リニア
モータはその指令値に従って微動ステージ100を6軸
の任意の方向に駆動する。加速度センサSの計測結果に
基づいて動作する補償器については後述する。また、X
ステージ、Yステージは別に位置計測手段(不図示)に
よって計測された位置情報により、X、Y方向に駆動さ
れる。
動制御装置を制御する方法について説明する。
振動制御装置の制御系のブロック図である。この制御系
は、レーザ干渉計51a、51bによって計測される位
置情報の計測結果及びチルト計測結果に基づく位置制御
ループ1と、リニアモータ可動子Mの近傍に配置された
加速度センサSによる計測結果に基づく振動制御ループ
2とで構成される。位置補償器11は座標変換および一
般的なPIDコントローラを含み、振動補償器21は加
速度を1階積分して速度に変換する変換器を含む。加速
度センサSは、微動ステージ(ステージ基板)100に
固定されたリニアモータ可動子Mの近傍の駆動力(推
力)の作用方向の応答(例えば加速度)を検出し、リニ
アモータが駆動力(推力)を作用させる微動ステージ1
00上の位置近傍の振動を計測する。加速度センサS
は、典型的には、ある基準からの相対変動を検出するも
のではなく、絶対変動を検出するものである。加速速度
センサSが絶対変動を検出することによる利点について
は後述する。なお、ある基準が振動成分を含んでいなけ
れば、例えば、リニアエンコーダ、静電センサなどの相
対変動検出器の値を基準に用いても構わない。また、振
動補償器21の変換器は、対象となる弾性振動の速度情
報が得られればよいので、DC成分を積分する機能は必
ずしも必要ではないし、情報源(例えば加速度センサ
S)が変位センサの場合は速度を演算するために微分の
機能を必要とする。ドライバ15は、位置補償器11及
び振動補償器21により演算された指令値に基づいて、
微動ステージ100を所定方向に駆動するための駆動力
をこの微動ステージ100に作用させるために、不図示
のリニアモータ固定子のコイルに駆動電流を供給し、微
動ステージ100に固定されたリニアモータ可動子Mを
所定方向に駆動する。
動制御ループについて説明する。
説明する。リニアモータ(例えば、リニアモータ固定子
Cx1とリニアモータ可動子Mx1とで構成される)が
微動ステージ100に駆動力を作用させる位置をaとす
ると、あるレーザ干渉計51a、51bの測定位置uま
での力-変位伝達特性は振動工学的に式(1)のように
表わされ、伝達特性のゲイン位相線図は図3aで示され
る。
計51a、51bとの計測位置uは同じではない(コロ
ケーションが成立していない)ため、通常、位相が18
0度以上遅れる。さらに、レーザ干渉計51a、51b
の計測位置uは微動ステージ100の可動範囲内で変化
するため、伝達特性も大きく変動する。
波数はF0にとどまる。
説明する。リニアモータ(作用位置をa)から、加速度
センサSの計測点(測定位置がa)の力−変位伝達特性
は、式(2)のように表わされ、伝達特性のゲイン位相
線図は図3bで示される。
サSの計測位置aとが全く同じである(コロケーション
が成立している)ため、位相は180度以上遅れること
がない。また、両者の位置関係は固定されているため伝
達特性も変動しない。したがって、振動制御ループは安
定であり、速度フィードバック制御系のゲインを高める
ことができる。その結果、位置制御の制御特性は、この
振動制御ループを用いることによって、図3(c)のよ
うな特性が得られ、応答周波数はF1と飛躍的に増大す
る。
御ループと振動制御ループとで異なるリニアモータを用
いる実施形態について説明する。
制御ループは、共通のリニアモータを用いた。しかし、
ほぼ同一のところに駆動力(推力)がかかるのであれ
ば、共通のリニアモータを必ずしも用いる必要はない。
例えば、図4に示すようにターン数の多いコイルcとタ
ーン数の少ないコイルc'の並列構成にして、それぞれ
所定方向における目標位置に制御対象(例えば微動ステ
ージ)を駆動するための大きな駆動力(発生力)を必要
とする位置制御ループ(コイルcを用いる)と、制御対
象(例えば微動ステージ)の振動を相殺するための駆動
力(発生力)は微弱で構わないが高いサーボ帯域を必要
とする振動制御ループ(コイルc'を用いる)とを独立
させるリニアモータを構成しても構わない。この場合、
互いのコイル間での干渉が生じるため、特に、振動制御
ループの電流特性は高いサーボ帯域を持つのが望まし
い。
ープ内にローパスフィルタを用いる実施形態について説
明する。
いサーボ帯域持つことが期待されるが、 (1)駆動力の作用点と加速度の計測点とが一致しない
場合がある (2)検出特性にも応答限界から来る位相遅れが生じる の2点を更に考慮することによって、より高精度な制御
系を実現することができる。
に高域遮断特性を持つローパスフィルタ22を更に設け
る。特に、顕著な効果を有するのは、制御特性のノッチ
部分に合わせた4次フィルタである。以下に4次ローパ
スフィルタの手法及び効果を示す。
ける制御特性の計算例を示す図である。速度フィードバ
ックだけでは、高い周波数において予期しないモードの
発振が生じるため、思うようにゲインが上げられない場
合を想定する。そこで、制御特性に必ず存在するノッチ
の周波数Fnに合わせたQが適当に高い4次フィルタを
挿入する。なお、コロケーションがほぼ成立している系
では、低域モードのピーク間には必ずノッチが存在する
ことが理論的に証明される。Qが適当に高い4次フィル
タにより、 (1)Fnより低い帯域での位相周りが少ない (2)Fnより高い帯域でも各ピークの安定を保つこと
ができる。
遮断することができ、速度フィードバックのゲインを上
げることができる。
られない高い効果が得られている。
に係る弾性振動制御装置の他の実施形態について説明す
る。
適な実施の形態に係る弾性振動制御装置は6軸自由度を
有する微動ステージ100の駆動をリニアモータ46、
49で行っている。この弾性振動制御装置は、さらに他
の構造体と弾性体(例えば弱いバネ)で連結されている
微動ステージ100によって構成されてもよい。実施形
態1において、本実施形態における弱いバネを用いて微
動ステージ100を他の構造体(例えばxステージ4
5)と連結することができる。この弱いバネは、例え
ば、空気バネや磁気バネ等が考えられる。
御装置を半導体デバイスの製造プロセスに適用した場合
に用いられる露光装置の概念図を示したものである。図
8において、照明光学系81から出た光は原版であるレ
チクル82上に照射される。レチクル82はレチクルス
テージ83上に保持され、レチクル82のパターンは、
縮小投影レンズ84の倍率で縮小投影されて、その像面
にレチクルパターン像を形成する、縮小投影レンズ84
の像面は、Z方向と垂直な関係にある。露光対象の試料
である基板85表面には、レジストが塗布されており、
露光工程で形成されたショットが配列されている。基板
85は、基板ステージ86上に載置されている。基板ス
テージ86は、基板85を固定するチャック、X軸方向
とY軸方法に各々水平移動可能なXYステージ等により
構成されている。基板ステージ86の位置情報は、基板
ステージ86に固定されたミラー87に対して基板ステ
ージ干渉計88により常時計測されている。本発明の好
適な実施形態に係る振動制御装置80は、基板ステージ
干渉計88から出力される位置信号等によって制御信号
を生成し、基板ステージ86の位置を制御する。
バイスの全体的な製造プロセスのフローである。ステッ
プ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行
う。ステップ2(マスク作製)では設計した回路パター
ンに基づいてマスクを作製する。一方、ステップ3(ウ
エハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造
する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ば
れ、上記のマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技術
によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステッ
プ5(組立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって
作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であ
り、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、
パッケージング工程(チップ封入)等の組立て工程を含
む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半
導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査
を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、
これを出荷(ステップ7)する。
ローを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を
酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に
絶縁膜を成膜する。ステップ13(電極形成)ではウエ
ハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イ
オン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ
15(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。
ステップ16(露光)では上記の露光装置を用いてウエ
ハを精密に移動させ、回路パターンをウエハに転写す
る。ステップ17(現像)では露光したウエハを現像す
る。ステップ18(エッチング)では現像したレジスト
像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥
離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取
り除く。これらのステップを繰り返し行うことによっ
て、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
在する弾性振動を抑えることにより、該制御対象を高精
度に位置決めすることができる。
の構成を示す図である。
の制御系のブロック図である。
図である。
において位置制御ループと振動制御ループとで異なるリ
ニアモータを用いる実施形態を示す図である。
において制御ループ内にローパスフィルタを用いる実施
形態を示す図である。
計算例を示す図である。
概略図である。
を用いた露光装置を示す図である。
ーを示す図である。
る。
補償器、21:振動補償器、22:フィルタ、M:リニ
アモータ可動子、C:リニアモータ固定子、S:加速度
センサ、100:微動ステージ、50:計測ミラー、5
1a、b:レーザ干渉計
Claims (15)
- 【請求項1】 制御対象を駆動する駆動器と、 前記制御対象の位置を測定する位置計測器と、 前記駆動器が前記制御対象に駆動力を作用させる位置の
近傍における振動を計測する振動計測器と、 前記位置計測器及び前記振動計測器の計測結果に基づい
て、前記制御対象の振動を低減しながら前記制御対象を
駆動するように前記駆動器を制御する補償器と、 を備えることを特徴とする振動制御装置。 - 【請求項2】 前記位置計測器は、所定方向における前
記制御対象の位置を計測し、前記振動計測器は、前記所
定方向における前記制御対象の振動を計測することを特
徴とする請求項1に記載の振動制御装置。 - 【請求項3】 前記補償器は、前記振動の速度成分に基
づいて、前記制御対象の振動を低減するように前記駆動
器を制御することを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の振動制御装置。 - 【請求項4】 前記補償器は、4次ローパスフィルタを
含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
1項に記載の振動制御装置。 - 【請求項5】 前記駆動器は、リニアモータを有するこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
記載の振動制御装置。 - 【請求項6】 前記駆動器は、 目標位置に前記制御対象を駆動するための第1の力を発
生する位置制御駆動器と、 前記制御対象の振動を低減するための第2の力を発生す
る振動制御駆動器と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の振動制御装
置。 - 【請求項7】 前記補償器は、 前記位置計測器の計測結果に基づいて、目標位置に前記
制御対象を駆動するように前記位置制御駆動器を制御す
る位置補償器と、 前記振動計測器の計測結果に基づいて、前記制御対象の
振動を低減するように前記制御対象を駆動するように前
記振動制御駆動器を制御する振動補償器と、 を含むことを特徴とする請求項6に記載の振動制御装
置。 - 【請求項8】 前記振動補償器は、4次ローパスフィル
タを含むことを特徴とする請求項7に記載の振動制御装
置。 - 【請求項9】 前記振動補償器は、前記振動の速度成分
に基づいて、前記制御対象の振動を低減するように振動
制御駆動器を制御することを特徴とする請求項7または
請求項8に記載の振動制御装置。 - 【請求項10】 前記位置制御駆動器及び前記振動制御
駆動器の少なくとも1つは、リニアモータを有すること
を特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれか1項に記
載の振動制御装置。 - 【請求項11】 前記制御対象は弾性体により他の構造
体に連結されていることを特徴とする請求項1乃至請求
項10のいずれか1項に記載の振動制御装置。 - 【請求項12】 前記制御対象は6自由度を有すること
を特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に
記載の振動制御装置。 - 【請求項13】 物体の制御方法であって、 物体を駆動する駆動工程と、 前記物体の位置を測定する位置計測工程と、 前記駆動工程において前記物体に駆動力が作用する位置
の近傍における振動を計測する振動計測工程と、 前記位置計測工程及び前記振動計測工程による計測結果
に基づいて、前記物体の振動を低減しながら前記物体を
駆動するように制御する補償工程と、 を含むことを特徴とする物体の制御方法。 - 【請求項14】パターンを形成した原版に照射される露
光光を基板に投影するための光学系と、 前記基板または前記原版を保持し位置決めを行うステー
ジ装置と、 を備え、 前記ステージ装置は、 ステージと、 制御対象を駆動する駆動器と、 前記制御対象の位置を測定する位置計測器と、 前記駆動器が前記制御対象に駆動力を作用させる位置の
近傍における振動を計測する振動計測器と、 前記位置計測器及び前記振動計測器の計測結果に基づい
て、前記制御対象の振動を低減しながら前記制御対象を
駆動するように前記駆動器を制御する補償器と、 を備えることを特徴とする露光装置。 - 【請求項15】 半導体デバイスの製造方法であって、 基板に感光材を塗布する塗布工程と、 前記塗布工程で前記感光材が塗布された前記基板に請求
項14に記載の露光装置を利用してパターンを転写する
露光工程と、 前記露光工程で前記パターンが転写された前記基板の前
記感光材を現像する現像工程と、 を有することを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
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|---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2002076755A JP2003280744A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 振動制御装置及びその制御方法、並びに、該振動制御装置を有する露光装置及び半導体デバイスの製造方法 |
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2002
- 2002-03-19 JP JP2002076755A patent/JP2003280744A/ja active Pending
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