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JP2003249688A - 発光装置 - Google Patents

発光装置

Info

Publication number
JP2003249688A
JP2003249688A JP2002050114A JP2002050114A JP2003249688A JP 2003249688 A JP2003249688 A JP 2003249688A JP 2002050114 A JP2002050114 A JP 2002050114A JP 2002050114 A JP2002050114 A JP 2002050114A JP 2003249688 A JP2003249688 A JP 2003249688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
phosphor
light emitting
emitting device
led chip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002050114A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Matsushita
保彦 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2002050114A priority Critical patent/JP2003249688A/ja
Publication of JP2003249688A publication Critical patent/JP2003249688A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • H10W72/07554
    • H10W72/547
    • H10W90/756

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  • Led Device Packages (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 観測者の視認する角度により異なる発光色を
得ることができる発光装置を提供する。 【解決手段】 発光装置10は、LED(発光ダイオー
ド)チップ1、2本のリードフレーム3,4および円盤
状の蛍光体16を備える。リードフレーム3,4は銅合
金等の金属からなる。リードフレーム3の先端部はL字
状に形成されている。リードフレーム3の先端にカップ
が形成され、カップ内にLEDチップ1がマウントさ
れ、LEDチップ1に対して間隔をもって円盤状の蛍光
体16が配置され、2本のリードフレーム3,4の後端
部を除いてLEDチップ1、ワイヤ2、蛍光体16およ
びリードフレーム3,4の先端部が樹脂モールド5で覆
われている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光素子および蛍
光体を用いた発光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発光ダイオード(以下、LEDと呼ぶ)
は種々の光源として様々な分野で利用されおり、赤色、
緑色、青色等の発光を行うLEDが開発されている。
【0003】また、近年においては、例えば特開平10
−242513号公報に開示されているように、LED
チップを蛍光体と組み合わせることにより白色系の発光
が可能なLEDも提案されている。図5は、LEDチッ
プおよび蛍光体を用いた従来の発光装置の断面図であ
る。
【0004】発光装置50は、LEDチップ51および
2本のリードフレーム3,4を備える。リードフレーム
3はL字状に形成されており、さらにリードフレーム3
の先端部は凹状に形成されている。リードフレーム3の
先端上にLEDチップ51がマウントされ、LEDチッ
プ51の上部電極が金等のワイヤ2でリードフレーム
3,4と電気的に接続されている。さらに、LEDチッ
プ51の全体は、黄色蛍光体混入樹脂56により覆われ
ている。2本のリードフレーム3,4の後端部を除いて
LEDチップ51、ワイヤ2およびリードフレーム3,
4の先端部が樹脂モールド5で覆われている。
【0005】発光装置50において、2本のリードフレ
ーム3,4間に電圧を印加することにより、LEDチッ
プ51に電流が流れると、LEDチップ51の上面より
青色の光が放射される。
【0006】LEDチップ51により青色の光が発生さ
れると、黄色蛍光体混入樹脂56が青色の光により励起
される。それにより、黄色蛍光体混入樹脂56から黄色
の蛍光が発生される。そして、黄色蛍光体混入樹脂56
に吸収されずに透過した青色の光が黄色蛍光体混入樹脂
56により発生された黄色の蛍光と合成されることによ
り、白色光に変換され、樹脂モールド5を通して外部に
出射される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
LEDを用いた発光装置は、赤色光、緑色光、青色光お
よび白色光などの単色光を発生するため、多方向より見
る場合に単色光しか視認できない。
【0008】したがって、発光装置を装飾照明などに用
いる場合には、単調な光しか得ることができず、装飾性
の観点から不十分である。
【0009】本発明の目的は、観測者の視認する角度に
より異なる発光色を得ることができる発光装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
に係る発光装置は、光を発生する発光素子と、発光素子
により発生された光により励起される蛍光体とが一体的
に構成され、発光素子により発生された光のうち一部の
光が蛍光体に入射しかつ他の光が蛍光体に入射すること
なく出射されるように蛍光体が配置されたものである。
【0011】本発明に係る発光装置においては、光が発
光素子により発生され、発光素子により発生された光の
うち一部の光が蛍光体に入射し、他の光が蛍光体に入射
することなく出射される。蛍光体に入射した光のうち一
部の光は蛍光体に吸収され、残りの光は蛍光体を透過す
る。蛍光体は、吸収した光により励起され、蛍光を発生
する。蛍光体により発生された蛍光は、蛍光体を透過し
た光と合成され、合成された光が放射される。一方、蛍
光体に入射しない光はそのまま出射される。
【0012】そのため、発光素子と蛍光体とを結ぶ方向
から発光装置を見た場合には、蛍光体から放射される上
記の合成光のみを視認することができる。一方、発光素
子と蛍光体とを結ぶ方向以外の方向から発光装置を見た
場合には、発光素子により発生された光と蛍光体から放
射される合成光の両方を視認することができる。
【0013】このように、発光装置を見る方向によって
視認される発光が異なるので、装飾的な発光が得られる
とともに、発光色の指向特性が得られる。
【0014】発光素子および蛍光体が透光性材料で覆わ
れるとともに、蛍光体と発光素子とが間隔をもって配置
されてもよい。それにより、透光性材料により蛍光体が
発光素子と容易に一体化される。この場合、発光素子に
より発生された光のうち一部の光が透光性材料を通して
蛍光体に入射し、他の光が蛍光体に入射することなく透
光性材料を通して出射される。
【0015】発光素子は半導体発光素子であり、透光性
材料は樹脂からなるモールド体であってもよい。この場
合、装飾的な効果が得られるとともに発光色の指向特性
が得られるコンパクトな発光装置が実現する。また、発
光素子を覆う透光性材料が樹脂からなるモールド体であ
るので、作製が容易である。
【0016】蛍光体が発光素子により発生された光によ
り異なる色の蛍光を発生する複数の蛍光材料からなる部
分に分割されていてもよい。この場合、蛍光体を見る方
向によって異なる発光色を視認することができるので、
さらに装飾的な発光が得られるとともに複数の指向特性
が得られる。
【0017】蛍光体が円盤状に形成されてもよい。この
場合、発光素子により発生された光の一部が円盤状の蛍
光体に入射し、他の光は円盤状の蛍光体の外周部から出
射される。
【0018】円盤状の蛍光体は、発光素子の上面の法線
に対して垂直に配置されてもよい。あるいは、円盤状の
蛍光体は、発光素子の上面の法線に対して傾斜するよう
に配置されてもよい。
【0019】発光素子は発光ダイオードであってもよ
い。この場合、発光ダイオードは小型でかつ発散光を発
生するので、広い角度範囲から装飾的な光を発生するこ
とができるコンパクトな発光装置が実現する。
【0020】発光ダイオードは窒化物系半導体により形
成されてもよい。これにより、紫色から青色の波長領域
の光を効率よく発生することができるとともに、紫色か
ら青色の波長領域の光により蛍光体を効率よく励起する
ことができる。
【0021】発光素子は可視光を発光するため、人間の
目により装飾的な発光および指向特性を有する発光を視
認することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図4に基づいて説明する。
【0023】(第1の実施の形態)図1は第1の実施の
形態における発光装置の構造を示す断面図である。
【0024】発光装置10は、LED(発光ダイオー
ド)チップ1、2本のリードフレーム3,4および円盤
状の蛍光体16を備える。リードフレーム3,4は銅合
金等の金属からなる。リードフレーム3の先端部はL字
状に形成されている。リードフレーム3の先端にカップ
が形成され、カップ内にLEDチップ1がマウントされ
ている。LEDチップ1の一方の電極はワイヤ2でリー
ドフレーム3に電気的に接続され、LEDチップ1の他
方の電極はワイヤ2でリードフレーム4に電気的に接続
されている。
【0025】さらに、LEDチップ1に対して間隔をも
って円盤状の蛍光体16が配置され、2本のリードフレ
ーム3,4の後端部を除いてLEDチップ1、ワイヤ
2、蛍光体16およびリードフレーム3,4の先端部が
樹脂モールド5で覆われている。
【0026】LEDチップ1は可視光を発生する。本実
施の形態では、LEDチップ1は、III−V族窒化物
系半導体により形成され、InGaN発光層を有する。
このLEDチップ1はピーク波長460nmの青色光を
発生する。ここで、窒化物系半導体は、ガリウム、イン
ジウムおよびアルミニウムのうち少なくとも1つを含む
窒化物半導体である。
【0027】蛍光体16はLEDチップ1から発生され
る光により励起され、蛍光を発生する。本実施の形態で
は、蛍光体16は、LEDチップ1により発生される青
色光により励起され、黄色光を発生する。蛍光体16の
組成は例えば(Y,Gd)3Al512:Ceであり、粒
径は約9μmである。
【0028】蛍光体16は、樹脂モールド5内でLED
チップ1の上面の法線に対して垂直となるように設けら
れている。また、蛍光体16は、LEDチップ1により
発生される青色光を完全に遮蔽しないように、樹脂モー
ルド5の中間部に設けられる。
【0029】樹脂モールド5は可視光を透過する樹脂に
より釣鐘状に形成される。この樹脂モールド5は2段階
に分けて形成される。すなわち、第1段階でLEDチッ
プ1、ワイヤ2およびリードフレーム3,4の先端部を
樹脂でモールドした後に、第2段階で蛍光体16をモー
ルドする。
【0030】発光装置10において、2本のリードフレ
ーム3,4間に電圧を印加することによりLEDチップ
1に電流が流れると、LEDチップ1の上面より青色光
が放射される。LEDチップ1により放射された青色光
のうち一部の青色光Bu1は蛍光体16に入射する。
【0031】蛍光体16に入射した青色光Bu1のうち
一部は蛍光体16に吸収され、残りは蛍光体16を透過
する。蛍光体16は、吸収した青色光により励起され、
黄色光を発生する。蛍光体16により発生された黄色光
は、蛍光体16を透過した青色光と合成される。それに
より、蛍光体16から白色光W1が放射される。このよ
うにして、蛍光体16は、LEDチップ1により発生さ
れた青色光を白色光に波長変換する。蛍光体16により
放射された白色光W1は樹脂モールド5を透過して外部
に出射される。
【0032】一方、上述のLEDチップ1により放射さ
れた青色光のうち残りの青色光Bu2はLEDチップ1
と蛍光体16との間から樹脂モールド5を透過して外部
に出射される。
【0033】以上に示すように、本実施の形態に係る発
光装置10からは白色光および青色光が出射される。
【0034】次に、図1に示すように発光装置10を3
つの方向A,B,Cより見た場合の出射光の色について
説明する。以下の説明で、LEDチップ1の上面の法線
方向を発光装置10の光軸とする。方向Aは発光装置1
0の光軸に対して一の側方に傾斜した方向であり、方向
Bは発光装置10の光軸方向であり、方向Cは発光装置
10の光軸に対して他の側方に傾斜した方向である。
【0035】観測者が方向Aおよび方向Cより発光装置
10を見た場合、蛍光体16により放射される白色光W
1およびLEDチップ1から直接的に発生される青色光
Bu2の両方を視認することができる。一方、観測者が
方向Bより発光装置10を見た場合、蛍光体16により
放射される白色光W1のみを視認することができる。
【0036】さらに、観測者が発光装置10を真横より
見た場合、蛍光体16を介することなくLEDチップ1
から直接的に発せられる青色光Bu2を支配的に視認で
きる。
【0037】このように、本実施の形態の発光装置10
においては、発光装置10を見る方向により異なる色の
光を視認することができる。したがって、発光装置10
を装飾照明に用いた場合に装飾性が向上する。また指向
性を有する発光色を得ることができる。
【0038】なお、LEDチップ1と蛍光体16との間
隔が小さすぎる場合、LEDチップ1により発生される
光の大部分が蛍光体16に入射し、LEDチップ1と蛍
光体16との間から出射される青色光Bu2が少なくな
る。この場合、観測者は、極めて限られた範囲でしか青
色光Bu2を視認することができない。一方、LEDチ
ップ1と蛍光体16との間隔が大きすぎる場合は、青色
光Bu2を視認可能な範囲は拡がるが、蛍光体16を励
起する青色光Bu1の強度が低下するので、蛍光体16
から放射される白色光W1が弱くなる。それにより、素
子特性が低下する。したがって、LEDチップ1と蛍光
体16との間隔は、青色光Bu1を視認することがで
き、かつ十分な強度の白色光W1を視認することができ
るように設定する。
【0039】また、蛍光体16の面積が平面方向に小さ
い場合には、蛍光体16から放射される白色光W1の範
囲が狭くなり、観測者の視認範囲の中で白色光W1の割
合が小さくなる。一方、蛍光体16の面積が平面方向に
大きい場合には、蛍光体16から放射される白色光W1
の範囲が広くなり、観測者の視認範囲の中で白色光W1
の割合が大きくなる。このように、蛍光体16の面積の
大きさを調整することにより白色光W1を視認可能な範
囲を調整することができる。
【0040】(第2の実施の形態)図2は第2の実施の
形態における発光装置の構造を示す断面図である。
【0041】第2の実施の形態に係る発光装置20の構
造は、図1の蛍光体16の代わりに2種類の蛍光体2
6,27が設けられている点を除いて第1の実施の形態
と同様である。
【0042】蛍光体26,27の各々は半円盤状を有
し、蛍光体26,27を合わせることにより円盤状に一
体化されている。
【0043】蛍光体26,27は、LEDチップ1から
発生される光により励起され、蛍光を発生する。本実施
の形態では、蛍光体26は、LEDチップ1により発生
される青色光により励起され黄色光を発生する。蛍光体
26の組成は例えば(Y,Gd)3Al512:Ceであ
り、粒径は約9μmである。また、蛍光体27は、LE
Dチップ1により発生される青色光により励起され緑色
光を発生する。蛍光体27の組成は例えばY3Al
512:Ceであり、粒径は約5μmである。
【0044】一体化された蛍光体26,27は、樹脂モ
ールド5内でLEDチップ1の上面の法線に対して垂直
となるように設けられている。また、蛍光体26,27
は、LEDチップ1により発生される青色光を完全に遮
蔽しないように、樹脂モールド5の中間部に設けられ
る。
【0045】発光装置20において、2本のリードフレ
ーム3,4間に電圧を印加することによりLEDチップ
1に電流が流れると、LEDチップ1の上面より青色光
が放射される。LEDチップ1により放射された青色光
のうち一部の青色光Bu1は蛍光体26,27に入射す
る。
【0046】蛍光体26に入射した青色光Bu1のうち
一部は蛍光体26に吸収され、残りは蛍光体26を透過
する。蛍光体26は、吸収した青色光により励起され、
黄色光を発生する。蛍光体26により発生された黄色光
は、蛍光体26を透過した青色光と合成される。それに
より、蛍光体26から白色光W1が放射される。このよ
うにして、蛍光体26は、LEDチップ1により発生さ
れた青色光を白色光に波長変換する。蛍光体26により
放射された白色光W1は樹脂モールド5を透過して外部
に出射される。
【0047】一方、蛍光体27に入射した青色光Bu3
のうち一部は蛍光体27に吸収され、残りは蛍光体27
を透過する。蛍光体27は、吸収した青色光により励起
され、緑色光を発生する。蛍光体27により発生された
緑色光は、蛍光体27を透過した青色光と合成される。
それにより、蛍光体27から白緑色光G1が放射され
る。このようにして、蛍光体27は、LEDチップ1に
より発生された青色光を白緑色光に波長変換する。蛍光
体27により放射された白緑色光G1は樹脂モールド5
を透過して外部に出射される。
【0048】上述のLEDチップ1により放射された青
色光のうち残りの青色光Bu2はLEDチップ1と蛍光
体26,27との間から樹脂モールド5を透過して外部
に出射される。
【0049】以上に示すように、本実施の形態に係る発
光装置20からは白色光、白緑色光および青色光が出射
される。
【0050】次に、図2に示すように発光装置20を3
つの方向A,B,Cより見た場合の出射光の色について
説明する。以下の説明で、LEDチップ1の上面の法線
方向を発光装置20の光軸とする。方向Aは発光装置2
0の光軸に対して一の側方に傾斜した方向であり、方向
Bは発光装置20の光軸方向であり、方向Cは発光装置
20の光軸に対して他の側方に傾斜した方向である。
【0051】観測者が方向Aより発光装置20を見た場
合、蛍光体26,27を介することなくLEDチップ1
から直接的に発せられる青色光Bu2と蛍光体27によ
り放射される白緑色光G1と蛍光体26により放射され
る白色光W1とを視認することができる。
【0052】観測者が方向Bより発光装置20を見た場
合、蛍光体26により放射される白色光W1と蛍光体2
7により放射される白緑色光G1とを視認することがで
きる。
【0053】観測者が方向Cより発光装置20を見た場
合、蛍光体26,27を介することなくLEDチップ1
から直接的に発せられる青色光Bu2と蛍光体26によ
り放射される白色光W1と蛍光体27により放射される
白緑色光G1とを視認することができる。
【0054】ここで、観測者が発光装置20を真横より
見た場合、蛍光体26,27を介することなくLEDチ
ップ1から直接的に発せられる青色光Bu2のみを支配
的に視認できる。
【0055】このように、本実施の形態の発光装置20
においては、発光装置20を見る方向により異なる色の
光を視認することができる。したがって、発光装置20
を装飾照明に用いた場合に装飾性が向上する。また指向
性を有する発光色を得ることができる。
【0056】本実施の形態においては、第1の実施の形
態と同様に、LEDチップ1と一体化した蛍光体26,
27との間隔または蛍光体26,27の平面方向の大き
さ等を調整することにより、各種発光色の視認可能な範
囲や各種発光色の指向性を変化させることができる。
【0057】(第3の実施の形態)図3は第3の実施の
形態における発光装置の構造を示す断面図である。
【0058】第3の実施の形態に係る発光装置30の構
造は、蛍光体16の配置を除いて第1の実施の形態に係
る発光装置10と同様である。
【0059】蛍光体16は、樹脂モールド5内でLED
チップ1の上面の法線に対して傾斜した状態で設けられ
ている。つまり、樹脂モールド5内の蛍光体16は、上
面が方向Aの側を向き、下面が方向Cの側を向くように
傾斜している。また、蛍光体16は、LEDチップ1に
より発生される青色光を完全に遮蔽しないように、樹脂
モールド5の中間部に設けられる。
【0060】発光装置30において、2本のリードフレ
ーム3,4間に電圧を印加することによりLEDチップ
1に電流が流れると、LEDチップ1の上面より青色光
が放射される。LEDチップ1により放射された青色光
のうち一部の青色光Bu1は蛍光体16に入射する。
【0061】第1の実施の形態と同様、LEDチップ1
により放射された青色光のうち一部の青色光Bu1が蛍
光体16に入射することにより、蛍光体16は、LED
チップ1により発生された青色光を白色光に波長変換す
る。また、LEDチップ1により放射された青色光のう
ち残りの青色光Bu2は上述のLEDチップ1と蛍光体
16との間から樹脂モールド5を透過して外部に出射さ
れる。
【0062】以上に示すように、本実施の形態に係る発
光装置30からは白色光および青色光が出射される。
【0063】次に、図3に示すように発光装置30を3
つの方向A,B,Cより見た場合の出射光の色について
説明する。以下の説明で、LEDチップ1の上面の法線
方向を発光装置30の光軸とする。方向Aは発光装置3
0の光軸に対して一の側方に傾斜した方向であり、方向
Bは発光装置30の光軸方向であり、方向Cは発光装置
20の光軸に対して他の側方に傾斜した方向である。
【0064】観測者が方向Aより発光装置30を見た場
合、蛍光体16を介することなくLEDチップ1から直
接的に発生される青色光Bu2と蛍光体16により放射
される白色光W1とを視認することができる。この場
合、蛍光体16が方向A側に傾斜しているため、白色光
W1が青色光Bu2よりも比較的強く視認される。
【0065】観測者が方向Bより発光装置30を見た場
合、蛍光体16により放射される白色光W1を視認する
ことができる。
【0066】観測者が方向Cより発光装置30を見た場
合、蛍光体16を介することなくLEDチップ1から直
接的に発生される青色光Bu2と蛍光体16により放射
される白色光W1とを視認することができる。この場
合、蛍光体16が方向A側に傾斜しているため、白色光
W1が青色光Bu2よりも比較的弱く視認される。
【0067】このように、本実施の形態の発光装置30
においては、発光装置30を見る方向により異なる色の
光を視認することができる。したがって、発光装置30
を装飾照明に用いた場合に装飾性が向上する。また指向
性を有する発光色を得ることができる。
【0068】本実施の形態においては、第1の実施の形
態と同様に、LEDチップ1と蛍光体16との間隔また
は蛍光体16の平面方向の大きさ等を調整することによ
り、各種発光色の視認可能な範囲や各種発光色の指向性
を変化させることができる。
【0069】(他の実施の形態)第1〜第3の実施の形
態では、発光素子としてLEDチップを用いているが、
発光素子として有機エレクトロルミネッセンス素子等の
他の発光素子を用いてもよい。
【0070】(適用例)図4は、第1の実施の形態に係
る発光装置の適用例を示す図である。
【0071】ここで、第1の実施の形態に係る発光装置
10は、観測者が対象面47との相対角度を簡易的に認
識することを目的として用いられている。以下に、適用
方法について説明する。
【0072】例えば、対象面47の対象部位に対し第1
の実施の形態に係る発光装置10の光軸を鉛直に設置し
た場合を想定する。観測者が発光装置10の光軸方向で
ある方向Bから発光装置10を見る場合、白色光W1の
みが視認される。観測者が発光装置10の光軸に対し斜
め方向である方向Aまたは方向Cから発光装置10を見
る場合、白色光W1の他に青色光Bu2が視認される。
【0073】これにより、観測者は、白色光W1のみが
視認される場合に、観測方向が対象面47の法線方向に
ほぼ一致していることを認識することができ、白色光W
1の他に青色光Bu2が視認される場合に、観測方向が
対象面47の法線方向に一致していないことを認識する
ことができる。
【0074】上記に示す適用例のように、本発明に係る
発光装置によれば、装飾照明に用いた場合の装飾性の向
上だけでなく、各種発光色の指向性を利用して、対象面
との相対角度を認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における発光装置の構造を示
す断面図である。
【図2】第2の実施の形態における発光装置の構造を示
す断面図である。
【図3】第3の実施の形態における発光装置の構造を示
す断面図である。
【図4】第1の実施の形態に係る発光装置の適用例を示
す図である。
【図5】LEDチップおよび蛍光体を用いた従来の発光
装置の断面図である。
【符号の説明】
1 LEDチップ 2 ワイヤ 3,4 リードフレーム 5 樹脂モールド 10,20,30 発光装置 16,26,27 蛍光体 47 対象面 A,B,C 方向 Bu1,Bu2,Bu3 青色光 G1 白緑色光 W1 白色光

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を発生する発光素子と、前記発光素子
    により発生された光により励起される蛍光体とが一体的
    に構成され、 前記発光素子により発生された光のうち一部の光が前記
    蛍光体に入射しかつ他の光が前記蛍光体に入射すること
    なく出射されるように前記蛍光体が配置されたことを特
    徴とする発光装置。
  2. 【請求項2】 前記発光素子および前記蛍光体が透光性
    材料で覆われるとともに、前記蛍光体と前記発光素子と
    が間隔をもって配置されたことを特徴とする請求項1記
    載の発光装置。
  3. 【請求項3】 前記発光素子は半導体発光素子であり、
    前記透光性材料は樹脂からなるモールド体であることを
    特徴とする請求項1または2記載の発光装置。
  4. 【請求項4】 前記蛍光体が前記発光素子により発生さ
    れた光により異なる色の蛍光を発生する複数の蛍光材料
    からなる部分に分割されていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の発光装置。
  5. 【請求項5】 前記発光素子は発光ダイオードであるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の発光装
    置。
  6. 【請求項6】 前記発光ダイオードは窒化物系半導体に
    より形成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かに記載の発光装置。
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