JP2003110064A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
ときに、素子破壊を防止することができ、半導体装置の
長期的信頼性を向上させる。 【解決手段】 本発明の半導体装置1は、半導体チップ
2と、この半導体チップ2の両面から放熱するための一
対のヒートシンク3、4とを備え、装置のほぼ全体を樹
脂7でモールドしたものにおいて、半導体チップ2の厚
さ寸法をt1とし、一対のヒートシンク3、4のうちの
少なくとも一方のヒートシンク3の厚さ寸法をt2とし
たときに、t2/t1≧5が成立するように構成したも
のである。本発明者らは、上記構成の半導体装置1に対
して大きな熱応力が作用しても、素子破壊が発生しない
ことを試作と実験により確認した。
Description
発熱素子の両面に接合された一対の放熱板とを備えて成
る半導体装置に関する。
(発熱素子)は、使用時の発熱が大きいため、チップか
らの放熱性を向上させるための構成が必要になる。この
構成の一例として、チップの両面に一対の放熱板を例え
ば半田層を介して接合する構成が、従来より、考えられ
ており、この構成によれば、チップの両面から放熱でき
るので、放熱性が向上する。そして、上記した両面放熱
型の半導体装置は、全体が樹脂でモールドされている。
尚、一対の放熱板の各外面は、放熱性を良くするため
に、露出されるように構成されている。
においては、半導体チップ、ヒートシンク、樹脂の熱膨
脹係数の差が大きいため、これら3つの部材の接触部に
かなり大きな熱応力が作用し、この熱応力によって、半
導体チップが破壊されてしまうことがある。この傾向
は、半導体装置に加わる熱サイクルの温度差が大きいほ
ど顕著である。
作用したとしても、素子破壊を防止することができ、半
導体装置の長期的信頼性を向上させることができる半導
体装置を提供することにある。
は、発熱素子と、この発熱素子の両面から放熱するため
の一対の放熱板とを備え、装置のほぼ全体を樹脂でモー
ルドした半導体装置において、前記発熱素子の厚さ寸法
をt1とし、前記一対の放熱板のうちの少なくとも一方
の放熱板の厚さ寸法をt2としたときに、 t2/t1≧5 が成立するように構成した。本発明者らは、試作や実験
等を実行することにより、上記条件式が成立する構成で
あれば、発熱素子を保持するための圧縮応力を大きくす
ることができると共に、発熱素子表面のせん断応力を低
減することができることを確認した。そして、上記構成
の半導体装置に対して大きな熱応力が作用したとして
も、素子破壊が発生しないことを確認した。従って、上
記構成によれば、半導体装置の長期的信頼性を向上させ
ることができる。
熱膨張係数をα1とし、前記樹脂の熱膨張係数をα2と
したときに、 0.5α1≦α2≦1.5α1 が成立するように構成した。本発明者らは、試作や実験
等を実行することにより、上記条件式が成立する構成で
あれば、発熱素子に対する引張り応力及び発熱素子表面
のせん断応力を低減できることを確認した。従って、上
記構成によれば、大きな熱応力が作用したとしても、長
期的信頼性を向上させることができる。
の面粗度をRaとしたときに、 Ra≦500nm が成立するように構成した。本発明者らは、試作や実験
等を実行することにより、上記条件式が成立する構成で
あれば、発熱素子の裏面に作用する応力に対して十分な
強度を有し、素子割れが発生しないことを確認した。従
って、上記構成によれば、大きな熱応力が作用したとし
ても、長期的信頼性を向上させることができる。
の発明とほぼ同じ作用効果を得ることができる。そし
て、請求項5または6の発明によれば、請求項3の発明
とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
面のせん断応力、または、半導体素子と金属体とを接合
する接合層における歪み成分等を低減させるように、半
導体素子の厚さを薄くすると共に、モールド樹脂により
装置全体を拘束保持するように構成したので、耐冷熱サ
イクル性や耐クリープ性等の耐久性を向上させることが
できる。
体素子の厚さを250μm以下とすることが好ましい。
また、請求項9の発明のように、3個の金属体のうちの
少なくとも1つの金属体の厚みを1.0mm以上とする
ことも好ましい構成である。更に、請求項10の発明の
ように、接合層の端部における塑性歪み率が1%以下と
なるように、半導体素子の厚さを調整しても良い。更に
また、請求項11の発明のように、半導体素子表面のせ
ん断応力が35MPa以下となるように、半導体素子の
厚さを調整しても良い。
系はんだで構成したので、接合の強度が高くなると共
に、接合層における歪み成分を低減できる。また、請求
項13の発明のように、半導体素子のデバイス構造をト
レンチゲートタイプとすることが好ましい。
れば、請求項1、2、3の発明とほぼ同様の作用効果を
得ることができる。
いて、図1ないし図4を参照しながら説明する。まず、
図1は、本実施例の半導体装置の概略構成を示す断面図
である。この図1に示すように、本実施例の半導体装置
1は、半導体チップ(発熱素子、半導体素子)2と、下
側ヒートシンク(放熱板、第1の金属体)3と、上側ヒ
ートシンク(放熱板、第2の金属体)4と、ヒートシン
クブロック5(第3の金属体)とを備えて構成されてい
る。
下側ヒートシンク3の上面との間は、接合部材である例
えば半田(接合層)6によって接合されている。そし
て、半導体チップ2の上面とヒートシンクブロック5の
下面との間も、半田(接合層)6によって接合されてい
る。更に、ヒートシンクブロック5の上面と上側ヒート
シンク4の下面との間も、半田(接合層)6によって接
合されている。これにより、上記構成においては、半導
体チップ2の両面からヒートシンク3、4(即ち、一対
の放熱板)を介して放熱される構成となっている。
Tやサイリスタ等のパワー半導体素子から構成されてい
る。この場合、半導体チップ2のデバイス構造を、トレ
ンチゲートタイプとすることが好ましい。もちろん、他
のタイプのデバイス構造を用いるように構成しても良
い。
場合、図2(a)に示すように、例えば矩形状の薄板状
である。また、下側ヒートシンク3、上側ヒートシンク
4及びヒートシンクブロック5は、例えばCuやAl等
の熱伝導性及び電気伝導性の良い金属で構成されてい
る。この構成の場合、下側ヒートシンク3及び上側ヒー
トシンク4は、半導体チップ2の各主電極(例えばコレ
クタ電極やエミッタ電極等)に半田6を介して電気的に
も接続されている。
に示すように、全体として例えばほぼ長方形状の板材で
あり、端子部3aが後方へ向けて延びるように突設され
ている。また、ヒートシンクブロック5は、図2(a)
に示すように、半導体チップ2よりも1回り小さい程度
の大きさの矩形状の板材である。更に、上側ヒートシン
ク4は、図2(d)に示すように、全体として例えばほ
ぼ長方形状の板材で構成されており、端子部4aが後方
へ向けて延びるように突設されている。尚、下側ヒート
シンク3の端子部3aと、上側ヒートシンク4の端子部
4aは、互いの位置がずれるように、即ち、対向しない
ように構成されている。
3の上面と上側ヒートシンク4の下面との間の距離は、
例えば1〜2mm程度になるように構成されている。図
1及び図2においては、上記距離をかなり拡大して示し
ている。
ンク3、4の隙間、並びに、チップ2及びヒートシンク
ブロック5の周囲部分には、樹脂(例えばエポキシ樹
脂)7が充填封止されている。この場合、ヒートシンク
3、4等を樹脂7でモールドするに当たっては、上下型
からなる成形型(図示しない)を使用している。尚、樹
脂7とヒートシンク3、4との密着力、樹脂7と半導体
チップ2との密着力、並びに、樹脂7とヒートシンクブ
ロック5との密着力を強くするために、上記樹脂7をモ
ールドする前に、コーティング樹脂である例えばポリア
ミド樹脂(図示しない)をヒートシンク3、4、ヒート
シンクブロック5及びチップ2の表面に塗布しておくこ
とが好ましい。
方法(即ち、製造工程)について、図2を参照して簡単
に説明する。まず、図2(a)及び(b)に示すよう
に、下側ヒートシンク3の上面に、半導体チップ2とヒ
ートシンクブロック5を半田付けする工程を実行する。
この場合、下側ヒートシンク3の上面に半田箔8を介し
てチップ2を積層すると共に、このチップ2の上に半田
箔8を介してヒートシンクブロック5を積層する。この
後、加熱装置(リフロー装置)によって上記半田箔8、
8を溶融させてから、硬化させる。
2の制御電極(例えばゲートパッド等)とリードフレー
ム9a、9bとをワイヤーボンディングする工程を実行
する。これにより、例えばAlやAu等製のワイヤー1
0によってチップ2の制御電極とリードフレーム9a、
9bとが接続される。
に、ヒートシンクブロック5の上に上側ヒートシンク4
を半田付けする工程を実行する。この場合、図2(d)
に示すように、ヒートシンクブロック5の上に半田箔8
を介して上側ヒートシンク4を載せる。そして、加熱装
置によって上記半田箔8を溶融させてから、硬化させ
る。
ヒートシンク4の上に例えば重り11を載置することに
より、上側ヒートシンク4を下方へ向けて加圧するよう
に構成されている。これと共に、上側ヒートシンク4と
下側ヒートシンク3との間に、スペーサ治具(図示しな
い)を取り付けることにより、上側ヒートシンク4と下
側ヒートシンク3との間の距離を設定距離に保持するよ
うに構成している。
状態では、上側ヒートシンク4と下側ヒートシンク3と
の距離は、スペーサ治具の設定距離よりも大きくなるよ
うに構成されている。そして、半田箔8が溶融すると、
重り11の加圧力により、溶融した半田層の部分が薄く
なり、上側ヒートシンク4と下側ヒートシンク3との距
離がスペーサ治具の設定距離と等しくなる。このとき、
半田層は、適度な薄さまで薄くなるように構成されてい
る。そして、溶融した半田層が硬化すれば、チップ2と
ヒートシンク3、4とヒートシンクブロック5の接合及
び電気的接続が完了する。
3、4とヒートシンクブロック5とチップ2の表面等に
塗布する工程を実行する。この場合、例えばディッピン
グにより塗布しても良いし、ポリアミド樹脂塗布用のデ
ィスペンサのノズルから滴下(または噴霧)することに
より塗布しても良い。尚、ポリアミド樹脂は必要に応じ
て塗布すれば良く、ポリアミド樹脂の塗布を省略しても
良い。
図示しない成形型を使用して、ヒートシンク3、4の隙
間及び外周部に樹脂7を充填する工程(モールド工程)
を実行する。これにより、図1に示すように、ヒートシ
ンク3、4の隙間及び外周部等に、樹脂7が充填封止さ
れる。そして、樹脂7が硬化した後、成形型内から半導
体装置1を取り出せば、半導体装置1が完成する。尚、
上記構成の場合、下側ヒートシンク3の下面及び上側ヒ
ートシンク4の上面が、それぞれ露出するように樹脂モ
ールドされている。これにより、ヒートシンク3、4の
放熱性を高めている。
は、半導体チップ2の厚さ寸法をt1とし、下側ヒート
シンク3の厚さ寸法をt2としたときに、 t2/t1≧5 が成立するように構成した。尚、本実施例の場合、上側
ヒートシンク4の厚さ寸法もt2としている。
ち、厚さ比率(t2/t1)を上記したように設定した
理由について説明する。本発明者らは、試作や実験等を
実行することにより、上記厚さ比率の条件式が成立する
構成であれば、半導体チップ2を保持するための圧縮応
力を大きくすることができると共に、半導体チップ2の
表面のせん断応力を低減することができることを確認し
た。
1を試作し、各試作品の素子圧縮応力を測定し、図3に
示すグラフを得た。この図3のグラフにおいて、横軸は
厚さ比率を示し、縦軸は素子圧縮応力比を示し、プロッ
トが実際に試作した半導体装置1を示している。ここ
で、素子圧縮応力比は、厚さ比率が3.75の半導体装
置1の素子圧縮応力を1.00と定義した場合の数値で
ある。
応力比が1.00)の半導体装置1に対して温度差の大
きい熱サイクルを作用させると、半導体チップ2が割れ
てしまうことを確認している。そして、厚さ比率が2.
5(即ち、素子圧縮応力比が0.98)の半導体装置1
に対して温度差の大きい熱サイクルを作用させたとき
も、半導体チップ2が割れてしまうことを確認してい
る。
ち、素子圧縮応力比が1.09)と厚さ比率が15.0
0(即ち、素子圧縮応力比が1.13)の半導体装置1
に対して温度差の大きい熱サイクルを作用させた場合、
両者の半導体チップ2が割れないことを確認している。
即ち、厚さ比率ひいては素子圧縮応力比が大きいほど、
半導体チップ2が割れ難くなることを確認している。
2/t1)を5.00以上に設定すれば、素子圧縮応力
を十分大きく保持することができ、その半導体装置1に
対して大きな熱応力が作用しても、素子破壊の発生を防
止できることがわかる。これによって、半導体装置1の
長期的信頼性を向上させることができる。
試作品の素子表面のせん断応力を、シミュレーションに
よって計算し、図4に示すグラフを得た。この図4のグ
ラフにおいて、横軸は厚さ比率を示し、縦軸は素子表面
のせん断応力比を示し、プロットが実際に試作した半導
体装置1を示している。ここで、せん断応力比は、厚さ
比率が3.75の半導体装置1のせん断応力を1.00
と定義した場合の数値である。
力比が1.00)の半導体装置1に対して温度差の大き
い熱サイクルを作用させると、半導体チップ2の表面付
近の樹脂が剥離してしまうことを確認している。そし
て、厚さ比率が2.5(即ち、せん断応力比が1.0
2)の半導体装置1に対して温度差の大きい熱サイクル
を作用させたときも、半導体チップ2の表面付近の樹脂
が剥離してしまうことを確認している。
ち、せん断応力比が0.6)と厚さ比率が15.00
(即ち、せん断応力比が0.15)の半導体装置1に対
して温度差の大きい熱サイクルを作用させた場合、両者
の半導体チップ2の表面付近の樹脂が剥離しないことを
確認している。即ち、厚さ比率が大きいほど(即ち、せ
ん断応力比が小さいほど)、半導体チップ2表面の樹脂
が剥離し難くなることを確認している。
2/t1)を5.00以上に設定すれば、せん断応力を
十分低減することができ、その半導体装置1に対して大
きな熱応力が作用しても、素子表面の樹脂の剥離を防止
できることがわかる。これによって、半導体装置1の長
期的信頼性を向上させることができる。
すれば、良い効果が得られることはわかっているが、厚
さ比率をあまり大きくすることは困難である。というの
は、厚さ比率を大きくする方法は、2つあり、1つの方
法は半導体チップ2の厚み寸法t1を薄くすることであ
り、他の1つの方法はヒートシンク3、4の厚み寸法t
2を厚くすることである。
薄くする場合、0.1mm程度が加工限界であり、ヒー
トシンク3、4の厚み寸法t2を1.0mm程度に固定
すると、厚さ比率は15が限界となる。一方、ヒートシ
ンク3、4の厚み寸法t2を厚くする場合には、半導体
装置1の全体の厚み寸法が厚くなってしまうので、実用
上(製品上)の制約がある。従って、厚さ比率は15程
度が限界であり、チップの加工のし易さ及び実用上の制
約から見ると、ベストの厚さ比率は7〜8程度となる。
ク3、4の材料として、ヤング率が常温で100GPa
以上の金属や合金等の材料を使用することが好ましい。
上記100GPa以上のヤング率の材料は、硬く、十分
な剛性があることから、十分な大きさの圧縮応力を得る
ことが可能になるためである。尚、圧縮応力を大きくす
るためには、材料の剛性が大きいほど良い。
トシンク3、4の材料としては、例えばCu、Cu系合
金、Al、Al系合金等があり、これらの金属や合金を
使用すれば良い。
2とヒートシンク3、4及びヒートシンクブロック5と
を接合する半田6の具体的材料としては、例えばSn−
Pb系、Sn−Ag系、Sn−Sb系、Sn−Cu系な
どの2元系、或いは、多元系組成から適宜選択すれば良
い。更に、モールド用の樹脂7としては、エポキシ系な
どの適正な素材の中から適宜選択すれば良い。
ンク3及び上側ヒートシンク4の両方の厚み寸法をt2
としたが、これに限られるものではなく、下側ヒートシ
ンク3の厚み寸法だけをt2とし、上側ヒートシンク4
の厚み寸法をt2と異なる寸法にしても良いし、反対
に、上側ヒートシンク4の厚み寸法だけをt2とし、下
側ヒートシンク3の厚み寸法をt2と異なる寸法にして
も良い。
を示す図である。この第2の実施例は、第1の実施例の
半導体装置1において、ヒートシンク3、4の熱膨張係
数をα1とし、樹脂7の熱膨張係数をα2としたとき
に、 0.5α1≦α2≦1.5α1 が成立するように構成したものである。
とにより、上記熱膨張係数の条件式が成立するように構
成した半導体装置1であれば、半導体チップ(発熱素
子)2の表面の端部に対する引張り応力及び半導体チッ
プ2の表面のせん断応力を低減できることを確認した。
以下、実験結果等に基づいて、上記熱膨張係数の条件式
が有効であることを具体的に説明する。
導体装置1の各試作品の半導体チップ2の表面の端部に
おける引張り力、即ち、Z方向の応力を、シミュレーシ
ョンによって計算し、図5に示すグラフを得た。この図
5のグラフにおいて、横軸は樹脂7の熱膨張係数α2を
示し、縦軸はZ方向の応力を示し、プロットが実際に試
作した半導体装置1を示している。尚、Z方向は、半導
体チップ2に直交する方向、即ち、図1における上下方
向である。また、半導体装置1の各試作品のヒートシン
ク3、4は例えばCuで形成されており、Cuの熱膨張
係数α1は17ppmである。
大きくなるほど、Z方向の応力、即ち、半導体チップ2
の表面の端部の引張り力が小さくなり、半導体チップ2
を強固に保持できることがわかる。
導体装置1の各試作品の半導体チップ2の表面における
せん断応力を、シミュレーションによって計算し、図6
に示すグラフを得た。この図6のグラフにおいて、横軸
は樹脂7の熱膨張係数α2を示し、縦軸はせん断応力を
示し、プロットが実際に試作した半導体装置1を示して
いる。
ましく、その絶対値が大きくなると、良くないことがわ
かっている。そして、上記図6に示す5個の試作品につ
いては、大きな熱応力を作用させても、樹脂7の剥離等
の発生は確認しておらず、熱膨張係数α2が25ppm
であっても、そのときのせん断応力が問題ないことを確
認している。
シンク3、4の熱膨張係数α1で表現し、これを横軸と
し、更に、縦軸を、Z方向の応力(即ち、半田の降伏応
力)と、せん断応力の絶対値として、図7に示す2つの
グラフ(曲線)A及びBを得た。この場合、曲線AがZ
方向の応力と樹脂7の熱膨張係数との関係を示し、曲線
Bがせん断応力と樹脂7の熱膨張係数との関係を示して
いる。
は、35〜40MPa程度であり、Z方向の応力は上記
上限値よりも小さくしなければならない。従って、樹脂
7の熱膨張係数α2を、0.5α1以上としなければな
らない。また、せん断応力の上限値は、50MPa程度
であり、せん断応力は上記上限値よりも小さくしなけれ
ばならない。従って、樹脂7の熱膨張係数α2を、1.
5α1以下としなければならない。
即ち、 0.5α1≦α2≦1.5α1 が得られる。そして、この熱膨張係数の条件式が成立す
る構成の半導体装置1であれば、大きな熱応力が作用し
たとしても、半導体チップ2が割れるようなことはな
く、長期的信頼性を向上させることができる。
Pa程度である理由は、半導体チップ2とヒートシンク
3、4を接合する半田(例えばSn−Pb系の半田)の
引張り強度が35〜40MPa程度であり、これを越え
ると半田接合の耐久信頼性を確保することができないた
めである。このことは、文献(例えば高信頼度マイクロ
ソルダリング技術、工業調査会)に記載されている。
度である理由は、Cuのフレームと一般的なモールド樹
脂との密着強度は、50MPa程度であり、これを越え
るようなせん断応力が加わった場合、樹脂の剥離が発生
するためである。このことは、本出願人の実験によって
確認した。
3、4を例えばCuやCu系合金で形成した場合(この
場合、ヒートシンク3、4の熱膨張係数α1は17pp
m程度となる)には、樹脂7の熱膨張係数α2を10p
pm以上に設定することが好ましいことを、本発明者ら
は実験等で確認している。
焼結合金やCu系複合材で形成した場合(この場合、ヒ
ートシンク3、4の熱膨張係数α1は8ppm程度とな
る)には、樹脂7の熱膨張係数α2を6ppm以上に設
定することが好ましいことを、本発明者らは実験等で確
認している。
て、ヤング率が10GPa以上のものを使用した。これ
は、全体の応力のバランスを考慮すると、半導体装置1
のほぼ全体をモールドして保護する樹脂7のヤング率が
10GPa以上あることが好ましいためである。
の半導体装置1において、ヒートシンク3、4の熱膨張
係数をα1と、樹脂7の熱膨張係数をα2との間に前記
条件式が成立するように構成したが、これに限られるも
のではなく、厚さ比率(t2/t1)が5未満の構成の
半導体装置において、前記熱膨張係数の条件式が成立す
るように構成しても良く、この構成の場合も、ほぼ同じ
作用効果を得ることができる。
ある。この第3の実施例は、第1の実施例または第2の
実施例の半導体装置1において、半導体チップ2の裏面
の面粗度をRaとしたときに、 Ra≦500nm が成立するように構成したものである。
度Raを設定すると、素子破壊に対する強度を向上させ
ることができ、大きな熱応力が作用したときに、半導体
チップ2が割れることを確実に防止できる。
変えた半導体装置1の各試作品に、熱応力を作用させた
ときに、半導体チップ2に割れがどの程度の割合で発生
したかを調べ、その結果を図8に示した。この図8にお
いて、横軸は、半導体チップ2の裏面の面粗度Raを示
し、縦軸は、半導体チップ2の割れ発生率を示してい
る。
下に設定すると、半導体チップ2の強度が高くなり、半
導体チップ2がほとんど割れないことがわかる。尚、面
粗度Raを2000nmに設定する場合は、一般的な小
さいチップの場合である。
実施例または第2の実施例の半導体装置1において、半
導体チップ2の裏面の面粗度Raを500nm以下とし
たが、これに限られるものではなく、第1の実施例の厚
さ比率(t2/t1)が5未満の構成の半導体装置や、
第2の実施例の熱膨張係数の条件式が成立しないような
構成の半導体装置等において、半導体チップ2の裏面の
面粗度Raを500nm以下とするように構成しても良
い。このような構成の場合も、ほぼ同じ作用効果を得る
ことができる。
を示す図である。この第4の実施例は、第1の実施例の
半導体装置1において、ヒートシンク3、4の厚み寸法
(t2)を例えば1.5mm程度に固定し、半導体チッ
プ2の厚み寸法(t1)を変化させるように構成したも
のである。そして、第2の実施例では、半導体チップ2
の厚み寸法を薄く設定することにより、半導体チップ2
の端部部分2a(図9参照)で樹脂7が剥離する事態を
防止するようにしている。
チップ2の厚み寸法を変えた半導体装置1の各試作品の
素子表面のせん断応力を、シミュレーションによって計
算し、図10に示すグラフを得た。この図10のグラフ
において、横軸は半導体チップ2の厚み寸法を示し、縦
軸は素子表面のせん断応力比を示し、プロットが実際に
試作した半導体装置1を示している。ここで、せん断応
力比は、半導体チップ2の厚み寸法が400μm(第1
の実施例の厚さ比率(t2/t2)に換算すると、3.
75)の半導体装置1のせん断応力を1.00と定義し
た場合の数値である。
m(即ち、せん断応力比が1.00)の半導体装置1に
対して温度差の大きい熱サイクルを作用させると、半導
体チップ2の表面端部部分2a付近の樹脂が剥離してし
まうことを、本発明者らは確認している。
が200μm(厚さ比率が7.00で、せん断応力比が
0.6)の半導体装置1になると、この半導体装置1に
対して温度差の大きい熱サイクルを作用させた場合、樹
脂剥離の寿命が10倍以上延びることを、本発明者らは
確認している。そして、半導体チップ2の厚み寸法が1
00μm(厚さ比率が15.00で、せん断応力比が
0.15)の半導体装置1に対して温度差の大きい熱サ
イクルを作用させた場合も、樹脂が剥離しないことを確
認している。
なるほど(厚さ比率が大きいほど、即ち、せん断応力比
が小さいほど)、半導体チップ2表面の樹脂が剥離し難
くなることがわかる。
4と半導体チップ2とヒートシンクブロック5とを接合
する接合部材として半田箔8を用いたが、これに代え
て、半田ペースト等を用いるように構成しても良い。
ンク3、4間に半導体チップ(放熱素子)2を1個挟む
ように構成したが、これに限られるものではなく、2個
以上のチップ(または2種類以上のチップ)を挟むよう
に構成しても良い。
01−225963)を行った後の研究結果について、
図11ないし図16を参照して説明する。まず、上述し
た各実施例の半導体装置1の冷熱サイクル等に対する耐
久性を向上させるためには、半導体チップ(半導体素
子)2とヒートシンク(金属体)3、4、5との接合部
における歪みを低減する、または、半導体チップ2の表
面のせん断応力を低減すれば、よいことがわかった。
を防止する対策としては、(1)半導体チップ2に圧縮
応力を加え、圧縮による変位を保持し、引張り応力を発
生させないことと、(2)半導体チップ2の圧縮変位を
容易にさせるために、半導体チップ2の剛性を低減させ
ること等があることがわかった。以下、これらの条件を
数値的に規定しながら、半導体装置1の耐久性が高くな
ることを具体的に説明する。
性を高くするのに必要な要件が、次の4つにまとめられ
ることがわかった。
成するシリコンは、圧縮応力が600MPa以上かかっ
ても破壊しないが、引張り応力が100MPa程度かか
るだけで破壊してしまうことが知られているので、製造
工程内においても、または、使用環境下においても、常
に圧縮応力が半導体素子に加わるように構成することで
ある。
は、金属体と半導体素子(シリコン)との熱膨張係数の
差に起因する熱応力である。そして、半導体素子に圧縮
応力を加えるためには、熱応力を半導体素子へ確実に伝
達し、且つ、圧縮状態を保持するように構成することで
ある。このため、金属体と半導体素子との接合材として
は、圧縮応力の伝達の観点から、従来周知のPb−Sn
系はんだと比較して高強度であると共に、圧縮応力の保
持の観点から、従来周知のPb−Sn系はんだと比較し
て耐クリープ性に優れたはんだを用いる必要がある。
を容易にし、且つ、圧縮応力に対する半導体素子からの
反発力を低減するためには、半導体素子の厚さを薄くす
る必要がある。
え、圧縮応力を保持するための別の構成として、半導体
素子と金属体を樹脂によりモールドする構成がある。こ
の構成の場合、モールド用の樹脂の熱膨張係数を、金属
体の熱膨張係数に対して、同等またはそれ以上とするこ
とにより、圧縮応力状態を保持することができる。
ータ等)について順に説明する。
加わる過程を説明する図である。半導体素子の表面及び
裏面と金属体を接合する場合、半導体素子、金属体及び
接合材(はんだ)を所定の温度まで上昇させて、接合材
を溶融、硬化させるリフロー行程が一般的に採用され
る。この場合、接合材が溶融後、冷却されると、接合が
完了するが、この過程において、圧縮応力が発生する。
Cuである場合、両者の熱膨張係数の差はかなり大き
い。そして、一般的に熱膨張係数差が大きいほど、圧縮
応力が高くなるが、接合材や金属体の降伏、塑性変形が
あるため、圧縮応力は線形には増加しない。尚、主な材
料の熱膨張係数を下記の表1に示す。
り圧縮応力が緩和していく。緩和が進展すると、最終的
には半導体素子の内部応力はゼロになってしまう。この
状態で、半導体素子の発熱や雰囲気温度の上昇が起こる
と、半導体素子に引張り応力が加わることになり、半導
体素子の破壊を起こすおそれがある。
のクリープ特性に起因する。そこで、以下、接合材の強
度と緩和について説明する。主な接合材の強度を、下記
の表2に示す。
ースのはんだに比べて、機械的強度が高いことが知られ
ている。このため、接合材としてSn系はんだを使用す
ることが好ましく、これにより、冷却過程で生ずる熱応
力を半導体素子へ確実に加えることができ、素子に対し
て圧縮応力を生じさせることができる。尚、Sn系はん
だは、種類が多く、さまざまな組成のものが提案されて
いるが、2元系、3元系を問わず、Pb系はんだと比較
して、破断強度や降伏応力等が高いはんだを選定すれば
良い。
加えることができたとしても、緩和してしまうと、半導
体素子の破壊につながってしまう。そこで、次に、半導
体素子の圧縮状態を保持するための要件について考察す
る。材料に応力が加わると、材料は応力を緩和する方向
に変位していく。この挙動がクリープと呼ばれ、Pbで
は顕著である。ここで、主な接合材の緩和速度を、下記
の表3に示す。
ープによる歪み速度が遅く、素子の圧縮応力の保持に有
効であることがわかる。
んだを使用した場合の半導体素子中央部の圧縮応力値の
経時変化(接合後、常温にて放置した場合)を比較した
グラフである。この図12から、接合材をSn系はんだ
とすることにより、圧縮応力を増加させると共に、その
状態を維持することができることがわかる。
の圧縮応力を増加させると共に、緩和挙動を抑制するこ
とも可能であり、以下、この方法について述べる。素子
への圧縮応力は、半導体素子と金属体との熱膨張係数差
のような材料物性値以外では、各部の剛性によっても左
右されることがわかった。
定した場合、金属体に対して相対的に半導体素子の厚さ
を薄くしていくと、半導体素子はより変位しやすくな
り、圧縮応力は増加していく。図13は、半導体素子に
加わる圧縮応力をシミュレーションにより計算した結
果、即ち、応力分布を示す図であり、図13(a)は半
導体素子の厚さが0.4mmの場合であり、図13
(b)は半導体素子の厚さが0.2mmの場合である。
この図13から、半導体素子の暑さを薄くすることによ
り、圧縮応力を増加させ得ることがわかる。
半導体素子の剛性を低減すれば、素子は金属体とともに
変位する傾向がより強くなることを意味する。従って、
半導体素子の厚さを薄くすると、半導体素子は金属体に
「なじむ」ように振舞うため、半導体素子の表面及び裏
面のせん断応力が低下し、且つ、半導体装置の耐久性に
関わる接合部の歪み成分が縮小することを期待できる。
歪みとの関係を実測して得たグラフである。この図14
から、半導体素子の厚さを薄くすると、接合部のせん断
歪みが低下することがわかり、特に、素子厚さを250
μm以下とすると、せん断方向の塑性歪み値が1%以下
となることがわかる。そして、この場合、冷熱衝撃試験
に代表される耐久性能が向上することがわかる。
能)との関係について説明する。基本的に、モールド樹
脂は、金属体の熱膨張係数と同等の熱膨張係数を有する
ことが好ましい。例えば、金属体としてCuを使用した
場合、モールド樹脂の熱膨張係数が11〜20ppm程
度であれば、十分な耐久性能が得られることを実験等で
確認している。
半導体素子に対するZ方向の応力との関係をシミュレー
ションにより評価した結果を示す特性図である。この図
15から、樹脂の熱膨張係数を大きくすれば、Z方向も
含め、圧縮応力を増加させ得ることがわかる。尚、樹脂
の熱膨張係数を25ppm以上とすると、シミュレーシ
ョン上では、Cuとの界面におけるせん断応力が高くな
り、樹脂と金属体との剥離を生じさせるおそれがあるこ
とがわかっている。ただし、樹脂の影響は、それほど大
きくないため、副次的なパラメータであると推定され
る。
導体装置を試作し、耐久性評価を実施した結果を、図1
6に示す。この図16においては、縦方向に半導体素子
の厚さをとり、横方向に金属体の厚さをとっている。ま
た、「ばつ印」はすべての試作品の半導体素子が割れた
ものであり、「三角印」は一部の試作品の半導体素子が
割れたものであり、「丸印」はすべての試作品の半導体
素子が割れなかったものである。図16上の直線は、前
記した比(t2/t1)が5の場合を示している。従っ
て、上記比(t2/t1)が5以下であれば、十分な耐
久性が得られることがわかる。
点からは、厚いほど優れていることが容易にわかるが、
一般的なフレーム材として入手可能なものの厚さは、
2.5mm程度までであり、実際には、1.0〜2.0m
m程度のものが量産に適している。
面図
の熱膨張係数とZ方向の応力との関係を示す特性図
特性図
対値との関係を示す特性図
体チップの裏面の面粗度と割れ発生率との関係を示す特
性図
縦断面図
関係を示す特性図
緩和過程を説明する図
す特性図
る圧縮応力の分布を示す図、(b)は厚さ0.2mmの
半導体素子に加わる圧縮応力の分布を示す図
との関係を示す特性図
向の応力との関係を示す特性図
結果との関係を示す図
素子)、3は下側ヒートシンク(放熱板、第1の金属
体)、4は上側ヒートシンク(放熱板、第2の金属
体)、5はヒートシンクブロック(第3の金属体)、6
は半田(接合層)、7は樹脂を示す。
Claims (16)
- 【請求項1】 発熱素子と、この発熱素子の両面から放
熱するための一対の放熱板とを備え、装置のほぼ全体を
樹脂でモールドした半導体装置において、 前記発熱素子の厚さ寸法をt1とし、前記一対の放熱板
のうちの少なくとも一方の放熱板の厚さ寸法をt2とし
たときに、 t2/t1≧5 が成立するように構成したことを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項2】 前記放熱板の熱膨張係数をα1とし、前
記樹脂の熱膨張係数をα2としたときに、 0.5α1≦α2≦1.5α1 が成立するように構成したことを特徴とする請求項1に
記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記発熱素子の裏面の面粗度をRaとし
たときに、 Ra≦500nm が成立するように構成したことを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の半導体装置。 - 【請求項4】 発熱素子と、この発熱素子の両面から放
熱するための一対の放熱板とを備え、装置のほぼ全体を
樹脂でモールドした半導体装置において、 前記放熱板の熱膨張係数をα1とし、前記樹脂の熱膨張
係数をα2としたときに、 0.5α1≦α2≦1.5α1 が成立するように構成したことを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項5】 前記発熱素子の裏面の面粗度をRaとし
たときに、 Ra≦500nm が成立するように構成したことを特徴とする請求項4に
記載の半導体装置。 - 【請求項6】 発熱素子と、この発熱素子の両面から放
熱するための一対の放熱板とを備え、装置のほぼ全体を
樹脂でモールドした半導体装置において、 前記発熱素子の裏面の面粗度をRaとしたときに、 Ra≦500nm が成立するように構成したことを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項7】 半導体素子と、この半導体素子の裏面に
接合され電極と放熱を兼ねる第1の金属体と、前記半導
体素子の表面側に接合され電極と放熱を兼ねる第2の金
属体と、前記半導体素子の表面と前記第2の金属体との
間に接合された第3の金属体とを備え、装置のほぼ全体
を樹脂でモールドした半導体装置において、 前記半導体素子表面のせん断応力、または、前記半導体
素子と前記金属体とを接合する接合層における歪み成分
等を低減させるように、前記半導体素子の厚さを薄くす
ると共に、 前記モールド樹脂により装置全体を拘束保持するように
構成したことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項8】 前記半導体素子の厚さを250μm以下
としたことを特徴とする請求項7記載の半導体装置。 - 【請求項9】 前記3個の金属体のうちの少なくとも1
つの金属体の厚みを1.0mm以上としたことを特徴と
する請求項7または8記載の半導体装置。 - 【請求項10】 前記接合層の端部における塑性歪み率
が1%以下となるように、前記半導体素子の厚さを調整
したことを特徴とする請求項7記載の半導体装置。 - 【請求項11】 前記半導体素子表面のせん断応力が3
5MPa以下となるように、前記半導体素子の厚さを調
整したことを特徴とする請求項7記載の半導体装置。 - 【請求項12】 前記接合層をSn系はんだで構成した
ことを特徴とする請求項7ないし11のいずれかに記載
の半導体装置。 - 【請求項13】 前記半導体素子のデバイス構造を、ト
レンチゲートタイプとしたことを特徴とする請求項7な
いし12のいずれかに記載の半導体装置。 - 【請求項14】 前記半導体素子の厚さ寸法をt1と
し、前記第1の金属体または前記第2の金属体のうちの
少なくとも一方の放熱板の厚さ寸法をt2としたとき
に、 t2/t1≧5 が成立するように構成したことを特徴とする請求項7記
載の半導体装置。 - 【請求項15】 前記金属体の熱膨張係数をα1とし、
前記樹脂の熱膨張係数をα2としたときに、 0.5α1≦α2≦1.5α1 が成立するように構成したことを特徴とする請求項14
記載の半導体装置。 - 【請求項16】 前記半導体素子の裏面の面粗度をRa
としたときに、 Ra≦500nm が成立するように構成したことを特徴とする請求項14
または15に記載の半導体装置。
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