JP2003101310A - 非可逆回路素子及び通信装置 - Google Patents
非可逆回路素子及び通信装置Info
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Landscapes
- Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気的特性の安定化及び低コスト化された非
可逆回路素子及び通信装置を提供する。 【解決手段】 非可逆回路素子は、永久磁石と、永久磁
石により直流磁界が印加されるフェライト20とフェラ
イト20に巻回される中心電極21,22とからなる中
心電極組立体13と、永久磁石と中心電極組立体13を
収容する金属ケースからなる。フェライト20の表面2
0aは、少なくとも平行に対向する辺20c,20dで
形成されている。辺20cと辺20dとのなす角度θが
鋭角である。フェライト20の表面20aに配置された
中心電極21がフェライト20の辺20cに直交し、か
つ、表面20aに配置された中心電極22がフェライト
20の辺20dに直交している。
可逆回路素子及び通信装置を提供する。 【解決手段】 非可逆回路素子は、永久磁石と、永久磁
石により直流磁界が印加されるフェライト20とフェラ
イト20に巻回される中心電極21,22とからなる中
心電極組立体13と、永久磁石と中心電極組立体13を
収容する金属ケースからなる。フェライト20の表面2
0aは、少なくとも平行に対向する辺20c,20dで
形成されている。辺20cと辺20dとのなす角度θが
鋭角である。フェライト20の表面20aに配置された
中心電極21がフェライト20の辺20cに直交し、か
つ、表面20aに配置された中心電極22がフェライト
20の辺20dに直交している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非可逆回路素子及
び通信装置に関する。
び通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、2ポートのアイソレータ(非
可逆回路素子)として、特開平11−205016号公
報に記載のものが知られている。図14に示すように、
このアイソレータ210は、永久磁石213と中心電極
組立体220と素子搭載用基板214と抵抗素子Rと整
合用コンデンサ素子Cと上側金属ケース211と下側金
属ケース212等から形成されている。この中心電極組
立体220は、スクリーン印刷により中心電極221,
222を形成したフェライトシートを積層して圧着・焼
成して得たフェライト225の側面に接続用の電極を設
けている。フェライト225は平面視が正方形若しくは
長方形を有している。それぞれの中心電極221,22
2の端部、抵抗素子Rの電極部、整合用コンデンサ素子
Cの電極部は、素子搭載用基板214に形成された電極
パターンに電気的に接続している。
可逆回路素子)として、特開平11−205016号公
報に記載のものが知られている。図14に示すように、
このアイソレータ210は、永久磁石213と中心電極
組立体220と素子搭載用基板214と抵抗素子Rと整
合用コンデンサ素子Cと上側金属ケース211と下側金
属ケース212等から形成されている。この中心電極組
立体220は、スクリーン印刷により中心電極221,
222を形成したフェライトシートを積層して圧着・焼
成して得たフェライト225の側面に接続用の電極を設
けている。フェライト225は平面視が正方形若しくは
長方形を有している。それぞれの中心電極221,22
2の端部、抵抗素子Rの電極部、整合用コンデンサ素子
Cの電極部は、素子搭載用基板214に形成された電極
パターンに電気的に接続している。
【0003】また、上述の中心電極組立体220とは別
のタイプとして、特開昭52−134349号公報に記
載の中心電極組立体が知られている。図15に示すよう
に、この中心電極組立体230は、平面視が正方形のフ
ェライト225とフェライト225に巻線を巻回した中
心電極221,222とからなる。このような中心電極
組立体230は、理想的には、中心電極221と中心電
極222の交差角度が90度であることが望ましい。し
かし、電気的特性上の観点から中心電極221と中心電
極222との交差角度θを鋭角又は鈍角にする場合があ
る。具体的には、中心電極221と中心電極222はフ
ェライト225の表面に立体的に交差する(言い換える
と、フェライト225に中心電極222を巻き、その上
に中心電極221を巻く)ので、中心電極221と中心
電極222には、フェライト225からの距離が異なる
などの非対称性が生じてしまう。従って、整合がとれる
交差角度θが90度からずれてしまう。このような交差
角度θにするためには、巻線加工工程で巻線の巻き軌道
を操作して、中心電極221,222とフェライト22
5の四つの辺225aとがなす角度αを鋭角又は鈍角に
する。
のタイプとして、特開昭52−134349号公報に記
載の中心電極組立体が知られている。図15に示すよう
に、この中心電極組立体230は、平面視が正方形のフ
ェライト225とフェライト225に巻線を巻回した中
心電極221,222とからなる。このような中心電極
組立体230は、理想的には、中心電極221と中心電
極222の交差角度が90度であることが望ましい。し
かし、電気的特性上の観点から中心電極221と中心電
極222との交差角度θを鋭角又は鈍角にする場合があ
る。具体的には、中心電極221と中心電極222はフ
ェライト225の表面に立体的に交差する(言い換える
と、フェライト225に中心電極222を巻き、その上
に中心電極221を巻く)ので、中心電極221と中心
電極222には、フェライト225からの距離が異なる
などの非対称性が生じてしまう。従って、整合がとれる
交差角度θが90度からずれてしまう。このような交差
角度θにするためには、巻線加工工程で巻線の巻き軌道
を操作して、中心電極221,222とフェライト22
5の四つの辺225aとがなす角度αを鋭角又は鈍角に
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、巻線の
巻き軌道をフェライト225の辺225aに対して、垂
直な線から若干傾斜させることは、巻線作業上、巻き軌
道の位置がばらつき易くなる。従って、中心電極22
1,222をフェライト225の辺225aに対して垂
直な線から若干傾斜させた場合は、中心電極221,2
22を辺225aに対して垂直の巻き軌道で巻回した場
合と比較して、中心電極221,222の交差角度θが
ばらつき易く、安定し難かった。従って、中心電極22
1,222を巻回した後に、中心電極221,222の
交差角度θの角度調整をする工程が必要となり、生産コ
スト上昇の一因となっていた。
巻き軌道をフェライト225の辺225aに対して、垂
直な線から若干傾斜させることは、巻線作業上、巻き軌
道の位置がばらつき易くなる。従って、中心電極22
1,222をフェライト225の辺225aに対して垂
直な線から若干傾斜させた場合は、中心電極221,2
22を辺225aに対して垂直の巻き軌道で巻回した場
合と比較して、中心電極221,222の交差角度θが
ばらつき易く、安定し難かった。従って、中心電極22
1,222を巻回した後に、中心電極221,222の
交差角度θの角度調整をする工程が必要となり、生産コ
スト上昇の一因となっていた。
【0005】そこで、本発明の目的は、電気的特性の安
定化及び低コスト化された非可逆回路素子及び通信装置
を提供することにある。
定化及び低コスト化された非可逆回路素子及び通信装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するため、本発明に係る非可逆回路素子は、(a)永久
磁石と、(b)前記永久磁石により直流磁界が印加さ
れ、平行に対向する第1組の辺と、平行に対向する第2
組の辺と、前記第1組の辺と前記第2組の辺とのなす角
度が非直角である第1主面と、前記第1主面に対向する
第2主面とを有するフェライトと、(c)前記フェライ
トに巻回された、導線からなる第1中心電極と、(d)
前記フェライトに巻回された、導線からなる第2中心電
極と、(e)前記永久磁石と前記フェライトと前記第1
中心電極と前記第2中心電極とを収容する金属ケースと
を備え、(f)前記フェライトの第1主面に配置された
前記第1中心電極が前記第1組の辺のそれぞれに直交
し、かつ、前記フェライトの第1主面に配置された前記
第2中心電極が前記第2組の辺のそれぞれに直交してい
ること、を特徴とする。フェライトの平面視の形状が平
行四辺形あるいは菱形であることが好ましい。
するため、本発明に係る非可逆回路素子は、(a)永久
磁石と、(b)前記永久磁石により直流磁界が印加さ
れ、平行に対向する第1組の辺と、平行に対向する第2
組の辺と、前記第1組の辺と前記第2組の辺とのなす角
度が非直角である第1主面と、前記第1主面に対向する
第2主面とを有するフェライトと、(c)前記フェライ
トに巻回された、導線からなる第1中心電極と、(d)
前記フェライトに巻回された、導線からなる第2中心電
極と、(e)前記永久磁石と前記フェライトと前記第1
中心電極と前記第2中心電極とを収容する金属ケースと
を備え、(f)前記フェライトの第1主面に配置された
前記第1中心電極が前記第1組の辺のそれぞれに直交
し、かつ、前記フェライトの第1主面に配置された前記
第2中心電極が前記第2組の辺のそれぞれに直交してい
ること、を特徴とする。フェライトの平面視の形状が平
行四辺形あるいは菱形であることが好ましい。
【0007】以上の構成により、フェライトの第1主面
に配置された第1中心電極が第1組の辺のそれぞれに直
交し、かつ、フェライトの第1主面に配置された第2中
心電極が第2組の辺のそれぞれに直交しているので、第
1中心電極及び第2中心電極は、最も安定した状態でフ
ェライトに巻回され、電気的特性が安定する。また、第
1中心電極及び第2中心電極が第1組及び第2組の辺の
それぞれに直交しているので、フェライトに第1中心電
極及び第2中心電極を巻回する作業性が向上する。
に配置された第1中心電極が第1組の辺のそれぞれに直
交し、かつ、フェライトの第1主面に配置された第2中
心電極が第2組の辺のそれぞれに直交しているので、第
1中心電極及び第2中心電極は、最も安定した状態でフ
ェライトに巻回され、電気的特性が安定する。また、第
1中心電極及び第2中心電極が第1組及び第2組の辺の
それぞれに直交しているので、フェライトに第1中心電
極及び第2中心電極を巻回する作業性が向上する。
【0008】また、フェライトが配線用基板に垂直に配
置され、フェライトの垂直寸法が、フェライトの水平寸
法より小さいことが好ましい。これにより、フェライト
の高さが低くなるので、非可逆回路素子が低背化され
る。
置され、フェライトの垂直寸法が、フェライトの水平寸
法より小さいことが好ましい。これにより、フェライト
の高さが低くなるので、非可逆回路素子が低背化され
る。
【0009】また、本発明に係る通信装置は、前記非可
逆回路素子を備えていることにより、電気的特性が向上
し、小型化される。
逆回路素子を備えていることにより、電気的特性が向上
し、小型化される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る非可逆回路
素子及び通信装置の実施の形態について添付の図面を参
照して説明する。なお、各実施形態では、非可逆回路素
子として集中定数型アイソレータを例にして説明し、同
一部品及び同一部分には同じ符号を付し、重複した説明
は省略する。
素子及び通信装置の実施の形態について添付の図面を参
照して説明する。なお、各実施形態では、非可逆回路素
子として集中定数型アイソレータを例にして説明し、同
一部品及び同一部分には同じ符号を付し、重複した説明
は省略する。
【0011】[第1実施形態、図1〜図10]本発明に
係る非可逆回路素子の一実施形態の分解斜視図を図1に
示す。図1に示すように、アイソレータ(非可逆回路素
子)1は、耐熱フィルム8と金属ケース5と二つの永久
磁石9と中心電極組立体13と配線用基板30と整合用
コンデンサ素子C1〜C4と抵抗素子Rと銅板50と素
子搭載用基板40等から構成されている。
係る非可逆回路素子の一実施形態の分解斜視図を図1に
示す。図1に示すように、アイソレータ(非可逆回路素
子)1は、耐熱フィルム8と金属ケース5と二つの永久
磁石9と中心電極組立体13と配線用基板30と整合用
コンデンサ素子C1〜C4と抵抗素子Rと銅板50と素
子搭載用基板40等から構成されている。
【0012】金属ケース5は、上壁と四つの側壁を有し
ている。金属ケース5は金属板を打ち抜き、曲げ加工し
て形成される。金属ケース5の上面中央に矩形状の窓部
5aが形成されている。
ている。金属ケース5は金属板を打ち抜き、曲げ加工し
て形成される。金属ケース5の上面中央に矩形状の窓部
5aが形成されている。
【0013】耐熱フィルム8は、平面視が矩形状であっ
て、金属ケース5の窓部5aより一回り小さいサイズを
有している。耐熱フィルム8の下面には粘着剤が付与さ
れている。
て、金属ケース5の窓部5aより一回り小さいサイズを
有している。耐熱フィルム8の下面には粘着剤が付与さ
れている。
【0014】二つの永久磁石9は、それぞれ略矩形状を
有し、後述するように、一方の永久磁石9から他方の永
久磁石9の方向に直流磁界が形成されるように配置され
る(図5参照)。
有し、後述するように、一方の永久磁石9から他方の永
久磁石9の方向に直流磁界が形成されるように配置され
る(図5参照)。
【0015】中心電極組立体13は、マイクロ波フェラ
イト20と二つの中心電極(第1中心電極)21、中心
電極(第2中心電極)22等からなる。中心電極21,
22は、二つの導線を交差させてフェライト20の表面
(第1主面)20a及び裏面(第2主面)20bに巻回
されている。
イト20と二つの中心電極(第1中心電極)21、中心
電極(第2中心電極)22等からなる。中心電極21,
22は、二つの導線を交差させてフェライト20の表面
(第1主面)20a及び裏面(第2主面)20bに巻回
されている。
【0016】中心電極21,22に用いられる導線は、
導線の両端部を残して、高耐熱性を有する絶縁体で被覆
がされている。この導線は、直径0.05mm〜0.1
5mmの銅線や銀線や金線等が用いられる。なお、アイ
ソレータ1の電気的特性によっては、線径を太くしても
よい。また、導線は断面形状が丸い線材に限定されるも
のではなく、例えば、断面形状が矩形状のリボン状のも
のでもよい。
導線の両端部を残して、高耐熱性を有する絶縁体で被覆
がされている。この導線は、直径0.05mm〜0.1
5mmの銅線や銀線や金線等が用いられる。なお、アイ
ソレータ1の電気的特性によっては、線径を太くしても
よい。また、導線は断面形状が丸い線材に限定されるも
のではなく、例えば、断面形状が矩形状のリボン状のも
のでもよい。
【0017】図2に示すように、フェライト20の平面
視が横長の菱形(対向する辺20c及び辺20cの長さ
が同じ、かつ、対向する辺20c及び辺20cが平行)
の形状を有している。フェライト20の角部(図2にお
いてフェライト20の左右の角部)の角度θは鋭角(非
直角)に設定される。このとき、フェライト20のもう
一方の角部(図2においてフェライト20の上下の角
部)の角度θ’は鈍角(非直角)である。なお、この角
度θは、アイソレータ1のアイソレーション特性に大き
く影響し、アイソレータ1の要求特性(一般に、アイソ
レーション特性が20dB以上)を満たす範囲に設定さ
れる。本実施形態では、アイソレーション特性の要求特
性を満たす交差角度θの範囲は、75度以上90度未満
の範囲に設定した(図8参照)。但し、フェライト20
の左右の角部の角度θを鈍角に、上下の角部の角度θ’
を鋭角に設定してもよい。フェライト20の形状を左右
対称の菱形にしたので、フェライト20の加工コスト及
び中心電極21,22の巻回コストが安価になる。
視が横長の菱形(対向する辺20c及び辺20cの長さ
が同じ、かつ、対向する辺20c及び辺20cが平行)
の形状を有している。フェライト20の角部(図2にお
いてフェライト20の左右の角部)の角度θは鋭角(非
直角)に設定される。このとき、フェライト20のもう
一方の角部(図2においてフェライト20の上下の角
部)の角度θ’は鈍角(非直角)である。なお、この角
度θは、アイソレータ1のアイソレーション特性に大き
く影響し、アイソレータ1の要求特性(一般に、アイソ
レーション特性が20dB以上)を満たす範囲に設定さ
れる。本実施形態では、アイソレーション特性の要求特
性を満たす交差角度θの範囲は、75度以上90度未満
の範囲に設定した(図8参照)。但し、フェライト20
の左右の角部の角度θを鈍角に、上下の角部の角度θ’
を鋭角に設定してもよい。フェライト20の形状を左右
対称の菱形にしたので、フェライト20の加工コスト及
び中心電極21,22の巻回コストが安価になる。
【0018】中心電極22は、フェライト20の表面2
0aと裏面20bに密着するように巻回されている。こ
のとき、フェライト20の表面20aに配置された中心
電極22は、フェライト20の辺20dに直交してい
る。同様に、中心電極21は、フェライト20の表面2
0aと裏面20bに配置されている中心電極22の外側
に巻回されている。このとき、フェライト20の表面2
0aに配置された中心電極21は、フェライト20の辺
20cに直交している。なお、中心電極21とフェライ
ト20の表面20a及び裏面20bとの間には中心電極
22の線径分だけ隙間がある。フェライト20の表面2
0aにおける中心電極21と中心電極22の交差角度θ
はフェライト20の角部(図2においてフェライト20
の左右の角部)の角度θと同じである。なお、アイソレ
ータ1の入出力の特性インピーダンス(代表値:50
Ω)の調整は、中心電極21,22の巻回数を増減して
行われる。
0aと裏面20bに密着するように巻回されている。こ
のとき、フェライト20の表面20aに配置された中心
電極22は、フェライト20の辺20dに直交してい
る。同様に、中心電極21は、フェライト20の表面2
0aと裏面20bに配置されている中心電極22の外側
に巻回されている。このとき、フェライト20の表面2
0aに配置された中心電極21は、フェライト20の辺
20cに直交している。なお、中心電極21とフェライ
ト20の表面20a及び裏面20bとの間には中心電極
22の線径分だけ隙間がある。フェライト20の表面2
0aにおける中心電極21と中心電極22の交差角度θ
はフェライト20の角部(図2においてフェライト20
の左右の角部)の角度θと同じである。なお、アイソレ
ータ1の入出力の特性インピーダンス(代表値:50
Ω)の調整は、中心電極21,22の巻回数を増減して
行われる。
【0019】この中心電極組立体13は、中心電極21
と中心電極22の交差角度θは、フェライト20の角部
の角度θで決定される。従って、フェライト20に中心
電極21,22を巻回する装置は、中心電極21と中心
電極22の交差角度θに関係なく、フェライト20の表
面20aに配置される中心電極21,22がフェライト
20の辺20c,20dに直交するように巻回するだけ
でよい。従って、中心電極21,22とフェライト20
の辺20c,20dの交差角度を調節するための作業時
間を短縮することができるので、アイソレータ1の生産
性が向上する。また、中心電極21,22がフェライト
20の辺20c,20dに直交するように配置したの
で、中心電極21,22は、最も安定した状態でフェラ
イト20に巻回される。従って、アイソレータ1の電気
的特性が変動しにくくなる。
と中心電極22の交差角度θは、フェライト20の角部
の角度θで決定される。従って、フェライト20に中心
電極21,22を巻回する装置は、中心電極21と中心
電極22の交差角度θに関係なく、フェライト20の表
面20aに配置される中心電極21,22がフェライト
20の辺20c,20dに直交するように巻回するだけ
でよい。従って、中心電極21,22とフェライト20
の辺20c,20dの交差角度を調節するための作業時
間を短縮することができるので、アイソレータ1の生産
性が向上する。また、中心電極21,22がフェライト
20の辺20c,20dに直交するように配置したの
で、中心電極21,22は、最も安定した状態でフェラ
イト20に巻回される。従って、アイソレータ1の電気
的特性が変動しにくくなる。
【0020】なお、中心電極21,22を密着してフェ
ライト20に巻回した場合、フェライト20の裏面20
bに配置された中心電極21,22は、巻回ピッチ(中
心電極21,22の一本分の径寸法)だけずれるので、
フェライト20の裏面20bに配置された中心電極21
と中心電極22の交差角度θ1は、表面20aに配置さ
れた中心電極21と中心電極22の交差角度θと異な
る。
ライト20に巻回した場合、フェライト20の裏面20
bに配置された中心電極21,22は、巻回ピッチ(中
心電極21,22の一本分の径寸法)だけずれるので、
フェライト20の裏面20bに配置された中心電極21
と中心電極22の交差角度θ1は、表面20aに配置さ
れた中心電極21と中心電極22の交差角度θと異な
る。
【0021】配線用基板30は、略矩形状の基板の上面
30aに入出力電極パターン31,32及びアース電極
パターン33が形成されている。入出力電極パターン3
1,32及びアース電極パターン33は、配線用基板3
0の側面を介して、図3に示すように、下面30bに延
在している。
30aに入出力電極パターン31,32及びアース電極
パターン33が形成されている。入出力電極パターン3
1,32及びアース電極パターン33は、配線用基板3
0の側面を介して、図3に示すように、下面30bに延
在している。
【0022】図1に示すように、整合用コンデンサ素子
C1〜C4は上下面に接続用のコンデンサ電極を有して
いる。整合用コンデンサ素子C1〜C4の厚み寸法は略
同じに設定されている。
C1〜C4は上下面に接続用のコンデンサ電極を有して
いる。整合用コンデンサ素子C1〜C4の厚み寸法は略
同じに設定されている。
【0023】抵抗素子Rは略矩形状を有し、その左右に
は接続用電極を有している。なお、抵抗素子Rの厚み寸
法は、整合用コンデンサ素子C1〜C4の厚み寸法に比
べて、素子搭載用基板40のグランド電極パターン45
の電極の厚み分とこのグランド電極パターン45にはん
だ付けをするためのはんだ厚み分の合計寸法分だけ大き
く設定されている。
は接続用電極を有している。なお、抵抗素子Rの厚み寸
法は、整合用コンデンサ素子C1〜C4の厚み寸法に比
べて、素子搭載用基板40のグランド電極パターン45
の電極の厚み分とこのグランド電極パターン45にはん
だ付けをするためのはんだ厚み分の合計寸法分だけ大き
く設定されている。
【0024】素子搭載用基板40は略矩形状を有し、グ
ランド電極パターン45及び入出力電極パターン43,
44がその上面に形成されている。
ランド電極パターン45及び入出力電極パターン43,
44がその上面に形成されている。
【0025】以上の構成部品は、以下のようにして組み
立てられる。素子搭載用基板40の上面に整合用コンデ
ンサ素子C1〜C4及び銅板50を載置し、はんだ付け
等の方法により実装する。このとき、入出力電極パター
ン43には整合用コンデンサ素子C3の下面の電極が、
入出力電極パターン44には整合用コンデンサ素子C4
の下面の電極が、グランド電極パターン45には整合用
コンデンサ素子C1,C2の下面の電極及び銅板50
が、それぞれはんだ付け等の方法により電気的に接続さ
れる。また、抵抗素子Rは、素子搭載用基板40の非電
極パターン部49に載置される。つまり、グランド電極
パターン45と抵抗素子Rは、電気的に非接触状態であ
る。
立てられる。素子搭載用基板40の上面に整合用コンデ
ンサ素子C1〜C4及び銅板50を載置し、はんだ付け
等の方法により実装する。このとき、入出力電極パター
ン43には整合用コンデンサ素子C3の下面の電極が、
入出力電極パターン44には整合用コンデンサ素子C4
の下面の電極が、グランド電極パターン45には整合用
コンデンサ素子C1,C2の下面の電極及び銅板50
が、それぞれはんだ付け等の方法により電気的に接続さ
れる。また、抵抗素子Rは、素子搭載用基板40の非電
極パターン部49に載置される。つまり、グランド電極
パターン45と抵抗素子Rは、電気的に非接触状態であ
る。
【0026】次に、これら素子C1〜C4,R及び銅板
50の上に、配線用基板30を載置し、はんだ付け等の
方法により、素子C1〜C4,R及び銅板50に電気的
に接続するとともに、固定する。このとき、整合用コン
デンサ素子C1,C3の上面は、配線用基板30の下面
30bに形成されている入出力電極パターン31に、整
合用コンデンサ素子C2,C4の上面は、入出力電極パ
ターン32に、それぞれはんだ付け等の方法によって電
気的に接続する。また、銅板50は、配線用基板30の
下面30bに形成されているアース電極パターン33に
電気的に接続する。また、抵抗素子Rの接続用電極の一
方は、配線用基板30の下面30bに形成されている入
出力電極パターン31に、接続用電極の他方は、下面3
0bに形成されている入出力電極パターン32にそれぞ
れ電気的に接続される(図3参照)。
50の上に、配線用基板30を載置し、はんだ付け等の
方法により、素子C1〜C4,R及び銅板50に電気的
に接続するとともに、固定する。このとき、整合用コン
デンサ素子C1,C3の上面は、配線用基板30の下面
30bに形成されている入出力電極パターン31に、整
合用コンデンサ素子C2,C4の上面は、入出力電極パ
ターン32に、それぞれはんだ付け等の方法によって電
気的に接続する。また、銅板50は、配線用基板30の
下面30bに形成されているアース電極パターン33に
電気的に接続する。また、抵抗素子Rの接続用電極の一
方は、配線用基板30の下面30bに形成されている入
出力電極パターン31に、接続用電極の他方は、下面3
0bに形成されている入出力電極パターン32にそれぞ
れ電気的に接続される(図3参照)。
【0027】次に、図4に示すように、配線用基板30
と素子搭載用基板40との間にディスペンサ等を用いて
接着用樹脂(熱硬化性又は紫外線硬化性)51を注入
し、固化させる。接着用樹脂51は配線用基板30の周
縁部の三カ所に形成される。これにより、配線用基板3
0と素子搭載用基板40が接着用樹脂51によって堅固
に接合される。つまり、配線用基板30と素子搭載用基
板40とで、間に配置された素子C1〜C4,R及び銅
板50を保持している。
と素子搭載用基板40との間にディスペンサ等を用いて
接着用樹脂(熱硬化性又は紫外線硬化性)51を注入
し、固化させる。接着用樹脂51は配線用基板30の周
縁部の三カ所に形成される。これにより、配線用基板3
0と素子搭載用基板40が接着用樹脂51によって堅固
に接合される。つまり、配線用基板30と素子搭載用基
板40とで、間に配置された素子C1〜C4,R及び銅
板50を保持している。
【0028】次に、配線用基板30の上面30aに、中
心電極組立体13を載置し固定する。このとき、接着用
樹脂51を用いてフェライト20を配線用基板30の上
面30aに垂直になるように固定する(図2参照)。そ
して、中心電極21,22のそれぞれの一端が配線用基
板30のアース電極パターン33に、他端が配線用基板
30の入出力電極パターン31,32にはんだ付け等の
方法によりそれぞれ電気的に接続される。これにより、
中心電極組立体13は、配線用基板30に固定される。
心電極組立体13を載置し固定する。このとき、接着用
樹脂51を用いてフェライト20を配線用基板30の上
面30aに垂直になるように固定する(図2参照)。そ
して、中心電極21,22のそれぞれの一端が配線用基
板30のアース電極パターン33に、他端が配線用基板
30の入出力電極パターン31,32にはんだ付け等の
方法によりそれぞれ電気的に接続される。これにより、
中心電極組立体13は、配線用基板30に固定される。
【0029】次に、図5に示すように、金属ケース5の
内壁に二つの永久磁石9を配置し、固定する。そして、
図6に示すように、耐熱フィルム8を金属ケース5の窓
部5a内に接触しないように二つの永久磁石9を跨ぐよ
うに貼る。これにより、アイソレータ1内にごみや金属
くずが侵入することを防止する。
内壁に二つの永久磁石9を配置し、固定する。そして、
図6に示すように、耐熱フィルム8を金属ケース5の窓
部5a内に接触しないように二つの永久磁石9を跨ぐよ
うに貼る。これにより、アイソレータ1内にごみや金属
くずが侵入することを防止する。
【0030】次に、金属ケース5を素子搭載用基板40
に被せ、素子搭載用基板40のグランド電極パターン4
5にはんだ付けによって接合する。このとき、中心電極
組立体13は、二つの永久磁石9の間に、かつ、直流磁
界の向きに対してフェライト20の表面20aが略直角
になるように配置される(図5参照)。そして、この二
つの永久磁石9によって形成される直流磁界が中心電極
組立体13のフェライト20に印加される。直線Lは二
つの永久磁石9の中心を示す。
に被せ、素子搭載用基板40のグランド電極パターン4
5にはんだ付けによって接合する。このとき、中心電極
組立体13は、二つの永久磁石9の間に、かつ、直流磁
界の向きに対してフェライト20の表面20aが略直角
になるように配置される(図5参照)。そして、この二
つの永久磁石9によって形成される直流磁界が中心電極
組立体13のフェライト20に印加される。直線Lは二
つの永久磁石9の中心を示す。
【0031】こうして、図6に示すようなアイソレータ
1が形成される。図7は、図6に示したアイソレータ1
の電気等価回路図である。
1が形成される。図7は、図6に示したアイソレータ1
の電気等価回路図である。
【0032】次に、このアイソレータ1を約2.5GH
zで動作させたときの電気的特性を調べた。図8は、図
6に示したアイソレータ1のアイソレーション特性を示
すグラフ、図9は、図6に示したアイソレータ1の挿入
損失を示すグラフ、図10は、図6に示したアイソレー
タ1の反射特性を示すグラフである。なお、電気的特性
を調べたアイソレータ1は、フェライト20として、サ
イズが0.5mm×0.5mm×0.3mm、飽和磁化
(4πMs)が約80mT〜90mTのものを使用し
た。中心電極21,22として、直径が0.05mmの
銅線を使用し、この中心電極21,22をフェライト2
0に2巻きした。アイソレータ1のサイズは、2.5m
m×3.2mm×1.8mmである。
zで動作させたときの電気的特性を調べた。図8は、図
6に示したアイソレータ1のアイソレーション特性を示
すグラフ、図9は、図6に示したアイソレータ1の挿入
損失を示すグラフ、図10は、図6に示したアイソレー
タ1の反射特性を示すグラフである。なお、電気的特性
を調べたアイソレータ1は、フェライト20として、サ
イズが0.5mm×0.5mm×0.3mm、飽和磁化
(4πMs)が約80mT〜90mTのものを使用し
た。中心電極21,22として、直径が0.05mmの
銅線を使用し、この中心電極21,22をフェライト2
0に2巻きした。アイソレータ1のサイズは、2.5m
m×3.2mm×1.8mmである。
【0033】以上のアイソレータ1は、フェライト20
の表面20aに配置される中心電極21,22がフェラ
イト20の辺20c,20dに直交するように巻回した
ので、中心電極21,22をフェライト20に巻回する
作業を容易にすることができ、アイソレータ1の生産性
を向上させることができる。また、フェライト20の表
面20aに配置される中心電極21,22がフェライト
20の辺20c,20dに直交しているので、巻回後の
中心電極21,22の巻ずれが生じにくくなり、アイソ
レータ1の電気的特性を安定させることができる。
の表面20aに配置される中心電極21,22がフェラ
イト20の辺20c,20dに直交するように巻回した
ので、中心電極21,22をフェライト20に巻回する
作業を容易にすることができ、アイソレータ1の生産性
を向上させることができる。また、フェライト20の表
面20aに配置される中心電極21,22がフェライト
20の辺20c,20dに直交しているので、巻回後の
中心電極21,22の巻ずれが生じにくくなり、アイソ
レータ1の電気的特性を安定させることができる。
【0034】[第2実施形態、図11]第2実施形態で
は、前記第1実施形態で示した中心電極組立体13のフ
ェライト20の形状を変形したアイソレータ1を示す。
図11に示すように、フェライト20の平面視の形状は
左右非対称である平行四辺形とした。前記第1実施形態
と同様に、フェライト20の表面20aに配置された中
心電極21,22は、フェライト20の辺20c,20
dに直交している。
は、前記第1実施形態で示した中心電極組立体13のフ
ェライト20の形状を変形したアイソレータ1を示す。
図11に示すように、フェライト20の平面視の形状は
左右非対称である平行四辺形とした。前記第1実施形態
と同様に、フェライト20の表面20aに配置された中
心電極21,22は、フェライト20の辺20c,20
dに直交している。
【0035】この中心電極組立体13を備えたアイソレ
ータ1は、前記第1実施形態と同様の作用効果を奏す
る。さらに、フェライト20の辺20c,20dの長さ
を異にして左右非対称にしたので、中心電極21,22
の巻回数を同じにしたまま中心電極21と中心電極22
の巻回部分の導線の長さを変化させ、アイソレータ1の
特性インピーダンスを調節することができる。このよう
な中心電極組立体13は、アイソレータ1のサイズの制
限により、中心電極21,22の巻回数を多くとること
ができない場合に特に効果的である。
ータ1は、前記第1実施形態と同様の作用効果を奏す
る。さらに、フェライト20の辺20c,20dの長さ
を異にして左右非対称にしたので、中心電極21,22
の巻回数を同じにしたまま中心電極21と中心電極22
の巻回部分の導線の長さを変化させ、アイソレータ1の
特性インピーダンスを調節することができる。このよう
な中心電極組立体13は、アイソレータ1のサイズの制
限により、中心電極21,22の巻回数を多くとること
ができない場合に特に効果的である。
【0036】[第3実施形態、図12]第3実施形態で
は、前記第1実施形態で示した中心電極組立体13のフ
ェライト20の形状を変形したアイソレータ1を示す。
図12に示すように、フェライト20の平面視の形状
は、菱形の上下に新たに辺20eを設けた変形六角形で
ある。フェライト20の表面20aに配置された中心電
極21,22は、前記第1実施形態と同様に、フェライ
ト20の辺20c,20dに直交している。なお、前記
第2実施形態で示した平面視が平行四辺形のフェライト
20の上下の角部に新たに辺20eを設けてもよい。
は、前記第1実施形態で示した中心電極組立体13のフ
ェライト20の形状を変形したアイソレータ1を示す。
図12に示すように、フェライト20の平面視の形状
は、菱形の上下に新たに辺20eを設けた変形六角形で
ある。フェライト20の表面20aに配置された中心電
極21,22は、前記第1実施形態と同様に、フェライ
ト20の辺20c,20dに直交している。なお、前記
第2実施形態で示した平面視が平行四辺形のフェライト
20の上下の角部に新たに辺20eを設けてもよい。
【0037】この中心電極組立体13を備えたアイソレ
ータ1は、前記第1実施形態及び第2実施形態と同様の
作用効果を奏する。さらに、フェライト20の下側の辺
20eは配線用基板30に対して略水平であるので、中
心電極組立体13を配線用基板30の上面30aに安定
度よく載置することができる。また、図示はしないが、
中心電極組立体13を配線用基板30に寝かしてフェラ
イト20の表面20aと配線用基板30の上面30aが
略平行になるように配置した場合でも、配線用基板30
の上面30aを占有する面積を小さくすることができる
ので、アイソレータ1を小型化することができる。
ータ1は、前記第1実施形態及び第2実施形態と同様の
作用効果を奏する。さらに、フェライト20の下側の辺
20eは配線用基板30に対して略水平であるので、中
心電極組立体13を配線用基板30の上面30aに安定
度よく載置することができる。また、図示はしないが、
中心電極組立体13を配線用基板30に寝かしてフェラ
イト20の表面20aと配線用基板30の上面30aが
略平行になるように配置した場合でも、配線用基板30
の上面30aを占有する面積を小さくすることができる
ので、アイソレータ1を小型化することができる。
【0038】[第4実施形態、図13]第4実施形態
は、本発明に係る通信装置として、携帯電話を例にして
説明する。
は、本発明に係る通信装置として、携帯電話を例にして
説明する。
【0039】図13は、携帯電話120のRF部分の電
気回路ブロック図である。図13において、122はア
ンテナ素子、123はデュプレクサ、124,126は
送信側電力増幅器、125は送信側段間用帯域通過フィ
ルタ、127は送信側ミキサ、128は受信側低ノイズ
増幅器、129は受信側段間用帯域通過フィルタ、13
0は受信側ミキサ、131はアイソレータ、132は電
圧制御発振器(VCO)、133はローカル用帯域通過
フィルタである。
気回路ブロック図である。図13において、122はア
ンテナ素子、123はデュプレクサ、124,126は
送信側電力増幅器、125は送信側段間用帯域通過フィ
ルタ、127は送信側ミキサ、128は受信側低ノイズ
増幅器、129は受信側段間用帯域通過フィルタ、13
0は受信側ミキサ、131はアイソレータ、132は電
圧制御発振器(VCO)、133はローカル用帯域通過
フィルタである。
【0040】ここに、アイソレータ131として、前記
第1実施形態〜第3実施形態のアイソレータ1を使用す
ることができる。このアイソレータ1を実装することに
より、低コストで信頼性が高い携帯電話を安価に実現す
ることができる。
第1実施形態〜第3実施形態のアイソレータ1を使用す
ることができる。このアイソレータ1を実装することに
より、低コストで信頼性が高い携帯電話を安価に実現す
ることができる。
【0041】[他の実施形態]本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種
々の構成に変更することができる。例えば、前記第1実
施形態〜第3実施形態で示したアイソレータ1において
は、永久磁石9の形状は、矩形状の他に、例えば、円形
状や、角が丸い三角形状等であってもよい。また、永久
磁石9の個数は、二つに限定されるものはなく一つだけ
でもよい。また、アイソレータの他に、サーキュレータ
等の各種非可逆回路素子にも本発明を適用することがで
きる。また、フェライト20の平面視の形状は互いに平
行に対向する二組の辺20c,20dを有していれば、
菱形や平行四辺形や六角形に限定されるものではなく、
例えば、正方形及び長方形を除く形状であれば八角形や
その他の多角形状であってもよい。
に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種
々の構成に変更することができる。例えば、前記第1実
施形態〜第3実施形態で示したアイソレータ1において
は、永久磁石9の形状は、矩形状の他に、例えば、円形
状や、角が丸い三角形状等であってもよい。また、永久
磁石9の個数は、二つに限定されるものはなく一つだけ
でもよい。また、アイソレータの他に、サーキュレータ
等の各種非可逆回路素子にも本発明を適用することがで
きる。また、フェライト20の平面視の形状は互いに平
行に対向する二組の辺20c,20dを有していれば、
菱形や平行四辺形や六角形に限定されるものではなく、
例えば、正方形及び長方形を除く形状であれば八角形や
その他の多角形状であってもよい。
【0042】また、前記第4実施形態で示した通信装置
は携帯電話に限定されるものではなく、他の通信装置に
も適用できることは言うまでもない。
は携帯電話に限定されるものではなく、他の通信装置に
も適用できることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、非可逆回路素子は、フェライトの第1主面に
配置された第1中心電極が第1組の辺に直交し、かつ、
フェライトの第1主面に配置された第2中心電極が第2
組の辺に直交しているので、第1中心電極及び第2中心
電極を、最も安定した状態でフェライトに巻回すること
ができ、電気的特性を安定させることができる。
によれば、非可逆回路素子は、フェライトの第1主面に
配置された第1中心電極が第1組の辺に直交し、かつ、
フェライトの第1主面に配置された第2中心電極が第2
組の辺に直交しているので、第1中心電極及び第2中心
電極を、最も安定した状態でフェライトに巻回すること
ができ、電気的特性を安定させることができる。
【0044】また、第1中心電極及び第2中心電極が第
1組及び第2組の辺に直交しているので、フェライトに
第1中心電極及び第2中心電極を巻回する作業性を向上
させることができる。従って、電気的特性が安定し、安
価な非可逆回路素子及び通信装置を得ることができる。
1組及び第2組の辺に直交しているので、フェライトに
第1中心電極及び第2中心電極を巻回する作業性を向上
させることができる。従って、電気的特性が安定し、安
価な非可逆回路素子及び通信装置を得ることができる。
【図1】本発明に係る非可逆回路素子の第1実施形態を
示す分解斜視図。
示す分解斜視図。
【図2】図1に示した中心電極組立体の平面図。
【図3】図1に示した配線用基板を下側面から見た斜視
図。
図。
【図4】図1に示した非可逆回路素子の一部組み立て後
の平面図。
の平面図。
【図5】図1に示した非可逆回路素子の永久磁石と中心
電極組立体の位置関係を説明するための上面図。
電極組立体の位置関係を説明するための上面図。
【図6】図1に示した非可逆回路素子の組み立て完成後
の外観斜視図。
の外観斜視図。
【図7】図6に示した非可逆回路素子の電気等価回路
図。
図。
【図8】図6に示した非可逆回路素子のアイソレーショ
ン特性を示すグラフ。
ン特性を示すグラフ。
【図9】図6に示した非可逆回路素子の挿入損失を示す
グラフ。
グラフ。
【図10】図6に示した非可逆回路素子の反射特性を示
すグラフ。
すグラフ。
【図11】本発明に係る非可逆回路素子の第2実施形態
を示す中心電極組立体の平面図。
を示す中心電極組立体の平面図。
【図12】本発明に係る非可逆回路素子の第3実施形態
を示す中心電極組立体の平面図。
を示す中心電極組立体の平面図。
【図13】本発明に係る通信装置の一実施形態を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図14】従来の非可逆回路素子の分解斜視図。
【図15】従来の別の非可逆回路素子の中心電極組立体
の平面図。
の平面図。
1…アイソレータ(非可逆回路素子)
5…金属ケース
9…永久磁石
13…中心電極組立体
20…マイクロ波フェライト
20a…表面(第1主面)
20b…裏面(第2主面)
20c…フェライトの第1組の辺
20d…フェライトの第2組の辺
21…中心電極(第1中心電極)
22…中心電極(第2中心電極)
30…配線用基板
θ…第1主面に配置された第1中心電極と第2中心電極
の交差角度
の交差角度
Claims (5)
- 【請求項1】 永久磁石と、 前記永久磁石により直流磁界が印加され、平行に対向す
る第1組の辺と、平行に対向する第2組の辺と、前記第
1組の辺と前記第2組の辺とのなす角度が非直角である
第1主面と、前記第1主面に対向する第2主面とを有す
るフェライトと、 前記フェライトに巻回された、導線からなる第1中心電
極と、 前記フェライトに巻回された、導線からなる第2中心電
極と、 前記永久磁石と前記フェライトと前記第1中心電極と前
記第2中心電極とを収容する金属ケースとを備え、 前記フェライトの第1主面に配置された前記第1中心電
極が前記第1組の辺のそれぞれに直交し、かつ、前記フ
ェライトの第1主面に配置された前記第2中心電極が前
記第2組の辺のそれぞれに直交していること、 を特徴とする非可逆回路素子。 - 【請求項2】 前記フェライトの平面視の形状が平行四
辺形であることを特徴とする請求項1に記載の非可逆回
路素子。 - 【請求項3】 前記フェライトの平面視の形状が菱形で
あることを特徴とする請求項1に記載の非可逆回路素
子。 - 【請求項4】 前記フェライトが配線用基板に垂直に配
置され、前記フェライトの垂直寸法が、前記フェライト
の水平寸法より小さいことを特徴とする請求項1〜請求
項3のいずれかに記載の非可逆回路素子。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4に記載の非可逆回路
素子を備えたことを特徴とする通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001287745A JP2003101310A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 非可逆回路素子及び通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001287745A JP2003101310A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 非可逆回路素子及び通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003101310A true JP2003101310A (ja) | 2003-04-04 |
Family
ID=19110506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001287745A Pending JP2003101310A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 非可逆回路素子及び通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003101310A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007086177A1 (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 非可逆回路素子及び通信装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10270911A (ja) * | 1997-03-26 | 1998-10-09 | Murata Mfg Co Ltd | 非可逆回路素子及びその実装構造 |
| JP2001189606A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Murata Mfg Co Ltd | 非可逆回路素子及び通信機装置 |
-
2001
- 2001-09-20 JP JP2001287745A patent/JP2003101310A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10270911A (ja) * | 1997-03-26 | 1998-10-09 | Murata Mfg Co Ltd | 非可逆回路素子及びその実装構造 |
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| WO2007086177A1 (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 非可逆回路素子及び通信装置 |
| US7319369B2 (en) | 2006-01-30 | 2008-01-15 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Non-reciprocal circuit element and communication device |
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