JP2003193990A - 燃料ポンプ - Google Patents
燃料ポンプInfo
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- JP2003193990A JP2003193990A JP2001394754A JP2001394754A JP2003193990A JP 2003193990 A JP2003193990 A JP 2003193990A JP 2001394754 A JP2001394754 A JP 2001394754A JP 2001394754 A JP2001394754 A JP 2001394754A JP 2003193990 A JP2003193990 A JP 2003193990A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D5/00—Pumps with circumferential or transverse flow
- F04D5/002—Regenerative pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
も効率的に使用できる燃料ポンプを提供する。 【解決手段】 流路溝内圧力が低い領域では、摩耗分を
見込んだ大きなクリアランスが確保され、流路溝内圧力
が高い領域では、摩耗分を見込む必要がないために、ク
リアランスが小さく設定される。
Description
料を吸入して昇圧し、昇圧された燃料を吐出する燃料ポ
ンプに関する。
1号公報に開示されているように、インペラとポンプケ
ーシングを備えている。インペラは、略円板状であり、
表裏両面の外周に沿った領域に複数の羽根溝が連続して
形成されており、モータ等の駆動手段によって回転させ
られる。ポンプケーシングは、インペラを取囲んでお
り、インペラの羽根溝との間で周方向に伸びる流路溝を
形成する周方向に伸びる凹部と、その凹部の上流端に連
通する吸入口と、その凹部の下流端に連通する吐出口
と、そのインペラの外周面に沿って伸びる内周面を形成
する周壁とを備えている。インペラが回転すると、燃料
は吸入口から流路溝内に吸入され、流路溝内を周方向に
流れるうちに昇圧され、昇圧された燃料が吐出口から吐
出される。
ング内周面間のクリアランスの大きさがポンプ効率に大
きく影響する。このクリアランスが小さいほど漏れ出す
燃料量が抑制され、ポンプ効率が高くなる。しかしなが
ら、燃料ポンプは長期間に亘って使用されるものであ
り、その間にインペラを回転させる軸を支えるベアリン
グが摩耗してインペラの回転中心が微小量だけずれてい
くことが避けられない。このために、前記したクリアラ
ンスをあまりに小さくすると、インペラの回転中心がず
れたときに、インペラ外周面とポンプケーシング内周面
が接触してしまい、ポンプ作動が不調になってしまう。
このために現状では、インペラ外周面とポンプケーシン
グ内周面間のクリアランスに余裕を持たせ、ベアリング
が摩耗してインペラの回転中心がずれても、インペラ外
周面とポンプケーシング内周面が接触しないようにして
いる。
料ポンプは、摩耗を考慮しないで設計したときのポンプ
効率よりもポンプ効率が低い。摩耗を考慮するとインペ
ラ外周面とポンプケーシング内周面間のクリアランスに
余裕を持たせることが必要となり、クリアランスに余裕
を持たせるとポンプ効率は低下してしまうからである。
そこで、ベアリングが摩耗してインペラの回転中心がず
れても、インペラ外周面とポンプケーシング内周面が接
触しないだけのクリアランスを確保しながら、ポンプ効
率を向上させることが求められている。
ベアリングが摩耗してインペラの回転中心がずれる現象
を詳細に検討した結果、摩耗の進行方向が特定方向に集
中していることを見出した。この理由は下記のように理
解される。前記したように、燃料は流路溝に沿って周方
向に流れるうちに昇圧される。周方向に伸びる流路溝内
の圧力は一様でなく、吸入口に隣接する部分で低く、吐
出口に隣接する部分で高い。従ってインペラの外周面に
は一様でない圧力、すなわち、吸入口に隣接する部分で
低く、吐出口に隣接する部分で高い圧力が作用する。こ
の不均一な圧力分布に起因して、インペラには、流路溝
内圧力が高い領域から低い領域に向かって作用する力が
作用する。ベアリングはインペラに作用する上記した力
に抗してインペラの回転中心を維持している。上記の条
件下で燃料ポンプを使いつづけると、インペラの回転軸
を支えるベアリングは、流路溝内圧力が低い領域におい
て集中的に摩耗する。
特定方向に集中しているという知見を活用しておらず、
ベアリングが摩耗してインペラの回転中心がずれても、
インペラ外周面とポンプケーシング内周面が接触しない
だけのクリアランスを全方位に確保している。本発明者
らの研究によって、摩耗の進行方向が特定方向に集中し
ていることが見出されたために、摩耗が進行する方向に
おいてのみ摩耗分を見込んだクリアランスを確保してお
けば良く、摩耗が進行しない方向では摩耗分を見込む必
要がないことがわかってきた。摩耗が進行しない方向で
はクリアランスを詰めることができ、クリアランスを詰
めるとポンプ効率が向上することが見出された。
1に記載されているように、インペラとポンプケーシン
グを備えている。インペラは、略円板状であり、表裏両
面の外周に沿った領域に複数の羽根溝が連続して形成さ
れ、外周は円周面であり、駆動手段によって回転させら
れる。ポンプケーシングは、インペラの羽根溝との間で
周方向に伸びる流路溝を形成する周方向に伸びる凹部
と、その凹部の上流端に連通する吸入口と、その凹部の
下流端に連通する吐出口と、そのインペラの外周面に対
向して伸びる内周面を形成する周壁を有している。その
周壁の内面、即ち、ポンプケーシング内周面とインペラ
外周面との間のクリアランスは、流路溝内圧力が高い領
域で相対的に小さく、流路溝内圧力が低い領域で相対的
に大きい。
ラが、周方向に変化する流路溝内圧力によって受ける力
の一例を、図8を参照して説明する。インペラ90は、
略円板状であり、表裏両面の外周に沿った領域に複数の
羽根溝91が連続して形成され、外周は円周面90aと
なっており、図示しない駆動手段によって回転させられ
る。ポンプケーシングは、インペラ90の羽根溝91と
の間で周方向に伸びる流路溝を形成する周方向に伸びる
凹部94と、その凹部の上流端(インペラ90は矢印R
方向に回転する)に連通する吸入口92と、その凹部9
4の下流端に連通する吐出口98と、そのインペラの外
周面90aに対向して伸びる内周面99aを形成する周
壁99を有している。流路溝94内の圧力は、矢印96
−1から96−10に模式的に示すように変化してお
り、吸入口92に隣接する部分で低く、吐出口98に隣
接する部分で高い。この結果インペラ90には、燃料圧
力によって、図中のFで示される力が働く。インペラの
回転軸を支えるベアリングにはFの力が作用するため
に、ベアリングは集中的に矢印F方向に摩耗し、これに
よってインペラ90も矢印F方向にずれていく。
印Fが指し示す側の領域)では、摩耗分を見込んだ大き
なクリアランスが確保されていることから、ベアリング
が摩耗してインペラの回転中心がずれても、インペラ外
周面とポンプケーシング内周面は接触しない。この燃料
ポンプの使用寿命は従来と同様に長い。なお、ここでい
う相対的に大きなクリアランスとは、従来のクリアラン
スと同程度であり、従来のクリアランスよりも大きいと
いう意味ではない。一方、流路溝内圧力が高い領域(矢
印Fが遠ざかる側の領域)では、摩耗分を見込む必要が
ないために、クリアランスが小さく設定されている。従
来のクリアランスよりも小さく設定されている。この結
果、圧力の高い領域で流路溝94から漏れ出る燃料量が
低減され、ポンプ効率が高められる。本発明の燃料ポン
プによると、使用寿命を短縮することなく、ポンプ効率
を向上させることができる。
る側の領域)では、使用寿命を短縮させないでクリアラ
ンスを低減することができる。この場合、低減可能な領
域の全部でクリアランスを低減する必要は必ずしもな
く、効果的な部分に集中して本発明を適用してもよい。
こうして実現される一つの燃料ポンプは、請求項2に記
載されているように、インペラの回転方向に沿って吐出
口から吸入口まで伸びるポンプケーシング内周面が、イ
ンペラの回転方向に沿って吸入口から吐出口まで伸びる
ポンプケーシング内周面よりも、インペラ側に突出して
おり、ポンプケーシング内周面とインペラ外周面のクリ
アランスは、インペラの回転方向に沿って吐出口から吸
入口まで伸びる領域において相対的に小さく、インペラ
の回転方向に沿って吸入口から吐出口まで伸びる領域に
おいて相対的に大きい。
入口まで伸びる領域は、基本的に流路溝内圧力が高い領
域にあり、ここのクリアランスを詰めても、ポンプ寿命
は低減しない。インペラの回転方向に沿って吐出口から
吸入口まで伸びる領域の一部には、流路溝内圧力が低い
領域に属する部分があるけれども、この領域における摩
耗に起因するインペラ位置のシフト方向は、ポンプケー
シング内周面にほぼ平行であることから、インペラの回
転方向に沿って吐出口から吸入口まで伸びる領域では一
様にクリアランスを詰めることができる。勿論、インペ
ラの回転方向に沿って吐出口から吸入口まで伸びる領域
であって、しかも、流路溝内圧力が高い領域に属する領
域でのみクリアランスを詰めてもよい。
とに起因して、長時間使用している間に、回転中心が図
9に示すように移動する。図9(a)に示すように、回
転するインペラの中心がXからYに移動する場合、Aお
よびBを結ぶ線分においてポンプケーシング内周面を膨
出されることが好適である。膨出した内面ABでのクリ
アランスは、インペラがロックしない程度に最小限に留
めることが可能であり、ベアリングの摩耗を考慮する必
要はない。
3に記載されているように、吐出口を含む側の略半周の
ポンプケーシング内周面が、吸入口を含む側の反対側の
略半周のポンプケーシング内周面よりも、インペラ側に
突出しており、吐出口を含む側の略半周でクリアランス
が小さく、反対側の略半周でクリアランスが大きい。
いるうちに、インペラの中心がXからYまで移動する場
合、吐出口を含む側の略半周、図9(b)に例示する場
合、CからDにかけてハッチングで示す略半周では、イ
ンペラがロックしない程度の最小限のクリアランスにま
で詰めることが可能であり、そう詰めてもポンプ寿命は
短縮されない。ポンプ寿命が短縮されないようにしなが
らポンプ効率を高めることができる。
インペラの中心がXからYまで変位する間、インペラに
接触しないようにクリアランスを詰めることができる最
大範囲を示しており、流路溝内圧力が高い半周領域C1
で詰められるのみならず、インペラの変位方向がポンプ
ケーシング内周面にほぼ平行な領域C2,C3でもクリ
アランスを詰められることがわかる。請求項3でいう略
半周には、最大限、図9(c)のハッチで示される領域
までを含む。
ながら、流路溝内圧力が高い領域でクリアランスを相対
的に小さくし、流路溝内圧力が低い領域で相対的に大き
くすることができる。この場合、インペラの回転中心を
ポンプケーシング内周面の円周の中心からオフセットす
る。
Fの力が作用して、燃料ポンプの有効寿命の間にインペ
ラ中心がXからY(その距離L)まで変位するとする。
その場合、ポンプケーシング内周面が、XからY方向に
距離L/2だけオフセットした位置(つまりXとYの中
点)を中心とする、インペラの半径rにL/2を加えた
半径を持つ円周面100であれば、燃料ポンプの有効寿
命の間にインペラ外周面とポンプケーシング内周面が干
渉することがない。円周面101は、従来のポンプで必
要とされた円周面(Xを中心とする半径r+Lの円)で
あり、オフセットさせることによってポンプケーシング
内周面を小径化することができる。この場合、円周面に
仕上られたポンプケーシング内周面に対してインペラの
回転中心をオフセットさせても良く、あるいは、インペ
ラの回転中心からオフセットした点を中心にしてポンプ
ケーシング内周を円周面に仕上げてもよい。
プカバーを組み合わせて構成することが好適である。こ
の場合、ポンプケーシング内周面を形成する周壁を、吸
入口を持つポンプボディに形成してもよいし、吐出口を
持つポンプカバーに形成してもよい。
ついて図面を参照して説明する。実施の形態1は、自動
車用の燃料ポンプを示すもので、自動車のエンジンヘ燃
料を供給するために利用されるものである。
て、燃料ポンプは、ポンプ部1と、そのポンプ部1を駆
動するモータ部2とから構成されている。モータ部2
は、ブラシ付きの直流モータであり、ほぼ円筒形状のポ
ンプハウジング4内にマグネット5を配置し、このマグ
ネット5と同心状に回転子6を配置している。
ウジング4の下端部に取り付けられたポンプカバー9に
ベアリング10を介して回転可能に支持されている。ま
た、シャフト7の上端部は、ポンプハウジング4の上端
部に取り付けられたモータカバー12にベアリング13
を介して回転可能に支持されている。
れた端子(図示省略)を介して回転子6のコイル(図示
省略)に通電することにより、その回転子6を回転させ
る。なお、このようなモータ部2の構成は周知であるか
ら、詳しい説明は省略する。また、モータ部2として
は、図示した以外の他の形式のものも利用することがで
きる。
構成を説明する。ポンプ部1は、ポンプカバー9と、ポ
ンプボディ15およびインペラ16から構成されてい
る。ポンプカバー9とポンプボディ15は、例えばアル
ミのダイカスト成形により形成されており、両者が組み
合わされることによって、内部にインペラ16を収容す
るポンプケーシング17が構成される。
図4に示すように略円板状であり、その表裏両面の外周
に沿った領域に複数の羽根溝16aが連続して形成され
ている。インペラ16の中心には、ほぼD字形の係合孔
16bが形成されている。係合孔16bに、シャフト7
の下端部の断面D字形の係合軸部7aが係合している。
これにより、インペラ16がシャフト7に対し追従回転
可能で軸方向にわずかに移動可能に連結されている。イ
ンペラ16の側面16cは、円周面となっている。
ンプカバー9のインペラ16側の端面図、図3にポンプ
カバー9の断面図がそれぞれ示されている。ポンプカバ
ー9には、インペラ16の羽根溝16aとの間で周方向
に伸びる流路溝を形成する周方向に伸びる凹部21と、
その凹部21の下流端(インペラ16は矢印Rの方向に
回転する)に連通する吐出口24と、周壁9bとを有す
る。吐出口24は、図1に示すようにポンプカバー9を
貫通してモータ部2の内部空間2aに連通している。周
壁9bの内周面9cは、インペラ16の外周面16cに
クリアランスを隔てて向い合う。内周面9cは、インペ
ラ16の回転方向Rに沿って、凹部21の上流端22か
ら下流端の吐出口24に至る範囲に伸びている第1円周
面9c1と、インペラ16の回転方向Rに沿って、吐出
口24から凹部21の上流端22に至る範囲に伸びてい
る第2円周面9c2で構成されている。第1円周面9c
1の半径は第2円周面9c2の半径よりも大きい。第2
円周面9c2は、第1円周面9c1よりもインペラ側に
膨出している。
ポンプカバー9に重ねた状態でポンプハウジング4の下
端部にかしめ付け等により固定されている。このポンプ
ボディ15の中心部にスラストベアリング18が固定さ
れている。スラストベアリング18によって、シャフト
7のスラスト荷重が受けられる。ポンプカバー9とポン
プボディ15とによりポンプケーシング17が構成され
ている。そのポンプケーシング17の内部にインペラ1
6が回転可能にかつ軸方向にわずかに移動可能に収納さ
れている。ポンプボディ15の内面には、インペラ16
の羽根溝16aとの間で周方向に伸びる流路溝を形成す
る周方向に伸びる凹部20と、凹部20の上流端に連通
する吸入口22が形成されている。
と、ポンプボディ15の周方向に伸びる凹部20は、イ
ンペラ16の回転方向Rに沿って、ポンプボディ15側
の吸入口22に対応する位置から、ポンプカバー9側の
吐出口24に対応する位置まで伸びており、吸入口22
から周方向に伸びて吐出口24に至る流路溝を形成す
る。インペラがR方向に回転すると、燃料は吸入口22
から流路溝に吸入され、流路溝内を吸入口22から吐出
口24側に流れ、その間に昇圧され、昇圧された燃料が
吐出口24からモータ部2に送り出される。インペラ1
6の回転方向Rに沿って、ポンプカバー9側の吐出口2
4に対応する位置からポンプボディ15側の吸入口22
に対応するまでは凹部21、20が形成されておらず、
昇圧された燃料が吸入口22側に戻ることを極力防止し
ている。なお、モータ部2に送り出された高圧燃料は、
吐出口28からポンプ外に送り出される。
収容された状態の端面図を示す。前記したように、イン
ペラ16の回転方向Rに沿って吸入口22から吐出口2
4に至る範囲に伸びている第1円周面9c1に対して、
インペラ16の回転方向Rに沿って吐出口24から吸入
口22に至る範囲に伸びている第2円周面9c2は、イ
ンペラ側に膨出している。このために、インペラ外周1
6cと、ポンプケーシングの内周面9c間のクリアラン
スは、インペラ16の回転方向Rに沿って吸入口22か
ら吐出口24に至る範囲で相対的に大きく、インペラ1
6の回転方向Rに沿って吐出口24から吸入口22に至
る範囲で相対的に小さい。後者のクリアランスは、イン
ペラがロックしない程度の最小限の距離に設定されてい
る。前記したように、燃料ポンプを長時間使用すると、
ベアリングが摩耗してインペラ中心が変位する可能性が
ある。しかしながら、本発明者らの研究によって、ベア
リングの摩耗方向が限定されており、インペラ16の回
転方向Rに沿って吐出口24から吸入口22に至る範囲
の周壁に向けて摩耗することがないことが確認されてお
り、変位すればロックしてしまう程小さなクリアランス
に設定しておいても、インペラ16の外周面16cがイ
ンペラ側に膨出した内周面9c2に接触することがな
い。この場合、インペラ16の回転方向Rに沿って吐出
口24から吸入口22に至る範囲において、インペラ1
6の外周面16cとポンプハウジングの内周面9c2間
のクリアランスが詰められており、昇圧した燃料が吸入
口22側に漏れ出る量が最少量に抑制されており、ポン
プ効率が向上している。
6を参照して説明する。実施の形態2は、実施の形態1
の一部を変更したものであるからその変更部分について
詳述し、実施の形態1と同一もしくは実質的に同一構成
と考えられる部分には同一符号を付して重複する説明は
省略する。図6は本実施形態に係るポンプカバー9の内
周面形状を示す端面図である。実施の形態2では、図6
に示されるように、吐出口を含む側の略半周(矢印61
で示す)のポンプケーシング内周面が、吸入口を含む側
の反対側の略半周のポンプケーシング内周面よりも、イ
ンペラ側に突出している。吐出口24側の略半周の領域
では燃料からの圧力が大きく、そちら側にインペラが変
位する可能性はないのでクリアランスが詰められてい
る。インペラ16がロックしない程度の最小限のクリア
ランスに詰められている。反対側の略半周では、インペ
ラ16がポンプカバー9の内周面に接近する側に変位す
る可能性があるのに備えてクリアランスに余裕が確保さ
れており、長期に使用してインペラ16が変位しても、
インペラ16がポンプカバー9の内周面に接触しないよ
うにしている。
7を参照して説明する。実施の形態3についても、実施
の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分
について詳述し、実施の形態1と同一もしくは実質的に
同一構成と考えられる部分には同一符号を付して重複す
る説明は省略する。図7は本実施形態に係るポンプカバ
ー9の内周面形状を示す端面図である。本実施形態にお
いては、ポンプカバー9の内周面形状9fは完全な円周
であり、その中心は9gである。図中のFは、圧力のア
ンバランスによってインペラが受ける力の方向である。
図中のLは、燃料ポンプのメーカ保証寿命の間にベアリ
ングが摩耗してインペラ16が変位する距離である。こ
の場合、製造時には、ポンプカバー9の内周面9fの中
心9gに対して、反F方向に、L/2だけオフセットし
た位置16hにベアリング中心を設ける。
アリングが摩耗するために、インペラの回転中心は16
hから9gを経て16kに移動していく。この間におい
て、インペラ外周面がポンプカバー9の内周面9fに当
接することがない。本実施形態では、ポンプカバー9の
内周面9fの中心9gからインペラ16が移動する方向
と逆方向に、つまり吐出口24側にL/2だけオフセッ
トしてベアリングをセットする穴をダイカスト成形した
が、逆に、インペラ16のベアリング中心からインペラ
の移動方向にL/2だけオフセットした点を中心とする
円周面に一致するようにポンプカバー9の内周面9fを
ダイカスト成形してもよい。両者は等価である。
9fの半径をインペラ半径にLを加えた値とする必要が
あった。第3実施例によると、ポンプカバー9の内周面
9fの半径を従来に比してL/2だけ小さくすることが
でき、それだけインペラ外周とポンプケーシング内周面
との間のクリアランスを詰めることができ、ポンプ効率
が向上する。
も、流路溝21が連通する吸入口22と吐出口24口間
の流路溝のない部分におけるポンプカバー9における凹
部の周囲内壁、かつ、流路溝21が連通する吐出口24
側半分における凹部の周囲内壁が膨出している、いわゆ
る実施の形態1と実施の形態2を合わせ持った形状とす
ることによっても、同様の効果を得ることができる。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、本発明は、自動車の燃料ポンプ
に限定されず、水等の種々の流体を圧送するポンプとし
て広く適用できる。また、本明細書または図面に説明し
た技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによっ
て技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記
載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明
細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成
するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること
自体で技術的有用性を持つものである。
内圧力が低い領域では、摩耗分を見込んだ大きなクリア
ランスが確保されていることから、ベアリングが摩耗し
てインペラの回転中心がずれても、インペラ外周面とポ
ンプケーシング内周面は接触しない。この燃料ポンプの
使用寿命は従来と同様に長い。一方、流路溝内圧力が高
い領域では、摩耗分を見込む必要がないために、クリア
ランスが小さく設定されている。従来のクリアランスよ
りも小さく設定されている。この結果、圧力の高い領域
で流路溝から漏れ出る燃料量が低減され、ポンプ効率が
高められる。本発明の燃料ポンプによると、使用寿命を
短縮することなく、ポンプ効率を向上させることができ
る。
る。
る。
収容された端面図である。
る。
る。
間にかかる流体からの圧力分布の模式図である。
ポンプカバーの凹部の周囲内壁形状の関係の模式図であ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 略円板状であり、表裏両面の外周に沿っ
た領域に複数の羽根溝が連続して形成され、外周が円周
面であり、駆動手段によって回転させられるインペラ
と、 前記インペラの羽根溝との間で周方向に伸びる流路溝を
形成する周方向に伸びる凹部と、その凹部の上流端に連
通する吸入口と、その凹部の下流端に連通する吐出口
と、そのインペラの外周面に対向して伸びる内周面を形
成する周壁とを有するポンプケーシングを備え、 インペラ外周面とポンプケーシング内周面間のクリアラ
ンスが、流路溝内圧力が高い領域で相対的に小さく、流
路溝内圧力が低い領域で相対的に大きいことを特徴とす
る燃料ポンプ。 - 【請求項2】 インペラの回転方向に沿って吐出口から
吸入口まで伸びるポンプケーシング内周面が、インペラ
の回転方向に沿って吸入口から吐出口まで伸びるポンプ
ケーシング内周面よりも、インペラ側に突出しているこ
とを特徴とする請求項1の燃料ポンプ。 - 【請求項3】 吐出口を含む側の略半周のポンプケーシ
ング内周面が、吸入口を含む側の反対側の略半周のポン
プケーシング内周面よりも、インペラ側に突出している
ことを特徴とする請求項1の燃料ポンプ。 - 【請求項4】 インペラの回転中心が、円周に沿って伸
びるポンプケーシング内周面の中心からオフセットされ
ていることを特徴とする請求項1の燃料ポンプ。 - 【請求項5】 ポンプケーシングが、吸入口と周壁を持
つポンプボディと、吐出口を持つポンプカバーが組み合
わさって構成されていることを特徴とする請求項1から
4のいずれかの燃料ポンプ。 - 【請求項6】 ポンプケーシングが、吸入口を持つポン
プボディと、吐出口と周壁を持つポンプカバーが組み合
わさって構成されていることを特徴とする請求項1から
4のいずれかの燃料ポンプ。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP2001394754A JP3949448B2 (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 燃料ポンプ |
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| DE10261318A DE10261318B4 (de) | 2001-12-26 | 2002-12-27 | Treibstoffpumpe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001394754A JP3949448B2 (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 燃料ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2003193990A true JP2003193990A (ja) | 2003-07-09 |
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Family
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Family Applications (1)
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