JP2003188071A - 露光方法及びデバイス製造方法 - Google Patents
露光方法及びデバイス製造方法Info
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- JP2003188071A JP2003188071A JP2001382982A JP2001382982A JP2003188071A JP 2003188071 A JP2003188071 A JP 2003188071A JP 2001382982 A JP2001382982 A JP 2001382982A JP 2001382982 A JP2001382982 A JP 2001382982A JP 2003188071 A JP2003188071 A JP 2003188071A
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 重ね合わせ精度を低下させることなく、スル
ープットを向上させることができる露光方法を提供す
る。 【解決手段】 先ず、基板上に形成された複数の区画領
域に関する転写誤差の情報を得る(ステップ409)。
そして、その転写誤差の情報に基づいて、複数の区画領
域のうち、1回の露光でパターンを同時に転写すべき区
画領域の目標数と、目標数の区画領域に重ねて転写すべ
きパターンの領域を決定する(ステップ414、43
4)。例えば、転写誤差が所定の閾値以下であれば、複
数の区画領域に同時にパターンの転写が行なわれるよう
に決定し、転写誤差が所定の閾値を超えていれば、1つ
の区画領域毎にパターンの転写が行なわれるように決定
する。さらに、その決定に従ってパターンの転写を行な
う(ステップ417、437)。
ープットを向上させることができる露光方法を提供す
る。 【解決手段】 先ず、基板上に形成された複数の区画領
域に関する転写誤差の情報を得る(ステップ409)。
そして、その転写誤差の情報に基づいて、複数の区画領
域のうち、1回の露光でパターンを同時に転写すべき区
画領域の目標数と、目標数の区画領域に重ねて転写すべ
きパターンの領域を決定する(ステップ414、43
4)。例えば、転写誤差が所定の閾値以下であれば、複
数の区画領域に同時にパターンの転写が行なわれるよう
に決定し、転写誤差が所定の閾値を超えていれば、1つ
の区画領域毎にパターンの転写が行なわれるように決定
する。さらに、その決定に従ってパターンの転写を行な
う(ステップ417、437)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光方法及びデバ
イス製造方法に係り、さらに詳しくは、半導体素子、液
晶表示素子等を製造するに際してリソグラフィ工程で用
いられる露光方法、及び該露光方法を利用したデバイス
製造方法に関する。
イス製造方法に係り、さらに詳しくは、半導体素子、液
晶表示素子等を製造するに際してリソグラフィ工程で用
いられる露光方法、及び該露光方法を利用したデバイス
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子、液晶表示素子等
を製造するためのリソグラフィ工程では、マスク又はレ
チクル(以下、「レチクル」と総称する)に形成された
パターンを投影光学系を介してレジスト等が塗布された
ウエハ又はガラスプレート等の基板(以下、適宜「ウエ
ハ」ともいう)上に転写する露光装置が用いられてい
る。この種の装置としては、近年では、スループットを
重視する観点から、ステップ・アンド・リピート方式の
縮小投影露光装置(いわゆるステッパ)や、これを改良
したステップ・アンド・スキャン方式の走査型投影露光
装置(いわゆるスキャニング・ステッパ)などが、比較
的多く用いられている。
を製造するためのリソグラフィ工程では、マスク又はレ
チクル(以下、「レチクル」と総称する)に形成された
パターンを投影光学系を介してレジスト等が塗布された
ウエハ又はガラスプレート等の基板(以下、適宜「ウエ
ハ」ともいう)上に転写する露光装置が用いられてい
る。この種の装置としては、近年では、スループットを
重視する観点から、ステップ・アンド・リピート方式の
縮小投影露光装置(いわゆるステッパ)や、これを改良
したステップ・アンド・スキャン方式の走査型投影露光
装置(いわゆるスキャニング・ステッパ)などが、比較
的多く用いられている。
【0003】半導体素子等を製造する際の露光工程で
は、通常、レジスト等が塗布されたウエハ上に多層の回
路パターン(チップパターン)を重ね合わせて転写する
が、この際、生産性の点から層毎に異なる露光装置を用
いる場合がある。しかも、チップパターンがあまり大き
くない場合には、ステッパとスキャニング・ステッパと
が混在して用いられることも多々ある。
は、通常、レジスト等が塗布されたウエハ上に多層の回
路パターン(チップパターン)を重ね合わせて転写する
が、この際、生産性の点から層毎に異なる露光装置を用
いる場合がある。しかも、チップパターンがあまり大き
くない場合には、ステッパとスキャニング・ステッパと
が混在して用いられることも多々ある。
【0004】例えば、ウエハ上に形成された層のうち
で、ステッパを用いて転写された層を重ね合わせの対象
層とし、該対象層のパターンが転写されたウエハ上の複
数のショット領域にスキャニング・ステッパを用いてチ
ップパターンを重ね合わせて転写する場合がある。この
場合に、スキャニング・ステッパでは、ステッパに比べ
て露光エリアを大きくとることができるため、露光エリ
アの有効利用及び生産性の向上を目的として、レチクル
に同一のチップパターンを複数配置し、1回の露光でウ
エハ上の複数のショット領域にチップパターンを同時に
転写することが行なわれている。
で、ステッパを用いて転写された層を重ね合わせの対象
層とし、該対象層のパターンが転写されたウエハ上の複
数のショット領域にスキャニング・ステッパを用いてチ
ップパターンを重ね合わせて転写する場合がある。この
場合に、スキャニング・ステッパでは、ステッパに比べ
て露光エリアを大きくとることができるため、露光エリ
アの有効利用及び生産性の向上を目的として、レチクル
に同一のチップパターンを複数配置し、1回の露光でウ
エハ上の複数のショット領域にチップパターンを同時に
転写することが行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、重ね合
わせの対象層のパターンが形成されている各ショット領
域に転写誤差があると、上述したような1回の露光でウ
エハ上の複数のショット領域にチップパターンを同時に
転写するに際して、ショット領域の転写誤差を厳密に補
正することは容易でないため、1回の露光で1つのショ
ット領域に転写する場合に比べて、重ね合わせの誤差が
大きくなるおそれがある。例えば、図14(A)に示さ
れるように、各ショット領域に転写誤差として回転誤差
があり、1回の露光でウエハ上の2つのショット領域に
チップパターンを同時に転写する場合には、転写の際
に、回転誤差を考慮してウエハを回転させたとしても、
図14(B)に示されるように、両方のショット領域に
チップパターンを同時に精度良く重ね合わせて転写する
ことは困難であり、重ね合わせの誤差を生じる。そし
て、重ね合わせの誤差が許容範囲を超えると、半導体素
子等は所定の回路特性を満足することができず、不良品
となり製品歩留まりの低下を招くおそれがある。
わせの対象層のパターンが形成されている各ショット領
域に転写誤差があると、上述したような1回の露光でウ
エハ上の複数のショット領域にチップパターンを同時に
転写するに際して、ショット領域の転写誤差を厳密に補
正することは容易でないため、1回の露光で1つのショ
ット領域に転写する場合に比べて、重ね合わせの誤差が
大きくなるおそれがある。例えば、図14(A)に示さ
れるように、各ショット領域に転写誤差として回転誤差
があり、1回の露光でウエハ上の2つのショット領域に
チップパターンを同時に転写する場合には、転写の際
に、回転誤差を考慮してウエハを回転させたとしても、
図14(B)に示されるように、両方のショット領域に
チップパターンを同時に精度良く重ね合わせて転写する
ことは困難であり、重ね合わせの誤差を生じる。そし
て、重ね合わせの誤差が許容範囲を超えると、半導体素
子等は所定の回路特性を満足することができず、不良品
となり製品歩留まりの低下を招くおそれがある。
【0006】また、将来的に、半導体素子はさらに高集
積化し、これに伴い、露光装置に要求される重ね合わせ
精度はますます厳しくなることは確実である。さらに、
露光装置の有効利用や生産性の向上のため、異なる方式
の露光装置を用いて基板上の異なる層の露光を行なう可
能性は高く、将来の許容されるトータルオーバーレイ誤
差を考慮すれば、上記重ね合わせの誤差も無視できなく
なってきている。
積化し、これに伴い、露光装置に要求される重ね合わせ
精度はますます厳しくなることは確実である。さらに、
露光装置の有効利用や生産性の向上のため、異なる方式
の露光装置を用いて基板上の異なる層の露光を行なう可
能性は高く、将来の許容されるトータルオーバーレイ誤
差を考慮すれば、上記重ね合わせの誤差も無視できなく
なってきている。
【0007】本発明は、かかる事情の下になされたもの
で、その第1の目的は、重ね合わせ精度を低下させるこ
となく、スループットの向上が可能な露光方法を提供す
ることにある。
で、その第1の目的は、重ね合わせ精度を低下させるこ
となく、スループットの向上が可能な露光方法を提供す
ることにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、高集積度の
デバイスの生産性を向上させることができるデバイス製
造方法を提供することにある。
デバイスの生産性を向上させることができるデバイス製
造方法を提供することにある。
【0009】
【0010】請求項1に記載の発明は、所定のパターン
を基板上に転写する露光方法であって、前記基板上に形
成された複数の区画領域に関する転写誤差の情報を得る
工程と;前記転写誤差の情報に基づいて、前記複数の区
画領域のうち、1回の露光で前記パターンを同時に転写
すべき区画領域の目標数と、前記パターンのうち、前記
目標数の区画領域に重ねて転写すべきパターンの領域を
決定する工程と;前記決定に従って転写を行なう工程
と;を含む露光方法である。
を基板上に転写する露光方法であって、前記基板上に形
成された複数の区画領域に関する転写誤差の情報を得る
工程と;前記転写誤差の情報に基づいて、前記複数の区
画領域のうち、1回の露光で前記パターンを同時に転写
すべき区画領域の目標数と、前記パターンのうち、前記
目標数の区画領域に重ねて転写すべきパターンの領域を
決定する工程と;前記決定に従って転写を行なう工程
と;を含む露光方法である。
【0011】本明細書において、「目標数」は、整数に
限らず、分数をも含む。
限らず、分数をも含む。
【0012】これによれば、基板上に形成された複数の
区画領域に関する転写誤差の情報を得ると、その転写誤
差の情報に基づいて、複数の区画領域のうち1回の露光
で所定のパターンを同時に転写すべき区画領域の目標数
と、パターンのうち目標数の区画領域に重ねて転写すべ
きパターンの領域を決定し、その決定内容に従って転写
を行なう。例えば、パターンが複数の同一チップパター
ンから構成されており、各区画領域にそのうち1つのチ
ップパターンを重ねて転写する場合に、例えば区画領域
に関する転写誤差が無視できる程度であれば、1回の露
光で複数の区画領域に同時にチップパターンを転写する
ことにより、スループットを向上させることが可能とな
る。一方、例えば区画領域に関する転写誤差が無視でき
なければ、1回の露光で1つの区画領域のみにチップパ
ターンを転写することにより、重ね合わせ誤差を許容範
囲内に抑えることが可能となる。
区画領域に関する転写誤差の情報を得ると、その転写誤
差の情報に基づいて、複数の区画領域のうち1回の露光
で所定のパターンを同時に転写すべき区画領域の目標数
と、パターンのうち目標数の区画領域に重ねて転写すべ
きパターンの領域を決定し、その決定内容に従って転写
を行なう。例えば、パターンが複数の同一チップパター
ンから構成されており、各区画領域にそのうち1つのチ
ップパターンを重ねて転写する場合に、例えば区画領域
に関する転写誤差が無視できる程度であれば、1回の露
光で複数の区画領域に同時にチップパターンを転写する
ことにより、スループットを向上させることが可能とな
る。一方、例えば区画領域に関する転写誤差が無視でき
なければ、1回の露光で1つの区画領域のみにチップパ
ターンを転写することにより、重ね合わせ誤差を許容範
囲内に抑えることが可能となる。
【0013】従って、請求項1に記載の発明によれば、
重ね合わせ精度を低下させることなく、スループットを
向上させることが可能となる。
重ね合わせ精度を低下させることなく、スループットを
向上させることが可能となる。
【0014】この場合において、請求項2に記載の露光
方法の如く、前記転写誤差の情報は、前記複数の区画領
域のうち、特定の複数の区画領域に形成されたマークの
位置情報に基づいて得ることとしても良い。
方法の如く、前記転写誤差の情報は、前記複数の区画領
域のうち、特定の複数の区画領域に形成されたマークの
位置情報に基づいて得ることとしても良い。
【0015】この場合において、請求項3に記載の露光
方法の如く、前記転写誤差の情報は、前記マークの位置
情報を用いて統計演算処理により求めることとしても良
い。
方法の如く、前記転写誤差の情報は、前記マークの位置
情報を用いて統計演算処理により求めることとしても良
い。
【0016】上記請求項1〜3に記載の各露光方法にお
いて、前記転写誤差としては、種々のものが考えられる
が、請求項4に記載の露光方法の如く、前記転写誤差
は、前記基板の座標軸の直交度誤差、前記区画領域の座
標軸の直交度誤差、前記区画領域の倍率誤差及び回転誤
差の少なくとも一つを含むこととすることができる。
いて、前記転写誤差としては、種々のものが考えられる
が、請求項4に記載の露光方法の如く、前記転写誤差
は、前記基板の座標軸の直交度誤差、前記区画領域の座
標軸の直交度誤差、前記区画領域の倍率誤差及び回転誤
差の少なくとも一つを含むこととすることができる。
【0017】上記請求項1〜4に記載の各露光方法にお
いて、請求項5に記載の露光方法の如く、前記目標数及
び前記パターンの領域は、前記転写誤差と所定の閾値と
を比較して決定することとしても良い。
いて、請求項5に記載の露光方法の如く、前記目標数及
び前記パターンの領域は、前記転写誤差と所定の閾値と
を比較して決定することとしても良い。
【0018】この場合において、請求項6に記載の露光
方法の如く、前記転写誤差が前記閾値以下では、前記目
標数をn(n>1)と決定するとともに、前記パターン
のうち、1回の露光でn個の前記区画領域に同時に転写
すべきパターンが含まれる領域を前記パターンの領域と
して決定することとすることができる。
方法の如く、前記転写誤差が前記閾値以下では、前記目
標数をn(n>1)と決定するとともに、前記パターン
のうち、1回の露光でn個の前記区画領域に同時に転写
すべきパターンが含まれる領域を前記パターンの領域と
して決定することとすることができる。
【0019】この場合において、請求項7に記載の露光
方法の如く、前記転写誤差が前記閾値を超えると、前記
目標数をm(1≦m<n)と決定するとともに、前記パ
ターンのうち、1回の露光でm個の前記区画領域に同時
に転写すべきパターンが含まれる領域を前記パターンの
領域として決定することとしても良い。
方法の如く、前記転写誤差が前記閾値を超えると、前記
目標数をm(1≦m<n)と決定するとともに、前記パ
ターンのうち、1回の露光でm個の前記区画領域に同時
に転写すべきパターンが含まれる領域を前記パターンの
領域として決定することとしても良い。
【0020】この場合において、前記n、m及びパター
ンの領域としては、種々の組み合わせが考えられるが、
例えば、前記パターンが2つのチップパターンから構成
されており、前記区画領域にそのうち1つのチップパタ
ーンを重ねて転写する場合に、請求項8に記載の露光方
法の如く、前記転写誤差が前記閾値以下では、前記nを
2と決定するとともに、前記パターンのすべてが含まれ
る領域を前記パターンの領域として決定し、前記転写誤
差が前記閾値を超えると、前記mを1と決定するととも
に、前記パターンの1/2が含まれる領域を前記パター
ンの領域として決定することができる。
ンの領域としては、種々の組み合わせが考えられるが、
例えば、前記パターンが2つのチップパターンから構成
されており、前記区画領域にそのうち1つのチップパタ
ーンを重ねて転写する場合に、請求項8に記載の露光方
法の如く、前記転写誤差が前記閾値以下では、前記nを
2と決定するとともに、前記パターンのすべてが含まれ
る領域を前記パターンの領域として決定し、前記転写誤
差が前記閾値を超えると、前記mを1と決定するととも
に、前記パターンの1/2が含まれる領域を前記パター
ンの領域として決定することができる。
【0021】上記請求項5〜8に記載の各露光方法にお
いて、請求項9に記載の露光方法の如く、前記転写誤差
が前記閾値を超えると、前記パターンの転写に際して、
前記転写誤差の情報に基づいて前記転写誤差を補正する
こととしても良い。
いて、請求項9に記載の露光方法の如く、前記転写誤差
が前記閾値を超えると、前記パターンの転写に際して、
前記転写誤差の情報に基づいて前記転写誤差を補正する
こととしても良い。
【0022】上記請求項1〜9に記載の各露光方法にお
いて、請求項10に記載の露光方法の如く、前記複数の
区画領域は一括露光装置を用いて形成され、前記パター
ンはスキャン露光装置を用いて転写されることとするこ
とができる。
いて、請求項10に記載の露光方法の如く、前記複数の
区画領域は一括露光装置を用いて形成され、前記パター
ンはスキャン露光装置を用いて転写されることとするこ
とができる。
【0023】請求項11に記載の発明は、リソグラフィ
工程を含むデバイス製造方法であって、前記リソグラフ
ィ工程では、請求項1〜10のいずれか一項に記載の露
光方法を用いることを特徴とするデバイス製造方法であ
る。
工程を含むデバイス製造方法であって、前記リソグラフ
ィ工程では、請求項1〜10のいずれか一項に記載の露
光方法を用いることを特徴とするデバイス製造方法であ
る。
【0024】これによれば、リソグラフィ工程で、請求
項1〜10に記載の各露光方法により、高いスループッ
トで高精度の露光が行われ、高集積度のデバイスの生産
性(歩留まりを含む)を向上させることが可能となる。
項1〜10に記載の各露光方法により、高いスループッ
トで高精度の露光が行われ、高集積度のデバイスの生産
性(歩留まりを含む)を向上させることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】《第1の実施形態》以下、本発明
の第1の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
の第1の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
【0026】図1には、本発明に係る露光方法の実施に
好適な露光装置100が示されている。この露光装置1
00は、ステップ・アンド・スキャン方式の走査型投影
露光装置、すなわち、いわゆるスキャニング・ステッパ
である。
好適な露光装置100が示されている。この露光装置1
00は、ステップ・アンド・スキャン方式の走査型投影
露光装置、すなわち、いわゆるスキャニング・ステッパ
である。
【0027】この露光装置100は、照明系IOP、レ
チクルRを保持するレチクルステージRST、レチクル
ステージRSTを駆動するレチクルステージ駆動系2
9、レチクルRに形成されたパターンの像を基板として
のウエハW上に投影する投影光学系PL、ウエハWを保
持して2次元平面(XY平面内)を移動するXYステー
ジ20、このXYステージ20を駆動するウエハステー
ジ駆動系22、及びこれらの制御系等を備えている。こ
の制御系は、装置全体を統括制御する主制御装置28を
中心として構成されている。
チクルRを保持するレチクルステージRST、レチクル
ステージRSTを駆動するレチクルステージ駆動系2
9、レチクルRに形成されたパターンの像を基板として
のウエハW上に投影する投影光学系PL、ウエハWを保
持して2次元平面(XY平面内)を移動するXYステー
ジ20、このXYステージ20を駆動するウエハステー
ジ駆動系22、及びこれらの制御系等を備えている。こ
の制御系は、装置全体を統括制御する主制御装置28を
中心として構成されている。
【0028】前記照明系IOPは、例えば、KrFエキ
シマレーザやArFエキシマレーザなどから成る光源
と、オプティカルインテグレータ(フライアイレンズ、
内面反射型インテグレータ、又は回折光学素子など)を
含む照度均一化光学系、照明視野絞りとしてのレチクル
ブラインド、リレーレンズ系及びコンデンサレンズ系等
(いずれも図示省略)を含む照明光学系とから構成され
ている。
シマレーザやArFエキシマレーザなどから成る光源
と、オプティカルインテグレータ(フライアイレンズ、
内面反射型インテグレータ、又は回折光学素子など)を
含む照度均一化光学系、照明視野絞りとしてのレチクル
ブラインド、リレーレンズ系及びコンデンサレンズ系等
(いずれも図示省略)を含む照明光学系とから構成され
ている。
【0029】照明系IOPによると、光源で発生した露
光光としての照明光(以下、「照明光IL」と呼ぶ)
は、照度均一化光学系により照度分布がほぼ均一な光束
に変換される。照度均一化光学系から射出された照明光
ILは、リレーレンズ系を介してレチクルブラインドに
達する。このレチクルブラインドの開口を通過した光束
は、リレーレンズ系、コンデンサレンズ系を通過してレ
チクルステージRST上に保持されたレチクルR上の矩
形スリット状の照明領域を均一な照度分布で照明する。
光光としての照明光(以下、「照明光IL」と呼ぶ)
は、照度均一化光学系により照度分布がほぼ均一な光束
に変換される。照度均一化光学系から射出された照明光
ILは、リレーレンズ系を介してレチクルブラインドに
達する。このレチクルブラインドの開口を通過した光束
は、リレーレンズ系、コンデンサレンズ系を通過してレ
チクルステージRST上に保持されたレチクルR上の矩
形スリット状の照明領域を均一な照度分布で照明する。
【0030】前記レチクルステージRSTは、照明系I
OPの図1における下方に配置されている。このレチク
ルステージRST上には不図示のバキュームチャック等
を介してレチクルRが吸着保持されている。レチクルス
テージRSTは、Y軸方向(図1における紙面左右方
向)、X軸方向(図1における紙面直交方向)及びθz
方向(XY面に直交するZ軸回りの回転方向)に微小駆
動可能であるとともに、所定の走査方向(ここではY軸
方向とする)に指定された走査速度で駆動可能となって
いる。
OPの図1における下方に配置されている。このレチク
ルステージRST上には不図示のバキュームチャック等
を介してレチクルRが吸着保持されている。レチクルス
テージRSTは、Y軸方向(図1における紙面左右方
向)、X軸方向(図1における紙面直交方向)及びθz
方向(XY面に直交するZ軸回りの回転方向)に微小駆
動可能であるとともに、所定の走査方向(ここではY軸
方向とする)に指定された走査速度で駆動可能となって
いる。
【0031】レチクルステージRST上にはレチクルレ
ーザ干渉計(以下、「レチクル干渉計」という)21か
らのレーザビームを反射する移動鏡15が固定されてお
り、レチクルステージRSTの移動面内の位置はレチク
ル干渉計21によって、例えば0.5〜1nm程度の分
解能で常時検出される。ここで、実際には、レチクルス
テージRST上にはY軸方向に直交する反射面を有する
移動鏡とX軸方向に直交する反射面を有する移動鏡とが
設けられ、これらの移動鏡に対応してレチクルY干渉計
とレチクルX干渉計とが設けられているが、図1ではこ
れらが代表的に移動鏡15、レチクル干渉計21として
示されている。なお、例えば、レチクルステージRST
の端面を鏡面加工して反射面(移動鏡15の反射面に相
当)を形成しても良い。ここで、レチクルY干渉計とレ
チクルX干渉計の一方、例えばレチクルY干渉計は、測
長軸を2軸有する2軸干渉計であり、このレチクルY干
渉計の計測値に基づきレチクルステージRSTのY位置
に加え、θz方向の回転も計測できるようになってい
る。
ーザ干渉計(以下、「レチクル干渉計」という)21か
らのレーザビームを反射する移動鏡15が固定されてお
り、レチクルステージRSTの移動面内の位置はレチク
ル干渉計21によって、例えば0.5〜1nm程度の分
解能で常時検出される。ここで、実際には、レチクルス
テージRST上にはY軸方向に直交する反射面を有する
移動鏡とX軸方向に直交する反射面を有する移動鏡とが
設けられ、これらの移動鏡に対応してレチクルY干渉計
とレチクルX干渉計とが設けられているが、図1ではこ
れらが代表的に移動鏡15、レチクル干渉計21として
示されている。なお、例えば、レチクルステージRST
の端面を鏡面加工して反射面(移動鏡15の反射面に相
当)を形成しても良い。ここで、レチクルY干渉計とレ
チクルX干渉計の一方、例えばレチクルY干渉計は、測
長軸を2軸有する2軸干渉計であり、このレチクルY干
渉計の計測値に基づきレチクルステージRSTのY位置
に加え、θz方向の回転も計測できるようになってい
る。
【0032】前記レチクル干渉計21からのレチクルス
テージRSTの位置情報は主制御装置28に送られ、主
制御装置28はこのレチクルステージRSTの位置情報
に基づいてレチクルステージ駆動系29を介してレチク
ルステージRSTを駆動する。
テージRSTの位置情報は主制御装置28に送られ、主
制御装置28はこのレチクルステージRSTの位置情報
に基づいてレチクルステージ駆動系29を介してレチク
ルステージRSTを駆動する。
【0033】前記レチクルRは、一例として、図2
(A)に示されるように、長方形のマスク基板としての
ガラス基板42の中央部にY軸方向を長辺とする長方形
のパターン領域PAが形成され、パターン領域PAのX
軸方向の両側には、少なくとも1対のレチクルアライメ
ントマーク(図示省略)が形成されている。
(A)に示されるように、長方形のマスク基板としての
ガラス基板42の中央部にY軸方向を長辺とする長方形
のパターン領域PAが形成され、パターン領域PAのX
軸方向の両側には、少なくとも1対のレチクルアライメ
ントマーク(図示省略)が形成されている。
【0034】図1に戻り、前記投影光学系PLは、レチ
クルステージRSTの図1における下方に、その光軸A
Xpの方向がXY面に直交するZ軸方向となるように配
置されている。この投影光学系PLとしては、ここでは
両側テレセントリックな縮小系であって、Z軸方向の共
通の光軸AXpを有する複数枚のレンズエレメントから
成る屈折光学系が用いられている。また、前記レンズエ
レメントのうちの特定の複数枚は、主制御装置28から
の指令に基づいて、図示しない結像特性補正コントロー
ラによって制御され、投影光学系PLの結像特性(光学
特性の一部)、例えば倍率、歪曲収差(ディストーショ
ン)、コマ収差、及び像面湾曲などを調整できるように
なっている。
クルステージRSTの図1における下方に、その光軸A
Xpの方向がXY面に直交するZ軸方向となるように配
置されている。この投影光学系PLとしては、ここでは
両側テレセントリックな縮小系であって、Z軸方向の共
通の光軸AXpを有する複数枚のレンズエレメントから
成る屈折光学系が用いられている。また、前記レンズエ
レメントのうちの特定の複数枚は、主制御装置28から
の指令に基づいて、図示しない結像特性補正コントロー
ラによって制御され、投影光学系PLの結像特性(光学
特性の一部)、例えば倍率、歪曲収差(ディストーショ
ン)、コマ収差、及び像面湾曲などを調整できるように
なっている。
【0035】前記XYステージ20は、実際には不図示
のベース上をY軸方向に移動するYステージと、このY
ステージ上をX軸方向に移動するXステージとで構成さ
れているが、図1ではこれらをXYステージ20として
示している。このXYステージ20上にウエハテーブル
18が搭載され、このウエハテーブル18上に不図示の
ウエハホルダを介してウエハWが真空吸着等によって保
持されている。
のベース上をY軸方向に移動するYステージと、このY
ステージ上をX軸方向に移動するXステージとで構成さ
れているが、図1ではこれらをXYステージ20として
示している。このXYステージ20上にウエハテーブル
18が搭載され、このウエハテーブル18上に不図示の
ウエハホルダを介してウエハWが真空吸着等によって保
持されている。
【0036】前記XYステージ20は、走査方向(Y軸
方向)の移動のみならず、ウエハW上の複数のショット
領域を前記照明領域と共役な投影光学系PLの視野内の
投影領域に位置させることができるように、走査方向に
直交する非走査方向(X軸方向)にも移動可能に構成さ
れている。そして、ウエハW上の各ショット領域を走査
(スキャン)露光する動作と、次ショットの露光のため
の加速開始位置まで移動する動作とを繰り返すステップ
・アンド・スキャン動作を行う。
方向)の移動のみならず、ウエハW上の複数のショット
領域を前記照明領域と共役な投影光学系PLの視野内の
投影領域に位置させることができるように、走査方向に
直交する非走査方向(X軸方向)にも移動可能に構成さ
れている。そして、ウエハW上の各ショット領域を走査
(スキャン)露光する動作と、次ショットの露光のため
の加速開始位置まで移動する動作とを繰り返すステップ
・アンド・スキャン動作を行う。
【0037】前記ウエハテーブル18は、ウエハWを保
持するウエハホルダをZ軸方向及びXY面に対する傾斜
方向に微小駆動するものである。このウエハテーブル1
8の上面には、移動鏡24が設けられており、この移動
鏡24にレーザビームを投射して、その反射光を受光す
ることにより、ウエハテーブル18のXY面内の位置を
計測するレーザ干渉計26が移動鏡24の反射面に対向
して設けられている。なお、実際には、移動鏡はX軸に
直交する反射面を有するX移動鏡と、Y軸に直交する反
射面を有するY移動鏡とが設けられ、これに対応してレ
ーザ干渉計もX方向位置計測用のXレーザ干渉計とY方
向位置計測用のYレーザ干渉計とが設けられているが、
図1ではこれらが代表して移動鏡24、レーザ干渉計2
6として図示されている。なお、例えば、ウエハテーブ
ル18の端面を鏡面加工して反射面(移動鏡24の反射
面に相当)を形成しても良い。さらに、例えばボイスコ
イルモータなどを用いて、ウエハテーブル18をX、Y
方向に微動可能、かつXY平面内で微小回転可能に構成
しても良い。また、Xレーザ干渉計及びYレーザ干渉計
は測長軸を複数有する多軸干渉計であり、ウエハテーブ
ル18のX、Y位置の他、回転(ヨーイング(Z軸回り
の回転であるθz回転)、ピッチング(X軸回りの回転
であるθx回転)、ローリング(Y軸回りの回転である
θy回転))も計測可能となっている。従って、以下の
説明ではレーザ干渉計26によって、ウエハテーブル1
8のX、Y、θz、θy、θxの5自由度方向の位置が
計測されるものとする。なお、このようにして計測され
るX座標及びY座標よりなる座標系(X,Y)を、以下
では「ステージ座標系」とも呼ぶ。
持するウエハホルダをZ軸方向及びXY面に対する傾斜
方向に微小駆動するものである。このウエハテーブル1
8の上面には、移動鏡24が設けられており、この移動
鏡24にレーザビームを投射して、その反射光を受光す
ることにより、ウエハテーブル18のXY面内の位置を
計測するレーザ干渉計26が移動鏡24の反射面に対向
して設けられている。なお、実際には、移動鏡はX軸に
直交する反射面を有するX移動鏡と、Y軸に直交する反
射面を有するY移動鏡とが設けられ、これに対応してレ
ーザ干渉計もX方向位置計測用のXレーザ干渉計とY方
向位置計測用のYレーザ干渉計とが設けられているが、
図1ではこれらが代表して移動鏡24、レーザ干渉計2
6として図示されている。なお、例えば、ウエハテーブ
ル18の端面を鏡面加工して反射面(移動鏡24の反射
面に相当)を形成しても良い。さらに、例えばボイスコ
イルモータなどを用いて、ウエハテーブル18をX、Y
方向に微動可能、かつXY平面内で微小回転可能に構成
しても良い。また、Xレーザ干渉計及びYレーザ干渉計
は測長軸を複数有する多軸干渉計であり、ウエハテーブ
ル18のX、Y位置の他、回転(ヨーイング(Z軸回り
の回転であるθz回転)、ピッチング(X軸回りの回転
であるθx回転)、ローリング(Y軸回りの回転である
θy回転))も計測可能となっている。従って、以下の
説明ではレーザ干渉計26によって、ウエハテーブル1
8のX、Y、θz、θy、θxの5自由度方向の位置が
計測されるものとする。なお、このようにして計測され
るX座標及びY座標よりなる座標系(X,Y)を、以下
では「ステージ座標系」とも呼ぶ。
【0038】レーザ干渉計26の計測値は主制御装置2
8に供給され、主制御装置28はこのレーザ干渉計26
の計測値をモニタしつつ、ウエハステージ駆動系22を
介してXYステージ20を駆動することにより、ウエハ
テーブル18の位置制御が行われる。
8に供給され、主制御装置28はこのレーザ干渉計26
の計測値をモニタしつつ、ウエハステージ駆動系22を
介してXYステージ20を駆動することにより、ウエハ
テーブル18の位置制御が行われる。
【0039】ウエハテーブル18上には、その表面がウ
エハWの表面と同じ高さになるような基準板FPが固定
されている。この基準板FPの表面には、後述するアラ
イメント検出系のいわゆるベースライン計測等に用いら
れる基準マークを含む各種の基準マークが形成されてい
る。
エハWの表面と同じ高さになるような基準板FPが固定
されている。この基準板FPの表面には、後述するアラ
イメント検出系のいわゆるベースライン計測等に用いら
れる基準マークを含む各種の基準マークが形成されてい
る。
【0040】投影光学系PLの鏡筒の側面には、オフ・
アクシス方式のアライメント検出系ASが取り付けられ
ている。このアライメント検出系ASとしては、例えば
ハロゲンランプ等を光源とする波長帯域幅の広い光で照
明し、CCDカメラなどで撮像したウエハW上のアライ
メントマーク(又は基準板FP上の基準マーク)の画像
データを画像処理してマーク位置を計測するFIA(Fi
eld Image Alignment)系のオフアクシス・アライメン
トセンサが用いられている。
アクシス方式のアライメント検出系ASが取り付けられ
ている。このアライメント検出系ASとしては、例えば
ハロゲンランプ等を光源とする波長帯域幅の広い光で照
明し、CCDカメラなどで撮像したウエハW上のアライ
メントマーク(又は基準板FP上の基準マーク)の画像
データを画像処理してマーク位置を計測するFIA(Fi
eld Image Alignment)系のオフアクシス・アライメン
トセンサが用いられている。
【0041】アライメント制御装置16は、アライメン
ト検出系ASからの情報をA/D変換するとともに、レ
ーザ干渉計26の計測値を参照してマーク位置を検出す
る。この検出結果は、アライメント制御装置16から主
制御装置28に供給される。
ト検出系ASからの情報をA/D変換するとともに、レ
ーザ干渉計26の計測値を参照してマーク位置を検出す
る。この検出結果は、アライメント制御装置16から主
制御装置28に供給される。
【0042】さらに、本実施形態の露光装置100で
は、図示は省略されているが、レチクルRの上方に、例
えば特開平7−176468号公報等に開示される、投
影光学系PLを介してレチクルR上のレチクルマーク
(図示省略)と基準板FP上のマークとを同時に観察す
るための露光波長を用いたTTR(Through The Reticl
e)アライメント系から成る一対のレチクルアライメン
ト顕微鏡が設けられている。これらのレチクルアライメ
ント顕微鏡の検出信号は、アライメント制御装置16を
介して主制御装置28に供給される。
は、図示は省略されているが、レチクルRの上方に、例
えば特開平7−176468号公報等に開示される、投
影光学系PLを介してレチクルR上のレチクルマーク
(図示省略)と基準板FP上のマークとを同時に観察す
るための露光波長を用いたTTR(Through The Reticl
e)アライメント系から成る一対のレチクルアライメン
ト顕微鏡が設けられている。これらのレチクルアライメ
ント顕微鏡の検出信号は、アライメント制御装置16を
介して主制御装置28に供給される。
【0043】主制御装置28は、CPU(中央演算処理
装置)、メモリ(ROM、RAM)、各種インターフェ
ース等からなるいわゆるマイクロコンピュータ(又はワ
ークステーション)を含んで構成され、露光動作が的確
に行われるように、例えば、レチクルRとウエハWの同
期走査、ウエハWのステッピング、露光タイミング等を
統括して制御する。また、主制御装置28は、記憶装置
27と接続されており、記憶装置27に対して各種デー
タの記憶や読み出しができるようになっている。
装置)、メモリ(ROM、RAM)、各種インターフェ
ース等からなるいわゆるマイクロコンピュータ(又はワ
ークステーション)を含んで構成され、露光動作が的確
に行われるように、例えば、レチクルRとウエハWの同
期走査、ウエハWのステッピング、露光タイミング等を
統括して制御する。また、主制御装置28は、記憶装置
27と接続されており、記憶装置27に対して各種デー
タの記憶や読み出しができるようになっている。
【0044】ここで、本第1の実施形態において、レチ
クルRのパターン領域PA内に配置されるパターンにつ
いて説明する。一例として図2(A)に示されるよう
に、レチクルRのパターン領域PA内には、同一のパタ
ーンからなる2つのチップパターンCP1、CP2が配
置されている。ここで、チップパターンCP2は、チッ
プパターンCP1の図2(A)における右側(+Y側)
に中心間距離DPだけ離れて配置されている。なお、チ
ップパターンCP1、CP2のパターン形状について
は、特定のパターンに限定されるものではない。従っ
て、ここでは特に明示はしないが、何らかのパターンが
配置されているものとする。
クルRのパターン領域PA内に配置されるパターンにつ
いて説明する。一例として図2(A)に示されるよう
に、レチクルRのパターン領域PA内には、同一のパタ
ーンからなる2つのチップパターンCP1、CP2が配
置されている。ここで、チップパターンCP2は、チッ
プパターンCP1の図2(A)における右側(+Y側)
に中心間距離DPだけ離れて配置されている。なお、チ
ップパターンCP1、CP2のパターン形状について
は、特定のパターンに限定されるものではない。従っ
て、ここでは特に明示はしないが、何らかのパターンが
配置されているものとする。
【0045】次に、前述のようにして構成された露光装
置100による露光処理動作の流れについて、図3のフ
ローチャートを用いて説明する。図3のフローチャート
は、主制御装置28のCPUによって実行される一連の
処理アルゴリズムに対応している。
置100による露光処理動作の流れについて、図3のフ
ローチャートを用いて説明する。図3のフローチャート
は、主制御装置28のCPUによって実行される一連の
処理アルゴリズムに対応している。
【0046】前提条件として、ウエハW上には、例え
ば、前層までの層のうちの重ね合わせの対象となる層
(以下、「対象層」という)のパターンがアライメント
マークとともに、一括露光装置(ステッパ)を用いて転
写された複数(例えばN個)の領域(ショット領域)が
すでに形成されているものとする。なお、一例として、
各ショット領域は、走査方向(Y軸方向)及び非走査方
向(X軸方向)をそれぞれ行方向及び列方向とするマト
リックス状に配置されており、行方向には偶数個のショ
ット領域が配置されているものとする。また、各ショッ
ト領域には、対象層のパターンとして1つのチップパタ
ーンがそれぞれ転写されているものとする。
ば、前層までの層のうちの重ね合わせの対象となる層
(以下、「対象層」という)のパターンがアライメント
マークとともに、一括露光装置(ステッパ)を用いて転
写された複数(例えばN個)の領域(ショット領域)が
すでに形成されているものとする。なお、一例として、
各ショット領域は、走査方向(Y軸方向)及び非走査方
向(X軸方向)をそれぞれ行方向及び列方向とするマト
リックス状に配置されており、行方向には偶数個のショ
ット領域が配置されているものとする。また、各ショッ
ト領域には、対象層のパターンとして1つのチップパタ
ーンがそれぞれ転写されているものとする。
【0047】さらに、前述したレチクルRにおけるチッ
プパターンCP1とチップパターンCP2との中心間距
離DPは、ウエハW上における行方向に隣り合うショッ
ト領域のY軸方向に関する中心間距離DS(図2(B)
参照)と次の(1)式で示されるような関係にある。
プパターンCP1とチップパターンCP2との中心間距
離DPは、ウエハW上における行方向に隣り合うショッ
ト領域のY軸方向に関する中心間距離DS(図2(B)
参照)と次の(1)式で示されるような関係にある。
【0048】DS=DP・β ……(1)
【0049】ここで、βは投影光学系PLの投影倍率で
ある。
ある。
【0050】図3のステップ401では、不図示のレチ
クルローダを用いてレチクルステージRST上にレチク
ルRをロードする。
クルローダを用いてレチクルステージRST上にレチク
ルRをロードする。
【0051】ステップ403では、不図示のウエハロー
ダを用いてウエハWをウエハテーブル18上にロードす
る。
ダを用いてウエハWをウエハテーブル18上にロードす
る。
【0052】ステップ405では、例えば、前述のレチ
クルアライメント顕微鏡により投影光学系PLを介して
少なくとも一対のレチクルアライメントマークとこれに
対応して基準板FPの表面に形成されている少なくとも
一対の基準マークとの相対位置を検出する。そして、そ
のときのレチクル干渉計21及びレーザ干渉計26の測
定値とから、レチクル干渉計21の測長軸によって規定
されるレチクルステージ座標系と、レーザ干渉計26の
測長軸によって規定されるウエハステージ座標系との関
係を求める。すなわち、このようにして、レチクルアラ
イメントを行なう。
クルアライメント顕微鏡により投影光学系PLを介して
少なくとも一対のレチクルアライメントマークとこれに
対応して基準板FPの表面に形成されている少なくとも
一対の基準マークとの相対位置を検出する。そして、そ
のときのレチクル干渉計21及びレーザ干渉計26の測
定値とから、レチクル干渉計21の測長軸によって規定
されるレチクルステージ座標系と、レーザ干渉計26の
測長軸によって規定されるウエハステージ座標系との関
係を求める。すなわち、このようにして、レチクルアラ
イメントを行なう。
【0053】ステップ407では、ウエハW上の各ショ
ット領域の設計上の配列座標に基づいて、ウエハW上の
予め選択した3つ以上のショット領域(「サンプルショ
ット領域」又は「アライメントショット領域」とも呼ば
れる)をアライメント検出系ASの直下に順次位置決め
しつつ、サンプルショット領域に付設されたアライメン
トマークの位置をアライメント検出系ASの検出中心を
基準として検出し、アライメントマークの位置情報を求
める。
ット領域の設計上の配列座標に基づいて、ウエハW上の
予め選択した3つ以上のショット領域(「サンプルショ
ット領域」又は「アライメントショット領域」とも呼ば
れる)をアライメント検出系ASの直下に順次位置決め
しつつ、サンプルショット領域に付設されたアライメン
トマークの位置をアライメント検出系ASの検出中心を
基準として検出し、アライメントマークの位置情報を求
める。
【0054】ステップ409では、このアライメントマ
ークの位置情報に基づいて、例えば特開昭61−444
29号公報などに開示されるような最小自乗法を用いた
統計演算を行い、ショット領域の配列座標を算出する、
いわゆるEGA(エンハンスト・グローバル・アライメ
ント)演算を行う。
ークの位置情報に基づいて、例えば特開昭61−444
29号公報などに開示されるような最小自乗法を用いた
統計演算を行い、ショット領域の配列座標を算出する、
いわゆるEGA(エンハンスト・グローバル・アライメ
ント)演算を行う。
【0055】ここで、上記EGA演算で行われている統
計演算について簡単に説明する。
計演算について簡単に説明する。
【0056】先ず、ウエハ上のp(p≧3なる整数)個
のサンプルショット領域の設計上の配列座標を(Xk、
Yk)(k=1、2、……、p)とし、設計上の配列座
標からのずれ(ΔXk、ΔYk)について次の(2)式
で示されるような線形モデルを仮定する。
のサンプルショット領域の設計上の配列座標を(Xk、
Yk)(k=1、2、……、p)とし、設計上の配列座
標からのずれ(ΔXk、ΔYk)について次の(2)式
で示されるような線形モデルを仮定する。
【0057】
【数1】
【0058】さらに、各サンプルショット領域に付設さ
れたアライメントマークの位置情報に基づいて、各サン
プルショット領域の実際の配列座標を算出する。そし
て、設計上の配列座標からのずれ(Δxk 、Δyk )を
求める。このずれと上記線形モデルで仮定される設計上
の配列座標からのずれとの残差の二乗和Eは、次の
(3)式で表される。
れたアライメントマークの位置情報に基づいて、各サン
プルショット領域の実際の配列座標を算出する。そし
て、設計上の配列座標からのずれ(Δxk 、Δyk )を
求める。このずれと上記線形モデルで仮定される設計上
の配列座標からのずれとの残差の二乗和Eは、次の
(3)式で表される。
【0059】
【数2】
【0060】そこで、この二乗和Eを最小にするような
パラメータa、b、c、d、e、fを求める。次に、上
記の如くして求められたパラメータa〜fと設計上の配
列座標とに基づいて、ウエハ上の全てのショット領域の
配列座標を算出する。
パラメータa、b、c、d、e、fを求める。次に、上
記の如くして求められたパラメータa〜fと設計上の配
列座標とに基づいて、ウエハ上の全てのショット領域の
配列座標を算出する。
【0061】ところで、上述の説明では、説明の簡略化
のため、パラメータa〜fを用いて説明したが、これら
のパラメータのそれぞれは、次の6つのウエハに関する
誤差パラメータ(以下、「ウエハパラメータ」と呼
ぶ)、すなわちウエハ上の各ショット領域の配列に関す
るローテーション(ウエハの回転誤差)、X,Y方向の
スケーリング(ウエハの線形伸縮)、X,Y方向のオフ
セット、ステージ座標系の直交度誤差、の所定の組み合
わせ、あるいは置き換えに相当するものである。すなわ
ち、パラメータa〜fを求めることにより、上記6つの
ウエハパラメータを得ることができる。
のため、パラメータa〜fを用いて説明したが、これら
のパラメータのそれぞれは、次の6つのウエハに関する
誤差パラメータ(以下、「ウエハパラメータ」と呼
ぶ)、すなわちウエハ上の各ショット領域の配列に関す
るローテーション(ウエハの回転誤差)、X,Y方向の
スケーリング(ウエハの線形伸縮)、X,Y方向のオフ
セット、ステージ座標系の直交度誤差、の所定の組み合
わせ、あるいは置き換えに相当するものである。すなわ
ち、パラメータa〜fを求めることにより、上記6つの
ウエハパラメータを得ることができる。
【0062】ステップ411では、上述したEGA演算
にて得られた6つのウエハパラメータのうち、ステージ
座標系の直交度誤差が予め設定されている閾値SV1以
下であるか否かを判断する。そして、ステージ座標系の
直交度誤差が閾値SV1以下の場合には、ステップ41
1での判断は肯定され、ステップ413に移行する。
にて得られた6つのウエハパラメータのうち、ステージ
座標系の直交度誤差が予め設定されている閾値SV1以
下であるか否かを判断する。そして、ステージ座標系の
直交度誤差が閾値SV1以下の場合には、ステップ41
1での判断は肯定され、ステップ413に移行する。
【0063】ステップ413では、ショット領域の配列
番号を示すカウンタiに1をセットする。
番号を示すカウンタiに1をセットする。
【0064】ステップ414では、同時に転写すべきシ
ョット領域の目標数(以下、便宜上「ショット目標数」
という)を2とし、図4(A)に示されるように、最初
のショット領域と2番目のショット領域とを露光対象領
域とする。ここで、2番目のショット領域は、図4
(A)に示されるように、Y軸方向において最初のショ
ット領域に隣接するショット領域である。
ョット領域の目標数(以下、便宜上「ショット目標数」
という)を2とし、図4(A)に示されるように、最初
のショット領域と2番目のショット領域とを露光対象領
域とする。ここで、2番目のショット領域は、図4
(A)に示されるように、Y軸方向において最初のショ
ット領域に隣接するショット領域である。
【0065】さらに、レチクルRにおいて、図4(B)
に示されるように、チップパターンCP1とチップパタ
ーンCP2とが含まれる領域、すなわち、レチクルRの
パターン領域PAの全領域を転写すべきパターンの領域
(以下、便宜上「転写パターン領域」という)とする。
に示されるように、チップパターンCP1とチップパタ
ーンCP2とが含まれる領域、すなわち、レチクルRの
パターン領域PAの全領域を転写すべきパターンの領域
(以下、便宜上「転写パターン領域」という)とする。
【0066】図3のステップ415では、ウエハWの位
置がウエハW上の露光対象領域を露光するための加速開
始位置(走査開始位置)となるようにXYステージ20
を移動するとともに、レチクルRの位置が転写パターン
領域を照明するための加速開始位置(走査開始位置)と
なるようにレチクルステージRSTを移動する。
置がウエハW上の露光対象領域を露光するための加速開
始位置(走査開始位置)となるようにXYステージ20
を移動するとともに、レチクルRの位置が転写パターン
領域を照明するための加速開始位置(走査開始位置)と
なるようにレチクルステージRSTを移動する。
【0067】ステップ417では、レチクルステージR
STとXYステージ20の相対走査を開始する。そして
両ステージがそれぞれの目標走査速度に達し、等速同期
状態に達すると、照明系IOPからの照明光ILによっ
てレチクルRの転写パターン領域が照明され始め、走査
露光が開始される。上記の相対走査は、レーザ干渉計2
6及びレチクル干渉計21の計測値をモニタしつつ、ウ
エハステージ駆動系22及びレチクルステージ駆動系2
9を制御することにより行われる。
STとXYステージ20の相対走査を開始する。そして
両ステージがそれぞれの目標走査速度に達し、等速同期
状態に達すると、照明系IOPからの照明光ILによっ
てレチクルRの転写パターン領域が照明され始め、走査
露光が開始される。上記の相対走査は、レーザ干渉計2
6及びレチクル干渉計21の計測値をモニタしつつ、ウ
エハステージ駆動系22及びレチクルステージ駆動系2
9を制御することにより行われる。
【0068】上記の走査露光時には、レチクルステージ
RSTのY軸方向の移動速度VrとXYステージ20の
Y軸方向の移動速度Vwとが、投影光学系PLの投影倍
率βに応じた速度比に維持されるように同期制御を行
う。
RSTのY軸方向の移動速度VrとXYステージ20の
Y軸方向の移動速度Vwとが、投影光学系PLの投影倍
率βに応じた速度比に維持されるように同期制御を行
う。
【0069】そして、転写パターン領域の異なる領域が
照明光ILで逐次照明され、転写パターン領域に対する
照明が完了することにより走査露光が終了する。
照明光ILで逐次照明され、転写パターン領域に対する
照明が完了することにより走査露光が終了する。
【0070】これにより、チップパターンCP1及びチ
ップパターンCP2が投影光学系PLを介してウエハW
上の露光対象領域に縮小転写される。すなわち、図4
(C)に示されるように、i番目のショット領域(ここ
では、最初のショット領域)にチップパターンCP1が
転写され、i+1番目のショット領域(ここでは、2番
目のショット領域)にチップパターンCP2が転写され
る。
ップパターンCP2が投影光学系PLを介してウエハW
上の露光対象領域に縮小転写される。すなわち、図4
(C)に示されるように、i番目のショット領域(ここ
では、最初のショット領域)にチップパターンCP1が
転写され、i+1番目のショット領域(ここでは、2番
目のショット領域)にチップパターンCP2が転写され
る。
【0071】図3のステップ419では、カウンタiの
値にショット目標数、すなわち2を加算する。
値にショット目標数、すなわち2を加算する。
【0072】ステップ421では、カウンタiを参照
し、すべてのショット領域にチップパターンの転写を行
ったか否かを判断する。カウンタiの値がN以下の場合
は、ステップ421での判断は否定され、i番目のショ
ット領域とi+1番目のショット領域を次の露光対象領
域とし、ステップ415に戻る。
し、すべてのショット領域にチップパターンの転写を行
ったか否かを判断する。カウンタiの値がN以下の場合
は、ステップ421での判断は否定され、i番目のショ
ット領域とi+1番目のショット領域を次の露光対象領
域とし、ステップ415に戻る。
【0073】以下、ステップ421での判断が肯定され
るまで、ステップ415→417→419→421の処
理・判断を繰り返す。
るまで、ステップ415→417→419→421の処
理・判断を繰り返す。
【0074】全てのショット領域へのチップパターンの
転写が終了すると、カウンタiの値はN+1となり、ス
テップ421での判断が肯定され、処理を終了する。
転写が終了すると、カウンタiの値はN+1となり、ス
テップ421での判断が肯定され、処理を終了する。
【0075】一方、ステップ411において、ステージ
座標系の直交度誤差が閾値SV1を超えていると、ステ
ップ411での判断は否定され、ステップ433に移行
する。
座標系の直交度誤差が閾値SV1を超えていると、ステ
ップ411での判断は否定され、ステップ433に移行
する。
【0076】ステップ433では、ショット領域の配列
番号を示すカウンタiに1をセットする。
番号を示すカウンタiに1をセットする。
【0077】ステップ434では、ショット目標数を1
とし、図5(A)に示されるように、最初のショット領
域を露光対象領域とする。さらに、レチクルRにおい
て、図5(B)に示されるように、チップパターンCP
1が配置されている領域、すなわち、レチクルRのパタ
ーン領域PAの1/2を転写パターン領域とする。
とし、図5(A)に示されるように、最初のショット領
域を露光対象領域とする。さらに、レチクルRにおい
て、図5(B)に示されるように、チップパターンCP
1が配置されている領域、すなわち、レチクルRのパタ
ーン領域PAの1/2を転写パターン領域とする。
【0078】図3のステップ435では、ステップ41
5と同様に、XYステージ20及びレチクルステージR
STをそれぞれの加速開始位置に移動する。
5と同様に、XYステージ20及びレチクルステージR
STをそれぞれの加速開始位置に移動する。
【0079】ステップ437では、ステップ417と同
様にして走査露光を行なう。これにより、チップパター
ンCP1が投影光学系PLを介してウエハW上の露光対
象領域に縮小転写される。すなわち、図5(C)に示さ
れるように、i番目のショット領域(ここでは、最初の
ショット領域)にチップパターンCP1が転写される。
様にして走査露光を行なう。これにより、チップパター
ンCP1が投影光学系PLを介してウエハW上の露光対
象領域に縮小転写される。すなわち、図5(C)に示さ
れるように、i番目のショット領域(ここでは、最初の
ショット領域)にチップパターンCP1が転写される。
【0080】図3のステップ439では、カウンタiを
参照し、すべてのショット領域にチップパターンCP1
の転写を行ったか否かを判断する。ここでは、i=1、
すなわち、最初のショット領域に転写を行ったのみであ
るため、ステップ439での判断は否定され、ステップ
441に移行する。
参照し、すべてのショット領域にチップパターンCP1
の転写を行ったか否かを判断する。ここでは、i=1、
すなわち、最初のショット領域に転写を行ったのみであ
るため、ステップ439での判断は否定され、ステップ
441に移行する。
【0081】ステップ441では、カウンタiの値にシ
ョット目標数、すなわち1を加算して、次のショット領
域を次の露光対象領域とし、ステップ435に戻る。
ョット目標数、すなわち1を加算して、次のショット領
域を次の露光対象領域とし、ステップ435に戻る。
【0082】以下、ステップ439での判断が肯定され
るまで、ステップ435→437→439→441の処
理・判断を繰り返す。
るまで、ステップ435→437→439→441の処
理・判断を繰り返す。
【0083】全てのショット領域へのチップパターンC
P1の転写が終了すると、カウンタiの値はNとなり、
ステップ439での判断が肯定され、処理を終了する。
P1の転写が終了すると、カウンタiの値はNとなり、
ステップ439での判断が肯定され、処理を終了する。
【0084】以上説明したように、本第1の実施形態に
よると、ウエハWにおけるステージ座標系の直交度誤差
が所定の閾値SV1以下であれば、2つのショット領域
に同時にチップパターンを転写した際の重ね合わせ誤差
は許容範囲内であると判断し、ショット目標数を2、転
写パターン領域をパターン領域PAの全領域と決定し
て、1回の露光で同時に2つのショット領域にチップパ
ターンを転写しているため、スループットを向上させる
ことができる。
よると、ウエハWにおけるステージ座標系の直交度誤差
が所定の閾値SV1以下であれば、2つのショット領域
に同時にチップパターンを転写した際の重ね合わせ誤差
は許容範囲内であると判断し、ショット目標数を2、転
写パターン領域をパターン領域PAの全領域と決定し
て、1回の露光で同時に2つのショット領域にチップパ
ターンを転写しているため、スループットを向上させる
ことができる。
【0085】一方、ステージ座標系の直交度誤差が所定
の閾値SV1を超えていれば、2つのショット領域に同
時にチップパターンを転写した際の重ね合わせ誤差は許
容範囲を超えると判断し、ショット目標数を1、転写パ
ターン領域をパターン領域PAの1/2と決定して、1
回の露光で1つのショット領域のみにチップパターンを
転写しているため、重ね合わせ誤差を許容範囲内に維持
することができる。
の閾値SV1を超えていれば、2つのショット領域に同
時にチップパターンを転写した際の重ね合わせ誤差は許
容範囲を超えると判断し、ショット目標数を1、転写パ
ターン領域をパターン領域PAの1/2と決定して、1
回の露光で1つのショット領域のみにチップパターンを
転写しているため、重ね合わせ誤差を許容範囲内に維持
することができる。
【0086】すなわち、本第1の実施形態によると、重
ね合わせ精度を低下させることなく、スループットを向
上させることが可能である。
ね合わせ精度を低下させることなく、スループットを向
上させることが可能である。
【0087】また、本第1の実施形態によると、ウエハ
W上のいくつかのサンプルショット領域のみのアライメ
ントマークの位置情報を用いて統計演算処理によりステ
ージ座標系の直交度誤差を求めているために、高いスル
ープットで精度良くステージ座標系の直交度誤差を得る
ことができる。これにより、ショット目標数及び転写パ
ターン領域を信頼性良く決定することが可能となり、結
果的に重ね合わせ精度を低下させることなく、スループ
ットを向上させることができる。なお、図3のステップ
414では走査露光に先立ち、ステップ409でのEG
A演算結果(パラメータa〜f)に基づき、ウエハW上
の2つのショット領域を仮想的に1つのショット領域と
見なしてその座標位置を算出しても良いし、あるいは従
来のEGA方式にて各ショット領域の座標位置を算出
し、1回の走査露光でパターンが転写される2つのショ
ット領域の各座標位置から1つの座標位置を決定しても
良く、ステップ415ではこの座標位置に従ってXYス
テージ20の移動が制御される。また、ステップ434
では従来のEGA方式にてウエハW上の各ショット領域
の座標位置が算出され、ステップ435ではこの座標位
置に従ってXYステージ20の移動が制御される。
W上のいくつかのサンプルショット領域のみのアライメ
ントマークの位置情報を用いて統計演算処理によりステ
ージ座標系の直交度誤差を求めているために、高いスル
ープットで精度良くステージ座標系の直交度誤差を得る
ことができる。これにより、ショット目標数及び転写パ
ターン領域を信頼性良く決定することが可能となり、結
果的に重ね合わせ精度を低下させることなく、スループ
ットを向上させることができる。なお、図3のステップ
414では走査露光に先立ち、ステップ409でのEG
A演算結果(パラメータa〜f)に基づき、ウエハW上
の2つのショット領域を仮想的に1つのショット領域と
見なしてその座標位置を算出しても良いし、あるいは従
来のEGA方式にて各ショット領域の座標位置を算出
し、1回の走査露光でパターンが転写される2つのショ
ット領域の各座標位置から1つの座標位置を決定しても
良く、ステップ415ではこの座標位置に従ってXYス
テージ20の移動が制御される。また、ステップ434
では従来のEGA方式にてウエハW上の各ショット領域
の座標位置が算出され、ステップ435ではこの座標位
置に従ってXYステージ20の移動が制御される。
【0088】《第2の実施形態》以下、本発明の第2の
実施形態を図6に基づいて説明する。
実施形態を図6に基づいて説明する。
【0089】本第2の実施形態は、前述の露光装置10
0を用いて、第1の実施形態と同様の前提条件下で、レ
チクルRのパターン領域PA内に配置された2つのチッ
プパターンCP1、CP2のいずれか一方をウエハW上
の各ショット領域に重ね合わせて転写するものである。
但し、本第2の実施形態では、アライメントマークとし
て、X軸方向とY軸方向の位置がそれぞれ同時に検出で
きる2次元マークが、ショット領域毎に4個ずつ形成さ
れているものとする。
0を用いて、第1の実施形態と同様の前提条件下で、レ
チクルRのパターン領域PA内に配置された2つのチッ
プパターンCP1、CP2のいずれか一方をウエハW上
の各ショット領域に重ね合わせて転写するものである。
但し、本第2の実施形態では、アライメントマークとし
て、X軸方向とY軸方向の位置がそれぞれ同時に検出で
きる2次元マークが、ショット領域毎に4個ずつ形成さ
れているものとする。
【0090】図6は主制御装置28のCPUによって実
行される一連の処理アルゴリズムに対応するフローチャ
ートであり、第1の実施形態との相違点を中心に、この
フローチャートを用いて本第2の実施形態を以下に説明
する。
行される一連の処理アルゴリズムに対応するフローチャ
ートであり、第1の実施形態との相違点を中心に、この
フローチャートを用いて本第2の実施形態を以下に説明
する。
【0091】図6のステップ501〜ステップ505で
は、第1の実施形態におけるステップ401〜ステップ
405と同様の処理を行なう。
は、第1の実施形態におけるステップ401〜ステップ
405と同様の処理を行なう。
【0092】ステップ507では、ウエハW上の各ショ
ット領域の設計上の配列座標に基づいて、ウエハW上の
予め選択した3個以上のサンプルショット領域をアライ
メント検出系ASの直下に順次位置決めしつつ、3個以
上のサンプルショット領域から選択された5個以上のア
ライメントマークの位置をアライメント検出系ASの検
出中心を基準として検出し、アライメントマークの位置
情報を求める。
ット領域の設計上の配列座標に基づいて、ウエハW上の
予め選択した3個以上のサンプルショット領域をアライ
メント検出系ASの直下に順次位置決めしつつ、3個以
上のサンプルショット領域から選択された5個以上のア
ライメントマークの位置をアライメント検出系ASの検
出中心を基準として検出し、アライメントマークの位置
情報を求める。
【0093】ステップ509では、このアライメントマ
ークの位置情報に基づいて、例えば特開平6−3497
05号公報などに開示されるように、ウエハ上のショッ
ト領域の配列の規則性を統計的手法によって精密に特定
する、いわゆるショット内多点EGA演算を行う。
ークの位置情報に基づいて、例えば特開平6−3497
05号公報などに開示されるように、ウエハ上のショッ
ト領域の配列の規則性を統計的手法によって精密に特定
する、いわゆるショット内多点EGA演算を行う。
【0094】ここで、上記ショット内多点EGA演算で
行われている統計的手法について簡単に説明する。な
お、各ショット領域には、各アライメントマークに対す
る基準点(例えば、ショット領域の中心)が、あらかじ
め設定されているものとする。
行われている統計的手法について簡単に説明する。な
お、各ショット領域には、各アライメントマークに対す
る基準点(例えば、ショット領域の中心)が、あらかじ
め設定されているものとする。
【0095】先ず、ウエハ上の選択されたアライメント
マークAMT(T=1、2、……、s)(s≧5なる整
数)が属するショット領域SAt(t=1、2、……)
の基準点の設計上の座標値を(CxT,t、C
yT,t)、そのアライメントマークAMTの基準点に
関する設計上の相対座標値を(SxT,t、S
yT,t)とし、そのアライメントマークAMTのステ
ージ座標系上での計算上の座標値(Fx T,t、Fy
T,t)について次の(4)式で示されるような線形モ
デルを仮定する。
マークAMT(T=1、2、……、s)(s≧5なる整
数)が属するショット領域SAt(t=1、2、……)
の基準点の設計上の座標値を(CxT,t、C
yT,t)、そのアライメントマークAMTの基準点に
関する設計上の相対座標値を(SxT,t、S
yT,t)とし、そのアライメントマークAMTのステ
ージ座標系上での計算上の座標値(Fx T,t、Fy
T,t)について次の(4)式で示されるような線形モ
デルを仮定する。
【0096】
【数3】
【0097】さらに、次の(5)式を用いて、各アライ
メントマークAMTの実際に計測された座標値(FMx
T,t 、FMyT,t)とその計算上の座標値(Fx
T, t、FyT,t)との差の二乗和E1を求める。
メントマークAMTの実際に計測された座標値(FMx
T,t 、FMyT,t)とその計算上の座標値(Fx
T, t、FyT,t)との差の二乗和E1を求める。
【0098】
【数4】
【0099】そして、この二乗和E1を最小にするよう
なパラメータa1、b1、c1、d 1、e1、f1、g
1、h1、i1、j1を算出する。ここで算出されたパ
ラメータa1〜j1と、各ショット領域内の基準点の設
計上の位置情報及び基準点に対するアライメントマーク
の設計上の相対位置情報とから、各ショット領域の位置
情報を算出する。
なパラメータa1、b1、c1、d 1、e1、f1、g
1、h1、i1、j1を算出する。ここで算出されたパ
ラメータa1〜j1と、各ショット領域内の基準点の設
計上の位置情報及び基準点に対するアライメントマーク
の設計上の相対位置情報とから、各ショット領域の位置
情報を算出する。
【0100】ところで、上述の説明では、説明の簡略化
のため、パラメータa1〜j1を用いて説明したが、こ
れらのパラメータのそれぞれは、前述した6個のウエハ
パラメータと、4個のショット領域に関する誤差パラメ
ータ(以下、適宜「ショットパラメータ」と呼ぶ)、す
なわち、ショット領域の回転誤差、ショット領域の直交
度誤差、ショット領域のX,Y方向のスケーリング(シ
ョット領域の線形伸縮、いわゆる倍率誤差)、の所定の
組み合わせ、あるいは置き換えに相当するものである。
すなわち、パラメータa1〜j1を求めることにより、
上記4個のショットパラメータと6個のウエハパラメー
タとを得ることができる。
のため、パラメータa1〜j1を用いて説明したが、こ
れらのパラメータのそれぞれは、前述した6個のウエハ
パラメータと、4個のショット領域に関する誤差パラメ
ータ(以下、適宜「ショットパラメータ」と呼ぶ)、す
なわち、ショット領域の回転誤差、ショット領域の直交
度誤差、ショット領域のX,Y方向のスケーリング(シ
ョット領域の線形伸縮、いわゆる倍率誤差)、の所定の
組み合わせ、あるいは置き換えに相当するものである。
すなわち、パラメータa1〜j1を求めることにより、
上記4個のショットパラメータと6個のウエハパラメー
タとを得ることができる。
【0101】ステップ511では、上述したショット内
多点EGA演算にて得られた4つのショットパラメータ
のうち、ショット領域の直交度誤差が予め設定されてい
る閾値SV2以下であるか否かを判断する。そして、閾
値SV2以下の場合には、ステップ511での判断は肯
定され、ステップ513に移行する。
多点EGA演算にて得られた4つのショットパラメータ
のうち、ショット領域の直交度誤差が予め設定されてい
る閾値SV2以下であるか否かを判断する。そして、閾
値SV2以下の場合には、ステップ511での判断は肯
定され、ステップ513に移行する。
【0102】ステップ513では、上述した各ショット
パラメータのうち、ショット領域の回転誤差が予め設定
されている閾値SV3以下であるか否かを判断する。そ
して、閾値SV3以下の場合には、ステップ513での
判断は肯定され、ステップ515に移行する。
パラメータのうち、ショット領域の回転誤差が予め設定
されている閾値SV3以下であるか否かを判断する。そ
して、閾値SV3以下の場合には、ステップ513での
判断は肯定され、ステップ515に移行する。
【0103】ステップ515では、上述した各ショット
パラメータのうち、ショット領域の倍率誤差が予め設定
されている閾値SV4以下であるか否かを判断する。そ
して、X軸方向及びY軸方向のいずれにおいても倍率誤
差が閾値SV4以下の場合には、ステップ515での判
断は肯定され、ステップ517に移行する。
パラメータのうち、ショット領域の倍率誤差が予め設定
されている閾値SV4以下であるか否かを判断する。そ
して、X軸方向及びY軸方向のいずれにおいても倍率誤
差が閾値SV4以下の場合には、ステップ515での判
断は肯定され、ステップ517に移行する。
【0104】ステップ517〜ステップ525では、第
1の実施形態におけるステップ413〜ステップ421
と同様の処理を行なう。これにより、1回の露光で2つ
のショット領域にチップパターンがそれぞれ転写され
る。
1の実施形態におけるステップ413〜ステップ421
と同様の処理を行なう。これにより、1回の露光で2つ
のショット領域にチップパターンがそれぞれ転写され
る。
【0105】一方、ステップ511において、ショット
領域の直交度誤差が閾値SV2を超えていると、ステッ
プ511での判断は否定され、ステップ529に移行す
る。
領域の直交度誤差が閾値SV2を超えていると、ステッ
プ511での判断は否定され、ステップ529に移行す
る。
【0106】ステップ529では、ショット領域の回転
誤差の補正が必要であるか否かをチェックする。例え
ば、ショット領域の回転誤差が閾値SV3以下であれば
補正は不要と判断し、一方閾値SV3を超えていれば補
正は必要であると判断する。なお、ここでの判断基準と
しては、閾値SV3に限定されるものではなく、他の判
断基準を用いても良い。
誤差の補正が必要であるか否かをチェックする。例え
ば、ショット領域の回転誤差が閾値SV3以下であれば
補正は不要と判断し、一方閾値SV3を超えていれば補
正は必要であると判断する。なお、ここでの判断基準と
しては、閾値SV3に限定されるものではなく、他の判
断基準を用いても良い。
【0107】ステップ531では、ショット領域の倍率
誤差の補正が必要であるか否かをチェックする。例え
ば、ショット領域の倍率誤差が閾値SV4以下であれば
補正は不要と判断し、一方閾値SV4を超えていれば補
正は必要であると判断する。なお、ここでは、X軸方向
の倍率誤差と、Y軸方向の倍率誤差とについて、それぞ
れ判断する。また、ここでの判断基準としては、閾値S
V4に限定されるものではなく、他の判断基準を用いて
も良い。
誤差の補正が必要であるか否かをチェックする。例え
ば、ショット領域の倍率誤差が閾値SV4以下であれば
補正は不要と判断し、一方閾値SV4を超えていれば補
正は必要であると判断する。なお、ここでは、X軸方向
の倍率誤差と、Y軸方向の倍率誤差とについて、それぞ
れ判断する。また、ここでの判断基準としては、閾値S
V4に限定されるものではなく、他の判断基準を用いて
も良い。
【0108】ステップ533及びステップ534では、
第1の実施形態のステップ433及びステップ434と
同様の処理を行なう。
第1の実施形態のステップ433及びステップ434と
同様の処理を行なう。
【0109】ステップ535では、X軸方向におけるシ
ョット領域の倍率誤差の補正が必要な場合には、X軸方
向におけるショット領域の倍率誤差を考慮して投影光学
系PLの図示しない結像特性補正コントローラを制御
し、投影光学系PLの投影倍率を調整する。そして、X
Yステージ20及びレチクルステージRSTをそれぞれ
の加速開始位置に移動する。
ョット領域の倍率誤差の補正が必要な場合には、X軸方
向におけるショット領域の倍率誤差を考慮して投影光学
系PLの図示しない結像特性補正コントローラを制御
し、投影光学系PLの投影倍率を調整する。そして、X
Yステージ20及びレチクルステージRSTをそれぞれ
の加速開始位置に移動する。
【0110】ステップ537では、第1の実施形態のス
テップ417と同様にして走査露光を行なう。但し、こ
こでは、ショット領域の直交度誤差を考慮して、レチク
ルRとウエハWとの相対的な走査軸方向を調整するとと
もに、Y軸方向におけるショット領域の倍率誤差の補正
が必要な場合にはY軸方向におけるショット領域の倍率
誤差を考慮して、レチクルステージRSTの走査速度と
XYステージ20の走査速度との相対速度を調整し、さ
らに、ショット領域の回転誤差の補正が必要な場合には
ショット領域の回転誤差を考慮して、レチクルステージ
RSTに対してXYステージ20を予め回転させて相対
走査を行なう。
テップ417と同様にして走査露光を行なう。但し、こ
こでは、ショット領域の直交度誤差を考慮して、レチク
ルRとウエハWとの相対的な走査軸方向を調整するとと
もに、Y軸方向におけるショット領域の倍率誤差の補正
が必要な場合にはY軸方向におけるショット領域の倍率
誤差を考慮して、レチクルステージRSTの走査速度と
XYステージ20の走査速度との相対速度を調整し、さ
らに、ショット領域の回転誤差の補正が必要な場合には
ショット領域の回転誤差を考慮して、レチクルステージ
RSTに対してXYステージ20を予め回転させて相対
走査を行なう。
【0111】これにより、ショット領域の直交度誤差
と、ショット領域の回転誤差及び倍率誤差のうちで補正
が必要と判断された誤差とが補正されて、チップパター
ンCP1が投影光学系PLを介してウエハW上の露光対
象領域に縮小転写される。
と、ショット領域の回転誤差及び倍率誤差のうちで補正
が必要と判断された誤差とが補正されて、チップパター
ンCP1が投影光学系PLを介してウエハW上の露光対
象領域に縮小転写される。
【0112】ステップ539では、カウンタiを参照
し、すべてのショット領域にチップパターンCP1の転
写を行ったか否かを判断する。ここでは、i=1、すな
わち、最初のショット領域に転写を行ったのみであるた
め、ステップ539での判断は否定され、ステップ54
1に移行する。
し、すべてのショット領域にチップパターンCP1の転
写を行ったか否かを判断する。ここでは、i=1、すな
わち、最初のショット領域に転写を行ったのみであるた
め、ステップ539での判断は否定され、ステップ54
1に移行する。
【0113】ステップ541では、カウンタiの値にシ
ョット目標数、すなわち1を加算して、次のショット領
域を次の露光対象領域とし、ステップ535に戻る。
ョット目標数、すなわち1を加算して、次のショット領
域を次の露光対象領域とし、ステップ535に戻る。
【0114】以下、ステップ539での判断が肯定され
るまで、ステップ535→537→539→541の処
理・判断を繰り返す。
るまで、ステップ535→537→539→541の処
理・判断を繰り返す。
【0115】全てのショット領域へのチップパターンC
P1の転写が終了すると、カウンタiの値はNとなり、
ステップ539での判断が肯定され、処理を終了する。
P1の転写が終了すると、カウンタiの値はNとなり、
ステップ539での判断が肯定され、処理を終了する。
【0116】また、ステップ513において、ショット
領域の回転誤差が閾値SV3を超えていると、ステップ
513での判断は否定され、ステップ531に移行す
る。そして、ステップ531にて、前述の如く、ショッ
ト領域の倍率誤差の補正が必要であるか否かをチェック
した後、ステップ533の処理を行ない、さらに、ステ
ップ539での判断が肯定されるまで、ステップ535
→537→539→541の処理・判断を繰り返す。但
し、この場合は、ショット領域の直交度誤差が閾値SV
2以下であるため、ステップ537では、ショット領域
の直交度誤差の補正は行なわない。
領域の回転誤差が閾値SV3を超えていると、ステップ
513での判断は否定され、ステップ531に移行す
る。そして、ステップ531にて、前述の如く、ショッ
ト領域の倍率誤差の補正が必要であるか否かをチェック
した後、ステップ533の処理を行ない、さらに、ステ
ップ539での判断が肯定されるまで、ステップ535
→537→539→541の処理・判断を繰り返す。但
し、この場合は、ショット領域の直交度誤差が閾値SV
2以下であるため、ステップ537では、ショット領域
の直交度誤差の補正は行なわない。
【0117】さらに、ステップ515において、ショッ
ト領域の倍率誤差が閾値SV4を超えていると、ステッ
プ515での判断は否定され、ステップ533に移行す
る。そして、ステップ533の処理を行ない、さらに、
ステップ539での判断が肯定されるまで、ステップ5
35→537→539→541の処理・判断を繰り返
す。但し、この場合は、ショット領域の直交度誤差及び
回転誤差がそれぞれ閾値SV2及びSV3以下であるた
め、ステップ537では、ショット領域の直交度誤差及
び回転誤差の補正は行なわない。
ト領域の倍率誤差が閾値SV4を超えていると、ステッ
プ515での判断は否定され、ステップ533に移行す
る。そして、ステップ533の処理を行ない、さらに、
ステップ539での判断が肯定されるまで、ステップ5
35→537→539→541の処理・判断を繰り返
す。但し、この場合は、ショット領域の直交度誤差及び
回転誤差がそれぞれ閾値SV2及びSV3以下であるた
め、ステップ537では、ショット領域の直交度誤差及
び回転誤差の補正は行なわない。
【0118】以上説明したように、本第2の実施形態に
よると、ショット領域の直交度誤差、回転誤差及び倍率
誤差のすべてが所定の閾値以下であれば、2つのショッ
ト領域に同時にチップパターンを転写した際の重ね合わ
せ誤差は許容範囲内であると判断し、ショット目標数を
2、転写パターン領域をパターン領域PAの全領域と決
定して、1回の露光で同時に2つのショット領域にチッ
プパターンを転写しているため、スループットを向上さ
せることができる。
よると、ショット領域の直交度誤差、回転誤差及び倍率
誤差のすべてが所定の閾値以下であれば、2つのショッ
ト領域に同時にチップパターンを転写した際の重ね合わ
せ誤差は許容範囲内であると判断し、ショット目標数を
2、転写パターン領域をパターン領域PAの全領域と決
定して、1回の露光で同時に2つのショット領域にチッ
プパターンを転写しているため、スループットを向上さ
せることができる。
【0119】一方、ショット領域の直交度誤差、回転誤
差及び倍率誤差のうち少なくとも一つが所定の閾値を超
えていれば、2つのショット領域に同時にチップパター
ンを転写した際の重ね合わせ誤差は許容範囲を超えると
判断し、ショット目標数を1、転写パターン領域をパタ
ーン領域PAの1/2と決定して、ショット領域に関す
る転写誤差を補正しつつ、1回の露光で1つのショット
領域のみにチップパターンを転写しているため、精度良
く重ね合わせ転写を行うことができる。
差及び倍率誤差のうち少なくとも一つが所定の閾値を超
えていれば、2つのショット領域に同時にチップパター
ンを転写した際の重ね合わせ誤差は許容範囲を超えると
判断し、ショット目標数を1、転写パターン領域をパタ
ーン領域PAの1/2と決定して、ショット領域に関す
る転写誤差を補正しつつ、1回の露光で1つのショット
領域のみにチップパターンを転写しているため、精度良
く重ね合わせ転写を行うことができる。
【0120】従って、本第2の実施形態によると、重ね
合わせ精度を低下させることなく、スループットを向上
させることが可能である。
合わせ精度を低下させることなく、スループットを向上
させることが可能である。
【0121】また、本第2の実施形態によると、ウエハ
W上のいくつかのサンプルショット領域のみのアライメ
ントマークの位置情報を用いて統計演算処理によりショ
ットパラメータを求めているために、高いスループット
で精度良くショット領域の直交度誤差、回転誤差及び倍
率誤差を得ることができる。これにより、ショット目標
数及び転写パターン領域を信頼性良く決定することが可
能となり、結果として重ね合わせ精度を低下させること
なく、スループットを向上させることが可能となる。
W上のいくつかのサンプルショット領域のみのアライメ
ントマークの位置情報を用いて統計演算処理によりショ
ットパラメータを求めているために、高いスループット
で精度良くショット領域の直交度誤差、回転誤差及び倍
率誤差を得ることができる。これにより、ショット目標
数及び転写パターン領域を信頼性良く決定することが可
能となり、結果として重ね合わせ精度を低下させること
なく、スループットを向上させることが可能となる。
【0122】なお、上記第2の実施形態では、ショット
内多点EGA演算により求めたショットパラメータを用
いているが、これに限定されるものではなく、例えば、
オペレータにより図示しない入力装置を介して入力され
るショット領域の直交度誤差、回転誤差及び倍率誤差の
補正値を用いても良い。
内多点EGA演算により求めたショットパラメータを用
いているが、これに限定されるものではなく、例えば、
オペレータにより図示しない入力装置を介して入力され
るショット領域の直交度誤差、回転誤差及び倍率誤差の
補正値を用いても良い。
【0123】さらに、上記第2の実施形態では、ショッ
ト領域の倍率誤差については、X軸方向とY軸方向とで
同一の閾値SV4を用いているが、それぞれ異なる閾値
を用いても良い。なお、上記第2の実施形態における図
6のステップ518及びステップ534では、それぞれ
上記第1の実施形態における図3のステップ414及び
ステップ434と全く同様にしてショット領域の座標位
置が算出される。そして、図6のステップ519及びス
テップ535では、その座標位置に従ってXYステージ
20の移動が制御される。
ト領域の倍率誤差については、X軸方向とY軸方向とで
同一の閾値SV4を用いているが、それぞれ異なる閾値
を用いても良い。なお、上記第2の実施形態における図
6のステップ518及びステップ534では、それぞれ
上記第1の実施形態における図3のステップ414及び
ステップ434と全く同様にしてショット領域の座標位
置が算出される。そして、図6のステップ519及びス
テップ535では、その座標位置に従ってXYステージ
20の移動が制御される。
【0124】また、上記第1及び第2の実施形態では、
ショット目標数が1の場合に、チップパターンCP1の
みを使用しているが、これに限定されるものではなく、
チップパターンCP2を用いても良く、また、チップパ
ターンCP1とチップパターンCP2とを交互に用いて
も良い。どちらも同じパターンであるからである。
ショット目標数が1の場合に、チップパターンCP1の
みを使用しているが、これに限定されるものではなく、
チップパターンCP2を用いても良く、また、チップパ
ターンCP1とチップパターンCP2とを交互に用いて
も良い。どちらも同じパターンであるからである。
【0125】なお、上記第1及び第2の実施形態では、
走査方向には偶数個のショット領域が配置されている場
合について説明しているが、これに限定されるものでは
ない。走査方向に配置されているショット領域の数が奇
数の場合には、最後の1行については、転写誤差の大き
さに関係なく、1つのショット領域毎にチップパターン
を転写すれば良い。この場合に、例えば特開平10−3
03126号公報に開示されているように、探索手法
(線形計画法、Lin&Kernighanの解法、k
−OPT法、又は遺伝的アルゴリズムなど)を用いて、
走査露光すべきウエハ上の全てのショット領域の訪問順
序、及び各ショット領域での走査方向の組み合わせの中
から最適な移動シーケンスを決定しても良い。これによ
り、スループットの低下を最小限に抑えることが可能と
なる。
走査方向には偶数個のショット領域が配置されている場
合について説明しているが、これに限定されるものでは
ない。走査方向に配置されているショット領域の数が奇
数の場合には、最後の1行については、転写誤差の大き
さに関係なく、1つのショット領域毎にチップパターン
を転写すれば良い。この場合に、例えば特開平10−3
03126号公報に開示されているように、探索手法
(線形計画法、Lin&Kernighanの解法、k
−OPT法、又は遺伝的アルゴリズムなど)を用いて、
走査露光すべきウエハ上の全てのショット領域の訪問順
序、及び各ショット領域での走査方向の組み合わせの中
から最適な移動シーケンスを決定しても良い。これによ
り、スループットの低下を最小限に抑えることが可能と
なる。
【0126】また、上記第1及び第2の実施形態では、
レチクルRに同一パターンからなる2つのチップパター
ンCP1、CP2を配置した場合について説明している
が、本発明がこれに限定されないのは勿論である。例え
ば、レチクルRに4つのチップパターンが配置されてい
る場合は、上記第1及び第2の実施形態において、ショ
ット領域の転写誤差が所定の閾値以下であれば、ショッ
ト目標数を4、転写パターン領域をパターン領域PAの
全領域と決定し、一方ショット領域の転写誤差が所定の
閾値を超えれば、ショット目標数を1、転写パターン領
域をパターン領域PAの1/4と決定すれば良い。
レチクルRに同一パターンからなる2つのチップパター
ンCP1、CP2を配置した場合について説明している
が、本発明がこれに限定されないのは勿論である。例え
ば、レチクルRに4つのチップパターンが配置されてい
る場合は、上記第1及び第2の実施形態において、ショ
ット領域の転写誤差が所定の閾値以下であれば、ショッ
ト目標数を4、転写パターン領域をパターン領域PAの
全領域と決定し、一方ショット領域の転写誤差が所定の
閾値を超えれば、ショット目標数を1、転写パターン領
域をパターン領域PAの1/4と決定すれば良い。
【0127】《第3の実施形態》以下、本発明の第3の
実施形態を図7〜図11に基づいて説明する。
実施形態を図7〜図11に基づいて説明する。
【0128】本第3の実施形態では、前述の露光装置1
00を用いて、レチクルRのパターン領域PA内に配置
されたチップパターンをウエハW上に転写するものであ
る。
00を用いて、レチクルRのパターン領域PA内に配置
されたチップパターンをウエハW上に転写するものであ
る。
【0129】ここでは、レチクルRのパターン領域PA
内には、例えば図7(A)に示されるように、同一パタ
ーンからなる3つのチップパターンCP3、CP4、C
P5が配置されている。そして、チップパターンCP4
は、チップパターンCP3の図7(A)における紙面右
側(+Y側)に中心間距離DP1だけ離れて配置されて
おり、さらにチップパターンCP5は、チップパターン
CP4の図7(A)における紙面右側(+Y側)に中心
間距離DP1だけ離れて配置されている。なお、各チッ
プパターンのパターン形状については、特定のパターン
に限定されるものではない。従って、ここでは特に明示
はしないが、何らかのパターンが形成されているものと
する。
内には、例えば図7(A)に示されるように、同一パタ
ーンからなる3つのチップパターンCP3、CP4、C
P5が配置されている。そして、チップパターンCP4
は、チップパターンCP3の図7(A)における紙面右
側(+Y側)に中心間距離DP1だけ離れて配置されて
おり、さらにチップパターンCP5は、チップパターン
CP4の図7(A)における紙面右側(+Y側)に中心
間距離DP1だけ離れて配置されている。なお、各チッ
プパターンのパターン形状については、特定のパターン
に限定されるものではない。従って、ここでは特に明示
はしないが、何らかのパターンが形成されているものと
する。
【0130】また、前提条件として、ウエハW上には、
例えば、アライメントマークを含む対象層のパターン
が、一括露光装置を用いて転写された複数(例えばN
個)の領域(ショット領域)がすでに形成されているも
のとする。なお、一例として、各ショット領域は、走査
方向(Y軸方向)及び非走査方向(X軸方向)をそれぞ
れ行方向及び列方向とするマトリックス状に配置されて
おり、行方向には3の整数倍の数のショット領域が配置
されているものとする。また、本第3の実施形態では、
対象層のパターンは、1回の露光で2つのチップパター
ンを転写する、いわゆる1ショット2チップ取りのパタ
ーンであり、各ショット領域には、図7(B)に示され
るように、チップパターンが転写された領域TPが2つ
ずつ形成されているものとする。
例えば、アライメントマークを含む対象層のパターン
が、一括露光装置を用いて転写された複数(例えばN
個)の領域(ショット領域)がすでに形成されているも
のとする。なお、一例として、各ショット領域は、走査
方向(Y軸方向)及び非走査方向(X軸方向)をそれぞ
れ行方向及び列方向とするマトリックス状に配置されて
おり、行方向には3の整数倍の数のショット領域が配置
されているものとする。また、本第3の実施形態では、
対象層のパターンは、1回の露光で2つのチップパター
ンを転写する、いわゆる1ショット2チップ取りのパタ
ーンであり、各ショット領域には、図7(B)に示され
るように、チップパターンが転写された領域TPが2つ
ずつ形成されているものとする。
【0131】さらに、前述したレチクルRにおける各チ
ップパターンの中心間距離DP1は、ウエハW上におけ
る対象層のチップパターンが転写されている領域TPの
Y軸方向に関する中心間距離DS1(図7(B)参照)
と次の(6)式で示されるような関係にある。
ップパターンの中心間距離DP1は、ウエハW上におけ
る対象層のチップパターンが転写されている領域TPの
Y軸方向に関する中心間距離DS1(図7(B)参照)
と次の(6)式で示されるような関係にある。
【0132】DS1=DP1・β ……(6)
【0133】図8は主制御装置28のCPUによって実
行される一連の処理アルゴリズムに対応するフローチャ
ートであり、第1の実施形態との相違点を中心に、この
フローチャートを用いて本第3の実施形態を以下に説明
する。
行される一連の処理アルゴリズムに対応するフローチャ
ートであり、第1の実施形態との相違点を中心に、この
フローチャートを用いて本第3の実施形態を以下に説明
する。
【0134】図8のステップ601〜ステップ609で
は、第1の実施形態におけるステップ401〜ステップ
409と同様の処理を行なう。
は、第1の実施形態におけるステップ401〜ステップ
409と同様の処理を行なう。
【0135】ステップ611では、ステップ609で得
られた6つのウエハパラメータのうち、ステージ座標系
の直交度誤差が予め設定されている閾値SV1以下であ
るか否かを判断する。そして、ステージ座標系の直交度
誤差が閾値SV1以下の場合には、ステップ611での
判断は肯定され、ステップ613に移行する。
られた6つのウエハパラメータのうち、ステージ座標系
の直交度誤差が予め設定されている閾値SV1以下であ
るか否かを判断する。そして、ステージ座標系の直交度
誤差が閾値SV1以下の場合には、ステップ611での
判断は肯定され、ステップ613に移行する。
【0136】ステップ613では、ショット領域の配列
番号を示すカウンタiに1をセットするとともに、チッ
プパターンCP3とチップパターンCP4を同じショッ
ト領域に転写するか否かを判断するための判定値zに1
をセットする。
番号を示すカウンタiに1をセットするとともに、チッ
プパターンCP3とチップパターンCP4を同じショッ
ト領域に転写するか否かを判断するための判定値zに1
をセットする。
【0137】ステップ614では、ショット目標数を3
/2(=1.5)とし、図9(A)に示されるように、
最初のショット領域と2番目のショット領域の半分とを
露光対象領域とする。すなわち、1.5個分のショット
領域を露光対象領域とする。さらに、図9(B)に示さ
れるように、3つのチップパターンCP3、CP4、C
P5が含まれる領域、すなわち、レチクルRのパターン
領域PAの全領域を転写パターン領域とする。
/2(=1.5)とし、図9(A)に示されるように、
最初のショット領域と2番目のショット領域の半分とを
露光対象領域とする。すなわち、1.5個分のショット
領域を露光対象領域とする。さらに、図9(B)に示さ
れるように、3つのチップパターンCP3、CP4、C
P5が含まれる領域、すなわち、レチクルRのパターン
領域PAの全領域を転写パターン領域とする。
【0138】図8のステップ615では、第1の実施形
態におけるステップ415と同様にして、XYステージ
20及びレチクルステージRSTをそれぞれの加速開始
位置に移動する。
態におけるステップ415と同様にして、XYステージ
20及びレチクルステージRSTをそれぞれの加速開始
位置に移動する。
【0139】ステップ617では、第1の実施形態にお
けるステップ417と同様にして走査露光を行なう。
けるステップ417と同様にして走査露光を行なう。
【0140】これにより、3つのチップパターンCP
3、CP4、CP5が投影光学系PLを介してウエハW
上の露光対象領域に縮小転写される。すなわち、図9
(C)に示されるように、i番目のショット領域(ここ
では最初のショット領域)にチップパターンCP3とチ
ップパターンCP4が転写され、i+1番目のショット
領域(ここでは2番目のショット領域)の半分にチップ
パターンCP5が転写される。
3、CP4、CP5が投影光学系PLを介してウエハW
上の露光対象領域に縮小転写される。すなわち、図9
(C)に示されるように、i番目のショット領域(ここ
では最初のショット領域)にチップパターンCP3とチ
ップパターンCP4が転写され、i+1番目のショット
領域(ここでは2番目のショット領域)の半分にチップ
パターンCP5が転写される。
【0141】図8のステップ619では、判定値zの値
にショット目標数、すなわち1.5を加算する。
にショット目標数、すなわち1.5を加算する。
【0142】ステップ621では、判定値zの整数部分
の値を抽出し、カウンタiにセットする。
の値を抽出し、カウンタiにセットする。
【0143】ステップ627では、カウンタiを参照
し、すべてのショット領域にチップパターンの転写を行
ったか否かを判断する。カウンタiの値がN以下であれ
ば、ステップ627での判断は否定され、ステップ62
9に移行する。
し、すべてのショット領域にチップパターンの転写を行
ったか否かを判断する。カウンタiの値がN以下であれ
ば、ステップ627での判断は否定され、ステップ62
9に移行する。
【0144】ステップ629では、次の1.5個分のシ
ョット領域を次の露光対象領域とする。ここでは、判定
値zの値が整数であれば、図10(A)に示されるよう
に、i番目のショット領域とi+1番目のショット領域
の半分とを次の露光対象領域とし、一方判定値zの値が
整数でなければ、図10(B)に示されるように、i番
目のショット領域の半分とi+1番目のショット領域と
を次の露光対象領域とする。そして、図8のステップ6
15に戻る。
ョット領域を次の露光対象領域とする。ここでは、判定
値zの値が整数であれば、図10(A)に示されるよう
に、i番目のショット領域とi+1番目のショット領域
の半分とを次の露光対象領域とし、一方判定値zの値が
整数でなければ、図10(B)に示されるように、i番
目のショット領域の半分とi+1番目のショット領域と
を次の露光対象領域とする。そして、図8のステップ6
15に戻る。
【0145】以下、ステップ627での判断が肯定され
るまで、ステップ615〜ステップ629の処理・判断
を繰り返す。
るまで、ステップ615〜ステップ629の処理・判断
を繰り返す。
【0146】全てのショット領域へのチップパターンの
転写が終了すると、図8のステップ627での判断が肯
定され、処理を終了する。
転写が終了すると、図8のステップ627での判断が肯
定され、処理を終了する。
【0147】一方、ステップ611において、ステージ
座標系の直交度誤差が閾値SV1を超えていると、ステ
ップ611での判断は否定され、ステップ633に移行
する。
座標系の直交度誤差が閾値SV1を超えていると、ステ
ップ611での判断は否定され、ステップ633に移行
する。
【0148】ステップ633では、ショット領域の配列
番号を示すカウンタiに1をセットする。
番号を示すカウンタiに1をセットする。
【0149】ステップ634では、ショット目標数を1
とし、図11(A)に示されるように、最初のショット
領域を露光対象領域とする。さらに、図11(B)に示
されるように、チップパターンCP3とチップパターン
CP4とが含まれる領域、すなわち、レチクルRのパタ
ーン領域PAの2/3を転写パターン領域とする。
とし、図11(A)に示されるように、最初のショット
領域を露光対象領域とする。さらに、図11(B)に示
されるように、チップパターンCP3とチップパターン
CP4とが含まれる領域、すなわち、レチクルRのパタ
ーン領域PAの2/3を転写パターン領域とする。
【0150】図8のステップ635では、第1の実施形
態におけるステップ415と同様にしてレチクルステー
ジRST及びXYステージ20をそれぞれの加速開始位
置に移動する。
態におけるステップ415と同様にしてレチクルステー
ジRST及びXYステージ20をそれぞれの加速開始位
置に移動する。
【0151】ステップ637では、第1の実施形態にお
けるステップ417と同様にして走査露光を行なう。
けるステップ417と同様にして走査露光を行なう。
【0152】これにより、チップパターンCP3とチッ
プパターンCP4とが投影光学系PLを介してウエハW
上の露光対象領域に縮小転写される。ここでは、図11
(C)に示されるように、i番目のショット領域にチッ
プパターンCP3とチップパターンCP4が転写され
る。
プパターンCP4とが投影光学系PLを介してウエハW
上の露光対象領域に縮小転写される。ここでは、図11
(C)に示されるように、i番目のショット領域にチッ
プパターンCP3とチップパターンCP4が転写され
る。
【0153】図8のステップ639では、カウンタiを
参照し、すべてのショット領域にチップパターンCP
3、CP4の転写を行ったか否かを判断する。ここで
は、i=1、すなわち、最初のショット領域に転写を行
ったのみであるため、ステップ639での判断は否定さ
れ、ステップ641に移行する。
参照し、すべてのショット領域にチップパターンCP
3、CP4の転写を行ったか否かを判断する。ここで
は、i=1、すなわち、最初のショット領域に転写を行
ったのみであるため、ステップ639での判断は否定さ
れ、ステップ641に移行する。
【0154】ステップ641では、カウンタiの値にシ
ョット目標数、すなわち1を加算して、次のショット領
域を次の露光対象領域とし、ステップ635に戻る。
ョット目標数、すなわち1を加算して、次のショット領
域を次の露光対象領域とし、ステップ635に戻る。
【0155】以下、ステップ639での判断が肯定され
るまで、ステップ635→637→639→641の処
理・判断を繰り返す。
るまで、ステップ635→637→639→641の処
理・判断を繰り返す。
【0156】全てのショット領域へのチップパターンC
P3、CP4の転写が終了すると、カウンタiの値はN
となり、ステップ639での判断が肯定され、処理を終
了する。
P3、CP4の転写が終了すると、カウンタiの値はN
となり、ステップ639での判断が肯定され、処理を終
了する。
【0157】以上説明したように、本第3の実施形態に
よると、ステージ座標系の直交度誤差が所定の閾値SV
1以下であれば、1.5個分のショット領域に同時にチ
ップパターンを転写した際の重ね合わせ誤差は許容範囲
内であると判断し、ショット目標数を1.5、転写パタ
ーン領域をパターン領域PAの全領域と決定して、1回
の露光で1.5個分のショット領域にチップパターンを
転写しているため、スループットを向上させることがで
きる。
よると、ステージ座標系の直交度誤差が所定の閾値SV
1以下であれば、1.5個分のショット領域に同時にチ
ップパターンを転写した際の重ね合わせ誤差は許容範囲
内であると判断し、ショット目標数を1.5、転写パタ
ーン領域をパターン領域PAの全領域と決定して、1回
の露光で1.5個分のショット領域にチップパターンを
転写しているため、スループットを向上させることがで
きる。
【0158】一方、ステージ座標系の直交度誤差が所定
の閾値SV1を超えていれば、1.5個分のショット領
域に同時にパターンを転写した際の重ね合わせ誤差は許
容範囲を超えると判断し、ショット目標数を1、転写パ
ターン領域をパターン領域PAの2/3と決定して、1
回の露光で1つのショット領域のみにチップパターンを
転写しているため、重ね合わせ誤差を許容範囲内に維持
することができる。
の閾値SV1を超えていれば、1.5個分のショット領
域に同時にパターンを転写した際の重ね合わせ誤差は許
容範囲を超えると判断し、ショット目標数を1、転写パ
ターン領域をパターン領域PAの2/3と決定して、1
回の露光で1つのショット領域のみにチップパターンを
転写しているため、重ね合わせ誤差を許容範囲内に維持
することができる。
【0159】従って、本第3の実施形態によると、重ね
合わせ精度を低下させることなく、スループットを向上
させることが可能である。
合わせ精度を低下させることなく、スループットを向上
させることが可能である。
【0160】なお、上記第3の実施形態では、ショット
目標数が1の場合に、チップパターンCP3とチップパ
ターンCP4を使用しているが、これに限定されるもの
ではなく、チップパターンCP4とチップパターンCP
5を用いても良く、また、それらを交互に用いても良
い。
目標数が1の場合に、チップパターンCP3とチップパ
ターンCP4を使用しているが、これに限定されるもの
ではなく、チップパターンCP4とチップパターンCP
5を用いても良く、また、それらを交互に用いても良
い。
【0161】さらに、上記第3の実施形態では、レチク
ルRのパターン領域PAに3つのチップパターンが形成
され、ウエハW上の各ショット領域に対象層のチップパ
ターンが2つ転写されている場合について説明している
が、本発明がこれに限定されないのは勿論である。ま
た、上記第3の実施形態における図8のステップ614
及びステップ634では、上記第1の実施形態における
図3のステップ414及びステップ434と全く同様
に、それぞれ1.5個又は1個のショット領域の座標位
置が検出される。そして、図8のステップ615及びス
テップ635では、その座標位置に従ってXYステージ
20の移動が制御される。
ルRのパターン領域PAに3つのチップパターンが形成
され、ウエハW上の各ショット領域に対象層のチップパ
ターンが2つ転写されている場合について説明している
が、本発明がこれに限定されないのは勿論である。ま
た、上記第3の実施形態における図8のステップ614
及びステップ634では、上記第1の実施形態における
図3のステップ414及びステップ434と全く同様
に、それぞれ1.5個又は1個のショット領域の座標位
置が検出される。そして、図8のステップ615及びス
テップ635では、その座標位置に従ってXYステージ
20の移動が制御される。
【0162】なお、上記第3の実施形態では、走査方向
には3の整数倍の数のショット領域が配置されている場
合について説明しているが、これに限定されるものでは
なく、走査方向に配置されているショット領域の数が3
の整数倍でない場合には、最後の1行については、ステ
ージ座標系の直交度誤差の大きさに関係なく、1個分あ
るいは1/2個分のショット領域にチップパターンを転
写すれば良い。この場合に、前述の探索手法を用いて最
適なウエハの移動シーケンスを決定しても良い。
には3の整数倍の数のショット領域が配置されている場
合について説明しているが、これに限定されるものでは
なく、走査方向に配置されているショット領域の数が3
の整数倍でない場合には、最後の1行については、ステ
ージ座標系の直交度誤差の大きさに関係なく、1個分あ
るいは1/2個分のショット領域にチップパターンを転
写すれば良い。この場合に、前述の探索手法を用いて最
適なウエハの移動シーケンスを決定しても良い。
【0163】また、上記各実施形態では、対象層のパタ
ーンが一括露光装置を用いて転写された場合について説
明しているが、これに限定されるものではない。例え
ば、露光エリアが一括露光装置(ステッパ)と同程度で
あるスキャン露光装置を用いて転写された場合でも良
い。さらに、上記各実施形態では、スキャン露光装置を
用いて対象層のパターンにレチクルのパターンを重ねて
転写するものとしたが、露光エリアがスキャン露光装置
と同程度の一括露光装置(ステッパ)を用いても良い。
ーンが一括露光装置を用いて転写された場合について説
明しているが、これに限定されるものではない。例え
ば、露光エリアが一括露光装置(ステッパ)と同程度で
あるスキャン露光装置を用いて転写された場合でも良
い。さらに、上記各実施形態では、スキャン露光装置を
用いて対象層のパターンにレチクルのパターンを重ねて
転写するものとしたが、露光エリアがスキャン露光装置
と同程度の一括露光装置(ステッパ)を用いても良い。
【0164】また、上記各実施形態において、各閾値
は、あらかじめオペレータによって図示しない入力装置
を介して設定されており、許容精度等に応じて適宜変更
することが可能である。
は、あらかじめオペレータによって図示しない入力装置
を介して設定されており、許容精度等に応じて適宜変更
することが可能である。
【0165】また、上記各実施形態では、ショット目標
数が2種類の場合について説明しているが、これに限定
されず、例えば、3つのチップパターンがレチクルRの
パターン領域PAに配置されており、各ショット領域に
は1つの対象層のチップパターンが転写されている場合
に、転写誤差の大きさに応じてショット目標数を1、
2、3の3種類のいずれかに設定することも可能であ
る。
数が2種類の場合について説明しているが、これに限定
されず、例えば、3つのチップパターンがレチクルRの
パターン領域PAに配置されており、各ショット領域に
は1つの対象層のチップパターンが転写されている場合
に、転写誤差の大きさに応じてショット目標数を1、
2、3の3種類のいずれかに設定することも可能であ
る。
【0166】なお、上記各実施形態では、レチクルRの
パターン領域PAに配置されているチップパターンは、
同一パターンであるとして説明しているが、異なるパタ
ーンが含まれていても良い。
パターン領域PAに配置されているチップパターンは、
同一パターンであるとして説明しているが、異なるパタ
ーンが含まれていても良い。
【0167】さらに、本発明が適用される露光装置の光
源は、KrFエキシマレーザやArFエキシマレーザに
限らず、F2レーザ(波長157nm)、あるいは他の
真空紫外域のパルスレーザ光源であっても良い。この
他、露光用照明光として、例えば、DFB半導体レーザ
又はファイバーレーザから発振される赤外域、又は可視
域の単一波長レーザ光を、例えばエルビウム(又はエル
ビウムとイッテルビウムの両方)がドープされたファイ
バーアンプで増幅し、非線形光学結晶を用いて紫外光に
波長変換した高調波を用いても良い。
源は、KrFエキシマレーザやArFエキシマレーザに
限らず、F2レーザ(波長157nm)、あるいは他の
真空紫外域のパルスレーザ光源であっても良い。この
他、露光用照明光として、例えば、DFB半導体レーザ
又はファイバーレーザから発振される赤外域、又は可視
域の単一波長レーザ光を、例えばエルビウム(又はエル
ビウムとイッテルビウムの両方)がドープされたファイ
バーアンプで増幅し、非線形光学結晶を用いて紫外光に
波長変換した高調波を用いても良い。
【0168】なお、投影光学系PLは、屈折系、反射屈
折系、及び反射系のいずれでもよいし、縮小系、等倍
系、及び拡大系のいずれでも良い。
折系、及び反射系のいずれでもよいし、縮小系、等倍
系、及び拡大系のいずれでも良い。
【0169】また、本発明は、半導体素子の製造に用い
られる露光装置だけでなく、液晶表示素子、プラズマデ
ィスプレイなどを含むディスプレイの製造に用いられ
る、デバイスパターンをガラスプレート上に転写する露
光装置、薄膜磁気へッドの製造に用いられる、デバイス
パターンをセラミックウエハ上に転写する露光装置、撮
像素子(CCDなど)、マイクロマシン、及びDNAチ
ップなどの製造に用いられる露光装置などにも適用する
ことができる。
られる露光装置だけでなく、液晶表示素子、プラズマデ
ィスプレイなどを含むディスプレイの製造に用いられ
る、デバイスパターンをガラスプレート上に転写する露
光装置、薄膜磁気へッドの製造に用いられる、デバイス
パターンをセラミックウエハ上に転写する露光装置、撮
像素子(CCDなど)、マイクロマシン、及びDNAチ
ップなどの製造に用いられる露光装置などにも適用する
ことができる。
【0170】《デバイス製造方法》次に、上で説明した
各露光方法を利用したデバイスの製造方法の実施形態を
説明する。
各露光方法を利用したデバイスの製造方法の実施形態を
説明する。
【0171】図12には、デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、
DNAチップ、マイクロマシン等)の製造例のフローチ
ャートが示されている。図12に示されるように、ま
ず、ステップ301(設計ステップ)において、デバイ
スの機能・性能設計(例えば、半導体デバイスの回路設
計等)を行い、その機能を実現するためのパターン設計
を行う。引き続き、ステップ302(マスク製作ステッ
プ)において、設計した回路パターンを形成したマスク
を製作する。一方、ステップ303(ウエハ製造ステッ
プ)において、シリコン等の材料を用いてウエハを製造
する。
半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、
DNAチップ、マイクロマシン等)の製造例のフローチ
ャートが示されている。図12に示されるように、ま
ず、ステップ301(設計ステップ)において、デバイ
スの機能・性能設計(例えば、半導体デバイスの回路設
計等)を行い、その機能を実現するためのパターン設計
を行う。引き続き、ステップ302(マスク製作ステッ
プ)において、設計した回路パターンを形成したマスク
を製作する。一方、ステップ303(ウエハ製造ステッ
プ)において、シリコン等の材料を用いてウエハを製造
する。
【0172】次に、ステップ304(ウエハ処理ステッ
プ)において、ステップ301〜ステップ303で用意
したマスクとウエハを使用して、後述するように、リソ
グラフィ技術によってウエハ上に実際の回路等を形成す
る。次いで、ステップ305(デバイス組立ステップ)
において、ステップ304で処理されたウエハを用いて
デバイス組立を行う。このステップ305には、ダイシ
ング工程、ボンディング工程、及びパッケージング工程
(チップ封入)等の工程が必要に応じて含まれる。
プ)において、ステップ301〜ステップ303で用意
したマスクとウエハを使用して、後述するように、リソ
グラフィ技術によってウエハ上に実際の回路等を形成す
る。次いで、ステップ305(デバイス組立ステップ)
において、ステップ304で処理されたウエハを用いて
デバイス組立を行う。このステップ305には、ダイシ
ング工程、ボンディング工程、及びパッケージング工程
(チップ封入)等の工程が必要に応じて含まれる。
【0173】最後に、ステップ306(検査ステップ)
において、ステップ305で作製されたデバイスの動作
確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工
程を経た後にデバイスが完成し、これが出荷される。
において、ステップ305で作製されたデバイスの動作
確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工
程を経た後にデバイスが完成し、これが出荷される。
【0174】図13には、半導体デバイスの場合におけ
る、上記ステップ304の詳細なフロー例が示されてい
る。ステップ311(酸化ステップ)においてはウエハ
の表面を酸化させる。ステップ312(CVDステッ
プ)においてはウエハ表面に絶縁膜を形成する。ステッ
プ313(電極形成ステップ)においてはウエハ上に電
極を蒸着によって形成する。ステップ314(イオン打
込みステップ)においてはウエハにイオンを打ち込む。
以上のステップ311〜ステップ314それぞれは、ウ
エハ処理の各段階の前処理工程を構成しており、各段階
において必要な処理に応じて選択されて実行される。
る、上記ステップ304の詳細なフロー例が示されてい
る。ステップ311(酸化ステップ)においてはウエハ
の表面を酸化させる。ステップ312(CVDステッ
プ)においてはウエハ表面に絶縁膜を形成する。ステッ
プ313(電極形成ステップ)においてはウエハ上に電
極を蒸着によって形成する。ステップ314(イオン打
込みステップ)においてはウエハにイオンを打ち込む。
以上のステップ311〜ステップ314それぞれは、ウ
エハ処理の各段階の前処理工程を構成しており、各段階
において必要な処理に応じて選択されて実行される。
【0175】ウエハプロセスの各段階において、上述の
前処理工程が終了すると、以下のようにして後処理工程
が実行される。この後処理工程では、まず、ステップ3
15(レジスト形成ステップ)において、ウエハに感光
剤を塗布する。引き続き、ステップ316(露光ステッ
プ)において、上記各実施形態の露光方法によってマス
クの回路パターンをウエハに転写する。次に、ステップ
317(現像ステップ)においては露光されたウエハを
現像し、ステップ318(エッチングステップ)におい
て、レジストが残存している部分以外の部分の露出部材
をエッチングにより取り去る。そして、ステップ319
(レジスト除去ステップ)において、エッチングが済ん
で不要となったレジストを取り除く。
前処理工程が終了すると、以下のようにして後処理工程
が実行される。この後処理工程では、まず、ステップ3
15(レジスト形成ステップ)において、ウエハに感光
剤を塗布する。引き続き、ステップ316(露光ステッ
プ)において、上記各実施形態の露光方法によってマス
クの回路パターンをウエハに転写する。次に、ステップ
317(現像ステップ)においては露光されたウエハを
現像し、ステップ318(エッチングステップ)におい
て、レジストが残存している部分以外の部分の露出部材
をエッチングにより取り去る。そして、ステップ319
(レジスト除去ステップ)において、エッチングが済ん
で不要となったレジストを取り除く。
【0176】これらの前処理工程と後処理工程とを繰り
返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターン
が形成される。
返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターン
が形成される。
【0177】以上のような、本実施形態のデバイス製造
方法を用いれば、露光ステップで、上記各実施形態の露
光方法が用いられるため、高いスループットで高精度な
重ね合わせ露光が行われ、高集積度のデバイスを生産性
良く製造することが可能となる。
方法を用いれば、露光ステップで、上記各実施形態の露
光方法が用いられるため、高いスループットで高精度な
重ね合わせ露光が行われ、高集積度のデバイスを生産性
良く製造することが可能となる。
【0178】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る露光方法によれば、重ね合わせ精度を低下させること
なく、スループットを向上させることができるという効
果がある。
る露光方法によれば、重ね合わせ精度を低下させること
なく、スループットを向上させることができるという効
果がある。
【0179】また、本発明に係るデバイス製造方法によ
れば、高集積度のデバイスの生産性を向上させることが
できるという効果がある。
れば、高集積度のデバイスの生産性を向上させることが
できるという効果がある。
【図1】第1の実施形態に用いられる露光装置の構成を
概略的に示す図である。
概略的に示す図である。
【図2】図2(A)は第1の実施形態に用いられるレチ
クルの一例を示す図であり、図2(B)は、ショット領
域の中心間距離DSを説明するための図である。
クルの一例を示す図であり、図2(B)は、ショット領
域の中心間距離DSを説明するための図である。
【図3】本発明に係る露光方法の第1の実施形態を説明
するためのフローチャートである。
するためのフローチャートである。
【図4】図4(A)〜図4(C)はそれぞれ、転写誤差
が小さい場合における第1の実施形態による露光方法を
説明するための図である。
が小さい場合における第1の実施形態による露光方法を
説明するための図である。
【図5】図5(A)〜図5(C)はそれぞれ、転写誤差
が大きい場合における第1の実施形態による露光方法を
説明するための図である。
が大きい場合における第1の実施形態による露光方法を
説明するための図である。
【図6】本発明に係る露光方法の第2の実施形態を説明
するためのフローチャートである。
するためのフローチャートである。
【図7】図7(A)は第3の実施形態に用いられるレチ
クルの一例を示す図であり、図7(B)はショット領域
における対象層のチップパターンが転写された領域を説
明するための図である。
クルの一例を示す図であり、図7(B)はショット領域
における対象層のチップパターンが転写された領域を説
明するための図である。
【図8】本発明に係る露光方法の第3の実施形態を説明
するためのフローチャートである。
するためのフローチャートである。
【図9】図9(A)〜図9(C)はそれぞれ、転写誤差
が小さい場合における第3の実施形態による露光方法を
説明するための図である。
が小さい場合における第3の実施形態による露光方法を
説明するための図である。
【図10】図10(A)及び図10(B)はそれぞれ、
第3の実施形態において転写誤差が小さい場合の露光対
象領域を説明するための図である。
第3の実施形態において転写誤差が小さい場合の露光対
象領域を説明するための図である。
【図11】図11(A)〜図11(C)はそれぞれ、転
写誤差が大きい場合における第3の実施形態による露光
方法を説明するための図である。
写誤差が大きい場合における第3の実施形態による露光
方法を説明するための図である。
【図12】本発明に係るデバイス製造方法の実施形態を
説明するためのフローチャートである。
説明するためのフローチャートである。
【図13】図12のステップ304における処理のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図14】図14(A)及び図14(B)はそれぞれ、
ショット領域に回転誤差があり、1回の露光で2つのシ
ョット領域にチップパターンを転写する場合の一例を示
す図である。
ショット領域に回転誤差があり、1回の露光で2つのシ
ョット領域にチップパターンを転写する場合の一例を示
す図である。
100…露光装置(スキャン露光装置)、CP1…チッ
プパターン(パターンの一部)、CP2…チップパター
ン(パターンの一部)、CP3…チップパターン(パタ
ーンの一部)、CP4…チップパターン(パターンの一
部)、CP5…チップパターン(パターンの一部)、W
…ウエハ(基板)。
プパターン(パターンの一部)、CP2…チップパター
ン(パターンの一部)、CP3…チップパターン(パタ
ーンの一部)、CP4…チップパターン(パターンの一
部)、CP5…チップパターン(パターンの一部)、W
…ウエハ(基板)。
Claims (11)
- 【請求項1】 所定のパターンを基板上に転写する露光
方法であって、 前記基板上に形成された複数の区画領域に関する転写誤
差の情報を得る工程と;前記転写誤差の情報に基づい
て、前記複数の区画領域のうち、1回の露光で前記パタ
ーンを同時に転写すべき区画領域の目標数と、前記パタ
ーンのうち、前記目標数の区画領域に重ねて転写すべき
パターンの領域を決定する工程と;前記決定に従って転
写を行なう工程と;を含む露光方法。 - 【請求項2】 前記転写誤差の情報は、前記複数の区画
領域のうち、特定の複数の区画領域に形成されたマーク
の位置情報に基づいて得ることを特徴とする請求項1に
記載の露光方法。 - 【請求項3】 前記転写誤差の情報は、前記マークの位
置情報を用いて統計演算処理により求めることを特徴と
する請求項2に記載の露光方法。 - 【請求項4】 前記転写誤差は、前記基板の座標軸の直
交度誤差、前記区画領域の座標軸の直交度誤差、前記区
画領域の倍率誤差及び回転誤差の少なくとも一つを含む
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の
露光方法。 - 【請求項5】 前記目標数及び前記パターンの領域は、
前記転写誤差と所定の閾値とを比較して決定することを
特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の露光方
法。 - 【請求項6】 前記転写誤差が前記閾値以下では、前記
目標数をn(n>1)と決定するとともに、前記パター
ンのうち、1回の露光でn個の前記区画領域に同時に転
写すべきパターンが含まれる領域を前記パターンの領域
として決定することを特徴とする請求項5に記載の露光
方法。 - 【請求項7】 前記転写誤差が前記閾値を超えると、前
記目標数をm(1≦m<n)と決定するとともに、前記
パターンのうち、1回の露光でm個の前記区画領域に同
時に転写すべきパターンが含まれる領域を前記パターン
の領域として決定することを特徴とする請求項6に記載
の露光方法。 - 【請求項8】 前記転写誤差が前記閾値以下では、前記
nを2と決定するとともに、前記パターンのすべてが含
まれる領域を前記パターンの領域として決定し、前記転
写誤差が前記閾値を超えると、前記mを1と決定すると
ともに、前記パターンの1/2が含まれる領域を前記パ
ターンの領域として決定することを特徴とする請求項7
に記載の露光方法。 - 【請求項9】 前記転写誤差が前記閾値を超えると、前
記パターンの転写に際して、前記転写誤差の情報に基づ
いて前記転写誤差を補正することを特徴とする請求項5
〜8のいずれか一項に記載の露光方法。 - 【請求項10】 前記複数の区画領域は一括露光装置を
用いて形成され、前記パターンはスキャン露光装置を用
いて転写されることを特徴とする請求項1〜9のいずれ
か一項に記載の露光方法。 - 【請求項11】 リソグラフィ工程を含むデバイス製造
方法であって、 前記リソグラフィ工程では、請求項1〜10のいずれか
一項に記載の露光方法を用いることを特徴とするデバイ
ス製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001382982A JP2003188071A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 露光方法及びデバイス製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001382982A JP2003188071A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 露光方法及びデバイス製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003188071A true JP2003188071A (ja) | 2003-07-04 |
Family
ID=27593158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001382982A Pending JP2003188071A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 露光方法及びデバイス製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003188071A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016046329A (ja) * | 2014-08-20 | 2016-04-04 | キヤノン株式会社 | リソグラフィ装置、物品の製造方法、情報処理装置及び決定方法 |
| JP2017044721A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | 株式会社オーク製作所 | 投影露光装置 |
| CN113282055A (zh) * | 2021-05-19 | 2021-08-20 | 东华大学 | 一种小行程、高精度的两轴联动误差测量系统及控制方法 |
-
2001
- 2001-12-17 JP JP2001382982A patent/JP2003188071A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016046329A (ja) * | 2014-08-20 | 2016-04-04 | キヤノン株式会社 | リソグラフィ装置、物品の製造方法、情報処理装置及び決定方法 |
| JP2017044721A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | 株式会社オーク製作所 | 投影露光装置 |
| KR20170023713A (ko) | 2015-08-24 | 2017-03-06 | 가부시키가이샤 오크세이사쿠쇼 | 투영 노광 장치 |
| CN106483773A (zh) * | 2015-08-24 | 2017-03-08 | 株式会社Orc制作所 | 投影曝光装置、投影曝光方法以及掩模版 |
| CN106483773B (zh) * | 2015-08-24 | 2020-02-28 | 株式会社Orc制作所 | 投影曝光装置、投影曝光方法以及掩模版 |
| KR102439508B1 (ko) * | 2015-08-24 | 2022-09-01 | 가부시키가이샤 오크세이사쿠쇼 | 투영 노광 장치 |
| CN113282055A (zh) * | 2021-05-19 | 2021-08-20 | 东华大学 | 一种小行程、高精度的两轴联动误差测量系统及控制方法 |
| CN113282055B (zh) * | 2021-05-19 | 2022-07-22 | 东华大学 | 一种小行程、高精度的两轴联动误差测量系统及控制方法 |
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