JP2003182034A - 印刷ユニット - Google Patents
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Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷ユニットにおいて、円筒状ブランケット
の継ぎ目に伴う非印刷部の発生を防止できるとともに、
走行方向におけるウェブのテンションを均一化できるよ
うにする。 【解決手段】 ギャップ12aに刷版13の周方向両端
部13a,13bが係合され刷版13が周面に巻き付け
られた版胴12と、円筒状のスリーブ8に板状弾性部材
9を巻回させ貼り付けてなる円筒状ブランケット1が嵌
装されたブランケット胴4とを有し、走行するウェブに
印刷を施す印刷ユニットにおいて、円筒状ブランケット
1において、板状弾性部材9の周方向両端部間に軸方向
に伸びる隙間40が形成され、隙間40の幅Wbがギャ
ップ12aの幅Waよりも小さく設定され、且つ、隙間
40とギャップ12aとがニップで対面するように版胴
12及びブランケット胴4の相対的回転位相が設定され
ている。
の継ぎ目に伴う非印刷部の発生を防止できるとともに、
走行方向におけるウェブのテンションを均一化できるよ
うにする。 【解決手段】 ギャップ12aに刷版13の周方向両端
部13a,13bが係合され刷版13が周面に巻き付け
られた版胴12と、円筒状のスリーブ8に板状弾性部材
9を巻回させ貼り付けてなる円筒状ブランケット1が嵌
装されたブランケット胴4とを有し、走行するウェブに
印刷を施す印刷ユニットにおいて、円筒状ブランケット
1において、板状弾性部材9の周方向両端部間に軸方向
に伸びる隙間40が形成され、隙間40の幅Wbがギャ
ップ12aの幅Waよりも小さく設定され、且つ、隙間
40とギャップ12aとがニップで対面するように版胴
12及びブランケット胴4の相対的回転位相が設定され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刷版がギャップに
係合され周面に巻き付けられた版胴と円筒状ブランケッ
トが嵌装されたブランケット胴とを有する印刷ユニット
であって、多色印刷機等のように複数の印刷ユニットを
有する印刷機に用いて好適な、印刷ユニットに関する。
係合され周面に巻き付けられた版胴と円筒状ブランケッ
トが嵌装されたブランケット胴とを有する印刷ユニット
であって、多色印刷機等のように複数の印刷ユニットを
有する印刷機に用いて好適な、印刷ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】オフセット輪転機(印刷機)には、印刷
すべき色に応じて複数の印刷ユニットが備えられてい
る。各印刷ユニットは、インキ溜に充填されたインキを
並設されたインキローラ群により順次転移しながらその
過程で適度に練って薄いインキ被膜に形成するようにな
っている。そして、形成したインキ皮膜を版胴に巻着さ
れた刷版へ転移し、更に、ブランケット胴の外周面へ転
写させた後、該ブランケット胴へ転接して走行するウェ
ブへ印刷を施すようになっている。
すべき色に応じて複数の印刷ユニットが備えられてい
る。各印刷ユニットは、インキ溜に充填されたインキを
並設されたインキローラ群により順次転移しながらその
過程で適度に練って薄いインキ被膜に形成するようにな
っている。そして、形成したインキ皮膜を版胴に巻着さ
れた刷版へ転移し、更に、ブランケット胴の外周面へ転
写させた後、該ブランケット胴へ転接して走行するウェ
ブへ印刷を施すようになっている。
【0003】ところで、前記ブランケット胴の外周面
は、ゴム等を主体とする弾性部材からなるため、へたり
や破損等が生じやすく交換の必要が生じる。このため、
ブランケット胴の外周面は、従来より取り外し可能に構
成されている。ここで、図6〜図8は、従来のブランケ
ット胴の代表的な構成を示す摸式図である。ここでは、
ブランケット胴をシートパスラインの両側へ対設させる
ことによってウェブへ両面印刷を施すことが可能な印刷
ユニットを示している。
は、ゴム等を主体とする弾性部材からなるため、へたり
や破損等が生じやすく交換の必要が生じる。このため、
ブランケット胴の外周面は、従来より取り外し可能に構
成されている。ここで、図6〜図8は、従来のブランケ
ット胴の代表的な構成を示す摸式図である。ここでは、
ブランケット胴をシートパスラインの両側へ対設させる
ことによってウェブへ両面印刷を施すことが可能な印刷
ユニットを示している。
【0004】図6は基軸ローラにシート状ブランケット
を巻着するタイプのブランケット胴の構成を示してい
る。図6に示すように、このブランケット胴30は、基
軸ローラ24の外周面の軸方向の全域に亘ってスリット
状の溝16を備え、この溝16にシート状ブランケット
15の前後両端15a,15bを挿入して締め付け装置
23を介して把持(固定)させるべく構成されている。
なお、図6中に符号12で示す部材は版胴であり、符号
13で示す部材は刷版である。刷版13は周方向端部1
3a,13bをそれぞれ版胴12の外周面に設けられた
ギャップ12aにより咥えられて、版胴12の外周面に
巻着されている。また、ウェブ14は上下のブランケッ
ト胴30,30に挟持されながら走行するようになって
いる。
を巻着するタイプのブランケット胴の構成を示してい
る。図6に示すように、このブランケット胴30は、基
軸ローラ24の外周面の軸方向の全域に亘ってスリット
状の溝16を備え、この溝16にシート状ブランケット
15の前後両端15a,15bを挿入して締め付け装置
23を介して把持(固定)させるべく構成されている。
なお、図6中に符号12で示す部材は版胴であり、符号
13で示す部材は刷版である。刷版13は周方向端部1
3a,13bをそれぞれ版胴12の外周面に設けられた
ギャップ12aにより咥えられて、版胴12の外周面に
巻着されている。また、ウェブ14は上下のブランケッ
ト胴30,30に挟持されながら走行するようになって
いる。
【0005】ところで、図6に示すシート状ブランケッ
ト15では、締め付け装置23の胴表面に開口して軸方
向のスリット状溝16が生じるので、このスリット状溝
16に伴う非印刷部分の発生を無くす必要がある。この
スリット状溝16の回転位相と版胴12の上記ギャップ
12aの回転位相とを合わせることにより、上記のスリ
ット状溝16に伴う非印刷部分の発生を抑制することが
できる。
ト15では、締め付け装置23の胴表面に開口して軸方
向のスリット状溝16が生じるので、このスリット状溝
16に伴う非印刷部分の発生を無くす必要がある。この
スリット状溝16の回転位相と版胴12の上記ギャップ
12aの回転位相とを合わせることにより、上記のスリ
ット状溝16に伴う非印刷部分の発生を抑制することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た図6に示す技術では、版胴12のギャップ12aの周
方向の幅よりもシート状ブランケット15のスリット状
溝16の周方向の幅が大きくなってしまう。つまり、刷
版13及びブランケット15は何れもその周方向両端が
曲げられ、この曲げられた両端をギャップ12a及び締
め付け装置23にそれぞれ係合させて各胴12,30に
取り付けられている。刷版13は金属材(例えばアルミ
材)により構成され且つ厚みが比較的薄い(例えば0.
3mm)のに対し、シート状ブランケット15は弾性部
材により構成され且つ厚みが刷版13よりも厚い(例え
ば1.9mm)ため、刷版13に較べ曲げ半径が大きく
なる。
た図6に示す技術では、版胴12のギャップ12aの周
方向の幅よりもシート状ブランケット15のスリット状
溝16の周方向の幅が大きくなってしまう。つまり、刷
版13及びブランケット15は何れもその周方向両端が
曲げられ、この曲げられた両端をギャップ12a及び締
め付け装置23にそれぞれ係合させて各胴12,30に
取り付けられている。刷版13は金属材(例えばアルミ
材)により構成され且つ厚みが比較的薄い(例えば0.
3mm)のに対し、シート状ブランケット15は弾性部
材により構成され且つ厚みが刷版13よりも厚い(例え
ば1.9mm)ため、刷版13に較べ曲げ半径が大きく
なる。
【0007】このため、刷版13の両端の曲げ部を収容
するギャップ12aの周方向の幅長に較べ、ブランケッ
ト15の両端の曲げ部を収容するスリット状溝16の周
方向の幅長が大きくなってしまうのである。このため、
この技術では、スリット状溝16に伴う非印刷部分の発
生を完全に防止できないという課題がある。
するギャップ12aの周方向の幅長に較べ、ブランケッ
ト15の両端の曲げ部を収容するスリット状溝16の周
方向の幅長が大きくなってしまうのである。このため、
この技術では、スリット状溝16に伴う非印刷部分の発
生を完全に防止できないという課題がある。
【0008】ところで、図6に示すタイプのブランケッ
ト胴30は、ブランケット15の交換における作業性が
悪く、作業時間がかかるという課題がある。また、締め
付け装置23の近辺ではブランケット15に大きな張力
がかかるが、締め付け装置23から離れた部分には張力
がかかりにくい。このため、張力に応じてブランケット
15の厚みが変化してしまい、初期の円筒精度が悪く印
刷品質が変動してしまうという課題もある。
ト胴30は、ブランケット15の交換における作業性が
悪く、作業時間がかかるという課題がある。また、締め
付け装置23の近辺ではブランケット15に大きな張力
がかかるが、締め付け装置23から離れた部分には張力
がかかりにくい。このため、張力に応じてブランケット
15の厚みが変化してしまい、初期の円筒精度が悪く印
刷品質が変動してしまうという課題もある。
【0009】図7,図8は基軸ローラに円筒(スリー
ブ)状ブランケットを嵌装するタイプのブランケット胴
を示している。図7に示すように、このブランケット胴
31は、基軸ローラ3の外周面へ円筒状ブランケット1
0を嵌装したものである。円筒状ブランケット10は、
金属製スリーブ8に対しゴム等の弾性体にて形成した板
状弾性体17を貼着させることによって構成され、板状
弾性体17を周方向側端部を突き合わせることにより円
筒状ブランケット10は周方向に隙間(スリット状溝)
のない構成となっている。これによりかかるブランケッ
ト胴のスリット状溝に伴う非印刷部の発生を防止するよ
うにしている。
ブ)状ブランケットを嵌装するタイプのブランケット胴
を示している。図7に示すように、このブランケット胴
31は、基軸ローラ3の外周面へ円筒状ブランケット1
0を嵌装したものである。円筒状ブランケット10は、
金属製スリーブ8に対しゴム等の弾性体にて形成した板
状弾性体17を貼着させることによって構成され、板状
弾性体17を周方向側端部を突き合わせることにより円
筒状ブランケット10は周方向に隙間(スリット状溝)
のない構成となっている。これによりかかるブランケッ
ト胴のスリット状溝に伴う非印刷部の発生を防止するよ
うにしている。
【0010】また、円筒状ブランケット10は、図8に
示すように、フレーム5a,5b間においてブッシュ7
a,7bに嵌装された軸受6a,6bによって回転自在
に軸支されている。このため、基軸ローラ3に対する円
筒状ブランケット10の嵌脱作業は、一方の軸受6aを
ブッシュ7aとともに一旦フレーム5aから抜き取って
所定のスペースを形成し、基軸ローラ3を他方の軸受6
bによって片持ち支持させた状態で行なわれるようにな
っている。
示すように、フレーム5a,5b間においてブッシュ7
a,7bに嵌装された軸受6a,6bによって回転自在
に軸支されている。このため、基軸ローラ3に対する円
筒状ブランケット10の嵌脱作業は、一方の軸受6aを
ブッシュ7aとともに一旦フレーム5aから抜き取って
所定のスペースを形成し、基軸ローラ3を他方の軸受6
bによって片持ち支持させた状態で行なわれるようにな
っている。
【0011】基軸ローラ3の外周面で円筒状ブランケッ
ト10が嵌脱される側の端部には、周方向に複数の空気
孔18が形成されている。これら空気孔18は図7
(a),(b)に示すように基軸ローラ3の内部に形成
された空気供給孔19に連通し、配管20,電磁弁21
等を介して空気圧縮源22に連結されており、適宜のタ
イミングで半径方向外側へ圧縮空気を吹き出すことが可
能になっている。空気孔18に向けて圧縮空気を給送す
ると、基軸ローラ3と円筒状ブランケット10との隙間
には圧縮空気層が形成される。この圧縮空気層は円筒状
ブランケット10の内径を拡大させ、基軸ローラ3に対
する嵌脱を容易にする。なお、円筒状ブランケット10
の内径は基軸ローラ3の外径に対してわずかに小さく形
成されているので、装着後の運転時には圧縮空気の給送
を停止することによって、円筒状ブランケット10は収
縮して基軸ローラ3に対し密着するようになっている。
ト10が嵌脱される側の端部には、周方向に複数の空気
孔18が形成されている。これら空気孔18は図7
(a),(b)に示すように基軸ローラ3の内部に形成
された空気供給孔19に連通し、配管20,電磁弁21
等を介して空気圧縮源22に連結されており、適宜のタ
イミングで半径方向外側へ圧縮空気を吹き出すことが可
能になっている。空気孔18に向けて圧縮空気を給送す
ると、基軸ローラ3と円筒状ブランケット10との隙間
には圧縮空気層が形成される。この圧縮空気層は円筒状
ブランケット10の内径を拡大させ、基軸ローラ3に対
する嵌脱を容易にする。なお、円筒状ブランケット10
の内径は基軸ローラ3の外径に対してわずかに小さく形
成されているので、装着後の運転時には圧縮空気の給送
を停止することによって、円筒状ブランケット10は収
縮して基軸ローラ3に対し密着するようになっている。
【0012】特開2001−138477号公報には、
このような円筒状ブランケット胴において、版胴12の
ギャップ12aと板状弾性体17の周方向側端部の突き
合わせ部(継ぎ目)17aとが回転時に対面するように
版胴12とブランケット胴31との相対的回転位相を設
定して、継ぎ目17aによる振動の発生を防止するよう
にした技術が開示されている。
このような円筒状ブランケット胴において、版胴12の
ギャップ12aと板状弾性体17の周方向側端部の突き
合わせ部(継ぎ目)17aとが回転時に対面するように
版胴12とブランケット胴31との相対的回転位相を設
定して、継ぎ目17aによる振動の発生を防止するよう
にした技術が開示されている。
【0013】しかしながら、ウェブは、印刷ユニットを
順次通過する際にインキや湿し水が供給されるため、含
水率が次第に高くなっていきウェブの走行方向に沿って
伸び易くなる。このため、複数の印刷ユニットを並設す
ることによって多色印刷を行なわせる輪転機では、下流
に行くに従って上記伸び量が集積されることになり、ウ
ェブに作用するテンション(ウェブテンション)が徐々
に減少するといった傾向がある。
順次通過する際にインキや湿し水が供給されるため、含
水率が次第に高くなっていきウェブの走行方向に沿って
伸び易くなる。このため、複数の印刷ユニットを並設す
ることによって多色印刷を行なわせる輪転機では、下流
に行くに従って上記伸び量が集積されることになり、ウ
ェブに作用するテンション(ウェブテンション)が徐々
に減少するといった傾向がある。
【0014】前述した図6に示すタイプのブランケット
胴30では、ウェブテンションにレベル変動が生じた場
合でも、外周面に形成されたスリット状溝16において
一回転毎にテンション抜けが起るため、ウェブテンショ
ンは平均化されやすい。ところが、図7に示すようなブ
ランケット胴31では、円筒状ブランケット10の外周
面には隙間がないので、前述のブランケット胴30のよ
うなテンション抜けによるウェブテンションの平均化は
期待できない。
胴30では、ウェブテンションにレベル変動が生じた場
合でも、外周面に形成されたスリット状溝16において
一回転毎にテンション抜けが起るため、ウェブテンショ
ンは平均化されやすい。ところが、図7に示すようなブ
ランケット胴31では、円筒状ブランケット10の外周
面には隙間がないので、前述のブランケット胴30のよ
うなテンション抜けによるウェブテンションの平均化は
期待できない。
【0015】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、円筒状ブランケットの隙間に伴う非印刷部の
発生を防止できるとともに、走行方向におけるウェブの
テンションを均一化することができるようにした、印刷
ユニットを提供することを目的とする。
たもので、円筒状ブランケットの隙間に伴う非印刷部の
発生を防止できるとともに、走行方向におけるウェブの
テンションを均一化することができるようにした、印刷
ユニットを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の印刷ユニットは、周面に軸方向へ向け形成
されたギャップに刷版の周方向両端部が係合され該刷版
が該周面に巻き付けられた版胴と、円筒状のスリーブの
外周面に板状弾性部材を巻回させ貼り付けてなる円筒状
ブランケットが嵌装されたブランケット胴とを有し、走
行するウェブに印刷を施す印刷ユニットにおいて、該円
筒状ブランケットにおける該板状弾性部材の周方向両端
部間に軸方向に延びる隙間が形成され、該隙間の周方向
の幅が該ギャップの周方向の幅よりも小さく設定され、
且つ、該隙間と該ギャップとがニップで対面するように
該版胴及び該ブランケット胴の相対的回転位相が設定さ
れていることを特徴としている。
に、本発明の印刷ユニットは、周面に軸方向へ向け形成
されたギャップに刷版の周方向両端部が係合され該刷版
が該周面に巻き付けられた版胴と、円筒状のスリーブの
外周面に板状弾性部材を巻回させ貼り付けてなる円筒状
ブランケットが嵌装されたブランケット胴とを有し、走
行するウェブに印刷を施す印刷ユニットにおいて、該円
筒状ブランケットにおける該板状弾性部材の周方向両端
部間に軸方向に延びる隙間が形成され、該隙間の周方向
の幅が該ギャップの周方向の幅よりも小さく設定され、
且つ、該隙間と該ギャップとがニップで対面するように
該版胴及び該ブランケット胴の相対的回転位相が設定さ
れていることを特徴としている。
【0017】該ウェブの走行ラインを挟んで該ブランケ
ット胴が対をなして配設される場合、対をなす各ブラン
ケット胴の外周面に形成される上記隙間が該ウェブの走
行ライン上において対面するように各ブランケット胴の
相対的回転位相が設定されていることが好ましい(請求
項2)。
ット胴が対をなして配設される場合、対をなす各ブラン
ケット胴の外周面に形成される上記隙間が該ウェブの走
行ライン上において対面するように各ブランケット胴の
相対的回転位相が設定されていることが好ましい(請求
項2)。
【0018】
【発明の実施形態】以下、図面を参照しながら本発明の
実施の形態について説明する。図1〜図5は本発明の一
実施形態としての印刷ユニットを示すものであり、図1
はその構成を示す側面視による模式的な要部断面図、図
2は対向配置されるブランケット胴の相対的回転位相を
示す図であり、側面視による模式的な要部断面図、図3
はその印刷ユニットの構成を示す模式的な側面図、図4
はそのブランケット胴の構成を示す図であって(a)は
ウェブの走行方向(正面方向)に見たブランケット胴の
正面図(一部を破断して示している)、(b)は(a)
のI−I矢視断面を基軸ローラを省略して示す図、図5
(a)〜(c)はその円筒状ブランケットの変形例の構
成を示す側面視による要部断面図である。
実施の形態について説明する。図1〜図5は本発明の一
実施形態としての印刷ユニットを示すものであり、図1
はその構成を示す側面視による模式的な要部断面図、図
2は対向配置されるブランケット胴の相対的回転位相を
示す図であり、側面視による模式的な要部断面図、図3
はその印刷ユニットの構成を示す模式的な側面図、図4
はそのブランケット胴の構成を示す図であって(a)は
ウェブの走行方向(正面方向)に見たブランケット胴の
正面図(一部を破断して示している)、(b)は(a)
のI−I矢視断面を基軸ローラを省略して示す図、図5
(a)〜(c)はその円筒状ブランケットの変形例の構
成を示す側面視による要部断面図である。
【0019】図3に示すように、本実施形態の印刷ユニ
ットは、ウェブ14の両面に印刷可能に構成されてお
り、ウェブ14の上下にそれぞれ版胴(印刷胴)12及
びブランケット胴(転写胴)4が設けられている。多色
印刷を行なう印刷機の場合には、このような印刷ユニッ
トがウェブ14の走行経路上に沿って複数台設けられて
いる。
ットは、ウェブ14の両面に印刷可能に構成されてお
り、ウェブ14の上下にそれぞれ版胴(印刷胴)12及
びブランケット胴(転写胴)4が設けられている。多色
印刷を行なう印刷機の場合には、このような印刷ユニッ
トがウェブ14の走行経路上に沿って複数台設けられて
いる。
【0020】また、本実施形態にかかるブランケット胴
4は、図4(a)に示すように、内筒を形成する基軸ロ
ーラ3と外筒を形成する円筒状ブランケット1とから構
成されている。基軸ローラ3と円筒状ブランケット1と
は別体であり、円筒状ブランケット1を基軸ローラ3を
軸方向にスライドさせることによって着脱できる構成と
なっている。基軸ローラ3の外周面の軸方向一端部には
フランジ11が形成されており、このフランジ11がス
トッパとなって円筒状ブランケット1の軸方向位置が規
定されるようになっている。なお、図示はしていない
が、基軸ローラ3の外周面のフランジ11が形成されて
いない側の端部には、従来同様に複数の空気孔が穿設さ
れている。円筒状ブランケット1の着脱時には従来同様
にこの空気孔から圧縮空気が噴出され、円筒状ブランケ
ット1の内径を拡張して基軸ローラ3に対する嵌脱を容
易に行なえるようになっている。
4は、図4(a)に示すように、内筒を形成する基軸ロ
ーラ3と外筒を形成する円筒状ブランケット1とから構
成されている。基軸ローラ3と円筒状ブランケット1と
は別体であり、円筒状ブランケット1を基軸ローラ3を
軸方向にスライドさせることによって着脱できる構成と
なっている。基軸ローラ3の外周面の軸方向一端部には
フランジ11が形成されており、このフランジ11がス
トッパとなって円筒状ブランケット1の軸方向位置が規
定されるようになっている。なお、図示はしていない
が、基軸ローラ3の外周面のフランジ11が形成されて
いない側の端部には、従来同様に複数の空気孔が穿設さ
れている。円筒状ブランケット1の着脱時には従来同様
にこの空気孔から圧縮空気が噴出され、円筒状ブランケ
ット1の内径を拡張して基軸ローラ3に対する嵌脱を容
易に行なえるようになっている。
【0021】本実施形態にかかる円筒状ブランケット1
は、図4(a),(b)に示すように、内筒を形成する
金属製のスリーブ8と外周面を形成する板状弾性体9と
から構成されている。金属製スリーブ8は従来同様、基
軸ローラ3の外径に対して内径寸法を僅かに小さく形成
されており、基軸ローラ3への嵌装後は基軸ローラ3を
周囲から締め付ける状態となって装着時の回転方向及び
軸方向へのズレが発生しないようなる。板状弾性体9は
表面ゴム層,基布層,発泡層等の複層構造の板状弾性部
材であり、金属製スリーブ8の外周面に糸層を巻き付け
た後、次の工程で金属製スリーブ8の外周面に巻回され
て接着剤等により貼り付けられ、金属製スリーブ8と一
体化されるようになっている。また、板状弾性体9の外
周面は、所定の直径となるように金属製スリーブ8との
一体化後に研磨加工されている。
は、図4(a),(b)に示すように、内筒を形成する
金属製のスリーブ8と外周面を形成する板状弾性体9と
から構成されている。金属製スリーブ8は従来同様、基
軸ローラ3の外径に対して内径寸法を僅かに小さく形成
されており、基軸ローラ3への嵌装後は基軸ローラ3を
周囲から締め付ける状態となって装着時の回転方向及び
軸方向へのズレが発生しないようなる。板状弾性体9は
表面ゴム層,基布層,発泡層等の複層構造の板状弾性部
材であり、金属製スリーブ8の外周面に糸層を巻き付け
た後、次の工程で金属製スリーブ8の外周面に巻回され
て接着剤等により貼り付けられ、金属製スリーブ8と一
体化されるようになっている。また、板状弾性体9の外
周面は、所定の直径となるように金属製スリーブ8との
一体化後に研磨加工されている。
【0022】板状弾性体9の周方向長さは金属製スリー
ブ8の外周面の円周長よりも僅かに短く設定されてい
る。このため、金属製スリーブ8の外周面に装着したと
きには、周方向両端部間において隙間40が形成される
ようになっている。上記の構成により、ブランケット胴
4においても、基軸ローラ3に対する円筒状ブランケッ
ト1の交換作業は従来同様の方法で行なうことができ
る。即ち、図8を参照すると、まず、基軸ローラ3を軸
支する一方の軸受6aが嵌装されたブッシュ7aを一旦
フレーム5aから抜き取り、円筒状ブランケット1を基
軸ローラ3の軸方向に嵌脱できるだけの所定のスペース
を形成する。そして、基軸ローラ3を他方の軸受6bに
よって片持ち支持しながら古い円筒状ブランケット1を
基軸ローラ3から軸方向に抜き取り、新たな円筒状ブラ
ンケット1を基軸ローラ3に嵌装する。その後、抜き取
ったブッシュ7aをフレーム5aに嵌装してもとの形に
組み立て、これにより交換作業が終了する。
ブ8の外周面の円周長よりも僅かに短く設定されてい
る。このため、金属製スリーブ8の外周面に装着したと
きには、周方向両端部間において隙間40が形成される
ようになっている。上記の構成により、ブランケット胴
4においても、基軸ローラ3に対する円筒状ブランケッ
ト1の交換作業は従来同様の方法で行なうことができ
る。即ち、図8を参照すると、まず、基軸ローラ3を軸
支する一方の軸受6aが嵌装されたブッシュ7aを一旦
フレーム5aから抜き取り、円筒状ブランケット1を基
軸ローラ3の軸方向に嵌脱できるだけの所定のスペース
を形成する。そして、基軸ローラ3を他方の軸受6bに
よって片持ち支持しながら古い円筒状ブランケット1を
基軸ローラ3から軸方向に抜き取り、新たな円筒状ブラ
ンケット1を基軸ローラ3に嵌装する。その後、抜き取
ったブッシュ7aをフレーム5aに嵌装してもとの形に
組み立て、これにより交換作業が終了する。
【0023】ところで、上述のように円筒状ブランケッ
ト1の外周面には軸方向に延びる隙間40が形成されて
いる。この隙間40が刷版の印刷絵柄面にかからないよ
うにするために、本印刷ユニットでは、図1に示すよう
に、版胴12の外周面に形成されたギャップ12aの周
方向の幅寸法Wa(例えば1.5mm〜3.5mm)よ
りも、上記隙間40の周方向の幅寸法Wb(例えば1m
m)が小さく設定され、且つ、回転時に隙間40が版胴
12のギャップ12aに一致する(ニップで対面する)
ように、版胴12とブランケット胴4との相対的位相が
調整されている。
ト1の外周面には軸方向に延びる隙間40が形成されて
いる。この隙間40が刷版の印刷絵柄面にかからないよ
うにするために、本印刷ユニットでは、図1に示すよう
に、版胴12の外周面に形成されたギャップ12aの周
方向の幅寸法Wa(例えば1.5mm〜3.5mm)よ
りも、上記隙間40の周方向の幅寸法Wb(例えば1m
m)が小さく設定され、且つ、回転時に隙間40が版胴
12のギャップ12aに一致する(ニップで対面する)
ように、版胴12とブランケット胴4との相対的位相が
調整されている。
【0024】回転時に隙間40とギャップ12aとを一
致させるとは、回転時に、隙間40がギャップ12a以
外の箇所(=印刷絵柄)で刷版13を介して版胴12と
対面しないようにすることであり、例えば、図1に示す
ように隙間40の周方向の中心線C1とギャップ12a
の周方向の中心線C2とをニップにおいて一致させるよ
うにブランケット胴4及び版胴12の相対的回転位相を
調整することで実現できる。勿論、隙間40が、ギャッ
プ12a以外の箇所(=印刷絵柄)で版胴12と対面し
ないのであれば、このように上記中心線C1,C2を正
確に一致させなくても良い。
致させるとは、回転時に、隙間40がギャップ12a以
外の箇所(=印刷絵柄)で刷版13を介して版胴12と
対面しないようにすることであり、例えば、図1に示す
ように隙間40の周方向の中心線C1とギャップ12a
の周方向の中心線C2とをニップにおいて一致させるよ
うにブランケット胴4及び版胴12の相対的回転位相を
調整することで実現できる。勿論、隙間40が、ギャッ
プ12a以外の箇所(=印刷絵柄)で版胴12と対面し
ないのであれば、このように上記中心線C1,C2を正
確に一致させなくても良い。
【0025】なお、ここでは、図4に示すように基軸ロ
ーラ3のフランジ11の外周面に装着基準線としてのケ
ガキ線41を設け、このケガキ線41に隙間40が合致
するように円筒状ブランケット1を装着することによっ
て、円筒状ブランケット1の隙間40と刷版の咥え部と
の相対的位相が正しい位相位置になるようにしている。
ーラ3のフランジ11の外周面に装着基準線としてのケ
ガキ線41を設け、このケガキ線41に隙間40が合致
するように円筒状ブランケット1を装着することによっ
て、円筒状ブランケット1の隙間40と刷版の咥え部と
の相対的位相が正しい位相位置になるようにしている。
【0026】また、図2に示すように、ウェブ14の走
行ラインを挟んで対をなして配設されたブランケット胴
4,4において、各ブランケット胴4,4の外周面に形
成される隙間40,40がウェブ14の走行ライン上で
対面するように各ブランケット胴4,4の各回転位相が
それぞれ設定されている。本発明の一実施形態としての
印刷ユニットは上述したように構成されているので、以
下のような作用及び効果が得られる。
行ラインを挟んで対をなして配設されたブランケット胴
4,4において、各ブランケット胴4,4の外周面に形
成される隙間40,40がウェブ14の走行ライン上で
対面するように各ブランケット胴4,4の各回転位相が
それぞれ設定されている。本発明の一実施形態としての
印刷ユニットは上述したように構成されているので、以
下のような作用及び効果が得られる。
【0027】つまり、円筒状ブランケット1の隙間40
が刷版12の印刷絵柄面にかかることを防止でき、この
隙間40に伴う非印刷部の発生を防止できるという利点
がある。また、前述したように、多色印刷を行なう場
合、複数の印刷ユニットを経て印刷を重ねる度にウェブ
14にはインキと共に湿し水が供給されるので、ウェブ
14はその物性が変化して次第に伸び易くなっていく。
本実施形態のブランケット胴4は、その周面には軸方向
に延びる隙間40が形成されている。隙間40部分はブ
ランケット胴4の他の外周面よりも内に凹んでいるの
で、ブランケット胴4が回転して隙間40でウェブ14
にあたった時にはブランケット胴4とウェブ14との間
の係合が一瞬弱くなる。このため、ウェブ14のテンシ
ョンにブランケット胴4の上流側と下流側で差がある場
合には、隙間40部分においてテンション抜けが起こ
り、上流側と下流側とでウェブ14に作用するテンショ
ンを均一にできる利点がある。
が刷版12の印刷絵柄面にかかることを防止でき、この
隙間40に伴う非印刷部の発生を防止できるという利点
がある。また、前述したように、多色印刷を行なう場
合、複数の印刷ユニットを経て印刷を重ねる度にウェブ
14にはインキと共に湿し水が供給されるので、ウェブ
14はその物性が変化して次第に伸び易くなっていく。
本実施形態のブランケット胴4は、その周面には軸方向
に延びる隙間40が形成されている。隙間40部分はブ
ランケット胴4の他の外周面よりも内に凹んでいるの
で、ブランケット胴4が回転して隙間40でウェブ14
にあたった時にはブランケット胴4とウェブ14との間
の係合が一瞬弱くなる。このため、ウェブ14のテンシ
ョンにブランケット胴4の上流側と下流側で差がある場
合には、隙間40部分においてテンション抜けが起こ
り、上流側と下流側とでウェブ14に作用するテンショ
ンを均一にできる利点がある。
【0028】特に、ウェブ14を挟むようにして配置さ
れた各ブランケット胴4,4の外周面に形成される隙間
40,40がウェブ14の走行ライン上で対面するよう
になるので、上記のテンション抜けを一層効果的なもの
にすることができる。以上、本発明の一実施形態を説明
したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが
できる。例えば、円筒状ブランケット1の隙間40にお
いて、板状弾性体9の周方向両端部からインキ及び洗浄
液が板状弾性体9を形成する層の相互間に入り込んで、
板状弾性体9が金属製スリーブ8から剥離したり上記各
層が相互に剥離したりすることを防止すべく、上記の周
方向両端部を、インキやインキを洗浄するための洗浄液
に対して不透性となるように構成しても良い。
れた各ブランケット胴4,4の外周面に形成される隙間
40,40がウェブ14の走行ライン上で対面するよう
になるので、上記のテンション抜けを一層効果的なもの
にすることができる。以上、本発明の一実施形態を説明
したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが
できる。例えば、円筒状ブランケット1の隙間40にお
いて、板状弾性体9の周方向両端部からインキ及び洗浄
液が板状弾性体9を形成する層の相互間に入り込んで、
板状弾性体9が金属製スリーブ8から剥離したり上記各
層が相互に剥離したりすることを防止すべく、上記の周
方向両端部を、インキやインキを洗浄するための洗浄液
に対して不透性となるように構成しても良い。
【0029】具体的な方法としては、図5(a)に示す
ように、板状弾性体9の周方向両端部に、インキやイン
キを洗浄するための洗浄液に対して不透性のシール部材
2を貼り付けたり、図5(b),(c)に太線で示す範
囲にインキ及び洗浄液に対して不透性の塗工剤を塗工し
たりすることが挙げられる。また、上記の実施形態で
は、各ブランケット胴4,4の外周面に形成される隙間
40,40がウェブ14の走行ライン上で対面するよう
に各ブランケット胴4,4の相対的な回転位相が設定さ
れているが、隙間40,40がウェブ14の走行ライン
上で対面しない場合でも、隙間40はブランケット胴4
の他の外周面よりも内に凹んでいるので、隙間40にお
いてテンション抜けが起こり、上流側と下流側とでウェ
ブ14に作用するテンションを均一にできる。
ように、板状弾性体9の周方向両端部に、インキやイン
キを洗浄するための洗浄液に対して不透性のシール部材
2を貼り付けたり、図5(b),(c)に太線で示す範
囲にインキ及び洗浄液に対して不透性の塗工剤を塗工し
たりすることが挙げられる。また、上記の実施形態で
は、各ブランケット胴4,4の外周面に形成される隙間
40,40がウェブ14の走行ライン上で対面するよう
に各ブランケット胴4,4の相対的な回転位相が設定さ
れているが、隙間40,40がウェブ14の走行ライン
上で対面しない場合でも、隙間40はブランケット胴4
の他の外周面よりも内に凹んでいるので、隙間40にお
いてテンション抜けが起こり、上流側と下流側とでウェ
ブ14に作用するテンションを均一にできる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の印刷ユニ
ット(請求項1)によれば、円筒状ブランケットにおい
て板状弾性部材の周方向両端部間に軸方向に延びる隙間
が形成されるとともに、隙間の周方向の幅が版胴のギャ
ップの周方向の幅よりも小さく設定され、且つ、これら
の隙間とギャップとがニップで対面するように版胴及び
ブランケット胴の相対的回転位相が設定されているの
で、円筒状ブランケットの隙間が刷版の印刷絵柄面にか
かることを防止してこの隙間に伴う非印刷部の発生を防
止できるとともに、隙間からウェブのテンションが抜け
るので、特に多色印刷機に備えられた場合に走行方向に
おけるウェブのテンションを均一化できるという利点が
ある。
ット(請求項1)によれば、円筒状ブランケットにおい
て板状弾性部材の周方向両端部間に軸方向に延びる隙間
が形成されるとともに、隙間の周方向の幅が版胴のギャ
ップの周方向の幅よりも小さく設定され、且つ、これら
の隙間とギャップとがニップで対面するように版胴及び
ブランケット胴の相対的回転位相が設定されているの
で、円筒状ブランケットの隙間が刷版の印刷絵柄面にか
かることを防止してこの隙間に伴う非印刷部の発生を防
止できるとともに、隙間からウェブのテンションが抜け
るので、特に多色印刷機に備えられた場合に走行方向に
おけるウェブのテンションを均一化できるという利点が
ある。
【0031】また、ウェブの走行ラインを挟んでブラン
ケット胴が対をなして配設されている場合には、対をな
す各ブランケット胴の外周面に形成される上記隙間が該
ウェブの走行ライン上において対面するように各ブラン
ケット胴の相対的回転位相を設定することにより、ウェ
ブのテンションの均一化を一層効果的に行なうことがで
きるという利点がある(請求項2)。
ケット胴が対をなして配設されている場合には、対をな
す各ブランケット胴の外周面に形成される上記隙間が該
ウェブの走行ライン上において対面するように各ブラン
ケット胴の相対的回転位相を設定することにより、ウェ
ブのテンションの均一化を一層効果的に行なうことがで
きるという利点がある(請求項2)。
【図1】本発明の一実施形態としての印刷ユニットの構
成を基軸ローラを省略して示す図であり、側面視による
模式的な要部断面図である。
成を基軸ローラを省略して示す図であり、側面視による
模式的な要部断面図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる対向配置されるブ
ランケット胴の相対的回転位相を示す図であり、側面視
による模式的な要部断面図である。
ランケット胴の相対的回転位相を示す図であり、側面視
による模式的な要部断面図である。
【図3】本発明の一実施形態としての印刷ユニットの構
成を示す模式的な側面図である。
成を示す模式的な側面図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかるブランケット胴の
構成を示す図であり、(a)はウェブの走行方向(正面
方向)に見たブランケット胴の正面図(一部を破断して
示している)、(b)は(a)のI−I矢視断面を基軸
ローラを省略して示す図である。
構成を示す図であり、(a)はウェブの走行方向(正面
方向)に見たブランケット胴の正面図(一部を破断して
示している)、(b)は(a)のI−I矢視断面を基軸
ローラを省略して示す図である。
【図5】(a)〜(c)は本発明の一実施形態にかかる
円筒状ブランケットの変形例の構成を示す側面視による
要部断面図である。
円筒状ブランケットの変形例の構成を示す側面視による
要部断面図である。
【図6】従来のブランケット胴の代表的な構成を示す概
略図であり、(a)は軸方向断面図、(b)は正面方向
から見た外観図(一部は断面図)である。
略図であり、(a)は軸方向断面図、(b)は正面方向
から見た外観図(一部は断面図)である。
【図7】従来のブランケット胴の代表的な構成を示す概
略図であり、(a)は軸方向断面図、(b)は正面方向
断面図である。
略図であり、(a)は軸方向断面図、(b)は正面方向
断面図である。
【図8】図7に示すブランケット胴における円筒状ブラ
ンケットの交換方法を説明するための説明図である。
ンケットの交換方法を説明するための説明図である。
1 円筒状ブランケット
2 シール部材
3 基軸ローラ
4 ブランケット胴
5a,5b フレーム
6a,6b 軸受
7a,7b ブッシュ
8 金属製スリーブ
9 板状弾性体(板状弾性部材)
11 フランジ
12 版胴
12a ギャップ
13 刷版
14 ウェブ
40 弾性体シートの隙間
41 ケガキ線
Claims (2)
- 【請求項1】 周面に軸方向へ向け形成されたギャップ
に刷版の周方向両端部が係合され該刷版が該周面に巻き
付けられた版胴と、円筒状のスリーブの外周面に板状弾
性部材を巻回させ貼り付けてなる円筒状ブランケットが
嵌装されたブランケット胴とを有し、走行するウェブに
印刷を施す印刷ユニットにおいて、 該円筒状ブランケットにおける該板状弾性部材の周方向
両端部間に軸方向に延びる隙間が形成され、 該隙間の周方向の幅が該ギャップの周方向の幅よりも小
さく設定され、且つ、該隙間と該ギャップとがニップで
対面するように該版胴及び該ブランケット胴の相対的回
転位相が設定されていることを特徴とする、印刷ユニッ
ト。 - 【請求項2】 該ウェブの走行ラインを挟んで該ブラン
ケット胴が対をなして配設され、対をなす各ブランケッ
ト胴の外周面に形成される上記隙間が該ウェブの走行ラ
イン上において対面するように各ブランケット胴の相対
的回転位相が設定されていることを特徴とする、請求項
1記載の印刷ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001386549A JP2003182034A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 印刷ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001386549A JP2003182034A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 印刷ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003182034A true JP2003182034A (ja) | 2003-07-03 |
Family
ID=27595677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001386549A Withdrawn JP2003182034A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 印刷ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003182034A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101773189B1 (ko) * | 2010-11-05 | 2017-08-31 | 엘지디스플레이 주식회사 | 프린팅 방식의 평판표시장치 제조용 롤러 시스템 |
-
2001
- 2001-12-19 JP JP2001386549A patent/JP2003182034A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101773189B1 (ko) * | 2010-11-05 | 2017-08-31 | 엘지디스플레이 주식회사 | 프린팅 방식의 평판표시장치 제조용 롤러 시스템 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |