JP2003145694A - シールフィルム及び積層体 - Google Patents
シールフィルム及び積層体Info
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- JP2003145694A JP2003145694A JP2001342945A JP2001342945A JP2003145694A JP 2003145694 A JP2003145694 A JP 2003145694A JP 2001342945 A JP2001342945 A JP 2001342945A JP 2001342945 A JP2001342945 A JP 2001342945A JP 2003145694 A JP2003145694 A JP 2003145694A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 滑剤が配合されたシール層を有するシールフ
ィルムであって、層間ラミネート強度が良好に維持され
るシールフィルム及び積層体を提供する。 【解決手段】 100重量部の少なくとも1種類のエチ
レン/不飽和カルボン酸エステル共重合体と、低密度ポ
リエチレン及びエチレン/α−オレフィン共重合体から
なる群から選ばれる20〜150重量部の樹脂と、0.
2〜1.5重量部の少なくとも1種類の高級脂肪酸アミ
ドとを含む樹脂組成物からなるシール層と、密度が0.
923g/cm3以上の低密度ポリエチレン等からなる支持
層を設け、一方の表面を前記シール層により構成してシ
ールフィルムを構成する。さらに、前記シールフィルム
を基材と積層して積層体となす。
ィルムであって、層間ラミネート強度が良好に維持され
るシールフィルム及び積層体を提供する。 【解決手段】 100重量部の少なくとも1種類のエチ
レン/不飽和カルボン酸エステル共重合体と、低密度ポ
リエチレン及びエチレン/α−オレフィン共重合体から
なる群から選ばれる20〜150重量部の樹脂と、0.
2〜1.5重量部の少なくとも1種類の高級脂肪酸アミ
ドとを含む樹脂組成物からなるシール層と、密度が0.
923g/cm3以上の低密度ポリエチレン等からなる支持
層を設け、一方の表面を前記シール層により構成してシ
ールフィルムを構成する。さらに、前記シールフィルム
を基材と積層して積層体となす。
Description
【0001】本発明は、シールフィルムおよびそれを主
要構成要素とする積層体に関する。
要構成要素とする積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プラスチック製のボウル、トレ
イなどの容器本体の開口を密封するのに用いられる蓋材
には、内容物の保護及び内容物の漏出防止の観点から求
められる密封性を有すると共に、開封時には容器本体か
ら剥離し易いという易剥離性を有することが求められ
る。このような蓋剤などの剥離開封包装材には、被着体
(例えば容器本体)との接着のためのシールフィルムの
層が配されるのが一般的である。特開平5−21283
5号公報には、シール相手材との密着性が良好であると
ともに、糸引き現象を生じることなく容易に開封でき、
剥離した面の見栄えの良い易剥離性フィルムとして開発
されたフィルムが開示されている。具体的には、エチレ
ン/メタクリル酸共重合体、エチレン/アクリル酸共重合
体、アイオノマー、エチレン/メタクリル酸メチル共重
合体、エチレン/アクリル酸エチル共重合体、エチレン
/アクリル酸メチル共重合体からなる群より選ばれる一
種の樹脂とポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン/
プロピレン共重合体からなる群より選ばれる1種以上樹
脂とのブレンドポリマーを含有するシール層とエチレン
/メタクリル酸共重合体、エチレン/アクリル酸共重合
体、アイオノマー、エチレン/メタクリル酸メチル共重
合体、エチレン/アクリル酸メチル共重合体、エチレン
/アクリル酸エチル共重合体およびそれらのマレイン酸
グラフト重合体からなる群より選ばれる1種以上のポリ
マーを含有する層を共押出で積層された易剥離性フィル
ムである。このような従来の易剥離性フィルムにおい
て、コモノマーを多く含む共重合体がシール層に用いら
れると、フィルム表面の滑り性は一般に悪く、ブロッキ
ングの問題が生じることがある。
イなどの容器本体の開口を密封するのに用いられる蓋材
には、内容物の保護及び内容物の漏出防止の観点から求
められる密封性を有すると共に、開封時には容器本体か
ら剥離し易いという易剥離性を有することが求められ
る。このような蓋剤などの剥離開封包装材には、被着体
(例えば容器本体)との接着のためのシールフィルムの
層が配されるのが一般的である。特開平5−21283
5号公報には、シール相手材との密着性が良好であると
ともに、糸引き現象を生じることなく容易に開封でき、
剥離した面の見栄えの良い易剥離性フィルムとして開発
されたフィルムが開示されている。具体的には、エチレ
ン/メタクリル酸共重合体、エチレン/アクリル酸共重合
体、アイオノマー、エチレン/メタクリル酸メチル共重
合体、エチレン/アクリル酸エチル共重合体、エチレン
/アクリル酸メチル共重合体からなる群より選ばれる一
種の樹脂とポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン/
プロピレン共重合体からなる群より選ばれる1種以上樹
脂とのブレンドポリマーを含有するシール層とエチレン
/メタクリル酸共重合体、エチレン/アクリル酸共重合
体、アイオノマー、エチレン/メタクリル酸メチル共重
合体、エチレン/アクリル酸メチル共重合体、エチレン
/アクリル酸エチル共重合体およびそれらのマレイン酸
グラフト重合体からなる群より選ばれる1種以上のポリ
マーを含有する層を共押出で積層された易剥離性フィル
ムである。このような従来の易剥離性フィルムにおい
て、コモノマーを多く含む共重合体がシール層に用いら
れると、フィルム表面の滑り性は一般に悪く、ブロッキ
ングの問題が生じることがある。
【0003】上記ブロッキング問題の解決手段として
は、高級脂肪酸アミドなどの滑剤のシール層への配合が
一般的である。また、シール層は、例えば前記特開平5
−212835号公報記載のフィルムのように、支持層
と積層されて易剥離性フィルムを構成し、かかる易剥離
性フィルムは、通常、接着剤層を介して基材フィルムと
積層され、容器用蓋材などとして使用される。しかしな
がら、シール層中の滑剤は、接着剤層と易剥離性フィル
ムとの界面、あるいは、更には接着剤層と基材フィルム
との界面にまで移行し、その結果、これらの界面におけ
るラミネート強度が低下する。
は、高級脂肪酸アミドなどの滑剤のシール層への配合が
一般的である。また、シール層は、例えば前記特開平5
−212835号公報記載のフィルムのように、支持層
と積層されて易剥離性フィルムを構成し、かかる易剥離
性フィルムは、通常、接着剤層を介して基材フィルムと
積層され、容器用蓋材などとして使用される。しかしな
がら、シール層中の滑剤は、接着剤層と易剥離性フィル
ムとの界面、あるいは、更には接着剤層と基材フィルム
との界面にまで移行し、その結果、これらの界面におけ
るラミネート強度が低下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる状況において、
本発明の目的は、滑剤が配合されたシール層を有するシ
ールフィルムであって、基材と積層された状態において
層間ラミネート強度が良好に維持され、剥離開封包装材
に適したシールフィルム、及び当該シールフィルムの層
と基材の層とを有し、層間ラミネート強度が良好に維持
され、剥離開封包装材に適した積層体を提供することに
ある。
本発明の目的は、滑剤が配合されたシール層を有するシ
ールフィルムであって、基材と積層された状態において
層間ラミネート強度が良好に維持され、剥離開封包装材
に適したシールフィルム、及び当該シールフィルムの層
と基材の層とを有し、層間ラミネート強度が良好に維持
され、剥離開封包装材に適した積層体を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討した結果、特定組成のブレンド樹
脂に滑剤としての高級脂肪酸アミドを配合してなるシー
ル層と、特定のポリエチレンからなる支持層とを積層し
てなるシールフィルムが上記所期の目的に適うものであ
り、これを基材と積層することにより目的とした積層体
が得られ、これらが剥離開封包装材用のシールフィルム
及び積層体として好適であることを見出し、本発明を完
成した。
を達成すべく鋭意検討した結果、特定組成のブレンド樹
脂に滑剤としての高級脂肪酸アミドを配合してなるシー
ル層と、特定のポリエチレンからなる支持層とを積層し
てなるシールフィルムが上記所期の目的に適うものであ
り、これを基材と積層することにより目的とした積層体
が得られ、これらが剥離開封包装材用のシールフィルム
及び積層体として好適であることを見出し、本発明を完
成した。
【0006】すなわち、本発明は、下記(1)の構成の
シールフィルム、および下記(2)の構成の積層体を提
供する。 (1) 100重量部の少なくとも1種類のエチレン/
不飽和カルボン酸エステル共重合体と、低密度ポリエチ
レン及びエチレン/α−オレフィン共重合体からなる群
から選ばれる20〜150重量部の樹脂と、0.2〜
1.5重量部の少なくとも1種類の脂肪酸アミドとを含
む樹脂組成物からなるシール層と、低密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン及びエチレン/α−オレフィン
共重合体で構成された群から選ばれた成分からなる密度
が0.923g/cm3以上の樹脂材料からなる支持層を有
し、一方の表面が前記シール層により構成されているこ
とを特徴とするシールフィルム。 (2) 上記(1)項記載のシールフィルムからなる少
なくとも1層と基材の層とを有し、少なくとも一方の表
面が前記シールフィルムのシール層で構成されているこ
とを特徴とする積層体。なお、本発明のシールフィルム
及び積層体は、ポリスチレン系樹脂からなる被着体に対
してバランス良好な接着性と剥離性を呈する。しかしな
がら、本発明のシールフィルム及び積層体は、その被着
体の材質がポリスチレン系樹脂に限定されるものではな
く、具体的用途に応じたレベルの接着性と剥離性とが得
られる限り、ポリスチレン系樹脂以外の材質からなる被
着体に対するシールにも適用することができる。本発明
のシールフィルム及び積層体の好適な実施形態は、剥離
開封包装用シールフィルム及び剥離開封包装用積層体で
ある。剥離開封包装材の一例としては、開口を有する容
器であって少なくともその開口を画成している開口周縁
部(いわゆるフランジ)の表面がプラスチック(好まし
くはポリスチレン系樹脂)で構成されている容器の該開
口を、前記フランジに貼着されることにより密封し、容
器開封時に前記フランジから剥離される蓋材が挙げられ
る。
シールフィルム、および下記(2)の構成の積層体を提
供する。 (1) 100重量部の少なくとも1種類のエチレン/
不飽和カルボン酸エステル共重合体と、低密度ポリエチ
レン及びエチレン/α−オレフィン共重合体からなる群
から選ばれる20〜150重量部の樹脂と、0.2〜
1.5重量部の少なくとも1種類の脂肪酸アミドとを含
む樹脂組成物からなるシール層と、低密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン及びエチレン/α−オレフィン
共重合体で構成された群から選ばれた成分からなる密度
が0.923g/cm3以上の樹脂材料からなる支持層を有
し、一方の表面が前記シール層により構成されているこ
とを特徴とするシールフィルム。 (2) 上記(1)項記載のシールフィルムからなる少
なくとも1層と基材の層とを有し、少なくとも一方の表
面が前記シールフィルムのシール層で構成されているこ
とを特徴とする積層体。なお、本発明のシールフィルム
及び積層体は、ポリスチレン系樹脂からなる被着体に対
してバランス良好な接着性と剥離性を呈する。しかしな
がら、本発明のシールフィルム及び積層体は、その被着
体の材質がポリスチレン系樹脂に限定されるものではな
く、具体的用途に応じたレベルの接着性と剥離性とが得
られる限り、ポリスチレン系樹脂以外の材質からなる被
着体に対するシールにも適用することができる。本発明
のシールフィルム及び積層体の好適な実施形態は、剥離
開封包装用シールフィルム及び剥離開封包装用積層体で
ある。剥離開封包装材の一例としては、開口を有する容
器であって少なくともその開口を画成している開口周縁
部(いわゆるフランジ)の表面がプラスチック(好まし
くはポリスチレン系樹脂)で構成されている容器の該開
口を、前記フランジに貼着されることにより密封し、容
器開封時に前記フランジから剥離される蓋材が挙げられ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のシールフィルムは、10
0重量部の少なくとも1種類のエチレン/不飽和カルボ
ン酸エステル共重合体と、低密度ポリエチレン及びエチ
レン/α−オレフィン共重合体からなる群から選ばれる
20〜150重量部の樹脂と、0.2〜1.5重量部の
少なくとも1種類の高級脂肪酸アミドとを含む樹脂組成
物からなるシール層と、低密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン及びエチレン/α−オレフィン共重合体で構
成された群から選ばれた成分からなる密度が0.923
g/cm3以上の樹脂材料からなる支持層を有し、一方の表
面が前記シール層により構成されていることを特徴と
し、シール層表面は良好な滑り性を呈すると共に、シー
ル層中の滑剤である高級脂肪酸アミドの支持層側へ移行
は良好に抑制される。
0重量部の少なくとも1種類のエチレン/不飽和カルボ
ン酸エステル共重合体と、低密度ポリエチレン及びエチ
レン/α−オレフィン共重合体からなる群から選ばれる
20〜150重量部の樹脂と、0.2〜1.5重量部の
少なくとも1種類の高級脂肪酸アミドとを含む樹脂組成
物からなるシール層と、低密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン及びエチレン/α−オレフィン共重合体で構
成された群から選ばれた成分からなる密度が0.923
g/cm3以上の樹脂材料からなる支持層を有し、一方の表
面が前記シール層により構成されていることを特徴と
し、シール層表面は良好な滑り性を呈すると共に、シー
ル層中の滑剤である高級脂肪酸アミドの支持層側へ移行
は良好に抑制される。
【0008】上記構成のシールフィルムは、少なくと
も、ポリスチレン系樹脂からなる被着体に対して、バラ
ンス良好な接着性と易剥離性とを呈し、また、プロピレ
ン系樹脂に対してもバランス良好な接着性と易剥離性と
を呈する。
も、ポリスチレン系樹脂からなる被着体に対して、バラ
ンス良好な接着性と易剥離性とを呈し、また、プロピレ
ン系樹脂に対してもバランス良好な接着性と易剥離性と
を呈する。
【0009】シール層を構成する樹脂組成物は、少なく
とも1種類のエチレン/不飽和カルボン酸エステル共重
合体を含有する。不飽カルボン酸エステルとしては、ア
クリル酸エステル、またはメタクリル酸エステルなどが
例示され、具体的には、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチルなどが挙げられ
る。特にアクリル酸メチル、メタクリル酸メチルが易剥
離性の点で好ましい。さらに、易剥離性と剥離後の剥離
部分の外観の観点からエチレン/不飽和カルボン酸エス
テル共重合体中の不飽和カルボン酸エステル単位の量
は、25〜50重量%であることが好ましく、25〜4
5重量%がさらに好ましい。
とも1種類のエチレン/不飽和カルボン酸エステル共重
合体を含有する。不飽カルボン酸エステルとしては、ア
クリル酸エステル、またはメタクリル酸エステルなどが
例示され、具体的には、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチルなどが挙げられ
る。特にアクリル酸メチル、メタクリル酸メチルが易剥
離性の点で好ましい。さらに、易剥離性と剥離後の剥離
部分の外観の観点からエチレン/不飽和カルボン酸エス
テル共重合体中の不飽和カルボン酸エステル単位の量
は、25〜50重量%であることが好ましく、25〜4
5重量%がさらに好ましい。
【0010】シール層を構成する樹脂組成物は、エチレ
ン/不飽和カルボン酸エステル共重合体100重量部あ
たり、低密度ポリエチレン及びエチレン/α−オレフィ
ン共重合体からなる群から選ばれる20〜150重量部
の樹脂を含む。低密度ポリエチレンとは、一般にLDP
Eと呼ばれるものであり、また、エチレン/α−オレフ
ィン共重合体とは、一般に直鎖状低密度ポリエチレン、
あるいはLLDPEと呼ばれるものである。エチレン/
α−オレフィン共重合体中のα−オレフィンとしては、
ブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、デセン−
1、ドデセン−1などの炭素数3〜12のα−オレフィ
ンであり、その含量は通常20重量%以下である。さら
に上記の低密度ポリエチレン及びエチレン/α−オレフ
ィン共重合体のJIS K7210に準拠して測定され
る190℃、2.16kg荷重でのメルトフローレート
は15g/10分以下であることが易剥離性の観点で好
ましく、同様の観点から、JIS K7112に準拠し
て測定される密度は、0.925g/cm3未満であること
が好ましい。
ン/不飽和カルボン酸エステル共重合体100重量部あ
たり、低密度ポリエチレン及びエチレン/α−オレフィ
ン共重合体からなる群から選ばれる20〜150重量部
の樹脂を含む。低密度ポリエチレンとは、一般にLDP
Eと呼ばれるものであり、また、エチレン/α−オレフ
ィン共重合体とは、一般に直鎖状低密度ポリエチレン、
あるいはLLDPEと呼ばれるものである。エチレン/
α−オレフィン共重合体中のα−オレフィンとしては、
ブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、デセン−
1、ドデセン−1などの炭素数3〜12のα−オレフィ
ンであり、その含量は通常20重量%以下である。さら
に上記の低密度ポリエチレン及びエチレン/α−オレフ
ィン共重合体のJIS K7210に準拠して測定され
る190℃、2.16kg荷重でのメルトフローレート
は15g/10分以下であることが易剥離性の観点で好
ましく、同様の観点から、JIS K7112に準拠し
て測定される密度は、0.925g/cm3未満であること
が好ましい。
【0011】シール層を構成する樹脂組成物は、少なく
とも1種類の高級脂肪酸アミドを含有する。かかる高級
脂肪酸アミドは、いわゆる滑剤であり、シール層表面の
滑り性を改良する効果を有するものである。本発明にお
ける高級脂肪酸アミドとしては、好ましくは炭素原子数
が10〜40の高級脂肪酸アミドが使用される。シール
層を構成する樹脂組成物中の前記高級脂肪酸アミドの含
有量は、前記エチレン/不飽和カルボン酸エステル10
0重量部あたり0.2〜1.5重量部であり、好ましく
は0.3〜1.0重量部である。前記高級脂肪酸アミド
としては、具体的にはステアリン酸アミド、パルミチン
酸アミド、オレイン酸アミド、ラウリル酸アミド、エル
カ酸アミド、ラウリル酸アミド、ベヘニン酸アミド、エ
チレンビスオレイン酸アミドなどが挙げられる。特に優
れた滑り性を達成するためには、高級脂肪酸エステルと
しては、エルカ酸アミド、ベヘニン酸アミド、エチレン
ビスオレイン酸アミドが好ましい。
とも1種類の高級脂肪酸アミドを含有する。かかる高級
脂肪酸アミドは、いわゆる滑剤であり、シール層表面の
滑り性を改良する効果を有するものである。本発明にお
ける高級脂肪酸アミドとしては、好ましくは炭素原子数
が10〜40の高級脂肪酸アミドが使用される。シール
層を構成する樹脂組成物中の前記高級脂肪酸アミドの含
有量は、前記エチレン/不飽和カルボン酸エステル10
0重量部あたり0.2〜1.5重量部であり、好ましく
は0.3〜1.0重量部である。前記高級脂肪酸アミド
としては、具体的にはステアリン酸アミド、パルミチン
酸アミド、オレイン酸アミド、ラウリル酸アミド、エル
カ酸アミド、ラウリル酸アミド、ベヘニン酸アミド、エ
チレンビスオレイン酸アミドなどが挙げられる。特に優
れた滑り性を達成するためには、高級脂肪酸エステルと
しては、エルカ酸アミド、ベヘニン酸アミド、エチレン
ビスオレイン酸アミドが好ましい。
【0012】シール層を構成する樹脂組成物は、本発明
の効果を阻害しない範囲で、低密度ポリエチレン、エチ
レン/α−オレフィン共重合体、エチレン/不飽和カル
ボン酸エステル共重合体以外の熱可塑性樹脂、例えばエ
チレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン/不飽和カルボ
ン酸共重合体、エチレン/不飽和カルボン酸の金属塩、
ポリプロピレン、エチレン/プロピレン共重合体などの
ポリオレフィン系樹脂などの熱可塑性樹脂を含有しても
よい。
の効果を阻害しない範囲で、低密度ポリエチレン、エチ
レン/α−オレフィン共重合体、エチレン/不飽和カル
ボン酸エステル共重合体以外の熱可塑性樹脂、例えばエ
チレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン/不飽和カルボ
ン酸共重合体、エチレン/不飽和カルボン酸の金属塩、
ポリプロピレン、エチレン/プロピレン共重合体などの
ポリオレフィン系樹脂などの熱可塑性樹脂を含有しても
よい。
【0013】シール層を構成する樹脂組成物は、本発明
の効果を阻害しない範囲で、相溶化剤、帯電防止剤、酸
化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、顔料、染料、抗菌
剤、防曇剤、抗ブロッキング剤、粘着付与剤、可塑剤
(ミネラルオイル、ワックスなど)などを含有してもよ
い。
の効果を阻害しない範囲で、相溶化剤、帯電防止剤、酸
化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、顔料、染料、抗菌
剤、防曇剤、抗ブロッキング剤、粘着付与剤、可塑剤
(ミネラルオイル、ワックスなど)などを含有してもよ
い。
【0014】特に抗ブロッキング剤は、高級脂肪酸アミ
ド(滑剤)との併用により抗ブロッキング性および滑り
性の改良に効果を奏する。抗ブロッキング剤は、一般的
に球状微粒子であり、有機ビーズや無機ビーズなどであ
る。具体的には、有機ビーズとしては、アクリル樹脂ビ
ーズ、スチレン樹脂ビーズ、エチレン樹脂ビーズなどが
挙げられ、無機ビーズとしては、アルミノシリケートビ
ーズ、珪藻土ビーズなどが挙げられる。抗ブロッキング
剤は1種でもよく、2種以上の混合物でもよい。また、
抗ブロッキング性付与効果の観点から、その平均粒子径
は、2〜15μmが好ましい。抗ブロッキング剤を添加
する場合、その添加量は、エチレン/不飽和カルボン酸
エステル共重合体100重量部に対して0.5〜5重量
部が好ましく、0.5〜3重量部がさらに好ましい。
ド(滑剤)との併用により抗ブロッキング性および滑り
性の改良に効果を奏する。抗ブロッキング剤は、一般的
に球状微粒子であり、有機ビーズや無機ビーズなどであ
る。具体的には、有機ビーズとしては、アクリル樹脂ビ
ーズ、スチレン樹脂ビーズ、エチレン樹脂ビーズなどが
挙げられ、無機ビーズとしては、アルミノシリケートビ
ーズ、珪藻土ビーズなどが挙げられる。抗ブロッキング
剤は1種でもよく、2種以上の混合物でもよい。また、
抗ブロッキング性付与効果の観点から、その平均粒子径
は、2〜15μmが好ましい。抗ブロッキング剤を添加
する場合、その添加量は、エチレン/不飽和カルボン酸
エステル共重合体100重量部に対して0.5〜5重量
部が好ましく、0.5〜3重量部がさらに好ましい。
【0015】シール層を構成する樹脂組成物に添加する
ことができる粘着付与剤は、脂環族炭化水素樹脂、テル
ペン系樹脂、ロジン類および脂肪族炭化水素樹脂から選
ばれ、GPC法で求めた数平均分子量(Mn)が150
0以下である少なくとも1種であることが好ましい。M
nが1500以下の粘着付与剤を用いると、本発明のシ
ールフィルムの密封性、特に低温シール性や液噛みシー
ル性をより改良することができる。この液噛みシール性
とは、シール部分に液体が存在する状態でシールした場
合の剥離強度である。粘着付与剤のMnは、GPC法に
よって求めたポリスチレン換算の分子量であり、市販の
GPC測定装置により容易に求めることができる。
ことができる粘着付与剤は、脂環族炭化水素樹脂、テル
ペン系樹脂、ロジン類および脂肪族炭化水素樹脂から選
ばれ、GPC法で求めた数平均分子量(Mn)が150
0以下である少なくとも1種であることが好ましい。M
nが1500以下の粘着付与剤を用いると、本発明のシ
ールフィルムの密封性、特に低温シール性や液噛みシー
ル性をより改良することができる。この液噛みシール性
とは、シール部分に液体が存在する状態でシールした場
合の剥離強度である。粘着付与剤のMnは、GPC法に
よって求めたポリスチレン換算の分子量であり、市販の
GPC測定装置により容易に求めることができる。
【0016】脂肪族炭化水素としては、具体的には、炭
素原子数4〜5のオレフィンやジエンなどを主成分とす
る重合体を挙げることができる。脂環族炭化水素樹脂と
しては、C4石油留分やC5石油留分を環化2量化後重
合させて得られる樹脂、シクロペンタジエンなどの環状
ジエン化合物を重合させて得られる樹脂またはその水素
添加物、さらに芳香族炭化水素樹脂や脂肪族炭化水素・
芳香族炭化水素共重合樹脂を核内水素添加した樹脂など
が挙げられる。またテルペン系樹脂としては、α−ピネ
ン、β−ピネン、ジペンテンなどの重合体、テルペン/
フェノール樹脂あるいは水素添加されたテルペン系樹脂
などが挙げられる。ロジン類としてはロジン、ロジンエ
ステル、水素添加されたロジン、水素化されたロジンエ
ステルなどや、あるいは上記ロジン類の重合物などが挙
げられる。粘着付与剤を添加する場合、その添加量は、
エチレン/不飽和カルボン酸エステル共重合体100重
量部あたり0.5〜15重量部が好ましく、1〜10重
量部がさらに好ましい。添加量が15重量部を超えると
本発明の剥離開封包装材用シールフィルムの滑り性やブ
ロッキング性が悪化する可能性がある。また、剥離開封
包装材用シールフィルムの滑り性と被着体との密封性と
のバランスの観点から、粘着付与剤としては、水素添加
された樹脂が好ましく、特に、水素添加されたテルペン
系樹脂が好ましい。水添された樹脂を粘着付与剤として
添加する場合、その添加量はエチレン/不飽和カルボン
酸エステル共重合体100重量部あたり0.5〜15重
量部が好ましく、1〜10重量部がさらに好ましい。
素原子数4〜5のオレフィンやジエンなどを主成分とす
る重合体を挙げることができる。脂環族炭化水素樹脂と
しては、C4石油留分やC5石油留分を環化2量化後重
合させて得られる樹脂、シクロペンタジエンなどの環状
ジエン化合物を重合させて得られる樹脂またはその水素
添加物、さらに芳香族炭化水素樹脂や脂肪族炭化水素・
芳香族炭化水素共重合樹脂を核内水素添加した樹脂など
が挙げられる。またテルペン系樹脂としては、α−ピネ
ン、β−ピネン、ジペンテンなどの重合体、テルペン/
フェノール樹脂あるいは水素添加されたテルペン系樹脂
などが挙げられる。ロジン類としてはロジン、ロジンエ
ステル、水素添加されたロジン、水素化されたロジンエ
ステルなどや、あるいは上記ロジン類の重合物などが挙
げられる。粘着付与剤を添加する場合、その添加量は、
エチレン/不飽和カルボン酸エステル共重合体100重
量部あたり0.5〜15重量部が好ましく、1〜10重
量部がさらに好ましい。添加量が15重量部を超えると
本発明の剥離開封包装材用シールフィルムの滑り性やブ
ロッキング性が悪化する可能性がある。また、剥離開封
包装材用シールフィルムの滑り性と被着体との密封性と
のバランスの観点から、粘着付与剤としては、水素添加
された樹脂が好ましく、特に、水素添加されたテルペン
系樹脂が好ましい。水添された樹脂を粘着付与剤として
添加する場合、その添加量はエチレン/不飽和カルボン
酸エステル共重合体100重量部あたり0.5〜15重
量部が好ましく、1〜10重量部がさらに好ましい。
【0017】シール層を構成する樹脂組成物は、予め各
成分を所定の比率でドライブレンドした後、混錬装置で
溶融混錬する方法や、各成分を所定の比率で直接種々の
フィルム成形機の押出機に供給し、溶融混錬する方法な
どにより調製することができる。
成分を所定の比率でドライブレンドした後、混錬装置で
溶融混錬する方法や、各成分を所定の比率で直接種々の
フィルム成形機の押出機に供給し、溶融混錬する方法な
どにより調製することができる。
【0018】本発明のシールフィルム及び積層体におけ
る支持層を構成する樹脂材料は、低密度ポリエチレン
(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、およ
びエチレン/α−オレフィン共重合体(LLDPE)で
構成された群から選ばれた成分からなり、0.923g/
cm3以上の密度を有するものである。支持層を構成する
樹脂材料の密度は、0.924g/cm3以上が好ましい。
ここでの密度は、JISK7112に準拠して測定され
た密度である。支持層が0.923g/cm3未満の密度の
樹脂材料で構成されていると、シール層を構成する樹脂
組成物中の滑剤が支持層の表面にまで移行する。また、
シールフィルムと基材とが接着剤の層を介して積層され
てなる積層体においては、滑剤が、接着剤と基材との界
面にまで移行し、ラミネート強度が低下する。
る支持層を構成する樹脂材料は、低密度ポリエチレン
(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、およ
びエチレン/α−オレフィン共重合体(LLDPE)で
構成された群から選ばれた成分からなり、0.923g/
cm3以上の密度を有するものである。支持層を構成する
樹脂材料の密度は、0.924g/cm3以上が好ましい。
ここでの密度は、JISK7112に準拠して測定され
た密度である。支持層が0.923g/cm3未満の密度の
樹脂材料で構成されていると、シール層を構成する樹脂
組成物中の滑剤が支持層の表面にまで移行する。また、
シールフィルムと基材とが接着剤の層を介して積層され
てなる積層体においては、滑剤が、接着剤と基材との界
面にまで移行し、ラミネート強度が低下する。
【0019】また、本発明の効果が著しく損なわれない
限り、支持層を構成する樹脂材料は、帯電防止剤、酸化
防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、顔料、染料、抗菌
剤、防曇剤、滑剤、抗ブロッキング剤、可塑剤(ミネラ
ルオイル、ワックスなど)などを含有してもよい。
限り、支持層を構成する樹脂材料は、帯電防止剤、酸化
防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、顔料、染料、抗菌
剤、防曇剤、滑剤、抗ブロッキング剤、可塑剤(ミネラ
ルオイル、ワックスなど)などを含有してもよい。
【0020】また、本発明のシールフィルムは、前記シ
ール層と前記支持層からなる2層フィルムであってもよ
く、前記シール層、前記支持層、及びこれら以外の少な
くとも1層を有する積層フィルムであってもよい。3層
以上からなる積層フィルムにおける前記シール層及び前
記支持層以外の層としては、前記シール層及び前記支持
層の素材とは異なる樹脂材料(樹脂又は樹脂組成物)の
層が挙げられる。
ール層と前記支持層からなる2層フィルムであってもよ
く、前記シール層、前記支持層、及びこれら以外の少な
くとも1層を有する積層フィルムであってもよい。3層
以上からなる積層フィルムにおける前記シール層及び前
記支持層以外の層としては、前記シール層及び前記支持
層の素材とは異なる樹脂材料(樹脂又は樹脂組成物)の
層が挙げられる。
【0021】本発明のシールフィルムが前記シール層と
前記支持層とからなる2層フィルムの場合、その厚さに
特に制限はないが、易剥離性の観点からは、フィルム全
体の厚さは20〜100μmであることが好ましく、ま
た、シール層及び支持層の厚さは共に、5〜50μm程
度であることが好ましい。また、本発明のシールフィル
ムが、前記シール層、前記支持層、及びこれら以外の少
なくとも1層を有する積層フィルムの場合もその厚さに
特に制限はないが、易剥離性の観点からは、フィルム全
体の厚さは20〜150μmであることが好ましく、ま
た、シール層、支持層、並びにシール層及び支持層以外
の層の厚さは、それぞれ5〜50μm程度であることが
好ましい。
前記支持層とからなる2層フィルムの場合、その厚さに
特に制限はないが、易剥離性の観点からは、フィルム全
体の厚さは20〜100μmであることが好ましく、ま
た、シール層及び支持層の厚さは共に、5〜50μm程
度であることが好ましい。また、本発明のシールフィル
ムが、前記シール層、前記支持層、及びこれら以外の少
なくとも1層を有する積層フィルムの場合もその厚さに
特に制限はないが、易剥離性の観点からは、フィルム全
体の厚さは20〜150μmであることが好ましく、ま
た、シール層、支持層、並びにシール層及び支持層以外
の層の厚さは、それぞれ5〜50μm程度であることが
好ましい。
【0022】シール層と支持層と、これら以外の1層以
上とからなる積層フィルムの場合、シール層と支持層以
外の層を構成する樹脂材料としては、例えば高密度ポリ
エチレン、低密度ポリエチレン、エチレン/α−オレフ
ィン共重合体、ポリプロピレン、エチレン/プロピレン
共重合体、ポリスチレン、ゴム変性ポリスチレン、ポリ
エステル及びポリアミドで構成される群から選ばれる1
種類以上の樹脂や、シール層と支持層を構成する樹脂材
料以外の樹脂材料が挙げられる。
上とからなる積層フィルムの場合、シール層と支持層以
外の層を構成する樹脂材料としては、例えば高密度ポリ
エチレン、低密度ポリエチレン、エチレン/α−オレフ
ィン共重合体、ポリプロピレン、エチレン/プロピレン
共重合体、ポリスチレン、ゴム変性ポリスチレン、ポリ
エステル及びポリアミドで構成される群から選ばれる1
種類以上の樹脂や、シール層と支持層を構成する樹脂材
料以外の樹脂材料が挙げられる。
【0023】本発明のシールフィルムは、例えば、シー
ル層を構成する樹脂材料と支持層を形成する樹脂材料と
を共押出してフィルム状に成形することにより製造する
ことができる。具体的には、共押出Tダイキャスト成形
法、共押出インフレーション成形法、共押出テンター成
形法、共押出ラミネート成形法など各種の共押出成形法
が適用可能である。シール層と支持層以外の樹脂材料か
らなる層を更に有するシールフィルムも同様の方法で製
造することができる。
ル層を構成する樹脂材料と支持層を形成する樹脂材料と
を共押出してフィルム状に成形することにより製造する
ことができる。具体的には、共押出Tダイキャスト成形
法、共押出インフレーション成形法、共押出テンター成
形法、共押出ラミネート成形法など各種の共押出成形法
が適用可能である。シール層と支持層以外の樹脂材料か
らなる層を更に有するシールフィルムも同様の方法で製
造することができる。
【0024】本発明のシールフィルムは、単独で容器の
蓋材や包装袋として使用することができる。また、強度
などの性能の向上または所望の機能付与のために、本発
明のシールフィルムは、適宜の材料からなる基材と積層
されて積層体を構成することができる。このような積層
体は、前記シールフィルムの機能を有効に発揮するため
に、少なくともその一方の表面が前記シールフィルムの
シール層によって構成されていることが重要である。な
お、シールフィルムと基材とは直接積層されていてもよ
いし、他の層を介して積層されていてもよい。基材とし
ては、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
(PET)、ポリアミドの延伸フィルム(ONy)、あ
るいは未延伸フィルム(CNy)、ポリプロピレンの延
伸フィルム(OPP)、あるいは未延伸フィルム(CP
P)、エチレン/ビニルアルコール共重合体の延伸フィ
ルム(OEVOH)、あるいは未延伸フィルム(CEV
OH)などの熱可塑性樹脂フィルムや、アルミニウム箔
などの金属箔、紙などが適用される。
蓋材や包装袋として使用することができる。また、強度
などの性能の向上または所望の機能付与のために、本発
明のシールフィルムは、適宜の材料からなる基材と積層
されて積層体を構成することができる。このような積層
体は、前記シールフィルムの機能を有効に発揮するため
に、少なくともその一方の表面が前記シールフィルムの
シール層によって構成されていることが重要である。な
お、シールフィルムと基材とは直接積層されていてもよ
いし、他の層を介して積層されていてもよい。基材とし
ては、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
(PET)、ポリアミドの延伸フィルム(ONy)、あ
るいは未延伸フィルム(CNy)、ポリプロピレンの延
伸フィルム(OPP)、あるいは未延伸フィルム(CP
P)、エチレン/ビニルアルコール共重合体の延伸フィ
ルム(OEVOH)、あるいは未延伸フィルム(CEV
OH)などの熱可塑性樹脂フィルムや、アルミニウム箔
などの金属箔、紙などが適用される。
【0025】シールフィルムと基材との積層体は、両者
の積層面の材質の組み合わせに応じて、接着剤による接
合、熱融着による接合など、適宜の方式を用いて行うこ
とができる。具体的には、例えば、共押出ラミネート成
形法、押出ラミネート成形法、ドライラミネート法など
により製造することができる。ドライラミネート法の場
合は、一般に、貼合する面の少なくとも一方にコロナ処
理等の表面処理を施し、ポリエーテル系やポリエステル
系の接着剤を用いて貼着する。押出ラミネート成形法の
場合は、ウレタン系の接着剤(アンカーコート剤)を塗
布した基材の表面と本発明のシールフィルムのシール層
とは反対側の表面との間でサンドイッチするように押出
ラミネート用樹脂を溶融押出しして貼着する。
の積層面の材質の組み合わせに応じて、接着剤による接
合、熱融着による接合など、適宜の方式を用いて行うこ
とができる。具体的には、例えば、共押出ラミネート成
形法、押出ラミネート成形法、ドライラミネート法など
により製造することができる。ドライラミネート法の場
合は、一般に、貼合する面の少なくとも一方にコロナ処
理等の表面処理を施し、ポリエーテル系やポリエステル
系の接着剤を用いて貼着する。押出ラミネート成形法の
場合は、ウレタン系の接着剤(アンカーコート剤)を塗
布した基材の表面と本発明のシールフィルムのシール層
とは反対側の表面との間でサンドイッチするように押出
ラミネート用樹脂を溶融押出しして貼着する。
【0026】本発明のシールフィルムを包装材として用
いる場合、容器などに融着される面の反対側の表面に
は、本発明の効果が著しく損なわれない限り、コロナ処
理などの表面処理を行ってもよく、印刷インキなどの塗
工や金属などの蒸着を施してもよい。
いる場合、容器などに融着される面の反対側の表面に
は、本発明の効果が著しく損なわれない限り、コロナ処
理などの表面処理を行ってもよく、印刷インキなどの塗
工や金属などの蒸着を施してもよい。
【0027】本発明のシールフィルム、およびこれを基
材と積層してなる積層体は、所定の形状に加工して、カ
ップ状容器やトレイ状容器用の蓋材として用いることが
できる。また、本発明のシールフィルム、およびこれを
基材と積層してなる積層体は、三方シール袋、四方シー
ル袋、スタンディングパウチなどの袋状容器としても用
いることができる。これらの袋状容器にも、通常は積層
フィルムが適用される。例えば、一方に開口部を有する
三方シール袋を予め作製し、開口部から食品などの内容
物を袋内に充填した後、その開口部をシールすることに
より内容物の包装を行うことができる。この際、シール
層が袋の内部に面し、シール層同士がシールされる。
材と積層してなる積層体は、所定の形状に加工して、カ
ップ状容器やトレイ状容器用の蓋材として用いることが
できる。また、本発明のシールフィルム、およびこれを
基材と積層してなる積層体は、三方シール袋、四方シー
ル袋、スタンディングパウチなどの袋状容器としても用
いることができる。これらの袋状容器にも、通常は積層
フィルムが適用される。例えば、一方に開口部を有する
三方シール袋を予め作製し、開口部から食品などの内容
物を袋内に充填した後、その開口部をシールすることに
より内容物の包装を行うことができる。この際、シール
層が袋の内部に面し、シール層同士がシールされる。
【0028】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
それ単独で、または基材と貼合された状態で、プラスチ
ック製容器用の蓋材などの剥離開封包装材用に好適に用
いられるシールフィルムを提供することができる。
それ単独で、または基材と貼合された状態で、プラスチ
ック製容器用の蓋材などの剥離開封包装材用に好適に用
いられるシールフィルムを提供することができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明するが、
本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。
本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。
【0030】(1)易剥離性の評価方法
ポリエステル単層フィルム(東洋紡績(株)製、商品名
「東洋紡エステルE5102」、厚さ12μm、幅33
0mm)を基材として後述する方法で得られるシールフ
ィルムのコロナ処理面とをドライラミネートした。ドラ
イラミネートは、マルチパーパスコーター(康井精機
(株)製)を用い、脂肪族エステル系接着剤(主剤、武田
薬品(株)製、商品名「A515」、硬化剤、武田薬品
(株)製、商品名「A50」、さらに酢酸エチルをそれ
ぞれ10重量部:1重量:18重量%の割合で配合し十
分に混合したもの)を基材のラミネートする面に塗布
し、十分に酢酸エチルを乾燥除去した後、シールフィル
ムのコロナ処理面(製膜時に42dyne/cm以上に
なるようにコロナ処理を実施)とを接触させ、圧着し、
積層体を得た。この剥離開封包装材用シールフィルムを
有する積層体を40℃の乾燥器中で48時間エージング
し、評価に用いた。得られた積層体のシールフィルム側
とゴム変性ポリエチレン(HIPS)(日本ポリスチレ
ン(株)製、商品名「日本ポリスチH550」)で作成
した0.6mm厚みのシートを被着体として、ヒートシ
ールテスター(テスター産業(株)製)を用いて、圧力
3kg/cm2、時間1秒、巾20mm、及び表1に示
した温度の条件にてヒートシールした。剥離強度は、試
験機(島津製作所(株)製、商品名「オートグラフAG
S−500」)を用い、シール部に垂直に15mm巾の
短冊状に切り出した試験片を用いて、引張り速度300
mm/分で剥離させ、その時の平均荷重から求めた。こ
の値が3N/15mm巾以上20N/15mm巾以下で
あれば、そのフィルムは、シールフィルムとして密封性
と易剥離性のバランスに優れる。
「東洋紡エステルE5102」、厚さ12μm、幅33
0mm)を基材として後述する方法で得られるシールフ
ィルムのコロナ処理面とをドライラミネートした。ドラ
イラミネートは、マルチパーパスコーター(康井精機
(株)製)を用い、脂肪族エステル系接着剤(主剤、武田
薬品(株)製、商品名「A515」、硬化剤、武田薬品
(株)製、商品名「A50」、さらに酢酸エチルをそれ
ぞれ10重量部:1重量:18重量%の割合で配合し十
分に混合したもの)を基材のラミネートする面に塗布
し、十分に酢酸エチルを乾燥除去した後、シールフィル
ムのコロナ処理面(製膜時に42dyne/cm以上に
なるようにコロナ処理を実施)とを接触させ、圧着し、
積層体を得た。この剥離開封包装材用シールフィルムを
有する積層体を40℃の乾燥器中で48時間エージング
し、評価に用いた。得られた積層体のシールフィルム側
とゴム変性ポリエチレン(HIPS)(日本ポリスチレ
ン(株)製、商品名「日本ポリスチH550」)で作成
した0.6mm厚みのシートを被着体として、ヒートシ
ールテスター(テスター産業(株)製)を用いて、圧力
3kg/cm2、時間1秒、巾20mm、及び表1に示
した温度の条件にてヒートシールした。剥離強度は、試
験機(島津製作所(株)製、商品名「オートグラフAG
S−500」)を用い、シール部に垂直に15mm巾の
短冊状に切り出した試験片を用いて、引張り速度300
mm/分で剥離させ、その時の平均荷重から求めた。こ
の値が3N/15mm巾以上20N/15mm巾以下で
あれば、そのフィルムは、シールフィルムとして密封性
と易剥離性のバランスに優れる。
【0031】(2)ラミネート強度の評価方法
上記の易剥離性の評価において、剥離時に基材とシール
フィルムとの接着面で剥離(デラミネーション)が生じ
たとき、ラミネート強度不足と判定し、表1中に「×」
で示す。基材とシールフィルムとの接着面で剥離が生じ
なかったとき、ラミネート強度は良好と判定し、表1中
に「○」で示す。
フィルムとの接着面で剥離(デラミネーション)が生じ
たとき、ラミネート強度不足と判定し、表1中に「×」
で示す。基材とシールフィルムとの接着面で剥離が生じ
なかったとき、ラミネート強度は良好と判定し、表1中
に「○」で示す。
【0032】(3)滑り性
上記の易剥離性の評価で作成した積層体を3インチ紙管
に20m巻き取る。この巻きを再度繰り出すとき、抵抗
無く繰り出すことができたとき、滑り性は良好と判定
し、滑らかに繰り出せなかったとき、滑り性は不良と判
定する。下記実施例1〜3及び比較例1で作製したシー
ルフィルムを用いて易剥離性評価用に作製した積層体を
用いて上記方法により滑り性を測定したところ、いずれ
の場合にも滑り性は良好であった。
に20m巻き取る。この巻きを再度繰り出すとき、抵抗
無く繰り出すことができたとき、滑り性は良好と判定
し、滑らかに繰り出せなかったとき、滑り性は不良と判
定する。下記実施例1〜3及び比較例1で作製したシー
ルフィルムを用いて易剥離性評価用に作製した積層体を
用いて上記方法により滑り性を測定したところ、いずれ
の場合にも滑り性は良好であった。
【0033】[実施例1]エチレン/メチルアクリレー
ト共重合体樹脂(住友化学工業(株)製、商品名「アク
リフトCG4002」、メチルアクリレート単位含有量
=31重量%)100重量部に対し、低密度ポリエチレ
ン(住友化学工業(株)製、商品名「スミカセン:L2
11」、MFR=2g/10分、密度=0.924g/c
m3)27重量部とエチレン/α―オレフィン共重合体
(住友化学工業(株)製、「スミカセン−E:FV40
2」、MFR=4g/10分、密度=0.912g/c
m3)22重量部、エルカ酸アミド(滑剤、日本精化
(株)製、商品名「ニュートロンS」)とエチレンビス
オレイン酸アミド(日本化成(株)製、商品名「スリパ
ックス−O」)を合計で0.48重量部、さらに2.3
重量部のPMMAビーズ(日本触媒(株)製、商品名
「エボスターMA1010」)を加え、ブレンダーミキ
サーにて十分に混合して樹脂組成物(以下、これを樹脂
組成物(1)と記す)とした。この樹脂組成物(1)と
エチレン/α−オレフィン共重合体(住友化学工業
(株)製、商品名「スミカセン−α:CS8051」、
MFR=2g/10分、密度=0.940g/cm3)(以
下、LLDPE−1と記す)とを多層Tダイキャスト成
形機(中外テック(株)製)を用い、樹脂温度230℃
にて厚さ樹脂組成物(1)/LLDPE−1=10/2
0μmとなるように成形し、LLDPE−1からなる表
面を濡れ張力42dyne/cmとなるようにコロナ処
理し、樹脂組成物(1)からなるシール層と、LLDP
E−1からなる支持層とからなるシールフィルムを得
た。評価結果を表1に示す。
ト共重合体樹脂(住友化学工業(株)製、商品名「アク
リフトCG4002」、メチルアクリレート単位含有量
=31重量%)100重量部に対し、低密度ポリエチレ
ン(住友化学工業(株)製、商品名「スミカセン:L2
11」、MFR=2g/10分、密度=0.924g/c
m3)27重量部とエチレン/α―オレフィン共重合体
(住友化学工業(株)製、「スミカセン−E:FV40
2」、MFR=4g/10分、密度=0.912g/c
m3)22重量部、エルカ酸アミド(滑剤、日本精化
(株)製、商品名「ニュートロンS」)とエチレンビス
オレイン酸アミド(日本化成(株)製、商品名「スリパ
ックス−O」)を合計で0.48重量部、さらに2.3
重量部のPMMAビーズ(日本触媒(株)製、商品名
「エボスターMA1010」)を加え、ブレンダーミキ
サーにて十分に混合して樹脂組成物(以下、これを樹脂
組成物(1)と記す)とした。この樹脂組成物(1)と
エチレン/α−オレフィン共重合体(住友化学工業
(株)製、商品名「スミカセン−α:CS8051」、
MFR=2g/10分、密度=0.940g/cm3)(以
下、LLDPE−1と記す)とを多層Tダイキャスト成
形機(中外テック(株)製)を用い、樹脂温度230℃
にて厚さ樹脂組成物(1)/LLDPE−1=10/2
0μmとなるように成形し、LLDPE−1からなる表
面を濡れ張力42dyne/cmとなるようにコロナ処
理し、樹脂組成物(1)からなるシール層と、LLDP
E−1からなる支持層とからなるシールフィルムを得
た。評価結果を表1に示す。
【0034】[実施例2]エチレン/メチルメタクリレ
ート共重合体樹脂(住友化学工業(株)製、商品名「ア
クリフトCM5019」、メチルメタクリレート単位含
有量=31重量%)100重量部に対し、低密度ポリエ
チレン(住友化学工業(株)製、商品名「スミカセン:
F200」、MFR=2g/10分、密度=0.924
g/cm3)重量部とエチレン/α―オレフィン共重合体
(住友化学工業(株)製、商品名「スミカセン−E:F
V402」、MFR=4g/10分、密度=0.912
g/cm3)28重量部、エルカ酸アミド(滑剤、日本精化
(株)製、商品名「ニュートロンS」)とエチレンビス
オレイン酸アミド(日本化成(株)製、商品名「スリパ
ックス−O」)を合計で0.41重量部、さらに2.9
重量部のPMMAビーズ(日本触媒(株)製、商品名
「エボスターMA1010」)を加え、ブレンダーミキ
サーにて十分に混合して樹脂組成物(以下、これを樹脂
組成物(2)と記す)とした。この樹脂組成物(2)と
エチレン/α−オレフィン共重合体(住友化学工業
(株)製、商品名「スミカセン−α:CS8051」、
MFR=2g/10分、密度=0.940g/cm3)(L
LDPE−1)とを多層Tダイキャスト成形機(中外テ
ック(株)製)を用い、樹脂温度230℃にて厚さ樹脂
組成物(2)/LLDPE−1=10/20μmとなる
ように成形し、LLDPE−1からなる表面を濡れ張力
42dyne/cmとなるようにコロナ処理し、樹脂組
成物(2)からなるシール層と、LLDPE−1からな
る支持層とからなるシールフィルムを得た。評価結果を
表1に示す。
ート共重合体樹脂(住友化学工業(株)製、商品名「ア
クリフトCM5019」、メチルメタクリレート単位含
有量=31重量%)100重量部に対し、低密度ポリエ
チレン(住友化学工業(株)製、商品名「スミカセン:
F200」、MFR=2g/10分、密度=0.924
g/cm3)重量部とエチレン/α―オレフィン共重合体
(住友化学工業(株)製、商品名「スミカセン−E:F
V402」、MFR=4g/10分、密度=0.912
g/cm3)28重量部、エルカ酸アミド(滑剤、日本精化
(株)製、商品名「ニュートロンS」)とエチレンビス
オレイン酸アミド(日本化成(株)製、商品名「スリパ
ックス−O」)を合計で0.41重量部、さらに2.9
重量部のPMMAビーズ(日本触媒(株)製、商品名
「エボスターMA1010」)を加え、ブレンダーミキ
サーにて十分に混合して樹脂組成物(以下、これを樹脂
組成物(2)と記す)とした。この樹脂組成物(2)と
エチレン/α−オレフィン共重合体(住友化学工業
(株)製、商品名「スミカセン−α:CS8051」、
MFR=2g/10分、密度=0.940g/cm3)(L
LDPE−1)とを多層Tダイキャスト成形機(中外テ
ック(株)製)を用い、樹脂温度230℃にて厚さ樹脂
組成物(2)/LLDPE−1=10/20μmとなる
ように成形し、LLDPE−1からなる表面を濡れ張力
42dyne/cmとなるようにコロナ処理し、樹脂組
成物(2)からなるシール層と、LLDPE−1からな
る支持層とからなるシールフィルムを得た。評価結果を
表1に示す。
【0035】[実施例3]エチレン/メチルメタクリレ
ート共重合体樹脂(住友化学工業(株)製、商品名「ア
クリフトWK307」、メチルメタクリレート単位含有
量=25重量%)100重量部に対し、低密度ポリエチ
レン(住友化学工業(株)製、商品名「スミカセン:F
200」、MFR=2g/10分、密度=0.924g
/cm3)4重量部とエチレン/α―オレフィン共重合体
(住友化学工業(株)製、商品名「スミカセン−E:F
V402」、MFR=4g/10分、密度=0.912
g/cm3)22.5重量部、滑剤としてエルカ酸アミド
(日本精化(株)製、商品名「ニュートロンS」)とエ
チレンビスオレイン酸アミド(日本化成(株)製、商品
名「スリパックス−O」)を合計で0.42重量部、さ
らにPMMAビーズ(日本触媒(株)製、商品名「エボ
スターMA1010」)2.0重量部と水添テルペン樹
脂(ヤスハラケミカル(株)製、商品名「クリアロン:
P125」、Mn=800)14重量部とを加え、ブレ
ンダーミキサーにて十分に混合して樹脂組成物(以下、
これを樹脂組成物(3)と記す)とした。この樹脂組成
物(3)とエチレン/α−オレフィン共重合体(住友化
学工業(株)製、商品名「スミカセン−α:CS805
1」、MFR=2g/10分、密度=0.940g/c
m3)(LLDPE−1)を多層Tダイキャスト成形機
(中外テック(株)製)を用い、樹脂温度230℃にて
厚さ 樹脂組成物(3)/LLDPE−1=10/20
μmとなる条件で成形し、LLDPE−1からなる表面
を濡れ張力42dyne/cmとなるようにコロナ処理
し、樹脂組成物(3)からなるシール層と、LLDPE
−1からなる支持層とからなるシールフィルムを得た。
評価結果を表1に示す。
ート共重合体樹脂(住友化学工業(株)製、商品名「ア
クリフトWK307」、メチルメタクリレート単位含有
量=25重量%)100重量部に対し、低密度ポリエチ
レン(住友化学工業(株)製、商品名「スミカセン:F
200」、MFR=2g/10分、密度=0.924g
/cm3)4重量部とエチレン/α―オレフィン共重合体
(住友化学工業(株)製、商品名「スミカセン−E:F
V402」、MFR=4g/10分、密度=0.912
g/cm3)22.5重量部、滑剤としてエルカ酸アミド
(日本精化(株)製、商品名「ニュートロンS」)とエ
チレンビスオレイン酸アミド(日本化成(株)製、商品
名「スリパックス−O」)を合計で0.42重量部、さ
らにPMMAビーズ(日本触媒(株)製、商品名「エボ
スターMA1010」)2.0重量部と水添テルペン樹
脂(ヤスハラケミカル(株)製、商品名「クリアロン:
P125」、Mn=800)14重量部とを加え、ブレ
ンダーミキサーにて十分に混合して樹脂組成物(以下、
これを樹脂組成物(3)と記す)とした。この樹脂組成
物(3)とエチレン/α−オレフィン共重合体(住友化
学工業(株)製、商品名「スミカセン−α:CS805
1」、MFR=2g/10分、密度=0.940g/c
m3)(LLDPE−1)を多層Tダイキャスト成形機
(中外テック(株)製)を用い、樹脂温度230℃にて
厚さ 樹脂組成物(3)/LLDPE−1=10/20
μmとなる条件で成形し、LLDPE−1からなる表面
を濡れ張力42dyne/cmとなるようにコロナ処理
し、樹脂組成物(3)からなるシール層と、LLDPE
−1からなる支持層とからなるシールフィルムを得た。
評価結果を表1に示す。
【0036】[比較例1]支持層をエチレン/α−オレ
フィン共重合体(住友化学工業(株)製、商品名「スミ
カセン−E:FV403」、MFR=4g/10分、密
度=0.919g/cm3)(以下、LLDPE−2と記
す)に変更した以外は実施例1と同様に行い、樹脂組成
物(1)からなるシール層と、LLDPE−2からなる
支持層とからなるシールフィルムを得た。評価結果を表
1に示す。
フィン共重合体(住友化学工業(株)製、商品名「スミ
カセン−E:FV403」、MFR=4g/10分、密
度=0.919g/cm3)(以下、LLDPE−2と記
す)に変更した以外は実施例1と同様に行い、樹脂組成
物(1)からなるシール層と、LLDPE−2からなる
支持層とからなるシールフィルムを得た。評価結果を表
1に示す。
【0037】
【表1】
表中の「−」は測定または評価を省略したことを表す。
表中の剥離強度の単位はN/15mm巾である。
表中の剥離強度の単位はN/15mm巾である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C08K 5/20 C08K 5/20
C08L 23/06 C08L 23/06
23/08 23/08
Fターム(参考) 4F100 AH03A AK05B AK06A AK06B
AK62A AK62B AK70A AL05A
BA02 CA19A EH23 GB16
JA13B JK06 JL11 JL14
4J002 BB03X BB05X BB07W EP016
FD176 GG00
Claims (2)
- 【請求項1】100重量部の少なくとも1種類のエチレ
ン/不飽和カルボン酸エステル共重合体と、低密度ポリ
エチレン及びエチレン/α−オレフィン共重合体からな
る群から選ばれる20〜150重量部の樹脂と、0.2
〜1.5重量部の少なくとも1種類の高級脂肪酸アミド
とを含む樹脂組成物からなるシール層と、低密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン及びエチレン/α−オレフ
ィン共重合体で構成された群から選ばれた成分からなる
密度が0.923g/cm3以上の樹脂材料からなる支持層
を有し、一方の表面が前記シール層により構成されてい
ることを特徴とするシールフィルム。 - 【請求項2】請求項1記載のシールフィルムからなる少
なくとも1層と基材の層とを有し、少なくとも一方の表
面が前記シールフィルムのシール層で構成されているこ
とを特徴とする積層体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001342945A JP2003145694A (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | シールフィルム及び積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001342945A JP2003145694A (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | シールフィルム及び積層体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003145694A true JP2003145694A (ja) | 2003-05-20 |
Family
ID=19156720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001342945A Pending JP2003145694A (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | シールフィルム及び積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003145694A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005187744A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd | 樹脂組成物及びその積層体 |
| JP2007504335A (ja) * | 2003-09-03 | 2007-03-01 | エイチ・ビー・フラー・ライセンジング・アンド・ファイナンシング・インコーポレーテッド | ホットメルト接着剤に関する組成物および方法 |
| JP2011051336A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-03-17 | Japan Polyethylene Corp | 紙包装材用積層体 |
| JP5049122B2 (ja) * | 2005-05-31 | 2012-10-17 | 三井・デュポンポリケミカル株式会社 | 樹脂組成物、樹脂組成物よりなるフィルム又はシート又は積層体 |
| WO2013065735A1 (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-10 | 東洋製罐株式会社 | ポリエチレン樹脂組成物及びそれを用いた容器 |
| JP2017524766A (ja) * | 2014-06-26 | 2017-08-31 | アルケマ フランス | 接着性封止組成物 |
| JP2019162760A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 三菱ケミカル株式会社 | ヒートシール性多層フィルム、および、医療用包装体 |
-
2001
- 2001-11-08 JP JP2001342945A patent/JP2003145694A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP7063028B2 (ja) | 2018-03-19 | 2022-05-09 | 三菱ケミカル株式会社 | ヒートシール性多層フィルム、および、医療用包装体 |
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