JP2003039220A - 穴明け工具 - Google Patents
穴明け工具Info
- Publication number
- JP2003039220A JP2003039220A JP2001233919A JP2001233919A JP2003039220A JP 2003039220 A JP2003039220 A JP 2003039220A JP 2001233919 A JP2001233919 A JP 2001233919A JP 2001233919 A JP2001233919 A JP 2001233919A JP 2003039220 A JP2003039220 A JP 2003039220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thinning
- blade
- tool
- cutting edge
- chisel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Drilling Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 穴加工精度と工具寿命を向上させる。
【解決手段】 略円柱形状の工具本体の先端部外周に、
一対の切屑排出溝を工具本体の回転軸線Oに対称にして
ねじれるように形成し、各切屑排出溝の工具回転方向を
向く壁面と先端逃げ面4との交差稜線部にはそれぞれ切
刃5を形成する。先端逃げ面4における工具内周側にシ
ンニング面4aを形成し、このシンニング面4aにより
切刃5の内周側の部分を回転軸線O側に曲折させられて
回転軸線Oを越えて他方の切刃5側まで達するシンニン
グ刃6とする。これらシンニング刃6間にチゼル7を形
成し、シンニング刃6に沿った方向のチゼル7の寸法
を、0.10mmから0.25mmの範囲内とする。
一対の切屑排出溝を工具本体の回転軸線Oに対称にして
ねじれるように形成し、各切屑排出溝の工具回転方向を
向く壁面と先端逃げ面4との交差稜線部にはそれぞれ切
刃5を形成する。先端逃げ面4における工具内周側にシ
ンニング面4aを形成し、このシンニング面4aにより
切刃5の内周側の部分を回転軸線O側に曲折させられて
回転軸線Oを越えて他方の切刃5側まで達するシンニン
グ刃6とする。これらシンニング刃6間にチゼル7を形
成し、シンニング刃6に沿った方向のチゼル7の寸法
を、0.10mmから0.25mmの範囲内とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工硬化しやすい
難削材の穴明け加工に適したドリル等の穴明け工具に関
する。
難削材の穴明け加工に適したドリル等の穴明け工具に関
する。
【0002】
【従来の技術】図10及び図11に示すように、従来の
穴明け工具21は、回転軸線O1回りに回転させられる
工具本体22の先端部外周に回転軸線O1回りにねじれ
た一対の切屑排出溝23、23を回転軸線O1に対称に
して形成するとともに、各切屑排出溝23の工具回転方
向を向く壁面23aと先端逃げ面24との交差稜線部に
切刃25が形成されたものである。工具本体22におい
て先端逃げ面24における工具内周側にはシンニング面
24aが形成されて、このシンニング面24aにより切
刃25の内周側の部分は回転軸線O1側に曲折させられ
て回転軸線O1の手前側(外周側)で先端逃げ面24に
接続されるシンニング刃26とされ、これらシンニング
刃26の内周端同士の間にはチゼル27が形成されてい
る。ここで、チゼル27のシンニング刃26に略直交す
る方向の寸法X1をX寸法とし、チゼル27のシンニン
グ刃26に沿った方向の寸法Y1をY寸法とする。ま
た、各シンニング刃26同士が全く対向していない場合
のY寸法を正、各シンニング刃26の少なくとも一部が
対向している場合のY寸法を負とする。なお、図11で
は、チゼル27近傍部分の形状は概略的に示しており、
実際にはチゼル7近傍部分の寸法はごく小さなものであ
る。
穴明け工具21は、回転軸線O1回りに回転させられる
工具本体22の先端部外周に回転軸線O1回りにねじれ
た一対の切屑排出溝23、23を回転軸線O1に対称に
して形成するとともに、各切屑排出溝23の工具回転方
向を向く壁面23aと先端逃げ面24との交差稜線部に
切刃25が形成されたものである。工具本体22におい
て先端逃げ面24における工具内周側にはシンニング面
24aが形成されて、このシンニング面24aにより切
刃25の内周側の部分は回転軸線O1側に曲折させられ
て回転軸線O1の手前側(外周側)で先端逃げ面24に
接続されるシンニング刃26とされ、これらシンニング
刃26の内周端同士の間にはチゼル27が形成されてい
る。ここで、チゼル27のシンニング刃26に略直交す
る方向の寸法X1をX寸法とし、チゼル27のシンニン
グ刃26に沿った方向の寸法Y1をY寸法とする。ま
た、各シンニング刃26同士が全く対向していない場合
のY寸法を正、各シンニング刃26の少なくとも一部が
対向している場合のY寸法を負とする。なお、図11で
は、チゼル27近傍部分の形状は概略的に示しており、
実際にはチゼル7近傍部分の寸法はごく小さなものであ
る。
【0003】そして、上記の難削材(例えばTi合金、
Ni基合金、耐熱合金、Al等の非鉄金属)の穴明けに
は、一般的な形状として、切刃25の先端角α1は14
0°とし、先端逃げ面24の先端逃げ角γ1は10°と
され、径方向シンニング角δ1は30°とされる穴明け
工具が用いられる。このような穴明け工具としては、刃
先形状は一般的な形状としながら、切削時における刃先
への切屑の溶着を低減するために刃先のホーニング量を
小さくしたもの、例えば切刃径10mmのものでは通常
のホーニング量が0.10mmのところを0.05mm
に抑えたものがある。また、各切屑排出溝23のねじれ
角θ1を通常よりも大きくして、切屑排出溝23の内面
との干渉による切屑分断性の改善を図り、切屑の排出性
を向上させて切削抵抗の低減を図ったものがある。
Ni基合金、耐熱合金、Al等の非鉄金属)の穴明けに
は、一般的な形状として、切刃25の先端角α1は14
0°とし、先端逃げ面24の先端逃げ角γ1は10°と
され、径方向シンニング角δ1は30°とされる穴明け
工具が用いられる。このような穴明け工具としては、刃
先形状は一般的な形状としながら、切削時における刃先
への切屑の溶着を低減するために刃先のホーニング量を
小さくしたもの、例えば切刃径10mmのものでは通常
のホーニング量が0.10mmのところを0.05mm
に抑えたものがある。また、各切屑排出溝23のねじれ
角θ1を通常よりも大きくして、切屑排出溝23の内面
との干渉による切屑分断性の改善を図り、切屑の排出性
を向上させて切削抵抗の低減を図ったものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、穴明け工具に
おいて単に刃先のホーニング量を小さくした場合には、
切削時に刃先に加わる負担が大きくなって工具寿命が短
くなってしまう。また、切屑排出溝23のねじれ角θ1
を大きくすると、工具本体22のねじれ剛性が落ちて穴
明け加工時に工具本体22に振れが生じやすくなり、穴
の加工精度が低下してしまう。さらに、このように工具
本体22の剛性が低い上に振れが生じることで工具本体
22に加わる負担も大きくなるので、工具寿命が短くな
ってしまう。
おいて単に刃先のホーニング量を小さくした場合には、
切削時に刃先に加わる負担が大きくなって工具寿命が短
くなってしまう。また、切屑排出溝23のねじれ角θ1
を大きくすると、工具本体22のねじれ剛性が落ちて穴
明け加工時に工具本体22に振れが生じやすくなり、穴
の加工精度が低下してしまう。さらに、このように工具
本体22の剛性が低い上に振れが生じることで工具本体
22に加わる負担も大きくなるので、工具寿命が短くな
ってしまう。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、穴加工精度と工具寿命を向上させた穴明け工具を
提供することを目的としている。
ので、穴加工精度と工具寿命を向上させた穴明け工具を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる穴明け工具は、回転軸線回りに回転
させられる工具本体の先端部外周に回転軸線回りにねじ
れた一対の切屑排出溝を回転軸線に対称にして形成する
とともに、各切屑排出溝の工具回転方向を向く壁面と先
端逃げ面との交差稜線部にそれぞれ切刃が形成される穴
明け工具において、先端逃げ面における工具内周側には
シンニング面が形成されて、このシンニング面により切
刃の内周側の部分は回転軸線側に曲折させられて回転軸
線を越えて他方の切刃側まで達するシンニング刃とさ
れ、これらシンニング刃間に形成されるチゼルのシンニ
ング刃に沿った方向の寸法が、0.10mmから0.2
5mmの範囲内とされていることを特徴としている。
め、本発明にかかる穴明け工具は、回転軸線回りに回転
させられる工具本体の先端部外周に回転軸線回りにねじ
れた一対の切屑排出溝を回転軸線に対称にして形成する
とともに、各切屑排出溝の工具回転方向を向く壁面と先
端逃げ面との交差稜線部にそれぞれ切刃が形成される穴
明け工具において、先端逃げ面における工具内周側には
シンニング面が形成されて、このシンニング面により切
刃の内周側の部分は回転軸線側に曲折させられて回転軸
線を越えて他方の切刃側まで達するシンニング刃とさ
れ、これらシンニング刃間に形成されるチゼルのシンニ
ング刃に沿った方向の寸法が、0.10mmから0.2
5mmの範囲内とされていることを特徴としている。
【0007】このように構成される穴明け工具において
は、先端逃げ面における工具内周側にシンニング面が形
成されることにより切刃の内周側の部分は回転軸線側に
曲折させられて回転軸線を越えて他方の切刃側まで達す
るシンニング刃とされている。すなわち、シンニング刃
同士が互いに対向していてシンニング刃間に形成される
チゼルのY寸法が負とされている。これにより、シンニ
ング面とシンニング刃との間に形成される空間が広くな
り、シンニング刃によって被削材から削り取られた切屑
がシンニング面とシンニング刃との間に形成される空間
に排出されやすくなるので、切屑排出性が向上する。こ
こで、これらシンニング刃間に形成されるチゼルのシン
ニング刃に沿った方向の寸法が0.10mmよりも小さ
い場合(チゼルのY寸法が−0.10mmよりも大きい
場合)には、シンニング面とシンニング刃との間に形成
される空間が狭くなり、穴明け加工時にシンニング刃に
よって被削材から削り取られた切屑の排出性が低下して
しまう。さらに、このようにシンニング面とシンニング
刃との間に形成される空間が狭くなるとこの空間内で切
屑が押し潰されやすくなるので、その影響を受けて工具
本体に振れが生じやすくなり、穴加工精度が低下すると
ともに振れが生じることによって工具本体に加わる負荷
も大きくなって工具寿命も低下してしまう。また、チゼ
ルのシンニング刃に沿った方向の寸法が0.25mmよ
りも大きい場合(チゼルのY方向寸法が−0.25mm
よりも小さい場合)には、チゼルの強度が低下して工具
寿命が短くなってしまう。このため、これらシンニング
刃間に形成されるチゼルのシンニング刃に沿った方向の
寸法は、0.10mmから0.25mmの範囲内とされ
る。
は、先端逃げ面における工具内周側にシンニング面が形
成されることにより切刃の内周側の部分は回転軸線側に
曲折させられて回転軸線を越えて他方の切刃側まで達す
るシンニング刃とされている。すなわち、シンニング刃
同士が互いに対向していてシンニング刃間に形成される
チゼルのY寸法が負とされている。これにより、シンニ
ング面とシンニング刃との間に形成される空間が広くな
り、シンニング刃によって被削材から削り取られた切屑
がシンニング面とシンニング刃との間に形成される空間
に排出されやすくなるので、切屑排出性が向上する。こ
こで、これらシンニング刃間に形成されるチゼルのシン
ニング刃に沿った方向の寸法が0.10mmよりも小さ
い場合(チゼルのY寸法が−0.10mmよりも大きい
場合)には、シンニング面とシンニング刃との間に形成
される空間が狭くなり、穴明け加工時にシンニング刃に
よって被削材から削り取られた切屑の排出性が低下して
しまう。さらに、このようにシンニング面とシンニング
刃との間に形成される空間が狭くなるとこの空間内で切
屑が押し潰されやすくなるので、その影響を受けて工具
本体に振れが生じやすくなり、穴加工精度が低下すると
ともに振れが生じることによって工具本体に加わる負荷
も大きくなって工具寿命も低下してしまう。また、チゼ
ルのシンニング刃に沿った方向の寸法が0.25mmよ
りも大きい場合(チゼルのY方向寸法が−0.25mm
よりも小さい場合)には、チゼルの強度が低下して工具
寿命が短くなってしまう。このため、これらシンニング
刃間に形成されるチゼルのシンニング刃に沿った方向の
寸法は、0.10mmから0.25mmの範囲内とされ
る。
【0008】また、切刃の先端角αが、125°から1
35°の範囲内とされていてもよい。この場合には、切
刃の先端角αが小さくなることによって穴明け加工時に
切刃が被削材に食い付きやすくなり、工具本体に振れが
生じにくくなる。ここで、切刃の先端角αが125°よ
りも小さいと、刃先強度が低下するので、工具寿命が短
くなってしまう。また、切刃の先端角αが135°より
も大きいと、穴明け加工時に切刃が被削材に食い付きに
くくなって工具本体に振れが生じやすくなってしまう。
このため、切刃の先端角αは、125°から135°の
範囲内とすることが好ましい。
35°の範囲内とされていてもよい。この場合には、切
刃の先端角αが小さくなることによって穴明け加工時に
切刃が被削材に食い付きやすくなり、工具本体に振れが
生じにくくなる。ここで、切刃の先端角αが125°よ
りも小さいと、刃先強度が低下するので、工具寿命が短
くなってしまう。また、切刃の先端角αが135°より
も大きいと、穴明け加工時に切刃が被削材に食い付きに
くくなって工具本体に振れが生じやすくなってしまう。
このため、切刃の先端角αは、125°から135°の
範囲内とすることが好ましい。
【0009】また、先端逃げ面は、先端逃げ角γが10
°から20°の範囲内とされて回転軸線上に頂点が位置
する円錐面状に形成されていてもよい。この場合には、
先端逃げ面が円錐面状とされているので、先端逃げ角γ
を大きくして切刃の刃物角を小さくして切れ味を向上さ
せつつ、刃先の肉厚を確保して強度を確保することがで
きる。ここで、先端逃げ角γが10°よりも小さいと、
切刃の刃物角が大きすぎて切削抵抗が大きくなり、切れ
味が低下してしまう。また、先端逃げ角γが20°より
も大きいと、刃先の肉厚が薄くなりすぎて刃先強度が低
下してしまう。このため、先端逃げ面の先端逃げ角γは
10°から20°の範囲内とすることが好ましい。
°から20°の範囲内とされて回転軸線上に頂点が位置
する円錐面状に形成されていてもよい。この場合には、
先端逃げ面が円錐面状とされているので、先端逃げ角γ
を大きくして切刃の刃物角を小さくして切れ味を向上さ
せつつ、刃先の肉厚を確保して強度を確保することがで
きる。ここで、先端逃げ角γが10°よりも小さいと、
切刃の刃物角が大きすぎて切削抵抗が大きくなり、切れ
味が低下してしまう。また、先端逃げ角γが20°より
も大きいと、刃先の肉厚が薄くなりすぎて刃先強度が低
下してしまう。このため、先端逃げ面の先端逃げ角γは
10°から20°の範囲内とすることが好ましい。
【0010】また、シンニング刃に略直交する方向のチ
ゼルの寸法(チゼルのX寸法)が、0.05mmから
0.25mmの範囲内とされていてもよい。この場合に
は、シンニング面とシンニング刃との間に形成される空
間が広くなり、シンニング刃によって被削材から削り取
られた切屑がシンニング面とシンニング刃との間に形成
される空間に排出されやすくなるので、さらに切屑排出
性が向上する。ここで、シンニング刃に略直交する方向
のチゼルの寸法が0.05mmよりも小さい場合には、
チゼルの強度が低下して工具寿命が短くなってしまう。
また、この寸法が0.25mmよりも大きい場合には、
シンニング面とシンニング刃との間に形成される空間が
狭くなってしまい、穴明け加工時にシンニング刃によっ
て被削材から削り取られた切屑の排出性が低下してしま
う。さらに、このようにシンニング面とシンニング刃と
の間に形成される空間が狭くなると、この空間内で切屑
が押し潰されやすくなるので、その影響を受けて工具本
体に振れが生じやすくなり、穴加工精度が低下するとと
もに振れが生じることによって工具本体に加わる負荷も
大きくなって工具寿命も低下してしまう。このため、こ
れらシンニング刃間に形成されるチゼルのシンニング刃
に略直交する方向の寸法(チゼルのX寸法)は、0.0
5mmから0.25mmの範囲内とすることが好まし
い。
ゼルの寸法(チゼルのX寸法)が、0.05mmから
0.25mmの範囲内とされていてもよい。この場合に
は、シンニング面とシンニング刃との間に形成される空
間が広くなり、シンニング刃によって被削材から削り取
られた切屑がシンニング面とシンニング刃との間に形成
される空間に排出されやすくなるので、さらに切屑排出
性が向上する。ここで、シンニング刃に略直交する方向
のチゼルの寸法が0.05mmよりも小さい場合には、
チゼルの強度が低下して工具寿命が短くなってしまう。
また、この寸法が0.25mmよりも大きい場合には、
シンニング面とシンニング刃との間に形成される空間が
狭くなってしまい、穴明け加工時にシンニング刃によっ
て被削材から削り取られた切屑の排出性が低下してしま
う。さらに、このようにシンニング面とシンニング刃と
の間に形成される空間が狭くなると、この空間内で切屑
が押し潰されやすくなるので、その影響を受けて工具本
体に振れが生じやすくなり、穴加工精度が低下するとと
もに振れが生じることによって工具本体に加わる負荷も
大きくなって工具寿命も低下してしまう。このため、こ
れらシンニング刃間に形成されるチゼルのシンニング刃
に略直交する方向の寸法(チゼルのX寸法)は、0.0
5mmから0.25mmの範囲内とすることが好まし
い。
【0011】また、径方向シンニング角δが10°から
20°の範囲内とされていてもよい。この場合には、シ
ンニング刃の先端角βが小さくなるので、穴明け加工時
にシンニング刃が被削材に食い付きやすくなり、さらに
工具本体2に振れが生じにくくなる。ここで、径方向シ
ンニング角δが10°よりも小さくなると、シンニング
刃の刃先強度が低下して工具寿命が短くなってしまう。
また、径方向シンニング角δが20°よりも大きいと、
穴明け加工時にシンニング刃が被削材に食い付きにくく
なって工具本体2に振れが生じやすくなってしまう。こ
のため、径方向シンニング角δは、10°から20°の
範囲内とすることが好ましい。
20°の範囲内とされていてもよい。この場合には、シ
ンニング刃の先端角βが小さくなるので、穴明け加工時
にシンニング刃が被削材に食い付きやすくなり、さらに
工具本体2に振れが生じにくくなる。ここで、径方向シ
ンニング角δが10°よりも小さくなると、シンニング
刃の刃先強度が低下して工具寿命が短くなってしまう。
また、径方向シンニング角δが20°よりも大きいと、
穴明け加工時にシンニング刃が被削材に食い付きにくく
なって工具本体2に振れが生じやすくなってしまう。こ
のため、径方向シンニング角δは、10°から20°の
範囲内とすることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる穴明け工具
の一実施形態について、図1から図4を用いて説明す
る。本実施の形態では、本発明をドリルに適用した例に
ついて説明する。ここで、図1は本実施形態にかかるド
リルの形状を示す側面図、図2は図1に示すドリルの先
端部の拡大図、図3は図1に示すドリルの先端面図、図
4は図3の拡大図である。
の一実施形態について、図1から図4を用いて説明す
る。本実施の形態では、本発明をドリルに適用した例に
ついて説明する。ここで、図1は本実施形態にかかるド
リルの形状を示す側面図、図2は図1に示すドリルの先
端部の拡大図、図3は図1に示すドリルの先端面図、図
4は図3の拡大図である。
【0013】本実施形態に示すドリル1は、二枚刃のツ
イストドリルであって、鋼材や超硬合金等の硬質材料か
ら形成された略円柱形状の工具本体2の先端部外周に、
一対の切屑排出溝3、3が、この工具本体2の回転軸線
Oに対称にして工具本体2の後端側に向かうにつれて加
工時の工具回転方向Tの後方にねじれるように形成され
ている。ここで、本実施の形態では、切屑排出溝3のね
じれ角θは、25°〜35°としている。また、工具本
体2には、基端側から先端逃げ面4まで通じる油穴2a
が設けられている。各切屑排出溝3の工具回転方向Tを
向く壁面3aと先端逃げ面4との交差稜線部にはそれぞ
れ切刃5が形成されている。ここで、工具本体2の心厚
は、切刃外径をDとすると、例えば0.2×Dmm〜
0.35×Dmmの範囲内とされている。本実施の形態
では、切刃外径Dは8.6mmとしている。本実施の形
態では、心厚は0.25×Dmmとしている。
イストドリルであって、鋼材や超硬合金等の硬質材料か
ら形成された略円柱形状の工具本体2の先端部外周に、
一対の切屑排出溝3、3が、この工具本体2の回転軸線
Oに対称にして工具本体2の後端側に向かうにつれて加
工時の工具回転方向Tの後方にねじれるように形成され
ている。ここで、本実施の形態では、切屑排出溝3のね
じれ角θは、25°〜35°としている。また、工具本
体2には、基端側から先端逃げ面4まで通じる油穴2a
が設けられている。各切屑排出溝3の工具回転方向Tを
向く壁面3aと先端逃げ面4との交差稜線部にはそれぞ
れ切刃5が形成されている。ここで、工具本体2の心厚
は、切刃外径をDとすると、例えば0.2×Dmm〜
0.35×Dmmの範囲内とされている。本実施の形態
では、切刃外径Dは8.6mmとしている。本実施の形
態では、心厚は0.25×Dmmとしている。
【0014】切刃5の先端角αは、125°から135
°の範囲内とされており、工具本体2の先端が従来のド
リルよりも尖らせられている。これによって、穴明け加
工時に切刃5が被削材に食い付きやすくなって工具本体
2に振れが生じにくくなる。ここで、切刃5の先端角α
が125°よりも小さいと、刃先強度が低下するので、
工具寿命が短くなってしまう。また、切刃5の先端角α
が135°よりも大きいと、穴明け加工時に切刃5が被
削材に食い付きにくくなって工具本体2に振れが生じや
すくなってしまう。このため、切刃5の先端角αは、1
25°から135°の範囲内とすることが好ましい。
°の範囲内とされており、工具本体2の先端が従来のド
リルよりも尖らせられている。これによって、穴明け加
工時に切刃5が被削材に食い付きやすくなって工具本体
2に振れが生じにくくなる。ここで、切刃5の先端角α
が125°よりも小さいと、刃先強度が低下するので、
工具寿命が短くなってしまう。また、切刃5の先端角α
が135°よりも大きいと、穴明け加工時に切刃5が被
削材に食い付きにくくなって工具本体2に振れが生じや
すくなってしまう。このため、切刃5の先端角αは、1
25°から135°の範囲内とすることが好ましい。
【0015】また、先端逃げ面4は、先端逃げ角γが1
0°から20°の範囲内とされて回転軸線上に頂点が位
置する円錐面状に形成されていて、先端逃げ角γを大き
くして切刃5の刃物角を小さくして切れ味を向上させつ
つ、刃先の肉厚を確保して強度を確保している。ここ
で、先端逃げ角γが10°よりも小さいと、切刃5の刃
物角が大きくなりすぎて切削抵抗が大きくなり、切れ味
が低下してしまう。また、先端逃げ角γが20°よりも
大きいと、刃先の肉厚が薄くなりすぎて刃先強度が低下
してしまう。このため、先端逃げ面の先端逃げ角γは1
0°から20°の範囲内とすることが好ましい。
0°から20°の範囲内とされて回転軸線上に頂点が位
置する円錐面状に形成されていて、先端逃げ角γを大き
くして切刃5の刃物角を小さくして切れ味を向上させつ
つ、刃先の肉厚を確保して強度を確保している。ここ
で、先端逃げ角γが10°よりも小さいと、切刃5の刃
物角が大きくなりすぎて切削抵抗が大きくなり、切れ味
が低下してしまう。また、先端逃げ角γが20°よりも
大きいと、刃先の肉厚が薄くなりすぎて刃先強度が低下
してしまう。このため、先端逃げ面の先端逃げ角γは1
0°から20°の範囲内とすることが好ましい。
【0016】先端逃げ面4における工具内周側にはシン
ニング面4aが形成されて、このシンニング面4aによ
り切刃5の内周側の部分は回転軸線O側に曲折させられ
て回転軸線Oを越えて他方の切刃5側まで達するシンニ
ング刃6とされている。ここで、本実施の形態では、刃
先への切屑の溶着を防止するため、切刃5及びシンニン
グ刃6に施すホーニング量は、0〜0.025mmとし
ている。これらシンニング刃6間にはチゼル7が形成さ
れており、シンニング刃6に沿った方向のチゼル7の寸
法は、0.10mmから0.25mmの範囲内とされて
いる。すなわち、チゼル7のY寸法は、−0.25mm
から−0.10mmの範囲内とされている。また、シン
ニング刃6に略直交する方向のチゼル7の寸法(チゼル
7のX寸法)が、0.05mmから0.25mmの範囲
内とされている。ここで、図4では、比較のため、チゼ
ルのY寸法を正とした場合のシンニング面4aの形状を
二点鎖線で示している。
ニング面4aが形成されて、このシンニング面4aによ
り切刃5の内周側の部分は回転軸線O側に曲折させられ
て回転軸線Oを越えて他方の切刃5側まで達するシンニ
ング刃6とされている。ここで、本実施の形態では、刃
先への切屑の溶着を防止するため、切刃5及びシンニン
グ刃6に施すホーニング量は、0〜0.025mmとし
ている。これらシンニング刃6間にはチゼル7が形成さ
れており、シンニング刃6に沿った方向のチゼル7の寸
法は、0.10mmから0.25mmの範囲内とされて
いる。すなわち、チゼル7のY寸法は、−0.25mm
から−0.10mmの範囲内とされている。また、シン
ニング刃6に略直交する方向のチゼル7の寸法(チゼル
7のX寸法)が、0.05mmから0.25mmの範囲
内とされている。ここで、図4では、比較のため、チゼ
ルのY寸法を正とした場合のシンニング面4aの形状を
二点鎖線で示している。
【0017】また、径方向シンニング角δは、10°か
ら20°の範囲内とされている。これにより、シンニン
グ刃6の先端角βが小さくなるので、穴明け加工時にシ
ンニング刃6が被削材に食い付きやすくなり、工具本体
2に振れが生じにくくなる。ここで、径方向シンニング
角δが10°よりも小さくなると、シンニング刃6の刃
先強度が低下して工具寿命が短くなってしまう。また、
径方向シンニング角δが20°よりも大きいと、シンニ
ング刃6が被削材に食い付きにくくなって工具本体2に
振れが生じやすくなってしまう。このため、径方向シン
ニング角δは、10°から20°の範囲内とすることが
好ましい。
ら20°の範囲内とされている。これにより、シンニン
グ刃6の先端角βが小さくなるので、穴明け加工時にシ
ンニング刃6が被削材に食い付きやすくなり、工具本体
2に振れが生じにくくなる。ここで、径方向シンニング
角δが10°よりも小さくなると、シンニング刃6の刃
先強度が低下して工具寿命が短くなってしまう。また、
径方向シンニング角δが20°よりも大きいと、シンニ
ング刃6が被削材に食い付きにくくなって工具本体2に
振れが生じやすくなってしまう。このため、径方向シン
ニング角δは、10°から20°の範囲内とすることが
好ましい。
【0018】このように構成されるドリル1において
は、先端逃げ面4における工具内周側にシンニング面4
aが形成されることにより切刃5の内周側の部分は回転
軸線O側に曲折させられて回転軸線Oを越えて他方の切
刃5側まで達するシンニング刃6とされている。すなわ
ち、シンニング刃6同士が互いに対向していてシンニン
グ刃6間に形成されるチゼルのY寸法が負とされてい
る。これにより、シンニング面4aとシンニング刃6と
の間に形成される空間Sが広くなり、シンニング刃6に
よって被削材から削り取られた切屑がシンニング面4a
とシンニング刃6との間に形成される空間Sに容易に排
出されることとなる。
は、先端逃げ面4における工具内周側にシンニング面4
aが形成されることにより切刃5の内周側の部分は回転
軸線O側に曲折させられて回転軸線Oを越えて他方の切
刃5側まで達するシンニング刃6とされている。すなわ
ち、シンニング刃6同士が互いに対向していてシンニン
グ刃6間に形成されるチゼルのY寸法が負とされてい
る。これにより、シンニング面4aとシンニング刃6と
の間に形成される空間Sが広くなり、シンニング刃6に
よって被削材から削り取られた切屑がシンニング面4a
とシンニング刃6との間に形成される空間Sに容易に排
出されることとなる。
【0019】ここで、これらシンニング刃6間に形成さ
れるチゼル7のシンニング刃6に沿った方向の寸法が
0.10mmよりも小さい場合(チゼル7のY寸法が−
0.10mmよりも大きい場合)には、シンニング面4
aとシンニング刃6との間に形成される空間Sが狭くな
り、シンニング刃6によって被削材から削り取られた切
屑の排出性が低下してしまう。さらに、このようにシン
ニング面4aとシンニング刃6との間に形成される空間
Sが狭くなることで、穴明け加工時にこの空間S内で切
屑が押し潰されやすくなるので、その影響を受けて工具
本体2に振れが生じやすくなり、穴加工精度が低下する
とともに振れが生じることによって工具本体2に加わる
負荷も大きくなって工具寿命も低下してしまう。また、
チゼル7のシンニング刃6に沿った方向の寸法が0.2
5mmよりも大きい場合(チゼル7のY方向寸法が−
0.25mmよりも小さい場合)には、チゼル7の強度
が低下して工具寿命が短くなってしまう。このため、こ
れらシンニング刃6間に形成されるチゼル7のシンニン
グ刃6に沿った方向の寸法は、0.10mmから0.2
5mmの範囲内とされる。
れるチゼル7のシンニング刃6に沿った方向の寸法が
0.10mmよりも小さい場合(チゼル7のY寸法が−
0.10mmよりも大きい場合)には、シンニング面4
aとシンニング刃6との間に形成される空間Sが狭くな
り、シンニング刃6によって被削材から削り取られた切
屑の排出性が低下してしまう。さらに、このようにシン
ニング面4aとシンニング刃6との間に形成される空間
Sが狭くなることで、穴明け加工時にこの空間S内で切
屑が押し潰されやすくなるので、その影響を受けて工具
本体2に振れが生じやすくなり、穴加工精度が低下する
とともに振れが生じることによって工具本体2に加わる
負荷も大きくなって工具寿命も低下してしまう。また、
チゼル7のシンニング刃6に沿った方向の寸法が0.2
5mmよりも大きい場合(チゼル7のY方向寸法が−
0.25mmよりも小さい場合)には、チゼル7の強度
が低下して工具寿命が短くなってしまう。このため、こ
れらシンニング刃6間に形成されるチゼル7のシンニン
グ刃6に沿った方向の寸法は、0.10mmから0.2
5mmの範囲内とされる。
【0020】また、シンニング刃6に略直交する方向の
チゼル7の寸法(チゼル7のX寸法)が、0.05mm
から0.25mmの範囲内とされており、シンニング面
4aとシンニング刃6との間に形成される空間Sを広く
確保しているので、シンニング刃6によって被削材から
削り取られた切屑がシンニング面4aとシンニング刃6
との間に形成される空間Sに容易に排出されることとな
る。ここで、シンニング刃6に略直交する方向のチゼル
7の寸法が0.05mmよりも小さい場合には、チゼル
7の強度が低下して工具寿命が短くなってしまう。ま
た、この寸法が0.25mmよりも大きい場合には、シ
ンニング面4aとシンニング刃6との間に形成される空
間Sが小さくなってしまい、シンニング刃6によって被
削材から削り取られた切屑の排出性が低下してしまう。
さらに、穴明け加工時にシンニング面4aとシンニング
刃6との間に形成される空間S内で切屑が押し潰されや
すくなるので、その影響を受けて工具本体に振れが生じ
やすくなり、穴加工精度が低下するとともに振れが生じ
ることによって工具本体2に加わる負荷も大きくなって
工具寿命も低下してしまう。このため、これらシンニン
グ刃6間に形成されるチゼル7のシンニング刃6に略直
交する方向の寸法(チゼル7のX寸法)は、0.05m
mから0.25mmの範囲内とすることが好ましい。
チゼル7の寸法(チゼル7のX寸法)が、0.05mm
から0.25mmの範囲内とされており、シンニング面
4aとシンニング刃6との間に形成される空間Sを広く
確保しているので、シンニング刃6によって被削材から
削り取られた切屑がシンニング面4aとシンニング刃6
との間に形成される空間Sに容易に排出されることとな
る。ここで、シンニング刃6に略直交する方向のチゼル
7の寸法が0.05mmよりも小さい場合には、チゼル
7の強度が低下して工具寿命が短くなってしまう。ま
た、この寸法が0.25mmよりも大きい場合には、シ
ンニング面4aとシンニング刃6との間に形成される空
間Sが小さくなってしまい、シンニング刃6によって被
削材から削り取られた切屑の排出性が低下してしまう。
さらに、穴明け加工時にシンニング面4aとシンニング
刃6との間に形成される空間S内で切屑が押し潰されや
すくなるので、その影響を受けて工具本体に振れが生じ
やすくなり、穴加工精度が低下するとともに振れが生じ
ることによって工具本体2に加わる負荷も大きくなって
工具寿命も低下してしまう。このため、これらシンニン
グ刃6間に形成されるチゼル7のシンニング刃6に略直
交する方向の寸法(チゼル7のX寸法)は、0.05m
mから0.25mmの範囲内とすることが好ましい。
【0021】このように構成されるドリル1によれば、
切刃5の内周側の部分が回転軸線Oを越えて他方の切刃
5側まで達するシンニング刃6とされており、これらシ
ンニング刃6間に形成されるチゼル7の、シンニング刃
6に沿った方向の寸法は、0.10mmから0.25m
mの範囲内とされており、また、シンニング刃6に略直
交する方向のチゼル7の寸法(チゼル7のX寸法)が、
0.05mmから0.25mmの範囲内とされているの
で、シンニング面4aとシンニング刃6との間に形成さ
れる空間Sが広く確保されることとなり、シンニング刃
6によって被削材から削り取られた切屑がシンニング面
4aとシンニング刃6との間に形成される空間Sに排出
されやすくなるので、切屑排出性が向上する。これによ
り、穴明け加工時に切屑によるドリル1への影響が少な
くなり、ドリル1に振れが生じにくくなるので、穴加工
精度を向上させることができる。また、切刃5及びシン
ニング刃6に加わる負担も軽減されるので、これら切刃
5及びシンニング刃6にホーニング量が少なくても切刃
寿命を確保することができるので、これら切刃5及びシ
ンニング刃6に施すホーニング量を少なくするかもしく
はホーニングを無くして、刃先への切屑の溶着を防止す
ることができる。また、このようにドリル1に振れが生
じにくくなるので、ドリル1に加わる負担を低減するこ
とができ、工具寿命を延ばすことができる。
切刃5の内周側の部分が回転軸線Oを越えて他方の切刃
5側まで達するシンニング刃6とされており、これらシ
ンニング刃6間に形成されるチゼル7の、シンニング刃
6に沿った方向の寸法は、0.10mmから0.25m
mの範囲内とされており、また、シンニング刃6に略直
交する方向のチゼル7の寸法(チゼル7のX寸法)が、
0.05mmから0.25mmの範囲内とされているの
で、シンニング面4aとシンニング刃6との間に形成さ
れる空間Sが広く確保されることとなり、シンニング刃
6によって被削材から削り取られた切屑がシンニング面
4aとシンニング刃6との間に形成される空間Sに排出
されやすくなるので、切屑排出性が向上する。これによ
り、穴明け加工時に切屑によるドリル1への影響が少な
くなり、ドリル1に振れが生じにくくなるので、穴加工
精度を向上させることができる。また、切刃5及びシン
ニング刃6に加わる負担も軽減されるので、これら切刃
5及びシンニング刃6にホーニング量が少なくても切刃
寿命を確保することができるので、これら切刃5及びシ
ンニング刃6に施すホーニング量を少なくするかもしく
はホーニングを無くして、刃先への切屑の溶着を防止す
ることができる。また、このようにドリル1に振れが生
じにくくなるので、ドリル1に加わる負担を低減するこ
とができ、工具寿命を延ばすことができる。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例にかかるドリル(以
下、実施例と呼ぶ)と従来のドリル(以下、従来例と呼
ぶ)のそれぞれについて切削性能試験を行い、切削性能
の比較を行った。実施例と従来例の構成について、以下
の表1に示す。
下、実施例と呼ぶ)と従来のドリル(以下、従来例と呼
ぶ)のそれぞれについて切削性能試験を行い、切削性能
の比較を行った。実施例と従来例の構成について、以下
の表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】表1に示すように、従来例では切刃の先端
角は140°とされているのに対し、実施例では切刃の
先端角を130°としている。また、従来例では、先端
逃げ面を、逃げ角を10°〜20°とし、切刃から工具
回転方向後方に向かうにつれて回転軸線に直交する面に
対する傾斜角度が三段階で大きくなる傾斜面としている
のに対し、実施例では、先端逃げ面は、逃げ角16°で
工具本体の回転軸線上に頂点が位置する円錐面としてい
る。さらに、従来例では、径方向シンニング角を30°
としているのに対し、実施例では径方向シンニング角を
より小さい13°としている。また、従来例では切刃及
びシンニング刃に30°の角度ホーニングを施し、その
ホーニング量を0.1mm〜0.15mmとしているの
に対し、実施例では切刃及びシンニング刃にはホーニン
グを施していない。そして、従来例では工具本体の表面
にTiCN/TiAlNをコートしているのに対し、実
施例では工具本体の表面にTiAlNをコートするか、
もしくは表面コートなしとしている。
角は140°とされているのに対し、実施例では切刃の
先端角を130°としている。また、従来例では、先端
逃げ面を、逃げ角を10°〜20°とし、切刃から工具
回転方向後方に向かうにつれて回転軸線に直交する面に
対する傾斜角度が三段階で大きくなる傾斜面としている
のに対し、実施例では、先端逃げ面は、逃げ角16°で
工具本体の回転軸線上に頂点が位置する円錐面としてい
る。さらに、従来例では、径方向シンニング角を30°
としているのに対し、実施例では径方向シンニング角を
より小さい13°としている。また、従来例では切刃及
びシンニング刃に30°の角度ホーニングを施し、その
ホーニング量を0.1mm〜0.15mmとしているの
に対し、実施例では切刃及びシンニング刃にはホーニン
グを施していない。そして、従来例では工具本体の表面
にTiCN/TiAlNをコートしているのに対し、実
施例では工具本体の表面にTiAlNをコートするか、
もしくは表面コートなしとしている。
【0025】そして、これら実施例及び従来例を用い
て、被削材に穴明け加工を行い、その際の被削材の切削
加工面(加工穴の底面)の様子を観察した。この切削加
工面の様子を図5に示す。図5において(a)は従来例
による切削加工面を示し、(b)は実施例による切削加
工面を示している。図5からは、従来例では切削加工の
跡が円形ではなく歪んでおり、また切削加工面も荒れて
いて、特に中心位置が荒れていることがわかる。このこ
とから、従来例では穴明け加工時に工具本体に振れが生
じていることがわかる。これに対し、実施例では切削加
工の跡が真円に近く、切削加工面の荒れが少なく、中心
位置も加工が良好に行われていることがわかる。このこ
とから、実施例では穴明け加工時における工具本体の振
れが少ないことがわかる。
て、被削材に穴明け加工を行い、その際の被削材の切削
加工面(加工穴の底面)の様子を観察した。この切削加
工面の様子を図5に示す。図5において(a)は従来例
による切削加工面を示し、(b)は実施例による切削加
工面を示している。図5からは、従来例では切削加工の
跡が円形ではなく歪んでおり、また切削加工面も荒れて
いて、特に中心位置が荒れていることがわかる。このこ
とから、従来例では穴明け加工時に工具本体に振れが生
じていることがわかる。これに対し、実施例では切削加
工の跡が真円に近く、切削加工面の荒れが少なく、中心
位置も加工が良好に行われていることがわかる。このこ
とから、実施例では穴明け加工時における工具本体の振
れが少ないことがわかる。
【0026】また、上記の切削試験の際に発生した切屑
を図6に示す。図6において、(a)は従来例による切
屑を示し、(b)は実施例による切屑を示している。図
6からは、従来例では切屑の形状が安定しておらず、切
刃による切削が安定していないことがわかる。このこと
からも工具本体に振れが生じていることが推測される。
また、切屑の形状から、切屑は排出される際に押し潰さ
れていると推測される。これに対し、実施例では、切屑
の形状が安定しており、このことからも工具本体の振れ
が少ないことがわかる。また、切屑の形状から、切屑は
排出される際に押し潰されていないことがわかる。
を図6に示す。図6において、(a)は従来例による切
屑を示し、(b)は実施例による切屑を示している。図
6からは、従来例では切屑の形状が安定しておらず、切
刃による切削が安定していないことがわかる。このこと
からも工具本体に振れが生じていることが推測される。
また、切屑の形状から、切屑は排出される際に押し潰さ
れていると推測される。これに対し、実施例では、切屑
の形状が安定しており、このことからも工具本体の振れ
が少ないことがわかる。また、切屑の形状から、切屑は
排出される際に押し潰されていないことがわかる。
【0027】次に、実施例と従来例のそれぞれによって
被削材を切削した際の切削性能を測定した。その結果を
図7のグラフに示す。このときの切削条件は、実施例と
従来例ともに切刃外径が8mmのものを用い、被削材は
Inconel 718とし、切削速度Vc=20m/
min、送り速度fr=0.04/rev、L/D=1
5とし、エマルジョンタイプの切削油を1MPaで供給
した。 (a) 拡大しろ比較 図7(a)に示すように、従来例では加工穴の拡大しろ
は、一回目の穴明け加工では約17μmから約43μ
m、二回目の穴明け加工では約14μmから35μmと
なっており、拡大しろも大きくまた拡大量も安定してい
ない。これに対し、実施例では、一回目の穴明け加工で
は約13μmから約17μm、二回目の穴明け加工では
約22μmから25μmと、従来例に比べて拡大しろも
小さく、また拡大量も安定している。 (b) 表面粗さ比較 次に、これら実施例及び従来例によって明けられた穴の
入口付近の表面粗さを測定した。その結果を図7(b)
のグラフに示す。図7(b)に示すように、従来例によ
って明けられた穴では、十点平均粗さRzは5.68μ
mであり、最大高さRyは8.54μmであった。これ
に対し、実施例によって明けられた穴では、十点平均粗
さRzは3.02μmであり、最大高さRyは4.82
μmであった。 (c) 真円度比較 次に、これら実施例及び従来例によって明けられた穴の
入口付近の真円度を測定した。その結果を図7(c)の
グラフに示す。図7(c)に示すように、従来例によっ
て明けられた穴では、入口付近はいびつな形状をなして
おり、また目標の加工径からのずれの最大値は16.3
μmであった。これに対し、実施例によって明けられた
穴では、入り口付近の形状はほほ真円に近く、また目標
の加工径からのずれの最大値は2.6μmであった。以
上の結果から、従来例では穴明け加工の際に工具本体に
振れが生じていて、これによって加工精度が低下してい
るものと推測され、これに対して、実施例では、穴明け
加工の際に工具本体に生じる振れが少なく、これによっ
て加工精度が向上しているものと推測される。
被削材を切削した際の切削性能を測定した。その結果を
図7のグラフに示す。このときの切削条件は、実施例と
従来例ともに切刃外径が8mmのものを用い、被削材は
Inconel 718とし、切削速度Vc=20m/
min、送り速度fr=0.04/rev、L/D=1
5とし、エマルジョンタイプの切削油を1MPaで供給
した。 (a) 拡大しろ比較 図7(a)に示すように、従来例では加工穴の拡大しろ
は、一回目の穴明け加工では約17μmから約43μ
m、二回目の穴明け加工では約14μmから35μmと
なっており、拡大しろも大きくまた拡大量も安定してい
ない。これに対し、実施例では、一回目の穴明け加工で
は約13μmから約17μm、二回目の穴明け加工では
約22μmから25μmと、従来例に比べて拡大しろも
小さく、また拡大量も安定している。 (b) 表面粗さ比較 次に、これら実施例及び従来例によって明けられた穴の
入口付近の表面粗さを測定した。その結果を図7(b)
のグラフに示す。図7(b)に示すように、従来例によ
って明けられた穴では、十点平均粗さRzは5.68μ
mであり、最大高さRyは8.54μmであった。これ
に対し、実施例によって明けられた穴では、十点平均粗
さRzは3.02μmであり、最大高さRyは4.82
μmであった。 (c) 真円度比較 次に、これら実施例及び従来例によって明けられた穴の
入口付近の真円度を測定した。その結果を図7(c)の
グラフに示す。図7(c)に示すように、従来例によっ
て明けられた穴では、入口付近はいびつな形状をなして
おり、また目標の加工径からのずれの最大値は16.3
μmであった。これに対し、実施例によって明けられた
穴では、入り口付近の形状はほほ真円に近く、また目標
の加工径からのずれの最大値は2.6μmであった。以
上の結果から、従来例では穴明け加工の際に工具本体に
振れが生じていて、これによって加工精度が低下してい
るものと推測され、これに対して、実施例では、穴明け
加工の際に工具本体に生じる振れが少なく、これによっ
て加工精度が向上しているものと推測される。
【0028】(d) 切削抵抗の比較
次に、これら実施例及び従来例によって穴明け加工を行
った際の切削抵抗を測定した。その結果を図8に示す。
なお、このときの切削条件は前記の切削条件と同一とし
て、穴明け加工を二度行った。従来例では、切削抵抗は
一回目、二回目の穴明け加工時のいずれも、0.90k
Wであるのに対し、実施例では、切削抵抗は一回目、二
回目の穴明け加工のいずれも、0.80kWと従来例よ
りも低いことがわかる。これは、実施例では従来例より
も切屑の排出が良好であるためと思われる。また、従来
例では、穴明け加工時に受けたスラスト力は、1249
N、1215Nであるのに対し、実施例では、穴明け加
工時に受けたスラスト力は、1053N、1029N
と、明らかに従来例よりも低く、従来例よりも工具本体
に振れが生じにくいことがわかる。そして、従来例で
は、穴明け加工時に工具主軸に発生したトルクは3.4
3Nm、3.27Nmであるのに対し、実施例では、
2.64Nm、2.74Nmと明らかに従来例よりも低
いことがわかる。
った際の切削抵抗を測定した。その結果を図8に示す。
なお、このときの切削条件は前記の切削条件と同一とし
て、穴明け加工を二度行った。従来例では、切削抵抗は
一回目、二回目の穴明け加工時のいずれも、0.90k
Wであるのに対し、実施例では、切削抵抗は一回目、二
回目の穴明け加工のいずれも、0.80kWと従来例よ
りも低いことがわかる。これは、実施例では従来例より
も切屑の排出が良好であるためと思われる。また、従来
例では、穴明け加工時に受けたスラスト力は、1249
N、1215Nであるのに対し、実施例では、穴明け加
工時に受けたスラスト力は、1053N、1029N
と、明らかに従来例よりも低く、従来例よりも工具本体
に振れが生じにくいことがわかる。そして、従来例で
は、穴明け加工時に工具主軸に発生したトルクは3.4
3Nm、3.27Nmであるのに対し、実施例では、
2.64Nm、2.74Nmと明らかに従来例よりも低
いことがわかる。
【0029】次に、穴明け加工を施した被削材に生じた
加工硬化の様子を知るために、被削材において加工穴の
内面の深さ方向のビッカース硬度の差を測定した。この
結果を図9のグラフに示す。なお、このときの切削条件
は前記の切削条件と同一とした。なお、被削材の加工前
のビッカース硬度は、図9中で破線で示すように、26
0Hvから270Hvであった。従来例による加工穴で
は、入り口付近のビッカース硬度は約580Hvまで達
しており、穴の開口端までの距離が0.2mm以下の範
囲ではビッカース硬度は300Hv以上であった。これ
に対し、実施例による加工穴では、入り口付近の加工硬
化は少なく、最大でも350Hv程度であり、穴の開口
端までの距離が0.07mmを越えると、多少のばらつ
きはあるものの、加工硬化はほとんどみられない。この
ことから、実施例では、従来例に比べて切刃の切れ味が
良いことが推測される。
加工硬化の様子を知るために、被削材において加工穴の
内面の深さ方向のビッカース硬度の差を測定した。この
結果を図9のグラフに示す。なお、このときの切削条件
は前記の切削条件と同一とした。なお、被削材の加工前
のビッカース硬度は、図9中で破線で示すように、26
0Hvから270Hvであった。従来例による加工穴で
は、入り口付近のビッカース硬度は約580Hvまで達
しており、穴の開口端までの距離が0.2mm以下の範
囲ではビッカース硬度は300Hv以上であった。これ
に対し、実施例による加工穴では、入り口付近の加工硬
化は少なく、最大でも350Hv程度であり、穴の開口
端までの距離が0.07mmを越えると、多少のばらつ
きはあるものの、加工硬化はほとんどみられない。この
ことから、実施例では、従来例に比べて切刃の切れ味が
良いことが推測される。
【0030】
【発明の効果】本発明にかかる穴明け工具によれば、切
刃の内周側の部分が回転軸線を越えて他方の切刃側まで
達するシンニング刃とされており、これらシンニング刃
間に形成されるチゼルの、シンニング刃に沿った方向の
寸法は、0.10mmから0.25mmの範囲内とされ
ているので、シンニング面とシンニング刃との間に形成
される空間が広く確保されることとなり、シンニング刃
によって被削材から削り取られた切屑がシンニング面と
シンニング刃との間に形成される空間に排出されやすく
なるので、切屑排出性が向上する。これにより、穴明け
加工時に切屑による穴明け工具への影響が少なくなり、
穴明け工具に振れが生じにくくなるので、穴加工精度を
向上させることができる。また、切刃及びシンニング刃
に加わる負担も軽減されるので、これら切刃及びシンニ
ング刃にホーニング量が少なくても切刃寿命を確保する
ことができるので、これら切刃及びシンニング刃に施す
ホーニングを少なくするかもしくはホーニングを無くし
て、刃先への切屑の溶着を防止することができる。ま
た、このように穴明け工具に振れが生じにくくなるの
で、穴明け工具に加わる負担を低減することができ、工
具寿命を延ばすことができる。
刃の内周側の部分が回転軸線を越えて他方の切刃側まで
達するシンニング刃とされており、これらシンニング刃
間に形成されるチゼルの、シンニング刃に沿った方向の
寸法は、0.10mmから0.25mmの範囲内とされ
ているので、シンニング面とシンニング刃との間に形成
される空間が広く確保されることとなり、シンニング刃
によって被削材から削り取られた切屑がシンニング面と
シンニング刃との間に形成される空間に排出されやすく
なるので、切屑排出性が向上する。これにより、穴明け
加工時に切屑による穴明け工具への影響が少なくなり、
穴明け工具に振れが生じにくくなるので、穴加工精度を
向上させることができる。また、切刃及びシンニング刃
に加わる負担も軽減されるので、これら切刃及びシンニ
ング刃にホーニング量が少なくても切刃寿命を確保する
ことができるので、これら切刃及びシンニング刃に施す
ホーニングを少なくするかもしくはホーニングを無くし
て、刃先への切屑の溶着を防止することができる。ま
た、このように穴明け工具に振れが生じにくくなるの
で、穴明け工具に加わる負担を低減することができ、工
具寿命を延ばすことができる。
【図1】 本発明の一実施形態にかかるドリル(穴明け
工具)の形状を示す側面図である。
工具)の形状を示す側面図である。
【図2】 図1に示すドリルの先端部の拡大図である。
【図3】 図1に示すドリルの先端面図である。
【図4】 図3の拡大図である。
【図5】 本発明にかかる実施例のドリルと従来例のド
リルのそれぞれによる被削材の切削加工面の様子を示す
図である。
リルのそれぞれによる被削材の切削加工面の様子を示す
図である。
【図6】 本発明にかかる実施例のドリルと従来例のド
リルのそれぞれによって被削材に穴明け加工を行った際
に生じた切屑の形状を示す図である。
リルのそれぞれによって被削材に穴明け加工を行った際
に生じた切屑の形状を示す図である。
【図7】 本発明にかかる実施例のドリルと従来例のド
リルのそれぞれの切削性能を示すグラフである。
リルのそれぞれの切削性能を示すグラフである。
【図8】 本発明にかかる実施例のドリルと従来例のド
リルのそれぞれによって被削材に穴明け加工を施した際
の切削抵抗を示すグラフである。
リルのそれぞれによって被削材に穴明け加工を施した際
の切削抵抗を示すグラフである。
【図9】 本発明にかかる実施例のドリルと従来例のド
リルのそれぞれによって被削材に穴明け加工を施した際
の被削材の硬度変化の様子を示すグラフである。
リルのそれぞれによって被削材に穴明け加工を施した際
の被削材の硬度変化の様子を示すグラフである。
【図10】 従来の穴明け工具の形状を示す側面図であ
る。
る。
【図11】 図10に示すドリルの先端面図である。
1 ドリル(穴明け工具) 2 工具本体
3 切屑排出溝 4 先端逃げ面
4a シンニング面 5 切刃
6 シンニング刃 7 チゼル
O 回転軸線 X チゼルのX寸法
Y チゼルのY寸法 α 切刃の先端角
β シンニング刃の先端角 γ 先端逃げ角
δ 径方向シンニング角
Claims (5)
- 【請求項1】 回転軸線回りに回転させられる工具本体
の先端部外周に回転軸線回りにねじれた一対の切屑排出
溝を前記回転軸線に対称にして形成するとともに、前記
各切屑排出溝の工具回転方向を向く壁面と先端逃げ面と
の交差稜線部にそれぞれ切刃が形成される穴明け工具に
おいて、 前記先端逃げ面における工具内周側にはシンニング面が
形成されて、このシンニング面により前記切刃の内周側
の部分は前記回転軸線側に曲折させられて該回転軸線を
越えて他方の前記切刃側まで達するシンニング刃とさ
れ、 これらシンニング刃間に形成されるチゼルの前記シンニ
ング刃に沿った方向の寸法が、0.10mmから0.2
5mmの範囲内とされていることを特徴とする穴明け工
具。 - 【請求項2】 前記切刃の先端角αが、125°から1
35°の範囲内とされていることを特徴とする請求項1
記載の穴明け工具。 - 【請求項3】 前記先端逃げ面は、先端逃げ角γが10
°から20°の範囲内とされて前記回転軸線上に頂点が
位置する円錐面状に形成されていることを特徴とする請
求項1または2に記載の穴明け工具。 - 【請求項4】 前記チゼルの前記シンニング刃に略直交
する方向の寸法が、0.05mmから0.25mmの範
囲内とされていることを特徴とする請求項1から3のい
ずれかに記載の穴明け工具。 - 【請求項5】 径方向シンニング角δが10°から20
°の範囲内とされていることを特徴とする請求項1から
4のいずれかに記載の穴明け工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001233919A JP2003039220A (ja) | 2001-08-01 | 2001-08-01 | 穴明け工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001233919A JP2003039220A (ja) | 2001-08-01 | 2001-08-01 | 穴明け工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003039220A true JP2003039220A (ja) | 2003-02-12 |
Family
ID=19065629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001233919A Pending JP2003039220A (ja) | 2001-08-01 | 2001-08-01 | 穴明け工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003039220A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006075938A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | ドリル |
| JP2006281407A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Osg Corp | 非鉄金属加工用ドリル |
| JP2007529325A (ja) * | 2004-03-17 | 2007-10-25 | ケンナメタル インコーポレイテッド | ドリル |
| JP2008296313A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | ツイストドリル |
| JP2009018360A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | 金属加工用ドリル |
| JP2009039811A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Kumamoto Univ | 繊維強化複合材の穴あけ工具と穴あけ方法 |
| WO2016147963A1 (ja) * | 2015-03-18 | 2016-09-22 | 三菱マテリアル株式会社 | ドリル |
-
2001
- 2001-08-01 JP JP2001233919A patent/JP2003039220A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007529325A (ja) * | 2004-03-17 | 2007-10-25 | ケンナメタル インコーポレイテッド | ドリル |
| JP2006075938A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | ドリル |
| JP2006281407A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Osg Corp | 非鉄金属加工用ドリル |
| JP2008296313A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | ツイストドリル |
| JP2009018360A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | 金属加工用ドリル |
| JP2009039811A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Kumamoto Univ | 繊維強化複合材の穴あけ工具と穴あけ方法 |
| WO2016147963A1 (ja) * | 2015-03-18 | 2016-09-22 | 三菱マテリアル株式会社 | ドリル |
| JP2016172305A (ja) * | 2015-03-18 | 2016-09-29 | 三菱マテリアル株式会社 | ドリル |
| CN107427934A (zh) * | 2015-03-18 | 2017-12-01 | 三菱综合材料株式会社 | 钻头 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5365298B2 (ja) | ドリル用インサートおよびインサートドリル | |
| CN101389432B (zh) | 非轴对称刃钻头 | |
| JP5614511B2 (ja) | ボールエンドミル及びインサート | |
| JP2011073129A (ja) | 穴あけ用ドリル | |
| WO2010038279A1 (ja) | ドリル | |
| JP5940205B1 (ja) | ドリル | |
| JP5940208B1 (ja) | ドリル | |
| JP2002292515A (ja) | 等高線切削用エンドミル | |
| JP2020023051A (ja) | ドリル | |
| WO2021230176A1 (ja) | ドリル及び切削加工物の製造方法 | |
| JP2003039220A (ja) | 穴明け工具 | |
| JP4239414B2 (ja) | ドリル | |
| CN108290233B (zh) | 可转位刀片式旋转切削工具及刀片 | |
| JP4975395B2 (ja) | ボールエンドミル | |
| WO2018003684A1 (ja) | 切削インサート及び刃先交換式回転切削工具 | |
| JP4097515B2 (ja) | ボールエンドミル | |
| JP2012061586A (ja) | ドリル | |
| JP2016147328A (ja) | ドリル | |
| JPH11170106A (ja) | ドリル | |
| JP7119933B2 (ja) | ボールエンドミル | |
| JP3835902B2 (ja) | ドリル | |
| JPH0615512A (ja) | ドリルおよびドリルの切刃形成方法 | |
| JPWO2019189415A1 (ja) | ドリル及び切削加工物の製造方法 | |
| JPH0313004B2 (ja) | ||
| JP2006088242A (ja) | 穴明け工具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060331 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080813 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080819 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090106 |