JP2003039294A - 曲面加工装置及び曲面加工方法 - Google Patents
曲面加工装置及び曲面加工方法Info
- Publication number
- JP2003039294A JP2003039294A JP2001230505A JP2001230505A JP2003039294A JP 2003039294 A JP2003039294 A JP 2003039294A JP 2001230505 A JP2001230505 A JP 2001230505A JP 2001230505 A JP2001230505 A JP 2001230505A JP 2003039294 A JP2003039294 A JP 2003039294A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- stage
- tool
- spindle
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非対称成分の大きな、又は複雑な形状の非軸
対称面を備えた光学素子等の被加工物を、良好な面粗度
で加工する。 【解決手段】 加工装置において、加工ツール27をP
TZステージ26a上に設置して、加工ツールが加工中
にPTZの体積変化を制御して微小変位できるようにす
る。前記PTZステージ26aは、非加工物を取り付け
た主軸の回転に同期して駆動制御され、前記加工ツール
27は回転する被加工物の回転位置に応じた変位量で前
記主軸と平行に変位しながら加工を行う。
対称面を備えた光学素子等の被加工物を、良好な面粗度
で加工する。 【解決手段】 加工装置において、加工ツール27をP
TZステージ26a上に設置して、加工ツールが加工中
にPTZの体積変化を制御して微小変位できるようにす
る。前記PTZステージ26aは、非加工物を取り付け
た主軸の回転に同期して駆動制御され、前記加工ツール
27は回転する被加工物の回転位置に応じた変位量で前
記主軸と平行に変位しながら加工を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲面、例えば、光
学素子等の非対称加工面を有する非加工物を加工する曲
面加工装置及び同方法に関するものである。
学素子等の非対称加工面を有する非加工物を加工する曲
面加工装置及び同方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、CD、DVD等の記録・再生装
置等において、光学ピックアップでの記録系のレーザー
高効率利用、再生系のレーザーAS(非点)の補正など
のため非軸対称(アナモルフィック、トロイダルなど)
な光学素子が多用されている。また、カムコーダーなど
の撮像光学系においても高画角化に対応するために非軸
対称素子が必要となって来ていることから、非軸対称光
学素子の需要は近年特に高まっている。ところで、非軸
対称の光学素子を得るには、現在、例えば、(1)直接
材料を加工して所定形状を得るダイレクトカット方法、
(2)型を用いて成形(プラスティックの射出成形、ガ
ラスのリヒートプレス成形など)する方法がある。
置等において、光学ピックアップでの記録系のレーザー
高効率利用、再生系のレーザーAS(非点)の補正など
のため非軸対称(アナモルフィック、トロイダルなど)
な光学素子が多用されている。また、カムコーダーなど
の撮像光学系においても高画角化に対応するために非軸
対称素子が必要となって来ていることから、非軸対称光
学素子の需要は近年特に高まっている。ところで、非軸
対称の光学素子を得るには、現在、例えば、(1)直接
材料を加工して所定形状を得るダイレクトカット方法、
(2)型を用いて成形(プラスティックの射出成形、ガ
ラスのリヒートプレス成形など)する方法がある。
【0003】図5は、従来の加工装置を概略的に示す斜
視図である。加工装置10は、概略的には第一の基台1
4上に摺動自在に設けたZ方向ステージ13、Z方向ス
テージ13上の主軸11、及び加工ツール側部分20の
第二の基台22、該基台22上のX方向ステージ21、
X方向ステージ21に載置された加工ツール27から成
っている。基台14上面にはZ方向ステージ13を案内
するための突条15が設けられており、一方Z方向ステ
ージ13下面には前記突条15に対応した溝16が形成
されている。Z方向ステージ13は、伝動機構19aを
介してモータ19により回転駆動される回転軸19bの
回転により、基台14上で前記突条15に案内されて往
復変位し、同時に主軸11及び被加工物取付用主軸面板
17も同様に変位する。Z方向ステージ13上には、主
軸11及び主軸11を回転させるためのモータ18が配
置されており、かつ、主軸11後部には主軸の回転角を
検出するための角度センサー(C軸)12が内蔵されて
いる。
視図である。加工装置10は、概略的には第一の基台1
4上に摺動自在に設けたZ方向ステージ13、Z方向ス
テージ13上の主軸11、及び加工ツール側部分20の
第二の基台22、該基台22上のX方向ステージ21、
X方向ステージ21に載置された加工ツール27から成
っている。基台14上面にはZ方向ステージ13を案内
するための突条15が設けられており、一方Z方向ステ
ージ13下面には前記突条15に対応した溝16が形成
されている。Z方向ステージ13は、伝動機構19aを
介してモータ19により回転駆動される回転軸19bの
回転により、基台14上で前記突条15に案内されて往
復変位し、同時に主軸11及び被加工物取付用主軸面板
17も同様に変位する。Z方向ステージ13上には、主
軸11及び主軸11を回転させるためのモータ18が配
置されており、かつ、主軸11後部には主軸の回転角を
検出するための角度センサー(C軸)12が内蔵されて
いる。
【0004】加工装置の加工ツール側部分20の基台2
2上面にはX方向ステージ21を案内するための突条2
3が設けられ、一方、X方向ステージ21下面には前記
突条23に対応した溝24が設けられている。X方向ス
テージ21は、伝動機構28aを介してモータ28によ
り回転駆動される回転軸28bの回転により、第二の基
台22上で前記突条23に案内されて往復変位すること
ができる。基台22上面には、加工ツール27を加工面
法線方向に常に姿勢制御するためのB軸25があり、そ
の上面にツールステージ26が設置されている。
2上面にはX方向ステージ21を案内するための突条2
3が設けられ、一方、X方向ステージ21下面には前記
突条23に対応した溝24が設けられている。X方向ス
テージ21は、伝動機構28aを介してモータ28によ
り回転駆動される回転軸28bの回転により、第二の基
台22上で前記突条23に案内されて往復変位すること
ができる。基台22上面には、加工ツール27を加工面
法線方向に常に姿勢制御するためのB軸25があり、そ
の上面にツールステージ26が設置されている。
【0005】加工ツール27は、前記ツールステージ2
6とともにX方向ステージ21上に設置されている。こ
こでX方向ステージ21はZ方向ステージ13と直交状
に配置されており、加工対象のワークに対する加工ツー
ル27の位置の径方向位置決めを行う。
6とともにX方向ステージ21上に設置されている。こ
こでX方向ステージ21はZ方向ステージ13と直交状
に配置されており、加工対象のワークに対する加工ツー
ル27の位置の径方向位置決めを行う。
【0006】以上で説明した加工装置10を用いて非軸
対称加工を行う場合、加工対象物は前記主軸11の主軸
面板17上に取り付けられてモータ18により回転し、
Z方向ステージ13は、主軸11の回転に同期して非軸
対称の加工面形状に合わせてモータ19の駆動により微
小変位し、非加工物の径方向に位置決めされたツール2
7に対して加工対象物の切り込み(切削)を行う。図6
は、加工時における主軸11の回転角度とZ方向ステー
ジ13のZ方向(加工対象でいうサグ)での変位(サグ
の偏差)との関係を示している。アナモルフィック、ト
ロイダルなどの非軸対称面を加工する場合には、Z方向
ステージ13は、図示のように主軸11が1回転(360
゜)する間にZ方向に変位する。主軸11の回りで、被
加工物のある径のところを考えると、そのZ方向変位は
回転角度に対しsin波状となり、外周に行くほど1回
転中のZ方向ステージの変位は大きく、中心近傍では逆
に小さくなり、中心は0となる。図中、例えばφ=4.
0とφ=2.0、φ=1.0での回転角度とサグの偏差
との関係から明らかなように、φが小さくなるに従って
サグの偏差が小さくなっているのが分かる。
対称加工を行う場合、加工対象物は前記主軸11の主軸
面板17上に取り付けられてモータ18により回転し、
Z方向ステージ13は、主軸11の回転に同期して非軸
対称の加工面形状に合わせてモータ19の駆動により微
小変位し、非加工物の径方向に位置決めされたツール2
7に対して加工対象物の切り込み(切削)を行う。図6
は、加工時における主軸11の回転角度とZ方向ステー
ジ13のZ方向(加工対象でいうサグ)での変位(サグ
の偏差)との関係を示している。アナモルフィック、ト
ロイダルなどの非軸対称面を加工する場合には、Z方向
ステージ13は、図示のように主軸11が1回転(360
゜)する間にZ方向に変位する。主軸11の回りで、被
加工物のある径のところを考えると、そのZ方向変位は
回転角度に対しsin波状となり、外周に行くほど1回
転中のZ方向ステージの変位は大きく、中心近傍では逆
に小さくなり、中心は0となる。図中、例えばφ=4.
0とφ=2.0、φ=1.0での回転角度とサグの偏差
との関係から明らかなように、φが小さくなるに従って
サグの偏差が小さくなっているのが分かる。
【0007】このように、従来の加工装置では非軸対称
な光学素子を加工するために、主軸11を1回転する間
にZ方向ステージ13をZ方向にsin波状に往復変位
させている。しかしながら、Z方向ステージ13上には
モータ18等を含めた主軸11と加工対象物の重量が加
わるため大重量となり、その慣性による応答性の低下は
避けられず、主軸11の回転速度を上げるに従って変位
遅延の問題は大きくなる。つまり、主軸11を高速回転
した状態でZ方向ステージ13を追従させるのは困難と
なり、特に切削加工ではその面粗度において不利とな
る。
な光学素子を加工するために、主軸11を1回転する間
にZ方向ステージ13をZ方向にsin波状に往復変位
させている。しかしながら、Z方向ステージ13上には
モータ18等を含めた主軸11と加工対象物の重量が加
わるため大重量となり、その慣性による応答性の低下は
避けられず、主軸11の回転速度を上げるに従って変位
遅延の問題は大きくなる。つまり、主軸11を高速回転
した状態でZ方向ステージ13を追従させるのは困難と
なり、特に切削加工ではその面粗度において不利とな
る。
【0008】次に、前記従来の加工装置を用いて研削加
工を行う場合について説明する。研削加工では加工ツー
ルである砥石を回転させることができるため、相対回転
速度が上がり、面粗度の面からみれば主軸11を高速回
転しなくてもよいという有利な点がある。しかし、それ
でも変位を大きくとる非軸対称面であると、切削の場合
と同様にZ方向ステージの応答性の問題が生じやはり同
様の問題が生じる。光学素子ではその素子の最終面粗度
を光学鏡面にまで上げるため、加工対象の材料と加工ツ
ールの材料によって異なるものの、加工対象物と加工ツ
ールの相対速度を上げることが特に必要である。ところ
が、以上で述べたZステージの変位応答性の問題から、
実際には研削加工においても、非軸対称加工においては
主軸回転速度をアップできない。
工を行う場合について説明する。研削加工では加工ツー
ルである砥石を回転させることができるため、相対回転
速度が上がり、面粗度の面からみれば主軸11を高速回
転しなくてもよいという有利な点がある。しかし、それ
でも変位を大きくとる非軸対称面であると、切削の場合
と同様にZ方向ステージの応答性の問題が生じやはり同
様の問題が生じる。光学素子ではその素子の最終面粗度
を光学鏡面にまで上げるため、加工対象の材料と加工ツ
ールの材料によって異なるものの、加工対象物と加工ツ
ールの相対速度を上げることが特に必要である。ところ
が、以上で述べたZステージの変位応答性の問題から、
実際には研削加工においても、非軸対称加工においては
主軸回転速度をアップできない。
【0009】以上、従来の加工装置における問題点を整
理すれば、以下のとおりである。加工対象の光学面に
は鏡面性が必要なため、加工対象と加工ツールの相対速
度を上げる必要がある、しかしながら、非軸対称加工
では、主軸1回転毎にZ方向変位が発生するため変位さ
せる対象の重量は変位応答性に影響を与える。の相
対速度を変化できる研削加工においても、Z方向ステー
ジの変位ストロークが大きくなれば重量の大きなもので
は不利となる。
理すれば、以下のとおりである。加工対象の光学面に
は鏡面性が必要なため、加工対象と加工ツールの相対速
度を上げる必要がある、しかしながら、非軸対称加工
では、主軸1回転毎にZ方向変位が発生するため変位さ
せる対象の重量は変位応答性に影響を与える。の相
対速度を変化できる研削加工においても、Z方向ステー
ジの変位ストロークが大きくなれば重量の大きなもので
は不利となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は従来
の加工装置の持つ欠点を解消することを目的とするもの
であって、従来は、加工時において主軸及び非加工物を
載せた状態でZステージに微小変位を与えたことによ
り、主軸の回転速度によりその応答性が問題となったこ
とに鑑み、主軸の代わりに軽量な加工ツールを微小変位
させる構成を採ることで、Zステージの応答性の問題を
解決し、主軸11の回転速度を上げることで、加工効率
と加工面の面粗度を向上させ、同時に非軸対称成分の大
きな面や複雑な面の加工にも十分対応できるようにする
ことを目的とするものである。
の加工装置の持つ欠点を解消することを目的とするもの
であって、従来は、加工時において主軸及び非加工物を
載せた状態でZステージに微小変位を与えたことによ
り、主軸の回転速度によりその応答性が問題となったこ
とに鑑み、主軸の代わりに軽量な加工ツールを微小変位
させる構成を採ることで、Zステージの応答性の問題を
解決し、主軸11の回転速度を上げることで、加工効率
と加工面の面粗度を向上させ、同時に非軸対称成分の大
きな面や複雑な面の加工にも十分対応できるようにする
ことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被加
工物を回転させる回転手段と、前記被加工物の加工ツー
ルを変位駆動する加工ツール駆動手段と、前記回転手段
の回転に同期して前記加工ツール駆動手段を駆動制御す
る手段とを有し、回転する被加工物の回転位置に応じた
変位量で前記加工ツールを変位駆動することを特徴とす
る曲面加工装置である。
工物を回転させる回転手段と、前記被加工物の加工ツー
ルを変位駆動する加工ツール駆動手段と、前記回転手段
の回転に同期して前記加工ツール駆動手段を駆動制御す
る手段とを有し、回転する被加工物の回転位置に応じた
変位量で前記加工ツールを変位駆動することを特徴とす
る曲面加工装置である。
【0012】請求項2の発明は、請求項1に記載された
曲面加工装置において、前記加工ツールは被加工物の回
転軸の方向に変位駆動されることを特徴とする曲面加工
装置である。
曲面加工装置において、前記加工ツールは被加工物の回
転軸の方向に変位駆動されることを特徴とする曲面加工
装置である。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
された曲面加工装置において、前記加工ツール駆動手段
は圧電体を備えたことを特徴とする曲面加工装置であ
る。
された曲面加工装置において、前記加工ツール駆動手段
は圧電体を備えたことを特徴とする曲面加工装置であ
る。
【0014】請求項4の発明は、被加工物を回転させる
工程、前記被加工物の回転に同期し、該非加工物の回転
位置に応じた変位量で前記加工ツールを変位駆動する工
程、を有することを特徴とする曲面加工方法である。
工程、前記被加工物の回転に同期し、該非加工物の回転
位置に応じた変位量で前記加工ツールを変位駆動する工
程、を有することを特徴とする曲面加工方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
つつ説明する。図1は本発明の加工装置10の加工ツー
ル側部分20を概略的に示す斜視図であり、加工装置1
0の他の構成は従来のものと同様である。図示の構成に
おいて従来と同様の部分には同様の番号を付してある。
即ち、X方向ステージ22上にはB軸25が設置されて
おり、B軸25上にはツールステージ26及び加工ツー
ル27が置かれている。この構成は既に説明した従来の
加工装置と同様であるが、本実施形態においては、B軸
25とツールステージ26との間に圧電体、例えばPZ
T(チタン酸ジルコン酸鉛)から成るステージ(PTZ
ステージ)26aが配置されている点で相違している。
PZTステージ26aはPZTが電位差に応じて歪が生
じるのを利用して、印加電圧によりPZTを制御し、ツ
ールステージ26、従って加工ツール27がZ方向に所
望量だけ微小変位するようにしている。つまり、加工時
において従来の加工装置においてはZ方向ステージ13
をZ方向に微小変位させていたのに代えて、本実施形態
では加工ツールをZ方法に微小変位させて切削又は研削
を行うようにしている。
つつ説明する。図1は本発明の加工装置10の加工ツー
ル側部分20を概略的に示す斜視図であり、加工装置1
0の他の構成は従来のものと同様である。図示の構成に
おいて従来と同様の部分には同様の番号を付してある。
即ち、X方向ステージ22上にはB軸25が設置されて
おり、B軸25上にはツールステージ26及び加工ツー
ル27が置かれている。この構成は既に説明した従来の
加工装置と同様であるが、本実施形態においては、B軸
25とツールステージ26との間に圧電体、例えばPZ
T(チタン酸ジルコン酸鉛)から成るステージ(PTZ
ステージ)26aが配置されている点で相違している。
PZTステージ26aはPZTが電位差に応じて歪が生
じるのを利用して、印加電圧によりPZTを制御し、ツ
ールステージ26、従って加工ツール27がZ方向に所
望量だけ微小変位するようにしている。つまり、加工時
において従来の加工装置においてはZ方向ステージ13
をZ方向に微小変位させていたのに代えて、本実施形態
では加工ツールをZ方法に微小変位させて切削又は研削
を行うようにしている。
【0016】本実施形態では、PZTステージ26aを
採用して加工ツール側を変位させることで変位応答性を
高め、加工ツールをワーク切り込み方向と同じ方向に応
答性よく変位できるようにしたため、面粗度の向上と共
に非軸対称の変位が大きい面や複雑な面の加工が可能で
ある。
採用して加工ツール側を変位させることで変位応答性を
高め、加工ツールをワーク切り込み方向と同じ方向に応
答性よく変位できるようにしたため、面粗度の向上と共
に非軸対称の変位が大きい面や複雑な面の加工が可能で
ある。
【0017】図2は本実施形態における主軸11の回転
数と面粗度との関係を表した図(グラフ)である。ここ
で、図2Aは、切削加工における面粗度Raと主軸回転
数との関係、及び図2Bは、研削加工において、主軸回
転数を100rpmで一定にしたときの面粗度Raと砥
石軸回転数との関係を示している。切削加工時において
は主軸回転数を500rpm程度にすると面粗度Raを
0.01μm程度にできることが、また、研削加工にお
いては、例えば主軸の回転を100rpmとしたとき砥
石軸回転数が4000rpmに達した段階で面粗度Ra
を0.01μm程度の良好な状態にできることが分か
る。加工制御は、主軸11の回転を主軸角度センサ(C
軸)12で読み取り、その回転と同期を取ってPZTス
テージ26aを変位させ、所望の非軸対称光学素子の研
削又は切削ができるように行う。この変位量制御はX、
Z、C軸をNCユニットがトータルで制御することで行
うが、その制御自体は従来周知である。
数と面粗度との関係を表した図(グラフ)である。ここ
で、図2Aは、切削加工における面粗度Raと主軸回転
数との関係、及び図2Bは、研削加工において、主軸回
転数を100rpmで一定にしたときの面粗度Raと砥
石軸回転数との関係を示している。切削加工時において
は主軸回転数を500rpm程度にすると面粗度Raを
0.01μm程度にできることが、また、研削加工にお
いては、例えば主軸の回転を100rpmとしたとき砥
石軸回転数が4000rpmに達した段階で面粗度Ra
を0.01μm程度の良好な状態にできることが分か
る。加工制御は、主軸11の回転を主軸角度センサ(C
軸)12で読み取り、その回転と同期を取ってPZTス
テージ26aを変位させ、所望の非軸対称光学素子の研
削又は切削ができるように行う。この変位量制御はX、
Z、C軸をNCユニットがトータルで制御することで行
うが、その制御自体は従来周知である。
【0018】次に本発明の実施例について説明する。有
限CD用対物レンズにおいて光源であるLDの非点隔差
を補正するための、ディスク側の光学面(S2)を非軸
対称とする場合について説明する。非軸対称S2の非球
面式の各係数は、例えば X方向 R=−4.20219 K=−6.97 A4=0.00070 A6=−0.0002 A8=2.15E−5 A10=−1.2Eー6 Y方向 R=−4.19595 K=−6.97 A4=0.00070 A6=−0.0002 A8=2.15E−5 A10=−1.2Eー6
限CD用対物レンズにおいて光源であるLDの非点隔差
を補正するための、ディスク側の光学面(S2)を非軸
対称とする場合について説明する。非軸対称S2の非球
面式の各係数は、例えば X方向 R=−4.20219 K=−6.97 A4=0.00070 A6=−0.0002 A8=2.15E−5 A10=−1.2Eー6 Y方向 R=−4.19595 K=−6.97 A4=0.00070 A6=−0.0002 A8=2.15E−5 A10=−1.2Eー6
【0019】図3は、この実施例における加工時におけ
る主軸の回転角度とサグの偏差との関係を示した図であ
る。図示のように、この実施例においても主軸の1回転
中にサグの偏差がsin波状に振れており、かつ中心か
ら外周に向かうに従ってその振れが大きいことが確認で
きる。また、LD側光学面S1についてはR=2.57
6を持つ軸対称の非球面である。加工対称物は無電解ニ
ッケルメッキを施したSUS材料で、メッキ層の切削加
工を行った。加工条件としては主軸回転数500rpmに
て加工した。また使用したPZTはドイツPI社のフレ
クシャタイプ、加工装置は東芝機械製ULG−100C
H3(商品名)を用いてファナック社製NC装置にてP
ZTをコントロールした。
る主軸の回転角度とサグの偏差との関係を示した図であ
る。図示のように、この実施例においても主軸の1回転
中にサグの偏差がsin波状に振れており、かつ中心か
ら外周に向かうに従ってその振れが大きいことが確認で
きる。また、LD側光学面S1についてはR=2.57
6を持つ軸対称の非球面である。加工対称物は無電解ニ
ッケルメッキを施したSUS材料で、メッキ層の切削加
工を行った。加工条件としては主軸回転数500rpmに
て加工した。また使用したPZTはドイツPI社のフレ
クシャタイプ、加工装置は東芝機械製ULG−100C
H3(商品名)を用いてファナック社製NC装置にてP
ZTをコントロールした。
【0020】図4A、Bは、その結果得られた被軸対称
面の測定結果を示した図である。図示のように、X、Y
方向の中間Rにてフィッティングすると形状が非軸対称
に加工できているのが分かる。また、各方向でフィッテ
ィングした時の面精度は0.1μm程度で良好である。
また面粗度もRa=0.01μmと良好であった。なお、
以上非軸対称な光学素子を加工する場合について説明し
たが、本発明はこれに限定されず、例えば、前記光学素
子を成形するための型の加工等、非軸対称な加工面を有
する被加工物に広く適用することができる。
面の測定結果を示した図である。図示のように、X、Y
方向の中間Rにてフィッティングすると形状が非軸対称
に加工できているのが分かる。また、各方向でフィッテ
ィングした時の面精度は0.1μm程度で良好である。
また面粗度もRa=0.01μmと良好であった。なお、
以上非軸対称な光学素子を加工する場合について説明し
たが、本発明はこれに限定されず、例えば、前記光学素
子を成形するための型の加工等、非軸対称な加工面を有
する被加工物に広く適用することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、軽量な工具を変位させ
て加工を行うため、主軸を高速回転させても従来のZ方
向ステージを変位させる場合のような応答遅延が発生せ
ず、切削、研削のいずれの加工においても、非加工物に
ついて良好な面粗度のものを得ることが出来る。また、
非軸対称成分の大きな面も容易に形成可能であり、か
つ、例えば4回転対称、6回転対称などの複雑な面の加
工にも十分対応可能である。
て加工を行うため、主軸を高速回転させても従来のZ方
向ステージを変位させる場合のような応答遅延が発生せ
ず、切削、研削のいずれの加工においても、非加工物に
ついて良好な面粗度のものを得ることが出来る。また、
非軸対称成分の大きな面も容易に形成可能であり、か
つ、例えば4回転対称、6回転対称などの複雑な面の加
工にも十分対応可能である。
【図1】 本発明の加工装置の加工ツール側部分を概略
的に示す斜視図である。
的に示す斜視図である。
【図2】 加工装置による、主軸の回転数と面粗度との
関係を説明するための図である。
関係を説明するための図である。
【図3】 本発明の実施例における主軸の回転角度とサ
グの偏差との関係を示す図である。
グの偏差との関係を示す図である。
【図4】 本発明を実施して得られた被軸対称面の測定
結果を示す図である。
結果を示す図である。
【図5】 従来の加工装置を概略的に示す斜視図であ
る。
る。
【図6】 従来の加工装置における主軸の回転角度とサ
グの偏差との関係を示す図である。
グの偏差との関係を示す図である。
10…加工装置、11…主軸、12…角度センサー(C
軸)、13…Z方向ステージ、14…基台、15…突
条、16…溝、17…主軸面板、19…モータ、19a
…減速機構、22…基台、23…突条、24…溝、25
…B軸、26…ツールステージ、26a…PTZステー
ジ、27…加工ツール、モタ28、減速機構28a、回
転軸28b、
軸)、13…Z方向ステージ、14…基台、15…突
条、16…溝、17…主軸面板、19…モータ、19a
…減速機構、22…基台、23…突条、24…溝、25
…B軸、26…ツールステージ、26a…PTZステー
ジ、27…加工ツール、モタ28、減速機構28a、回
転軸28b、
Claims (4)
- 【請求項1】 被加工物を回転させる回転手段と、 前記被加工物の加工ツールを変位駆動する加工ツール駆
動手段と、 前記回転手段の回転に同期して前記加工ツール駆動手段
を駆動制御する手段とを有し、 回転する被加工物の回転位置に応じた変位量で前記加工
ツールを変位駆動することを特徴とする曲面加工装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載された曲面加工装置にお
いて、 前記加工ツールは被加工物の加工面法線の方向に変位駆
動されることを特徴とする曲面加工装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載された曲面加工装
置において、 前記加工ツール駆動手段は圧電体を備えたことを特徴と
する曲面加工装置。 - 【請求項4】 被加工物を回転させる工程、 前記被加工物の回転に同期し、該非加工物の回転位置に
応じた変位量で前記加工ツールを変位駆動する工程、を
有することを特徴とする曲面加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001230505A JP2003039294A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 曲面加工装置及び曲面加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001230505A JP2003039294A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 曲面加工装置及び曲面加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003039294A true JP2003039294A (ja) | 2003-02-12 |
Family
ID=19062705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001230505A Pending JP2003039294A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 曲面加工装置及び曲面加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003039294A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7293337B2 (en) | 2003-08-12 | 2007-11-13 | Konica Minolta Opto, Inc. | Machining apparatus |
| CN114589582A (zh) * | 2022-03-18 | 2022-06-07 | 重庆臻宝实业有限公司 | 一种对称圆曲面电极曲面研磨的加工方法 |
-
2001
- 2001-07-30 JP JP2001230505A patent/JP2003039294A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7293337B2 (en) | 2003-08-12 | 2007-11-13 | Konica Minolta Opto, Inc. | Machining apparatus |
| CN114589582A (zh) * | 2022-03-18 | 2022-06-07 | 重庆臻宝实业有限公司 | 一种对称圆曲面电极曲面研磨的加工方法 |
| CN114589582B (zh) * | 2022-03-18 | 2022-12-16 | 重庆臻宝实业有限公司 | 一种对称圆曲面电极曲面研磨的加工方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4875184B2 (ja) | 工具回転半径可変の工具ホルダおよび該工具を備えた工作機械ならびに前記工作機械を用いた加工方法 | |
| JP3652182B2 (ja) | 回折格子の加工方法及び加工装置 | |
| CN117102899B (zh) | 基于超精密伺服加工系统的曲面光栅加工装置及加工方法 | |
| JPH0929598A (ja) | 非球面形状物体の加工装置 | |
| WO2002037168A2 (en) | Method and system for producing progressive addition spectacle lenses | |
| JP3426132B2 (ja) | 非軸対称非球面の加工方法 | |
| WO2005039821A1 (ja) | 非球面加工方法、非球面形成方法及び非球面加工装置 | |
| JP3880474B2 (ja) | 金型の加工方法 | |
| JP2003039294A (ja) | 曲面加工装置及び曲面加工方法 | |
| WO2021192144A1 (ja) | フレネルレンズ金型製造方法、加工装置および切削工具 | |
| JP4639014B2 (ja) | 複数のレンズ等のワークを同時切削加工するnc加工機 | |
| JP2004058235A (ja) | 加工方法、加工装置および回折格子金型 | |
| JP2004345017A (ja) | 溝加工方法および溝加工装置 | |
| CN118342668A (zh) | 一种用于晶圆级阵列式光学元件及模具的加工装备及方法 | |
| JP2002126901A (ja) | 切削加工方法及び切削加工装置及び金型 | |
| JP4548550B2 (ja) | 光学素子用金型の加工方法 | |
| JP2829103B2 (ja) | プラスチックレンズの切削方法及び切削装置 | |
| JP2004160565A (ja) | 研磨方法および形状可変研磨工具装置 | |
| JP2002126907A (ja) | Nc加工機 | |
| KR100805524B1 (ko) | 비구면 연삭/연마 가공 기구에 대한 비구면 가공 경로를 생성하는 방법 | |
| JP2000052217A (ja) | 工具と加工方法 | |
| JPH1015713A (ja) | バイトホルダユニット並びに該ユニットを使用した加工機及び回転ヘッドドラムの加工方法 | |
| JP2002178248A (ja) | 研磨装置 | |
| JPH10166202A (ja) | フレネルレンズ成形用金型の加工方法 | |
| JP2002066875A (ja) | 加工装置および加工方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040603 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040604 |
|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20040618 |