JP2003035021A - 補修用シール - Google Patents
補修用シールInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】建築物の内装部材や家具等の表面の傷付き部分
を補修するにあたり、凹みをパテ等で埋めた部分に周囲
との違和感のない絵柄を、作業者の技能に依存すること
なく容易に付与することのできる手段を提供する。 【解決手段】台紙11上に剥離層12、絵柄印刷層1
3、接着剤層14及び離型シート15を順次積層してな
る補修用シール1である。剥離層12は水溶性樹脂から
成っており、離型シート15を剥離除去して水に濡らす
と、絵柄印刷層13が台紙11から剥離可能となる。こ
の絵柄印刷層13を接着剤層14の粘着力により、被補
修部材の凹み傷をパテ等で埋めた箇所に転着させて、補
修を行う。
を補修するにあたり、凹みをパテ等で埋めた部分に周囲
との違和感のない絵柄を、作業者の技能に依存すること
なく容易に付与することのできる手段を提供する。 【解決手段】台紙11上に剥離層12、絵柄印刷層1
3、接着剤層14及び離型シート15を順次積層してな
る補修用シール1である。剥離層12は水溶性樹脂から
成っており、離型シート15を剥離除去して水に濡らす
と、絵柄印刷層13が台紙11から剥離可能となる。こ
の絵柄印刷層13を接着剤層14の粘着力により、被補
修部材の凹み傷をパテ等で埋めた箇所に転着させて、補
修を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅等の建築物の内
装部材や家具等の表面補修に使用するための補修用シー
ルに関する。さらに詳しくは、突板や化粧シート等の貼
着により化粧が施された建築内装部材や家具部材等の表
面に傷が付いた際に、その傷を補修した部分に当該部分
が目立たないように絵柄を付与するための補修用シール
に関する。
装部材や家具等の表面補修に使用するための補修用シー
ルに関する。さらに詳しくは、突板や化粧シート等の貼
着により化粧が施された建築内装部材や家具部材等の表
面に傷が付いた際に、その傷を補修した部分に当該部分
が目立たないように絵柄を付与するための補修用シール
に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物における建具や造作材等の内装部
材や家具等の表面に傷が付いた際の補修方法としては、
以下の(1)〜(3)の様な方法があるが、それぞれ以
下に述べる様な問題点がある。
材や家具等の表面に傷が付いた際の補修方法としては、
以下の(1)〜(3)の様な方法があるが、それぞれ以
下に述べる様な問題点がある。
【0003】(1)建築物又は家具から傷付いた内装部
材又は家具部材を取り外し、新たな内装部材又は家具部
材を用いて取り付け直す方法。この方法では、着脱容易
な小型の部材であればまだ良いが、大型の部材の場合に
は作業に手間がかかる上に材料の無駄が多く不経済であ
る。また、他の部材等と複雑に入り込んで着脱困難な部
材の場合は、問題の無い他の部材等まで一旦取り外して
から再度取り付け直す必要が発生し、作業の手間がかか
りすぎて不経済である。
材又は家具部材を取り外し、新たな内装部材又は家具部
材を用いて取り付け直す方法。この方法では、着脱容易
な小型の部材であればまだ良いが、大型の部材の場合に
は作業に手間がかかる上に材料の無駄が多く不経済であ
る。また、他の部材等と複雑に入り込んで着脱困難な部
材の場合は、問題の無い他の部材等まで一旦取り外して
から再度取り付け直す必要が発生し、作業の手間がかか
りすぎて不経済である。
【0004】(2)傷付いた内装部材又は家具部材に貼
着されている突板や化粧シート等を剥離除去し、新たな
突板や化粧シート等を貼着し直す方法。この方法では、
突板や化粧シート等が芯材に強固に接着されているため
に、剥離するのが困難である。仮に剥離できたとして
も、或いは剥離せずにその上から新たな突板や化粧シー
トを貼着するとしても、建築物の一部として既に施工さ
れ、又は、家具の一部として既に組み込まれた部材の表
面に、そのままの状態で突板や化粧シート等を貼着する
のは、作業性が頗る悪く、糊ダクやシワ、空気の巻き込
み等を発生し易い。また、大型の部材の場合には、その
美観上、当該部材における傷のない部分も含めて全面に
新たな突板や化粧シートを貼着する必要があるので、材
料の無駄が多く不経済である。
着されている突板や化粧シート等を剥離除去し、新たな
突板や化粧シート等を貼着し直す方法。この方法では、
突板や化粧シート等が芯材に強固に接着されているため
に、剥離するのが困難である。仮に剥離できたとして
も、或いは剥離せずにその上から新たな突板や化粧シー
トを貼着するとしても、建築物の一部として既に施工さ
れ、又は、家具の一部として既に組み込まれた部材の表
面に、そのままの状態で突板や化粧シート等を貼着する
のは、作業性が頗る悪く、糊ダクやシワ、空気の巻き込
み等を発生し易い。また、大型の部材の場合には、その
美観上、当該部材における傷のない部分も含めて全面に
新たな突板や化粧シートを貼着する必要があるので、材
料の無駄が多く不経済である。
【0005】(3)傷付いた部分の凹みをパテ等で埋
め、その上にペンや筆等を使用して絵柄を描く方法。こ
の方法は、作業の手間もあまりかからず、材料の無駄も
少なく経済的なので、従来最も多く行われている方法で
ある。しかし、パテの上に絵柄を描く際に、補修部分が
目立たないように周囲と色調や絵柄を合わせるための、
インクや塗料等の貼合や、絵柄の描き方等、作業者の技
能(職人の腕)によって仕上がり品質が大きく左右され
る方法であり、素人の日曜大工や、専門技能者がいない
場合の多能工による対応などは、一般に困難である。
め、その上にペンや筆等を使用して絵柄を描く方法。こ
の方法は、作業の手間もあまりかからず、材料の無駄も
少なく経済的なので、従来最も多く行われている方法で
ある。しかし、パテの上に絵柄を描く際に、補修部分が
目立たないように周囲と色調や絵柄を合わせるための、
インクや塗料等の貼合や、絵柄の描き方等、作業者の技
能(職人の腕)によって仕上がり品質が大きく左右され
る方法であり、素人の日曜大工や、専門技能者がいない
場合の多能工による対応などは、一般に困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における上記のような問題点を解決するためになされた
ものであって、建築物の内装部材や家具等の表面の傷付
き部分を補修するにあたり、凹みをパテ等で埋めた部分
に周囲との違和感のない絵柄を、作業者の技能に依存す
ることなく容易に付与することのできる手段を提供しよ
うとするものである。
における上記のような問題点を解決するためになされた
ものであって、建築物の内装部材や家具等の表面の傷付
き部分を補修するにあたり、凹みをパテ等で埋めた部分
に周囲との違和感のない絵柄を、作業者の技能に依存す
ることなく容易に付与することのできる手段を提供しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、台紙上に剥離
層、絵柄印刷層及び接着剤層を順次有する補修用シール
である。
層、絵柄印刷層及び接着剤層を順次有する補修用シール
である。
【0008】また本発明は、上記補修用シールにおい
て、前記剥離層が水溶性樹脂からなるものである。
て、前記剥離層が水溶性樹脂からなるものである。
【0009】また本発明は、上記補修用シールにおい
て、前記絵柄印刷層が水不溶性インキからなるものであ
る。
て、前記絵柄印刷層が水不溶性インキからなるものであ
る。
【0010】また本発明は、上記補修用シールにおい
て、前記接着剤層が粘着性を有する接着剤からなるもの
である。
て、前記接着剤層が粘着性を有する接着剤からなるもの
である。
【0011】また本発明は、上記補修用シールにおい
て、前記接着剤層上に離型シートを有するものである。
て、前記接着剤層上に離型シートを有するものである。
【0012】また本発明は、上記補修用シールにおい
て、前記離型シートが片面に離型処理を施したポリエチ
レンテレフタレート樹脂フィルムであるものである。
て、前記離型シートが片面に離型処理を施したポリエチ
レンテレフタレート樹脂フィルムであるものである。
【0013】また本発明は、上記補修用シールにおい
て、前記絵柄印刷層が木目絵柄若しくは木目類似絵柄で
あるものである。
て、前記絵柄印刷層が木目絵柄若しくは木目類似絵柄で
あるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の補修用シール1の実施の
形態を図面によって示せば、図1に示す様に台紙11上
に剥離層12、絵柄印刷層13、接着剤層14及び離型
シート15が順次設けられてなるものである。
形態を図面によって示せば、図1に示す様に台紙11上
に剥離層12、絵柄印刷層13、接着剤層14及び離型
シート15が順次設けられてなるものである。
【0015】台紙11は、例えば上質紙、アート紙、コ
ート紙、グラシン紙、パーチメント紙、コートボール
紙、合成紙等の各種の紙類や、ポリエチレンラミネート
紙等の熱可塑性樹脂ラミネート紙、ポリエチレンフィル
ム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム等
の熱可塑性樹脂フィルムなどであって、表面の平滑性の
高いものが適している。
ート紙、グラシン紙、パーチメント紙、コートボール
紙、合成紙等の各種の紙類や、ポリエチレンラミネート
紙等の熱可塑性樹脂ラミネート紙、ポリエチレンフィル
ム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム等
の熱可塑性樹脂フィルムなどであって、表面の平滑性の
高いものが適している。
【0016】剥離層12は、絵柄印刷層13を台紙11
から容易に剥離可能にするために設けられるものであ
り、台紙11との親和性が低く台紙11から剥離し易い
樹脂や、溶剤又は熱等の作用によって溶解又は溶融して
絵柄印刷層13を台紙11から剥離可能とし得る樹脂な
どを用いる。例えば澱粉糊、アラビアゴム、ポリビニル
アルコール(PVA)、ポリビニルピロリドン、ポリア
クリルアミド等の水溶性の樹脂を使用すれば、水に濡ら
すことで容易に剥離可能となるので作業性が良い。
から容易に剥離可能にするために設けられるものであ
り、台紙11との親和性が低く台紙11から剥離し易い
樹脂や、溶剤又は熱等の作用によって溶解又は溶融して
絵柄印刷層13を台紙11から剥離可能とし得る樹脂な
どを用いる。例えば澱粉糊、アラビアゴム、ポリビニル
アルコール(PVA)、ポリビニルピロリドン、ポリア
クリルアミド等の水溶性の樹脂を使用すれば、水に濡ら
すことで容易に剥離可能となるので作業性が良い。
【0017】絵柄印刷層13は、例えば木目柄や石目
柄、布目柄等、建築物の内装部材や家具部材によく使用
されている絵柄を印刷により表現したものである。補修
対象となる部材に突板又は化粧シートにより付与された
絵柄と同一ないし類似の違和感のない絵柄を用いるべき
ことは言うまでもない。例えば補修対象物が木目柄であ
れば、絵柄印刷層13は木目又はそれに類似した絵柄で
ある。
柄、布目柄等、建築物の内装部材や家具部材によく使用
されている絵柄を印刷により表現したものである。補修
対象となる部材に突板又は化粧シートにより付与された
絵柄と同一ないし類似の違和感のない絵柄を用いるべき
ことは言うまでもない。例えば補修対象物が木目柄であ
れば、絵柄印刷層13は木目又はそれに類似した絵柄で
ある。
【0018】木目又は木目類似の絵柄の場合、下地色は
パテ等の着色によりある程度再現可能であるから、絵柄
印刷層13は木目の導管部分や冬材部等、色の濃い部分
を抽出した絵柄とするか、又は当該部分を強調し下地色
を抑えた絵柄とすることが望ましい。
パテ等の着色によりある程度再現可能であるから、絵柄
印刷層13は木目の導管部分や冬材部等、色の濃い部分
を抽出した絵柄とするか、又は当該部分を強調し下地色
を抑えた絵柄とすることが望ましい。
【0019】絵柄印刷層13を設ける手段は特に限定さ
れるものではなく、例えばグラビア印刷法やオフセット
印刷法、スクリーン印刷法等の従来公知の印刷法が使用
できる。その他、カラーコピー機やレーザープリンタ
ー、インクジェットプリンター、感熱転写プリンター等
のようなオンデマンド型の印刷法を使用すれば、予め各
種の絵柄の補修用シール1を大量に用意しておかなくて
も、顧客の注文に迅速に対応することができる。
れるものではなく、例えばグラビア印刷法やオフセット
印刷法、スクリーン印刷法等の従来公知の印刷法が使用
できる。その他、カラーコピー機やレーザープリンタ
ー、インクジェットプリンター、感熱転写プリンター等
のようなオンデマンド型の印刷法を使用すれば、予め各
種の絵柄の補修用シール1を大量に用意しておかなくて
も、顧客の注文に迅速に対応することができる。
【0020】但し、剥離層12に水溶性の樹脂を使用し
た場合には、絵柄印刷層13には非水溶性の色材を使用
する必要がある。例えば、インクジェットプリンターを
使用する場合には、水性染料型のインキの使用は避け、
油性染料型又は顔料型のインキを使用する必要がある。
た場合には、絵柄印刷層13には非水溶性の色材を使用
する必要がある。例えば、インクジェットプリンターを
使用する場合には、水性染料型のインキの使用は避け、
油性染料型又は顔料型のインキを使用する必要がある。
【0021】また、絵柄印刷層13の印刷前に、絵柄印
刷層13を保護するための透明保護層16を剥離層12
上に設けておいてもよい(図2)。透明保護層16とし
ては、例えば2液硬化型ウレタン系樹脂や紫外線硬化型
アクリル系樹脂等を使用することができる。
刷層13を保護するための透明保護層16を剥離層12
上に設けておいてもよい(図2)。透明保護層16とし
ては、例えば2液硬化型ウレタン系樹脂や紫外線硬化型
アクリル系樹脂等を使用することができる。
【0022】接着剤層14は、絵柄印刷層13を建築部
材等の補修部に接着させるためのもので、その接着剤の
種類は溶剤賦活型、感熱型、感圧型、反応硬化型等特に
問わないが、作業性の上からは感圧型、すなわち粘着性
を有するものが望ましい。係る粘着性を有する接着剤と
しては、例えばアクリル系、合成ゴム系、シリコーン系
等の各種の粘着剤を挙げることができ、中でもアクリル
系が最も望ましい。
材等の補修部に接着させるためのもので、その接着剤の
種類は溶剤賦活型、感熱型、感圧型、反応硬化型等特に
問わないが、作業性の上からは感圧型、すなわち粘着性
を有するものが望ましい。係る粘着性を有する接着剤と
しては、例えばアクリル系、合成ゴム系、シリコーン系
等の各種の粘着剤を挙げることができ、中でもアクリル
系が最も望ましい。
【0023】粘着性を有する接着剤層14は、まず後述
する離型シート15の離型面に塗布形成しておき、これ
を台紙11上の絵柄印刷層13面に接合させる方法を採
れば、接着剤層14及び離型シート15を容易に絵柄印
刷層13上に設けることができる。
する離型シート15の離型面に塗布形成しておき、これ
を台紙11上の絵柄印刷層13面に接合させる方法を採
れば、接着剤層14及び離型シート15を容易に絵柄印
刷層13上に設けることができる。
【0024】離型シート15は、補修用シール1の取扱
中における予期せぬ転着事故を防止するために接着剤層
14を覆っておくもので、それ自体離型性を有する材質
からなるシート基材17の単一層であっても良いし、離
型性を有しないシート基材17の片面に、離型性を付与
するための濡れ性の低い樹脂組成物からなる離型性樹脂
層18を設けたものであっても良い(図3)。
中における予期せぬ転着事故を防止するために接着剤層
14を覆っておくもので、それ自体離型性を有する材質
からなるシート基材17の単一層であっても良いし、離
型性を有しないシート基材17の片面に、離型性を付与
するための濡れ性の低い樹脂組成物からなる離型性樹脂
層18を設けたものであっても良い(図3)。
【0025】シート基材17としては、例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂や、ポ
リエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂など
からなる厚さ20〜100μm程度の熱可塑性樹脂フィ
ルムや、グラシン紙又は合成紙等の紙類、ポリエチレン
ラミネート紙やポリプロピレンラミネート紙等の熱可塑
性樹脂ラミネート紙などを使用することができる。
レン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂や、ポ
リエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂など
からなる厚さ20〜100μm程度の熱可塑性樹脂フィ
ルムや、グラシン紙又は合成紙等の紙類、ポリエチレン
ラミネート紙やポリプロピレンラミネート紙等の熱可塑
性樹脂ラミネート紙などを使用することができる。
【0026】離型性樹脂層18としては、例えばポリプ
ロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂や、
ポリフッ化ビニリデン、エチレン−テトラフロロエチレ
ン共重合体等のフッ素系樹脂、ジメチルポリシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン系樹
脂などを使用することができる。
ロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂や、
ポリフッ化ビニリデン、エチレン−テトラフロロエチレ
ン共重合体等のフッ素系樹脂、ジメチルポリシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン系樹
脂などを使用することができる。
【0027】本発明の補修用シールには、補修面に転着
した絵柄印刷層13が歪まない様に、接着剤層14の表
面に平滑性が求められる。このため、離型シート15と
しては離型面の平滑性に優れたものを使用することが望
ましい。具体的には、二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂フィルムに代表されるポリエステル樹脂フィル
ムの片面にシリコーン系樹脂等による離型処理を施した
ものなどを好適に使用することができる。
した絵柄印刷層13が歪まない様に、接着剤層14の表
面に平滑性が求められる。このため、離型シート15と
しては離型面の平滑性に優れたものを使用することが望
ましい。具体的には、二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂フィルムに代表されるポリエステル樹脂フィル
ムの片面にシリコーン系樹脂等による離型処理を施した
ものなどを好適に使用することができる。
【0028】以下に、本発明の補修用シール1の使用方
法の一例を図面によって示す。図4は本発明の補修用シ
ール1を使用した補修方法を模式的に示す工程図であ
る。
法の一例を図面によって示す。図4は本発明の補修用シ
ール1を使用した補修方法を模式的に示す工程図であ
る。
【0029】まず、予め片面に水溶性樹脂からなる剥離
層12を設けておいた台紙11の剥離層12面に、必要
に応じて表面保護層16(図4では図示せず)を設けた
後に、補修しようとする部材(被補修部材2)の表面に
施されている木目等の絵柄若しくはそれに近似した絵柄
を、適宜の印刷法によって印刷して絵柄印刷層13を設
ける(図4(a))。次に、この台紙11の絵柄印刷層
13面に、予め離型面に粘着性を有する接着剤層14を
設けておいた離型シート15(図4(b))の接着剤層
14面を貼り合わせて、補修用シール1を作製する(図
4(c))。
層12を設けておいた台紙11の剥離層12面に、必要
に応じて表面保護層16(図4では図示せず)を設けた
後に、補修しようとする部材(被補修部材2)の表面に
施されている木目等の絵柄若しくはそれに近似した絵柄
を、適宜の印刷法によって印刷して絵柄印刷層13を設
ける(図4(a))。次に、この台紙11の絵柄印刷層
13面に、予め離型面に粘着性を有する接着剤層14を
設けておいた離型シート15(図4(b))の接着剤層
14面を貼り合わせて、補修用シール1を作製する(図
4(c))。
【0030】一方、被補修部材2の表面の凹み傷21
に、被補修部材2の地の色に近い色彩のパテ3を充填
し、その表面を切削や研磨により平滑化する(図4
(d))。しかる後、前記補修用シール1から離型シー
ト15を剥離除去し(図4(e))、水で湿らせて剥離
層12を吸水膨潤状態とした上で、その接着剤層14面
を前記パテ3面に貼り付ける(図4(f))。その後、
転写台紙11を剥離除去して、絵柄印刷層13を前記パ
テ3面に転着させる(図4(g))。こうして、被補修
部材2の凹み傷21の周囲の絵柄との間で違和感のない
絵柄が凹み傷21の補修部分に付与され、凹み傷21の
跡が目立ちにくくなる。
に、被補修部材2の地の色に近い色彩のパテ3を充填
し、その表面を切削や研磨により平滑化する(図4
(d))。しかる後、前記補修用シール1から離型シー
ト15を剥離除去し(図4(e))、水で湿らせて剥離
層12を吸水膨潤状態とした上で、その接着剤層14面
を前記パテ3面に貼り付ける(図4(f))。その後、
転写台紙11を剥離除去して、絵柄印刷層13を前記パ
テ3面に転着させる(図4(g))。こうして、被補修
部材2の凹み傷21の周囲の絵柄との間で違和感のない
絵柄が凹み傷21の補修部分に付与され、凹み傷21の
跡が目立ちにくくなる。
【0031】なお、補修用シール1の剥離層12と絵柄
印刷層13との間に表面保護層16が設けられていない
場合には、パテ3面に転着した絵柄印刷層13の保護
や、表面の艶の調整などの目的で、クリヤーラッカー又
は水性塗料等の透明の塗料をスプレー又は刷毛塗り等の
適宜の方法で塗布して、補修部分に透明塗膜4を形成し
ておくことが望ましい(図4(h))。
印刷層13との間に表面保護層16が設けられていない
場合には、パテ3面に転着した絵柄印刷層13の保護
や、表面の艶の調整などの目的で、クリヤーラッカー又
は水性塗料等の透明の塗料をスプレー又は刷毛塗り等の
適宜の方法で塗布して、補修部分に透明塗膜4を形成し
ておくことが望ましい(図4(h))。
【0032】以上は、剥離層12が水溶性樹脂であり、
接着剤層14が粘着性を有する場合の例であるが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、剥離層1
2が溶剤可溶性樹脂又は低融点樹脂であれば、離型シー
ト15を剥離した補修用シール1を水で湿らせる代わり
に、溶剤の塗布又は加熱により剥離層12を溶解又は溶
融させれば良い。
接着剤層14が粘着性を有する場合の例であるが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、剥離層1
2が溶剤可溶性樹脂又は低融点樹脂であれば、離型シー
ト15を剥離した補修用シール1を水で湿らせる代わり
に、溶剤の塗布又は加熱により剥離層12を溶解又は溶
融させれば良い。
【0033】また、接着剤層14が粘着性を有さない場
合には、接着剤層14は絵柄印刷層13上に直接塗工形
成すると共に、パテ3面への転着の前に、例えば溶剤の
塗布又は加熱等により接着剤層14を賦活(粘着性を発
現させること)させる必要がある。なお、この様に接着
剤層14が常態では粘着性を有さない場合には、離型シ
ート15は設けなくても良い。
合には、接着剤層14は絵柄印刷層13上に直接塗工形
成すると共に、パテ3面への転着の前に、例えば溶剤の
塗布又は加熱等により接着剤層14を賦活(粘着性を発
現させること)させる必要がある。なお、この様に接着
剤層14が常態では粘着性を有さない場合には、離型シ
ート15は設けなくても良い。
【0034】
【発明の効果】本発明の補修用シールを使用すれば、建
築物の内装部材や家具等の表面の一部に傷が付いた場合
に、当該傷が付いた部材の全体を交換したり、該部材の
全表面に突板や化粧シートを貼り直したりする必要がな
いので、材料の無駄が少なく、作業も簡易であり、補修
にかかる手間や費用を大幅に軽減することができる。
築物の内装部材や家具等の表面の一部に傷が付いた場合
に、当該傷が付いた部材の全体を交換したり、該部材の
全表面に突板や化粧シートを貼り直したりする必要がな
いので、材料の無駄が少なく、作業も簡易であり、補修
にかかる手間や費用を大幅に軽減することができる。
【0035】また、パテ等による補修部分に絵柄を手描
きする方法と比較すれば、補修にかかる時間を大幅に短
縮することができ、しかも、作業者の技能による仕上が
りの差がないので、専門的な技能のない者であっても簡
易に補修可能であり、例えば傷を付けた当人が自分で補
修を行うことなども可能となる。
きする方法と比較すれば、補修にかかる時間を大幅に短
縮することができ、しかも、作業者の技能による仕上が
りの差がないので、専門的な技能のない者であっても簡
易に補修可能であり、例えば傷を付けた当人が自分で補
修を行うことなども可能となる。
【0036】さらにまた、木目などの様に繊細な絵柄
や、微妙な色合いの変化を有する絵柄などのように、手
描きでは再現が困難な絵柄であっても、印刷により精度
良く再現可能であるから、手描きの場合と比較して、品
質的にも大幅に向上することができる。
や、微妙な色合いの変化を有する絵柄などのように、手
描きでは再現が困難な絵柄であっても、印刷により精度
良く再現可能であるから、手描きの場合と比較して、品
質的にも大幅に向上することができる。
【図1】本発明の補修用シールの実施の形態を模式的に
示す側断面図である。
示す側断面図である。
【図2】本発明の補修用シールの他の実施の形態を模式
的に示す側断面図である。
的に示す側断面図である。
【図3】本発明の補修用シールの他の実施の形態を模式
的に示す側断面図である。
的に示す側断面図である。
【図4】本発明の補修用シールを使用した補修方法を模
式的に示す工程図である。
式的に示す工程図である。
1…………補修用シール
11………台紙
12………剥離層
13………絵柄印刷層
14………接着剤層
15………離型シート
16………透明保護層
17………シート基材
18………離型性樹脂層
2…………被補修部材
21………凹み傷
3…………パテ
4…………透明塗膜
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2E110 AA52 AB04 AB23 AB46 BB02
BB03 BC04 CA03 GA32W
GB42W
2E176 AA00 BB01
4F100 AJ07B AK01B AK25D AK41E
AR00E BA04 BA07 BA10A
BA10D BA10E CB00D CC00C
DG10A GB08 GB81 HB01C
HB31C JB09B JL11D JL13D
JL14B JL14E
Claims (7)
- 【請求項1】台紙上に剥離層、絵柄印刷層及び接着剤層
を順次有する補修用シール。 - 【請求項2】前記剥離層が水溶性樹脂からなる請求項1
記載の補修用シール。 - 【請求項3】前記絵柄印刷層が水不溶性インキからなる
請求項2記載の補修用シール。 - 【請求項4】前記接着剤層が粘着性を有する接着剤から
なる請求項1〜3のいずれか記載の補修用シール。 - 【請求項5】前記接着剤層上に離型シートを有する請求
項1〜4のいずれか記載の補修用シール。 - 【請求項6】前記離型シートが片面に離型処理を施した
ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムである請求項
5記載の補修用シール。 - 【請求項7】前記絵柄印刷層が木目絵柄若しくは木目類
似絵柄である請求項1〜6のいずれか記載の補修用シー
ル。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001224192A JP2003035021A (ja) | 2001-07-25 | 2001-07-25 | 補修用シール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003035021A true JP2003035021A (ja) | 2003-02-07 |
Family
ID=19057400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001224192A Pending JP2003035021A (ja) | 2001-07-25 | 2001-07-25 | 補修用シール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003035021A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2001
- 2001-07-25 JP JP2001224192A patent/JP2003035021A/ja active Pending
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| US12403648B2 (en) | 2022-02-17 | 2025-09-02 | Mimaki Engineering Co., Ltd. | Repairing method for shaped object, shaping system, and manufacturing method for attachment member |
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