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JP2003034312A - 袋詰め機及び袋詰め方法 - Google Patents

袋詰め機及び袋詰め方法

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JP2003034312A
JP2003034312A JP2001226500A JP2001226500A JP2003034312A JP 2003034312 A JP2003034312 A JP 2003034312A JP 2001226500 A JP2001226500 A JP 2001226500A JP 2001226500 A JP2001226500 A JP 2001226500A JP 2003034312 A JP2003034312 A JP 2003034312A
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JP
Japan
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bag
packaged
pressing member
mouth
pressing
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JP2001226500A
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English (en)
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Masaki Sasa
正樹 佐々
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Fuji Machinery Co Ltd
Original Assignee
Fuji Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Machinery Co Ltd filed Critical Fuji Machinery Co Ltd
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Publication of JP2003034312A publication Critical patent/JP2003034312A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装袋に対して被包装物をフィットさせた状
態で袋詰めする場合であっても、被包装物が袋底部付近
にまでしっかりと挿入された良好な袋詰めを行うことの
できる袋詰め機及び袋詰め方法を提供する。 【解決手段】 積層状態とされた袋の束Fbの最上部の
袋Faの袋口を半開口状態として、その袋口にオープナ
ー2を差し込んだ後で被包装物Wを挿入する袋詰め機1
において、前記最上部の袋Faの袋口に形成された延出
部を押さえるための押さえ部材14を備える。押さえ部
材14は、少なくとも被包装物Wの前端が袋内に挿入さ
れる時点から袋底部に至るまで移動する間において、最
上部の袋Faの延出部を押さえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、積層された袋の
束の最上部の袋を開口させてから、その開口部に食パン
等の被包装物を押送して充填する袋詰め機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の袋詰め機においては、袋
口の一部が延出して形成された包装袋が用いられる。そ
して、袋口の延出部には袋幅方向に2箇所のピン孔が設
けられ、この2箇所のピン孔に細棒で鎹状に形成された
保持具が上方から差し込まれる。これにより、複数枚の
包装袋が積層状態で保持台の上に保持される。コンベヤ
等の押送手段によって食パン等の被包装物が1つずつ押
送されると、積層状態で保持された包装袋のうち、最上
部の包装袋に斜め上方から圧縮エアーが吹きつけられ
て、袋口が半開口状態とされる。半開口状態となった袋
口には、すかさず4本のオープナーが差し込まれて全開
口状態とされ、食パン等の被包装物はこの開口状態の包
装袋の内部に挿入される。被包装物が更に押送されてそ
の前端部が袋底部付近にまで達すると、包装袋は被包装
物とともに押送方向に引っ張られて、ピン孔付近で引き
裂かれることにより保持具から外される。これにより、
被包装物が一つずつ充填された包装品が連続して得られ
るようになっている。なお、ピン孔のまわりには袋口の
縁部に向けて直線状のミシン目が施されており、包装袋
が被包装物とともに引っ張られた際に容易に引き裂かれ
て保持具から外されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の袋詰め
機において、例えば食パン等の被包装物を包装袋にフィ
ットさせた状態で袋詰めする場合には、被包装物の外周
との隙間があまり大きくない包装袋を用いて袋詰めを行
う必要がある。この場合、包装袋の袋口から被包装物を
挿入する際に、被包装物の外周と包装袋の内周面との隙
間からのエアーの逃げ量が減少し、袋底部側に一時的に
エアーが溜まった状態となって、包装袋が過度な力で被
包装物とともに押送方向へ引っ張られてしまう。する
と、被包装物が袋底部付近にまで達する前に、ピン孔付
近で包装袋が破れてしまい、被包装物が底部までしっか
りと挿入された良好な袋詰めを行うことができないので
問題であった。ピン孔周りに施されたミシン目を「裂け
にくい」ミシン目とすることで、そのような不用意な
「裂け」を防止する方法も考えられるが、しかし、この
場合、包装袋がミシン目に沿って綺麗に裂けずに製品の
見映えを損ねたり、あるいは、被包装物に過度な押送力
がかかることで変形させてしまったりするので問題であ
った。本発明は、上記のような問題点を解決するために
創案されたものであり、包装袋に対して被包装物をフィ
ットさせた状態で袋詰めする場合であっても、被包装物
が袋底部付近にまでしっかりと挿入された良好な袋詰め
を行うことのできる袋詰め機及び袋詰め方法を提供する
ことを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題は、各請求
項に記載した発明によって解決される。請求項1に記載
の袋詰め機では、積層状態とされた袋の束の最上部の袋
に例えば圧縮エアーが吹き付けられることで袋口が半開
口状態とされる。半開口状態とされた袋口にはオープナ
ーが差し込まれて開口状態とされ、例えば食パン等の被
包装物が押送されることで袋の内部に被包装物が挿入さ
れる。積層状態とされた袋の袋口には、それぞれに延出
部が形成されている。この「延出部」は袋の押さえ部分
であって、好適には、積層状態とされた各々の袋の下側
に位置する袋口の縁部が一部延出して形成されるもので
ある。開口状態とされた袋口に被包装物が押送される際
に、少なくとも被包装物の前端が袋内へ挿入される時点
から袋底部に至るまで移動するまでの間において、前記
した延出部が袋幅方向略中央部において押さえ部材によ
って上側から押さえ付けられる。なお、ここでいう「袋
底部に至るまで」とは、被包装物の前端が袋底部に完全
に到達して接触したような状態に限定するものではな
く、袋底部からわずかに手前まで到達したような状態を
も広く含む概念である。被包装物が袋内へ挿入される時
点から袋底部に至るまでの期間は、袋の底部の残存エア
ーが被包装物の挿入によって袋の内周面との隙間から放
出される期間であるので、少なくともこの期間において
延出部が押さえられることにより、袋底部に溜まったエ
アーの影響によって袋が被包装物と一緒に押送方向へ引
っ張られることが防止される。これにより、被包装物が
底部付近に至る前に袋が保持具から外れてしまうことが
防止され、袋底部付近にまでしっかりと被包装物が充填
された良好な包装品を得ることができる。
【0005】請求項2に記載の袋詰め機は、押さえ部材
による延出部の押さえ期間が変更可能に構成されてい
る。押さえ期間を変更可能とするためには、押さえ部材
を上下に駆動させるための駆動源を例えばサーボモータ
やエアシリンダ等により構成してその動きを制御すれば
よい。押さえ部材による延出部の押さえ期間が変更可能
であることにより、被包装物や包装袋のサイズが種々異
なっている場合であっても容易に対応が可能となる。例
えば、袋の長手方向(押送方向)のサイズが長い場合に
は、袋の内部で被包装物が押送される期間が長くなるの
であるが、延出部の押さえ期間を長く設定することによ
り、被包装物が袋底部付近に達するまでしっかりと袋の
位置ずれを防止することができる。また、反対に、袋の
長手方向(押送方向)のサイズが短い場合には、被包装
物の前端はその分だけ早く袋底部付近に達することにな
るので、延出部の押さえ期間を短く設定することによ
り、被包装物が袋底部付近に達してもなお延出部が押さ
え続けられるといった不具合を回避することができる。
【0006】請求項3に記載の袋詰め機では、積層状態
とされた袋の束は、袋口の延出部の袋幅方向に形成され
た2箇所のピン孔にピンが通されることで保持される。
そして、袋口の延出部は、その2箇所のピン孔の間で押
さえ部材によって押さえられるだけでなく、そのピン孔
の外側の位置においても一対の外側押さえ部材によって
上方から押さえ付けられる。これにより、例えばピン孔
の外側部分にエアーが吹き付けられても、最上部の袋以
外の袋がめくれ上がることによって充填動作の支障とな
るといったことが防止される。また、物品が袋口から挿
入されて押送されていく際に、積層された2枚目以降の
袋口の延出部が保持でき、2枚目以降の積層袋が位置ズ
レすることなく積層状態を維持できる。
【0007】請求項4に記載の袋詰め方法では、積層状
態とされた袋の束の最上部の袋に例えばエアーが吹きつ
けられることで袋口が半開口状態とされ、半開口状態と
された袋口にオープナーが差し込まれることで開口状態
とされる。開口状態とされた袋の袋口に被包装物が挿入
されると、少なくとも被包装物の前端が袋内に挿入され
る時点から袋底部に至るまで移動する間において、前記
袋口に形成された延出部が押さえ部材によって押さえ付
けられる。これにより、袋が被包装物とともに押送方向
へ引っ張られて保持具等から外れてしまうことが防止さ
れ、袋底部付近にまで被包装物が充填された良好な袋詰
めを行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。ここで、図1は本実施の形態における袋
詰め機1の要部側面概略図であり、図2は図1の概略平
面図であり、図3は図1の矢視Aにおける一部破断概略
図であり、図4は図1のオープナー2を矢視Bで示した
概略図である。この袋詰め機1は、コンベヤ等の押送手
段3(図5参照)によって運ばれてくる食パン等の被包
装物Wを、積層状態とされた袋に1つずつ連続充填する
ことにより包装品を得るためのものである。積層状態と
された袋の束Fbの最上部の袋Faには、エアノズルN
1から高圧エアーが吹き付けられてその袋口がまず半開
口状態とされる。半開口状態とされた袋口には、すかさ
ず4本のオープナー2が4隅に差し込まれて全開口状態
とされ、エアノズルN2から低圧エアーが吹き込まれる
ことにより袋底部までに亘って開口状態が維持される。
押送手段3によって押送されてくる被包装物Wは、オー
プナー2の間を通過する際に4本のオープナー2に案内
されて袋Faの内部に挿入される。
【0009】本実施の形態における袋詰め機1では、包
装用の袋として図11に示すような袋Fが用いられる。
袋Fには、積層状態で置かれた際に下側に位置する袋口
の縁部が延長されることによって延出部F1が形成され
ている。延出部F1には、袋幅方向に所要長を隔ててピ
ン孔F2が2箇所に設けられており、そのピン孔F2に
細金で鎹状に形成された保持具5が上方から差し込まれ
ることによって、袋Fが積層状態で支持台4の上で保持
される。支持台4は、袋Fの消費に伴ない、最上部の袋
Faの高さが一定に保持されるよう上昇可能になってい
る。袋Fに高圧エアーが吹き付けられると、図12に示
すように、下方に押し付けられた延出部F1以外の部分
が袋幅全体で持ち上げられてその袋口が半開口状態とさ
れる。また、袋口にオープナー2が差し込まれると、図
13に示すように、保持具5の外側の部分が持ち上げら
れてその袋口が全開口状態とされる。
【0010】図1に示すように、袋詰め機1は、袋内に
差し込まれて上下方向に開閉することによりその袋の袋
口を全開口状態とするための4本のオープナー2、最上
部の袋Faの延出部F1を上方から押さえ付けるための
延出部押さえ手段6、袋の束Fbの延出部を下側から支
持するための延出部支持手段7を主体として構成されて
いる。
【0011】袋内に差し込まれる4本のオープナー2
は、図1に示すように、袋内への差込みが容易な先細り
形状の金属製部材で構成されている。また、図4に示す
ように、4本のオープナー2は断面が略L字型に形成さ
れており、被包装物Wの角部に対応した上下左右の4隅
に1つずつ配設されている。これにより、コンベヤ等の
押送手段3によって運ばれてきた被包装物W(例えば食
パン等)は、オープナー2の内側面に沿って案内されな
がら袋内に円滑に挿入されるようになっている。図1に
示すように、上側に配設されたオープナー2aと、下側
に配設されたオープナー2bは、それぞれがリンクバー
9に対して回動可能に連結されている。リンクバー9
は、オープナー2を作動させるためのクランク機構の一
部を構成する部材であり、リンクバー9の下端に連結片
11を介して連結された作動レバー12が、リンクバー
9の揺動に連動して上側のオープナー2aに形成された
楕円状凹部13を押し上げるようになっている。これに
より、オープナー2の先端部が袋口に挿入されてから、
袋内を前進するに従って徐々に開いてゆき、さらに、袋
底部付近に到達するとそのタイミングに合わせて一気に
開き動作を完了するという2段階速度のくちばし状の開
閉動作が繰り返されるようになっている。なお、上側に
配設されたオープナー2aと、下側に配設されたオープ
ナー2bは、それぞれの後端部が引っ張りバネ10を介
して互いに連結されており、オープナー2の先端部が閉
じ方向に作動されると、引っ張りバネ10の弾性によっ
て再び開く方向への引っ張り力が働くようになってい
る。
【0012】袋の延出部を押さえつけるための延出部押
さえ手段6は、図1に示すように、最上部の袋Faの延
出部上方まで延びるアーム状の押さえ部材14と、押さ
え部材14の駆動源であるサーボモータ15と、押さえ
部材14とサーボモータ15を連結するためのスライド
部材16とによって構成されている。サーボモータ15
は、水平に配設された設置台19の下面にボルトで固定
されており、同じく設置台19の下面に固定されたスラ
イドレール17に沿って、スライド部材16が前後にス
ライドできるようになっている。サーボモータ15が回
転すると、クランク機構を介してスライド部材16が前
後にスライドし、スライド部材16の前端部にロッド1
8を介して連結された押さえ部材14が、回動軸20を
回動中心として上下に往復動作を繰り返すようになって
いる。サーボモータ15は、袋詰め機1の品種設定手段
によって選択された品種に対応して予め設定された制御
データによって回転制御され、これによって押さえ部材
14による延出部の押さえ期間が調整できるようになっ
ている。なお、図1では、押さえ部材14が下端位置ま
で移動した状態が実線で表されており、押さえ部材14
が上端位置まで移動した状態が破線で表されている。実
線で示された押さえ部材14の位置からもわかるよう
に、袋の延出部は細金状の保持具5を間に介して押さえ
部材14によって上方から押さえ付けられるように構成
されている。また、押さえ部材14は、保持具5が通さ
れる2つのピン孔F2の間で、袋幅方向略中央部におい
て袋の延出部を押さえ付けるように設定されている。
【0013】また、図1に示すように、回動軸20に
は、袋の延出部を2つのピン孔F2の外側において上方
から押さえ付けるための外側押さえ部材21が、押さえ
部材14と同軸上に取り付けられている(図1では、見
易くするために、外側押さえ部材21のみを下方に取り
出して表している)。つまり、押さえ部材14と、外側
押さえ部材21とは、回動軸20を共通の回動中心とし
て上下に往復動作するようになっている。図1に示すよ
うに、押さえ部材14は、回動軸20に対して相対的に
自由な回動ができるように円形断面で取り付けられてい
る。これに対し、外側押さえ部材21は、回動軸20に
対して相対的な回動が不能となるように略正方形断面で
取り付けられている。回動軸20は、エアシリンダ等の
駆動源(図示していない)によって半回動の動作を繰り
返すように構成されるが、この回動軸20の半回動の動
作によって、相対回動不能に固定された外側押さえ部材
21が上下に往復動作するようになっている。つまり、
押さえ部材14と、外側押さえ部材21とは、回動軸2
0を共通の回動中心としながらも、それぞれが別個の駆
動源によって独立に作動されるようになっている。図
1、図2に示すように、一対の外側押さえ部材21は、
回動軸20と並行に配設された一本の調節ボルト23に
よっても固定されている。調節ボルト23には、左右一
対の外側押さえ部材21のそれぞれの取付箇所に対し
て、互いに逆向きのネジ山が形成されている。調節ボル
ト23の端部に装着された調節ハンドル22が一方向に
回転操作されると、逆ネジの回転によって一対の外側押
さえ部材21が同時に逆方向に移動するので、中心を固
定したまま袋幅方向の配設間隔が調節できるようになっ
ている。これにより、異なった幅サイズの包装用袋がセ
ットされた場合であっても、調節ハンドル22を操作す
るだけで容易に対応ができるようになっている。
【0014】袋の束Fbの延出部を下側から支持するた
めの延出部支持手段7は、図1、図3に示すように、袋
幅方向に延びた横長の支持部材8と、その支持部材8を
下方から支える2本の支持シャフト24を主体にして構
成されている。
【0015】図3に示すように、支持部材8は、装置本
体側に鉛直に固定された2本の支持シャフト24によっ
て略水平に支持されている。2本の支持シャフト24
は、圧縮バネ25と同軸一体に構成されることでダンパ
として機能しており、支持部材8に対して上方からの荷
重がかかると、圧縮バネ25の弾性によって押し上げ方
向への反力を発生させるようになっている。この2本の
圧縮バネ25の弾性が適度に調整されることによって、
押さえ部材14及び外側押さえ部材21の各々の袋の束
Fbの延出部に対する押圧力を変更できるようになって
いる。また、袋の延出部が上方から押さえ部材14等に
よって連続して押さえ付けられても、圧縮バネ25の弾
性によってその衝撃が緩和されるようになっている。
【0016】また、図3に示すように、支持部材8の中
央部における押え部材14の押圧位置に対応して、2つ
のバネ片27によって浮き上がり状態で保持された押圧
プレート26が設置されている。このように、押さえ部
材14と外側押さえ部材21とはそれぞれが独立に上下
動を繰り返すのであるが、このような袋幅中央部付近で
の衝撃吸収が独立に行われることによって、押さえ部材
14及び外側押さえ部材21のそれぞれの押さえ付けの
動作がより安定して行えるようになっている。
【0017】次に、以上のようにして構成された袋詰め
機1による袋詰めの動作について、図5〜図10を参照
しながら説明する。ここで、図5〜図7は、袋詰め機1
の袋詰め動作中の状態を、被包装物Wの(1)挿入前、
(2)挿入中、(3)挿入後の3つの段階に分けた、押
さえ部材14の作用説明図である。また、図8〜図10
は、袋詰め機1による袋詰め動作中の状態を、被包装物
Wの(1)挿入前、(2)挿入中、(3)挿入後の3つ
の段階に分けた、外側押さえ部材21の作用説明図であ
る。
【0018】(1)被包装物Wの挿入前 図5に示すように、被包装物Wが押送されて袋Faの内
部に挿入される前の段階では、押さえ部材14による延
出部の押さえ付けはまだ行われない。なぜなら、被包装
物Wと袋Faとが接触干渉していないため、袋Faが被
包装物Wの押送方向へ引っ張られてしまうといった事態
が発生していない段階だからである。エアノズルN1か
らは袋口より前方位置を指向して高圧エアーが急角度で
吹き付けられており、エアノズルN2からは低圧エアー
が低角度で袋Faの内部に吹き付けられている。袋Fa
の袋口はわずかに開口状態(半開口状態)とされてい
る。オープナー2の先端部は閉じられた状態であり、こ
のままさらに前進することで、わずかに開いた袋口への
挿入が行われる。また、図8に示すように、被包装物W
が押送されて袋Faの内部に挿入される前の段階(押さ
え部材14が図5に示す状態となっている段階)では、
外側押さえ部材21による延出部の押さえ付けが開始さ
れる。エアノズルN1から急角度で高圧エアーが吹きつ
けられているので、最上部の袋Fa以外の袋がめくれ上
がるのを防止し、かつ、オープナー2が前進して袋口を
開口する際の袋の位置ズレを防止する必要があるからで
ある。
【0019】(2)被包装物Wの挿入中 図6に示すように、被包装物Wが押送されて袋Faの内
部に挿入される段階では、4本のオープナー2が内部に
挿入されてその先端部が開かれることにより、袋Faの
袋口は全開口状態とされる。エアノズルN2からは低圧
エアーが低角度で袋Faの内部に吹き付けられており、
袋Faは内部から広げられて袋の底部までに亘り開口状
態が維持される。このとき、押さえ部材14が下方に作
動して、袋Faの延出部の押さえ付けが開始される。な
ぜなら、被包装物Wが袋Faに挿入される際には、袋底
部に残存したエアーによって、袋Faが被包装物Wとと
もに押送方向へ引っ張られてしまうからである。袋Fa
の延出部が押さえ付けられると、袋Faのピン孔F2付
近での引き裂かれが防止され、被包装物Wが袋底部付近
にまで到達する前に保持具5から外れてしまうといった
事態も防止される。なお、上記したような押さえ部材1
4による延出部の押さえ付けは、少なくとも被包装物W
の前端が袋内に挿入される時点から、袋Faの底部付近
に到達するまでの期間において行われることが極めて望
ましい。このような期間では、袋Faが被包装物Wとと
もに特に強く引っ張られるからである。また、図9に示
すように、被包装物Wが押送されて袋Faの内部に挿入
される段階(押さえ部材14が図6に示す状態となって
いる段階)では、外側押さえ部材21による延出部の押
さえ付けは一時的に解除される。4本のオープナー2が
開かれることによって袋口が図13に示すような全開口
状態とされるので、ピン孔F2の外側を一旦押さえ付け
の状態から解除して、自由に上方へ持ち上げ可能な状態
とする必要があるからである。なお、外側押さえ部材2
1は袋口がオープナー2で全開口状態にされるのに合わ
せて、2枚目以降の袋の束Fbの延出部を押さえ付ける
よう作動される。
【0020】(3)被包装物Wの挿入後 図7に示すように、被包装物Wが押送されて袋Faの内
部に挿入されて被包装物Wの前端が袋底部に至るまで移
動した段階では、押さえ部材14による延出部の押さえ
付けが解除される。なぜなら、袋底部付近にまで被包装
物Wが挿入された袋Faを保持具5から外すことによ
り、さらに下流側の工程にまで押送する必要があるから
である。袋Faがさらに下流側の工程に押送されると、
その袋口にプラスチック製の綴じ具等が装着されて、最
終的な製品とされる。また、図10に示すように、被包
装物Wが押送されて袋Faの内部に挿入されて被包装物
Wの前端が袋底部に至るまで移動した段階(押さえ部材
14が図7に示す状態となっている段階)では、外側押
さえ部材21は、最上部の袋Faよりも下側にセットさ
れた袋の束Fbに対する延出部の押さえ付けを継続して
行っている。押さえ部材14による中央部の押さえ付け
が行われていない段階なので、最上部の袋Faに引きず
られてその真下にセットされている袋までもが保持具5
から外されてしまうのを防止するためである。このと
き、最上部の袋Faが下流側に押送されることによる袋
の束Fbに対する引きずりの力は比較的大きなものとな
るので、外側押さえ部材21による袋の束Fbに対する
押さえ付けは、比較的強い力(図8の挿入前の段階にお
ける押さえ付け力よりも強い力)によって行われるのが
好ましい。尚、この段階では、次の袋口の開口に備え
て、前記した高圧・低圧の各エアーの吹き付けが開始さ
れている。
【0021】以上に説明した被包装物Wの(1)挿入
前、(2)挿入中、(3)挿入後の状態がサイクル的に
繰り返されることによって、袋詰め機1による袋Fへの
袋詰め動作が連続的で安定的に行われる。
【0022】前述したように、押さえ部材14あるいは
外側押さえ部材21による延出部の押さえ期間は変更可
能となっている。これにより、袋Faの長手方向のサイ
ズ(押送方向のサイズ)が種々異なる場合であって、被
包装物Wの前端が袋Faの底部付近に到達するタイミン
グが種々異なる場合であっても、押さえ期間を調節する
だけで容易に対応することができる。例えば、被包装物
Wが種々異なるサイズの食パンであって、種々異なるサ
イズの包装用袋に袋詰めする場合であっても、押さえ部
材14あるいは外側押さえ部材21による延出部の押さ
え期間を大小に調節するだけで容易に対応することがで
きる。
【0023】なお、本発明は上記実施の形態に限定する
ものではない。例えば、実施の形態では、エアノズルN
1、N2によって異なる圧力のエアーを異なる角度で吹
き付ける例を示したが、このような態様に限定するもの
ではない。例えば、同一のエアノズルから異なる圧力の
エアーを吹き付けるように構成してもよいし、同一のエ
アノズルから同じ圧力のエアーを異なる角度で吹き付け
るように構成してもよい。
【0024】実施の形態では、押さえ部材14が1個の
アーム状部材で構成されている例を示したが、複数の部
材で構成される場合であっても本発明を問題なく適用で
きる。また、押さえ部材14が、鎹状に形成された保持
具5を間に介して袋の延出部を上方から押さえ付ける例
を示したが、最上部の袋Faに対して直接当接すること
により延出部の押さえ付けを行う場合であっても本発明
を適用できる。さらに、押さえ部材14が、袋の延出部
を袋幅方向略中央部において局所的に押さえ付ける例を
示したが、袋の延出部を袋幅方向の広い範囲において押
さえ付けるように構成された場合であっても本発明を適
用できる。
【0025】実施の形態では、細金で鎹状に形成された
保持具5をピン孔F2の上方から差し込む例を示した
が、例えば独立して2本立設するピンに対してピン孔F
2を差し込むことにより袋を積層状態で保持させるよう
にしてもよい。また、保持具5は必ずしも必要ではな
く、押さえ部材14(あるいは、押さえ部材14及び外
側押さえ部材21)のみによって袋を保持することによ
り袋詰めを行ってもよい。
【0026】押さえ部材14の駆動源がサーボモータ1
5である例を示したが、エアーシリンダ、電磁ソレノイ
ド、あるいはカムレバー等のその他の駆動装置、駆動機
構等を採用することもできる。この場合においても、そ
れらの駆動源の作動タイミング等を制御することによっ
て、押さえ部材14による延出部の押さえ期間を変更可
能とすることができる。
【0027】オープナー2は、例えば4本のオープナー
2が中心から放射状に広がることで袋口を開口させるよ
うな構成であってもよい。
【0028】実施の形態では、オープナー2が2段階速
度のくちばし状の開閉動作を繰り返すように構成されて
いる例を示したが、このような態様に限定するものでは
ない。例えば、オープナー2の先端部が閉じられたまま
袋底部付近まで挿入され、袋底部付近に到達したタイミ
ングに合わせて一気に開き動作を完了させるような、一
段階速度の開閉動作で袋口の開口が行われる構成であっ
てもよい。
【0029】また、外側押さえ部材21を配設すること
によって、最上部の袋Fa以外の袋のめくれ上がりを防
止する例を示したが、外側押さえ部材21は必要に応じ
て配設すればよい。例えば、中央部の押さえ部材14の
みを配設することによって対応することも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば包装用の袋に対して被包装物をフィットさせた状
態で袋詰めする場合であっても、被包装物が袋底部付近
にまでしっかりと挿入された良好な袋詰めを行うことの
できる袋詰め機及び袋詰め方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における袋詰め機の要部概
略側面図である。
【図2】図1に対応した概略平面図である。
【図3】図1の矢視Aに対応した部分破断概略図であ
る。
【図4】図1における袋詰め機のオープナーを矢視Bで
示した概略図である。
【図5】被包装物の挿入前における押さえ部材の作用説
明図である。
【図6】被包装物の挿入中における押さえ部材の作用説
明図である。
【図7】被包装物の挿入後における押さえ部材の作用説
明図である。
【図8】被包装物の挿入前における外側押さえ部材の作
用説明図である。
【図9】被包装物の挿入中における外側押さえ部材の作
用説明図である。
【図10】被包装物の挿入後における外側押さえ部材の
作用説明図である。
【図11】本発明の実施の形態で用いられる包装用の袋
を示した斜視図である。
【図12】半開口状態とされた袋の袋口を示した正面図
である。
【図13】全開口状態とされた袋の袋口を示した正面図
である。
【符号の説明】 1 … 袋詰め機 2 … オープナー 5 … 保持具(ピン) 6 … 延出部押さえ手段 14 … 押さえ部材 21 … 外側押さえ部材 N1、N2 … エアノズル F … 袋 Fa … 最上部の袋 Fb … 袋の束 F1 … 延出部 F2 … ピン孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層状態とされた袋の束の最上部の袋の
    袋口を半開口状態として、その袋口にオープナーを差し
    込んだ後で被包装物を挿入する袋詰め機において、 前記最上部の袋の袋口に形成された延出部を押さえるた
    めの押さえ部材を備え、少なくとも被包装物の前端が袋
    内に挿入される時点から袋底部に至るまで移動する間に
    おいて、前記押さえ部材が前記延出部を押さえることを
    特徴とする袋詰め機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の袋詰め機であって、 押さえ部材による延出部の押さえ期間が変更可能である
    ことを特徴とする袋詰め機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の袋詰め
    機であって、 積層状態とされた袋の束は、袋口の延出部の袋幅方向に
    形成された2箇所のピン孔にピンが通されることで保持
    されており、その2箇所のピン孔の外側位置を押さえる
    一対の外側押さえ部材を備えることを特徴とする袋詰め
    機。
  4. 【請求項4】 積層状態とされた袋の束の最上部の袋の
    袋口を半開口状態として、その袋口にオープナーを差し
    込んだ後で被包装物を挿入する袋詰め方法において、 少なくとも被包装物の前端が袋内へ挿入される時点から
    袋底部に至るまで移動する間において、前記最上部の袋
    の袋口に形成された延出部を押さえ部材により押さえる
    ことを特徴とする袋詰め方法。
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