[go: up one dir, main page]

JP2003034261A - 連結車両の後退制御装置及びその後退制御方法 - Google Patents

連結車両の後退制御装置及びその後退制御方法

Info

Publication number
JP2003034261A
JP2003034261A JP2001223423A JP2001223423A JP2003034261A JP 2003034261 A JP2003034261 A JP 2003034261A JP 2001223423 A JP2001223423 A JP 2001223423A JP 2001223423 A JP2001223423 A JP 2001223423A JP 2003034261 A JP2003034261 A JP 2003034261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angle
trailer
tractor
target
yaw angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001223423A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Yakabe
昇 矢ヶ部
Hidemasa Haruki
英將 春木
Masao Kimura
昌夫 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyu Car Corp
Original Assignee
Tokyu Car Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyu Car Corp filed Critical Tokyu Car Corp
Priority to JP2001223423A priority Critical patent/JP2003034261A/ja
Publication of JP2003034261A publication Critical patent/JP2003034261A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前輪操舵によって容易に且つ安定して後退走
行を行うことが可能な連結車両の後退制御装置及びその
後退制御方法を提供すること。 【解決手段】 トレーラヨー角演算部51はヨー角と連
結角に基づいてトレーラヨー角を演算し、トレーラ後軸
ずれ量演算部53はトラクタ第五輪位置ずれ量とトレー
ラヨー角に基づいてトレーラ後軸ずれ量を演算し、基準
操舵角演算部55は連結角に基づいて当該連結角を一定
に保つための基準操舵角を演算する。目標トレーラヨー
角決定部57はトレーラ後軸ずれ量に基づいてトレーラ
の目標トレーラヨー角を決定し、この目標トレーラヨー
角とトレーラヨー角とのトレーラヨー角誤差をトレーラ
ヨー角誤差演算部59が演算する。目標連結角決定部6
1はトレーラヨー角誤差に基づいて目標連結角を決定
し、この目標連結角と連結角との連結角誤差を連結角誤
差決定部63が演算する。補正操舵角演算部65は連結
角誤差に基づいて補正操舵角を演算し、この補正操舵角
と基準操舵角とに基づいて目標操舵角を目標操舵角演算
部67が演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前輪が操舵可能な
トラクタと当該トラクタに連結されたトレーラとからな
る連結車両の後退制御装置、及び、後退制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車を後退させながら車両の
向きを変える場合、後退させたい方向にステアリングホ
イールを回せばよい。例えば、車両を右方向に後退させ
る場合、車両の後退時にステアリングホイールを右に回
せばよい。これはトレーラを牽引するようなトラクタの
みを後退させる場合も同様である。
【0003】一方、トラクタとこのトラクタに連結され
たトレーラとからなる連結車両では、上述したトラクタ
のみの場合と同様に後退を行なうことはできない。つま
り、通常は、連結車両のトラクタとトレーラとは、連結
ピン等により回転自在に連結されており、操舵時には、
このピンを支点にしてトラクタとトレーラとの間に折れ
角が生じるようになっている。したがって、このような
連結車両を、例えば、右後方に後退させる場合、上述の
トラクタのみ場合と同様にステアリングホイールを右に
回すと、トラクタの後端が右方に振れ、これに伴いトレ
ーラの前端が右方に移動するためトレーラの後端は左後
方に向かって移動することになり、連結車両を右後方に
まっすぐに後退させることができないのである。また、
トラクタとトレーラとの連結部を中心に連結車両が折れ
曲がってしまう、いわゆるジャックナイフ現象が生じ
て、後退ができなくなってしまうこともある。
【0004】このように、連結車両を後退させる場合
は、通常の自動車やトラクタのみの場合のように、簡単
な操作により後退を行なうことができず、ドライバの熟
練技術が必要となる。すなわち、連結車両を後退させる
場合、ドライバによるステアリングホイールの操作に熟
練を要するとともに、ドライバの負担が大きいという課
題がある。
【0005】このため、トラクタの前輪だけでなく後輪
も操舵可能に構成し、連結車両の後退時にトラクタの後
輪の操舵角を制御することにより、容易に所望の位置及
び方向に後退することが可能な四輪操舵方式の連結車両
が提案されている(たとえば特開平10−119808
号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−119808号に開示されたような連結車両は、
後輪にも操舵機構を設ける必要があることから、トラク
タの構造が複雑化したり、コストが上昇するといった問
題点を有している。これらの問題点を解決するために
は、後輪に操舵機構を設けることなく、前輪操舵によっ
て容易に且つ安定して後退走行を行う技術を確立するこ
とが必要である。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、前輪操舵によって容易に且つ安定して後退走行を行
うことが可能な連結車両の後退制御装置及びその後退制
御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る連結車両の
後退制御装置は、前輪が操舵可能なトラクタと当該トラ
クタに連結されたトレーラとからなる連結車両の後退制
御装置であって、トラクタのヨー角を検知するトラクタ
ヨー角検知手段と、トラクタとトレーラとの連結角を検
知する連結角検知手段と、連結車両におけるトラクタ第
五輪の位置ずれ量を検知するトラクタ第五輪位置ずれ量
検知手段と、トラクタヨー角検知手段にて検知されたト
ラクタのヨー角と連結角検知手段にて検知された連結角
とに基づいてトレーラのヨー角を演算するトレーラヨー
角演算手段と、トラクタ第五輪位置ずれ量検知手段にて
検知されたトラクタ第五輪の位置ずれ量とトレーラヨー
角演算手段にて演算されたトレーラのヨー角とに基づい
てトレーラの後軸ずれ量を演算するトレーラ後軸ずれ量
演算手段と、連結角検知手段にて検知された連結角に基
づいて当該連結角を一定に保つためのトラクタの前輪の
基準操舵角を演算する基準操舵角演算手段と、トレーラ
後軸ずれ量演算手段にて演算されたトレーラの後軸ずれ
量に基づいてトレーラの目標トレーラヨー角を決定する
目標トレーラヨー角決定手段と、トレーラヨー角演算手
段にて演算されたトレーラのヨー角と目標トレーラヨー
角決定手段にて決定された目標トレーラヨー角とのトレ
ーラヨー角誤差を演算するトレーラヨー角誤差演算手段
と、トレーラヨー角誤差演算手段にて演算されたトレー
ラヨー角誤差に基づいて目標連結角を決定する目標連結
角決定手段と、連結角検知手段にて検知された連結角と
目標連結角決定手段にて決定された目標連結角との連結
角誤差を演算する連結角誤差演算手段と、連結角誤差演
算手段にて演算された連結角誤差に基づいてトラクタの
前輪の補正操舵角を演算する補正操舵角演算手段と、基
準操舵角演算手段にて演算された基準操舵角と補正操舵
角演算手段にて演算された補正操舵角とに基づいてトラ
クタの前輪の目標操舵角を演算する目標操舵角演算手段
と、を備えることを特徴としている。
【0009】一方、本発明に係る連結車両の後退制御方
法は、前輪が操舵可能なトラクタと当該トラクタに連結
されたトレーラとからなる連結車両の後退制御方法であ
って、トラクタのヨー角を検知するトラクタヨー角検知
手段と、トラクタとトレーラとの連結角を検知する連結
角検知手段と、連結車両におけるトラクタ第五輪の位置
ずれ量を検知するトラクタ第五輪位置ずれ量検知手段
と、を用い、トラクタヨー角検知手段にて検知されたト
ラクタのヨー角と連結角検知手段にて検知された連結角
とに基づいてトレーラのヨー角を演算するトレーラヨー
角演算ステップと、トラクタ第五輪位置ずれ量検知手段
にて検知されたトラクタ第五輪の位置ずれ量とトレーラ
ヨー角演算手段にて演算されたトレーラのヨー角とに基
づいてトレーラの後軸ずれ量を演算するトレーラ後軸ず
れ量演算ステップと、連結角検知手段にて検知された連
結角に基づいて当該連結角を一定に保つためのトラクタ
の前輪の基準操舵角を演算する基準操舵角演算ステップ
と、トレーラ後軸ずれ量演算ステップにて演算したトレ
ーラの後軸ずれ量に基づいてトレーラの目標トレーラヨ
ー角を決定する目標トレーラヨー角決定ステップと、ト
レーラヨー角演算ステップにて演算したトレーラのヨー
角と目標トレーラヨー角決定ステップにて決定した目標
トレーラヨー角とのトレーラヨー角誤差を演算するトレ
ーラヨー角誤差演算ステップと、トレーラヨー角誤差演
算ステップにて演算したトレーラヨー角誤差に基づいて
目標連結角を決定する目標連結角決定ステップと、連結
角検知手段にて検知された連結角と目標連結角決定ステ
ップにて決定した目標連結角との連結角誤差を演算する
連結角誤差演算ステップと、連結角誤差演算ステップに
て演算した連結角誤差に基づいてトラクタの前輪の補正
操舵角を演算する補正操舵角演算ステップと、基準操舵
角演算ステップにて演算した基準操舵角と補正操舵角演
算ステップにて演算した補正操舵角とに基づいてトラク
タの前輪の目標操舵角を演算する目標操舵角演算ステッ
プと、を備えることを特徴としている。
【0010】これら本発明に係る連結車両の後退制御装
置及び後退制御方法それぞれによれば、トレーラヨー角
演算手段(トレーラヨー角演算ステップ)によりトラク
タヨー角検知手段にて検知されたトラクタのヨー角と連
結角検知手段にて検知された連結角とに基づいてトレー
ラのヨー角が演算され、トレーラ後軸ずれ量演算手段
(トレーラ後軸ずれ量演算ステップ)によりトラクタ第
五輪位置ずれ量検知手段にて検知されたトラクタ第五輪
の位置ずれ量とトレーラヨー角演算手段(トレーラヨー
角演算ステップ)にて演算されたトレーラのヨー角とに
基づいてトレーラの後軸ずれ量が演算され、基準操舵角
演算手段(基準操舵角演算ステップ)により連結角検知
手段にて検知された連結角に基づいて当該連結角を一定
に保つためのトラクタの前輪の基準操舵角が演算され
る。そして、目標トレーラヨー角決定手段(目標トレー
ラヨー角決定ステップ)によりトレーラ後軸ずれ量演算
手段(トレーラ後軸ずれ量演算ステップ)にて演算され
たトレーラの後軸ずれ量に基づいてトレーラの目標トレ
ーラヨー角が決定され、この目標トレーラヨー角とトレ
ーラヨー角演算手段(トレーラヨー角演算ステップ)に
て演算されたトレーラのヨー角とのトレーラヨー角誤差
がトレーラヨー角誤差演算手段(トレーラヨー角誤差演
算ステップ)にて演算される。また、目標連結角決定手
段(目標連結角決定ステップ)によりトレーラヨー角誤
差演算手段(トレーラヨー角誤差演算ステップ)にて演
算されたトレーラヨー角誤差に基づいて目標連結角が決
定され、この目標連結角と連結角検知手段にて検知され
た連結角との連結角誤差が連結角誤差演算手段(連結角
誤差演算ステップ)により演算される。この後、補正操
舵角演算手段(補正操舵角演算ステップ)により、連結
角誤差演算手段(連結角誤差演算ステップ)にて演算さ
れた連結角誤差に基づいてトラクタの前輪の補正操舵角
が演算され、この補正操舵角と基準操舵角演算手段(基
準操舵角演算ステップ)にて演算された基準操舵角とに
基づいてトラクタの前輪の目標操舵角が目標操舵角演算
手段(目標操舵角演算ステップ)により演算されること
になる。このように、本発明によれば、トラクタの前輪
の目標操舵角がトラクタとトレーラとの連結角を一定に
保つための基準操舵角とトレーラを所望の後退方向に沿
わせるための補正操舵角とにより求められるので、この
目標操舵角に基づいて連結車両を後退走行させることに
より、前輪操舵によって容易に且つ安定して後退走行を
行うことが可能となる。
【0011】なお、本願において、トラクタのヨー角
は、走行ルート線等の所望の後退方向に延びる直線とト
ラクタ左右中心線とのなす角と定義し、トラクタ第五輪
の位置ずれ量は、走行ルート線等の所望の後退方向に延
びる直線に直交する方向における当該直線からトラクタ
第五輪位置までの距離と定義し、トレーラのヨー角は、
走行ルート線等の所望の後退方向に延びる直線とトレー
ラ左右中心線とのなす角と定義し、トレーラの後軸ずれ
量は、走行ルート線等の所望の後退方向に延びる直線に
直交する方向における当該直線からトレーラ後軸左右中
心位置までの距離と定義する。また、各線に対してそれ
ぞれ左右一方側を正とし、他方側を負と定義する。
【0012】また、本発明に係る連結車両の後退制御装
置において、トレーラヨー角演算手段は、トレーラのヨ
ー角(β)を β=θ+α θ:連結角検知手段にて検知された連結角 α:トラクタヨー角検知手段にて検知されたヨー角 により求めることが好ましい。
【0013】一方、本発明に係る連結車両の後退制御方
法において、トレーラヨー角演算ステップでは、トレー
ラのヨー角(β)を β=θ+α θ:連結角検知手段にて検知された連結角 α:トラクタヨー角検知手段にて検知されたヨー角 により求めることが好ましい。
【0014】このように構成した場合、それぞれにおい
て、補正操舵角を演算するために必要なトレーラのヨー
角(β)を適切に求めることができる。
【0015】また、本発明に係る連結車両の後退制御装
置において、トレーラ後軸ずれ量演算手段は、トレーラ
の後軸ずれ量(x)を x=xc−M・sinβ xc:トラクタ第五輪位置ずれ量検知手段にて検知され
たトラクタ第五輪の位置ずれ量 M:トレーラ基準軸距 β:トレーラヨー角演算手段にて演算されたトレーラの
ヨー角 により求めることが好ましい。
【0016】一方、本発明に係る連結車両の後退制御方
法において、トレーラ後軸ずれ量演算ステップでは、ト
レーラの後軸ずれ量(x)を x=xc−M・sinβ xc:トラクタ第五輪位置ずれ量検知手段にて検知され
たとトラクタ第五輪の位置ずれ量 M:トレーラ基準軸距 β:トレーラヨー角演算手段にて演算されたトレーラの
ヨー角 により求めることが好ましい。
【0017】このように構成した場合、それぞれにおい
て、補正操舵角を演算するために必要なトレーラの後軸
ずれ量(x)を適切に求めることができる。
【0018】また、本発明に係る連結車両の後退制御装
置において、基準操舵角演算手段は、トラクタの前輪の
基準操舵角(δL)を δL=tan-1((F・sinθ)/(G・cosθ−
M)) F:トラクタ基準軸距 θ:連結角検知手段にて検知された連結角 G:トラクタ第五輪のオフセット M:トレーラ基準軸距 により求めることが好ましい。
【0019】一方、本発明に係る連結車両の後退制御方
法において、基準操舵角演算ステップでは、トラクタの
前輪の基準操舵角(δL)を δL=tan-1((F・sinθ)/(G・cosθ−
M)) F:トラクタ基準軸距 θ:連結角検知手段にて検知された連結角 G:トラクタ第五輪のオフセット M:トレーラ基準軸距 により求めることが好ましい。
【0020】このように構成した場合、それぞれにおい
て、トラクタとトレーラとの連結角を一定に保つための
基準操舵角(δL)を適切に求めることができる。
【0021】また、本発明に係る連結車両の後退制御装
置において、トラクタあるいはトレーラの走行速度を検
知する走行速度検知手段を更に備え、目標トレーラヨー
角決定手段は、トレーラの車両諸元データ及び走行速度
検知手段にて検知されたトラクタあるいはトレーラの走
行速度に基づいて、目標トレーラヨー角をトレーラ後軸
ずれ量演算手段にて演算されたトレーラの後軸ずれ量が
小さくなるにしたがって小さくなるように決定すること
が好ましい。
【0022】一方、本発明に係る連結車両の後退制御方
法において、トラクタあるいはトレーラの走行速度を検
知する走行速度検知手段を更に用い、目標トレーラヨー
角決定ステップでは、トレーラの車両諸元データ及び走
行速度検知手段にて検知されたトラクタあるいはトレー
ラの走行速度に基づいて、目標トレーラヨー角をトレー
ラ後軸ずれ量演算手段にて演算されたトレーラの後軸ず
れ量が小さくなるにしたがって小さくなるように決定す
ることが好ましい。
【0023】このように構成した場合、それぞれにおい
て、補正操舵角を演算するために必要な目標トレーラヨ
ー角の値を、トラクタ基準軸距、トラクタ第五輪のオフ
セット、トレッド幅、トレーラ基準軸距、トレーラ車軸
間距離、トレーラタイヤ数、トレーラ質量、負荷質量、
積載重量といったトレーラの車両諸元データ及び走行速
度検知手段にて検知されたトラクタあるいはトレーラの
走行速度に基づいて適切に決定することができる。
【0024】また、本発明に係る連結車両の後退制御装
置において、トレーラヨー角誤差演算手段は、トレーラ
ヨー角誤差(βe)を βe=β’−β β’:目標トレーラヨー角決定手段にて決定された目標
トレーラヨー角 β:トレーラヨー角演算手段にて演算されたトレーラの
ヨー角 により求めることが好ましい。
【0025】一方、本発明に係る連結車両の後退制御方
法において、トレーラヨー角誤差演算ステップでは、ト
レーラヨー角誤差(βe)を βe=β’−β β’:目標トレーラヨー角決定手段にて決定された目標
トレーラヨー角 β:トレーラヨー角演算手段にて演算されたトレーラの
ヨー角 により求めることが好ましい。
【0026】このように構成した場合、それぞれにおい
て、補正操舵角を演算するために必要なトレーラヨー角
誤差(βe)を適切に求めることができる。
【0027】また、本発明に係る連結車両の後退制御装
置において、目標連結角決定手段は、目標連結角をトレ
ーラヨー角誤差演算手段にて演算されたトレーラヨー角
誤差が小さくなるように決定することが好ましい。
【0028】一方、本発明に係る連結車両の後退制御方
法において、目標連結角決定ステップでは、目標連結角
をトレーラヨー角誤差演算手段にて演算されたトレーラ
ヨー角誤差が小さくなるように決定することが好まし
い。
【0029】このように構成した場合、それぞれにおい
て、補正操舵角を演算するために必要な目標連結角の値
を適切に決定することができる。
【0030】また、本発明に係る連結車両の後退制御装
置において、連結角誤差演算手段は、連結角誤差(θ
e)を θe=θ’−θ θ’:目標連結角決定手段にて決定された目標連結角 θ:連結角検知手段にて検知された連結角 により求めることが好ましい。
【0031】一方、本発明に係る連結車両の後退制御方
法において、連結角誤差演算ステップでは、連結角誤差
(θe)を θe=θ’−θ θ’:目標連結角決定手段にて決定された目標連結角 θ:連結角検知手段にて検知された連結角 により求めることが好ましい。
【0032】このように構成した場合、それぞれにおい
て、補正操舵角を演算するために必要な連結角誤差(θ
e)を適切に求めることができる。
【0033】また、本発明に係る連結車両の後退制御装
置において、補正操舵角演算手段は、補正操舵角をトラ
クタのヨー角を変化させて連結角誤差演算手段にて演算
された連結角誤差が小さくなるように求めることが好ま
しい。
【0034】一方、本発明に係る連結車両の後退制御方
法において、補正操舵角演算ステップでは、補正操舵角
をトラクタのヨー角を変化させて連結角誤差演算ステッ
プにて演算された連結角誤差が小さくなるように求める
ことが好ましい。
【0035】このように構成した場合、それぞれにおい
て、トレーラを所望の後退方向に沿わせるための補正操
舵角を適切に求めることができる。
【0036】また、本発明に係る連結車両の後退制御装
置において、目標操舵角演算手段は、トラクタの前輪の
目標操舵角(δ)を δ=δ’+δL δ’:補正操舵角演算手段にて演算された補正操舵角 δL:基準操舵角演算手段にて演算された基準操舵角 により求めることが好ましい。
【0037】一方、本発明に係る連結車両の後退制御方
法において、目標操舵角演算ステップでは、トラクタの
前輪の目標操舵角(δ)を δ=δ’+δL δ’:補正操舵角演算手段にて演算された補正操舵角 δL:基準操舵角演算手段にて演算された基準操舵角 により求めることが好ましい。
【0038】このように構成した場合、それぞれにおい
て、目標操舵角(δ)を適切に求めることができる。
【0039】また、本発明に係る連結車両の後退制御装
置において、目標操舵角演算手段にて演算されたトラク
タの前輪の目標操舵角を乗員に報知するための報知手段
を更に備えることが好ましい。このように構成した場
合、報知手段により、目標操舵角演算手段にて演算され
たトラクタの前輪の目標操舵角が報知されることにな
り、ドライバ等の熟練技術を必要とすることなく、容易
に且つ安定して後退走行を行うことが可能となる。
【0040】また、本発明に係る連結車両の後退制御装
置において、トラクタの前輪の操舵角を検知する前輪操
舵角検知手段と、前輪操舵角検知手段にて検知された操
舵角が目標操舵角演算手段にて演算された目標操舵角と
なるように前輪の操舵を制御するための操舵制御手段
と、を更に備えることが好ましい。このように構成した
場合、操舵制御手段により、前輪の操舵角が目標操舵角
演算手段にて演算された目標操舵角となるようにフィー
ドバック制御されるので、より一層容易に且つ安定して
後退走行を行うことが可能となる。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る連結車両
の後退制御装置について図面を参照して説明する。な
お、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素
には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略
する。
【0042】まず、図1に基づいて、本実施形態に係る
連結車両の構成について説明する。
【0043】連結車両1は、トラクタ3(2軸セミトラ
クタ)とトレーラ5(2軸セミトレーラ)とからなる。
トラクタ3には、AGV(Automatic Guided Vehicle)
が用いられている。トラクタ3は、前輪7及び後輪9を
左右にもつ。前輪7は操舵可能であり、前輪操舵装置1
1によって操舵されるようになっている。後輪9は、直
進固定されている。なお、トラクタ3は、前輪7及び後
輪9の一方のみが駆動輪である二輪駆動であっても、両
方が駆動輪である全輪駆動であってもよい。
【0044】トレーラ5は、前部において連結装置16
を介してキングピン13の周りに回転可能にトラクタ3
の後部に支持、及び連結され、後部には左右に車輪15
を備えている。キングピン13はトラクタ左右中心線1
7上でかつトレーラ左右中心線19上に存在する。ま
た、キングピン13はトラクタ3の後輪9よりも前方側
に位置している。なお、キングピン13はトラクタ3の
後輪9よりも後方側に位置していてもよい。
【0045】走行ルート線21には、磁石が連続して埋
設されており、連結車両1(トラクタ3)は、走行中、
その磁石に因る磁界から走行ルート線21に対する左右
方向偏倚を検出し、偏倚をなくす方向へ操舵を行い、こ
れにより、走行ルート線21に沿う自動的な走行を実現
する。図1では、走行ルート線21は直線となってい
る。後述する後進制御は、このような直線の走行ルート
線21におけるものとなっている。
【0046】次に、図2に基づいて、後述する後退制御
にて用いられる用語の定義について説明する。なお、図
2は、図1にて示された連結車両1を2輪モデルにて示
した図であり、α>0、β<0、θ<0、x<0、δ>
0の場合を示している。 α:トラクタ3のヨー角(走行ルート線21とトラクタ
左右中心線17とのなす角)。走行ルート線21に対し
て反時計回りを正とする。 β:トレーラ5のヨー角(走行ルート線21とトレーラ
左右中心線19とのなす角)。走行ルート線21に対し
て反時計回りを正とする。 θ:連結角(トラクタ左右中心線17とトレーラ左右中
心線19とのなす角)。トラクタ左右中心線17に対し
て反時計回りを正とする。 δ:トラクタ3の前輪7の操舵角。トラクタ左右中心線
17に対して反時計回りを正とする。 xc:トラクタ第五輪の位置ずれ量(走行ルート線21
に直交する方向における当該走行ルート線21からトラ
クタ第五輪(キングピン13)の位置までの距離)。走
行ルート線21に対して右側を正とする。 x:トレーラ5の後軸ずれ量(走行ルート線21に直交
する方向における当該走行ルート線21からトレーラ後
軸左右中心位置(トレーラ5後輪9位置)までの距
離)。走行ルート線21に対して右側を正とする。な
お、トレーラ5の後軸が複数の場合には、トレーラ5の
後軸間の前後中心位置における、走行ルート線21に直
交する方向における当該走行ルート線21からトレーラ
後軸左右中心位置までの距離とする。 V:トラクタ走行速度(後退速度)。なお、トラクタ走
行速度(後退速度)はトラクタ3における後輪9の位置
でのものである。 VT:トレーラ走行速度(後退速度)。なお、トレーラ
走行速度(後退速度)はトレーラ5における後輪15の
位置でのものである。 γ:トラクタ第5輪位置13の移動方向とトラクタ左右
中心線17とのなす角。 Vγ:トラクタ第5輪位置13の移動速度。
【0047】続いて、図3及び図4に基づいて、本実施
形態に係る連結車両の後退制御装置の構成について説明
する。
【0048】後退制御装置31は、図3に示されるよう
に、車両諸元データ入力部33、走行速度検知部35
(走行速度検知手段)、トラクタヨー角検知部37(ト
ラクタヨー角検知手段)、連結角検知部39(連結角検
知手段)、トラクタ第五輪位置ずれ量検知部41(トラ
クタ第五輪位置ずれ量検知手段)、前輪操舵角検知部4
3(前輪操舵角検知手段)、後退制御ユニット45、画
像表示部47(報知手段)、及び操舵制御部49(操舵
制御手段)等を備えている。
【0049】車両諸元データ入力部33は、後退制御ユ
ニット45に接続されており、後退制御ユニット45に
後述する各種車両諸元データを入力させることが可能に
なっている。この車両諸元データ入力部33としては、
例えばマウス又はキーボード等が用いられるが、有線又
は無線の通信回線を介して受信したデータを入力するよ
うにしてもよい。画像表示部47は、後退制御ユニット
45と接続されており、後退制御ユニット45における
各種演算処理によって得られる前輪操舵角情報をその表
示画面上に表示することが可能になっている。この画像
表示部47としては、例えば液晶ディスプレイ等が用い
られる。
【0050】操舵制御部49は、後退制御ユニット45
と接続されており、後退制御ユニット45における各種
演算処理によって得られる前輪操舵角情報に基づいて、
前輪7の操舵角が後退制御ユニット45にて演算された
値となるように前輪操舵装置11をフィードバック制御
するものである。後退制御ユニット45は、車両諸元デ
ータ入力部33にて入力された各種車両諸元データ、各
検知部から出力されたデータ等に基づいて、後述するよ
うにして前輪7の操舵角を演算し、演算結果を前輪操舵
角情報として画像表示部47及び操舵制御部49に出力
させることが可能になっている。
【0051】ここで、図5に基づいて、車両諸元データ
入力部33にて入力される各種車両諸元データについて
説明する。図5は、連結車両1を2輪モデルにて示した
ものであり、実際の車輪位置を破線にて示している。 F:トラクタ基準軸距 G:トラクタ第5輪のオフセット bt:トレッド幅 M:トレーラ基準軸距 J:トレーラ車軸間距離 N:トレーラタイヤ数 これらの用語の定義については、JASO(Japanese A
utomobile Standards Organization)「Z 006−9
2(セミトレーラ及びフルトレーラの直角旋回軌跡図の
様式)」等に示されている。また、上述した車両諸元デ
ータ以外のものとしては、トレーラ質量、負荷荷重等が
ある。
【0052】再び、図3を参照する。走行速度検知部3
5は、トレーラ5の走行速度(後退速度)を検知するも
のであって、たとえばABSセンサの速度指令やその他
の速度センサ等の指令のほかに、トラクタ3の走行速度
(後退速度)の出力からも以下の手順から幾何学的に求
めることができる。図2において、トラクタ3の走行速
度(後退速度)をV、トラクタ3のヨー角をα、トラク
タ基準軸距をF、トラクタ第5輪のオフセットをGとす
るとき、トラクタ第5輪位置13の移動方向とトラクタ
左右中心線17とのなす角γは、下記(1)式により求
まる。 γ=tan-1(G・tanα/F) …(1) このときのトラクタ第5輪位置13の移動速度Vγは、
下記(2)式により求まる。 Vγ=V/cos(γ) …(2) また、トレーラ5の走行速度(後退速度)VTとする
と、VγとVTのなす角はγ−θより、 VT=Vγ・cos(γ−θ)=V・cos(γ−θ)/cos(γ) =V(cosθ+G・tanα・sinθ/F) …(3) となり、トラクタ3の走行速度(後退速度)からトレー
ラ5の走行速度(後退速度)を求めることができる。こ
の走行速度検知部35の出力は、後退制御ユニット45
に接続されている。
【0053】トラクタヨー角検知部37は、トラクタ3
のヨー角(α)を検知するものであり、その出力は後退
制御ユニット45に接続されている。連結角検知部39
は、トラクタ3とトレーラ5との連結角(θ)を検知す
るもので、変位センサ、画像センサ、超音波センサとい
った既存の角度センサ等を用いることができる。この連
結角検知部39の出力は、後退制御ユニット45に接続
されている。トラクタ第五輪位置ずれ量検知部41は、
連結車両1におけるトラクタ第五輪の位置ずれ量
(xc)を検知するものであり、その出力は後退制御ユ
ニット45に接続されている。前輪操舵角検知部43
は、トラクタ3の前輪7の操舵角を検知するもので、変
位センサといった既存の角度センサ等を用いることがで
きる。この前輪操舵角検知部43の出力は、操舵制御部
49に接続されている。
【0054】トラクタヨー角検知部37におけるトラク
タ3のヨー角(α)の検知、及び、トラクタ第五輪位置
ずれ量検知部41におけるトラクタ第五輪の位置ずれ量
(x c)の検知は、以下のようにして行うことができ
る。
【0055】トラクタ3には、図6に示されるように、
前側磁気センサ列23及び後側磁気センサ列25が配設
されている。なお、図6は、トラクタ3を2輪モデルに
て示したものであり、実際の車輪位置を破線にて示して
いる。前側磁気センサ列23及び後側磁気センサ列25
は、トラクタ左右中心線17上に所定の距離Wだけ離れ
た2個所においてトラクタ3の左右方向へ直線で延びて
いる。前側磁気センサ列23及び後側磁気センサ列25
には、磁気素子(たとえば、ホールIC、磁気抵抗素
子、コイル、ピックアップ等)が等間隔で配列されてお
り、各磁気センサ列23,25は、走行ルート線21上
の磁石からの磁束を検知して、走行ルート線21に対し
て左側にあるか、右側にあるか、ほぼ真上にあるかを判
断できる。各前側磁気センサ列23及び後側磁気センサ
列25において、走行ルート線21のほぼ真上にある磁
気素子がどれかを判断することにより、その真上に位置
する磁気素子から、すなわち走行ルート線21から各前
側磁気センサ列23及び後ろ側磁気センサ列における左
右中心までの距離d0,d1を導き出すことができる。
【0056】トラクタヨー角検知部37は、トラクタ3
のヨー角(α)を、走行ルート線21に対して反時計回
りを正として、 α=tan-1((d0−d1)/W) …(4) により求める。
【0057】また、トラクタ第五輪位置ずれ量検知部4
1は、トラクタ第五輪の位置ずれ量(xc)を、走行ル
ート線21に対して反時計回りを正として、 xc=d1・cosα+P・sinα …(5) P:トラクタ左右中心線17上でのトラクタ第五輪(キ
ングピン13)から後側磁気センサ列25までの距離に
より求める。
【0058】後退制御ユニット45は、インタフェー
ス、CPU(中央処理装置)、メモリ等とを有したコン
ピュータとして構成されている。後退制御ユニット45
は、メモリに格納された各種プログラム等を実行するこ
とにより、図4に示されるように、トレーラヨー角演算
部51(トレーラヨー角演算手段)、トレーラ後軸ずれ
量演算部53(トレーラ後軸ずれ量演算手段)、基準操
舵角演算部55(基準操舵角演算手段)、目標トレーラ
ヨー角決定部57(目標トレーラヨー角決定手段)、ト
レーラヨー角誤差演算部59(トレーラヨー角誤差演算
手段)、目標連結角決定部61(目標連結角決定手
段)、連結角誤差決定部63(連結角誤差演算手段)、
補正操舵角演算部65(補正操舵角演算手段)、及び目
標操舵角演算部67(目標操舵角演算手段)を含むよう
に機能する。
【0059】トレーラヨー角演算部51は、トラクタヨ
ー角検知部37にて検知されたトラクタ3のヨー角
(α)と連結角検知部39にて検知された連結角(θ)
とに基づいてトレーラ5のヨー角(β)を演算する。ト
レーラヨー角演算部51において、トレーラ5のヨー角
(β)は β=θ+α …(6) により求められる。
【0060】トレーラ後軸ずれ量演算部53は、トラク
タ第五輪位置ずれ量検知部41にて検知されたトラクタ
第五輪の位置ずれ量(xc)と、トレーラヨー角演算部
51にて演算されたトレーラ5のヨー角(β)と、車両
諸元データ入力部33にて入力された車両諸元データ
(M:トレーラ基準軸距)とに基づいてトレーラ5の後
軸ずれ量(x)を演算する。トレーラ後軸ずれ量演算部
53において、トレーラ5の後軸ずれ量(x)は x=xc−M・sinβ …(7) により求められる。
【0061】基準操舵角演算部55は、連結角検知部3
9にて検知された連結角(θ)と、車両諸元データ入力
部33にて入力された車両諸元データ(M:トレーラ基
準軸距、G:トラクタ3第5輪のオフセット、F:トラ
クタ基準軸距)とに基づいて当該連結角(θ)を一定に
保つためのトラクタ3の前輪7の基準操舵角(δL)を
演算する。基準操舵角演算部55において、基準操舵角
(δL)は、後述するように、 δL=tan-1((F・sinθ)/(G・cosθ−M)) …(8) により求められる。
【0062】連結車両1の極低速域での後退走行は、タ
イヤに滑りがない条件において一般に以下のような幾何
学的な数式モデルにて表される。なお、走行速度(V)
は、トラクタ3における後輪9の位置でのものである。 dα/dt−V・tanδ/F=0 …(9) dθ/dt+V・sinθ/M+V・(M-G・cosθ)・tanδ/(M・F)=0 …(10) 連結角(θ)を一定の値に保つ条件式は、 dθ/dt=0 …(11) である。このため、(10)式より連結角(θ)を一定
の値に保つための基準操舵角(δL)は、上述した
(8)式で求めることができる。
【0063】目標トレーラヨー角決定部57は、トレー
ラ後軸ずれ量演算部53にて演算されたトレーラ5の後
軸ずれ量(x)に基づいてトレーラ5の目標トレーラヨ
ー角(β’)を決定する。
【0064】ところで、連結角(θ)を一定の値に保っ
た状態で後退走行を行った場合、図7に示されるよう
に、連結車両1の走行軌跡は点oを中心とする円弧とな
る。なお、図7は、連結車両1を2輪モデルにて示した
ものである。この状態で後退走行を続行した場合、トレ
ーラ5の後軸が走行ルート線21に近づく、すなわちト
レーラ5の後軸ずれ量(x)が小さくなるにつれて、ト
レーラ5のヨー角(β)とトラクタ3のヨー角(α)と
は増大し、走行ルート線21に対して真っ直ぐに走行す
ることが不可能となる。
【0065】そこで、目標トレーラヨー角決定部57
は、図8に示されるように、目標トレーラヨー角
(β’)をトレーラ後軸ずれ量演算部53にて演算され
たトレーラ5の後軸ずれ量(x)が小さくなるにしたが
って小さくなるように決定する。なお、図8は、連結車
両1を2輪モデルにて示したものである。詳細には、車
両諸元データ入力部33にて入力される各種車両諸元デ
ータ、及び、走行速度検知部35にて検知されたトレー
ラ5の走行速度(後退速度)を基に、図9に示されるよ
うな関数LA(x),LB(x)を設定して、この関数L
A(x),LB(x)から目標トレーラヨー角(β’)を
決定する。たとえば、車両諸元データ入力部33にて入
力される各種車両諸元データ及びトレーラ5の走行速度
(後退速度)がA群である場合、関数LA(x)により
目標トレーラヨー角(β’)を決定し、車両諸元データ
入力部33にて入力される各種車両諸元データ及びトレ
ーラ5の走行速度(後退速度)がB群である場合、関数
B(x)により目標トレーラヨー角(β’)を決定す
る。ここで、目標トレーラヨー角(β’)は、走行ルー
ト線21に対して反時計回りを正としている。なお、目
標トレーラヨー角(β’)を決定するための関数は、図
9に示されるような関数LA(x),LB(x)に限られ
るものではなく、トレーラ5の後軸ずれ量(x)が小さ
くなるにしたがって小さくなる目標トレーラヨー角
(β’)を決定できるものであればよい。
【0066】トレーラヨー角誤差演算部59は、図8に
示されるようにトレーラ5のヨー角(β)を目標トレー
ラヨー角(β’)に追従させる必要があることから、ト
レーラヨー角演算部51にて演算されたトレーラ5のヨ
ー角(β)と目標トレーラヨー角決定部57にて決定さ
れた目標トレーラヨー角(β’)とのトレーラヨー角誤
差(βe)を演算する。トレーラヨー角誤差演算部59
において、トレーラヨー角誤差(βe)は βe=β’−β …(12) により求められる。
【0067】目標連結角決定部61は、トレーラヨー角
誤差演算部59にて演算されたトレーラヨー角誤差(β
e)に基づいて目標連結角(θ’)を決定する。ところ
で、トレーラ5自身は操舵装置を有していないので、実
際にトレーラ5のヨー角(β)を変化させるには、図8
に示されるように、トラクタ3のヨー角(α)を変化さ
せて連結角(θ)を変化させる必要がある。そこで、目
標連結角決定部61は、目標連結角(θ’)をトレーラ
ヨー角誤差演算部59にて演算されたトレーラヨー角誤
差(βe)が小さくなるよう所定の関数N(βe)に基
づいて決定する。
【0068】連結角誤差決定部63は、図8に示される
ように連結角(θ)を目標連結角(θ’)に追従させる
必要があることから、連結角検知手段にて検知された連
結角(θ)と目標連結角決定部61にて決定された目標
連結角(θ’)との連結角誤差(θe)を演算する。連
結角誤差決定部63において、連結角誤差(θe)は θe=θ’−θ …(13) により求められる。
【0069】補正操舵角演算部65は、連結角誤差決定
部63にて演算された連結角誤差(θe)に基づいてト
ラクタ3の前輪7の補正操舵角(δ’)を演算する。補
正操舵角演算部65は、図8に示されるように、補正操
舵角(δ’)をトラクタ3のヨー角(α)を変化させて
連結角誤差決定部63にて演算された連結角誤差(θ
e)が小さくなるよう所定の関数Q(θe)に基づいて
求める。
【0070】目標操舵角演算部67は、基準操舵角演算
部55にて演算された基準操舵角(δL)と、補正操舵
角演算部65にて演算された補正操舵角(δ’)とに基
づいてトラクタ3の前輪7の目標操舵角(δ)を演算す
る。このとき、連結角誤差(θe)が小さくなる条件か
ら目標操舵角(δ)は δ=δ’+δL …(14) により求められる。
【0071】そして、目標操舵角演算部67は、求めた
目標操舵角(δ)に関する情報を操舵制御部49に出力
する。これにより、操舵制御部49は、トラクタ3の前
輪7を、前輪操舵角検知部43にて検知されたトラクタ
3の前輪7の操舵角が目標操舵角(δ)となるようにフ
ィードバック制御する。
【0072】また、目標操舵角演算部67は、求めた目
標操舵角(δ)に関する情報を画像表示部47に出力す
る。これにより、トラクタ3の前輪7の目標操舵角
(δ)が報知されることになる。なお、本実施形態にお
いては、トラクタ3としてAGVが用いられているの
で、必ずしも画像表示部47による報知を行う必要はな
いが、ドライバにより操舵されるトラクタ3の場合、ド
ライバが画像表示部47による報知に基づいてステアリ
ング等を操舵することにより、トラクタ3の前輪7の舵
角が目標操舵角(δ)にフィードバック制御されること
になる。
【0073】続いて、図10に示すフローチャートを参
照しながら、後退制御ユニット45の動作(後退制御方
法)について説明する。後退制御ユニット45を構成す
るCPUは、上述したように、メモリから各種プログラ
ムを読み出し、以下のような後退制御処理等を行う。
【0074】まず、車両諸元データ入力部33にて、ト
ラクタ基準軸距(F)、トラクタ3第5輪のオフセット
(G)、トレッド幅(bt)、トレーラ基準軸距
(M)、トレーラ車軸間距離(J)、トレーラタイヤ数
(N)等の値が入力されると、後退制御ユニット45の
CPUは、メモリに格納、記憶させる(S101)。そ
して、後退制御ユニット45は、走行速度検知部35か
らの出力に基づいて、連結車両1が後退走行をしている
か否かを判断する(S103)。連結車両1が後退走行
をしていない、すなわち前進走行をしているあるいは止
まっている場合(S103にてNO)、処理を終える。
【0075】連結車両1が後退走行をしている場合(S
103にてYES)、後退制御ユニット45は、メモリ
に記憶された各種車両諸元データ、及び、走行速度検知
部35にて検知されたトレーラ5の走行速度(後退速
度)を基に、目標トレーラヨー角(β’)を求めるため
の関数LA(x)又はLB(x)を設定する(S10
5)。その後、後退制御ユニット45は、トラクタヨー
角検知部37、連結角検知部39、トラクタ第五輪位置
ずれ量検知部41、及び前輪操舵角検知部43からの出
力を読み込む(S107)。
【0076】各検知部37,39,41,43からの出
力を読み込むと、後退制御ユニット45は、上述したト
レーラヨー角演算部51、トレーラ後軸ずれ量演算部5
3、及び基準操舵角演算部55として機能し、トレーラ
5のヨー角(β)、トレーラ後軸ずれ量(x)、及び基
準操舵角(δL)を演算して求める(S109:トレー
ラヨー角演算ステップ、トレーラ後軸ずれ量演算ステッ
プ、基準操舵角演算ステップ)。トレーラ5のヨー角
(β)、トレーラ後軸ずれ量(x)、及び基準操舵角
(δL)を求めると、後退制御ユニット45は、上述し
た目標トレーラヨー角決定部57として機能し、S10
5にて設定した関数LA(x)又はLB(x)に基づい
て、S109にて求めたトレーラ後軸ずれ量(x)に対
応する目標トレーラヨー角(β’)を決定する(S11
1:目標トレーラヨー角決定ステップ)。
【0077】目標トレーラヨー角(β’)を決定する
と、後退制御ユニット45は、上述したトレーラヨー角
誤差演算部59として機能し、S109にて演算したト
レーラ5のヨー角(β)とS111にて決定した目標ト
レーラヨー角(β’)とのトレーラヨー角誤差(βe)
を演算する(S113:トレーラヨー角誤差演算ステッ
プ)。そして、後退制御ユニット45は、上述した目標
連結角決定部61として機能し、S113にて演算した
トレーラヨー角誤差(βe)に基づいて目標連結角
(θ’)を決定する(S115:目標連結角決定ステッ
プ)。
【0078】目標連結角(θ’)を決定すると、後退制
御ユニット45は、上述した連結角誤差決定部63とし
て機能し、S107にて読み込んだ連結角(θ)とS1
15にて決定した目標連結角(θ’)との連結角誤差
(θe)を演算する(S117:連結角誤差演算ステッ
プ)。そして、後退制御ユニット45は、上述した補正
操舵角演算部65として機能し、S117にて演算した
連結角誤差(θe)に基づいてトラクタ3の前輪7の補
正操舵角(δ’)を演算する(S119:補正操舵角演
算ステップ)。
【0079】補正操舵角(δ’)を演算すると、後退制
御ユニット45は、上述した目標操舵角演算部67とし
て機能し、S109にて演算した基準操舵角(δL
と、S119にて演算した補正操舵角(δ’)とに基づ
いてトラクタ3の前輪7の目標操舵角(δ)を演算する
(S121:目標操舵角演算ステップ)。その後、後退
制御ユニット45は、S121にて演算した目標操舵角
(δ)に関する情報を画像表示部47に出力する(S1
23)と共に、S121にて演算した目標操舵角(δ)
に関する情報を操舵制御部49に出力して(S12
5)、処理を終了する。
【0080】図11〜図14に、上述した構成の後退制
御装置31(後退制御ユニット45)の演算結果の一例
を示す。図11は、トレーラ後軸ずれ量(x)の時間変
化を示し、図12は、目標トレーラヨー角(β’)の時
間変化を示し、図13は、目標連結角(θ’)の時間変
化を示し、図14は、目標操舵角(δ)の時間変化を示
している。図11〜図14から分かるように、連結車両
1を40数秒程度でトレーラ後軸ずれ量(x)が250
mm程度の状態から走行ルート線21に沿った状態にす
ることができる。
【0081】以上のように、本実施形態の後退制御装置
31(後退制御方法)では、トレーラヨー角演算部51
(トレーラヨー角演算ステップ)によりトラクタヨー角
検知部37にて検知されたトラクタ3のヨー角(α)と
連結角検知部39にて検知された連結角(θ)とに基づ
いてトレーラ5のヨー角(β)が演算され、トレーラ後
軸ずれ量演算部53(トレーラ後軸ずれ量演算ステッ
プ)によりトラクタ第五輪位置ずれ量検知部41にて検
知されたトラクタ第五輪の位置ずれ量(xc)とトレー
ラヨー角演算部51(トレーラヨー角演算ステップ)に
て演算されたトレーラ5のヨー角(β)とに基づいてト
レーラ5の後軸ずれ量(x)が演算され、基準操舵角演
算部55(基準操舵角演算ステップ)により連結角検知
部39にて検知された連結角(θ)に基づいて当該連結
角(θ)を一定に保つためのトラクタ3の前輪7の基準
操舵角(δL)が演算される。そして、目標トレーラヨ
ー角決定部57(目標トレーラヨー角決定ステップ)に
よりトレーラ後軸ずれ量演算部53(トレーラ後軸ずれ
量演算ステップ)にて演算されたトレーラ5の後軸ずれ
量(x)に基づいてトレーラ5の目標トレーラヨー角
(β’)が決定され、この目標トレーラヨー角(β’)
とトレーラヨー角演算部51(トレーラヨー角演算ステ
ップ)にて演算されたトレーラ5のヨー角(β)とのト
レーラヨー角誤差(βe)がトレーラヨー角誤差演算部
59(トレーラヨー角誤差演算ステップ)にて演算され
る。また、目標連結角決定部61(目標連結角決定ステ
ップ)によりトレーラヨー角誤差演算部59(トレーラ
ヨー角誤差演算ステップ)にて演算されたトレーラヨー
角誤差(βe)に基づいて目標連結角(θ’)が決定さ
れ、この目標連結角(θ’)と連結角検知部39にて検
知された連結角(θ)との連結角誤差(θe)が連結角
誤差決定部63(連結角誤差演算ステップ)により演算
される。この後、補正操舵角演算部65(補正操舵角演
算ステップ)により、連結角誤差決定部63(連結角誤
差演算ステップ)にて演算された連結角誤差(θe)に
基づいてトラクタ3の前輪7の補正操舵角(δ’)が演
算され、この補正操舵角(δ’)と基準操舵角演算部5
5(基準操舵角演算ステップ)にて演算された基準操舵
角(δL)とに基づいてトラクタ3の前輪7の目標操舵
角(δ)が目標操舵角演算部67(目標操舵角演算ステ
ップ)により演算される。このように、トラクタ3の前
輪7の目標操舵角(δ)がトラクタ3とトレーラ5との
連結角を一定に保つための基準操舵角(δL)とトレー
ラ5を所望の後退方向に沿わせるための補正操舵角
(δ’)とにより求められるので、この目標操舵角
(δ)に基づいて連結車両1を後退走行させることによ
り、前輪7操舵によって容易に且つ安定して後退走行を
行うことが可能となる。
【0082】また、本実施形態の後退制御装置31(後
退制御方法)では、トレーラヨー角演算部51(トレー
ラヨー角演算ステップ)において、トレーラ5のヨー角
(β)を上述した(6)式により求めている。これによ
り、補正操舵角(δ’)を演算するために必要なトレー
ラ5のヨー角(β)を適切に求めることができる。
【0083】また、本実施形態の後退制御装置31(後
退制御方法)では、トレーラ後軸ずれ量演算部53(ト
レーラ後軸ずれ量演算ステップ)において、トレーラ5
の後軸ずれ量(x)を上述した(7)式により求めてい
る。これにより、補正操舵角(δ’)を演算するために
必要なトレーラ5の後軸ずれ量(x)を適切に求めるこ
とができる。
【0084】また、本実施形態の後退制御装置31(後
退制御方法)では、基準操舵角演算部55(基準操舵角
演算ステップ)において、トラクタ3の前輪7の基準操
舵角(δL)を上述した(8)式により求めている。こ
れにより、基準操舵角(δL)を適切に求めることがで
きる。
【0085】また、本実施形態の後退制御装置31(後
退制御方法)では、目標トレーラヨー角決定部57(目
標トレーラヨー角決定ステップ)において、目標トレー
ラヨー角(β’)を関数LA(x)又はLB(x)によ
り、トレーラ後軸ずれ量演算部53(トレーラ後軸ずれ
量演算ステップ)にて演算されたトレーラ5の後軸ずれ
量(x)が小さくなるにしたがって小さくなるように決
定している。これにより、補正操舵角(δ’)を演算す
るために必要な目標トレーラヨー角(β’)の値を適切
に決定することができる。
【0086】また、本実施形態の後退制御装置31(後
退制御方法)では、トレーラヨー角誤差演算部59(ト
レーラヨー角誤差演算ステップ)において、トレーラヨ
ー角誤差(βe)を上述した(12)式により求めてい
る。これにより、補正操舵角(δ’)を演算するために
必要なトレーラヨー角誤差(βe)を適切に求めること
ができる。
【0087】また、本実施形態の後退制御装置31(後
退制御方法)では、目標連結角決定部61(目標連結角
決定ステップ)において、目標連結角(θ’)を所定の
関数N(βe)により、トレーラヨー角誤差演算部59
(トレーラヨー角誤差演算ステップ)にて演算されたト
レーラヨー角誤差(βe)が小さくなるように決定して
いる。これにより、補正操舵角(δ’)を演算するため
に必要な目標連結角(θ’)の値を適切に決定すること
ができる。
【0088】また、本実施形態の後退制御装置31(後
退制御方法)では、連結角誤差決定部63(連結角誤差
演算ステップ)において、連結角誤差(θe)を上述し
た(13)式により求めている。これにより、補正操舵
角(δ’)を演算するために必要な連結角誤差(θe)
を適切に求めることができる。
【0089】また、本実施形態の後退制御装置31(後
退制御方法)では、補正操舵角演算部65(補正操舵角
演算ステップ)において、補正操舵角(δ’)を所定の
関数Q(θe)により、トラクタ3のヨー角(α)を変
化させて連結角誤差決定部63(連結角誤差演算ステッ
プ)にて演算された連結角誤差(θe)が小さくなるよ
うに決定している。トレーラ5を所望の後退方向に沿わ
せるための補正操舵角(δ’)を適切に求めることがで
きる。
【0090】また、本実施形態の後退制御装置31(後
退制御方法)では、目標操舵角演算部67(目標操舵角
演算ステップ)において、トラクタ3の前輪7の目標操
舵角(δ)を上述した(14)式により求めている。こ
れにより、目標操舵角(δ)を適切に求めることができ
る。
【0091】また、本実施形態の後退制御装置31(後
退制御方法)では、画像表示部47を更に備えており、
後退制御ユニット45の目標操舵角演算部67(目標操
舵角演算ステップ)にて演算されたトラクタ3の前輪7
の目標操舵角(δ)を乗員に報知している。これによ
り、ドライバ等の熟練技術を必要とすることなく、容易
に且つ安定して後退走行を行うことが可能となる。
【0092】また、本実施形態の後退制御装置31(後
退制御方法)では、前輪操舵角検知部43と操舵制御部
49とを更に備えており、前輪7の操舵角が後退制御ユ
ニット45の目標操舵角演算部67(目標操舵角演算ス
テップ)にて演算された目標操舵角(δ)となるように
フィードバック制御される。これにより、より一層容易
に且つ安定して後退走行を行うことが可能となる。
【0093】本発明は、前述した実施形態に限定される
ものではない。たとえば、車両諸元データ入力部33に
て入力される各種車両諸元データの値は、連結車両1
(トレーラ5)の構造に応じて適宜変更される。これに
より、連結車両1(トレーラ5)の構造(諸元)が異な
る場合においても、前輪操舵によって容易に且つ安定し
て後退走行を行うことが可能となる。
【0094】また、本実施形態においては、2軸セミト
ラクタと2軸セミトレーラとからなる連結車両に本発明
を適用しているが、これに限られることなく、本発明を
様々な連結車両に適用することができる。たとえば、2
軸フルトラクタと2軸フルトレーラに本発明を適用する
場合には、少なくとも後退走行時にドーリ27とトレー
ラ5との連結点29を固定すると共に、車両諸元データ
入力部33にて入力される各種車両諸元データを、図1
5に示すように、設定する。 F:トラクタ基準軸距 G’:トラクタ第五輪のオフセット G”:トラクタ第五輪のオフセット bt:トレッド幅 M:トレーラ基準軸距 M’:後退走行時のトレーラ基準軸距 U:ドーリ基準軸距 これらの用語の定義については、上述したJASO「Z
006−92」等に示されている。なお、図15は、
連結車両1を2輪モデルにて示したものであり、実際の
車輪位置を破線にて示している。
【0095】また、本実施形態においては、トラクタ3
にAGVを用いているが、これに限ることなく、フォー
クリフトの前部に連結器を備えたフォーク型牽引車、連
結車両型バス等を用いるようにしてもよく、連結される
トレーラ5の台数も1台に限られるものでもない。ま
た、トレーラ5にセルフステア型のキャスタを備えてい
る場合には、後退時にトレーラアクスルと垂直に固定し
ておく必要がある。
【0096】また、本実施形態においては、後退制御ユ
ニット45と操舵制御部49とを別々に構成している
が、これに限られることなく、後退制御ユニット45に
操舵制御部49の機能を持たせ、後退制御ユニット45
が前輪操舵装置11を制御するようにしてもよい。
【0097】また、本実施形態においては、画像表示部
47(報知手段)と操舵制御部49(操舵制御手段)の
双方を備えているが、少なくともいずれか一方を備えて
いればよい。特に、ドライバにより運転がなされる連結
車両1(トラクタ3)の場合、画像表示部47(報知手
段)を備えていればよい。
【0098】また、報知手段は、液晶ディスプレイ等の
画像表示部47に限られるものではなく、たとえは音声
にて前輪操舵角情報を報知する方式のもの等、ドライバ
等に対して目標操舵角演算部67(目標操舵角演算ステ
ップ)にて演算された目標操舵角(δ)を報知可能なも
のであればよい。
【0099】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明に
よれば、前輪操舵によって容易に且つ安定して後退走行
を行うことが可能な連結車両の後退制御装置及びその後
退制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る連結車両の構成を示す
図である。
【図2】本発明の実施形態に係る連結車両の後退制御装
置における後退制御に用いられる用語の定義を説明する
ための図である。
【図3】本発明の実施形態に係る連結車両の後退制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係る連結車両の後退制御装
置に含まれる、後退制御ユニットの機能を説明するため
のブロック図である。
【図5】本発明の実施形態に係る連結車両の後退制御装
置に含まれる、車両諸元データ入力部にて入力される各
種車両諸元データを説明するための図である。
【図6】トラクタのヨー角(α)及びトラクタ第五輪位
置ずれ量(xc)を求める説明図であり、d0<0,d
1<0,α>0,xc<0の場合を示している。
【図7】連結角(θ)を一定の値に保った状態で後退走
行を行った場合における、連結車両の走行軌跡を説明す
るための図である。
【図8】本発明の実施形態に係る連結車両の後退制御装
置において、目標操舵角(δ)の演算を説明するための
図である。
【図9】目標トレーラヨー角(β’)を決定するための
関数を説明するための線図である。
【図10】本発明の実施形態に係る連結車両の後退制御
装置に含まれる、後退制御ユニットの動作(連結車両の
後退制御方法)を示すフローチャートである。
【図11】トレーラ後軸ずれ量(x)の時間変化を示す
線図である。
【図12】目標トレーラヨー角(β’)の時間変化を示
す線図である。
【図13】目標連結角(θ’)の時間変化を示す線図で
ある。
【図14】目標操舵角(δ)の時間変化を示す線図であ
る。
【図15】本発明の実施形態に係る連結車両の後退制御
装置に含まれる、車両諸元データ入力部にて入力される
各種車両諸元データの一例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…連結車両、3…トラクタ、5…トレーラ、7…前
輪、9…後輪、11…前輪操舵装置、13…キングピ
ン、15…車輪、16…連結装置、17…トラクタ左右
中心線、19…トレーラ左右中心線、21…走行ルート
線、23…前側磁気センサ列、25…後側磁気センサ
列、31…後退制御装置、33…車両諸元データ入力
部、35…走行速度検知部、37…トラクタヨー角検知
部、39…連結角検知部、41…トラクタ第五輪位置ず
れ量検知部、43…前輪操舵角検知部、45…後退制御
ユニット、47…画像表示部、49…操舵制御部、51
…トレーラヨー角演算部、53…トレーラ後軸ずれ量演
算部、55…基準操舵角演算部、57…目標トレーラヨ
ー角決定部、59…トレーラヨー角誤差演算部、61…
目標連結角決定部、63…連結角誤差決定部、65…補
正操舵角演算部、67…目標操舵角演算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 昌夫 神奈川県横浜市金沢区大川3番1号 東急 車輛製造株式会社内 Fターム(参考) 3D032 CC02 DA03 DA23 DA33 DA88 DD02 EB04 GG05

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪が操舵可能なトラクタと当該トラク
    タに連結されたトレーラとからなる連結車両の後退制御
    装置であって、 前記トラクタのヨー角を検知するトラクタヨー角検知手
    段と、 前記トラクタと前記トレーラとの連結角を検知する連結
    角検知手段と、 前記連結車両におけるトラクタ第五輪の位置ずれ量を検
    知するトラクタ第五輪位置ずれ量検知手段と、 前記トラクタヨー角検知手段にて検知されたヨー角と前
    記連結角検知手段にて検知された連結角とに基づいて前
    記トレーラのヨー角を演算するトレーラヨー角演算手段
    と、 前記トラクタ第五輪位置ずれ量検知手段にて検知された
    前記トラクタ第五輪の位置ずれ量と前記トレーラヨー角
    演算手段にて演算された前記トレーラのヨー角とに基づ
    いて前記トレーラの後軸ずれ量を演算するトレーラ後軸
    ずれ量演算手段と、 前記連結角検知手段にて検知された連結角に基づいて当
    該連結角を一定に保つための前記トラクタの前輪の基準
    操舵角を演算する基準操舵角演算手段と、 前記トレーラ後軸ずれ量演算手段にて演算された前記ト
    レーラの後軸ずれ量に基づいて前記トレーラの目標トレ
    ーラヨー角を決定する目標トレーラヨー角決定手段と、 前記トレーラヨー角演算手段にて演算された前記トレー
    ラのヨー角と前記目標トレーラヨー角決定手段にて決定
    された前記目標トレーラヨー角とのトレーラヨー角誤差
    を演算するトレーラヨー角誤差演算手段と、 前記トレーラヨー角誤差演算手段にて演算された前記ト
    レーラヨー角誤差に基づいて目標連結角を決定する目標
    連結角決定手段と、 前記連結角検知手段にて検知された連結角と前記目標連
    結角決定手段にて決定された前記目標連結角との連結角
    誤差を演算する連結角誤差演算手段と、 前記連結角誤差演算手段にて演算された前記連結角誤差
    に基づいて前記トラクタの前輪の補正操舵角を演算する
    補正操舵角演算手段と、 前記基準操舵角演算手段にて演算された前記基準操舵角
    と前記補正操舵角演算手段にて演算された前記補正操舵
    角とに基づいて前記トラクタの前輪の目標操舵角を演算
    する目標操舵角演算手段と、を備えることを特徴とする
    連結車両の後退制御装置。
  2. 【請求項2】 前記トレーラヨー角演算手段は、前記ト
    レーラのヨー角(β)を β=θ+α θ:連結角検知手段にて検知された連結角 α:トラクタヨー角検知手段にて検知されたヨー角 により求めることを特徴とする請求項1に記載の連結車
    両の後退制御装置。
  3. 【請求項3】 前記トレーラ後軸ずれ量演算手段は、前
    記トレーラの後軸ずれ量(x)を x=xc−M・sinβ xc:トラクタ第五輪位置ずれ量検知手段にて検知され
    たと前記トラクタ第五輪の位置ずれ量 M:トレーラ基準軸距 β:トレーラヨー角演算手段にて演算されたトレーラの
    ヨー角 により求めることを特徴とする請求項1に記載の連結車
    両の後退制御装置。
  4. 【請求項4】 前記基準操舵角演算手段は、前記トラク
    タの前輪の基準操舵角(δL)を δL=tan-1((F・sinθ)/(G・cosθ−
    M)) F:トラクタ基準軸距 θ:連結角検知手段にて検知された連結角 G:トラクタ第五輪のオフセット M:トレーラ基準軸距 により求めることを特徴とする請求項1に記載の連結車
    両の後退制御装置。
  5. 【請求項5】 前記トラクタあるいは前記トレーラの走
    行速度を検知する走行速度検知手段を更に備え、前記目
    標トレーラヨー角決定手段は、前記トレーラの車両諸元
    データ及び前記走行速度検知手段にて検知された前記ト
    ラクタあるいは前記トレーラの前記走行速度に基づい
    て、前記目標トレーラヨー角を前記トレーラ後軸ずれ量
    演算手段にて演算された前記トレーラの後軸ずれ量が小
    さくなるにしたがって小さくなるように決定することを
    特徴とする請求項1に記載の連結車両の後退制御装置。
  6. 【請求項6】 前記トレーラヨー角誤差演算手段は、前
    記トレーラヨー角誤差(βe)を βe=β’−β β’:目標トレーラヨー角決定手段にて決定された目標
    トレーラヨー角 β:トレーラヨー角演算手段にて演算されたトレーラの
    ヨー角 により求めることを特徴とする請求項1に記載の連結車
    両の後退制御装置。
  7. 【請求項7】 前記目標連結角決定手段は、前記目標連
    結角を前記トレーラヨー角誤差演算手段にて演算された
    前記トレーラヨー角誤差が小さくなるように決定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の連結車両の後退制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記連結角誤差演算手段は、前記連結角
    誤差(θe)を θe=θ’−θ θ’:目標連結角決定手段にて決定された目標連結角 θ:連結角検知手段にて検知された連結角 により求めることを特徴とする請求項1に記載の連結車
    両の後退制御装置。
  9. 【請求項9】 前記補正操舵角演算手段は、前記補正操
    舵角を前記トラクタのヨー角を変化させて前記連結角誤
    差演算手段にて演算された前記連結角誤差が小さくなる
    ように求めることを特徴とする請求項1に記載の連結車
    両の後退制御装置。
  10. 【請求項10】 前記目標操舵角演算手段は、前記トラ
    クタの前輪の目標操舵角(δ)を δ=δ’+δL δ’:補正操舵角演算手段にて演算された補正操舵角 δL:基準操舵角演算手段にて演算された基準操舵角 により求めることを特徴とする請求項1に記載の連結車
    両の後退制御装置。
  11. 【請求項11】 前記目標操舵角演算手段にて演算され
    た前記トラクタの前輪の目標操舵角を乗員に報知するた
    めの報知手段を更に備えていることを特徴とする請求項
    1に記載の連結車両の後退制御装置。
  12. 【請求項12】 前記トラクタの前輪の操舵角を検知す
    る前輪操舵角検知手段と、 前記前輪操舵角検知手段にて検知された前記操舵角が前
    記目標操舵角演算手段にて演算された前記目標操舵角と
    なるように前記前輪の操舵を制御するための操舵制御手
    段と、を更に備えていることを特徴とする請求項1に記
    載の連結車両の後退制御装置。
  13. 【請求項13】 前輪が操舵可能なトラクタと当該トラ
    クタに連結されたトレーラとからなる連結車両の後退制
    御方法であって、 前記トラクタのヨー角を検知するトラクタヨー角検知手
    段と、 前記トラクタと前記トレーラとの連結角を検知する連結
    角検知手段と、 前記連結車両におけるトラクタ第五輪の位置ずれ量を検
    知するトラクタ第五輪位置ずれ量検知手段と、を用い、 前記トラクタヨー角検知手段にて検知されたヨー角と前
    記連結角検知手段にて検知された連結角とに基づいて前
    記トレーラのヨー角を演算するトレーラヨー角演算ステ
    ップと、 前記トラクタ第五輪位置ずれ量検知手段にて検知された
    前記トラクタ第五輪の位置ずれ量と前記トレーラヨー角
    演算手段にて演算された前記トレーラのヨー角とに基づ
    いて前記トレーラの後軸ずれ量を演算するトレーラ後軸
    ずれ量演算ステップと、 前記連結角検知手段にて検知された連結角に基づいて当
    該連結角を一定に保つための前記トラクタの前輪の基準
    操舵角を演算する基準操舵角演算ステップと、 前記トレーラ後軸ずれ量演算ステップにて演算した前記
    トレーラの後軸ずれ量に基づいて前記トレーラの目標ト
    レーラヨー角を決定する目標トレーラヨー角決定ステッ
    プと、 前記トレーラヨー角演算ステップにて演算した前記トレ
    ーラのヨー角と前記目標トレーラヨー角決定ステップに
    て決定した前記目標トレーラヨー角とのトレーラヨー角
    誤差を演算するトレーラヨー角誤差演算ステップと、 前記トレーラヨー角誤差演算ステップにて演算した前記
    トレーラヨー角誤差に基づいて目標連結角を決定する目
    標連結角決定ステップと、 前記連結角検知手段にて検知された連結角と前記目標連
    結角決定ステップにて決定した前記目標連結角との連結
    角誤差を演算する連結角誤差演算ステップと、前記連結
    角誤差演算ステップにて演算した前記連結角誤差に基づ
    いて前記トラクタの前輪の補正操舵角を演算する補正操
    舵角演算ステップと、 前記基準操舵角演算ステップにて演算した前記基準操舵
    角と前記補正操舵角演算ステップにて演算した前記補正
    操舵角とに基づいて前記トラクタの前輪の目標操舵角を
    演算する目標操舵角演算ステップと、を備えることを特
    徴とする連結車両の後退制御方法。
  14. 【請求項14】 前記トレーラヨー角演算ステップで
    は、前記トレーラのヨー角(β)を β=θ+α θ:連結角検知手段にて検知された連結角 α:トラクタヨー角検知手段にて検知されたヨー角 により求めることを特徴とする請求項13に記載の連結
    車両の後退制御方法。
  15. 【請求項15】 前記トレーラ後軸ずれ量演算ステップ
    では、前記トレーラの後軸ずれ量(x)を x=xc−M・sinβ xc:トラクタ第五輪位置ずれ量検知手段にて検知され
    たと前記トラク タ第五輪の位置ずれ量 M:トレーラ基準軸距 β:トレーラヨー角演算手段にて演算されたトレーラの
    ヨー角 により求めることを特徴とする請求項13に記載の連結
    車両の後退制御方法。
  16. 【請求項16】 前記基準操舵角演算ステップでは、前
    記トラクタの前輪の基準操舵角(δL)を δL=tan-1((F・sinθ)/(G・cosθ−
    M)) F:トラクタ基準軸距 θ:連結角検知手段にて検知された連結角 G:トラクタ第五輪のオフセット M:トレーラ基準軸距 により求めることを特徴とする請求項13に記載の連結
    車両の後退制御方法。
  17. 【請求項17】 前記トラクタあるいは前記トレーラの
    走行速度を検知する走行速度検知手段を更に用い、 前記目標トレーラヨー角決定ステップでは、前記トレー
    ラの車両諸元データ及び前記走行速度検知手段にて検知
    された前記トラクタあるいは前記トレーラの前記走行速
    度に基づいて、前記目標トレーラヨー角を前記トレーラ
    後軸ずれ量演算手段にて演算された前記トレーラの後軸
    ずれ量が小さくなるにしたがって小さくなるように決定
    することを特徴とする請求項13に記載の連結車両の後
    退制御方法。
  18. 【請求項18】 前記トレーラヨー角誤差演算ステップ
    では、前記トレーラヨー角誤差(βe)を βe=β’−β β’:目標トレーラヨー角決定手段にて決定された目標
    トレーラヨー角 β:トレーラヨー角演算手段にて演算されたトレーラの
    ヨー角 により求めることを特徴とする請求項13に記載の連結
    車両の後退制御方法。
  19. 【請求項19】 前記目標連結角決定ステップでは、前
    記目標連結角を前記トレーラヨー角誤差演算手段にて演
    算された前記トレーラヨー角誤差が小さくなるように決
    定することを特徴とする請求項13に記載の連結車両の
    後退制御方法。
  20. 【請求項20】 前記連結角誤差演算ステップでは、前
    記連結角誤差(θe)を θe=θ’−θ θ’:目標連結角決定手段にて決定された目標連結角 θ:連結角検知手段にて検知された連結角 により求めることを特徴とする請求項13に記載の連結
    車両の後退制御方法。
  21. 【請求項21】 前記補正操舵角演算ステップでは、前
    記補正操舵角を前記トラクタのヨー角を変化させて前記
    連結角誤差演算ステップにて演算された前記連結角誤差
    が小さくなるように求めることを特徴とする請求項13
    に記載の連結車両の後退制御方法。
  22. 【請求項22】 前記目標操舵角演算ステップでは、前
    記トラクタの前輪の目標操舵角(δ)を δ=δ’+δL δ’:補正操舵角演算手段にて演算された補正操舵角 δL:基準操舵角演算手段にて演算された基準操舵角 により求めることを特徴とする請求項13に記載の連結
    車両の後退制御方法。
JP2001223423A 2001-07-24 2001-07-24 連結車両の後退制御装置及びその後退制御方法 Pending JP2003034261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001223423A JP2003034261A (ja) 2001-07-24 2001-07-24 連結車両の後退制御装置及びその後退制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001223423A JP2003034261A (ja) 2001-07-24 2001-07-24 連結車両の後退制御装置及びその後退制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003034261A true JP2003034261A (ja) 2003-02-04

Family

ID=19056765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001223423A Pending JP2003034261A (ja) 2001-07-24 2001-07-24 連結車両の後退制御装置及びその後退制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003034261A (ja)

Cited By (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014156501A1 (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 株式会社日立産機システム 自動搬送車
US9248858B2 (en) 2011-04-19 2016-02-02 Ford Global Technologies Trailer backup assist system
US9290203B2 (en) 2011-04-19 2016-03-22 Ford Global Technologies, Llc Trailer length estimation in hitch angle applications
US9290202B2 (en) 2011-04-19 2016-03-22 Ford Global Technologies, Llc System and method of calibrating a trailer backup assist system
US9315212B1 (en) 2014-10-13 2016-04-19 Ford Global Technologies, Llc Trailer sensor module and associated method of wireless trailer identification and motion estimation
US9335163B2 (en) 2011-04-19 2016-05-10 Ford Global Technologies, Llc Trailer length estimation in hitch angle applications
US9340228B2 (en) 2014-10-13 2016-05-17 Ford Global Technologies, Llc Trailer motion and parameter estimation system
JP2016137802A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 日野自動車株式会社 連結車両の連結角取得装置及び連結車両の運転支援システム
US9434414B2 (en) 2011-04-19 2016-09-06 Ford Global Technologies, Llc System and method for determining a hitch angle offset
JP2016193703A (ja) * 2015-04-02 2016-11-17 日野自動車株式会社 連結車両の後退運転支援装置
US9513103B2 (en) 2011-04-19 2016-12-06 Ford Global Technologies, Llc Hitch angle sensor assembly
US9517668B2 (en) 2014-07-28 2016-12-13 Ford Global Technologies, Llc Hitch angle warning system and method
US9522699B2 (en) 2015-02-05 2016-12-20 Ford Global Technologies, Llc Trailer backup assist system with adaptive steering angle limits
US9533683B2 (en) 2014-12-05 2017-01-03 Ford Global Technologies, Llc Sensor failure mitigation system and mode management
US9566911B2 (en) 2007-03-21 2017-02-14 Ford Global Technologies, Llc Vehicle trailer angle detection system and method
US9607242B2 (en) 2015-01-16 2017-03-28 Ford Global Technologies, Llc Target monitoring system with lens cleaning device
US9610975B1 (en) 2015-12-17 2017-04-04 Ford Global Technologies, Llc Hitch angle detection for trailer backup assist system
US9616923B2 (en) 2015-03-03 2017-04-11 Ford Global Technologies, Llc Topographical integration for trailer backup assist system
US9683848B2 (en) 2011-04-19 2017-06-20 Ford Global Technologies, Llc System for determining hitch angle
US9798953B2 (en) 2015-12-17 2017-10-24 Ford Global Technologies, Llc Template matching solution for locating trailer hitch point
US9796228B2 (en) 2015-12-17 2017-10-24 Ford Global Technologies, Llc Hitch angle detection for trailer backup assist system
US9804022B2 (en) 2015-03-24 2017-10-31 Ford Global Technologies, Llc System and method for hitch angle detection
US9827818B2 (en) 2015-12-17 2017-11-28 Ford Global Technologies, Llc Multi-stage solution for trailer hitch angle initialization
US9836060B2 (en) 2015-10-28 2017-12-05 Ford Global Technologies, Llc Trailer backup assist system with target management
US20180057052A1 (en) * 2016-08-25 2018-03-01 Eaton Corporation Trailer angle measurement for automated maneuvering
US9934572B2 (en) 2015-12-17 2018-04-03 Ford Global Technologies, Llc Drawbar scan solution for locating trailer hitch point
US9937953B2 (en) 2011-04-19 2018-04-10 Ford Global Technologies, Llc Trailer backup offset determination
US9963004B2 (en) 2014-07-28 2018-05-08 Ford Global Technologies, Llc Trailer sway warning system and method
US10005492B2 (en) 2016-02-18 2018-06-26 Ford Global Technologies, Llc Trailer length and hitch angle bias estimation
US10011228B2 (en) 2015-12-17 2018-07-03 Ford Global Technologies, Llc Hitch angle detection for trailer backup assist system using multiple imaging devices
US10017115B2 (en) 2015-11-11 2018-07-10 Ford Global Technologies, Llc Trailer monitoring system and method
US10046800B2 (en) 2016-08-10 2018-08-14 Ford Global Technologies, Llc Trailer wheel targetless trailer angle detection
WO2018186045A1 (ja) * 2017-04-03 2018-10-11 アイシン精機株式会社 牽引支援装置
US10106193B2 (en) 2016-07-01 2018-10-23 Ford Global Technologies, Llc Enhanced yaw rate trailer angle detection initialization
US10155478B2 (en) 2015-12-17 2018-12-18 Ford Global Technologies, Llc Centerline method for trailer hitch angle detection
US10222804B2 (en) 2016-10-21 2019-03-05 Ford Global Technologies, Llc Inertial reference for TBA speed limiting
JP2019509203A (ja) * 2016-01-14 2019-04-04 コンチネンタル オートモーティブ システムズ インコーポレイテッドContinental Automotive Systems, Inc. 隘路から逆戻りするためのトレーラ牽引支援
US10384607B2 (en) 2015-10-19 2019-08-20 Ford Global Technologies, Llc Trailer backup assist system with hitch angle offset estimation
JP2020001631A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 アイシン精機株式会社 牽引支援装置
US10611407B2 (en) 2015-10-19 2020-04-07 Ford Global Technologies, Llc Speed control for motor vehicles
US10710585B2 (en) 2017-09-01 2020-07-14 Ford Global Technologies, Llc Trailer backup assist system with predictive hitch angle functionality
US10829046B2 (en) 2019-03-06 2020-11-10 Ford Global Technologies, Llc Trailer angle detection using end-to-end learning
US11077795B2 (en) 2018-11-26 2021-08-03 Ford Global Technologies, Llc Trailer angle detection using end-to-end learning
CN113928308A (zh) * 2021-11-15 2022-01-14 苏州挚途科技有限公司 半挂卡车的倒车控制方法、装置及半挂卡车
CN114981149A (zh) * 2019-10-25 2022-08-30 大陆自动驾驶美国有限责任公司 拖车直线倒车时用于车辆和拖车逆向辅助系统的漂移稳定系统和方法
JP7151925B1 (ja) 2022-04-28 2022-10-12 株式会社椿本チエイン 無人搬送車の制御方法、制御装置、及びコンピュータプログラム
AU2018263586B2 (en) * 2017-05-05 2022-12-01 Konecranes Global Corporation Method and system for operating an automatically guided transport vehicle for containers
JP2022551378A (ja) * 2019-08-14 2022-12-09 ボルボトラックコーポレーション 最適レーンキープアシスト装置、最適レーンキープアシスト方法、連結車両、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを保持するコンピュータ可読媒体
WO2022270322A1 (ja) * 2021-06-23 2022-12-29 株式会社ジェイテクト 連結車両の後退制御装置、連結車両の後退制御プログラムを記憶したコンピュータ可読媒体、および連結車両の後退制御方法
WO2024135644A1 (ja) * 2022-12-19 2024-06-27 株式会社ジェイテクト 連結車両の演算装置、連結車両の制御装置、連結車両用演算方法、および連結車両用演算プログラム
JP2024098582A (ja) * 2023-01-11 2024-07-24 サンナイス株式会社 搬送システムの制御装置及び搬送システム
JP7810827B2 (ja) 2022-12-19 2026-02-03 株式会社ジェイテクト 連結車両の演算装置、連結車両の制御装置、連結車両用演算方法、および連結車両用演算プログラム

Cited By (72)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9566911B2 (en) 2007-03-21 2017-02-14 Ford Global Technologies, Llc Vehicle trailer angle detection system and method
US9971943B2 (en) 2007-03-21 2018-05-15 Ford Global Technologies, Llc Vehicle trailer angle detection system and method
US11267508B2 (en) 2011-04-19 2022-03-08 Ford Global Technologies, Llc Trailer backup offset determination
US9683848B2 (en) 2011-04-19 2017-06-20 Ford Global Technologies, Llc System for determining hitch angle
US9290203B2 (en) 2011-04-19 2016-03-22 Ford Global Technologies, Llc Trailer length estimation in hitch angle applications
US9290202B2 (en) 2011-04-19 2016-03-22 Ford Global Technologies, Llc System and method of calibrating a trailer backup assist system
US9937953B2 (en) 2011-04-19 2018-04-10 Ford Global Technologies, Llc Trailer backup offset determination
US9335163B2 (en) 2011-04-19 2016-05-10 Ford Global Technologies, Llc Trailer length estimation in hitch angle applications
US11760414B2 (en) 2011-04-19 2023-09-19 Ford Global Technologies, Llp Trailer backup offset determination
US9248858B2 (en) 2011-04-19 2016-02-02 Ford Global Technologies Trailer backup assist system
US9434414B2 (en) 2011-04-19 2016-09-06 Ford Global Technologies, Llc System and method for determining a hitch angle offset
US10471989B2 (en) 2011-04-19 2019-11-12 Ford Global Technologies, Llc Trailer backup offset determination
US9513103B2 (en) 2011-04-19 2016-12-06 Ford Global Technologies, Llc Hitch angle sensor assembly
CN105103069B (zh) * 2013-03-25 2018-07-03 株式会社日立产机系统 自动输送车
CN105103069A (zh) * 2013-03-25 2015-11-25 株式会社日立产机系统 自动输送车
WO2014156501A1 (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 株式会社日立産機システム 自動搬送車
JP2014186680A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 自動搬送車
US9517668B2 (en) 2014-07-28 2016-12-13 Ford Global Technologies, Llc Hitch angle warning system and method
US9963004B2 (en) 2014-07-28 2018-05-08 Ford Global Technologies, Llc Trailer sway warning system and method
US9340228B2 (en) 2014-10-13 2016-05-17 Ford Global Technologies, Llc Trailer motion and parameter estimation system
US9315212B1 (en) 2014-10-13 2016-04-19 Ford Global Technologies, Llc Trailer sensor module and associated method of wireless trailer identification and motion estimation
US9533683B2 (en) 2014-12-05 2017-01-03 Ford Global Technologies, Llc Sensor failure mitigation system and mode management
US9607242B2 (en) 2015-01-16 2017-03-28 Ford Global Technologies, Llc Target monitoring system with lens cleaning device
JP2016137802A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 日野自動車株式会社 連結車両の連結角取得装置及び連結車両の運転支援システム
US9522699B2 (en) 2015-02-05 2016-12-20 Ford Global Technologies, Llc Trailer backup assist system with adaptive steering angle limits
US9616923B2 (en) 2015-03-03 2017-04-11 Ford Global Technologies, Llc Topographical integration for trailer backup assist system
US9804022B2 (en) 2015-03-24 2017-10-31 Ford Global Technologies, Llc System and method for hitch angle detection
JP2016193703A (ja) * 2015-04-02 2016-11-17 日野自動車株式会社 連結車両の後退運転支援装置
US10611407B2 (en) 2015-10-19 2020-04-07 Ford Global Technologies, Llc Speed control for motor vehicles
US10384607B2 (en) 2015-10-19 2019-08-20 Ford Global Technologies, Llc Trailer backup assist system with hitch angle offset estimation
US11440585B2 (en) 2015-10-19 2022-09-13 Ford Global Technologies, Llc Speed control for motor vehicles
US9836060B2 (en) 2015-10-28 2017-12-05 Ford Global Technologies, Llc Trailer backup assist system with target management
US10496101B2 (en) 2015-10-28 2019-12-03 Ford Global Technologies, Llc Trailer backup assist system with multi-purpose camera in a side mirror assembly of a vehicle
US10017115B2 (en) 2015-11-11 2018-07-10 Ford Global Technologies, Llc Trailer monitoring system and method
US10011228B2 (en) 2015-12-17 2018-07-03 Ford Global Technologies, Llc Hitch angle detection for trailer backup assist system using multiple imaging devices
US9798953B2 (en) 2015-12-17 2017-10-24 Ford Global Technologies, Llc Template matching solution for locating trailer hitch point
US9796228B2 (en) 2015-12-17 2017-10-24 Ford Global Technologies, Llc Hitch angle detection for trailer backup assist system
US9610975B1 (en) 2015-12-17 2017-04-04 Ford Global Technologies, Llc Hitch angle detection for trailer backup assist system
US10155478B2 (en) 2015-12-17 2018-12-18 Ford Global Technologies, Llc Centerline method for trailer hitch angle detection
US9934572B2 (en) 2015-12-17 2018-04-03 Ford Global Technologies, Llc Drawbar scan solution for locating trailer hitch point
US9827818B2 (en) 2015-12-17 2017-11-28 Ford Global Technologies, Llc Multi-stage solution for trailer hitch angle initialization
US11072330B2 (en) 2016-01-14 2021-07-27 Continental Automotive Systems, Inc. Trailer towing assistant for tight spot reversal
JP2019509203A (ja) * 2016-01-14 2019-04-04 コンチネンタル オートモーティブ システムズ インコーポレイテッドContinental Automotive Systems, Inc. 隘路から逆戻りするためのトレーラ牽引支援
US10005492B2 (en) 2016-02-18 2018-06-26 Ford Global Technologies, Llc Trailer length and hitch angle bias estimation
US10106193B2 (en) 2016-07-01 2018-10-23 Ford Global Technologies, Llc Enhanced yaw rate trailer angle detection initialization
US10046800B2 (en) 2016-08-10 2018-08-14 Ford Global Technologies, Llc Trailer wheel targetless trailer angle detection
US10807639B2 (en) 2016-08-10 2020-10-20 Ford Global Technologies, Llc Trailer wheel targetless trailer angle detection
US20180057052A1 (en) * 2016-08-25 2018-03-01 Eaton Corporation Trailer angle measurement for automated maneuvering
US10222804B2 (en) 2016-10-21 2019-03-05 Ford Global Technologies, Llc Inertial reference for TBA speed limiting
US11400974B2 (en) 2017-04-03 2022-08-02 Aisin Corporation Towing assist device for notifying driver of backup conditions
WO2018186045A1 (ja) * 2017-04-03 2018-10-11 アイシン精機株式会社 牽引支援装置
JP2018176788A (ja) * 2017-04-03 2018-11-15 アイシン精機株式会社 牽引支援装置
AU2018263586B2 (en) * 2017-05-05 2022-12-01 Konecranes Global Corporation Method and system for operating an automatically guided transport vehicle for containers
US10710585B2 (en) 2017-09-01 2020-07-14 Ford Global Technologies, Llc Trailer backup assist system with predictive hitch angle functionality
JP2020001631A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 アイシン精機株式会社 牽引支援装置
JP7187840B2 (ja) 2018-06-29 2022-12-13 株式会社アイシン 牽引支援装置
US11077795B2 (en) 2018-11-26 2021-08-03 Ford Global Technologies, Llc Trailer angle detection using end-to-end learning
US10829046B2 (en) 2019-03-06 2020-11-10 Ford Global Technologies, Llc Trailer angle detection using end-to-end learning
JP2022551378A (ja) * 2019-08-14 2022-12-09 ボルボトラックコーポレーション 最適レーンキープアシスト装置、最適レーンキープアシスト方法、連結車両、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを保持するコンピュータ可読媒体
CN114981149A (zh) * 2019-10-25 2022-08-30 大陆自动驾驶美国有限责任公司 拖车直线倒车时用于车辆和拖车逆向辅助系统的漂移稳定系统和方法
CN114981149B (zh) * 2019-10-25 2025-04-01 大陆自动驾驶美国有限责任公司 拖车直线倒车时用于车辆和拖车逆向辅助系统的漂移稳定系统和方法
JP2022553418A (ja) * 2019-10-25 2022-12-22 コンチネンタル オートノマス モビリティ ユーエス,エルエルシー トレーラの直線後退中のずれを安定化するためのシステムおよび車両のための方法ならびトレーラ後退支援システム
WO2022270322A1 (ja) * 2021-06-23 2022-12-29 株式会社ジェイテクト 連結車両の後退制御装置、連結車両の後退制御プログラムを記憶したコンピュータ可読媒体、および連結車両の後退制御方法
JP2023003050A (ja) * 2021-06-23 2023-01-11 株式会社ジェイテクト 連結車両の後退制御装置および連結車両の後退制御プログラム
CN113928308A (zh) * 2021-11-15 2022-01-14 苏州挚途科技有限公司 半挂卡车的倒车控制方法、装置及半挂卡车
CN113928308B (zh) * 2021-11-15 2023-05-23 苏州挚途科技有限公司 半挂卡车的倒车控制方法、装置及半挂卡车
JP2023164008A (ja) * 2022-04-28 2023-11-10 株式会社椿本チエイン 無人搬送車の制御方法、制御装置、及びコンピュータプログラム
JP7151925B1 (ja) 2022-04-28 2022-10-12 株式会社椿本チエイン 無人搬送車の制御方法、制御装置、及びコンピュータプログラム
WO2024135644A1 (ja) * 2022-12-19 2024-06-27 株式会社ジェイテクト 連結車両の演算装置、連結車両の制御装置、連結車両用演算方法、および連結車両用演算プログラム
JPWO2024135644A1 (ja) * 2022-12-19 2024-06-27
JP7810827B2 (ja) 2022-12-19 2026-02-03 株式会社ジェイテクト 連結車両の演算装置、連結車両の制御装置、連結車両用演算方法、および連結車両用演算プログラム
JP2024098582A (ja) * 2023-01-11 2024-07-24 サンナイス株式会社 搬送システムの制御装置及び搬送システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003034261A (ja) 連結車両の後退制御装置及びその後退制御方法
US20010054524A1 (en) Robotic vehicle that tracks the path of a lead vehicle
US8548683B2 (en) Active steering controller
US8256780B2 (en) Vehicle steering device
CA2688205C (en) Steering system for road transport vehicles
US9037346B2 (en) Steering control for vehicle trains
JPH09328078A (ja) 連結車両の操舵装置
EP3060453B1 (en) A wheel steering system for controlling a steering angle of a second pair of steerable wheels of a vehicle
US8583328B2 (en) Rear wheel toe angle control device and method for calibrating a reference position of an electric actuator in a rear wheel toe angle control device
JP3896995B2 (ja) 車両用走行支援装置
CN112977610B (zh) 货物拖车的后轮转向控制方法和系统
JP2004058829A (ja) トレーラを牽引する車両の操向装置
US20250010914A1 (en) Train of vehicles and steering control system for such a train
JP4754088B2 (ja) 前後輪操舵自動車
JP2956012B1 (ja) 自動走行式連結車両
JPH10119808A (ja) 牽引車両の後輪操舵制御方法
JP3361280B2 (ja) 3輪操舵無人搬送車
CN114435468A (zh) 拖车跟踪控制
WO2006005124A1 (en) Multiaxle vehicle with steerable rear wheels
JP3313625B2 (ja) 車両用操舵装置
JPH09286346A (ja) 連結車の車輪操舵制御方法
CN114620128B (zh) 牵引车与挂车自动对接的控制方法、系统、存储介质及包括其的车辆
AU2012216710A1 (en) Steering System for Road Transport Vehicles
JPH1178952A (ja) 車両用操舵装置
JP3301346B2 (ja) トレーラ牽引車両の後輪操舵制御装置