JP2003020381A - 分散性組成物の製造方法 - Google Patents
分散性組成物の製造方法Info
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- JP2003020381A JP2003020381A JP2001209922A JP2001209922A JP2003020381A JP 2003020381 A JP2003020381 A JP 2003020381A JP 2001209922 A JP2001209922 A JP 2001209922A JP 2001209922 A JP2001209922 A JP 2001209922A JP 2003020381 A JP2003020381 A JP 2003020381A
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- pigment
- solvent
- block polymer
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- block
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- Graft Or Block Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブロックポリマー、溶媒、および所定の機能
を奏する物質を含む高性能な分散性組成物の低コストか
つ簡便な製造方法を提供すること。 【解決手段】 本発明は、温度変化に応答するブロック
ポリマー、溶媒、および所定の機能を奏する物質を含む
分散性組成物の製造方法に関する。本発明の一態様は、
温度変化に応答してブロックポリマーにミセルを形成さ
せる工程を有することを特徴とする、ブロックポリマ
ー、溶媒、および所定の機能を奏する物質を含む分散性
組成物の製造方法である。本発明では、溶媒が水である
ことが好ましく、ブロックポリマーがポリビニルエーテ
ル構造を含むブロックポリマーであることが好ましい。
を奏する物質を含む高性能な分散性組成物の低コストか
つ簡便な製造方法を提供すること。 【解決手段】 本発明は、温度変化に応答するブロック
ポリマー、溶媒、および所定の機能を奏する物質を含む
分散性組成物の製造方法に関する。本発明の一態様は、
温度変化に応答してブロックポリマーにミセルを形成さ
せる工程を有することを特徴とする、ブロックポリマ
ー、溶媒、および所定の機能を奏する物質を含む分散性
組成物の製造方法である。本発明では、溶媒が水である
ことが好ましく、ブロックポリマーがポリビニルエーテ
ル構造を含むブロックポリマーであることが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種機能材料とし
て使用することができる、ポリマー、溶媒および所定の
機能を奏する物質とを含む組成物の製造方法に関する。
特に本発明においては、該組成物は水性分散材料であ
り、好ましくはプリンターやディスプレイ等に利用され
うる画像形成材料である。
て使用することができる、ポリマー、溶媒および所定の
機能を奏する物質とを含む組成物の製造方法に関する。
特に本発明においては、該組成物は水性分散材料であ
り、好ましくはプリンターやディスプレイ等に利用され
うる画像形成材料である。
【0002】
【背景技術】粒状固体を含有する水性分散材料は、従来
から、除草剤、殺虫剤等の農薬、抗がん剤、抗アレルギ
ー剤、消炎剤等の医薬、または、粒状固体として着色剤
を有するインク、トナー等の色材のような機能性材料と
して良く知られている。近年、デジタル印刷技術は非常
な勢いで進歩している。このデジタル印刷技術は、電子
写真技術、インクジェット技術と言われるものがその代
表例である。近年、それらの技術は、オフィス、家庭等
における画像形成技術として、その存在感をますます高
めてきている。
から、除草剤、殺虫剤等の農薬、抗がん剤、抗アレルギ
ー剤、消炎剤等の医薬、または、粒状固体として着色剤
を有するインク、トナー等の色材のような機能性材料と
して良く知られている。近年、デジタル印刷技術は非常
な勢いで進歩している。このデジタル印刷技術は、電子
写真技術、インクジェット技術と言われるものがその代
表例である。近年、それらの技術は、オフィス、家庭等
における画像形成技術として、その存在感をますます高
めてきている。
【0003】インクジェット技術はその中でも直接記録
方法として、コンパクト、低消費電力という大きな特徴
がある。また、ノズルの微細化等により急速に高画質化
が進んでいる。インクジェット技術の一例は、インクタ
ンクから供給されたインクをノズル中のヒーターで加熱
することで蒸発発泡し、インクを吐き出させて記録媒体
に画像を形成させるという方法である。他の例はピエゾ
素子を振動させることでノズルからインクを吐き出させ
る方法である。これらの方法においてにじみやフェザリ
ングといった点でなお改良が望まれている。これらを改
善する目的で顔料分散インクを使用することも検討され
ている(例えば米国特許第5,085,698号)。し
かしながら、未だなお多くの改良が望まれている状況で
ある。
方法として、コンパクト、低消費電力という大きな特徴
がある。また、ノズルの微細化等により急速に高画質化
が進んでいる。インクジェット技術の一例は、インクタ
ンクから供給されたインクをノズル中のヒーターで加熱
することで蒸発発泡し、インクを吐き出させて記録媒体
に画像を形成させるという方法である。他の例はピエゾ
素子を振動させることでノズルからインクを吐き出させ
る方法である。これらの方法においてにじみやフェザリ
ングといった点でなお改良が望まれている。これらを改
善する目的で顔料分散インクを使用することも検討され
ている(例えば米国特許第5,085,698号)。し
かしながら、未だなお多くの改良が望まれている状況で
ある。
【0004】従来、粒状固体を含有する水性分散材料
は、ポリマーを分子溶解させる共通溶媒を使用し、透析
法により分散を実現するか、または長時間にわたるサン
ドミルやボールミル処理で分散を実現していた。より低
コスト、簡便な製造へ向けた改善が望まれている状況で
ある.
は、ポリマーを分子溶解させる共通溶媒を使用し、透析
法により分散を実現するか、または長時間にわたるサン
ドミルやボールミル処理で分散を実現していた。より低
コスト、簡便な製造へ向けた改善が望まれている状況で
ある.
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
み、ブロックポリマー、溶媒、および所定の機能を奏す
る物質を含む高性能な組成物の低コストかつ簡便な製造
方法を提供しようとするものである。
み、ブロックポリマー、溶媒、および所定の機能を奏す
る物質を含む高性能な組成物の低コストかつ簡便な製造
方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、温度刺激に応
答してブロックポリマーがミセルを形成する過程を利用
したことを特徴とする、ブロックポリマー、溶媒、およ
び所定の機能を奏する物質を含む分散性組成物の製造方
法である。
答してブロックポリマーがミセルを形成する過程を利用
したことを特徴とする、ブロックポリマー、溶媒、およ
び所定の機能を奏する物質を含む分散性組成物の製造方
法である。
【0007】好ましいものは、前記ブロックポリマーの
ブロックの性質の変化が疎水性から親水性への変化、親
水性から疎水性への変化、または親水性の強度変化であ
ることを特徴とする組成物の製造方法である。
ブロックの性質の変化が疎水性から親水性への変化、親
水性から疎水性への変化、または親水性の強度変化であ
ることを特徴とする組成物の製造方法である。
【0008】溶媒としては、水、水性溶剤、有機溶剤が
用いられる。室温で固体であり、高温で液体となるよう
な有機物または無機物を溶剤としても良いが、好ましく
は水を溶媒とする。
用いられる。室温で固体であり、高温で液体となるよう
な有機物または無機物を溶剤としても良いが、好ましく
は水を溶媒とする。
【0009】また、本発明において、所定の機能を奏す
る物質とは、本発明の組成物中に含まれ、希望する機能
を発揮する化合物または組成物を意味する。好ましく
は、顔料のような粒状固体、染料などで特に顔料が好ま
しく用いられる。
る物質とは、本発明の組成物中に含まれ、希望する機能
を発揮する化合物または組成物を意味する。好ましく
は、顔料のような粒状固体、染料などで特に顔料が好ま
しく用いられる。
【0010】本発明中に用いられるブロックポリマーは
感熱応答性を有するもの、すなわち温度刺激に対して性
質を変化させるものであり、かつ温度刺激に応答してミ
セルを形成するものである。例えば、ABブロックポリ
マーである温度以下では溶媒中に分子溶解しており、特
定の温度以上になるとAまたはBのどちらかのブロック
の性質が変化し、ミセル状態で溶媒中に分散する場合が
挙げられる。好ましくは、ポリビニルエーテル構造を含
むポリマーを、そのような感熱ポリマーとして利用する
ことができる。そして具体的には、該ポリビニルエーテ
ル構造の繰り返し単位構造は、以下の式(1): −(CH2−CH(OR1))− (1) [式中、R1は炭素数1から18までの直鎖、分岐また
は環状のアルキル基、−Ph、−Pyr、−Ph−P
h、−Ph−Pyr、または−(CH(R2)−CH
(R3)−O)l−R4および−(CH2)m−(O)n−R
4からなる群から選択され、R 1中の芳香環中の水素は炭
素数1から4の直鎖または分岐のアルキル基で置換する
ことができ、およびR1中の芳香環中の炭素は窒素で置
換することができ、lは1から18の整数から選択さ
れ、mは1から36の整数から選択され、nは0または
1であり、R2、R3はそれぞれ独立にH、もしくはCH
3であり、およびR4はH、炭素数1から18までの直
鎖、分岐または環状のアルキル基、−Ph、−Pyr、
−Ph−Ph、−Ph−Pyr、−CHO、−CH2C
HO、−CO−CH=CH2、−CO−C(CH3)=C
H2、−CH2COOR7からなり、R4が水素以外であ
る場合、R4中の炭素原子上の水素は、炭素数1から4
の直鎖または分岐のアルキル基またはF、Cl、Brで
置換することができ、およびR4中の芳香環中の炭素は
窒素で置換することができる。R7はH、または炭素数
1から5のアルキル基である。]を有するものである。
感熱応答性を有するもの、すなわち温度刺激に対して性
質を変化させるものであり、かつ温度刺激に応答してミ
セルを形成するものである。例えば、ABブロックポリ
マーである温度以下では溶媒中に分子溶解しており、特
定の温度以上になるとAまたはBのどちらかのブロック
の性質が変化し、ミセル状態で溶媒中に分散する場合が
挙げられる。好ましくは、ポリビニルエーテル構造を含
むポリマーを、そのような感熱ポリマーとして利用する
ことができる。そして具体的には、該ポリビニルエーテ
ル構造の繰り返し単位構造は、以下の式(1): −(CH2−CH(OR1))− (1) [式中、R1は炭素数1から18までの直鎖、分岐また
は環状のアルキル基、−Ph、−Pyr、−Ph−P
h、−Ph−Pyr、または−(CH(R2)−CH
(R3)−O)l−R4および−(CH2)m−(O)n−R
4からなる群から選択され、R 1中の芳香環中の水素は炭
素数1から4の直鎖または分岐のアルキル基で置換する
ことができ、およびR1中の芳香環中の炭素は窒素で置
換することができ、lは1から18の整数から選択さ
れ、mは1から36の整数から選択され、nは0または
1であり、R2、R3はそれぞれ独立にH、もしくはCH
3であり、およびR4はH、炭素数1から18までの直
鎖、分岐または環状のアルキル基、−Ph、−Pyr、
−Ph−Ph、−Ph−Pyr、−CHO、−CH2C
HO、−CO−CH=CH2、−CO−C(CH3)=C
H2、−CH2COOR7からなり、R4が水素以外であ
る場合、R4中の炭素原子上の水素は、炭素数1から4
の直鎖または分岐のアルキル基またはF、Cl、Brで
置換することができ、およびR4中の芳香環中の炭素は
窒素で置換することができる。R7はH、または炭素数
1から5のアルキル基である。]を有するものである。
【0011】また、本発明の製造方法はインクジェット
用インク組成物を製造する方法として好ましく用いられ
る。
用インク組成物を製造する方法として好ましく用いられ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明者らは、前記背景技術、課
題について鋭意検討した結果、本発明を完成するに至っ
た。
題について鋭意検討した結果、本発明を完成するに至っ
た。
【0013】本発明は、温度刺激に応答してブロックポ
リマーがミセルを形成する過程を利用したことを特徴と
する、ブロックポリマー、溶媒および所定の機能を奏す
る物質とを含む分散性組成物の製造方法である。
リマーがミセルを形成する過程を利用したことを特徴と
する、ブロックポリマー、溶媒および所定の機能を奏す
る物質とを含む分散性組成物の製造方法である。
【0014】溶媒としては、水、水性溶剤、有機溶剤が
用いられる。本発明における有機溶剤は、直鎖、分岐鎖
もしくは環状の各種脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、
複素芳香族炭化水素などを含む。また、室温で固体であ
り、高温で液体となるような有機物または無機物を溶剤
としても良い。水性溶剤としては、例えば、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ポリプロビレングリコール、グリセリン等の多価ア
ルコール類;エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル等の多価アルコールエーテル類;N−メチル−2−
ピロリドン、置換ピロリドン、トリエタノールアミン等
の含窒素溶媒等を用いることができる。また、水性分散
物の記録媒体上での乾燥を速めることを目的として、メ
タノール、エタノール、イソプロピルアルコール等の一
価アルコール類を用いることもできる。溶媒は混合溶媒
であってもよい。上記の中で、溶媒としては水が好まし
く用いられる。
用いられる。本発明における有機溶剤は、直鎖、分岐鎖
もしくは環状の各種脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、
複素芳香族炭化水素などを含む。また、室温で固体であ
り、高温で液体となるような有機物または無機物を溶剤
としても良い。水性溶剤としては、例えば、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ポリプロビレングリコール、グリセリン等の多価ア
ルコール類;エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル等の多価アルコールエーテル類;N−メチル−2−
ピロリドン、置換ピロリドン、トリエタノールアミン等
の含窒素溶媒等を用いることができる。また、水性分散
物の記録媒体上での乾燥を速めることを目的として、メ
タノール、エタノール、イソプロピルアルコール等の一
価アルコール類を用いることもできる。溶媒は混合溶媒
であってもよい。上記の中で、溶媒としては水が好まし
く用いられる。
【0015】溶媒の使用量は、本発明の分散性組成物の
総質量を基準として1質量%以上99質量%未満が好ま
しく、さらに好ましくは5質量%以上95質量%未満が
好ましい。溶媒が1質量%未満では組成物が高粘度に過
ぎる場合があり、99質量%以上では組成物中の所定の
機能を奏する物質の機能性が発揮できない場合がある。
総質量を基準として1質量%以上99質量%未満が好ま
しく、さらに好ましくは5質量%以上95質量%未満が
好ましい。溶媒が1質量%未満では組成物が高粘度に過
ぎる場合があり、99質量%以上では組成物中の所定の
機能を奏する物質の機能性が発揮できない場合がある。
【0016】また、本発明において、所定の機能を奏す
る物質とは、本発明の組成物中に含まれ、希望する機能
を発揮する化合物または組成物を意味する。例えば、上
記の農薬であれば除草効果を有する活性化合物、殺虫効
果を有する活性化合物等である。また、上記の医薬であ
れば、対象の症状を緩和または緩解する化合物または医
薬組成物である。さらに、上記の化粧品のようなコスメ
ティックス分野では、所望の製品の中心物質、例えば保
湿クリームであれば保湿作用を有する化合物等である。
また、上記の色材としての利用では、顔料のような粒状
固体、染料などである。これら物質のなかで特に顔料が
好ましく用いられる。もちろん複数の物質を共存させて
もよい。本発明においては、溶媒に対して不溶性または
不親和性である所定の機能を奏する物質を、ブロックポ
リマーが温度変化(温度刺激)に応答してミセルを形成
する過程を利用して分散させる。
る物質とは、本発明の組成物中に含まれ、希望する機能
を発揮する化合物または組成物を意味する。例えば、上
記の農薬であれば除草効果を有する活性化合物、殺虫効
果を有する活性化合物等である。また、上記の医薬であ
れば、対象の症状を緩和または緩解する化合物または医
薬組成物である。さらに、上記の化粧品のようなコスメ
ティックス分野では、所望の製品の中心物質、例えば保
湿クリームであれば保湿作用を有する化合物等である。
また、上記の色材としての利用では、顔料のような粒状
固体、染料などである。これら物質のなかで特に顔料が
好ましく用いられる。もちろん複数の物質を共存させて
もよい。本発明においては、溶媒に対して不溶性または
不親和性である所定の機能を奏する物質を、ブロックポ
リマーが温度変化(温度刺激)に応答してミセルを形成
する過程を利用して分散させる。
【0017】本発明に好ましく用いられる顔料および染
料の具体例を示す。顔料は、有機顔料および無機顔料の
いずれでもよく、インクに用いられる顔料は、好ましく
黒色顔料と、シアン、マゼンタおよびイエローの3原色
顔料とを用いる。なお、上記以外の着色顔料、無色また
は淡色の顔料、あるいは金属光沢顔料等を使用してもよ
い。また、本発明においては、市販の顔料を用いてもよ
いし、新規に合成した顔料を用いてもよい。
料の具体例を示す。顔料は、有機顔料および無機顔料の
いずれでもよく、インクに用いられる顔料は、好ましく
黒色顔料と、シアン、マゼンタおよびイエローの3原色
顔料とを用いる。なお、上記以外の着色顔料、無色また
は淡色の顔料、あるいは金属光沢顔料等を使用してもよ
い。また、本発明においては、市販の顔料を用いてもよ
いし、新規に合成した顔料を用いてもよい。
【0018】以下に、黒、シアン、マゼンタ、イエロー
において、市販されている顔料を例示す。黒色の顔料と
しては、Raven1060、Raven1080、Raven1170、Raven120
0、Raven1250、Raven1255、Raven1500、Raven2000、Rav
en3500、Raven5250、Raven5750、Raven7000、Raven5000
ULTRA II、Raven1190 ULTRA II(以上、コロンビアン
・カーボン社製)、Black Pearls L、MOGUL-L、Regal40
0R、Regal660R、Regal330R、Monarch 800、Monarch 88
0、Monarch 900、Monarch 1000、Monarch 1300、Monarc
h 1400(以上、キャボット社製)、Color Black FW1、C
olor Black FW2、Color Black FW200、Color Black 1
8、Color Black S160、Color Black S170、Special Bla
ck 4、Special Black 4A、Special Black 6、Printex3
5、PrintexU、Printex140U、PrintexV、Printex140V
(以上デグッサ社製)、No.25、No.33、No.40、No.47、
No.52、No.900、No.2300、MCF-88、MA600、MA7、MA8、M
A100(以上三菱化学社製)等を挙げることができるが、
これらに限定されない。
において、市販されている顔料を例示す。黒色の顔料と
しては、Raven1060、Raven1080、Raven1170、Raven120
0、Raven1250、Raven1255、Raven1500、Raven2000、Rav
en3500、Raven5250、Raven5750、Raven7000、Raven5000
ULTRA II、Raven1190 ULTRA II(以上、コロンビアン
・カーボン社製)、Black Pearls L、MOGUL-L、Regal40
0R、Regal660R、Regal330R、Monarch 800、Monarch 88
0、Monarch 900、Monarch 1000、Monarch 1300、Monarc
h 1400(以上、キャボット社製)、Color Black FW1、C
olor Black FW2、Color Black FW200、Color Black 1
8、Color Black S160、Color Black S170、Special Bla
ck 4、Special Black 4A、Special Black 6、Printex3
5、PrintexU、Printex140U、PrintexV、Printex140V
(以上デグッサ社製)、No.25、No.33、No.40、No.47、
No.52、No.900、No.2300、MCF-88、MA600、MA7、MA8、M
A100(以上三菱化学社製)等を挙げることができるが、
これらに限定されない。
【0019】シアン色の顔料としては、C. I. Pigment
Blue-1、C. I. Pigment Blue-2、C.I. Pigment Blue-
3、C. I. Pigment Blue-15、C. I. Pigment Blue-15:
2、C. I. Pigment Blue-15:3、C. I. Pigment Blue-15:
4、C. I. Pigment Blue-16、C.I. Pigment Blue-22、C.
I. Pigment Blue-60等が挙げられるが、これらに限定
されない。
Blue-1、C. I. Pigment Blue-2、C.I. Pigment Blue-
3、C. I. Pigment Blue-15、C. I. Pigment Blue-15:
2、C. I. Pigment Blue-15:3、C. I. Pigment Blue-15:
4、C. I. Pigment Blue-16、C.I. Pigment Blue-22、C.
I. Pigment Blue-60等が挙げられるが、これらに限定
されない。
【0020】マゼンタ色の顔料としては、C. I. Pigmen
t Red-5、C. I. Pigment Red-7、C.I. Pigment Red-1
2、C. I. Pigment Red-48、C. I. Pigment Red-48:1、
C. I.Pigment Red-57、C. I. Pigment Red-112、C. I.
Pigment Red-122、C. I. Pigment Red-123、C. I. Pigm
ent Red-146、C. I. Pigment Red-168、C. I. PigmentR
ed-184、C. I. Pigment Red-202、C. I. Pigment Red-2
07等が挙げられるが、これらに限定されない。
t Red-5、C. I. Pigment Red-7、C.I. Pigment Red-1
2、C. I. Pigment Red-48、C. I. Pigment Red-48:1、
C. I.Pigment Red-57、C. I. Pigment Red-112、C. I.
Pigment Red-122、C. I. Pigment Red-123、C. I. Pigm
ent Red-146、C. I. Pigment Red-168、C. I. PigmentR
ed-184、C. I. Pigment Red-202、C. I. Pigment Red-2
07等が挙げられるが、これらに限定されない。
【0021】黄色の顔料としては、C. I. Pigment Yell
ow-12、C. I. Pigment Yellow-13、C. I. Pigment Yell
ow-14、C. I. Pigment Yellow-16、C. I. Pigment Yell
ow-17、C. I. Pigment Yellow-74、C. I. Pigment Yell
ow-83、C. I. Pigment Yellow-93、C. I. PigmentYello
w-95、C. I. Pigment Yellow-97、C. I. Pigment Yello
w-98、C. I. Pigment Yellow-114、C. I. Pigment Yell
ow-128、 C. I. Pigment Yellow-129、C. I. Pigment Y
ellow-151、C. I. Pigment Yellow-154等が挙げられる
が、これらに限定されない。
ow-12、C. I. Pigment Yellow-13、C. I. Pigment Yell
ow-14、C. I. Pigment Yellow-16、C. I. Pigment Yell
ow-17、C. I. Pigment Yellow-74、C. I. Pigment Yell
ow-83、C. I. Pigment Yellow-93、C. I. PigmentYello
w-95、C. I. Pigment Yellow-97、C. I. Pigment Yello
w-98、C. I. Pigment Yellow-114、C. I. Pigment Yell
ow-128、 C. I. Pigment Yellow-129、C. I. Pigment Y
ellow-151、C. I. Pigment Yellow-154等が挙げられる
が、これらに限定されない。
【0022】また、本発明の組成物では、水に自己分散
可能な顔料も使用できる。水分散可能な顔料としては、
顔料表面にポリマーを吸着させた立体障害効果を利用し
たものと、静電気的反発力を利用したものとがあり、市
販品としては、CAB-0-JET200、CAB-0-JET300(以上キャ
ボット社製)、Microjet Black CW-1(オリエント化学
社製)等が挙げられる。
可能な顔料も使用できる。水分散可能な顔料としては、
顔料表面にポリマーを吸着させた立体障害効果を利用し
たものと、静電気的反発力を利用したものとがあり、市
販品としては、CAB-0-JET200、CAB-0-JET300(以上キャ
ボット社製)、Microjet Black CW-1(オリエント化学
社製)等が挙げられる。
【0023】また、本発明のインクでは染料も使用しう
る。以下に述べるような水溶性染料である直接染料、酸
性染料、塩基性染料、反応染料または食品用色素の、あ
るいは不溶性色素である分散染料を用いることができ
る。
る。以下に述べるような水溶性染料である直接染料、酸
性染料、塩基性染料、反応染料または食品用色素の、あ
るいは不溶性色素である分散染料を用いることができ
る。
【0024】例えば、本発明において使用可能な直接染
料は、 C.I.ダイレクトブラック:-17,-19,-22,-32,-38,-5
1,-62,-71,-108,-146,-154; C.I.ダイレクトイエロー:-12,-24,-26,-44,-86,-8
7,-98,-100,-130,-142; C.I.ダイレクトレッド:-1,-4,-13,-17,-23,-28,-3
1,-62,-79,-81,-83,-89,-227,-240,-242,-243; C.I.ダイレクトブルー:-6,-22,-25,-71,-78,-86,-
90,-106,-199; C.I.ダイレクトオレンジ:-34,-39,-44,-46,-60; C.I.ダイレクトバイオレット:-47,-48; C.I.ダイレクトブラウン-109;および C.I.ダイレクトグリーン-59等を含む。
料は、 C.I.ダイレクトブラック:-17,-19,-22,-32,-38,-5
1,-62,-71,-108,-146,-154; C.I.ダイレクトイエロー:-12,-24,-26,-44,-86,-8
7,-98,-100,-130,-142; C.I.ダイレクトレッド:-1,-4,-13,-17,-23,-28,-3
1,-62,-79,-81,-83,-89,-227,-240,-242,-243; C.I.ダイレクトブルー:-6,-22,-25,-71,-78,-86,-
90,-106,-199; C.I.ダイレクトオレンジ:-34,-39,-44,-46,-60; C.I.ダイレクトバイオレット:-47,-48; C.I.ダイレクトブラウン-109;および C.I.ダイレクトグリーン-59等を含む。
【0025】本発明において使用可能な酸性染料は、
C.I.アシッドブラック:-2,-7,-24,-26,-31,-52,-6
3,-112,-118,-168,-172,-208; C.I.アシッドイエロー:-11,-17,-23,-25,-29,-42,
-49,-61,-71; C.I.アシッドレッド:-1,-6,-8,-32,-37,-51,-52,-
80,-85,-87,-92,-94,-115,-180,-254,-256,-289,-315,-
317; C.I.アシッドブルー:-9,-22,-40,-59,-93,-102,-1
04,-113,-117,-120,-167,-229,-234,-254; C.I.アシッドオレンジ:-7,-19;および C.I.アシッドバイオレット-49等を含む。
3,-112,-118,-168,-172,-208; C.I.アシッドイエロー:-11,-17,-23,-25,-29,-42,
-49,-61,-71; C.I.アシッドレッド:-1,-6,-8,-32,-37,-51,-52,-
80,-85,-87,-92,-94,-115,-180,-254,-256,-289,-315,-
317; C.I.アシッドブルー:-9,-22,-40,-59,-93,-102,-1
04,-113,-117,-120,-167,-229,-234,-254; C.I.アシッドオレンジ:-7,-19;および C.I.アシッドバイオレット-49等を含む。
【0026】本発明において使用可能な反応染料は、
C.I.リアクティブブラック:-1,-5,-8,-13,-14,-2
3,-31,-34,-39; C.I.リアクティブイエロー:-2,-3,-13,-15,-17,-1
8,-23,-24,-37,-42,-57,-58,-64,-75,-76,-77,-79,-81,
-84,-85,-87,-88,-91,-92,-93,-95,-102,-111,-115,-11
6,-130,-131,-132,-133,-135,-137,-139,-140,-142,-14
3,-144,-145,-146,-147,-148,-151,-162,-163; C.I.リアクティブレッド:-3,-13,-16,-21,-22,-2
3,-24,-29,-31,-33,-35,-45,-49,-55,-63,-85,-106,-10
9,-111,-112,-113,-114,-118,-126,-128,-130,-131,-14
1,-151,-170,-171,-174,-176,-177,-183,-184,-186,-18
7,-188,-190,-193,-194,-195,-196,-200,-201,-202,-20
4,-206,-218,-221; C.I.リアクティブブルー:-2,-3,-5,-8,-10,-13,-1
4,-15,-18,-19,-21,-25,-27,-28,-38,-39,-40,-41,-49,
-52,-63,-71,-72,-74,-75,-77,-78,-79,-89,-100,-101,
-104,-105,-119,-122,-147,-158,-160,-162,-166,-169,
-170,-171,-172,-173,-174,-176,-179,-184,-190,-191,
-194,-195,-198,-204,-211,-216,-217; C.I.リアクティブオレンジ:-5,-7,-11,-12,-13,-1
5,-16,-35,-45,-46,-56,-62,-70,-72,-74,-82,-84,-87,
-91,-92,-93,-95,-97,-99; C.I.リアクティブバイオレット:-1,-4,-5,-6,-22,
-24,-33,-36,-38; C.I.リアクティブグリーン:-5,-8,-12,-15,-19,-2
3;および C.I.リアクティブブラウン:-2,-7,-8,-9,-11,-16,
-17,-18,-21,-24,-26,-31,-32,-33等を含む。
3,-31,-34,-39; C.I.リアクティブイエロー:-2,-3,-13,-15,-17,-1
8,-23,-24,-37,-42,-57,-58,-64,-75,-76,-77,-79,-81,
-84,-85,-87,-88,-91,-92,-93,-95,-102,-111,-115,-11
6,-130,-131,-132,-133,-135,-137,-139,-140,-142,-14
3,-144,-145,-146,-147,-148,-151,-162,-163; C.I.リアクティブレッド:-3,-13,-16,-21,-22,-2
3,-24,-29,-31,-33,-35,-45,-49,-55,-63,-85,-106,-10
9,-111,-112,-113,-114,-118,-126,-128,-130,-131,-14
1,-151,-170,-171,-174,-176,-177,-183,-184,-186,-18
7,-188,-190,-193,-194,-195,-196,-200,-201,-202,-20
4,-206,-218,-221; C.I.リアクティブブルー:-2,-3,-5,-8,-10,-13,-1
4,-15,-18,-19,-21,-25,-27,-28,-38,-39,-40,-41,-49,
-52,-63,-71,-72,-74,-75,-77,-78,-79,-89,-100,-101,
-104,-105,-119,-122,-147,-158,-160,-162,-166,-169,
-170,-171,-172,-173,-174,-176,-179,-184,-190,-191,
-194,-195,-198,-204,-211,-216,-217; C.I.リアクティブオレンジ:-5,-7,-11,-12,-13,-1
5,-16,-35,-45,-46,-56,-62,-70,-72,-74,-82,-84,-87,
-91,-92,-93,-95,-97,-99; C.I.リアクティブバイオレット:-1,-4,-5,-6,-22,
-24,-33,-36,-38; C.I.リアクティブグリーン:-5,-8,-12,-15,-19,-2
3;および C.I.リアクティブブラウン:-2,-7,-8,-9,-11,-16,
-17,-18,-21,-24,-26,-31,-32,-33等を含む。
【0027】本発明において使用可能な塩基性染料は、
C.I.ベーシックブラック-2;
C.I.ベーシックレッド:-1,-2,-9,-12,-13,-14,-2
7; C.I.ベーシックブルー:-1,-3,-5,-7,-9,-24,-25,-
26,-28,-29;および C.I.ベーシックバイオレット:-7,-14,-27等を含
む。
7; C.I.ベーシックブルー:-1,-3,-5,-7,-9,-24,-25,-
26,-28,-29;および C.I.ベーシックバイオレット:-7,-14,-27等を含
む。
【0028】本発明において使用可能な分散染料は、イ
エロー:C.I.ディスパースイエロー-88、マゼン
タ:C.I.ディスパースレッド-349、シアン:C.
I.ディスパースブルー-160、およびブラック:C.
I.ディスパースブラック-1を含む。
エロー:C.I.ディスパースイエロー-88、マゼン
タ:C.I.ディスパースレッド-349、シアン:C.
I.ディスパースブルー-160、およびブラック:C.
I.ディスパースブラック-1を含む。
【0029】本発明において使用可能な食品用色素は、
C.I.フードブラック-1、C.I.フードブラック-2
等を含む。
C.I.フードブラック-1、C.I.フードブラック-2
等を含む。
【0030】なお、これら上記の顔料および染料の例
は、本発明のインクに対して好ましいものであるが、本
発明のインクに使用する顔料および染料は、上記の顔料
および染料に特に限定されるものではない。
は、本発明のインクに対して好ましいものであるが、本
発明のインクに使用する顔料および染料は、上記の顔料
および染料に特に限定されるものではない。
【0031】本発明中に用いられる所定の機能を奏する
物質の含有量は、分散性組成物の総質量を基準として好
ましくは0.1質量%以上50質量%未満、さらに好ま
しくは1質量%以上30質量%未満である。0.1質量
%以上ではその機能性を充分に発揮でき,50質量%未
満では他の物性とのバランスの点で好ましい。
物質の含有量は、分散性組成物の総質量を基準として好
ましくは0.1質量%以上50質量%未満、さらに好ま
しくは1質量%以上30質量%未満である。0.1質量
%以上ではその機能性を充分に発揮でき,50質量%未
満では他の物性とのバランスの点で好ましい。
【0032】本発明中に用いられるブロックポリマーは
感熱応答性を有するもの、すなわち温度刺激に対して性
質を変化させるものであり、かつ温度刺激に応答してミ
セルを形成するものである。温度刺激は、組成物の温度
の上昇または低下により与えられる。
感熱応答性を有するもの、すなわち温度刺激に対して性
質を変化させるものであり、かつ温度刺激に応答してミ
セルを形成するものである。温度刺激は、組成物の温度
の上昇または低下により与えられる。
【0033】また、本発明で用いられるブロックポリマ
ーは、異なった2種以上のブロックを有することが好ま
しい。ここでいう異なったとは異なる化学構造を意味
し、モノマー構造またはポリマー鎖の分岐構造等が異な
っていることを意味し、ポリマー鎖中の単一の繰り返し
単位の分子鎖長のみが異なっている状態を意味しない。
ーは、異なった2種以上のブロックを有することが好ま
しい。ここでいう異なったとは異なる化学構造を意味
し、モノマー構造またはポリマー鎖の分岐構造等が異な
っていることを意味し、ポリマー鎖中の単一の繰り返し
単位の分子鎖長のみが異なっている状態を意味しない。
【0034】本発明のブロックポリマーにおいて、異な
った2種以上のブロックの内、少なくとも1つのブロッ
クは温度刺激に応答して性質を変化させる温度刺激応答
性であることが必要である。それら異なった2種以上の
ブロックのうち少なくとも一方のブロックが刺激に対し
て応答することにより、組成物が変性する。そのような
ブロックの応答としては、親水性から疎水性に変化する
こと、疎水性を示していたブロックが親水性に変化する
こと、あるいは親水性の強度の変化がある。
った2種以上のブロックの内、少なくとも1つのブロッ
クは温度刺激に応答して性質を変化させる温度刺激応答
性であることが必要である。それら異なった2種以上の
ブロックのうち少なくとも一方のブロックが刺激に対し
て応答することにより、組成物が変性する。そのような
ブロックの応答としては、親水性から疎水性に変化する
こと、疎水性を示していたブロックが親水性に変化する
こと、あるいは親水性の強度の変化がある。
【0035】本発明のブロックポリマーの形態として
は、どのような形態でも良いが、温度刺激を受けた際に
両親媒性状態を取りえることが好ましい。以下、Aブロ
ックが温度刺激応答性であるABブロックポリマーを例
として説明する。ある温度以下では溶媒中にABブロッ
クポリマーが分子溶解しており、その温度以上になると
Aブロックの性質が変化し、ミセル状態で溶媒中に分散
する。すなわち、温度刺激を受ける前は、ABブロック
ポリマーの両ブロックともに用いられる溶媒に対して親
和性を有するが、温度刺激を受けた際に、ABブロック
ポリマーの一方のブロックは変化せず、他方のブロック
が用いられる溶媒に対して非親和性となることが求めら
れる。
は、どのような形態でも良いが、温度刺激を受けた際に
両親媒性状態を取りえることが好ましい。以下、Aブロ
ックが温度刺激応答性であるABブロックポリマーを例
として説明する。ある温度以下では溶媒中にABブロッ
クポリマーが分子溶解しており、その温度以上になると
Aブロックの性質が変化し、ミセル状態で溶媒中に分散
する。すなわち、温度刺激を受ける前は、ABブロック
ポリマーの両ブロックともに用いられる溶媒に対して親
和性を有するが、温度刺激を受けた際に、ABブロック
ポリマーの一方のブロックは変化せず、他方のブロック
が用いられる溶媒に対して非親和性となることが求めら
れる。
【0036】特に水溶媒中で用いる場合は両親媒性であ
ることが好ましい。この場合、例えばABブロックポリ
マーがある温度以下ではAおよびBの両ブロックともに
親水性であり、水溶媒中に分子溶解している。そして、
その温度以上になるとAまたはBのどちらかのブロック
の性質が疎水性に変化し、両親媒性となり、ミセル状態
となって水溶媒中に分散する場合が挙げられる。
ることが好ましい。この場合、例えばABブロックポリ
マーがある温度以下ではAおよびBの両ブロックともに
親水性であり、水溶媒中に分子溶解している。そして、
その温度以上になるとAまたはBのどちらかのブロック
の性質が疎水性に変化し、両親媒性となり、ミセル状態
となって水溶媒中に分散する場合が挙げられる。
【0037】さらに、本発明のブロックポリマーは、3
つ以上のブロックから構成されていてもよい。それらブ
ロックの内、少なくとも1つは温度刺激応答性であり、
かつ少なくとも1つは温度刺激に応答しないことが好ま
しい。たとえば、温度刺激応答性のブロックAと、親水
性ブロックBおよびCとの3種のブロックからなるブロ
ックポリマーを用いることができる。この場合には、ブ
ロックAが温度刺激を受けて疎水性となる条件下でAを
コアとするミセル分散状態へと変化して、該ポリマーは
水溶媒中に分散する。なお、2つ以上の温度刺激応答性
ブロックを用いる場合には、それらの温度刺激に対する
応答が逆作用を生じないようなブロックを選択する必要
がある。
つ以上のブロックから構成されていてもよい。それらブ
ロックの内、少なくとも1つは温度刺激応答性であり、
かつ少なくとも1つは温度刺激に応答しないことが好ま
しい。たとえば、温度刺激応答性のブロックAと、親水
性ブロックBおよびCとの3種のブロックからなるブロ
ックポリマーを用いることができる。この場合には、ブ
ロックAが温度刺激を受けて疎水性となる条件下でAを
コアとするミセル分散状態へと変化して、該ポリマーは
水溶媒中に分散する。なお、2つ以上の温度刺激応答性
ブロックを用いる場合には、それらの温度刺激に対する
応答が逆作用を生じないようなブロックを選択する必要
がある。
【0038】このような感熱ポリマーのうちでは、ポリ
ビニルエーテル構造を含むポリマーであることを好まし
く利用することができる。そして具体的にはポリビニル
エーテル構造の繰り返し単位構造は、以下の式(1)を
示すことができる。
ビニルエーテル構造を含むポリマーであることを好まし
く利用することができる。そして具体的にはポリビニル
エーテル構造の繰り返し単位構造は、以下の式(1)を
示すことができる。
【0039】
−(CH2−CH(OR1))− (1)
式(1)中のR1は炭素数1から18までの直鎖、分岐
または環状のアルキル基、−Ph、−Pyr、−Ph−
Ph、−Ph−Pyr、−(CH(R2)−CH(R3)
−O)l−R4、および−(CH2)m−(O)n−R4から
なる群から選択され、R1中の芳香環中の水素は炭素数
1から4の直鎖または分岐のアルキル基で置換すること
ができ、およびR1中の芳香環中の炭素は窒素で置換す
ることができる。
または環状のアルキル基、−Ph、−Pyr、−Ph−
Ph、−Ph−Pyr、−(CH(R2)−CH(R3)
−O)l−R4、および−(CH2)m−(O)n−R4から
なる群から選択され、R1中の芳香環中の水素は炭素数
1から4の直鎖または分岐のアルキル基で置換すること
ができ、およびR1中の芳香環中の炭素は窒素で置換す
ることができる。
【0040】また、式(1)において、lは1から18
の整数から選択され、mは1から36の整数から選択さ
れ、nは0または1である。R2、R3はそれぞれ独立に
H、もしくはCH3である。
の整数から選択され、mは1から36の整数から選択さ
れ、nは0または1である。R2、R3はそれぞれ独立に
H、もしくはCH3である。
【0041】さらに式(1)中のR4はH、炭素数1か
ら18までの直鎖、分岐または環状のアルキル基、−P
h、−Pyr、−Ph−Ph、−Ph−Pyr、−CH
O、−CH2CHO、−CO−CH=CH2、−CO−
C(CH3)=CH2、−CH 2COOR7からなり、R
4が水素以外である場合、R4中の炭素原子上の水素は、
炭素数1から4の直鎖または分岐のアルキル基または
F、Cl、Brで置換することができ、およびR4中の
芳香環中の炭素は窒素で置換することができる。R7は
H、または炭素数1から5のアルキル基である。
ら18までの直鎖、分岐または環状のアルキル基、−P
h、−Pyr、−Ph−Ph、−Ph−Pyr、−CH
O、−CH2CHO、−CO−CH=CH2、−CO−
C(CH3)=CH2、−CH 2COOR7からなり、R
4が水素以外である場合、R4中の炭素原子上の水素は、
炭素数1から4の直鎖または分岐のアルキル基または
F、Cl、Brで置換することができ、およびR4中の
芳香環中の炭素は窒素で置換することができる。R7は
H、または炭素数1から5のアルキル基である。
【0042】本明細書で、−Phはフェニル基、−Py
rはピリジル基、−Ph−Phはビフェニル基、および
−Ph−Pyrはピリジルフェニル基を表す。ピリジル
基、ビフェニル基およびピリジルフェニル基について
は、可能な位置異性体のいずれのものであってもよい。
rはピリジル基、−Ph−Phはビフェニル基、および
−Ph−Pyrはピリジルフェニル基を表す。ピリジル
基、ビフェニル基およびピリジルフェニル基について
は、可能な位置異性体のいずれのものであってもよい。
【0043】下記にそのビニルエーテルモノマーの構造
の例をあげるが、本発明に用いられるポリビニルエーテ
ル構造は、これらに限定されない。
の例をあげるが、本発明に用いられるポリビニルエーテ
ル構造は、これらに限定されない。
【0044】
【化1】
【0045】なお、式中、Meはメチル基、Etはエチ
ル基、i−Prはイソプロピル基を表す。以下に、これ
らのビニルエーテルモノマーからなる、ポリビニルエー
テルの構造を例示するが、本発明に用いられるポリマー
は、これらに限定されない。
ル基、i−Prはイソプロピル基を表す。以下に、これ
らのビニルエーテルモノマーからなる、ポリビニルエー
テルの構造を例示するが、本発明に用いられるポリマー
は、これらに限定されない。
【0046】
【化2】
【0047】以上のポリビニルエーテルにおいて、繰り
返し単位数(上記(II−a)から(II−f)におけ
るu、v、w)がそれぞれ独立に、1以上10,000
以下であることが好ましく、またその合計(上記(II
−a)から(II−f)における(u+v+w))が、
10以上20,000以下であることがより好ましい。
返し単位数(上記(II−a)から(II−f)におけ
るu、v、w)がそれぞれ独立に、1以上10,000
以下であることが好ましく、またその合計(上記(II
−a)から(II−f)における(u+v+w))が、
10以上20,000以下であることがより好ましい。
【0048】特に、(II−a)に示されるポリ((2
−メトキシエチルビニルエーテル)−b−(2−エトキ
シエチルビニルエーテル))からなるブロックポリマー
では、20℃において急激な粘度変化が生じる。ここ
で、ポリ((2−メトキシエチルビニルエーテル)−b
−(2−エトキシエチルビニルエーテル))のbは、ブ
ロックポリマーを意味する略号である。
−メトキシエチルビニルエーテル)−b−(2−エトキ
シエチルビニルエーテル))からなるブロックポリマー
では、20℃において急激な粘度変化が生じる。ここ
で、ポリ((2−メトキシエチルビニルエーテル)−b
−(2−エトキシエチルビニルエーテル))のbは、ブ
ロックポリマーを意味する略号である。
【0049】上記のようなブロック構造を有するポリビ
ニルエーテルは、当該技術において知られている任意の
方法を用いて製造することができる。好ましくは、酸触
媒を用いるカチオンリビング重合によってポリビニルエ
ーテルを製造する。
ニルエーテルは、当該技術において知られている任意の
方法を用いて製造することができる。好ましくは、酸触
媒を用いるカチオンリビング重合によってポリビニルエ
ーテルを製造する。
【0050】ブロックポリマーの含有量は、分散性組成
物の総質量を基準として好ましくは0.5質量%以上5
0質量%未満、さらに好ましくは1.0質量%以上40
質量%未満である。0.5質量%未満では所定の機能を
奏する物質をよく分散できない場合が有り,50質量%
以上では粘性が高くなりすぎて組成物として流動性が確
保できなかったり、溶媒の機能が充分発揮できない場合
が多くなる。
物の総質量を基準として好ましくは0.5質量%以上5
0質量%未満、さらに好ましくは1.0質量%以上40
質量%未満である。0.5質量%未満では所定の機能を
奏する物質をよく分散できない場合が有り,50質量%
以上では粘性が高くなりすぎて組成物として流動性が確
保できなかったり、溶媒の機能が充分発揮できない場合
が多くなる。
【0051】以上のような物質、材料を利用し、例えば
以下に示すような方法が本発明の製造方法として挙げら
れる。水溶媒中にブロックポリマーを分子溶解させる。
この時点において該ポリマー中のいずれのブロックも親
水性であることが好ましい。この溶液に顔料を加え、ホ
モジナイザー等で分散しつつ、ブロックポリマーの性質
が変化しミセルを形成する温度以上に徐々に温度変化さ
せる。徐々に温度変化する間に、あるブロックが疎水性
に変性していくことによって、該ブロックと顔料が吸着
し合い、顔料を分散しつつミセルが形成されていき、顔
料分散インクが製造される。従来、ポリマーを分子溶解
させる共通溶媒を使用し、透析法により顔料分散を実現
していたり、サンドミルやボールミルで長時間かけて分
散を実現していたりしたことに比較すると短時間で損失
溶媒、廃棄溶媒もなく、クリーンかつ簡便、低コストで
顔料分散インクを製造できる。
以下に示すような方法が本発明の製造方法として挙げら
れる。水溶媒中にブロックポリマーを分子溶解させる。
この時点において該ポリマー中のいずれのブロックも親
水性であることが好ましい。この溶液に顔料を加え、ホ
モジナイザー等で分散しつつ、ブロックポリマーの性質
が変化しミセルを形成する温度以上に徐々に温度変化さ
せる。徐々に温度変化する間に、あるブロックが疎水性
に変性していくことによって、該ブロックと顔料が吸着
し合い、顔料を分散しつつミセルが形成されていき、顔
料分散インクが製造される。従来、ポリマーを分子溶解
させる共通溶媒を使用し、透析法により顔料分散を実現
していたり、サンドミルやボールミルで長時間かけて分
散を実現していたりしたことに比較すると短時間で損失
溶媒、廃棄溶媒もなく、クリーンかつ簡便、低コストで
顔料分散インクを製造できる。
【0052】また、本発明の方法を用いて、有機溶媒中
に親水性固体を分散させることもできる。この場合に
は、有機溶媒中にブロックポリマーを分子溶解させる。
この時点において該ポリマー中のいずれのブロックも親
油性であることが好ましい。この溶液に親水性固体を加
え、ホモジナイザー等で分散しつつ、ブロックポリマー
の性質が変化しミセルを形成する温度以上に徐々に温度
変化させる。徐々に温度変化する間に、あるブロックが
親水性に変性していくことによって、該ブロックと親水
性固体が吸着し合い、親水性固体を分散しつつミセルが
形成されていき、W/O型分散性組成物が製造される。
に親水性固体を分散させることもできる。この場合に
は、有機溶媒中にブロックポリマーを分子溶解させる。
この時点において該ポリマー中のいずれのブロックも親
油性であることが好ましい。この溶液に親水性固体を加
え、ホモジナイザー等で分散しつつ、ブロックポリマー
の性質が変化しミセルを形成する温度以上に徐々に温度
変化させる。徐々に温度変化する間に、あるブロックが
親水性に変性していくことによって、該ブロックと親水
性固体が吸着し合い、親水性固体を分散しつつミセルが
形成されていき、W/O型分散性組成物が製造される。
【0053】より具体的な例として、ポリビニルエーテ
ル高分子のさらに具体的な例について説明する。水溶媒
中では、先に示したI-bのモノマー成分によるブロック
の性質については、Polymer Preprints, Japan Vol49,
No.12, 3653(2000)等に開示されているように昇温して
いくと約70℃で親水性から疎水性に変性する。また、I-
cのモノマー成分によるブロックの性質についてもPolym
er Preprints, JapanVol49, No.12, 3653(2000)等に開
示されているように昇温していくと約20℃で親水性か
ら疎水性に変性する。このことを利用し、I-bのモノマ
ー成分からなるブロックAとI-cのモノマー成分からな
るブロックBで構成されるABブロックポリマーを用い
ると約20℃以下では、AB両方のブロックセグメント
とも親水性であるため、水溶媒に対して分子溶解する。
20℃以下でこのブロックポリマーと親油性の顔料をホ
モジナイザー等で混合しつつ、徐々に昇温するよう温度
刺激を与えていくと、ブロックCが温度刺激に応答して
親水性から疎水性に変性しミセルを形成する過程で顔料
が分散され、分散組成物を形成することができる。
ル高分子のさらに具体的な例について説明する。水溶媒
中では、先に示したI-bのモノマー成分によるブロック
の性質については、Polymer Preprints, Japan Vol49,
No.12, 3653(2000)等に開示されているように昇温して
いくと約70℃で親水性から疎水性に変性する。また、I-
cのモノマー成分によるブロックの性質についてもPolym
er Preprints, JapanVol49, No.12, 3653(2000)等に開
示されているように昇温していくと約20℃で親水性か
ら疎水性に変性する。このことを利用し、I-bのモノマ
ー成分からなるブロックAとI-cのモノマー成分からな
るブロックBで構成されるABブロックポリマーを用い
ると約20℃以下では、AB両方のブロックセグメント
とも親水性であるため、水溶媒に対して分子溶解する。
20℃以下でこのブロックポリマーと親油性の顔料をホ
モジナイザー等で混合しつつ、徐々に昇温するよう温度
刺激を与えていくと、ブロックCが温度刺激に応答して
親水性から疎水性に変性しミセルを形成する過程で顔料
が分散され、分散組成物を形成することができる。
【0054】また、本発明の製造方法はインクジェット
用インク組成物の製造する方法として好ましく用いられ
る。
用インク組成物の製造する方法として好ましく用いられ
る。
【0055】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されない。
が、本発明はこれらの実施例に限定されない。
【0056】(実施例)ポリ[(2‐メトキシエチルビ
ニルエーテル)−b−(2−エトキシエチルビニルエー
テル)]を以下の手順により合成した。三方活栓を取り
付けたガラス容器内を窒素置換した後、窒素ガス雰囲気
下250℃に加熱し吸着水を除去した。系を室温に戻し
た後、MOVE(2‐メトキシエチルビニルエーテル)
12ミリモル、酢酸エチル16ミリモル、1−イソブト
キシエチルアセテート0.1ミリモル、およびトルエン
11mlを加え、反応系をさらに冷却した。系内温度が
0℃に達したところでエチルアルミニウムセスキクロリ
ド(ジエチルアルミニウムクロリドとエチルアルミニウ
ムジクロリドとの等モル混合物)を0.2ミリモルを加
え重合を開始し、ABブロックポリマーのA成分を合成
した。分子量を時分割に分子ふるいカラムクロマトグラ
フィー(GPC)を用いてモニタリングし、A成分の重
合完了を確認した。次いでEOVE(2−エトキシエチ
ルビニルエーテル)12ミリモルを添加して、B成分の
合成を行った。重合反応の停止は、系内に0.3質量%
のアンモニア/メタノール溶液を加えて行った。反応混
合物溶液をジクロロメタンにて希釈し、0.6M塩酸で
3回、次いで蒸留水で3回洗浄した。得られた有機相を
エバポレーターで濃縮・乾固したものを真空乾燥させ
て、目的物であるMOVE−EOVEジブロックポリマ
ーを得た。化合物の同定には、NMRおよびGPCを用
いて行い、いずれも満足のいくスペクトルを得ることが
できた。(Mn=2.5×104、Mn/Mw=1.3:
ここで、Mnは数平均分子量であり、Mwは重量平均分
子量である)。
ニルエーテル)−b−(2−エトキシエチルビニルエー
テル)]を以下の手順により合成した。三方活栓を取り
付けたガラス容器内を窒素置換した後、窒素ガス雰囲気
下250℃に加熱し吸着水を除去した。系を室温に戻し
た後、MOVE(2‐メトキシエチルビニルエーテル)
12ミリモル、酢酸エチル16ミリモル、1−イソブト
キシエチルアセテート0.1ミリモル、およびトルエン
11mlを加え、反応系をさらに冷却した。系内温度が
0℃に達したところでエチルアルミニウムセスキクロリ
ド(ジエチルアルミニウムクロリドとエチルアルミニウ
ムジクロリドとの等モル混合物)を0.2ミリモルを加
え重合を開始し、ABブロックポリマーのA成分を合成
した。分子量を時分割に分子ふるいカラムクロマトグラ
フィー(GPC)を用いてモニタリングし、A成分の重
合完了を確認した。次いでEOVE(2−エトキシエチ
ルビニルエーテル)12ミリモルを添加して、B成分の
合成を行った。重合反応の停止は、系内に0.3質量%
のアンモニア/メタノール溶液を加えて行った。反応混
合物溶液をジクロロメタンにて希釈し、0.6M塩酸で
3回、次いで蒸留水で3回洗浄した。得られた有機相を
エバポレーターで濃縮・乾固したものを真空乾燥させ
て、目的物であるMOVE−EOVEジブロックポリマ
ーを得た。化合物の同定には、NMRおよびGPCを用
いて行い、いずれも満足のいくスペクトルを得ることが
できた。(Mn=2.5×104、Mn/Mw=1.3:
ここで、Mnは数平均分子量であり、Mwは重量平均分
子量である)。
【0057】以上のように合成した感熱応答性ポリマー
を用いて以下のように分散インクを作成する。上記ポリ
マー4質量部とカーボンブラック(キャボット社MOGUL-
L)3質量部、水93質量部を10℃で混合する。混合
物をホモジナイザーに投入し分散しつつ、1℃/分の速
度で25℃(室温)まで昇温する。25℃(室温)に昇
温されると、顔料は、沈殿物なくきれいに分散される。
を用いて以下のように分散インクを作成する。上記ポリ
マー4質量部とカーボンブラック(キャボット社MOGUL-
L)3質量部、水93質量部を10℃で混合する。混合
物をホモジナイザーに投入し分散しつつ、1℃/分の速
度で25℃(室温)まで昇温する。25℃(室温)に昇
温されると、顔料は、沈殿物なくきれいに分散される。
【0058】これは前述したように上記ブロックポリマ
ーの片方が親水性から疎水性へ変性し、ミセルを形成す
るプロセスを利用して顔料を分散するものである。この
分散インク組成物をキヤノン株式会社製インクジェット
プリンター(商品名:BJF800)に装填すると、きれいに
印字できる。
ーの片方が親水性から疎水性へ変性し、ミセルを形成す
るプロセスを利用して顔料を分散するものである。この
分散インク組成物をキヤノン株式会社製インクジェット
プリンター(商品名:BJF800)に装填すると、きれいに
印字できる。
【0059】(比較例)温度変化、すなわち温度刺激を
与えないことを除いて実施例1を繰り返した。すなわ
ち、実施例1で用いた同じポリマー、顔料、溶剤を25
℃(室温)で混合し、ホモジナイザーによる分散を試み
た。しかしながら、ホモジナイザーで30分処理した後
にも、顔料沈殿物が存在していた。
与えないことを除いて実施例1を繰り返した。すなわ
ち、実施例1で用いた同じポリマー、顔料、溶剤を25
℃(室温)で混合し、ホモジナイザーによる分散を試み
た。しかしながら、ホモジナイザーで30分処理した後
にも、顔料沈殿物が存在していた。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
分散性の良好な機能性組成物を低コストにクリーンに製
造することができる。
分散性の良好な機能性組成物を低コストにクリーンに製
造することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 池上 正幸
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
(72)発明者 中澤 郁郎
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
Fターム(参考) 4J002 BP031 DE026 EC046 EC056
ED026 ED036 EH106 EU026
FD097 FD206 GT00 HA06
4J026 HA10 HA25 HA32 HA39 HB10
HB25 HB32 HB39 HB45 HB48
HE01
Claims (6)
- 【請求項1】 温度変化に応答してブロックポリマーに
ミセルを形成させる工程を有することを特徴とする、ブ
ロックポリマー、溶媒、および所定の機能を奏する物質
を含む分散性組成物の製造方法。 - 【請求項2】 前記ブロックポリマーはブロックの性質
が変化し、前記変化は、疎水性から親水性への変化、親
水性から疎水性への変化、または親水性の強度変化であ
ることを特徴とする請求項1に記載の分散性組成物の製
造方法。 - 【請求項3】 前記組成物中の溶媒は、水であることを
特徴とする請求項1または2に記載の分散性組成物の製
造方法。 - 【請求項4】 前記組成物中の所定の機能を奏する物質
は、顔料であることを特徴とする請求項1から3いずれ
かに記載の分散性組成物の製造方法。 - 【請求項5】 前記ブロックポリマーは、ポリビニルエ
ーテル構造を含むポリマーであることを特徴とする請求
項1から4いずれかに記載の分散性組成物の製造方法。 - 【請求項6】 前記ポリビニルエーテル構造の繰り返し
単位構造は、以下の式(1)である請求項5記載の分散
性組成物の製造方法。 −(CH2−CH(OR1))− (1) [式中、 R1は炭素数1から18までの直鎖、分岐または環状の
アルキル基、−Ph、−Pyr、−Ph−Ph、−Ph
−Pyr、または−(CH(R2)−CH(R3)−O)
l−R4および−(CH2)m−(O)n−R4からなる群か
ら選択され、R 1中の芳香環中の水素は炭素数1から4
の直鎖または分岐のアルキル基で置換することができ、
およびR1中の芳香環中の炭素は窒素で置換することが
でき、 lは1から18の整数から選択され、 mは1から36の整数から選択され、 nは0または1であり、 R2、R3はそれぞれ独立にH、もしくはCH3であり、
およびR4はH、炭素数1から18までの直鎖、分岐ま
たは環状のアルキル基、−Ph、−Pyr、−Ph−P
h、−Ph−Pyr、−CHO、−CH2CHO、−C
O−CH=CH2、−CO−C(CH3)=CH2、−C
H2COOR7からなり、R4が水素以外である場合、
R4中の炭素原子上の水素は、炭素数1から4の直鎖ま
たは分岐のアルキル基またはF、Cl、Brで置換する
ことができ、およびR4中の芳香環中の炭素は窒素で置
換することができる。R7はH、または炭素数1から5
のアルキル基である。]
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001209922A JP2003020381A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 分散性組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001209922A JP2003020381A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 分散性組成物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003020381A true JP2003020381A (ja) | 2003-01-24 |
Family
ID=19045494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001209922A Pending JP2003020381A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 分散性組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003020381A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005068410A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-17 | Canon Inc | 機能物質内包構造体及び機能物質分散組成物 |
| WO2006132429A1 (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-14 | Canon Kabushiki Kaisha | ブロックポリマーを含有する組成物 |
-
2001
- 2001-07-10 JP JP2001209922A patent/JP2003020381A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005068410A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-17 | Canon Inc | 機能物質内包構造体及び機能物質分散組成物 |
| WO2006132429A1 (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-14 | Canon Kabushiki Kaisha | ブロックポリマーを含有する組成物 |
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