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JP2003017573A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2003017573A
JP2003017573A JP2001195635A JP2001195635A JP2003017573A JP 2003017573 A JP2003017573 A JP 2003017573A JP 2001195635 A JP2001195635 A JP 2001195635A JP 2001195635 A JP2001195635 A JP 2001195635A JP 2003017573 A JP2003017573 A JP 2003017573A
Authority
JP
Japan
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circuit
variation
level
output
semiconductor integrated
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Pending
Application number
JP2001195635A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Tagami
浩康 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のプロセスおよび基本的なゲート回路の
みで実現でき、信号遅延量の選択が可能で、安定に出力
が得られ、製造が容易で廉価なばらつき検出手段を備え
た半導体集積回路の実現を課題とする。 【解決手段】 その個数を選択可能な複数の論理回路を
直列に接続して構成される遅延量調整回路1と、インバ
ータ2、3と、遅延量調整回路1およびインバータ3か
らの出力を同一のタイミングで記憶する第1のフリップ
フロップ4および第2のフリップフロップ5と、フリッ
プフロップ4およびフリップフロップ5の出力に基づき
遅延状態を判別するRSラッチ回路8とからなるばらつ
き検出回路を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
関し、特に遅延量のばらつきを補正する機能を有する半
導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】IC、LSI等の半導体集積回路におい
て、近年の高速動作化、高集積化に伴い、そのばらつき
補償技術は重要な課題となっている。ここでいうばらつ
きは、信号応答の遅延量の変動を指している。このよう
なばらつきは例えば、電源電圧の変動、周囲温度の変
化、製造プロセス変動によるトランジスの形成状況の変
化に伴う出力信号閾値・容量・抵抗値の変化などによっ
て発生する。
【0003】ばらつきを検出し動作補償を行う従来技術
の1つとして、例えば、特開平7−202131公報に
報告されたものがある。この従来技術によれば、製造プ
ロセスが変動しても特性が大きく変化することのないゲ
ート長が大きい素子と、製造プロセスが変動すると特性
が変化しやすいゲート長が小さい素子との、異なる2つ
のインバータ群からの出力信号変化タイミングを比較す
ることで、半導体のばらつき度を検出し、ラッチ回路に
て判別結果を保持する構成としている。
【0004】しかしながら、実際には、ゲート長の異な
るインバータを1枚のウェーハ上に形成することは非常
に繁雑であり、また開示されているラッチ回路の構成で
は、比較の対照としている2つのインバータ群からの出
力がほぼ同時に変化したときレーシングを引き起こし、
判別結果が不定となる可能性が高い。さらにインバータ
群による信号遅延量を選択する手段を備えていないた
め、設計時に、ばらつき判別の閾値、つまりインバータ
の挿入数を決定する必要があり、万が一、見積もりを誤
った場合には再度プロセス投入しなければならず、コス
トおよび設計工数、開発期間に大きく影響してしまうと
いう問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
ばらつき検出手段を備えた半導体集積回路では、ゲート
長の異なるインバータを1枚のウェーハ上に形成する必
要があり、また、インバータ群による信号遅延量を選択
する方法がなかった。このため、製造が繁雑であり、イ
ンバータ群からの出力の位相調整の方法がなく、これら
が製造コストや設計工数、開発期間に大きく影響してし
まうという問題があった。本発明は、これら一連の諸問
題を解決すべく、特殊な半導体製造プロセスおよびゲー
ト回路を用いず容易に半導体ばらつきを検出する手段を
提供するものである。すなわち本発明は、比較的簡単な
方法でこの問題を解決して、既存のプロセスおよび基本
的なゲート回路のみで実現でき、信号遅延量の選択が可
能で、安定に出力が得られ、製造が容易で廉価なばらつ
き検出手段を備えた半導体集積回路の実現を課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、電源電圧変動、周囲温度変化、製造プロ
セスの変動に起因する半導体素子のばらつきを検出する
ばらつき検出手段を有する半導体集積回路において、前
記ばらつき検出手段は、複数の論理回路を直列に接続し
てなる第1の遅延回路と、前記第1の遅延回路よりも多
い複数の論理回路を直列に接続してなる第2の遅延回路
と、前記第1の遅延回路および前記第2の遅延回路から
の出力を、所定の同一のタイミングで記憶する第1の記
憶回路および第2の記憶回路と、前記第1の記憶回路お
よび第2の記憶回路からの出力に基づき、遅延状態を判
別する判別回路とを具備して構成される。これにより、
特殊な半導体製造プロセスや特別なゲート回路を必要と
せず、既存のプロセスおよび基本的なゲート回路のみで
実現でき、信号遅延量の選択が可能で、安定に出力が得
られ、製造が容易で廉価なばらつき検出手段を備えた半
導体集積回路を実現することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる半導体集積
回路を添付図面を参照にして詳細に説明する。
【0008】図1に、本発明の半導体集積回路に組み込
まれるばらつき検出回路のブロック図を示す。図1にお
いて、符号1は遅延量調整回路、符号2および符号3は
インバータ、符号4は第1のフリップフロップ、符号5
は第2のフリップフロップ、符号6はNORゲート、符
号7はANDゲート、符号8はRSラッチ回路である。
また、図2にRSラッチ回路8の回路例を、図3に同期
式RSラッチ回路8の回路例を示し、図4に遅延量調整
回路1の回路例を示した。
【0009】図1において入力パルス、例えば動作周波
数クロックCKは、遅延量調整回路1の入力部と、第1
のフリップフロップ(以下F/F)4のCK入力部と、
第2のF/F5のCK入力部にそれぞれ入力される。遅
延量調整回路1に入力されたCKは、図4に示す遅延量
調整回路の回路例で2bitの遅延量調整データによっ
て決定される0から3の、いずれかのパスを通り、CK
より遅れたパルスD1として出力される。ここで、本実
施の形態では、遅延量調整データを2bitとしている
がこれに限るものではなく、3bit、4bit等とす
ることも考えられ、そのbit数に応じた多さの選択肢
を用意することが可能である。遅延量調整データは、ば
らつき検出回路以外のブロックや外部インターフェース
等から任意に設定が可能なものとするが、その構成につ
いては上記方法に限定されるものではない。また、遅延
量調整データによって決定される遅延量に関しても、本
実施の形態では、インバータを直列に接続したバスのう
ち、インバータ2つ分の遅延量ごとに選択する構成とし
ているが、これに限定されるものではない。
【0010】遅延量調整回路1から出力されたパルスD
1は、そのまま第1のF/F4ヘデータとして入力され
るとともに、インバータ2へ入力される。パルスD1は
インバータ2とインバータ3によって遅延されたパルス
D2として第2のF/F5ヘデータとして入力される。
これまでに述べられているインバータは、すべて同一の
ものであり、半導体ばらつきに対して特性変化は同様の
ものとする。
【0011】入力パルスCKおよびF/F4、5に入力
されるパルスD1、D2のタイミングチャートを図5に
示す。図5は、製造プロセスおよび周囲温度、動作電圧
などに起因する半導体ばらつきの度合が変化したときに
起こる各パルスの信号変化遅延を表したものである。こ
の内、図5(a)に記載の状態がばらつき度合が最も小
さいものであり、遅延量調整データは1であるものとし
て以下説明する。図5(b)、図5(d)、…図5
(g)と遅延量が大きくなっている。また、図6は図5
の各状態に対応する図1のばらつき検出回路の各部の信
号の真理値表である。
【0012】図5(a)において、D1はCKに対し図
1および図4記載の遅延量調整回路1によって、遅延量
調整データ1に対応する分、すなわちインバータ4つ分
遅延された状態で出力され、D2はD1に対しさらにイ
ンバータ2つ分遅延された状態で、それぞれ図1の第1
のF/F4および第2のF/F5に入力される。F/F
4およびF/F5へ入力されているCKが立ち上がる瞬
間、D1およびD2は常にLレベルであり、必然的にF
/Fからの出力Q1、Q2ともにLレベルとなる。ここ
で、NORゲート6の出力、つまりラッチ回路のリセッ
ト信号RはHレベルであり、ANDゲート7の出力、つ
まりラッチ回路のセット信号SはLレベルであるため、
図6の真理値表に示す通りラッチ回路からの出力、つま
りばらつき度判別出力信号はLレベルとなる。
【0013】図5(b)は図5(a)にくらべて、さら
にばらつき度が大きくなったときのタイミングチャート
であるが、D1に比べD2はインバータ2つ分多いパス
となっているため、ばらつきに対する遅延量の変化も大
きくなる。ここで、D2パルスの立下りがCK立ち上が
りとほぼ同時になっている様子がうかがえる。このとき
入力パルスD2はF/F5のセットアップタイムおよび
ホールドタイムの制約を受けるためF/F5の出力Q2
およびラッチ回路のリセット信号Rの信号レベルが不確
定となってしまう。しかしながら、F/F4に関しては
インバータ2および3による信号遅延が無いため、F/
F5の出力が不安定となっている状態でも安定した出力
信号(Lレベル)を得ることができる。このとき、ラッ
チ回路のセット信号SはLレベルに固定されているた
め、ラッチ回路出力の初期状態がLレベルの時、ラッチ
回路のリセット信号RがHレベルもしくはLレベルどち
らの状態でも出力はLレベルとなり、安定した状態を保
つ。また、ラッチ回路出力の初期状態がHレベルであっ
たとすると、ラッチ回路のリセット信号Rが一度でもH
レベルになったとき、出力はLレベルとなり、以降出力
信号はLレベルを保つ。
【0014】図5(c)は図5(b)よりも、さらにば
らつき度が大きくなったときのタイミングチャートであ
る。F/F4およびF/F5へ入力されているCKが立
ち上がる瞬間、D1は常にLレベルでありD2は常にH
レベルとなる。このことより、必然的にF/F4、5か
らの出力Q1はLレベル、Q2はHレベルとなる。ここ
で、ラッチ回路のリセット信号RはLレベル、セット信
号SもLレベルであるため、図6の真理値表に示す通り
ラッチ回路からの出力、つまりばらつき度判別出力信号
は、元の状態を保持することになる。
【0015】図5(d)は図5(c)よりもさらに、ば
らつき度が大きくなったときのタイミングチャートであ
る。D1パルスの立下りがCK立ち上がりとほぼ同時に
なっている様子がうかがえる。このとき入力パルスD1
は、F/F4のセットアップタイムおよびホールドタイ
ムの制約を受けるため、F/F4の出力Q1およびラッ
チ回路のセット信号Sの信号レベルが不確定となってし
まう。しかしながら、F/F5に関してはインバータ2
およびインバータ3による信号遅延があるため、F/F
4の出力が不安定となっている状態でも安定した出力信
号(Hレベル)を得ることができる。このときラッチ回
路のリセット信号RはLレベルに固定されているため、
ラッチ回路出力の初期状態がLレベルであったとする
と、ラッチ回路のセット信号Sが一度でもHレベルにな
ったとき、出力はHレベルとなり、以降出力信号はHレ
ベルを保つ。また、ラッチ回路出力の初期状態がHレベ
ルの時、セット信号SがHレベルもしくはLレベルのど
ちらの状態でも、ラッチ回路からの出力はHレベルとな
り、いずれにしても安定してHレベル状態を保つ。
【0016】図5(e)は図5(d)よりも、さらにば
らつき度が大きくなったときのタイミングチャートであ
る。F/F4およびF/F5へ入力されているCKが立
ち上がる瞬間、D1およびD2は常にHレベルとなり、
必然的にF/F4、5からの出力Q1、Q2ともにHレ
ベルとなる。ここで、ラッチ回路のリセット信号RはL
レベル、セット信号SはHレベルであるため、図6の真
理値表に示す通りラッチ回路からの出力、つまりばらつ
き度判別出力信号はHレベルとなる。
【0017】図5(f)は図5(e)よりも、さらにば
らつき度が大きくなったときのタイミングチャートであ
る。D2パルスの立ち上がりがCK立ち上がりとほぼ同
時になっている様子がうかがえる。このとき入力パルス
D2はF/F5のセットアップタイムおよびホールドタ
イムの制約を受けるためF/F5の出力Q2およびラッ
チ回路のセット信号Sの信号レベルが不確定となってし
まう。しかしながら、F/F4に関してはインバータ2
および3による信号遅延が無いため、F/F5の出力が
不安定となっている状態でも安定した出力信号(Hレベ
ル)を得ることができる。このときラッチ回路のリセッ
ト信号RはLレベルに固定されているため、ラッチ回路
出力の初期状態がLレベルであったとすると、ラッチ回
路のセット信号Sが一度でもHレベルになったとき出力
はHレベルとなり、以降出力信号はHレベルを保つ。ま
た、ラッチ回路出力の初期状態がHレベルの時、セット
信号SがHレベルもしくはLレベルどちらの状態でもラ
ッチ回路からの出力はHレベルとなり、いずれにしても
安定してHレベル状態を保つ。
【0018】図5(g)は図5(f)よりも、さらにば
らつき度が大きくなったときのタイミングチャートであ
る。F/F4およびF/F5へ入力されているCKが立
ち上がる瞬間、D1は常にHレベルでありD2は常にL
レベルとなる。このことにより、必然的にF/Fからの
出力Q1はHレベル、Q2はLレベルになる。ここで、
ラッチ回路のリセット信号RはLレベル、セット信号S
もLレベルであるため、図6の真理値表に示す通りラッ
チ回路からの出力、つまりばらつき度判別出力信号は元
の状態を保持することになる。
【0019】以上の通り、半導体ばらつきによって変化
するインバータの遅延量を同位相の入力パルス、本実施
の形態ではCKの立ち上がりによってラッチすること
で、ばらつき度の検出を実現することができる。また、
図1における遅延量調整回路1によってばらつきに対す
るD1およびD2の遅延量を調整することで、ばらつき
度判別出力信号が変化する閾値、つまりF/F4および
F/F5へ入力されるパルスとF/F4およびF/F5
の動作用クロック立ち上がりタイミングとの位相差を調
整することが可能である。このことにより、いかなる動
作周波数のシステムにおいてもばらつき検出が実現でき
るとともに、半導体回路形成後であっても任意に、かつ
容易にばらつき度判別の閾値設定が可能である。
【0020】また、図1のインバータ2およびインバー
タ3によって、第1のF/F4と第2のF/F5へ入力
される信号に位相差をつけることで、ばらつき判別の閾
値を2つ持つことになり、図5(b)、図5(d)、図
5(f)のようにF/FのCK立ち上がりと入力信号の
変化タイミングがほぼ同時となり、レーシングを起こす
可能性がある場合でも、もう一方のF/Fは出力が安定
しているため、判別出力信号も不安定になることは無
く、図6に示すような検出結果を得られる。
【0021】図1においてRSラッチ回路は、図2に示
すような回路例が考えられる他、図3に示すような回路
構成も考えられる。図2のラッチ回路例では、入力Sに
Hレベルの信号が入った場合、即座にラッチ回路がセッ
ト状態、つまり出力がHレベルになり、入力RにHレベ
ルの信号が入った場合、即座にラッチ回路がリセット状
態、つまり出力がLレベルになる。一方、図3のラッチ
回路例は、基本的に図2のラッチ回路例と同様の動作と
なるが、CKの立ち上がりに同期した形で出力信号が変
化する。図3に示すようなラッチ回路を採用すれば、ば
らつき度の判別出力信号はCKに完全に同期したタイミ
ングで変化するので、回路のマスタークロックをばらつ
き検出回路の入力パルスとするならば、システムLSI
の同期設計に取り入れることも容易である。
【0022】また、低消費電力化を考えるのであれば、
例えば任意のタイミングで数クロック分パルスを入力す
ることで半導体ばらつきは十分検出可能である。図1〜
図3の回路構成はこれに限るものではなく、リセットや
プリセット機能を盛り込む例も考えられるほか、図1に
おいてはF/F4およびF/F5より後段の回路に関し
て、本実施の形態以外の回路構成でも、検出結果を得る
ことが可能であるのは言うまでも無い。
【0023】本発明の半導体集積回路のばらつき検出回
路は、図1からもわかるように特殊な製造プロセスや特
殊なゲート回路を用いず既存の製造プロセスおよび基本
的なゲート回路によって実現可能な物であり、その回路
構成も簡潔であることからいかなる半導体回路にも容易
に取り入れることが可能で半導体集積回路のばらつき検
出手段として非常に有効であると考えられる。また、ば
らつき度検出の閾値、つまりF/Fへ入力されるパルス
の信号遅延量を調整できる構成にしたことで、F/Fへ
入力されるパルスとF/F動作用クロックの立ち上がり
タイミングとの位相差が任意に設定でき、いかなる動作
周波数のシステムにおいてもばらつき検出が可能になる
とともに、半導体回路形成後であっても任意に、かつ容
易にばらつき度判別の閾値設定が可能になった。これら
のことにより、製造コストおよび設計工数の増大を抑制
する効果が期待できる。
【0024】また、マスタークロックに同期した構成、
つまり入力パルスをマスタークロックとした場合には他
の回路と完全に同期した形でばらつき判別出力信号が変
化するため、同期設計に取り入れることも容易である。
常にマスタークロックを入力し、ばらつき度をサンプリ
ングする回路構成とすれば、周囲温度変化などによる半
導体ばらつきが即座に検出でき、これに起因する誤動作
を防ぐ制御もリアルタイムで対応が可能である。低消費
電力化を考えるのであれば、例えば任意のタイミングで
数クロック分パルスを入力することで半導体ばらつきは
十分検出可能である。
【0025】また、判別出力信号が不安定にならないラ
ッチ回路構成としたことで、信頼性の高いばらつき検出
回路となった。ばらつき検出回路の判別出力信号は、例
えば外部同期システムのタイミング制御などに利用でき
る他、温度や製造プロセスのばらつきによって引き起こ
るクロックスキューなど、タイミング的な問題の抑制を
目的とする様々な制御、例えば回路の駆動電圧の制御や
クロックパス、データパスの選択制御等々に利用可能で
ある。
【0026】さらに、このばらつき検出回路の検出結果
に対応して、ばらつきの補正を行う回路、例えば、他の
半導体回路に供給する電位を変化させる電位供給手段を
設けるなどの方法によって、ばらつきが発生した場合で
も安定な動作が可能な半導体集積回路を容易に実現する
ことができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
発明は、半導体集積回路において、ばらつき検出手段
を、複数の論理回路を直列に接続してなる第1の遅延回
路と、第1の遅延回路よりも多い複数の論理回路を直列
に接続してなる第2の遅延回路と、第1の遅延回路およ
び第2の遅延回路からの出力を、所定の同一のタイミン
グで記憶する第1の記憶回路および第2の記憶回路と、
第1の記憶回路および第2の記憶回路からの出力に基づ
き、遅延状態を判別する判別回路とから構成する。これ
により、特殊な半導体製造プロセスや特別なゲート回路
を用いず、既存のプロセスおよび基本的なゲート回路の
みで実現でき、信号遅延量の選択が可能で、安定に出力
が得られ、製造が容易で廉価なばらつき検出手段を備え
た半導体集積回路を実現することができる。また、この
発明のばらつき検出手段はシステムLSIの同期設計に
組み込むことが容易であり、製造プロセスおよび動作周
波数等に応じて、任意にばらつき度に対する閾値設定が
可能であるなどの利点を有している。
【0028】本発明の請求項2の発明は、ばらつき検出
手段の出力に応じてばらつき補正を行うばらつき補正手
段を備えることを特徴とする。これにより、ばらつきの
発生に対しても安定な動作が可能で素子間のばらつきを
少なくできる半導体集積回路を実現することができる。
【0029】本発明の請求項3の発明は、判別回路がR
Sラッチ回路で構成されることを特徴とする。これによ
り、簡単な構成で安定に検出を行うことが可能なばらつ
き検出手段を有する半導体集積回路を実現することがで
きる。
【0030】本発明の請求項4の発明は、第1のおよび
第2の遅延回路の直列に接続された論理回路の数は外部
信号により選択可能にする。これにより、F/Fへ入力
されるパルスとF/F動作用クロックの位相差を任意に
設定することができ、いかなる動作周波数のシステムに
おいても安定なばらつき検出が可能で、回路形成後であ
っても任意にかつ容易に判別の閾値設定が可能なばらつ
き検出手段を有する半導体集積回路を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路のばらつき検出回路の
ブロック図。
【図2】図1のばらつき検出回路に用いられるRSラッ
チ回路の回路図。
【図3】図1のばらつき検出回路に用いられる同期式R
Sラッチ回路の回路図。
【図4】図1のばらつき検出回路に用いられる遅延量調
整回路の回路図。
【図5】ばらつき変動に対応する入力パルスCKおよび
パルスD1、D2のタイミングチャート。
【図6】図5のばらつき変動に対応するばらつき検出回
路の各部の信号の真理値表。
【符号の説明】
1…遅延量調整回路、2、3…インバータ、4…第1の
フリップフロップ、5…第2のフリップフロップ、6…
NORゲート、7…ANDゲート、8…RSラッチ回
路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧変動、周囲温度変化、製造プロ
    セスの変動に起因する半導体素子のばらつきを検出する
    ばらつき検出手段を有する半導体集積回路において、 前記ばらつき検出手段は、 複数の論理回路を直列に接続してなる第1の遅延回路
    と、 前記第1の遅延回路よりも多い複数の論理回路を直列に
    接続してなる第2の遅延回路と、 前記第1の遅延回路および前記第2の遅延回路からの出
    力を、所定の同一のタイミングで記憶する第1の記憶回
    路および第2の記憶回路と、 前記第1の記憶回路および第2の記憶回路からの出力に
    基づき、遅延状態を判別する判別回路とを具備して構成
    されることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記ばらつき検出手段の出力に応じてば
    らつき補正を行うばらつき補正手段を備えることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記判別回路はRSラッチ回路で構成さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回
    路。
  4. 【請求項4】 前記第1の遅延回路および前記第2の遅
    延回路の直列に接続された論理回路の数は外部信号によ
    り選択可能であることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体集積回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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