JP2003014088A - 駆動伝達用ギヤ - Google Patents
駆動伝達用ギヤInfo
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- JP2003014088A JP2003014088A JP2001201155A JP2001201155A JP2003014088A JP 2003014088 A JP2003014088 A JP 2003014088A JP 2001201155 A JP2001201155 A JP 2001201155A JP 2001201155 A JP2001201155 A JP 2001201155A JP 2003014088 A JP2003014088 A JP 2003014088A
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- transmission gear
- gear
- power transmission
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像形成装置の低振動化、画像品質の向上、
低騒音化等を図ることができる動力伝達用ギヤを提供す
ること。 【構成】 露光プロセスにレーザーを採用した電子写真
プロセスの画像形成装置の動力源から感光ドラムに回転
動力を伝達する駆動伝達用ギヤ101において、剛性向
上のための部材であって、外周に歯面と同位相の凹凸を
有して成る剛性部材201を取り付ける。
低騒音化等を図ることができる動力伝達用ギヤを提供す
ること。 【構成】 露光プロセスにレーザーを採用した電子写真
プロセスの画像形成装置の動力源から感光ドラムに回転
動力を伝達する駆動伝達用ギヤ101において、剛性向
上のための部材であって、外周に歯面と同位相の凹凸を
有して成る剛性部材201を取り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
を用いて画像を形成する装置の動力伝連用ギヤに関する
ものである。
を用いて画像を形成する装置の動力伝連用ギヤに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】公知のレーザビームプリンタ(以下、L
BPと略す)を図19に基づいて説明する。
BPと略す)を図19に基づいて説明する。
【0003】図19は本発明に対する従来例を示すLB
Pの断面図であり、給紙カセット3101に収納されて
いる転写材Pは、給紙ローラ3102によって給紙さ
れ、搬送ローラ3103によって搬送される。そして、
転写材Pは、感光ドラム3104と同期して搬送され、
感光ドラム3104上のトナー像が転写ローラ3105
により該転写材Pに転写され、定着器3106によりト
ナー像が転写材Pに定着された後、転写材Pは定着排紙
ローラ3107によって排紙トレイ109に排出され
る。
Pの断面図であり、給紙カセット3101に収納されて
いる転写材Pは、給紙ローラ3102によって給紙さ
れ、搬送ローラ3103によって搬送される。そして、
転写材Pは、感光ドラム3104と同期して搬送され、
感光ドラム3104上のトナー像が転写ローラ3105
により該転写材Pに転写され、定着器3106によりト
ナー像が転写材Pに定着された後、転写材Pは定着排紙
ローラ3107によって排紙トレイ109に排出され
る。
【0004】一方、レーザビームスキャナユニット31
10により感光ドラム3104上に潜像が形成され、潜
像は現像器が供給するトナーによって現像されてトナー
像として顕像化される。尚、3111は感光ドラム31
04上を一様に帯電する帯電ローラである。
10により感光ドラム3104上に潜像が形成され、潜
像は現像器が供給するトナーによって現像されてトナー
像として顕像化される。尚、3111は感光ドラム31
04上を一様に帯電する帯電ローラである。
【0005】図20はLBPのレーザビームスキャナユ
ニット3110の平面図であり、レーザユニット320
1から発せられたレーザ光線は、レンズ3202を介し
てスキャニングミラー3203に達する。高回転数で回
転しているスキャニングミラー3203で反射したレー
ザ光線は、結像レンズ3204を介して反射ミラー32
06で角度を変え、図19に示した感光ドラム3104
に達し、回転している感光ドラム3104上に潜像を形
成する。
ニット3110の平面図であり、レーザユニット320
1から発せられたレーザ光線は、レンズ3202を介し
てスキャニングミラー3203に達する。高回転数で回
転しているスキャニングミラー3203で反射したレー
ザ光線は、結像レンズ3204を介して反射ミラー32
06で角度を変え、図19に示した感光ドラム3104
に達し、回転している感光ドラム3104上に潜像を形
成する。
【0006】このプロセスが行われている際に、図21
に示すメインモータ3301から感光ドラム3104に
回転動力を伝達しているギヤ3302に機械的な振動が
伝達してしまうと、感光ドラム3104の回転の一様性
を悪化させてしまい、その結果、メディア上に形成され
た画像に悪影響を及ぼすことになる。
に示すメインモータ3301から感光ドラム3104に
回転動力を伝達しているギヤ3302に機械的な振動が
伝達してしまうと、感光ドラム3104の回転の一様性
を悪化させてしまい、その結果、メディア上に形成され
た画像に悪影響を及ぼすことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年発売されるLBP
では、機器のサイズはより小さく、メディアヘのプリン
ト速度はより速くという傾向にある。換言すれば、機器
の剛性はより小さく、各種動作による振動エネルギーは
より大きく、周波数的には高周波数帯域に推移してい
る。従って、以前のLBPでは励振されていなかった振
動モードが近年のものでは可成りの確度で励振されてお
り、この結果として不快な騒音、出力結果である画像へ
の外乱へと結び付いている。その騒音、画像への外乱の
一因となっているのが動力伝達のためのギヤであり、こ
のギヤの剛性不足が前記問題を引き起こす度合いは大き
い。
では、機器のサイズはより小さく、メディアヘのプリン
ト速度はより速くという傾向にある。換言すれば、機器
の剛性はより小さく、各種動作による振動エネルギーは
より大きく、周波数的には高周波数帯域に推移してい
る。従って、以前のLBPでは励振されていなかった振
動モードが近年のものでは可成りの確度で励振されてお
り、この結果として不快な騒音、出力結果である画像へ
の外乱へと結び付いている。その騒音、画像への外乱の
一因となっているのが動力伝達のためのギヤであり、こ
のギヤの剛性不足が前記問題を引き起こす度合いは大き
い。
【0008】動力伝達用ギヤのような円盤のような形状
のものでは、通常膜モード(ギヤの全周同位相で振動す
るモード)が最も低周波数帯域に1次モードとして現
れ、次の2次モードは円周の法線に垂直な方向の節を持
つ、円周の位置によって位相が異なるモードとなり、高
次になるに従って円周の法線に垂直な方向の節が増加す
る。このため、先ず1次モードに対する剛性(モード等
価剛性)を大きくするには、円の半径方向の曲げ剛性を
大きくすることが必要であり、2次モード以上に対する
モード等価剛性を大きくするには、円の半径方向と円周
方向両方の曲げ剛性を大きくする必要がある。この剛性
向上のための対策として、従来は樹脂系のギヤにおいて
はリブを設けることが行われていた。又、材質変更によ
る対策としては、金属のギヤを採用していた。
のものでは、通常膜モード(ギヤの全周同位相で振動す
るモード)が最も低周波数帯域に1次モードとして現
れ、次の2次モードは円周の法線に垂直な方向の節を持
つ、円周の位置によって位相が異なるモードとなり、高
次になるに従って円周の法線に垂直な方向の節が増加す
る。このため、先ず1次モードに対する剛性(モード等
価剛性)を大きくするには、円の半径方向の曲げ剛性を
大きくすることが必要であり、2次モード以上に対する
モード等価剛性を大きくするには、円の半径方向と円周
方向両方の曲げ剛性を大きくする必要がある。この剛性
向上のための対策として、従来は樹脂系のギヤにおいて
はリブを設けることが行われていた。又、材質変更によ
る対策としては、金属のギヤを採用していた。
【0009】しかし、樹脂系のギヤにおいてはその歯面
の裏側までリブを延ばさないと大きな効果を示さなが、
そこまでリブを延ばすと成型後の収縮により歯面精度に
悪影響を及ぼしてしまうという問題が生ずる。
の裏側までリブを延ばさないと大きな効果を示さなが、
そこまでリブを延ばすと成型後の収縮により歯面精度に
悪影響を及ぼしてしまうという問題が生ずる。
【0010】又、金属のギヤを採用すると、該ギヤの噛
み合い部にグリスが不可欠となり、製造コストの増大に
繋がる。
み合い部にグリスが不可欠となり、製造コストの増大に
繋がる。
【0011】更に、近年のプリンタ製品開発においては
機能部品やパーツ、金型代が掛かる大型成型部品、高精
度部品を複数の製品(例えば、プリント速度を変更した
製品)に対して共通で用いる部品流用が行われている。
機能部品やパーツ、金型代が掛かる大型成型部品、高精
度部品を複数の製品(例えば、プリント速度を変更した
製品)に対して共通で用いる部品流用が行われている。
【0012】先ず、駆動力伝達用ギヤの半径方向の曲げ
剛性、円周方向の曲げ剛性が画像に悪影響が現れないよ
うな仕様で、且つ、コストに対しても配慮した最適なギ
ヤを設計し、それを組み込んだ製品Aが出来上がる。
剛性、円周方向の曲げ剛性が画像に悪影響が現れないよ
うな仕様で、且つ、コストに対しても配慮した最適なギ
ヤを設計し、それを組み込んだ製品Aが出来上がる。
【0013】その次世代の製品として、全く同様のギヤ
を適用して製品Aよりプリントスピードが速い製品Bを
開発しようとした場合、製品Bのプリントスピードにお
いて、駆動力伝達用ギヤが大きく振動してしまい、画像
に悪影響が出てしまうという問題が生ずることがある。
を適用して製品Aよりプリントスピードが速い製品Bを
開発しようとした場合、製品Bのプリントスピードにお
いて、駆動力伝達用ギヤが大きく振動してしまい、画像
に悪影響が出てしまうという問題が生ずることがある。
【0014】これは製品Bの場合、ギヤの噛み合い周波
数、或はその他の振動源の振動エネルギーの周波数とギ
ヤの固有振動数が近接或は一致していることが原因であ
り、製品Aではこの問題は起こらない。
数、或はその他の振動源の振動エネルギーの周波数とギ
ヤの固有振動数が近接或は一致していることが原因であ
り、製品Aではこの問題は起こらない。
【0015】上記製品Bにおいて生ずる現象に対する対
策として、従来は新規部品(この例の場合はギヤ)を新
規に設計することにより解決していた。異なった形状の
機構部品を新たに作製すると、金型作製や製造工程の変
更等により、製造コストを引き上げることになる。特
に、重要な機能部品、高精度な部品、大型部品において
はコストアップに繋がるばかりでなく、製品品質に与え
る影響も大きい。
策として、従来は新規部品(この例の場合はギヤ)を新
規に設計することにより解決していた。異なった形状の
機構部品を新たに作製すると、金型作製や製造工程の変
更等により、製造コストを引き上げることになる。特
に、重要な機能部品、高精度な部品、大型部品において
はコストアップに繋がるばかりでなく、製品品質に与え
る影響も大きい。
【0016】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、画像形成装置の低振動化、画
像品質の向上、低騒音化等を図ることができる動力伝達
用ギヤを提供することにある。
で、その目的とする処は、画像形成装置の低振動化、画
像品質の向上、低騒音化等を図ることができる動力伝達
用ギヤを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、露光プロセスにレーザーを採用した電子
写真プロセスの画像形成装置の動力源から感光ドラムに
回転動力を伝達する駆動伝達用ギヤにおいて、剛性向上
のための部材であって、外周に歯面と同位相の凹凸を有
して成る剛性部材を取り付けたことを特徴とする。
め、本発明は、露光プロセスにレーザーを採用した電子
写真プロセスの画像形成装置の動力源から感光ドラムに
回転動力を伝達する駆動伝達用ギヤにおいて、剛性向上
のための部材であって、外周に歯面と同位相の凹凸を有
して成る剛性部材を取り付けたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0019】<実施の形態1>図1〜図6を用いて本発
明の実施の形態1について説明する。尚、図1は本発明
の実施の形態1に係る画像形成装置の動力伝達用ギヤの
正面図、図2は同ギヤの断面図、図3は同ギヤの背面図
である。
明の実施の形態1について説明する。尚、図1は本発明
の実施の形態1に係る画像形成装置の動力伝達用ギヤの
正面図、図2は同ギヤの断面図、図3は同ギヤの背面図
である。
【0020】本発明に係る動力伝達用ギヤ101は、剛
性部材201と共にインサート成形されている。
性部材201と共にインサート成形されている。
【0021】図4は剛性部材201を取り付けていない
場合における振動変位伝達関数を示す図である。図4に
おいて、製品Aにおけるギヤ101の噛み合い周波数を
ωAとし、図1の状態におけるギヤ101の固有振動数
をω1 とする。この場合、ω A はω1 より可成り低周波
数帯域に存在し、この振動変位伝達関数によってギヤ1
01の噛み合いによって生ずる振動は増幅されず、結果
として製品Aによって出力される転写材P上の画像は外
乱の少ないものとなる。
場合における振動変位伝達関数を示す図である。図4に
おいて、製品Aにおけるギヤ101の噛み合い周波数を
ωAとし、図1の状態におけるギヤ101の固有振動数
をω1 とする。この場合、ω A はω1 より可成り低周波
数帯域に存在し、この振動変位伝達関数によってギヤ1
01の噛み合いによって生ずる振動は増幅されず、結果
として製品Aによって出力される転写材P上の画像は外
乱の少ないものとなる。
【0022】しかし、製品Aとメカニカルな構成を同じ
くして、プリントスピードを上げた製品B1を作製しよ
うとした場合、図4において製品Bのギヤ101も噛み
合い周波数はωB となり、ギヤ101固有振動数ω1 と
ωB は非常に近接な周波数帯域に存在することになる
と、ギヤ101の噛み合いに起因する振動は、固有振動
数ω1 を持つ振動モードにより大きく増幅されてしま
い、結果として製品Bによって出力される転写材P上の
画像は外乱が目立つものとなってしまい、製品B1の画
像品質は著しく低いものとなってしまう。
くして、プリントスピードを上げた製品B1を作製しよ
うとした場合、図4において製品Bのギヤ101も噛み
合い周波数はωB となり、ギヤ101固有振動数ω1 と
ωB は非常に近接な周波数帯域に存在することになる
と、ギヤ101の噛み合いに起因する振動は、固有振動
数ω1 を持つ振動モードにより大きく増幅されてしま
い、結果として製品Bによって出力される転写材P上の
画像は外乱が目立つものとなってしまい、製品B1の画
像品質は著しく低いものとなってしまう。
【0023】そこで、図1〜図3に示すように剛性部材
201をギヤ101に取り付けると、振動変位伝達関数
は図5に示すように変化する。図1〜図3に示すように
剛性部材201をギヤ101に取り付けることにより、
ギヤ101の固有振動数は図5に示すようにω1 ’に移
動し、製品Bのギヤ101の噛み合い周波数ωB はω
1 ’より可成り低周波数帯域に位置することになり、ω
1 ’が固有振動数である振動モードによって増幅される
ことはなくなり、製品B2による画像品質は良好なレベ
ルとなる。
201をギヤ101に取り付けると、振動変位伝達関数
は図5に示すように変化する。図1〜図3に示すように
剛性部材201をギヤ101に取り付けることにより、
ギヤ101の固有振動数は図5に示すようにω1 ’に移
動し、製品Bのギヤ101の噛み合い周波数ωB はω
1 ’より可成り低周波数帯域に位置することになり、ω
1 ’が固有振動数である振動モードによって増幅される
ことはなくなり、製品B2による画像品質は良好なレベ
ルとなる。
【0024】製品B2より更にプリントスピードを上げ
た製品を作製する際には、図5においてギヤ101に取
り付けられている剛性部材201の板厚を大きくするこ
とにより、良好な画像品質を得ることができる。
た製品を作製する際には、図5においてギヤ101に取
り付けられている剛性部材201の板厚を大きくするこ
とにより、良好な画像品質を得ることができる。
【0025】又、剛性部材201は、図6に示すよう
に、ギヤ101の波面形状と回転方向に同位相の凹凸を
有しており、このことにより、剛性部材201の外周と
ギヤ101との歯面のクリアランスに充填される充填材
の厚さが一定になり、成型後の材料の収縮によるギヤ1
01の歯面精度の悪化を最小限に抑えることができ、画
像品質を良好に保つことができる。そして、周方向の剛
性の変化も最小限に抑えることができ、ギヤ101の振
動モードの形状は、膜モード等の単純な円形板に特有な
モードのみとなり、剛性を上げることで対策が可能とな
る。
に、ギヤ101の波面形状と回転方向に同位相の凹凸を
有しており、このことにより、剛性部材201の外周と
ギヤ101との歯面のクリアランスに充填される充填材
の厚さが一定になり、成型後の材料の収縮によるギヤ1
01の歯面精度の悪化を最小限に抑えることができ、画
像品質を良好に保つことができる。そして、周方向の剛
性の変化も最小限に抑えることができ、ギヤ101の振
動モードの形状は、膜モード等の単純な円形板に特有な
モードのみとなり、剛性を上げることで対策が可能とな
る。
【0026】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、画像形成装置のプリントスピードが異なる場合にお
いても、高精度が要求されるギヤを複数の製品に亘って
使用することができる。動力伝連用ギヤは、回転部材の
回転動力を伝達する部品であるため、その精度がそのま
ま回転精度の善し悪しに繋がる。従って、金型に掛かる
コストも大きいものであり、高機能、高価格の製品を複
数の製品で使用できるメリットは非常に大きい。又、こ
のギヤ構成は、共通部品を使用した上で剛性部材を取り
付けるという単純な構成でありながら、振動を低減し、
高画質、低騒音の高性能な画像形成装置を実現すること
ができる。そして、剛性部材201は単一材料から成っ
ているため、製造工程は単純であり、コストも安価なも
のである。更に、構成が単純であるため、剛性部材20
1を装着した場合の固有振動数の変化のシミュレーショ
ンも容易、且つ、高精度で行うことができ、開発効率も
良い。
ば、画像形成装置のプリントスピードが異なる場合にお
いても、高精度が要求されるギヤを複数の製品に亘って
使用することができる。動力伝連用ギヤは、回転部材の
回転動力を伝達する部品であるため、その精度がそのま
ま回転精度の善し悪しに繋がる。従って、金型に掛かる
コストも大きいものであり、高機能、高価格の製品を複
数の製品で使用できるメリットは非常に大きい。又、こ
のギヤ構成は、共通部品を使用した上で剛性部材を取り
付けるという単純な構成でありながら、振動を低減し、
高画質、低騒音の高性能な画像形成装置を実現すること
ができる。そして、剛性部材201は単一材料から成っ
ているため、製造工程は単純であり、コストも安価なも
のである。更に、構成が単純であるため、剛性部材20
1を装着した場合の固有振動数の変化のシミュレーショ
ンも容易、且つ、高精度で行うことができ、開発効率も
良い。
【0027】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図7〜図12に基づいて説明する。
態2を図7〜図12に基づいて説明する。
【0028】本実施の形態では、前記実施の形態1で説
明した動力伝達用ギヤ101内にインサートされている
剛性部材201に対し、外径は変えず、内径を大きくし
た剛性部材801と共にインサート成形した駆動力伝達
用ギヤ701を採用する。
明した動力伝達用ギヤ101内にインサートされている
剛性部材201に対し、外径は変えず、内径を大きくし
た剛性部材801と共にインサート成形した駆動力伝達
用ギヤ701を採用する。
【0029】図10は剛性部材801を取り付けていな
い場合の動力伝達用ギヤの回転軸方向の振動変位伝達関
数を示す図である。
い場合の動力伝達用ギヤの回転軸方向の振動変位伝達関
数を示す図である。
【0030】動力伝達用ギヤの噛み合い周波数をωC の
製品に組み込んだ場合、ωC は動力伝達用ギヤの回転軸
軸方向の固有振動数ω1 と近接しているため、動力伝達
用ギヤの噛み合いピッチの周期的な外乱がプリントされ
た結果の画像に現れることになる。
製品に組み込んだ場合、ωC は動力伝達用ギヤの回転軸
軸方向の固有振動数ω1 と近接しているため、動力伝達
用ギヤの噛み合いピッチの周期的な外乱がプリントされ
た結果の画像に現れることになる。
【0031】この場合、図7〜図9に示すように、剛性
部材801と共に動力伝達用ギヤ701を成形すること
により、動力伝達用ギヤ701の振動変位伝達関数は図
11に示すようになる。図10のω1 を固有振動数に持
つ振動モードにとっては、剛性部材801はモード等価
質量の増加として働き、固有振動数ω1 は低周波数帯域
のω1 ’に変化する。それに対し、図10中のω2 を固
有振動数に持つ振動モードにとって剛性部材801はモ
ード等価剛性の増加として作用するため、固有振動数ω
2 は、高周波数帯域のω2 ’へと移動する。 (∵ωn0=√(k/m) ωn0:無減衰固有振動数、
m:モード等価質量、k:モード等価質量剛性) これにより、ギヤの噛み合い周波数ωC は、何れの振動
モードにより増幅される帯域より外れ、結果として製品
Cにより出力される画像は外乱の少ないものとなる。
部材801と共に動力伝達用ギヤ701を成形すること
により、動力伝達用ギヤ701の振動変位伝達関数は図
11に示すようになる。図10のω1 を固有振動数に持
つ振動モードにとっては、剛性部材801はモード等価
質量の増加として働き、固有振動数ω1 は低周波数帯域
のω1 ’に変化する。それに対し、図10中のω2 を固
有振動数に持つ振動モードにとって剛性部材801はモ
ード等価剛性の増加として作用するため、固有振動数ω
2 は、高周波数帯域のω2 ’へと移動する。 (∵ωn0=√(k/m) ωn0:無減衰固有振動数、
m:モード等価質量、k:モード等価質量剛性) これにより、ギヤの噛み合い周波数ωC は、何れの振動
モードにより増幅される帯域より外れ、結果として製品
Cにより出力される画像は外乱の少ないものとなる。
【0032】又、前記実施の形態1と同様に、剛性部材
801は、図12に示すように、ギヤ101の波面形状
と回転方向に同位相の凹凸を有しており、このことによ
り、剛性部材801の外周とギヤ701との歯面のクリ
アランスに充填される充填材の厚さが一定になり、成型
後の材料の収縮によるギヤ701の歯面精度の悪化を最
小限に抑えることができ、画像品質を良好に保つことが
できる。そして、周方向の剛性の変化も最小限に抑える
ことができ、ギヤ701の振動モードの形状は膜モード
等の単純な円形板に特有なモードのみとなり、剛性を上
げることで対策が可能となる。
801は、図12に示すように、ギヤ101の波面形状
と回転方向に同位相の凹凸を有しており、このことによ
り、剛性部材801の外周とギヤ701との歯面のクリ
アランスに充填される充填材の厚さが一定になり、成型
後の材料の収縮によるギヤ701の歯面精度の悪化を最
小限に抑えることができ、画像品質を良好に保つことが
できる。そして、周方向の剛性の変化も最小限に抑える
ことができ、ギヤ701の振動モードの形状は膜モード
等の単純な円形板に特有なモードのみとなり、剛性を上
げることで対策が可能となる。
【0033】又、本実施の形態によれば、実施の形態1
を具現化したものより剛性部材801の重量が軽量であ
るため、トータルな駆動力伝達用ギヤ701をより軽量
化することができるという効果が得られる。
を具現化したものより剛性部材801の重量が軽量であ
るため、トータルな駆動力伝達用ギヤ701をより軽量
化することができるという効果が得られる。
【0034】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3を図13〜図18に基づいて説明する。尚、図13
は本実施の形態に係る動力伝達用ギヤ1301の正面
図、図14は断面図、図15は背面図である。
態3を図13〜図18に基づいて説明する。尚、図13
は本実施の形態に係る動力伝達用ギヤ1301の正面
図、図14は断面図、図15は背面図である。
【0035】1401は剛性部材であり、この剛性部材
1401には高い減衰係数を有する制振鋼板が用いられ
ている。図16は剛性部材1401を取り付けていない
場合における振動変位伝達関数を示す図である。それに
対し、図13〜図15に示すように、に剛性部材140
1と共に動力伝達用ギヤ1301を型成型した場合の振
動変位伝達関数は図17に示すようになる。
1401には高い減衰係数を有する制振鋼板が用いられ
ている。図16は剛性部材1401を取り付けていない
場合における振動変位伝達関数を示す図である。それに
対し、図13〜図15に示すように、に剛性部材140
1と共に動力伝達用ギヤ1301を型成型した場合の振
動変位伝達関数は図17に示すようになる。
【0036】又、剛性部材1401は、図18に示すよ
うに、ギヤ1301の波面形状と回転方向に同位相の凹
凸を有しており、このことにより、剛性部材1401の
外周とギヤ1301との歯面のクリアランスに充填され
る充填材の厚さが一定になり、成型後の材料の収縮によ
るギヤ1301の歯面精度の悪化を最小限に抑えること
ができ、画像品質を良好に保つことができる。そして、
周方向の剛性の変化も最小限に抑えることができ、ギヤ
1301の振動モードの形状は膜モード等の単純な円形
板に特有なモードのみとなり、剛性を上げることで対策
が可能となる。
うに、ギヤ1301の波面形状と回転方向に同位相の凹
凸を有しており、このことにより、剛性部材1401の
外周とギヤ1301との歯面のクリアランスに充填され
る充填材の厚さが一定になり、成型後の材料の収縮によ
るギヤ1301の歯面精度の悪化を最小限に抑えること
ができ、画像品質を良好に保つことができる。そして、
周方向の剛性の変化も最小限に抑えることができ、ギヤ
1301の振動モードの形状は膜モード等の単純な円形
板に特有なモードのみとなり、剛性を上げることで対策
が可能となる。
【0037】この動力伝達用ギヤ1101は、画像形成
装置の振動エネルギーの周波数領域が広範囲に亘ってい
る場合に画像品質向上に特に大きな効果を発揮する。
装置の振動エネルギーの周波数領域が広範囲に亘ってい
る場合に画像品質向上に特に大きな効果を発揮する。
【0038】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、露光プロセスにレーザーを採用した電子写真プ
ロセスの画像形成装置の動力源から感光ドラムに回転動
力を伝達する駆動伝達用ギヤにおいて、剛性向上のため
の部材であって、外周に歯面と同位相の凹凸を有して成
る剛性部材を取り付けたため、画像形成装置の低振動
化、画像品質の向上、低騒音化等を図ることができると
いう効果が得られる。
よれば、露光プロセスにレーザーを採用した電子写真プ
ロセスの画像形成装置の動力源から感光ドラムに回転動
力を伝達する駆動伝達用ギヤにおいて、剛性向上のため
の部材であって、外周に歯面と同位相の凹凸を有して成
る剛性部材を取り付けたため、画像形成装置の低振動
化、画像品質の向上、低騒音化等を図ることができると
いう効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態1に係る動力伝達用ギヤの
正面図である。
正面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る動力伝達用ギヤの
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る動力伝達用ギヤの
背面図である。
背面図である。
【図4】剛性部材を取り付けていない動力伝達ギヤを用
いた場合の振動変位伝達関数を示す図である。
いた場合の振動変位伝達関数を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る動力伝達ギヤを用
いた場合の振動変位伝達関数を示す図である。
いた場合の振動変位伝達関数を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る動力伝達ギヤ外周
部の拡大図である。
部の拡大図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る動力伝達ギヤの正
面図である。
面図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係る動力伝達ギヤの断
面図である。
面図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る動力伝達ギヤの背
面図である。
面図である。
【図10】剛性部材を取り付けていない動力伝達ギヤを
用いた場合の振動変位伝達関数を示す図である。
用いた場合の振動変位伝達関数を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態2に係る動力伝達ギヤを
用いた場合の振動変位伝達関数を示す図である。
用いた場合の振動変位伝達関数を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態2に係る動力伝達ギヤ外
周部の拡大図である。
周部の拡大図である。
【図13】本発明の実施の形態3に係る動力伝達ギヤの
正面図である。
正面図である。
【図14】本発明の実施の形態3に係る動力伝達ギヤの
断面図である。
断面図である。
【図15】本発明の実施の形態3に係る動力伝達ギヤの
背面図である。
背面図である。
【図16】剛性部材を取り付けていない動力伝達ギヤを
用いた場合の振動変位伝達関数を示す図である。
用いた場合の振動変位伝達関数を示す図である。
【図17】本発明の実施の形態3に係る動力伝達ギヤを
用いた場合の振動変位伝達関数を示す図である。
用いた場合の振動変位伝達関数を示す図である。
【図18】本発明の実施の形態3に係る動力伝達ギヤ外
周部の拡大図である。
周部の拡大図である。
【図19】従来の画像形成装置の断面図である。
【図20】レーザビームスキャナユニットの平面図であ
る。
る。
【図21】従来例の画像形成装置の動力伝達部の側面図
である。
である。
101,701,1301 動力伝達用ギヤ
201,801,1401 剛性部材
3104 感光ドラム
Claims (2)
- 【請求項1】 露光プロセスにレーザーを採用した電子
写真プロセスの画像形成装置の動力源から感光ドラムに
回転動力を伝達する駆動伝達用ギヤにおいて、 剛性向上のための部材であって、外周に歯面と同位相の
凹凸を有して成る剛性部材を取り付けたことを特徴とす
る駆動伝達用ギヤ。 - 【請求項2】 前記剛性部材が少なくとも1つの材質か
ら構成され、その中の1つが制振性能を有する材料から
成っていることを特徴とする請求項1記載の動力伝達用
ギヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001201155A JP2003014088A (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | 駆動伝達用ギヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001201155A JP2003014088A (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | 駆動伝達用ギヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003014088A true JP2003014088A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19038165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001201155A Withdrawn JP2003014088A (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | 駆動伝達用ギヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003014088A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007269078A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鉄道車両用歯車装置及び鉄道車両用台車 |
| JP2009103205A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Konica Minolta Business Technologies Inc | ギヤおよびそのギヤを用いた画像形成装置 |
| JP2021001694A (ja) * | 2020-10-07 | 2021-01-07 | 日本精工株式会社 | ウォームホイールの製造方法 |
-
2001
- 2001-07-02 JP JP2001201155A patent/JP2003014088A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007269078A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鉄道車両用歯車装置及び鉄道車両用台車 |
| JP2009103205A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Konica Minolta Business Technologies Inc | ギヤおよびそのギヤを用いた画像形成装置 |
| JP2021001694A (ja) * | 2020-10-07 | 2021-01-07 | 日本精工株式会社 | ウォームホイールの製造方法 |
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